法文だから間違いがないとは言えません。とは言っても高度なお話ではありません。
今回、『著作権法(平成10年度)』を公開するにあたり、官報(平成九年法律八六)までチェックいたしました。
○斐閣に電話で間違いを通知しましたが、大変不愉快なめに遭いました。
なぜ善意で知らせる者が不愉快な思いをしなければならないのでしょうか。
とにかく、有斐閣『ポケット六法(平成11年度)』は間違ったまま発売されます。これ以降の発売は当館の指摘により発売前に訂正されるそうです。
今回の件で、『著作権法』の公開が遅れました。経費・労力・時間をたいへん無駄にしています。
法文の出版社は、社会的使命を自覚して、十分チェックしてください。誤植じゃないでしょう! 時期を考えて一刻も早くと図書館からの公衆電話だって言ってるのに平気で待たせるな、並んで待っている皆んなに迷惑です。くだくだ長い言い訳より、さわやかな「ありがとう」の一声が聞きたいですね。言い訳は長いほどいいと勘違いしないでください、こちらの時間を更に無駄にし、神経を逆なでするだけです。そのくせ待たせた事には全然触れない!
毎年々々、更新される『著作権法』、法律は当てにならないから各自、示談で済ませろというありがたいお上の御意向なのでしょうか。出版社も実は犠牲者なのかも……。
何ということでしょう! 当館も入力ミスを犯してしまいました。陳謝!(1999.05.21)
最新のものは法務省のデータベースをご利用ください。
- 日本国憲法
- 日本国憲法(英文)
- 著作権法(平成10年度) 訂正しました(1999.05.21)
- 著作権法 附則[抄]
- プログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律
- 大日本帝国憲法
- 治安維持法
- 旧治安維持法
- 思想犯保護観察法
- 戦陣訓
- 陸軍刑法
- 海軍刑法
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古い話ですが、当館が『著作権法』を入力した際、S堂の『模範六法(昭和62年版)』で間違いを発見しております。
S堂版を元に入力し有斐閣版『小六法』でチェックして違いを発見しました。立ち読みで金園社版と比較し、さらに有斐閣さんに電話連絡して確認したうえで、S堂さんへ訂正依頼の電話(1990.07.14)を入れました。訂正版の送付の話どころか名前も聞かず、当然、謝辞もなく、確認のためかさんざん待たせたあげく「やっぱりあまりしたか。アッハッハッハ」と笑って突然ガチャリと電話を切られてしまいました。
実に失礼な話で、それからはS堂版を使用しておりません。対照的に有斐閣さんは実に親切な対応でした、電話も折り返しでしたし……。
町の図書館で調べたところ、S堂版は少なくともその数年前から間違ったままでした。