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百 科 辞 書 《よ》 編集:獨 澄旻
-------- よ ----------------------------------------------------
よ
【ヨ】
◇[西]yo
○(スペイン語で)わたし(私)。
参照⇒よ(予,余)
◎あなた:ティ(ti)。
★よ
【世】
◇[中]shi
○世の中・世間(セケン)。
★よ
【世】
【代】
◇[中]shi(世)/dai(代)
○(1)時代。
○(2)生涯。
○()
よ
【予】
【余】
◇[中]yu
○われ(我)・わたし(私)。
よ
【余】
◇[中]yu
○(1)余(アマ)り・残り・余分(ヨブン)・残余(ザンヨ)。
○(2)それ以上であること。
◎一千余
○(3)それ以外であること。
◎余所(ヨソ)
よ
【夜】
◇[中]ye
○よる(夜)・夜間(ヤカン)。日没から日の出までの間。
よあけのこーひー
【夜明けのコーヒー】
○[楽]歌謡曲『恋の季節』の中の1フレーズ。
参照⇒こいのきせつ(恋の季節)
よあけのすきゃっと
【夜明けのスキャット】
○[楽]山上路夫作詞、いずみたく作曲の歌謡曲。
歌は由紀さおり。
◎1969. 3.(昭和44)レコード発売。
よあけのていしゃば
【夜明けの停車場】
○[楽]丹古晴巳作詞、叶弦大作曲の歌謡曲。
歌は石橋正次。
◎1972. 1.(昭和47)レコード発売。
よあけまえ《よあけまへ》
【夜明け前】
○(1)夜が明ける前・未明。
○(2)[文]島崎藤村(トウソン)の長編歴史小説。
1929(昭和 4)「中央公論」に発表、1935(昭和10)完結。
◎明治維新前後の動乱を、狂死した父の悲劇をモデルに、時代
の波にもまれながら木曾馬籠宿(マゴメジュク)の旧家に生きる庄屋
青山半蔵の半生を描く。
よいえびす
【宵えびす】
○[暦]⇒とおかえびす(十日えびす,十日恵比須,十日戎)
よいごし《よひごし》
【宵越し】
○一夜を経(ヘ)ること。行為や状態などが次の日まで持ち越す
こと。また、その経たもの。
◎宵越しの銭(ゼニ)は持たぬ:江戸っ子の補足を参照:⇒えどっ
こ(江戸っ子)
よいこらしょ
【よいこらしょ】
○⇒どっこいしょ(どっこいしょ)
よいさ
【よいさ】
○⇒どっこいしょ(どっこいしょ)
よいしょ
【よいしょ】
○(1)⇒どっこいしょ(どっこいしょ)
○(2)人をおだてたり、人にへつらったりして機嫌(キゲン)をと
ること。
◎人を持ち上げる、の意味。
よいたまち
【与板町】
◇[日]Yoita Cho
○[古]新潟県中央部、三島郡(サントウグン)の町。
◎2006. 1. 1(平成18)長岡市に編入。
よいち
【余市】
◇[日]Yoichi
○(1)⇒よいちぐん(余市郡)
○(2)⇒よいちちょう(余市町)
よいち
【夜市】
○夜に開く市。夜店(よみせ)。
中国・東南アジアでは夜食のための飲食店など。
参照⇒あさいち(朝市)
よいちぐん
【余市郡】
◇[日]Yoichi Gun
○北海道南西部、後志支庁(シリベシシチョウ)の郡。積丹半島(シャコタンハ
ントウ)基部に位置する。
仁木町(ニキチョウ)・余市町(ヨイチチョウ)・赤井川村(アカイガワムラ)の町
村。
よいちだけ
【余市岳】
◇[日]Yoichi Dake
○[地]北海道、後志支庁(シリベシシチョウ)と石狩支庁にまたがる火
山。標高1,488メートル。
よいちちょう《よいちちやう》
【余市町】
◇[日]Yoichi Cho
○北海道南西部、後志支庁(シリベシシチョウ)余市郡(ヨイチグン)の町。
積丹半島(シャコタンハントウ)基部に位置し、東部を小樽市に接し、北
部を石狩湾に面する。
〈面積〉
140.56平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)2万3,685人。
◎1900(明治33)町制施行。
よいとまけ
【よいとまけ】
【ヨイトマケ】
○(1)[俗]炭鉱や工事現場などで、地ならしをする滑車(カッシャ)
の重い鎚(ツチ)を上げ下ろしするときに、大勢が一斉に綱を引く
掛け声。
◎水夫がイカリ(錨)を巻き上げる時の掛け声からとも、「よい
とひけ」の転とも。
英語では「ヨーヒーブホー(yo-heave-ho)」。
○(2)[俗](転じて)その地ならしをする作業・労働。
○(3)[俗](転じて)そのような労働・仕事を日雇いでする人(肉
体労働者)。土方(ドカタ)。
参照⇒にこよん(にこよん,ニコヨン)
よいとまけのうた
【ヨイトマケの唄】
○[楽]丸山明宏(アキヒロ)(現:美和明宏)作詞・作曲の歌謡曲。
歌も丸山明宏。
参照⇒よいとまけ(よいとまけ,ヨイトマケ)
◎1966(昭和41)ヒット。
2012.12.31(平成24)NHK紅白歌合戦で美輪明宏が熱唱。
よいのみょうじょう《よひのみやうじやう》
【宵の明星】
◇[希]Hesperos(ヘスペロス)/Hesperus、[英]Vesper(ベスパ
ー)
○[天]日没前後、西の空に輝く金星。
「ゆうずつ(夕星,長庚)」とも呼ぶ。
⇔あけのみょうじょう(明けの明星)
◎ドイツ語では「アーベントシュテルン(Abendstern)」。
よいまちぐさ《よひまちぐさ》
【宵待草】
○[楽]竹久夢二作詞(西条八十補作)、多忠亮(オオノ・タダアキ)作曲
の歌謡曲。
歌は藤原義江(ヨシエ)/高峰三枝子/李香蘭(Li Xianglan)(リ・コ
ウラン)(本名は山口淑子)/五十嵐喜芳/倍賞千恵子など。
◎1928. 7.(昭和 3)藤原義江の歌でレコード発売。
よいまちぐさ《よひまちぐさ》
【宵待草】
【宵待ち草】
○[植]マツヨイグサの別称。
⇒まつよいぐさ(マツヨイグサ,待宵草)
よいやさ
【よいやさ】
○⇒どっこいしょ(どっこいしょ)
よう《えふ》
【葉】
○(1)[植]植物の葉(ハ)・葉っぱ。
◎枝葉(シヨウ),紅葉(コウヨウ),黄葉(コウヨウ),落葉(ラクヨウ),子葉(シヨウ),
葉脈(ヨウミャク),葉緑素(ヨウリョクソ),広葉樹(コウヨウジュ),針葉樹(シンヨウジュ)
○(2)[医]([英]lobe)(組織や臓器で)木の葉の先や縁のように、
とがって角(カド)をなしている部分。
◎胚葉(ハイヨウ),肺葉(ハイヨウ),脳葉,肝葉
○(3)(葉・紙など)薄く平たいもの。
◎百葉箱
○(4)[助数詞]葉・紙など、薄く平たいものを数える言葉。
◎一葉の写真
◎中国語の「葉(ye)」では「ページ([英]page)」の意味にも用いら
