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                    PDD図書館管理番号       0001.0063.0000.20

                 百   科   辞   書   《とうた》    編集:獨  澄旻

-------- とうた ------------------------------------------------
★とうだい
	【灯台】
	【燈台】
	○[海]航路標識の一種。
	 参照⇒とうひょう(灯標),りっぴょう(立標)
	◎灯台記念日:11月1日。日本初の洋式灯台である観音埼灯
	台の着工日を記念するもの。
	◎日本最初の洋式灯台は、1869(明治 2)三浦半島の観音埼(カンノ
	ンザキ)灯台。
	 参照⇒かんのんざきとうだい(観音埼灯台,観音崎灯台)
	◎集光レンズ:参照⇒ふれねるれんず(フレネル・レンズ)
	◎2007. 3.16(平成19)海上保安庁、沖ノ鳥島の灯台(日本最南
	端)の運用を開始。
	◎英語では「ライトハウス(lighthouse)」。
	 ロシア語では「マヤーク(mayak)」。
	◎電波灯台:⇒ろらん(ロラン,loran,LORAN)
[1]とうだい
	【東大】
	○(1)[教]東京大学の略称。
	 ⇒とうきょうだいがく(東京大学)
	○(2)[古][教]東京帝国大学の略称。
	 ⇒とうきょうだいがく(東京大学)
[2]とうだい
	【東大】
	◇[中]Dongda
	○[教]台湾の東海大学の略称。
	 ⇒とうかいだいがく(東海大学,東海大學)
どうたい《だうたい》
	【道諦】
	○[仏]四諦の一つ。
	 ⇒したい(四諦)
どうだい
	【胴台】
	○[運]剣道防具の胴で、腹部をおおう部分。
	◎胸をおおう部分は胴胸(ドウムネ)。
とうだいいし
	【灯台石】
	○手燭石の別称。
	 ⇒てしょくいし(手燭石)
とうだいぐさ
	【トウダイグサ】
	【灯台草】
	◇[学]Euphorbia helioscopia
	○[植]キントラノオ目(Malpighiales)トウダイグサ科(Euphor-
	biaceae)トウダイグサ属(Euphorbia)の多年草。
	 草丈約30センチメートル。
	 3〜5月に開花。
	 切り口から出る乳液で皮膚がかぶれる有毒植物。
	 北半球の各地に分布。
	◎英語:サンスパージ(sun spurge)/ウォートウィード(wart-
	weed)/ウォートウァート(wartwort)/デビルズミルク(devil's 
	milk)。
	〈主なトウダイグサ属〉
	 ノウルシ(野漆)(Euphorbia adenochlora)。
	 スナジタイゲキ(砂地大戟)(Euphorbia chamissonis)。
	 ショウジョウソウ(猩々草)(Euphorbia cyathophora)。
	 マルミノウルシ(丸実野漆)(Euphorbia ebracteolata)。
	 ハツユキソウ(初雪草)(Euphorbia marginata)。
	 ハナキリン(花麒麟)(Euphorbia milii)。
	 オオニシキソウ(大錦草)(Euphorbia maculata)。
	 タカトウダイ(高燈台)(Euphorbia pekinensis)。
	 コニシキソウ(小錦草)(Euphorbia supina)。
★とうだいじ
	【東大寺】
	○奈良県奈良市にある華厳宗総本山。
	 「総国分寺」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぶってつ(仏哲,仏徹)
	〈大仏殿〉
	  743(天平15)聖武天皇の盧舎那仏造顕の詔(ミコトノリ)が発せら
	れる。
	  749(天平21)大仏が完成。
	  751(天平勝宝 3)大仏殿が完成。幅11間(約86メートル)、奥
	行き7間(約50メートル)、高さ約47メートル。
	 1567(永禄10.10.)松永久秀(マツナガ・ヒサヒデ)の手により焼失。
	 1709(宝永 6)正面が11間から7間(約57メートル)に縮小され
	て再建。奥行き約50メートル、高さ約48メートル。
	〈鐘楼〉
	 1210(承元 4)ころ、建立。
	 1897(明治30)国宝に指定。
	◎ 752(天平勝宝 4. 4. 9)大仏開眼供養。
	  855(斉衡 2)大仏の頭が落ちる。
どうたいしん
	【同対審】
	○同和対策審議会の略称。
	 ⇒どうわたいさくしんぎかい(同和対策審議会)
とうだいのうじょう《とうだいのうぢやう》
	【東大農場】
	○[教][農]⇒とうきょうだいがくのうじょう(東京大学農場)
どうだいらさん《だうだひらさん》
	【堂平山】
	○[地]埼玉県秩父郡(チチブグン)東秩父村と比企郡(ヒキグン)小川町
	(オガワマチ)・都幾川村(トキガワムラ)の境にある山。標高874メートル。
とうたく
	【東拓】
	○[歴]⇒とうようたくしょくかぶしきがいしゃ(東洋拓殖株式
	会社)
とうたく
	【董卓】
	◇[中]Dong Zhuo
	○[人]中国、後漢(Hou Han)末の将軍(?〜 192)。字(アザナ)は
	仲穎(Zhongying)(チュウエイ)。臨(三水+「兆」)(Lintao)(リントウ)(現:
	甘粛省<カンシュクショウ>南部の岷県<ビンケン>)の人。
	 霊帝(Ling Di)(レイテイ)の死後、強力な軍隊を背景に何太后(He 
	Taihou)を殺し、少帝弁(Shaodi Bian)を廃して献帝(Xian Di)
	(ケンテイ)を擁立し、一時政権を掌握。
	 のち部下で養子の呂布(Lyu Bu)(リョ・フ)に殺された。
★どうたく
	【銅鐸】
	○[歴]弥生式時代の日本特有の青銅製品。釣り鐘(ガネ)を少し
	押しつぶしたような扁(ヘン)円筒型。
	 扁円筒の本体は「身(ミ)」、半円形の上部は「鈕(チュウ)」、両側の
	帯状の部分は「鰭(ヒレ)」と呼び、また鈕と鰭には渦巻文のある
	「飾り耳」が付くものもある。中に吊り下げる「舌(ゼツ)」の穴は
	上壁にあるが、舌そのものは失われている。
	 鳴り物の楽器としてより、祭器・宝物として扱われていたと
	考えられている。
	 「宝鐸(ホウチャク,ホウタク)」とも呼ぶ。
	◎出土した銅鐸の多くは、部落から離れた山ふところのめだた
	ない場所の斜面から発見されている。ある目的を持って廃棄さ
	れたと考えられている。
	◎南鮮で唯一発見された銅鐸もあるが、日本から渡ったものら
	しい。
	◎「鐸」は「さなぎ」とも読む。
どうだん
	【ドウダン】
	【満天星】
	○[植]ドウダンツツジの別称。
	 ⇒どうだんつつじ(ドウダンツツジ,灯台躑躅,燈台躑躅,満天
	星)
どうだんつつじ
	【ドウダンツツジ】
	【灯台躑躅】
	【燈台躑躅】
	【満天星】
	◇[学]Enkianthus perulatus
	○[植]ツツジ目(Ericales)ツツジ科(Ericaceae)ドウダンツツ
	ジ属(Enkianthus)の落葉低木。
	 樹高4〜6メートル。枝はよく分枝する。
	 葉は倒卵形で、枝先にやや輪生状に付く。
	 春、若葉とともに花柄を出し、壺形で黄みを帯びた白色の小
	花を多数下垂する。
	 本州の静岡県〜和歌山県・四国・九州の鹿児島県に山地に自
	生。また、紅葉が美しく、庭木として広く観賞用に栽培。
	 「ドウダン(満天星)」,「フデノキ(筆の木)」とも呼ぶ。
	◎「ドウダン」は「とうだい(灯台)」の転訛で、分枝した形が灯台
	の脚に似ていることから。
	 近縁種:参照⇒さらさどうだん(サラサドウダン,サラサ灯台,
	更紗ドウダン,更紗灯台,更紗燈台)
	◎春の季語。
★とうたんぱくしつ《たうたんぱくしつ》
	【糖タンパク質】
	【糖蛋白質】
	◇[英]glycoprotein
	○[生化]糖やその誘導体が化学的に結合している複合タンパク
	質の総称。
	 「グリコプロテイン」とも呼ぶ。
どぅーちぇ
	【ドゥーチェ】
	◇[伊]Duce
	○⇒どーちぇ(ドーチェ)
	◎「指導者」の意味。
とうちけん
	【統治権】
	◇[英]sovereignty
	○国家を統治する権力。国土・人民を合法的に支配する権利。
	 「主権」とも呼ぶ。
	◎大日本帝国憲法では天皇の大権とされていた。
とうちさ《たうちさ》
	【トウチサ】
	【唐萵苣】
	○[植]フダンソウ(不断草)の別称。
	 ⇒ふだんそう(フダンソウ,不断草,恭菜)
とうぢさ《たうぢさ》
	【トウヂサ】
	【唐萵苣】
	○[植]フダンソウ(不断草)の別称。
	 ⇒ふだんそう(フダンソウ,不断草,恭菜)
とうちしゃ《たうちしや》
	【トウチシャ】
	【唐萵苣】
	○[植]フダンソウ(不断草)の別称。
	 ⇒ふだんそう(フダンソウ,不断草,恭菜)
★どうちちゅうこう
	【同治中興】
	◇[中]Tongzhi zhongxing
	○[歴]中国清朝の同治年間(1861〜1874)に行われた政治改革。
	 太平天国の乱を平定、洋務運動を推進し、海軍力を増強し、
	清朝の政情は一時安定した。
	 参考⇒どうちてい(同治帝),ようむうんどう(洋務運動)
	◎西太后(セイタイコウ)の下で行われた。
★どうちてい
	【同治帝】
	◇[中]Tongzhi Di
	○[人]中国の清朝(Qing Zhao)の第10代皇帝(1856〜1875)。在
	位:1861〜1874。廟号(ビョウゴウ)は穆宗(Mu Zong)(ボクソウ)。父
	は第9代咸豊帝(カンポウテイ)(Xianfeng Di)(文宗)、母は西太后
	(Xi Taihou)(セイタイコウ)。
	 5歳で即位。生母の西太后が実権を握る。
	 参照⇒どうちちゅうこう(同治中興)
どうちのちゅうこう
	【同治の中興】
	○[歴]⇒どうちちゅうこう(同治中興)
とうちゃくびざ《たうちやくびざ》
	【到着ビザ】
	◇[英]visa on arrival
	○ビザなしで入国した場合、その港・空港で直接発行するビザ。
	 発行する国と場所(港・空港)に制限があり、また発行される
	側の国籍も限定されている。
	 略称は「VOA」。
とうちゃぞく
	【トウチャ族】
	【土家族】
	◇[中]Tujia Zu/Tujiazu
	○中国中央部、主に湖北省(Hubei Sheng)・湖南省(Hunan Sheng)
	に居住する少数民族。
	 「トゥチャ族」とも呼ぶ。
	◎トゥ族(土族<Tu Zu>)は別族。
