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                    PDD図書館管理番号       0001.0090.6500.01

                 百   科   辞   書    《やな》     編集:獨  澄旻

-------- やな --------------------------------------------------
★やな
	【簗】
	【梁】
	◇[英]weir(ウィア)
	○川の瀬などに仕掛ける魚を獲(ト)る装置。
	 参照⇒やなせ(梁瀬)
やないし《やなゐし》
	【柳井市】
	◇[日]Yanai Shi
	○山口県南東部の市。北部を岩国市に接し、南部を瀬戸内海に
	面する。
	 毎年8月、金魚ちょうちん祭りを開催。
	〈面積〉
	 127.86平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)3万3,597人。
	◎1954(昭和29)柳井町・日積村・伊陸村・新庄村・余田村の1
	町4村が合体して市制施行。同年平郡村を編入。
	 1956(昭和31)伊保庄村を編入。
	 2005. 3.21(平成17)玖珂郡(クガグン)大畠町(オオバタケチョウ)を編
	入。
やないづ
	【柳津】
	◇[日]Yanaizu/Yanaidu
	○(1)⇒やないづまち(柳津町)
	○(2)⇒やないづちょう(柳津町)
やないづちょう《やないづちやう》
	【柳津町】
	◇[日]Yanaizu Cho/Yanaidu Cho
	○岐阜県南西部、羽島郡(ハシマグン)の町。
	〈面積〉
	 7.77平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)1万1,440人。
	◎1956(昭和31)佐波(サバ)村を編入して町制施行。
	◎福島県河沼郡(カワヌマグン)には柳津町(ヤナイヅマチ)がある。
やないづまち
	【柳津町】
	◇[日]Yanaizu Machi/Yanaidu Machi
	○福島県西部、河沼郡(カワヌマグン)の町。
	 柳津温泉がある。
	 圓蔵寺(エンゾウジ)に日本三虚空蔵菩薩の一つの福満(フクマン)虚
	空蔵尊がある。
	〈面積〉
	 176.07平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)5,136人。
	◎1942(昭和17)町制施行。
	 1955(昭和30)大沼郡西山(ニシヤマ)村を編入。
	◎岐阜県羽島郡(ハシマグン)には柳津町(ヤナイヅチョウ)がある。
やなか
	【谷中】
	◇[日]Yanaka
	○(1)東京都台東区北西端の地名。JR山手線(ヤマノテセン)内、上
	野公園の北西側の地域。
	 第二次世界大戦の空襲にも遭(アワ)わずに下町風の町並みが残
	る。寺や史跡も多く、谷中霊園がある。
	 参照⇒やねせん(谷根千)
	○(2)[古]⇒やなかむら(谷中村)
やなかしちふくじん
	【谷中七福神】
	○⇒しちふくじん(七福神)
やなかぜ
	【やなかぜ】
	○[海]海上保安庁のすずかぜ型巡視船(CL111)。
	 浜田海上保安部に所属。
	 全長20メートル、総トン数26トン。
	◎1999. 3.(平成11)就役。
やながせ
	【柳ヶ瀬】
	◇[日]Yanagase
	○(1)滋賀県伊香郡(イカグン)余呉町(ヨゴチョウ)の地名。
	○(2)岐阜県岐阜市内にある繁華街。
	◎柳ヶ瀬ブルース
やながせぶるーす
	【柳ヶ瀬ブルース】
	○(1)[楽]宇佐英雄作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌は美川憲一(ミカワ・ケンイチ)。
	◎1966(昭和41)ヒット。
	○(2)[映]1967(昭和42)の東映映画。
	 監督:村山新治。
やなかぼち
	【谷中墓地】
	○⇒やなかれいえん(谷中霊園)
やなかむら
	【谷中村】
	◇[日]Yanaka Mura
	○[古]栃木県南部、下都賀郡(シモツガグン)の村。
	 足尾銅山の鉱毒反対運動の中心地。
	 参照⇒あしおどうざんこうどくじけん(足尾銅山鉱毒事件)
	◎1888(明治21)内野村・恵下野村・下宮村の3村が合併して発
	足。
	 1906. 7. 1(明治39)村民の強制立ち退きにより藤岡町(フジオカ
	マチ)(現:栃木市)に編入。
	 1907. 1.(明治40)土地収用法の適用し、家屋を破壊。
	 1908. 7.21(明治41)谷中村全域を河川地域に指定。
	 1989(平成元)渡良瀬遊水池の第1貯水池(谷中湖)、完成。
	 参照⇒わたらせゆうすいち(渡良瀬遊水池,渡良瀬遊水地)
やなかれいえん《やなかれいゑん》
	【谷中霊園】
	○東京都台東区谷中7丁目にある霊園。
	 「谷中墓地」とも呼ぶ。
	◎1872(明治 5)徳川家の墓地と天王寺境内跡をあわせて霊園と
	する。
	 参考⇒てんのうじ(天王寺)
やながわ《やながは》
	【ヤナ川】
	◇[露]Reka Yana、[英]the Yana River
	○[地]ロシア連邦東部、サハ共和国(Respublika Sakha)の中央
	部を北流してラプテフ海(Laptev Sea)に注(ソソ)ぐ川。
	◎ロシア文字では"Река Яна"。
やながわし《やながはし》
	【柳川市】
	◇[日]Yanagawa Shi
	○福岡県南西部の市。
	◎もと立花氏11万石の城下町。
	 2005. 3.21(平成17)山門郡(ヤマトグン)の大和町(ヤマトマチ)・三橋
