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百 科 辞 書 《とれ》 編集:獨 澄旻
-------- とれ --------------------------------------------------
とれー
【トレー】
◇[英]tray
○(1)盆(ボン)状の浅い箱。特に、机上の書類整理箱。
「トレイ」とも呼ぶ。
○(2)盆。盛り皿。
「トレイ」とも呼ぶ。
どれー
【ドレー】
◇Jacques Deray(ジャック・ドレー)
○[人]フランスの映画監督・脚本家(1929. 2.19〜2003. 8.10)。
リヨン生れ。
1960(昭和35)『ジゴロ(Le Gigolo)』で初監督。
作品は1968(昭和43)『太陽が知っている((La Piscine))』・
1969(昭和44)『ボルサリーノ(Borsalino)』など。
とれあどる
【トレアドル】
◇[西]toreador
○⇒とれあどーる(トレアドール)
とれあどーる
【トレアドール】
◇[西]toreador
○騎馬闘牛士の総称。
ピカドール(picador)やバンデリリェロ(banderillero)。
「トレアドル」とも呼ぶ。
参照⇒とうぎゅう(闘牛)(2),またどーる(マタドール)
とれあんぬんつぃあーた
【トレアンヌンツィアータ】
◇Torre Annunziata(トッレアンヌンツィアータ)
○イタリア南部、カンパーニア州(regione Campania)ナポリ県
(provincia di Napoli)の港町(comune)。ナポリ湾(Golfo di
Napoli)に面する。
〈人口〉
1991(平成 3)5万0,346人(推計)。
◎1997(平成 9)付近のポンペイ(Pompeii)の遺跡とともに世界
文化遺産に登録。
参照⇒ぽんぺい(ポンぺイ)
とれい
【トレイ】
◇[英]tray
○⇒とれー(トレー)
★どれい
【奴隷】
○
監督者は、機械の操縦者と同様に、「ドライバー(driver)」と
呼ぶ。
◎英語:slave(スレイブ/スレーブ)。
ドイツ語:Sklave(スクラーベ)。
フランス語:esclave。
スペイン語:esclavo(エスクラーボ)。
イタリア語:schiavo(スキアーボ)。
アラビア語:mamluk(マムルーク)。
◎奴隷貿易の特権:⇒あしえんと(アシエント)
◎1807. 3.25(文化 4)イギリス、奴隷貿易廃止法が成立。
1862(文久 2)アメリカ合衆国、奴隷制度を廃止。
どれいかいがん
【奴隷海岸】
◇[英]Slave Coast
○[歴][地]アフリカ西部トーゴ、ギニア湾北岸の一部の植民地
時代の通称。ガーナ東部ボルタ川河口からナイジェリア西部ニ
ジェール川河口に至る海岸。
17〜18世紀に、この地を基地に奴隷貿易が盛んであったこと
により、植民地政策をとっていたヨーロッパ諸国からの呼称。
現在では「バダグリ海岸(Badagri coast)」と呼ぶ。
参照⇒とーご(トーゴ)
◎バダグリはナイジェリア南西部、ギニア湾の環礁にある町。
◎西端は黄金海岸(Gold Coast)に続く。
参照⇒おうごんかいがん(黄金海岸)(1)
とれいしー
【トレイシー】
◇Tracy
○⇒とれーしー(トレーシー)
★どれいしゅう《どれいしう》
【奴隷州】
◇[英]Slave States
○[歴]アメリカ合衆国の、南北戦争まで奴隷制度が認められて
いた南部15州。
⇔[1]じゆうしゅう(自由州)
参照⇒みずーりきょうてい(ミズーリ協定),でぃーぷさうす
(ディープサウス)
〈合衆国を脱退した州〉
ノースカロライナ州・サウスカロライナ州・ミシシッピー州
・フロリダ州・アラバマ州・ジョージア州・ルイジアナ州・テ
キサス州・バージニア州・テネシー州・アーカンソー州。
〈合衆国にとどまった州〉
メリーランド州・ウェストバージニア州・ケンタッキー州・
ミズーリ州。
とれいたー
【トレイター】
◇[英](男性形)traitor/(女性形)traitress(トレイトレス)
○(1)(英語で)反逆者・謀反人(ムホンニン)・裏切り者。
「トレーター」とも呼ぶ。
○(2)(英語で)売国奴・国賊。
「トレーター」とも呼ぶ。
◎「トラディション(tradition)(手渡すこと;伝統)」と同源語。
★どれいどうとく《どれいだうとく》
【奴隷道徳】
◇[独]Sklavenmoral
○[哲]ニーチェの用語。
参照⇒るさんちまん(ルサンチマン)(2),けんいどうとく(権
威道徳)
とれいとれす
【トレイトレス】
◇[英](女性形)traitress/(男性形)traitor(トレイター)
○(1)(英語で、女性の)反逆者・謀反人(ムホンニン)・裏切り者。
「トレートレス」とも呼ぶ。
○(2)(英語で、女性の)売国奴・国賊。
「トレートレス」とも呼ぶ。
◎語源:参照⇒とれいたー(トレイター)
どれいみぞく
【ドレイミ族】
◇Dulaymi
○イラクに居住する、イラク最大の部族。
イスラム教スンニ派。
とれいる
【トレイル】
◇[英]trail
○⇒とれーる(トレール)
とれいるぶれいざー
【トレイルブレイザー】
◇[登録商標]TrailBlazer
○[交]ゼネラル・モーターズ(GM)のシボレー・ブランドの一
車種。
⇒しぼれー(シボレー)(1)
とれいん
【トレイン】
◇[英]train
○(1)[交]複数の車両(car)が連結された電車・列車。
「トレーン」とも呼ぶ。
○(2)(転じて、人・車などの)長い行列。
「トレーン」とも呼ぶ。
