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百 科 辞 書 《てさ》 編集:獨 澄旻
-------- てさ --------------------------------------------------
でざいあ
【DESIRE−情熱−】
○[楽]阿木燿子作詞、鈴木キサブロー作曲の歌謡曲。
歌は中森明菜(アキナ)。
◎1986. 2.(昭和61)発売。
でざいなーちゃいるど
【デザイナーチャイルド】
◇[英]designer child
○[生]⇒でざいなーべびー(デザイナーベビー)
でざいなーべびー
【デザイナーベビー】
◇[英]designer baby
○[生]受精卵の遺伝子操作によって、人為的に形質を選択また
は付与させて誕生する子供。
将来的に遺伝子工学の発展により、親が望む優秀な形質(性
別・体格・知能・性格など)を選択できるようになり、裕福層
の新しい人種が実現する可能性がある。
「デザイナーチャイルド(designer child)」とも呼ぶ。
参照⇒さいせいいりょう(再生医療)
◎2003.11.24(平成15)アメリカ議会、デザイナーベビー登場を
防止するため、遺伝子操作による人の受精卵や胎児を特許の対
象としないことで合意。ES細胞の研究は除外。
参照⇒いーえすさいぼう(ES細胞)
でざいんこんぺ
【デザインコンペ】
◇[英]design competition
○[建]⇒こんぺ(コンペ)(2)
★てさき
【手先】
○(1)手の先端の部分。
○(2)⇒てした(手下)(1)
○()
てーざーじゅう
【テーザー銃】
◇[登録商標]Taser Gun
○テーザー・インターナショナル社(Taser International,Inc.)
製のスタンガン(stun gun)(高圧電流銃)。
針の付いた電極線が数メートル飛び出すもの。
「テーザー・スタンガン」とも呼ぶ。
参照⇒すたんがん(スタンガン)
てーざーすたんがん
【テーザー・スタンガン】
◇[登録商標]Taser Stun Gun
○⇒てーざーじゅう(テーザー銃)
[1]でざーと
【デザート】
◇[英]desert、[フ]desertez
○砂漠。荒野。
[2]でざーと
【デザート】
◇[英]dessert、[フ]dessert
○[食]洋食で、食後に出すコーヒー・アイスクリーム・菓子・
果物など。
フランス語で「デセール」とも、「スウィーツ(sweets)」,「スイ
ーツ」とも呼ぶ。
参照⇒どるちぇ(ドルチェ)
◎フランス語で「(食卓を)片付ける([英]wipe)」の意味。
でーさーびす
【デーサービス】
◇[和製英語]day service
○[福]⇒でいさーびす(デイサービス)
でさんと
【デサント】
◇[フ]descente、[英]descent
○(1)下降。
○(2)下り坂。
○(3)血統・家系。
○(4)(不意の)襲撃。不意の訪問。(警察などの)突然の手入れ。
てし
【テシ】
◇Teshi/Teshie
○ガーナ共和国南東部、グレーター・アクラ州(Greater Accra
Region)南部の都市。
北緯5.58°、西経0.10°の地。
首都アクラ(Accra)の東郊。
〈人口〉
1984(昭和59)5万9,552人。
1990(平成 2)7万8,000人(推計)。
でし
【デシ】
◇[羅]deci、「十」の意味。
○メートル法で基本単位に冠して十分の一を現わす語。
参照⇒めーとるほう(メートル法)
◎デシグラム,デシメートル,デシリットル,デシマル,デシベル
でーじー
【デージー】
◇[英]daisy
○[植]⇒ひなぎく(ヒナギク,雛菊)
てしぇきゅるえでりむ
【テシェキュル・エデリム】
◇[トルコ語]tesekkur ederim
○(トルコ語で)ありがとう。
てしぇっきゅるれー
【テシェッキュルレー】
◇[トルコ語]tesekkurler
○(トルコ語で)ありがとう。
「テッシェッキュルレー」とも呼ぶ。
てしお《てしほ》
【天塩】
◇[日]Teshio
○(1)[歴]旧国名。北海道十一ヶ国の一国。現在の上川・留萌
(ルモイ)・宗谷(ソウヤ)支庁に分属する。
増毛郡・留萌郡・苫前郡・天塩郡(天鹽郡)・中川郡・上川郡
の6郡。
○(2)⇒てしおぐん(天塩郡)
○(3)⇒てしおちょう(天塩町)
てしおぐん《てしほぐん》
【天塩郡】
◇[日]Teshio Gun
○北海道北西部、留萌支庁(ルモイシチョウ)・宗谷支庁(ソウヤシチョウ)の郡。
留萌支庁:遠別町(エンベツチョウ)・天塩町(テシオチョウ)・幌延町(ホロノ
ベチョウ)の町。
宗谷支庁:豊富町(トヨトミチョウ)のみ。
てしおだけ《てしほだけ》
【天塩岳】
◇[日]Teshio Dake
○[地]北海道、上川・網走支庁にある山。標高1,558メートル。
てしおちょう《てしほちやう》
【天塩町】
◇[日]Teshio Cho
○北海道北西部、留萌支庁(ルモイシチョウ)天塩郡の町。
★でしーか
【デシーカ】
◇Vittorio De Sica
○[人]イタリアの映画監督・俳優(1901〜1974)。
てしかが
【弟子屈】
◇[日]Teshikaga
○(1)⇒てしかがちょう(弟子屈町)
○(2)[古][交]⇒てしかがえき(弟子屈駅)
てしかがえき
【弟子屈駅】
○[古][交]⇒ましゅうえき(摩周駅)
てしかがちょう《てしかがちやう》
【弟子屈町】
◇[日]Teshikaga Cho
○北海道東部の釧路支庁(クシロシチョウ)北東部、川上郡(カワカミグン)の
町。
摩周湖(マシュウコ)がある。
参照⇒ましゅうこ(摩周湖)
◎第二次世界大戦後、御料地は国有財産に移管されたが、弟子
屈町にあった旧御料地1万8,800ヘクタール(町の面積の24%)は
「宮内大臣」の名義で登録されたままであった。宮内庁管理部が
「弟子屈町に所管財産は存在しない」として北海道財務局などに
よる処理を求め、2001.12.(平成13)財務局・道庁・町などによ
る協議会により、摩周湖を含め大半が所有者のない不動産となっ
た。
でーじーかったー
【デージー・カッター】
◇[英]daisy cutter
○[軍]アメリカ軍の燃料気化爆弾BLU−82の通称。
⇒びーえるゆーはちじゅうに(BLU−82,BLU82)
でじかめ
【デジカメ】
◇[英]digital camera
○[写]デジタルカメラの和略語。
⇒でじたるかめら(デジタルカメラ,デジタル・カメラ)
でしぐらむ
【デシグラム】
【瓰】
◇[フ]decigramme、[英]decigram
○メートル法の重量の単位の一つ。1グラム(g)の十分の一。
単位記号は「dg」。
てした
【手下】
○(1)ある人の下で命令をうけて行動する人。
「部下(ブカ)」,「手下(テカ)」,「手先(テサキ)」,「配下(ハイカ)」,「組下(ク
ミシタ)」とも呼ぶ。
参照⇒みゅるみどん(ミュルミドン)(2)
◎英語:アンダリング(underling)。
○(2)劣っていること、低級であること。
⇔てうえ(手上)
★でじたる
【デジタル】
◇[英]digital
○
⇔あなろぐ(アナログ)
◎デジタル時計,デジタル放送,デジタル計算機,デジタルカメ
ラ
でじたるかにゅうしゃせん《でじたるかにふしやせん》
【デジタル加入者線】
○[通]⇒でぃえすえる(DSL)
★でじたるかめら
【デジタルカメラ】
【デジタル・カメラ】
◇[英]digital camera
○[写]映像素子CCDで光をデジタル電気信号に変換して記録
するカメラ。
和略語で「デジカメ」とも呼ぶ。
参照⇒[2]しーしーでぃ(CCD)
◎1975(昭和50)イーストマン・コダック社、世界で初めてデジ
タルカメラを開発。
2002(平成14)国内の出荷台数でフィルムカメラを抜く。
でじたるさいねーじ
【デジタルサイネージ】
◇[英]digital signage(デジタルサイニッジ)
○[経]液晶などを使用した広告ポスター。電子看板。
★でじたるほうそう《でじたるはうそう》
【デジタル放送】
○[放]
地上波デジタルラジオ放送では音楽CD並みの音声のほか、
文字情報・静止画・動画も送られる。
地上波デジタルテレビ放送の難視聴世帯は全国で約5万ヶ所
(約600万世帯)。
地上波デジタル放送の略称は「地デジ」。
参照⇒びーきゃす(B−CAS),あいえすでぃびー(ISDB)
〈地デジ3方式〉
日本方式:ISDB−T(Integrated Services Digital
Broadcast-Terrestrial)。
米国方式:ATSC(Advanced Television Systems Commit-
tee)。
欧州方式:DVB−T(Digital Video Broadcasting-Terres-
trial)。
◎デジタル放送の日:12月1日(2014年制定)。
◎2003. 7. 8(平成15)デジタルラジオ推進協会、10月10日から
地上波デジタルラジオ放送を東京と大阪で試験的に始めると発
表。本放送は2011年7月以降から。
2003. 9.17(平成15)地上デジタル推進全国会議、3大都市圏
で12月1日から放送スタートの予定。
2003.10.10(平成15)地上波デジタルラジオ放送、東京と近畿
で試験放送を開始。ただし、受信機は発売されていず、試作機
29台のみ。放送に必要な動画圧縮技術の特許使用料を巡る交渉
なども決着していない。
2003.11.25(平成15)総務省、関東総合通信局でNHKと民放
6社、近畿総合通信局でNHKと民放5社に地上デジタル放送
の本免許状を交付。
2003.12. 1(平成15)地上デジタル放送、開始。
2003.11.28(平成15)総務省、東海総合通信局でNHKと民放
5社に地上デジタル放送の本免許状を交付。
2004. 3. 4(平成16)NHK、B−CASカードによる受信・
録画制御を4月5日の放送開始時から導入すると発表。
2009. 9.14(平成21)チリ政府、日本方式の採用を発表。
2010.12.(平成22)ウルグアイが決定していた欧州方式から日
本方式に変更。
でーじーちぇーん
【デージーチェーン】
◇[英]daisy chain
○(1)(鎖状につないだ)ヒナギク(雛菊)の花輪。
「デイジーチェイン」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)一連の関連事件。
「デイジーチェイン」とも呼ぶ。