	町(ミツハシマチ)を編入。
	◎福島県伊達郡(ダテグン)には梁川町(ヤナガワマチ)があった。
やながわは《やながはは》
	【柳川派】
	○⇒やながわりゅう(柳川流)(2)
やながわまち《やながはまち》
	【梁川町】
	◇[日]Yanagawa Machi
	○[古]福島県北東部、伊達郡(ダテグン)の町。
	◎2006. 1. 1(平成18)伊達町(ダテマチ)・保原町(ホバラマチ)・霊山
	町(リョウゼンマチ)・月舘町(ツキダテマチ)と合併して伊達市を発足。
	◎福岡県には柳川市(ヤナガワシ)がある。
やながわりゅう《やながはりう》
	【柳川流】
	○(1)[楽]三味線組歌の一流派。寛永(1624〜1644)の初め、柳
	川検校が三味線組歌を作った虎沢検校の伝統を継いで、組歌を
	改曲・整理・追加して創始。
	 三味線は普通の地歌三味線と形が異なり、撥(バチ)も細くて
	薄く平たい。
	 後に派生した野川流と対立し、地歌界を二分。京都を中心に
	伝承され、分布は野川流より狭い。
	 早崎検校に伝えられたため「早崎流」とも呼ぶ。
	○(2)彫金の一流派。元禄(1688〜1704)ころ、柳川政次・直政
	父子が装剣金工の横谷派から分れて創始。
	 高彫を得意とし、門流から多くの名工を輩出。
	 「柳川派」とも呼ぶ。
★やなぎ
	【ヤナギ】
	【柳】
	【楊柳】
	○(1)[植]キントラノオ目(Malpighiales)ヤナギ科(Salicaceae)
	ヤナギ属(Salix)植物の総称。
	 落葉樹で高木と低木がある。
	 また、枝は垂(タ)れるものと垂れないものがある。
	◎花札では十一月。
	◎中国語:柳樹(liushu)。
	 英語:ウイロー(willow)。
	 ドイツ語:バイデ(Weide)。
	 フランス語:ソール(saule)。
	 スペイン語:サウセ(sauce)。
	 イタリア語:サーリチェ(salice)。
	 ポルトガル語:サルゲイロ(salgueiro)。
	 ロシア語:イーバ(iva)。
	 チェコ語:ブルバ(vrba)。
	〈同種〉
	 ケショウヤナギ属(Chosenia):⇒けしょうやなぎ(ケショウ
	ヤナギ,化粧柳)
	○(2)[植](特に)シダレヤナギ(垂れ柳)のこと。
	 ⇒しだれやなぎ(シダレヤナギ,垂れ柳,枝垂れ柳,枝垂柳)
★やなぎ
	【柳】
	○(1)[植]⇒やなぎ(ヤナギ,柳,楊柳)
	○(2)[古]⇒やなぎのさけ(柳の酒)
	○()
★やなぎ
	【柳】
	【楊柳】
	○(1)[植]⇒やなぎ(ヤナギ,柳,楊柳)
	○()
やなぎいろ
	【柳色】
	○(1)[色]白みがかった青色。
	◎C=44,M=12,Y=63,B=0。
	○(2)織り色の一つ。縦糸は萌黄(モエギ)色、横糸は白色。
やなぎごうり《やなぎがうり》
	【柳行李】
	○コリヤナギ(行李柳)の若枝から皮を剥(ハギ)ぎ、漂泊して乾
	燥させたものを並べ、麻糸で編んで作った行李。
	 衣類などの収納や旅行用の荷物入れなどに用いる。
	 兵庫県豊岡市の名産。
	 「やなぎごり(柳梱)」とも呼ぶ。
	 参照⇒こうり(行李,梱)(4),こりやなぎ(コリヤナギ,行李柳)
やなぎごり
	【柳梱】
	○⇒やなぎごうり(柳行李)
やなぎだむら
	【柳田村】
	◇[日]Yanagida Mura
	○[古]石川県北部、鳳至郡(フゲシグン)の村。
	◎2005. 3. 1(平成17)鳳至郡の能都町(ノトマチ)と柳田村、珠洲郡
	(スズグン)の内浦町(ウチウラマチ)の2町1村が合併して鳳珠郡(ホウスグ
	ン)能登町(ノトチョウ)を発足。
やなぎだる
	【柳樽】
	○(1)⇒つのだる(角樽)
	○(2)[文]川柳句集『誹風柳多留(ハイフウ・ヤナギダル)』の略称。
	 ⇒はいふうやなぎだる(誹風柳多留)
	○(3)[古]⇒やなぎのさけ(柳の酒)
やなぎちゃ
	【柳茶】
	○[色]緑がかった茶褐色。オリーブグリーン色。
	 「威光茶(イコウチャ)」とも呼ぶ。
やなぎのさけ
	【柳の酒】
	○(1)[古]中世、京都の柳屋で醸造された銘酒。
	 「やなぎ(柳)」,「柳樽(ヤナギダル)」とも呼ぶ。
	 参照⇒あまのざけ(天野酒)
	○(2)[食](転じて)銘酒。酒・清酒一般。
	 「やなぎ(柳)」,「柳樽(ヤナギダル)」とも呼ぶ。
やなぎのしたにいつもどじょうはいない
	《やなぎのしたにいつもどじやうはゐない》
	【柳の下にいつもドジョウはいない】
	【柳の下に何時も泥鰌は居ない】
	○[諺]柳の木の下で一度ドジョウ(泥鰌)を捕えたからといって、
	同じ柳の木の下にいつもドジョウがいるとは限らない。
	 一度まぐれで幸運を得たからといって、いつも同じ方法を頼
	りにしていてはならない、の意味。
	 「いつも柳の下に泥鰌はいない」,「柳の下に何時も泥鰌は居(オ)
	らぬ」とも呼ぶ。
	 参照⇒しゅしゅ(守株)
やなぎのしたにいつもどじょうはおらぬ
	《やなぎのしたにいつもどじやうはをらぬ》
	【柳の下に何時も泥鰌は居らぬ】
	○[諺]⇒やなぎのしたにいつもどじょうはいない(柳の下にい
	つもドジョウはいない,柳の下に何時も泥鰌は居ない)
やなぎば
	【柳刃】
	○[料]⇒やなぎばぼうちょう(柳刃包丁,柳刃庖丁)
やなぎばし
	【柳橋】
	◇[日]Yanagibashi
	○東京都台東区浅草柳橋、区の南東部の地名。
	 江戸時代から花街として有名で、吉原や深川へ向かう船も、
	ここの船宿から出発していた。
	◎神田川の川口に架かる橋の名に因む。橋の西北側に一本の柳
	があり、人々を招くといわれた。
やなぎばぼうちょう《やなぎばばうちやう》
	【柳刃包丁】
	【柳刃庖丁】