○(3)[服](ウェディングドレス・イブニング−ドレスなどの)
長く後ろに引いた裾(スソ)。引き裾(スソ)。
「トレーン」とも呼ぶ。
○(4)[鳥](キジ・クジャクなどの)たれ尾。
「トレーン」とも呼ぶ。
○(5)[天]彗星(スイセイ)などの尾。
「トレーン」とも呼ぶ。
参照⇒すいせい(彗星)
どれいん
【ドレイン】
◇[英]drain
○⇒どれーん(ドレーン)
とれヴぃしっく
【トレヴィシック】
◇Richard Trevithick
○[人]⇒とれびしっく(トレビシック)
とれヴぃのいずみ《とれゐ゛のいづみ》
【トレヴィの泉】
◇[伊]Fontana di Trevi
○⇒とれびのいずみ(トレビの泉)
とれおにん
【トレオニン】
◇[英]threonine、[独]Threonin
○[生化]ヒトの必須アミノ酸の一つ。
中性アミノ酸の白色結晶で水に溶けやすい。
多くのタンパク質(蛋白質)の構成成分。
英語でも「スレオニン」とも呼ぶ、
とれか
【トレカ】
◇[英]trading card
○トレーディングカードの和略語。
⇒とれーでぃんぐかーど(トレーディングカード,トレーディ
ング・カード)
どれきせい
【土瀝青】
◇[英]asphalt
○[鉱][化]⇒あすふぁると(アスファルト)
[1]どれーく
【ドレーク】
◇[英]drake
○(1)[鳥](英語で)カモ(鴨)のオス。
⇒かも(カモ,鴨)
◎カモ全体またはメスは「ダック(duck)」。
○(2)[虫](drake fly)(英語で)カゲロウ(蜉蝣)。
⇒かげろう(カゲロウ,蜉蝣)
○(3)[古]⇒どれーくほう(ドレーク砲)
★[2]どれーく
【ドレーク】
◇[英]Sir Francis Drake
○[人]イギリスの航海者・提督(1540ころ〜1596)。
どれーくかいきょう《どれーくかいけふ》
【ドレーク海峡】
◇[英]Drake Passage
○[地]南アメリカ南端のティエラデルフエゴ島([西]Isla de
Tierra del Fuego)と南極大陸の南極半島(Antarctic Peninsu-
la)との間にある海峡。
どれーくほう《どれーくはう》
【ドレーク砲】
◇[英]drake gun
○[古]17〜18世紀の小型の大砲。
とれぐむれしゅ
【トレグムレシュ】
◇Tirgu Mures
○ルーマニア中部、ムレシュ県(judet Mures)の県都。
「トゥルグムレシュ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1992(平成 4)16万3,625人(推計)。
★どれさーじゅ
【ドレサージュ】
◇[フ]dressage
○[運]馬術で、騎手の小さな指示で高度の演技をさせること。
参照⇒かぷりおーる(カプリオール)(2)
★とれーさびりてぃー
【トレーサビリティー】
◇[英]traceability
○(1)[工]測定器の標準追遡性・追跡可能性。国家基準の品質
管理によって上級測定器・下級測定器などの等級に分け、信頼
度を高める制度。
適切な標準と測定器の結果を比較・校正する。
「トレースアビリティー」とも呼ぶ。
○(2)[農]食品生産の各段階の履歴記録。
「生産履歴」,「トレースアビリティー」とも呼ぶ。
★とれーしー
【TRACY】
◇[英]Transient Experimental Criticaly Facility
○[原]茨城県那珂郡(ナカグン)東海村(トウカイムラ)にある、日本原子
力研究所東海研究所の過渡臨界実験装置。
臨界前(未臨界)から臨界超過にいたるウラン溶液とその気泡
(ボイド)を観測できる。
JCO臨界事故のシミュレートを行う。
参照⇒りんかいまえかくじっけん(臨界前核実験)
◎2004. 6.(平成16)安全棒が落下。
とれーしー
【トレーシー】
◇Tracy
○アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州(California
State)中北部のサンウォーキン郡(San Joaquin County)の都市。
北緯37.74°、西経121.43°の地。
「トレイシー」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)3万3,558人。
2000(平成12)5万6,929人。
◎第二次世界大戦当時、日本軍捕虜の秘密訊問所があった。
とれじゃー
【トレジャー】
◇[英]treasure
○宝物・財宝・秘蔵物・秘宝。
とれじゃーはんと
【トレジャー・ハント】
◇[英]treasure hunt
○宝探し。
とれーしんぐ
【トレーシング】
◇[英]tracing
○(1)跡(アト)を追うこと。原因・由来(ユライ)を調べること。追跡
・詮索(センサク)。
○(2)(図面・地図などの)透写・複写。透写物・複写物。
紙に描かれた原図を複写したものだが、青写真(アオジャシン)な
どの原図ともなる。
「トレース」とも呼ぶ。
参照⇒あおじゃしん(青写真)(1)
とれーしんぐぺーぱー
【トレーシングペーパー】
【トレーシング・ペーパー】
◇[英]tracing paper
○製図などを透き写しする、半透明の薄く強靭(キョウジン)な紙。
紙に描かれた原図を複写し、青写真(アオジャシン)などの原図と
するもの。
化学パルプを高度に粘状(ネンジョウ)叩解(コウカイ)して透明度を高
め、さらに油引(アブラビ)きなどの特殊加工を施(ホドコ)して製造
する。
靱皮(ジンピ)繊維を手漉(テス)き・礬水引(ドウサビキ)した美濃紙