○(3)[計](SCSI機器などで)機器をケーブルで数珠繋(ジュズ
ツナ)ぎする接続形式。
機器に入力と出力のコネクタがあり、機器の出力と他の機器
の入力をケーブルで繋ぎ、それを繰り返すもの。
「デイジーチェイン」とも呼ぶ。
参照⇒[1]たーみねーたー(ターミネーター)
でじっと
【デジット】
◇[英]digit
○(1)手足の指。
参照⇒だくてぃろ(ダクティロ)
◎手の指は「フィンガー(finger)」、足の指は「トー(toe)」。
○(2)指幅。約3/4インチ(約2センチメートル)。
○(3)0から9までの個々のアラビア数字。1桁の数字。
参照⇒でじたる(デジタル)
○(4)[天]太陽・月の視直径の12分の1。
日食や月食で使用する。
◎蝕(ショク):エクリプス([英]eclipse)。
★てじな
【手品】
○(1)手並み・腕前。
○(2)手つき・手ぶり。
○(3)観客の目をごまかして、さも不思議なことを起こしてい
るように見せる芸。奇術。
「マジック(magic)」とも呼ぶ。
古くは「てづま(手妻,手爪)」と呼んだ。
てしふぉん
【テシフォン】
◇Ctesiphon
○[歴]⇒くてしふぉん(クテシフォン)
でしべる
【デシベル】
◇decibel
○(1)[理]音の強さの単位。基準値との比の常用対数の10倍で
表す。
記号は「dB」,「db」。
○(2)[電]入力電力と出力電力の増幅または減衰の度合を表す
単位。
記号は「dB」,「db」。
◎電話の発明者A.G.ベル(A.G.Bell)に因(チナ)む。
てしま
【豊島】
◇[日]Teshima
○[地]瀬戸内海の、小豆島(ショウドシマ)と直島(ナオシマ)の間にある、
香川県小豆郡(ショウズグン)土庄町(トノショウチョウ)の島。
参照⇒てしまさんぱいもんだい(豊島産廃問題),しょうどし
ま(小豆島)
◎「としま(豊島)」とも読む。
東京都豊島区(トシマク)。
★でじま
【出島】
◇[日]Dejima、Dejima/Deshima/Desima/Decima/Cisma
○[歴]
参照⇒とうじんやしき(唐人屋敷),ひらど(平戸)(1),こんぷ
らどーる(コンプラドール)(2)
てしまさんぱいもんだい
【豊島産廃問題】
○[歴][社]1980年代、瀬戸内海の豊島(テシマ)で起きた、日本最
大の産業廃棄物の不法投棄事件。
1983〜1990(昭和58〜平成 2)香川県小豆郡(ショウズグン)土庄町
(トノショウチョウ)豊島で地元の業者が、自動車や家庭電化製品の砕い
たクズや廃油などの産廃50万トン以上を無許可で投棄。環境基
準を超えるPCB(ポリ塩化ビフェニール)や水銀などの有害物
質が検出。
1990(平成 2)業者が廃棄物処理法違反で摘発。
1997(平成 9)県の責任を問う住民の公害調停申請により、県
が処理することになる。
2000(平成12)豊島の西5キロメートルの島、香川郡(カガワグン)
直島町(ナオシマチョウ)に処理施設を作り、豊島やその他の産業廃棄物
を処理することが決定。
でじまむら
【出島村】
◇[日]Dejima Mura
○[古]茨城県中央部、新治郡(ニイハリグン)霞ヶ浦町の旧称。
⇒かすみがうらまち(霞ヶ浦町)
でしまる
【デシマル】
◇[英]decimal
○(1)[数][形]十進法の、十進数の。
○(2)[数]小数。
○(3)[数][計]十進法・十進数。
⇒じゅっしんほう(十進法,10進法)
でしまるぽいんと
【デシマル・ポイント】
◇[英]decimal point
○[数]⇒しょうすうてん(小数点)
てじめ
【手締め】
○取引・和解などの物事の成立や決着を祝って、関係者が掛け
声に合せて両手を打ち鳴らすこと。
三本締めや略式の一本締めなどがある。
「手打ち」とも呼ぶ。
参照⇒さんぼんじめ(三本締め),いっぼんじめ(一本締め)
でしめーとる
【デシメートル】
【粉】
◇[フ]decimetre、[英]decimeter
○メートル法の長さの単位の一つ。1メートル(m)の十分の一。
1センチメートル(cm)の十倍。
単位記号は「dm」。
◎「粉」は「フン,こな,こ」とも読む。
でじゃヴゅ
【デジャヴュ】
◇[フ]deja vu
○[心]⇒でじゃびゅ(デジャビュ)
でしゃぐん
【デシャ郡】
◇[英]Desha County
○アメリカ合衆国中南部、アーカンソー州(Arkansas State)南
東部の郡。北西部をリンカーン郡(Lincoln County)に接し、東
部をミシシッピー州(Mississippi State)に隣接。
郡都はアーカンソーシティー(Arkansas City)。
〈人口〉
1980(昭和55)1万9,748人。
1990(平成 2)1万6,798人。
2000(平成12)1万5,341人。
2005(平成17)1万4,358人。
でじゃびゅ
【デジャビュ】
◇[フ]deja vu
○[心]初めて見る情景で一度も経験していないが、かつて見た
ことがあるように感ずる体験・記憶錯誤。
「デジャヴュ」,「デジャブ」,「既視感(キシカン)」とも呼ぶ。
⇔じゃめびゅ(ジャメビュ)
◎英語の"already seen"に相当。
でじゃぶ
【デジャブ】
◇[フ]deja vu
○[心]⇒でじゃびゅ(デジャビュ)
でじゅあ
【デジュア】
◇[羅]de jure
○⇒でじゅり(デジュリ)
でじゅあすたんだーど
【デジュア・スタンダード】
◇[英]de jure standard
○[工]⇒でじゅりすたんだーど(デジュリ・スタンダード)
でじゅり
【デジュリ】
◇[羅]de jure
○(1)[副]正当に、適法に。
「デジュア」とも呼ぶ。
⇔でふぁくと(デファクト)
○(2)[形]正当な。適法の、法律上の。
「デジュア」とも呼ぶ。
⇔でふぁくと(デファクト)
○(3)[工]標準化された。
「デジュア」とも呼ぶ。
⇔でふぁくと(デファクト)
でじゅりすたんだーど
【デジュリ・スタンダード】
◇[英]de jure standard
○[工]公的な標準規格。
業界団体や公的機関などによる標準規格。
「デジュア・スタンダード」,「デジュール・スタンダード」と
も呼ぶ。
⇔でふぁくとすたんだーど(デファクト・スタンダード)
でじゅーるすたんだーど
【デジュール・スタンダード】
◇[英]de jure standard
○[工]⇒でじゅりすたんだーど(デジュリ・スタンダード)
★てじょう《てぢやう》
【手錠】
◇[英]handcuffs(ハンドカフス)
○(1)罪人・容疑者などの腕の自由を拘束するため手首にはめ
る、金属製・革製の輪。
俗に「わっぱ(輪っぱ)」とも呼ぶ。
参照⇒てかせ(手かせ,手枷,手桎,手械,手梏)(1)
○(2)[歴]江戸時代、閏刑(ジュンケイ)として使用した刑具の一種。
「てじょう(手鎖)」とも呼ぶ。
てじょう《てじやう》
【手鎖】
○[歴]⇒てじょう(手錠)(2)
てしょくいし
【手燭石】
○茶庭の手水鉢(チョウズバチ)に向い、左手前にある平らな石。
「灯台石(トウダイイシ)」とも呼ぶ。
参照⇒まえいし(前石)(1),ゆとういし(湯桶石)
◎手燭を置くことから。
てじょんし
【テジョン市】
【大田市】
◇[朝]Taejon si
○⇒たいでんし(大田市)
てーじょんし
【テージョン市】
【大田市】
◇[朝]Taejon si
○⇒たいでんし(大田市)
でしりっとる
【デシリットル】
【竕】
◇[フ]decilitre、[英]deciliter
○メートル法の容量の単位の一つ。1リットル(l)の十分の一。
1ミリリットル(ml)の百倍。
単位記号は「dl」。
てしろざわおんせん《てしろざはをんせん》
【手白沢温泉】
○栃木県北西部、日光市川俣(カワマタ)にある、鬼怒川(キヌガワ)沿
いの温泉。
◎旧住所は塩谷郡(シオヤグン)栗山村(クリヤマムラ)川俣。
てーず
【テーズ】
◇Lou Thesz(ルー・テーズ)
○[人]アメリカのプロレスラー(1916. 4.24〜2002. 4.27)。本
名はアロイジャス・マーティン・ルー・テーズ(Aloysius Mar-
tin Lou Thesz)。ハンガリー系。ミズーリ州バナット(Banat)
出身。父はレスラーのマーチン・テーズ(Martin Thesz)(1888
〜1970)。
NWA世界ヘビー・WWA世界ヘビー・UWA世界ヘビーの
チャンピオン。
1935(昭和10)19歳でレスラーとなる。
1937(昭和12)21歳でエベレット・マーシャルから世界選手権
を獲得。
1990.12.26(平成 2)最終試合を日本で行う。
愛称は「鉄人」。
◎身長191センチメートル、体重110キログラム。
です
【デス】
◇[英]death
○[名]死・死亡。
◎デスマスク(death mask):⇒ですますく(デスマスク)
◎自動詞は「ダイ(die)」、形容詞は「デッド(dead)」。
です
【特賜】
○[仏]生前に賜る勅諡(チョクシ)。
「とくし」とも読む。
でずいり
【手数入り】
○[運]横綱土俵(ドヒョウ)入(イ)りの古称・俗称。
塵手水(チリチョウズ)と、三段がまえと、四股(シコ)とから成る。
両手を広げる不知火型(シラヌイガタ)と、脇を固めた雲竜型(ウンリュ
ウガタ)とがある。
◎「でず(手数)」は「わざ」の意味。
てすけろさうるす
【テスケロサウルス】
◇[学]thescelosaurs
○[動]約6,600万年前の白亜紀後期に生息していた、二足歩行
する小型の草食恐竜。
全長約3.9メートル、体重約300キログラム。
鳥類に近い二心房二心室の心臓を持っていた。
てすこここ
【テスココ湖】
◇[西]Lago de Texcoco
○[地]メキシコの首都メキシコ・シティーにあった湖。
14世紀半ば、湖に浮かぶ島にアステカ王国の首都テノチティ
トラン(Tenochititlan)が建設された。
参照⇒てぃのちてぃとらん(テノチティトラン)
てすたー
【テスター】
◇[英]tester
○(1)[電]電気回路の電流・電圧・抵抗を測定する小型の計器。
「回路計」とも呼ぶ。
○(2)検査・調査をする人。検査員・調査員。
⇔てすてぃー(テスティー)
てすたーた
【テスタータ】
◇[伊]testata
○(1)(イタリア語で)頭突き。
○(2)(イタリア語で)先端。
○(3)(イタリア語で)タイトル(題字)。
○(4)(イタリア語で)弾頭。
⇒だんとう(弾頭)
てすちゅーど
【テスチュード】
◇[羅]testudo
○[歴][軍]古代ローマ軍が攻城(siege)の際に用いた大型の盾
