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百 科 辞 書 《やまな》 編集:獨 澄旻
-------- やまな ------------------------------------------------
★やまな
【山名】
◇[日]Yamana
○[歴]室町幕府の四職の一つ。
参照⇒ししき(四職)
やまなか
【山中】
◇[日]Yamanaka
○(1)[地]⇒やまなかこ(山中湖)
○(2)静岡県三島市元山中・山中新田(ヤマナカシンデン)の地。
江戸時代は東海道五十三次箱根宿と三島宿の間の立場(タテバ)
であった。
○(3)[古]⇒やまなかまち(山中町)
やまなかおんせん《やまなかをんせん》
【山中温泉】
◇[日]Yamanakaonsen/Yamanaka Onsen
○(1)石川県加賀市南西部の地域名。
◎旧住所は江沼郡(エヌマグン)山中町(ヤマナカマチ)。
○(2)石川県加賀市南西部にある温泉地。
硫酸塩泉、21〜51℃。
加賀温泉郷の一つで古来の名湯。
やまなかこ
【山中湖】
◇[日]Yamanaka Ko
○(1)[地]山梨県南部、富士山北麓にある富士五湖の一つ。
五湖の東端にあり、面積は五湖中最大。湖畔は別荘地・観光
地。
面積6.4平方キロメートル、周囲14キロメートル、最大深度
13.3メートル、湖面海抜981メートル。
桂川の水源。
参照⇒ふじごこ(富士五湖)
○(2)⇒やまなかこむら(山中湖村)
やまなかこむら
【山中湖村】
◇[日]Yamanakako Mura
○山梨県南東部、南都留郡(ミナミツルグン)の村。
やまなかぬり
【山中塗り】
【山中塗】
○石川県加賀市山中温泉(ヤマナカオンセン)で製作される漆器。
ロクロを使う糸目挽き(千筋)で薄くした木地に、朱漆(シュウルシ)
を塗り、その上に半透明な飴色の漆を塗り重ねる朱溜塗(シュタメヌ
リ)をしたもの。
◎旧住所は江沼郡(エヌマグン)山中町(ヤマナカマチ)。
やまなかまち
【山中町】
◇[日]Yamanaka Machi
○[古]石川県南西部、江沼郡(エヌマグン)の町。
大聖寺(ダイショウジ)川中流の黒谷川渓谷にあり、北陸屈指の山
中温泉がある。
九谷焼(クタニヤキ)の発祥地。また山中塗と呼ばれる漆器工業が
盛ん。
参照⇒やまなかおんせん(山中温泉),やまなかぬり(山中塗り,
山中塗)
◎2005.10. 1(平成17)加賀市に編入。
やまなぎ
【山薙】
○[農]⇒やきはた(焼き畑,焼畑)
やまなし
【山梨】
◇[日]Yamanashi
○(1)⇒やまなしけん(山梨県)
○(2)⇒やまなしし(山梨市)
やまなしいかだいがく《やまなしいくわだいがく》
【山梨医科大学】
○[歴][教]山梨県中巨摩郡(ナカコマグン)玉穂町(タマホチョウ)下河東(シモ
ガトウ)1110にあった国立医科大学。
◎1978(昭和53)設立。
1986(昭和61)大学院医学研究科(博士課程)を設置
1995(平成 7)看護学科を設置。
2002.10. 1(平成14)山梨大学と対等合併し、山梨大学の玉穂
キャンパスとなる。
やまなしがくいんだいがく《やまなしがくゐんだいがく》
【山梨学院大学】
○[教]山梨県甲府市に本部を置く私立大学。
◎1946(昭和21)山梨実践女子高等学院として創立。
1962(昭和37)大学に昇格。
やまなしけん
【山梨県】
◇[日]Yamanashi Ken
○本州、中部地方南東部の県。かつての甲斐国。
県庁所在地は甲府市。
〈面積〉
1978(昭和53)4,463.48平方キロメートル。
1980(昭和55)4,463平方キロメートル。
(*)県境未確定部分がある。
〈人口〉
1975(昭和50)78万3,000人。
1980(昭和55)80万4,272人。
◎県花はフジザクラ、県鳥はウグイス、県木はカエデ。
やまなしし
【山梨市】
◇[日]Yamanashi Shi
○山梨県北部、甲府盆地北東部にある市。
◎2005. 3.22(平成17)東山梨郡(ヒカシヤマナシグン)の牧丘町(マキオカチョウ)
・三富村(ミトミムラ)を編入。
★やまなしだいがく
【山梨大学】
○[教]山梨県甲府市に本部を置く国立大学。
◎2002.10. 1(平成14)山梨医科大学と対等合併し、山梨大学の
甲府キャンパスとなる。
やまね
【ヤマネ】
【山鼠】
【冬眠鼠】
◇[英]Japanese dormouse、[学]Glirulus japonicus
○[哺]ネズミ目(齧歯目<ゲッシモク>)(Rodentia)ヤマネ科(Gliri-
dae)ヤマネ属(Glirulus)の哺乳類。
ネズミに似て、頭胴長6〜8センチメートル、尾長4〜6セ
ンチメートル。四肢は短く、耳も小さい。毛色は褐色で、背の
中央に一本の黒褐色の縦縞がある。山林に住み夜行性で、木の
実や昆虫などを食べる。寒くなると木の穴などで体をボールの
ように丸くして冬眠する。
日本特産の一属一種で、国の天然記念物。北海道を除く本州
・四国・九州に分布。
「トウミンネズミ(冬眠鼠)」とも呼ぶ。
◎英語:ドーマウス(dormouse)。
ドイツ語:ハーゼルマオス(Haselmaus)。
フランス語:ロワール(loir)。
イタリア語:ギーロ(ghiro)。
スペイン語:リロン(liron)。
ロシア語:ソーニャ(sonya)。
中国語:睡鼠(shuishu)。
★やまねこ
【ヤマネコ】
【山猫】
◇[英]wildcat(ワイルドキャット)
○(1)山野にすむ猫。野猫。
○(2)[動]ネコ目(食肉目)(Carnivora)ネコ科(Felidae)の哺乳
類のうち、小形の野生種の総称。
日本のツシマヤマネコ・イリオモテヤマネコや、ヨーロッパ
ヤマネコ・ベンガルヤマネコ・オオヤマネ(lynx)など。
参照⇒つしまやまねこ(ツシマヤマネコ,対馬山猫),いりおも
てやまねこ(イリオモテヤマネコ,西表山猫)
○(3)[動]ツシマヤマネコ(対馬山猫の略称。
⇒つしまやまねこ(ツシマヤマネコ,対馬山猫)
やまねこすと
【山猫スト】
◇[英]wildcat strike
○[経]労働組合の一部組合員が、幹部または組合本部の指示や
承認・支持を得ずに、独自・分散的に行うストライキ。
組合上層部から見れば非公認のストライキ。
「山猫争議」とも呼ぶ。
やまねこそうぎ《やまねこさうぎ》
【山猫争議】
◇[英]wildcat strike
○[経]⇒やまねこすと(山猫スト)
やまねむる
【山眠る】
○冬の山の形容。
草が枯れ、樹が葉を落とし、静まり返って深い眠りに入るよ
うなさま。
参照⇒やまわらう(山笑う),やましたたる(山滴る),やまよそ
おう(山粧う)
◎冬の季語。
やまのあなた
【山のあなた】
◇[独]Ueber den Bergen/Uber den Bergen
○[文]ドイツの詩人カール・ブッセ(Karl Busse)(1872〜1918)
の詩。
〈上田敏(ウエダ・ビン)訳〉
山のあなたの空遠く/幸(サイハヒ)住むと人のいふ。
噫(アア)、われひとと尋(ト)めゆきて、/涙さしぐみ、かへり
きぬ。
山のあなたになほ遠く/幸住むと人のいふ。
◎1905(明治38)刊行の上田敏の訳詩集『海潮音』に収録。
参照⇒[2]かいちょうおん(海潮音)
★やまのいも
【ヤマノイモ】
【山の芋】
【山芋】
【薯蕷】
◇[学]Dioscorea japonica
○[植]ヤマノイモ目(Dioscoreales)ヤマノイモ科(Dioscorea-
ceae)ヤマノイモ属(Dioscorea)のツル性(蔓性)多年草。日本原
産。
葉のつけ根に「零奈子(ムカゴ,ヌカゴ)」と呼ばれる珠芽(シュガ)が
できる。
「ヤマイモ(山芋,薯蕷)」,「しょよ(薯蕷,藷蕷)」,「じょよ(薯蕷,
藷蕷)」とも呼ぶ。
野生種を「ジネンジョ(自然生,自然薯)」と呼ぶ。
参照⇒ながいも(ナガイモ,長芋,長薯)
◎「ぬめり」の成分はムチン(mucin)。
カユミの原因物質は針状の結晶をもつ蓚酸(シュウサン)カルシウ
ム。
◎秋の季語。
ヤムイモ系で、タロイモ系のサトイモ(里芋)に対する名称。
参照⇒やむ(ヤム)(1)
やまのうち
【山内】
◇[日]Yamanouchi
○[歴]上杉四家の一つ。
参照⇒うえすぎ(上杉)
◎神奈川県鎌倉市山ノ内には円覚寺(エンガクジ)・明月院・東禅
寺などがある。
やまのうち
【山ノ内】
◇[日]Yamanouchi
○⇒やまのうちまち(山ノ内町)
やまのうちせいやく
【山之内製薬】
○[古][経]大手製薬会社の一社。
⇒あすてらすせいやく(アステラス製薬)
◎2004. 2.24(平成16)藤沢薬品工業と2005年4月1日合併に合意
と発表。存続会社は山之内製薬。
やまのうちまち
【山ノ内町】
◇[日]Yamanouchi Machi
