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百 科 辞 書 《うた》 編集:獨 澄旻
-------- うた --------------------------------------------------
うだ
【宇陀】
◇[日]Uda
○(1)⇒うだし(宇陀市)
○(2)⇒うだぐん(宇陀郡)
うだいぷーるぐん
【ウダイプール郡】
◇[英]Udaipur District
○(1)(Udaipur District)⇒うだいぷーるぐん(ウダイプール郡)
○(2)インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)南部の
ウダイプール郡北部にある郡都。
うだいぷーるぐん
【ウダイプール郡】
◇[英]Udaipur District
○インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)南部の郡。
北部をラージサマンド郡(Rajsamand District)に接する。
郡都はウダイプール。
〈面積〉
1万3,430平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)263万2,210人。
◎北部をラージサマンド郡として分離。
うたがき
【歌垣】
○(1)[古][暦]上代、男女が山や市など一つ所に集まって、互
いに歌を懸け合い、舞って楽しんだ行事。春・秋の2回催され
た。
一種の配偶者選びの場で、性的開放があった。
東国では「かがい」と呼ばれた。
参照⇒かがい(かがい),さんだいうたがきやま(三大歌垣山),
はないちもんめ(花いちもんめ)
○(2)[楽]男女相唱和する娯楽的な一種の歌舞の行事。
のち、宮廷に入り踏歌(トウカ)を合流して儀式化する。
参照⇒とうか(踏歌)
うたがきやま
【歌垣山】
◇[日]Utagaki Yama
○[地]大阪府豊能郡(トヨノグン)能勢町(ノセチョウ)東部の倉垣(クラガキ)
にある山。標高554メートル。
三大歌垣山の一つ。
参照⇒さんだいうたがきやま(三大歌垣山)
★うだがわ《うだがは》
【宇田川】
◇[日]Udagawa
○(1)[地]東京都渋谷区の中央部を流れる、渋谷川の支流。
○(2)姓氏の一つ。
うだがわちょう《うだがはちやう》
【宇田川町】
◇[日]Udagawa Cho
○東京都渋谷区中央部、道玄坂(ドウゲンザカ)の北側の地名。
西武百貨店・パルコ・東急ハンズなどがある。
うだきんごぼう《うだきんごばう》
【宇陀金ごぼう】
【宇陀金牛蒡】
○[農]⇒うだごぼう(宇陀ごぼう,宇陀牛蒡)
うだぐん
【宇陀郡】
◇[日]Uda Gun
○奈良県北東部の郡。
曽爾村(ソニムラ)・御杖村(ミツエムラ)の村。
◎2006. 1. 1(平成18)大宇陀町(オオウダチョウ)・菟田野町(ウタノチョウ)
・榛原町(ハイバラチョウ)・室生村(ムロウムラ)の3町1村が合併して宇
陀市を発足。
うだごぼう《うだごばう》
【宇陀ごぼう】
【宇陀牛蒡】
○[農]奈良県宇陀市産のゴボウ。
土壌のウンモ(雲母)がキラキラと光ることから「宇陀金ごぼ
う」とも呼ぶ。
うだし
【宇陀市】
◇[日]Uda Shi
○奈良県北東部の市。
◎2006. 1. 1(平成18)宇陀郡の大宇陀町(オオウダチョウ)・菟田野町
(ウタノチョウ)・榛原町(ハイバラチョウ)・室生村(ムロウムラ)の3町1村が合
併して発足。
うたしないし
【歌志内市】
◇[日]Utashinai Shi
○北海道中央部の市。
◎かつて函館本線の歌志内支線が通じていた。
〈停車駅〉
砂川(カミカワ)駅・焼山(ヤケヤマ)駅・文珠(モンジュ)駅・西歌駅・神
威(カモイ)駅・歌神(カシン)駅・歌志内駅。
うたせあみ
【打瀬網】
【打た瀬網】
○舟引き網の一種。
袋網の両方に長い袖網を付けた引き網を、船首と船尾から長
く突き出した桁(ケタ)の先端に結び付け、風力や潮力などを利用
して海底を引き回し、魚やエビなどを捕るもの。
スクリューを使用しないため、海底のアマモ(甘藻)などを傷
付けない長所がある。
底引網の前身で、明治期から全国で行われたが、平成期では
北海道野付湾のホッカイシマエビ漁に使われているのみ。
「うちせあみ(打瀬網,打ち瀬網)」とも呼ぶ。
うたたね
【転た寝】
【転寝】
○寝床に入らずにうとうと眠ること。仮寝(カリネ)。仮眠。仮睡。
◎転た寝する
うたつ
【歌津】
◇[日]Utatsu
○(1)[交]⇒うたつえき(歌津駅)
○(2)[古]⇒うたつちょう(歌津町)
うたづ
【宇多津】
◇[日]Utazu/Utadu
○(1)⇒うたづちょう(宇多津町)
○(2)[交]⇒うたづえき(宇多津駅)
★うだつ
【ウダツ】
【卯建】
○[建]
「しゅじゅ(侏儒,朱儒)」,「袖壁(ソデカベ)」とも呼ぶ。
参照⇒ふぁいあうぉーる(ファイアウォール)(1)
◎(「木」偏+「兌」:補助3589)とも書く。
◎ウダツが上がらない
◎中国:参照⇒ばとうしょう(馬頭墻)
うたつえき
【歌津駅】
○[交]宮城県本吉郡(モトヨシグン)南三陸町(ミナミサンリクチョウ)歌津にあ
る、JR気仙沼線の駅。
清水浜(シズハマ)駅と陸前港(リクゼンミナト)駅の間。
◎旧住所は歌津町(ウタツチョウ)字伊里(イサト)。
うたづえき
【宇多津駅】
○[交]香川県綾歌郡(アヤウタグン)宇多津町(ウタヅチョウ)にある、JR
予讃線(ヨサンセン)の駅。
坂出(サカイデ)駅(坂出市)と丸亀(マルガメ)駅(丸亀市)の間。
うたつぎょりゅう
【ウタツギョリュウ】
◇[学]Utatsusaurus hataii
○[爬]宮城県本吉郡(モトヨシグン)歌津町(ウタツチョウ)館崎から化石が
出土した魚竜類。
◎1970. 9.(昭和45)発見、12月発掘。
うたつちょう《うたつちやう》
【歌津町】
◇[日]Utatsu Cho
○[古]宮城県北東部、本吉郡(モトヨシグン)の町。太平洋に面し、
中心地区の伊里前(イサトマエ)は漁港。
〈面積〉
39.44平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)5,642人。
◎1959(昭和34)町制施行。
2005.10. 1(平成17)志津川町(シヅガワチョウ)と合併して南三陸
町(ミナミサンリクチョウ)を発足。
うたづちょう《うたづちやう》
【宇多津町】
◇[日]Utazu Cho/Utadu Cho
○香川県中央部、綾歌郡(アヤウタグン)の町。
うたの
【菟田野】
◇[日]Utano
○(1)⇒うたのく(菟田野区)
○(2)[古]⇒うたのちょう(菟田野町)
うたのく
【菟田野区】
◇[日]Utano Ku
○奈良県北東部、宇陀市(ウダシ)南部の区。
◎旧住所は宇陀郡(ウダグン)菟田野町(ウタノチョウ)。
うたのちょう《うたのちやう》
【菟田野町】
◇[日]Utano Cho
○[古]奈良県北東部、宇陀郡(ウダグン)の町。
◎2006. 1. 1(平成18)宇陀郡の大宇陀町(オオウダチョウ)・菟田野町
・榛原町(ハイバラチョウ)・室生村(ムロウムラ)の3町1村が合併して宇
陀市を発足。
うたぱおかいぐんこうくうきち《うたぱおかいぐんかうくうきち》
【ウタパオ海軍航空基地】
◇[英]Utapao Royal Thai Naval Air Force Base
○[軍]タイ王国中央部、チョンブリ県(Changwat Chon Buri)パ
タヤ(Pattaya)近郊にある海軍の航空基地・飛行場。
うだやぷーるぐん
【ウダヤプール郡】
◇[英]Udayapur District
○⇒うだやぷーるちく(ウダヤプール地区)
うだやぷるちく
【ウダヤプル地区】
◇[英]Udayapur District
○⇒うだやぷーるちく(ウダヤプール地区)
うだやぷーるちく
【ウダヤプール地区】
◇[英]Udayapur District
○ネパール東部、サガルマーター地方(Sagarmatha Zone)の地
区。
「ウダヤプル地区」,「ウダヤプール郡」とも呼ぶ。
うたら
【ウタラ】
◇[インドネシア語]utara
○北(キタ)。
⇔すらたん(スラタン)
うたらでぃっと
【ウタラディット】
◇Uttaradit
○(1)(Changwat Uttaradit)⇒うたらでぃっとけん(ウタラディッ
ト県)
○(2)タイ王国北部、ウタラディット県西部にある県都。
うたらでぃっとけん
【ウタラディット県】
◇[タイ語]Changwat Uttaradit、[英]Uttaradit Province
○タイ王国北部の県。東部をラオスに隣接。
県都はウタラディット。
〈面積〉
7,839平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)46万4,474人(4月1日現在)。
[1]うたり
【ウタリ】
○[アイヌ語]同胞・親族・仲間・人。
◎アイヌ民族の自称にも用いられる。
参照⇒あいぬ(アイヌ)
◎1931(昭和 6)バチラー八重子(向井八重子)著、歌集『若きウ
タリに』刊行。
[2]うたり
【ウタリ】
◇[インドネシア語]Utari
○[人]インドネシアの女性名。
◎「忍耐・辛抱」の意味。
[1]うたる
【ウタル】
◇[ヒンディー語]uttar
○⇒うったる(ウッタル)
[2]うたる
【ウタル】
◇[ヒンディー語]Utar
○[人]男女共用の個人名。
◎「ビシュヌ神(絶対神)の帰依者」の意味。
うたるぷらでしゅしゅう《うたるぷらでしゆしう》
【ウタルプラデシュ州】
◇[英]Uttar Pradesh State
○⇒うったるぷらでしゅしゅう(ウッタル・プラデシュ州)
うたんと
【ウ・タント】
◇[ビルマ語]U Thant、[英]Mr.Thant
○[人]ビルマ(現:ミャンマー)の外交官(1909〜1974)。