とぅちゃぞく
	【トゥチャ族】
	【土家族】
	◇[中]Tujia Zu/Tujiazu
	○⇒とうちゃぞく(トウチャ族,土家族)
とうちゅうかそう《とうちゆうかさう》
	【冬虫夏草】
	◇[中]dongchong xiacao、[学]Codyceps sinensis
	○[生]子嚢菌(シノウキン)類または不完全菌類のなかで、土中の昆
	虫の幼虫やクモ(蜘蛛)などに寄生し、棍棒状などの子実体(シジッ
	タイ)を地上に形成するキノコの総称。
	 セミタケ・ツクツクボウシタケ・クモタケ・サナギタケ・ハ
	チタケ・トゲアリタケなど、宿主である虫の違いなどによって
	300〜400種類あるという。
	 乾燥させた漢方薬は、不老長寿の精力剤・強精薬などとして
	中国で古くから珍重されてきた。
	 成分に心肺機能の向上や抗ストレスなどがある。
	 「コルディセプス」,「コルジセプス」とも呼ぶ。
	 参照⇒せんちゅうほしょくきん(線虫捕食菌)
	◎冬に寄生された虫は生きているが寄生菌の成長とともに殺さ
	れ、初夏のころにはキノコを形成することから、中国でかつて
	は、冬は虫で夏には草になると考えられていた。
★どうちゅうき《だうちゆうき》
	【道中記】
	○江戸時代のお伊勢参りなどの旅行ガイド。多数出版されてい
	た。
	 参照⇒とうかいどうちゅうひざくりげ(東海道中膝栗毛)
どうちゅうげた《だうちゆうげた》
	【道中下駄】
	○[服]駒下駄(コマゲタ)の一種。
	 花魁(オイラン)が顔見せの道中(花魁道中)に履(ハ)いた、三枚歯
	の塗り下駄。
	 参照⇒こまげた(駒下駄),おいらんどうちゅう(おいらん道中,
	花魁道中)
とうちゅうこうざん《たうちゆうくわうざん》
	【桃沖鉱山】
	【桃沖礦山】
	○[鉱]⇒とうちゅうてつざん(桃沖鉄山,桃沖鐵山)
★とうちゅうじょ
	【董仲舒】
	◇[中]Dong Zhongshu
	○[人]中国、前漢の儒学者(BC. 179ころ〜BC. 104ころ)。
	 参照⇒くようがく(公羊学)
★とうちゅうてつざん《たうちゆうてつざん》
	【桃沖鉄山】
	【桃沖鐵山】
	◇[中]Taochong tieshan
	○[鉱]中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)東部の馬鞍山
	市(Maanshan Shi)にある鉄鉱山。
	 「とうちゅうこうざん(桃沖鉱山,桃沖礦山)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ちゅうにちじつぎょう(中日実業)
どうちゅうひざくりげ《だうちゆうひざくりげ》
	【道中膝栗毛】
	○[文]十返舎一九(ジッペンシャ・イック)著『東海道中膝栗毛』の略称。
	 ⇒とうかいどうちゅうひざくりげ(東海道中膝栗毛)
とうちょう《とうてう》
	【東朝】
	○[歴][通]東京朝日新聞の略称。
	 ⇒あさひしんぶんしゃ(朝日新聞社)
とうちょう《たうてう》
	【唐朝】
	◇[中]Tang Chao
	○[歴]⇒とう(唐)(1)
とうちょう《たうちやう》
	【盗聴】
	○ぬすみ聴(ギ)きすること。
	 「窃聴(セッチョウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒せっし(窃視)
	◎電波による盗聴の場合、発信機は比較的簡単に探知できるが、
	受信機は発見が難しく、さらに受信していたことの証明は録音
	されている場合を除くとほぼ不可能。
	◎1970(昭和45)共産党委員長の宮本顕治宅の電話盗聴事件、発
	覚。
	 1985. 4.22(昭和60)東京地裁、宮本宅盗聴事件に創価学会副
	会長故北条浩の関与を認定。
	 1986.11.27(昭和61)共産党国際部長の緒方靖夫宅の電話盗聴
	事件、発覚。
	 1987. 8. 4(昭和62)神奈川地検、緒方宅盗聴事件に現職の県
	警公安警察官5人の関与を認定するが起訴猶予に決定。
	 参照⇒つうしんぼうじゅほう(通信傍受法)
	◎アメリカ:⇒えふあいえすえー(FISA),えしゅろん(エシュ
	ロン)(3)
とうちん
	【東浄】
	○(1)禅寺で、東序(トウジョ)に属する僧の用いる便所。
	 「とうす(東司,登司)」とも呼ぶ。
	 参照⇒せいちん(西浄)
	○(2)(転じて、一般に)便所の別名。
	 参照⇒べんじょ(便所)
	◎「ちん(浄)」は唐音。「とうじょう(東浄)」とも読む。
とうちんこう《とうちんかう》
	【透頂香】
	○[薬]⇒ういろうぐすり(外郎薬)
★どうづき
	【胴突き】
	【胴突】
	◇[日]dozuki/do zuki
	○(1)[建]土を突き固める作業。
	○(2)[建]土を突き固める道具の蛸胴突きの別称。
	 ⇒たこどうつき(蛸胴突き,蛸胴突)
とぅってぃ
	【トゥッティ】
	◇[伊]tutti(全てで)
	○[楽]協奏曲などで、演奏者・合唱者全員が同時に演奏・合唱
	に参加すること。また、その指示・その部分。
	 「テュッティー」,「総奏(ソウソウ)」とも呼ぶ。
	 ⇔[1]そろ(ソロ)(1)
とぅでー
	【トゥデー】
	◇[英]today
	○(1)今日・本日。
	 「トゥデイ」,「ツデー」とも呼ぶ。
	○(2)現代・現在。
	 「トゥデイ」,「ツデー」とも呼ぶ。
とうてい
	【東帝】
	◇[中]Dongdi
	○青帝(Qingdi)の別称。
	 ⇒せいてい(青帝)
[1]とぅでい
	【トゥデイ】
	◇[英]today
	○⇒とぅでー(トゥデー)
[2]とぅでい
	【トゥデイ】
	◇[登録商標]Today
	○[交]ホンダ(本田技研工業)社製の軽商用車(四輪車)。
	◎1985. 9.11(昭和60)軽商用車(排気量545cc)発売。
	 2002. 8.(平成14)中国の合弁工場(新大州本田摩托有限公司)
	で製造したスクーター(排気量49cc)を9万4,800円で販売。
どうてい
	【同定】
	◇[英]identification
	○(1)ある事物と他の事物とに同一性があると認定すること。
	○(2)[生]生物の分類上で、所属(分類)・名称を決定すること。
	 参照⇒しすてまてぃっく(システマティック)(3)
	○(3)[化]混合物から単離した物質が何であるかを分析・判定
	すること。
★どうていこ
	【洞庭湖】
	◇[中]Dongting Hu、[英]Tungting Lake
	○[地]中国中央部、湖南省(Hunan Sheng)(コナンショウ)の北東部に
	ある大湖。面積は最大時約3,750平方キロメートル。
	 汨羅江(Miluo Jiang)・湘江(Xiang Jiang)など九つの川が注
	(ソソ)ぐことから、旧称は「九江(Jiujiang)(キュウコウ)」。
	 「トンチンフー(洞庭湖)」とも呼ぶ。
	 参照⇒りゅうき(柳毅)
とうでいせき
	【澄泥石】
	◇[中]chengnishi
	○[鉱]中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)南部の蘇州
	市(Suzhou Shi)(ソシュウシ)霊岩山(霊巌山)(Lingyan Shan)西麓で
	産出する凝灰岩(ギョウカイガン)。
	 硯(スズリ)や壺(ツボ)などに加工・彫刻される。
	 「れいがんせき(霊岩石,霊巌石)」とも呼ぶ。
	 参照⇒たいこ(太湖)
どうてきらむ
	【動的RAM】
	◇[英]dynamic RAM/dynamic random access memory
	○[計]⇒でぃらむ(DRAM)
とうてつ《とをてつ》
	【十鉄】
	○[古][交]十和田観光電鉄の略称。
	 ⇒とわだかんこうでんてつ(十和田観光電鉄)
とうでら《たうでら》
	【唐寺】
	○長崎の崇福寺の別称。
	 ⇒そうふくじ(崇福寺)
とうでん
	【東電】
	○[電]東京電力の略称。
	◎「中電(チュウデン)」は中部電力、「関電」は関西電力、「四電(ヨンデ
	ン)」は四国電力。
とうでんぐらふ
	【東電グラフ】
	○[歴][電]東京電力の広報誌。
	 無料で配布され、電力・電気・電気製品などの知識の普及に
	貢献。
	 「TEPCO(テプコ)」に改称後、編集方針を変えて電気に関係
	のない単なる生活用品などの紹介誌に変貌し、読者を失って廃
	刊。
	◎1953(昭和28)創刊。
	 1991(平成 3)1月号から「TEPCO」に改称。
	 2008(平成20)3月号(第651号)で廃刊。
とうてんこう
	【東天紅】
	◇[中]dongtianhong
	○(1)夜明けを知らせるニワトリ(鶏)の鳴き声。
	◎「東の空(東天)が紅(アカ)くなる」の意味に掛(カ)けたもの。
	○(2)[農]ニワトリ(鶏)の長鳴鶏(ナガナキドリ)の一品種。高知(土
	佐)原産。日本三大長鳴鶏の一つ。
	 鳴き声が高く豊かで抑揚があり、長く約20秒も継続するもの
	もある。
	 参照⇒にほんさんだいながなきどり(日本三大長鳴鶏)
	◎東方紅は中国の準国歌。
とうと
	【東都】
	○(1)東方の都。
	○(2)[古]洛陽(ラクヨウ)の別称。
	 ⇒らくようし(洛陽市)
	○(3)京都に対し、江戸または東京の別称。
	◎東都大学野球
とうど《たうど》
	【唐土】
	◇[中]Tangtu
	○[古]日本からの中国の別称。
	 「唐山(トウザン)」とも呼ぶ。
とうど《たうど》
	【陶土】
	◇[英]china clay
	○[鉱]陶磁器の原料となる粘土の総称。
	 「陶石(トウセキ)」,「白土(ハクド)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かおりん(カオリン),はくど(白土)(2)
とぅとあんくあめん
	【トゥトアンクアメン】
	◇Tut-ankh-Amen
	○[人]⇒つたんかーめん(ツタンカーメン)
とぅとあんくあもん
	【トゥトアンクアモン】
	◇Tut-ankh-Amun
	○[人]⇒つたんかーめん(ツタンカーメン)
とうどう《たうだう》
	【当道】
	○(1)この道。自分の学ぶ道。
	○(2)([中]dangdao)漢方で、内科の称。
	○(3)[歴]中世以降、幕府の公認で組織された盲人の職能団体
	(座)。
	 琵琶(ビワ)・箏曲(ソウキョク)・三弦(サンゲン)・鍼灸(シンキュウ)・按摩
	(アンマ)・導引(インドウ)の職業を専有化し、所属する盲人に盲官(モ
	ウカン)を授与した。
	 「当道座」とも呼ぶ。
