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百 科 辞 書 《よな》 編集:獨 澄旻
-------- よな --------------------------------------------------
よなきうどん
【夜鳴饂飩】
【夜鳴き饂飩】
【夜鳴きうどん】
○(1)夜遅くまで、道具を担(カツ)いだり、屋台(ヤタイ)を引いたり
して、街上でソバやウドンを売り歩く饂飩屋。
「よなきそば(夜鳴蕎麦,夜鳴き蕎麦)」とも呼ぶ。
○(2)[食]また、その売っているソバやウドン。
「よなきそば(夜鳴蕎麦,夜鳴き蕎麦)」とも呼ぶ。
◎冬の季語。
よなきそば
【夜鳴蕎麦】
【夜鳴き蕎麦】
○(1)⇒よたかそば(夜鷹蕎麦)
○(2)⇒よなきうどん(夜鳴饂飩,夜鳴き饂飩,夜鳴きうどん)
◎冬の季語。
よなぐに
【与那国】
◇[日]Yanaguni
○(1)[地]⇒よなぐにじま(与那国島)
○(2)⇒よなぐにちょう(与那国町)
よなぐにじま
【与那国島】
◇[日]Yanaguni Jima
○[地]八重山諸島の島。日本の最西端に位置する。
宇良部山(ウラブザン)(231メートル)がある。
沖縄県八重山郡(ヤエヤマグン)に所属し、一島で与那国町(ヨナグニチョ
ウ)を成す。
参照⇒やえやましょとう(八重山諸島)
よなぐにちょう《よなぐにちやう》
【与那国町】
◇[日]Yonaguni Cho
○沖縄県八重山郡(ヤエヤマグン)の町。八重山諸島の与那国島一島
を町域とする。
よなごし
【米子市】
◇[日]Yonago Shi
○鳥取県西部の市。
〈面積〉
1970(昭和45)98平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)11万8,000人。
1980(昭和55)12万7,375人。
◎もと鳥取池田藩の城下町。
よなしろちょう《よなしろちやう》
【与那城町】
◇[日]Yonashiro Cho
○[古]沖縄県の沖縄本島中南部、中頭郡(ナカガミグン)の町。
◎1994. 1. 1(平成 6)与那城村、町制。
2005. 4. 1(平成17)石川市(イシカワシ)・具志川市(グシカワシ)・中
頭郡(ナカガミグン)勝連町(カツレンチョウ)と合併してうるま市を発足。
よなはだけ
【与那覇岳】
◇[日]Yanaha Dake
○[地]沖縄県、沖縄本島の北部にある山。標高498メートル。
よに
【ヨニ】
◇[梵]yoni
○(1)女性の性器。女陰(ジョイン)・陰門(インモン)。
「ヨーニ」とも呼ぶ。
⇔りんが(リンガ)(1)
○(2)女性性器をかたどった図や像。
豊穣・多産を象徴するもの。
「ヨーニ」とも呼ぶ。
⇔りんが(リンガ)(2)
○(3)ヒンズー教で崇拝される(2)の像。
「ヨーニ」とも呼ぶ。
⇔りんが(リンガ)(3)
よーに
【ヨーニ】
◇[梵]yoni
○⇒よに(ヨニ)
よにどん
【ヨニドン】
【延禧洞】
【延喜洞】
◇[朝]Yeonhui-Dong
○⇒よんひどん(ヨンヒドン,延禧洞,延喜洞)
★よにんぐみ
【四人組】
◇[中]Sirenbang(四人幇)、[英]Gang of Four
○[歴]中国の文化大革命で台頭した急進派の江青(Jiang Qing)
・張春橋(Zhang Chunqiao)・姚文元(Yao Wenyuan)・王洪文
(Wang Hongwen)の総称。
1973(昭和48)批林批孔運動を始めて周恩来打倒を画策。
1976. 9.(昭和51)毛沢東が死去すると、10月華国鋒(カ・コクホウ)
主席により逮捕。
1977. 7(昭和52)党籍を剥奪(ハクダツ)。
1980.11.〜1981. 1.(昭和55〜昭和56)最高人民法院特別法廷
で、クーデター計画や幹部・大衆の迫害、反革命の宣伝・扇動
などの罪により裁かれる。江・張は死刑、姚は懲役20年、王は
無期懲役の判決を受ける。
参照⇒こうせい(江青),ようぶんげん(姚文元),ちょうしゅん
きょう(張春橋),おうこうぶん(王洪文)
よにんしまい
【四人姉妹】
◇[英]Little Women
○[文]⇒わかくさものがたり(若草物語)
よね
【娼】
○(1)[古]遊女・娼妓(ショウギ)・女郎(ジョロウ)。
◎吉原などの上級の遊女をさす。「よね」を「米」に掛けて、私娼
窟(シショウクツ)などの下級の遊女は「麦飯(ムギメシ)」とも呼ばれた。
また街娼の夜鷹(ヨタカ)は夜鷹ソバに掛けて「ソバ(蕎麦)」とも呼
ばれた。
○(2)[古]情人・愛人・愛妾。
★よねさかせん
【米坂線】
○[交]JRが運行する鉄道路線。
〈停車駅〉
米沢(ヨネザワ)駅・南米沢(ミナミヨネザワ)駅・西米沢(ニシヨネザワ)駅・
成島(ナルシマ)駅・中郡(チュウグン)駅・羽前小松(ウゼンコマツ)駅・犬川
(イヌカワ)駅・今泉(イマイズミ)駅・萩生(ハギュウ)駅・羽前椿(ウゼンツバキ)
駅・手ノ子(テノコ)駅・羽前沼沢(ウゼンヌマザワ)駅・伊佐領(イサリョウ)
駅・羽前松岡(ウゼンマツオカ)駅・小国(オグニ)駅・越後金丸(エチゴカナマ
ル)駅・越後片貝(エチゴカタカイ)駅・越後下関(エチゴシモセキ)駅・越後大
島(エチゴオオシマ)駅・坂町(サカマチ)駅。
よねざわし《よねざはし》
【米沢市】
【米澤市】
◇[日]Yonezawa Shi
○山形県南部の米沢盆地にある市。
◎上杉氏15万石の城下町として発展。
よねしろ
【米代】
◇[日]Yoneshiro
○(1)[地]⇒よねしろがわ(米代川)
○(2)⇒よねしろちょう(米代町)
よねしろがわ《よねしろがは》
【米代川】
◇[日]Yoneshiro Gawa
○[地]秋田県北部の川。長さ136メートル。
県北東の青森県・岩手県との県境にある四角岳(シカクダケ)に発
源して西流し、大館市・大仙市米代町(ヨネシロチョウ)・能代市(ノシロシ)
を経て日本海に注(ソソ)ぐ。
河口付近は「能代川」とも呼ぶ。
◎秋田杉の美林地域。
また、流域には「色白美人」が多いといわれる。
県南の川:⇒おものがわ(雄物川)(1)
よねしろちょう《よねしろちやう》
【米代町】
◇[日]Yoneshirocho
○秋田県中北部、大仙市(ダイセンシ)北部の地名。
◎旧住所は北秋田郡(キタアキタグン)鷹巣町(タカノスマチ)米代町。
よねず
【米酢】
○[食]米を原料に作られた醸造酢。
穀物酢に比べ、酸味がやわらかいという。
「こめず(米酢)」とも呼ぶ。
よねつ
【予熱】
○(1)機器の使用直前、円滑な始動のために予(アラカジ)め加熱し
ておくこと。
参照⇒あいどりんぐ(アイドリング)
○(2)[料](preheat)(特に)材料を入れる前に、レンジなどを暖
めておくこと。
予熱せずに使用すると材料に熱を通す時間が長くなり、材料
の水分が多く失われて固くなる。
よねつ
【余熱】
○(1)火気をぬいたあと、熱気が冷(サ)めきらないこと。また、
