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百 科 辞 書 《とら》 編集:獨 澄旻
-------- とら --------------------------------------------------
とら
【トラ】
○[俗]眼病トラコーマの俗称。
⇒とらこーま(トラコーマ)
★とら
【トラ】
【虎】
○(1)[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)ネコ科(Panthera)の哺乳
類。
〈亜種〉
バリトラ:[学]Panthera tigris balica。
カスピトラ:[学]Panthera tigris virgata。
ジャワトラ:[学]Panthera tigris sondaica。
アモイトラ(華南トラ):[学]Panthera tigris amoyensis。
シベリアトラ(アムールトラ):[学]Panthera tigris altai-
ca。
スマトラトラ:[学]Panthera tigris sumatrae。
マレートラ:[学]Panthera tigris corbetti。
ベンガルトラ(インドトラ):[学]Panthera tigris tigris。
タシナトラ:[学]Panthera tigris styani。
ロプノールトラ:[学]Panthera tigris lecoqui。
うち、現存はアモイトラ・シベリアトラ・スマトラトラ・マ
レートラ・ベンガルトラの5亜種。
◎1924(大正13)朝鮮で6匹が捕獲されて、朝鮮では以後記録が
なく絶滅。
◎漢方ではトラの骨を鎮痛剤の材料とする。
◎英語:タイガー(tiger)。
ドイツ語:ティーガー(Tiger)。
フランス語:ティグル(tigre)。
イタリア語:ティグレ(tigre)。
スペイン語:ティグレ(tigre)。
インドネシア語・マレー語:ハリマオ(harimau)。
○(2)[俗]酔っぱらい。
◎大虎(オオトラ):⇒おおとら(オオトラ,大虎)
姫トラ(メストラ):⇒ひめとら(姫トラ,姫虎)
トラ箱:⇒とらばこ(トラ箱,虎箱)
とら
【寅】
○(1)十二支(ジュウニシ)の第3。とら(虎)。
○(2)[暦]十二支の3番目にあたる年や日。寅年(トラドシ)または
寅の日。
参照⇒とらのひ(寅の日)
○(3)方位を十二支に配した、東北東の方角。
○(4)寅の刻。
⇒とらのこく(寅の刻)
とらー
【トラー】
◇tolar
○[古][経]スロベニアの旧通貨単位。
通貨記号はSIT。
◎2007. 1. 1(平成19)ユーロを導入。
とーらー
【トーラー】
◇torah/tora、[独]Thora(トーラ)
○(1)[宗]ユダヤ教の律法。神によって示された生活と行動の
原理。
参照⇒しむはっととーらー(シムハット・トーラー)
○(2)[聖](the Torah)⇒もーせのごしょ(モーセの五書)
どら
【ドラ】
【銅鑼】
◇[中]tongluo(銅鑼)、[英]gong(ゴング)/tamtam(タムタム)
○[楽]金属製打楽器の一種。
唐金(カラカネ)(青銅)製の円盤で、盆のように3〜4センチメー
トルの縁(フチ)がある。縁の二つの穴から紐で吊り下げ、頭部が
球状に布で包まれた桴(バチ)で打って鳴らす。
仏教の法要、歌舞伎囃子や獅子舞などの民俗芸能、茶会の席、
船の出港の合図などに打ち鳴らす。
◎銅鑼釘:⇒いなづまくぎ(稲妻釘)(1)
どーら
【ドーラ】
◇Ad Dawrah/Al Dawrah
○イラクの首都バグダッド南部の地区。
とーらい
【トーライ】
◇[英](複数形)tori/(単数形)torus
○トーラスの複数形。
⇒[1]とーらす(トーラス)
どらいあい
【ドライアイ】
◇[英]dry eye
○[病]涙の分泌量が少なくなって眼が乾く疾患。
異物感のほか、角膜や結膜上皮を傷付け感染症を引き起こす
こともある。
原因はコンタクトレンズの長時間装着、パソコンやゲームな
どを長時間使用して眼をあまり動かさないこと、エアコンで涙
が極端に蒸発することなど。
参照⇒るいえき(涙液),るいどう(涙道)
どらいあいす
【ドライアイス】
◇[英]dry ice
○[化]固体の二酸化炭素(炭酸ガス)(carbon dioxide)。
マイナス78.5℃で工業用・家庭用の冷却剤として用いる。液
体とならずに空気中に昇華して炭酸ガスとなるため、氷のよう
に周囲を濡らすことがない。
製法は、純粋な炭酸ガスを圧縮・液化させ、細孔から吹き出
させるとその気化熱により一部が粉末として固体化し、それを
集めて加圧成形する。
◎もと登録商標。
冷却剤として使用すると空気中に炭酸ガスを放出することに
なるので、温暖化問題から家庭用は再使用のできる保冷剤など
に切り替えられ始めている。
また、水に入れると激しく水煙を出すことから、一時期は芸
能ステージや結婚式場で大量に使用されていた。
小さいかたまりを水平にしたガラスなどの板の上に置くと、
板から熱を受けた部分が気化してわずかに浮き上がり、ホバー
クラフトのように板の上を滑り回る。大きいと板が冷えて浮き
上がらない。
砕片をスプーンなどで強く押しつぶすと、急激に気化してブ
チブチと音を発する。
どらいあいすせんせーしょん
【ドライアイスセンセーション】
◇[英]dry-ice sensation
○[病]温度感覚の異常の一種。
室温程度の水を異常に冷たく感じたり、逆にアイスクリーム
を熱いと感じたりするもの。
参照⇒しがてらちゅうどく(シガテラ中毒)
とらいあすろん
【トライアスロン】
◇[英]triathlon
○[運]遠泳(3.9キロメートル)・自転車(180.2キロメートル)・
マラソン(42.195キロメートル)の3種目を連続して行い、経過
時間を競う耐久レース。
俗称は「アイアンマンレース(ironman race)」,「鉄人レース」。
◎名前は「三つの(tri)」・「競技の(athletic)」・「マラソン(mar-
athon)」から。
参照⇒ばいあすろん(バイアスロン)
◎1970年代にアメリカのカリフォルニアで始まる。
1978(昭和53)アメリカのハワイで初めて開催。
1985(昭和60)沖縄県の宮古島で、日本初の開催。
どらいあっど
【ドライアッド】
◇[英]dryad
○[ギ神][ロ神](西洋で信じられている)森・木の精。
「ドリュアス([希]druas)」とも呼ぶ。
参照⇒はまどりあです(ハマドリュアデス),にんふ(ニンフ)
とらいあど
【トライアド】
◇[英]triad
○(1)三つ組・三つ揃(ゾロ)い・三人組・三本柱。
参照⇒とりお(トリオ)(5),とろいか(トロイカ)(2)
◎ニュークリア・トライアド(nuclear triad):⇒にゅーくり
あとらいあど(ニュークリア・トライアド)
掛け物:⇒さんぷくつい(三幅対)(1)
○(2)[文]三部作。
○(3)[化]三価元素・三組元素。
○(4)[楽]三和音。
参照⇒とりお(トリオ)
○(5)[社]自己と他者の関係に、第三者が介入した三者関係。
○(6)[哲]([独]Triade)⇒とりあーで(トリアーデ)(2)
とらいあんぐる
【トライアングル】
◇[英]triangle
○(1)[数]三角形。
○(2)三角形状のもの。
○(3)三角定規。
○(4)[音]打楽器の一つ。
鋼鉄製の棒を正三角形に折り曲げたもの。糸で吊(ツ)るし、
小さな金属棒で打って鳴らす。澄んだ高音が鳴り響く。
とらいあんぐるちたい
【トライアングル地帯】
○(1)(the Golden Triangle)⇒おうごんのさんかくちたい(黄
金の三角地帯)
○(2)(the Golden Crescent)⇒おうごんのみかづきちたい(黄
金の三日月地帯)
とらいあんふ
【トライアンフ】
◇[英]Triumph(勝利・凱旋)
○(1)[軍]イギリス海軍の原子力潜水艦(S93)。
◎1991.10.(平成 3)竣工。
○(2)[軍]ロシアの地対空迎撃ミサイルS400の通称。
⇒えすよんひゃく(S400)
どらいえーじんぐ
【ドライエージング】
◇[英]dry aging
○[食]生肉の乾燥熟成法。
参照⇒えだからし(枝枯らし)
とらいおきさいど
【トライオキサイド】
◇[英]trioxide
○[化]三酸化物。
とらいおーど
【トライオード】
◇[英]triode
○[電]三極真空管。
とらいく
【トライク】
◇[英]trike
○[交]⇒さんりんしゃ(三輪車)
とらいごん
【トライゴン】
◇[英]trigon
○[数]三角形。
とらいしくる
【トライシクル】
◇[英]tricycle
○[交]⇒さんりんしゃ(三輪車)
どらいじーね
【ドライジーネ】
◇[独]Draisine
○(1)[歴][交]ドイツのドライス男爵(Baron Karl Christian
Ludwig Drais von Sauerbronn)(1785〜1851)が発明した、足で
地面を蹴って進む自転車。
一般名は「ベロシペード([英]velocipede)」。
◎1817(文化14)発明。
○(2)[交](ドイツ語で)トロッコ([独]Handhebelwagen)・トレ
ーラー。
参照⇒とろっこ(トロッコ)
どらいしゅつりょく
【ドライ出力】
○[空]⇒みずめたのーるふんしゃ(水メタノール噴射)
どらいすきん
【ドライスキン】
◇[英]dry skin
○乾燥肌・乾性の肌・荒れ性の肌。
とらいすたー
【トライスター】
◇[英]Tristar
○[空]米国ロッキード社製の大型旅客機L−1011の愛称・
登録商標名。
「エンジンが3基」から命名。