れ、「頁([中]ye)」も用いるのは中国語の音が同じ事から。
○(5)[助数詞]小舟を数える言葉。
○(6)時代・世を大きく分けた区切り。
◎二十世紀前葉(ゼンヨウ),中葉(チュウヨウ),後葉(コウヨウ),末葉(マツヨウ)
★よう
【癰】
◇[中]yong(癰)、[英]carbuncle、[独]Karfunkel
○[病]皮膚や皮下組織に生ずる急性化膿性炎症。
隣接する数個以上の毛包・皮脂腺などが化膿菌に侵された皮
膚疾患で、セツ(*)([中]jie)([英]pimple)の集合したもの。
「カルブンケル」,「フルンクル([英]furuncle)」,「フルンケル」
とも呼ぶ。
参照⇒[2]せつ(セツ),めんちょう(面疔)
(*)「(「病」-「丙」+「節」)」と書く。
ようあつ《やうあつ》
【陽圧】
◇[英]positive pressure
○[物][医]容器・体内などの内部圧力を外部・外界より高く
すること。また、その状態。
⇔いんあつ(陰圧)
◎陽圧室
持続的気道陽圧法:⇒しーぱっぷ(CPAP)
★ようおん《ゑうおん》
【拗音】
◇[英]contracted sound
○[言]国語の音節の一種で、「き・し・ち・み・く」などの仮名に
「ゃ・ゅ・ょ」などを添えて表す音。
◎「拗」は「ねじれる」の意味。
◎「っ」は促音(ソクオン)、「ん」は撥音(ハツオン)と呼ぶ。
拗音・促音・撥音以外は直音(チョクオン)と呼ぶ。
ようが
【用賀】
◇[日]Yoga
○(1)東京都世田谷区中南部の地名。
○(2)[交]⇒ようがえき(用賀駅)
ようかい《やうくわい》
【洋灰】
○[建]⇒せめんと(セメント)(2)
ようかいちし《やうかいちし》
【八日市市】
◇[日]Yokaichi Shi
○[古]滋賀県中東部にあった市。
◎2005. 2.11(平成17)八日市市、神崎郡(カンザキグン)の永源寺町
(エイゲンジチョウ)・五個荘町(ゴカショウチョウ)、愛知郡(エチグン)の愛東町
(アイトウチョウ)・湖東町(コトウチョウ)の1市4町が合併して東近江市(ヒガ
シオウミシ)を発足。
◎千葉県には八日市場市(ヨウカイチバシ)があった。
ようかいちばし《やうかいちばし》
【八日市場市】
◇[日]Yokaichiba Shi
○[古]千葉県北東部、九十九里平野北部の市。
大利根用水を利用した園芸農業が盛ん。
◎江戸時代、市場町として発展。
2006. 1.23(平成18)匝瑳郡(ソウサグン)野栄町(ノサカマチ)と合併し
て匝瑳市を発足。
◎滋賀県には八日市市(ヨウカイチシ)があった。
ようがえき
【用賀駅】
○[交]東京都世田谷区用賀にある、東急田園都市線の駅。
桜新町(サクラシンマチ)駅と二子玉川(フタコタマガワ)駅の間。
ようかかり《えうくわかり》
【ヨウ化カリ】
【沃化カリ】
◇[英]potassium iodide
○[化]⇒ようかかりうむ(ヨウ化カリウム,沃化カリウム)
ようかかりうむ《えうくわかりうむ》
【ヨウ化カリウム】
【沃化カリウム】
◇[英]potassium iodide、[独]Kaliumjodid
○[化]ヨウ素(沃素)とカリウムの化合物。
分子式はKI。比重3.13。融点680℃・沸点1330℃。
無色の結晶で、空気中に長く放置すると分解して着色する。
水によく溶け、アルコールにも溶ける。水溶液にヨウ素を溶
かしたものは「ルゴール液([英]Lugol's solution)」と呼ぶ。
医薬品・分析試薬や他のヨウ素化合物の原料となる。
「ヨウ化カリ(沃化カリ)」,「ヨードカリウム(沃度カリウム)」,
「ヨードカリ(沃度カリ)」,「ようぽつ(沃剥)」,「ようぼつ(沃剥)」
とも呼ぶ。
参照⇒るごーるえき(ルゴール液)
ようかぎん《えうくわぎん》
【ヨウ化銀】
【沃化銀】
◇[英]silver iodide、[独]Silberjodid
○[化]ヨウ素(沃素)と銀の化合物。
分子式はAgI。
微結晶粉末または針状の黄色結晶。水に難溶性。
感光性があり、光に当たると徐々に分解して銀を遊離して緑
がかった灰黒色に変わる。
感光性を利用して写真乳剤に用いる。また、人工降雨の凝結
核に利用する。
製法は、硝酸銀の水溶液にヨウ化水素またはヨウ化カリウム
の溶液を加える。
参照⇒しょうさんぎん(硝酸銀)
ようかくそう《やうかくさう》
【ヨウカクソウ】
【羊角草】
○[植]⇒ふうちょうそう(フウチョウソウ,風蝶草)
ようがさ《やうがさ》
【洋傘】
○洋式の傘。金属の骨に布を糸でとめた傘。
参照⇒こうもりがさ(こうもり傘,コウモリ傘,蝙蝠傘)
◎雨傘:⇒あんぶれら(アンブレラ)
日傘:⇒ぱらそる(パラソル)
ようかちょう《やうかちやう》
【八鹿町】
◇[日]Yoka Cho
○[古]兵庫県北部中央、養父郡(ヤブグン)の町。
◎2004. 4. 1(平成16)養父郡の全4町が合併して養父市を発足。
ようがらし《やうがらし》
【洋ガラシ】
【洋芥子】
◇[英]mustard
○⇒ますたーど(マスタード)
★ようかん《やうかん》
【ようかん】
【羊羹】
○[食]
高級品は砂糖が多く使われ、端に砂糖が噴出して白くなって
いる。
参照⇒でっちようかん(丁稚羊羹)
◎製造会社:⇒とらや(とらや,虎屋),よねや(米屋)
ようがんさい
【溶岩滓】
○[鉱]⇒がんさい(岩滓)
ようがんりゅう《ようがんりう》
【溶岩流】
【熔岩流】
◇[英]lava flow/stream of lava
○[地]火山噴火の際、火口または地殻の割れ目から流れ出た溶
岩(lava)。また、それが冷却固結したもの。
「クーリー([フ]coulee)」とも呼ぶ。
ようき《やうき》
【揚棄】
◇[独]aufheben
○[哲]⇒しよう(止揚)
ようきひ《やうきひ》
【楊貴妃】
◇[中]Yang Guifei
○[人]中国唐代の玄宗(Xuan Zong)の妃( 719〜 756)。名は玉
環(Yuhuan)。蜀(現:四川省)生れ。
幼く両親に先立たれ、叔父の楊一族に引き取られる。
17歳で玄宗の皇子の寿王瑁(Shouwang Mao)(マイ)の妃となるが、
才色すぐれ歌舞音曲に通じて、妃を失った玄宗の寵愛(チョウアイ)
を一身に集め、寿王と離婚させられて女道士(尼)となり、つい
で皇后に次ぐ第二夫人の貴妃となる。
またいとこの楊国忠(Yang Guozhong)(ヨウ・コクチュウ)が宰相にな
るなど楊氏一族も顕要の地位にのぼり権力をふるった。
のち楊国忠にうとまれた安禄山(An Lushan)(アン・ロクザン)の乱
を逃れて帝とともに蜀(ショク)(四川地方)の成都(セイト)への途上、