(タテ)。
先頭の者は各自の盾を前面に、側面の物は盾を側面に、中に
囲まれている者は盾を頭上に向け、全体をカメ(亀)の甲羅(コウラ)
のようにして進軍するもの。
「亀甲型掩蓋(キッコウガタ・エンガイ)」とも呼ぶ。
参照⇒ふぁらんくす(ファランクス)(1)
てすてぃー
【テスティー】
◇[英]testee
○受験者・被験者。被調査者。
⇔てすたー(テスター)(2)
てすてぃくる
【テスティクル】
◇[英]testicle
○[哺][医](testicles)(英語で)睾丸。
⇒こうがん(睾丸)
てすてぃす
【テスティス】
◇[英](単数形)testis/(複数形)testes
○[哺][医](英語で)睾丸。
⇒こうがん(睾丸)
★ですてぃっとどとらしー
【デステュット・ド・トラシー】
◇Antoine Louise Claude Destutt de Tracy
○[人]フランスの哲学者(1754. 7.20〜1836. 3.10)。
フランス革命期、貴族として政治に参加。
のち、引退して哲学に専念。
てすてぃも
【テスティモ】
◇[登録商標]T'ESTIMO
○[経]カネボウの化粧品ブランド名。
てすてれ
【テステレ】
◇[トルコ語]testere
○(トルコ語で)ノコギリ(鋸)。
⇒のこぎり(ノコギリ,鋸)
てすとすてろん
【テストステロン】
◇[英]testosterone
○[生化]男性ホルモンの主要な一種。強い作用をもつステロイ
ド・ホルモン。
精巣の間質細胞で生成される。
還元酵素の作用で、より強力なDHT(ジヒドロテストステ
ロン)に変る。
参照⇒すてろいど(ステロイド),でぃえっちてぃー(DHT)
◎「睾丸(testis)ステロイド(steroid)」の意味。
てすとぷらんと
【テストプラント】
◇[英]test plant
○[工]⇒ぱいろっとぷらんと(パイロットプラント)
ですのーと
【デスノート】
◇[英]DEATH NOTE、[中]Siwang Biji(死亡筆記)
○[漫]大場つぐみ原作、小畑健作画の漫画。
本名を書くとその人が死亡するという死神のノートの話。
◎2003.12.〜2006(平成15〜平成18)「週刊少年ジャンプ」に連載。
2006.10.(平成18)日本テレビ系からTVアニメが放送。
ですばれー
【デスバレー】
◇[英]Death Valley
○[地]アメリカ合衆国カリフォルニア州にある海面下の渓谷。
海抜約マイナス75メートル。
てずぷる
【テズプル】
◇Tezpur
○インド北東部、アッサム州(Assam State)北部のソニトプル
県(Sonitpur District)の県都。
「テズプール」とも呼ぶ。
てずぷーる
【テズプール】
◇Tezpur
○⇒てずぷる(テズプル)
ですぺあ
【デスペア】
◇[英]despair
○(1)[自動]絶望する。
○(2)[名]絶望。
ですぺらーど
【デスペラード】
◇[英]desperado
○(1)命知らずの無法者・犯罪者。
○(2)(特に)アメリカ開拓時代の無法者。
ですぺれーと
【デスペレート】
◇[英]desperate
○(1)[形](人が)自暴自棄の・死に物狂いの。
○(2)[形](事態や病気などが)絶望的な。
ですぽとさんみゃく
【デスポト山脈】
◇[ブルガリア語]Despoto Planina
○[地]⇒ろどぴさんみゃく(ロドピ山脈)
てずま《てづま》
【手妻】
【手爪】
○⇒てづま(手妻,手爪)
ですますく
【デスマスク】
◇[英]death mask
○死者の顔に石膏などで型取りして作った顔面像。
「死面(シメン)」とも呼ぶ。
★ですまん
【デスマン】
◇[英](単数形)desman/(複数形)desmans
○(1)[哺]([学]Desmana moschata)トガリネズミ目(Soricomor-
pha)モグラ科(Talpidae)ロシアデスマン属(Desmana)の哺乳類。
モグラ科で最も大きく、体長18〜22センチメートル・体重
500グラム。
◎旧分類では食虫目(モグラ目)。
○(2)[哺]([学]Galemys pyrenaicus)モグラ科ピレネーデスマ
ン属(Galemys)の哺乳類。1属1種。
ピレネー山脈とイベリア半島北西部に生息。
体長12〜16センチメートル・体重35〜80グラム。
[1]てすら
【テスラ】
◇tesla
○[物]磁束密度のSI単位。単位記号は「T」。
1ステラ=1ウェーバー毎平方メートル(Wb/m2)=1万
ガウス(G)。
◎アメリカの電気工学者テスラ(Nikola Tesla)に因(チナ)む。
[2]てすら
【テスラ】
◇Nikola Tesla
○[人]アメリカの電気工学者(1857〜1943)。
誘導電動機・交流発電機・テスラ変圧器などを創案、高周波
電流発生法の発明により電力輸送・無線通信に貢献。
参照⇒[1]てすら(テスラ)
★てーぜ
【テーゼ】
◇[独]These
○(1)[哲]弁証法の定立(テイリツ)。命題。
参照⇒じんてーぜ(ジンテーゼ)(1),あんちてーぜ(アンチテ
ーゼ)(1)
◎英語:セーシス(thesis)。
○(2)[論]立言(リツゲン)。
○(3)提議。意見・提案を公表すること。
○(4)[政]政治運動の基本方針を定めた綱領(コウリョウ)。特に、階
級闘争の運動方針。
参照⇒まにふぇすと(マニフェスト)(1)
◎二十七年テーゼ,三十二年テーゼ
○(5)[社]社会運動の綱領。
★てせうす
【テセウス】
◇Theseus
○[ギ神]アテナイの英雄。
参照⇒ありあどね(アリアドネ),ぷろくるすてす(プロクルス
テス)
でせぷしょん
【デセプション】
◇[英]deception
○⇒でぃせぷしょん(ディセプション)
[1]てせら
【テセラ】
◇[英]tessera
○[建]モザイク用の四角い石やタイル・ガラス。
[2]てせら
【テセラ】
◇[英]tessella
○[建]小さなテセラ(tessera)。
参照⇒[1]てせら(テセラ)
てせらくと
【テセラクト】
◇[英]tesseract
○[数]四次元立方体。
参照⇒はいぱーきゅーぶ(ハイパーキューブ)
でせる
【デセル】
◇[フ]dessert
○[食]⇒でせーる(デセール)(2)
でせーる
【デセール】
◇[フ]dessert(片付ける)
○(1)[食]⇒[2]でざーと(デザート)
○(2)[食]バターや鶏卵をたっぷり使った上等のビスケット。
デザート用に使われる。
「デセル」とも呼ぶ。
でせんばー
【デセンバー】
◇[英]December
○[暦]十二月(12月)の英語名。
略号は「Dec.」,「Dec」,「DEC」。
「デッセンバー」とも呼ぶ。
参照⇒じゅうにがつ(十二月,12月,一二月)
◎「十番目の月」の意味で、古代ローマでは一年の初めが3月で
あったことから。
★てそう《てさう》
【手相】
○
参照⇒せいめいせん(生命線)(2),うんめいせん(運命線).ず
のうせん(頭脳線),かんじょうせん(感情線),けっこんせん(結
婚線),てんがんきょう(天眼鏡)(1)
◎男性は左手、女性は右手で手相を見るという。
一説に、右利きの人は左手、左利きは右手で手相を見るとも
いう。
てそうら
【テソウラ】
◇[葡]tesoura
○(ポルトガル語で)ハサミ(鋏)。
でそとぐん
【デソト郡】
◇[英]De Soto County
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)南西部
の郡。南部をシャーロット郡(Charlotte County)、南西部をサ
ラソータ郡(Sarasota County)に接する。
郡都はアーケーディア(Arcadia)。
てぞーろ
【テゾーロ】
◇[伊]tesoro、[英]treasure
○(1)宝物・財宝。秘宝。
○(2)貴重品・重要品。
○(3)[俗]大切な人・大事な人。最愛の人・可愛い人。
てーた
【テータ】
【Θ】
【θ】
◇theta
○[言]ギリシア文字の第8番目。
「シータ(theta)」とも呼ぶ。
◎ローマ字の「th」に相当する。
でーた
【データ】
◇[英](複数形)data/(単数形)datum(データム)
○(1)資料。既知の事実・知識。
「データー」とも呼ぶ。
○(2)[計](単数扱い)情報・資料。
「データー」,「算料(サンリョウ)」とも呼ぶ。
◎データベース:⇒でーたべーす(データベース)
でーたー
【データー】
◇[英]data
○⇒でーた(データ)
てだこ
【手蛸】
【手だこ】
○[建]個人用の蛸胴突き。
参照⇒たこどうつき(蛸胴突き,蛸胴突)
てたてっと
【テタテット】
◇[フ]tete-a-tete
○⇒てーたてーと(テータテート)
てーたてーと
【テータテート】
◇[フ]tete-a-tete
○(1)[形]二人きりの、二人だけの。差し向かいの。
「テタテット」とも呼ぶ。
○(2)[形]内密の。
「テタテット」とも呼ぶ。
○(3)[副]二人きりで、二人だけで。差し向かいで。
「テタテット」とも呼ぶ。
○(4)[副]内密で、内密に。
「テタテット」とも呼ぶ。
○(5)[名]対談。密談。
「テタテット」とも呼ぶ。
○(6)[名]S字型の二人掛け椅子。
「テタテット」とも呼ぶ。
◎「頭と頭([英]head to head)」の意味。
でーたべーす
【データベース】
◇[英]data base
○[計]情報・資料などを整理し、記録(書き込み)と照会(引き
出し)を有機的にできるようにしたシステム。
略称は「DB」。
「データーベース」とも呼ぶ。
でーたーべーす
【データーベース】
◇[英]data base
○[計]⇒でーたべーす(データベース)
てたーぼろ
【テターボロ】
◇Teterboro
○アメリカ合衆国北東部、ニュージャージー州(New Jersey
State)北東端のバーゲン郡(Bergen County)南部の都市。
テターボロ空港(Teterboro Airport)がある。
でだむ
【デダム】
◇Dedham
○アメリカ合衆国北東部、マサチューセッツ州(Massachu-
setts Commonwealth)東部のノーフォーク郡(Norfolk County)
にある郡都。
でーたむ
【データム】
◇[英]datum
○データ(data)の単数形。
⇒でーた(データ)
★でたらめ
【出鱈目】
○
参照⇒らんだむ(ランダム)
てだり
【手足り】
【手垂り】
○⇒てだれ(手足れ,手垂れ,手練)
でーたりあ
