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武藤信義の墓(1997年5月27日撮影)
東京都文京区大塚5丁目 護国寺墓地
武藤信義の墓鳥居
 このお墓は「元帥陸軍大将男爵武藤信義墓」(77.4KB)です。

 武藤信義(むとう のぶよし)(1868〜1933)は佐賀藩士武藤信直の次男として明治元年に生れました。
 陸軍士官学校を卒業して日清戦争に従軍、陸軍大学を主席で卒業して日露戦争に出征。日本が諸外国とともにロシア革命に干渉したシベリア出兵にも陸軍中将・第三師団長として参戦しています。
 1926(大正15)陸軍大将・関東軍司令官を経て、1927(昭和 2)教育総監、1932(昭和 7)五・一五事件で引責辞職しますが、同年満州国が建国されると、関東軍司令官兼駐満全権大使兼関東州長官として赴任し、満州で亡くなっています。
 正に、軍人の鏡のような人だったのでしょう。

 ここ、護国寺には鳥居のあるお墓が盛岡藩主南部利剛などたくさんあります。



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