PDD図書館管理番号 1000.9990.0001.12

PDD図書館からのお知らせ
最新の更新 2000.07.21

  1. 開館の言葉

  2. 1997.12.04 館長 獨 澄旻(どく・とうびん)

     インターネットでサーフィンしながら、「おや、俺ならこうする。」とか、「私ならこう考える」ということはありませんか。
     しかし、その考えを発信しようとすると、発想の源になったホーム・ページ(HP)を引用しなければなりません。もし、自分の考えた通りに加工しようとすると著作権の問題が発生してしまいます。そんな理由でしょうか、リンク集が大はやりです。しかし、リンク集だけでは内容が散在し、HPの意見が薄くなってしまいます。また、発想とデータ・情報の再構築こそ創造の第一歩です。
     発想の源になった意見・画像・データなども、さらにその根源はみんなのもの(PDD)だったはずです。すべてが人類の歴史と文化の上に成り立っているのです。そして、あなたこそ、その歴史と文化の継承者の一員なのです。
     もちろん、著作権を否定するつもりは一切ありませんが、反面で知的活動の足かせになっていることも事実です。でも、ここで著作権を論ずるつもりはありません。そんな時間があるのなら、著作権フリー(PDD)の世界を創ろう!
     ということで、ここに私立PDD図書館ホームページを開設します。
     もっとも、個人運動(
    1989.10.26から)としてはパソコン通信時代から行っていましたが、専用ネット開設まではできませんでした。ここ数年で、インターネットの躍進が大きく、一般の人のユーザもたくさんになりました。さらにHPの維持も金銭的に楽になってきています。そこで、まだまだ個人の域に過ぎませんが、やっと開設の決意にいたった訳です。
     皆様の発想の源になれるよう頑張ります。また、皆様のご協力をお願いします。

     (注)なぜ「私立」をつけたかというと、そのうち公立ができたら……と、考えてです。
     一方、「紐付きではない」という意味も込めました。たとえば、「公有財産」という言葉がありますが、これは「みんなの財産ではない」と同義語でしかありません。(*1)国公立の博物館などでも、その所有している資料の写真さえ著作権を主張しています。ここには公有財産という考えは全く存在していません。(/*1)検察が国家権力であり、警察は(現在は)地方権力であって、決して公僕ではありません。裁判所も庶民・大衆・市民の味方ではありません。
     やはり、「私立」の反骨精神が必要だと思います。皆様の協力が多くなり、仲間も集うようになれたらPDSのGNUのようなサークル(機関)にしたいとも思っています。ただ、その守備範囲はあまりにも広大です。それだけ、人間が知的活動を続けて来た奥深さを感じます。

    (*1)1997.12.14 追加

  3. PDDの法的根拠

  4.  PDDとはパプリック・ドメインに属するデータを指します。著作権について不明瞭なデータはPDDとはみなしません。そのPDDは著作権法によりPDDの権利が守られています。
     著作者とその遺族に対しては「第四節 保護期間」による。
     出版社に対しては「(出版権の存続期間)第八三条」による。
     その他については、著作権所有者によって著作権の限定またはPDD図書館への譲渡の宣言をしていただいた、データを取り扱います。著作権について不明瞭なデータは扱いません。
     ただし、当館が扱う他のHPへのリンクは除きます。リンク先のデータの扱いは、そのHPの規定によります。PDDとは限りませんので、十分注意して下さい。

  5. 業務と配布

  6.  私立PDD図書館はPDDの生成・収集・保管および配布を主たる業務とします。
     当館は営利を目的とせず、当館が取り扱うデータの内容範囲は、デジタル・コードに成り得る全てを目標にしております。

    (無料配布)
     原則としてPDDの無料配布を行います。ですから、当館がお贈りするデータは別段の記載がない限りPDDです。
     配布の一環としてインターネットを利用してホームページを開設しております。
     ただし、大量の画像データなどは通信で入手するのは困難ですから、データが大量になっているはずの遠い将来、送料・メディア代・手数料など実費を頂いて郵送することも考えています。

    (無料収集)
     原則としてPDDの無料収集を行います。
     ただし、こちらから入力を依頼する場合などでは、その労働報酬をお支払いいたします。
     (*7)現在は配布目的の収集を停止しています。
     パソコン通信時代には、ネットとネットが連結されておらず、データの所在を知っただけでは入手ができませんでした。しかし、インターネットではボーダレスですからデータの所在さえ分かれば原則として入手可能になっています。また、当館で紹介しているリンク集のHPなど立派なものがありますので、収集に労力を費やす意味が薄れてしまいました。利用者から何々が欲しいという要望がない限り、原則として収集は停止します。(/*7)

    (*7)1998.05.17 追加

  7. データの利用

  8. (扱い全般)
     良識の範囲内なら、転載や配布・引用・改変なども当館に何の連絡もなくなさって構いません。引用もキャプションを特別必要としません。自由にお使い下さい。