○長野県北東部、下高井郡(シモタカイグン)の町。西部を中野市に接
し、南東部を群馬県に隣接。
猿の入浴で知られる地獄谷野猿公苑がある。
参照⇒じごくだにおんせん(地獄谷温泉)(3)
〈面積〉
265.93平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万5,900人。
◎1955(昭和30)平穏(ヒラオ)町・穂波(ホナミ)村・夜間瀬(ヨマセ)村が
合併して発足。
やまのおんがくか
【山の音楽家】
○[楽]ドイツの歌曲、水田詩仙訳詞。
やまのさち
【山の幸】
○⇒[1]やまさち(山幸)(1)
やまのてしちふくじん
【山の手七福神】
○⇒しちふくじん(七福神)
★やまのてせん
【山手線】
○[交]
全線34.5キロメートル。
昭和中期までは一般に「やまてせん(山手線)」と呼ばれていた
が、これは鉄道関係の略称で正しい名称は「やまのてせん(山手
線)」であるとして昭和後期に改称された。
◎山手線は正しくは、赤羽駅〜新宿駅〜渋谷駅〜品川駅の20.9
キロメートル。
池袋駅・大塚駅・巣鴨駅・駒込駅・田端駅の5.2キロメート
ルは豊島線。
山手環状線は運転系統に名付けられたもの。
◎1885. 3.16(明治18)8駅で開業。赤羽駅・板橋駅・新宿駅・
渋谷駅・目黒駅・品川駅。
1903. 4. 1(明治36)豊島線、開業。
1909.10.12(明治42)鉄道院、山手線と命名。
1919(大正 8)中央線と直通運転を開始し、中野駅・新宿駅・
東京駅・品川駅・池袋駅・上野駅を結ぶ「の」の字運転となる。
1925.11. 1(大正14)環状運転を実施。
やまのてせんげーむ
【山手線ゲーム】
○数人で行う言葉の遊びの一つ。
一つの分野(「お題」と呼ぶ)を決めて、リズムに合せて順番に
その分野の名前を一つづつ答えるもの。
分野が「花」であれば、「桜」・「菊」・「バラ」など。
リズムは、手拍子(テビョウシ)2拍の後の次の1拍で答え、また
手拍子2拍と回答と繰り返す。
リズムに乗って答えられなかったり、分野が違ったり、すで
に回答された名前であれば負けとなり、前もって決められてい
るバツを行う。
名称は、分野にしばしば東京の山手線の駅名が使われたから。
駅名の場合には、路線通りの順番に答えるルールもある。
やまのべまち
【山辺町】
◇[日]Yamanobe Machi
○山形県中央部、東村山郡(ヒガシムラヤマグン)の町。
上海ガニの養殖地。
〈面積〉
61.36平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万5,512人。
◎1896(明治29)町制施行。
1954(昭和29)大寺村・中村・作谷沢(サクヤザワ)村・相模村を編
入。
やまのろざりあ
【山のロザリア】
○[楽]丘灯至夫(オカ・トシオ)作詞のロシア民謡。
◎1961. 9.(昭和36)スリー・グレイセスの歌でレコード発売。
やまはじめ
【山始め】
○(1)猟師・樵夫(キコリ)などが新年初めて山に入る時に行う儀式。
山の神に神酒(ミキ)・供物(クモツ)を供え、その年の山仕事の安
全を祈るもの。
「初山(ハツヤマ)」とも呼ぶ。
○(2)⇒はつやまいり(初山入り)(1)
やまばといろ
【山鳩色】
○[色]染め色の一つ。黄色みがかった萌葱(モエギ)色。青みのあ
る黄色。
「青色(アオイロ)」,「麹塵(キクジン)」とも呼ぶ。
参照⇒きくじん(麹塵)(1)
◎C=35,M=14,Y=46,B=52。
やまははつどうき
【ヤマハ発動機】
○[経]オートバイの大手製造会社。
本社は静岡県磐田市(イワタシ)。
◎1955(昭和30)創立。
やまはほーる
【ヤマハホール】
○[劇]東京都中央区銀座七丁目にある多目的ホール。
電話番号は03-3572-3139。
やまひこ
【山彦】
○[日本伝説]⇒うみさちやまちさ(海幸山幸)
やまびこ
【やまびこ】
○[交]JR東北新幹線の大宮駅〜盛岡駅間を運行する列車の愛
称。
◎「こだま」はJR東海道新幹線。
やまびこ
【山彦】
○(1)山の神。山の精霊。
○(2)山・谷や林などで起こる音の反響。
むかし、山の精霊の仕業(シワザ)と考えられていた。
はっきり繰り返して聞こえるものを指し、もとは、梵鐘(ボン
ショウ)の余韻(ヨイン)のように響く「こだま(木霊,木魂,谺)」と区別
されていた。
「エコー([英]echo)」とも呼ぶ。
◎距離の遠い山全体から音が反射するので繰り返したように聞
こえる。
◎ギリシア神話:⇒[1]えこー(エコー)
やまびと
【山人】
○(1)山に暮らす人。
○(2)(特に)樵(キコリ)・炭焼きなど山で働く人。
参照⇒きこり(樵,木樵,樵夫)
○(3)山に隠棲する人。
○(4)(特に)仙人。
⇒せんにん(仙人)
★やまびる
【ヤマビル】
【山蛭】
◇[学]Haemadipsa zeylanica japonica
○[動]ヒル網(Hirudinoidea)アゴビル目(顎蛭目)(Arhynchob-
dellida)ヤマビル科(Haemadipsidae)のヒル。雌雄同体。
本州・四国・九州の山地と奄美諸島・八重山列島の樹上や湿
地に生息。
1回に体重の6倍も吸血し、1回の吸血で1年以上生息でき
る。
★やまぶき
【ヤマブキ】
【山吹】
◇[学]Kerria japonica
○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)ヤマブキ属(Kerria)
の落葉低木。
「カントウ(款冬)」,「カンドウ」とも呼ぶ。
◎兼明(カネアキラ)親王( 914〜 987)の和歌「七重八重/花は咲けど
も山吹の/みのひとつだに無きぞ悲しき」は太田道灌と紅皿(ベ
ニザラ)の話で有名。
やまぶき
【山吹】
○(1)[植]⇒やまぶき(ヤマブキ,山吹)
○(2)[色]山吹色の略。
⇒やまぶきいろ(山吹色)
○(3)[服]山吹襲の略。
⇒やまぶきがさね(山吹襲)
やまぶきいろ
【山吹色】
○(1)[色]こがね色、くちなし色。鮮やかな黄色。
「山吹(ヤマブキ)」とも呼ぶ。
◎C=0,M=40,Y=96,B=0。
○(2)[俗]黄金(コガネ)、大判・小判などの金貨の俗称。
「山吹(ヤマブキ)」とも呼ぶ。
やまぶきがさね
【山吹襲】
○[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は朽ち葉(クチバ)色、裏は黄色。
「花山吹(ハナヤマブキ)」,「山吹の花」とも呼ぶ。
やまぶきでっぽう《やまぶきでつぱう》
【山吹鉄砲】
○玩具の一種。
篠竹(シノダケ)の両端に小さく切った山吹の髄(ズイ)を入れ、一
方から細い棒を押し込むと多端から空気圧で詰めた髄が音を発
して飛び出すもの。
「突鉄砲(ツキデッポウ)」とも呼ぶ。
参照⇒たけでっぽう(竹鉄砲)
◎杉の実:⇒すぎでっぽう(杉鉄砲)
紙玉:⇒かみでっぽう(紙鉄砲)(2)
やまぶきのはな
【山吹の花】
○[服]⇒やまぶきがさね(山吹襲)
★やまぶし
【山伏】
【山臥】
○(1)山野に野宿すること。また、その人。
○(2)山野に野宿して修行する僧。
「のぶし(野伏,野臥)」とも呼ぶ。
○(3)(特に)修験者(シュゲンジャ)の別称。
⇒しゅげんじゃ(修験者)
やまぶしたけ
【ヤマブシタケ】
【山伏茸】
◇[学]Hericium erinaceus
○[植][食]担子菌類ヒダナシタケ目(Aphyllophorales)サンゴ
ハリタケ科(Hericiaceae)サンゴハリタケ属(Hericium)のキノ
コ。
秋、シイ・カシ・ブナなどの樹幹に生える。
白く柔らかい塊状で、直径20センチメートルに達する。表面
に細長い針を密生し、外観はハリネズミに似る。
日本・中国に広く分布する。
食用となり、わずかに苦味があり、美味。
「ハリセンボン(針千本)」,「ウサギタケ(兎茸)」とも呼ぶ。
◎名前は山伏の蓑(ミノ)の白く丸い房飾りに似ているから。
中国では「猴頭([中]houtougu)」と呼ぶ。
やまべぐん
【山辺郡】
◇[日]Yamabe Gun
○奈良県北東部の郡。
山添村(ヤマゾエムラ)の村。
◎1954(昭和29)山辺郡丹波市(タンバイチ)町を中心に天理市(テンリシ)
となる。
2005. 4. 1(平成17)都祁村(ツゲムラ)、奈良市に編入。
やまほうし《やまはふし》
【山法師】
○比叡山延暦寺の下級僧徒。
特に、平安時代に武器を帯びて粗暴な振舞いに及んだ一団の
僧兵。
「山門の大衆(ダイシュ)」とも呼ぶ。
参照⇒そうへい(僧兵)
◎平安時代、学侶(ガクリョ)と呼ばれる上級僧侶と対立したり、
朝廷へ強訴(ゴウソ)や他の寺社との抗争を行なったりしている。
やまぼうし《やまばふし》
【ヤマボウシ】
【山法師】
◇[学]Benthamidia japonica
○[植]ミズキ目(Cornales)ミズキ科(Cornaceae)ヤマボウシ属