皇帝が反乱軍の要求を受け入れて馬嵬坡(Maweipo)(バカイハ)で宦
官(カンガン)高力士(Gao Lishi)(コウ・リキシ)によって縊死(イシ)させら
れた。
◎南方の茘枝(lizi)(レイシ)(ライチー)が好物で、長安の宮中ま
で届けさせていた。
参照⇒れいし(レイシ,茘枝)(1)
◎西施(Xishi)(セイシ)・王昭君(Wangzhou Jun)(オウ・ショウクン)・貂蝉
(Diaochan)(チョウセン)とともに「中国四大美女」の一人。
白居易(Bai Juyi)(ハク・キョイ)の長編叙事詩『長恨歌(Changhen
Ge)(チョウゴンカ)』をはじめ多くの詩や小説に悲劇として描かれて
いる。
参照⇒かいごのはな(解語の花,解語之花)
◎山口県長門市油谷久富(ユヤヒサドミ)に楊貴妃が船で逃れて来た
という伝説がある。
ようきひかんのん《やうきひくわんおん》
【楊貴妃観音】
○[俗]京都泉涌寺(センニュウジ)の観音菩薩坐像の通称。
参照⇒せんにゅうじ(泉涌寺)
ようぎょう《えうげふ》
【窯業】
◇[英]ceramics/ceramic industry
○[工]土石(非金属無機材料)を窯炉で高熱加工する、陶磁器・
ガラス・セメントなどの製造業。
参照⇒ようろ(窯炉)
ようくぎ《やうくぎ》
【洋釘】
○[建]洋式の鉄の丸釘。
太い針金を裁断し、一端を尖らせ、多端(頭)を平たくしたも
の。頭近くの軸にある横のギザギザは、頭を作る際に押え付け
ていた部分で、釘を打ち付けた後は抜けにくくする働きもする。
和釘に較べて錆(サ)びやすいが、錆びることによって抜けに
くく(喰い付きがよく)なる。しかし、長期間になると錆が進行
して脆(モロ)くなる。
「丸釘(マルクギ)」とも呼ぶ。
⇔わくぎ(和釘)
◎明治初年に伝来し、使用されているほとんどの釘は洋釘になっ
ている。
ようげき《えうげき》
【要撃】
○待ち伏せて敵を攻撃すること。
◎類語:⇒ようげき(邀撃)
◎「要」には「求める,仕向ける」の意味がある。
ようげき
【鷹撃】
◇[中]Yingji
○[軍]⇒おうげき(鷹撃)
ようげき《えうげき》
【邀撃】
○(敵が来る場所に待って)敵を迎(ムカ)え撃つこと。迎撃(ゲイゲ
キ)。
◎類語:⇒ようげき(要撃)
◎「邀」には「招く,引き付ける,誘う」の意味がある。
ようげきせんとうき《えうげきせんとうき》
【邀撃戦闘機】
【要撃戦闘機】
○[軍]⇒げいげきせんとうき(迎撃戦闘機)
ようけんどう《やうけんだう》
【養賢堂】
○[歴]江戸時代、仙台藩の藩校。
1736(元文元)伊達吉村により創設。
ようこ《えうこ》
【幼孤】
○幼(オサナ)い孤児(コジ)。おさないみなしご(孤児)。
ようこ《えうこ》
【妖狐】
○(長く生きて妖力を身につけた)キツネ(狐)の妖怪。
参照⇒きゅうびのきつね(九尾の狐)
ようこう《やうくわう》
【ようこう】
○[歴][宇]日本の太陽観測衛星。
文部省宇宙科学研究所の衛星で、開発名は「SOLAR−A」。
1991. 8.30(平成 3)鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げ。
2001.12.15(平成13)姿勢制御の異常から電源を消耗し観測不
能。
2004. 4.(平成16)充電による電源回復が見込めず、衛星運用
を終了。
2005. 9.12(平成17)インド上空で大気圏に落下し消滅。
2006. 9.23(平成18)SOLAR−Bが打ち上げられ、「ひの
で」と命名。
ようこう《やうかう》
【洋行】
○(1)[国]欧米へ留学・旅行すること。
◎洋行帰り
○(2)[古](yanghang)(中国で)中国にある、外国資本の商社・
商店。外国人が経営する商社・商店。
○(3)[古](yanghang)(中国で)外国人相手の商社・商店。
参照⇒がこう(牙行)(2)
ようこう《やうこう》
【洋紅】
○エンジムシ(臙脂虫)からとった有機染料。
「カーマイン([英]carmine)」,「カーミン」,「カルミン([蘭]
karmijn)」とも呼ばれる。
参照⇒かーまいん(カーマイン)
ようごう《やうがう》
【影向】
◇[英]coming of a deity
○(1)神が仮の姿をとって人々の前に現れること。
○(2)[仏]⇒ようごう(影響,影嚮)
ようごう《やうがう》
【影響】
【影嚮】
○(1)[仏]仏・菩薩が仮の姿をとって人々の前に現れること。
「ようごう(影向)」とも呼ぶ。
○(2)[仏]仏・菩薩が姿を現さずに来臨すること。
「ようごう(影向)」とも呼ぶ。
◎「ようごう」は呉音。
「影響」は「えいきょう」とも読む。
ようこうひ《やうかうひ》
【揚抗比】
○[空]推力を表す、航空機の揚力と抗力(空気抵抗)の比。
主翼の迎え角を揚抗比が最大になるようにすると最も経済的
になる。
ようごきょうゆ《やうごけうゆ》
【養護教諭】
○(1)[教](nursing teacher)小学校・中学校・高等学校で、児
童・生徒の養護をつかさどる教員。
主に保健室に常駐し、通常は授業を担当しない。
教員免許状を必要とする。
○(2)[教](teacher for the handicapped)盲学校・聾学校・養
護学校の教諭。
ようごしせつ《やうごしせつ》
【養護施設】
○[法]児童福祉法に基づく児童福祉施設の一つ。
保護者のいない児童、虐待を受けている児童など、養護を要
する児童を入所させてその生活を保障し、生活指導や職業訓練
などによって社会の一員に育てる施設。
旧称は「孤児院」。
◎1947(昭和22)児童福祉法の公布で、孤児院から養護施設へ改
称。
ようさい
【ヨウサイ】
【甕菜】
◇[中]wengcai
○[農]⇒くうしんさい(クウシンサイ,空心菜)
◎「ヨウ」は「(草冠+「雍」-「亠」)」とも書く。
ようさい
【溶滓】
【熔滓】
【鎔滓】
○[工]⇒こうさい(鉱滓)
ようさい《えふさい》
【葉菜】
○[農][食]主に葉を食用とする野菜。
ハンサイ・キャベツ・コマツナ・ホウレンソウなど。
「葉物(ハモノ)野菜」とも呼ぶ。
総称は「葉菜類」。
参照⇒こんさい(根菜)
ようさいるい《えふさいるい》
【葉菜類】
○[農][食]葉菜の総称。
⇒ようさい(葉菜)
ようさん《えふさん》
【葉酸】
◇[英]folic acid
○[生化]ビタミンB複合体の一つ。化学式はC19H19N7O6。
アスパラガス・ホウレンソウなどの緑葉野菜や、動物の肝臓
・卵、酵母・糸状菌などに含まれる。