その熱。ほとぼり(熱)。
料理の場合は「あらねつ(粗熱)」とも呼ぶ。
参照⇒あらねつ(あらねつ,粗熱)
◎アイロンの余熱
○(2)残暑(ザンショ)。
よねのいわい《よねのいはひ》
【米の祝い】
○⇒べいじゅ(米寿)
よねや
【米屋】
○[経]ヨウカン(羊羹)で知られる和菓子店。
総本店は千葉県成田市上町(カミチョウ)。
◎1899. 4.(明治32)創業。
よねやまちょう《よねやまちやう》
【米山町】
◇[日]Yoneyama Cho
○[古]宮城県北東部、登米郡(トメグン)の町。
〈面積〉
51.19平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万1,170人。
◎1957(昭和32)米山村と吉田村が合併して発足。
2005. 4. 1(平成17)郡全8町と本吉郡(モトヨシグン)津山町(ツヤマチョ
ウ)の9町が合併して登米市を発足。
よの
【与野】
◇[日]Yono
○(1)[交]⇒よのえき(与野駅)
○(2)[古]⇒よのし(与野市)
よのえき
【与野駅】
○[交]埼玉県さいたま市浦和区上木崎(カミキザキ)1丁目にある、
JR京浜東北線の駅。
北浦和駅と大宮駅の間。
◎旧住所は浦和市上木崎1丁目。
◎JR埼京線(サイキョウセン)には与野本町(ヨノホンマチ)駅と南与野駅・
北与野駅がある。
よのし
【与野市】
◇[日]Yono Shi
○[古]埼玉県南東部にあった市。北を旧大宮市と南を旧浦和市
に接し、2市に囲まれていた。
〈面積〉
8.28平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)8万1,923人。
◎1958(昭和33)市制。
2001. 5. 1(平成13)浦和市・大宮市と合併して「さいたま市」
となる。
よのじしょにふかのうはない
【余の辞書に不可能はない】
【予の辞書に不可能はない】
○[慣]不可能と思えることでも、出来ないということはない。
どんな事でも必ず出来る。
「不可能という言葉は我(ワ)が辞書にはあらず」とも呼ぶ。
参照⇒なせばなる(為せば成る,成せば成る)
◎ナポレオン一世(Napoleon Bonaparte)の言葉。
よのほんまちえき
【与野本町駅】
○[交]埼玉県さいたま市中央区本町にある、JR埼京線(サイキョウ
セン)の駅。
南与野駅と北与野駅の間。
◎旧住所は与野市。
◎JR京浜東北線には与野駅もある。
よばい《よばひ》
【婚い】
【婚】
○(1)男が、言い寄ること・求婚すること。
○(2)男が求婚し、女の許(モト)に通(カヨ)って、情(ジョウ)を通(ツウ)
ずること。
◎「通い婚」とよぶ婚姻の古い形式の一つであった。のち、「嫁
入り婚」が一般的になると、「夜這い」と解釈され、不道徳なも
のとされるようになったが、一部地方では明治・大正時代まで
その風習が残っていた。
○(3)⇒よばい(夜這い,夜這)
◎「呼ばふ」の連用形から名詞となったもの。
よばい《よばひ》
【夜這い】
【夜這】
○(1)夜、恋人の寝所に忍んで行くこと。
○(2)⇒よばい(婚い,婚)
よばいぼし《よばひぼし》
【婚星・夜這星】
○[古][天]流れ星・流星(リュウセイ)の別称。
⇒りゅうせい(流星)
よばなし
【夜話】
【夜咄】
○(1)夜に集まって話をすること。また、その談話・物語。夜
話(ヤワ)。
参照⇒せんやいちやものがたり(千夜一夜物語),ひゃくもの
がたり(百物語)
○(2)午後六時ころから開かれる茶の会。茶事七式(チャジシチシキ)
の一つ。
★よはね
【ヨハネ】
◇Iohannes、[羅]Johannes、[希]Ioannes、[ヘブライ語]Yocha-
nan(ヨカナーン)、[英]John(ジョン)/John the Apostle
○[宗]キリスト十二使徒の一人。
セベダイ(Zebedee)の子。十二使徒の一人ヤコブ(Jacobus)の
弟。元ガリラヤの漁師。
兄ヤコブとともにキリストの有力な側近で、キリスト昇天後、
エルサレムのキリスト教会を指導。
後世、『新約聖書』の『ヨハネ福音書(Gospel according to
John)』・『ヨハネ三書翰』・『ヨハネ黙示録(Revelations)』
の著者とされる。
参照⇒じゅうにしと(十二使徒),やこぶ(ヤコブ)(3)
◎聖ヨハネ降誕祭:6月24日。
★よはね
【ヨハネ】
【約翰】
◇Iohannes、[羅]Johannes、[希]Ioannis、[ヘブライ語]Yocha-
nan(ヨカナーン)、[英]John(ジョン)
○[宗]イエス・キリストの先駆者・預言者(BC. 5ころ〜AD.
33)。
ヨルダン川でイエスに洗礼(baptism)を施した。
ユダヤ王ヘロデ・アンティパス(Herod Antipas)王の命で斬
首された。
「バプテスマのヨハネ([希]Baptisma Ioannis,[英]John the
Baptist)」,「洗礼者ヨハネ」,「洗者ヨハネ」とも呼ぶ。
参照⇒さろめ(サロメ)(1)
よはねすばーぐ
【ヨハネスバーグ】
◇Johannesburg
○南アフリカ共和国中北東部、ハウテン州(Gauteng Province)
の州都。
南緯26.19°、東経28.04°の地。
鉱工業都市で、金生産の中心地として発展。
「ヨハネスブルグ」,「ヨハネスブルク」とも呼ぶ。
〈人口〉
1970(昭和45) 65万人。
1985(昭和60) 63万2,000人。
1996(平成 8)148万0,530人。
◎1981(昭和56)大雪。
2012. 8. 8(平成24)大雪。
◎旧トランスバール州(Transvaal Province)。
よはねすぶるく
【ヨハネスブルク】
◇Johannesburg
○⇒よはねすばーぐ(ヨハネスバーグ)
よはねすぶるぐ
【ヨハネスブルグ】
◇Johannesburg
○⇒よはねすばーぐ(ヨハネスバーグ)
よはねのもくしろく
【ヨハネの黙示録】
◇[英]Revelations/Apocalypse
○[聖]⇒よはねもくしろく(ヨハネ黙示録)
よはねぱうろいっせい
【ヨハネ・パウロ一世】
【ヨハネ・パウロ1世】
◇[羅]Johannes Paulus I、[英]John Paul I
○[人]第263代ローマ教皇(1912〜1978)。在位:1978〜1978(34
日間)。俗名は"Albino Luciani"。イタリア生れ。
よはねぱうろにせい
【ヨハネ・パウロ二世】
【ヨハネ・パウロ2世】
◇[羅]Johannes Paulus II、[英]John Paul II
○[人]第264代ローマ教皇(1920. 5.18〜2005. 4. 2)。在位:
1978〜2005。俗名はカロル・ヨゼフ・ボイティワ(Karol Jozef
Wojtyla)。ポーランド南部のバドビツェ(Wadowice)生れ。