1961〜1971(昭和36〜昭和46)第三代国連事務総長。
うちあげはなび
【打ち上げ花火】
【打上げ花火】
○筒で空高く打ち上げる花火。
筒の底に火種を入れ、打ち上げ薬の付いた花火を入れて空に
打ち上げ、花火の中の火薬で星と呼ぶ火薬玉を八方に飛ばすも
の。
現在の多くは、いくつもの筒に打ち上げ薬と花火を前もって
セットして置き、電気で点火している。
◎室町末期に伝来。
日本で最初に記録されたのは、1613(慶長18)イギリス国王ジェ
ームズ一世の使者ジョン・セリース(John Saris)が駿府城(スンプ
ジョウ)の徳川家康をたずねて打ち上げたもの。
2014.10.11(平成26)埼玉県鴻巣市の「第13回こうのす花火大
会」で四尺玉(直径約120センチメートル・重さ460キログラム)
を打ち上げ、世界最大としてギネス記録に認定。
うちうみむら
【内海村】
◇[日]Uchiumi Mura
○[古]愛媛県南西端、南宇和郡(ミナミウワグン)にあった村。
◎2004.10. 1(平成16)内海村・御荘町(ミショウチョウ)・城辺町(ジョウ
ヘンチョウ)・一本松町(イッポンマツチョウ)・西海町(ニシウミチョウ)の4町1村
が合併して愛南町(アイナンチョウ)を発足。
うちうらわん
【内浦湾】
◇[日]Uchiura Wan
○[地]北海道南西部、渡島半島(オシマハントウ)東側にある湾。
ほぼ円形で、南東部を太平洋に面する。
「噴火湾」とも呼ぶ。
うちおろしこふん
【打下古墳】
○[歴]滋賀県北西部、高島市にある5世紀前半の古墳。
箱式石棺が出土。
うちかけよろい《うちかけよろひ》
【打掛鎧】
【挂甲】
○[歴]⇒かけよろい(挂け甲,挂甲)
うちがね
【打金】
【撃鉄】
○⇒げきてつ(撃鉄)
うちきゃりぱす
【内キャリパス】
◇[英]inside calipers、[米]inside callipers
○[理][工]内径を測るコンパスに似た器具。
「内パス」とも呼ぶ。
参照⇒きゃりぱす(キャリパス)
★うちくら
【内蔵】
○(1)[歴]大和時代の三蔵(ミツクラ)の一つ。
参照⇒みつくら(三蔵)
○(2)
◎「ないぞう(内蔵)」とも読む。
うちげば
【内ゲバ】
○同一の組織や党派で、主導権争いなどにより行われる暴力的
な内部抗争。
◎「ゲバ」はドイツ語の「ゲバルト(Gewalt)(暴力)」の和略語。
主に学生運動や左翼勢力に使用される。
うちこちょう《うちこちやう》
【内子町】
◇[日]Uchiko Cho
○愛媛県中央部、喜多郡(キタグン)の町。西部を大洲市に接する。
◎2005. 1. 1(平成17)喜多郡五十崎町(イカザキチョウ)・上浮穴郡(カ
ミウケナグン)小田町(オダチョウ)と合併して(新)内子町を発足。
うちしょく
【内食】
○[社]家庭で調理して食事をすること。
◎外食(ガイショク)に対する言葉。
惣菜(ソウザイ)や弁当などの調理済み食品を買ってきて家で食
事することは、外食と内食の中間として「中食(ナカショク)」と呼ぶ。
うちせあみ
【打瀬網】
【打ち瀬網】
○⇒うたせあみ(打瀬網,打た瀬網)
うちだざりがに
【ウチダザリガニ】
◇[英]Signal crayfish、[学]Pacifastacus leniusculus trow-
bridgii
○[動]十脚目(Decapoda)(エビ目)ザリガニ科(Astacidea)の一
種シグナルザリガニの和名。
北アメリカ原産の外来種。体長約15センチメートル。
参照⇒ざりがに(ザリガニ,ザリ蛄)
◎1930(昭和 5)北海道の摩周湖に食用として放流。
2005. 9.(平成17)北海道の洞爺湖で生息が確認。
2005.12.(平成17)北海道の支笏湖で生息が確認。
★うちだし
【打ち出し】
【打出し】
○(1)芝居・相撲などの興行(コウギョウ)で、その日の興行の終り。
参照⇒うちどめ(打ち止め,打止め,打ち留め,打留め)(1),せ
んしゅうらく(千秋楽)(2)
◎終りの合図(アイズ)に「打ち出し太鼓(タイコ)」を叩(タタ)くことか
ら。
○()
うちだしだいこ
【打ち出し太鼓】
【打出し太鼓】
○⇒おいだし(追い出し,追出し,追出)(3)
うちだしぶつ
【打出仏】
○⇒おしだしぶつ(押出仏,押出し仏)
うちっぱなし
【打ちっ放し】
○⇒うちはなし(打ち放し)
うちつみやけ
【内官家】
【内つ官家】
○(1)[歴]大和朝廷が朝鮮南部の諸国に置いた直轄領。
参照⇒さんかんせいとう(三韓征討)
○(2)[歴](1)の各地にあった官府。
⇒みやけ(官家)
◎「うちつ(内裏の・天皇の)みやけ(御料・倉庫)」の意味。
うちでこづちこふん
【打出小槌古墳】
○[歴]兵庫県芦屋市にある、5世紀後半の前方後円墳。全長75
メートル。二重周濠(シュウゴウ)がある。
参照⇒かなつやまこふん(金津山古墳)
◎1986(昭和61)発見。
うちでのこづち
【打ち出の小槌】
○[日本伝説]願いごとを唱えながら打ち振ると、望みがかなえ
られるという想像上の小さな槌。
縁起物として熊手や宝船の飾り物にする。
参照⇒くまで(熊手)(4)
うちどめ
【打ち止め】
【打止め】
【打ち留め】
【打留め】
○(1)芝居・相撲などの興行(コウギョウ)の終り。
一連の興行の最終日の「千秋楽(センシュウラク)」のほか、一日の終
りの「打ち出し」にも使用する。
参照⇒せんしゅうらく(千秋楽)(2),うちだし(打ち出し,打出
し)(1)
○(2)パチンコで、出球(デダマ)が予定数に達したパチンコ台の
使用をとめること。
参照⇒たまぎれ(球切れ)(2)
○(3)物事の終り・最後。
うちなーぐち《おきなはぐち》
【うちなーぐち】
【ウチナーグチ】
【沖縄口】
○[沖縄方言]沖縄弁・沖縄方言。
「お」は「う」、「き」は「ち」、「と」は「とぅ」に変わる。
参照⇒うちなんちゅ(うちなんちゅ,ウチナンチュ,沖縄人)
うちなだじけん
【内灘事件】
○[歴]⇒うちなだとうそう(内灘闘争)
うちなだししゃじょう《うちなだししやぢやう》
【内灘試射場】
○[歴]⇒うちなだとうそう(内灘闘争)
うちなだとうそう《うちなだとうさう》
【内灘闘争】
○[歴]1952〜1953(昭和27〜昭和28)石川県河北郡(カホクグン)内灘
の米軍試射場接収に対する反対運動。
「内灘事件」とも呼ぶ。
◎朝鮮戦争を背景に、日本海を含めた砂丘地帯を米軍の試射場
とする接収が強行されたもの。内灘村民をはじめ石川県議会・
北陸鉄道労働組合・学生・知識人などによる反対闘争が展開さ
れ、全国の関心が集まった。
1953. 4.30(昭和28)政府(第4次吉田茂内閣)は石川県と内灘
村に内灘米軍試射場の永久接収を申し入れ、 5.22石川県議会
は全員一致で絶対反対を表明し、全県一致で反対運動を推進。
6. 2閣議は内灘試射場を無期限使用と決定。 6.13農民がすわ
り込みで実力阻止。 6.14北陸鉄道は軍需物資輸送の拒否スト。
6.15米軍は試射を強行。
1957(昭和32)返還。
◎スローガン:「金は一年、土地は万年」。
◎その後の基地反対運動のきっかけとなった。
参照⇒すながわじけん(砂川事件)
うちなだまち
【内灘町】
○石川県中央部、河北郡(カホクグン)、金沢市に隣接する町。
◎1952(昭和27)米軍試射場の強行接収による内灘闘争が発生。
1957(昭和32)返還後、河北潟干拓・砂丘地開発などで一時農
業の発展をみたが、まもなく減反政策が始まった。
参照⇒うちなだとうそう(内灘闘争)
うちなんちゅ
【うちなんちゅ】
【ウチナンチュ】
【沖縄人】
○[沖縄方言]沖縄の人。
参照⇒うちなーぐち(うちなーぐち,ウチナーグチ,沖縄口),
あまみんちゅ(あまみんちゅ,奄美人),やまとんちゅ(やまとん
ちゅ,大和人)
うちにわ《うちには》
【内庭】
○[建]⇒なかにわ(中庭)
うちのうらちょう《うちのうらちやう》
【内之浦町】
◇[日]Uchinoura Cho
○[古]鹿児島県南東部、大隅(オオスミ)半島にある肝属郡(キモツキグン)
の町。
内之浦宇宙空間観測所がある。
◎2005. 7. 1(平成17)高山町(コウヤマチョウ)と合併して肝付町(キモツキ
チョウ)を発足。
うちのおおいどの《うちのおほいどの》
【内の大殿】
○[古]⇒ないだいじん(内大臣)
うちのおとど
【内大臣】
○[古]⇒ないだいじん(内大臣)
うちのにょうぼうにゃひげがある《うちのにようばうにやひげがある》
【うちの女房にゃ髭がある】
○[楽]星野貞志作詞、古賀政男作曲の歌謡曲。
歌は杉狂児と美ち奴(ミチヤッコ)。
◎1936(昭和11)。
うちのひめみこ
【内の姫御子】
○[古]⇒ないしんのう(内親王)
うちのみこ
【内の御子】
○[古]⇒ないしんのう(内親王)
うちば
【内刃】
○(ハサミの)⇒うらば(裏刃)
うちばき
【内履き】
【内履】
○[服]⇒うわばき(上履き,上履)
うちぱす
【内パス】
◇[英]inside calipers、[米]inside callipers
○[理][工]⇒うちきゃりぱす(内キャリパス)
うちはなし
【打ち放し】
○(1)[建]コンクリートの型枠をはずしたままで、仕上げ加工
をしない方式。また、そのような建物。
「打ちっ放(パナ)し」とも呼ぶ。
◎コンクリートの打ちっ放し
○(2)[運]ゴルフやバッティングなどの練習で、打った球をそ
のままにすること。また、パッティングセンターなど、その場
で繰り返し球を打つだけの練習場。
「打ちっ放(パナ)し」とも呼ぶ。
○(3)[劇]能楽で、小鼓(コヅツミ)の打ち方の一つ。
うちはらまち
【内原町】
◇[日]Uchihara Machi
○[古]茨城県中央部、東茨城郡(ヒガシイバラキグン)の町。
◎2005. 2. 1(平成17)水戸市に編入。
うちひさーる
【ウチヒサール】
◇Uchisar