参照⇒ろっきーどじけん(ロッキード事件).じゃんぼじぇっ
と(ジャンボ・ジェット)
◎1974(昭和49)東京〜沖縄間に日本で初めて就航。定員306名。
★とらいちゅけ
【トライチュケ】
◇Heinrich von Treitschke
○[人]ドイツの歴史家(1834〜1896)。
帝国議会議員となる。
小ドイツ主義を主張。
参照⇒しょうどいつしゅぎ(小ドイツ主義)
★どらいでん
【ドライデン】
◇John Dryden
○[人]イギリスの詩人・劇作家(1631〜1700)。
とらいでんと
【トライデント】
◇[英]Trident
○(1)[ギ神][ロ神]三つ叉(マタ)の鉾(ホコ)。
◎海神ポセイドンの標章で、しばしば制海権の象徴に用いられ
る。
参照⇒ぽせいどん(ポセイドン)(1)
◎中国語:三叉戟(sancha ji)。
○(2)[空]ブリティッシュ・エアロスペース社製の旅客機。
○(3)[軍]アメリカ海軍の水中発射長距離弾道ミサイル(SLB
M)。
参照⇒おはいおきゅうげんしりょくせんすいかん(オハイオ
級原子力潜水艦)
〈1型(T型)〉
最大射程8千キロメートル。全長約10メートル、直径約1.9
メートル、重量約33トン。
〈2型(U型)〉
最大射程1万キロメートル。百キロトンの核弾頭8個搭載。
○(4)[軍][原]⇒おはいおきゅうげんしりょくせんすいかん(オ
ハイオ級原子力潜水艦)
とらいとん
【トライトン】
◇[英]Triton
○(1)[ギ神][天]⇒[1]とりとん(トリトン)
○(2)[交]三菱自動車の1トンピックアップトラック。
ストラーダ(Strada)の後継車。
どらいばー
【ドライバー】
◇[英]driver
○(1)[交]自動車の運転手・運転者。列車の機関士。馬車の御
者(ギョシャ)。
参照⇒おぺれーたー(オペレーター)(1)
◎ドイツ語は「ファーラー(Fahrer)」。
○(2)牛追い・馬方(ウマカタ)。
○(3)[古]奴隷(ドレイ)の監督者。
参照⇒どれい(奴隷)
○(4)[機]動輪・駆動輪。動力伝導部
○(5)[運]ゴルフの1番ウッド。ヘッド(打球部)が木製の、最
長打用クラブ。
○(6)[計]周辺機器を制御・駆動するためのプログラム。
○(7)ねじ回し。
英語では「スクリュードライバー(screwdriver)」。
とらいばりずむ
【トライバリズム】
◇[英]tribalism
○部族主義。種族組織。
ナショナリズム(nationalisn)(民族主義)よりさらに偏狭な、
部族中心的な考え方や運動。
◎イギリス・フランス・ベルギーなどはアフリカ植民地で分割
統治の手段に利用していた。
とらいばるえりあ
【トライバル・エリア】
◇[英]tribal area
○(1)部族地域。ある部族が支配・統治している地域。
○(2)(特に)パキスタンのアフガニスタン国境沿いの地域。
部族長(malik)を中心とする伝統的な部族制度マリクを保持
し、部族による自治が優先され、パキスタンの法制度・警察権
が及ばない地区。
パキスタン政府は外国人の立ち入りを認めていない。
参照⇒えふえーてぃーえー(FATA)
とらいぶ
【トライブ】
◇[英]tribe
○(1)種族・部族。
○(2)支族。
○(3)[生]類。
目(order)と科(family)との間の漠然とした分類。
○(4)[動]族。
亜科(アカ)(subfamily)と属(genus)の間のグループ。
○(5)[植]連(レン)。
亜科と属の間のグループ。
○(6)連中・手合い・仲間。
とらいぷ
【トライプ】
◇[英]tripe
○(1)[食](食用にする)ウシ(牛)・ブタ(豚)などの胃壁。
○(2)[食](特に)ウシの胃の第一室(第一胃)と第二室(第二胃)。
参照⇒うしのいぶくろ(牛の胃袋)
○(3)(転じて)つまらぬ物・駄作。
どらいぶらし
【ドライブラシ】
◇[英]dry brush
○[美]乾いた筆の先に絵具をわずかに付けて、こするように塗
る方法。凹凸のある用紙で効果がある。
とらいふる
【トライフル】
◇[英]trifle
○(1)つまらないこと・ささいなもの。
「トリビア(trivia)」,「バガテル(bagatelle)」とも呼ぶ。
○(2)少量・端た金。
○(3)[食]スポンジケーキにシェリー酒・ラム酒・ブランデー
などを染み込ませ、ジャム・ゼリー・カスタードクリーム・ホ
イップクリームなどを盛り付けたデザート。
参照⇒[1]さばらん(サバラン)
○(4)スズ(錫)の合金ピューターの製品(pewter ware)。特に、
その家庭用品(utensil)。
参照⇒しろめ(白鑞,白目)(4)
とらいべっか
【トライベッカ】
◇[登録商標]Tribeca
○[交]富士重工業(スバル)社製のスポーツ用多目的車(SUV)。
とらいぽっど
【トライポッド】
◇[英]tripod
○[光]⇒さんきゃく(三脚)(2)
とらいまー
【トライマー】
◇[英]trimer
○[化]三つのモノマー(monomer)(単量体)が重合反応してでき
たポリマー(polymer)(重合体)。
「三量体」とも呼ぶ。
参照⇒ぽりまー(ポリマー)
どらいまうす
【ドライマウス】
◇[英]dry mouth
○[俗][病]口腔乾燥症(xerostomia)の俗称。
⇒こうくうかんそうしょう(口腔乾燥症)
とらいまらん
【トライマラン】
◇[英]trimaran
○[海]三胴船。
並んだ三つの艇体(hull)を繋(ツナ)いだ高速船。
◎カタマラン(catamaran):⇒そうどうせん(双胴船)
とらいりーむ
【トライリーム】
◇[英]trireme
○[歴][海]古代ギリシア・ローマ時代の、櫂(カイ)(オール)の横
列が上下3段になった大型ガレー船([英]galley)。
参照⇒がれー(ガレー)(1)
どらヴぃだぞく
【ドラヴィダ族】
◇[英]Dravidian
○⇒どらびだぞく(ドラビダ族)
とらヴぃっく
【トラヴィック】
◇[登録商標]TRAVIQ
○[交]富士重工業が販売するミニバン。ゼネラル・モーターズ
(GM)からOEM。
「トラビック」とも呼ぶ。
◎2001(平成13)販売開始。
とらうとさーもん
【トラウトサーモン】
◇[英]trout salmon
○[魚]⇒さーもんとらうと(サーモントラウト)
とらうま
【トラウマ】
◇[独]Trauma、[英]trauma
○(1)[心]心的外傷・精神的外傷・外傷体験。
激しい精神的な衝撃(ショック)・恐怖などの心理的体験で、
その影響が長く残っている状態。
参照⇒ぴーてぃーえすでぃ(PTSD),かいじょはんのう(解
除反応)
○(2)[医]外傷・傷害。
◎TBI(traumatic brain injury):外傷性脳損傷。
◎ラテン語のトラウマ(trauma)(傷・けが)から。
とらうむ
【トラウム】
◇[独]Traum
○(ドイツ語で)夢。
⇒ゆめ(夢)
とらうんしゅたいん
【トラウンシュタイン】
◇Traunstein
○ドイツ南東部、オーストリア国境近くにあるバイエルン州
(Bundesland Bayern)の都市。
★とらえもん《どらゑもん》
【ドラえもん】
○(1)[漫]藤子・F・不二雄のマンガ。また、その主人公(ネコ
型ロボット)。
○(2)[TV][映](1)のテレビ化・映画化されたもの。
とらがあめ
【虎が雨】
○⇒そがのあめ(曽我の雨)
とらがかんた
【トラガカンタ】
◇tragacanth
○⇒とらがかんと(トラガカント)
とらがかんと
【トラガカント】
◇tragacanth、[学]Astragalus gummifer
○(1)[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)ゲンゲ属(Astraga-
lus)の低木。
葉は羽状複葉、花は黄色で3〜5個づつ叢生(ソウセイ)。
同属(genus Astragalus)は南東ヨーロッパ・シリア・小アジ
ア・イラン原産。
「トラガカンタ」,「トラガント」,「トラガンタ」とも呼ぶ。
参照⇒ごむのき(ゴムの木,ゴムの樹)
○(2)(Tragacanth Gum)⇒とらがかんとがむ(トラガカントガム)
とらがかんとがむ
【トラガカントガム】
◇[英]Tragacanth Gum/Gum Tragacanth
○[化][食]トラガカントまたはその同属植物の幹(ミキ)から滲出
(シンシュツ)した粘液の凝固物。
食品の増粘安定剤・乳化剤、錠剤の原料や、捺染(ナッセン)の糊
(ノリ)などにも用いられる。
「トラガカントゴム」とも呼ぶ。
とらがかんとごむ
【トラガカントゴム】
◇[英]Tragacanth Gum/Gum Tragacanth
○[化][食]⇒とらがかんとがむ(トラガカントガム)
とらがしら
【虎頭】
○[言]⇒とらかんむり(虎冠)
とらがなみだ
【虎が涙】
○⇒そがのあめ(曽我の雨)
とらがんた
【トラガンタ】
◇tragacanth
○⇒とらがかんと(トラガカント)
とらがんと
【トラガント】
◇tragacanth
○⇒とらがかんと(トラガカント)
とらかんむり
【虎冠】
○[言]漢字の部首の一つ。「虎」・「虔」・「虚」・「虜」などの冠の
「虍」の部分。
「虎頭(トラガシラ)」とも呼ぶ。
とらぎ
【トラ技】
○[通][電]月刊誌「トランジスタ技術」の略称。
⇒とらんじすたぎじゅつ(トランジスタ技術)
とらきあ
【トラキア】
◇Thracia、[英]Trace
○[古]エーゲ海(the Aegean Sea)北岸、バルカン半島(the Bal-
kan Peninsula)東部の地域の古称。
現在はギリシア領・トルコ領・ブルガリア領に含まれる。
とらきあへいげん
【トラキア平原】