	 参照⇒もうかん(盲官),そうろく(総録,惣録),しょくやしき
	(職屋敷),ざとう(座頭)(2),びわほうし(琵琶法師)
	◎第58代光孝(コウコウ)天皇の皇子、雨夜親王(アマヨノシンノウ)の子孫と
	いわれる久我家の保護を受け、雨夜尊(アマヨノミコト)を祖神とする。
	 参照⇒くがけ(久我家)
	◎江戸時代には盲官も事実上売買されていた。
	 1871(明治 4)廃止。
とうどう《たうだう》
	【淘道】
	○⇒とうきゅうじゅつ(淘宮術)
どうとう《だうとう》
	【道東】
	◇[日]Doto
	○[地]北海道の東部地域。
	 参照⇒どうせい(道西)
どうどう
	【どうどう】
	◇[英]there,there
	○牛馬を止めるときの掛け声。
	 参照⇒はいし(はいし),こうこう(こうこう)
	◎はいしどうどう,はいどう
	◎中国語:吁(yu)。
どうどう《だうだう》
	【道道】
	○[交]北海道が敷設・保全・維持管理する道路。
	 他県の県道に相当する。
	◎都道府県道
とぅとぅいらとう《つついらたう》
	【トゥトゥイラ島】
	◇[英]Tutuila Island
	○[地]⇒つついらとう(ツツイラ島)
とうとうきき《とうたうきき》
	【東陶機器】
	○[古][経]⇒とーとー(TOTO)
とうどうざ《たうだうざ》
	【当道座】
	○[歴]⇒とうどう(当道)(3)
とうどく
	【東独】
	◇[英]East Germany
	○[歴][俗]⇒どいつみんしゅきょうわこく(ドイツ民主共和国)
★どうとく《だうとく》
	【道徳】
	○(1)
	○(2)[教]教科目の一つ。
	 参照⇒どうとくきょういく(道徳教育)
	○(3)[交]⇒どうとくえき(道徳駅)
どうとくえき《だうとくえき》
	【道徳駅】
	○[交]愛知県名古屋市南区豊田(トヨダ)にある名鉄常滑線(トコナメセ
	ン)の駅。
	 豊田本町(トヨダホンマチ)駅と大江(オオエ)駅の間。
どうとくきょう《だうとくきやう》
	【道徳経】
	○⇒ろうし(老子)(2)
★どうとくきょういく《だうとくけういく》
	【道徳教育】
	○[教]
	 1958. 3.18(昭和33)文部省は道徳教育実施要綱を通達。反対
	の声が多かった。
	 参照⇒しゅうしん(修身)
どうとくさいぶそううんどう《だうとくさいぶさううんどう》
	【道徳再武装運動】
	◇[英]Moral Re-Armament
	○[宗]⇒[2]えむあーるえー(MRA)
どうとくは《だうとくは》
	【道徳派】
	○[仏]チベット仏教(ラマ教)の黄教派(黄帽派)の別称。
	 ⇒こうきょう(黄教)
とうどたい
	【凍土帯】
	◇[英]tundra
	○[地]⇒つんどら(ツンドラ)
とうとろくじぞう《とうとろくぢざう》
	【東都六地蔵】
	○1691(元禄 4)空無(クウム)上人が勧化(カンゲ)した江戸東部の六
	地蔵。
	 1番目は文京区向丘2丁目の瑞泰寺。
	 2番目は文京区千駄木1丁目の専念寺。本堂は戦災で消失。
	 3番目は荒川区西日暮里3丁目の浄光寺(別称、雪見寺)。
	 4番目は府中市紅葉丘2丁目の心行寺。下谷七軒町にあった
	が、消滅。
	 5番目は台東区上野公園の福聚院、慈眼堂。消滅。
	 6番目は台東区浅草2丁目の正智院。消滅。
	 現存するのは2番目の専念寺と3番目の浄光寺で、1番目の
	瑞泰寺の地蔵は戦災で失われたが1986(昭和61)に再建された。
	 「江戸六地蔵」とも呼ぶ。
	 参照⇒えどろくじぞう(江戸六地蔵)(1),ろくあみだ(六阿弥
	陀)
★とうな《たうな》
	【トウナ】
	【唐菜】
	◇[学]Brassica campestris var.toona
	○[植][農]フウチョウソウ目(Brassicales)アブラナ科(Bras-
	sicaceae)の一、二年生葉菜。
	 ハクサイの仲間で、非結球。
	 葉は大きく肉厚で柔らかい。茎も柔らかく、主に漬物にされ
	る。
	 品種はミカワシマナ・ヒロシマナ・オオサカナなど。
	 「フユナ(冬菜)」,「インゲンナ(隠元菜)」,「チリメンハクサイ
	(縮緬白菜)」,「トウジンナ(唐人菜)」,「トウシロナ(唐白菜)」,
	「シロナ(白菜)」とも呼ぶ。
とうなす《たうなす》
	【唐茄子】
	○(1)[植][農]カボチャ(南瓜)の別称。
	 ⇒かぼちゃ(カボチャ,南瓜)
	○(2)人をののしって呼ぶ言葉。
とうなん《たうなん》
	【盗難】
	○金品を盗まれること。その災難。
	◎2003. 9.18(平成15)日本損害保険協会、10月7日を「盗難
	防止の日」に選定。
どうなん《だうなん》
	【道南】
	○(1)北海道の南部地域。
	 ⇔どうほく(道北)(1)
	○(2)(特に)渡島(オシマ)支庁・桧山支庁の地域。
とうなんあじあゆうこうきょうりょくじょうやく
	《とうなんあじあいうかうけふりよくでうやく》
	【東南アジア友好協力条約】
	◇[英]Treaty of Amity and Co-operation in Southeast Asia
	○ASEAN(東南アジア諸国連合)と加盟国の安全保障・経済
	協力を求める国際条約。
	 略称は「TAC」。
	◎1976(昭和51)締結。
	 1998(平成10)改定でASEAN以外の国も条約加盟が可能と
	なる。
	 2003.10.(平成15)中国とインド、加盟。
	 2003.11.(平成15)日本、加盟を表明。
とうなんかいじしん《とうなんかいぢしん》
	【東南海地震】
	○[歴][地]1944.12. 7(昭和19)熊野灘の北緯33.7°・東経
	136.2°を震源とするマグニチュード8.0の大地震。
	 死者・行方不明者は計1,223人。
	 「昭和東南海地震」とも呼ぶ。
	 参照⇒あんせいじしん(安政地震)
	◎マグニチュード7.9とも。
とうなんすらうぇししゅう《とうなんすらゑししう》
	【東南スラウェシ州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Sulawesi Tenggara、[英]South 
	East Sulawesi Province
	○⇒すらうぇしとぅんがらしゅう(スラウェシトゥンガラ州,ス
	ラウェシ・トゥンガラ州)
とうなんてん《たうなんてん》
	【トウナンテン】
	【唐南天】
	○[植]ヒイラギナンテン(柊南天)の別称。
	 ⇒ひいらぎなんてん(ヒイラギナンテン,柊南天)
とうなんぼうしのひ《たうなんばうしのひ》
	【盗難防止の日】
	○[暦]10月7日。
	◎2003. 9.18(平成15)日本損害保険協会が選定。
とうにじ《たふにじ》
	【塔爾寺】
	【塔尓寺】
	◇[中]Ta'ersi、[英]Kumbum Temple
	○⇒たーるじ(タール寺,塔爾寺,塔尓寺)
とうにち
	【東日】
	○[歴]東京日日新聞の略称。
	 ⇒とうきょうにちにちしんぶんしゃ(東京日日新聞社)
どうにもとまらない
	【どうにもとまらない】
	○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、都倉俊一作曲の歌謡曲。
	 歌は山本リンダ。
	◎1972. 6.(昭和47)発売。
どぅにや
	【ドゥニヤ】
	◇[トルコ語]dunya(デュニヤ)
	○⇒でゅにや(デュニヤ)
どうにょうかん《だうねうくわん》
	【導尿管】
	○[医]膀胱(ボウコウ)から尿を体外に導く管(カテーテル)。
	 「導尿子(ドウニョウシ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かてーてる(カテーテル)
どうにょうし《だうねうし》
	【導尿子】
	○[医]⇒どうにょうかん(導尿管)
★とうにょうびょう《たうねうびやう》
	【糖尿病】
	◇[学]diabetes mellitus
	○[病]アミロイドーシスの一種。生活習慣病の一つ。
	 小中学生でも発病する。
	 渇き・多飲・頻尿などの症状がある。
	 血行障害によって熱さを感じにくくなり、ヤケドをすること
	もある。
	 また、骨のコラーゲンが糖化してもろくなり、骨折の危険度
	も増す。
	 参照⇒いんすりん(インスリン),らんたす(ランタス),まごっ
	とせらぴー(マゴット・セラピー),へもぐろびんえーわんしー
	(ヘモグロビンA1c)
	◎約60%の患者に嗅覚低下が認められる。
	◎1型(インスリン依存型):遺伝性・免疫異常。小児期の発症
	が多い。
	 2型:肥満・運動不足・ストレスなどの生活習慣に起因。日
	本では95%以上。ただし、西洋人では関係ない遺伝子でも東洋
	人には発病に関与する遺伝子が13個発見されている。
	〈三大合併症〉
	 糖尿病網膜症(retinopathia diabetica)。
	 糖尿病腎症。
	 糖尿病神経症。
	◎世界糖尿病デー:11月14日。
	 2006.12.(平成18)国連決議で採択され、2007.11.14(平成19)
	第一回世界糖尿病デー。
	◎国際糖尿病連合:IDF(International Diabetes Federa-
	tion)。
	◎2008(平成20)国立国際医療センターや理化学研究所などの2
	つのチーム、2型糖尿病にかかわる遺伝子を発見。
とうぬの《たうぬの》
	【唐布】
	◇[英]chinese cloth
	○(1)舶来の木綿布。
	○(2)⇒かんれいしゃ(寒冷紗)
どうねん
	【動燃】
	○[古][原]動力炉核燃料開発事業団の略称。
	 ⇒かくねんりょうさいくるかいはつきこう(核燃料サイクル
	開発機構)
とうのさわ《たふのさは》
	【塔之澤】
	◇[日]Tonosawa
	○(1)神奈川県足柄下郡(アシガラシモグン)箱根町(ハコネマチ)の地名。
	○(2)[交]⇒とうのさわえき(塔ノ沢駅)
とうのさわえき《たふのさはえき》
	【塔ノ沢駅】
	○[交]神奈川県足柄下郡(アシガラシモグン)箱根町(ハコネマチ)塔之澤(トウ
	ノサワ)にある、箱根登山鉄道の駅。
	 箱根湯本駅と大平台(オオヒラダイ)駅の間。
とうのさわおんせん《たふのさはをんせん》
	【塔ノ沢温泉】
	○神奈川県足柄下郡(アシガラシモグン)箱根町(ハコネマチ)にある温泉。
	箱根七湯(シチトウ)の一つ。泉質は単純泉。
	 参照⇒はこねしちとう(箱根七湯)
とうのじょか《たうのじよくわ》
	【唐の女禍】
	○[歴]⇒ぶいのか(武韋の禍)
とうのすやま《たふのすやま》
	【多峯主山】
	◇[日]Tonosu Yama