(Benthamidia)の落葉高木。
樹高6〜10メートル。
葉は対生し、長い楕円形で先は細く、長さ10センチメートル
ほど。
5〜7月、小枝の先に細花を球状に密生して開く。4枚の白
い花弁状のものは苞(ホウ)(葉の一種)。
果実は直径1センチメートルの球状の集合果で、秋に赤熟し、
食べられる。
材は下駄・櫛・ろくろ細工・農具の柄などの器具、薪炭材と
する。
本州〜九州・朝鮮半島のの低山に自生。また、庭木・庭園樹
とする。
「ヤマグワ(山桑)」とも呼ぶ。
◎漢名は「四照花([中]sizhaohua)(シショウカ)」。
和名は花を法師の頭巾(ズキン)に見立てたもの。
◎同属:参照⇒はなみずき(ハナミズキ,花水木)
やまぼくち
【ヤマボクチ】
【山火口】
◇[学]Synurus palmatopinnatifidus var.indivisus
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ヤマボクチ属
(Synurus)の多年草。
高さ約1メートル。全体に綿毛があり、葉はゴボウの花に似
て卵形で羽状に切れ込み、裏面に綿毛を密生。
秋、アザミに似た花を開く。
西日本の日当たりのよい山地の草原に自生。
根茎・若葉は山菜として食用、
「ヤマゴボウ(山牛蒡)」とも呼ぶ。
葉はタバコの代用にもなる。
参照⇒おやまぼくち(オヤマボクチ,雄山火口)
やまぼこ
【山鉾】
○祭礼の山車(ダシ)の一種。
台の上に山形をした造物(ツクリモノ)があり、その上に鉾・薙刀
(ナギナタ)などを立てたもの。
「ほこやま(鉾山)」とも、単に「ほこ(矛,鉾,戈,鋒,戟)」とも呼
ぶ。
参照⇒どうがけ(胴懸)
◎京都の祇園会(ギオンエ)のものは有名。
やまほたるぶくろ
【ヤマホタルブクロ】
【山蛍袋】
◇[学]Campanula punctata var.hondoensis
○[植]ホタルブクロ(蛍袋)の亜種。
⇒ほたるぶくろ(ホタルブクロ,蛍袋,山小菜)
★やままゆ
【ヤママユ】
【山繭】
【天蚕】
◇[英]wild silkworm、[学]Antheraea yamamai
○[昆]鱗翅目(リンシモク)(チョウ目)(Lepidoptera)ヤママユガ科
(Saturniidae)ヤママユ属(Antheraea)のガ(蛾)。
野蚕(ヤサン)の一種。
開張115〜150ミリメートル。
緑色の繭を作る。
北海道〜沖縄の各地と中国の一部に分布。
「ヤママユガ(山繭蛾)」,「ヤマコ(山蚕)」,「テンサン(天蚕)」と
も呼ぶ。
参照⇒やさん(野蚕)
◎夏の季語。
やままゆが
【ヤママユガ】
【山繭蛾】
○[昆]⇒やままゆ(ヤママユ,山繭,天蚕)
★やまめ
【ヤマメ】
【山女】
【山女魚】
○[魚]海魚のサクラマスが陸封された淡水魚。
渓流の食糧獲得競争に負けた幼魚が降海する。エサの豊富な
九州地方では降海はほとんど見られず、東北地方ではメスが、
北海道ではメスとオスの半数が降海する。
やまもく
【山目】
【山木】
【山杢】
○[建]筍杢(タケノコモク)の別称。
⇒たけのこもく(筍目,筍木,筍杢)
やまもと
【山本】
◇[日]Yamamoto
○(1)⇒やまもとぐん(山本郡)
○(2)⇒やまもとまち(山本町)
○(3)[古]⇒やまもとちょう(山本町)
やまもとぐん
【山本郡】
◇[日]Yamamoto Gun
○秋田県北西部の郡。
二ツ井町(フタツイマチ)・藤里町(フジサトマチ)・三種町(ミタネチョウ)の町。
◎2006. 3.20(平成18)琴丘町(コトオカマチ)・山本町(ヤマモトマチ)・八竜
町(ハチリュウマチ)、合併して三種町を発足。
2006. 3.27(平成18)八森町(ハチモリマチ)・峰浜村(ミネハマムラ)、合併
して八峰町(ハッポウチョウ)を発足。
★やまもとしゅうごろうしょう《やまもとしうごらうしやう》
【山本周五郎賞】
○[文]エンターテインメントな作品に与えられる。
「山本賞」とも呼ぶ。
◎2001(平成13)乙川優三郎(オトカワ・ユウザブロウ)『五年の梅』。
2002(平成14)吉田修一(シュウイチ)『パレード』。
やまもとしょう《やまもとしやう》
【山本賞】
○[文]⇒やまもとしゅうごろうしょう(山本周五郎賞)
やまもとちょう《やまもとちやう》
【山元町】
◇[日]Yamamoto Cho
○宮城県南部、亘理郡(ワタリグン)の町。
◎香川県三豊郡(ミトヨグン)には山本町(ヤマモトチョウ)があった。
やまもとちょう《やまもとちやう》
【山本町】
◇[日]Yamamoto Cho
○[古]香川県西部、三豊郡(ミトヨグン)の町。
◎2006. 1. 1(平成18)三豊郡の全7町が合併して三豊市を発足。
◎宮城県亘理郡(ワタリグン)には山元町(ヤマモトチョウ)がある。
秋田県山本郡(ヤマモトグン)には山本町(ヤマモトマチ)があった。
やまもとまち
【山本町】
◇[日]Yamamoto Machi
○[古]秋田県北西部、山本郡(ヤマモトグン)の町。
◎2006. 3.20(平成18)琴丘町(コトオカマチ)・山本町・八竜町(ハチリュウ
マチ)の3町が合併して三種町(ミタネチョウ)を発足。
◎香川県三豊郡(ミトヨグン)には山本町(ヤマモトチョウ)があった。
★やまもも
【ヤマモモ】
【山桃】
【楊梅】
◇[学]Myrica rubra
○[植]ブナ目(Fagales)ヤマモモ科(Myricaceae)ヤマモモ属
(Myrica)の常緑高木。
樹皮は薬用や茶色の染料に用いる。
◎徳島県・高知県の県木。
〈ヤマモモ科〉
ヤマモモ属(Myrica)。
ヤチヤナギ属(Gale)。
やまももいろ
【楊梅色】
○[色]茶褐色。ヤマモモの樹皮で染めた色。
★やまゆり
【ヤマユリ】
【山百合】
◇[学]Lilium auratum
○[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ユリ属(Lilium)の
多年草。
◎神奈川県の県花。
やまよそおう《やまよそほふ》
【山粧う】
○秋の山の形容。
紅葉に美しく彩られたさま。
参照⇒やまわらう(山笑う),やましたたる(山滴る),やまねむ
る(山眠る)
◎秋の季語。
やまるはんとう《やまるはんたう》
【ヤマル半島】
◇[露]Poluostrov Yamal、[英]Yamal Peninsula
○[地]ロシア連邦北部、ウラル地方北部のヤマロ・ネネツ自治
管区(Yamalo-Nenetsky Autonomous Okrug)北部にある、カラ海
(Karskoye More)に突き出た半島。東岸はオビ湾(Obskaya Guba)
を介してギダン半島(Gydanskiy Poluostrov)に面する。
「ヤーマル半島」とも呼ぶ。
やーまるはんとう《やーまるはんたう》
【ヤーマル半島】
◇[露]Poluostrov Yamal、[英]Yamal Peninsula
○[地]⇒やまるはんとう(ヤマル半島)
やまろねねつじちかんく《やまろねねつじちくわんく》
【ヤマロ・ネネツ自治管区】
◇[露]Yamalo-Nenetsky Autonomous Okrug
○ロシア連邦北部、ウラル地方北部の自治管区。北部をカラ海
(Karskoye More)に面する。
行政所在地はサレハルド(Salekhard)。
◎ロシア文字では"Ямало-Ненецкий Автон
омный Округ"。
やまわらう《やまわらふ》
【山笑う】
○春の山の形容。
草木が芽吹き始めて、明るく華やかになるさま。
参照⇒やまよそおう(山粧う),やましたたる(山滴る),やまね
むる(山眠る)
◎春の季語。
◎郭煕(Guo Xi)(カク・キ)著『臥遊録』:春山淡冶而如笑、夏山蒼
翠而如滴、秋山明浄而如粧、冬山惨淡而如睡(春山淡冶(タンヤ)に
して笑うが如く、夏山蒼翠(ソウスイ)にして滴るが如く、秋山明浄
にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如し)。
参照⇒かくき(郭煕)
★やまんたうさん
【ヤマンタウ山】
◇[露]Yamantau Gora、[英]Yamantau Mountain
○[地]ロシア連邦西部、バシコルトスタン共和国(Bashkorto-
stan republic)の南ウラル地方にある山。
北緯54.26°、東経58.10°の地。
◎地下基地にベロレツク15(Beloretsk-15)・ベロレツク16
(Beloretsk-16)と呼ばれる核攻撃システムがあるとされる。
参照⇒こすびんすきーさん(コスビンスキー山)
やまんば
【やまんば】
【ヤマンバ】
○[古][社]⇒がんぐろ(ガングロ)
★やまんば
【山姥】
○(1)[伝説]奥深い山に住むという鬼女。
⇒やまうば(山姥)
○(2)[劇]能の一つ。
