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                    PDD図書館管理番号       0001.0061.2800.08

                 百   科   辞   書   《ていわ》    編集:獨  澄旻

-------- ていわ ------------------------------------------------
[1]ていわ
	【鄭和】
	◇[中]Zheng He
	○[人]中国明初の武将・宦官(カンガン)(1371〜1434ころ)。
	 雲南出身のイスラム教徒。早くから燕王(後の成祖永楽帝)に
	仕え、靖難(セイナン)の変(1399〜1402)で功績を挙げて信任を受け、
	抜擢されて大監(宦官の長)となる。
	 帝の命で1405年から1433年にわたり前後7回、南海遠征を行
	なった。
	 学者・通訳も同行する1回2万余名の乗員と船隊を率いて、
	東南アジアからインド・ペルシア湾沿岸に渡航、分遣隊はアフ
	リカ東海岸まで遠征した。
	 遠征の目的は、靖難の変で行方不明となった建文帝の行方追
	及を建前として、明朝統一後の国威宣揚と在外華僑への示威、
	および一種の官業貿易であったとみられる。この結果、各国か
	ら使節が来朝し貿易が盛んとなった。
	 参照⇒えいらくてい(永楽帝)
	◎1418(応永25)分遣隊、アフリカ東海岸のマリンディ(Malindi)
	に到着。
	◎故郷:⇒しんねいけん(晋寧県)
[2]ていわ
	【鄭和】
	◇[中]Zhenghe
	○[軍]中国海軍の練習艦。
てぃーわいおー
	【TYO】
	◇[英]Tokyo
	○[空]東京国際空港に対する、国際航空輸送協会(IATA)の
	シティーコード。
	 ⇒とうきょうこくさいくうこう(東京国際空港)
でぃーわーにーや
	【ディーワーニーヤ】
	◇Ad-Diwaniyah
	○イラク中南部、カディーシャ州(Muhafazat al Qadisiyah)の
	州都。
	 「ジャワニヤ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1987(昭和62)19万7,000人。
★でぃわり
	【ディワリ】
	◇Diwali
	○[暦]インド、ヒンズー教の祭典・祭日の一つ。新月の日に行
	われる。
	◎サンスクリット語(梵語)の「ディーパーワリー(deepavali)
	(灯明の列)」から。
	◎ダシェラ(Dusserha)とともにヒンズー教の二大祭の一つ。
でぃーん
	【ディーン】
	◇James Dean(ジェームズ・ディーン)
	○[人]アメリカの映画俳優(1931. 2. 8〜1955. 9.30)。フルネ
	ームはジェームズ・バイロン・ディーン(James Byron Dean)。
	インディアナ州マリオン(Marion)生れ。
	 5歳のとき、両親とともにインディアナからカリフォルニア
	に移住し、父の妹の農場で育つ。4年後、母を亡くし、インディ
	アナに戻る。
	 ニューヨークの舞台俳優出身。
	 映画1955(昭和30)『エデンの東(East of Eden)』に主演し人
	気を得たが、のち『理由なき反抗(Rebel without a cause)』
	・『ジャイアンツ(Giant)』の2作のみで、愛車ポルシェの自動
	車事故によりカリフォルニアで急死。
	 死後も人気が高い。
	 その他の出演作品は、1951(昭和26)『フィクト・バヨネッツ
	(Fixed bayonets)』・1952(昭和27)『底抜け艦隊(Sailor be-
	ware)』・1953(昭和28)『勝負に賭ける男(Trouble along the 
	way)』など。
でぃんかぞく
	【ディンカ族】
	◇Dinka
	○南スーダンの最大部族。
てぃんかーべる
	【ティンカーベル】
	◇Tinkerbell/Tinker Bell
	○[文]バリー(J.M.Barrie)作の童話劇『ピーターパン(Peter 
	Pan)』に登場する妖精(fairy)。
	 参照⇒ふぇありー(フェアリー)(1)
	◎"tinker"には「いたずらっ子」の意味があり、"Bell"は「イザ
	ベル(Isabel)」の愛称。
でぃんぎー
	【ディンギー】
	◇[英]dinghy
	○⇒よっと(ヨット)(1)
[1]でぃんぐ
	【ディング】
	◇[英]ding
	○(1)[他動]鐘を鳴らす。
	○(2)鐘の音。ゴーン・ジャン。
	 参照⇒でぃんごん(ディンゴン)
[2]でぃんぐ
	【ディング】
	◇[独](単数形)Ding/(複数形)Dinge(ディンゲ)
	○(1)物・物品。
	○(2)事・事柄。
でぃんご
	【ディンゴ】
	◇[英]Dingo、[学]Canis familiaris
	○[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)イヌ科(Canidae)の哺乳類。
	オーストラリアに生息する野生の犬。
	 オーストラリア唯一の食肉目の獣で、カンガルー・ウサギや
	ヒツジなどを捕食。
	 頭胴長約120センチメートル、体高約50センチメートル。耳
	は立ち、尾は長く、短毛で、体色は一般的に黄色っぽく、白・
	黒・茶・赤褐色のものいる。他の野犬と違い、家族的な小群で
	生活。
	◎約4千年前に東南アジアから移入された、インド狼から進化
	した最も古い種類の犬の一つと考えられている。
でぃんごん
	【ディンゴン】
	◇[英]dinggong
	○鐘の音。キンコン。
	 参照⇒[1]でぃんぐ(ディング)(1)
てぃんしゃ
	【ティンシャ】
	◇[チベット語]tingsha
	○[仏]チベット仏教の、シンバルに似た法具。
	 参照⇒ちべっとぶっきょう(チベット仏教)
てぃんすきあ
	【ティンスキア】
	◇Tinsukia
	○(1)(Tinsukia District)⇒てぃんすきあけん(ティンスキア
	県)
	○(2)インド北東部、アッサム州(Assam State)北東端のティン
	スキア県中西部にある県都。
てぃんすきあけん
	【ティンスキア県】
	◇[英]Tinsukia District
	○インド北東部、アッサム州(Assam State)北東端の県。西部
	をディブルガル県(Dibrugarh District)に接し、北部・東部・
	南部をアルナーチャル・プラデシュ州(Arunachal Pradesh 
	State)に隣接。
	 県都はティンスキア。
	〈面積〉
	 3,790平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2001(平成13)115万0,146人。
[1]てぃんだる
	【ティンダル】
	◇William Tyndale/William Tindale/William Tindal
	○[人]イギリスの宗教改革者・聖書翻訳者(1491/1492〜1536.