○トルコ中東部、アナトリア高原(Anatolian Plateau)東南部
の古代遺跡カッパドキア(Kapadokya)にある、その地方一番の
高所。
岩山をくりぬいて造られた城塞がある。
参照⇒かっぱどきあ(カッパドキア)
うちひも
【打紐】
【打ち紐】
○(1)⇒くみひも(組紐,組み紐)
○(2)⇒ひらひも(平)
うちまつ
【打ち松】
○⇒たいまつ(松明)
うちむらさき
【ウチムラサキ】
【内紫】
○(1)[農][植]ザボンの一品種。
果肉が紅紫色のもの。
参照⇒ざぼん(ザボン,朱欒)
○(2)[貝]⇒うちむらさきがい(ウチムラサキガイ,ウチムラサ
キ貝,内紫貝)
うちむらさきがい《うちむらさきがひ》
【ウチムラサキガイ】
【ウチムラサキ貝】
【内紫貝】
◇[学]Saxidomus purpurata
○[貝]マルスダレガイ目(Veneroida)マルスダレガイ科(Vener-
idae)の二枚貝。
殻は四角張って膨(フク)らみ、殻表は淡褐色で粗い輪脈が強く
ある。殻の内側は濃紫色。殻長は8〜10センチメートル。
生では渋みがあるので、焼いて食べる。
北海道以南から朝鮮半島・中国大陸の浅海の泥底に生息。
単に「ウチムラサキ(内紫)」とも、「モンジュガイ(文殊貝)」,
「イイビツガイ(飯櫃貝)」,「オオアサリ(大浅利)」とも、また輪
脈を天の橋立に見たてて「ハシダテガイ(橋立貝)」とも呼ぶ。
古称は「ムラサキガイ(紫貝)」。
うちもうこ
【内蒙古】
◇[中]Neimenggu、[英]Inner Mongolia
○⇒うちもんごる(内モンゴル)
うちもうこじちく
【内蒙古自治区】
◇[中]Neimenggu Zizhiqu、[英]Inner Mongolia Autonomous
Region
○⇒うちもんごるじちく(内モンゴル自治区,内蒙古自治区)
★うちもんごる
【内モンゴル】
◇[英]Inner Mongolia
○中国自治領、内モンゴル自治区一帯の歴史的地名。
「内蒙古(ウチモウコ,ナイモウコ)([中]Neimenggu)」とも呼ぶ。
参照⇒うちもんごるじちく(内モンゴル自治区,内蒙古自治区),
そともんごる(外モンゴル)
★うちもんごるじちく
【内モンゴル自治区】
【内蒙古自治区】
◇[中]Neimenggu Zizhiqu、[英]Inner Mongolia Autonomous
Region
○中国北部の自治区。
区都はフフホト(Hohhot)(呼和浩特<Huhehaote>)。
「内蒙古(ウチモウコ,ナイモウコ)自治区」とも呼ぶ。
参照⇒めい(盟)(2),き(旗),すむ(スム,蘇木),ちゃはるしょ
う(チャハル省),すいえんしょう(綏遠省)
◎1952.12.(昭和27)チャハル省(察哈爾省<Chaha'er Sheng>)の
一部を編入。
うーちゃん
【ウーチャン】
【武昌】
◇[中]Wuchang
○⇒ぶしょう(武昌)
うちゃんちゅん
【ウ・チャンチュン】
【禹長春】
◇[朝]U Jangchun
○[人]⇒『人名辞典』すなが ながはる(須永 長春)
うちゆ
【内湯】
○(1)温泉地の旅館などで、外に出ないで入浴できる屋内に設け
た浴場・設備。
⇔ろてんぶろ(露天風呂)
○(2)(特に)同室の家族・友人などで入浴する浴場・設備。
⇔そうゆ(総湯)
うちゅうかいはつじぎょうだん《うちうかいはつじげふだん》
【宇宙開発事業団】
◇[英]the National Space Development Agency of Japan
○[歴][宇]実用衛星を自主技術で打ち上げる目的で設置された
特殊法人。
本部は茨城県つくば市。
気象・通信などの実用静止衛星の開発、N1・N2・H1・
H2・H2Aの打ち上げロケットを開発。
種子島(タネガシマ)に種子島宇宙センター発射場を持つ。
略称は「NASDA」。
参照⇒えっちにえー(H2A),うちゅうかがくけんきゅうじょ
(宇宙科学研究所)
◎1968. 5.2(昭和43)宇宙開発委員会設置法、公布。
1969. 6.23(昭和44)宇宙開発事業団、設置。
1977. 7.14(昭和52)初の静止気象衛星「ひまわり」をアメリカ
のケープカナベラルから打ち上げ、成功。
1981. 8.11(昭和56)気象静止衛星「ひまわり2号」を打ち上げ、
成功。
2001. 8.29(平成13)H2A1号機、打ち上げ成功。
2002. 2. 4(平成14)H2A2号機、2個の実験衛星を搭載し
打ち上げ。
2002. 2.13(平成14)NEC東芝スペースシステムの社員が事
業団のシステムに不正アクセスし、ライバル社三菱電機の機密
情報を入手していたことが発覚。手口は自分のパスワードから
推定して一部を変えただけだった。
2003(平成15)情報収集衛星2基、打ち上げ予定。
2003.10. 1(平成15)宇宙科学研究所・航空宇宙技術研究所と
統合して宇宙航空研究開発機構となる。
参照⇒えっちにえー(H2A)
◎放送衛星は宇宙科学事業団。
★うちゅうかがくけんきゅうじょ《うちうくわがくけんきうじよ》
【宇宙科学研究所】
◇[英]Institute of Space & Aeronautical Science
○[歴][宇]
本部は神奈川県相模原市。
略称は「宇宙研」。
参照⇒うちゅうかいはつじぎょうだん(宇宙開発事業団)
◎1957. 9.20(昭和32)糸川英夫ら、秋田海岸で国産ロケット1
号機K(カッパー)C型発射に成功。
1958. 6.30(昭和33)東京大学生産技術研究所、IGY本観測
用K2号機の打ち上げに成功。
1963. 4. 1(昭和38)東京大学宇宙航空研究所の研究施設とし
て鹿児島宇宙空間観測所を設置。12. 9開所式。
1964. 3.27(昭和39)東京大学航空研究所と東京大学生産技術
研究所ロケット部門を合併して東京大学宇宙航空研究所を設立。
1967. 4.13(昭和42)東京大学宇宙航空研究所、国産人工衛星
第1号L(ラムダ)4Sの打ち上げ失敗。
1970. 2.11(昭和45)東京大学宇宙航空研究所、国産初の人工
衛星「おおすみ」の打ち上げ。
1971. 9.28(昭和46)東京大学宇宙航空研究所、国産初の科学
衛星「しんせい」打ち上げ。
1974(昭和49)東京大学宇宙航空研究所、初の誘導方式M(ミュ
ー)3C1号機により科学衛星「たんせい2号」打ち上げ。
1979. 2.21(昭和54)東京大学宇宙航空研究所、X線天体観測
衛星「はくちょう」打ち上げ。
1981. 4.14(昭和56)東京大学宇宙航空研究所を廃止し、文部
省(現:文部科学省)直轄の宇宙科学研究所を設置。
1985. 1. 8(昭和60)宇宙空間観測所(鹿児島市)、M3SU型
固体燃料ロケットで日本初の人工惑星「さきがけ」打ち上げ。
1997(平成 9)M5ロケット、打ち上げ。
2000. 2.(平成12)アストロE、M5ロケットによる打ち上げ
失敗。
2003(平成15)年度、宇宙開発事業団などと統合する予定。
2003.10. 1(平成15)宇宙開発事業団・航空宇宙技術研究所と
統合して宇宙航空研究開発機構の宇宙科学研究本部となる。
うちゅうきこう《うちうきこう》
【宇宙機構】
○[宇]宇宙航空研究開発機構の略称。
⇒うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう(宇宙航空研
究開発機構)
★うちゅうきほんほう《うちうきほんはふ》
【宇宙基本法】
○[法][宇]軍事目的の宇宙利用を可能とにする法律。
◎2008. 5.21(平成20)参議院本会議で自民党・民主党・公明党
3党が賛成、共産党・社民党が反対により、可決・成立。
うちゅうけん《うちうけん》
【宇宙研】
○[歴][宇]宇宙科学研究所の略称。
⇒うちゅうかがくけんきゅうじょ(宇宙科学研究所)
うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう
《うちうかうくうけんきうかいはつきこう》
【宇宙航空研究開発機構】
◇[英]Japan Aerospace Exploration Agency
○[宇]国の独立行政法人の一つ。宇宙科学技術の研究・開発・
運用・教育などを業務とする。
本部は東京都調布市。
宇宙科学研究本部は神奈川県相模原市。
秋田県能代市に能代多目的実験場がある。
略称は「JAXA(ジャクサ)」,「宇宙機構」。
参照⇒えーでぃあへるしー(ADRC)
◎2003.10. 1(平成15)宇宙開発事業団・宇宙科学研究所・航空
宇宙技術研究所を統合して発足。
2003.10.20(平成15)能代多目的実験場で改良型の再使用型ロ
ケット実験機を報道陣に公開。
2005.10.10(平成17)小型無人超音速実験機をオーストラリア
南部のウーメラ実験場から打ち上げ、滑空実験に成功。
2008. 2.23(平成20)、種子島宇宙センターからH2Aロケッ
ト14号機で超高速ネット衛星「きずな」の打ち上げに成功。
うちゅうごみ《うちうごみ》
【宇宙ごみ】
【宇宙ゴミ】
◇[英]space debris
○[宇]⇒すぺーすでぶり(スペース・デブリ)
うちゅうじゅ《うちうじゆ》
【宇宙樹】
○[北欧神話]⇒いぐどらしる(イグドラシル)
うちゅうせんかんやまと《うちうせんかんやまと》
【宇宙戦艦ヤマト】
○[放][映]1974.10.(昭和49)からテレビ放映されたアニメーショ
ン。著作権者は映像制作会社の東北新社。
放射能で汚染された地球を救うため、放射能除去装置を求め
て銀河の外のイスカンダル星に旅立つストーリー。
プロデューサ西崎義展が制作。漫画家松本零士が登場人物の
デザインなどを担当。
うちゅうせんそう《うちうせんさう》
【宇宙戦争】
◇[英]War of the Worlds
○[文]イギリスの作家G.H.ウェルズの空想科学小説。
◎1898(明治31)刊行。