○(3)[劇]歌舞伎舞踊の一つ。
やみきん
【ヤミ金】
○[俗][経]⇒やみきんゆう(ヤミ金融)
やみきんゆう
【ヤミ金融】
○[俗][経]無登録の貸金業者。
「ヤミ金」とも呼ぶ。
参照⇒かしきんぎょう(貸金業),といち(トイチ)
◎2004. 1.(平成16)ヤミ金融対策法が施行。
◎ソフトヤミ金:暴力的行為を行わないが年40〜80%前後の金
利を取る消費者金融。ヤミ金融対策法の施行後に増加。
やみせんじゅう
【ヤミ専従】
○[俗]無許可で違法に行う労働組合の専従活動。
やみぞく
【ヤミ族】
【雅美族】
◇[英]the Yami Tribe、[中]Yamei zu
○⇒たうぞく(タウ族)
★やみぞさん
【八溝山】
◇[日]Yamizo San
○[地]茨城県・栃木県・福島県の境にある、茨城県の最高峰。
標高1,022メートル。
北斜面は久慈川(クジガワ)の源流。
やむ
【ヤム】
◇[英]yam
○(1)[植][農]ヤマノイモ目(Dioscoreales)ヤマノイモ科(Dio-
scoreaceae)ヤマノイモ属(Dioscorea)の植物の中で、食用のた
めに栽培されている作物の総称。
熱帯アフリカ・熱帯アジア・南洋群島などでは重要な主食と
なっている。
日本のナガイモ(Chinese yam)・ヤマノイモ(Japanese yam)
も同系種でこれに含まれる。
「ヤムイモ(ヤム芋)」とも呼ぶ。
参照⇒たろ(タロ)
○(2)[植](アメリカ合衆国南部で)サツマイモの一種。
○(3)[植](スコットランドで)ジャガイモ。
やむいも
【ヤムイモ】
【ヤム芋】
◇[英]yam
○[植][農]⇒やむ(ヤム)(1)
やむきねれっと
【ヤムキネレット】
【ヤム・キネレット】
◇[ヘブライ語]Yam Kinneret
○[地]⇒がりらやこ(ガリラヤ湖)
やむきんねれと
【ヤムキンネレト】
【ヤム・キンネレト】
◇[ヘブライ語]Yam Kinneret
○[地]⇒がりらやこ(ガリラヤ湖)
やむすくろ
【ヤムスクロ】
◇Yamoussoukro
○コートジボアールの行政上の首都。
参照⇒こーとじぼあーる(コートジボアール)
〈人口〉
1988(昭和63)10万6,786人。
1990(平成 2)10万人。
◎1983(昭和58)遷都法が可決され、アビジャンからヤムスクロ
に首都機能を移転中。
◎中国語表記は「亜穆蘇克羅(Yamusukeluo)」。
やむちゃ
【飲茶】
【ヤム茶】
◇[中]yincha(飲茶)/zaocha(早茶)
○[食]中国茶を飲みながら点心(dianxin)(テンシン)を食べる中国
の習慣。
多くは蒸籠(セイロ)に同じ点心が数個入って供される。
本来は朝食と昼食の間にとる軽食(早茶)だった。
参照⇒てんしん(点心)(3),こびる(小昼)
やむでなとう《やむでなたう》
【ヤムデナ島】
◇[英]Yamdena Island
○[地]インドネシアのマルク諸島(Kepulauan Maluku)南部、タ
ニンバル諸島(Kepulauan Tanim-bar)の主島。
南緯7.57°、東経131.44°の地。
北東から南西に長く、長さ110キロメートル、幅45キロメー
トル。
やむながわ《やむながは》
【ヤムナ川】
◇[英]the Yamuna River
○[地]⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
やむなーがわ《やむなーがは》
【ヤムナー川】
◇[英]the Yamuna River
○[地]⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
やむるか
【ヤムルカ】
◇yarmulke/yarmelke/yarmulka
○[服]⇒きっぱ(キッパ)
やむーん
【ヤムーン】
◇al Yamun
○ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区(West Bank)北部の村。
北緯32.48°、東経35.23°の地。
ジェニン(Janin)の北西方に位置する。
やめ
【八女】
◇[日]Yame
○(1)⇒やめし(八女市)
○(2)⇒やめぐん(八女郡)
やめぐん
【八女郡】
◇[日]Yame Gun
○福岡県南部の郡。
黒木町(クロギマチ)・上陽町(ジョウヨウマチ)・立花町(タチバナマチ)・広
川町(ヒロカワマチ)・矢部村(ヤベムラ)・星野村(ホシノムラ)の町村。
やめし
【八女市】
◇[日]Yame Shi
○福岡県南部の市。
中心市街の福島は城下町として発達。
八女茶・電照菊・和紙・提灯・和傘・石灯籠などを産する。
人形原台地に岩戸山古墳(イワトヤマ・コフン)・乗馬古墳がある。
〈人口〉
1970(昭和45)3万8,848人。
1995(平成 7)3万9,817人。
◎1954(昭和29)市制。
やめちゃ
【八女茶】
○[食]福岡県八女市近辺に産する茶。
★やもうしょう《やまうしやう》
【夜盲症】
◇[英]night blindness
○[病]
「ニクタロピア(nyctalopia)」とも、俗に「鳥目(トリメ)」,「月盲
症(moon blindness)」とも呼ぶ。
◎俗称の「鳥目」は、鳥の多くは夜目がきかないことから。
◎昼盲症:ヘマロロピア(hemeralopia)。
やもとちょう《やもとちやう》
【矢本町】
◇[日]Yamoto Cho
○[古]宮城県中央部、桃生郡(モノウグン)の町。
◎2005. 4. 1(平成17)鳴瀬町(ナルセチョウ)と合併して東松島市(ヒガ
シマツシマシ)を発足。
やもめ
【寡】
【寡婦】
○夫のいない女性。夫と死別または離婚した女性。
「女寡(オンナヤモメ)」とも、また死別した場合は「未亡人(ミボウジン)」,
「寡婦(カフ)」,「後家(ゴケ)」とも呼ぶ。
参照⇒みぼうじん(未亡人)
◎「やもめ」は本来は女性に対する言葉。
参照⇒やもめ(鰥,鰥男)
◎男やもめに蛆(ウジ)がわき、女やもめに花が咲く:⇒おとこ
やもめにうじがわきおんなやもめにはながさく(男やもめに蛆
がわき、女やもめに花が咲く,男鰥に蛆がわき、女寡に花が咲
く)
やもめ
【鰥】
【鰥男】
○妻のいない男性。
妻と死別または離婚した男性。また、独身を通して一人暮ら
しをしている男性。
「男鰥(オトコヤモメ)」とも呼ぶ。
参照⇒やもめ(寡,寡婦)
★やもり
【ヤモリ】
【守宮】
【家守】
○[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)ヤモリ科(Gekkonidae)ヤモ
リ属(Gekko)の爬虫類。
やや
【やや】
【稚】
○⇒ややこ(ややこ,稚児)
ややこ
【ややこ】
【稚児】
○赤ん坊(アカンボウ)、あかご(赤子)。
「やや(稚)」とも呼ぶ。
ややま
【箭山】
◇[日]Yayama/Ya Yama
○[地]八面山の別称。
⇒はちめんざん(八面山)
やよ
【やよ】
○(1)[感動]呼び掛けの声。やあ・やい・おい。
○(2)[感動](歌謡の)囃子(ハヤシ)の声・掛け声。やれ・やんれ。
◎『仰げば尊し』:別るる後(ノチ)にも、やよ忘るな。身を立て
名をあげ、やよはげめよ。
やよい《やよひ》
【弥生】
○(1)[暦]陰暦三月(3月)の呼称。
「季春(キシュン)」,「暮春(ボシュン)」,「晩春(バンシュン)」とも呼ぶ。
◎弥生尽(ヤヨイジン):⇒やよいじん(弥生尽)
○(2)⇒やよいまち(弥生町)
○(3)[原]東京大学の研究用原子炉。
◎「いや生(オ)ひ」の転化。
★やよいしきどき《やよひしきどき》
【弥生式土器】
○[歴]東京本郷の弥生町(ヤヨイチョウ)貝塚で1884(明治17)有坂銘蔵
が壷形土器を発見し、出土地にちなみ命名。
◎前期:⇒おんががわしきどき(遠賀川式土器)
やよいじん《やよひじん》
【弥生尽】
○[暦]陰暦三月(3月)の最後の日。春の終わりの日。
やよいびじゅつかん《やよひびじゆつくわん》
【弥生美術館】
○[美]東京都文京区弥生にある、明治・大正・昭和の雑誌・新
聞を飾った挿絵を展示する美術館。
◎1984. 6. 1(昭和59)鹿野琢見(弁護士)が高畠華宵の作品を中
心に創設。
1990.11. 3(平成 2)竹久夢二美術館を併設。
やよいまち《やよひまち》
【弥生町】
◇[日]Yayoi Machi
○大分県南東部、南海部郡(ミナミアマベグン)の町。
やら
【ヤラ】
◇Yala
○(1)(Changwat Yala)⇒やらけん(ヤラ県)
○(2)(Amphoe Yala)⇒やらぐん(ヤラ郡)
○(3)東南アジア、タイ王国南端のヤラ県北部にある県都・ヤ
ラ郡の郡都。
北緯6.55°、東経101.29°の地。
「ヤラー」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)6万8,800人。