も使用される。
「トレース紙」,「透写紙」,「複図紙」とも、和略語で「トレペ」と
も呼ぶ。
◎洋裁などでは、雑誌などに印刷された型紙の図を一旦トレー
シングペーパーに写し取り、更にチャコペーパーで布地に写し
取るにも使用される。
参照⇒ちゃこぺーぱー(チャコペーパー)
とれーす
【トレース】
◇[英]trace
○(1)(動物・人・車などの通った)跡(アト)・足跡・わだち(轍)。
参照⇒とれーる(トレール)
○(2)(事件などの)痕跡(コンセキ)。
○(3)線・図形。見取図。
参照⇒とれーしんぐ(トレーシング)
○(4)(図面・地図などの原図を)半透明の紙に敷き写しにする。
なぞる。
参照⇒しきうつし(敷き写し,敷写し)(1),とれーしんぐ(トレ
ーシング)
◎トレース台:⇒らいとてーぶる(ライトテーブル,ライト・テ
ーブル)
○(5)[運]登山で、先行登山者の踏み跡。また、踏み跡をたど
ること。
○(6)[運]スケートで、滑り跡。
コンパルソリーフィギュア(compulsory figure)では重要な
審査の対象となる。
○(7)自動記録器の記録。
○(8)[経]製造工程の検査などで、工程をもう一度たどり直す
こと。
○(9)[計]プログラムの誤りを検出するデバッグ(debug)の一つ。
プログラムの途中に幾つか動作記録を残すルーチンを組み込
み、動作後にその結果を解析するもの。
参照⇒でばっぐ(デバッグ)(3)
とれーすあびりてぃー
【トレースアビリティー】
◇[英]traceability
○⇒とれーさびりてぃー(トレーサビリティー)
とれすかいきょう《とれすかいけふ》
【トレス海峡】
◇[英]Torres Strait
○[地]オーストリア大陸北東部のヨーク岬半島(Cape Yoke Pen-
insula)北部にあるトレス海峡諸島(Torres Strait Islands)と
ニューギニア島(New Guinea Island)との間の海峡。
東の珊瑚海(Coral Sea)と西のアラフラ海(Arafura Sea)を結
ぶ。
◎ヨーク岬半島とトレス海峡諸島との間はエンデバー海峡(En-
deavour Strait)。
◎1606(慶長11)スペインの海洋探検家ルイス・トレス(Luis
Vaez de Torres)、ヨーロッパ人で初めて通過。
とれーすし
【トレース紙】
◇[英]tracing paper
○⇒とれーしんぐぺーぱー(トレーシングペーパー,トレーシン
グ・ペーパー)
とれすしょとう《とれすしよたう》
【トレス諸島】
◇[フ]Iles Torres、[英]Torres Islands
○[地]南太平洋のニューヘブリデス諸島(the New Hebrides)北
部の群島。バンクス諸島(Iles Banks)の北西部に位置し、北方
にソロモン諸島がある。
バヌアツ(Vanuatu)共和国に属する。
「トーレス諸島」とも、バンクス諸島と合せて「バンクス・ト
レス諸島(Banks/Torres Islands)」とも呼ぶ。
とーれすしょとう《とれすしよたう》
【トーレス諸島】
◇[英]Torres Islands
○[地]⇒とれすしょとう(トレス諸島)
どれずだ
【ドレズダ】
◇[伊]Dresda
○⇒どれすでん(ドレスデン)
どれすで
【ドレスデ】
◇[西]Dresde
○⇒どれすでん(ドレスデン)
どれすでん
【ドレスデン】
◇[英]Dresden
○ドイツ東部、ザクセン州(Bundesland Sachsen)の州都。工業
都市。
エルベ川(Fluss Elbe)南岸の旧市街地はバロック建築が並ぶ。
北緯51.05°、東経13.74°の地。
〈人口〉
1976(昭和51)51万人。
1987(昭和62)51万9,800人。
1995(平成 7)47万2,900人。
2002(平成14)41万3,600人。
◎もとザクセンの首都。
もと東ドイツ地区。
〈ドレスデン無差別爆撃〉
1945. 2.13(昭和20)pm.10:00過ぎ、イギリス軍爆撃機240機
以上の焼夷弾で破壊。約3時間後に500機以上の爆撃機、14日
正午過ぎにはアメリカ軍機約300機が爆撃し廃墟となる。ナチ
ス・ドイツの発表では犠牲者は20万人、その後の調査では2万
5,000〜5万人(推定3万5,000人)。
◎ドイツ語:ドレズデン(Dresden)。
イタリア語:ドレズダ(Dresda)。
スペイン語:ドレスデ(Dresde)。
どれずでん
【ドレズデン】
◇[独]Dresden
○⇒どれすでん(ドレスデン)
どれすでんこくりつかいがかん《どれすでんこくりつくわいぐわくわん》
【ドレスデン国立絵画館】
◇[独]Gemldegalerie Alte Meister,Dresden
○[美]ドイツ東部、ザクセン州ドレスデンのツウィンガー宮殿
の北の部分にある美術館。
16世紀以降の歴代ザクセン選帝侯のコレクション、特にアウ
グスト三世(1696〜1763)の収集を中心とする、15〜19世紀の絵
画や陶磁器などの名作を多数収蔵・展示する。
ラファエロの『システィナの聖母(マドンナ)』、ジョルジョ
ーネの『眠るビーナス』、レンブラントの『ガニュメデス』、
フェルメールの『手紙を読む女』などが有名。
◎1831(天保 2)ザクセンが立憲君主制に移行した際に国有化。
1847〜1855(弘化 4〜安政 2)G.ゼンパーの設計で絵画館が
建設。
どれすめーかー
【ドレスメーカー】
◇[英]dressmaker
○[服]婦人服の裁縫師・洋裁師。また、その店(洋裁店)。