乳酸菌など微生物の発育に不可欠の因子として知られ、人体
ではヘモグロビン形成に関与し造血因子として作用する。欠乏
すると貧血・舌炎・下痢などを起こし、悪性貧血に効果がある
造血作用剤となる。
妊娠時の葉酸摂取により、新生児の先天異常による二分脊椎
(ニブンセキツイ)や無脳症などの発病リスクは減少する。
高齢者では、脳血管疾患・骨粗鬆症(コツソショウショウ)・認知症の
予防に効果があるとされる。
◎名前はホウレンソウの葉からはじめて精製されたことに因(チ
ナ)む。
ようさん《やうさん》
【養蚕】
◇[日]yosan
○[農]繭(マユ)を採る目的でカイコ(蚕)を飼い育てること。
養蚕行程は、孵化(フカ)・掃立(ハキタ)て・飼育・上蔟(ジョウゾク)
・収繭(シュウケン)・選別・繭毛羽の除去・出荷。
カイコは脱皮などにより、毛蚕(ケゴ)・稚蚕(チサン)(第1齢〜
第3齢)・壮蚕(ソウサン)(第4齢・第5齢)・熟蚕(ジュクサン)と呼ば
れる。
「蚕飼(コガイ)」とも呼ぶ。
◎春の季語。
◎養蚕業
◎養蚕の神:⇒おしらさま(おしら様)
給桑:⇒きゅうそう(給桑)
◎日本の主要な繭生産地は群馬県・福島県・埼玉県・長野県・
茨城県など。
養蚕農家の数:1958(昭和33)群馬県8万4,470戸(日本一)がピ
ークで、2001(平成13)には群馬県1,080戸。
◎ふ化したカイコに最初のクワを与える時期により、春蚕(は
るご,しゅんさん)・夏蚕(なつご,かさん)・秋蚕(あきご,しゅ
うさん)と呼ぶ。秋蚕は初秋蚕・晩秋蚕・晩晩秋蚕に分けるこ
ともある。
ようし《やうし》
【陽子】
◇[英]proton
○[物]中性子とともに原子核を構成する素粒子の一種(核子)。
一個の陽電荷を帯びている。
「プロトン」とも呼ぶ。
参照⇒はんようし(反陽子)
◎核内の陽子数で原子番号が決められている。
原子番号1の水素の原子核では陽子が1個、原子番号2のヘ
リウムでは2個。
ようし《やうし》
【楊子】
◇[中]Yangzi
○[人]⇒ようしゅ(楊朱)
ようし
【溶滓】
【熔滓】
【鎔滓】
○[工]⇒こうさい(鉱滓)
★ようじ《やうじ》
【楊枝】
【楊子】
◇[日]yoji/yohji
○(1)歯の清掃する総楊枝(フサヨウジ)。
○(2)⇒つまようじ(爪楊枝,妻楊枝)
○(3)仏家など用いる歯の清掃用具。七物の一つ。
参照⇒しちぶつ(七物)
ようじがね《やうじがね》
【楊枝鉄】
◇[日]yojigane
○[建]刎勾欄(ハネコウラン)の端など突き出た所を補強するため、そ
の個所を支持する細い鉄棒や鉄管。
「力鉄(チカラガネ)」とも呼ぶ。
★ようしゅ
【洋酒】
○[食]
⇔にほんしゅ(日本酒)
ようしゅ《やうしゆ》
【陽主】
○⇒はっしん(八神)(1)
ようしゅ《やうしゆ》
【楊朱】
◇[中]Yang Zhu、[英]Yang Chu
○[人]古代中国、戦国初期の思想家(BC. 395ころ〜BC. 335こ
ろ)。字(アザナ)は子居(Ziju)(シキョ)。
尊称は「楊子(ヨウシ)(Yangzi)」。
ようじゅ
【榕樹】
◇[中]rongshu
○[植]カジュマロの漢名。
⇒がじゅまる(ガジュマル)
ようしゅう《やうしう》
【揚州】
◇[中]Yangzhou、[英]Yangchou
○⇒ようしゅうし(揚州市)
ようしゅうし《やうしうし》
【揚州市】
◇[中]Yangzhou Shi、[英]Yangchou City
○中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)中西部にある河
港都市。
長江(揚子江<ヨウスコウ>)下流の北岸、大運河(Dayunhe)(高郵湖)
が南北に貫流する水運の要地。
南部は長江を介して鎮江市(Zhenjiang Shi)(チンコウシ)、南西端
は南京市(Nanjing Shi)に接する。
行政所在地は広陵区。
「ヤンチョウ」とも呼ぶ。古称は「江都(Jiangdu)」。
〈面積〉
6,634平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)454万2,900人。
〈管轄3区〉
広陵区(Guanling Qu)。
(「干」偏+「郡」-「君」)江区(Hanjiang Qu)。
維揚区(Weiyang Qu)。
〈管轄3市〉
儀征市(Yizheng Shi)。
高郵市(Gaoyou Shi)。
江都市(Jiangdu Shi)。
〈管轄1県〉
宝応県(Baoying Xian)。
◎隋(ズイ)の煬帝(Yang Di)(ヨウダイ)により大運河が開かれ、離
宮を設置。
唐・元代には商業・外国貿易港。
明・清代には中国最大の産額を誇る両淮(Lianghuai)(リョウワイ)
塩の大集散地として繁栄し学者文人が集まって学術の中心をな
した。
参照⇒ようだい(煬帝)
★ようしゅうせい《やうしうせい》
【楊秀清】
◇[中]Yang Xiuqing
○[人]太平天国の東王(〜1856)。
★ようじょ《えふじよ》
【葉序】
◇[英]phyllotaxis
○[植]葉が茎に着く配列の状態。
葉の着く配列には規則性がある。
〈分類群〉
互生(alternate):⇒ごせい(互生)
対生(opposite):⇒たいせい(対生)
輪生(verticillation):⇒りんせい(輪生)
ようしょう《やうせふ》
【洋妾】
◇[日]yosho
○西洋人の妾(メカケ)。西洋人に囲(カコ)われる日本人の女性。
⇒らしゃめん(ラシャメン,ラシャ綿,羅紗綿,羅紗緬)
ようしょう《えふせう》
【厭勝】
○⇒えんしょう(厭勝)
ようしょうせん《えふせうせん》
【厭勝銭】
○[歴]⇒えんしょうせん(厭勝銭)
ようじょうたい《えふじやうたい》
【葉状体】
◇[英](単数形)thallus(サラス)/(複数形)thalli(サライ)
○[植]維管束を分化せず、葉・茎・根の区別がない単純な植物
体。
苔類(タイルイ)(liverwort)・菌類(キンルイ)(fungi)・藻類(ソウルイ)
(algae)・ウキクサなどの生活体。
⇔けいようたい(茎葉体)
ようしょしらべしょ《やうしよしらべしよ》
【洋書調所】
○[歴][教]江戸幕末、幕府が設置した洋学の教育研究機関。
洋学の教授・統制のほか、洋書の翻訳も行った。
◎1856(安政 3)九段坂下の洋学所を蕃書調所(バンショシラベショ)と
改称して創立。
1862(文久 2)一橋門外に移転して洋書調所と改称。
1863(文久 3. 8.29)機構を改革して開成所と改称。
1868(明治元)明治新政府により官立学校の開成学校として再