	○[地]埼玉県飯能市(ハンノウシ)の北西、日高市の境近くにある標
	高271メートルの山。
	◎山頂には三等三角点があり、近くに経塚がある。
	 源義経の母常盤御前(トキワゴゼン)に因(チナ)む話が多い。
	 付近を「常盤平(トキワダイラ)」とも呼ぶ。
	◎東南に天覧山(テンランザン)がある。
	 参照⇒てんらんざん(天覧山)
とうのだけ《たふのだけ》
	【塔ノ岳】
	◇[日]Tonodake
	○[地]⇒とうがだけ(塔ヶ岳)
とうのみね《たふのみね》
	【多武峰】
	◇[日]Tonomine
	○[地]奈良県桜井市南部、奈良盆地南東端にある山。標高619
	メートル。山頂は御破裂(ゴハレツ)山。
	 「談山(ダンザン,タンザン)」,「五台山(ゴダイサン)」とも呼ぶ。
	 「談武峰」,「田武峰」,「塔の峰」とも書く。
	◎藤原鎌足(カマタリ)が山上の藤樹の蔭で中大兄(ナカノオオエ)皇子(天
	智天皇)と蘇我(ソガ)氏討伐の談合をしたので、談山(カタライヤマ)と
	称したという伝説がある。
	 山腹に鎌足の墓所と、これを祀(マツ)る談山(ダンザン)神社があ
	る。
	 参照⇒だんざんじんじゃ(談山神社)
	◎桜井線の桜井駅からバスが通じ、桜や紅葉の名所。
とうのみねしゃ《たふのみねとや》
	【多武峰社】
	○⇒だんざんじんじゃ(談山神社)
とうのみねだいみょうじん《たふのみねだいみやうじん》
	【多武峰大明神】
	○⇒だんざんじんじゃ(談山神社)
とうば《たふば》
	【トウバ】
	【塔婆】
	○[魚]⇒さかたざめ(サカタザメ,坂田鮫)
★とうば《たふば》
	【塔婆】
	◇[梵]stupa(ストゥーパ)
	○
	◎「卒塔婆(ソトバ)」の略。
	◎栃木県の清巖寺には1312年製の鋳鉄製大塔婆があり、高さは
	3.3メートル、幅は0.3メートル、国の重要文化財に指定されて
	いる。
とうば
	【東坡】
	○(1)[人]([中]Dongpo)蘇軾(Su Shi)の号。
	 ⇒そしょく(蘇軾)
	○(2)[食]ミソ(味噌)の別称。
	 ⇒みそ(ミソ,味噌)
	◎蘇軾とその父と弟の総称を「三蘇」ということから。
どぅーば
	【ドゥーバ】
	◇Duba/Dubah
	○⇒どぅーばー(ドゥーバー)
どぅーばー
	【ドゥーバー】
	◇Duba/Dubah
	○サウジアラビア北西部、タブーク州(Mintaqat Tabuk)西部の、
	紅海(Red Sea)に面する港湾都市。
	 「ドゥーバ」,「ドーバー」とも呼ぶ。
とぅばきょうわこく
	【トゥバ共和国】
	◇[英]the Republic of Tyva
	○⇒とーばきょうわこく(トーバ共和国)
とぅーばきょうわこく
	【トゥーバ共和国】
	◇[英]the Republic of Tyva
	○⇒とーばきょうわこく(トーバ共和国)
とうはく
	【東伯】
	○(1)⇒とうはくぐん(東伯郡)
	○(2)[古]⇒とうはくちょう(東伯町)
とぅぱくあまるかくめいうんどう
	【トゥパク・アマル革命運動】
	◇[英]Tupac Amaru Revolutionary Movement
	○ペルーの左翼武装ゲリラ。
	 略称は「MRTA」。
	◎1984(昭和59)トゥパク・アマル人民軍(Ejercito Popular 
	Tupacamarista)(EPT)として設立。
	 1996.12.17(平成 8)リマの日本大使館を占拠し、人質72人を
	とって立て籠もる。
	 1997. 4.22(平成 9)ペルー軍特殊部隊による日本大使館の武
	力突入で、MRTA14人、ペルー人の人質1人、突入した警察
	・軍部隊2人が死亡。
	 2001. 3.14(平成13)日本大使公邸占拠事件後、直ちに埋葬さ
	れたMRTAメンバーの遺骸を発掘、調査が開始される。中に
	は15〜16歳の少女もいたという。
	 2002. 5.(平成14)日本大使公邸占拠事件で死亡したMRTA
	14人中8人が拘束されて後方から銃で頭を撃ち抜かれた(処刑)
	可能性が高いことを示す鑑識報告書により、当時の軍司令官12
	人に対し殺人容疑で逮捕命令が出された。
とうはくぐん
	【東伯郡】
	◇[日]Tohaku Gun
	○鳥取県中央部の郡。
	 湯梨浜町(ユリハマチョウ)・三朝町(ミササチョウ)・関金町(セキガネチョウ)・
	琴浦町(コトウラチョウ)・北栄町(ホクエイチョウ)の町。
	◎2004.10. 1(平成16)羽合町(ハワイチョウ)・泊村(トマリソン)・東郷町
	(トウゴウチョウ)の2町1村が合併して湯梨浜町を発足。
	 2004. 9. 1(平成16)東伯町(トウハクチョウ)と赤碕町(アカサキチョウ)が合
	併して琴浦町を発足。
	 2005.10. 1(平成17)北条町(ホウジョウチョウ)と大栄町(ダイエイチョウ)
	が合併して北栄町を発足。
	◎鳥取県には西伯郡(サイハクグン)もある。
とうはくちょう《とうはくちやう》
	【東伯町】
	◇[日]Tohaku Cho
	○[古]鳥取県中央部、東伯郡(トウハクグン)の町。
	◎2004. 9. 1(平成16)赤碕町(アカサキチョウ)と合併して琴浦町(コトウラ
	チョウ)を発足。
	◎鳥取県西伯郡(サイハクグン)には西伯町(サイハクチョウ)があった。
とうばこじ
	【東坡居士】
	◇[中]Dongpo jushi
	○[人]蘇軾(Su Shi)の号。
	 ⇒そしょく(蘇軾)
とうばざめ《たふばざめ》
	【トウバザメ】
	【塔婆鮫】
	○[魚]⇒さかたざめ(サカタザメ,坂田鮫)
とうはち
	【藤八】
	○(1)[古]⇒とうはちごもん(藤八五文)
	○(2)⇒きつねけん(狐拳)
とうはちけん
	【藤八拳】
	○⇒きつねけん(狐拳)
とうはちごもん
	【藤八五文】
	○[古]江戸後期、行商(ギョウショウ)が売り歩いた一粒五文の万病
	薬。また、その行商人。
	 文政年間(1818〜1830)に江戸市中で花村藤八が売り始め、二
	人一組で互いに「藤八」・「五文」と掛け合い、最後に声を揃(ソロ)
	えて「奇妙」と叫び、評判となる。
	 単に「藤八」とも呼ぶ。
	 参照⇒きつねけん(狐拳)
	◎一説に、長崎の綿屋藤八が創製したという。
とうはと
	【東ハト】
	○[経]菓子製造会社の一社(株式会社東ハト)。
	 本社は東京都豊島区。
	 スナック菓子「キャラメルコーン」が有名。
	◎2006. 7.19(平成18)株式会社山崎製パンの子会社となる。
とぅーはーばーず
	【トゥーハーバーズ】
	◇[英]Two Harbors
	○アメリカ合衆国中北部、ミネソタ州(Minnesota State)北東
	部のレイク郡(Lake County)南西部にある郡都。スペリオル湖
	(Lake Superior)に面する。
	 「ツーハーバーズ」とも呼ぶ。
どうばやずっと
	【ドウバヤズット】
	◇Dogubayazit
	○トルコ東端、アール県(Agri Ili)東部の都市。イラン国境近
	く。
	 北緯39.54°、東経44.08°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)3万5,200人。
	 1997(平成 9)4万8,900人。
	 2000(平成12)5万6,300人。
	 2004(平成16)6万5,800人。
	◎「バヤズット(Bayazit)」は県都アール(Agri)の別称。
★とうばり
	【胴張り】
	【胴張】
	○()
	○()[建]⇒えんたしす(エンタシス)
どうばりなつめ
	【胴張棗】
	○抹茶用の茶入れの棗の一種。側面がふくらんだもの。
	 参照⇒なつめ(棗)(4)
とうばるこうごいし《たうばるかうごいし》
	【唐原神籠石】
	○[歴]福岡県築上郡(チクジョウグン)大平村(タイヘイムラ)下唐原(シモトウバ
	ル)にある神籠石。
	 山国川西岸の標高80メートル前後の丘陵が、列石と土塁で約
	1.7キロメートルに渡って囲い込まれている。
	 参照⇒こうごいし(神籠石)
★とうはん
	【登攀】
	○
	 ⇒よじのぼる(攀じ登る)
とうはん
	【東販】
	○⇒とーはん(トーハン)
どうはん
	【同笵】
	○同じ鋳型で鋳造すること。
	◎同笵鏡:⇒どうはんきょう(同笵鏡)
	◎「笵」は「竹のわく」、「範」は「車の外わく」で、同系の文字。
どうはん
	【銅版】
	◇[英]copperplate
	○⇒どうばん(銅版)
どうばん
	【銅板】
	◇[英]copper plate
	○銅を圧延して作った板。
どうばん
	【銅版】
	◇[英]copperplate
	○(1)銅板に直接彫刻刀や彫刻針で書画を彫って、印刷用の凹
	版(オウハン)(原版)を作るもの。
	 「どうはん(銅版)」とも呼ぶ。
	○(2)腐食銅版(etching)。
	 ⇒えっちんぐ(エッチング)(1)
どうはんきょう《どうはんきやう》
	【同笵鏡】
	○[歴]同一の鋳型・原型から作製された鏡。
	◎日本の古墳から発見される銅鏡(ドウキョウ)は、中国からの舶載
	鏡(ハクサイキョウ)のみではなく、日本で作製された倣製鏡(ホウセイキョウ)
	もある。
	 舶載鏡である魏の三角縁(サンカクブチ)神獣鏡(シンジュウキョウ)では5
	面の同笵鏡が知られ、倣製鏡にも同笵鏡の例がある。
	 参照⇒どうはん(同笵)
とうばんじゃん
	【トウバンジャン】
	【豆板醤】
	◇[中]doubanjian
	○[食]ソラマメ(空豆)やダイズ(大豆)を発酵させて作った、中
	華風のトウガラシ味噌。
	 マーボー豆腐やエビチリソースなどに使用する。
	 参照⇒てんめんじゃん(テンメンジャン,甜麺醤,甜面醤)
	◎中国では「豆瓣児醤(douban'erjian)」とも。
★とうひ《たうひ》
	【トウヒ】
	【唐檜】
	○(1)[植]マツ目(Pinales)マツ科(Pinaceae)トウヒ属(Picea)
	の常緑針葉樹の総称。
	◎建材:参照⇒えすぴーえふ(SPF)
	◎英語:スプルース(spruce)。
	○(2)[植]([学]Picea jezoensis ssp. hondoensis)エゾマツ
	(蝦夷松)([学]Picea jezoensis)の変種。
とうひがん《たうひがん》
	【到彼岸】
	○[仏]この世の此岸(シガン)から、悟りの境地または涅槃(ネハン)
	である彼岸に至ること。
	◎波羅密([梵]paramita)の意訳という。
	 参照⇒はらみつ(波羅密)
とうひこう《たうひかう》
	【逃避行】