1963(昭和38)クラクフ大司教。
1967(昭和42)枢機卿。
1978.10.22(昭和53)法王に即位。
1981. 2.(昭和56)来日。
★よはねもくしろく
【ヨハネ黙示録】
◇[英]Revelation of St.John the Divine/Revelations/
Apocalypse
○[聖]『新約聖書』巻末の一書。
単に「黙示録」とも、「ヨハネの黙示録」,「アポカリプス([英]
Apocalypse)」とも呼ぶ。
参照⇒あぽりおん(アポリオン)
よびえき
【予備役】
○[軍]旧軍隊の常備兵役の一つ。
現役を終えた軍人が、一定期間服する兵役。
平時には家にいて、演習や非常時などに召集され服務する。
参照⇒あいあーるあーる(IRR)
◎予備役編入
◎自衛官:⇒そくおうよびじえいかん(即応予備自衛官)
よびこ
【呼子】
【呼び子】
◇[英]whistle
○人を呼ぶ合図(アイズ)に吹く小さい笛。また、互いに連絡しあ
うことにも使用する。
「よぶこ(呼子,呼ぶ子)」,「よぶこの笛(呼子の笛,呼ぶ子の笛)」
とも呼ぶ。
よびじえいかん《よびじゑいくわん》
【予備自衛官】
○[軍]⇒そくおうよびじえいかん(即応予備自衛官)
よびすて
【呼び捨て】
【呼捨て】
○人の名前を呼ぶ時に「さん」,「くん(君)」,「さま(様)」などの敬
称をつけない、ぞんざいな呼び方。
「よびずて(呼び捨て,呼捨て)」,「よびつけ(呼び付け,呼付け)」
とも呼ぶ。
参照⇒ためぐち(ため口)
よびずて
【呼び捨て】
【呼捨て】
○⇒よびすて(呼び捨て,呼捨て)
★よびだし
【呼び出し】
【呼出し】
○(1)呼び出すこと。
参照⇒よびつけ(呼び付け,呼付け)
○(2)ある日時・場所に出頭させる命令。
○(3)[運]相撲(スモウ)の土俵(ドヒョウデ)で、これから取り組む力
士(リキシ)の名前を呼び上げる役の人。
◎東(ひがーし)○○山(やまー)、西(にーし)△△海(うみー)。
○()
○()[古][通]呼び出し電話の略称。
⇒よびだしでんわ(呼び出し電話,呼出し電話)(2)
よびだしでんわ
【呼び出し電話】
【呼出し電話】
○(1)[通]電話で誘い出すこと。また、その電話。
○(2)[古][通]電話を設置していない人が、設置している人に
取り次ぐ依頼をしてある電話。
電話のある親しい近所の家や大家(オオヤ)などにあらかじめ電
話の取り次ぎを依頼しておくもの。
他のある人が自分に電話による用件がある場合には、その電
話番号に掛けてもらい、取り次ぎする人から通知を受けてその
電話に出て話をする。
単に「よびだし(呼び出し,呼出し)」とも呼ぶ。
◎電話番号の頭に「(呼)」と書くこともあった。
よびつけ
【呼び付け】
【呼付け】
○(1)呼んで(命じて)、自分のところに来させること。呼び寄
せること。
◎多くは悪い意味または見下した言い方で、一般的には「よび
だし(呼び出し,呼出し)」を用いる。
参照⇒よびだし(呼び出し,呼出し)
○(2)繰り返していつも呼んでいて、呼びなれていること。
○(3)⇒よびすて(呼び捨て,呼捨て)
よーひーぶほー
【ヨーヒーブホー】
◇[英]yo-heave-ho
○[話](英語で)水夫がイカリ(錨)を巻き上げる時の掛け声。
参照⇒よいとまけ(よいとまけ,ヨイトマケ),おーえす(オー
エス)
よびりん
【呼び鈴】
◇[英]bell
○人を呼んだり、合図をしたりするために鳴らす、鈴または電
鈴(デンレイ)(ベル)。
鈴には摘み上げて振るタイプと、卓上において上から手のひ
らで叩(タタ)くタイプがある。後者はホテルのフロントや事務所
の受付などに設置されていた。
参照⇒[1]べる(ベル)(3)
◎電話の呼び鈴(ベル)
よーぷ
【JOOP!】
○[服]ドイツのファション・ブランド。
◎1979(昭和54)ウォルフガング・ヨープ(Wolfgang Joop)が創
設。
よぶき
【ヨブ記】
【約百記】
◇[英]the Book of Job
○[聖]『旧約聖書』中の一書。
ヘブライの族長ヨブ(Job)という敬虔な篤信者が、苦悩の中
で神への信仰を堅持する姿を描く。義人であるにもかかわらず、
なぜ苦しむかという神義論的問題が扱われている。
略称は「Job」。
参照⇒きゅうやくせいしょ(旧約聖書)
◎巨大な永生海獣リバイアサン(Leviathan)が登場する。
参照⇒りばいあさん(リバイアサン)(1)
よぶこ
【呼子】
【呼ぶ子】
○⇒よびこ(呼子,呼び子)
よぶこちょう《よぶこちやう》
【呼子町】
◇[日]Yobuko Cho
○[古]佐賀県北西部、東松浦郡(ヒガシマツウラグン)の町。
◎加部島(カベシマ)に 731(天平 3)創建の田島神社がある。
◎2005. 1. 1(平成17)唐津市に編入。
よぶこのふえ
【呼子の笛】
【呼ぶ子の笛】
○⇒よびこ(呼子,呼び子)
よぷちょん
【ヨプチョン】
【葉銭】
◇[朝]yopchon
○(1)[古]李氏朝鮮時代に流通していた、使い古されて枯れ葉
のように穴の空いた貨幣のこと。
参照⇒ちょん(チョン,錢)
○(2)[朝](転じて)朝鮮人の蔑称。
参照⇒よぼ(ヨボ)(2)
よべしゅう《よべしう》
【ヨベ州】
◇[英]Yobe State
○ナイジェリア連邦共和国北東部の州。東部・南東部をボルノ
州(Borno State)、南西部・西部をヨベ州(Yobe State)、北西
部をジガワ州(Jigawa State)に接し、北部をニジェール共和国
に隣接。
州都はダマツル(Damaturu)。
イスラム法シャリーア(Islamic sharia law)を導入。
よぼ
【ヨボ】
○(1)(朝鮮語で)あなた・おまえ。
参照⇒よぼせよ(ヨボセヨ)
○(2)[差別語](日本で)朝鮮人を馬鹿にした言い方。
参照⇒よぷちょん(ヨプチョン,葉銭),ちょっぱり(チョッパ
リ)
★よぼうこうきん《よばうこうきん》
【予防拘禁】
○[法]
治安維持法は1941(昭和16)予防拘禁制を採用。当局が「非転
向」あるいは「転向不十分」とみなした場合に拘禁できるように
なり、共産党員を始め数万人が検挙・処断された。1945(昭和
20)GHQの命令で廃止された。
よぼうせっしゅ《よばうせつしゆ》
【予防接種】
○[医]伝染病の発生・流行を予防するために、ワクチンなどを
注射または経口的に接種して人工的に免疫状態をつくること。
俗に「予防注射」とも呼ぶ。
参照⇒よぼうせっしゅほう(予防接種法),なまわくちん(生ワ
クチン)
よぼうせっしゅほう《よばうせつしゆはふ》
【予防接種法】
○[法]予防接種について定めた法律。
疾病・接種義務・実施方法などを指定。
対象の伝染病は痘瘡(トウソウ)・ジフテリア・腸チフス・パラチ
フス・百日咳で、流行時にはコレラ・ワイル病・小児麻痺(マヒ)
(ポリオ)なども指定される。
◎1947(昭和22)予防接種法、施行。