	○[料]関西風の刺身(サシミ)庖丁。
	 細身で先がとがっている片刃のもの。
	 「柳刃」,「しょうぶぼうちょう(正夫包丁,正夫庖丁)」,「正夫」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒たこひきぼうちょう(蛸引包丁,蛸引庖丁,蛸引き包丁,
	蛸引き庖丁)
やなぎはみどりはなはくれない《やなぎはみどりはなはくれなゐ》
	【柳は緑花は紅】
	○(1)⇒りゅうりょくかこう(柳緑花紅)
	○(2)[宗]禅宗で悟(サト)りの心境を言い表す語句。
	 緑の葉や赤い花など普通の物事に、自然の姿、自然の理が備
	わっている。悟りも、ありふれた日常生活の中にあるとする。
	 「柳緑花紅(リュウリョクカコウ)」とも呼ぶ。
やなぎはら
	【柳原】
	◇[日]Yanagihara
	○⇒やなぎわら(柳原)
やなぎもとこふんぐん
	【柳本古墳群】
	○[歴]奈良県天理市柳本町(ヤナギモトチョウ)を中心とする、古墳時
	代前期の大型古墳群。
	 参照⇒おおやまとこふんぐん(大和古墳群)
やなぎよもぎ
	【ヤナギヨモギ】
	【柳蓬】
	○[植]ヒトツバヨモギ(一つ葉蓬)の別称。
	 ⇒ひとつばよもぎ(ヒトツバヨモギ,一つ葉蓬,一葉蓬)
★やなぎらん
	【ヤナギラン】
	【柳蘭】
	◇[学]Camaenerion angustifolium/Epilobium angustifolium
	○[植]フトモモ目(Myrtales)アカバナ科(Onagraceae)ヤナギラ
	ン属(Camaenerion)多年草。
	 高さ20〜130センチメートル。全体に細毛を散布。
	 葉はヤナギに似て長さ8〜15センチメートルで、互生。
	 北半球の温帯・寒帯のやや湿った草地に広く分布し、しばし
	ば群生。日本では北海道・本州中部以北の高原にみられる。
	 6〜8月ころ、茎頂に長い花穂を出し、赤紫色の四弁花を多
	数つける。
	◎アカバナ属(Epilobium)とも。
やなぎわら《やなぎはら》
	【柳原】
	◇[日]Yanagiwara
	○東京都千代田区の、神田万世橋(マンセイバシ)から浅草橋に至る、
	神田川南岸沿いの土手・街路。また、その付近一帯の地名。
	◎柳の木が植えられていたことから。
	 江戸時代から明治まで古着屋・古道具屋など、間口九尺・奥
	行き三尺の店が並んでいた。
	 夜は夜鷹(ヨカタ)(街娼)も多く、川に舟を浮かべて客を呼ぶ私
	娼は河童(カッパ)と呼ばれていた。
	 のち岩本町(イワモトチョウ)の昭和通りと大正通りが交差する一角
	の、東京衣類市場(イチバ)という鉄筋5階建てのビルに移された。
	 現在は繊維問屋街となっている。
	◎古着を「柳原」,「柳原もの」と呼ぶこともあった。
	◎柳の芽から江戸早春の名所として知られていた。
	 馬勃(バボツ):「柳原/七百二本/立(タツ)や春」。
やなぎわらがし《やなぎはらがし》
	【柳原河岸】
	◇[日]Yanagiwaragasgi/Yanagiwara Gashi
	○⇒やなぎわら(柳原)
★やなぐい《やなぐひ》
	【やなぐい】
	○矢(箭)を入れて携行する容器。
	 筒状のものを「壺やなぐい」、扁平なものを「平やなぐい」と呼
	ぶ。
	 参照⇒えびら(箙)(1)
	◎「胡(「竹」冠+「祿」)」と書き、「コロク」とも読む。
やなせ
	【ヤナセ】
	○[経]輸入車販売(ディーラー)の最大手会社。
	◎1915(大正 4)梁瀬長太郎が梁瀬商会として日比谷に創業。
やなせ
	【梁瀬】
	◇[日]yanase
	○(1)梁を仕掛(シカ)けてある川瀬。
	 参照⇒やな(簗,梁)
	○(2)[交]⇒やなせえき(梁瀬駅)
やなせえき
	【梁瀬駅】
	○[交]兵庫県朝来市(アサゴシ)山東町(サントウチョウ)にあるJR山陰本
	線の駅。
	 上夜久野(カミヤクノ)駅(福知山市)の和田山(ワダヤマ)駅の間。
	◎旧住所は朝来郡(アサゴグン)山東町(サントウチョウ)。
やなせがわえき《やなせがはえき》
	【柳瀬川駅】
	○[交]埼玉県志木市(シキシ)館(タテ)・柏町(カシワチョウ)にある、東武
	東上線(トウジョウセン)の駅。
	 志木(シキ)駅とみずほ台(ミズホダイ)駅(富士見市)の間。
やなだにむら
	【柳谷村】
	◇[日]Yanadani Mura
	○[古]愛媛県東部、上浮穴郡(カミウケナグン)の村。
	◎2004. 4. 1(平成16)上浮穴郡の久万町(クマチョウ)・面河村(オモゴ
	ムラ)・美川村(ミカワムラ)・柳谷村の1町3村が合併して久万高原町
	(クマコウゲンチョウ)を発足。
やなはらちょう《やなはらちやう》
	【柵原町】
	◇[日]Yanahara Cho
	○岡山県中央部、久米郡(クメグン)の町。
やなり
	【家鳴り】
	【屋鳴り】
	○(1)家が古くなったり、建て付けが悪く、音を立ててきしむ
	こと。また、その音。
	○(2)ラップ現象の一つ。
	 家が揺れ動くこと。また、その音。
	 超低周波や心霊現象として説明されることが多い。
	 参照⇒らっぷげんしょう(ラップ現象)
やにくだる
	【野に下る】
	○政治家・役人をやめて民間にはいること。下野(ゲヤ)するこ
	と。
	◎行政官などを上位、民間を下位とする考えから。
やにさがる
	【脂下がる】
	○[慣用句]得意になって、にやけること。気取って、にやにや
	する。
	◎にやけたため、口にくわえていた煙管(キセル)の雁首(ガンクビ)
	が垂れ下がることから。
やにどこ
	【ヤニ床】
	【脂床】
	○(1)[工]手彫りで使用する彫金台。
	 金属を加熱してヤニ床に圧着し、ヤニが冷えて固まってから
