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荊軻刺秦王(ケイカ、シンオウをさす)(1999年3月16日発行)
中国 全6種類の1枚
荊軻刺秦王(90.1KB)
荊軻と秦王の位置
【荊軻】(?〜BC.227)
 中国、戦国時代の刺客(しかく)(暗殺者)です。「衛(えい)の人」と書かれていることが多いですが、どうやら「斉(せい)の人」のようです。
 読書や剣劇が大好きでした。衛に移り慶卿(けいけい)と称(しょう)され、燕(えん)に行き、燕王()の太子(たん)の客となり、荊卿(けいけい)と称されました。
 の命令で秦王(せい)(のちの始皇帝)を刺殺(しさつ)しようとして、秦から亡命した将軍樊於期(はん・おき)の首と燕の地図を携(たずさ)えて秦の都咸陽(かんよう)(陝西省西安の北西郊)に赴(おもむ)きましたが、失敗して殺されました。

 赤の丸が抱き止められている荊軻、青の丸が箱に入れられている将軍の首(フタが開いています)、緑の丸が逃げている秦王です。

◎暗殺に赴く際、易水(えきすい)のほとりでとの別れに荊軻が詠(えい)じた『易水送別の歌』「風蕭蕭兮易水寒、壮士一去兮不復還(風(かぜ)蕭蕭(しょうしょう)として易水(えきすい)(さむ)し、壮士(そうし)ひとたび去(さ)って復(また)(かえ)らず)」で知られています(『史記』刺客列伝)。

戦国の七雄(しちゆう)
BC.207滅亡
BC.223滅亡
BC.222滅亡
斉(田斉)BC.221滅亡
BC.222滅亡
BC.225滅亡
BC.230滅亡


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