	10. 6)。
	 1505(永正 2)オックスフォードに入学。
	 1524(大永 4)ハンブルク(Hamburg)とウィッテンベルク(Wit-
	tenberg)を訪れ、『新約聖書』を英訳する。
	 1525(大永 5)ケルン(Koeln)で最初の英訳『新約聖書』を刊
	行。
	 ヘンリー八世(Henry VIII)と英国国教会の扇動(センドウ)で異
	端とされ、ベルギーで火刑死。
	 「チンダル」とも呼ぶ。
	◎のちに宗教改革・欽定訳(Authorized Version)『新約聖書』
	に大きな影響を与えた。
[2]てぃんだる
	【ティンダル】
	◇John Tyndall(ジョン・ティンダル)
	○[人]イギリスの物理学者(1820〜1893)。アイルランド生れ。
	 独学で物理学を習得。
	 1853(嘉永 6)王立研究所教授となる。
	 1868(明治元)ティンダル現象を発見。
	 生物学者ハクスリー(Thomas Henry Huxley)(1825〜1895)と
	協力してアルプスの氷河を観測し、『アルプスの氷河』を著す。
	 音響や結晶体を研究し、また空の青色を説明する。
	 多くの科学解説書を著し、また登山家としても知られる。
	 「チンダル」とも呼ぶ。
でぃんてぃる
	【ディンティル】
	◇[英]dentil
	○[建]洋風建築で、歯形(四角形)で装飾したコーニス(cornice)
	の一種。
	 参照⇒こーにす(コーニス)(2)
てぃんと
	【ティント】
	◇[西]tinto
	○(1)[色]赤色。
	 「チント」とも呼ぶ。
	○(2)[食]赤ワイン(葡萄酒)。
	 「チント」とも呼ぶ。
てぃんどーふ
	【ティンドーフ】
	◇Tindouf/Tinduf
	○(1)(Wilaya de Tindouf)⇒てぃんどーふけん(ティンドーフ
	県)
	○(2)北アフリカ、アルジェリア西部のティンドーフ県西部に
	ある県都。
てぃんどーふけん
	【ティンドーフ県】
	◇Wilaya de Tindouf、[英]Tindouf Province
	○北アフリカ、アルジェリア西部の県。北部をモロッコ、南西
	部をモーリタニアに隣接。
	 県都はティンドーフ。
	〈面積〉
	 18万2,838平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1987(昭和62)1万6,339人(4月)。
	 1998(平成10)2万7,060人(6月25日現在)。
てぃんばなむ
	【ティンバナム】
	◇[英](単数形)tympanum/(複数形)tympana(ティンパナ)
	○(1)[医]鼓膜(コマク)。
	○(2)[医]中耳(チュウジ)。
	○(3)[電](電話機の)振動板。
てぃんぱに
	【ティンパニ】
	◇[伊](複数形)timpani/(単数形)timpano(ティンパノ)
	○[楽]⇒てぃんぱにー(ティンパニー)
てぃんぱにー
	【ティンパニー】
	◇[伊](複数形)timpani/(単数形)timpano(ティンパノ)
	○[楽]打楽器の一種。
	 銅製の半円球の片側に牛皮・プラスチック膜などを張った大
	きい太鼓。バチ(桴)で打って鳴らす。
	 ペダルまたは把手(トツテ)(ハンドル)で音の高さや調子をかえ
	ることができる。また、周囲のネジで張り具合を変えて音の微
	調整し、明確な音程が出せる。
	 オーケストラで2〜3個を組み合せて使われる。
	 「ティンパニ」,「ケットルドラム([英]kettledrum)」とも呼ぶ。
てぃんぱの
	【ティンパノ】
	◇[伊](単数形)timpano/(複数形)timpani
	○[楽]⇒てぃんぱにー(ティンパニー)
てぃんぷー
	【ティンプー】
	◇Thimbu
	○⇒ちんぷー(チンプー)
てぃんぶくとぅー
	【ティンブクトゥー】
	◇Timbuktu
	○⇒ちんぶくつ(チンブクツ)
[1]でぃんぷる
	【ディンプル】
	◇[英]dimple
	○(1)えくぼ(笑窪)。
	 ⇒えくぼ(靨,笑窪)
	○(2)小さなくぼみ。
	○(3)[運]ゴルフ−ボールの表面全体に施(ホドコ)された、小さ
	な円形のくぼみ。
	 回転した打球の乱気流を消し、飛距離を延ばす効果がある。
[2]でぃんぷる
	【ディンプル】
	◇[登録商標]Dimple
	○[食]ジョンヘイグ社(John Haig & Co.)製の高級スコッチ・
	ウィスキーの銘柄。
	 三角柱のビンの側面にくぼみ(ディンプル)がある。
	◎輸出用の名称は「ピンチ(Pinch)」で、「ひねる,つまむ」の意味
	だったが、「窮地(キュウチ)」の意味もあるので1980年代ころに「ディ
	ンプル」に統一された。
でヴぃ
	【デヴィ】
	◇Devi
	○[宗]⇒でび(デビ)
でーヴぃす
	【デーヴィス】
	◇Davis
	○⇒でーびす(デービス)
でうぃっと
	【デウィット】
	◇De Witt
	○アメリカ合衆国中南部、アーカンソー州(Arkansas State)東
	部のアーカンソー郡(Arkansas County)中央部にある郡都。
でヴぃっどかぱーふぃーるど
	【デヴィッド・カパフィールド】
	◇[英]The Personal History,Adventures,Experience and Ob-
	servation of David Copperfield the Younger/David Copper-
	field
	○[文]⇒でびっどかぱーふぃーるど(デビッド・カパーフィー
	ルド)
★てうえ《てうへ》
	【手上】
	○
	 ⇔てした(手下)(2)
てヴぇれがわ《てヴえれがは》
	【テヴェレ川】
	◇[伊]Fiume Tevere
	○[地]⇒てべれがわ(テベレ川)
でヴぉん
	【デヴォン】
	◇Devon
	○(1)(County of Devon)⇒でぼんしゅう(デボン州)
	○(2)[農]⇒でぼんしゅ(デボン種)
でヴぉんしゃー
	【デヴォンシャー】
	◇[英]Devonshire
	○[古]⇒でぼんしゅう(デボン州)
でヴぉんしゃーしゅう《でぼんしやーしう》
	【デヴォンシャー州】
	◇[英]Devonshire
	○[古]⇒でぼんしゅう(デボン州)
でヴぉんしゅう《でぼんしう》
	【デヴォン州】
	◇[英]County of Devon
	○⇒でぼんしゅう(デボン州)
でうぐるーぷ
	【デウ・グループ】
	【大宇グループ】
	◇[英]Daewoo Group
	○[歴][経]⇒だいうぐるーぷ(大宇グループ)
でうす
	【デウス】
	◇[羅]deus
	○(ラテン語で)神。
★てうち
	【手打ち】
	○()
	○()[料]ソバ(蕎麦)・ウドン(饂飩)などを機械にかけず、手で
	打って作ること。
	◎手打ちソバ
	○()⇒てじめ(手締め)
	○()[歴]⇒てうち(手討ち,手打ち)
てうち
	【手討ち】
	【手打ち】
	○[歴]武士が家臣や町人など目下の者を、自ら斬(キ)り殺すこ
	と。
	 江戸時代、正当な理由があれば咎(トガ)められなかった(犯罪
