PDD図書館管理番号 0001.0091.6000.24
百 科 辞 書 《ゆ》 編集:獨 澄旻
-------- ゆ ----------------------------------------------------
ゆー
【U】
○(1)⇒ゆー(U,u)
○(2)U字形・馬蹄形。U字形のもの。
○(3)[化]ウラン(ウラニウム)の元素記号。
⇒うらん(ウラン)
○(4)[軍]多用機(utility plane)の機種記号。
ゆー
【U】
【u】
○(1)[言]アルファベットの第21番目の文字。
○(2)(転じて)二十一番目。
ゆあい《ゆあひ》
【湯相】
◇[日]uai
○(1)茶の湯で、釜(カマ)の湯の沸(ワ)き具合。
参照⇒ひあい(火相)(3)
○(2)茶の湯で、釜の湯加減・温度調整。
参照⇒ひあい(火相)(4)
ゆーあいしー
【UIC】
◇[英]Union of Islamic Courts
○イスラム法廷連合の略称。
ソマリアのイスラム原理主義勢力。
参照⇒[2]あいしーしー(ICC)
〈立法議会議長〉
アウェイス(Sheik Hassan Dahir Aweys)。
◎2006. 6.(平成18)首都モガディシュ(Mogadishu)を制圧。
2006. 9.25(平成18)港湾都市キスマヨ(Kismaayo)を制圧。
ゆあさ
【湯浅】
◇[日]Yuasa
○(1)⇒ゆあさちょう(湯浅町)
○(2)[交]⇒ゆあさえき(湯浅駅)
ゆあさえき
【湯浅駅】
○[交]和歌山県有田郡(アリダグン)湯浅町(ユアサチョウ)にある紀勢本
線(紀勢西線)の駅。
広川ビーチ(ヒロカワビーチ)駅(広川町)の藤並(フジナミ)駅(有田川町)
の間。
ゆあさちょう《ゆあさちやう》
【湯浅町】
◇[日]Yuasa Cho
○和歌山県北西部、有田郡(アリダグン)の町。
ゆあつくっさくき
【油圧掘削機】
◇[英]hydraulic excavator
○(1)[建]⇒ぱわーしょべる(パワーショベル)
○(2)[建]⇒ばっくほー(バックホー)
ゆーあーる
【UR】
◇[英]Urban Renaissance Agency
○⇒としさいせいきこう(都市再生機構)
ゆーあーるえる
【URL】
◇[英]Universal Resource Locator/Uniform Resource Lo-
cator
○[通]インターネット上に存在する情報(resource)の場所(lo-
cation)を示す記述。
「アクセス手段://ホスト名/パス名」の形式。
アクセス手段は"http"や"ftp"など。
参照⇒どめいん(ドメイン)(4)
ゆあんがたせんすいかん
【ユアン型潜水艦】
【元型潜水艦】
◇[英]Yuan class submarine
○[軍]中国海軍の攻撃型通常ディーゼル式潜水艦。
中国が独自に設計・製造した最新型。
原型は全長66.33メートル、船幅6.32メートル。
改良型は全長87.27メートル、船幅7.78メートル。
「ユアン級潜水艦」,「元級潜水艦」,「041型潜水艦」とも呼ぶ。
参照⇒みんがたせんすいかん(ミン型潜水艦,明型潜水艦)
ゆあんきゅうせんすいかん《ゆあんきふせんすいかん》
【ユアン級潜水艦】
【元級潜水艦】
◇[英]Yuan class submarine
○[軍]⇒ゆあんがたせんすいかん(ユアン型潜水艦,元型潜水艦)
ゆい《ゆひ》
【由比】
◇[日]Yui
○(1)⇒ゆいちょう(由比町)
○(2)[地]⇒ゆいがはま(由比ヶ浜)
ゆい《ゆゐ》
【由井】
◇[日]Yui
○⇒ゆいちょう(由比町)
ゆいがはま《ゆひがはま》
【由比ガ浜】
◇[日]Yuigahama/Yui ga Hama
○[地]神奈川県鎌倉市南部の地名。
1〜4丁目がある。
ゆいがはま《ゆひがはま》
【由比ヶ浜】
◇[日]Yuigahama/Yui ga Hama
○[地]神奈川県鎌倉市にある、相模湾(サガミワン)に面する海岸。
東は滑川(ナメリガワ)河口を介して材木座海岸、西は稲村ヶ崎(イ
ナムラガサキ)に至る約2キロメートルの砂浜で、海水浴場として知
られる。
◎「目には青葉/山ほととぎす/はつがつを」。
山口素堂(ソドウ)が由比ヶ浜を詠(ヨ)んだ句。
★ゆいげ
【遺偈】
○[仏]僧侶の辞世の偈(仏をたたえる詩)。
「終偈(シュウゲ)」とも呼ぶ。
★ゆいげさ《ゆひげさ》
【結袈裟】
○
参照⇒すずかけごろも(篠懸衣)
ゆいしき
【唯識】
◇[梵]vijnaptimatrata
○(1)[仏]仏教学説の一つ。一切の現象はすべて内心だけに存
在し、識を離れたものは存在せず、心によって誤って分別され
たものとして説明する。
法相宗(ホッソウシュウ)の根本教義。
「唯心」とも呼ぶ。
参照⇒ゆいしん(唯心)(1)
○(2)[仏]唯識会・唯識宗(=法相宗)・唯識派・唯識論などの
略。
ゆいしきしゅう
【唯識宗】
○[仏]⇒ほっそうしゅう(法相宗)
ゆいしゃん
【ユイシャン】
【玉山】
◇[中]Yushan
○[地]玉山(ギョクザン)の中国語名。
⇒ぎょくざん(玉山)
ゆいしょうせつのらん《ゆゐしやうせつのらん》
【由井正雪の乱】
○[歴]⇒けいあんのらん(慶安の乱)
ゆいしん
【唯心】
○(1)[仏]宇宙のあらゆる存在は心性のあらわれであり、心性
を離れて存在することはなく、心性は唯一根源的な実在である
とする説。
『華厳経』の中心思想。
「唯識」とも呼ぶ。
参照⇒ゆいしき(唯識)(1)
◎唯心の浄土(ジョウド),唯心の弥陀(アミダ)
○(2)[哲]精神のみが唯一の存在であるとして、これを重視す
ること。
⇔ゆいぶつ(唯物)
◎唯心論:⇒ゆいしんろん(唯心論)
★ゆいしんろん
【唯心論】
◇[英]spiritualism/idealism
○[哲]存在論や世界観で、究極的な真実在・本体は精神的であ
るとする立場。
「スピリチュアリズム」とも呼ぶ。
◎「spiritualism」には「心霊術」,「降神術」の意味もある。
ゆいちょう《ゆひちやう》
【由比町】
◇[日]Yui Cho
○静岡県の中央部、庵原郡(イハラグン)の町。
駿河湾に臨み、サクラエビ(桜海老)の漁獲で知られる。
〈面積〉
23.03平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)1万0,369人。
◎東海道五十三次の一つ。蒲原(カンバラ)と興津(オキツ)の間で、
「由井」とも書く。日本橋から約151キロメートルの地。
興津との間に薩(「土」偏+「垂」)(サツタ)峠の難所があった。
1889(明治22)町制施行。
ゆいぶつ
【唯物】
○[哲]物質のみが唯一の存在であるとして、これを重視するこ
と。
⇔ゆいしん(唯心)
◎唯物論:⇒ゆいぶつろん(唯物論)
★ゆいぶつろん
【唯物論】
◇[英]materialism
○[哲]
⇔かんねんろん(観念論)
◎インド:参照⇒ろかやだ(路伽耶陀)
ロシアの唯物論の祖:⇒ろものーそふ(ロモノーソフ)
★ゆいま
【維摩】
◇[中]Weimo
○(1)[人]([梵]Vimalakirti)中インドの毘舎離国([梵]Vesali)
(ビシャリコク)の大商人。
「維摩詰([中]Weimojie)(ユイマキツ)」,「維摩居士([中]Weimo Ju-
shi)(コジ)」,「ヴィマラキルティ」とも呼ぶ。
参照⇒びしゃりこく(毘舎離国)
○(2)[仏]維摩会(ユイマエ)の略称。
○(3)[仏]『維摩経(ユイマギョウ)』の略称。
ゆいまきつ
【維摩詰】
◇[中]Weimojie