	◇[英]flight(逃走)/elopement(駆け落ち)
	○(何らかの事情で)世間の目をさけながら、各地を移り歩いた
	り、隠れ住んだりすること。
	 参照⇒たかとび(高飛び)
	◎恋の逃避行
	◎「行」は「旅・旅行」の意味。
とぅーびーね
	【トゥービーネ】
	◇[独]Turbine、[英]turbine
	○[機](ドイツ語で)タービン。
	 ⇒たーびん(タービン)
とうひょう《とうへう》
	【灯標】
	◇[英]light beacon
	○[海]航路標識の一種。
	 岩礁・暗礁・浅州(アサス)などの上に設置し、頂部に灯火を掲
	げた立標(リッピョウ)。
	 旧称は「挂灯立標(ケイトウリュウヒョウ)」。
	 参照⇒りっぴょう(立標),とうだい(灯台,燈台),とうふひょ
	う(灯浮標)
	◎灯台は船舶が船舶の位置を知るためのもので、灯標は船舶に
	対して警告するもの。
★とうひょう
	【投票】
	◇[英]voting/vote
	○[政]
	◎日本では投票は「権利」とされるが、イタリア・オーストラリ
	アなどでは「義務」であり、憲法で規定している国もある。
とうびょう《とうべう》
	【投錨】
	◇[英]anchorage(アンカレッジ)
	○(1)[海]船がイカリ(錨)を下(オ)ろすこと。
	 ⇔ようびょう(揚錨)
	○(2)[海]船が碇泊(テイハク)すること。
	 ⇔ばつびょう(抜錨)
	◎アンカレッジはアメリカ合衆国アラスカ州南部の都市。
★とうひれん《たうひれん》
	【トウヒレン】
	【唐飛廉】
	○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)トウヒレン属
	(Saussurea)の多年草の属名・総称。
	 参照⇒もっこう(モッコウ,木香,唐木香)(1)
	◎セイタカトウヒレン(Saussurea tanakae)。
	 クロトウヒレン(Saussurea nikoensis var.sessilifolia)。
	 キリガミネトウヒレン(Saussurea kirigaminensis)。
	 ワタゲトウヒレン(Saussurea gossypiphora)。
	 イナトウヒレン(Saussurea inaensis)。
	 シマトウヒレン(Saussurea insularis)。
	 オオダイトウヒレン(Saussurea nipponica)。
	 ホクロクトウヒレン(Saussurea nipponica ssp.hokurokuen-
	sis)。
	 ツクシトウヒレン(Saussurea nipponica ssp.kiushiana)。
	 センダイトウヒレン(Saussurea nipponica ssp.sendaica)。
	 オオトウヒレン(Saussurea nipponica ssp.shikokiana)。
	 トサトウヒレン(Saussurea nipponica ssp.yoshinagae)。
	 ボンボリトウヒレン(Saussurea obovallata)。
	 ミヤマトウヒレン(Saussurea pennata)。
	 ヒダカトウヒレン(Saussurea riederii ssp. kudoana)。
	 ヤハズトウヒレン(Saussurea sagitta)。
	 ナンブトウヒレン(Saussurea sugimurae)。
	 ウスユキトウヒレン(Saussurea yanagisawae)。
	 ユキバトウヒレン(Saussurea yanagisawae var.nivea)。
★とうふ
	【トウフ】
	【豆腐】
	◇[英]tofu
	○[食]豆乳(トウニュウ)を凝固剤で固めた食品。
	 タンパク質が多いことから「畑の肉([英]meat from the farm 
	field)」と呼ばれることがある。
	 「白虎(ビャッコ)」とも、女房詞で「白壁(シラカベ)」,「おかべ(御壁)」,
	「かべ(壁)」とも、さらに「六弥太(ロクヤタ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒きぬごしどうふ(絹漉し豆腐,絹ごし豆腐)
	◎凝固剤には、にがり・硫酸カルシウム・グルコノデルタラク
	トンの3種類のいづれか、または混ぜ合わせて使用されている。
	 <1>にがり(苦塩):天然にがりは海水から食塩を取った残り
	であるが、現在は塩化マグネシウムが使用されている。にがり
	は一気に凝固するので技術を必要とする。
	 <2>硫酸カルシウム(すまし粉):にがりに比べ味に影響を与
	えず、保水性のよい豆腐ができる。そのため豆乳のビタミンや
	ミネラルなどもいっしょに閉じ込められる。
	 <3>グルコノデルタラクトン:トウモロコシのデンプンなど
	を原料とするブドウ糖の一種。キメの細かいツルンとした豆腐
	になる。
	◎「1丁(イッチョウ)」,「2丁(ニチョウ)」と数える。
	◎針供養に使われる。
	 参照⇒はりくよう(針供養)
とうぶ
	【東部】
	◇[日]Tobu
	○[古]⇒とうぶまち(東部町)
とうぶ
	【東武】
	◇[日]Tobu
	○(1)武蔵国(ムサシノクニ)(現:埼玉県・東京都)の東部地域。
	 ⇔せいぶ(西武)(1)
	○(2)[交]東武鉄道の略称。
	 ⇒とうぶてつどう(東武鉄道)
	○(3)[経]東武百貨店(デパート)の略称。
	 ⇒とうぶひゃっかてん(東武百貨店)
とぅぶ
	【トゥブ】
	◇Tubu/Toubou
	○⇒とぅぶぞく(トゥブ族)
★とうぶいせさきせん
	【東武伊勢崎線】
	○[交]東武鉄道が運行する鉄道路線。
	〈停車駅〉
	 浅草(アサクサ)駅・業平橋(ナリヒラバシ)駅・曳舟(ヒキフネ)駅・東向島
	(ヒガシムコウジマ)駅・鐘ヶ淵(カネガフチ)駅・堀切(ホリキリ)駅・牛田(ウシダ)
	駅・北千住(キタセンジュ)駅・小菅(コスゲ)駅・五反野(ゴタンノ)駅・梅
	島(ウメジマ)駅・西新井(ニシアライ)駅・竹ノ塚(タケノツカ)駅・谷塚(ヤツカ)
	駅・草加(ソウカ)駅・松原団地(マツバラダンチ)駅・新田(シンデン)駅・
	蒲生(ガモウ)駅・新越谷(シンコシガヤ)駅・越谷駅・北越谷駅・大袋
	(オオブクロ)駅・せんげん台駅・武里(タケサト)駅・一ノ割(イチノワリ)駅
	・春日部(カスカベ)駅・北春日部駅・姫宮(ヒメミヤ)駅・東武動物公
	園駅・和戸(ワド)駅・久喜(クキ)駅・鷲宮(ワシノミヤ)駅・花崎(ハナサキ)
	駅・加須(カゾ)駅・南羽生(ミナミハニュウ)駅・羽生駅・川俣(カワマタ)駅
	・茂林寺前(モリンジマエ)駅・館林(タテバヤシ)駅・多々良(タタラ)駅・県
	(アガタ)駅・福居(フクイ)駅・東武和泉(トウブイズミ)駅・足利市(アシカガ
	シ)駅・野州山辺(ヤシュウヤマベ)駅・韮川(ニラガワ)駅・太田(オオタ)駅・
	細谷(ホソヤ)駅・木崎(キザキ)駅・世良田(セラダ)駅・境町(サカイマチ)駅
	・剛志(ゴウシ)駅・新伊勢崎(シンイセサキ)駅・伊勢崎駅。
[1]とうふう
	【東風】
	○(1)東から吹く風。
	 「こち(東風)」とも呼ぶ。
	○(2)春風。
	 「こち(東風)」とも呼ぶ。
	◎馬耳東風(バジトウフウ)
[2]とうふう
	【東風】
	◇[中]Dongfeng
	○[軍]中国の弾道ミサイル名。
	 アメリカでは「CSSn」のコード名を付与。
	 参照⇒みさいる(ミサイル)
	◎東風3号(DF3):核弾頭搭載可能な準中距離ミサイル。
	 東風4号(DF4):液体燃料を使う2段式で、最大射程4,750
	キロメートル。固定式。
	 東風5号(DF5):液体燃料を使う2段式で、最大射程1万
	3,000キロメートル。
	 東風11号(M11):最大射程300キロメートルの短距離弾道
	ミサイル(SRBM)(CSS7)。
	 東風15号(Dongfeng-15)(M9):最大射程600キロメートルの
	短距離弾道ミサイル(CSS6)。
	 東風21号(DF21):最大射程1,800キロメートルの中距離
	弾道ミサイル(CSS5)。改良型は2,500キロメートル。
	 東風21丁号(DF21D):射程1,500キロメートル以上の対
	艦ミサイル。別称は米空母キラー。
	 東風31号(Dongfeng-31)(DF31):固体燃料を使う3段式
	で地上移動式、最大射程8,000キロメートルの大陸間弾道ミサ
	イル(ICBM)、核弾頭700キログラムの搭載が可能。
	 東風31甲号(Dongfeng-31A)(DF31A):最大射程1万1,200
	キロメートル。
	 東風41号(DF41):固体燃料を使う3段式で地上移動式、
	最大射程1万2,000キロメートルの大陸間弾道ミサイル(ICB
	M)、各個誘導多核弾頭(MIRV)の搭載が可能。
	 参照⇒きょろう(巨浪)
	◎1995. 5.(平成 7)中国が東風31号の試射実験に成功。
	 1999. 8. 2(平成11)中国が東風31号の発射実験に成功。
	 2001.12.(平成13)アメリカCIAの報告では、アメリカ本土
	を攻撃できる射程1万5千キロメートル級(CSS4)の東風5
	A(DF5A)を20基ほど保有している。
	 2002. 1.(平成14)上旬、東風31号のMIRV化のための飛行
	験に失敗。前年にアメリカが弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限
	約からの脱退をロシアに通告したことに対応したものと見られ
	いる。
	 2002. 7.23(平成14)ワシントン・タイムズ、東風21号による
	MIRVに成功と報道。アメリカの偵察衛星により中国南部か
	ら発射され、西部に本物の弾頭のほかに6〜7個の模擬弾頭が
	落ちているのを確認。
	 2003. 2. 7(平成15)中国関係筋、2002.12.中旬東風21号によ
	るMIRVに初成功と語る。
	 参照⇒まーぶ(マーブ,MIRV)
	◎米下院の特別委報告書によれば、中国が長期間にわたり米国
	の核・ミサイル開発技術を盗み、東風31号を開発したとされる。
とうふうきしゃ
	【東風汽車】
	◇[中]Dongfeng Qiche
	○[交]中国の大手自動車メーカー。
	 上海汽車(Shanghai Qiche)・第一汽車(Diyi Qiche)に次ぐ中
	国三大メーカーの一つ。
	◎2002. 9.17(平成14)日産自動車と合弁会社設立に合意。
とうふうこうてんじょう《とうふうかうてんじやう》
