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自由の鐘(1998年3月31日撮影)
東京都千代田区日比谷公園
正面側(73.6KB)反対側(85.2KB)
正面側反対側
自由の鐘(65.8KB)鐘の側面(80.1KB)
自由の鐘鐘の側面
 自由の鐘は日本にも世界にもたくさんあると思いますが、一番有名なのは1776. 7. 4(安永 5)アメリカで独立宣言に署名されたときに打ち鳴らされた鐘でしょう。
 その鐘は現在、署名が行われたペンシルバニア州フィラデルフィア市の独立記念館(Independence Hall)(旧州庁舎)そばのパビリオンにあり、独立と自由を象徴する鐘(Liberty Bell)として保存されています。

 この鐘の複製が日比谷公園内にあることは忘れられています。
 1952. 4.(昭和27)ダグラス・マッカーサー将軍の提案によりアメリカの匿名有志から連合軍総司令官リッジウェイ大将を通じて、(社)日本新聞協会に贈られたものです。さらに東京都に寄贈され、同年10月日比谷公園に設置されました。

 1952. 4.28(昭和27)サンフランシスコ条約の対日講和条約発効にともない、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が解消し、やっと日本は独立しました。しかしその独立は朝鮮戦争によってもたらされたものであり、日米安全保障条約はいまだに引き続いています。
 この鐘の塔にある日米の碑文の違いにも時代が感じられます。

塔の碑文
正面側の碑文(英語)
反対側の碑文(日本語)


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