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他力頭脳と自力頭脳(その2)
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送電線(92.5KB)
送電線

2006.11.11
文責:獨 澄旻

 他力頭脳と自力頭脳の大きな違いに評価があります。
他力頭脳は当然、他の人からの評価が励みとなります。自力頭脳は、独り言を言いつつ自らを励ますでしょう。

 私は教育現場と関係ないので分かりませんが、多分「ほめてさせる」のが教育の主流ではないでしょうか。
 つまり、ほめる人がいればやるほめてもらえないことが明らかなことはやらないやったのにほめてもらえない。……当然のことですが、「ほめる」ことと「けなす」ことは表裏一体なのです。この事実は忘れられていると思います。
 ほめてさせることは、エサで芸をさせることと大差ありません。 奴隷制度下で奴隷に仕事をさせるドライバー(奴隷の操縦者)の発想です。 家庭内でも同じことです。単に「扱いやすい」ということで、「ほめる」ことは愛情ではありません。
 また、ほめる、ほめられるの関係は対等ではありません。そういう環境で育つことは、自立した人間になりづらいし、他人のことに気遣うこともできないでしょう。イジメの基盤ともいえるでしょう。
 そして、内面から湧き出る創造的な仕事・作業などには向かない、しかし企業戦士には理想的な人間となるのです。


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