○[人]⇒ゆいま(維摩)(1)
ゆいまこじ
【維摩居士】
◇[中]Weimo Jushi
○[人]⇒ゆいま(維摩)(1)
ゆいれーる
【ゆいレール】
○[交]沖縄都市モノレールの通称。
⇒おきなわとしものれーる(沖縄都市モノレール)
ゆーいんぐ
【ユーイング】
◇James Alfred Ewing(ジェームズ・アルフレッド・ユーイン
グ)
○[人]イギリスの物理学者・工学者(1855〜1935)。
エジンバラ大学で学ぶ。
1878(明治11)来日、御雇い外国人として東京大学で機械工学
を講義。日本の地震研究に先駆的役割を果たす。1883(明治16)
帰国。
ケンブリッジのキングズカレッジ教授・海軍教育長官・エジ
ンバラ大学副総長などを歴任。
参照⇒『人名辞典』せきや せいけい(関谷 清景)
◎1880年代にグレイとともにグレイ・ユーイング型の上下動地
震計を考案。
ゆう《いふ》
【邑】
◇[中]yi
○(1)むら(村)。農村集落。
○(2)くに(国)。部族国家。
○(3)(中国で)地方都市。県。
ゆう《ゆふ》
【木綿】
○コウゾ(楮)の皮をはいで、その繊維を蒸して水に浸し、裂(サ)
いて糸としたもの。
主(オモ)に幣(ヌサ)に用い、神事の際に榊(サカキ)にかけて垂らす。
◎「もめん(木綿)」,「キワタ(木棉,木綿)」とも読む。
参照⇒もめん(木綿),きわた(キワタ,木棉,木綿)
ゆういがん《いういがん》
【優位眼】
◇[英]dominant eye
○⇒ききめ(利き目,利き眼)
ゆうおう《ゆうわう》
【雄黄】
○(1)[鉱]⇒せきおう(石黄)
○(2)[漢][鉱]鶏冠石。
⇒けいかんせき(鶏冠石)
◎雌黄(シオウ):⇒せきおう(石黄)
○(3)[色]⇒ゆうおういろ(雄黄色)
★ゆうおういろ《ゆうわういろ》
【雄黄色】
○[色]
単に「雄黄」とも呼ぶ。
参照⇒しおういろ(雌黄色)
◎C=0,M=34,Y=62,B=0。
ゆうか《いうくわ》
【雄花】
○[植]⇒おばな(雄花)
★ゆうかい《いうかい》
【誘拐】
◇[英]kidnapping/abduction
○
英語で「アブダクション」とも呼ぶ。
参照⇒しゃんはい(シャンハイ),きどなっぷ(キドナップ)
◎1963. 3.31(昭和38)東京で村越吉展(ヨシノブ)ちゃんが誘拐さ
れ、 4.25警視庁は犯人の声をテレビ・ラジオで一般公開し協
力を求めたが、1965. 7. 5(昭和40)遺体で発見された。
★ゆうがお《ゆふがほ》
【ユウガオ】
【夕顔】
○(1)[植]([学]Lagenaria siceraria var.hispida)ウリ目(Cu-
curbitales)ウリ科(Cucurbitaceae)ヒョウタン属(Lagenaria)
のツル性(蔓性)一年草。ヒョウタン(瓢箪)([学]Lagenaria
siceraria var. gourda)と同種。
果実は7〜10キログラムにもなり、苦みのない栽培品種から
カンピョウ(干瓢)を作る。
漢名は「ころ(葫蘆,胡盧)」。
参照⇒かんぴょう(かんぴょう,カンピョウ,干瓢,乾瓢)
◎夏の季語。
○(2)[植]ナス目(Solanales)ヒルガオ科(Convolvulaceae)サツ
マイモ属(Ipomoea)のヨルガオ(夜顔)の別称。
⇒よるがお(ヨルガオ,夜顔)
★ゆうがお《ゆふがほ》
【夕顔】
○(1)[植]⇒ゆうがお(ユウガオ,夕顔)
○(2)[文]『源氏物語』第四帖の巻名。
○(3)[劇]能の一つ。
ゆうがとう《いうがとう》
【誘蛾灯】
◇[英]light trap.
○[農][虫]昆虫の走光性を利用して害虫を駆除(クジョ)する灯火
装置。
田畑・庭園などに設置し、夜に点灯してガ(蛾)などを誘(オビ)
き寄せ、集まって来た虫を下に置いてある水・石油・薬剤など
に入らせて捕殺するもの。
◎夏の季語。
ゆうかん《ゆふかん》
【夕刊】
○[報]夕方に発売・配達される日刊新聞。
⇔ちょうかん(朝刊)
◎日本最初の夕刊は、1877.10.12(明治10)に創刊された「東京
毎夕新聞」。
1944. 3.(昭和19)戦時体制強化のため夕刊が廃止される。
ゆうき
【勇気】
○勇(イサ)ましい心。物事を恐れない意気。
◎勇気凛々(リンリン),勇気百倍,勇気が出る,勇気が湧(ワ)く
勇気の出し方:参照⇒たんでん(丹田)
ゆうき《ゆふき》
【結城】
◇[日]Yuki
○(1)⇒ゆうきし(結城市)
○(2)⇒ゆうきぐん(結城郡)
○(3)結城紬(ツムギ)の略称。
⇒ゆうきつむぎ(結城紬)
○(4)[歴]氏姓の一つ。
⇒ゆうきうじ(結城氏)
ゆうき
【雄基】
◇[朝]Unggi
○[歴]⇒ゆうきし(雄基市)
★ゆうきいーえる《いうきいーえる》
【有機EL】
◇[英]organic electroluminescence
○[電]
参照⇒えれくとろるみねんす(エレクトロルミネセンス,エレ
クトロ・ルミネセンス)
◎源泉技術:参照⇒ゆーでぃしー(UDC)
◎2007.11.22(平成19)ソニー、有機ELテレビを発売。
★ゆうきうじ《ゆふきうじ》
【結城氏】
◇[日]Yuki Uji
○[歴]中世、下総国(現:千葉県北部と茨城県南西部)の豪族。
藤原秀郷(ヒデサト)五世の孫頼行を始祖とする。
結城晴朝(ハルトモ)(1534〜1614)に嗣子がなく、豊臣秀吉の養子
で徳川家康の次男於義伊(オギイ)(秀康)(1574〜1607)を養子に迎
える。
1600(慶長 5)秀康の転封に従い越前国北ノ庄(現:福井県福井
市)に移る。
★ゆうきかごうぶつ《いうきくわがふぶつ》
【有機化合物】
◇[英]organic compound
○(1)[化]炭素を含む化合物の総称。
参照⇒あみんかごうぶつ(アミン化合物)
○(2)[古][化]
ゆうきぐん《ゆふきぐん》
【結城郡】
◇[日]Yuki Gun
○茨城県南西部の郡。
八千代町(ヤチヨマチ)のみ。
◎2006. 1. 1(平成18)石下町(イシゲマチ)、水海道市(ミツカイドウシ)
(現:常総市)に編入。
2006. 1. 1(平成18)千代川村(チヨカワムラ)、下妻市(シモツマシ)に編
入。
ゆうきし《ゆふきし》
【結城市】
◇[日]Yuki Shi
○茨城県西部の市。
◎もと水野氏の城下町。
ゆうきし
【雄基市】
◇[朝]Unggi si
○[歴]朝鮮半島北東部、咸鏡北道(Hamgyong-buk-do)(カンキョウホクド
ウ)東北部の雄基郡(Unggi-gun)にあった朝鮮民主主義人民共和
国(北朝鮮)の港湾都市。
現在は羅先市(Rason-si)(ラソン市)の一地区先鋒(Sonbong)
(センポウ)(ソンボン)。
北緯42.32°、東経130.40°の地。
日本海に面し、清津(Cheongjin)(セイシン)(チョンジン)・羅津
(Najin)(ラシン)(ナジン)とともに北朝鮮三津の一つ。
朝鮮語名は「ウンギ市(雄基市)」。
参照⇒らそんし(ラソン市,羅先市)
★ゆうきすずかごうぶつ《いうきすずくわがふぶつ》
【有機スズ化合物】
【有機錫化合物】
○[化]
環境ホルモン作用の疑いがある。
フジツボなどの付着を防ぐため、船舶の塗料に使用されてい
る。日本の造船業界では1990年代初めまでに使用を中止してい
る。
◎トリブチルスズ(錫):⇒てぃーびーてぃー(TBT)
トリフェニルスズ(錫):⇒てぃーぴーてぃー(TPT)
★ゆうきつむぎ《ゆふきつむぎ》
【結城紬】
○茨城県結城市とその周辺の農家で副業として織られはじめた
高級和服地の絹織物。渋い色合いとふっくらした手触りが特徴。
