1930(昭和 5)、安井武雄(1884〜1955)の設計した、日本橋野村ビルディングです。
彼は他人の真似が大嫌いだったそうで、建築様式の国籍不明なビルを多く設計しています。
また、1926(大正15)野村銀行京都支店、1927(昭和 2)高麗橋野村ビルディング、というように他にも野村関係のビルを設計しています。
交番の位置が以前はビル正面の左にあったのですが、今は右に変わってしまいました。もし、手元に野村證券の写真があったら比較してください。写真を撮るには、この交番ははっきり言ってジャマでした。