	加工する。
	 加工後はヤニごと台から削り落とし、ヤニを洗い流す。
	○(2)[光]レンズを磨く作業台。
やには
	【脂派】
	○[歴][美]明治美術会の別称。
	 ⇒めいじびじゅつかい(明治美術会)
★やにょうしょう《やねうしやう》
	【夜尿症】
	◇[英]enuresis(エニュレシス)
	○[病]夜間睡眠中、無意識に尿を漏らす状態。
	 「夜間遺尿症(nocturnal enuresis)」とも、一般に「寝小便(ネショ
	ウベン)(bed-wetting)」、幼児語・女性語で「おねしょ」とも呼ぶ。
やにわ《やには》
	【家庭】
	○[古]人家のある所。人里(ヒトザト)。
	◎「かてい(家庭)」とも読む。
やぬす
	【ヤヌス】
	◇[羅]Janus
	○(1)[ロ神]戸口の守護神。
	 転じて、年・月・日の初めや、物事や行動の初め、出産など
	すべての初めをつかさどる。
	 前と後ろの双方に顔を持つ双面神で、門から内と外との両方
	を眺めると言われ、また過去と未来を予見する。
	 英語読みで「ジェーナス(Janus)」とも呼ぶ。
	◎英語の一月「ジャニュアリ(January)」の語源。
	○(2)[天]土星の第10衛星。
★やね
	【屋根】
	○[建]
	〈形からの種類〉
	 切妻(キリヅマ)・寄棟(ヨセムネ)・入母屋(イリモヤ)・招き屋根・マン
	サード(腰折れ屋根)・尖(トン)がり屋根([英]spire)など。
	 参照⇒まねきやね(招き屋根),まんさーどるーふ(マンサード
	・ルーフ),さやぐみ(鞘組)
	〈材質からの種類〉
	 茅葺き屋根・草葺き屋根など。
	 参照⇒くさぶきやね(草葺き屋根)
	〈比喩(ヒユ)〉
	 世界の屋根(Roof of the World):⇒ぱみーる(パミール)
	◎英語:ルーフ(roof)。
	 ドイツ語:ダハ(Dach)。
	 フランス語:トゥワ(toit)/トワ。
やねせん
	【谷根千】
	◇[日]Ya^Ne-Sen
	○[俗]東京都の下町、台東区の谷中(ヤナカ)と文京区の根津(ネヅ)
	・千駄木(センダギ)の総称。
	 隣り合った地域で、江戸から昭和の下町風情(フゼイ)が色濃く
	残り、観光スポットとなっている。
	 参照⇒やなか(谷中)(1),ねづ(根津)(1),せんだぎ(千駄木)(1)
やのす
	【ヤノス】
	◇[西]llanos/llano、[英]llanos
	○[地]⇒りゃのす(リャノス)
やのまみぞく
	【ヤノマミ族】
	◇[英]Yanomami tribe
	○ブラジル北部、ベネズエラ国境に居住するインディオの一族。
	 言語はヤノマミ語。
	 裸族。宗教はシャーマニズム(原始宗教)。
	 2,200人ほど。
やばー
	【ヤバー】
	◇[タイ語]Yaa Baa(気違い薬)
	○[薬]エフェドリン(ephedrine)などを化学精製した錠剤型の
	覚醒剤(カクセイザイ)。純度が低く、低価格。
	 ミャンマー(旧ビルマ)・ラオス・タイの国境にある黄金の三
	角地帯で製造されている。
	 参照⇒おうごんのさんかくちたい(黄金の三角地帯)
	◎1996(平成 8)タイ政府、ヤマー(Yaa Maa)(馬の薬)からヤバ
	ーに改称。
やはうぇ
	【ヤハウェ】
	◇[ヘブライ語]Yhwh、[英]Yahweh/Yahveh
	○[宗]『旧約聖書』の神の名。天地創造神・唯一最高神。
	 「ヤハヴェ」,「ヤーウェ」,「エホバ」とも呼ぶ。
	 参照⇒えほば(エホバ)
	◎「有りて有るもの」の意味で、イスラエル民族とともにあるこ
	とを示す。
やはヴぇ
	【ヤハヴェ】
	◇[ヘブライ語]Yhwh、[英]Yahweh/Yahveh
	○[宗]⇒やはうぇ(ヤハウェ)
やはぎがわ《やはぎがは》
	【矢作川】
	◇[日]Yahagi Gawa
	○[地]愛知県の中央部を南流する川。幹線流路延長117キロメ
	ートル。
	 長野県の中央アルプス南端の大川入山(オオカワイリヤマ)に発源し、
	愛知県・岐阜県の県境の山岳地帯を流れ、巴川(トモエガワ)などを
	合流して三河平野に出て、安城市(アンジョウシ)と西尾市(ニシオシ)の
	境で矢作古川(ヤハギフルカワ)と分派して知多湾に注(ソソ)ぐ。
	◎1880(明治13)明治用水、開設。
やはぎがわばし《やはぎがはばし》
	【矢作川橋】
	○[交]愛知県豊田市にある、矢作川に架(カ)かる第2東名高速
	道路の橋。
	 長さ約820メートル・幅約44メートル・高さ約110メートルで、
	世界一の斜張橋。
	◎2004.10.16(平成16)橋桁の連結が行われ、一般公開される。
やばけい
	【耶馬渓】
	【耶馬溪】
	◇[日]Yabakei
	○(1)[地]大分県北西部、山国川上流・中流の渓谷。沿岸約50
	キロメートルの景勝地。
	 本耶馬渓(山国川中流)・裏耶馬渓(金吉川)・深耶馬渓(山移
	川)・奥耶馬渓などから成る。
	 参照⇒あおのどうもん(青ノ洞門,青の洞門)
	◎1950(昭和25)耶馬日田英彦山国定公園に指定。
	○(2)⇒やばけいまち(耶馬溪町)
やばけいまち
	【耶馬溪町】
	◇[日]Yabakei Machi
	○大分県北西部、下毛郡(シモゲグン)の町。
	〈面積〉
	 183.70平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)5,934人。
	◎1965(昭和40)町制施行。
	◎下毛郡には本耶馬溪町(ホンヤバケイマチ)もある。
やばしらえき
	【八柱駅】
	○[交]千葉県松戸市日暮にある、新京成電鉄(シンケイセイ・デンテツ)の
	駅。
	 みのり台駅と常盤平(トキワダイラ)駅の間。