◎紳士服の仕立屋(洋服屋)は「テーラー(tailor)」。
とれずも
【トレズモ】
◇[葡]Torresmo、[西]chicharron
○[食]⇒ちちゃろん(チチャロン)
とれーたー
【トレーター】
◇[英](男性形)traitor(トレイター)/(女性形)traitress(ト
レイトレス)
○⇒とれいたー(トレイター)
とれーだー
【トレーダー】
◇[英]trader
○(1)業者・商人。
○(2)(特に)貿易業者。
○(3)[経]証券を売買する株式証券業者。
◎デイトレーダー(day trader):⇒でいとれーだー(デイトレ
ーダー)
○(4)貿易船・商船。
とれーだーずしょっぷ
【トレーダーズショップ】
◇[英]trader's shop
○[経]投資や相場に関係する商品を扱う専門店。
とれーだーずぱそこん
【トレーダーズパソコン】
◇[英]trader's personal computer/trader's PC
○[経]投資家仕様のパソコン。
ディスプレーは2台以上装備されていることが多い。
とれっかー
【トレッカー】
◇[英]trekker
○(1)のろのろと徒歩旅行をする人。
○(2)山歩きをする人。
とれっきんぐ
【トレッキング】
◇[英]trekking
○(1)[運]健康やレクリエーションのため、風景などを楽しみ
ながら山歩きをすること。
◎登頂を目的としない。
○(2)[運]スキーの平地滑走。
とれっく
【トレック】
◇[英]trek
○(1)牛車での旅行。
○(2)のろのろとして捗(ハカ)らない旅行。
○(3)骨の折れる旅行。
どれっど
【ドレッド】
◇[英]dread
○(1)[他動]怖(コワ)がる・恐(オソ)れる。
○(2)[名]恐怖・不安。
どれっどのーと
【ドレッドノート】
◇[英]Dreadnought(何物も恐れない)
○(1)[軍]イギリス海軍の大型戦艦。
排水量1万7900トン、蒸気タービン、速力21ノット、30サン
チ砲10門。
ドレッドノートの「ド」から「弩級艦(ドキュウカン)」,「弩級戦艦」と
呼ばれた。
◎1906. 2.(明治39)竣工。
大口径主砲を極力増して中心線上におき、従来の片玄(ヘンゲン)
の中口径副砲を廃して、両玄への発射を可能にしている。
◎日露戦争で大口径砲をもつ戦艦の優位が明らかになり、大艦
巨砲主義によって建造される。これにより在来型戦艦は価値を
失い、以後各国は弩級艦・超弩級艦・超超弩級艦と戦艦の大型
化競争に拍車をかけた。
参照⇒みかさ(三笠)(2)
○(2)[服]⇒ぐんかんらしゃ(軍艦羅紗,軍艦ラシャ)
とれーでぃんぐかーど
【トレーディングカード】
【トレーディング・カード】
◇[英]trading card
○スポーツ選手・動物・アニメキャラクター・怪獣のなどの写
真・絵とデータが印刷されたカード。
選択のできない自動販売機や菓子などの景品であることが多
く、同じカードが数枚ダブったり、欲しいカードがなかったり
するので、しばしば交換(トレード)が行われる。また、稀少カ
ードではインターネットなどで高額取引が行われる。
和略語は「トレカ」。
参照⇒しょくがん(食玩),ぷろまいど(ブロマイド)(6)
とれーでぃんぐかんぱにー
【トレーディングカンパニー】
【トレーディング・カンパニー】
◇[英]trading company
○[経]貿易商社。
とれーでぃんぐすたんぷ
【トレーディングスタンプ】
【トレーディング・スタンプ】
◇[英]trading stamp
○[経]商店会・大手小売店などが販売促進活動のために発行す
る景品引換点数券。
商品の購入金額に応じてガードにスタンプを押してもらった
り、シールを貼ったりして、規定数に達するとその数に相応す
る商品や景品と交換できるもの。
◎日本では「クーポン([フ]coupon)(回数券)」と誤称することが
ある。
とれーでぃんぐぽすと
【トレーディングポスト】
【トレーディング・ポスト】
◇[英]trading post
○[経](住民の少ない地域や未開地に設ける原住民との)交易所。
とれてん
【トレテン】
◇[独]treten
○(ドイツ語で)踏む・蹴る。
[1]とれど
【トレド】
◇Toledo
○(1)(Toledo Provincia)⇒とれどけん(トレド県)
○(2)スペイン中部、カスティリャラマンチャ自治州(Comuni-
dad Autonoma de Castilla-La Mancha)北西部にあるトレド県
の県都。
北緯39.86°、東経4.03°の地。
マドリードの南方約60キロメートルにある古都。
旧跡が多く、町並みは世界遺産。
〈人口〉
2000(平成12)6万8,500人。
2002(平成14)7万人。
◎西ゴート王国の首都。
1087(寛治元)カスティリア王国の首都。
○(3)[古]かつてトレドで生産されていた名剣。
[2]とれど
【トレド】
◇Toledo
○アメリカ合衆国東部、オハイオ州(Ohio State)北西部のルー
カス郡(Lucas County)の郡都。
北緯41.66°、西経83.58°の地。
〈人口〉
1975(昭和50)37万人。
1990(平成 2)33万2,800人。
2000(平成12)31万3,800人。
2001(平成13)31万1,400人。
2002(平成14)30万9,100人。
2004(平成16)30万6,900人。
とれどけん
【トレド県】
◇[西]Provincia de Toledo、[英]Toledo Province
○スペイン中部、カスティリャラマンチャ自治州(Comunidad
