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田道庚申塔群(でんどう・こうしんとうぐん)(1998年5月7日撮影)
東京都目黒区目黒2丁目 目黒区民センターそば
 ここの道は青山方面から目黒不動に参詣(さんけい)する道だったそうで、いまでもくねくねと曲がっています。
提灯全景
左4塔右3塔
 右から、
 1677(延宝 5)造立(ぞうりゅう)の念仏供養(ねんぶつくよう)のお地蔵さま。
 1677(延宝 5)造立の青面金剛(しょうめんこんごう)。
 1695(元禄 8)造立の青面金剛。
 1680(延宝 8)造立の青面金剛。
 1695(元禄 8)造立の青面金剛。
 1692(元禄 5)造立の青面金剛。
 1713(正徳 3)造立の青面金剛。

 このように大き目の庚申塔を次々と造立しているので、当時の目黒の農民は(少なくても庄屋などの一部農民は)江戸に農作物を売ってかなり裕福だったと想像されます。

 庚申に就()いては、巣鴨の庚申塚を、青面金剛に就いては東覚寺の庚申塔をご覧ください。

 ここの青面金剛はたいへん保存状態が良く、日月・二鶏・三猿やドクロ・三つ目もハッキリわかります。



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