京都・伏見城(ふしみじょう)の櫓(やぐら)をここに移したので、伏見櫓と呼びます。皇居といえば、やっぱり、この伏見櫓(78.3KB)と二重橋ですね。記念写真のメッカです。江戸城というよりは皇居っていうイメージの方が強くなっています。
メッカとは、イスラム教徒の聖地のことで、転じて「あこがれの地」を言います。日照の関係からここで記念写真を撮るには午前9時前がベストです。下の写真は午後3時少し前(1998年4月4日撮影)ですが、逆光になっています。この道何十年のプロの腕に掛ったら、どうってことないのかも知れません。
その所為(せい)か、最近は辰巳櫓(たつみやぐら)(桜田二重櫓)の前で記念写真を撮っている団体さんも見かけるようになりました。そちらは晴れの日なら何時でもさんさんと陽(ひ)があたっています。カメラマンが高いところから撮っているのは、二重橋、つまり手前の橋(西の丸大手橋)と奥の橋(西の丸下乗(げじょう))の二つの橋をはっきり撮るためです。人間の背丈じゃ、上の写真のように重なってしまいます。実は上の写真で橋脚のないところにある飾電燈は奥の橋のものです。
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