【祖沖之】 429<元嘉 6>〜 500<永元 2>
中国、南北朝時代の数学者・天文学者で、范陽(はんよう)(河北省)の人です。
南朝宋の太史令(天文台長)で、 462<大明 6>『大明暦』を作成し、孝武帝に献上(けんじょう)しました。
数学書『綴術(せつじゅつ)』を著し、円周率の近似分数の約率(22÷7)と密率(355÷113)を得ています。でも、残念ながら『綴術』は現存しません。
羅針盤(らしんばん)の一種「指南車(しなんしゃ)」・千里船なども製作しています。【羅針盤】
指南車は方位磁石(ほういじしゃく)ではなく歯車が使用されていました。
手元に指南車の画像がありませんので、かなり時代が溯(さかのぼ)ってしまいますが、紀元前3世紀の指南儀器と、3世紀の記里儀器をご紹介します。
千里船については手元に資料がありません(^^;。
中国の科学者シリーズ 張 衡 ( 78〜 139) 一行禅師 ( 683〜 727) 李 時珍 (1518〜1593)
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