【データリア】
◇[英]Dataria
○[歴][宗]⇒でいたりあ(デイタリア)
てだる
【手樽】
○⇒つのだる(角樽)
てだれ
【手足れ】
【手垂れ】
【手練】
○技芸などのその道に熟達し優(スグ)れていること。また、そ
の人。
「てだり(手足り,手垂り)」,「腕利(ウデキ)き」,「手利(テキ)き」,
「達人(タツジン)」,「上手(ジョウズ)」とも呼ぶ。
◎「てだり」の転。
でたんと
【デタント】
◇[フ]detante、「緩和」の意味。
○緊張緩和。
参照⇒そると(SALT)
◎特に、冷戦状態になった米ソ両国の東西関係を緊張緩和の方
向へ転換しようとした政策。
★でちぇんちべっとぞくじちしゅう《でちえんちべつとぞくじちしう》
【デチェン・チベット族自治州】
【迪慶蔵族自治州】
◇[中]Diqing Zangzu Zizhizhou
○中国南西部、雲南省(Yunnan Sheng)北西部の自治州。
〈2県1自治県〉
香格里拉県(Xianggelila Xian)。
徳欽県(Deqin Xian)。
維西リス族自治県(Weixi Lisuzu Zizhixian)。
てちょん
【テチョン】
【泰川】
◇[朝]Taechon
○⇒たいせんぐん(泰川郡)
てーちょん
【テーチョン】
【大田】
◇[朝]Taejon
○⇒たいでんし(大田市)
てちょんぐん
【テチョン郡】
【泰川郡】
◇[朝]Taechon gun、[英]Taechon County
○⇒たいせんぐん(泰川郡)
てーちょんし
【テーチョン市】
【大田市】
◇[朝]Taejon si
○⇒たいでんし(大田市)
★てつ
【鉄】
【鐵】
【鐡】
◇[英]iron(アイアン)、[独]Eisen(アイゼン)
○[化]金属元素の一つ。元素記号は「Fe」。
古称は「くろがね(鉄,黒鉄)」。
◎第一鉄の(2価の):フェラス(ferrous)。
第二鉄の(3価の):フェリック(ferric)。
◎1939. 2.16(昭和14)商工省が不要鉄製品の回収を開始。
◎諺(コトワザ):⇒てつはあついうちにうて(鉄は熱いうちに打て)
でーつ
【デーツ】
◇[英]date(デート)
○(1)[食]ナツメヤシ(棗椰子)(date palm)の実。
参照⇒なつめやし(ナツメヤシ,棗椰子)
○(2)[植]ナツメヤシ(棗椰子)(date palm)の別称。
⇒なつめやし(ナツメヤシ,棗椰子)
★てっか《てつくわ》
【鉄火】
○(1)真っ赤に焼いた鉄。
○(2)火起請(ヒギショウ)。
参照⇒しんめいさいばん(神明裁判)
○(3)刀剣と鉄砲。
○(4)鉄砲から弾丸を発射する際に出る火。銃火。
○(5)鉄火打ちの略称。
○(6)[食]鉄火丼(ドン)の略称。
○(7)[食]鉄火巻きの略称。
⇒てっかまき(鉄火巻き,鉄火巻)
○()
★てつがく
【哲学】
◇[英]philosophy
○[哲]
「フィロソフィー」とも呼ぶ。
◎「哲」は「事理に明るい」こと。
西周(ニシ・アマネ)による"philosophy"の訳語。中国でも「哲学
(zhexue)」を使用している。
てつがくしゃのいし
【哲学者の石】
◇[英]philosopher's stone
○賢者の石の別称。
⇒けんじゃのいし(賢者の石)
★てつがくどう《てつがくだう》
【哲学堂】
○東京都中野区松が丘の哲学堂公園にあり、1906(明治39)東洋
大学の創立者井上円了が国家・社会のための精神修養道場とし
て創建。哲学的な名称をつけた建物・門・庭などがある。
◎この地は源氏の重臣和田義盛が陣屋を構(カマ)えた跡で、別名
和田山(ワダヤマ)と呼ばれていた。
てっかば《てつくわば》
【鉄火場】
○博打(バクチ)を打つ場所。博打場・賭場(トバ)。
てつかぶと
【鉄兜】
◇[英]steel helmet
○[軍]⇒へるめっと(ヘルメット)(3)
てっかまき《てつくわまき》
【鉄火巻き】
【鉄火巻】
○[食]マグロ(鮪)の赤身にワサビ(山葵)おろしを添えてノリ
(海苔)で巻いた細巻きの寿司。多くは一口サイズに短く切って
ある。
単に「鉄火」とも呼ぶ。
参照⇒てっぽうまき(鉄砲巻き,鉄砲巻)
◎ばくち場(鉄火場)で勝負をしながら食べられるように工夫し
たことから。
参照⇒[2]さんどいっち(サンドイッチ)(1)
[1]てっかめん
【鉄仮面】
○[文]黒岩涙香(ルイコウ)の翻案(ホンアン)小説。
フランスの作家大デュマ(Alexandre Dumas)の小説1848(嘉永
元)『ブラジュロンヌ子爵あるいは鉄の仮面をつけた男(Le
Vicomte de Bragelonne ou l'Homme au masque de fer)』を和
訳したもの。
参照⇒てつめんぴ(鉄面皮)
◎1892.12.25〜1893. 6.22(明治25〜明治26)黒岩涙香の日刊新
聞「万朝報(ヨロズチョウホウ)」に連載。
[2]てっかめん
【鉄仮面】
○[文]江戸川乱歩(ランポ)の翻案(ホンアン)小説。
フランスの作家ボアゴベ(Fortune du Boisgobey)の1878(明
治11)小説『サンマール氏の二羽の鶇(ツグミ)(Les deux merles
de Saint-Mars)』を和訳したもの。
参照⇒てつめんぴ(鉄面皮)
てづかやま
【帝塚山】
◇[日]Tezukayama/Tedukayama
○(1)大阪府大阪市阿倍野区(アベノク)南部の地名。
○(2)大阪府大阪市住吉区(スミヨシク)北部の地域名。
地名としては帝塚山中(ナカ)・帝塚山東(ヒガシ)・帝塚山西(ニシ)
がある。
○(3)奈良県奈良市南西部の地名。
○(4)[交]⇒てづかやまえき(帝塚山駅)
てづかやまえき
【帝塚山駅】
○[交]大阪府大阪市住吉区(スミヨシク)帝塚山西(テヅカヤマニシ)にある
南海高野線の駅。
岸里玉出(キシノサトタマデ)駅(西成区)と住吉東(スミヨシヒガシ)駅の間。
◎阪堺電軌上町線には帝塚山三丁目駅と帝塚山四丁目駅がある。
てづかやまがくいんだいがく《てづかやまがくゐんだいがく》
【帝塚山学院大学】
○[教]大阪府狭山市に本部を置く私立女子大学。
◎1917(大正 6)小学校を開設。
1950(昭和25)帝塚山学院短期大学を設置。
1966(昭和41)帝塚山学院大学を設置。
てづかやまだいがく
【帝塚山大学】
○[教]奈良県奈良市帝塚山7丁目に本部を置く私立女子大学。
◎1941(昭和16)帝塚山学園をを創立。
1961(昭和36)帝塚山短期大学を設立。
1964(昭和39)帝塚山大学を設置。
1991(平成 3)大学院を設置。
てっき
【鉄軌】
○(1)[交]レール(rail)の別称。
⇒れーる(レール)
◎「鉄道の軌条」の意味。
○(2)[交]キャタピラー(caterpillar)の別称。
⇒きゃたぴらー(キャタピラー)(2)
★でっき
【デッキ】
◇[英]deck
○(1)[海]⇒かんぱん(甲板)
◎デッキブラシ(deck brush):⇒でっきぶらし(デッキブラシ)
○()
○()[電][楽]テープデッキ(tape deck)の略称。
○()[電][TV]ビデオデッキ(video deck)の略称。
でっきぶらし
【デッキブラシ】
◇[英]deck brush
○(1)船舶の甲板(デッキ)や床を洗う掃除用具。長い柄の先に
ブラシが付いたT字形のもの。
○(2)(転じて)水をまいて床を洗う、長い柄のついたブラシの
一般名。
参照⇒もっぷ(モップ)(1)
てっきん
【鉄琴】
◇[独]Glockenspiel、[英]glockenspiel
○[楽]小さい長方形の金属片の音板を音階順に並べた打楽器。
まるい玉のついた撥(バチ)でたたいて演奏する。
置いて演奏するものや、鼓笛隊(コテキタイ)などで手に持ったり
腰で支える移動用のもの、鍵盤操作になったものなどがある。
「グロッケンシュピール」,「鉄心琴(テッシンキン)」とみ呼ぶ。
参照⇒かりよん(カリヨン)
◎17世紀ころ、オランダで改良。
てっきんこんくりーと
【鉄筋コンクリート】
◇[英]reinforced concrete
○[建]鉄筋を組み合せて骨組みとし、そのまわりにコンクリー
トを流し込んで固めたもの。
圧縮力に強いコンクリートと引張力に強い鉄筋との特徴を生
かした建築材料で、建造物の耐久性・耐火性・耐震性を強化す
る。
略称は「RC」。
参照⇒こんくりーと(コンクリート,混凝土),おびきん(帯筋),
あばらきん(肋筋)
◎鉄骨鉄筋コンクリート:SRC(steel reinforced concrete)。
でっくす
【デックス】
◇[登録商標]DEX
○[交]富士重工業のスバルの小型車。
◎2008.11.13(平成20)ダイハツ工業のクー(coo)のOEMを受
けて新発売。
でっくなーめ
【デックナーメ】
◇[独]deckname
○偽名([英]assumed name)・ペンネーム([英]pseudonym)。
てっけつさいしょう《てつけつさいしやう》
【鉄血宰相】
◇[独]der Eiserne Kanzler
○[人]ビスマルクの異名。
⇒[1]びすまるく(ビスマルク,比斯馬可,比斯馬克)
てっけん
【鉄拳】
○握(ニギ)りしめたコブシ(拳)の堅さを強調した言い方。
◎鉄拳制裁
てつげんぐん
【鉄原郡】
【鐵原郡】
◇[朝]Cholwon gun、[英]Cholwon County
○朝鮮半島東部の江原道(Kangwon-do)(コウゲンドウ)西部、韓国北
部の郡。
北朝鮮との非武装地帯(DMZ)の近く。
郡都は新鉄原里(Shincholwon ri)(シンチョルウォン里)。
「チョルウォン郡(鉄原郡)」とも呼ぶ。
★てっこう《てつかふ》
【手甲】
【手っ甲】
○[服]徒歩旅行や作業をするとき、手の甲や手首をおおって保
護するもの。布製や革製がある。
◎手甲脚絆(キャハン):参照⇒きゃはん(脚絆,脚半)
てっこう《てつくわう》
【鉄鉱】
◇[英]iron ore
○[鉱]鉄の鉱石。製鉄の原料となる。
◎磁鉄鉱:⇒せきてっこう(磁鉄鉱)
磁硫鉄鉱:⇒じりゅうてっこう(磁硫鉄鉱)
赤鉄鉱:⇒せきてっこう(赤鉄鉱)
黄鉄鉱:⇒おうてっこう(黄鉄鉱)
白鉄鉱:⇒はくてっこう(白鉄鉱)
褐鉄鉱:⇒かってっこう(褐鉄鉱)
針鉄鉱:⇒しんてっこう(針鉄鉱)
鱗鉄鉱:⇒うろこてっこう(ウロコ鉄鉱,鱗鉄鉱)
菱鉄鉱:⇒りょうてっこう(菱鉄鉱)
砒鉄鉱:⇒ひてっこう(ヒ鉄鉱,砒鉄鉱)
硫砒鉄鉱:⇒りゅうひてっこう(硫ヒ鉄鉱,硫砒鉄鉱)
クロム鉄鉱:⇒くろむてっこう(クロム鉄鉱)
てっこう《てつかう》