◎1956(昭和31)国の重要無形文化財に指定。
★ゆうきひりょう《いうきひれう》
【有機肥料】
◇[英]
○[農]植物質や動物質から成る肥料。植物または動物由来(ユライ)
の物質またはその物質から製造された肥料。
◎有機肥料を使用した農地は化学肥料を使用した農地より地温
が数度も高く、冷害に強い。
ゆうぎょう《いうぎやう》
【游行】
◇[中]youxing
○(中国語で)行進。
⇒こうしん(行進)
◎「こう(行)」と読むと中国語では"hang(行)"となるので「ゆう
こう」とは読まない。
参照⇒ゆうこう(遊行)
ゆうげき《いうげき》
【遊撃】
○(1)[軍]あらかじめ攻撃すべき敵を定めないで、戦列外にあっ
て、時に応じて敵に襲いかかり、また味方を援護したりするこ
と。
正規軍としてゲリラ戦を行うこと。
参照⇒げりら(ゲリラ)
◎遊撃隊
○(2)[運](野球の)遊撃手の略称。
★ゆうげしょう《ゆふげしやう》
【夕化粧】
○()
○()[植]オシロイバナ(白粉花)の別称。
⇒おしろいばな(オシロイバナ,白粉花)
ゆうけん《いうけん》
【郵券】
○[通]郵便切手の別称。
⇒ゆうびんきって(郵便切手)
★ゆうげんがいしゃ《いうげんぐあいしや》
【有限会社】
○[経]
「有限責任会社」とも呼ぶ。
参照⇒かぶしきがいしゃ(株式会社),えるえるしー(LLC),
えるえるぴー(LLP)
〈略記〉
Inc.(incorporated):アメリカ。
Ltd.(limited company):イギリス。
GmbH(Gesellschaft mit besch-raenkter Haftung):ド
イツ。
S.r.l.(Societa a responsabilita limitata):イタ
リア。
ゆうげんせきにんがいしゃ《いうげんせきにんぐあいしや》
【有限責任会社】
○(1)[経]⇒えるえるしー(LLC)
○(2)[経]⇒ゆうげんがいしゃ(有限会社)
ゆうこ
【熊虎】
○(1)クマ(熊)とトラ(虎)。
○(2)(転じて)勇猛な人のたとえ。
「熊羆(ユウヒ)」とも呼ぶ。
ゆうこう《いうかう》
【遊行】
○(1)遊び歩くこと。うかれ歩くこと。
○(2)⇒ゆぎょう(遊行)
◎中国語で「游行(youxing)(ユウギョウ)」は「行進」のこと。
参照⇒ゆうぎょう(游行)
★ゆうこうちゅう《いうこうちゆう》
【ユウコウチュウ】
【有孔虫】
◇[学]foraminifer
○[動]肉質虫亜門(Sarcodina)有孔虫綱(Foraminifera)ユウコ
ウチュウ目(Foraminiferida)の原生動物。
大きさは直径20マイクロメートル〜数センチメートルで、形
は多様。
殻(外皮)は炭酸カルシウムを含むことが多い。
分裂・分芽によって増殖。
ほとんどが海産で、海底や海藻などに付着して生活するもの
も多いが、海中を自由に浮遊するものもいる。
◎顆粒状根足虫綱(Granuloreticulosea)とも。
ゆうこく《いうこく》
【憂国】
○(1)国家のことを憂(ウレ)え思うこと。国家の安危を心配する
こと。
○(2)国家のために苦労すること。
◎憂国の士,憂国党
ゆうこくとう《いうこくたう》
【憂国党】
○[歴]⇒さがのらん(佐賀の乱)
ゆうざい
【融剤】
◇[英]flux
○[冶][化]冶金(ヤキン)・窯業(ヨウギョウ)や化学分析で、鉱石・金
属・残滓(ザンシ)などを加熱して熔かすとき、その物質の融点よ
りも低い温度で融解するように混合する物質。
アルミニウムの電気精錬では、アルミナ(酸化アルミニウム)
に氷晶石を加える。
「フラックス」とも呼ぶ。
参照⇒うわぐすり(釉,上薬)
ゆうし
【勇士】
○強く勇(イサ)ましい人。つわもの(兵)。
ゆうし
【勇姿】
○勇(イサ)ましい姿(スガタ)。
ゆうし《いうし》
【猶子】
○(1)兄弟の子。甥(オイ)・姪(メイ)。
○(2)[国]養子・義子。とくに兄弟・親戚の子を養子にしたも
の。
ゆうし《いうし》
【遊子】
○家を離れて他郷にある人。旅人。
★ゆうし《いうし》
【遊糸】
○(1)[虫]⇒ごっさまー(ゴッサマー)(1)
○(2)[気]⇒かげろう(陽炎)
○()
★ゆうじかんれんさんぽう《いうじくわんれんさんぱふ》
【有事関連三法】
【有事関連3法】
○[法]武力攻撃事態法・改正自衛隊法・改正安全保障会議設置
法の総称。
有事とは日本の領土・領海内に限らず周辺地域の武力攻撃予
測事態をも含むことに成り、憲法に抵触している。
参照⇒こくみんほごほう(国民保護法)
◎1977(昭和52)福田赳夫首相の下で有事法制の研究に着手。
2003. 5.15(平成15)衆議院本会議で可決。
2003. 6. 6(平成15)参議院本会議で可決・成立。
ゆうしつ《いうしつ》
【幽室】
○(1)暗くもの静かな部屋。
○(2)牢獄。
ゆうしてっせん《いうつてつせん》
【有刺鉄線】
◇[英]barbed wire
○撚(ヨ)り合せた針金に、短く鋭く切った針金をトゲのように
からませたもの。
「ばらせん(茨線,荊棘線)」とも呼ぶ。
参照⇒てつじょうもう(鉄条網)
◎19世紀後半、アメリカ西部で家畜のサク(柵)として使われ始
めた。
ゆうしぶんれつ《いうとぶんれつ》
【有糸分裂】
◇[英]mitosis、[独]Mitose
○[生]細胞分裂の一形式。
染色体や紡錘体(spindle)などの糸状構造を形成して行われ
る細胞核の分裂。
体細胞分裂と減数分裂(meiosis)とがある。
ゆうしゃく《いうしやく》
【遊尺】
◇[英]vernier
○[理][工]⇒ばーにや(バーニヤ)
★ゆうしゅう《いうしう》
【幽州】
◇[中]Youzhou
○(1)[歴][中国伝説]古代中国、十二州(Shi'er Zhou)の一つ。
参照⇒じゅうにしゅう(十二州)
○(2)[歴]現在の河北省・山東省の一部・遼寧省の一帯の古称。
○(3)[歴]戦国時代、燕(Yan)(エン)の別称。
⇒えん(燕)(1)
○()[歴]
◎華北平原の北東部で「奥まった土地」の意味。
★ゆうしゅうかん《いうしうくわん》
【遊就館】
○東京都千代田区の靖国神社境内裏にある武器展覧場。
参照⇒いちがやきねんかん(市ヶ谷記念館)
◎主として伊東忠太の指揮により、1931(昭和 6)竣工。
★ゆうしゅどうぶつ《いうしうどうぶつ》
【有鬚動物】
◇[羅]Pogonophora
○[動]無脊椎動物の一門(phylum)。
頭部からヒゲのような触手が生え、その数は種類によって一
本ないし二百数十本。
深海の泥底に生息する。
「ヒゲムシ(鬚虫)」,「管鬚(クダヒゲ)動物」,「ポゴノフォラ」,「ポ
ゴノホラ」とも呼ぶ。
参照⇒ましこひげむし(マシコヒゲムシ)
★ゆうじょ《いうぢよ》
【遊女】
○
「娼妓(ショウギ)」,「娼婦(ショウフ)」,「女郎(ジョロウ)」とも呼ぶ。
江戸時代、上級の遊女を「傾城(ケイセイ,ケイセン)」,「傾国(ケイコク)」と
も呼んだ。
◎遊女発祥の地:⇒むろつ(室津)(1)
言葉:⇒さとことば(里言葉)(2)
ゆうしょう
【湧昇】
◇[英]upwelling
○[海]深層の海水が表層まで上昇する現象。
表層の海流が大陸などの沖で方向転換する際、水圧が低くなっ
て深層の海水が上昇する湧昇流が発生する。
深層の海水には海底に沈降した生物由来のリン・窒素などの
栄養塩を多く含み、上昇して表層で発散すると光合成植物プラ
ンクトンの養分となり、そのプランクトンを食する魚や、その
魚を食する大形魚類・鳥類などが集まり、好漁場となる。
