1998年正月から始まったNHKの大河ドラマの主人公徳川慶喜(よしのぶ,ケイキ)のお墓です。慶喜については本やドラマを見た方が面白いでしょうから何も申しません。例によって非公開かとあきらめていましたが、行ってみると「徳川慶喜公墓所」と石碑が建っています。せめてこの写真だけと思い撮りましたが、ここから門までは鉄柵で中が覗けるのです。しめたとばかり、撮ったのが下の写真です。
慶喜が亡くなったのは1913(大正2)ですが、門はもっと新しいようです。当然ながら墓所の中に入ることは出来ません。
この近くにも徳川家墓所(87.7KB)があって、そちらは江戸時代のもので、慶喜のお墓を探している間に道に迷って中に迷い込んでしまいました。実はこの門の左に寄り添って徳川何某のお墓もあり、軍人だったと思いますが写真を撮らなかったので名前は分かりません。なぜ江戸時代からの徳川家墓所に葬られなかったというと、歴代の徳川家墓所は仏式だったためとのことですから、この墓所に鳥居はありませんが神式なのでしょう(^^;)。
盛岡藩主南部利剛(としひさ)の墓も神式で、こちらには鳥居もあって狛犬もいます。
門の中の正面には徳川慶喜公事蹟顕彰碑(80.4KB)があります。
その奥の左側のお墓が徳川慶喜のもので、右側は夫人のものです。
徳川慶喜公事蹟顕彰碑をご覧になった方は、「徳川慶喜」の字が読めたと思います。樹木などで正面からは写真が撮れなかったので、柵越しに斜め横から撮ったのが右の写真です。残念ながら井戸(手動ポンプ)がかぶってしまいました。
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