	【東風航天城】
	◇[中]Dongfeng Hangtien Cheng
	○[宇]中国の酒泉衛星発射センターの正称。
	 ⇒しゅせんえいせいはっしゃせんたー(酒泉衛星発射センタ
	ー)
とうふうし
	【登封市】
	◇[中]Dengfeng Shi、[英]Dengfeng City
	○中国北部、河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)の省都鄭州市
	(Zhengzhou Shi)(テイシュウシ)の南西にある、鄭州市の管轄する都
	市。
	 参照⇒おうじょうこういせき(王城崗遺跡)
	〈面積〉
	 1,220平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2002(平成14)62万人。
★とうぶきぬがわせん《とうぶきぬがはせん》
	【東武鬼怒川線】
	○[交]東武鉄道が運行する鉄道路線。
	〈停車駅〉
	 下今市(シモイマイチ)駅・大谷向(ダイヤムコウ)駅・大桑(オオクワ)駅・新
	高徳(シンタカトク)駅・小佐越(コサゴエ)駅・鬼怒川温泉駅・鬼怒川公
	園駅・新藤原(シンフジワラ)駅。
とうふく
	【頭伏】
	◇[中]toufu
	○[暦]⇒しょふく(初伏)
★とうふくじ
	【東福寺】
	○京都府京都市東山区本町(ホンマチ)にある臨済宗東福寺派の大本
	山。山号は慧日山。
	 京都五山の一つ。
★とうぶさのせん
	【東武佐野線】
	○[交]東武鉄道が運行する鉄道路線。
	〈停車駅〉
	 館林(タテバヤシ)駅・渡瀬(ワタラセ)駅・田島(タジマ)駅・佐野市(サノシ)
	駅・佐野(サノ)駅・堀米(ホリゴメ)駅・吉水(ヨシミズ)駅・田沼(タヌマ)
	駅・多田(タダ)駅・葛生(クズウ)駅。
とうぶさんさんぶたい
	【東部三三部隊】
	○[歴]陸軍中野学校の別称。
	 ⇒りくぐんなかのがっこう(陸軍中野学校)
とうぶじゃわしゅう《とうぶじやわしう》
	【東部ジャワ州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Jawa Timur、[英]East Java Prov-
	ince
	○⇒じゃわてぃもーるしゅう'ジャワティモール州,ジャワ・ティ
	モール州)
とうぶしゅう《とうぶしう》
	【東部州】
	◇[英]Eastern Province
	○(1)サウジアラビア東部の州。
	 ⇒しゃるきーやしゅう(シャルキーヤ州)
	○(2)[古]スリランカ東部の州。
	 参照⇒のーすいーすたんしゅう(ノースイースタン州)
	〈3県〉
	 トリンコマリー県(Trincomalee District)。
	 バティカロア県(Batticaloa District):現マダカルプーワ
	県(Madakalpuwa District)。
	 アンパライ県(Amparai District)。
★とうぶせんせん
	【東部戦線】
	◇[英]Eastern Front
	○[歴]
	 参照⇒しゅりーへぇんさくせん(シュリーヘェン作戦)
とぅぶぞく
	【トゥブ族】
	◇[英]the Tubu tribe/the Toubou tribe
	○ニジェール・チャド・中央アフリカに居住する一部族。
	 「ツブ族」とも呼ぶ。
	◎かつて奴隷商人だった。
とうぶたまがわせん《とうぶたまがわはせん》
	【東武多摩川線】
	○[交]東武鉄道が運行する、多摩川(タマガワ)駅〜蒲田(カタマ)駅間
	の鉄道路線。
	〈停車駅〉
	 多摩川駅・沼部(ヌマベ)駅・鵜の木(ウノキ)駅・下丸子(シモマルコ)駅
	・武蔵新田(ムサシニッタ)駅・矢口渡(ヤグチノワタシ)駅・蒲田駅。
	◎西武鉄道には西武多摩川線がある。
	 参照⇒せいぶたまがわせん()武多摩川線
どうぶつあいごでー
	【動物愛護デー】
	○[暦]3月20日。
	 上野動物園の開園日に因(チナ)む。
どうぶつあふりかとのぱりそーまびょう
	《どうぶつあふりかとりぱのそーまびやう》
	【動物アフリカ・トリパノソーマ病】
	◇[英]Animal African Trypanosomiasis
	○[動][病]ツェツェバエ(蝿)がトリパノソーマ(Trypanosoma)
	を媒介して感染する家畜病。
	 略称は「AAT」。
	 「ナガナ病(Nagana Disease)」とも呼ぶ。
	 参照⇒あふりかすいみんびょう(アフリカ睡眠病)
★どうぶつえん《どうぶつゑん》
	【動物園】
	◇[英]zoo(ズー)/zoological gardens
	○[動]
	◎1882. 3.20(明治15)上野動物園、開園。同日、上野博物館も
	開館。
どうぶつぐん
	【動物群】
	◇[英]fauna
	○[動]⇒ふぁうな(ファウナ)
どうぶつそう《どうぶつさう》
	【動物相】
	◇[英]fauna
	○[動]⇒ふぁうな(ファウナ)
どうぶつのしゃにくさい
	【動物の謝肉祭】
	◇[フ]Le Carnaval des animaux、[英]The Carnival of Ani-
	mals
	○[楽]フランスの作曲家サン・サーンス(Charles Camille 
	Saint-Saens)の組曲。
	◎1886(明治19)。
どうぶつゆらいかんせんしょう《どうぶつゆらいかんせんしやう》
	【動物由来感染症】
	○[病]⇒じんちくきょうつうかんせんしょう(人畜共通感染症)
どうぶてい《だうぶてい》
	【道武帝】
	◇[中]Daowu Di
	○[人]北魏(Bei Wei)(ホクギ)(後魏)の初代皇帝( 371〜 409)。
	在位: 386〜 409。名は拓跋珪(Taba Gui)(タクバツ・ケイ)、廟号
	(ビョウゴウ)は太祖(Taizu)、諡(オクリナ)が道武帝。
	  383年、前泰が(三水偏+「肥」)水(ヒスイ)(Feishui)の戦いで東
	晋に敗れたのに乗じて鮮卑拓跋部を統一再興。 386年、都を内
	モンゴルの盛楽(Chengle)に定め、代王の位につき魏を建国。
	ついで 388年魏王と称す。さらに勢力を華北にのばし、 398年
	平城(Pingcheng)(山西省大同<Datong>)に都し皇帝を称す。
	 従来の部族組織を解体し、制度・文物を中国風に整え、国家
	の基礎を固める。
	 晩年、狂疾を発し、次子紹(Shao)に殺された。
★とうぶてつどう《とうぶてつだう》
	【東武鉄道】
	○[交]私鉄の一つ。東京・埼玉・群馬・栃木・千葉の一都四県
	に鉄道・バス路線を営業。
	 本社は東京都墨田区。
	 略称は「東武」。
	◎1897(明治30)設立。
	 1899. 8.27(明治32)北千住駅〜久喜(クキ)駅間の営業開始。
	 1914(大正 3)東上線、池袋駅〜川越駅間開通。
	 1929(昭和 4)東上線、電化。
	 1966. 7. 1(昭和41)蒸気機関車、全廃。
★とうぶとうじょうせん《とうぶとうじやうせん》
	【東武東上線】
	○[交]
	〈停車駅〉
	 池袋(イケブクロ)駅・北池袋駅・下板橋(シモイタバシ)駅・大山(オオヤマ)
	駅・中板橋駅・ときわ台駅・上板橋駅・東武練馬(トウブネリマ)駅
	・下赤塚(シモアカツカ)駅・成増(ナリマス)駅・和光市(ワコウシ)駅・朝霞(ア
	サカ)駅・朝霞台駅・志木(シキ)駅・柳瀬川(ヤナセガワ)駅・みずほ台
	駅・鶴瀬(ツルセ)駅・ふじみ野駅・上福岡(カミフクオカ)駅・新河岸(シン
	ガシ)駅・川越(カワゴエ)駅・川越市(カワゴエシ)駅・霞ヶ関(カスミガセキ)
	駅・鶴ヶ島(ツルガシマ)駅・若葉(ワカバ)駅・坂戸(サカド)駅・北坂戸
	(キタサカド)駅・高坂(タカサカ)駅・東松山(ヒガシマツヤマ)駅・森林公園(シ
	ンリンコウエン)駅・武蔵嵐山(ムサシランザン)駅・小川町(オガワマチ)駅・東武
	竹沢(トウブタケザワ)駅・男衾(オブスマ)駅・鉢形(ハタガタ)駅・玉淀(タマ
	ヨト)駅・寄居(ヨリイ)駅。
	◎1914(大正 3)池袋駅〜川越駅間開通。
	 1923(大正12)坂戸駅〜東松山駅間、開通。
	 1929(昭和 4)電化。
	 1987(昭和62)営団地下鉄(現:東京地下鉄)有楽町線と相互直
	通運転開始。
とうぶどうぶつこうえん《とうぶどうぶつこうゑん》
	【東武動物公園】
	○(1)埼玉県南埼玉郡(ミナミサイタマグン)宮代町(ミヤシロマチ)にある動物
	園。
	◎1981(昭和56)開園。
	 1981〜2000(昭和56〜平成12)園長、西山登志雄(トシオ)(カバ園
	長)。
	○(2)[交]⇒とうぶどうぶつこうえんえき(東武動物公園駅)
とうぶどうぶつこうえんえき《とうぶどうぶつこうゑんえき》
	【東武動物公園駅】
	○[交]埼玉県南埼玉郡(ミナミサイタマグン)宮代町(ミヤシロマチ)にある、東
	武伊勢崎線・東部日光線の駅。
	 伊勢崎線:姫宮(ヒメミヤ)駅と和戸(ワド)駅の間。
	 日光線:杉戸高野台(スギトタカノダイ)駅(杉戸町)の次で、ターミ
	ナル駅(起点)。
どぅぶにうむ
	【ドゥブニウム】
	◇Dubnium
	○[原]超ウラン元素・人工元素の一つ、原子番号は104。元素
	記号は「Du」。
	 「クルチャトビウム(kurchatovium)」,「ラザフォージウム(ruth-
	erfordium)」とも呼ぶ。
	 参照⇒くるちゃとびうむ(クルチャトビウム)
★とうぶにっこうせん
	【東武日光線】
	○[交]東武鉄道が運行する鉄道路線。
	〈停車駅〉
	 東武動物公園駅・杉戸高野台(スギトタカノダイ)駅・幸手(サッテ)駅
	・南栗橋(ミナミクリハシ)駅・栗橋駅・新古河(シンコガ)駅・柳生(ヤギュウ)
	駅・板倉東洋大前駅・藤岡(フジオカ)駅・静和(シズワ)駅・新大平
	下(シンオオヒラシタ)駅・栃木駅・新栃木駅・合戦場(カッセンバ)駅・家中
	(イエナカ)駅・東武金崎(トウブカナサキ)駅・楡木(ニレギ)駅・樅山(モミヤマ)
	駅・新鹿沼(シンカヌマ)駅・北鹿沼駅・板荷(イタガ)駅・下小代(シモゴ
	シロ)駅・明神(ミョウジン)駅・下今市(シモイマイチ)駅・上今市駅・東武
	日光駅。
★とうぶのだせん
	【東武野田線】
	○[交]東武鉄道が運行する鉄道路線。
	〈停車駅〉
	 大宮駅・北大宮駅・大宮公園駅・大和田(オオワダ)駅・七里(ナナ
	サト)駅・岩槻(イワツキ)駅・東岩槻駅・豊春(トヨハル)駅・八木崎(ヤギサ
	キ)駅・春日部(カスカベ)駅・藤の牛島(フジノウシジマ)駅・南桜井(ミナミ