2000(平成12)7万4,100人。
2003(平成15)7万7,500人。
やらー
【ヤラー】
◇Yala
○⇒やら(ヤラ)
やらい
【矢来】
○[建]竹や丸太を粗く組んで作った仮の囲い。たま、垣根(カキネ)。
材料によって竹矢来・丸太矢来、組み方では角矢来(カクヤライ)
・菱矢来(ヒシヤライ)などがある。
参照⇒たけやらい(竹矢来),さいさく(砦柵)
やらい《やらひ》
【遣らい】
○追い払うこと・払い除くこと。追い払うもの。
◎動詞「遣らふ」の名詞形。
◎鬼やらい:⇒ついな(追儺)
★やらいこう《やらいかう》
【ヤライコウ】
【夜来香】
◇[学]Telosma cordata
○[植]リンドウ目(Gentianales)ガガイモ科(Asclepiadaceae)
ヤライコウ属(Telosma)。
「イエライシャン(夜来香)」とも呼ぶ。
やらいでか《やらひでか》
【やらいでか】
【遣らいでか】
○やらないでおくものか。「やる」の強調表現。
◎動詞「遣る」の未然形に、語気を強める終助詞「い」・打ち消し
の接続助詞「で」・反語の副助詞「か」がつらなったもの。
やらう《やらふ》
【遣らふ】
○[古][他動詞四段]追い払う。追い出す。追放する。追い遣る。
◎動詞「遣る」の未然形に、反復・継続の助動詞「ふ」がついて一
語化したもの。
やらぐん
【ヤラ郡】
◇[タイ語]Amphoe Yala、[英]Yala County
○タイ王国南部、マレー半島にあるヤラ県(Changwat Yala)北
部の郡。
郡都はヤラ(県都)。
「ヤラー郡」とも呼ぶ。
〈人口〉
2000(平成12)15万4,634人(4月1日現在)。
やらーぐん
【ヤラー郡】
◇[タイ語]Amphoe Yala、[英]Yala County
○⇒やらぐん(ヤラ郡)
★やらけん
【ヤラ県】
◇[タイ語]Changwat Yala、[英]Yala Province
○東南アジア、タイ王国南端の県。北部をパッタニ県(Chang-
wat Pattani)、東部をナラティワット県(Changwat Narathiwat)、
北西部をソンクラ県(Changwat Songkhla)に接し、南部・西部
をマレーシアに隣接。
県都はヤラ。
「ヤラー県」とも呼ぶ。
〈面積〉
4,521.1平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)35万6,900人。
2000(平成12)41万5,000人。
2003(平成15)43万4,100人。
〈郡〉
バンナンサタ郡(Amphoe Bannang Sata):⇒ばんなんさたぐ
ん(バンナンサタ郡)
郡(Amphoe Betong)。
郡(Amphoe Kabang)。
郡(Amphoe Krong Pinang)。
郡(Amphoe Raman)。
郡(Amphoe Than To)。
郡(Amphoe Yaha)。
ヤラ郡(Amphoe Yala):⇒やらぐん(ヤラ郡)
やらーけん
【ヤラー県】
◇[タイ語]Changwat Yala、[英]Yala Province
○⇒やらけん(ヤラ県)
やらべあむ
【ヤラベアム】
◇Yeravam、[英]Jeroboam
○(1)[人]ヤラベアム一世:⇒やらべあむいっせい(ヤラベアム
一世,ヤラベアム1世)
○(2)[人]ヤラベアム二世:⇒やらべあむにせい(ヤラベアム二
世,ヤラベアム2世)
★やらべあむいっせい
【ヤラベアム一世】
【ヤラベアム1世】
◇Yeravam ben Nevat、[英]Jeroboam I
○[人]イスラエル王国(北王国)最初の王。在位:BC. 931ころ
〜BC. 910ころ。
◎『旧約聖書』「列王紀(the Book of Kings)」上に登場する。
★やらべあむにせい
【ヤラベアム二世】
【ヤラベアム2世】
◇Yeravam ben Yehoash、[英]Jeroboam II
○[人]イスラエル王国(北王国)の王。在位:BC. 782ころ〜BC.
753ころ。
★やり
【槍】
【鑓】
【鎗】
○()
◎洋式長槍:⇒[1]らんす(ランス)(1)
洋式投げ槍:⇒すぴあ(スピア)
○()[俗]将棋の香車の俗称。
⇒きょうしゃ(香車)(1)
やりいかか《やりいかくわ》
【ヤリイカ科】
【槍烏賊】
◇[学]Loliginidae
○[動]ジンドウイカ科(陣胴烏賊科)の別称。
⇒じんどういかか(ジンドウイカ科,陣胴烏賊科)
やりがたけ
【槍ヶ岳】
◇[日]Yarigatake/Yari ga Take
○[地]飛騨(ヒダ)山脈(北アルプス)中央南寄り、長野県と岐阜
県の境にある山。標高3,180メートル。
その山頂は氷食をうけて槍の穂先に似た尖峰をなし、四方に
尾根が分岐、南は穂高岳、北西は三俣蓮華岳に至る。
槍沢・天上沢・千丈沢・蒲田谷右俣などの氷食谷がある。
中部山岳国立公園に含まれる。
参照⇒やりがたけ(鑓ヶ岳),かしまやりがたけ(鹿島槍ヶ岳)
◎奥穂高岳に次ぐ北アルプス第2の高峰。
北アルプスの縦走路の中心地で、登山には槍沢・東鎌尾根・
西鎌尾根が多く利用される。
◎初めての登山者は、1782(天明 2)越中の一向専修念仏行者の
播隆とされる。
やりがたけ
【鑓ヶ岳】
◇[日]Yarigatake/Yari ga Take
○[地]飛騨(ヒダ)山脈(北アルプス)、長野県北西部と富山県の
境にある山。標高2,903メートル。
山腹に白馬鑓(ハクバヤリ)温泉がある。
北方には白馬岳(シロウマダケ)(2,933メートル)がある。
「白馬鑓(ハクバヤリ,シロウマヤリ)」,「白馬鑓ヶ岳」とも呼ぶ。
参照⇒やりがたけ(槍ヶ岳),かしまやりがたけ(鹿島槍ヶ岳)
◎白馬三山(ハクバサンザン)の一つ。
やりす
【ヤリス】
◇[登録商標]Yaris
○[交]トヨタ自動車(株)の小型乗用車ヴィッツ(Vitz)の、ヨー
ロッパでの販売名。
参照⇒ヴぃっつ(ヴィッツ)
◎2001. 1.31(平成13)フランス北部ノール県のバランシエンヌ
(Valenciennes)工場で生産開始。
やりずいせん
【ヤリズイセン】
【槍水仙】
◇[羅]Ixia
○[植]⇒いきしあ(イキシア)
★やりつあぼき
【耶律阿保機】
◇[中]Yelu Abaoji/Yelyu Abaoji
○[人]遼(Liao)(リョウ)の初代皇帝( 872〜 926)。廟号(ビョウゴウ)
は太祖。
契丹(キッタン,キタイ)の諸部族を統一し、916(延喜16)[神冊元]皇
帝を称する。
「エルアボキ(耶律阿保機)」とも呼ぶ。
★やりつそざい
【耶律楚材】
◇[中]Yelu Chucai/Yelyu Chucai
○[人]モンゴル帝国初期の政治家(1190〜1244)。
★やりつだいせき
【耶律大石】
◇[中]Yelu Dashi/Yelyu Dashi
○[人]西遼(Xi Liao)(セイリョウ)の創建者エリターシュ(YeLu Ta-
Shih)(1087〜1143)。在位:1132〜1143。廟号(ビョウゴウ)は徳宗。
★やりて
【やり手】
【遣り手】
○
○遣り手婆の略。
⇒やりてばば(遣り手婆)
★やりてばば
【遣り手婆】
○妓楼で、遊女部屋を取り仕切る女性。
遊女の教育・監督・客との応対など、万事を取り締まりかつ
切り回す。多くは古手の遊女がなった。
「かしゃ(花車,火車)」,「香車(キョウシャ)」,「篝火(カガリビ)」,「おん
ぼう(隠坊,隠亡.御坊)」とも呼ぶ。
◎「香車」は、香車の俗称「やり」から。
やりどこ
【槍床】
○⇒やりぶすま(槍衾)
やりぶすま
【槍衾】
○一隊の兵が隙間(スキマ)なく並び、槍を構えて突き出すこと。
「槍床(ヤリドコ)」とも呼ぶ。
参照⇒きょばそう(拒馬槍),やぶすま(矢衾),ふぁらんくす
(ファランクス)(1)
◎槍衾を作る
やーりゅいちあん
【ヤーリュイチアン】
【鴨緑江】
◇[中]Yalu jiang
○[地]⇒おうりょっこう(鴨緑江)
★やる
【やる】
【遣る】
【行る】
○()[他動](遠くへ)人を行かせる。
○()[他動]
○()[他動]同等以下の相手に物品・恩恵などを与える。
◎認めてやる,ペットにエサ(餌)をやる,植木に水をやる
○()[他動]相手に不利益や危害を与える。
◎殺してやる:⇒やる(やる,殺る)
やる
【やる】
【殺る】
○[俗][他動]殺す。
◎やっちまえ
やーる
【ヤール】
◇[独]jahr
○(1)(ドイツ語で)年(year)。
参照⇒わんだーやーる(ワンダーヤール)
○(2)(ドイツ語で)年齢(age)。
やーる
【ヤール】
【碼】
◇[蘭]yard、[英]yard
○(主として)毛織物で用いられる長さの単位。
ヤードと同じで、1ヤールは3フィート、91.44センチメー
トル。
参照⇒やーど(ヤード)
◎ヤール幅
やーるーがわ《やーるーがは》
【ヤールー川】
