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readmeについて(1)
PDD画像です。
内容とは関係ありません。


弁才天
東京都墨田区千歳1
丁目の江島杉山神社

1999.09.20
文責:獨 澄旻

 当館のインターネットでの公開は当初の予定より半年も遅れました。それは参考にできるreadmeがなかったからです。

 あってもそれはすべて、私の考えと正反対のcopyrightなのです。まあ、初めのころは大半が通信業者のヤラセ的ホームページや純然たる営利企業のページだったのでしょうから、しょうがなかったのでしょう。で、個人でもそうすべきだと思われたのでしょうね。そんなの必要ないと思った人でも、copyrightを表示しないにとどまったようです。
 とても残念なのはPDDと謳っている人です。私と同じ事を目指しているようですが、少し道が違うのでしょうか。それとも、どう表現していいか分からずにいるのでしょうか。
 どちらにしろ、私の方から問い合せることは控えました。その理由は、相手に対して失礼に思われたからです。PDDを公開することの苦労を知っていますから、それをジャマするような論争など、避けたい気持ちが最初から分かっているからです。

 一方、copyrightを表示しているページだって、かなり奇妙でした。
 くだくだと著作権を犯すななどと言いながら、もし自分のページに問題があったらすぐに削除いたしますと書いています。これは、とにかく書いておこう、もし問題があたら(他人の著作権を侵犯していたら)削除することで勘弁してもらおうということです。なんて馬鹿々々しいとは思いますが、素人考えやタメライ・不安などの思いを一番素直に表わしていると思います。
 でも、創作したという確信もないのに、著作権表示をすることは間違っていませんか。
 ある大学の博物館のホームページでは、すべての複製を禁止するとしてハードディスクやメモリなどこまごまと異常なほどに書き尽くしていました。インターネットでは、利用者のパソコンに複製ができることにより表示されることを理解していないようです。しかも、自動的に一時ファイルに保管されることも……。こんな管理者のいるサイトなど見る価値もないと思い、すぐに退散しました。
 つまり、皆さん、どうしていいのか分からない、または気づいていない、のです。

 参考になるreadmeがないことに気づいた私が、ない智恵を絞って書き上げたのが「PDD図書館からのお知らせ」でした。
 なにもないところから書き上げるのは、とても大変でした。PDDの入力が大変だといっても、レベルの違いではなく質が違いますね。
 饒舌(じょうぜつ)にならないよう、「私の思い」の十分の一を目指して、推敲に推敲を重ねて書き上げました。その文章にリンクを貼っていただいたりもしました(ご報告ありがとうございます!)。やっぱり、気づかれる人は気づいてくれると思いました。


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