◇[英]Thracian Plain
○[地]ブルガリア南部、北方のスレドナ山脈(Sredna Moun-
tains)と南方のロドピ山脈(Rodopi Planina)との間の平原。
マリツァ川(Maritsa River)が東流する。
★どらきゅら
【ドラキュラ】
◇Dracula
○(1)[文]イギリスの小説家ブラム・ストーカー(Bram Stoker)
の怪奇小説、1897(明治30)小説『吸血鬼ドラキュラ(Dracula)』。
また、その主人公。
チスイコウコリ(血吸蝙蝠)のイメージから、手下はコウモリ。
自身もコウモリに化けて夜空を飛ぶ。
太陽光線を嫌い、昼は棺(ヒツギ)で眠り、夜に行動する。また、
太陽の光にあたると塵(チリ)となる。
棺に居るときに心臓にクイ(杭)を打ち込むと塵となって死ぬ。
聖水やニンニクを嫌う。
参照⇒ばんぱいあ(バンパイア)
◎ワラキア王ブラド公四世(Vlad IV)(1431?〜1476)がモデルと
いわれる。
○(2)[映]ストーカーの小説を映画化した作品。
どらくぎ
【銅鑼釘】
○[建]稲妻釘の別称。
⇒いなづまくぎ(稲妻釘)(1)
とらくたーしょべる
【トラクターショベル】
【トラクター・ショベル】
◇[英]tractor shovel
○[建]⇒ぱわーしょべる(パワーショベル)
どらぐねいど
【ドラグネイド】
◇[英]Dragoonade
○[歴]⇒どらごねいど(ドラゴネイド)(1)
どらぐのふそげきじゅう
【ドラグノフ狙撃銃】
◇[露]Snaiperskaya Vintovka Dragunova、[英]Dragunov Snip-
er Rifle
○[軍]ロシア(旧ソ連)製の狙撃銃。全長1,225ミリメートル、
重量4.31キログラム、口径7.62ミリx54R、装弾数10発。
略称は「SVD」。
「ドラゴノフ狙撃銃」とも呼ぶ。
◎1958(昭和33)ドラグノフ(Evgeniy Fedorovich Dragunov)
(1920〜1991)がAK47をベースに開発。
1963(昭和38)ソ連軍、制式狙撃銃として採用。
参照⇒えーけーよんなな(AK47)
どらくま
【ドラクマ】
◇[羅]drachma(単数形)/drachmae(複数形)/drachmi(複数形)、
[希]drakhme
○(1)[歴]古代ギリシアの重量の単位。
1ドラクマ=4.31グラム(grams)。
「ダラクマ」とも呼ぶ。
○(2)[歴]古代ギリシアの都市国家アテナイの銀貨。
1ドラクマ=6オボル(obols)。
2ドラクマ=1スタテル(Stater)。
100ドラクマ=1ミナ(mina)。
6,000ドラクマ=1タラント(talent)。
「ダラクマ」とも呼ぶ。
○(3)[古]現代ギリシアの旧通貨単位。単位記号はDr。
現在はユーロ。
1ドラクマ=100レプタ(lepta)。
「ダラクマ」とも呼ぶ。
◎レプタはレプトン(lepton)の複数形。
★どらくろあ
【ドラクロア】
◇Eugene Delacroix
○[人]フランスの画家(1798〜1863)。
マネ・モネらに大きな影響を与える。
とらげ
【虎毛】
○(1)⇒とらふ(虎斑)(1)
○(2)馬の毛色の一種。
薄墨色の地(ジ)に虎の毛のような斑紋(ハンモン)のあるもの。
とらけおふぁいと
【トラケオファイト】
◇[英]tracheophyte
○[植]⇒いかんそくしょくぶつ(維管束植物)
とらげさん
【虎毛山】
◇[日]Torage San
○[地]秋田県湯沢市南端にある山。標高1,433メートル。
宮城県との境近くに位置する。
◎「トラ」,「虎」のつく名前の山では日本一の高さで、阪神タイ
ガースの聖地とされる。
★どらけんすばーぐさんみゃく
【ドラケンスバーグ山脈】
◇[英]the Drakensberg Mountains/the Drakensberg Moun-
tain Range
○[地]南アフリカ共和国東部をほぼ南北に連なる山脈。
どらごーなー
【ドラゴーナー】
◇[独]Dragoner
○[歴][軍]⇒りゅうきへい(竜騎兵,龍騎兵)
どらごねいど
【ドラゴネイド】
◇[英]dragonnade
○(1)[歴](Dragonnade)ルイ十四世(Louis XIV)が行った新教徒
迫害。
1685(貞享 2)ルイ十四世、アンリ四世(Henry IV)がフランス
の新教徒ユグノー(Huguenot)に信仰の自由を認めたナントの勅
令(L'Edit de Nantes)を撤回。
「ドラグネイド(Dragoonade)」とも呼ぶ。
◎名称は竜騎兵([フ]dragon)によって武力弾圧したことから。
○(2)(転じて)武力迫害。
○(3)[他動]武力で迫害する。
どらごのふそげきじゅう
【ドラゴノフ狙撃銃】
◇[露]Snaiperskaya Vintovka Dragunova、[英]Dragunov Snip-
er Rifle
○[軍]⇒どらぐのふそげきじゅう(ドラグノフ狙撃銃)
とらこーま
【トラコーマ】
◇[英]trachoma
○[病]眼病の一つ。
クラミジアという病原体の感染によって起こる、結膜(ケツマク)
の慢性伝染性疾患(シッカン)。
感染すると結膜の充血・肥厚(ヒコウ)、まぶたの裏側には灰白
色の粟粒大(アワツブダイ)のぶつぶつができる(急性結膜炎)。治(ナ
オ)りにくく、慢性化すると角膜(カクマク)が混濁(コンダク)し、結膜
の瘢痕化(ハンコンカ)によって睫毛(マツゲ)が黒目を刺すなどして、
視力が低下する。また、慢性涙嚢炎(ルイノウエン)などを起し、失明
することもある。
ドイツ語で「トラホーム(Trachom)」とも呼ぶ。
俗称は「トラ」,「トラホーメ」,「とらめ(虎目,虎眼)」,「虎眼(コガ
ン)」など。
どらごん
【ドラゴン】
◇[英]dragon、[希]「巨大なヘビ」から。
○(1)西洋の伝説で、翼(ツバサ)と爪(ツメ)をもち口から火を吐(ハ)
く想像上の動物。東洋の竜にあたる。
宝物や泉、女神などを守護するともいう。
参照⇒わいばん(ワイバン),しーさーぺんと(シーサーペント)
○(2)気性の激しい(女の)人。
○(3)[天](the Dragon)星座の一つ、竜座。
どらごんぼーる
【ドラゴンボール】
○[漫][放][映]鳥山明原作の漫画(集英社)・テレビアニメ・劇
場アニメ。
とらさんえき
【トラサン駅】
【都羅山駅】
◇[英]Torasan Station
○[交]韓国北西部、京畿道(Kyonggi-do)(ケイキドウ)坡州(Paju)
(パジュ)市北端にある、韓国側京義線(ケイギセン)の最北端の駅。
京義線復元のため、非武装地帯(DMZ)間近に新設された。
参照⇒けいぎせん(京義線)
とらじ
【トラジ】
◇[朝]doraji/toraji
○(1)[植](朝鮮語で)キキョウ(桔梗)の花。
⇒ききょう(キキョウ,桔梗)
○(2)[楽]朝鮮の代表的な民謡。三拍子のリズムをもつ。
桔梗の花によせる恋歌。
参照⇒ありらん(アリラン)
どらじぇ
【ドラジェ】
◇[フ]dragee
○(1)[食]木の実(ナッツ)・フルーツ・キャンディーなどを、
固い砂糖やチョコレートでコーティングした菓子。
西洋では婚礼の引き出物などに使用される。
○(2)[薬]糖衣錠。
◎英語の「まぶす(dredge)」と同源語。
とらじゃ
【トラジャ】
◇Traja
○(1)[地]インドネシアのスラウェシ(セレベス)島の山岳地帯。
コーヒーの産地。
◎トラジャ・コーヒー
○(2)(1)に住む水稲耕作を営む民族。
言語はオーストロネシア系。
とらしょうしょうのなみだあめ《とらせうしやうのなみだあめ》
【虎少将の涙雨】
○⇒そがのあめ(曽我の雨)
とらす
【トラス】
◇[英]truss
○[建]三角形に組んだ部材(member)を基本に組み立てた構造。
また、その構造体・構造物。
軽量で湾曲力に強く、橋桁(ハシゲタ)・鉄塔などに利用する。
「桁構え」,「結構(ケッコウ)」とも呼ぶ。
参照⇒がせっと(ガセット)(3)
[1]とーらす
【トーラス】
◇[英](単数形)torus/(複数形)tori(トーライ)
○(1)[数]平面上の円を、同一平面上にあってその円と交わら
ない直線を軸にして、回転させて得られるドーナツ状の曲面。
「円環面(エンカンメン)」,「輪環面(リンカンメン)」,「ドーナツ面(surface
of doughnut)」とも呼ぶ。
参照⇒とろいど(トロイド)
○(2)[植]⇒かたく(花托)
○(3)[医](筋肉・骨などの)円形隆起。
○(4)[建]円柱(column)の台座のふくれた大玉縁(オオタマブチ)。
参照⇒[1]からむ(カラム)(1),かめばら(亀腹)(2),[2]きゃぴ
たる(キャピタル)
[2]とーらす
【トーラス】
◇[登録商標]Taurus([英]牡牛座)
○[交]フォード・モーター社の乗用車名。
★とらすと
【トラスト】
◇[英]trust
○[経]市場を独占するため、多数の企業を同一の資本系統に組
み入れた強力な企業形態。
カルテルよりも結合が強く、加入企業の独立性はほとんどな
い。
「企業合同」,「コンバイン(combine)」とも呼ぶ。
◎企業連合:⇒かるてる(カルテル)
企業連携(レンケイ):⇒こんつぇるん(コンツェルン)
とらすねじ
【トラスネジ】
【トラス螺子】
◇[英]truss head screw
○[機]丸い頭をしたプラスネジの一種。
一般のネジに比べ頭部の外径が大きいもの。頭部と部材との
接地面積が広く、緩(ユル)みづらい特性がある。
参照⇒わっしゃー(ワッシャー)
とらたみえんと
【トラタミエント】
◇[西]tratamiento、[英]treatment
○(スペイン語で)治療。