うちゅうひこうし《うちうひかうし》
【宇宙飛行士】
◇[米]astronaut
○[宇]宇宙船や宇宙ステーションの操縦士・乗組員・搭乗員。
アメリカでは「アストロノート(astronaut)」と呼ぶ、
ロシア(旧ソ連)では「コスモノート(cosmonaut)」、中国では
「太空人(taikong-ren)」と呼ぶ。
◎人類初の宇宙飛行士:⇒ががーりん(ガガーリン)
★うちょうてん
【有頂天】
○[仏]
「阿迦尼(「咤」-「ウ」:補助なし)天(アカニタテン)」とも呼ぶ。
◎古代インド人が、形のある世界の最高のところと考えていた
天界(テンカイ)。
うちろじ《うちろぢ》
【内露地】
◇[日]uchi roji
○[建]茶室の露地のうち、中門(チュウモン)または中潜(ナカクグ)りよ
り内側の茶室に近い露地。
茶室の前庭としてマツ(松)・スギ(杉)・シイ(椎)などの常緑
樹を植え、飛び石の間にクマザサ(熊笹)・ワラビ(蕨)などを配
し、花などは植えずに深山幽谷の趣をもたせている。
⇔そとろじ(外露地)
参照⇒ろじ(露地,路地),とびいし(飛び石,飛石),つくばい
(蹲,蹲踞)
うちわ《うちは》
【団扇】
○(1)あおいで風を起す道具。
普通は、細く削った竹を骨とし、紙・絹などを張って柄をつ
けたもの。網代(アジロ)やヤシ科(Arecaceae)のビロウなどでも
作られる。形は円形・角形などさまざま。
江戸団扇・奈良団扇・深草団扇・丸亀の渋団扇などがある。
参照⇒おうぎ(扇)
◎団扇で扇(アオ)ぐ,左(ヒダリ)団扇
◎夏の季語。
深草団扇:⇒きょううちわ(京うちわ,京団扇)
◎中国から伝わり,奈良時代に貴族の間で主に自分の顔を隠す
ために用いられた。
戦国時代には、武将が鉄や皮製漆塗の軍配団扇(グンバイウチワ)
を用いた。
江戸時代には、役者絵の団扇が流行した。
◎オストリッチ(ダチョウ)の羽根のもの:参照⇒おすとりっち
ふぇざー(オストリッチ・フェザー)
○(2)軍配団扇の略称。
⇒ぐんばいうちわ(軍配団扇)
○(3)紋所(モンドコロ)の名。団扇を図案化したもの。
一つ団扇・三つ団扇・団扇梅鉢・桑名団扇・米津団扇・唐団
扇などがある。
○(4)[劇]能楽に使う小道具の一つ。
唐人・仙人・天狗などの持ち物で、唐団扇・羽団扇・葉団扇
・魔王団扇などがある。
◎「打ち羽」の意味。
★うちわえび《うちはえび》
【ウチワエビ】
【団扇海老】
【団扇蝦】
◇[学]Ibacuc ciliatus
○[動]甲殻綱(Crustacea)エビ亜綱(Malacostraca)エビ目(十脚
類)(Decapoda)イセエビ下目(Palinura)セミエビ科(Scyllar-
idae)ウチワエビ属(Ibacuc)の海産のエビ。
体長15〜17センチメートル。
体は扁平で団扇形に横へ円く広がり、周縁は鋸歯(キョシ)状で、
頭胸甲は濃い肌色。
陸棚の水深100メートルほどの泥底に生息。
本州の千葉県以西・日本海西部・沖縄、東シナ海のフィリピ
ン諸島、南太平洋のオーストラリアの沿岸に分布。
★うちわだいこ《うちはだいこ》
【団扇太鼓】
○
「法華(ホッケ)の太鼓」とも呼ぶ。
参照⇒ほっけのたいこ(法華の太鼓)
★うちわふぐ《うちはふぐ》
【ウチワフグ】
【団扇河豚】
◇[学]Triodon macropterus
○[魚]フグ目(Tetraodontiformes)ウチワフグ科(Triodontidae)
ウチワフグ属(Triodon)の深海魚。
1属1種。
うちわまつり《うちはまつり》
【うちわ祭り】
○埼玉県熊谷市で夏に行われる祭り。山車(ダシ)・屋台などが
出る。
江戸時代、京都の祇園祭をまねて始まったとされ、「関東一
の祇園」とも呼ばれる。
◎名前は、地元の料亭が厄除(ヤクヨ)けの赤飯の代わりに、柿渋
(カキシブ)を塗った団扇(ウチワ)を配ったことに由来(ユライ)するとい
う。
うつおばしら《うつほばしら》
【空柱】
○(1)殿舎で雨樋(アマドイ)(竪樋)として使う中空の四角い柱。
「うつほばしら(空柱)」,「箱樋(ハコドイ,ハコヒ)」とも呼ぶ。
○(2)(特に)清涼殿殿上の間の東面南端、神仙門(シンセンモン)の西
にある雨落(アマオチ)の柱。
「うつほばしら(空柱)」とも呼ぶ。
うつおぶね《うつほぶね》
【空舟】
○⇒まるきぶね(丸木舟,独木舟)
うっかりかさご
【ウッカリカサゴ】
【ウッカリ笠子】
◇[学]Sebastiscus tertius
○[魚]カサゴ目(Scorpaeniformes)メバル科(カサゴ科)(Sebas-
tidae)カサゴ属(Sebastiscus)の海魚。
カサゴと非常によく似るが、体長40センチメートル近くにな
る。
青森県〜九州までの太平洋岸、若狭湾以南の日本海岸、朝鮮
半島〜東シナ海の岩礁域に生息。
参照⇒かさご(カサゴ,笠子)(2)
★うつぎ
【ウツギ】
【空木】
【卯木】
◇[学]Deutzia crenata
○[植]ユキノシタ目(Saxifragales)ユキノシタ科(Saxifraga-
ceae)ウツギ属(Deutzia)の落葉低木。
5月ころ、穂の形に白色の五弁の花をつける。
材は極めて堅く木釘(キクギ)・楊枝(ヨウジ)などに用いる。
「ユキミグサ(雪見草)」,「うのはな(卯の花)」とも呼ぶ。
参照⇒ふぶきづき(吹雪月)
◎英語:デュージア(deutzia)。
うづき
【卯月】
○[国]陰暦四月(4月)のこと。卯(ウ)の花の咲くころの意味。
「卯花月(ウノハナヅキ)」,「孟夏(モウカ)」,「初夏(ショカ)」,「麦秋(バクシュウ)」
とも呼ぶ。
また、漢語で「ぼうげつ(卯月)」とも呼ぶ。
うつぎだけ
【空木岳】
◇[日]Utsugi Dake
○[地]長野県中南部、駒ヶ根市(コマガネシ)と上伊那郡(カミイナグン)
飯島町(イイジママチ)・木曽郡(キソグン)大桑村(オオクワムラ)の境にある、
中央アルプスの山。標高2,864メートル。
★うづきゅうめいがん《うづきうめいぐわん》
【宇津救命丸】
○[薬]
◎1597(慶長 2)製造。
うつくしがはらこうげん《うつくしがはらかうげん》
【美ヶ原高原】
◇[日]Utsukushigahara Kogen
○[地]長野県中部、松本市の東方約16キロメートルにある茶臼
山の北麓の高原。
うつくしきすいしゃごやのむすめ
【美しき水車小屋の娘】
◇[独]Die schoene Muellerin
○[楽]シューベルト(Franz Peter Schubert)の連作歌曲集(全
20曲)。作詞はドイツの詩人ミュラー(Wilhelm Mueller)。
◎1823(文政 6)完成。
うつくしきてんねん
【美しき天然】
○[楽]武島羽衣(ハゴロモ)作詞、田中穂積(ホズミ)作曲の唱歌。
◎サーカスやチンドン屋で多く演奏された。
うつけ
【空け】
【虚け】
○(1)中がからっぽなこと。うつろ・から。
○(2)気がぬけてぼんやりしていること。
○(3)[古]⇒うつけもの(空け者,呆気者)
◎動詞「うつく」の連用形から。
うつけもの
【空け者】
【呆気者】
○[古]おろか者。のろま・まぬけ・うっかり者。
単に「うつけ(空け,虚け)」とも呼ぶ。
◎織田信長が若かったころの徒名(アダナ)でもあった。
うっこんこう《うつこんかう》
【鬱金香】
○[植]チューリップの別称。
⇒ちゅーりっぷ(チューリップ)
うっじ
【ウッジ】
◇Lodz/Ludz
○(1)(Wojewodztwo Lodzkie)⇒うっじけん(ウッジ県)
○(2)ポーランド中央部、ウッジ県の県都。ワルシャワの南西
にある都市。
北緯51.77°、東経19.46°の地。
繊維工業が発達し、電気・機械・化学工業や皮革工業も行わ
れている。
「ウッチ」,「ルージ」とも呼ぶ。
ドイツ語名は「ロッチ」,「ロズ」,「リッツマンシュタット(Litz-
mannstadt)」。
〈人口〉
1969(昭和44)75万1,300人。
1976(昭和51)80万人。
1994(平成 6)83万3,700人。
1999(平成11)80万0,100人。
2002(平成14)78万3,700人、101万3,300人(都市域)。
◎第二次世界大戦までは約25万人のユダヤ人が住んでいた。
うつしえ
【移し絵】
◇[英]decal
○転写用のステッカー(sticker)。
台紙に水溶性の糊(ノリ)を塗り、絵や模様を裏返しに印刷した
もの。
これを水にぬらして物に貼り、しばらくして紙を静かに剥(ハ)
がすと印刷した部分だけが転写される。
子供の玩具やタトゥーシール(tattoo seal)などに利用され
る。
「デカール」とも呼ぶ。
参照⇒[2]でかーる(デカール)
◎ガラス・陶器・金属などのもの:⇒でかるこまにー(デカル
コマニー)
うっじけん
【ウッジ県】
◇Wojewodztwo Lodzkie、[英]Lodz Province
○ポーランド中央部の県。
県都はウッジ(Lodz)。
「ウッチ県」とも呼ぶ。
うっず
【ウッズ】
◇Woods
○[地]⇒うっづ(ウッヅ)
うったらかんどしゅう《うつたらかんどしう》
【ウッタラカンド州】
◇[英]Uttarakhand State
○インド北部の州。北東部を中国、南東部をネパールに隣接。
州都はデーラドゥーン(Dehra Dun)。
「ウッタラーカンド州」とも呼ぶ。
◎2000.11.11(平成12)ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)からウッタランチャル州(Uttaranchal State)として分
離独立。
2007. 1. 1(平成19)ウッタラカンド州に州名変更。
うったらーかんどしゅう《うつたらーかんどしう》
【ウッタラーカンド州】
◇[英]Uttarakhand State
○⇒うったらかんどしゅう(ウッタラカンド州)
うったらんちゃるしゅう《うつたらんちやるしう》