カリフォルニア沖やペルー沖などが知られる。
ゆうしょうりゅう《ゆうしようりう》
【湧昇流】
◇[英]upwelling current
○[海]深層の海水が表層まで上昇する水流。
「上昇流」とも呼ぶ、
参照⇒ゆうしょう(湧昇)
ゆうすい
【湧水】
【涌水】
○[地]⇒わきみず(湧き水,涌き水)
ゆうすいちょう《ゆうすいちやう》
【湧水町】
◇[日]Yusui Cho
○鹿児島県北東部、姶良郡(アイラグン)の町。東部を宮崎県に隣接。
◎2005. 3.22(平成17)栗野町(クリノチョウ)・吉松町(ヨシマツチョウ)の2
町が合併して発足。
ゆうすしきどき
【夜臼式土器】
○[歴]縄文終末期の土器の一種。
弥生早期とも言われている。
◎福岡県糟屋郡(カスヤグン)新宮町(シングウマチ)の夜臼遺跡から出土
し命名。
ゆうずつ《ゆうづつ》
【夕星】
【長庚】
○[天]⇒よいのみょうじょう(宵の明星)
ゆうせい《いうせい》
【郵政】
○[通]郵便に関する行政。
参照⇒ゆうせいさんじぎょう(郵政三事業)
◎郵政記念日:4月20日。
◎2003. 4. 1(平成15)日本郵政公社を発足。
2005.10.14(平成17)参議院本会議で郵政民営化関連法(郵政
民営化法、日本郵政会社法、郵便事業会社法、郵便局会社法、
独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構法、郵政民営化
関係法整備法の6法)が成立が可決・成立。
2006. 1.23(平成18)日本郵政株式会社、発足。
2007.10. 1(平成19)民営化によって持ち株会社日本郵政の傘
下に、郵便事業・郵便局・ゆうちょ銀行(郵便貯金銀行)・かん
ぽ生命保険(郵便保険会社)の4社に分社化。
参照⇒にほんゆうせいこうしゃ(日本郵政公社),にっぽんゆ
うせい(日本郵政)
◎2002. 1.31(平成14)イギリスの郵便サービス委員会は、全て
の郵便事業を2006年3月までに完全自由化すると発表。
ゆうせい《いうせい》
【遊星】
◇[英]planet
○[天]⇒わくせい(惑星)(1)
ゆうせい《いうせい》
【優生】
○[医]優良な生命・生体の意味。
◎優生学:⇒ゆうせいがく(優生学)
優生手術:⇒ゆうせいしゅじゅつ(優生手術)
優生保護法:⇒ゆうせいほごほう(優生保護法)
ゆうせいいでんびょう《いうせいゐでんびやう》
【優性遺伝病】
◇[英]dominant genetic disorders/dominant hereditary
disease
○[病]片親が遺伝病のキャリア(保因者)でも発病する遺伝病。
子供が発病する確立は二分の一。
参照⇒いでんびょう(遺伝病)
ゆうせいか《いうせいくわ》
【雄性花】
○[植]⇒おばな(雄花)
ゆうせいがく《いうせいがく》
【優生学】
◇[英]eugenics
○[医]人類の遺伝的素質の改善を研究する学問。
結婚問題を科学的に研究し、悪質の遺伝形質の淘汰(トウタ)と
優良なものを保存することを目的とする。
1883(明治16)イギリスの遺伝学者フランシス・ゴールトン
(Francis Galton)(1822〜1911)が首唱。
参照⇒ゆうせいほごほう(優生保護法),ゆうせいしゅじゅつ
(優生手術),かりかっくけ(カリカック家)
ゆうせいきょく《いうせいきよく》
【郵政局】
○[歴][通]総理府郵政事業庁(旧:郵政省)の地方機関。
郵政事業庁を本部とし、その指示に従って郵便局の管理や郵
政三事業の営業・企画などにあたる。
北海道・東北・関東・東京・信越・北陸・東海・近畿・中国
・四国・九州の11地方郵政局と沖縄総合通信事務所がある。
「地方郵政局」とも呼ぶ。
◎2003. 4. 1(平成15)日本郵政公社、郵政局を原則廃止し12支
社・1事務所体制に再編。関東郵政局から神奈川県・山梨両県
を独立させ南関東支社とする。
ゆうせいさんじぎょう《いうせいさんじげふ》
【郵政三事業】
○[古]郵便局で扱っている郵便・郵便貯金・簡易保険の三つの
国営事業。
ゆうせいじぎょうちょう《いうせいじげふちやう》
【郵政事業庁】
○[古]⇒にほんゆうせいこうしゃ(日本郵政公社)
ゆうせいしゅじゅつ《いうせいしゆじゆつ》
【優生手術】
○[医]優生保護法に基づく断種手術。
不良な子孫の出生を防止や母体保護のためにする不妊手術で、
精管を結びまたは切断して精子の射出を防ぎ、あるいは卵管を
くくり結んで受胎させないなど、生殖腺を除去しないで生殖を
不能にする。
参照⇒ゆうせいほごほう(優生保護法),ゆうせいがく(優生学)
★ゆうせいしょう《いうせいしやう》
【郵政省】
◇[英]Ministry of Posts and Telecommunications
○[歴][通]郵便・電信の行政を扱う中央官庁。
2001. 1. 6(平成13)郵便や郵便貯金などの事業部門は総務省
郵政事業庁、その他は総務省に統合。
2003. 4. 1(平成15)改組して日本郵政公社を発足。
参照⇒にほんゆうせいこうしゃ(日本郵政公社)
ゆうせいしょう《いうせいしやう》
【郵政相】
○[歴][政]郵政大臣。国務大臣の一つ。
ゆうせいちょきんかいかん《いうせいちよきんくわいくわん》
【郵便貯金会館】
○[古]⇒めるぱるく(メルパルク)
ゆうせいほごほう《いうせいほごはふ》
【優生保護法】
○[歴][法]優生学的見地から不良な子孫の出生を防止し、母体
の生命・健康を保護する目的とする法律。
優生手術・人工中絶・受胎調節の指導などを規定。
参照⇒ゆうせいがく(優生学),ゆうせいしゅじゅつ(優生手術)
◎1948(昭和23)公布。
第1条に「不良な子孫の出生を防止する」とあり、1994(平成
6)カイロ国際人口会議で優生思想に基づくこの法律が批判さ
れ、改正案が1996. 9.(平成 8)母体保護法として施行される。
◎戦前には「国民優生法」1939(昭和14)公布、1940(昭和15)施行
があった。
ゆうせん《いうせん》
【郵船】
○(1)一定の宿場から宿場へ通う船。
◎三菱郵船会社,日本郵船
○(2)[通]郵便船の略。
ゆうせんしっぽう《いうせんしつぽう》
【有線七宝】
○⇒しっぽうやき(七宝焼き,七宝焼)
ゆうせんてれび《いうせんてれび》
【有線テレビ】
◇[英]cable television/community antenna television
○[放][通]⇒しーえーてぃーぶい(CATV)
ゆうそうし《いうさうし》
【有巣氏】
◇[中]Youchao Shi
○[人]中国古代の伝説上の聖人。
鳥が巣を営むのを見て、それまで穴居していた人類に家をつ
くることを教えたという。
参照⇒さんこう(三皇)
ゆうそうし《いうそうし》
【遊走子】
◇[英]zoospore/swarm spore
○[生]藻類・菌類などの原生動物で、無性生殖を行う胞子(生
殖細胞)の一種の内、鞭毛(ベンモウ)または繊毛(センモウ)を有し、こ
れを動かして水中を運動する能力があるもの。
遊走子嚢(zoosporangium)と呼ぶ胞子嚢の中で多数つくられ、
水中へ放出されてしばらく鞭毛などで遊泳し、適当な基質物へ
付着できると鞭毛などがとれ、発芽して新しい成体となる。
「動胞子(ドウホウシ)」とも呼ぶ。
★ゆうそくこじつ
【有職故実】
○公家・武家の儀礼行事上の法式。
ゆうぞんしゃ《いうぞんしや》
【猶存社】
○[歴]大正後期の右翼団体(1919〜1923)。
大川周明(シュウメイ)・満川亀太郎(ミツカワ・カメタロウ)が計画し、1919.