★どらっかー
【ドラッカー】
◇Peter Ferdinand Drucker(ピーター・ドラッカー)
○[人]アメリカの経営学者(1909.11.19〜2005.11.11)。オース
トリアのウィーン生れ。
1937(昭和12)アメリカに移住。
2002(平成14)大統領自由勲章を受章。
著書は『経済人の終わり』・1954(昭和29)『現代の経営』な
ど。
[1]とらっきんぐ
【トラッキング】
◇[英]tracking
○(1)[映][放]カメラを車輪のついた台に据え、移動させるこ
と。また、その撮影法や、画面の効果。
○(2)[宇]人工衛星・宇宙船など宇宙飛行物体の軌道決定や算
出。また、その追尾・追跡・予測。
◎トラッキングステーション
○(3)[電]VTR(ビデオテープレコーダー)で、再生画像に出
る横縞(ヨコジマ)やズレを調整する装置。
◎トラッキング調整
○(4)[教]能力別学級編成。
⇒のうりょくべつがっきゅうへんせい(能力別学級編成)
○(5)[計]マウスの移動。
○(6)[電]長時間差し込んだままの電源プラグにたまった綿ボ
コリ(埃)などが、空気の水分を吸って微電流が流れて炭化電動
路(トラック)が発生すること。また、トラックによるショート。
火災の原因となる。
◎トラッキング現象
[2]とらっきんぐ
【トラッキング】
◇[英]trucking
○(1)[交]トラック輸送・トラック輸送業(trucking business)。
○(2)[俗][交]トラックの外装を装飾・改造すること。
とらっきんぐすてーしょん
【トラッキングステーション】
◇[英]tracking station
○[宇]人工衛星・宇宙船などを観測する地上の追跡局。
[1]とらっく
【トラック】
◇[英]track
○(1)[運]競走路。
◎トラック競技
○(2)[楽][計]レコード、磁気テープ、コンパクト・ディスク
(CD)などにデータが線状または円状に記録された部分。
参照⇒せくた(セクタ)(2)
◎8トラック・カートリッジ
[2]とらっく
【トラック】
◇[英]truck
○[交]貨物自動車。
参照⇒ゆにっくしゃ(ユニック車)
◎大型トラック(大型貨物自動車)の略称は大貨(タイカ)。
車高は3.8メートル以下に制限。
◎2003.10. 1(平成15)積み荷を含めた車両の総重量36トンの制
限が44トンに緩和。
〈トラックメーカー大手4社〉
いすゞ自動車。
日野自動車。
日産ディーゼル工業。
三菱ふそうトラック・バス。
[1]どらっぐ
【ドラッグ】
◇[英]drag
○(1)[他動](重いものを)引っ張る・ひきずる。
参照⇒どらっぐくいーん(ドラッグクイーン)
○(2)[計]パソコンのマウスの操作方法の一つ。マウスのボタ
ンを押したまま、マウスを移動させること。
マウス・カーソルをアイコン、ファイル、ディレクトリなど
の上に置き、マウスのボタンを押したまま他の場所に移動させ、
ボタンを離すこと(ドロップ)でそのデータを移動またはコピー
(複写)させること。
◎ドラッグ・アンド・ドロップ(drag and drop)
★[2]どらっぐ
【ドラッグ】
◇[英]drug
○(1)くすり(薬)・薬種。
○(2)麻薬・覚醒剤・幻覚剤・興奮剤などの総称。多くは違法
な薬種。
大別して、覚醒剤などの脳を高揚させるアッパー(Upper)、
アヘン・鎮痛剤などの脳を抑制するダウナー(Downer)、大麻な
ど快感・幻覚のためのニュートラル(Neutral)の3種に分けら
れる。
◎ドラッグ・デリバリ・システム(DDS):⇒どらっぐでりば
りしすてむ(ドラッグ・デリバリ・システム,ドラッグデリバリ
システム)
ドラッグ・アディクト:⇒どらっぐあでぃくと(ドラッグ・
アディクト)
とらっくあっぷ
【トラックアップ】
◇[英]track up
○[映][TV]カメラを前進移動させながら、被写体を次第に大
写しにしていく撮影。また、その方法。
⇔とらっくばっく(トラックバック)
参照⇒ずーむいん(ズームイン)
どらっぐあでぃくと
【ドラッグ・アディクト】
◇[英]drug addict
○麻薬の常用者・中毒者。
どらっぐくいーん
【ドラッグクイーン】
◇[英]drag queen
○[俗]女装の男性同性愛者。
参照⇒ほもせくしゃる(ホモセクシャル)
◎「(スカートを)ひきずる(drag)」から。
とらっくしょとう《とらつくしよたう》
【トラック諸島】
◇[英]Truk Islands
○[古][地]⇒ちゅーくしょとう(チューク諸島)
どらっぐすたー
【ドラッグスター】
◇[登録商標]DRAG STAR
○[交]ヤマハ発動機のオートバイ。
どらっぐでりばりしすてむ
【ドラッグ・デリバリ・システム】
【ドラッグデリバリシステム】
◇[英]drug delivery system
○[医]薬物送達法。
医薬品の働きを精密にコントロールし、必要な箇所に必要な
量を作用させて、その効果を最大限に発揮させる投薬法の一種。
直接には経口投与を減らし、経皮吸収・吸入器による投与な
どを増やす。
略称は「DDS」。
とらっくとう《とらつくたう》
【トラック島】
○[地]⇒とらっくしょとう(トラック諸島)
とらっくばっく
【トラックバック】
◇[英]track back
○[映][TV]カメラを後退移動させながら、被写体を次第に小
さく写していく撮影。また、その方法。
⇔とらっくあっぷ(トラックアップ)
参照⇒ずーむあうと(ズームアウト)
★とらつぐみ
【トラツグミ】
【虎鶫】
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)ヒタキ科(Muscicapidae)ツグ
ミ亜科(Turdinae)の鳥。
「鵺(ヌエ)」,「鵺鳥(ヌエドリ)」,「鵺小鳥(ヌエコドリ)」とも呼ぶ。
どらっぐらぐ
【ドラッグラグ】
【ドラッグ・ラグ】
◇[英]drug lag
○[薬]他国では承認されている新薬が自国では未承認であるこ
と。また、その状態。
原因は、難病で治験者が少ないことなど。
参照⇒おーふぁんどらっぐ(オーファンドラッグ)
◎外国で新薬が発売されてから日本で発売されるまで平均約
4.7年かかっている。
とらっぴんぐ
【トラッピング】
◇[英]trapping
○[運]⇒とらっぷ(トラップ)(6)
とらっぴんぐず
【トラッピングズ】
◇[英]trappings
○(1)(官位などを示す)装飾物・礼服。
○(2)(装飾的な)馬具・馬飾り。
「カパリソン([英]caparison)」とも呼ぶ。
○(3)装飾・アクセサリー・飾り物。
とらっぷ
【トラップ】
◇[英]trap
○(1)(動物を捕らえる)わな(罠)。
参照⇒すねあ(スネア)(1)
○(2)(人を陥れる)計略・策略・わな・企(タクラ)み。
参照⇒はにーとらっぷ(ハニートラップ)
○(3)[建]下水管に繋がっている配管の一部をU字形・S字形
などに曲げ、一時的に水をためる装置。
下水からの臭気などの逆流や、害虫・ネズミなどの侵入を
防止するために設けたもの。
◎配管が接続した他の部屋との防音効果もある。
○(4)[建]蒸気暖房で、蒸気配管から凝結水を排出するための
装置。
○(5)[運]射撃の標的としてクレー(粘土製の皿)を発射する装
置。
「放鳥器」とも呼ぶ。
○(6)[運]サッカーで、動いている球を受け止めて、自分の支
配下におくこと。また、その技術。
「トラッピング(trapping)」,「ストッピング(stopping)」とも
呼ぶ。
○(7)[電]半導体中の、結晶欠陥などの不規則な箇所。
とらでぃくしょん
【トラディクション】
◇[フ]traduction、[英]translation
○⇒とらんすれーしょん(トランスレーション)
[1]どらど
【ドラド】
◇[英]dorado
○(1)[魚](英語で)シイラ。
⇒しいら(シイラ)
○(2)[天]カジキ座(旗魚座)。
[2]どらど
【ドラド】
◇[西]dorado、[英]aureate(オーリエイト)
○[形](スペイン語で)金ピカの、金メッキした。
◎エルドラド(El Dorado):⇒えるどらど(エルドラド)
とらとらとら
【トラトラトラ】
【トラ、トラ、トラ】
【トラ・トラ・トラ】
◇Tora,Tora,Tora
○[歴]1941.12. 8(昭和16)日本海軍が真珠湾を奇襲した際に発
信された、奇襲成功を報せる暗号電文。
参照⇒しんじゅわんこうげき(真珠湾攻撃),にいたかやまの
ぼれ(ニイタカヤマノボレ)
とらとらとら
【トラ・トラ・トラ!】
◇Tora!Tora!Tora!
○[映]1970(昭和45)公開の真珠湾攻撃を描いた日米合作映画。
監督:リチャードO.フライシャー(Richard O.Fleischer)、
深作欣二(キンジ)、舛田利雄。
◎当初、日本側の監督は黒沢明監督であったが途中で降板。
とーらな
【トーラナ】
◇torana
○[建]インドの鳥居に似た寺門・塔門。
「トーラン(toran)」とも呼ぶ。
とらにおん
【トラニオン】
◇[英]trunnion
○(1)[軍](砲身を砲架に支える)砲耳(ホウジ)。
◎トラニオンから「マズル(muzzle)(砲口)」までは「チェイス
(chase)(前身)」と呼ぶ。
○(2)[機]筒耳。
どらのえ
【ドラノエ】
◇Pierre Delanoe(ピエール・ドラノエ)
○[人]フランスの作詞家(1918.12.16〜2006.12.27)。
心臓発作で死去(88歳)。
作品は『ナタリー(Nathalie)』・『オー・シャンゼリゼ(Les
Champs-Elysees)』・『美しい物語(Une belle histoire)(Mr.