【ウッタランチャル州】
◇[英]Uttaranchal State
○[古]⇒うったらかんどしゅう(ウッタラカンド州)
うったらーんちゃるしゅう《うつたらーんちやるしう》
【ウッタラーンチャル州】
◇[英]Uttaranchal State
○[古]⇒うったらかんどしゅう(ウッタラカンド州)
うったる
【ウッタル】
◇[ヒンディー語]uttar
○(ヒンディー語で)北・北部の。
◎プラブ(purab):東。
パチム(pachim):西。
ダクシン(dakshin):南。
うったるぷらでしゅしゅう《うつたるぷらでしゆしう》
【ウッタル・プラデシュ州】
◇[英]Uttar Pradesh State
○インド中北部の州。北部をウッタランチャル州(Uttaranchal
State)、南東部をビハール州(Bihar State)、南部をマディヤ
・プラデシュ州(Madhya Pradesh State)、北西部をハリヤナ州
(Haryana State)に接し、東北部をネパールに隣接。
州都はラクナウ(Lakhnau)。
「ウタルプラデシュ州」とも呼ぶ。
〈面積〉
24万3,288平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)1億3,199万8,800人。
2001(平成13)1億6,605万2,900人。
2002(平成14)1億6,929万6,200人。
◎2000.11.11(平成12)ウッタランチャル州を分離。
★うつたんおつ
【鬱単越】
【欝単越】
◇[梵]uttara-kuru
○[仏]四大洲の一つ・八難の一つ。
古代インドで考えられていた、須弥山(シュミセン)北方の大陸に
ある、きわめて生活が楽な世界。ここの住人の寿命は千年とい
う。
「北倶盧洲(ホックルシュウ)」,「北洲(ホクシュウ)」とも呼ぶ。
参照⇒しだいしゅう(四大洲),はちなん(八難)(1)
うっち
【ウッチ】
◇Ludz
○⇒うっじ(ウッジ)
うっちぇっろ
【ウッチェッロ】
◇[伊]uccello
○[鳥](イタリア語で)鳥([英]bird)。
うっちけん
【ウッチ県】
◇Wojewodztwo Lodzkie、[英]Lodz Province
○⇒うっじけん(ウッジ県)
[1]うっづ
【ウッヅ】
◇[英](単複同形)woods
○(英語で)森。
◎"grove(木立)"より大きく、"forest(森林)"より小さいもの。
参照⇒ふぉれすと(フォレスト)
[2]うっづ
【ウッヅ】
◇Woods
○[地]カナダのオンタリオ州(Ontario Province)とアメリカ合
衆国ミネソタ州(Minnesota State)の国境にある大湖。湖面は
海抜324メートル。
面積約3,850平方キロメートル、湖岸線の長さ1,600キロメー
トル、最大深度9メートル。
うつつがわえき《うつつがはえき》
【現川駅】
○[交]長崎県長崎市現川町(ウツツガワマチ)にある、JR九州の長崎
本線の駅。
西浦上(ニシウラカミ)駅と肥前古賀(ヒゼンコガ)駅の間。
うっど
【ウッド】
◇[英]wood
○(1)材木・木材。
○(2)(woods)⇒[1]うっづ(ウッヅ)
○(3)[運]ゴルフで、ボールを叩く部分(頭部)が木製のクラブ。
参照⇒あいあん(アイアン)(2)
◎1番:ドライバー(driver)。
2番:ブラッシー(brassy)。
3番:スプーン(spoon)。
4番:バッフィー(baffy)。
5番:クリーク(cleek)。
○(4)[運]テニスの木製フレームのラケット。
○(5)[楽]木管楽器。また、オーケストラの木管楽器部。
うっどかっと
【ウッドカット】
◇[英]woodcut
○⇒うっどぶろっく(ウッドブロック)(1)
[1]うっどすとっく
【ウッドストック】
◇Woodstock
○(1)アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)
南東部のアルスター郡(Ulster County)北部の町。
北緯42.04°、西経74.13°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)1,870人。
2000(平成12)2,187人。
◎1969. 8.(昭和44)ウッドストック・フェスティバルが開催・
○(2)アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
wealth)北部のシェナンドー郡(Shenandoah County)中央部にあ
る郡都。
北緯38.88°、西経78.51°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)3,182人。
2000(平成12)4,008人。
○(3)アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)北
部のチェロキー郡(Cherokee County)南部の都市。
北緯34.10°、西経84.52°の地。
〈人口〉
1990(平成 2) 4,361人。
2000(平成12)1万0,891人。
[2]うっどすとっく
【ウッドストック】
◇Woodstock
○[漫]アメリカの漫画「ピーナッツ(Peanuts)」に登場する小鳥。
犬のスヌーピー(Snoopy)の友達。
参照⇒ぴーなっつ(ピーナッツ)(2)
うっどぶろっく
【ウッドブロック】
◇[英]wood block
○(1)版木。版画・木版画。
「ウッドカット(oodcut)」とも呼ぶ。
○(2)[建]⇒もくれんが(木煉瓦)
○(3)[楽]ジャズ・軽音楽で使用する、木製筒形の打楽器の一
種。
丸形または角形の木をくりぬいたもの。
「クロッグボックス(clog box)」,「タップボックス(tap box)」
とも呼ぶ。
○(4)[仏]木魚の英語名。
⇒もくぎょ(木魚)
[1]うっどぺっかー
【ウッドペッカー】
◇[英]woodpecker
○[鳥](英語で)キツツキ(啄木鳥)。
⇒きつつき(キツツキ,啄木鳥)
[2]うっどぺっかー
【ウッドペッカー】
◇[英]The Woody Woodpecker Show
○[TV]アメリカのキツツキが活躍するTVアニメ・シリーズ。
原作はウォルター・ランツ(Walter Lantz)。
◎1957.10. 3(昭和32)アメリカで放送開始。
うっどぺりー
【ウッドベリー】
◇Woodbury
○(1)アメリカ合衆国北東部、ニュージャージー州(New Jersey
State)南西部のグロスター郡(Gloucester County)北部にある
郡都。
○(2)アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)中
央部にあるキャノン郡(Cannon County)の郡都。
うっどらんど
【ウッドランド】
◇Woodland
○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
中北部のヨロ郡(Yolo County)東部にある郡都。
うつのみや
【宇都宮】
◇[日]Utsunomiya
○(1)⇒うつのみやし(宇都宮市)
○(2)[交]⇒うつのみやえき(宇都宮駅)
○(3)[歴]⇒うつのみやけん(宇都宮県)
◎「一の宮」の転訛。
うつのみやえき
【宇都宮駅】
○[交]栃木県宇都宮市にある、JR東北新幹線・東北本線・日
光線の駅。
東北新幹線:小山(オヤマ)駅(小山市)と那須塩原(ナスシオバラ)駅
(塩原町)の間。
東北線:雀宮(スズメノミヤ)駅と岡本駅(河内町)の間。
日光線:鶴田駅の次で、ターミナル駅(起点)。
うつのみやけん
【宇都宮県】
◇[日]Utsunomiya Ken
○[歴]1871(明治 4)廃藩置県で設置された県名。
1873(明治 6)栃木県と合併。
参照⇒とちぎけん(栃木県)
うつのみやし
【宇都宮市】
◇[日]Utsunomiya Shi
○栃木県中央部の市、県庁所在地。
〈面積〉
1970(昭和45)313平方キロメートル。
1994(平成 6)312平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)34万4,000人。
1980(昭和55)37万7,748人。
1995(平成 7)45万5,000人。
◎もと戸田氏7万石の城下町。
2007. 3.31(平成19)河内郡(カワチグン)の上河内町(カミカワチマチ)・
河内町(カワチマチ)を編入。
◎「宇都宮」は「一の宮」の転訛。
うつのやとうげ《うつのやたうげ》
【宇津谷峠】
【宇津ノ谷峠】
◇[日]Utsunoya Toge
○[地]静岡県の静岡市西端の丸子(マリコ)と志太郡(シダグン)岡部
町(オカベチョウ)との境、宇津山(ウツノヤマ)の南側にある峠。
旧東海道の駿河(スルガ)の宿場、丸子と岡部の間にあり、古来
から難所として知られた。
◎『伊勢物語』の「蔦の細道」、黙阿弥の『蔦紅葉(ツタモミジ)宇都
谷峠』で知られる。
うつのやま
【宇津の山】
【宇津山】
◇[日]Utsunoyama/Utsu no Yama
○[地]静岡県静岡市の西端、志太郡(シダグン)岡部町(オカベチョウ)
との境ある山。
宇津谷峠(ウツノヤトウゲ)がある。
参照⇒うつのやとうげ(宇津谷峠,宇津ノ谷峠)
うっぱら
【ウッパラ】
◇[梵]utpala
○[仏][植]⇒しょうれんげ(青蓮華)
★うつびょう《うつびやう》
【うつ病】
【鬱病】
【欝病】
◇[英]depression
○[心][病]
セロトニン欠乏も一因となっている。
リチウムを気分安定薬に治療も行われるが、目まい・発作・
心臓障害などの副作用も強い。
そううつ病(躁鬱病)を双極性障害(bipolar disorder)と呼ぶ