8.(大正 8)上海にいた北一輝を仲間に入れ、北が創立する。
大川・西田税(ミツギ)らが加わり、大川と満川が中心的に活動。
日本帝国の改造とアジア民族の解放を唱えた。
機関紙「雄叫」を刊行、北は『日本改造法案大綱』を著す。
1923(大正12)五・一五事件で大川と北が対立して解散。翌年
1924(大正13)大川は行地社(コウチシャ)を結成する。
参照⇒にほんかいぞうほうあんたいこう(日本改造法案大綱),
こうちしゃ(行地社)
◎北は尉官級以下の青年将校に、大川は佐官級の中堅将校に関
係が強く、農村不況を背景とする青年将校と個人的権力欲の中
堅将校との溝も関係していた。
★ゆうだ《いうだ》
【ユウダ】
【游蛇】
○[爬]トカゲ目(Squamata)ナミヘビ科(Colubridae)ユウダ属
(Natrix)のヘビ類の総称。
参照⇒やまかがし(ヤマカガシ,赤楝蛇,山楝蛇)
ゆうたい《いうたい》
【郵袋】
○[通]郵便物を入れて輸送する袋。
旧称は「行嚢(コウノウ)」。
ゆうたいばんるい《いうたいばんるい》
【有胎盤類】
◇[英]placental mammals
○[哺]⇒しんじゅうるい(真獣類)(2)
★ゆうたいもく《いうたいもく》
【有袋目】
◇[学]Marsupialia
○[古][哺]有袋上目(Marsupialia)の旧称。
「フクロネズミ目」とも呼ぶ。
★ゆうたいりだつ《いうたいりだつ》
【幽体離脱】
◇[英]astral projection/out-of-body
○[心]超心理学で、生きている人の霊魂が肉体から抜け出る現
象。
特に、臨死体験(near-death experience)でのその現象。
日本では古くから「いきすだま(生霊,生魑魅,窮鬼)」,「いきりょ
う(生霊)」などと呼ばれている。
ドイツ語の「ドッペルゲンガー(Doppelgaenger)」もその一種
とされる。
◎星気体(astral body):⇒あすとらるぼでぃ(アストラル・ボ
ディ)
ゆうだち《ゆふだち》
【ゆうだち】
○[軍][海]海上自衛隊の「むらさめ型」護衛艦(DD103)。
基準排水量4,550トン。
長崎県佐世保基地所属。
◎1999. 3. 4(平成11)竣工。
2004.11.(平成16)護衛艦「くらま」とともに日本領海に侵犯し
た中国の原子力潜水艦を追尾。
ゆうだち《ゆふだち》
【夕立】
○(1)[気]夏の夕べなどに急に激しく降る大粒の雨。雷を伴い
やすい。
「夕立の雨」とも呼ぶ。
参考⇒はくう(白雨)
◎夕立は三日(ミッカ):夕立は三日くらい続くということ。
○(2)風・雲・波などが夕方に起こり立つこと。
ゆうたつ《いふたつ》
【悒怛】
○[歴]⇒えふたる(エフタル)
ゆうたん
【熊胆】
○[薬]⇒くまのい(熊の胆,熊胆)(1)
ゆうちょ《いうちよ》
【郵貯】
○[経]郵便貯金の略称。
⇒ゆうびんちょきん(郵便貯金)
ゆうちょう《ゆうちやう》
【由宇町】
◇[日]Yu Cho
○山口県東部、玖珂郡(クガグン)の町。
ゆうちん
【雄鎮】
○⇒ゆうはん(雄藩)
ゆうづき
【夕月】
○[楽]なかにし礼(レイ)作詞、三木たかし作曲の歌謡曲。
歌は黛ジュン(マユズミ・ジュン)。
◎1968. 9.(昭和43)レコード発売。
ゆうづつ
【夕星】
【長庚】
○[天]⇒よいのみょうじょう(宵の明星)
ゆうづる《ゆふづる》
【夕鶴】
○[文]木下順二(ジュンジ)(1914〜)作の民話劇。
民話劇「鶴の恩返し」を戯曲化したもの。
◎1949(昭和24)初演。
ゆうてい《いうてい》
【遊底】
◇[英]breechblock
○自動銃の機関部の可動閉鎖機構。
機関部内部にある装置で、前後にスライドして弾薬(実包)の
装填(ソウテン)・発射・空薬莢(カラヤッキョウ)の排出を行う。また、発
射時には銃尾を閉鎖して爆発圧が後方に逃げるのを防止する。
「ブリーチブロック」,「スライド([英]slide)」とも呼ぶ。
参照⇒はいきょうし(排莢子),しょーとりこいる(ショートリ
コイル,ショート・リコイル)
★ゆうているい《いうているい》
【有蹄類】
◇[英]ungulates
○[哺]四肢端の爪が角質の蹄(ヒヅメ)に発達した哺乳類の総称。
ウシ目(偶蹄類)・ウマ目(奇蹄類)・ゾウ目(長鼻類)など。
◎近蹄類,分趾蹄
ゆうてんじ《いうてんじ》
【祐天寺】
◇[日]Yutenji
○(1)東京都目黒区中目黒にある寺。明顕山善久院。
◎1718(享保 3)祐天上人隠棲の庵に没後弟子の祐海が開創して、
祐天を追請開山とする。
第二次世界大戦中の朝鮮半島出身者の遺骨1,135柱を保管。
○(2)東京都目黒区の中央部にある地名。
○(3)[交]⇒ゆうてんじえき(祐天寺駅)
ゆうてんじえき《いうてんじえき》
【祐天寺駅】
○[交]東京都目黒区祐天寺にある、東急東横線の駅。
中目黒駅と学芸大学駅の間。
ゆうどうぎょらい《いうだうぎよらい》
【誘導魚雷】
○[軍]⇒ゆーゆーえむ(UUM)
ゆうとうせい《いうとうせい》
【優等生】
○(1)[教]成績が優秀で品行が方正な生徒・学生。
○(2)[教](特に)成績優秀な生徒・学生。
○(2)[俗](転じて)仕事などの成績は優秀だが、機械的で融通
にかけ、また仕事以外の付き合いなどの悪い人。
ゆうとうちょう《ゆうたうちやう》
【雄踏町】
◇[日]Yuto Cho
○[古]静岡県南西部、浜名郡(ハマナグン)の町。浜松市(ハママツシ)に
接し、西部は浜名湖に面する。
〈面積〉
8.15平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万3,889人。
◎1925(大正14)町制施行。
2005. 7. 1(平成17)浜松市に編入。
◎町名は、日本武尊(ヤマト・タケルノミコト)が浜名湖から上陸した鵜踏
渡しの地という伝説に因(チナ)む。
古称は「雄踏郷(オブミノゴウ)」。
ゆうどうどうき《いうだうどうき》
【誘導動機】
◇[独]Leitmotiv
○[楽][芸]⇒らいともちーふ(ライトモチーフ)
ゆうはいしょくぶつ《いうはいしよくぶつ》
【有胚植物】
◇[英]embryophyte
○[植]陸上植物の別称。
⇒りくじょうしょくぶつ(陸上植物)
ゆうばがわ《ゆふばがは》
【木棉川】
◇[日]Yuba Gawa
○[地]球磨川(クマガワ)の別称。
⇒くまがわ(球磨川)
ゆうはく
【熊白】
○クマ(熊)の胸(または背)にあるという白い脂肪。
ゆうばく《いうばく》
【誘爆】
◇[英]induced explosion/secondary explosion
○一つの爆発が原因となって、つぎの爆発を引き起こすこと。
参照⇒ろーば(ローバ,LOVA)
ゆうぱっく《いうぱつく》
【ゆうパック】
○[通]⇒ゆうびんこづつみ(郵便小包)
ゆうばり《ゆふばり》