サマータイム)』・『永遠の絆(Les vieux maries)』・『マリ
ー、マリー(Marie,Marie)』・『アン・シャンタン(En chantant)
(歌いながら)』・『そして今は(Et maintenant)』など。
★とらのお《とらのを》
【トラノオ】
【虎の尾】
○()[植]
○()[植]クガイソウ(九蓋草)の別称。
⇒くがいそう(クガイソウ,九蓋草)
とらのこく
【寅の刻】
○[古]午前4時ころから午前6時ころ。
「七つ」,「七つどき」,「五更(ゴコウ)」とも呼ぶ。
参照⇒ごこう(五更)(2),めきら(迷企羅)
◎釈迦(シャカ)の生れた時刻。
★とらのこわたし
【虎の子渡し】
○
○京都竜安寺の石庭の異称。
⇒りょうあんじ(竜安寺)
とらのひ
【寅の日】
○[暦]十二支の寅にあたる日。
参照⇒さんりんぼう(三隣亡,三輪宝),とらやくし(寅薬師)
◎九月の寅の日:⇒かんにち(坎日)
一月・五月・九月の寅の日:⇒てんぷくにち(天福日)
とらのまき
【虎の巻】
○(1)兵法の秘伝が記された書物。
◎中国の兵法書『六韜(Liutao)(リクトウ)』の「虎韜巻(Hutao
Juang)」から。
牛若丸(源義経)が陰陽師(オンヨウジ)の鬼一法眼(キイチ・ホウゲン)の
『六韜三略(サンリャク)』を盗み学んだという。
○(2)(転じて)秘訣(ヒケツ)・奥の手などを記してあるもの。
○(3)[俗]講義などの種本(タネホン)。
○(4)[俗]教科書に従って解説・注釈した自習書・参考書。
特に、教科書の練習問題の解答を載せたもの。
「あんちょこ」とも呼ぶ。
◎「あんちょこ」は「安直(アンチョク)」の転。
とらのもん
【虎ノ門】
◇[日]Toranomon
○(1)東京都港区にある地名。
○(2)[歴]江戸城外郭門(ガイカクモン)の一つ。
東京都千代田区霞が関3丁目(旧霞ヶ関1丁目)と港区虎ノ門
1丁目(旧芝琴平町)の間にあった。
◎1620(元和 6)築造、1873(明治 6)撤去。
五千石から一万石の寄合が3年の勤で守護。鉄砲5、長柄5、
持筒2、持弓2を備える。
とらのもんじけん
【虎ノ門事件】
【虎の門事件】
○[歴]1923.12.27(大正12)摂政宮裕仁(ヒロヒト)(昭和天皇)が虎ノ
門付近で狙撃された事件。
第48通常議会開院式に向かう裕仁親王は、専用車(英ダイム
ラー社製)で赤坂離宮を出て、午前10時42分虎ノ門を通過の際、
無政府主義者難波(ナンバ)大助にステッキ銃(散弾)でガラス窓越
しに狙撃された。弾丸は車の窓を射抜いたがほとんどが天井に
当り、入江為守侍従長は顔に負傷。難波はその場で逮捕された。
警視総監湯浅倉平・警視庁官房主事正力松太郎は懲戒免職。
山本権兵衛内閣は翌1924. 1.(大正13)引責総辞職。
◎難波は、関東大震災後の混乱に乗じて、官憲により社会主義
者たちが殺害された白色テロを知って憤り、父のステッキ銃を
携えて上京。犯行に及んだもの。
1924.10. 1(大正13)大審院で難波に対する裁判(裁判長は大
審院長横田秀雄)が開かれたが、難波はここでも天皇制否定を
主張し、11.13死刑判決を受け、2日後の11.15に死刑が執行さ
れた。
参照⇒『人名辞典』なんば だいすけ(難波 大助)
[1]とらば
【トラバ】
◇[露]trava(トラヴァ)
○[植](ロシア語で)草。
⇒くさ(草)(1)
◎ロシア文字では"трава"。
[2]とらば
【トラバ】
◇[ポーランド語]trawa(トラヴァ)
○(1)[植](ポーランド語で)草。
⇒くさ(草)(1)
○(2)(ポーランド語で)密告者([英]informant)。
参照⇒くさかまり(草屈)
[3]とらば
【トラバ】
◇[チェコ語]trava(トラヴァ)
○[植](チェコ語で)草。
⇒くさ(草)(1)
とらばいゆ
【トラバイユ】
◇[フ]travail
○(1)(フランス語で)労働・仕事。
「トラバーユ」とも呼ぶ。
○(2)労作・著作・論文。
「トラバーユ」とも呼ぶ。
とらばこ
【トラ箱】
【虎箱】
○[俗]警察署の酔っ払い収容施設・保護施設。
参照⇒ぶたばこ(ブタ箱,豚箱)
◎「トラ」は「酔っ払い」の俗称。
◎ブタ箱(豚箱):⇒りゅうちじょう(留置場)
とらばさみ
【虎挟み】
○獣類を捕獲するワナ(罠)の一種。
鋼鉄製で、これを踏(フ)むと支点のバネがはずれて、獣類の
足や頭部を挟(ハサ)む仕掛け。
獣道(ケモノミチ)や餌場(エサバ)に仕掛ける。
とらばーす
【トラバース】
◇[英]traverse(横切る)
○(1)[登山](山腹・岩壁などの斜面を)ジグザグに登ること。
○(2)[運](スキーの)斜滑降。
◎トラバース測量:⇒とらばーすそくりょう(トラバース測量)
とらばーすしてぃー
【トラバースシティー】
◇[英]Traverse City
○アメリカ合衆国中北東部、ミシガン州(Michigan State)ロア
ー半島(Lower Peninsula)北西部のグランドトラバース郡(Grand
Traverse County)北部にある郡都。
グランドトラバース湾(Grand Traverse Bay)に面する。
とらばーすそくりょう《とらばーすそくりやう》
【トラバース測量】
○[地]水平方向の測量法。
既知のある一点から出発し、次の測量点との方向角と距離を
測定し、順次繰り返して各点の位置関係を求める。
「多角測量」,「折れ線測量」とも呼ぶ。
◎垂直方向の測量は「水準測量」と呼ぶ。
とらぱに
【トラパニ】
◇Trapani
○(1)(Provincia di Trapani)⇒とらぱーにけん(トラパーニ県)
○(2)⇒とらぱーに(トラパーニ)
とらぱーに
【トラパーニ】
◇Trapani
○イタリア南部、シチリア島(Isola Sicilia)西端のトラーパ
ニ県(Provincia di Trapani)北西端にある県都。
「トラパニ」とも呼ぶ。
とらぱにけん
【トラパニ県】
◇[伊]Provincia di Trapani、[英]Trapani District/Trapa-
ni Province
○⇒とらぱーにけん(トラーパニ県)
とらぱーにけん
【トラーパニ県】
◇[伊]Provincia di Trapani、[英]Trapani District/Trapa-
ni Province
○イタリア南部、シチリア島(Isola Sicilia)西端の県。
県都はトラパーニ。
「トラパニ県」とも呼ぶ。
とらばーゆ
【トラバーユ】
◇[フ]travail
○(1)⇒とらばいゆ(トラバイユ)
○(2)[報](Travail)情報産業会社リクルート社の女性用就職情
報誌。
とらばんと
【トラバント】
◇[独]Trabant
○(1)[天]衛星。
○(2)[古][交](登録商標)旧東ドイツ国営企業VEBザクセン
リンク(VEB Sachsenring Automobilwerke Zwickau)社製の小型
乗用車。
1957.11. 6(昭和32)第1号車、生産。
愛称「トラビ(Trabi)」で国民車として親しまれ、また東欧各
国に輸出されて活躍したが、混合燃料方式で大量の排気ガスを
出すため、東西ドイツの統一後の1991. 4.(平成 3)製造中止。
生産台数は通算約300万台。
とらび
【トラビ】
◇Trabi
○[古][交]東ドイツの国民車トラバント(Trabant)の愛称。
⇒とらばんと(トラバント)(2)
とらびあーた
【トラビアータ】
◇[伊]La Traviata(道を踏み外した女)
○[楽][劇]⇒つばきひめ(椿姫)(2)
とらぴーじあむ
【トラピージアム】
◇[英]trapezium
○(1)[数](イギリスで)台形。
◎アメリカでは「トラピゾイド(trapezoid)」。
○(2)[数](アメリカで)不等辺四辺形。
◎イギリスでは「トラピゾイド(trapezoid)」。
○(3)[医]大菱形骨(大稜形骨)。
⇒りょうけいこつ(菱形骨,稜形骨)
とらぴーず
【トラピーズ】
◇[英]trapeze
○(1)[運](サーカスや体操などで用いる)空中ブランコ。
○(2)[運](小型ヨットやウインドサーフィンで)均衡を保つた
め艇やボードから体を乗り出す時に使用する命綱。
○(3)[服]⇒とらぺーず(トラペーズ)(2)
とらびすくうぐんちき
【トラビス空軍基地】
◇[英]Travis Air Force Base/Travis AFB
○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州中北西部のソラノ郡
(Solano County)にある空軍基地。
とらぴすと
【トラピスト】
○(1)[宗](the Trappist)カトリック修道会の一派、トラピス
ト修道団。ベネディクト修道会シトー派の戒律厳守派で、正称
は厳律シトー修道会。
1664年、フランスのノルマンディー(Normandy)州のラ・トラッ
プ修道院(La Trappe)で宮廷司祭ド・ランセ(de Rance)(1626〜
1700)がシトー会を改革して創立。1892年、シトー会から独立。
沈黙を守ることで知られ、労働に従事し、祈祷・精進・労役
の厳粛な戒律のもとで菜食・禁欲的共住生活を送る。
◎ラ・トラップ修道院は1140年の創立。
日本へは1896(明治29)伝来。
○(2)[宗]トラピスト修道会の修道士(a Trappist)・修道女
(a Trappistine)。
とらぴぞいど
【トラピゾイド】
◇[英]trapezoid
○(1)[数](アメリカで)台形。
◎イギリスでは「トラピージアム(trapezium)」。
○(2)[数](イギリスで)不等辺四辺形。
◎アメリカでは「トラピージアム(trapezium)」。
○(3)[医]小菱形骨(小稜形骨)。
⇒りょうけいこつ(菱形骨,稜形骨)
★どらびだぞく
【ドラビダ族】
◇[英]Dravidian
○アーリア人が侵入するまでのインドの主たる先住民。
現在は南インドに住み、インド人口の約五分の一。
「ドラヴィダ族」とも呼ぶ。
参照⇒たみるぞく(タミル族)
◎インダス文明の担い手と推定されている。
参照⇒ださ(ダサ)
とらびっく
【トラビック】
◇[登録商標]TRAVIQ
○[交]⇒とらヴぃっく(トラヴィック)
★どーらびーらー
【ドーラビーラー】
◇Dholavira
○[歴]インド北西部、グジャラート州(Gujarat State)南西部
のカッチ湿地(Rann of Kachchh)にあるインダス文明の遺跡。
とらふ
【トラフ】
◇[英]trough
○(1)[農]家畜用の細長い飼葉桶(カイバオケ)や水桶。
○(2)[建]雨樋(アマドイ)。
○(3)(波と波の間の)くぼみ・谷。
○(4)[気]⇒きあつのたに(気圧の谷)
○(5)[地]舟底(フナゾコ)の形に似た海底の細長い谷。
海溝(カイコウ)(deep trench)より幅が広く、最深6キロメート
ルを越えない浅底で、側壁の傾斜が急で平らな底のもの。
形状による名称で、その成因や規模はさまざま。
「舟状海盆(シュウジョウ・カイボン)」とも呼ぶ。
◎相模トラフ:相模湾に食い込んでいるトラフ。
南海トラフ:遠州灘(エンシュウナダ)南方のトラフ。
とらふ
【虎斑】
○(1)虎の背の毛のような、黄色い地(ジ)に太く黒色の斑(マダラ)
または縞(シマ)のある模様。
「虎毛(トラゲ)」,「はんもん(斑紋,斑文)」とも呼ぶ。
○(2)[建]柾目(マサメ)を斜めに横切る帯状模様がある木目。
幹の中心部から樹皮側へ横に貫く放射組織(medullary ray)
が現れたもの。
ブナ科のナラ(楢)やカシ(樫)など、オーク材に多い。
「シルバーグレイン([英]silver grain)」とも呼ぶ。
参照⇒もくめ(木目,杢目)
とらふぁるがー
【トラファルガー】
◇Trafalgar
○(1)[地]スペイン南西海岸、大西洋に面する岬。
カジス港に近い、ジブラルタル海峡の西の出入り口。
◎トラファルガーの海戦,トラファルガー広場
○(2)[軍]イギリス海軍の原子力潜水艦(HMS)。
★とらふぁるがーのかいせん
【トラファルガーの海戦】
◇[英]the Battle of Trafalgar
○[歴]1805.10.21(文化 2)スペインのトラファルガー岬沖でイ
ギリス艦隊がフランス・スペイン連合艦隊を撃破した海戦。
イギリスのネルソン提督は戦死。
とらふぁるがーひろば
【トラファルガー広場】
◇[英]Trafalgar Square
○イギリスの首都ロンドンの都心部、テムズ川北岸にある広場。
ロンドン観光名所の一つ。
中央にネルソン提督の記念柱がある.