Autonoma de Castilla-La Mancha)北西部の県。南部をシウダ
ードレアル県(Provincia de Ciudad Real)に接する。
県都はトレド。
〈面積〉
1万5,368平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)52万8,000人。
2002(平成14)53万6,300人。
とれどる
【トレドル】
◇[英]treadle
○[機]⇒ぺだる(ペダル)(1)
とれーとれす
【トレートレス】
◇[英](女性形)traitress/(男性形)traitor(トレイター)
○⇒とれいとれす(トレイトレス)
とれどんひめの
【トレドンヒメノ】
◇Torredonjimeno
○スペイン南部、アンダルシア自治州(Comunidad Autonoma de
Andalucia)中央部ハエン県(Provincia de Jaen)の都市。
とれーなー
【トレーナー】
◇[英]trainer
○(1)練習(training)の指導者。
イヌなどの調教師・調馬師・猛獣使いなど。
○(2)[運](特に)運動選手の健康を管理し、練習の指導をする
人・コーチ(coach)(指導員)。
○(3)[古][運]厚手の木綿地で作った運動用の長袖シャツ。ま
たは上下の運動着。
1960年ころに服飾評論家石津謙介が命名したもので、街着・
家庭着としても普及した。
現在は「ジャージ(Jersey)」と呼ぶことが多く、ほぼ死語。
参照⇒じゃーじー(ジャージー)(5)
◎英語にはない言葉。
○(4)[運]練習用具。
○(5)[運](trainers)運動靴。
○(6)[空]練習機
どれなーじ
【ドレナージ】
◇[独]Draenage/Dranage(排水)
○(1)⇒どれーん(ドレーン)
○(2)[医]患部にたまった血液・滲出液(シンシュツエキ)・膿(ウミ)など
を排出する治療法。
カテーテルやガーゼなどを用いる。
「排液法」とも呼ぶ。
参照⇒かてーてる(カテーテル),しらく(刺絡)
どれなーじぇ
【ドレナージェ】
◇[独]Draenage/Dranage、[英]drain
○(1)⇒どれーん(ドレーン)
○(2)[医]⇒どれなーじ(ドレナージ)(2)
★とれにあ
【トレニア】
◇[学]Torenia
○(1)[植]シソ目(Lamiales)オオバコ科(Plantaginaceae)の一
属。
○(2)[植]([学]Torenia fournieri)トレニア属の一年草。東南
アジア原産。
「ナツスミレ(夏菫)」,「ハナウリクサ(花瓜草)」とも呼ぶ。
とれーにんぐぱんつ
【トレーニングパンツ】
【トレーニング・パンツ】
◇[英]training pants
○(1)[服]幼児に用便をしつけるための厚手の下着パンツ。
おしめから普通の下着に変わる時期に使用するもの。
○(2)[服][運](日本で)スポーツの練習に用いる足首まである
長いパンツ。多くは白色。
和略語で「トレパン」とも呼ぶ。
◎和製英語で、イギリスでは"track-suit trousers"、アメリ
カでは"sweatpants"。
とれーね
【トレーネ】
◇[独]traene/trane、[英]tear
○(ドイツ語で)涙・泪(ナミダ)。
とれぱせ
【トレパセ】
◇[フ]les Trepasses
○[宗][暦]⇒ばんれいせつ(万霊節)
とれぱねーしょん
【トレパネーション】
◇[英]trepanation
○[医]トレパン(trepan)を使用した頭蓋(トウガイ)に穴をあける
脳外科手術。また、その技法・技術。
硬膜血腫(ケッシュ)などの治療のために行われる。
「開頭術(カイトウジュツ)」とも呼ぶ。
参照⇒[1]とれぱん(トレパン)(2)
とれはろーす
【トレハロース】
◇trehalose
○[化]二糖類の一種。植物・酵母・キノコ・海草・昆虫など天
然に広く存在する糖類。甘みは砂糖の45%。
乾燥や凍結から細胞の形態を保つ作用があり、生命の保存や
再生に関係していると考えられる。
食品・化粧品・医薬品など多方面に使用されている。
◎「トレハ」,「トレハオース」は(株)林原(ハヤシバラ)生物化学研究
所の登録商品名。
1995(平成 7)林原が新たに見出した酵素によって澱粉(デンプ
ン)から生産して商品化。
[1]とれぱん
【トレパン】
◇[英]trepan
○(1)[古]丸くり抜き機。縦坑を掘る開削機(開鑿機)。
○(2)[古][医]脳外科で、頭蓋(トウガイ)に穴をあける器具。管鋸
(クダノコ)。
参照⇒とれふぁいん(トレファイン)
○(3)[医]皮膚科で、腫瘍の周囲の皮膚を円く切る管状の器具
(メス)。
腫瘍の大きさに合せ、いろいろのサイズがある。
[2]とれぱん
【トレパン】
◇[英]trepang
○[動](英語で)ナマコ(海鼠)。
⇒なまこ(ナマコ,海鼠)
[3]とれぱん
【トレパン】
○[服][運]トレーニングパンツの和略語。
⇒とれーにんぐぱんつ(トレーニングパンツ,トレーニング・
パンツ)(2)
とれびあん
【トレビアン】
◇[フ]tres bien、[英]very good
○とても良い、素敵(ステキ)。
とれびしっく
【トレビシック】
◇Richard Trevithick
○[人]イギリスの機械技術者(1771〜1837)。
1802(享和 2)牽引力17トンでレールの上を走る世界最初の蒸
気機関車を発明し、1804. 2.21(文化元)乗客を乗せて走らせる。
「トレヴィシック」とも呼ぶ。
◎鉱山や農業に使われ、公共鉄道としてはスチーブンソン(G.
