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エトピリカ(1999年7月23日発売)
ふるさと切手 北海道「北の鳥」4種のうちの1種
エトピリカ(74.1KB)
【エトピリカ】
 ペンギンに似ていますが、空も飛べるチドリ目ウミスズメ科エトピリカ属の潜水性海鳥(うみどり)です。
 翼(つばさ)を広げると全長約39センチメートル・体重約840グラムで、やや太っています。
 日本では北海道東部の友知島(ともしりじま)・ユルリ島・モユルリ島・大黒島(だいこくじま)などで繁殖して、常に海上で生活し、魚を捕食(ほしょく)しています。
 アイヌ語で「美しいくちばし(etu-pirika)」という名前をもつように、その縦に平らで大きなくちばしが特徴です。夏の繁殖期には、くちばしは先の半分が橙黄色で後半が黄緑色になり、顔も白く、眼の後方に淡黄色の垂れ下がる飾り羽も、なかなかオシャレです。
 でも、冬には飾り羽もとれ、顔は黒褐色になり、くちばしも褐色で、ジミになってしまいます。
 姿から「おいらんどり(花魁鳥)」とも呼ばれます。

 環境省(旧環境庁)の絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)の一つです。


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