周辺には劇場や映画館が多い。
◎1841(天保12)トラファルガーの海戦の勝利を記念して作られ
る。
2003.11.17(平成15)ハトへの餌(エサ)やりが全面禁止となる。
とらふぃっく
【トラフィック】
◇[英]traffic
○(1)[交](人・車・船舶・飛行機などの)往来・交通・通行。
○(2)[交]交通量・運輸量。
○(3)[交]運輸・運輸業。
○(4)[通]通信網(ネット)を通過する情報の流れ。
○(5)[通](一定時間の)通信量。
とらふぃっくじゃむ
【トラフィックジャム】
【トラフィック・ジャム】
◇[英]traffic jam
○[交]交通渋滞。
とらふぃっくらいと
【トラフィックライト】
【トラフィック・ライト】
◇[英]traffic light
○(1)[交]交通信号。
○(2)[交]交通信号灯(traffic lights)。
とらふぐ
【トラフグ】
【虎河豚】
○[魚]フグ目(Tetraodontiformes)フグ科(Tetraodontidae)の
海産の硬骨魚。体長約70センチメートル。
体形は丸みを帯びて肥り、背面は黒褐色、下腹部は白色。胸
びれの後方に黒色大形の眼状紋が一個ある。
北海道南部から台湾にかけての沿岸に分布。
卵巣と肝臓にフグ毒を持つが、肉や精巣は美味で食用となり、
フグ料理の最高級品。
皮は河豚提灯(チョウチン)の材料となる。
◎フグ毒:⇒てとろどときしん(テトロドトキシン)
とらぶぞん
【トラブゾン】
◇Trabzon
○(1)(Trabzon Ili)⇒とらぶぞんけん(トラブゾン県)
○(2)トルコ北東部、トラブゾン県の県都。港湾都市。
〈人口〉
1990(平成 2)14万3,941人。
2000(平成12)21万4,949人。
◎紀元前7世紀、ギリシア人の植民市トラペズス(Trapezus)と
して創建。
参照⇒とれびぞんどていこく(トレビゾンド帝国)
とらぶぞんけん
【トラブゾン県】
◇[トルコ語]Trabzon Ili、[英]Trabzon Province
○トルコ北東部、黒海に面する県。
県都はトラブゾン。
南部はポンティク山脈(Pontic Mountains)が東西に連なる。
どらふと
【ドラフト】
◇[米]draft、[英]draught
○(1)草稿・草案。図面・設計図。
○(2)[服]型紙の下絵・下図・下書き・デッサン。
○(3)[経]為替手形・小切手。
○(4)徴兵・徴募。選抜。
○(5)[運]⇒どらふとせい(ドラフト制)
◎ドラフト会議
○(6)通風・通気。空気の流れ・すきま風。
○(7)[食](ビールなど酒類の)樽(タル)出しの・生の。
◎ドラフト・ビール(生ビール)
○(8)[工](紡績工程で)スライバー・ラップ・ローブ(粗糸)な
どをローラーに挟(ハサ)んで縦の方向に引き伸ばし細くすること。
どらふとせい
【ドラフト制】
◇[英]draft system
○[運]プロ野球で新人選手を採用する際、選択規定・契約交渉
権を全球団によって構成する選択会議で決める制度。
過当競争を避け、各チームの戦力を平均させるために採用さ
れた。
◎1965(昭和40)導入。
1978(昭和53)改正。
1993(平成 5)複数球団から指名された選手が球団を選ぶ「逆
指名」を採用。
どらふとわん
【ドラフトワン】
○[食]サッポロビール社製の第三のビール。
麦芽(バクガ)を一切使わず、エンドウ・タンパクを原料とし
ている。
◎2008. 1.30(平成20)全面改良。
とらぺじあむ
【トラペジアム】
◇[英](単数形)trapezium/(複数形)trapezia
○(1)[数](イギリスで)台形。
参照⇒しかっけい(四角形)
○(2)[数](アメリカで)不等辺四辺形。
参照⇒しかっけい(四角形)
とらぺーず
【トラペーズ】
◇[フ]trapeze
○(1)[数]台形。
◎英語で「トラピージアム(trapezium)」、米語で「トラピゾイド
(trapezoid)」。
○(2)[服]肩から下へ向かって広がるシルエットの衣装。
「トラピーズ([英]trapeze)」とも呼ぶ。
とらぺずす
【トラペズス】
◇[希]Trapezus
○[古]トルコの都市トラブゾン(Trabzon)の古称。
⇒とらぶぞん(トラブゾン)
とらべすてぃ
【トラベスティ】
◇[西]travesti、[英]transvestite
○[病](スペイン語で)異性服装倒錯者。
⇒とらんすべすたいと(トランスベスタイト)
とらべすてぃーた
【トラベスティータ】
◇[伊](女性形)travestita、[英]transvestite
○[病](イタリア語で)異性服装倒錯者。
⇒とらんすべすたいと(トランスベスタイト)
とらべすてぃーと
【トラベスティート】
◇[伊](男性形)travestito、[英]transvestite
○[病](イタリア語で)異性服装倒錯者。
⇒とらんすべすたいと(トランスベスタイト)
とらぺぞいど
【トラペゾイド】
◇[英]trapezoid
○(1)[数](イギリスで)不等辺四辺形。
参照⇒しかっけい(四角形)
○(2)[数](アメリカで)台形。
参照⇒しかっけい(四角形)
とらべらー
【トラベラー】
◇[英]traveller、[英]traveler
○旅行者・旅人(タビビト)。
⇒たびびと(旅人)
◎トラベラーズチェック(traveler’s check):海外旅行者用
小切手。
とらべりんぐ
【トラベリング】
◇[英]travelling、[英]traveling
○(1)旅行。
○(2)巡業。
○(3)[運]バスケットボールの反則行為の一つ。
ボールを持ったまま3歩以上以上歩くこと。相手チームのス
ローインとなる。
「キャリングボール(carrying ball)」,「プログレッシングウィ
ズザボール(progressing with the ball)」とも呼ぶ。
とらほーむ
【トラホーム】
◇[独]Trachom
○[病]眼病トラコーマのドイツ語名。
⇒とらこーま(トラコーマ)
とらほーめ
【トラホーメ】
○[俗]眼病トラコーマの俗称。
⇒とらこーま(トラコーマ)
とらぼら
【トラボラ】
◇Tora Bora(黒い砂塵<サジン>)
○アフガニスタン東部、ジャララバードの南西約60キロメート
ルの山間部地区。徒歩や馬でなければたどり着けないといわれ
る。
無数の洞窟(ドウクツ)が点在している。
◎1979.12.(昭和54)ソ連のアフガニスタン侵攻後、ソ連軍に抵
抗したムジャヒディン(イスラム聖戦士)はアメリカなどの支援
を受けてこれらの洞窟に地下基地を建設した。
2001.12.(平成13)国際テロ組織アルカイダの最高指導者オサ
マ・ビンラディン(Osama bin Laden)が潜伏。
参照⇒むじゃひでぃん(ムジャヒディン),あるかいだ(アルカ
イダ)
[1]どらま
【ドラマ】
◇[英]drama
○(1)[劇][放]演劇・芝居。
◎テレビ・ドラマ,ラジオ・ドラマ
○(2)[文]戯曲・脚本。
○(3)(転じて)劇的な出来事。
[2]どらま
【ドラマ】
◇Drama
○(1)(Nomos Drama)⇒どらまけん(ドラマ県)
○(2)ギリシア北部、ドラマ県の県都。
とらまえる《とらまへる》
【捕まえる】
【捉まえる】
○[他動下一段]捉(トラ)える・捕(ツカ)まえる。
◎「とらえる」と「つかまえる」とが混交した言葉。
どらまけん
【ドラマ県】
◇[希]Nomos Drama、[英]Drama Prefecture
○ギリシア北部、マケドニア地方東部の県。北部をブルガリア
に隣接。
県都はドラマ。
とらむ
【トラム】
◇[英]tram
○(1)[交]路面電車・市街電車。
参照⇒えるあーるてぃー(LRT)
○(2)トロッコ。
⇒とろっこ(トロッコ)
[1]どらむ
【ドラム】
◇[英]dram
○⇒[1]だらむ(ダラム)
★[2]どらむ
【ドラム】
◇[英]drum
○(1)[楽]打楽器。
○(2)[機]円筒形の機械。
○(3)[古][計]円筒形の補助記憶装置の一種。
縦に磁気ヘッドが並び、ドラム1回転ですべてのデータの入
出力が原則可能。磁気ヘッドが移動する磁気ディスクより格段
に高速で、初期のコンピュータでは主記憶装置としても使用さ
れた。
どらむぷりんたー
【ドラムプリンター】
◇[英]drum printer
○[計]コンピュータの印字装置ラインプリンタの一種。
左右にスプロケットホール(sprocket hole)のある、ミシン
目で2,000枚連続した専用用紙(ストックフオーム)を使用する。
1桁ごとに全ての活字がある印字ドラム(132桁または136桁)
を回転させ、その上に印刷用紙とインクリボンを通し、印字す
る活字が回転して来たときにハンマーで叩(タタ)いて印字する。
1行分印字すると、次の文字列の先頭にある1バイトの制御
コード(制御文字)で0〜数行分の紙送り(改行)または改頁を行
う。
参照⇒ぷりんたようし(プリンタ用紙)
◎紙送り量は、そのプリンタにセットした紙テープの穴によっ
て決まり、一つの紙テープで最大7種を定義できる。
どらむめいじゃれっと
【ドラム・メイジャレット】
◇[英]drum majorette
○[楽]⇒ばとんとわらー(バトントワラー)
どらむめじゃれっと
【ドラム・メジャレット】
◇[英]drum majorette
○[楽]⇒ばとんとわらー(バトントワラー)
とらめ
【虎目】
【虎眼】
○(1)[鉱]虎眼石の略称。
⇒とらめいし(虎眼石)
○(2)[俗]眼病トラコーマの俗称。
⇒とらこーま(トラコーマ)
★とらめいし
【虎眼石】
◇[英]tigereye(タイガーアイ)
○[鉱]
「こがんせき(虎眼石)」とも呼ぶ。
とらや
【とらや】
【虎屋】
○[経]羊羹(ヨウカン)などの和菓子製造会社。
本社は東京都港区赤坂。
◎室町時代の創業という。
どらやき
【どら焼き】
【銅鑼焼】
○[食]焼き和菓子の一種。
小麦粉・砂糖・卵を混ぜて焼いたドラ(銅鑼)形の二枚の皮の
間に粒餡(ツブアン)を挟(ハサ)んだもの。
◎マンガ『ドラえもん』の好物。
とらやくし
【寅薬師】
○寅の日に薬師如来に詣(モウ)でること。
★とらやぬす
【トラヤヌス】