のに対して、うつ病は「単極性障害(unipolar disorder)」とも
呼ぶ。
参照⇒じさつしねん(自殺念慮)
◎原因は大きく3つに分けられる。
〈心因性〉
悲しい出来事などの後に現れる憂鬱な気分など。
〈身体因性〉
脳動脈硬化症・パーキンソン病・その他の原因疾患によるも
の。
〈内因性〉
心因性・身体因性によらないもので、まじめで小心な人に多
く現れる。
うっぷさら
【ウップサラ】
◇Uppsala
○⇒うぷさら(ウプサラ)
うつぶしいろ
【空五倍子色】
○[色]五倍子(フシ)から作られたタンニン染料で染めた薄黒い色。
喪服に用いる。
「鈍色(ニビイロ,ニブイロ)」とも呼ぶ。
参照⇒ふしかね(付子鉄漿,附子鉄漿),ふし(五倍子,付子,附
子)
◎C=0,M=20,Y=30,B=63。
うつぷるいちょう《うつぷるいちやう》
【十六島町】
◇[日]Utsupurui Cho
○⇒うっぷるいちょう(十六島町)
うっぷるいちょう《うつぷるいちやう》
【十六島町】
◇[日]Uppurui Cho
○島根県北東部、出雲市(イズモシ)北部の地名。
島根半島基部北岸に位置し、日本海の十六島湾に面する。
『出雲国風土記』にも記載されている十六島海苔の産地。
「うつぷるいちょう(十六島町)」とも呼ぶ。
◎旧住所は島根県平田市(ヒラタシ)十六島町。
うつべえき
【内部駅】
○[交]三重県四日市市(ヨッカイチシ)小古曽(オゴソ)にある近鉄内部線
の駅。
小古曽(オゴソ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
うつべせん
【内部線】
○[交]⇒きんてつうつべせん(近鉄内部線)
★うつぼ
【ウツボ】
○[魚]ウナギ目(Anguilliformes)ウツボ科(Muraenidae)の海魚。
◎(「魚」偏+「單」:補助7537)とも書く。
うつほばしら
【空柱】
○⇒うつおばしら(空柱)(2)
うつみちょう《うつみちやう》
【内海町】
◇[日]Utsumi Cho
○[古]広島県東南部、沼隈郡(ヌマクマグン)の町。
〈面積〉
12.67平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)3,431人。
◎1955(昭和30)横島村と田島村が合体して町制施行。
2003. 2. 3(平成15)福山市に編入。
[1]うっらー
【ウッラー】
◇[伊]urra
○歓呼(カンコ)の声・万歳。
⇒[1]ふらー(フラー)
[2]うっらー
【ウッラー】
◇[西]hurra
○歓呼(カンコ)の声・万歳。
⇒[1]ふらー(フラー)
★うつりょうとう《うつりようたう》
【鬱陵島】
◇[日]Utsuryo To
○[地]日本海にある火山島。朝鮮半島の東方約140キロメート
ルにある。
朝鮮語では「ウルルンド(Ullungdo)」
北緯37.48°、東経130.90°の地。
◎日本では磯竹島・竹島・松島などと呼んでいた。
参照⇒たけしま(竹島)(1)
うーてぃかりあ
【ウーティカリア】
◇[英]urticaria
○[病](英語で)ジンマシン(蕁麻疹)。
⇒じんましん(ジンマシン,蕁麻疹)
うでいどくうぐんきち
【ウデイド空軍基地】
◇[英]al-Udeid Air Base
○[軍]⇒あるうでいどくくうぐんきち(アル・ウデイド空軍基
地)
うでいね
【ウデイネ】
◇Udine
○(1)(Provincia di Udine)⇒うでぃねけん(ウディネ県)
○(2)⇒うでぃね(ウディネ)
うでぃね
【ウディネ】
◇Udine
○(1)(Provincia di Udine)⇒うでぃねけん(ウディネ県)
○(2)イタリア北東部、フリウリ・ベネチア・ジュリア州(Re-
gione Friuli-Venezia Guilia)中央部のウディネ県中南部にあ
る県都。
「ウデイネ」とも呼ぶ。
うでいねけん
【ウデイネ県】
◇[伊]Provincia di Udine、[英]Udine District/Udine Prov-
ince
○⇒うでぃねけん(ウディネ県)
うでぃねけん
【ウディネ県】
◇[伊]Provincia di Udine、[英]Udine District/Udine Prov-
ince
○イタリア北東部、フリウリ・ベネチア・ジュリア州(Regione
Friuli-Venezia Guilia)中央部の県。南東部をゴリツィア県
(Provincia di Gorizia)、南西部をポルデノーネ県(Provincia
di Pordenone)に接し、北部をオーストリア、東部をスロベニ
アに隣接し、南部をベネチア湾(Golfo di Venezia)に面する。
県都はウディネ。
「ウディネ県」とも呼ぶ。
うでぎ
【腕木】
○(1)[建]柱や梁(ハリ)などに、一端を横に突き出して取り付け
た材。
垂木(タルキ)や庇(ヒサシ)など他の部分から加わる重みを支える。
○(2)[電]電柱の上部に、直角に取り付けた横木。
架空線(電線)を支持する。
うでぎしきしんごうき《うでぎしきしんがうき》
【腕木式信号機】
◇[英]semaphore(手旗信号)
○[古][交]腕木の上下で列車の運転条件を指示する信号装置。
柱に取り付けた鉄製の腕木が、水平なら進入禁止(赤)を、45
度下がった状態で進入可(青)を示す。
ホームの駅員が手動でテコを上下させて切り替える。
「セマホール」,「セマフォ」とも呼ぶ。
参照⇒つうひょう(通票)
◎2004. 1.27(平成16)名松線家城(イエキ)駅(三重県一志郡白山町)
で使用されていたJR東海最後の腕木式信号機が電灯式信号機
に取り替えられた。
うてな
【ウテナ】
◇Utena
○(1)(Utenos apskritis)⇒うてなしゅう(ウテナ州)
○(2)(Utenos rajonas)⇒うてなけん(ウテナ県)
○(3)リトアニア東部、ウテナ州中央部のウテナ県中央部にあ
る州都・県都。
うてなけん
【ウテナ県】
◇[リトアニア語]Utenos rajonas、[英]Utena Province
○リトアニア東部、ウテナ州(Utenos apskritis)中央部の県。
南東部をイグナリナ県(Ignalinos rajonas)に接する。
県都はウテナ(Utena)。
うてなしゅう《うてなしう》
【ウテナ州】
◇Utenos apskritis、[英]Utena County
○リトアニア東部の州。北東部をラトビア、南東部をベラルー
シに隣接。
州都はウテナ(Utena)。
参照⇒うてのす(ウテノス)
うでにつつ
【腕に銃】
○[軍]歩哨(ホショウ)の時、右脇に銃をたばさむ姿勢。
参照⇒ささげつつ(捧げ銃),ふどうのしせい(不動の姿勢),ほ
しょう(歩哨),けいれい(敬礼,敬禮),になえつつ(担え銃,擔え
銃)
うてのす
【ウテノス】
◇Utenos
○[食]リトアニアのビールの一銘柄。
参照⇒うてな(ウテナ)
★うでへ
【ウデヘ】
◇Udehei
○ロシア沿海州に暮らす、北方民族の一種族。
うでまくら
【腕枕】
○(1)⇒ひじまくら(肘枕)
○(2)女性が、ともに寝ている男性の伸ばした腕を枕代りにす
ること。
参照⇒ひざまくら(膝枕)(2)
★うてん
【ウテン】
◇[中]Yutian
○[歴]中国、漢代から宋代にかけての西域オアシス都市国家の
一つ。西域交通路(シルクロード)の天山南路に位置する文化・
貿易上の要地。
現在の中国新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu'er
Zizhiqu)、タリム盆地([英]Tarim Basin)南辺にあるホータン
(Khotan)(和田)。
参照⇒ほーたんし(ホータン市,和田市),あんせいしちん(安
西四鎮)
◎漢字では「于(「門」構+「眞」)」と記す。
参照⇒うてんけん(于田県)
★うてん
【雨天】
○[気]
◎雨天順延,雨天決行
雨天の友:⇒うてんのとも(雨天の友)
うてんけん
【于田県】
◇[中]Yutian Xian、[英]Keriya County
○中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)南西部、ホータン地区(和田地区)中東部にある県。
「ケリヤ県」とも呼ぶ。
〈面積〉
3万9,023平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)22万人。
◎1986(昭和61)「于(「門」構+「眞」)県(Yutian Xian)」から改称。
★うてんしんとう《うてんしんたう》
【烏伝神道】
○[宗]江戸幕末に京都賀茂社の社人梅辻規清(ノリキヨ)が創始。
うてんのとも
【雨天の友】
○(1)雨の日でも集まってくれる友。
○(2)雨の日に友達となった人。雨の日に交友した友達。
○(3)逆境のときにも交友してくれる真の友。
○(4)逆境のときに交友した、強い絆(キズナ)の友達。
参照⇒せんゆう(戦友)(1)
うと
【宇土】
◇[日]Uto
○(1)[地]⇒うとはんとう(宇土半島)
○(2)⇒うとし(宇土市)
○(3)⇒うとぐん(宇土郡)
○(4)⇒うとまち(宇土町)
うど
【ウド】
【独活】
◇[学]Aralia cordata
○[植]セリ目(Apiales)ウコギ科(Araliaceae)タラノキ属(Aral-
ia)の多年草。
茎の高さ約2メートル。
8〜9月、開花。
北海道〜九州、朝鮮半島・中国・カラフト・千島列島の日当
たりのよい斜面に自生。
早春、若い芽を酢ミソ和(ア)えやテンプラなどにして食べる。
栽培もされ、山に生えている野生のものは「ヤマウド(山独活)」
とも呼ぶ。
参照⇒しか(鹿)(4)
◎独活の大木(タイボク):体ばかり大きくて役に立たない人。
ハナウド(セリ科):⇒はなうど(ハナウド,花独活)