興。
参照⇒ばんしょしらべしょ(蕃書調所),かいせいじょ(開成所)
ようじんがね
【用心金】
○(1)非常時に備えて蓄えて置く現金。
参照⇒まっどまねー(マッドマネー,マッド・マネー)
○(2)⇒とりがーがーど(トリガーガード,トリガー・ガード)
ようじんてつ
【用心鉄】
◇[英]trigger guard
○⇒とりがーがーど(トリガーガード,トリガー・ガード)
[1]ようじんぼう《ようじんばう》
【用心棒】
○(1)他者からの攻撃に備えて身に付けている棒。
○(2)特に、盗賊などから身を守るため、身近に備えて置く棒。
○(3)戸じまりに使う心張(シンバ)り棒。戸を外から開けられな
いように戸と柱との間にあてがう突(ツ)っ支(カ)い棒。
○(4)護衛のために雇(ヤト)って、身近に連れている従者。
「ボディーガード([英]bodyguard)」,「ガードマン([和製英語]
guardman)」とも呼ぶ。
○(5)特に、博徒などがもめ事(出入り)や警戒のために抱(カカ)
えている浪人(ロウニン)などの武芸者。
[2]ようじんぼう《ようじんばう》
【用心棒】
◇[英]Yojimbo/The Bodyguard
○[映]東宝の時代劇映画。
監督:黒澤明。
出演:三船敏郎・志村喬ら。
◎1961. 4.25(昭和36)日本で公開。
1961. 9.13(昭和36)アメリカで公開。
ようすい《やうすい》
【羊水】
◇[英]amniotic fluid、[羅]liquor amnii
○[医]子宮の羊膜(ヨウマク)(amnion)の内側(羊膜腔)を満たしてい
る透明な液体。
胎児(タイジ)・臍帯(サイタイ)などを外界から保護し、出産の時に
は流出して、分娩(ぶんべん)を容易にさせる。
胎児は羊水を飲み、羊水の中に排泄するが、約3時間で羊水
の全量が新しく産出されたものに入れ替わっている。
「羊膜液」とも呼ぶ。
◎哺乳類・鳥類・爬虫類が羊膜をもつ(羊膜類)。
ようすいしきはつでん《やうすいしきはつでん》
【揚水式発電】
○[電]余剰電力を利用し、一度発電に利用した下の調整池の水
をポンプで上の貯水池に汲み揚げて貯(タクワ)え、水を循環させ
て再利用する水力発電。
発電量を増減させづらい原子力発電所などで発生する、深夜
や週末の余剰電力を利用し、電力需要に柔軟に対応するもの。
「揚水発電」とも呼ぶ。
ようすいせんし《やうすいせんし》
【羊水穿刺】
◇[英]amniocentesis
○[医]出生前診断のため、子宮内の羊膜(amnion)に6インチ
(約15センチメートル)の針を刺し、羊水(amniotic fluid)を抜
き取ること。また、その検査方法
流産の確率は1%以下とされる。
ようすいはつでん《やうすいはつでん》
【揚水発電】
○[電]⇒ようすいしきはつでん(揚水式発電)
ようすこう《やうすかう》
【揚子江】
◇[中]Yangzijiang、[英]Yangtze River
○[地]長江の別称。
⇒ちょうこう(長江)
ようすこうありげーたー《やうすかうありげーたー》
【ヨウスコウアリゲーター】
○[爬]⇒ようすこうわに(ヨウスコウワニ,揚子江鰐)
ようすこうかわいるか《やうすかうかはいるか》
【ヨウスコウカワイルカ】
【揚子江河海豚】
◇[学]Lipotes vexillifer、[英]Baiji
○[哺]クジラ目(鯨目)(cetacean)ハクジラ亜目(歯鯨亜目)(O-
dontoceti)ヨウスコウカワイルカ科(Lipotiidae)の哺乳類。中
国の長江(揚子江)の中流から下流に生息する。
体長約2メートル、体重約2百キログラム。河の水が濁って
いるため目がほとんど退化し、約30センチメートルの長い吻(フ
ン)(クチバシ)で魚を捕らえる。
英語で「バイジー」とも呼ぶ。
◎1980(昭和55)オス1匹が初めて捕獲され、飼育に成功。
2006(平成18)中国と外国の調査隊、長江1,000キロメートル
を調査して1頭も発見できず、絶滅と発表。
2011.11.(平成23)江西省九江市のハ(「番」偏+「郡」-「君」)陽湖
で死体発見。
2012. 4. 5(平成24)ハ陽湖でメスの死体発見。
参照⇒はようこ(ハ陽湖)
◎中国名は「白(「既」冠+「白」の下に「一」))豚(baijitun)(パイジ
ートゥン)」。
「ジー」は本字が「(「既」冠+「魚」)」で、日本の漢字コードの「曁
(「日」の下に「一」))」とは別字。
ようすこうわに《やうすかうわに》
【ヨウスコウワニ】
【揚子江鰐】
◇[学]Alligator sinensis、[英]Chinese alligator
○[爬]ワニ目(Crocodilia)アリゲーター科(Alligatoridae)の
爬虫類(ハチュウルイ)の一つ。中国の長江(揚子江)の下流に生息する。
体長約2メートルで、背面は暗黒色に淡黄色の不規則な横縞
(ヨコジマ)がある。吻(フン)は丸みを帯び短い。魚を捕食し、性質
は温順で人畜には害を与えない。
「ヨウスコウアリゲーター」,「シナワニ(支那鰐)」,「シナアリ
ゲーター」とも呼ぶ。
参照⇒わに(ワニ,鰐)(1)
◎中国の龍(リュウ)のモデルといわれている。
◎大分県北部の宇佐郡(ウサグン)安心院町(アジムマチ)で前期鮮新世
の地層から化石が発見されている。
ようせい《えうせい》
【妖精】
◇[英]fairy
○[西欧伝説]⇒ふぇありー(フェアリー)(1)
ようせいてい
【雍正帝】
◇[中]Yongzhong Di
○[人]清朝の第五代皇帝(1678〜1735)。在位:1722〜1735。
姓は愛新覺羅([満州語]Aisingioro)、諱(イミナ)は胤(Yin-
zhen)(インシン)、廟号(ビョウゴウ)は世宗、諡号(シゴウ)は憲皇帝。康
煕帝の第四子。
独裁専制政治を行い、外征をあまり行なわずに内治に専心し、
官吏の綱紀を正し、軍機処(Junjichu)の創設、地丁銀(チテイギン)
の普及させ財政を充実。
ロシアとの間にキャフタ条約(1727)を結び、国境貿易を開い
た。
キリスト教に対しては厳禁の方針をとり、宣教師をマカオに
追放した。
参照⇒てんれいもんだい(典礼問題)
◎生日:康煕17年10月30日。
没日:雍正13年 8月23日。
ようせいのほし《えうせいのほし》
【妖精の星】
◇[英]elfin star/fairy star
○⇒へぷたぐらむ(ヘプタグラム)
ようせき《やうせき》
【陽石】
◇[英]phallic stone
○男子の性器をかたどった石柱。