	◎JR武蔵野線には新八柱駅がある。
やばしられいえん《やばしられいゑん》
	【八柱霊園】
	○千葉県松戸市にある、東京都の霊園。
	◎1935(昭和10)東京市の霊園として開園。
やはずえんどう《やはずゑんどう》
	【ヤハズエンドウ】
	【矢筈豌豆】
	○[植]⇒からすのえんどう(カラスノエンドウ,烏野豌豆)
やはずがすり
	【矢筈絣】
	【矢筈飛白】
	○⇒やがすり(矢絣,矢飛白)
やはずからむし
	【ヤハズカラムシ】
	【矢筈苧】
	○[植]ラセイタソウ(羅背板草)の別称。
	 ⇒らせいたそう(ラセイタソウ,羅背板草)
やばたいこく
	【邪馬台国】
	【耶馬台国】
	◇[日]Yabatai Koku
	○[歴]⇒やまたいこく(邪馬台国,邪馬臺國)
★やはたせいてつしょ
	【八幡製鉄所】
	○[歴]日本製鉄の前身の一つ。
	 日清戦争で得た賠償金(バイショウキン)を元にして、1897(明治30)
	官営八幡製鉄所に着工。
	 1901. 2.(明治34)操業開始。
	 清国の大治(ダイヤ)鉄山の鉄鉱石を安く手に入れ生産が本格化
	した。
やはたにしく
	【八幡西区】
	◇[日]Yahatanishi Ku/Yahata Nishi Ku
	○福岡県北九州市西部の区。北部を洞海湾(ドウカイワン)を介して
	若松区、東部を八幡東区に接し、南部を直方市(ノオガタシ)、西部
	を中間市(ナカマシ)、北西部を遠賀郡(オンガグン)水巻町(ミズマキマチ)に
	隣接。
やはたひがしく
	【八幡東区】
	◇[日]Yahatahigashi Ku/Yahata Higasi Ku
	○福岡県北九州市の区。北部を洞海湾(ドウカイワン)を介して若松
	区、北東部を戸畑区、東部を小倉北区、南西部・南部を小倉南
	区、西部を八幡西区に接する。
やばねがすり
	【矢羽根絣】
	【矢羽根飛白】
	○⇒やがすり(矢絣,矢飛白)
やはばちょう《やはばちやう》
	【矢巾町】
	◇[日]Yahaba Cho
	○岩手県中央部、紫波郡(シワグン)の町。北部を盛岡市(モリオカシ)に
	接する。
	〈面積〉
	 67.28平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2万5,268人。
	◎1955(昭和30)徳田(トクタ)村・不動村・煙山(ケムヤマ)村が合併し
	て矢巾村を発足。
	 1966(昭和41)町制施行。
やーぱん
	【ヤーパン】
	◇[独]Japan
	○(ドイツ語で)日本。
	 ⇒にほん(日本)
やぱんごう《やぱんがう》
	【ヤパン号】
	○[歴][海]⇒かんりんまる(咸臨丸)
やーぱんごう《やーぱんがう》
	【ヤーパン号】
	○[歴][海]⇒かんりんまる(咸臨丸)
やひこじんじゃ
	【弥彦神社】
	○新潟県西蒲原郡(ニシカンバラグン)弥彦村(ヤヒコムラ)にある神社。元
	国幣中社・越後国一の宮。
	 祭神は天香山命(アメノカグヤマノミコト)。
	 境内から佐渡島が展望できる。
	 「いやひこじんじゃ(弥彦神社)」とも呼ぶ。
	 参照⇒やひこやま(弥彦山)
やひこむら
	【弥彦村】
	◇[日]Yahiko Mura
	○新潟県中央部、西蒲原郡(ニシカンバラグン)の村。
	 越後国一の宮の弥彦神社(ヤヒコジンジャ,イヤヒコジンジャ)がある。
やひこやま
	【弥彦山】
	◇[日]Yahiko Yama
	○[地]新潟県中央部、日本海岸にある火山。標高634メートル。
	 山頂までロープウェーが通じる。
	 山麓にある弥彦神社の境内は眺望に優れ、佐渡島が展望でき
	る。
	 佐渡弥彦米山国定公園(サド・ヤヒコ・ヨネヤマ・コクテイコウエン)に含まれる。
	 「越後の霊峰」とも呼ぶ。
やびじ
	【八重干瀬】
	◇[日]Yabiji
	○[地]沖縄県、宮古諸島の宮古島(ミヤコジマ)の北方5〜15キロメ
	ートル沖に、大潮の時に海上に姿を現すサンゴ礁群。
	 南北10キロメートル・東西7キロメートルもあり、国内最大
	級で、「幻の大陸」とも呼ばれる。
	◎上陸観光が行われている。
やふー
	【ヤフー】
	◇Yahoo
	○[文]イギリスの作家スウィフト(Jonathan Swift)の『ガリバ
	ー旅行記(Gulliver's Travels)』に出てくる、人間に似た野獣。
	 理性をもつ馬フーイナム(Houyhnhnm)に支配され仕えている。
	 参照⇒がりばーりょこうき(ガリバー旅行記),かちくじんや
	ぷー(家畜人ヤプー)
★やぶ
	【藪】
	○(1)
	○(2)藪医者の略称。
	 ⇒やぶいしゃ(薮医者)
	○(3)薮入りの略称。
	 ⇒やぶいり(藪入り,藪入,家父入)
	○(4)藪蕎麦(ソバ)の略称。
	 ⇒やぶそば(藪蕎麦)
やぶ
	【養父】
	◇[日]Yabu
	○(1)⇒やぶし(養父市)
	○(2)[古]⇒やぶぐん(養父郡)
	○(3)[古]⇒やぶちょう(養父町)
やぷー
	【ヤプー】
	◇Yapoo
	○[文]⇒かちくじんやぷー(家畜人ヤプー)
やぶいしゃ
	【薮医者】
	○診察・治療のへたな医者。
	 単に「藪」とも呼ぶ。
	◎一説に、まじないを用いる医者という「野巫医(ヤブイ)」から。
やぶいぬ
	【ヤブイヌ】
	【藪犬】
	◇[学]Speothos venaticus、[英]bush dog
	○[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)イヌ科(Canidae)ヤブイヌ属
	(Speothos)のイヌ。
	 体長約70センチメートル。
	 南アメリカの水辺に生息し、水掻きがある。
やぶいり
	【藪入り】
	【藪入】
	【家父入】
