PDD図書館管理番号 1000.9990.0006.00

スタッフ募集要項
暫定版の公開 1999.04.12
文責:獨 澄旻

 暫定版ですのでいろいろ問い合せてください。また提案も希望します。
1.原則として報酬はありません。
 当館の活動はまだ社会認知されていません。 そこで一つでも多くの優良なPDDを提供し続け、社会的に評価されるまで努力したいと思います。
 社会認知され評価されるようになれば、 メセナ(文化・芸術の支援活動)により当館への寄付もあり得ると思います。 個人による寄付がスタッフへの報酬をお支払いできる額になるとは考えていません。
 公的または企業による寄付が発生されることを望んでいます。 しかし積極的に寄付金を求める活動は現在、行なっていません。 やはり実績がなければ無意味でしょう。
 活動に伴う必要経費も各自の負担となりますので、数十年先をみて活動される方を望みます。
2.拘束されない活動を原則とします。
 参加するのも辞退するのも自由で、一時的に休止するのも自由です。
 活動内容も自由とします。つまり、「あれをしてください」、 「これをしてください」というお願い(指示)はありません。活動内容は各自で考えてください。
 たとえば日本文学の誰々の作品を入力したいのなら、自分の自由な時間で入力すればよいのです。 もし自分の活動のお手伝いが欲しければ他のスタッフの方に応援を求めればよいのです。
 逆に自主的に活動するだけの時間などがなければ、入力されたデータをチェックするなどの応援だけをするとか。
3.活動内容はいろいろです。
 一つは現在の内容の充実。つまり日本文学作品の新規入力とチェック・公開内容の再確認、 『人名辞典』と『国語辞書』の追加や補充・訂正など、『PDD画像』の撮影・取材・記事の作成など、 HPの見栄えをよくすることなど……、沢山(たくさん)あります。
 もう一つは内容の新規追加。 いろいろな方達が入力して散在しているPDDの作品のリンク集はやはりいろいろな方達が公開なさっていますが、 当館には、いまだリンクによる在庫目録がありません。 当館は、100字によるダイジェスト付きや、内容による分類、 つまりネコが現れる作品・イヌが現れる作品・ 恋愛の作品・失恋の作品・鎌倉時代を描いた作品・江戸時代を描いた作品・ クリスマスを描いた作品、などなど変わった分類を考えているのですが……、 なさってみませんか。
4.研究部門も作りたいと考えています。
 これはかなり先のことになると思いますが、 PDDの表示ソフトの開発なども行ないたいと思います。
 PDDを扱う個人・団体で中間データの書式を共通しかつ一般公開して、 表示ソフトは現在の画像表示ソフトのように、 縦横の表示切り替え式・縦表示専門・横表示専門や、読みもルビ式や本文に 括弧(かっこ)で表示するなど、 いろいろな方による種々のソフトが開発されることを望んでいます。
 また利用者による挿し絵が追加できるようにしたいと思っています。返本が必要ないのですから、蛍光ペンで塗ったり、 書き込みも出来る方がいいですね。そして本文に疑問や間違いを発見したら、 更新のミニ・アイコンをクリックすると当館と通信してバージョン管理で古かったら差分を受け取って本文が更新される。 それでも更新されなかったら各自で更新するとその変更データを当館に送信するかの問い合せがあり、 「OK」をクリックしたらそのデータがメールとして自動的に当館に送信され、のち調査されてから礼状メールが届いたり……。 これなら、どの作品で何行目をどうするなど、面倒なメールを作らなくたって皆さんの協力がいただける訳です。
5.データを拘束するような活動は出来ません。
 たとえば、何の作品を入力中だから他の人は入力しないで下さいとか。 また、このデータは「私」が入力したのだから個人的な使用以外には「私」の承認が必要とか。
 スタッフは当館のデータの基準にそって扱われることを納得・承認なさる方のみです。
 ただ、当館に協力して特別に公開するのなら、一般データとは別に扱いますので、 そのように指示していただければ、利用者が扱いを間違わないようにして公開させていただきます。 この場合はスタッフ(館内協力者)としてではなく館外協力者となります。

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