	にならなかった)。
	◎無礼者(ブレイモノ)、手討ちにいたすぞ
てうとに
	【テウトニ】
	◇(複数形)Teutoni/(単数形)Teuton(チュートン)
	○[歴]原始ゲルマン民族で、紀元前4世紀ころ中部ヨーロッパ
	のユトランド半島を中心に居住していた一部族。
	 紀元前120年ころユトランド半島を出てキンブリ人(Cimbris)
	とともに南下し、前113〜前110年に北イタリアに侵入を企て、
	前105年にはローマ軍をローヌ河畔で破って恐れられたが、前
	102年アクアエ・セクスティアエ(Aquae Sextiae)(現:エクサン
	プロバンス)でローマの将軍マリウス(Marius)に敗れて壊滅。
	 「テウトネス(Teutones)」,「チュートン」,「チュートン人」とも
	呼ぶ。
	 参照⇒きんぶりじん(キンブリ人),ちゅーとんじん(チュート
	ン人)
	◎ケルト系部族とする説もある。
	 アクアエ・セクスティアエは現在のエクサンプロバンス(Aix-
	en-Provence)の近辺。
てうとねす
	【テウトネス】
	◇Teutones
	○[歴]⇒てうとに(テウトニ)
てうりとう《てうりたう》
	【天売島】
	◇[日]Teuri To
	○[地]北海道北西部、日本海上にある小島。
	 苫前郡(トママエグン)羽幌町(ハボロチョウ)に属し、町の西方約30キロ
	メートルにあり、武蔵水道で約4キロメートル隔てて東の焼尻
	島(ヤギシリトウ)に対峙する。
	 全島が暑寒別(ショカンベツ)天売焼尻(ヤギシリ)国定公園に含まれ、
	ウミガラス(オロロン鳥)・ウミウ・ウミネコなどの繁殖地。
	〈面積〉
	 5.46平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)476人。
	◎1786(天明 6)天塩場所が設置されて漁場が開かれ、ニシン漁
	で繁栄。
	 1955(昭和30)天売村、羽幌町に編入。
	 1990(平成 2)焼尻島・暑寒別岳とともに暑寒別天売焼尻国定
	公園に指定。
でえす
	【デエス】
	◇[フ]deesse
	○(フランス語で)女神。
	 ⇒ごっです(ゴッデス)
でえでえ
	【でえでえ】
	○[古][服]⇒でいでい(でいでい)
でえまなこ
	【大眼】
	○[関東方言][日本伝説]⇒ひとつめこぞう(一つ目小僧)
でおきしりぼかくさん
	【デオキシリボ核酸】
	◇[英]deoxyribonucleic acid
	○[生]五炭糖の一種デオキシリボース(deoxyribose)を含む核
	酸(nucleic acid)。細胞核内の染色体の重要成分、生物の遺伝
	子を構成している高分子化合物。
	 遺伝形質が組込まれていて、遺伝情報の保存・複製に関与。
	RNA(リボ核酸)とともに、生体の種や組織に固有のタンパク
	質(蛋白質)生合成を支配する。
	 略称は「DNA」。
	 参照⇒かくさん(核酸),あーるえぬえー(RNA)
	◎1970年米国でDNAの人工合成に成功。
	◎親子鑑定のDNA鑑定:日本ジェノミクス(東京都渋谷区)。
	 一卵性双生児:DNAは等しいが指紋は異なっている。
	 農産物のDNA分析:ビジョンバイオ(福岡県久留米市)。
	 核DNA:DNA数約30億個。両親から継承。
	 ミトコンドリアDNA:DNA数約1万6千個。母親のみか
	ら継承。
	 参照⇒みとこんどりあでぃえぬえー(ミトコンドリアDNA)
ておくりとす
	【テオクリトス】
	◇Theokritos
	○[人]紀元前3世紀ころ、古代ギリシアの田園詩人。
ておてぃわかん
	【テオティワカン】
	◇Teotihuacan
	○[歴]メキシコにあった古代アステカ王国の宗教上の中心都市。
	 首都テノチティトラン(Tenochtitlan)(現在のメキシコ・シ
	ティー)の北東30キロメートルの地。
	 「太陽のピラミッド(Pyramid of the Sun)」がある。
★ておどしうす
	【テオドシウス】
	◇Theodosius
	○(1)[人](一世)古代ローマ皇帝( 346ころ〜 395)。在位: 379
	〜 395。
	 「テオドシウス大帝([英]Theodosius the Great)」とも呼ぶ。
	○(2)[人](二世)東ローマ皇帝( 401〜 450)。在位: 408〜 450。
ておどしうすたいてい
	【テオドシウス大帝】
	◇[英]Theodosius the Great
	○[人]⇒ておどしうす(テオドシウス)(1)
★ておどら
	【テオドラ】
	◇Theodora
	○[人]東ローマ帝国(ビザンチン帝国)皇帝ユスティニアヌス一
	世(Justinianus I)の皇后( 500ころ〜 548. 6.)。
	 下層階級の出身で、サーカス団長アカキオス(Akakios)の次
	女。女優・娼婦であったとされる。
	  523年、ユスティニアヌス( 527年に即位)と結婚。
	  532年1月、ニカの乱(Nika Riot)で逃亡しようとした皇帝
	を思い留まらせる。
	 「皇妃テオドラ(Empress Theodora)」とも呼ぶ。
でおどらんと
	【デオドラント】
	◇[英]deodorant
	○防臭剤・脱臭剤・臭い消し。制汗剤・わきが止め。
	◎"de(除去)"+"odor(臭い)"+"ant(するもの)"から、
ておどりくす
	【テオドリクス】
	◇[羅]Theodoricus
	○[人]⇒ておどりっく(テオドリック)
ておどりくすいっせい
	【テオドリクス一世】
	【テオドリクス1世】
	◇[羅]Theodoricus I
	○[人]⇒ておどりっくいっせい(テオドリック一世,テオドリッ
	ク1世)
ておどりこいっせい
	【テオドリコ一世】
	【テオドリコ1世】
	◇[伊]Teodorico I
	○[人]⇒ておどりっくいっせい(テオドリック一世,テオドリッ
	ク1世)
★ておどりっく
	【テオドリック】
	◇[英]Theodoric
	○[人]東ゴート王国(Ostrogoth Kingdom)の王( 456ころ〜 526)。
	在位: 471ころ〜 526。
	 「テオドリクス([羅]Theodoricus)」とも呼ぶ。
	 参照⇒おどあける(オドアケル)
★ておどりっくいっせい
	【テオドリック一世】
	【テオドリック1世】
	◇[英]Theodoric I
	○[人]西ゴート王国(Visigoth Kingdom)の王。在位: 419〜
	 451。
	 「テオドリクス一世([羅]Theodoricus I)」,「テオドリコ一世
	([伊]Teodorico I)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かたらうぬむのたたかい(カタラウヌムの戦い)
ておの《てをの》
	【手斧】
	○(1)短い柄のついた斧。
	◎英語:ハチェット(hatchet)。
	 フランス語:アシェ(hache)。
	○(2)⇒ちょうな(手斧,丁鉋,釿)
ておふらすとす
	【テオフラストス】
	◇Theophrastos、[英]Theophrastus