Stephenson)が世界最初。
参照⇒[2]すちーぶんそん(スチーブンソン)
とれびす
【トレビス】
◇[フ]Trevise(トレヴィス)
○(1)トレビゾ([伊]Treviso)のフランス語名。
⇒とれびぞ(トレビゾ)
○(2)[植](trevise)ラディッキオ([伊]radicchio)の別称。
⇒らでぃっきお(ラディッキオ)
とれびぞ
【トレビゾ】
◇Treviso
○(1)(Provincia di Treviso)⇒とれびぞけん(トレビゾ県)
○(2)イタリア北東部、ベネト州(Regione Veneto)北部のトレ
ビゾ県南部にある県都。
〈人口〉
2001(平成13)8万0,144人。
◎フランス語:トレビス(Trevise)。
とれびぞけん
【トレビゾ県】
◇[伊]Provincia di Treviso
○イタリア北東部、ベネト州(Regione Veneto)北部の県。
県都はトレビゾ。
★とれびぞんどていこく
【トレビゾンド帝国】
◇[英]the Empire of Trebizond
○[歴]小アジア東北部、黒海南東岸にあった帝国(1204〜1461)。
1204(元久元)ビザンツ貴族コムネノス家(Comnenus family)
のアレクシオス一世(Alexios I)により建国。東ローマ帝国(ビ
ザンチン帝国)の正統な後継者を目指してコンスタンティノー
プル奪還を画策した。
1461(寛正 2)オスマン・トルコのムハンマド二世(Muhammad
II)により征服・併合。
参照⇒とらぶぞん(トラブゾン)(2)
とれびのいずみ《とれびのいづみ》
【トレビの泉】
◇[伊]Fontana di Trevi、[英]the Trevi fountain
○イタリアのローマ市中心部にある噴水。
後ろ向きでコインを投げ入れると、再びローマに戻るという
伝説がある。
「トレヴィの泉」とも呼ぶ。
◎1762(宝暦12)完成。
◎1954(昭和29)映画『愛の泉(Three Coins in the Fountain)』
でローマの観光名所として著名になる。
どれーぷ
【ドレープ】
◇[英]drape
○(1)[他動](布や旗で、ゆったりと)おおう(覆う)・飾る。
○(2)[他動](衣類・布類を、ゆったりと)かける・まとう(纏う)。
○(3)[服]布の垂れぐあい(具合)・布のたるみ(弛み)・ひだ(襞)。
○(4)[服]緩(ユル)やかなひだを作る技術。ひだを取り入れたデ
ザイン。
○(5)[服](透けない厚地の)カーテン地・布地。
○(6)[建](透けない厚地の)カーテン・掛け布・垂れ布。
とれふぁいん
【トレファイン】
◇[英]trephine
○[医]頭蓋(トウガイ)に丸い穴をあける冠状ノコギリ。トレパン
(trepan)を改良した器具。
◎旧型:⇒[1]とれぱん(トレパン)(2)
とれふぁくしょん
【トレファクション】
◇[英]torrefaction
○(1)(加熱)乾燥・焙焼。
○(2)木質ペレットを蒸し焼き加工して半炭化させること。
とれぶくしあ
【トレブクシア】
◇[学]Trebouxia
○[植]⇒とれぼうくしあ(トレボウクシア)
どれふゅす
【ドレフュス】
◇Alfred Dreyfus(アルフレッド・ドレフュス)
○[人]フランスのユダヤ系士官(1859〜1935)。
参照⇒どれふゅすじけん(ドレフュス事件)
どれふゅすじけん
【ドレフュス事件】
◇[フ]l'affaire Dreyfus
○(1)[歴]19世紀末のフランスに起きたスパイ容疑事件。
フランス陸軍の機密がドイツに漏れ、1894.10.(明治27)その
犯人としてユダヤ系参謀本部付砲兵大尉ドレフュスが陸軍の機
密書類をドイツへ売却した嫌疑(ケンギ)で逮捕。軍法廷はほとん
ど証拠のないまま、彼を満場一致で有罪を決定して終身刑に科
し、1895. 1. 5(明治28)士官学校の校庭で不名誉な位階剥奪式
(ハクダツシキ)が行われた。
1897(明治30)別の真犯人が判明したが、軍部は事実を隠蔽(イ
ンペイ)。1898(明治31)作家ゾラが軍部の不正を弾劾(ダンガイ)す
る公開状をクレマンソー主宰の新聞「オロール(l'Aurore)」に発
表するなど知識人が人権擁護のため再審を要求して立ち上がっ
て当局を弾劾。共和派・人権擁護派に、王党派・軍部・右翼や
反ユダヤの教会が激しく対立。政治抗争となって第三共和制が
一時危機に瀕(ヒン)する大事件になった。
1899(明治32)ワルデック・ルソーの共和政防衛内閣が成立し
て、ドレフュスは再審ののち特赦。1906(明治39)無罪となり軍
籍に復帰した。
○(2)[文](1)に取材した大仏次郎(オサラギ・ジロウ)の小説。
とれぺ
【トレペ】
◇[英]tracing paper
○[俗]トレーシングペーパーの和略語。
⇒とれーしんぐぺーぱー(トレーシングペーパー,トレーシン
グ・ペーパー)
[1]とれべりあん
【トレベリアン】
◇Sir Charles Edward Trevelyan
○[人]イギリスのインド行政官(British administrator in In-
dia)(1807〜1886)。G.M.トレベリアンの祖父。トーマス・マ
コーレー(Thomas Babington Macaulay)の義弟。
[2]とれべりあん
【トレベリアン】
◇Sir George Otto Trevelyan
○[人]イギリスの歴史家・政治家(1838〜1928)。G.M.トレベ
リアンの父。
[3]とれべりあん
【トレベリアン】
◇George Macaulay Trevelyan
○[人]イギリスの歴史家(1876〜1962)。G.O.トレベリアンの
息子。
著書は『イギリス史(History of England)』・『イギリス社
会史(English Social Histry)』・『ガリバルディ(Garibaldi
and the Making of Italy)』など。
★とれぼうくしあ
【トレボウクシア】
◇[学]Trebouxia