【鉄鋼】
○[工]銑鉄(センテツ)・鋼鉄(コウテツ)などの鉄材の総称。
◎鉄鋼業
〈旧:鉄鋼大手5社〉
新日本製鉄(新日鉄)・日本鋼管(NKK)・住友金属工業(住
金)・神戸製鋼所(神鋼)・川崎製鉄(川鉄)。
〈鉄鋼大手4社〉
新日本製鉄・住友金属工業・JFEホールディングス・神戸
製鋼所。
◎2002. 9.27(平成14)日本鋼管・川崎製鉄、経営統合してJF
Eホールディングスを発足。
2002.11.14(平成14)新日本製鉄・住友金属工業・神戸製鋼所、
資本提携を正式発表。
てっこうろうれん《てつかうらうれん》
【鉄鋼労連】
○[歴][経]日本鉄鋼産業労働組合連合会の略称。
総評に加盟。
◎1951. 3.(昭和26)結成。
2003. 9. 9(平成15)造船重機労連・非鉄連合の2産別と統合
し、日本基幹産業労働組合連合会(基幹労連)を結成。
てっこく《てきこく》
【敵国】
○⇒てきこく(敵国)
てつこん
【鉄紺】
○[色]⇒てっこん(鉄紺)
てっこん
【鉄紺】
○[色]黒ずんだ紺色。鉄色がかった紺色。
「てつこん(鉄紺)」,「アイアンブルー(iron blue)」とも呼ぶ。
参照⇒がんぶるー(ガンブルー)
◎C=76,M=50,Y=10,B=90。
でっさう
【デッサウ】
◇Dessau
○ドイツ中東部、ザクセン・アンハルト州(Bundesland
Sachsen-Anhalt)の工業都市。
エルベ川とそれに注ぐムルデ川の合流する地点の左岸。
機械・鉄道車両・食品製造・化学工業などが盛ん。
〈人口〉
1993(平成 5)9万2,262人。
1995(平成 7)9万2,200人。
◎近世、アンハルト公領の主都。
1863〜1945(文久 3〜昭和20)アンハルト州の州都。
1925(大正14)造形学校バウハウス(Bauhaus)がワイマールか
ら移転し、1932(昭和 7)ベルリンに転出。
もと東ドイツ地区。
1996(平成 8)ワイマールとともにバウハウスの作品群、世界
文化遺産に登録。
★てっさりあちほう《てつさりあちはう》
【テッサリア地方】
◇[英]Thessalia Region/Thessaly Region
○ギリシア中央部の地方。北部をマケドニア地方、南部をギリ
シア中部地方、西部をイピロス地方に接し、東部をエーゲ海
(Aegean Sea)に面する。
中心都市はラリッサ(Larissa)。
〈4県〉
ラリッサ県(Nomos Larissa)。
マグネシア県(Nomos Magnessia)。
トリカラ県(Nomos Trikala)。
カルディツア県(Nomos Karditsa)。
てっさろにき
【テッサロニキ】
◇[希]Thessalonike
○ギリシアの都市サロニカ(Salonika)の別称。
⇒さろにか(サロニカ)
てっさろにーき
【テッサロニーキ】
◇[希]Thessaloniki
○ギリシアの都市サロニカ(Salonika)の別称。
⇒さろにか(サロニカ)
てっさろにきわん
【テッサロニキ湾】
◇[英]Gulf of Thessaloniki
○[地]⇒さろにかわん(サロニカ湾)
てつざんぐん
【鉄山郡】
◇[朝]Cholsan gun
○朝鮮半島北西部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)西部の平
安北道(P'yong-anbuk-do)南西部にある郡。南部を黄海(東シナ
海)に面する。
東倉里(Tongchang ri)(トンチャンリ)にミサイル発射施設を建設中。
「チョルサン郡(鉄山郡)」とも呼ぶ。
てっしぇっきゅるれー
【テッシェッキュルレー】
◇[トルコ語]tesekkurler
○(トルコ語で)ありがとう。
「テシェッキュルレー」とも呼ぶ。
てつじゃく
【鉄尺】
○(1)⇒かねじゃく(曲尺,矩尺)(1)
○(2)鉄製の巻尺。
てっしゅう《てつしう》
【撤収】
○(1)撤去(テッキョ)して収(オサ)めること。
○(2)特に、建物や施設を取り払うこと。
○(3)[軍]軍隊などを引き上げること。撤退(テッタイ)すること。
てつじゅうじくんしょう《てつじふじくんしやう》
【鉄十字勲章】
◇[独]Das eiserne Kreuz、[英]Cross of iron
○[歴]ドイツの武功勲章。戦功のあった将兵に与えらる。
マルタ十字形(Maltese Cross)で、ナチス時代には中央にハ
ーケンクロイツ(鉤<カギ>十字)を配した。
参照⇒びくとりあじゅうじくんしょう(ビクトリア十字勲章)
◎1813(文化10)対仏戦争の際にプロイセン国王が制定。
のちドイツ帝国からナチス・ドイツまで受け継がれた。
てつじゅうせき《てつぢゆうせき》
【鉄重石】
◇[英]ferberite(ファバライト)
○[鉱]鉄のタングステン酸塩(FeWO4)を主成分とする鉱物。
ガラスまたは金属光沢をもち、黒い単斜晶系のもの。
タングステン(W)の主要な鉱石。
「フェルベライト」とも呼ぶ。
参照⇒じゅうせき(重石)
てっしょう《てつしやう》
【鉄相】
◇[日]Tessho
○[古]鉄道大臣の略称。
⇒てつどうだいじん(鉄道大臣)
てつじょうもう《てつでうまう》
【鉄条網】
○敵や獣などの侵入を阻止(ソシ)するため、杭(クイ)を何本も立て
て、その間に有刺鉄線(ユウシテッセン)を網(アミ)のように張りめぐら
したサク(柵)。
参照⇒ゆうしてっせん(有刺鉄線)
てっしんきん
【鉄心琴】
○[楽]⇒てっきん(鉄琴)
てっしんしゅう《てつしんしう》
【テッシン州】
◇[独]Kanton Tessin
○⇒てぃちーのしゅう(ティチーノ州)
てつじんにじゅうはちごう《てつじんにじふはちがう》
【鉄人28号】
○[漫]月刊少年雑誌「少年」(光文社発行)に連載された、横山光
輝(ミツテル)の漫画。
鉄人28号は、太平洋戦争末期に日本軍の秘密兵器として敷
島博士の手により製作されたリモコン操作のロボット。少年の
金田正太郎がこの28号を操作して悪者と戦い活躍する。
参照⇒しょたこん(ショタコン)
◎1956(昭和31)連載開始。
てつじんれーす
【鉄人レース】
◇[英]ironman race
○[俗][運]⇒とらいあすろん(トライアスロン)
てつせいちょう《てつせいちやう》
【哲西町】
◇[日]Tetsusei Cho
○岡山県北西部、阿哲郡(アテツグン)の町。西部を広島県に隣接。
〈面積〉
76.29平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)3,243人。
◎1955(昭和30)矢神(ヤカミ)村と野馳(ノチ)村が合併して発足。
てっせん
【鉄扇】
○骨(ホネ)が鉄でできている扇子(センス)。
親骨のみが鉄のものと、全ての骨が鉄のものとがある。
江戸時代、武士が護身用として用いた。
1876(明治 9)廃刀令(ハイトウレイ)で腰に刀を差さなくなった士族
が、長年重い刀を腰に差していたので歩行にバランスが悪いと
して、護身を兼ねて鉄扇状の鉄の塊(カタマリ)を腰に差すこともあっ
た。
参照⇒はいとうれい(廃刀令)
でっせんばー
【デッセンバー】
◇[英]December
○[暦]⇒でせんばー(デセンバー)
てつそうしゅう《てつさうしう》
【鉄掃箒】
○[植]⇒めどはぎ(メドハギ,目処萩,蓍萩,筮萩,鉄掃箒)
てつたちょう《てつたちやう》
【哲多町】
◇[日]Tetsuta Cho
○岡山県北西部、阿哲郡(アテツグン)の町。東部を新見市に接する。
〈面積〉
107.37平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)4,032人。
◎1955(昭和30)新砥(アラト)村・萬歳(マンザイ)村・本郷(ホンゴウ)村
が合併して発足。
てつたんぱく
【鉄タンパク】
【鉄蛋白】
○[生化]フェリチン([英]ferritin)の別称。
⇒ふぇりちん(フェリチン)
★でっち
【丁稚】
○
「三太郎(サンタロウ)」とも呼ぶ。
参照⇒でっちあげ(捏っち上げ,捏ち上げ)
◎江戸時代、丁稚は「○○ドン」と呼ばれ、手代(テダイ)になると
「○○助(スケ)」または「○○七(シチ)」、番頭(バントウ)になると「○○
兵衛(ベエ)」と呼ばれた。
参照⇒さんすけ(三助)(1),きゅうすけ(久助)(1),おさんどん
(おさんどん)(1)
◎1928(昭和 3)神田の巌松堂の少年店員42人、丁稚奉公制度に
反対して争議を起こし、なぐること・「どん」付けの呼称・玄米
食・積立金に反対。
でっちあげ
【でっち上げ】
【捏っち上げ】
【捏ち上げ】
○(1)実際にないことを、あるように作りあげること。捏造(ネツ
ゾウ)すること。また、その事柄。
◎この証拠は警察のでっち上げだ。
○(2)形だけととのえて、いいかげんなものをこしらえ上げる
こと。また、そのもの。
◎粗末(ソマツ)なでっち上げ。
語源⇒おかっぴき(岡っ引き)
てっちせん
【鉄囲山】
◇[梵]Cakravada-parvata
○(1)[仏]古代インドの世界観で、須弥山(シュミセン)を中心とする
四大洲を取り囲む九山八海(クセンハッカイ)のうち、一番外側にある
鉄でできている山。大地を支える金輪(コンリン)の外辺を縁どる鉄
でできた山脈。
内側の山脈の七金山と間には八海水がある。
「鉄輪囲山(テツリンイセン)」,「金剛輪山(コンゴウリンセン)」,「金剛山(コンゴ
ウセン)」とも呼ぶ。
○(2)[仏]また、三千世界のそれぞれを取り囲む鉄でできてい
る山ともいう。
◎「てっちせん」は「てつゐせん」の連声(レンジョウ)。
てっちゃん
【てっちゃん】
○[食]関西で牛の大腸をいう。
◎てっちゃん鍋
◎牛の小腸を原料とした食品「こてっちゃん」は食肉加工大手エ
スフーズの登録商標。
でっちようかん《でつちやうかん》
【丁稚羊羹】
○(1)[食]蒸し羊羹の別称。
京都では特に、竹の皮に包まれたもの。
◎練り羊羹は高価で、蒸し羊羹なら丁稚の安給金でも購入でき
たので、里帰りの土産(ミヤゲ)としたことから。
○(2)[食](北陸地方で)水羊羹の別称。
◎正月の里帰りの土産の高価な練り羊羹を、水を加えて煮溶か
し、冷やして水羊羹として食したことから。
てづつ
【手筒】
【手銃】
◇[英]handgun
○[古]片手に持って撃(ウ)つ鉄砲。拳銃・短銃・ピストル。
◎主に大将クラスが使用した。
てってい
【鉄梃】
○⇒[1]ばーる(バール)
でっど
【デッド】
◇[英]dead
○(1)[形](生物・動物が)死んでいる。