◇Marcus Ulpius Crinitus Trajanus(マルクス・トラヤヌス)
○[人]古代ローマ帝国の皇帝( 53〜 117)。在位: 98〜 117。
参照⇒だきあ(ダキア)
とらりー
【トラリー】
◇Tralee
○アイルランド共和国南西部、マンスター州(Munster Prov-
ince)西部のケリー県(Kerry County)中央部にある県都。トラ
リー湾(Tralee Bay)に面する。
〈人口〉
1991(平成 3)1万7,862人。
とーらん
【トーラン】
◇toran
○[建]⇒とーらな(トーラナ)
とらんきらいざー
【トランキライザー】
◇[英]tranquilizer
○[薬]⇒せいしんあんていざい(精神安定剤)
とらんくうぃりてぃー
【トランクウィリティー】
◇[米]tranquility、[英]tranquillity
○(1)静けさ・静穏(セイオン)・静寂(セイジャク)。
○(2)平静(ヘイセイ)・平穏(ヘイオン)・落ち着き。
とらんくこーる
【トランクコール】
◇[英]trunk call
○[通]長距離通話。
⇒ちょうきょりつうわ(長距離通話)
とらんくす
【トランクス】
◇[英]trunks
○(1)[運]ボクシング・水泳・トラック競技などで使われる、
男性用の短いパンツ。
○(2)[服](1)の形に似た、ややゆったりとした男子用の肌着
(パンツ)。
⇔ぶりーふ(ブリーフ)(1)
とらんくほーす
【トランクホース】
【トランク・ホース】
◇[英]trunk hose
○[服]16〜17世紀、ヨーロッパで流行した男子用半ズボン。
腿(モモ)までの長さで、詰め物で大きくふくらませていた。
参照⇒ぶりーちぇず(ブリーチェズ),にっかぼっかーず(ニッ
カボッカーズ),ちょうちんぶるまー(ちょうちんブルマー,提灯
ブルマー)
◎複数扱いで、複数形は無い。
「トランク」は「トランクス(trunks)」の「トランク」で、「ホー
ス」は「消防ホース」の「ホース」。
とらんくらいん
【トランクライン】
◇[英]trunk line
○(1)[交]鉄道・道路・運河などの幹線・本線。
参照⇒とらんくろーど(トラクンロード)
○(2)[通]電話の長距離線。
参照⇒とらんくこーる(トランクコール)
とらんくろーど
【トランクロード】
◇[英]trunk road
○[交]幹線道路。
★とらんじすた
【トランジスタ】
◇[英]transistor
○[電]半導体の接合を利用した電子素子。
増幅回路などに使用する。
「トランジスター」とも呼ぶ。
とらんじすたー
【トランジスター】
◇[英]transistor
○[電]⇒とらんじすた(トランジスタ)
とらんじすたぎじゅつ
【トランジスタ技術】
○[通][電]CQ出版株式会社が刊行する総合電子・電気月刊誌。
かつては記事内容よりも電子・電気関連の宣伝広告を目的に
購入する読者も多かった。
略称は「トラ技」。
◎1964.1-.(昭和39)創刊。
とらんしっと
【トランシット】
◇[英]transit
○(1)[交]⇒とらんじっと(トランジット)
○(2)[地]測量機械の一種。
水平角(方位角)・鉛直角(俯仰角<フギョウカク>)を正確に測定す
る器具・装置。
経緯儀(theodolite)をやや簡略化したもの。
「転鏡儀」,「トランジット」とも呼ぶ。
参照⇒けいいぎ(経緯儀)(1)
とらんじっと
【トランジット】
◇[英]transit(通過・横断)
○(1)[交]旅客が目的地外の第三国の空港に立ち寄ること。
航空機が給水や給油などの目的で寄航したり、航空機の乗り
継ぎなどのため立ち寄った空港内の待合室(transit room)で出
発まで待つこと。空港外のホテルなどに宿泊する場合は通過査
証(transit visa)が必要となる。
「トランシット」とも呼ぶ。
○(2)[交]トランジットする旅客。
「トランシット」とも呼ぶ。
○(3)[交]トランジット・ビザ(transit visa)の略称。
⇒とらんじっとびざ(トランジット・ビザ)
○(4)[地]⇒とらんしっと(トランシット)(2)
とらんしっとびざ
【トランシット・ビザ】
◇[英]transit visa
○[交]⇒とらんじっとびざ(トランジット・ビザ)
とらんじっとびざ
【トランジット・ビザ】
◇[英]transit visa
○[交]トランジットの場合、ビザがなくても72時間に限って空
港外への外出を認める制度。
目的国への航空券を提示し、宿泊・休養・観光の目的で空港
外に一時外出することが許可される。
「トランシット・ビザ」,「通過査証(サショウ)」とも呼ぶ。
◎入国査証:⇒びざ(ビザ)
とらんしっとみきさー
【トランシットミキサー】
【トランシット・ミキサー】
◇[英]transit mixer
○[建]⇒みきさーしゃ(ミキサー車)
とらんしるばにあ
【トランシルバニア】
◇[英]Transylvania
○(1)[地](Transylvanian Mountains)⇒とらんしるばにあさん
みゃく(トランシルバニア山脈)
○(2)[地]⇒とらんしるばにあちほう(トランシルバニア地方)
とらんしるばにああるぷす
【トランシルバニア・アルプス】
◇[英]Transylvanian Alps
○[地]⇒とらんしるばにあさんみゃく(トランシルバニア山脈)
★とらんしるばにあさんみゃく
【トランシルバニア山脈】
◇[英]Transylvanian Mountains
○[地]ルーマニア中央部を東西に走る山脈。
カルパチア山脈(Carpathian Mountains)の南部を成し、東の
プラホバ渓谷から西のティミシュチェルナ渓谷まで全長約250
キロメートル、標高1,500〜2,000メートル。ブチェジ(Bucegi)
・ファガラシュ(Fagaras)・レテザット(Retezat)・ピアトラク
ライユルイ(Piatra Craiului)の4つの山塊(Range)がある。
最高峰のファガラシュ山塊のモルドベヤヌ山(Moldoveanu)
(2,543メートル)や、中央部のネゴイウ山(Negoiu)(2,535メー
トル)などがある。
北側にトランシルバニア盆地(Transylvanian Basin)、南側
にワラキア平原(Walachian Plain)が広がる。
山脈の中央部を横断するオルト川(Olt River)や、山脈を水
源とするプラホバ川・アルジェシュ川(Arges River)・ジウ川
(Jiu River)などが南流してドナウ川に注(ソソ)ぐ。
「トランシルバニア・アルプス(Transylvanian Alps)」,「南カ
ルパチア山脈(Carpatii Meridionali)」,「南カルパート山脈
(Southern Karpat Mountains)」とも呼ぶ。
参照⇒かるぱちあさんみゃく(カルパチア山脈)
★とらんしるばにあちほう《とらんしるばにあちはう》
【トランシルバニア地方】
◇[英]Transylvania
○ルーマニアの北西部地方。
ルーマニア語名は「アルデアル(Ardeal)」、ハンガリー語名は
「エルデーイ(Erdly)」、ドイツ語名は「ジーベンビュルゲン(Sie-
benbuergen)」。
参照⇒せーけいじん(セーケイ人)
とらんすヴぁーる
【トランスヴァール】
◇Transvaal
○⇒とらんすばーる(トランスバール)
とらんすヴぁーるしゅう《とらんすヴあーるしう》
【トランスヴァール州】
◇[英]Transvaal Province
○⇒とらんすばーるしゅう(トランスバール州)
★とらんすがたしぼうさん《とらんすがたしばうさん》
【トランス型脂肪酸】
◇[英]trans fatty acids
○[食]液状の植物油に水素を添加して不飽和度をさげ、常温で
固形化した油脂。
マーガリンやショートニングに使用される。
自然界に存在しない油脂で、摂取しすぎると血液中の悪玉コ
レステロール(LDL)が増え、心臓病の原因となるとされ、健
康への悪影響も問題となっている。
略称は「TFA」。
「トランス脂肪酸」とも呼ぶ。
◎2006.12. 5(平成18)ニューヨーク市保健当局、市内の飲食店
での人工トランス型脂肪酸を含む調理油の使用を2007年7月ま
でに禁止を決定。2007. 7. 1(平成19)実施。
◎バターなどはシス型脂肪酸(cis fatty acids)。
"cis"は「こちら側」、"trans"は「向こう側」の意味。
とらんすしぼうさん《とらんすしばうさん》
【トランス脂肪酸】
◇[英]transfat
○[食]⇒とらんすがたしぼうさん(トランス型脂肪酸)
とらんすじゅば
【トランスジュバ】
【トランス・ジュバ】
◇Trans Jubba/Trans Juba
○[古]⇒じゅばらんど(ジュバランド)
★とらんすだにゅびあ
【トランスダニュビア】
◇[英]Transdanubia、[マジャール語]Dunantul
○[歴]ハンガリー南西部の歴史的地域名。
ドナウ川がスロバキアとの国境を東流する南側、南流してハ
ンガリー中央部を縦断する西側の地域。
とらんすばーる
【トランスバール】
◇Transvaal
○(1)[歴]⇒とらんすばーるきょうわこく(トランスバール共和
国)
○(2)[歴](Transvaal Province)⇒とらんすばーるしゅう(トラ
ンスバール州)
★とらんすばーるきょうわこく
【トランスバール共和国】
◇[英]Transvaal Republic
○[歴]アフリカ南部にあったボーア人の国家(1852〜1902)。
参照⇒おれんじしゆうこく(オレンジ自由国),なたーるきょ
うわこく(ナタール共和国)
〈大統領〉
初代:プレトリウス(Martinius Pretorius)(1819〜1901):
1857〜1860。
:プレトリウス(再任):1864〜1871。
とらんすばーるしゅう《とらんすばーるしう》
【トランスバール州】
◇[英]Transvaal Province
○[歴]南アフリカ共和国北東部にあった州。
州都はプレトリア(Pretoria)。
世界一の金の産地で、銅・鉄鉱石なども産出。
「トランスヴァール州」とも呼ぶ。
〈面積〉
33万6,650平方キロメートル。
