【朱鷺】学名:Nipponia nippon、英語名:Japanese crested ibis
コウノトリ目トキ科の鳥で、つき(鴇)ともしゅろ(朱鷺)とも呼ばれます。
サギ(鷺)に似ていますが脚(あし)はサギよりやや短く、黒く長い嘴(くちばし)は下方に湾曲(わんきょく)しています。全長約75センチメートル、翼長40センチメートル。
全身が白色の羽毛に覆(オオ)われ、風切羽(かぜきりば)と尾羽(おばね)の基部は淡紅色(鴇色(ときいろ))を帯び、後頭に冠毛があり、顔は裸で赤く、脚も赤い。
水田や湿地(しっち)でドジョウなどの小魚やタニシ・サワガニ、昆虫なども食べます。
東アジア原産でかつては日本・朝鮮・台湾・中国・ロシアのウスリー地方など広く生息していましたが、野生種はほぼ絶滅しました。保護・飼育されているトキを自然に帰そうという運動もありますが、水田の減少や農薬など問題は山積(やまづみ)です。
国際保護鳥・国の特別天然記念物・環境省の絶滅危惧種(ぜつめつ・きぐしゅ)となっています。
佐渡のトキ(新潟県ふるさと切手):1999年7月16日発売 唯一の日本産トキ(キン) 中国からプレゼントされたヨウヨウとヤンヤン
国家重点保護野生動物(1級)第1集(45.3KB) 切手 (1)朱鷺(とき) (2)オウゴンテングアゲハ(黄金天狗揚羽) (3)ジャイアントパンダ(大熊猫) (4)耳雉(みみきじ) (5)カラチョウザメ(唐蝶鮫) (6)金絲猴(きんしこう) (7)ヨウスコウカワイルカ(揚子江河海豚) (8)タンチョウヅル(丹頂鶴) (9)シベリアトラ (10)ヨウスコウワニ(揚子江鰐) タグ (1)ニホンジカ(日本鹿) (2)アジア象(ぞう)
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