○(2)[形](植物が)枯れた。
○(3)[形](物事が)消えた、動かない。
◎名詞は「デス(death)」、自動詞は「ダイ(die)」。
てつどういん《てつだうゐん》
【鉄道員】
◇[伊]Il Ferroviere、[英]The Railroad Man
○[映]鉄道機関士の家族愛を描いたイタリア映画。
監督:ピエトロ・ジェルミ(Pietro Germi)。
◎1956. 8.11(昭和31)イタリアで公開。
1958.10.(昭和33)日本で公開。
てつどうぎじゅつけんきゅうしょ《てつだうけんきうしよ》
【鉄道術研究所】
◇[英]Railway Technical Research Institute
○[古][交]鉄道総合技術研究所の前身。
⇒てつどうそうごうぎじゅつけんきゅうしょ(鉄道総合技術
研究所)
てつどうぐさ《てつだうぐさ》
【テツドウグサ】
【鉄道草】
○[植]ヒメムカシヨモギの別称。
⇒ひめむかしよもぎ(ヒメムカシヨモギ,姫昔蓬,姫昔艾)
てつどうこうあんかん《てつだうこうあんくわん》
【鉄道公安官】
○[俗]⇒てつどうこうあんしょくいん(鉄道公安職員)
てつどうこうあんしょくいん《てつだうこうあんしよくゐん》
【鉄道公安職員】
○[歴]旧国鉄(日本国有鉄道)の施設内において公安維持にあた
った国鉄職員・役員。
公安本部を国鉄本社に、鉄道公安室・鉄道公安分室を各現場
に設置。
職員は特別司法警察職員の資格を有し、運輸業務に関する犯
罪の捜査を行なった。
俗称は「鉄道公安官」。
◎1947(昭和22)設置。
1987(昭和62)国鉄民営化に伴い廃止となり、各都道府県に設
置された鉄道警察隊に改組。
★てつどうこくゆうほう《てつだうこくゐうはふ》
【鉄道国有法】
○[歴][交]1906. 3.(明治39)公布。17社の私設鉄道が1907(明
治40)までに買収され、国鉄となった。
◎日露戦争後、政府は軍事・経済上の必要から公布。日本鉄道
・山陽鉄道など主要民営鉄道17社を買収し国有とした。これに
よって師団司令部・鎮守府所在地に鉄道網をはることができた。
1906(明治39)日本鉄道・甲武鉄道が買収。
★てつどうしゃりょう《てつだうしやりやう》
【鉄道車両】
○[交]
〈世界の鉄道車両3大メーカー〉
フランスのアルストム(ALSTOM)。
ドイツのシーメンス(Siemens)。
カナダのボンバルディア(Bombardier)。
てつどうしょう《てつだうしやう》
【鉄道省】
◇[日]Testudo Sho
○[歴][交]鉄道行政を管轄する中央官庁。
国有鉄道の運営にも当った。
長官は鉄道大臣(鉄相)。
◎1920(大正 9)鉄道院を昇格して設置。
1928.11. 6(昭和 3)鉄道省官制改正公布の勅令。陸上運送全
般の監督権を逓信省から鉄道省に移管。
1943.11. 1(昭和18)運輸通信省に統合され、鉄道省は廃止。
てつどうしょうか《てつだうしやうか》
【鉄道唱歌】
○[楽][交]唱歌集。大和田建樹(タテキ)の作詞、多梅稚(オオノウメワカ)
・上真行(カミ・サネミチ)ほか作曲。
鉄道沿線の駅名と名所・風物を織り込み、七五調四行の一節
づつに歌われている。第一集東海道、第二集山陽・九州、第三
集奥州・磐城、第四集北陸(信越を含む)、第五集関西・参宮・
南海。1900(明治33)5〜10月刊行。
◎出だしは「汽笛一声(イッセイ)新橋をはや我が汽車は離れたり…」。
◎1911. 4.(明治44)『中央線鉄道唱歌』福山寿久作詞、福井直
秋作曲。
★てつどうそうごうぎじゅつけんきゅうしょ
《てつだうそうがふけんきうしよ》
【鉄道総合技術研究所】
◇[英]Railway Technical Research Institute
○[交]東京都国分寺市にある公益財団法人。
◎1942. 3.14(昭和17)鉄道省に鉄道技術研究所設立の勅令。
1972.10.13(昭和47)鉄道技術研究所、浮上式鉄道リニアモー
ターカーML100の実験を初公開。
1977.12.17(昭和52)国鉄、リニアモーターカーの浮上実験に
初成功。
てつどうだいじん《てつだうだいじん》
【鉄道大臣】
◇[日]Tetsudo Daijin
○[古]鉄道省の長官。
略称は「鉄相(テッショウ)」。
てつどうどけい《てつだうどけい》
【鉄道時計】
○やや大型の懐中時計。
もとは鉄道員が使用していた時計の形式で、見やすいように
白い文字盤に大きな数字が書かれ、またすぐに見られるように
蓋(フタ)がない実用的なもの。
参照⇒かいちゅうどけい(懐中時計)
てつどうのひ《てつだうのひ》
【鉄道の日】
○[暦]10月14日。
1872.10.14(明治 5. 9.12)日本最初の鉄道として新橋駅〜横
浜駅が開通したことを記念し、1994(平成 6)制定。
◎鉄道の旬間:10月11日から20日の十日間。
★てつどうはくぶつかん《てつだうはくぶつくわん》
【鉄道博物館】
○(1)[交]埼玉県さいたま市大宮区にある鉄道専門の博物館。
交通博物館(東京都千代田区)を鉄道専門に衣替えして開設。
◎2005.11.10(平成17)起工式。
2007.10.14(平成19)開館。
○(2)[古][交]交通博物館の旧称。
⇒こうつうはくぶつかん(交通博物館)
○(3)[俗][交]⇒きゅうしゅうてつどうきねんかん(九州鉄道記
念館)
◎貨物鉄道博物館:三重県いなべ市(旧:員弁郡大安町)。
リニア・鉄道館:⇒りにあてつどうかん(リニア・鉄道館)
佐久間レールパーク:⇒さくまれーるぱーく(佐久間レール
パーク)
東武博物館:⇒とうぶはくぶつかん(東武博物館)
てつどうぺん《てつだうぺん》
【鉄道ペン】
○ペンの先端が二重になったペン先。
同時に平行線を描くことができ、主に地図上の鉄道線を描く
のに用いる。
参照⇒じーぺん(Gペン)
★てつどうもけい《てつだうもけい》
【鉄道模型】
○[交]
参照⇒はらてつどうもけいはくぶつかん(原鉄道模型博物館)
〈縮尺〉
1番ゲージ:車軸幅45ミリメートル、縮尺1/30〜1/32。
Oゲージ:車軸幅32ミリメートル、縮尺1/44(1/45〜1/48)。
HOゲージ:車軸幅16.5ミリメートル、縮尺1/87(1/80〜
1/87)。
Nゲージ:車軸幅9ミリメートル、縮尺1/150。
Zゲージ:車軸幅6.5ミリメートル、縮尺1/220。
参照⇒えっちおーげーじ(HOゲージ),えぬげーじ(Nゲージ)
でっどどろっぷ
【デッドドロップ】
【デッド・ドロップ】
◇[英]dead drop
○[俗](スパイや密売人などが)互いに会わずに秘密の物品を受
け渡すこと。また、その受け渡し場所。
公衆トイレの貯水槽などがよく使われる。物を置いたときは
トイレ前の草を結んだり小石を置いたりなどで情報を伝え、受
け取ると草をほどいたり小石を除いたりする。
参照⇒ほーぼーさいん(ホーボー・サイン)
でっどはんど
【デッドハンド】
◇[英]dead hand
○(1)[法]⇒もーとめいん(モートメイン)
○(2)(転じて)人の死や制度崩壊などの後も、人々に影響を与
え続けること。
でっどふぇんす
【デッドフェンス】
【デッド・フェンス】
◇[英]dead fence
○[建]金網・鉄柵・石垣・ブロック塀などのヘンス(垣根)。
参照⇒まんねんべい(万年塀)
◎フランス語:エモルト(haie morte)。
イタリア語:シエーペモルタ(siepe morta)。
でっどぼーる
【デッドボール】
◇[和製英語]dead ball
○(1)[運]野球で、投手(ピッチャー)の投げた球がバッターボ
ックス内の打者(バッター)の体または着衣に触れること。
投手への罰則として、その打者は無条件に一塁(イチルイ)に進む。
「死球(シキュウ)」とも呼ぶ。
◎アメリカでは"hit by pitch(ヒット・バイ・ピッチ)"と呼ぶ。
○(2)[俗][運]ドッジボール(dodge ball)の俗称。
⇒どっじぼーる(ドッジボール,ドッジ・ボール)
でっどりーかるてっと
【デッドリーカルテット】
【デッドリー・カルテット】
◇[英]the deadly quartet
○[病]⇒しのしじゅうそう(死の四重奏,死の4重奏)
でっどろっく
【デッドロック】
◇[英]deadlock
○(1)(交渉などの)行き詰まり・停頓(テイトン)。
○(2)[俗]暗礁(アンショウ)。
◎「錠(lock)」の「ロック」を「岩(rock)」と誤解して。
てつのかーてん
【鉄のカーテン】
◇[英]the Iron Curtain
○[歴]第二次世界大戦後、社会主義の東欧諸国が資本主義の西
欧諸国に対して、門戸を閉ざして政治的・思想的に障壁を作っ
ていると皮肉った言葉。
参照⇒たけのかーてん(竹のカーテン)
◎1946. 3.(昭和21)イギリスの首相チャーチル(Winston Chur-
chill)が、アメリカ合衆国ミズーリ州フルトン(Fulton)市の大
学で反ソ演説中で初めて使われた。
「バルト海のシュテッチン([独]Stettin)からアドリア海のト
リエステ(Trieste)まで、いまや鉄のカーテンが欧州大陸を縦
断して下りている」と述べ、ソ連外交の秘密主義を責め、イギ
リス・アメリカ両国の提携を訴えた。
東欧諸国がソ連の支配下に入った事からソ連の共産主義の拡
張に脅威を感じた言葉でもある。
てつのしょじょ《てつのじよぢよ》
【鉄の処女】
◇[英]iron maiden、[独]Eisenmaedchen/Eisenmadchen
○拷問具の一種。
人形(ヒトガタ)の棺(ヒツギ)で、中と扉の内側にたくさんの釘ま
たは小刀が突き出ている。受刑者を中に入れて扉を閉じ、出血
死させる。
中世ヨーロッパで、主に宗教裁判・魔女狩りに使用された。
てつのずろーす
【鉄のズロース】
◇[英]drawers of iron
○[歴]⇒ていそうたい(貞操帯)
てつのはい
【鉄の肺】
◇[英]iron lung
○[古][医]呼吸筋が冒されて呼吸困難になった患者を気密容器
に収容する人工呼吸装置の通称。
患者は円筒形の容器から頭を出して、容器内の内圧を周期的
に変化(減圧・加圧)させて呼吸を促(ウナガ)すもの。
小児麻痺・潜水病などで呼吸運動ができなくなった場合に用
いる。
◎人工呼吸装置:⇒れすぴれーたー(レスピレーター)(1)
でっぱ
【出っ歯】
○⇒そっぱ(反っ歯)
てつはあついうちにうて
【鉄は熱いうちに打て】
◇[英]Strike while the iron is hot.
