PDD図書館管理番号 1000.0000.0142.00

日本水準原点標庫(1998年2月2日/10月28日撮影)
東京都千代田区永田町1丁目1番地 国会前庭北地区洋式庭園内
1998年10月28日撮影 1998年2月2日撮影
 1891. 5.(明治24)に設置された日本の標高の原点標を保護するための建物です。
 原点の高さは、東京湾の中等潮位(ちょうい)海水面上24.4140メートルだそうです。
 建物の設計者は佐立(さたち)七次郎(1856〜1922)、建築面積は14.93平方メートル、総高4.3メートルです。

 東京都教育委員会の立て札によれば「明治期の数少ない近代洋風建築として建築史上重要」だそうですから、各部を拡大してご覧ください。

ま正面(50.3KB)水準原点の文字(31.4KB)
菊の紋章が入った正面扉(48.9KB)大日本帝国と刻まれた上部(88.3KB)
石段のある下部(58.2KB)石柱が簡略された背面(42.1KB)
 またここは国会議事堂前で、陸軍参謀本部陸地測量部(建設省国土地理院の前身)の跡地でもあります。
 ここで水準点を意味するBM(bench mark)と陸軍のサクラが鋳込(いこ)まれたマンホール(54.5KB)を発見しました。

歴史関連の索引に戻る