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辞書の参照項目の自動リンク
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内容とは関係ありません。


エゾクロテン(57.5KB)
エゾクロテン
2001年2月6日発行
原画:神田 博(動物写真家)

2006.09.26
文責:獨 澄旻

 辞書項目の中から別の項目にリンクさせて、 マウスのクリックだけでジャンプさせる計画はますます遠のいています。
 たとえば「神田(しんでん)」をクリックして地名や人名の「神田(かんだ)」が 表示されたとします。これは、ほぼノイズ(雑音)と言ってよいでしょう。 頭の中に描かれていたイメージがさっと退()いてしまいます。 漢字変換と同じですね。 作家などでは、間違った変換でイメージが消えてしまうからといって わざわざ手書きにしている方もいらっしゃるそうです。
 項目リンクについても同じことが言えるでしょう。

 また、タイトル項目になくても、文章の中に説明や関連内容がある場合もあります。
 これはクリックで直接ジャンプはできません。 「検索」が必要になります。そして、必要か必要でないか読んで判断しなければ なりません。時間と労力が消費される作業です。 しかも、大勢の方が同じ作業をなさっている場合が多いのではないでしょうか。 もちろん、インターネット上ならデータもどんどん変わっていくので 同じ作業でも違った結果になることもあるでしょうが。

 しかし、必要・不必要の判断がなされていたらどうでしょう。 空いた時間で本来の頭脳労働が、またはパソコンから離れた生活時間が、 得られるのではないでしょうか。

 で、当館の『百科辞書』では出来る限り、小項目に徹することにしています。 「検索機能」があるんだから、というのは編者のおこりではないでしょうか。 また、項目が大きくなりすぎないように、出来る限り別に項目を起こして追い出すようにしています。

◎母からいただいた貴重な時間を有効利用しようと思います。
 早く元気になって帰って来てください。


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