	○[人]ギリシアの哲学者(BC. 373ころ〜BC. 287ころ)。
	 アリストテレスの友人・弟子で、後継者としてその学校リュ
	ケイオン(Lykeion)の学頭を務め、師の学説を発展させる。
	 著書『植物誌』・『植物の諸原因』によって植物学の祖とさ
	れる。
	 参照⇒りゅけいおん(リュケイオン),らぶりゅいえーる(ラ・
	ブリュイエール)
ておぶろみん
	【テオブロミン】
	◇[英]theobromine、[独]Theobromin
	○[生化]カカオの種子に含まれるアルカロイドの一種。テオフィ
	リン(theophylline)の異性体。化学式はC7H8N4O2。
	 苦味のある無色の結晶で、メチル化するとカフェインになる。
	 利尿剤・中枢神経興奮薬として用いられる。
ておりー
	【テオリー】
	◇[独]Theorie、[英]theory
	○⇒せおりー(セオリー)
でおり
	【デオリ】
	◇Deori
	○インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)南東部の
	バーラン県(Baran District)北東部の町。
	〈人口〉
	 2001(平成13)4,193人。
	◎第二次世界大戦中に日本人・ドイツ人・タイリア人の収容所
	があった。
	 1946. 2.26(昭和21)日本人の勝ち組と負け組の対立からイギ
	リス軍の不手際で暴徒化し、軍が発砲して19人が死亡。
ておりあ
	【テオリア】
	◇[希]theoria、[羅]contemplatio、[英]contemplation
	○[哲]⇒[2]かんそう(観想)(1)
ておーりあ
	【テオーリア】
	◇[希]theoria、[羅]contemplatio、[英]contemplation
	○[哲]⇒[2]かんそう(観想)(1)
でおりあ
	【デオリア】
	◇Deoria
	○(1)(Deoria District)⇒でおりあけん(デオリア県)
	○(2)インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh 
	State)東部のデオリア県の県都。
	 「デオリヤ」とも呼ぶ。
でおりあけん
	【デオリア県】
	◇[英]Deoria District
	○インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh 
	State)東部の県。北部・北東部をクシナガル県(Kushinagar 
	District)に接し、東部をビハール州に隣接。
	 県都はデオリア。
	 「デオリヤ県」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 2,535平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2001(平成13)273万0,376人。
	◎1994. 5.(平成 6)クシナガル県を分離。
でおりや
	【デオリヤ】
	◇Deoria
	○⇒でおりあ(デオリア)
でおりやけん
	【デオリヤ県】
	◇[英]Deoria District
	○⇒でおりあけん(デオリア県)
てか
	【手下】
	○⇒てした(手下)(1)
でか
	【でか】
	【デカ】
	○[俗](盗人仲間の隠語で)刑事の隠語。
	 参照⇒けいじ(刑事)
	◎「かくそで(角袖)」の倒語。
	 明治時代、刑事は制服を着用せず角袖という和服を着ていた
	ことから。
	 一般には探偵(タンテイ)と呼ばれていたが、次第に一般にも用い
	られるようになった。
	 参照⇒ちゃばおり(茶羽織)(2),もじり(捩り),まっぽ(マッポ)
でか
	【デカ】
	◇[希]deca
	○メートル法で基本単位に冠して十倍を現わす語。
	 参照⇒めーとるほう(メートル法)
	◎ギリシア語で「十」の意味。
	◎デカグラム,デカメートル,デカリットル
でかあーる
	【デカアール】
	◇[フ]decare
	○⇒[1]でかーる(デカール)
でかぐらむ
	【デカグラム】
	【瓧】
	◇[フ]decagramme、[英]decagram
	○メートル法の重量の単位の一つ。10グラム(g)。
でかごん
	【デカゴン】
	◇[英]decagon
	○[数]十角形・十辺形。
てかし
	【手桎】
	【手械】
	【手梏】
	○⇒てかせ(手かせ,手枷,手桎,手械,手梏)(1)
てかせ
	【手かせ】
	【手枷】
	【手桎】
	【手械】
	【手梏】
	○(1)罪人の手首にはめ、自由を拘束する刑具(ケイグ)。手錠(テジョ
	ウ)の一種。
	 「てかし(手桎,手械,手梏)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かせ(枷),てじょう(手錠)(1)
	○(2)(転じて)自由を束縛(ソクバク)するもの。
★てがた
	【手形】
	○()
	◎女手形:⇒おんなてがた(女手形)
	○()[経]為替手形・約束手形などの有価証券の総称。
★てがたな
	【手刀】
	○(1)[運]相撲(スモウ)で、指をそろえて伸ばし、小指側の掌(テノヒ
	ラ)側面を刀のようにして空(クウ)を切ること。
	○(2)[運]⇒しゅとう(手刀)(1)
でかーど
	【デカード】
	◇Decherd
	○アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)南部
	のフランクリン郡(Franklin County)北部の町。
	 北緯35.21°、西経86.08°の地。
	 北米日産の工場がある。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)2,196人。
	 2000(平成12)2,246人。
てがぬま
	【手賀沼】
	◇[日]Tega Numa
	○[地]千葉県北西部、利根川南岸にある釣針形の沼。
	 洪水が多く、江戸時代以来しばしば干拓が行われ、1954(昭
	和29)国営干拓事業が完成し、湖岸線34キロメートル・面積10
	平方キロメートルから面積3.7平方キロメートルに減った。
	 フナ(鮒)・コイ(鯉)など淡水魚に富む。水鳥など野鳥も多く、
	近くに山階鳥類研究所がある。
	 印旛手賀県立自然公園に含まれる。
	 参照⇒いんばぬま(印旛沼)
でかへどろん
	【デカヘドロン】
	◇[英]decahedron
	○[数]十面体。
	 参照⇒へどろん(ヘドロン)
★[1]てがみ
	【手紙】
	◇[英]letter
	○
[2]てがみ
	【手紙】
	○[楽]なかにし礼作詞、川口真作曲の歌謡曲。
	 歌は由紀さおり(ユキ・サオリ)。
	◎1970. 7.(昭和45)レコード発売。
てがみはいけいじゅうごのきみへ《てがみはいけいじふごのきみへ》
	【手紙〜拝啓十五の君へ〜】
	○[楽]アンジェラ・アキ(1977. 9,15〜)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌もアンジェラ・アキ。