○(1)[諺]人は純真で新鮮な精神を失わないうちに有益な教育
を施すべきだということ。
熱い鉄は軟らかく有用な形に鍛(キタ)えられるが、冷えるとで
きなくなることから。
「鉄は熱いうちに鍛えよ」とも呼ぶ。
◎イギリスの諺(コトワザ)の訳語。
○(2)[諺]物事を行うには、時機(ジキ)を逃(ノガ)してはならな
いということ。
関係者の熱意などがあるうちに行なわず、後になってからで
は相手にされないということ。
「鉄は熱いうちに鍛えよ」とも呼ぶ。
てつはあついうちにきたえよ《てつはあついうちにきたへよ》
【鉄は熱いうちに鍛えよ】
◇[英]Strike while the iron is hot.
○[諺]⇒てつはあついうちにうて(鉄は熱いうちに打て)
てつびし
【鉄菱】
○ヒシ(菱)の実(ミ)形の四本のトゲがある、鉄製の武器。
地面や河中に散布して置き、敵の侵入を防ぐもの。また、忍
者が逃走するときなどに撒(マ)いて追っ手の追撃を妨害するも
の。
「車菱(クルマビシ)」,「まきびし(撒き菱,播き菱)」とも呼ぶ。
◎正四面体(テトラ形)で、四本のトゲのうち、どれか一本が必
ず上を向く構造になっている。
◎「鉄(草冠+「疾」)藜」とも書く。
★てっぴつ
【鉄筆】
◇[英]stylus
○[印]謄写版(トウシャバン)でロウ(蝋)引きした原紙に文字や絵を
書く先端が鉄針になった筆記具。
「スタイラス」とも呼ぶ。
参照⇒とうしゃばん(謄写版)
◎先の研磨:参照⇒あふらといし(油砥石)
★てつぶん
【鉄分】
○
◎栄養素としては血液のもとになる。
★てつぼう《てつばう》
【鉄棒】
○(1)鉄でできた棒。鉄製の棒。
「かなぼう(金棒,鉄棒)」とも呼ぶ。
参照⇒かなぼう(金棒,鉄棒)
○(2)[運]器械体操の器具の一種。
○(3)[運]男子の体操競技の種目の一種。
★てっぽう《てつぱう》
【鉄砲】
○(1)小銃・拳銃(ケンジュウ)(ピストル)などの「飛道具(トビドウグ)」
の一つ。
◎入鉄砲出女:⇒いりでっぽうでおんな(入鉄砲出女)
○(2)鉄砲に似たもの。
◎水鉄砲。
紙鉄砲:⇒かみでっぽう(紙鉄砲)
豆鉄砲。
ゴム鉄砲:⇒ごむでっぽう(ゴム鉄砲)
○()
○()[料]フグ(河豚)料理の別称。
◎「(フグ毒に)当たると死ぬ」の意味。
○()[食]⇒てっぽうまき(鉄砲巻き,鉄砲巻)
○()
○()[運]相撲(スモウ)の稽古(ケイコ)法の一つ。
腰を落として腰を割り、両手の脇を固めて足を出しながら、
片手を交互に出して柱を突くもの。
○()[運]相撲の技の一つ。
⇒もろてづき(諸手突き))
★てっぽううお《てつぱううを》
【テッポウウオ】
【鉄砲魚】
◇[学]Toxotes jaculatorix
○[魚]スズキ目(Perciformes)テッポウウオ科(Toxotidae)の硬
骨魚数種の総称。
口先を水面から出して、口から水を速射し、水辺の草などに
とまっている昆虫などを水中に打ち落して食べる。
インド・東南アジア・オーストラリア北部の淡水・汽水(キスイ)
に生息。
「アーチャーフィッシュ([英]archer fish)」とも呼ぶ。
てっぽうざま《てつぱうざま》
【鉄砲狭間】
○狭間(サマ,ハザマ)の一種。
城塀・櫓(ヤグラ)や軍船の胴壁などに設けた、中から鉄砲で敵
兵を撃つための穴。
「銃眼(ジュウガン)」とも呼ぶ。
参照⇒やざま(矢狭間)
てっぽうず《てつぱうず》
【鉄砲洲】
◇[日]Teppozu/Teppodu
○[古]東京都中央区湊(ミナト)・明石町(アカシチョウ)一帯の旧称。
隅田川(スミダガワ)西岸で佃(ツクダ)・月島(ツキシマ)の対岸、八丁
堀(ハッチョウボリ)の南方。
鉄砲洲稲荷神社が湊一丁目にある。
入船(イリフネ)〜日本橋浜町(ニホンバシハマチョウ)一帯は、かつては印
刷・製本・植字・製版などの「印刷屋街」だった。
参照⇒つきじ(築地)(1)
◎江戸時代、幕府の鉄砲方井上・稲富両氏が大砲の演習をした
地(湊三丁目あたりという)。
1858(安政 5)福沢諭吉が奥平家中屋敷に蘭学塾(慶応義塾の
前身)を開く。
◎地名の由来は、江戸初期に江戸湾に洲が鉄砲のような形に突
き出していたからという。また一説に鉄砲(大砲)の演習地から。
てっぽうだま《てつぱうだま》
【鉄砲玉】
○(1)鉄砲の弾丸(ダンガン)・銃弾(ジュウダン)。
○(2)駄菓子(ダガシ)の一種。
アルヘイ糖(有平糖)を鉄砲の玉のように丸くしたもの。
参照⇒あるへいとう(アルヘイ糖,有平糖)
○(3)使いなどに出たまま、戻って来ないこと。また、その人。
◎鉄砲の弾(タマ)は飛び出すだけで帰って来ないことから。
○(4)水に浮かないこと、泳ぎができないこと。また、その人。
「かなづち(金槌,鉄鎚)」,「徳利(とっくり,とくり)」とも呼ぶ。
○(5)[俗](ヤクザの)殺し屋・刺客(シカク)・ヒットマン(hit man,
hitman)。
★てっぽうひゃくにんぐみ《てつぱうひやくにんぐみ》
【鉄砲百人組】
○[歴]江戸幕府の職制で、甲賀組・伊賀組・根来(ネゴロ)組・二
十五騎組の総称。
各組に同心(ドウシン)百人が所属していたことに由来する。
てっぽうまき《てつぱうまき》
【鉄砲巻き】
【鉄砲巻】
○[食]干瓢(カンピョウ)を芯(シン)にした細巻き寿司(ズシ)。
単に「鉄砲」とも呼ぶ。
参照⇒てっかまき(鉄火巻き,鉄火巻)
◎黒い海苔(ノリ)を細く巻いた姿が鉄砲に似ているから。
てづま
【手妻】
【手爪】
○(1)手先。
○(2)手先の仕事。
○(3)[古]手品(テジナ)・奇術。
⇒てじな(手品)
てつむじ《てつむぢ》
【鉄無地】
○[服]鉄色に染めた絹糸で織った無地の織物。
てつめんぴ
【鉄面皮】
○恥(ハジ)知らずなこと・恥を恥と思わないこと・厚かましい
こと・ずうずうしいこと。
また、そのような人。
「野面(ノヅラ)」とも呼ぶ。
◎顔の皮膚が鉄でできていると思えるほど「厚顔無恥(コウガンムチ)」
だということから。
でづら
【出面】
【出頬】
◇[日]dezura/de-dura
○(1)顔出(カオダ)しすること。
○(2)[建]建築現場などに出た日雇労働者の人数。
「でめん(出面)」とも呼ぶ。
○(3)[建](特に)大工・左官など職種別労働者の人数。
「でめん(出面)」とも呼ぶ。
◎出面帳
○(4)[建]その日当・一日当たりの労賃・1日の賃金単価。
「でめん(出面)」とも呼ぶ。
参照⇒にこよん(にこよん,ニコヨン)
◎出面三分:途中から雨になった時の日当。
てつりんいせん《てつりんゐせん》
【鉄輪囲山】
○[仏]⇒てっちせん(鉄囲山)
てっれもーと
【テッレモート】
◇[伊]terremoto
○[地](イタリア語で)地震。
⇒じしん(地震)
てつろう《てつらふ》
【鉄鑞】
【鉄蝋】
○[工]鉄材を接着する鑞接剤。
酸化防止の硼砂(ホウシャ)などに鉄粉を混ぜ合せた粉末。
参照⇒ろうせつざい(鑞接剤),つけはがね(付け鋼,付鋼)
てつわんあとむ
【鉄腕アトム】
○[漫]手塚治虫(オサム)の漫画。また、その主人公。
科学省長官の天馬博士が、交通事故で失った一人息子トビオ
に似せて作ったロボット。
英語では「アストロボーイ(Astroboy)」、中国語では「阿童木
(Atongmu)」と呼ぶ。
◎1951. 4.(昭和26)少年漫画雑誌「少年」に『アトム大使』とし
て連載を開始。2003年4月7日、高田馬場の科学省生れ、となっ
ている。
◎兵庫県宝塚市に市立手塚治虫記念館がある。
てて
【テテ】
◇Tete
○(1)(Tete Province)⇒ててしゅう(テテ州)
○(2)アフリカ大陸南東部、モザンビーク(Mozambique)北西部
のテテ州南部にある州都。
〈人口〉
1991(平成 3)11万2,221人(推計)。
てて
【父】
○ちち(父)。
◎「ちち(父)」の転。
でてくたー
【デテクター】
◇[英]detector
○(1)探知器・検出器。
○(2)[放][通]⇒けんぱき(検波器)
○(3)[電]漏電チェック用の検電器。
○(4)[化]化学物質の検出器。
○(5)[俗]ウソ発見器(lie detector)。
⇒ぽりぐらふ(ポリグラフ)(2)
ててしゅう《ててしう》
【テテ州】
◇[英]Tete Province
○アフリカ大陸南東部、モザンビーク(Mozambique)北西部の州。
北東部・東部をマラウィ、南西部をジンバブエ、北西部をザン
ビアに隣接。
州都はテテ。
ザンベジ川(Zambezi River)をダムで堰(セ)き止めたカボラバッ
サ湖(Lake Cabora Bassa)がある。
でてすと
【デテスト】
◇[英]detest
○[他動]ひどく嫌う・嫌悪(ケンオ)する。
てと
【テト】
◇teto
○[暦]ベトナムの旧正月。
かつて盛大に爆竹を鳴らして祝ったが、現在はテロと紛らわ
しいとして禁止されている。
参照⇒ばいちゅん(バイチュン),ばいてっと(バイテット)
◎テト攻勢
[1]でーと
【デート】
◇[英]date
○(1)日付。年月日。
「デイト」とも呼ぶ。
○(2)前もって日時と場所を約束し、異性と会うこと。また、
その約束。
「デイト」とも呼ぶ。
参照⇒あいびき(逢い引き,媾引,媾曳),まっどまねー(マッド
マネー,マッド・マネー)(3)
〈段階〉
1:ランダム・デート(random date):不特定多数の相手と
交際する。
2:ステディー(steady):特定の相手のみと交際する。
3:ピンニング(pinning):写真を部屋に飾る。
4:エンゲージング(engaging):婚約する。
5:マリッジ(marriage):結婚する。
[2]でーと
【デート】
◇[英]date
○[植]ナツメヤシの英語名。
⇒なつめやし(ナツメヤシ,棗椰子)
でど
【デド】
◇[西]dedo
○(スペイン語で)指。
⇒ゆび(指)
てーとぎゃらりー
【テート・ギャラリー】
◇[英]the Tate Gallery/the National Gallery of British
Art
○[美]イギリスの首都ロンドン、テムズ河畔にある国立美術館。
イギリス近代絵画を中心に収蔵・展示。
「テート美術館」とも呼ぶ。
◎1897(明治30)実業家ヘンリー・テート卿(Sir Henry Tate)
(1819〜1899)から建物と収集品の寄贈を受け、ナショナル・ギャ