【ゆうばり】
○(1)[古][海]海上保安庁の「やはぎ型」中型巡視船(PM58)。
◎1960. 3.15(昭和35)新潟鉄工所で竣工。
1985.11.29(昭和60)除籍。
○(2)[海]海上保安庁の「てしお型」中型巡視船(PM11)。
第1管区海上保安部網走海上保安署に配属。
◎1985.11.28(昭和60)臼杵鉄工所臼杵造船所で竣工。
○(3)[軍]海上自衛隊の「ゆうばり型」護衛艦(DE227)。
◎1983. 3.18(昭和58)住友重機械浦賀艦船工場で竣工。
ゆうばり《ゆふばり》
【夕張】
◇[日]Yubari
○(1)⇒ゆうばりし(夕張市)
○(2)⇒ゆうばりぐん(夕張郡)
○(3)[交]⇒ゆうばりえき(夕張駅)
○(4)[歴][軍]日本帝国海軍の夕張型軽巡洋艦。
◎1923. 7.31(大正12)竣工。
1944. 4.(昭和19)パラオ諸島南西沖でアメリカ潜水艦の魚雷
により爆沈。
ゆうばりえき《ゆふばりえき》
【夕張駅】
○[交]北海道夕張市にある、JR石勝線(セキショウセン)の駅。
鹿ノ谷(シカノタニ)駅の次で、ターミナル駅。
◎石勝線には新夕張駅もある。
★ゆうばりがわ《ゆふばりがは》
【夕張川】
◇[日]Yubari Gawa
○[地]石狩川の支流。全長158キロメートル。
ゆうばりぐん《ゆふばりぐん》
【夕張郡】
◇[日]Yubari Gun
○北海道中央部、空知支庁(ソラチシチョウ)の郡。
由仁町(ユニチョウ)・長沼町(ナガヌマチョウ)・栗山町(クリヤマチョウ)の町。
ゆうばりし《ゆふばりし》
【夕張市】
◇[日]Yubari Shi
○北海道中央部の市。
夕張メロンの栽培が盛ん。
◎1983(昭和58)剥製を展示する「知られざる世界の動物館」を開
館。
2007. 3. 6(平成19)地方財政再建促進特別措置法に基づく財
政再建団体に移行。
ゆうばりだけ《ゆふばりだけ》
【夕張岳】
◇[日]Yubari Dake
○[地]北海道空知(ソラチ)・上川支庁にある山。標高1,668メート
ル。
ゆうはん
【雄藩】
○(1)大きな領地を持つ大名。勢いが盛んな藩。
○(2)[歴]江戸幕末、勢力が雄大だった藩。
西南地方の薩摩・長州・肥前・土佐・広島などの藩や、水戸
・越前の各藩。
「西南の雄藩」,「雄鎮(ユウチン)」とも呼ぶ。
参照⇒さっちょうどひ(薩長土肥)
ゆうひ《ゆふひ》
【夕日】
○[楽]葛原しげる(「凵」に「茲」)作詞、室崎琴月作曲の童謡。
歌い出しは「ぎんぎんぎらぎら/夕日が沈む」。
ゆうひ
【熊羆】
○(1)クマ(熊)とヒグマ(羆)。
◎熊羆咆我東、虎豹号我西。
○(2)(転じて)勇猛な人のたとえ。
「熊虎(ユウコ)」とも呼ぶ。
○(3)(特に)天子の兵士。
ゆうひがおか《ゆふひがをか》
【夕陽ヶ丘】
◇[日]Yuhigaoka/Yuhi ga Oka
○大阪府大阪市天王寺区(テンノウジク)西部の台地。
◎藤原家隆の夕陽庵の跡があるのでいう。
ゆうひかく《いうひかく》
【有斐閣】
○[経]法律・政治・経済系の出版社の一社。
本社は東京都千代田区神田神保町(カンダジンボウチョウ)。
◎1877(明治10)有史閣として古書を販売。
1879(明治12)有斐閣と改称し、出版を開始。
ゆうひがっこう《いうひがくかう》
【有斐学校】
○[歴]陸軍幼年学校の予備校。
ゆうひがないている《ゆふひがないている》
【夕陽が泣いている】
○[楽]浜口庫之助(クラノスケ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌はザ・スパイダース。
◎1966.10.(昭和41)レコード発売。
ゆうひつ《いうひつ》
【右筆】
【祐筆】
○(1)筆を執(ト)って文を書くこと。
○(2)[歴]武家の職名。文書・記録の執筆・作成をつかさどる
常置の職。
鎌倉幕府の引付(ヒキツケ)の右筆、江戸幕府の奥右筆・表右筆な
ど。
参照⇒しょうにんぶぎょう(証人奉行)
◎現在の書記にあたる。
○(3)文筆にすぐれた人。
○(4)貴人に侍して文書にたずさわり仕える者。文官。
○(5)文筆の業に従事する者。文学に従事する者。代筆を業と
する者。
ゆうひつ《いうひつ》
【右弼】
○(1)天子の政治を補佐する官。
○(2)[歴]古代中国、宋(ソウ)の徽宗(キソウ)の時の中書令のこと。
ゆうひょう《いうへう》
【遊標】
◇[英]vernier
○[理][工]⇒ばーにや(バーニヤ)
★ゆうびん《いうびん》
【郵便】
○[通]
◎1871. 4.20(明治 4. 3. 1)日本で発足。飛脚業者を廃止し、
郵便規則を公布。
1872. 6.13(明治 5)鉄道輸送を開始。
1877(明治10)万国郵便連合に加盟。
1882(明治15)全国均一料金制を採用し、1883(明治16)実施。
1885(明治18)逓信省(テイシンショウ)、設置。
1900(明治33)郵便法、公布。
2003. 4. 1(平成15)日本郵政公社を発足。
2007.10. 1(平成19)日本郵政公社が民営・分社化されて日本
郵政グループを発足。
◎イギリスでは「ポスト(post)」、アメリカでは「メール(mail)」、
スペインでは「コレオ(correo)」。
参照⇒これおあるへんてぃーの(コレオ・アルヘンティノ)
ゆうびんかわせ《いうびんかはせ》
【郵便為替】
○(1)[経]郵便局で取り扱う、郵便為替証書による送金方法。
普通為替・電信為替・定額小為替の3種類がある。
◎1875. 1. 2(明治 8)創業。
○(2)[経]郵便為替証書の略称。
★ゆうびんきって《いうびんきつて》
【郵便切手】
○[通]
単に「切手」とも、「郵券」とも呼ぶ。
参照⇒たぐ(タグ)(4),ひんじ(ヒンジ)(2),きってしゅみしゅ
うかん(切手趣味週間)
◎切手帳:カルネ([フ]carnet)。
◎1840(天保11)イギリスで発行され、料金先払いの制度が普及
する。
日本では1871. 4.20(明治 4. 3. 1)近代的な郵便制度が発足、
竜文切手が発行された。
参照⇒りゅうもんきって(竜文切手)
★ゆうびんきょく《いうびんきよく》
【郵便局】
○[通]
普通郵便局・特定郵便局・簡易郵便局に大別。
普通郵便局と特定郵便局にはそれぞれ集配局と無集配局とが
ある。
参照⇒とくていゆうびんきょく(特定郵便局),かんいゆうび
んきょく(簡易郵便局)
◎1875. 1. 1(明治 8)郵便役所・郵便取扱所を郵便局と改称。
2003. 8. 5(平成15)東京都渋谷区の代々木郵便局内に、ポス
タルローソン代々木局店を開業。
★ゆうびんこづつみ《いうびんこづつみ》
【郵便小包】
○[通]小荷物を郵便物として送る宅配便。
重量と配達区間で料金が決められている。
通信文を入れることは禁止されていて、信書を添付する場合