シシウド(セリ科):⇒ししうど(シシウド,猪独活)
うーど
【ウード】
◇[アラビア語]ud
○[楽]アラブ諸国の代表的な民族楽器。
鷲の羽根の軸で作った細長い撥(バチ)で弦をはじく撥弦(ハツゲ
ン)楽器で、通常五〜六弦の複調弦。
洋梨形の共鳴胴とフレットをもつ棹(サオ)から成り、ヨーロッ
パのリュートや、中国・日本の琵琶(ビワ)と同系統の楽器。
ヴーどーきょう《ヴーどーけう》
【ヴ−ドー教】
◇voodoo/Voodoo
○[宗]⇒ぶーどぅーきょう(ブードゥー教)
うとく
【有徳】
【有得】
○(1)徳をそなえていること。徳行のすぐれているさま。
○(2)財産があって、暮らしが豊かなこと。
◎有徳人
うとくじん
【有徳人】
○[古]大金持ち。裕福な人。分限者(ブンゲンシャ)。
うとぐん
【宇土郡】
◇[日]Uto Gun
○熊本県中西部、宇土半島にある郡。
三角町(ミスミマチ)・不知火町(シラヌヒマチ)の町。
うどさん
【有度山】
◇[日]Udo San
○[地]静岡県静岡市にある山。標高307メートル。
参照⇒くさなぎ(草薙),にほんだいら(日本平),くのうざん
(久能山)(1)
うとし
【宇土市】
◇[日]Uto Shi
○熊本県中西部、宇土半島基部にある市。
うどじんぐう
【鵜戸神宮】
○宮崎県日南市宮浦にある神社。元官幣大社。
主神はヒコナギサダ(彦波瀲武)ウガヤフキアエズノミコト
((「盧」偏+「鳥」)((「磁」-「石」偏)+「鳥」)草葺不合尊)。
社殿は岩窟内にある。
神宝に、海幸彦・山彦で知られる潮満珠(シオミツタマ)・潮涸珠(シ
オフルタマ)などがある。
参照⇒うみさちやまちさ(海幸山幸)
◎潮満珠は透明な水晶球、潮涸珠は約5〜7センチメートルの
白い円盤を4枚重ねたもの。
うどだにきょうりょう《うどだにけうりやう》
【ウド谷橋梁】
○[交]富山県東部、下新川郡(シモニイカワグン)宇奈月町(ウナヅキマチ)の
宇奈月駅〜欅平(ケヤキダイラ)駅間にある、黒部峡谷鉄道の鉄橋。
長さ約16メートル。
毎年12月1日〜4月19日の冬季、橋は解体され近くのトンネ
ルなどに保管される。
うとないこ
【ウトナイ湖】
◇[日]Utonai Ko
○[地]北海道苫小牧市(トマコマイシ)植苗(ウエナエ)にある湖。
勇払原野の面影を残す湿原地帯で、環境省の鳥獣保護区となっ
ている。
◎1991.12.12(平成 3)ラムサール条約に登録。
うどのたいぼく
【ウドの大木】
【独活の大木】
○[慣用句]体ばかり大きくて、何の役にも立たない人。見掛け
ばかりで能力も体力もなく、何の取り柄もない人。
また、そのような人への蔑称(ベッショウ)。
「はすぼくとう(藕木刀,蓮木刀)」,「独活の大木、藕木刀」とも
呼ぶ。
参照⇒はすぼくとう(藕木刀,蓮木刀)
◎ウドは大きく育つが、茎は柔らかく、大きくなったウドは食
用にもならず何一つ用途がないことから。
うどのたいぼくはすぼくとう《うどのたいぼくはすぼくたう》
【ウドの大木、蓮木刀】
【独活の大木、藕木刀】
【独活の大木、蓮木刀】
○[慣用句]⇒うどのたいぼく(ウドの大木,独活の大木)
うとはんとう《うとはんたう》
【宇土半島】
◇[日]Uto Hanto
○[地]九州西部、北を島原湾に、南を八代海に囲まれた半島。
北西に島原湾を隔てて島原半島があり、南西には天草諸島が連
なる。
うとまち
【宇土町】
◇[日]Uto Machi
○長崎県島原市の地名。
◎熊本県には宇土市(ウトシ)と宇土郡(ウトグン)がある。
うどむるときょうわこく
【ウドムルト共和国】
◇[露]Udmurtskaya Respublika/Respublika Udmurtija、[英]
the Republic of Udmurtia
○ロシア連邦西部の沿ボルガ連邦管区にある自治共和国。ウラ
ル山脈西麓、カスピ海の北方に位置する。
首都はイジェフスク(Izhevsk)。
〈面積〉
4万2,100平方キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元)161万人。
2000(平成12)163万2,500人。
2002(平成14)160万8,100人。
◎ロシア文字は"Удмуртия"。
うどむるとご
【ウドムルト語】
◇Udmurt
○[言]ウラル語族フィン・ウゴル語派の言語。
旧称は「ボチャーク語(Votyak)」。
うーとら
【ウートラ】
◇[露]utro
○(ロシア語で)朝。
◎ロシア文字では"утро"。
◎ドーブロェ・ウートラ(dobroe utro):おはようございます。
うとろ
【ウトロ】
◇[日]Utoro
○(1)北海道東部、網走支庁(アバシリシチョウ)斜里郡(シャリグン)斜里町
(シャリチョウ)の地域名。
地名としてはウトロ香川(カガワ)・ウトロ高原(コウゲン)・ウト
ロ中島(ナカジマ)・ウトロ東(ヒガシ)・ウトロ西(ニシ)がある。
○(2)[俗]⇒うとろちく(ウトロ地区)(2)
うとろちく
【ウトロ地区】
◇[日]Utoro Chiku
○(1)⇒うとろ(ウトロ)(1)
○(2)[俗]京都府宇治市(ウジシ)伊勢田町(イセダチョウ)宇土口にある
朝鮮人集落の俗称。
◎「ロ(ろ)」は「口(くち)」の誤読。
◎1941(昭和16)京都軍用飛行場建設のため朝鮮人労働者の宿舎
が建設。
第二次世界大戦後、福岡などの徴用朝鮮人も集合して朝鮮人
部落を形成。
1988(昭和63)水道が初めて引かれる。
1989(平成元)地権者が京都地方裁判所に土地明渡を訴訟。
2000.12.(平成12)住民側の敗訴が確定。
2007. 9.29(平成19)土地所有者の西日本殖産、住民を支援す
る韓国の市民団体「ウトロ国際対策会議」と東側約1万0,500平方
メートルを約5億円で売却することで合意。当日現在、ウトロ
町内会には65世帯、203人が居住。
★うどん
【うどん】
【饂飩】
○[食]
上方の大工の隠語では「下げ縄」と呼ぶ。
参照⇒にほんさんめいうどん(日本三銘うどん,日本三銘饂飩)
◎うどん粉,手打ちうどん,鍋焼きうどん
◎学校給食の蒸しウドン:⇒そふとめん(ソフトメン,ソフト麺)
★うどんげ
【憂曇華】
◇[梵]udumbara(優曇波羅)の略から。「瑞祥(ズイショウ)」・「希有
(ケウ)」の意味。
○(1)三千年に一度花が咲くというインドの想像上の植物。
この花が咲く時、仏が世に出現するという。
◎憂曇華の花
○(2)(転じて)稀(マレ)にしかない事のたとえに使用する。
○(3)[虫]天井・木の枝にクサカゲロウが産み付けた卵。
○(4)[植]ヒマラヤ山地やセイロン島などに産するイチジクの
一種。
★うどんこびょう《うどんこびやう》
【うどんこ病】
【うどん粉病】
【饂飩粉病】
◇[英]frosty mildew/mildew
○[植][病]ウドンコカビの寄生によって起る植物の病害。
ムギ・マメ・ブドウ・ウリ類などの作物や樹木に起こり、葉
・茎・果実などが子嚢菌で白い粉を噴いたように白くなるもの。
乾燥に強く、多湿には弱い。
「白渋病(シラシブビョウ,シロシブビョウ)」,「おしろいびょう(おしろい病,白粉病)」
参照⇒べとびょう(べと病,露菌病)
うどんたに
【ウドンタニ】
◇Udon Thani
○(1)(Changwat Udon Thani)⇒うどんたにけん(ウドンタニ県)
○(2)タイ王国北東部、ウドンタニ県中央部にある県都。
「ウドーンターニー」とも呼ぶ。
うどーんたーにー
【ウドーンターニー】
◇Udon Thani
○(1)(Changwat Udon Thani)⇒うどんたにけん(ウドンタニ県)
○(2)⇒うどんたに(ウドンタニ)(2)
うどんたにけん
【ウドンタニ県】
◇[タイ語]Changwat Udon Thani、[英]Udon Thani Province
○タイ王国北東部の県。南部をコンケン県(Changwat Khon
Kaen)に接する。
県都はウドンタニ。
「ウドーンターニー県」とも呼ぶ。
〈面積〉
1万1,730平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)145万6,154人。
2000(平成12)146万7,158人(4月1日現在)。
うどーんたーにーけん
【ウドーンターニー県】
◇[タイ語]Changwat Udon Thani、[英]Udon Thani Province
○⇒うどんたにけん(ウドンタニ県)
うながはる
【禹長春】
◇[朝]U Jangchun
○[人]⇒『人名辞典』すなが ながはる(須永 長春)
うなかみまち
【海上町】
◇[日]Unakami Machi
○千葉県北東部、海上郡(カイジョウグン)の町。
★うなぎ
【ウナギ】
【鰻】
○(1)[魚]硬骨魚綱(Osteichthyes)ウナギ目(Anguilliformes)
ウナギ科(Anguillidae)ウナギ属(Anguilla)の川魚の総称。
稚魚は「シラス(白子)」と呼ぶ。
僧侶の隠語では「手巾(シュキン)」。
◎ニホンウナギ([学]Anguilla japonica)。
ヨーロッパウナギ([学]Anguilla anguilla)。
アメリカウナギ([学]Anguilla rostrata)。
オオウナギ([学]Anguilla marmorata)。
アンギラ・ モザンビカ([学]Anguilla mossambica):アフリ
カ産。
◎パラオムカシウナギ([学]Protoanguilla palau):ムカシウ
ナギ科(Protoanguillidae)。
2010(平成22)パラオ共和国のサンゴ礁の水深35メートルにあ
る海底洞窟で約2億年前(中生代三畳紀後期〜ジュラ紀前期)の
形態(イワシからウナギに進化する過程)を残す古代ウナギが発
見。