	◎2008(平成20)NHK全国学校音楽コンクール中学生の部の課
	題曲として作曲。8月、NHK『みんなのうた』で放送。9月、
	シングル、リリース。10月、日本郵政グループのCMソングと
	して使用。
でかめーとる
	【デカメートル】
	【籵】
	◇[フ]decametre、[英]decameter
	○メートル法の長さの単位の一つ。10メートル(m)。
でかめろん
	【デカメロン】
	◇[伊]Il Decameron
	○[文]イタリアのボッカチオ(Giovanni Boccaccio)の短編小説
	集。
	 1348(<南>正平 3,<北>貞和 4)、ペスト(黒死病)大流行の時
	にフィレンツェに遁(ノガ)れてきた三人の紳士と七人の貴婦人
	の十人が別荘で、一日一話づつ十日にわたって物語る形式。
	 中世の宗教色が失われた近代都市勃興期の人間や社会を、喜
	劇・悲劇・好色などを交えて生き生きと描写する。
	 ヨーロッパ最初の近代小説とされる。
	 「十日物語」とも呼ぶ。
	◎1348〜1353年に作られる。
	 1882(明治15)『欧州情譜・群芳奇話』(博聞社)が日本初訳で、
	フランス語版から大久保勘三郎が7話を重訳したもの。
てがらえき
	【手柄駅】
	○[交]兵庫県姫路市(テガラ)東延末(ヒガシノブスエ)にある、山陽電
	鉄本線の駅。
	 亀山(カメヤマ)駅と山陽姫路(サンヨウヒメジ)駅の間。
てかりだけ
	【光岳】
	◇[日]Tekari Dake
	○[地]静岡県と長野県にまたがる山。標高2,591メートル。
	 南アルプス国立公園に含まれる。
でかりっとる
	【デカリットル】
	【竍】
	◇[フ]decalitre、[英]decaliter
	○メートル法の容量の単位の一つ。10リットル(l)。
[1]でかーる
	【デカール】
	◇[フ]decare
	○メートル法の面積の単位の一つ。
	 1アール(are)の10倍、1ヘクタール(hectare)の10分の1。
	 「デカアール」とも呼ぶ。
[2]でかーる
	【デカール】
	◇[英]decal
	○(1)(decalcomanie)⇒でかるこまにー(デカルコマニー)
	○(2)絵や模様などが描いてある転写用のステッカー(sticker)。
	 プラモデルなどで用いられるものは、紙を水に濡らすと絵が
	シールとなって剥(ハ)がれ、模型に移して乾燥させ、転写・接
	着するもの。
	 「移し絵」とも呼ぶ。
	 参照⇒すみながし(墨流し)(2)
	◎「デカール」はずらして貼り付けるタイプを、「移し絵」は台紙
	のまま裏返して貼ってから静かに剥がすタイプを呼ぶことが多
	い。
でかるこまにー
	【デカルコマニー】
	◇[フ]decalcomanie、[英]decalcomania
	○(1)紙に描いた絵や模様をガラス・陶器・金属・布などに転
	写する技法。
	 「デカルコマニア」,「デカール(decal)」とも呼ぶ。
	◎柔かい樹脂を利用したスタンプで転写することも行われてい
	る。
	○(2)(1)の模様原紙。
	 「デカルコマニア」,「デカール」とも呼ぶ。
	○(3)[美]紙に絵具を塗って二つ折りにしたり、別の紙に押し
	付けて描く、偶然を利用した画法。
	 19世紀にシュールレアリストが好んで用いた。
	 「デカルコマニア」,「デカール」とも呼ぶ。
	 参照⇒ろーるしゃっはてすと(ロールシャッハテスト,ロール
	シャッハ・テスト)
でかるこまにあ
	【デカルコマニア】
	◇[英]decalcomania、[フ]decalcomanie
	○⇒でかるこまにー(デカルコマニー)
でかると
	【デカルト】
	【垤加爾多】
	【等加児的】
	◇Rene Descartes(ルネ・デカルト)
	○[人]フランスの哲学者・数学者(1596〜1650)。
	 従来のスコラ哲学を不満とし、近代哲学を開拓、近代哲学の
	父と呼ばれる。
	 解析幾何学を創始、慣性の法則・屈折の法則の発見。
	 著書は『方法叙説(方法序説)』(1637)・『第一哲学について
	の省察(省察)』・『哲学原理』・『情念論』など。
	◎「我思う、ゆえに我あり(cogito,ergo sum)」は有名。
	 「明晰・判明」なるものを真理の基準とする方法によって、一
	切を疑うことから始める方法的懐疑論のもとに、疑いえぬ真理
	の第一原理として「考える自己」を見いだす。そこから「思惟す
	る精神」と「延長ある物体」の物心二元論の哲学を展開した。
	◎近代哲学の父、またイギリスのフランシス・ベーコンと並ん
	で近代哲学の祖と呼ばれる。
てがろんはっと
	【テガロンハット】
	【テガロン・ハット】
	◇[英]ten-gallon hat
	○[服]⇒てんがろんはっと(テンガロンハット,テンガロン・ハッ
	ト)
★でかんこうげん《でかんかうげん》
	【デカン高原】
	◇[英]Deccan Plateau
	○[地]インド南部、インド半島(Indian Peninsula)の大半を成
	す高原。
	 ナルマダ川(Narmada River)以南で、東ガーツ山脈(Eastern 
	Ghats Mountains)と西ガーツ山脈(Western Ghats Mountains)
	に囲まれた内陸部。
てきか《てきくわ》
	【迪化】
	◇[中]Dihua
	○[歴]ウルムチ(烏魯木斉)の旧称。
	 ⇒うるむち(ウルムチ,烏魯木斉)
てきか《てきくわ》
	【摘花】
	◇[英]flower picking
	○[農]果樹などで、開花期に適当な数の花または良い位置の花
	を残して、他を摘(ツ)み取る(間引く)こと。
	 残した花やその果実に果樹の養分を集中させ、より良い果実
	または種子を得るために行う。
	 参照⇒てきが(摘芽),てきか(摘果)
てきか《てきくわ》
	【摘果】
	◇[英]fruit thinning/thinning out superfluous fruit
	○[農]果樹や果菜で、果実がまだ幼い時に、適当な数の果実ま
	たは良い位置の果実を残して、他を摘(ツ)み取る(間引く)こと。
	 結実量を調節し、大きさを揃(ソロ)え味を向上させるなどより
	良い果実を得たり、枝を保護したりするために行う。
	 参照⇒てきが(摘芽),てきか(摘花)
てきが
	【摘芽】
	◇[英]thinning out buds/picking the buds
	○[農]農作物・園芸植物で、芽の若い時期に適当な数を残して、
	他の不必要な芽を摘(ツ)み取る(間引く)こと。
	 作物の養分を特定の枝・花・果実などに集中させ、より良い
	花・果実・種子などを育成するために行う。
	 「芽掻(メカ)き」,「芽摘み」,「芽むしり」,「除芽(ジョガ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒てきか(摘花),てきか(摘果)
てきこく
	【敵国】
	○(1)互いに戦争をしている一方の国から、その相手国を指し
	ていう語。
	 「てっこく(敵国)」とも呼ぶ。