1964. 4.16(昭和39)予防接種法、改正公布施行。小児麻痺に
生ワクチンを採用。
1976. 6.19(昭和51)予防接種法、改正公布。
1978. 7.25(昭和53)予防接種法施行令、改正。1〜6歳児に
ハシカ(麻疹)の予防接種義務化。
1994(平成 6)予防接種法、改正。
参照⇒ていぎんじけん(帝銀事件)
よぼうちゅうしゃ《よばうちゆうしや》
【予防注射】
○[俗]⇒よぼうせっしゅ(予防接種)
よぼせよ
【ヨボセヨ】
○(朝鮮語で)人に呼びかける言葉。もしもし。
◎「ヨボ」は「お前」、「セヨ」は助動詞「です・ます」の意味。
参照⇒よぼ(ヨボ)(1)
よまいがた
【四枚肩】
○⇒しまいがた(四枚肩)
よみ
【黄泉】
○⇒こうせん(黄泉)
★よみうりしんぶん
【読売新聞】
○[通]大手新聞社。
◎1874.11. 2(明治 7)創刊。
よみがえる《よみがへる》
【蘇る】
【甦る】
○(1)いったん死んだ人が、また息を吹き返す。生き返る。蘇
生(ソセイ)する。
○(2)いったん滅(ホロ)びたり、廃(スタ)れたものが復活する。
○(3)いったん衰(オトロ)えたものが、また活気を取り戻す、盛ん
になる。
◎「(死者の国の)黄泉(ヨミ)から帰る」の意味。
よみかきそろばん
【読み書き算盤】
◇[英]the three R's(writing, reading, and arithmetic)
○(1)子供の基礎学科の総称。書物を読み、文字を書き、勘定
ができる能力。
参照⇒りてらしー(リテラシー)
○(2)学問・学力。
よみがはま
【夜見ヶ浜】
◇[日]Yomigahama/Yomi ga Hama
○[地]鳥取県の弓ヶ浜の別称。
⇒ゆみがはま(弓ヶ浜)(2)
よみじ《よみぢ》
【黄泉】
【黄泉路】
○黄泉(ヨミ)へ行く路。冥土(メイド)へ行く路。
「めいろ(冥路)」,「泉路(センロ)」とも呼ぶ。
参照⇒こうせん(黄泉)
よみしま
【夜見島】
◇[日]Yomishima/Yomi Shima
○[古][地]⇒ゆみがはま(弓ヶ浜)(2)
よみたんそん
【読谷村】
◇[日]Yomitan Son
○沖縄県の沖縄本島中南部、中頭郡(ナカガミグン)の村。
参照⇒せなは(瀬名波),そべ(楚辺)
よみど
【黄泉門】
○黄泉(ヨミ)の入口。
参照⇒こうせん(黄泉)
よむ
【ヨム】
◇[ヘブライ語]yom
○(ヘブライ語で)日([英]day)。
◎ヨム・キプール(Yom Kippur):⇒よむきぷーる(ヨム・キプ
ール)
ヨム・ハアツマウート(Yom ha-Atsma'ut):⇒よむはあつま
うーと(ヨム・ハアツマウート)
よむきぷーる
【ヨム・キプール】
◇[ヘブライ語]Yom Kippur、[英]Day of Atonement
○[宗]ユダヤ教の祭日の一つ。
ユダヤ暦の第一月チスリ(Tishre)(旧第七月)10日。
『旧約聖書』「レビ記(Leviticus)」の定めにより、大祭司が
自分と全国民の罪を潔めるため、贖罪(ショクザイ)の儀式を行った
大祭日。大祭司は断食をして身を苦しめ、至聖所に入って生け
贄(イケニエ)の動物を捧げる。
2頭のヤギ(山羊)が生け贄として選ばれ、1頭は神への生け
贄として殺され、もう1頭は人々の罪を負わさて荒野にいる悪
魔アザゼル(Azazel)のために荒野に解き放される。
「大贖罪日」,「贖罪の日」,「贖罪節」とも呼ぶ。
参照⇒,すけーぷごーと(スケープゴート)(1)
◎イスラエルでは休日。
よむはあつまうーと
【ヨム・ハアツマウート】
◇[ヘブライ語]Yom ha-Atsma'ut
○[暦]イスラエルの独立記念日。
ユダヤ暦の第八月イヤル(Iyyar)(旧第二月)5日。グレゴリ
オ暦では不定で、5月または6月ころ。金曜日または土曜日で
あればシャバット(安息日)への冒涜を避けるため、直前の木曜
日となる。
よむる
【ヨムル】
◇Yohmor
○レバノン東部、ベカー県(Mohafazat al Biqa)南西端の町。
リタニ川(Nahr al-Lytany)の東岸(左岸)に位置する。
★よめ
【嫁】
○(1)息子の妻。
◎川柳:「六阿弥陀(ロクアミダ)/嫁の噂(ウワサ)の/捨て処」。
○(2)(主に関西で)自分の妻。
○(3)結婚している女性・妻・人妻。
よめおこし
【ヨメオコシ】
【嫁起し】
○[鳥]ヨタカ(夜鷹)の別称。
⇒よたか(ヨタカ,夜鷹)(2)
よめとおめ《よめとをめ》
【四目十目】
○男女の生年が四年または十年の違い、つまり三つ違い・九つ
違いのこと。
縁組の際の俗説では不縁になるという。
◎もとは「夜目遠目(トオメ)笠の内」を「四目十目嫁(カ)さぬ内」に掛
けただけの言葉。
参照⇒よめとおめかさのうち(夜目遠目笠の内)
よめとおめかさのうち《よめとほめかさのうち》
【夜目遠目笠の内】
○[諺]女性の顔や姿が実際以上に美しく見える条件。また、見
せる条件。
<1>夜の薄暗がりに見る、<2>遠方から眺(ナガ)め見る、<3>笠
を被(カブ)っているのをちらりとのぞき見る、こと。
参照⇒よめとおめ(四目十目),かぜひきおとこにめやみおん
な(風邪引き男に目病み女)
よめにこないか
【嫁に来ないか】
○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、川口真作曲の歌謡曲。
歌は新沼謙治。
◎1976. 6. 1(昭和51)発売。
★よもぎ
【ヨモギ】
【蓬】
◇[学]Artemisia princeps
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ヨモギ属(Arte-
misia)の多年草。
秋は花粉症の原因の一つであるが、飛散量は少ない。
新芽を「くさもち(草餅)」に搗(ツ)き入れることから「餅草(モチグ
サ)」とも呼ぶ。
また、成長した葉からお灸に用いる「もぐさ(艾)」を作ること
から「艾(モグサ)」とも呼ぶ。
◎英語:マグウォルト(mugwort)。
ドイツ語:バイフス(Beifuss)。
イタリア語:アルテミージア(artemisia)。
スペイン語:アルテミサ(artemisa)。
◎蓬生(ヨモギウ):⇒よもぎう(蓬生)
よもぎう《よもぎふ》
【蓬生】
○(1)ヨモギ(蓬)などが生えている荒れ果てた土地。
○(2)あばらや。自分の家を謙遜(ケンソン)して呼ぶ語。
○(3)[文]『源氏物語』第十五帖の巻名。
第六岾「末摘花(スエツムハナ)」の後日譚で、光源氏二十八歳の秋か
ら翌年四月まで。
光源氏の須磨流謫中、荒れた邸に寂しく貞操を守っていた末
摘花を源氏が帰京後に再び訪れるさまを描く。
★よもぎぞく
【ヨモギ属】
【蓬属】
◇[学]Artemisia
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)の一属。
「アルテミシア属」とも呼ぶ。
参照⇒あるてみす(アルテミス)(1)