○(2)[魚]([学]Anguilla japonica)日本産のウナギ。
参照⇒するがすいざん(スルガ海山)
◎英語:イール(eel)。
ドイツ語:アール(Aal)。
フランス語:オギーイェ(anguille)。
イタリア語:アングイッラ(anguilla)。
スペイン語:アンギラ(anguila)。
ロシア語:ウーゲル(ugor')。
中国語:鰻(man)/鰻魚(man'yu)。
〈別種〉
デンキウナギ(電気鰻):⇒でんきうなぎ(デンキウナギ,電気
鰻)
ヤツメウナギ(八目鰻):⇒やつめうなぎ(ヤツメウナギ,八目
鰻)(1)
◎料理:参照⇒うざく(うざく,鰻作)
うなぎのねどこ
【鰻の寝床】
○[慣用句]間口が狭くて奥行の深い、細長い家のたとえ。
◎京都の町屋の形容によく使用される。
うなぎめし
【鰻飯】
○[料]重箱(ジュウバコ)や丼(ドンブリ)の飯(メシ)にウナギ(鰻)の蒲
焼(カバヤキ)をのせたもの。
鰻重(ウナジュウ)や鰻丼(ウナドン)など。
京阪地方の方言では「まむし(真蒸)」、小ぶりの櫃(ヒツ)に入っ
たものを「ひつまむし」と呼ぶ。
◎関東では飯の上に蒲焼を置く。
関西では飯の上と間に入れて、蒲焼が二段になる。
うなぎもく
【ウナギ目】
◇[学]Anguilliformes
○[魚]硬骨魚綱(Osteichthyes)の下位の一分類。
ウナギ科(Anguillidae)・アナゴ科(Congridae)・ハモ科(Mur-
aenesocidae)・ウツボ科(Muraenidae)・ウミヘビ科(Ophichthi-
dae)などの上位。
うなずく《うなづく》
【項突く】
【頷く】
【肯く】
【首肯く】
○(1)首を前に傾ける。
○(2)了解・承諾の意を示して首を縦に振(フ)る。合点(ガッテン)
する。こっくりする。
うなせらでぃとうきょう《》
【ウナ・セラ・ディ東京】
○[楽]岩谷時子作詞、宮川泰作曲の歌謡曲。
歌はザ・ピーナッツ。
◎1964. 6.(昭和39)レコード発売。
うなづき
【宇奈月】
◇[日]Unazuki/Unaduki
○(1)⇒うなづきまち(宇奈月町)
○(2)[交]⇒うなづきえき(宇奈月駅)
うなづきえき
【宇奈月駅】
○[交]富山県下新川郡(シモニイカワグン)宇奈月町(ウナヅキマチ)にある、
黒部峡谷鉄道の駅。
柳橋(ヤナギバシ)駅の次で、ターミナル駅(起点)。
◎富山地方鉄道本線には宇奈月温泉駅がある。
うなづきおんせんえき《うなづきをんせんえき》
【宇奈月温泉駅】
○[交]富山県下新川郡(シモニイカワグン)宇奈月町(ウナヅキマチ)にある、
富山地方鉄道本線の駅。
音沢(オトザワ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
◎黒部峡谷鉄道には宇奈月駅がある。
うなづきまち
【宇奈月町】
◇[日]Unazuki Machi/Unaduki Machi
○富山県東部、下新川郡(シモニイカワグン)の町。
うなべつだけ
【海別岳】
◇[日]Unabetsu Dake
○[地]北海道、根室支庁と網走支庁にまたがる火山。標高1,419
メートル。
うなも
【海面】
○[海]⇒かいめん(海面)
うに
【ウニ】
◇[スオミ語]uni
○(フィンランド語で)夢。
⇒ゆめ(夢)
うに
【ウニ】
【海胆】
【海栗】
○[動]棘皮(キョクヒ)動物ウニ綱(Echinoidea)、ウニ類の総称。
形は栗のイガに似て、海底の岩の間にいる。
古称は「ガゼ(石陰子)」。
参照⇒うに(雲丹)
〈目〉
ガンガゼ目(Diadematoida):参照⇒がんがぜ(ガンガゼ,岩陰
子,岩隠子)
◎英語:シーアーチン(sea urchin)。
中国語:海胆(haidan)。
うに
【雲丹】
○[食]ウニ(海胆)の卵巣(ランソウ)を塩漬けにし酒で練った食品。
参照⇒うに(ウニ,海胆,海栗)
◎練り雲丹
うにおんどすぱるまれす
【ウニオン・ドス・パルマレス】
◇[葡]Uniao dos Palmares
○ブラジル東部、アラゴアス州(Estado de Alagoas)北東部の
町。
南緯9.16°、西経36.03°の地。
もと逃亡奴隷の自治共同体キロンボ(Quilombo)の中心地。
〈人口〉
1996(平成 8)3万4,500人。
2000(平成12)3万7,900人。
2003(平成15)4万0,300人。
うにくれでぃくといたりあーのぎんこう
《うにくれぢくといたりあーのぎんかう》
【ウニクレディト・イタリアーノ銀行】
◇[英]UniCredito Italiano Bank
○[経]イタリア最大手の銀行。
★うにこーる
【ウニコール】
◇[葡]unicorne
○(1)伝説の動物ユニコーン([英]unicorn)のポルトガル語名。
⇒ゆにこーん(ユニコーン)(1)
○(2)[動]海獣イッカク(一角)のポルトガル語名。
⇒いっかく(イッカク,一角)
○(3)
うにこーん
【ウニコーン】
◇[葡]unicorne
○⇒うにこーる(ウニコール)
うにべるじてーと
【ウニベルジテート】
◇[独]Universitaet/Universitat、[英]university
○[教]⇒ゆにばーしてぃー(ユニバーシティー)
うにもぐ
【ウニモグ】
◇[登録商標]Unimog
○[交]ドイツのダイムラー社製オフロード用多目的トラック。
★うぬー
【ウ・ヌー】
◇[ビルマ語]U Nu、[英]Mr.Nu
○[人]ビルマ(現:ミャンマー)の政治家(1907. 5.25〜1995. 2.
14)。
1947. 7.19(昭和22)アウン・サン(Aung San)将軍暗殺に伴い、
7.24制憲議会議長。
1948. 1. 4〜1956. 6.12(昭和23〜昭和31)ビルマ独立に伴い
初代首相(1回目)。
1957. 3. 1〜1958.10.29(昭和32〜昭和33)首相(2回目)。
1960. 4. 4〜1962. 3. 2(昭和35〜昭和37)首相(3回目)。
参照⇒あうんさん(アウン・サン)
★うぬぼれ
【自惚れ】
【自惚】
【己惚】
○
うねうね
【うねうね】
○山並みや道などが上下または左右に幾重(イクエ)にも曲がり続
くさま。
うねび
【畝傍】
◇[日]Unebi
○(1)[地]⇒うねびやま(畝傍山)
○(2)[交]⇒うねびえき(畝傍駅)
うねびえき
【畝傍駅】
○[交]奈良県橿原市(カシハラシ)にある、JR桜井線の駅。
香久山(カグヤマ)駅と金橋(カナハシ)駅の間。
うねびやま
【畝傍山】
◇[日]Unebi Yama
○[地]奈良県橿原市(カシハラシ)の南西部にある小山。標高199メー
トル。
山麓に橿原神宮・神武天皇陵などがある。
◎耳成山(ミミナシヤマ)・香具山(カグヤマ)とともに大和三山の一つ。
うねぼり
【畝堀】
◇[日]unebori
○[歴][建]北条氏が用いた空堀(カラボリ)。
堀に入った敵が空堀を通路のように用いて逃げ回らないよう
に随所に畝と呼ぶ仕切りを設けたもの。
畝を渡って堀を超えないように、畝の上端は極端に幅を狭く
してあった。
うーの
【ウーノ】
【1】
◇[登録商標]Uno([伊]1)
○[交]イタリアのフィアット(FIAT)社製の小型車。
参照⇒ちんくぇちぇんと(チンクェチェント,500),せいちぇ
んと(セイチェント,600)
★うのう《うなう》
【右脳】
◇[英]right brain
○[医]大脳の右側の半球。
知覚・感情など処理する。
⇔さのう(左脳)
うのきえき
【鵜の木駅】
○[交]東京都大田区鵜の木にある東急多摩川線の駅。
沼部(ヌマベ)駅と下丸子(シモマルコ)駅の間。
うのけ
【宇ノ気】
【宇野気】
◇[日]Unoke
○(1)[古]⇒うのけまち(宇ノ気町)
○(2)[交]⇒うのけえき(宇野気駅)
うのけえき
【宇野気駅】
○[交]石川県かほく市にある、JR七尾線(ナナオセン)の駅。
能勢(ノセ)駅(津幡町)と高松(タカマツ)駅と横山(ヨコヤマ)駅の間。
◎旧住所は河北郡(カホクグン)宇ノ気町(ウノケマチ)。
うのけまち
【宇ノ気町】
◇[日]Unoke Machi
○[古]石川県中央部、河北郡(カホクグン)の町。
〈面積〉
31.97平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万2,574人。
◎1948(昭和23)町制施行。
1960(昭和35)金津村を編入。
2004. 3. 1(平成16)河北郡の高松町(タカマツマチ)・七塚町(ナナツカマ
チ)・宇ノ気町の3町が合併して「かほく市」を発足。
うのこく
【卯の刻】
○[古]午前5時ころから午前7時ころ。
参照⇒あけむつ(明六つ,明け六つ),あんちら(安底羅)
◎卯簿(ボウボ),卯酒(ボウシュ),卯飯(ボウハン)
うのすまいえき《うのすまひえき》
【鵜住居駅】
○[交]岩手県釜石市大字釜石にあるJR山田線の駅。
釜石(カマイシ)駅と大槌(オオツチ)駅(大槌町)の間。
うのはな
【卯の花】
○(1)[植]ウツギ(空木)の花。
◎夏の季語。
○(2)[植]ウツギ(空木)の別称。
⇒うつぎ(ウツギ,空木,卯木)
○(3)[料]トウフ(豆腐)を作る際の大豆の絞り滓(カス)。
⇒きらず(豆滓,雪花菜)
○(4)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は白、裏は萌黄(モエギ)また
は青。
陰暦の四月ころに用いた。
「うのはながさね(卯の花襲)」とも呼ぶ。
うのはながさね
【卯の花襲】
○[服]⇒うのはな(卯の花)(4)
うのひ
【卯の日】
○[暦]十二支の卯にあたる日。
参照⇒にいなめさい(新嘗祭)
◎五月の卯の日:⇒かんにち(坎日)
うのまちえき
【卯之町駅】
○[交]⇒じぇーあーるうのまちえき(JR卯之町駅)
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