	サクライ)駅・川間(カワマ)駅・七光台(ナナコウダイ)駅・清水公園駅・愛
	宕(アタゴ)駅・野田市(ノダシ)駅・梅郷(ウメサト)駅・運河(ウンガ)駅・
	江戸川台(エドガワダイ)駅・初石(ハツイシ)駅・豊四季(トヨシキ)駅・柏
	(カシワ)駅・新柏駅・増尾(マスオ)駅・逆井(サカサイ)駅・高柳(タカヤナギ)
	駅・六実(ムツミ)駅・新鎌ヶ谷(シンカマガヤ)駅・鎌ヶ谷駅・馬込沢(ウ
	マゴメザワ)駅・塚田(ツカダ)駅・新船橋(シンフナバシ)駅・船橋駅。
★とうぶはくぶつかん《とうぶはくぶつくわん》
	【東武博物館】
	○[交]東京都墨田区東向島にある、東武鉄道の歴史を紹介する
	鉄道博物館。
とうぶぱぷあしゅう《とうぶぱぷあしう》
	【東部パプア州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Papua Timur、[英]East Papua 
	Province
	○⇒ぱぷあてぃもーるしゅう(パプアティモール州,パプア・ティ
	モール州)
★とうぶひゃっかてん《とうぶひやくくわてん》
	【東武百貨店】
	○[経]
	◎2002.12. 5(平成14)保有する東武ストアの全株式(17.5%)を、
	丸紅(マルベニ)と丸紅系列のマルエツ(食品スーパー)に売却する
	と発表。丸紅グループは東武鉄道の保有株式15.9%を越えて筆
	頭株主となる。
とうふひょう《とうふへう》
	【灯浮標】
	◇[英]lighted buoy
	○[海]航路標識の一種。
	 点灯装置をもつ、錨で海底に係留した浮標。
	 旧称は「挂灯浮標(ケイトウフヒョウ)」。
	 参照⇒とうひょう(灯標)
とうぶまち
	【東部町】
	◇[日]Tobu Machi
	○[古]長野県中東部、小県郡(チイサガタグン)にあった町。
	〈面積〉
	 86.55平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2万5,437人。
	◎1956. 9.20(昭和31)田中町・禰津(ネツ)村・和(カノウ)村が合併
	して発足。
	 1958(昭和33)滋野村を編入。
	 2004. 4. 1(平成16)北佐久郡(キタサクグン)北御牧村(キタミマキムラ)と
	合併して東御市(トウミシ)を発足。
どぅぶり
	【ドゥブリ】
	◇Dhubri
	○(1)(Dhubri District)⇒どぅぶりけん(ドゥブリ県)
	○(2)インド北東部、アッサム州(Assam State)西部のドゥブリ
	県の県都。
どぅぶりけん
	【ドゥブリ県】
	◇[英]Dhubri District
	○インド北東部、アッサム州(Assam State)西部の県。東部を
	ボンガイガオン県(Bongaigaon District)に接し、南部をメガ
	ラヤ州(Meghalaya State)に隣接し、西部をバングラデシュに
	隣接。
	 県都はドゥブリ。
	〈面積〉
	 2,798平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)133万2,000人(3月1日国勢調査)。
	 2001(平成13)163万4,589人(3月1日国勢調査)。
とぅぶるく
	【トゥブルク】
	◇Tubruq、[フ]Tobrouk
	○(1)(Baladiyat Tubruq)⇒とぅぶるくじちく(トゥブルク自治
	区)
	○(2)アフリカ北部、リビア北東部のトゥブルク自治区北端に
	ある行政所在地。
	 「トブルク」とも呼ぶ。
とぅぶるくじちく
	【トゥブルク自治区】
	◇Baladiyat Tubruq、[英]Tubruq municipality、[フ]Region 
	Tobrouk
	○アフリカ北部、リビア北東部の自治区。東部をエジプトに隣
	接し、北部を地中海に面する。
	 行政所在地はトゥブルク。
	 「トブルク自治区」とも呼ぶ。
★どぅぶろぶにく
	【ドゥブロブニク】
	◇[クロアチア語]Dubrovnik、[伊]Ragusa(ラグーザ)
	○クロアチア南部、アドリア海に面する港湾都市ろ観光都市。
	 「ドブロブニク」,「ドブロヴニク」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)7万0,676人(推計)。
	◎1979(昭和54)旧市街、世界文化遺産に登録。
とうぶわーるどすくうぇあ
	【東武ワールドスクウェア】
	○[建]栃木県日光市鬼怒川温泉大原にある、世界の有名な建造
	物などを、実物の25分の1の大きさのミニチュアの展示するテ
	ーマパーク。
とうべつちょう《たうべつちやう》
	【当別町】
	◇[日]Tobetsu Cho
	○北海道中央部、石狩支庁(イシカリシチョウ)石狩郡の町。
とうべに《たうべに》
	【唐紅】
	○(1)⇒ふくしん(フクシン)
	○(2)中国から渡来した紅。
	◎「からくれない(唐紅)」とも読む。
とうへんついほう《たうへんついはう》
	【陶片追放】
	◇[英]ostracism
	○[歴]⇒おすとらしずむ(オストラシズム)
とうへんぼく《たうへんぼく》
	【唐変木】
	◇[日]tohemboku/tohenboku
	○[俗]気の利(キ)かない人や偏屈(ヘンクツ)な人などをののしって
	いう言葉。
	 わからずや・まぬけ。
	◎唐変木のこんこんちき
とぅーぼ
	【トゥーボ】
	◇[西]tubo
	○(スペイン語で)管・チューブ([英]tube)。
	 「ツーボ」,「カンネリア([西]caneria)」とも呼ぶ。
どうぼう《どうばう》
	【洞房】
	○(1)奥深い部屋。
	○(2)(転じて)寝室・寝間(ネマ)。
	 「閨房(ケイボウ)」,「閨室(ケイシツ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒けいぼう(閨房)
	○(3)(転じて)遊女の部屋。
	○(4)(転じて)女郎屋・妓楼。
とうほうおんがくだいがく《とうはうおんがくだいがく》
	【東邦音楽大学】
	○[教]埼玉県川越市に本部を置く私立音楽大学。
	◎1938(昭和13)東邦音楽学校として創立。
	 1951(昭和26)東邦音楽短期大学となる。
	 1965(昭和40)東邦音楽大学となる。
とうほうかい《とうはうくわい》
	【東方会】
	○[歴][政]昭和初期の国家社会主義的政治団体。
	 1936. 5.25(昭和11)中野正剛(セイゴウ)らが結成し、中野が総
	裁となる。
	 新体制運動に協力したが、言論・結社統制に反対して東条英
	機内閣と対立。
	 1940.10.22(昭和15)既存の政治団体すべてが解党となり、東
	方会も解散。
	◎1943. 1. 1(昭和18)中野が朝日新聞朝刊に『戦時宰相論』を
	発表し、10.21内閣倒閣容疑で憲兵隊に逮捕され、10.26釈放後
	の10.27割腹自殺。
とうほうがくえんだいがく《とうほうがんゑんだいがく》
	【桐朋学園大学】
	○[教]東京都調布市若葉町に本部を置く私立音楽大学。
	◎1941(昭和16)山水中等学校・山水高等女学校として創立。
	 1948(昭和23)新制の桐朋女子高等学校となる。
	 1952(昭和27)音楽科を設置。
	 1955(昭和30)男女共学の桐朋学園短期大学となる。
	 1961(昭和36)大学となる。
とうほうかとりっくきょうかい《とうはうかとりつくけうくわい》
	【東方カトリック教会】
	◇[英]Eastern Catholic Churches
	○[宗]⇒ごうどうとうほうかとりっくきょうかい(合同東方カ
	トリック教会)
とうほうきいちきょうかい《とうはうきいちけうくわい》
	【東方帰一教会】
	◇[英]Eastern Uniat Churches
	○[宗]⇒ごうどうとうほうかとりっくきょうかい(合同東方カ
	トリック教会)
どうぼうけっせつ《どうばうけつせつ》
	【洞房結節】
	◇[英]sinuatrial node
	○[医]右心房内面の上大静脈開口部のすぐ上に位置する、特殊
	心筋線維から成る小さな網状の塊。
	 自動的に一定周期の興奮を心房内に放散して、心臓の拍動の
	リズムを決定する。
	 「SA結節(SA node)」,「洞結節(sinus node)」,「ケイス・フラッ
	ク結節(Keith-Flack node)」,「キース・フラック結節」とも呼ぶ。
とうほうこう
	【東方紅】
	◇[中]Dongfanghong
	○(1)[楽]中国(中華人民共和国)の準国歌。
	 もとは中国の西北地方に伝わる民謡『芝麻油(zhima you)』
	だったが、抗日的な歌詞で歌われ始め、公木(Gong Mu)による
	「東方紅、太陽昇、中国出了毛沢東」の歌詞が定着。文化大革命
	で正式な国歌『義勇軍進行曲(Yiyongjun Jinxingqu)(義勇軍行
	進曲)』の作詞者田漢(Tian Han)が批判・逮捕されてから一時、
	事実上の国歌となった。
	 参照⇒ぎゆうぐんこうしんきょく(義勇軍行進曲)
	○(2)[劇]中国の建国15周年を紀念して制作された革命歌舞劇。
	◎1964.10. 2(昭和39)北京で初演。
	○(3)[宇]中国で最初に打ち上げられた人工衛星(DFH−1)。
	◎1970. 4.24(昭和45)東方紅一号、打ち上げ。旧ソ連・アメリ
	カ・フランス・日本(1970. 2.11)に次ぎ世界で5ヶ国目。
★とうぼうさく《とうばうさく》
	【東方朔】
	○(1)[人](Dong Fangshuo)中国前漢(Qian Han)の学者(BC. 154
	ころ〜BC.  93ころ)。
	◎「謫仙人(zhexianren)(タクセンニン)」とも呼ばれるが、この尊称は
	東方朔以外にも用いられる。
	 参照⇒たくせんにん(謫仙人)
	○(2)[楽]能楽の曲名。
	 参照⇒せいおうぼ(西王母)(2)
どうほうし《どうはうし》
	【動胞子】
	○[生]⇒ゆうそうし(遊走子)
とうほうせいきょうかい《とうはうせいけうくわい》
	【東方正教会】
	◇[英]Eastern Orthodox Church
	○[宗]⇒ぎりしあせいきょうかい(ギリシア正教会)
★とうほうせいめいほけん《とうはうせいめいほけん》
	【東邦生命保険】
	○[歴][経]
	◎経営破綻し、AIGエジソン生命保険となる。
★とうほうそうぎ《とうほうさうぎ》
	【東宝争議】
	○[歴]ストライキが多発する中、1948. 8.(昭和23)東宝争議が