よもぎた
【蓬田】
◇[日]Yomogita
○⇒よもぎたむら(蓬田村)
よもぎだ
【蓬田】
◇[日]Yomogida
○青森県西北部、東津軽郡(ヒガシツガルグン)蓬田村(ヨモギタムラ)の地
名。
よもぎたむら
【蓬田村】
◇[日]Yomogita Mura
○青森県西北部、東津軽郡(ヒガシツガルグン)の村。
よもやまばなし
【四方山話】
○世間話。雑多な話。
よもり
【余盛】
【余盛り】
◇[日]yomori
○[建]盛土(モリド)を行う際、沈下などを想定して多めに土を盛
ること。
参照⇒もりど(盛土,盛り土)
よゆう
【余裕】
○(1)(心に)ゆとりがあること。ゆったりとしてあせらないこ
と。
◎余裕のある態度
余裕をこく(余裕こく):参照⇒こく(こく,放く)(3)
○(2)(空間・時間・金銭などに)余りがあって、自由にできる
こと・困っていないこと。
★よーよー
【ヨーヨー】
◇[英]yo-yo、[中]liuliuqiu(溜溜球)/youyouqiu(悠悠球)
○
◎中国で創案される。
江戸時代に長崎から流行し、「てぐるま」と呼ばれた。
1933(昭和 8)大流行。アメリカ渡来のものをモガ・モボが楽
しみはじめ、広く一般に流行したもの。
◎1933. 2. 5(昭和 8)日本初のヨーヨー競技大会、開催。
よよぎ
【代々木】
◇[日]Yoyogi
○(1)東京都渋谷区の地名。
区北部:代々木1〜5丁目。
区西部:元代々木町(モトヨヨギチョウ)。
区中央:代々木神園町(ヨヨギカミゾノチョウ)。明治神宮・代々木公
園が含まれる。
○(2)[交]⇒よよぎえき(代々木駅)
よよぎうえはらえき《よよぎうへはらえき》
【代々木上原駅】
○(1)[交]東京都渋谷区西原(ニシハラ)にある、小田急小田原線の
駅。
代々木八幡(ヨヨギハチマン)駅と東北沢(ヒガシキタザワ)駅(世田谷区)
の間。
◎1924. 4. 1(大正13)代々幡上原(ヨヨハタウエハラ)駅として開業。
1941.10.15(昭和16)代々木上原駅と改称。
○(2)[交]東京地下鉄(東京メトロ)の駅。
代々木公園(ヨヨギコウエン)駅の次で、ターミナル駅(始点)。
◎1978. 3.31(昭和53)開業。
よよぎえき
【代々木駅】
○[交]東京都渋谷区代々木にある、JR中央線(総武線直通)・
山手線の駅
中央線:千駄ヶ谷(センダガヤ)駅と新宿駅の間。
山手線:原宿(ハラジュク)駅と新宿駅の間。
◎1906.10.23(明治39)開業。同年11月1日には国有化された。
よよぎがくいん《よよぎがくゐん》
【代々木学院】
○[教]予備校の一つ。
本校は東京都新宿区。
◎1937(昭和12)創立。
よよぎきょうぎじょう《よよぎきやうぎぢやう》
【代々木競技場】
○⇒こくりつよよぎきょうぎじょう(国立代々木競技場)
よよぎこうえん《よよぎこうゑん》
【代々木公園】
○(1)東京都渋谷区代々木神園町(ヨヨギカミゾノチョウ)にある都立の
総合公園。明治神宮・国立代々木競技場と隣接。
東京オリンピック選手村跡に造られ、森林公園地区・運動公
園地区、サイクリング・コースやバードサンクチュアリなどが
ある。
代々木練兵場跡で、園内に日本航空発祥記念碑がある。
○(2)[交]⇒よよぎこうえんえき(代々木公園駅)
よよぎこうえんえき《よよぎこうゑんえき》
【代々木公園駅】
○[交]東京都渋谷区富ヶ谷(トミガヤ)にある、東京地下鉄(東京メ
トロ)の駅。
代々木上原(ヨヨギウエハラ)駅と明治神宮前(メイジジングウマエ)駅の間。
よよぎぜみなーる
【代々木ゼミナール】
○[教]大学受験の大手予備校の一つ。学校法人。
本部は東京都渋谷区代々木。
★よよぎれんぺいじょう《よよぎれんぺいじやう》
【代々木練兵場】
○[歴]
現在は代々木公園。
◎1910.12.19(明治43)徳川好敏(ヨシトシ)陸軍工兵大尉がフランス
製アンリ・ファルマン複葉機で、日野熊蔵(クマゾウ)陸軍歩兵大
尉(1878〜1946)がドイツ製ハンス・グラーデ単葉機を操縦して
日本初飛行に成功。最高高度70メートル、距離3,000メートル。
代々木公園内に日本航空発祥記念碑がある。
参照⇒あんりふぁるまんふくようき(アンリ・ファルマン複
葉機)
よよはたうえはらえき《よよはたうへはらえき》
【代々幡上原駅】
○[古][交]⇒よよぎうえはらえき(代々木上原駅)(1)
よよはたさいじょう《よよはたさいぢやう》
【代々幡斎場】
○東京都渋谷区西原(ニシハラ)二丁目にある、民間の斎場・火葬場。
「代々幡葬儀場」とも、俗に「幡ヶ谷(ハタガヤ)葬儀場」とも呼ぶ。
よよはたそうぎじょう《よよはたさうぎぢやう》
【代々幡葬儀場】
○⇒よよはたさいじょう(代々幡斎場)
よーら
【ヨーラ】
◇[西]yola、[英]yawl
○[海]⇒よーる(ヨール)
よーらす
【ヨーラス】
◇[英]urus
○[哺]⇒[1]おーろくす(オーロクス)
★より
【縒り】
○(1)
参照⇒みぎより(右撚り),ひだりより(左縒り)
○()
よりいそはんとう《よりいそはんたう》
【寄磯半島】
◇[日]Yoriiso Hanto
○[地]宮城県石巻市南東部、牡鹿半島(オシカ・ハントウ)基部の東岸か
ら太平洋に突出する小半島。
南東端は寄磯崎。
南側は鮫浦湾(サメウラワン)。
参照⇒おしかはんとう(牡鹿半島)
◎旧住所は牡鹿郡(オシカグン)牡鹿町(オシカチョウ)。
よりいまち《よりゐまち》
【寄居町】
◇[日]Yorii Machi
○埼玉県北部中央、大里郡(オオサトグン)の町。
よりうど
【寄人】
○(1)[歴]平安時代以降、朝廷の記録所の役人。
「よりゅうど(寄人)」,「よりびと(寄人)」とも呼ぶ。
○(2)[歴]平安時代以降、朝廷の和歌所(ワカドコロ)の役人。
「召人(メシウド,メシュウド)」,「よりゅうど(寄人)」,「よりびと(寄人)」
とも呼ぶ。
○(3)[歴]鎌倉・室町幕府の政所・問注所・侍所に属した職員。
「よりゅうど(寄人)」,「よりびと(寄人)」とも呼ぶ。
○(3)[歴]平安後期に公領・荘園の住民で、本来の領主とは別
の公家・社寺に身を寄せ隷属して雑役を勤めた者。
「よりゅうど(寄人)」,「よりびと(寄人)」とも呼ぶ。
★よりき
【与力】
○(1)加勢(カセイ)すること。
○(2)[歴]江戸時代の制度で奉行の配下。
奉行家臣の内与力は3名で禄高百石、一般の与力は20〜80名
で役料30石。
町奉行の与力は「町与力」とも呼び、部下の同心とともに市中
の行政・司法・警察などの任務を遂行。
★よりつき《》
【寄り付き】
【寄付き】
○()[]
○()茶会の待合いの別称。
⇒まちあい(待ち合い,待合い,待合)(3)
よりどうぐ《よりだうぐ》
【寄道具】
【寄り道具】
○[古]相手を殺傷せずに捕えるための道具。
十手(ジッテ,ジュッテ)・寄棒(ヨリボウ)・突棒(ツクボウ)・刺股(サスマタ)
・袖搦(ソデガラミ)など。