◇[英]the Yalu/the River Yalu/the Yalu River
○[地]⇒おうりょっこう(鴨緑江)
やるかんど
【ヤルカンド】
【葉爾羌】
◇Yarkand、[中]Ye'erqiang
○中国西北部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)南西部のカシ地区(喀什地区<Kashi Diqu>)南西部
のサシャ県(莎車県<Shache Xian>)北部にある県都。
「サシャ(莎車)」,「サシャ鎮(莎車鎮<Shache Zhen>)」とも呼ぶ。
パミール高原の東麓に位置するオアシス都市。
◎古来から天山南路(パミール越え)の要衝で、隊商交通の商業
都市として発展。
漢代、莎車国があり、仏教が盛んだった。
13世紀、チャガタイ汗国が建国後は、その中心拠点の一つ。
やるす
【ヤルス】
◇[露]Yars
○[軍]ロシア軍の多弾頭大陸間弾道ミサイルRS24の通称。
⇒あーるえすにじゅうよん(RS24)
◎ロシア文字では"Ярс"。
やるた
【ヤルタ】
◇Yalta
○ウクライナ共和国のクリミア半島南岸の黒海に面する港湾都
市。
風光明媚で地中海気候の温暖な保養地。ホテル・サナトリウ
ムが多い。
ワイン・タバコを産する。
◎ヤルタ会談,ヤルタ秘密協定
やるたかいだん《やるたくわいだん》
【ヤルタ会談】
◇[英]Yalta Conference
○[歴]第二次世界大戦末期の1945. 2.(昭和20)4〜11日、ヤル
タで開かれた連合国の米・英・ソ3国の首脳会談。
米国のルーズベルト大統領・英国のチャーチル首相・ソ連の
スターリン首相が出席し、ドイツの敗戦を目前にして、戦後の
分割管理と戦犯処理、東ヨーロッパ問題、国際連合設立と大国
の拒否権などが結ばれた(ヤルタ協定)。
その外、ソ連の対日参戦などの秘密協定も結ばれていた。
参照⇒やるたひみつきょうてい(ヤルタ秘密協定)
◎2005. 5. 8(平成17)アメリカのブッシュ大統領、ラトビア共
和国の首都リガで「会談が小国の自由を犠牲にした」と当時の外
交姿勢を批判した。
やるたきょうてい《やるたけふてい》
【ヤルタ協定】
◇[英]the Yalta Agreement
○[歴]⇒やるたかいだん(ヤルタ会談)
やるたひみつきょうてい《やるたひみつけふてい》
【ヤルタ秘密協定】
◇[英]the Secret Yalta Agreement
○[歴]1945(昭和20)降伏後のドイツ管理を話し合ったヤルタ会
談の際に結ばれた対日秘密協定。
1946. 2.(昭和21)公表。
◎アメリカ合衆国のルーズベルト大統領からソビエト連邦(ソ
連)のスターリン首相に、日本を背後から攻撃することを要請。
日ソ中立条約があったためスターリンに譲歩し、ドイツ降伏
後3ヶ月以内にソ連が対日参戦することを条件に、日本領有の
南樺太(サハリン)と千島列島のソ連の領有や、満州・旅順・大
連などのソ連権益の完全な主権の確認などが決められた。
参照⇒にっそちゅうりつじょうやく(日ソ中立条約),ほっぽ
うりょうど(北方領土)
◎ドイツの敗戦は1945. 5. 8(昭和20)。
やーるーちあん
【ヤールーチアン】
【鴨緑江】
◇[中]Yalu jiang
○[地]⇒おうりょっこう(鴨緑江)
やるつぁんぼがわ《やるつあんぼがは》
【ヤルツァンボ河】
◇[英]Yarlung Zangbo River
○[地]⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
やるつぁんぽがわ《やるつあんぽがは》
【ヤルツァンポ河】
◇[英]Yarlung Tsangpo River
○[地]⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
やるつぁんぽこう《やるつあんぽかう》
【ヤルツァンポ江】
【雅魯蔵布江】
◇[中]Yaluzangbu Jiang、[英]the Yarlung Tsangpo River
○[地]⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
やるーととう《やるーとたう》
【ヤルート島】
◇[英]Jaluit Island/Jaluit Atoll
○[地]⇒じゃるーととう(ジャルート島)
やーるはば
【ヤール幅】
○布地の幅が1ヤール(91.44センチ)あること。
やるむーくちく
【ヤルムーク地区】
◇[英]al Yarmuk district
○イラクの首都バグダッド南西の地区。マンスール地区(al
Mansur district)の南方。
★やーるんおうちょう《やーるんわうてう》
【ヤールン王朝】
【雅隆王朝】
◇[英]the Yarlung Dynasty
○[歴]チベットの古代王朝。
やるんつぁんぽがわ《やるんつあんぽがは》
【ヤルンツァンポ川】
◇[英]Yarlung Tsangpo River
○[地]チベットでの、ブラフマプトラ川(the Brahmaputra Riv-
er)の名称。
⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
やるんつぁんぽがわ《やるんつあんぽがは》
【ヤルンツァンポ河】
◇[英]Yarlung Tsangpo River
○[地]チベットでの、ブラフマプトラ川(the Brahmaputra Riv-
er)の名称。
⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
やれん
【ヤレン】
◇Yaren
○南太平洋、ナウル共和国の中心都市(首都)。
〈人口〉
2001(平成13)1万1,200人(推計)。
やろ
【ヤロ】
◇[チェコ語]jaro
○[暦](チェコ語で)春。
⇒はる(春)
◎プラジュスケー・ヤロ(Prazske jaro):プラハの春。
★やろうこく《やらうこく》
【夜郎国】
◇[中]Yelang Gou
○[歴]中国の漢代、現在の貴州省(Guizhou Sheng)(キシュウショウ)の
西境にあった異民族の国。
やろすらぶり
【ヤロスラブリ】
◇Yaroslavl'
○(1)(Yaroslavskaya Oblast)⇒やろすらぶりしゅう(ヤロスラ
ブリ州)
○(2)ロシア北西部、ヤロスラブリ州の州都。ボルガ川河岸の
港湾都市。
「ヤロスラブル」とも呼ぶ。
〈人口〉
1977(昭和52)58万人。
1994(平成 6)63万1,000人。
やろすらぶりしゅう《やろすらぶりしう》
【ヤロスラブリ州】
◇[露]Yaroslavskaya Oblast、[英]Yaroslavl' Region
○ロシア北西部の州。
州都はヤロスラブリ。
「ヤロスラブル州」とも呼ぶ。
〈面積〉
3万6,400平方キロメートル。
やろすらぶる
【ヤロスラブル】
◇Yaroslavl'
○(1)(Yaroslavskaya Oblast)⇒やろすらぶりしゅう(ヤロスラ
ブリ州)
○(2)⇒やろすらぶり(ヤロスラブリ)(2)
やろすらぶるしゅう《やろすらぶるしう》
【ヤロスラブル州】
◇[露]Yaroslavskaya Oblast、[英]Yaroslavl' Region
○⇒やろすらぶりしゅう(ヤロスラブリ州)
やわた《やはた》
【八幡】
◇[日]Yawata
○(1)⇒やわたし(八幡市)
○(2)⇒やわたまち(八幡町)
○(3)千葉県市川市の地名。
「八幡の藪知らず」で知られる。
○(4)長野県北佐久郡(キタサクグン)浅科村(アサシナムラ)の地名。
千曲川(チクマガワ)沿い。
◎江戸時代、中山道塩名田と望月の間の宿駅。
○(5)[俗]石清水八幡宮(イワシミズハチマングウ)の通称。
やわたし《やはたし》
【八幡市】
◇[日]Yawata Shi
○京都府南部の市。
木津川が宇治川・桂川と合流して淀川となり、大阪平野に流
出する狭隘部の南東部に位置する。
市域西部の男山丘陵に石清水八幡宮(イワシミズハチマングウ)がある。
男山団地などの建設により住宅地化が進む。
◎石清水八幡宮の門前町、淀川水運の河港として発達。
1977(昭和52)綴喜郡(ツヅキグン)八幡町、市制。
◎山形県飽海郡(アクミグン)には八幡町(ヤワタマチ)がある。
愛媛県には八幡浜市(ヤワタハマシ)がある。
★やわたせいてつじょ《やはたせいてつじよ》
【八幡製鉄所】
○[歴][経]軍需産業の基幹として政府の管轄下で日本鉄鋼業の
発達を主導した国営製鉄所。
明治政府の富国強兵政策のため日清戦争の賠償金などをもと
に設立。
◎1901(明治34)福岡県遠賀郡八幡村で、日本最初の高炉による
銑鋼一貫生産の操業開始。農商務省の管轄。
1949(昭和24)鉄道車輪事業から撤退。
参照⇒しんにほんせいてつ(新日本製鉄)
