2010.11.23
文責:獨 澄旻
小学生くらいの身長の小父さんにぶつかりそうになりました。
サッとよけると、小父さんは「ワシが見えるのか? ワシは地縛霊だぞ、
悪さはせんが家に帰ったら除霊してもらうんだな」と言いました。
地縛霊さんが人とぶつかるのを見ました。
「バカヤロー、のろってやる、たたってやるー」と言っていました。
地縛霊さんが階段を踏み外しました。「ン、この階段はあやしいぞ」と言っていました。
きっと「階段」と「怪談」をかけたシャレを言うんだと思っていたら、
また踏み外して「ここにはきっと地縛霊が居るんだ!」と言いました。
地縛霊さんには地縛霊が見えないようです。
地縛霊さんがラー油肉まんを食べていました。「好きなんですか?」と聞くと、
笑いながら「地縛霊は人間よりずっとエネルギーが必要なんだ。差し入れは大歓迎だからな」と言いました。
地縛霊さんが「ワシの携帯はテレビのチャンネルだって変えられるんだぞ」と言って、旧式のリモコンを自慢そうに見せてくれました。
地縛霊さんが自転車に乗っていました。「地縛霊なのにあちこち出歩いていいんですか?」と聞くと、
ある境から外へ歩いては出られないが、自転車なら大丈夫なのだそうです。
小さな自転車をよく見ると片方にまだ補助輪が着いていました。
地縛霊さんが女子高生二人と話していました。あとで声をかけたら、幸せそうな顔をしてコーヒー牛乳をおごってくれました。
オープンキャラなので続きは皆さんで。