豊穣・多産のシンボルとして民間信仰・男根崇拝(phallic-
ism)の対象となる。
参照⇒りんが(リンガ)(2)
ようせん《えふせん》
【葉銭】
◇[朝]yopchon
○⇒よぷちょん(ヨプチョン,葉銭)
ようせんい《えふせんゐ》
【葉繊維】
◇[英]leaf fiber
○[植]⇒ようみゃくせんい(葉脈繊維)
ようせんろ
【溶銑炉】
【熔銑炉】
○[工]⇒きゅーぽら(キューポラ)(2)
★ようそ《えうそ》
【沃素】
【ヨウ素】
◇[英]iodine、[独]Jod
○[元][化]ハロゲン族元素の一つ。
元素記号は「I」。
ヨウ素液はヨウ素デンプン反応(iodine-starch reaction)に
使用される。
栄養素としては、甲状腺の正常な働きを保つ。しかし、過剰
摂取や欠乏症は甲状腺肥大・甲状腺腫(struma)発病のリスクを
高める。
ドイツ語で「よーど(ヨード,沃度)」とも呼ぶ。
◎放射性同位体:⇒ようそひゃくさんじゅういち(ヨウ素13
1,沃素131)
◎ギリシア語の「紫に似た(iodes)」から。
◎イタリア語:イオーディオ(iodio)。
ようぞく
【庸俗】
◇[中]yongsu
○平凡でありきたりなこと。凡庸ですぐれていないこと。
また、その人。
◎類語:⇒つきなみ(月並,月次)(2)
ようぞく《えうぞく》
【瑶族】
◇[中]Yao Zu/Yaozu
○⇒やおぞく(ヤオ族,瑶族)
★ようそひゃくさんじゅういち《えうそひやくさんじふいち》
【ヨウ素131】
【沃素131】
◇[英]iodine 131、[独]Jod 131
○[元][原]ヨウ素の放射性同位体(radioisotope)の一つ。核分
裂生成物の一つ
ガンマ線・ベータ線を放出してキセノン131となる。
半減期は8.04日。
人体に有害。
◎ダイコン(大根)などの辛み成分であるイソチオシアネート
(isothiocyanate)は甲状腺のヨウ素の取り込みを阻害する。
ようそろ
【宜候】
【良候】
【好候】
○(1)[海]操船で、船が現在向いている方向のまま直進せよと
いう指示。または、指示された方向へ直進せよという言葉。
英語では「ステディー(steady)」。
参照⇒おもかじ(面舵)(1),とりかじ(取り舵,取舵)(1)
○(2)船乗りが用いる「よろしい」または「了解」の返答。また、
囃子詞(ハヤシコトバ)。
英語では「アイアイサー(aye,aye,sir)」,「オーライ(all
right)」。
◎「良(ヨ)く候(ソウロウ)」の転。
ようたい
【溶体】
◇[英]solution
○[化]二種以上の物質から成る均一な混合体で、機械的な方法
では分離できないもの。
食塩水など液体(液相)の場合は溶液(liquid solution)、合
金など固体(固相)の場合は固容体(solid solution)、空気など
気体(気相)の場合は混合気体(gas solution)と呼ぶ。
「ソリューション」とも呼ぶ。
ようだい《やうだい》
【煬帝】
◇[中]Yang Di/Yangdi
○[人]中国、隋(Sui)の第二代皇帝( 569〜 618)。在位: 604
〜 618。
名は広(Guang)(コウ)、煬帝は諡号(シゴウ)。文帝(Weng Di)(楊
堅<Yang Jian>)の次子。
南朝の陳の討滅に功を立て、父の文帝・兄の皇太子を殺して
即位。
東都の洛陽(Luoyang)(ラクヨウ)を建設。百余万人を徴発して南
北を結ぶ大運河(Dayun He)を開き、物資や軍隊の輸送の便をは
かる。北の突厥(トッケツ)に備えて長城の修築を行う。西に対して
は鮮卑(センピ)の吐谷渾(トヨクコン)を討ち、青海地方を併合し、西
域の道を開く。また、南の林邑(リンユウ)(チャンパ)を討ち、琉球
(台湾)へも軍を送る。
しかし、3度に及ぶ高句麗(コウクリ)遠征には失敗。
大事業と外征の失敗により国力が疲弊して、重税により人民
を苦しめて民心が離反し、各地の反乱を招き、江都(Jiangdu)
(現:揚州<Yangzhou>)の離宮でその臣宇文化及(Yuwen HuaJi)
(?〜 619)らに暗殺され、隋は滅亡。
◎「煬」とは「天に逆らい民を虐(シイタ)げる」という意味で、帝王
たる資格がないとして贈(オク)られた。また、習慣で「帝」を呉音
で「だい」と読み、他の諸帝と区別する。
◎聖徳太子が初めての遣隋使小野妹子(オノノイモコ)を派遣した皇帝
として有名。
★ようちえん《えうちゑん》
【幼稚園】
◇[独]Kindergarten(キンダーガーテン)、[英]kindergarten
○[教]文部科学省(旧:文部省)所管。
参照⇒にゅうえん(入園)(2),そつえん(卒園),とうえん(登園),
たいえん(退園)
◎1944. 4.19(昭和19)戦況から都内の幼稚園が無期限休園とな
る。
◎保育所は厚生労働省所管。
制服:参照⇒すもっく(スモック)
ようちゅう《えうちゆう》
【恙虫】
○[動]⇒つつがむし(ツツガムシ,恙虫)
ようちょう《やうちやう》
【羊腸】
○(1)ヒツジ(羊)の腸。
⇒がっと(ガット)
○(2)(ヒツジの腸のように)山道などが幾重にも折れ曲がって
いること。また、そのさま。
「つづらおり(葛折,葛折り,九十九折,九十九折り)」とも呼ぶ。
ようちょう
【膺懲】
○悪人や敵国を征伐し懲(コ)らすこと。
ようちょうこ《やうちようこ》
【陽澄湖】
◇[中]Yangcheng Hu
○[地]中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)南東部の昆
山市(Kunshan Shi)(コンザンシ)北西部の淡水湖。
上海ガニの最高級品を養殖している。
「ようとうこ(陽澄湖)(Yangdeng Hu)」とも呼ぶ。
ようちょうぼうし
【膺懲暴支】
◇[中]yingcheng bao-Zhi
○[歴]⇒ぼうしようちょう(暴支膺懲)
ようちん《やうちん》
【永沈】
○(1)浄土双六(スゴロク)で、ここに入ると失格になる所。
○(2)(転じて)地獄・無間地獄(ムゲンジゴク)の別称。
⇒じごく(地獄)(2)
ようつい《えうつい》
【腰椎】
◇[英]lumbar vertebra/lumbar spine、[羅]vertebrae lum-
bales
○[医]脊柱(セキチュウ)を構成する椎骨(ツイコツ)のうち、腰部にある
5個の椎骨の総称。
他の椎骨に比べ椎体(ツイタイ)は厚く大形で、脊柱管(セキチュウカン)
の棘突起(キョクトッキ)も大きい。
脊柱で、上は胸椎(キョウツイ)に、下は仙椎(センツイ)に続く。