    (再配布)
     当館は一人でも多く方のご利用を願っておりますので、複写による配布や、迷惑がかからなければインターネットを始めイントラネットやパソコン通信、メールなど、積極的に無料配布して下さい。
     市販雑誌の付録のCDへの収録も歓迎いたします。
     ただし、営利を目的に当館のデータを転載や配布してはいけません。Q2ネットなどへの転載は禁止いたします。
     何を営利とみなすかは非常に難しく、当館でも具体的にはまだ考えていませんので、不明な点については問い合せて下さい。一緒に考えていきましょう。
     (*10)なお、CDに当館の全データを入れて発売しても、CD単体なら1,500円以下なら、雑誌・書籍付きなら3,500円以下(2枚なら5,000円、それ以上は1枚あたり1,500円を加算)なら承認の必要はありません。(/*10)

    (*10)1999.07.10 追加

    (データの変更・加工)
     利用者によって何らかの変更を行なった場合、データに当館の管理番号が付いているものは管理番号を削除してください。もし、残しておく場合は管理番号の後に .U を付加して、当館が把握していないデータであることを明確にして下さい。また変更者の責任所在が明らかになるようにして下さい。入力ミスを訂正した場合でも同じ扱いにしてください。
     入力ミス・改良・補填などである場合、是非PDDとして当館へ還流して下さい。
     しかし、当館のデータを元にした法文や文学作品の改竄(かいざん)などについて、当館は関知しませんが、改竄した者は社会的・法的に罰せられることがあります。

    (当館のHPへのリンク)
     何らの制限を設けませんが、PDD画像(*8)に就いてはHPの容量に合せて削除される場合がありますので、ご注意下さい。

    (*8)1999.06.06 「付録」を「PDD画像」に変更。

    (リンク承認)
     (*12)当館はリンク・フリーを掲げていますので、当館以外からリンクなさる場合に、当館の作業はなにも発生しないはずです。当館の業務でもないにも拘わらず、当館へ「リンク承認」の業務を依頼する場合には、承認依頼側への特別の奉仕となりますので承認手数料として金10万円を徴収いたします。
     ただし、当館へリンクなさることは自体は無料ですし、疑問や質問も無料でお受けいたします。(/*12)

    (*12)2000.07.21 リンク承認の項を追加。

  9. データの免責

  10.  PDDについては十分に校正を行っておりますが、重要な用件にご使用の場合には、是非もう一度ご自身で他の文献によってご確認下さい。入力ミスや転載のミスなどによる不都合があっても当館は一切の責任を負いません。

    (データの入力ミス)
     PDDに入力ミスを発見した場合には、すみやかに当館または転載・配布した方へのご連絡を希望します。ただし、利用者の義務ではありません。
     当館の文章によるPDDには先頭の行に管理番号がありますので、その番号と訂正箇所をお知らせ下さい。
     写真などにも管理番号を付けることも考えていますが、当面は行いません。もし、写真が説明と異なっていたり、写真と現状が異なっていたりした場合にも、ご連絡下さい。
     (*2)データの説明をしている主要なページには、管理番号を付加しました。(/*2)
     メール・アドレスは受付の最後にございます。

    (*2)1997.12.19 追加

  11. データの底本や対校本

  12.  
    原則として非公開(*4)とします。
     当館入力のデータのほとんどは、複数の本により校正しておりますので、オリジナル(PDD図書館版)と呼んでもよいでしょう。ただし、底本と対校本が大きく異なるものについては記録を取っておりますので、当館が納得できる理由により問い合せがあった場合には、直接ご連絡いたします。
     (*2)問い合せの時は当館の図書館管理番号も特定して下さい。当館のデータすべてなどではお受け出来ません。当館は【原則、非公開】です。当館が底本や対校本およびその違いを提供する理由は、調査した労力を生かしたいからです。当館に必要以上の労力を要求しないようにして下さい。(/*2)
     底本の書名などが公開されている場合でも、直接、出版元などへの問い合せはご遠慮下さい。出版元は法的にも「著作物の修正増減」の権利を持っています。
     なお、句点の違いはあまりにも多く、違いを記録しておりません。読み(ふりがな)の違いは記録するように心がけてはおりますが、頻繁(ひんぱん)に付けられている場合に削除しているものや、当館独自に付加しているものがあります。

    (*2)1997.12.19 追加
    (*4)1998.03.08 リンクを追加

  13. 寄付のお願い

  14.  (*11)公開していた郵便振替口座は、長い間、皆様のご利用がないため、貯金事務センターより再三にわたり閉鎖要求が来ていました。現在までの状況から判断して、今後もご寄付は望めそうもありません。これ以上、貯金事務センターにご迷惑・ご無理をお掛けできませんので、閉鎖することに決めました。
     パソコン時代を通じて、今までにご寄付を頂いた貴重な方々に厚く感謝申し上げます。
     口座は閉鎖しましたが、ご寄付頂いた方々への感謝を忘れず、ホームページは独力で継続して参る所存です。でも、十分な資料や資金はございませんので、至らないところはご勘弁ください。(/*11)
     
    ご寄付の受付報告
    (*11)1999.09.28 全面書き換え