「捕(ト)り道具」とも呼ぶ。
参照⇒じって(十手),くまで(熊手)(2),とびどうぐ(飛道具,
飛び道具)
よりびと
【寄人】
○(1)⇒よりうど(寄人)
○(2)「よりまし」の別称。
⇒よりまし(憑坐,尸童,神子)
よりまし
【憑坐】
【尸童】
【神子】
○依代(ヨリシロ)となる人間。神霊がよりつく人間。
祈祷師(キトウシ)が神霊を招いて乗り移らせ、託宣(タクセン)をのべ
させるための童子や婦女で、神が「依りますところ」の意味。
人形を用いることもあり、この場合は後に川に流す。
「寄人(ヨリビト)」,「物憑(モノツ)き」とも呼ぶ。
よりゅうど《よりうど》
【寄人】
○[歴]⇒よりうど(寄人)
[1]よーる
【ヨール】
◇[英]yawl
○(1)[海]2本マストの小型帆船。
大前檣(ダイゼンショウ)(large mainmast)と小後檣(ショウコウショウ)
(smaller jiggermast)がある縦帆船(ジュウハンセン)(schooner)。
「ダンディー([英]dandy)」とも呼ぶ。
参照⇒すくーなー(スクーナー)
○(2)[海]船載ボートの一種。
4本または6本オールのもの。
◎ドイツ語:ヨーレ(Jolle)。
イタリア:ヨーレ(iole)。
スペイン語:ヨーラ(yola)。
[2]よーる
【ヨール】
◇[独]Jolle、[英]yawl
○[海]⇒[1]よーる(ヨール)
[3]よーる
【ヨール】
◇[伊]iole、[英]yawl
○[海]⇒[1]よーる(ヨール)
よるがお《よるがほ》
【ヨルガオ】
【夜顔】
◇[学]Ipomoea alba
○[植]ナス目(Solanales)ヒルガオ科(Convolvulaceae)サツマ
イモ属(Ipomoea)のツル性(蔓性)多年草で、園芸上は一年草。
茎は他の物に巻き付いて長く伸び、長さ数メートルになる。
茎を切ると白汁を出す。
葉は円心形または三浅裂したハート形で、長さ約10センチメ
ートル。互生。
夏の夕方、葉のつけ根の花軸にアサガオに似た形の白い花を
数個開き、翌朝しぼむ。大きさは約15センチメートルで、香気
を放つ。
熱帯アメリカ原産で、明治初期に観賞用として渡来し、鉢植
えなどで栽培。
「ヤカイソウ(夜開草,夜会草)」,「ユウガオ(夕顔)」とも呼ぶ。
◎英語:ムーンフラワー(moonflower)。
スペイン語:ダマデノーチェ(Dama de noche)。
中国語:月光花(yueguanghua)。
よるがおぞく《よねがほぞく》
【ヨルガオ属】
【夜顔属】
◇[学]Calonyction
○[古][植]サツマイモ属(Ipomoea)の旧称。
⇒さつまいもぞく(サツマイモ属,薩摩芋属)
よるだん
【ヨルダン】
◇Jordan
○(1)[地]⇒よるだんがわ(ヨルダン川)
○(2)⇒よるだんはしみておうこく(ヨルダン・ハシミテ王国)
★よるだんがわ《よるだんがは》
【ヨルダン川】
◇[英]Jordan River/the Jordan
○[地]西アジア、パレスチナ地方を地中海東岸に並行して流れ
る内陸河川。
◎西岸の地区:⇒うぇすとばんく(ウェストバンク)
◎洗礼者ヨハネがキリストに洗礼を授けた川。
★よるだんはしみておうこく《よるだんはしみてわうこく》
【ヨルダン・ハシミテ王国】
◇[英]Hashemite Kingdom of Jordan
○アラビア半島北西部の王国。
首都はアンマン(Amman)。
英語読みで「ジョルダン」とも呼ぶ。
旧称は「トランスヨルダン(Transjordan)」。
〈面積〉
9万8,000平方キロメートル(ヨルダン川西岸を含む)。
8万9,213平方キロメートル。
〈人口〉
1976(昭和51)278万人。
1984(昭和59)338万人。
1988(昭和63)394万人。
1995(平成 7)418万7,000人。
1999(平成11)456万1,147人(7月推計)。
◎州:Muhafazat (al/az) *、[英]* Governorate。
よるのぷらっとほーむ
【夜のプラットホーム】
○[楽]奥野椰子夫作詞、服部良一(リョウイチ)作曲の歌謡曲。
歌は二葉あき子。
◎1947. 2.(昭和22)レコード発売。
よれい
【予鈴】
◇[英]first bell
○(1)[劇]演芸場・映画館などの開演前に鳴らす合図のベル。
○(2)[経]工場などの操業開始の本鈴少し前に鳴らす合図のベ
ル。
◎予鈴から本鈴までの間は就業時間に含まれないが、着替えや
移動などの操業準備は済ませていなければならない。
○(3)[教]授業開始の本鈴少し前に鳴らす合図のベル。
★よろい《よろひ》
【鎧】
【甲】
○
参照⇒くさりかたびら(鎖帷子)(2)
◎袖(ソデ)は「鎧袖(ガイシュウ)」とも呼ぶ。
参照⇒がいしゅういっしょく(鎧袖一触)
◎一領(リョウ)二領と数える。
古墳時代:⇒たんこう(短甲),かけよろい(挂け甲,挂甲)
◎[独]Panzer(パンツァー)。
よろいいた《よろひいた》
【鎧板】
◇[英]louver board/louver
○[建]薄く小幅の細長い板を一定の間隔と傾斜で平行を保って、
ずらしながら取り付けた板。また、取り付けたもの。
直射日光をさえぎりながら室内に採光したり、通風のために
窓や戸に用いる。また、通風のため家具にも用いる。
「がらり板」,「がらり」,「羽板(ハイタ)」,「錏板(シコロイタ)」,「ルーバ
ー」とも呼ぶ。
参照⇒よろいど(よろい戸,鎧戸)(1)
★よろいざめ《よろひざめ》
【ヨロイザメ】
【鎧鮫】
◇[学]Dalatias licha、[英]Kitefin shark
○[魚]軟骨魚綱(Chondrichthyes)板鰓亜綱(Elasmobranchii)ツ
ノザメ目(Squaliformes)ヨロイザメ科(Dalatiidae)ヨロイザメ
属(Dalatias)のサメ。
体長約2メートル。
〈ヨロイザメ科(Dalatiidae)〉
ヨロイザメ属(Dalatias)。
ダルマザメ属(Isistius):⇒だるまざめ(ダルマザメ,達磨鮫)
ツラナガコビトザメ属(Squaliolus)。
よろいど《よろひど》
【よろい戸】
【鎧戸】
○(1)[建]鎧板をつけた戸。
日除(ヒヨ)けや通風に用いる。
「がらり戸(と,ど)」,「錏戸(シコロト)」,「ルーバー(louver)」とも
呼ぶ。
参照⇒よろいいた(鎧板),きりかけ(切り掛け,切り懸け,切掛
け,切懸け)(3)
◎蒸気機関車(SL)当時の客車の窓の日除けは、上げ下げする
鎧戸でカーテンではなかった。
○(2)[建]⇒しゃったー(シャッター)(1)
◇Yolo County
○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
中北部の郡。南東部をサクラメント郡(Sacramento County)、
南部をソラノ郡(Solano County)、西部をナパ郡(Napa County)