ようてい《えふてい》
【葉挺】
◇[中]Ye Ting
○[人]中国共産党の軍人(1896〜1946. 4. 8)。広東省恵陽県周
田村(現:恵州市恵陽区)生れ。
農家に生れる。
早くから孫文の運動に参加し、1919(大正 8)中国国民党に入
党。
モスクワ留学を経て、中国共産党に入党。
国民革命軍第四軍独立団の団長となり、北伐に抵抗して彼の
部隊は「鉄軍」と呼ばれる。
1927(昭和 2)朱徳(Zhu De)の指揮する紅軍(Hongjun)の南昌
蜂起に参加したが失敗。
1937(昭和12)日中戦争が始まり、新四軍(シンシグン)軍長を経て
華中新四軍・八路軍司令本部総司令に就任。
1941. 1.(昭和16)皖南(カンナン)事件で国民党軍と八日間闘って
逮捕される。
1946. 3. 4(昭和21)釈放され、重慶から延安へ戻る途中で飛
行機事故により死亡(50歳)。
参照⇒かんなんじけん(皖南事件)
◎「葉」の簡化字では「叶」と表記するが、「叶(カナ)う」の意味では
"xie"と発音する。
ようていざん《やうていざん》
【羊蹄山】
◇[日]Yotei Zan
○[地]北海道南西部、後志(シリベシ)地方にある円錐状(コニーデ)
死火山。標高1,893メートル。
真狩川(マッカリガワ)の水源。
「蝦夷(エゾ)富士」,「マツカリヌプリ」とも呼ぶ。
◎支笏(シコツ)洞爺(トウヤ)国立公園の一部。
裾野で栽培されるアスパラガスは有名。
◎アイヌ名はマツカリヌプリ。
旧称は後方羊蹄山(シリベシサン)。
ようてつ《えふてつ》
【葉鉄】
○ブリキ。
⇒ぶりき(ブリキ,錻力,鉄葉)
★ようでんし《やうでんし》
【陽電子】
◇positron
○[電]電子の反粒子。電子(陰電子)と同じ質量・スピンで、電
子とは反対の正の電荷を帯びた素粒子。
「ポジトロン」とも呼ぶ。
ようでんしほうしゃだんそうさつえいそうち
《やうでんしはうしやだんそうさつえいさうち》
【陽電子放射断層撮影装置】
◇[英]Positron Emission Tomography Scanner/PET Scanner
○[医]⇒[2]ぺっと(PET)(2)
ようとう《やうたう》
【羊桃】
【陽桃】
◇[中]yangtao
○[植](中国語で)キウイフルーツ([英]kiwi fruit)。
⇒きういふるーつ(キウイフルーツ)
ようとう《やうたう》
【羊桃】
【陽桃】
【楊桃】
◇[中]yangtao
○[植](中国語で)ゴレンシ(五斂子)。
⇒ごれんし(ゴレンシ,五斂子)
ようどう《えうどう》
【窯洞】
【窰洞】
◇[中]yaodong
○[建]⇒やおとん(ヤオトン,窯洞,窰洞)
ようとうくにく《やうとうくにく》
【羊頭狗肉】
◇[中]yangtou gourou
○[慣用句]見掛けは立派だが、実質や内容がそれに伴わないこ
と。見掛け倒し。
「羊頭を懸(カカ)げて狗肉を売る」とも呼ぶ。
〈出典〉
『無関門』第六則:懸羊頭賣狗肉。
「賣」は「売」、「狗肉」は「犬の肉」。
〈類語〉
『晏子春秋』:猶懸牛首于門而賣馬肉于内也。
ようとうこ《やうとうこ》
【陽澄湖】
◇[中]Yangdeng Hu
○[地]⇒ちょうちょうこ(陽澄湖)
ようとうをかかげてくにくをうる《やうとうをかかげてくにくをうる》
【羊頭を懸げて狗肉を売る】
【懸羊頭賣狗肉】
◇[中]gua yangtou, mai gourou
○[慣用句]⇒ようとうくにく(羊頭狗肉)
ようどえき
【用土駅】
○[交]埼玉県大里郡(オオサトグン)寄居町(ヨリイマチ)用土にある、JR
八高線(ハチコウセン)の駅。
寄居駅と松久(マツヒサ)駅の間。
ようとくぐん《やうとくぐん》
【陽徳郡】
◇[朝]Yangdok-gun
○朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)中央部、平安南道(P'yong-
annam-do)の郡。
「ヤンドク郡」とも呼ぶ。
ようなし《やうなし》
【ヨウナシ】
【洋梨】
◇[英]pear、[学]Pyrus communis
○[植][農]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)ナシ属(Pyrus)の
落葉高木。ヨーロッパ原産。
果実は淡黄色で、ひさご形にくびれている。日本産に比べ、
芳香・甘味に富み、果肉は柔らかい。
「セイヨウナシ(西洋梨)」,「ペア」とも呼ぶ。
参照⇒らふらんす(ラ・フランス,ラフランス)(2)
◎明治初めに渡来。
ようなま《やうなま》
【洋生】
○[食]洋生菓子の略称。
⇒なまがし(生菓子)(2)
ようなまがし《やうなまぐわし》
【洋生菓子】
○[食]洋風の生菓子。
⇒なまがし(生菓子)(2)
ようにく《やうにく》
【羊肉】
○[食]ヒツジ(羊)の肉。
マトン([英]mutton)やラム([英]lamb)など。
ようにょん
【ヨ・ウニョン】
【呂運亨】
◇[朝]Yo Un-hyung
○[人]⇒りょうんこう(呂運亨)
ようねぎ《やうねぎ》
【ヨウネギ】
【洋葱】
○[農]⇒りーき(リーキ)
ようはん《やうはん》
【洋販】
○[経]洋書取次会社の大手、日本洋書販売の略称。
ようひし
【羊皮紙】
◇[英]parchment、[独]Pergament
○(1)ヒツジなどの皮を薄くなめして作った書写材料。
メンヨウ(緬羊)・ヤギ(山羊)・子ヒツジ(仔羊)・牛・鹿など
の獣皮を石灰にさらし、乾燥させてから滑石(カッセキ)で磨き光沢
をつけたもの。
西洋で紙が普及する近代まで、古代・中世を通じて使用され
ていた。
ナイフなどで書き損じを削って修正したり、全面を消して新
たに書くことも行われた。
英語で「パーチメント」、ドイツ語で「ペルガメント」とも呼ぶ。
◎高級品:参照⇒べらむ(ベラム)(1)
パーチメントペーパー(parchment paper):⇒りゅうさんし
(硫酸紙)
イミテーション・パーチメントペーパー(imitation parch-
ment paper):⇒ぎりゅうさんし(擬硫酸紙)
◎「パーチメント」,「ペルガメント」は、小アジアのペルガモン
(Pergamon)で発明された事から。
参照⇒ぺるがもん(ペルガモン)
○(2)擬羊皮紙(ギヨウヒシ)(パーチメントペーパー)の略称。
⇒りゅうさんし(硫酸紙)
ようびょう《やうべう》
【揚錨】
○[海]船がイカリ(錨)を巻き揚(ア)げること。
⇔とうびょう(投錨)(1)
参照⇒ばつびょう(抜錨),ようびょうせん(揚錨船)
◎揚錨機室。