◎1993(平成 5)ノーザントランスバール州(Northern Trans-
vaal Province)・ムプマランガ州(Mpumalanga Province)・ハ
ウテン州(Gauteng Province)とノースウェスト州(North-West
Province)の東部に分割。
とらんすひまらやさんみゃく
【トランスヒマラヤ山脈】
○[地]⇒がんでぃせさんみゃく(ガンディセ山脈)
★とらんすふぁーあーるえぬえー
【トランスファーRNA】
◇[英]transfer RNA
○[生]特定のアミノ酸をタンパク合成の場リボソームへ運ぶ働
きをもつリボ核酸(RNA)。
略号は「tRNA」。
「運搬RNA」,「転移RNA」とも呼ぶ。
とらんすふぁりー
【トランスタァリー】
◇[英]transferee
○(1)移動させられる人。
○(2)転任する人・転勤する人・転属する人・移籍する人。
○(3)[教]転校生。
○(4)[法](財産権利などの)譲り受け人・受託者。
参照⇒あさいにー(アサイニー),ぐらんてぃー(グランティー)
とらんすふぉーまー
【トランスフォーマー】
◇[英]transformer
○(1)変化させる人・変化させる物。
○(2)[電]変圧器・トランス。
とらんすふぉーむ
【トランスフォーム】
◇[英]transform
○(1)(外見などを)一変させる、変形させる。
○(2)(性質・機能などを)変化させる。
○(3)[物][化]転換する。
○(4)[電]変圧する。
○(5)[数]変換する。
とらんすふぉーむだんそう
【トランスフォーム断層】
◇[英]transform fault
○[地]横ずれ断層(strike-slip fault)の一種。
海嶺(ridge)にほぼ直交し、海嶺を分断して水平移動するも
の。
◎1965(昭和40)カナダのウィルソン(John Tuzo Wilson)(1908
〜1993)が命名。
とらんすふぉーめーしょん
【トランスフォーメーション】
◇[英]transformation
○(1)変形・変容・変質。
○(2)変換・転換・変革。
○(3)[生]形質転換。
○(4)[電]変圧・変流。
○(5)[経]技術革新に対応させて経済構造を変革すること。
○(6)[美]元の形を一度解体して別個のものに組み立てること。
とらんすぺあれんと
【トランスペアレント】
◇[英]transparent
○[形]透明な、透き通る。
◎トランスルーセント(translucent):半透明の。
とらんすべすたいと
【トランスベスタイト】
◇[英]transvestite
○[病]異性服装倒錯者。
参照⇒とらんすべすてぃずむ(トランスベスティズム)
◎スペイン語:トラベスティ(travesti)。
イタリア語:(男性形)トラベスティート(travestito)/トラ
ベスティータ(女性形)(travestita)。
フランス語:タベスティ(travesti)。
ドイツ語:トランスベスティト(Transvestit)。
とらんすべすてぃずむ
【トランスベスティズム】
◇[英]transvestism
○[病]異性の服装を着ることで性的満足を得る倒錯症。異性服
装倒錯。
とらんすべすてぃと
【トランスベスティト】
◇[独]Transvestit、[英]transvestite
○[病](ドイツ語で)異性服装倒錯者。
⇒とらんすべすたいと(トランスベスタイト)
◎"v"の音は"v"。
とらんすべるさるさんみゃく
【トランスベルサル山脈】
◇[西]Transverse Volcanic Sierra
○[地]メキシコ北部にある山脈。
参照⇒しえらまどれ(シエラマドレ,シエラ・マドレ)(2)
★とらんすぽぞん
【トランスポゾン】
◇transposon
○[生]ある染色体から他の染色体へ自由に移動できるDNA単
位。転位因子の一種、可動性遺伝因子。
遺伝子の進化などに関与するとされる。
参照⇒れとろぽぞん(レトロポゾン),いでん(遺伝)
とらんすぽんだ
【トランスポンダ】
◇[英]transponder
○(1)[通]自動無線応答機。
とらんすぽんだー
【トランスポンダー】
◇[英]transponder
○(1)[宇][通]通信衛星・放送衛星などに設備されている無線
中継機器。
電波を受信し、増幅や周波数の変換を行って、再び送信する。
「トランスポンダ」とも呼ぶ。
○(2)[空](航空機の)自動無線応答装置。
「トランスポンダ」とも呼ぶ。
とらんすみっしょん
【トランスミッション】
◇[英]transmission
○(1)伝達・伝送。
○(2)[物](熱・電荷などの)伝導。
○(3)[病]伝染。
○(4)[機]動力伝動装置。
○(5)[機]トランスミッションギアの略称。
⇒とらんすみっしょんぎあ(トランスミッションギア,トラン
スミッション・ギア)
○(6)[通]送信・発信。
とらんすみっしょんぎあ
【トランスミッションギア】
【トランスミッション・ギア】
◇[英]transmission gear
○[機](自動車などの)歯車式変速機。
単に「トランスミッション」とも呼ぶ。
とらんすよるだん
【トランスヨルダン】
◇Transjordan
○[古]ヨルダンの旧称。
⇒よるだんはしみておうこく(ヨルダン・ハシミテ王国)
とらんすりたれーしょん
【トランスリタレーション】
◇[英]transliteration
○(1)(他国語の文字に)字訳。
○(2)(他国語の文字に)音訳・音写。
とらんするーせんと
【トランスルーセント】
◇[英]translucent
○[形]半透明の。
◎トランスペアレント(transparent):透明な。
とらんすれーしょん
【トランスレーション】
◇[英]translation
○(1)翻訳。
○(2)翻訳書。
○(3)言い換え。
◎フランス語:トラディクション(traduction)。
スペイン語:トラデュクシオン(traduccion)。
イタリア語:トラデュチオーネ(traduzione)。
ドイツ語:ユーバーゼツング(Uebersetzung)。
中国語:翻譯(fanyi)。
とらんすわーるとこうくう《とらんすわーるどかうくう》
【トランスワールド航空】
◇[英]Trans World Airlines
○[空]アメリカの航空会社。
略称は「TWA」。
◎1996. 7.17(平成 8)800便が離陸後墜落、乗客乗員230人全員
死亡。事故原因は不明。
2001(平成13)アメリカン航空に買収される。
とらんせぷと
【トランセプト】
◇[英]transept
○[建]⇒よくろう(翼廊)
とらんそん
【トランソン】
◇[英]transom
○(1)[建]ドアの上部、またはドアとドアの間の小窓(transom
window)。
ドア上部の小窓は下の両側にある蝶番(チョウツガイ)で外側に倒
れるように開くものが多い。
参照⇒てんまど(天窓),らんま(欄間)
○(2)[建]ドアと、その上部の小窓を仕切る横木(lintel)・梁
(ハリ)。
「まぐさ(目草)」とも呼ぶ。
[1]とーらんど
【トーランド】
◇Tolland
○(Tolland County)⇒とーらんどぐん(トーランド郡)
[2]とーらんど
【トーランド】
◇John Toland
○[人]アイルランドの革新的な思想家(1670〜1722)。本名は
"Junius Janus Toland"。
[3]とーらんど
【トーランド】
◇John Willard Toland(ジョン・トーランド)
○[人]アメリカのジャーナリスト・歴史家(1912〜2004. 1. 4)。
1970(昭和45)『大日本帝国の興亡(The Rising Sun:The De-
cline and Fall of the Japanese Empire,1936-1945)』で、翌
年ピュリツァー賞ノンフィクション部門を受賞。
著書は1976(昭和51)『アドルフ・ヒットラー(Adolf Hitler)』
・1982(昭和57)『真珠湾攻撃(Infamy:Pearl Harbor and Its
Aftermath)』など。
とーらんどぐん
【トーランド郡】
◇[英]Tolland County
○アメリカ合衆国北東部、コネチカット州(Connecticut State)
北東部の郡。西部をハートフォード郡(Hartford County)に接
し、北部をマサチューセッツ州に隣接。
郡都はロックビル(Rockville)。
〈人口〉
1980(昭和55)11万5,052人。
1990(平成 2)12万8,699人。
2000(平成12)13万6,364人。
★とらんぷ
【トランプ】
◇[英]trump
○(1)([英]cards)
参照⇒しゃっふる(シャッフル)(3)
〈スーツ(種類)〉
ハート(hearts):赤札。
ダイヤ(diamonds):赤札。
スペード(spades):黒札。
クラブ(clubs):黒札。
◎スーツはキング(king)・クイーン(queen)・ジャック(jack)の
絵札(エフダ)と1〜9の数札(カズフダ)の13枚から成る。
○(2)トランプの切り札。
○(3)(長い)徒歩旅行。
○(4)浮浪者・放浪者。
「ホーボー([英]hobo)」,「バガボンド([英]vagabond)」,「ベイ
グラント([英]vagrant)」とも呼ぶ。
○(5)不定期貨物船(tramp steamer)。
○(6)[俗]浮気女・ふしだらな女。
とらんぽりん
【トランポリン】
◇[英]trampoline/trampolin
○(1)[運]運動用具の一つ。
金属製の四角または円い枠に、カンバス地の布をスプリング
で張って弾力性をもたせたもの。
○(2)[運](1)を使った運動。
(1)の上で跳躍(チョウヤク)し、転回・ひねりなどを加えたり、数
人で跳躍しながら互いを跳び越えたりする。
どらんめん
【ドランメン】
◇Drammen
○ノルウェー南部、ブスケルー県(Buskerud Fylke)南東部にあ
る県都。
〈人口〉
1992(平成 4)5万2,062人(推計)。
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