	○(2)自国に敵対する国。
	 「てっこく(敵国)」とも呼ぶ。
てきこくじょうこう《てきこくでうかう》
	【敵国条項】
	◇[英]enemy clauses/enemy states articles
	○国際連合憲章の第53条と第107条。
	 第二次世界大戦の枢軸国であった日本・ドイツ・ルーマニア
	・ブルガリア・ハンガリー・フィンランドの7ヶ国が、国際連
	合憲章に違反して侵略などの軍事行動を起こした際に、連合国
	であったアメリカなどが安全保障理事会の許可なくそれらの諸
	国に対し軍事制裁を課す事が出来るとした差別条項。
	◎敵国名は明記されていない。
	◎1995(平成 7)国際連合総会で第107条を削除する決議が圧倒
	的多数で採択されたが、削除自体は実現しておらず、現在は一
	般に「旧敵国条項(the former enemy clauses)」と呼ばれている。
てきさす
	【テキサス】
	◇Texas
	○(1)(Texas State)⇒てきさすしゅう(テキサス州)
	○(2)(Texas County)⇒てきさすぐん(テキサス郡)
てきさすぐん
	【テキサス郡】
	◇[英]Texas County
	○アメリカ合衆国南部、オクラホマ州(Oklahoma State)北西部
	の郡。北部をカンザス州(Kansas State)、南部をテキサス州
	(Texas State)に隣接。
	 郡都はガイモン(Guymon)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)1万7,757人。
	 1990(平成 2)1万6,419人。
	 2000(平成12)2万0,107人。
	 2005(平成17)2万0,112人。
てきさすしゅう《てきさすしう》
	【テキサス州】
	◇[英]Texas State
	○アメリカ合衆国南部の州。東部をルイジアナ州(Louisiana 
	State)に面し、南東部をメキシコ湾(Gulf of Mexico)に面する。
	 州都はオースチン(Austin)。
	〈面積〉
	 67万8,358平方キロメートル/69万1,030平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)1,698万6,300人。
	 2000(平成12)2,085万1,800人。
	 2002(平成14)2,180万5,800人。
	◎もと奴隷州:⇒どれいしゅう(奴隷州)
	◎北米インディアン・カドー族の言葉で「友人・仲間」の意味。
てきさすねつ
	【テキサス熱】
	◇[英]Texas fever
	○[農]牛の疫病の一つ。
てきさすろんぐほーん
	【テキサス・ロングホーン】
	◇[英]Texas longhorn
	○[農][哺]アメリカ合衆国南西部産の、角の長い食肉牛。
	 スペイン産の食肉牛を品種改良したもので、現在はまれ。
	 単に「ロングホーン」とも呼ぶ。
できしー
	【デキシー】
	◇Dixie
	○(1)⇒できしーらんど(デキシーランド)
	○(2)[楽]⇒できしーらんどじゃず(デキシーランドジャズ)
	○(3)[楽]19世紀中ころ、アメリカ合衆国の南北戦争当時に作
	られた歌。
	 南軍の間で愛唱され、のちに合衆国全体に広まった。
	 「ディキシー」とも呼ぶ。
	◎戦争前にルイジアナ州(Louisiana State)で流通していた10
	ドル紙幣の裏中央にフランス語で大きく"dix([英]ten)"と書か
	れてあったことから。
できしーありー
	【デキシーアリー】
	◇[英]Dixie alley
	○[俗][気]アメリカ合衆国中南東部のトルネード多発地帯の俗
	称。
	 ミシシッピ川流域(Mississippi River Basin)地方で、カン
	ザス州・ミシシッピー州・ルイジアナ州・アラバマ州北部・ジョ
	ージア州とその周辺。
	 「ディキシーアリー」とも呼ぶ。
	 参照⇒とるねーど(トルネード)(3)
	◎1925. 3.18(大正14)7州で犠牲者747人。
	 1932. 3.21(昭和 7)死者332人。
	 2011. 4.26〜27(平成23)相次いで発生。6州で死者342人。
	 2011. 5.22(平成23)ミズーリ州南部で発生し死者139人、負
	傷者900人以上で、単発としては過去最大。
できしーらんど
	【デキシーランド】
	◇Dixieland
	○(1)アメリカ合衆国の南部諸州の通称。
	 「デキシー」,「ディキシー」,「ディキーランド」とも呼ぶ。
	○(2)特に、ルイジアナ州(Louisiana State)ニューオリンズ
	(New Orleans)を中心とする一帯。
	 「デキシー」,「ディキシー」,「ディキーランド」とも呼ぶ。
	○(3)[楽]⇒できしーらんどじゃず(デキシーランドジャズ)
できしーらんどじゃず
	【デキシーランドジャズ】
	◇[英]Dixieland jazz
	○[楽]アメリカ南部のニューオリンズ(New Orleans)で生れた
	ジャズの一形式。
	 最も初期の演奏スタイルで、マーチのリズムをトランペット
	・クラリネットなどの管楽器が、ピアノ・マンドリン・ドラム
	などをバックにして力強く即興的に演奏するもの。
	 「デキシー」,「ディキシー」,「デキシーランド」,「ディキーラン
	ド」,「トラディショナルジャズ(traditional jazz)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ばんじょー(バンジョー),びーばっぷ(ビーバップ)
てきじんけつ
	【狄仁傑】
	◇[中]Di Renjie
	○[人]中国、唐初の名臣( 630〜 700)。字(アザナ)は懐英(Huai-
	ying)、諡(オクリナ)は文恵(Wenhui)。太原(Taiyuan)(現:山西省太
	原市)の人。
	 第三代皇帝高宗(Gao Zong)の時、江南(Jiangnan)の巡撫使と
	なり地方行政に活躍。また、突厥(Tujue)(トツケツ)・契丹(Qidan)
	(キッタン)の来襲を平らげる。
	 則天武后(Zetian Wuhou)(ソクテンブコウ)に宰相として重んぜられ、
	その言動は士大夫(シタイフ)の模範とされ国老(Guolao)と呼ばれる。
	 睿宗(Rui Zong)の時、梁国公(Liang Guogong)に追封。
てきすとめっせーじんぐ
	【テキスト・メッセージング】
	◇[英]text messaging
	○(1)[通]携帯メールの英語名。
	 ⇒けいたいめーる(携帯メール)
	○(2)[通]テキスト・メッセージングで使用される略語。
★できすとらん
	【デキストラン】
	◇[英]dextran
	○[化]
	 加水分解したものを代用血漿(ケッショウ)や血液増量剤などに用
	いる。
できすとりん
	【デキストリン】
	◇[英]dextrin、[独]Dextrin
	○[化]デンプン(澱粉)を酸またはアミラーゼで加水分解する過
	程で生ずる中間物質の総称。