やわたはま《わはたはま》
【八幡浜】
◇[日]Yawatahama
○(1)⇒やわたはまし(八幡浜市)
○(2)[交]⇒やわたはまえき(八幡浜駅)
やわたはまえき《わはたはまえき》
【八幡浜駅】
○[交]愛媛県八幡浜市江戸岡(エドオカ)にあるJR予讃線(内子線)
の駅。
千丈(センジョウ)駅と双岩(フタイワ)駅の間。
やわたはまし《わはたはまし》
【八幡浜市】
◇[日]Yawatahama Shi
○愛媛県西部、宇和海に面する市。
佐田岬半島基部にあり、平地に乏しい。
紡績・縫製業のほか、漁業・水産加工業が盛ん。
山地斜面は夏ミカン・温州ミカンの栽培が盛ん。
◎1935(昭和10)市制。
◎山形県飽海郡(アクミグン)には八幡町(ヤワタマチ)がある。
京都府には八幡市(ヤワタシ)がある。
やわたまち《やはたまち》
【八幡町】
◇[日]Yawata Machi
○山形県北部、飽海郡(アクミグン)の町。
◎京都府には八幡市(ヤワタシ)がある。
愛媛県には八幡浜市(ヤワタハマシ)がある。
やわら
【YAWARA!】
○(1)[漫]浦沢直樹の柔道少女の漫画。
◎1986〜1993(昭和61〜平成 5)「週刊ビッグコミックスピリッ
ツ」に連載。
○(2)[TV](1)のTVアニメ。
◎1989.10.16〜1992. 9.21(昭和64,平成元〜平成 4)読売テレ
ビ系で放送。
やわら《やはら》
【やわら】
○[副詞]⇒やおら(やおら,徐ら)
やわら《やはら》
【柔】
○[楽]関沢新一作詞、古賀政男作曲の歌謡曲。
歌は美空ひばり。
◎1964.11.(昭和39)レコード発売。
★やわら《やはら》
【柔】
【柔ら】
○(1)やわらかなこと。やわらかいさま。
○(2)柔道・柔術の別称。
参照⇒じゅうどう(柔道)
○()
やわらむら
【谷和原村】
◇[日]Yawara Mura
○茨城県南西部、筑波郡(ツクバグン)の村。
[1]やーん
【ヤーン】
◇[サンスクリット語]yaan
○(サンスクリット語で)乗り物・船([英]craft)。
[2]やーん
【ヤーン】
◇[英]yarn
○織物用の糸・編み物用の毛糸。
◎縫い糸は「スレッド(thread)」。
参照⇒すれっど(スレッド)(1)
[3]やーん
【ヤーン】
◇Friedrich Ludwig Jahn(フリードリヒ・ヤーン)
○[人]プロイセン(ドイツ)の体育指導者(1778〜1852)。
各種の器械体操を創案。
1811(文化 8)ベルリンに体育場を作り、体操(Turnen)に道徳
的・教育的方向づけをして愛国運動を結びつけ、国民の士気高
揚をはかった。
愛国心を鼓吹(コスイ)してナポレオンに抵抗する過激な言動に
より、ウィーン会議後に弾圧を受け再三投獄された。
「体操の父(Vater von Gymnastik)」とも呼ばれる。
彼の標語「新鮮に、敬虔に、楽しく、自由に(Frisch, Fromm,
Froh, Frei)」は「4F運動(4F Turnerkreuz)」として知られる。
◎グーツムーツ(J.C.F.GutsMuths)と並ぶドイツ近代体育の先
覚者。
ヒトラー(A.Hitler)から絶賛される。
東ドイツでも高く評価される。
やんがんど
【ヤンガンド】
【両江道】
◇[朝]Yanggang-do
○⇒りょうこうどう(両江道)
[1]やんきー
【ヤンキー】
◇[英]Yankee、[西]yanqui、[葡]Ianque
○(1)[古]ニューイングランド人。
◎ニューヨークのオランダ人移民に多い名前"Jan Cornelius
(ヤン・コーネリアス)"の愛称"Jan Kees"の転化という。
○(2)[古](南北戦争当時のアメリカ南部で)アメリカ北部諸州
の人・北軍の兵士への蔑称。
○(3)(転じて)アメリカ人・アメリカ兵の俗称。
参照⇒ぐりんご(グリンゴ)
◎ヤンキー・ゴー・ホーム(Yankee,go home!)。
○(4)(転じて)アメリカ生れのアメリカ人。生粋(キッスイ)のアメ
リカ人。
[2]やんきー
【ヤンキー】
○[俗](日本で)ちんぴら。不良少年・不良少女。
少年の剃り込み・リーゼントや少女のパーマ、ヤンキー座り
(うんこ座り)などが特徴。
参照⇒うんこずわり(うんこ座り,ウンコ座り),ちんぴら(ち
んぴら,チンピラ)(3)
◎語源は、<1>「やくざ」、<2>ヤンキー(Yankee)気取り、<3>関
西弁の「……やんけ」など。
やんきーずわり
【ヤンキー座り】
○[俗]⇒うんこずわり(うんこ座り,ウンコ座り)
[1]やんぐ
【ヤング】
◇[英]young
○(1)[形]若い、幼い。
○(2)[形](名前に添えて)親子・兄弟・姉妹・同姓の人などで、
若い人の方の。
⇔[1]えるだー(エルダー)(2)
○(3)[形]新しい、熟成していない。
◎ヤングコーン(young corn)
○(4)[名]若い人(たち)・若者(たち)。
[2]やんぐ
【ヤング】
◇Edward Young(エドワード・ヤング)
○[人]イギリスの詩人・牧師(1683〜1765)。
代表作の宗教的瞑想の『夜の想い』は18世紀ロマン派の先駆
とされる。
[3]やんぐ
【ヤング】
◇Arthur Young(アーサー・ヤング)
○[人]イギリスの農学者(1741〜1820)。
フランス革命初期、アイルランドやフランス各地を旅行して
農業事情を視察し、具体的・合理的な農業経営方策や技術を紹
介。産業革命の進展下、イギリス風の資本主義大農経営の優位
を主張し、イギリス農業革命・近代化に指導的役割を果す。
のち、小ピットに認められ農務局長となる。
著書は『農民書簡』・『農業経済論』・『フランス旅行記』
など。
[4]やんぐ
【ヤング】
◇Thomas Young(トーマス・ヤング)
○[人]イギリスの医学者・物理学者・考古学者(1773〜1829)。
はじめ医学を学び、1800年ロンドンで開業。
1801〜1803年、王立研究所教授として物理学を研究。
1801年、ホイヘンスの光の波動説を復活させ、光の干渉・回
折(カイセツ)を説明し、始めて光が横波であることを唱え、ニュー
トンの粒子説の誤りを指摘。
表面張力の理論、1807年弾性に関するヤング率の提示、生理
発光現象の発見、眼球の作用の研究、乱視の発見、色覚に関す
る三原色説の提示などのほか、「エネルギー」の語を初めて導入。
また、エジプト学者として古代エジプト文字やパピルスを研
究し、シャンポリオン(J.F.Champollion)に先んじてロゼッタ
・ストーン(Rosetta stone)の碑文の一部解読に成功。
参照⇒げんしょく(原色)(1),ろぜったすとーん(ロゼッタ・
ストーン)
[5]やんぐ
【ヤング】
◇Charles Augustus Young(チャールズ・ヤング)
○[人]アメリカの天文学者(1834〜1908)。プリンストン大学教
授。
太陽のコロナ・黒点・紅焔などのスペクトルを初めて観測。
太陽の反彩層を発見。
[6]やんぐ
【ヤング】
◇Robert Young(ロバート・ヤング)
○[人]イギリス人ジャーナリスト(1857〜1922)。
参照⇒『人名辞典』やんぐ(ヤング)
[7]やんぐ
【ヤング】
◇Owen D.Young
○[人]アメリカの法律家・財務家(1874〜1962)。
弁護士を経て、ゼネラル・エレクトリック(General Elec-
tric)社の顧問・会長(1922〜1939)を歴任。その他、多くの会
社・銀行に関与。
1929年6月、第一次世界大戦後の対ドイツ賠償専門委員会の
委員長となり、ヤング案(Young Plan)を提出し問題解決に尽力。
[8]やんぐ
【ヤング】
◇Victor Young(ビクター・ヤング)
○[人]アメリカの作曲家(1900〜1956)。
楽団を組織し、ポピュラー・ミュージックや映画音楽で活躍。
作品は映画『シェーン(Shane)』の主題歌『遥かなる山の呼
び声(Call of the Faraway Hills)』や映画『八十日間世界一
周(Around the World in Eighty Days)』の主題歌など。
★やんぐあん
【ヤング案】
◇[英]Young Plan
○[歴]
参照⇒[7]やんぐ(ヤング),こくさいけっさいぎんこう(国際
決済銀行)
やんぐずたうん
【ヤングズタウン】
◇Youngstown
○アメリカ合衆国東部、オハイオ州(Ohio State)北東部のマホ
ーニング郡(Mahoning County)北東部にある郡都。
北緯41.10°、西経80.65°の地。
〈人口〉
1970(昭和45)14万0,909人、54万人(都市域)。
1975(昭和50)13万人。
1990(平成 2) 9万5,700人。
2000(平成12) 8万2,000人。
2001(平成13) 8万0,800人。
2002(平成14) 8万0,000人。