	○正月と盆の十六日前後、奉公人が主人から暇をもらって、一
	日ほど親元または請人(ウケニン)の家に帰ること。また、その日・
	そのころ。
	 特に正月の休暇をさし、盆(7月16日)のものは「後(ノチ)の藪
	入り」とも呼ぶ。
	 「宿入(ヤドイ)り」,「宿下(ヤドオ)り」,「宿下(ヤドサ)がり」とも、単
	に「藪」とも呼ぶ。
	 参照⇒じごくのかまのふたもあく(地獄の釜の蓋もあく)
	◎新年の季語。
	◎「草深い郷里に帰る」の意味。
	 「彼岸(ヒガン)の入り」は彼岸最初の日。
	 参照⇒ひがんのいり(彼岸の入り)
やぷか
	【ヤブカ】
	◇[クロアチア語]jabuka
	○[植](クロアチア語で)リンゴ(林檎)。
	 ⇒りんご(りんご,リンゴ,林檎,苹果)
やぶからし
	【ヤブカラシ】
	【藪枯らし】
	【藪枯】
	○[植]⇒やぶがらし(ヤブガラシ.藪枯らし.藪枯)
★やぶがらし
	【ヤブガラシ】
	【藪枯らし】
	【藪枯】
	◇[学]Cayratia japonica
	○[植]ブドウ目(Vitales)ブドウ科(Vitaceae)ヤブカラシ属
	(Cayratia)のツル性(蔓性)多年草。
	 路傍・空地などに自生する雑草。
	 日本・朝鮮半島・中国・東南アジアに分布。
	 「ヤブカラシ」,「ビンボウカズラ(貧乏葛)」,「ビンボウヅル(貧
	乏蔓)」とも呼ぶ。
やぶからぼう
	【藪から棒】
	○[慣用句]だしぬけであること。突然なこと・唐突(トウトツ)なこ
	と・思いがけないこと。前触れや前置きがないこと。また、そ
	のさま。
	◎「藪から唐突に棒を突き出す」の意味。
やぶぐん
	【養父郡】
	◇[日]Yabu Gun
	○[古]兵庫県北部の郡。
	 八鹿町(ヨウカチョウ)・養父町(ヤブチョウ)・大屋町(オオヤチョウ)・関宮町
	(セキノミヤチョウ)の町。
	◎2004. 4. 1(平成16)養父郡の全4町が合併して養父市を発足
	し、郡は消滅。
★やぶこうじ《やぶかうじ》
	【ヤブコウジ】
	【藪柑子】
	◇[学]Ardisia japonica
	○[植]ツツジ目(Ericales)ヤブコウジ科(Myrsinaceae)ヤブコ
	ウジ属(Ardisia)の常緑小低木。
	 「ヤマタチバナ(山橘)」,「紫金牛(シキンギュウ)」,「十両」とも呼ぶ。
	◎中国語:紫金牛(zijinniu)。
やぶさか
	【吝か】
	【嗇か】
	○(1)もの惜(オ)しみすること。けち。吝嗇(リンショク)。
	○(2)ためらうさま。未練なさま。
	◎吝かでない:努力を惜しまない。
★やぶさめ
	【ヤブサメ】
	【流鏑馬】
	○[鳥]スズメ目(Passeriformes)ヒタキ科(Muscicapidae)ウグ
	イス亜科(Sylviinae)の小鳥。
	 「キシャ(騎射)」とも呼ぶ。
★やぶさめ
	【流鏑馬】
	○(1)騎射(キシャ)の一方式。馬に乗って走りながら、鏑矢(カブラヤ)
	で的(マト)を射ること。
	◎騎射三物(ミツモノ)の一つ。
	○(2)[鳥]⇒やぶさめ(ヤブサメ,流鏑馬)
やぶさんご
	【ヤブサンゴ】
	【藪珊瑚】
	○[植]サンゴジュ(珊瑚樹)の別称。
	 ⇒さんごじゅ(サンゴジュ,珊瑚樹)
やぶし
	【養父市】
	◇[日]Yabu Shi
	○兵庫県北部中央の市。
	◎2004. 4. 1(平成16)養父郡(ヤブグン)の全4町、八鹿町(ヨウカチョ
	ウ)・養父町(ヤブチョウ)・大屋町(オオヤチョウ)・関宮町(セキノミヤチョウ)が合
	併して発足し、郡は消滅。
やぶすま
	【矢衾】
	○(1)一隊の射手が隙間(スキマ)なく並び重なった列。
	 参照⇒やりぶすま(槍衾)
	○(2)一面に隙間なく矢を射込(イコ)むこと。また、そのさま。
	 参照⇒じゅうじほうか(十字砲火)
	○(3)矢を立て並べた垣根・囲い。
	○(4)五月人形の大将飾りの囲い。
やぶそば
	【藪蕎麦】
	○[食]ソバ(蕎麦)の実の、甘皮を含む表層を引いた三番粉で製
	した薄緑色のソバ。
	 香りは良いが、繊維質によって食感はやや落ちる。
	 単に「藪」とも呼ぶ。
	 参照⇒さんばんこ(三番粉),さらしなそば(更科蕎麦)
やぶちょう《やぶちやう》
	【養父町】
	◇[日]Yabu Cho
	○[古]兵庫県北部中央、養父郡(ヤブグン)の町。
	◎2004. 4. 1(平成16)養父郡の全4町が合併して養父市を発足。
やぶづかほんまち
	【薮塚本町】
	◇[日]Yabuzuka Machi/Yabuduka Machi
	○[古]群馬県東部、新田郡(ニッタグン)の町。
	◎2005. 3.28(平成17)太田市に編入。
やぶつばき
	【ヤブツバキ】
	【藪椿】
	○(1)[植]山野に自生するツバキ。
	 山のものは「山椿(ヤマツバキ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒つばき(ツバキ,椿,海石榴,山茶)
	◎春の季語。
	 『芭蕉句集・春』:藪椿/門の葎(ムグラ)の/若葉かな。
	○(2)[植]([学]Camellia japonica)ツツジ目(Ericales)ツバキ
	科(Theaceae)ツバキ属(Camellia)の常緑高木。
	 本州〜沖縄の山地や沿岸地に自生。
	 樹高約10メートル。
やぶはらのしゅく
	【藪原の宿】
	【藪原宿】
	○[歴]江戸時代、木曾街道(中山道の一部)の奈良井宿と宮越宿
	の間の宿駅。
	 長野県木曽郡(キソグン)木祖村(キソムラ)薮原にあった。
	 参照⇒おろくぐし(お六櫛,於六櫛,阿六櫛)
やぶへび
	【薮蛇】
	○[慣用句]「藪をつついて蛇を出す」の略称。