に接する。
郡都はウッドランド(Woodland)。
よろいどおし《よろひどほし》
【ヨロイドオシ】
【鎧通し】
○[植]メギ(目木)の別称。
⇒めぎ(メギ,目木,小蘗)
★よろいどおし《よろひどほし》
【鎧通し】
○(1)長さ九寸五分(約30センチメートル)の短い短刀(タントウ)。
○(2)鏃(ヤジリ)の一種。太く鋭いもの。
○(3)[植]メギ(目木)の別称。
⇒めぎ(メギ,目木,小蘗)
よろいねずみ《よろひねずみ》
【ヨロイネズミ】
【鎧鼠】
◇[西]armadillo
○[哺]アルマジロの別称・和名。
⇒あるまじろ(アルマジロ)
よろこびもかなしみもいくとしつき
【喜びも悲しみも幾歳月】
○(1)[映]第二次世界大戦中・戦後、灯台守夫婦が日本各地の
灯台を転勤する生活を描いた作品。
監督:木下恵介(ケイスケ)。
出演:佐田啓二(サダ・ケイジ)・高峰秀子(ヒデコ)ら。
◎1957.10. 1(昭和32)公開。
○(2)[映](1)のリメイク『新・喜びも悲しみも幾歳月』。
監督:木下恵介。
出演:加藤剛(ゴウ)・大原麗子・中井貴一(キイチ)ら。
◎1986. 6.28(昭和61)日本で公開。
1986. 7.(昭和61)アメリカで公開。英題は"Big Joys,Small
Sorrows"。
◎中井貴一は佐田啓二の息子。
○(3)[楽]木下忠司作詞・作曲の(1)の主題歌。
歌は若山彰。
◎1957.10.(昭和32)レコード発売。
★よろずちょうほう《よろづてうほう》
【万朝報】
○[歴][通]1892(明治25)黒岩涙香(クロイワ・ルイコウ)が東京で創刊し
た日刊新聞。
参照⇒あかしんぶん(赤新聞)
よろずのびじゅつかん《よろづのびじゆつくわん》
【萬野美術館】
○[歴][美]大阪府大阪市中央区西心斎橋にあった、中国や日本
の陶磁・絵画・茶道具などを展示する私立美術館。有料。
◎1988(昭和63)萬野汽船創業者萬野裕昭の収集品をもとに開館。
2004(平成16)財政難で閉館。
★よーろっぱ
【ヨーロッパ】
【欧羅巴】
◇[葡][蘭]Europa、[英]Europe
○[地]六大州の一つ、欧州(オウシュウ)。
「エウロパ」とも呼ぶ。
◎語源は、ギリシア語で「広い(eurys)」からとも、ギリシア神
話のフェニキア(Phoenicia)の王女エウロペ(Europe)に因(チナ)
むともいわれる。
参照⇒うえろぺ(エウロペ)(1)
よーろっぱうちゅうきかん《よーろつぱうちうきくわん》
【ヨーロッパ宇宙機関】
◇[英]European Space Agency
○[宇]⇒いーえすえー(ESA)
よーろっぱうちゅうきょく《よーろつぱうちうきよく》
【ヨーロッパ宇宙局】
◇[英]European Space Agency
○[宇]⇒いーえすえー(ESA)
よーろっぱきょうどうたい
【ヨーロッパ共同体】
◇[英]European Communities
○[歴]⇒[1]いーしー(EC)
よーろっぱげんしりょくきかん《よーろつぱげんしりよくきくわん》
【ヨーロッパ原子力機関】
◇[英]European Nuclear Energy Agency
○[原]OECD・ENAの前身。
⇒おーいーしーでぃいーぬいーえー(OECD・ENA)
よーろっぱこまどり
【ヨーロッパコマドリ】
○[鳥]⇒ろびん(ロビン)(1)
よーろっぱせきたんてっこうきょうどうたい
《よーろつぱせきたんてつかうきようどうたい》
【ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体】
◇[英]European Coal and Steel Community
○[歴][鉱]⇒いーしーえすしー(ECSC)
★よーろっぱちゅうおうぎんこう《よーろつぱちゆうあうぎんかう》
【ヨーロッパ中央銀行】
◇[英]European Central Bank
○[経]ユーロ圏の金融政策を運営する中央機関。
本部はドイツのフランクフルト。
略称は「ECB」。
「欧州中央銀行」,「欧州中銀」とも呼ぶ。
参照⇒ゆーろ(ユーロ)
〈歴代総裁(President)〉
ドイセンベルク(Wim Duisenberg):1998. 6. 1〜。
◎1998. 6. 1(平成10)欧州通貨機構(EMI)を母体に、正式発
足。
★よーろっぱつうかたんい《よーろつぱつうくわたんゐ》
【ヨーロッパ通貨単位】
◇[英]European Currency Unit
○[古][経]ヨーロッパ通貨制度(EMS)で使用された共通通貨
指標。実際に通貨や貨幣は発行していない為替変動メカニズム。
略称は「エキュ(ECU)」。
「欧州通貨単位」とも呼ぶ。
参照⇒ゆーろ(ユーロ),あじあつうかたんい(アジア通貨単位)
◎1979(昭和54)ヨーロッパ通貨制度、発足。
1999. 1. 1(平成11)ユーロ圏通貨の為替レートを固定。
よろめく
【蹌踉めく】
【蹌踉く】
○(1)足取りが確かでなく、よろけること。足がふらついて、
倒れそうになる。
○(2)[俗]誘惑にのる。浮気する。
よろん
【与論】
◇[日]Yoron
○(1)[地]⇒よろんとう(与論島)
○(2)⇒よろんちょう(与論町)
よろんちょう《よろんちやう》
【与論町】
◇[日]Yoron Cho
○鹿児島県南部、大島郡(オオシマグン)の町。
〈面積〉
20.48平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)6,208人。
よろんとう《よろんたう》
【与論島】
◇[日]Yoron To
○[地]鹿児島県南部、奄美諸島(アマミショトウ)最南端の島。
鹿児島県大島郡(オオシマグン)与論町(ヨロンチョウ)に所属。
参照⇒ゆりがはま(百合ヶ浜)
〈面積〉
21平方キロメートル。
◎1266(文永 3)琉球に貢納して帰属したという。
1609(慶長14)薩摩(島津氏)の琉球侵攻によって与論島以北が
鹿児島藩直轄領となる。
1879(明治12)大島郡に所属。
よんいちにじけん
【四・一二事件】
○[歴]⇒しいちにじけん(四・一二事件)
よんいちろくじけん
【四・一六事件】
○[歴]⇒しいちろくじけん(四・一六事件)
よんいるまん
【ヨンイルマン】
【迎日湾】
◇[朝]Yong-il Man/Yeong-il Man
○[地]⇒げいじつわん(迎日湾)
よんいん
【ヨンイン】
【竜仁】
◇[朝]Yongin
○⇒りゅうじん(竜仁)
よんうぉるぐん
【ヨンウォル郡】
【寧越郡】
◇[朝]Yeongwol-gun
○⇒ねいえつぐん(寧越郡)
よんえふうんどう
【4F運動】
◇[英]4F Movement、[独]4F Turnerkreuz
○[運]体操教育に「新鮮に、敬虔に、楽しく、自由に(Frisch,
Fromm, Froh, Frei)」を取り入れる運動。