2004(平成16) 7万9,200人。
やんこ
【ヤンコ】
【秧歌】
◇[中]yangge、[英]yangke/yang-ko
○[楽]中国北方の農村に古くから伝わる、漢族の労働歌。
田植歌に似て、ドラ(銅鑼)と太鼓の伴奏による簡単な踊りを
伴う。
「秧歌(オウカ)」とも呼ぶ。
◎毛沢東(モウ・タクトウ)の『文芸講話』で人民芸術として注目され、
農閑期の娯楽として新作の歌劇が広く普及した。
やんごとない《やむごとない》
【止ん事無い】
【止事無い】
○[形]⇒やんごとなし(止ん事無し,止事無し)
やんごとなし《やむごとなし》
【止ん事無し】
【止事無し】
○(1)[形]そのままにして置けない。捨てて置かれない。のっ
ぴきならない。よんどころない。
○(2)[形]粗末(ソマツ)には扱えず、貴重である。恐れ多い。
○(3)[形]侮(アナド)り難(ガタ)い。ひと通りでない。特別である。
○(4)[形](家柄・身分・地位などが)きわめて尊い。重々しい。
高貴だ。
◎形容詞ク活用。
「止む事なし」の転化。
やんごな
【ヤンゴナ】
◇[フィジー語]yaqona
○[食]⇒かば(カバ)
◎綴りは"yaqona"、発音は"yangona"。
やんごん
【ヤンゴン】
◇Yangon
○(1)(Pyine Yangon)⇒やんごんかんく(ヤンゴン管区)
○(2)ミャンマー連邦(旧称ビルマ)の首都。ヤンゴン管区の行
政所在地。
旧称は「ラングーン(蘭貢)」。
参照⇒ぴんまな(ピンマナ)
〈人口〉
1973(昭和48)159万人。
1983(昭和58)251万3,000人。
◎1989(平成元)国名をビルマ社会主義連邦共和国からミャンマ
ー連邦に変更するにともない、「ラングーン(Rangoon)」をビル
マ語の「ヤンゴン」に変更。
やんごんかんく《やんごんくわんく》
【ヤンゴン管区】
◇[ビルマ語]Pyine Yangon、[英]Yangon Division
○ミャンマー(旧称ビルマ)南部の管区。南部をアンダマン海
(Andaman Sea)のマルタバン湾(Gulf of Martaban)に面する。
行政所在地はヤンゴン(首都)。
「ヤンゴン県」とも呼ぶ。
〈面積〉
1万0,171平方キロメートル。
〈人口〉
1983(昭和58)396万5,900人。
2000(平成12)556万0,000人。
やんごんけん
【ヤンゴン県】
◇[ビルマ語]Pyine Yangon、[英]Yangon Division
○⇒やんごんかんく(ヤンゴン管区)
やんさんし
【ヤンサン市】
【梁山市】
◇[朝]Yangsan-si
○⇒りょうざんし(梁山市)
やんしーぐん
【ヤンシー郡】
◇[英]Yancey County
○アメリカ合衆国南東部、ノースカロライナ州(North Caro-
lina State)西部にある郡。西部をマジソン郡(Madison County)
に接し、北西部をテネシー州に隣接。
郡都はバーンズビル(Burnsville)。
やんしゃおぶんか《やんしやおぶんくわ》
【ヤンシャオ文化】
【仰韶文化】
◇[中]Yangshao Wenhua、[英]Yangshao culture
○[歴][芸]中国、黄河の上・中流域に栄えた新石器時代の文化。
「仰韶(ギョウショウ)文化」とも呼ぶ。
参照⇒はんぱいせき(半坡遺跡),らんでんしんがいいせき(藍
田新街遺跡),ろんしゃんぶんか(ロンシャン文化,竜山文化)
◎1920(大正 9)スウェーデンの考古学者アンダーソン(Johan
Gunnar Andersson)、仰韶で彩陶を発見。
やんそん
【ヤンソン】
◇Tove Jansson(トーベ・ヤンソン)
○[人]フィンランドの女性児童文学作家・画家(1914〜2001. 6.
27)。
1945〜1970(昭和20〜昭和45)北欧神話を題材にした絵本童話
『ムーミン(Moomin)』を描く。
参照⇒むーみん(ムーミン)
やんちょ
【ヤンチョ】
○[古]人力車の別称。
⇒じんりきしゃ(人力車)
◎中国語の「東洋車(dongyangche)」から。
やんちょう
【ヤンチョウ】
◇[英]Yangchou
○中国江蘇省の揚州([中]Yangzhou)の英語名。
⇒ようしゅう(揚州)
やんどくぐん
【ヤンドク郡】
【陽徳郡】
◇[朝]Yangdok-gun
○⇒ようとくぐん(陽徳郡)
やんとら
【ヤントラ】
◇[梵]yantra(道具・容器)
○(1)[宗]タントラ仏教(インド密教)で、呪詛(ジュソ)の相手を
象徴する呪物・形代(カタシロ)。
参照⇒ごうぶくほう(降伏法)
○(2)宗教的・神秘的な意味合いを持った幾何学図形。
やんぬるかな
【已んぬる哉】
○[慣用句]もうおしまいだ。もはや、どうしようもない。万事
休(バンジキュウ)す([漢]万事休矣)。万策尽(バンサクツ)きた([漢]万
策已尽)。
◎「已(ヤ)みぬるかな」の音便。
漢文の「已矣(yiyi)」,「已矣乎(yiyihu)」,「已矣哉(yiyizai)」
などの訓読から。
★やんばるくいな
【ヤンバルクイナ】
【山原水鶏】
◇[英]Okinawa Rail、[学]Gallirallus okinawae
○[鳥]ツル目(Gruiformes)クイナ科(Rallidae)の鳥。特別天然
記念物。
近縁種はカラヤンクイナ([英]Calayan Rail、[学]Galliral-
lus calayaensis)。
やんばん
【ヤンバン】
【両班】
◇[朝]yangban
○(1)[歴]高麗・李氏朝鮮の四階級の最上位に位置する封建的
身分階級。文官(東班)と武官(西班)の総称。
唯一科挙によって官職に就くことができ、婚姻も両班間に限
るなど排他的な特権階層を形成していた。
この時代には両班・中人(cwung'in)(チュウイン)(世襲技術者)・
常人(sang'in)(サンイン)(一般農工商)・賎民(chenmin)(センミン)(奴
婢<nopi><ノビ>とも)の身分に分かれていた。両班は常人の生殺
与奪権(セイサツヨダツケン)を有していた。
1894(明治27)甲午改革で科挙などとともに身分制度も廃止さ
れた。
参考⇒ぺくちょん(ペクチョン,白丁),こうごかいかく(甲午
改革),こっぴんせい(骨品制)
◎高麗時代に官吏が文班と武班に分かれていたことから。
◎両班の一人が官職に就くと、習俗として一族全体を扶養する
義務を負うとみなされ、親族から金銭を要求される。
◎李朝時代には、ほかに妓籍(kicek)(キジョク)と呼ぶ籍名があり、
妓生(kisaing)(キーセン)が属した。両班と妓生の子は庶族(secok)
(ソージョク)と呼ばれ常人扱いとなった。娘であれば上司や親しい
友人への貢ぎ物にされたという。
○(2)[朝鮮]富豪・金持ち。
やんびお
【ヤンビオ】
◇Yambio
○スーダン南部、西エクアトリア州(Garb al Istiwa'Iyah wil-
ayah)南部にある州都。
北緯4.58°、東経28.39°の地。
〈人口〉
1973(昭和48) 6,700人。
1983(昭和58)2万4,900人。
2004(平成16)4万2,400人。
やんぶー
【ヤンブー】
◇Yanbu
○サウジアラビア西部、マディーナ州(Mintaqat al Madinah)
西部の都市。
紅海(Red Sea)に面する。
「ヤンブー・アルバハール(Yanbu al Bahar)」とも呼ぶ。
やんぶーあるばはーる
【ヤンブー・アルバハール】
◇Yanbu al Bahar(海辺のヤンブー)
○⇒やんぶー(ヤンブー)
やんぽ
【ヤンポ】
○小さな菓子入れ。
参照⇒ぼんぼにえーる(ボンボニエール),こんふぇってぃえー
ら(コンフェッティエーラ)
◎語源はオランダ語の「ジェンポジェ(jampotje)(ジャムの瓶)」
からと言われている。
やんぼうにんぼうとんぼう《やんばうにんばうとんばう》
【ヤン坊、ニン坊、トン坊】
○(1)[放]NHK第一放送の連続ラジオ放送劇。
◎1954. 4.11〜1957. 3.31(昭和29〜昭和32)放送。
○(2)[楽]飯沢匡作詞、服部正(ハットリ・タダシ)作曲のNHK連続ラジ
オ放送劇の主題歌。
歌は里見京子・横山道代(ミチヨ)・黒柳徹子(クロヤナギ・テツコ)。
やんまー
【ヤンマー】
◇[英]Yanmar Co.,Ltd.
○[経]農業機械・建設機械・小形ディーゼル機関などの製造販
売会社。
本社は大阪府大阪市北区茶屋町。
◎1912. 3.(明治45)山岡発動機工作所として創業。
1931(昭和 6)株式会社山岡発動機工作所となる。
1952(昭和27)ヤンマーディーゼル株式会社に社名変更。
2002(平成14)ヤンマー株式会社に社名変更。
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