	 ⇒やぶをつついてへびをだす(藪をつついて蛇を出す)
やぶむらさき
	【ヤブムラサキ】
	【藪紫】
	◇[学]Callicarpa mollis/Callicarpa zollingeriana
	○[植]シソ目(Lamiales)クマツヅラ科(Verbenaceae)ムラサキ
	シキブ属(Callicarpa)の落葉低木。
	 高さは2メートル内外。全体に灰白色の軟毛が密生し、葉は
	卵形。夏、葉腋(ヨウエキ)に淡紫色の小花を集散状につけ、小球形
	の果実がなり、晩秋紫色に熟す。
	 日本や朝鮮半島の山地の日当りの悪い場所に自生。
	 日当りのよい場所に生える近縁種のムラサキシキブに似るが、
	花も実もやや少ない。
	◎林道開発などで日当りの関係からムラサキシキブとの交雑が
	発生している。
やぶやき
	【叢焼】
	【叢焼き】
	○[農]⇒やきはた(焼き畑,焼畑)
やーぶらか
	【ヤーブラカ】
	◇[露]yabloko
	○[植](ロシア語で)リンゴ(林檎)。
	 ⇒りんご(りんご,リンゴ,林檎,苹果)
	◎ロシア文字では"яблоко"。
やぶをつついてへびをだす
	【藪をつついて蛇を出す】
	○[慣用句]必要もない余計なことをして、思わぬ災(ワザワ)いを
	受けること。
	 略して「やぶへび(薮蛇)」とも呼ぶ。
	◎「わざわざ藪をつついて追い出したヘビに噛(カ)まれるような
	愚かなこと」の意味。
やべ
	【矢部】
	◇[日]Yabe
	○(1)⇒やべむら(矢部村)
	○(2)[古]⇒やべまち(矢部町)
★やぺて
	【ヤペテ】
	◇Japheth
	○[聖]『旧約聖書』「創世記」に登場するノア(Noah)の三男。
	 参照⇒[1]のあ(ノア)
やべまち
	【矢部町】
	◇[日]Yabe Machi
	○[古]熊本県中東部、上益城郡(カミマシキグン)の町。
	 陸上自衛隊大矢野原演習場がある。
	◎2005. 2.11(平成17)上益城郡清和村(セイワソン)・阿蘇郡(アソグン)
	蘇陽町(ソヨウマチ)と合併して上益城郡山都町(ヤマトマチ)を発足。
やべむら
	【矢部村】
	◇[日]Yabe Mura
	○福岡県南部、八女郡(ヤメグン)の村。
	〈面積〉
	 80.46平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1,760人。
やほ
	【谷保】
	◇[日]Yaho
	○(1)東京都国立市(クニタチシ)中央部の地名。
	○(2)[交]⇒やほえき(谷保駅)
★やぼ
	【野暮】
	○あか抜けていないこと。
	 ⇔いき(粋)
	 参照⇒きざ(気障)
	◎若く世間ずれしていない場合は「うぶ(初,初心)」と呼ぶ。
やほう《やはう》
	【野砲】
	◇[英]field gun
	○[軍]野戦用の大砲。
	 多くは弾丸の発射速度が速く威力の大きい軽量のカノン砲。
	 車輪を持ち、砲架は折りたたみ式でリンバー(limber)(前車)
	に載せて牽引する。機動性があり、野戦で最も多く使用される。
	 参照⇒りんばー(リンバー),かのんほう(カノン砲)
やほえき
	【谷保駅】
	○[交]東京都国立市(クニタチシ)谷保にあるJR南武線の駅。
	 西府(ニシフ)駅(府中市)と矢川(ヤガワ)駅の間。
やぽにや
	【ヤポニヤ】
	◇[露]Yaponiya
	○(ロシア語で)日本。
	 ⇒にほん(日本)
	◎ロシア文字では"Япония"。
やぼーる
	【ヤボール】
	◇[独]jawohl(ヤヴォール)
	○(1)はい([独]ja)。
	 ⇒やー(ヤー)
	○(2)了解・応諾。命令・指令・依頼に対する承諾の回答。
	 参照⇒あいあいさー(アイアイサー)
やほんと
	【ヤホント】
	◇[露]Yakhont(鋼玉)
	○[軍]ロシアの超音速対艦ミサイル(SSN26)。
	 参照⇒ぶらもす(ブラモス)
★やま
	【山】
	◇[日]yama
	○(1)[地]平地よりも高く隆起(リュウキ)した地形の所。
	◎[アイヌ語]ヌプリ(* Nupuri)。
	 [英]* mountain。
	 [独]Berg(ベルク)。
	 [フ]Montagne de(du) */Mont *。
	 [西]Monte */Cerro *(セロ)。
	 [希]Oros *(オロス)。
	 [露]* gora(ゴラ)/gornyj(ゴルヌイ)。
	 [トルコ語]* Dag(ダー)/* Dagrali。
	 [インドネシア語]Gunung(グヌン) *。
	◎四季の形容:⇒やまわらう(山笑う),やましたたる(山滴る),
	やまよそおう(山粧う),やまねむる(山眠る)
	○(2)比叡山(ヒエイザン)延暦寺(エンリャクジ)のこと。
	 園城寺(オンジョウジ)(通称、三井寺)を「寺(テラ)」と呼ぶのに対す
	る呼称。
	 「山門(サンモン)」とも呼ぶ。
	○(3)[歴]赤穂義士が吉良邸討ち入りで、暗闇で出会ったとき
	に用いた問い掛けの合い言葉。
	 同じ義士であれば「川(カワ)」と答えることになっていた。
	 参照⇒あこうぎし(赤穂義士)
やま
	【夜摩】
	◇[梵]Yama
	○[仏]⇒やまてん(夜摩天,耶摩天)
やまあい《やまあゐ》
	【ヤマアイ】
	【山藍】
	◇[学]Mercurialis leiocarpa
	○[植]キントラノオ目(Malpighiales)トウダイグサ科(Euphor-
	biaceae)ヤマアイ属(Mercurialis)の多年草。
	 山地の木の陰などに自生。
	 茎は高さ30〜40センチメートルで、稜が四つある。
	 葉は対生し、長楕円形。雌雄異株。
	 春、上部の葉腋(ヨウエキ)(葉の付け根)から花軸を出し、白緑色
