江戸初期、寛文年間(1661〜1672)の庚申塔(こうしんとう)です。
一般に庚申塔の猿は、見ザル・聞かザル・言わザルの三猿ですが、雌雄(しゆう)二匹の猿に桃の実を配した大変珍(めづら)しいものです。
桃太郎の古いかたちの昔話では、桃を食べたおジイさんとおバアさんが若返って、桃太郎という赤ちゃんが授かったということです。そのあたりと関係があるのかも知れません。
縁結びの神、交通守護の神として信仰されてきました。
拡大の撮影日は1998年1月1日。
部分拡大 サイズ 頭頂部の日月 44.3KB 雄ザル(一物つき) 36.5KB 雌ザル(顔が欠けています) 38.8KB
庚申塔関連のページ 巣鴨の庚申塚 品川神社の猿田彦神社 田端東覚寺の庚申塔 小野照崎神社の庚申塚 目白不動の倶梨伽羅不動庚申 目黒区の田道庚申塔群
神社関連の索引に戻る |