は小包はがきを使用する。
愛称は「ゆうパック」、旧称は「小包郵便」。
参照⇒たくはいびん(宅配便)
◎1892(明治25)取り扱い開始。
デイリーヤマザキ、am/pmに続いて、2004.11.18(平成
16)ローソンも取り扱い開始。
2005. 6. 1(平成17)ミニストップ、取り扱い開始。
2005.11.15(平成17)サークルK・サンクス、取り扱い開始。
2010. 7. 1(平成22)JPエクスプレス(JPEX)のペリカン
便を「ゆうパック」に統合。
★ゆうびんせん《いうびんせん》
【郵便船】
○[通]
「郵船(ユウセン)」とも呼ぶ。
ゆうびんちょきん《いうびんちよきん》
【郵便貯金】
○[経]郵便局で取り扱うの貯金事業(元:国営)。
個人の預金限度額は1,000万円未満。
通常貯金・通常貯蓄貯金・積立貯金・定額貯金・定期貯金・
住宅積立貯金などがある。
略称は「郵貯(ユウチョ)」。
◎郵便貯金が国営だった当時、銀行などの民間金融機関は「預
金」と区別されていた。
◎1875. 5. 2(明治 8)創業。
2002. 4. 1(平成14)通常貯金の金利0.01%に引き下げ。
2002. 6.10(平成14)通常貯金は金利0.005%、通常貯蓄貯金
は金利0.01%に引き下げ。
ゆうびんとりあつかいじょ《さんとうとりあつかひじよ》
【郵便取扱所】
○[古][通]三等郵便局(のち特定郵便局)の旧称。
⇒とくていゆうびんきょく(特定郵便局)
ゆうびんはがき《いうびんはがき》
【郵便葉書】
○[通]⇒はがき(はがき,葉書)
★ゆうびんばんごう《いうびんばんがう》
【郵便番号】
◇[英]Zone Improvement Program Code
○[通]
「ジップコード(ZIP code)」とも呼ぶ。
◎1968. 7. 1(昭和43)実施(5桁)。
1998. 2. 2(平成10)7桁に変更。
ゆうびんふりかえ《いうびんふりかへ》
【郵便振替】
○[経]振替による送金を目的とする郵便貯金制度。
郵便振替口座(コウザ)を地方貯金局に開設した口座加入者の金
銭の受け払いを、郵便局を通じて現金を移動せずに帳簿上の振
替によって行う方法。
窓口事務は地方貯金局または郵便局で行われる。
◎1906. 3. 1(明治39)逓信省によって創業。
★ゆうびんほう《いうびんはふ》
【郵便法】
○[法]郵便事業に関する法律。
◎1900(明治33)公布。
1947.12.12(昭和22)改正郵便法、公布。
1948. 1. 1(昭和23)改正郵便法、施行。
2002.11.27(平成14)参議院本会議で郵便物の国の賠償責任範
囲を拡大する改正郵便法、可決・成立。
★ゆうびんほうちしんぶん《いうびんほうちしんぶん》
【郵便報知新聞】
○[歴]
◎1872(明治 5)創刊。
1882(明治15)立憲改進党の機関紙となる。
ゆうびんぽすと《いうびんぽすと》
【郵便ポスト】
◇[英]postbox
○[通]⇒[1]ぽすと(ポスト)
★[1]ゆうふう
【雄風】
○(1)雄大ですがすがしい風。
○(2)雄々(オオ)しく勢いのあるさま。また、その風姿・風采。
○(3)[気]ビューフォート風力階級表の6級の風。
[2]ゆうふう
【雄風】
◇[中]Xiongfeng(ションフェン)、[英]Hsiungfeng
○[軍]台湾国産の対艦ミサイル。
中山科学技術研究所(CSIST)が研究開発。
雄風2型導弾(xiongfeng erxing daodan)(HF−2):巡航
ミサイル。雄風2Eの射程1,000キロメートル以下。
雄風3型:射程300〜600キロメートル。超音速。別称は「空
母殺手(killer)」。
◎2005. 8.12(平成17)中国時報、雄風2Eの台湾本島での配備
が既に始まっていると報じる。
2007. 3.(平成19)雄風2Eを試射。
2007.10.10(平成19)双十節の軍事パレードで雄風3型が天弓
3型とともに公開。
◎地対空ミサイル:⇒[2]てんきゅう(天弓)
空対空ミサイル:⇒てんけん(天剣)
ゆうふつぐん
【勇払郡】
◇[日]Yufutsu Gun
○北海道中南部、胆振支庁(イブリシチョウ)の郡。
厚真町(アツマチョウ)・安平町(アビラチョウ)・むかわ町(チョウ)の町。
◎2006. 3.27(平成18)早来町(ハヤキタチョウ)と追分町(オイワケチョウ)が合
併して安平町を発足。
2006. 3.27(平成18)鵡川町(ムカワチョウ)と穂別町(ホベツチョウ)が合
併して「むかわ町」を発足。
★ゆうふんるい《いうふんるい》
【有吻類】
○(1)[動]無脊椎動物の袋形動物(タイケイドウブツ)(Aschelminthes)
のうち、動吻類(動吻綱)(Kinorhyncha)・鉤頭虫類(鉤頭虫綱)
(Acanthocephala)・鰓曳虫類(エラヒキムシ綱)(Priapulida)の
総称。
参照⇒たいけいどうぶつもん(袋形動物門)
○(2)[昆]カメムシ目(Hemiptera)の別称。
⇒かめむしもく(カメムシ目,椿象目,亀虫目)
ゆうべつ
【ゆうべつ】
○[古][軍]海上自衛隊のゆうばり型護衛艦(DE228)。
◎1982. 1.14(昭和57)起工。
1983. 1.25(昭和58)進水。
1984. 2.14(昭和59)竣工。
2010. 6.25(平成22)除籍。
ゆうべつちょう《ゆうべつちやう》
【湧別町】
◇[日]Yubetsu Cho
○北海道北東部、網走支庁(アバシリシチョウ)紋別郡(モンベツグン)の町。
◎紋別郡には上湧別町(カミユウベツチョウ)もある。
ゆうべのひみつ《ゆふべのひみつ》
【ゆうべの秘密】
○[楽]タマイチコ作詞、中州朗作曲の歌謡曲。
歌は小川知子。
◎1968. 2.(昭和43)レコード発売。
ゆうまぐれ《ゆふまぐれ》
【夕間暮れ】
○夕方、日が暮れて薄暗く、あたりがよく見えないこと。また、
そのころ。夕暮(ユウグ)れ。
「黄昏(タソガレ)」とも呼ぶ。
参照⇒たそがれ(黄昏,誰彼),おおまがとき(大禍時,大魔時,
大魔が時)
◎「まぐれ」は「目暗(マグレ)」の意味で、「間暮れ」は当て字。
★ゆうめい《いうめい》
【有名】
◇[英](名詞)fame/(形容詞)famous
○
ゆうめい
【勇名】
◇[英]fame for bravery
○勇(イサ)ましいという名声・評判(ヒョウバン)。
◎勇名を馳(ハ)せる,勇名を轟(トドロ)かす
ゆうもん《いうもん》
【幽門】
◇[学](単数形)pylorus(ピロルス)/(複数形)pylori(ピロリ)
○[医]胃の末端部(出口)で、十二指腸に連なる部分。
筋肉が発達して壁は厚く、細くくびれて、内面は多くの溝が
ある。
普段は閉じているが、食物の消化が終わると開いて消化物を
十二指腸に送る。