○(1)[植]緑色植物門(Chlorophyta)の藻類の一綱。
〈トレボウクシア藻綱(Trebouxiophyceae)〉
クロレラ目(Chlorellales)。
ミクロタムニオン目(Microthamniales)。
(Oocystales)。
カワノリ目(Prasiolales)。
トレボウクシア目(Trebouxiales)。
○(2)[植]トレボウクシア目(Trebouxiales)。
○(3)[植]トレボウクシア科(Trebouxiaceae)。
○(4)[植]トレボウクシア属(Trebouxia)。
地衣類の共生藻の一種。
「トレブクシア(Trebouxia)」とも呼ぶ。
とれぽねーまぱりずむ
【トレポネーマ・パリズム】
◇[学]Treponema pallidum
○[病]⇒とれぽねーまぱりだむ(トレポネーマ・パリダム)
とれぽねーまぱりだむ
【トレポネーマ・パリダム】
◇[学]Treponema pallidum
○[病]梅毒の病原菌。
「トレポネーマ・パリズム」,「梅毒トレポネーマ」とも呼ぶ。
参照⇒ばいどく(梅毒,黴毒)
とれま
【トレマ】
◇[フ]trema
○[言]フランス語の綴(ツヅ)りで、母音の上に付く二つの点。
母音が2個続いたとき、その合成音(中間音)ではなく、個々
に発音することを表し、2個目の母音の上に記す。
参照⇒まくろん(マクロン),ぶれーぶ(ブレーブ)(1),あくさ
ん(アクサン)
◎ドイツ語では「ウムラウト(Umlaut)」と呼ぶが、意味が異なる。
参照⇒うむらうと(ウムラウト)
とれまどっくわん
【トレマドク湾】
◇[英]Tremadoc Bay
○[地]⇒とれまどっぐわん(トレマドグ湾)
とれまどっぐわん
【トレマドグ湾】
◇[英]Tremadog Bay
○[地]イギリス、ウェールズ西部のカーナーボン湾(Caernar-
von Bay)の北東にある、スリーン半島(Lleyn Peninsula)南側
の支湾。
「トレマドク湾(Tremadoc Bay)」とも呼ぶ。
とれみー
【トレミー】
◇[英]Ptolemy
○[人]プトレマイオスの英語名。
⇒ぷとれまいおす(プトレマイオス)
★とれみてぃしょとう《とれみちしよたう》
【トレミティ諸島】
◇[伊]Isole Tremiti
○[地]イタリア東部、ガルガノ半島(Penisola del Gargano)北
方沖のアドリア海(Mare Adriatico)にある群島。
どれみのうた
【ドレミの歌】
◇[英]The Song of Do-Re-Mi
○[楽]ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック(The
Sound of Music)』の挿入歌。
オスカー・ハマースタイン二世(Oscar Hammerstein II)作詞、
リチャード・ロジャース(Richard Rodgers)作曲。
日本の訳詞はペギー葉山。
とれもらいと
【トレモライト】
◇[英]tremolite
○[鉱]透角閃石綿。角閃石族(Amphibole Group)の石綿(イシワタ)
(アスベスト)。
飛散し、毒性が強い。
参照⇒いしわた(石綿)
とれもろ
【トレモロ】
◇[伊]tremolo
○[楽]同じ音や異なった二音を小刻みに反復する装飾音。また、
その演奏法。
マンドリン・バイオリンなどの弦楽器やピアノなどで用いる。
「震音(シンオン)」とも呼ぶ。
参照⇒たんぎんぐ(タンギング)
とれーらー
【トレーラー】
◇[英]trailer
○(1)[交]動力装置ほ持たず、他の動力車に牽引(ケンイン)されて
旅客または貨物を運搬する車両。付随車。
◎牽引車を含める場合もある。
○(2)[映]予告篇。
○(3)[映]映画フイルムで、リールを映写機にかける際、引き
出す何も映っていない最初の部分。リーダー(leader)。
とれーる
【トレール】
◇[英]trail
○(1)跡(アト)。特に引きずった跡。
「トレイル」とも呼ぶ。
参照⇒とれーす(トレース)
◎vapor trail:飛行機雲。
○(2)動物などの臭跡。
「トレイル」とも呼ぶ。
○(3)(転じて)捜索などの手がかり。
「トレイル」とも呼ぶ。
○(4)原野や山などの踏(フ)みならされた小道。山道。
「トレイル」とも呼ぶ。
◎トレールバイク(trail bike):⇒とれーるばいく(トレール
バイク)
○(5)[天]彗星(スイセイ)・流星の尾。
「トレイル」とも呼ぶ。
○(6)[海]引き網。
「トレイル」とも呼ぶ。
◎底引き網は「トロール(trawl)」。
とれるち
【トレルチ】
◇Ernst Troeltsch
○[人]ドイツのプロテスタント神学者(1865〜1923)。
とれーるばいく
【トレールバイク】
◇[英]trail bike
○[交]オフロード用の堅牢(ケンロウ)なオートバイ。
◎オフロード用の自転車は「マウンテンバイク(mountain bike)」。
とれーろ
【トレーロ】
◇[西]torero
○闘牛士の総称。
⇒とうぎゅうし(闘牛士)(1)
とれーん
【トレーン】
◇[英]train
○⇒とれいん(トレイン)
どれん
【ドレン】
◇[英]drain
○⇒どれーん(ドレーン)
どれーん
【ドレーン】
◇[英]drain(ドレイン)、[独]Draenage(ドレナージェ)/Dra-
nage
○(1)放水路。下水管・下水溝(ゲスイコウ)。
「ドレン」,「ドレイン」とも呼ぶ。
○(2)下水施設・下水設備。
「ドレン」,「ドレイン」とも呼ぶ。
○(3)排水・下水・汚水。
「ドレン」,「ドレイン」とも呼ぶ。
○(4)[電]電界効果トランジスター(FET)の三電極の一つ。
ソースとドレーンとの間のゲートの電圧よって、ソース・ド
レーン間の電流が制御される。
「ドレン」,「ドレイン」とも呼ぶ。
とれんか
【トレンカ】
◇[西]trenca
○(1)[服]パーカ([英]parka)。
⇒ぱーか(パーカ)
○(2)[服]トレンカレギンスの略称。