	起き、武装警官や米占領軍(進駐軍)の戦車・騎兵までが出動し、
	「来なかったのは軍艦だけ」といわれた。
とうほうだいがく《とうはうだいがく》
	【東邦大学】
	○[教]東京都大田区大森西に本部を置く私立大学。
	◎1925(大正14)帝国女子医学専門学校として創立。
	 1930(昭和 5)帝国女子医学薬学専門学校と改称。
	 1933(昭和 8)帝国女子高等理学校を設立。
	 1941(昭和16)帝国女子理学専門学校を設立。
	 1947(昭和22)東邦医科大学となる。
	 1949(昭和24)男女共学の新制大学、東邦薬科大学となる。
	 1950(昭和25)東邦大学となる。
どうほうだいがく
	【同朋大学】
	○[教]愛知県名古屋市中村区に本部を置く私立大学。
	◎1818(文政元)閲蔵長屋として開設。
	 1921(大正10)真宗専門学校となる。
	 1950(昭和25)東海同朋大学となる。
	 1961(昭和36)同朋大学と改称。
★とうほうてなっくす《とうはうてなつくす》
	【東邦テナックス】
	○[経]
	 旧称は「東邦レーヨン」。
とうほうのさんはかせ《とうはうのさんはかせ》
	【東方の三博士】
	○[聖]⇒まぎ(マギ)(4)
★とうほうぼうえき《とうはうぼうえき》
	【東方貿易】
	○[歴]
	 「レバント貿易」とも呼ぶ。
とうほうむら
	【東峰村】
	◇[日]Toho Mura
	○福岡県中央部、朝倉郡(アサクラグン)の村。
	◎2005. 3.28(平成17)小石原村(コイシワラムラ)と宝珠山村(ホウシュヤマムラ)
	が合併して発足。
とうほうれーよん《とうはうれーよん》
	【東邦レーヨン】
	○[古]東邦テナックスの旧称。
	 ⇒とうほうてなっくす(東邦テナックス)
★とうほく
	【東北】
	◇[日]tohoku/Tohoku
	○()
	○()日本の東北地方。
	 参照⇒とうほくろっけん(東北六県,東北6県)
	○()中国の東北部。
	 ⇒とうほくさんしょう(東北三省,東北3省)
どうほく《だうほく》
	【道北】
	◇[日]Dohoku
	○(1)北海道の北部地域。
	 ⇔どうなん(道南)(1)
	○(2)(特に)上川支庁・留萌(ルモイ)支庁・宗谷支庁の地域。
とうほくかんとうだいじしん《とうほくくわんとうだいぢしん》
	【東北関東大地震】
	○[歴][地]⇒ひがしにほんだいしんさい(東日本大震災)
とうほくかんとうだいしんさい《とうほくくわんとうだいしんさい》
	【東北関東大震災】
	○[歴][地]⇒ひがしにほんだいしんさい(東日本大震災)
★とうほくげいじゅつこうかだいがく
	《とうほくげいじゆつこうくわだいがく》
	【東北芸術工科大学】
	○[教]山形市上桜田200番地。TEL0236-27-2019。
	◎日本唯一の油絵の修復学科が設置されている。
とうほくさんしょう《とうほくさんしやう》
	【東北三省】
	【東北3省】
	○中国の東北部、遼寧省(Liaoning Sheng)(リョウネイショウ)・吉林省
	(Jilin Sheng)(キツリンショウ)・黒竜江省(Heilongjiang Sheng)(コクリュ
	ウコウショウ)の総称。
	 旧称は「東三省」。
	 参照⇒りょうねいしょう(遼寧省),きつりんしょう(吉林省),
	こくりゅうこうしょう(黒竜江省,黒龍江省),とうさんしょう
	(東三省)
とうほくさんだいまつり
	【東北三大祭】
	○青森のねぶた・秋田の竿灯(カントウ)・仙台の七夕(タナバタ)の総
	称。
	◎東北の祭は、盛岡のさんさ踊り・山形の花笠踊りも有名。
とうほくじどうしゃどう《とうほくじどうしやだう》
	【東北自動車道】
	○[交]埼玉県川口市(カワグチシ)から青森県青森市に至(イタ)る高速
	道路、東北縦貫自動車道の弘前線(ヒロサキセン)。
	 総延長679.5キロメートルで日本最長の高速自動車道。
	 参照⇒とうほくじゅうかんじどうしゃどう(東北縦貫自動車
	道)
	◎1986(昭和61)全通。
とうほくじゅうかんじどうしゃどう
	《とうほくじゆうくわんじどうしやだう》
	【東北縦貫自動車道】
	○[交]埼玉県川口市(カワグチシ)から青森県青森市に至(イタ)る高速
	自動車路。
	 岩手県岩手郡(イワテグン)安代町(アシロチョウ)で、田県鹿角市(カヅノシ)
	・弘前市(ヒロサキシ)・黒石市(クロイシシ)を経(ヘ)て青森市に至る東北
	自動車道(弘前線)と、安代町から分岐して八戸市(ハチノヘシ)を経
	て青森市に至る八戸自動車道(八戸線)とがある。
	 起点の川口市で、東京外環自動車道と首都高速道路とに連絡
	されている。
	◎1986(昭和61)東北自動車道、総延長679.5キロメートルが全
	通。
	 1989(平成元)八戸自動車道、総延長68キロメートルが全通。
★とうほくしんかんせん
	【東北新幹線】
	○[交]
	 参照⇒とうほくほんせん(東北本線),せいびしんかんせん(整
	備新幹線)
	〈停車駅〉
	 東京駅・上野(ウエノ)駅・大宮(オオミヤ)駅・小山(オヤマ)駅・宇都宮
	(ウツノミヤ)駅・那須塩原(ナスシオバラ)駅・新白河(シンシラカワ)駅・郡山(コ
	オリヤマ)駅・福島(フクシマ)駅・白石蔵王(シライシザオウ)駅・仙台(ランダイ)
	駅・古川(フルカワ)駅・くりこま高原駅・一ノ関駅(イチノセキ)・水沢
	江刺(ミズサワエサシ)駅・北上(キタカミ)駅・新花巻(シンハナマキ)駅・盛岡(モ
	リオカ)駅。
	◎初代車両は200系(白地に緑ライン)。
	 2005年までにE2系に切り換えられる。
	◎1982. 6.23(昭和57)大宮駅〜盛岡駅間、開業。愛称は「やま
	びこ」。
	 2002.12. 1(平成14)東京駅〜八戸(ハチノヘ)駅間(631.9キロメー
	トル)、開業。停車駅、盛岡駅・いわて沼宮内(ヌマクナイ)駅・二戸
	(ニノヘ)駅・八戸駅となる。新幹線の愛称は「はやて」。在来線は
	第三セクターに引き継がれ、盛岡駅〜目時(メトキ)駅間(82キロメ
	ートル)の岩手県側をIGRいわて銀河鉄道が、八戸駅〜目時
	駅間(25.9キロメートル)の青森県側を青い森鉄道が運行する。
	 2010.12. 4(平成22)八戸駅〜新青森駅間が開業し、全線開業。
	◎陸上では世界最長の岩手一戸トンネル(2万5,808メートル)が
	ある。
とうほくたいへいようえんがんじしん
	《とうほくたいへいやうえんがんぢしん》
	【東北・太平洋沿岸地震】
	○[歴][地]⇒ひがしにほんだいしんさい(東日本大震災)
とうほくちほうたいへいようおきじしん
	《とうほくちはうたいへいやうおきぢしん》
	【東北地方太平洋沖地震】
	○[歴][地]⇒ひがしにほんだいしんさい(東日本大震災)
★とうほくていこくだいがく
	【東北帝国大学】
	【東北帝國大學】
	○[歴][教]1907. 6.(明治40)仙台市に設立。
	 1911(明治44)理学部設立。
	 1949(昭和24)旧制の第二高等学校・仙台工業専門学校などを
	統合して東北大学となる。
とうほくでんりょく
	【東北電力】
	○[経][電]東北六県と新潟県に配電する電力会社。
	 本社は宮城県仙台市。
	 周波数50ヘルツ(Hz)。
	◎1942. 4. 1(昭和17)配電統制令に基き東北配電、開業。
	 1951. 5. 1(昭和26)電気事業再編成により、東北配電と解体
	された日本発送電(株)の一部の事業を継承して、東北電力設立。
とうほくとら
	【東北トラ】
	【東北虎】
	◇[中]dongbeihu
	○[哺]⇒しべりあとら(シベリアトラ,シベリア虎)
とうほくぶんかがくえんだいがく《とうほくぶんくわがくゑんだいがく》
	【東北文化学園大学】
	○[教]宮城県仙台市青葉区に本部を置く私立大学。
	◎1978. 3.(昭和53)学校法人東北文化学園の設置が認可され、
	宮城デザイン専門学校を設立。
	 1993. 4.(平成 5)東北科学技術短期大学を開学。堀田正一郎
	が理事長に就任。
	 1997(平成 9)東北文化学園大学の設置認可を申請。
	 1998.12.(平成10)東北文化学園大学の設置認可を受け、法人
	名を東北文化学園大学に改称。
	 1999. 4.(平成11)東北文化学園大学を開学し、専門学校を統
	合。
	 2004. 1.(平成16)仙台国税局が堀田理事長を脱税容疑で査察
	(強制調査)。翌月、堀田理事長が辞任。
	 2004. 4.(平成16)大学開設認可時の虚偽申請が発覚。
	 2004. 6.(平成16)東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請。
	◎堀田正一郎は、清水一行の小説『虚構大学』(1978発表)を参
	考にしていた。
★とうほくほんせん
	【東北本線】
	○[交]東北地方を縦貫する幹線鉄道。JR東日本(旧:国鉄)が
	運行。
	 参照⇒とうほくしんかんせん(東北新幹線),にほんてつどう
	がいしゃ(日本鉄道会社)
	◎1887.12.15(明治20)郡山駅〜塩釜駅間が開通。
	 1891. 9. 1(明治24)日本鉄道会社、上野駅〜青森駅間の鉄道
	全線開通する。当時、1日1往復、片道約26時間半。
	 1906(明治39)国有化。
とうほくろっけん
	【東北六県】
	【東北6県】
	○本州北部にある、東北地方の青森県・岩手県・秋田県・宮城
	県・山形県・福島県の総称。
	 参照⇒かんとういっとろっけん(関東一都六県,関東1都6県),
	とうかいさんけん(東海三県,東海3県),ほくりくさんけん(北
	陸三県,北陸3県),かんさいにふよんけん(関西二府四県,関西
	2府4県),ちゅうごくごけん(中国五県,中国5県)
とうぼし《たうぼし》
	【唐法師】
	○[農]⇒あかごめ(赤米)(2)
とぅーぼんほう《とうーぼんはふ》
	【トゥーボン法】
	◇[フ]la loi Toubon、[英]Toubon Law
	○[俗][法]フランス語の使用に関する法律の通称。
	 フランス語保護政策の一環で、フランス国内の国際会議・集
	会などでもフランス語訳が義務付けられている。
	 「ツーボン法」とも呼ぶ。
	◎1994. 8. 4(平成 6)成立。
	◎名称は当時の文化大臣ジャック・トゥーボン(Jacques Toub-
	on)に由来(ユライ)する。
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