1999.11.27
文責:獨 澄旻
この間、二度寝したときに見た、お役に立たない夢のお話です。
デジカメを持って歩いていたら、大輪のめづらしい花を見つけたのです。
思わずカメラを向けたら、そこのオヤジが現れて勝手に写すなと言うのです。
で、とてもめづらしいのでインターネットで紹介したいと言うと、
オヤジは写すのはいいが他人に見せるのはダメと言うのです。
これではPDD画像の話をしても全くの無駄と思ったので撮影をあきらめて去ろうとしたら、
オヤジはお前の写したい気持ちはその程度か、PDD図書館に対する態度はそんなものか、
とほざくのです。
カチンと来た私は延々と数時間をかけて、オヤジの突っ込みに対して丁々発止、
とうとうと説明したのです。
その間にそこの娘さんがお茶を持って来て私の応援もしてくれました。
横目で花を見たら少し萎れてきています、今度は慌てて頭を下げまくってやっと撮影の許可を得て写すことができました。
帰り道、こんな萎れた花の写真なんか使い道はない、第一、
あのオヤジは私の話した事を一つも覚えてやしない、自分の花がどれ程すばらしいか
うぬぼれているだけで、私の努力は全くの徒労だった……と、嘆いたのです。
オヤジはこう思っているだろう、わざと入手困難にさせてやったことだが、
一生懸命になって手に入れたんだ、
アイツにとっても無限の価値があるのだから、きっと大切にするだろう……。
目が覚めたとき、あの娘さんは中山エミリに似ていると思ったのです。
あっと気づいたら、あのオヤジ、タケシじゃあないか……。