⇒とれんかれぎんす(トレンカレギンス)
とれんがぬしゅう《とれんがぬしう》
【トレンガヌ州】
◇[マレー語]negeri Terengganu、[英]Terengganu State
○マレーシアのマレー半島東岸にある州。南西部をパハン州
(negeri Pahang)、北西部をクランタン州(negeri Kelantan)に
接し、東部を南シナ海(South China Sea)に面する。
州都はクアラトレンガヌ(Kuala Terengganu)。
とれんかれぎんす
【トレンカレギンス】
◇[和製造語]trenca leggings
○[服]ファッションまたは防寒用の、つま先とかかとの部分が
ないレギンス。
単に「トレンカ」とも呼ぶ。
参照⇒れぎんす(レギンス),れおたーど(レオタード)
◎「トレンカ」はスペイン語でフード付き防寒服「パーカ([英]
parka)」、「レギンス」は英語で「保温ズボン」の意味。
とれんそう
【ト連送】
○[歴][軍]モールス信号の「ト(・・−・・)」を連打すること。
旧日本陸海軍の特攻機から体当りを開始する突撃の合図。
突入時には鍵(キー)を押しっ放しにし、その信号が途切れた
とき、体当りまたは撃墜の瞬間(特攻隊員の死亡)となる。
参照⇒とっこうたい(特攻隊),てれんそう(テ連送)
とれんち
【トレンチ】
◇[英]trench
○(1)深い溝(ミゾ)・壕(ホリ)。
○(2)[軍]塹壕(ザンゴウ)。
⇒ざんごう(塹壕)
○(3)[服]トレンチコートの略称。
⇒とれんちこーと(トレンチコート,トレンチ・コート)
○(4)[歴]遺跡調査で、発掘用の細長い試掘溝。
発掘地域内の地下の様子を確かめるため、設定した区画に帯
状の溝を掘り下げたもの。
とれんちこーと
【トレンチコート】
【トレンチ・コート】
◇[英]trench coat
○[服]ダブルブレスト(double-breasted)のベルト付き防水用
コート。
ラグラン袖(raglan sleeve)で、肩にはストラップ(strap)、
袖口にミニベルトが付く。
背中には通風のヒダがあり、また腰のベルトには水筒などを
下げる金具が付いている。
ポケットは大きく、防塵・防水用のフラップ(flap)が付き、
右襟には胸に着脱できる防風の当て布がボタンで留められてい
る。
◎もと軍用で、第一次世界大戦の時にイギリス兵が塹壕(トレ
ンチ)内で着用したことから。
とれんてぃーのあるとあでぃじぇじちしゅう
《とれんちーのあるとあぢじえじちしう》
【トレンティーノ・アルト・アディジェ自治州】
◇[伊]Regione Autonoma Trentino-Alto Adige
○イタリア北部の自治州。東部をベネト州(Regione Veneto)、
西部をロンバルディア州(Regione Lombardia)に接し、北部を
オーストリア、北西部をスイスに隣接。
州都はボルツァーノ(Bolzano)。
〈県〉
ボルツァーノ自治県(Provincia Autonoma di Bolzano)。
トレント自治県(Provincia Autonoma di Trento)。
〈面積〉
1万3,613平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)92万9,574人(1月1日推計)。
2001(平成13)93万7,107人(10月21日現在)。
どれんてしゅう《どれんてしう》
【ドレンテ州】
◇[蘭]Provincie Drenthe、[英]Drenthe Province
○オランダ北東部の州。北部をフローニンゲン州(Provincie
Groningen)、西部をフリースラント州(Provincie Friesland)
に接し、南東部をドイツに隣接。
州都はアッセン(Assen)。
とれんと
【トレント】
◇[伊]Trento
○(1)(Provincia Autonoma di Trento)⇒とれんとじちけん(ト
レント自治県)
○(2)イタリア北部、トレンティーノ・アルト・アディジェ自
治州(Regione Autonoma Trentino-Alto Adige)南部のトレント
自治県の県都。
ドイツ語名は「トリエント(Trient)」。
とれんど
【トレンド】
◇[英]trend
○(1)傾向・動向・趨勢(スイセイ)。
○(2)方向・傾き。
○(3)[服]ファッションの流行傾向。
○(4)(転じて)流行の先端。
◎形容詞は「トレンディ(trendy)」。
とれんとじちけん
【トレント自治県】
◇[伊]Provincia Autonoma di Trento
○イタリア北部、トレンティーノ・アルト・アディジェ自治州
(Regione Autonoma Trentino-Alto Adige)南部の自治県。北部
をボルツァーノ自治県(Provincia Autonoma di Bolzano)に接
する。
県都はトレント。
〈面積〉
6,213平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)46万9,887人(1月1日推計)。
2001(平成13)47万6,442人(10月21日現在)。
とれんとん
【トレントン】
◇Trenton
○(1)アメリカ合衆国北東部、ニュージャージー州(New Jersey
State)の州都。マーサー郡(Nercer County)の郡都。
北緯40.22°、西経74.76°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)8万8,500人。
2000(平成12)8万5,400人。
2002(平成14)8万6,800人。
○(2)アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)北
西端にあるデード郡(Dade County)の郡都。
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