ようびょうせん《やうべうせん》
【揚錨船】
○[海]作業船の一種。
他の作業船のため、イカリ(錨)(アンカー)を岩盤などに打ち
込んで設置したり、撤収・移設する。
ようぶんげん《えうぶんげん》
【姚文元】
◇[中]Yao Wenyuan
○[人]中国の政治家(1931〜2005.12.23)。浙江省諸曁県(Zhuji
Xian)(ショジケン)生れ。
中国共産党中央政治局員。文化大革命を主導した四人組の一
人。
1976. 9.(昭和51)毛沢東主席死去後、クーデターを企てたと
して10月華国鋒(Hua Guofeng)(カ・コクホウ)主席により逮捕。
1977. 7.(昭和52)党籍を剥奪(ハクダツ)。
1981(昭和56)20年の懲役が確定。
1996(平成 8)刑期満了で釈放。
2005(平成17)病死。
◎1932年生れとも。
ようへん《えうへん》
【窯変】
○陶磁器を窯(カマ)で焼成中、火炎の性質や素地・釉(ウワグスリ)の
含有物質などが原因して、予期しない色彩・光沢や、器(ウツワ)
の変形が生じること。また、その陶磁器。
現在では火襷(ヒダスキ)など意図的に実現させることも行われ
ている。
「ひがわり(火変り,火変わり)」とも呼ぶ。
参照⇒ひだすき(火襷)
ようぼつ《えうぼつ》
【沃剥】
◇[英]potassium iodide
○[化]⇒ようかかりうむ(ヨウ化カリウム,沃化カリウム)
ようぽつ《えうぽつ》
【沃剥】
◇[英]potassium iodide
○[化]⇒ようかかりうむ(ヨウ化カリウム,沃化カリウム)
ようま《やうま》
【洋麻】
○[植]⇒けなふ(ケナフ)
ようまくえき《やうまくえき》
【羊膜液】
◇[英]amniotic fluid
○[医]羊水の別称。
⇒ようすい(羊水)
ようみゃく《えふみやく》
【葉脈】
◇[英]vein/veins of a leaf
○[植]葉の根元から葉先まで葉身(ヨウハン)の中を走っている維管
束(イソクカン)。
葉身を支え、水分や養分の通路となる。
その配列から平行脈系(parallel venation)と網状脈系(re-
ticulate venation)とに分ける。
◎イネ科。アヤメ科など多くの単子葉植物は平行脈系。
網状脈系は主脈(main vain)・側脈(lateral vein)・細脈
(lateral vein)から成る。
★ようみゃくせんい《えふみやくせんゐ》
【葉脈繊維】
◇[英]vein fiber
○[植]植物繊維の一種。
植物の葉から採(ト)れる繊維の総称。
マニラ麻(abaca)・サイザル麻(sisal)・ニュージーランド麻
(New Zealand flax)など。
「葉繊維(ヨウセンイ)(leaf fiber)」とも呼ぶ。
参照⇒しょくぶつせんい(植物繊維)
ようむ《やうむ》
【ヨウム】
【洋鵡】
○[鳥]オウム目(Psittaciformes)インコ科(Psittacidae)の鳥。
全長約35センチメートル。体は灰色で、腹部は桃色、尾は赤
色。クチバシ(嘴)は黒色。
西アフリカ海岸部に生息。
インコ科中で物真似(モノマネ)が最も巧みと言われ、人の言葉を
よく真似、ペットとして飼われる。
ようむいん《ようむゐん》
【用務員】
○学校・会社などで、雑務に従事する人。
旧称は「こづかい(小使い,小使)」で、「小使いさん」と親しま
れていたが、昭和中期から差別語として「用務員」に言い換えら
れ、さらに昭和末期〜平成初期からは一部で「用務員」も差別語
ととらえられるようになり、学校関係では「校務員」とも呼ばれ
ている。
◎言葉には差別的要素はないが、雑用業務への蔑視がある限り
はいくら言い換えても止まることはない。
また、「職員会議」に参加するは一般に教職員で、「同じ」学校
職員である用務員が参加することはまずない。
◎英語では「ジャニター(janitor)」。
ドイツ語では「ペデル(Pedell)」。
ようむうんどう《やうむうんどう》
【洋務運動】
◇[中]Yangwu Yundong
○[歴]中国清朝末期の近代化政策。
1860年代から1880年代に曾国藩(Ceng Guofan)(ソウ・コクハン)・李
鴻章(Li Hongzhang)(リ・コウショウ)・左宗棠(Zuo Zongtang)(サ・ソウトウ)
らの急進派の漢人官僚が中心となり、官営軍事工場・鉱山開発
・鉄道・紡績工場などを興し、富国強兵策を推進した政策。ま
た外国語学校の設立、海外留学生の派遣、西洋科学書の翻訳な
どの事業も進められ、同治中興が実現した。
しかし、西欧の技術の模倣にとどまり、真の近代化は実現で
きなかった。
参照⇒どうちちゅうこう(同治中興)
◎アヘン戦争(1840〜1842年)から始まった西欧列強の中国侵略
を通じて、清朝の衰弱が明らかになり、アロー戦争の北京条約
締結(1860年)以後に洋務運動が進められた。
★ようめいがく《やうめいがく》
【陽明学】
○[哲]明の王陽明(Wang Yangming)が唱えた儒学の新体系。
ようめいがくは《やうめいがくは》
【陽明学派】
○陽明学を信奉する儒学の一派。
◎日本では中江藤樹が最初に朱子学から移り、熊沢蕃山・佐藤
一斎・大塩中斎(平八郎)・佐久間象山・吉田松陰ら。
ようめいしゅ《やうめいしゆ》
【養命酒】
○(1)[経]養命酒酒造株式会社の略称。
本社は東京都渋谷区。
◎1923(大正12)塩沢家より養命酒の事業を継承し、株式会社天
龍舘として設立。
1951(昭和26)養命酒製造株式会社に商号変更。
○(2)[薬](1)社製の滋養薬酒。
◎1602(慶長 7)創製。
ようめいもん《やうめいもん》
【陽明門】
○(1)日光東照宮の拝殿回廊の門。
「日暮門(ヒグラシノモン)」とも呼ぶ。
参照⇒とうしょうぐう(東照宮)(1),やしゃもん(夜叉門)
◎1624(元和10,寛永元)陽明門完成。
○(2)平安京大内裏の外郭門の一つ。
皇居の東面にある門のうち、上東門の南、待賢門の北に位置
する。
「近衛御門(コノエノミカド)」とも呼ぶ。
ようもうし《やうもうし》
【羊毛脂】
◇[独]Lanolin、[英]lanoline/lanolin
○[生化]⇒らのりん(ラノリン)
ようゆうたんさんえんがたねんりょうでんち
《ようゆうたんさんえんがたねんれうでんち》
【溶融炭酸塩型燃料電池】
◇[英]molten carbonate fuel cells
○[電]⇒えむしーえふしー(MCFC)
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