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二重橋(1997年4月24日撮影)
東京都千代田区千代田
青枠の写真はクリックするとちょっとだけ拡大します。
皇居正門前の石橋。このあたりが記念写真の定番です。できれば伏見櫓(ふしみやぐら)も背景に入れたいですね。
もと西の丸大手橋と呼ばれていた木橋が1887(明治20)石橋に架け替えられました。
左の写真にかすかに写っている鉄橋と合せて二重橋と一般に呼ばれています。
皇居正門は江戸時代には西の丸大手門と呼ばれていました。
正門ど真ん前(左)と正門を右から見るという、ちょっと珍しいショット。
正月の一般参賀の時にはここから入ります。
石橋の右側の詰め所とフェンス。
奥の鉄橋は西の丸下乗(げじょう)橋が1888(明治21)木橋から鉄橋に、さらに1964(昭和39)新宮殿工事の際に架け替えられています。
右の写真がその際に取り替えられ、皇居東御苑内に保存されている旧二重橋飾電燈です。新しい物もまったく同じ形をしています。取り替えられた物が明治村にもあるそうです。
皇居東御苑内には、皇居正門石橋旧飾電燈も保管されています。こちらは明治村にあるか、不明です。
先に二重橋は石橋とこの橋の総称と述べましたが、正しくは(狭義には)この橋をいいます。
木製の時に上下に二重になっていたそうで、左の写真をクリックし拡大してみるとそのなごりを見る事ができます。
◎明治初年の写真もいくつか現存しているはずですが、手元にありません。また、あっても著作権問題で公開できないでしょう。
なぜできないんだ〜っと大声を上げたくなります。
公的機関で著作権をクリアして誰でも自由に使える時がきたらどんなに素晴らしいでしょう。
でも、国公立の図書館や博物館は著作権を主張し、納税者の国民・市民の使用を禁じています。
図書館や博物館って何なのでしょう。バーチャル図書館など、どれほどの価値があるのですか。
電子的保管場所ではなく、生きた使い方ができる情報を提供する事がこれからの図書館・博物館だと思うのですが。
情報の提供者はわれわれだけで、お前らは受け手に過ぎん、ではもう時代遅れでしょう。
犬の遠吠えに過ぎないかもしれませんが、当私立PDD図書館はその立場で情報を送らせていただきます。