参照⇒がすとりん(ガストリン),ぴろりきん(ピロリ菌)
◎英語:パイロス(pylorus)。
ゆうやく《いうやく》
【釉薬】
○⇒うわぐすり(釉,上薬)
ゆうやけこやけ《ゆふやけこやけ》
【夕焼小焼】
【夕焼け小焼け】
【夕やけ小焼け】
【夕やけこやけ】
○[楽]中村雨紅(ウコウ)作詞、草川信(クサカワ・シン)作曲の童謡。
◎雨紅の生地である八王子市の興慶寺の鐘の音をイメージして
作詞されている。
参照⇒じんばさん(陣馬山)
◎1919(大正 8)作詩。
1923. 7.(大正12)『あたらしい童謡(その一)』に楽譜が掲載。
ゆうゆう
【熊熊】
◇[中]xiongxiong
○轟轟(ゴウゴウ)と盛んに燃えるなさま。激しく燃えるさま。
◎熊の脂は粘り強く、長く燃えることから。
ゆうよく《いうよく》
【遊弋】
◇[中]youyi、[英]prowl
○(1)弋(イグルミ)で鳥などの獲物を捕る狩猟。
○(2)[軍]艦船が敵の襲撃に備え、海上を巡回して警戒するこ
と。
参照⇒しょうかい(哨戒)
★ゆうらくちょう《いうらくちやう》
【有楽町】
◇[日]Yurakucho
○(1)東京都千代田区の地名。
◎地名は織田信長の弟、織田有楽斎(ウラクサイ)の江戸屋敷があっ
たことに由来。数寄屋(スキヤ)を構えた近くは数寄屋橋。
○(2)[交]⇒ゆうらくちょうえき(有楽町駅)
ゆうらくちょういとしあ《いうらくちやういとしあ》
【有楽町イトシア】
○[経]東京都千代田区有楽町の有楽町駅前にある複合商業施設。
◎2007.10.12(平成19)オープン。
ゆうらくちょうえき《いうらくちやうえき》
【有楽町駅】
○(1)[交]東京都千代田区有楽町にある、JR山手線・京浜東
北線の駅。
東京駅と新橋駅の間。
◎1910(明治43)開業。
開業当時造られた高架はドイツ人技師の案をベースに設計さ
れ、1923(大正12)の関東大震災にも無傷であった。
○(2)[交]東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線の駅。
桜田門駅と銀座一丁目駅の間。
◎東京地下鉄日比谷線・千代田線と都営地下鉄三田線の各日比
谷(ヒビヤ)駅と連絡。
ゆうらくちょうそう《いうらくちやうそう》
【有楽町層】
○[地]東京での地層名。丸の内礫層(レキソウ)と呼ぶ河床礫層の上
にある海成層。
同じ時代の地層を大阪では難波(ナニワ)層、名古屋では南陽(ナン
ヨウ)層と呼ぶ。
ゆうらくちょうであいましょう《いうらくちやうであひましよう》
【有楽町で逢いましょう】
○[楽]佐伯孝夫作詞、吉田正作曲の歌謡曲。
歌はフランク永井。
◎1957.11.(昭和32)レコード発売。
ゆうりご《いうりご》
【遊里語】
○[歴]⇒さとことば(里言葉)
ゆうりんもく《いうりんもく》
【有鱗目】
○(1)[古][哺]センザンコウ目(Pholidota)の旧称。
⇒せんざんこうもく(センザンコウ目,穿山甲目)
○(2)[古][爬]トカゲ目(Squamata)の旧称。
⇒とかげもく(トカゲ目)
★ゆうれい《いうれい》
【幽霊】
◇[英]ghost
○
「ゴースト」とも呼ぶ。
参照⇒らっぷげんしょう(ラップ現象)
◎日本では足元が薄く消えていて足がないとこになっている。
例外は『牡丹灯籠(ボタン・ドウロウ)』。
参照⇒ぼたんどうろう(牡丹灯籠)
ゆうれいいか《いうれいいか》
【ユウレイイカ】
【幽霊烏賊】
○[動]ツツイカ目(Teuthida)ユウレイイカ科(Chiroteuthidae)
ユウレイイカ属(Chiroteuthis)のイカ。
胴長約30センチメートル。体は透明な寒天質で柔軟。
頭部は細長い円筒状で、左右に半円形の小さなヒレがあり、
触腕(第四腕)は特に長大で約50センチメートル。
眼の周囲・腕・触腕柄部などに多数の発光器があり、強い光
を出す。
太平洋・インド洋の深海に生息し、日本では相模湾・駿河湾
・土佐湾などで稀に採集される。
「ミズイカ(水烏賊)」とも呼ぶ。
★ゆうれいせん《いうれいせん》
【幽霊船】
◇[英]phantom ship/spectral ship
○病気や事故などで全乗員が死んでいるのに、いつまでも海
を漂(タダヨ)い続けているという船。特に、その帆船。
探しても見付からないが、ある条件が整うと現れるという。
参照⇒さるがっそーかい(サルガッソー海),ばみゅーだとら
いあんぐる(バミューダ・トライアングル),ふらいんぐだっち
まん(フライング・ダッチマン)
ゆうれいたけ《いうれいたけ》
【ユウレイタケ】
【幽霊茸】
◇[学]Monotropastrum humile
○[植]ギンリョウソウ(銀竜草)の別称。
⇒ぎんりょうそう(ギンリョウソウ,銀竜草)
ゆうれいだけ《いうれいだけ》
【ユウレイダケ】
【幽霊茸】
◇[学]Monotropastrum humile
○[植]ギンリョウソウ(銀竜草)の別称。
⇒ぎんりょうそう(ギンリョウソウ,銀竜草)
ゆうれいとし《いうれいとし》
【幽霊都市】
◇[英]ghost town
○⇒ごーすとたうん(ゴーストタウン)
ゆうれいび《いうれいび》
【幽霊火】
○(1)幽霊の傍(カタワラ)で燃えるとされる青白い炎。
「人魂(ヒトダマ)」,「鬼火(オニビ)」,「青火(アオビ)」とも呼ぶ。
参照⇒おにび(鬼火)(1)
○(2)絵画で、幽霊の傍に描く火。
○(3)[劇]演劇や講談などで、幽霊の出る場面で使用する焼酎
火。
⇒しょうちゅうび(焼酎火)
★ゆうろう《いふろう》
【ユウロウ】
【ユウ婁】
◇[中]Yilou
○[歴]中国古代の北方民族。
参照⇒まっかつ(靺鞨)
ゆうろぴうむ
【ユウロピウム】
◇europium
○[化]希土類ランタン系の金属元素の一つ。
原子番号は63、原子量は152.0。元素記号は「Eu」。
銀白色の固体金属で、酸化物・イオンは淡紅色。
カラーテレビ・CRTの赤色用の蛍光体などに用いられる。
「ユーロピウム」とも呼ぶ。
★ゆうわ《いうわ》
【宥和】
○
◎宥和政策
ゆうわまち
【雄和町】
◇[日]Yuwa Machi
○[古]秋田県中央部、河辺郡(カワベグン)の町。北西部を秋田市
に接する。
〈面積〉
144.51平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)8,352人。
◎1956(昭和31)種平村・戸米川村(トメガワムラ)・大正寺村(タイショウジ
ムラ)が合併して雄和村を発足。
1957(昭和32)川添村を編入。
1972(昭和47)町制施行。
2004. 4. 1(平成16)秋田県立国際教養大学、開学。
2005. 1.11(平成17)秋田市に編入。
----------------------------------------------------------------