この白バイは、ＨＯＮＤＡのＶＦＲ７５０Ｐです。

　警察博物館の前に置かれ、だれでも触(ふ)れることができます。また、子供用の制服も用意されていますから、お子様なら試着してバイクにまたがることもできます。

　この黒バイは、ハーレーダビッドソン(１９６２年式１２００cc)です。

　1962(昭和37)から１１年間、皇族や国内外の要人の警護などに使用された側車(サイドカー)付き自動二輪車(バイク)です。
　当時、908,000円で購入されました。

　この赤バイは、米国製インディアン(１９１７年式１０００cc)です。こちらもサイドカー付きです。

　1918. 1. 1(大正 7)警視庁本部へ３台、麹町(こうじまち)・愛宕(あたご)・上野の警察署へそれぞれ１台、交通指導・取り締まりのため配備されました。赤く塗られていたので一般に「赤バイ」と呼ばれ、白バイの前身となりました。
　なお、白バイは夜間の取り締まり(月光部隊)のために白くなったという話を聞いたことがありますが、確認は取っていません。

　警察博物館(TEL 03-3581-4321)の休館日は月曜で、入館料はいりません。
　紹介のバイクのほかに昔から今までの制服や拳銃(けんじゅう)・ヘリコプター・モンタージュ写真作成などいろいろ展示されています。でも残念ながら、いま話題の科学捜査関係はあまりありませんでした。

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