	 白色または淡黄色粉末の炭水化物で、水に溶ける。
	 熱湯に溶けると糊状になり粘着力が強く、食用のほか、接着
	剤・糊剤(コザイ)・賦形剤(フケイザイ)などに用いる。
	 「糊精(コセイ)」とも呼ぶ。
	◎水に溶けるとき右旋性(ウセンセイ)があり、ラテン語の"dexter
	(右の)"から命名。
できすとろ
	【デキストロ】
	◇[英]dextro-/dextr-
	○[接頭辞]「右方へ」を表す語形成要素。
	 ⇔れぼ(レボ)
	◎デキストロロイテイション(dextrorotation):右旋・右旋性。
	 デキストロポジション(dextroposition):右位。
	 デキストログルコース(dextroglucose):ブドウ糖。
	 デキストロース(dextrose):ブドウ糖。
	 デキストロカルディア(dextrocardia):右胸心。
	 デキストロセレブラル(dextrocerebral):右脳の。
	 デキストロガストリア(dextrogastria):右胃症。
できすとろぐるこーす
	【デキストログルコース】
	◇[英]dextroglucose
	○[生化]ブドウ糖(葡萄糖)の別称。
	 ⇒ぶどうとう(ブドウ糖,葡萄糖)
できすとろーす
	【デキストロース】
	◇[英]dextrose
	○[生化]ブドウ糖(葡萄糖)の別称。
	 ⇒ぶどうとう(ブドウ糖,葡萄糖)
てきたいてきせんきょうんどう
	【敵対的選挙運動】
	◇[英]negative campaign
	○[政]⇒ねがてぃぶきゃんぺーん(ネガティブキャンペーン)
てきだん
	【敵弾】
	○敵の発射する弾丸・砲弾。敵の発射した弾丸・砲弾。
てきだん
	【擲弾】
	○[軍]近接戦闘用の小型爆弾。
	 炸薬(サクヤク)または化学剤を充填(ジュウテン)した爆弾・発煙弾・
	信号弾・照明弾などで、手で投げる手榴弾(シュリュウダン)と、小銃
	で発射する小銃擲弾、擲弾筒(トウ)で発射するものの3種類があ
	る。
	 参照⇒しゅりゅうだん(手榴弾)
	◎擲弾筒,擲弾兵
てきだんとう
	【擲弾筒】
	◇[英]grenade discharger
	○[軍]歩兵用火器の一つ。
	 簡単な構造をもった小型の携帯用迫撃砲で、手榴弾(シュリュウダ
	ン)などを発射する。最大射程距離は650メートルくらい。
	 第一次世界大戦に使われ、第二次世界大戦では成形炸薬(サクヤ
	ク)弾を使用して歩兵の対戦車近接攻撃にも使われた。小銃に装
	着して手榴弾を射出するタイプ(グレネード・ランチャー)も開
	発されている。
	 参照⇒ぐれねーどらんちゃー(グレネード・ランチャー),ば
	ずーかほう(バズーカ砲)
できちゃったけっこん
	【できちゃった結婚】
	○[社]女性が妊娠したため、半強制的に行った結婚。
	 「できちゃった婚」とも呼ぶ。
	◎アメリカでは「ショットガン・マリッジ(shotgun marrige)」,
	「ショットガン・ウェディング(shotgun wedding)」と呼び、相
	手の男が妊娠した娘の父親にショットガンを突きつけられてや
	むを得ず結婚したことから。
	 中国語では「奉子成婚(fengzi chenghun)」。
できちゃったこん
	【できちゃった婚】
	○[社]⇒できちゃったけっこん(できちゃった結婚)
てきや
	【てき屋】
	【的屋】
	○大道などで、いかがわしい品物を客を欺(アザム)いて売る商売。
	 「香具師(ヤシ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒やし(香具師,野師,矢師,弥四)
	◎ねらいが的中すれば利益を得るの意。
[1]てきーら
	【テキーラ】
	◇[西]tequila
	○[食]メキシコ西部、テキーラ地方特産の蒸留酒。
	 リュウゼツラン(竜舌蘭)の一種の茎の汁を発酵・蒸留した、
	アルコール46〜56%を含む強い酒。
	 塩をなめ、レモンをかじりながら飲む。
[2]てきーら
	【テキーラ】
	◇[西]Tequila
	○メキシコ中央部、ハリスコ州(estado de Jalisco)北部の都
	市。
	 北緯20.88°、西経103.82°の地。
	 「(Santiago de Tequila)」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2万4,024人。
てーく
	【テーク】
	【大邱】
	◇[朝]Taegu
	○⇒てぐ(テグ,大邱)
てぐ
	【テグ】
	【大邱】
	◇[朝]Taegu
	○朝鮮半島、韓国慶尚北道(Kyongsang-buk-do)(ケイショウホクドウ)南
	部の道庁所在地。
	 広島市の姉妹都市。
	 「テーク(大邱)」,「たいきゅう(大邱)」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)131万人。
	 1985(昭和60)203万人。
	 2001(平成13)251万3,200人(推計)。
	◎1997(平成 9)地下鉄公社、運行開始。
	 2003. 2.18(平成15)放火による地下鉄火災、発生。死者200
	人前後、負傷者146人。
でく
	【木偶】
	○(1)木彫りの人形。
	 「でこ(木偶)」,「もくぐう(木偶)」,「ぼくぐう(木偶)」,「木偶人
	(ボクグウジン)」とも呼ぶ。
	○(2)[劇](特に)あやつり人形・くぐつ(傀儡)。
	 参照⇒くぐつ(傀儡)
	◎英語:パペット(puppet)。
	 フランス語:マリオネット(marionette)。
	 中国語:木偶(mu'ou)。
	○(3)役に立たない人。人の言いなりになっている人。
	 「でくのぼう(木偶の坊,木偶坊)」とも呼ぶ。
★でぐー
	【デグー】
	◇[英]degu、[学]Octodon degus
	○[哺]ネズミ目(齧歯目<ゲッシモク>)(Rodentia)デグー科(Octodon-
	tidae)デグー属(Octodon)の哺乳類。南アメリカ原産。
	 モルモット(テンジクネズミ)に似るが、尻尾がある。
	 社会生活を営む。
	 参照⇒もるもっと(モルモット)(1)
	〈デグー属(Octodon)〉
	 デグー(degu):Octodon degus。
	 チリデグー(bridges's degu):Octodon bridgesi。
	 ペルーデグー(moon-toothed degu):Octodon lunatus。
	 タイヘイヨウデグー(Pacific degu):Octodon pacificus。
	〈フサオデグー属(Octodontomys)〉
	 フサオデグー(mountain degu):Octodontomys gliroides。
てぐぁんぐん
	【テグァン郡】
	【大館郡】
	◇[朝]Taegwan Gun
	○⇒だいかんぐん(大館郡)
でくえやる
	【デ・クエヤル】
	◇Javier Perez de Cuellar
	○[人]ペルーの外交官(1920〜)。
	 1982〜1991(昭和57〜平成 3)第五代国連事務総長。