プロイセンの体育指導者フリードリヒ・ヤーン(Friedrich
Ludwig Jahn)の標語。
参照⇒[3]やーん(ヤーン)
よんかーず
【ヨンカーズ】
◇Yonkers
○アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)南
東部のウェストチェスター郡(Westchester County)南西部の都
市。
北緯40.95°、西経73.87°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)18万8,082人。
2000(平成12)19万6,019人。
よんぎぐん
【ヨンギ郡】
【燕岐郡】
◇[朝]Yeongi-gun
○⇒えんぎぐん(燕岐郡)
よんくずしもん《よんくづしもん》
【四崩し文】
【四崩文】
○⇒いちくずしもん(一崩し文,一崩文)
よんさんきち
【ヨンサン基地】
【竜山基地】
◇[英]the Yongsan Base
○[軍]⇒りゅうざんきち(竜山基地)
よんしきちゅうせんしゃ
【四式中戦車】
○[歴][軍]第二次世界大戦末期に試作された、旧日本陸軍の中
戦車。
全長6.3メートル、全幅・全高2.9メートル、重量30トン。75
ミリ砲を搭載し、装甲最大75ミリメートル。
2台製作され、戦後1台がアメリカに引き渡されている。
「チト」とも呼ぶ。
◎1942(昭和17)九七式中戦車をベースに開発開始。
1944. 5.(昭和19)完成。
よんしょくもんだい
【四色問題】
◇[英]four-color problem/four-color map problem
○[数]「地図で国を色分けするとき最低何色必要か」という問題。
経験上、四色あれば充分なことは分かっていたが、数学的に
は証明されていなかった。
1976(昭和51)大型コンピュータを用いて肯定的に解決された。
「ししょくもんだい(四色問題)」とも呼ぶ。
よんじょり
【ヨンジョリ】
【嶺底里】
◇[朝]Yongjori
○⇒れいていり(嶺底里)
よーんぞん
【ヨーンゾン】
◇Uwe Klaus Dietrich Johnson(ウーヴェ・ヨーンゾン)
○[人]ドイツの作家(1934. 7.20〜1984. 2.23)。ポンメルン州
(Provinz Pommern)シュテッチン(Stettin)(現:ポーランドのシュ
チェチン<Szczecin>)近郊のカミン(Kammin)(現:Kamien)生れ。
47年グループ(Gruppe 47)の一人。
1959(昭和34)東ドイツから西ベルリンに移り、祖国の東西分
裂を前衛的手法で描く。
作品は1959(昭和34)『ヤーコプについての推測(Mutmassun-
gen ueber Jakob)』・1961(昭和36)『三冊目のアヒム伝(Das
dritte Buch ueber Achim)』・1965(昭和40)『二つの見解
(Zwei Ansichten)』など。
よんだい
【四大】
○四年制大学の略称。
主に「短大(短期大学)」に対する言葉。
◎「しだい(四大)」とも読む。
よんだい……
【四大……】
○⇒しだい……(四大……)
よんだいきしょ
【四大奇書】
○[文]⇒しだいきしょ(四大奇書)
よんだいきちそしょう
【四大基地訴訟】
【4大基地訴訟】
○[軍][空]小松基地(金沢)・横田基地(東京)・厚木基地(神奈
川)・嘉手納(カデナ)基地(沖縄)の訴訟。
よんだいこうぎょうちたい《よんだいこうげふちたい》
【四大工業地帯】
○[経]日本の四つの大きな工業地帯、京浜(ケイヒン)・阪神(ハンシン)
・中京(チュウキョウ)・北九州(キタキュウシュウ)の工業地帯の総称。
よんだいぶんめい
【四大文明】
◇[英]four great civilizations
○[歴]エジプト文明・メソポタミア文明・インダス文明・黄河
文明の総称。
参照⇒いんだすぶんめい(インダス文明)
よんたく
【四択】
○「四者択一」の略称。
四つの選択肢から一つを選ぶこと。
参照⇒たくいつ(択一)
◎四択問題の正解の確率は2番が高いと言われている。
よんちょん
【ヨンチョン】
【永川】
◇[朝]Yeongcheong
○⇒えいせん(永川)
よんちょんぐん
【ヨンチョン郡】
【漣川郡】
◇[朝]Yonchon gun、[英]Yonchon County
○⇒れんせんぐん(漣川郡)
よんてぃんほー
【ヨンティンホー】
【永定河】
◇[中]Yongding He
○[地]⇒えいていが(永定河)
よんでん
【四電】
○[電]四国電力の略称。
◎「東電(トウデン)」は東京電力、「中電(チュウデン)」は中部電力、「関
電(カンデン)」は関西電力。
よんとうごらく《よんたうごらく》
【四当五落】
○[俗][教]過激な受験戦争(受験地獄)を表した言葉。
睡眠時間を4時間にして勉強すれば合格できるが、5時間で
は不合格になるという意味。
よんどくとん
【ヨンドクトン】
【龍徳洞】
◇[朝]Yongduk-dong
○朝鮮半島北西部の平安北道(P'yong-anbuk-do)、朝鮮民主主
義人民共和国(北朝鮮)亀城市(Kusong-si)(キジョウシ;クソンシ)の地名。
寧辺市(Yongbyon-si)(ネイヘンシ;ヨンピョンシ)の北西40キロメートル。
「ヨンドクドン」とも呼ぶ。
◎2003. 7. 9(平成15)韓国の国家情報院、北朝鮮が核爆弾製造
につながる高性能爆薬を使った起爆実験を過去70回以上実施し
ていると公表。
よんどくどん
【ヨンドクドン】
【龍徳洞】
◇[朝]Yongduk-dong
○⇒よんどくとん(ヨンドクトン,龍徳洞)
★よんばいたい
【四倍体】
◇[英]tetraploid
○[生]基本数の四倍の染色体数をもつ生物体。
「テトラプロイド」と呼ぶ。
参照⇒ばいすうたい(倍数体),さんばいたい(三倍体)
◎ツユクサの4倍体:⇒おおぼうしばな(オオボウシバナ,大帽
子花)
よんひどん
【ヨンヒドン】
【延禧洞】
【延喜洞】
◇[朝]Yeonhuidong
○韓国ソウル特別市西大門区の高級住宅街。華僑の多く住む地
区。
「ヨニドン」とも呼ぶ。
よんびょん
【ヨンビョン】
【寧辺】
◇[朝](韓国)Yongbyon
○⇒ねいへん(寧辺)
よんぴょんど
【ヨンピョンド】
【延坪島】
◇[朝]Yonpyong-do
○[地]⇒えんへいとう(延坪島)
よんぴょんとう《よんぴよんたう》
【ヨンピョン島】
【延坪島】
◇[朝]Yonpyong-do
○[地]⇒えんへいとう(延坪島)
よんふんまん
【ヨンフンマン】
【永興湾】
◇[朝]Yonghung Man
○[地]⇒えいこうわん(永興湾)
よんふんわん
【ヨンフン湾】
【永興湾】
◇[朝]Yonghung Man
○[地]⇒えいこうわん(永興湾)
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