ラリーの分館として発足。
1955(昭和30)独立。
でーどぐん
【デード郡】
◇[英]Dade County
○(1)アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)北
西端の郡。北部をテネシー州、西部をアラバマ州に隣接。
郡都はトレントン(Trenton)。
○(2)(Miami-Dade County)アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ
デード郡の略称。
⇒まいあみでーどぐん(マイアミデード郡)
でーどしてぃー
【デードシティー】
◇[英]Dade City
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)中西部
のパスコ郡(Pasco County)東部にある郡都。
でーとなびーち
【デートナビーチ】
◇[英]Daytona Beach
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部の
ボルシア郡(Volusia County)北東部にある都市。
フロリダ半島基部東岸に位置し、大西洋に面する。
「デイトナビーチ」とも呼ぶ。
◎ボルシア郡の都市(city)にはデートナビーチショア(Daytona
Beach Shores)・サウスデートナ(South Daytona)、またデルト
ナ(Deltona)もある。
でとねーたー
【デトネーター】
◇[英]detonator
○(1)[軍](爆弾などの)起爆装置・雷管。
⇒らいかん(雷管)(1)
○(2)[交]エアバッグの起爆剤。
てーとびじゅつかん《てーとびじゆつくわん》
【テート美術館】
◇[英]the Tate Gallery/the National Gallery of British
Art
○[美]⇒てーとぎゃらりー(テート・ギャラリー)
てとら
【テトラ】
◇[希]tetra
○(1)[接頭辞]「4」を表す語形成要素。
◎テトラゴン(tetragon):四角形・四辺形。
テトラヘドロン(tetrahedoron):四面体(シメンタイ)・正四面体。
テトロキサイド(tertoxide):四酸化物。
テトロード(tetrode):四極真空管。
○(2)四面形・三角錐(サンカクスイ)・正四面体。
参照⇒てつびし(鉄菱)
○(3)[俗][海]テトラポッド(Tetrapod)の略称。
⇒てとらぽっど(テトラポッド)
○(4)[魚]南アメリカ原産の小形の一群の熱帯魚。
テトラゴンオプテラス(tetragonopterus)(四角形の翼)属の
種類が多いことから。
てとらぎゅうにゅう《てとらきうにう》
【テトラ牛乳】
○[俗]⇒てとらぱっく(テトラパック)
てとらくろろえちれん
【テトラクロロエチレン】
◇[英]Tetrachloroethylene
○[化]エチレンの水素原子をすべて塩素原子で置換した化学物
質。エーテル臭の揮発性・不燃性の液体。蒸気は有毒。
有機塩素系溶剤としてドライクリーニング・半導体洗浄剤な
どに使用する。
自然環境で分解されにくく、環境汚染物質の一つ。また、発
ガン物質の一つ。
◎フロン113の製造原料であった。
てとらごん
【テトラゴン】
◇[英]tetragon
○[数]⇒しかっけい(四角形)
★てとらはいどろかんなびのーる
【テトラハイドロカンナビノール】
◇[英]tetrahydrocannabinol
○[生化]インド大麻に含まれる幻覚物質の主成分。
分子式はC21H30O2。
鎮痛のほか多幸感をもたらす。
略称は「THC」。
「テトラヒドロカンナビノール」とも呼ぶ。
◎カンナビス(cannabis):⇒かんなびす(カンナビス)
カンナビノイド(cannabinoid):⇒かんなびのいど(カンナビ
ノイド)
てとらはいどろげすとりのん
【テトラハイドロゲストリノン】
◇[英]tetrahydrogestrinone
○[化]男性ホルモン物質アナボリックステロイド(Androgenic
anabolic steroids)系の筋肉増強剤。
運動能力を高め、疲労を感じさせない。
通常のドーピング検査では血液や尿から検出されない。
略称は「THG」。
参照⇒あなぼりっくすてろいど(アナボリックステロイド)
◎アメリカのサプリメント製造会社バルコ(BALCO)(Bay Area
Laboratory Cooperative)が開発。
2003.10.28(平成15)アメリカの食品医薬品局(FDA)、未承
認の新薬と位置付け、栄養補助食品での販売を禁止。
てとらぱっく
【テトラパック】
◇[登録商標]Tetra Pak
○四面体(テトラ)の紙製容器。主に牛乳などの液体の容器にす
る。
プラスチック製の六角形のコンテナ(大形容器)に入れて搬送
する。
俗に「テトラ牛乳」とも呼ぶ。
◎1944(昭和19)スウェーデンで開発。
テトラパック株式会社(Tetra Pak Ltd.)は「テトラパック」を
「テトラ・クラシック(Tetra Classic)」と改称している。
てとらひどろかんなびのーる
【テトラヒドロカンナビノール】
◇[英]tetrahydrocannabinol
○[生化]⇒てとらはいどろかんなびのーる(テトラハイドロカ
ンナビノール)
てとらぷれじあ
【テトラプレジア】
◇[英]tetraplegia
○[病]⇒くあどりぷれじあ(クアドリプレジア)
てとらぷろいど
【テトラプロイド】
◇[英]tetraploid
○[生]⇒よんばいたい(四倍体)
てとらへどろん
【テトラヘドロン】
◇[英]tetrahedoron
○[数]四面体(シメンタイ)・正四面体。
参照⇒へどろん(ヘドロン)
てとらぽっと
【テトラポット】
○[俗][海]テトラポッドの誤称。
⇒てとらぽっど(テトラポッド)
てとらぽっど
【テトラポッド】
◇[登録商標]Tetrapod
○[海]株式会社テトラ(旧:日本テトラポッド株式会社)の消波
ブロック。
参照⇒しょうはぶろっく(消波ブロック)
てとらみん
【テトラミン】
◇[英]tetramine
○[化]殺鼠剤。化学式はC4H12N。
ヒメエゾボラモドキ・エゾボラモドキなどのエゾバイ科
(Buccinidae)(肉食性の巻貝)の唾液腺に局在する。
てとらるきー
【テトラルキー】
◇[英]tetrarchy
○(1)[歴]古代ローマのテトラルク(tetrarch)による4つに分
割された領地。
「テトラルケイト(tetrarchate)」とも呼ぶ。
参照⇒てとらるく(テトラルク)
○(2)[政](転じて)四頭政治。四人による共同統治。
◎三頭政治は「トロイカ([露]troika)」。
てとらるく
【テトラルク】
◇[英]tetrarch
○[歴]古代ローマで、州の四分の一を治める領主。
参照⇒てとらるきー(テトラルキー)(1)
てとらるけいと
【テトラルケイト】
◇[英]tetrarchate
○[歴]⇒てとらるきー(テトラルキー)(1)
てとりす
【テトリス】
◇[登録商標]Tetoris
○[計]ブロック落下ゲームの一種。
順次落下するブロックを左右移動と回転を行って色を揃(ソロ)
えながら並べるもの。
てとりなべ
【手取り鍋】
○⇒てなべ(手鍋)(1)
でーどりーむ
【デードリーム】
◇[英]daydream(デイドリーム)
○⇒はくちゅうむ(白昼夢)
でとるわ
【デトルワ】
◇[フ]detroit(デトワ)
○(1)(フランス語で)海峡・水路。
○(2)(Detroit)⇒でとろいと(デトロイト)
◎「ル」はほとんど聞こえない。
でーとれーだー
【デートレーダー】
◇[英]day trader
○[経]⇒でいとれーだー(デイトレーダー)
でとろいと
【デトロイト】
◇Detroit
○アメリカ合衆国中央北東部、ミシガン州(Michigan State)東
南部のウェイン郡(Wayne County)の郡都。工業都市。カナダと
隣接。
フランス語名は「デトルワ(Detroit)」。
参照⇒でとるわ(デトルワ)
〈人口〉
1975(昭和50)134万人。
1986(昭和61)108万6,000人。
◎1903(明治36)フォード社が工場を建設。
1967. 7.23(昭和42)史上最大の黒人暴動が発生し、全米各地
に暴動が波及。
てとろきさいど
【テトロキサイド】
◇[英]tertoxide
○[化]四酸化物。
てとろーど
【テトロード】
◇[英]tetrode
○[電]四極真空管。
てとろどときしん
【テトロドトキシン】
◇[英]tetrodotoxin
○[生化]主としてフグ科(Tetraodontidae)テトロドン属(Tetra-
odon)の毒の主成分。
海生のプランクトンの毒がフグの卵巣や肝臓に蓄積されたも
ので、微量でも呼吸筋や感覚の麻痺(マヒ)を起こし、死亡する場
合もある。
まれに微量を鎮静剤・鎮痙剤(チンケイザイ)として用いることも
ある。
参照⇒しがてら(シガテラ)(1)
◎薬学者の田原良純(タワラ・ヨシズミ)により命名。
でーとん
【デートン】
◇Dayton
○アメリカ合衆国東部、オハイオ州(Ohio State)南西部のモン
トゴメリー郡(Montgomery County)東部にある郡都。工業都市。
北緯39.78°、西経84.20°の地。
「デイトン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1970(昭和45)24万3,601人。
1975(昭和50)21万人。
1990(平成 2)18万2,040人。
2000(平成12)16万6,200人。
2001(平成13)16万3,900人。
2002(平成14)16万2,700人。
2004(平成16)16万1,500人。
◎1892(明治25)ライト兄弟が自動車修理工場を開いた所。
てーどんがん
【テードンガン】
【大同江】
◇[朝]Taedonggang
○[地]⇒だいどうこう(大同江)
てとんぼじるし
【テトンボ印】
○[経]株式会社山中製作所(大阪府東大阪市)製の画鋲・クリッ
プなどの文具のブランド名。
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