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姫路城(ひめじじょう)(1956年9月20日発売)
兵庫県姫路市本町
姫路城(56.7KB)
 五層六階の大天守(高さ26メートル)を中心に三層の小天守三つを渡櫓(わたりやぐら)で連絡する、天守連立式の本丸を擁(よう)する平山城(ひらやまじろ)です。

 元弘(げんこう)の変の1333(<南>元弘 3,<北>正慶 2)赤松則村(のりむら)が姫山に挙兵し、14世紀半ば(1346年頃)その子の赤松貞範が山上に築城したのが最初と言われています。
 天正年間(1573〜1592)には、赤松氏の重臣小寺宗円が中国征伐の将であった豊臣秀吉に居城を提供しました。秀吉は城を整備して毛利氏と対陣しています。
 1600(慶長 5)関ヶ原の戦い後、池田輝政が城主となって大改修を行ない、1608〜1609(慶長13〜慶長14)天守が、1614(慶長19)西の丸が完成し、現在の城郭(じょうかく)が整いました。

 のち本多・松平・榊原・酒井(15万石)氏の居城となっています。
 その白い姿から「白鷺城(しらさぎじょう,ハクロジョウ)」とも呼ばれます。

◎櫓(やぐら)・門・白い土塀(どべい)など82棟からなり、日本の城郭建築の完成期の姿を伝える貴重な遺構(いこう)です。
 1993.12. 8(平成 5)法隆寺とともに世界文化遺産に認定されました。


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