	の小花(単性花)を穂状につける。
	 古くは葉から汁をとって藍染めの染料としたが、アイの青色
	染料インジゴ(indigo)と異なり、色素成分がシアノヘルミジン
	(cyanohermidine)のため緑がちで洗い落ちも激しく廃(スタ)れた。
	 日本(本州・四国・九州)・朝鮮半島・中国・台湾・インドシ
	ナ半島に分布。
	 参照⇒あい(アイ,藍)
やまあじさい《やまあぢさゐ》
	【ヤマアジサイ】
	【山紫陽花】
	◇[学]Hydrangea serrata
	○[植]ミズキ目(Cornales)アジサイ科(Hydrangeaceae)アジサ
	イ属(Hydrangea)の落葉低木。
	 暖かい山地の谷間や沢などに群生。
	 高さ1メートル前後。
	 7〜8月ころ、枝頂の花序に青帯びた白い五弁の小花を多数
	散形につける。
	 周囲の装飾花(中性花)は青色・淡紅色・白色。
	 本州福島県以西の太平洋側・四国・九州と朝鮮半島南部に分
	布。
	 「サワアジサイ(沢紫陽花)」,「コガク(小額)」とも呼ぶ。
★やまあらし
	【ヤマアラシ】
	【山荒】
	【山荒らし】
	【豪猪】
	○(1)[哺]ネズミ目(Rodentia)ヤマアラシ科(Hystricidae)の哺
	乳類。
	 背から尾の上面に針状の剛毛があり、敵が近づくと剛毛を逆
	立て、体を振って剛毛を打ち鳴らし威嚇(イカク)し、ときには背
	を向けて攻撃する。
	 地上に住む。
	 アジア・ヨーロッパ・アフリカに生息。
	〈属〉
	 ヤマアラシ属(Hystrix)。
	 フサオヤマアラシ属(Atherurus)。
	 ネズミヤマアラシ属(Trichys)。
	○(2)[哺]ネズミ目アメリカヤマアラシ科(キノボリヤマアラシ
	科)(Erethizontidae)の哺乳類。
	 樹上に住む。
	 南北アメリカに生息。
	◎英語では旧大陸産を「ポーキュパイン(porcupine)」、アメリ
	カ大陸産を「ヘッジホッグ(hedgehog)」と呼ぶが、ヘッジホッグ
	にはハリネズミの意味もある。
	 ドイツ語では旧大陸産を「シュタッヘルシュバイン(Stachel-
	schwein)」、アメリカ大陸産を「バウムシュタッヘラー(Baumsta-
	chler)」と呼ぶ。
	 スペイン語では「プエルコエスピン(puerco espin)」。
	 中国語では「豪豬(haozhu)」。
やまいこく
	【邪馬壹国】
	◇[日]Yamai Koku
	○[歴]⇒やまたいこく(邪馬台国)
やまいたち
	【ヤマイタチ】
	【山鼬】
	○[哺]⇒おこじょ(オコジョ)
★やまいちしょうけん《やまいちしようけんぐわいしや》
	【山一証券】
	○[歴][経]旧四大証券会社の一社。
	◎1966. 9. 1(昭和41)新山一証券株式会社を発足。
	 1997(平成 9)再度、経営破綻(ハタン)。
やまいはきから《やまひはきから》
	【病は気から】
	○[諺]病気は気の持ち方一つで、悪くもなれば良くもなる。
	 参照⇒つくりやまい(作り病)(2)
やまいはちまき《やまひはちまき》
	【病鉢巻】
	【病鉢巻き】
	○(1)[病]病気のときにする鉢巻き。
	 ムラサキ(紫)で染めた鉢巻きは解熱・解毒作用があるとされ
	た。
	 参照⇒ずつうはちまき(頭痛鉢巻,頭痛鉢巻き),よこはちまき
	(横鉢巻,横鉢巻き)
	○(2)[劇]歌舞伎・人形浄瑠璃で、病人の役が病人であること
	を示すため、扮装として結ぶ鉢巻。
	 男女の別なく、頭の左側に結び、若い役では紫、老人役で
	は黒の鉢巻を用いる。
	 参照⇒よこはちまき(横鉢巻,横鉢巻き)
やまいも
	【ヤマイモ】
	【山芋】
	【薯蕷】
	○[植]⇒やまのいも(ヤマノイモ,山の芋,山芋,薯蕷)
	◎秋の季語。
やまうちちょう《やまうちちやう》
	【山内町】
	◇[日]Yamauchi Cho
	○佐賀県西部、杵島郡(キシマグン)の町。
	 JR佐世保線が通じ、永尾に永尾駅がある。
	◎秋田県平鹿郡(ヒラカグン)には山内村(サンナイムラ)があった。
やまうど
	【ヤマウド】
	【山独活】
	○[植][食](栽培するものに対して)山に生えている野生のウド。
	 栽培種に比べて香りが強い。
	 参照⇒うど(ウド,独活)
★やまうば
	【山姥】
	○(1)[伝説]奥深い山に住むという鬼女。目は吊り上がり、口
	は大きく裂けた、白髪を乱した老女の怪物。夜な夜な包丁を研
	(ト)ぎ、迷って訪れた人を食べるという。
	 「やまんば(山姥)」とも呼ぶ。
	○(2)[劇]⇒やまんば(山姥)
やまおかちょう《やまをかちやう》
	【山岡町】
	◇[日]Yamaoka Cho
	○[古]岐阜県東部、恵那郡(エナグン)にあった町。
	◎2004.10.25(平成16)恵那郡の岩村町(イワムラチョウ)・山岡町・明
	智町(アケチチョウ)・串原村(クシハラムラ)・上矢作町(カミヤハギチョウ)、恵那
	市(エナシ)に編入。
やまおくり
	【山送り】
	○[古]⇒のべおくり(野辺送り)
やまおとこのうた《やまをとこのうた》
	【山男の歌】
	○[楽]神保信雄作詞、作曲者不詳の歌謡曲。
	 歌い出しは「娘さんよく聞けよ/山男にゃ惚(ホ)れるなよ」。
	◎1966. 2. 1(昭和41)ダークダックスの歌でレコード発売。
やまおろし
	【山おろし】
	【山颪】
	○[気]山から吹(フ)き下(オ)ろす風。
	 参照⇒ふぇーんげんしょう(フェーン現象)
	◎筑波(ツクバ)颪,赤城(アカギ)颪,榛名(ハルナ)颪
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