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中仙道(なかせんどう)
切手画像は中山道の馬籠宿・妻籠宿(長野県) 1999年7月16日発売
長野県馬籠宿・妻籠宿(174KB)
 なお、中山道が正しいそうです。

 しかし、庶民の間では長らく中仙道を使い親しまれてきました。もしかしたら、昔は「山」を「せん」と読める人が少なかったためかも知れません。
 どっちでもいいじゃないかと思いますが、コンピュータで処理するには一つの方が作る人間にとって楽なのです。でも、作るのは一回、使うのは無数です。よく、「コンピュータですから」と言いますが、それは全くの言い訳でしかありません。勘違いをしてはいけません。それはコンピュータの所為(せい)じゃありません。それを運用する人間が決めることです。運用者の知能程度によるのです。作ったり運用管理する側よりも、利用者側が便利かどうかで決めるべきではありませんか。
 また、正しい、正しくないの問題よりも、長年親しまれた名前の方が価値があると私は考えます。
 いつ、地名の太宰府(だざいふ)も正しい大宰府に変えさせられるのでしょうか。
 なぜ、江戸時代からあった町名の飯田町が、明治になってできた橋の名の飯田橋に変えさせられたのでしょうか。飯田橋って、住民の間では千代田区だけじゃなく新宿区側も指す、橋の両側の地域名になっていたはずです。JR飯田町駅にかろうじてその名が残されています。閑話休題(かんわきゅうだい)。

 でも、良い子の皆さんは学校では中山道と書いてくださいね。

 なお、東山道はそのまま「とうさんどう」と読みます。さて中山道中仙道どっちが便利かな。

◎PDD画像は1990年5月1日に62円で発売された切手が、額面変更して再発行されたものです。


 私的使用以外は、国名などを削除せず切手の画像のままご使用ください。
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