	 2000〜2001(平成12〜平成13)ペルー首相兼外務大臣。
てくしー
	【テクシー】
	○[俗]自動車などの乗り物に乗らず、てくてくと自分の足で歩
	いていくこと。
	◎駅からテクシーで五分
	◎「タクシー」をもじった言葉。
てぐしがるぱ
	【テグシガルパ】
	◇Tegucigalpa
	○中央アメリカ、ホンジュラス(Honduras)共和国の首都。
	〈人口〉
	 1974(昭和49)27万人。
てぐす
	【テグス】
	【天蚕糸】
	○⇒てぐすいと(天蚕糸)
てぐすいと
	【天蚕糸】
	◇[日]tegusuito/tegusu-ito
	○(1)鱗翅目(リンシモク)(チョウ目)(Lepidoptera)ヤママユガ科
	(Saturniidae)の楓蚕(フウサン)・樟蚕(クスサン)の幼虫の体内から絹
	糸腺を取り、酢酸と食塩水とに浸し、引き伸ばして乾燥させた
	白色透明の精製糸。
	 多くは釣り糸(鉤素)に用いる。
	 単に「テグス(天蚕糸)」とも、「てんさんし(天蚕糸)」とも呼ぶ。
	 参照⇒はりす(鉤素)
	○(2)(1)に似せて作ったナイロンなどの合成繊維。
	 単に「テグス(天蚕糸)」とも呼ぶ。
	 参照⇒はりす(鉤素)
てぐすが
	【テグスガ】
	【天蚕蛾】
	○[昆]フウサン(楓蚕)の別称。
	 ⇒ふうさん(フウサン,楓蚕)
てぐすさん
	【テグスサン】
	【天蚕糸蚕】
	○[昆]フウサン(楓蚕)の別称。
	 ⇒ふうさん(フウサン,楓蚕)
でくすたー
	【デクスター】
	◇[英]dexter
	○(1)[形]右の、右側の。
	○(2)[形]紋章で、盾(タテ)の紋地の右側の。
	 向かって左側を指す。
	 ⇔しにすたー(シニスター)(4)
でくすとろ
	【デクストロ】
	◇[英]dextro-/dextr-
	○[接頭辞]⇒できすとろ(デキストロ)
でぐっき
	【デグッキ】
	【太極旗】
	◇[朝]Tae Kuk
	○⇒たいきょくき(太極旗)
てくにからー
	【テクニカラー】
	◇[登録商標]Technicolor
	○(1)[経]アメリカのカラー映画製作会社。
	○(2)[古][映](1)が開発したカラー映画法。
	 カラー・フィルターで青・緑・赤の三原色に分解して撮影し
	た3本の白黒フィルムから1本のカラー・フィルムにプリント
	するもの。
	 白黒の3本のフィルムと高価なカラー・フィルム1本で作成
	する。
	◎1932(昭和 7)完成。
てくにかるたーむ
	【テクニカルターム】
	◇[英]technical term
	○専門用語・術語。
★てくねちうむ
	【テクネチウム】
	◇technetium
	○[原]マンガン族に属する遷移金属元素の一種。原子番号43、
	元素記号「Tc」。
	◎1906(明治39)小川正孝博士博士(のち東北帝国大総長)が方ト
	リウム石から発見したとしてニッポニウム(Nipponium)と命名
	するが追試できず認められなかった。
	 1925(大正14)ドイツのW.ノダック(Walter Karl Friedrich 
	Noddack)とI.タッケ(Ida Eva Tacke)が白金鉱とコロンバイト
	(columbite)から発見したとしてマスリウム(Masurium)と命名
	したが、やはり確認されなかった。
	 1947(昭和22)イタリアのE.セグレ(Segre)とC.ペリエ(Per-
	rier)がモリブデン(原子番号42)に重陽子を照射して初めて人
	工的に作成し、テクネチウムと命名。
でくのぼう
	【木偶の坊】
	【木偶坊】
	◇[英]blockhead
	○⇒でく(木偶)(3)
てくら
	【テクラ】
	◇Thecla
	○(1)[宗]初期キリスト教の聖人。
	○(2)[昆]チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)シジミチョウ科(Fam-
	ily Lycaenidae)ミドリシジミ亜科(Theclinae)ミドリシジミ族
	(Theclini)チョウセンメスアカシジミ属の学名。
でぐらでーしょん
	【デグラデーション】
	◇[英]degradation
	○(1)格下げ・降職・左遷(サセン)・罷免(ヒメン)。
	○(2)下降・下落・堕落(ダラク)。
	○(3)[生]退化。
	○(4)[化]分解・変質。
	○(5)[地](岩石の)崩壊。
	○(6)[計]システムに障害が発生したとき、その障害を起こし
	た部分を切り離して、残りの部分で運用すること。
	 「縮小運転」とも呼ぶ。
でくりーす
	【デクリース】
	◇[英]decrease
	○(1)[自動]減少する・低下する。
	 ⇔いんくりーす(インクリース)(1)
	○(2)[自動]衰える。
	 ⇔いんくりーす(インクリース)(2)
	○(3)[他動]減少させる・低下させる。
	 ⇔いんくりーす(インクリース)(3)
	○(4)[名]減少・縮小。
	 ⇔いんくりーす(インクリース)(4)
でぐるま
	【出郭】
	【出曲輪】
	○⇒でまる(出丸)
てけぜがわ《てけぜがは》
	【テケゼ川】
	◇[アムハラ語]Tekeze Wenz、[英]Tekeze River
	○[地]エチオピア北部を北西流する川。
てーげるくうこう《てーげるくうかう》
	【テーゲル空港】
	◇[英]Tegel Airport
	○[空]ドイツの首都ベルリンにある空港の一つ。
★てこ
	【てこ】
	【テコ】
	【梃子】
	◇[英]lever
	○[機]
	 単純機械(simple machine)の一種。
	 「レバー」とも呼ぶ。
	 参照⇒たんじゅんきかい(単純機械)
	◎てこの原理'leverage):⇒ればれっじ(レバレッジ)(1)
[1]でこ
	【デコ】
	◇[英]decoration
	○デコレーションの和略語。
	 ⇒でこれーしょん(デコレーション)(1)
[2]でこ
	【デコ】
	◇[フ]art deco(装飾美術)
	○[美]アールデコの和略語。
	 ⇒あーるでこ(アールデコ,アール・デコ)
でこ
	【木偶】
	○⇒でく(木偶)(1)
でこい
	【デコイ】
	◇[英]decoy
	○(1)(狩猟の)おとり(囮)。
	○(2)(特に)鳥の木彫・模型。狩猟のおとりのほか、室内装飾
	品としても使われる。
	◎デコイを作ることは「カービング(carving)」と呼ぶ。
	○(3)誘惑物。
★でごいち
	【D51】
	○[歴][交]国鉄のD51型貨物用蒸気機関車。
	◎1936. 3.22(昭和11)完成。
でこーだー
	【デコーダー】
	◇[英]decoder
	○[通]解読装置。解読プログラム。
	 符号化された情報を復元する装置。
	 暗号化の意味のほか、通信中のノイズ除去としても使用する。
	 ⇔えんこーだー(エンコーダー)
でことら
	【デコトラ】
	◇[和製英語]decorative truck
	○[俗][交]派手な飾りをした長距離運送用トラック。
	◎1975(昭和50)映画『トラックと野郎』がヒットし、全国的に
	知られる。
でこぴん
	【でこピン】
	【デコピン】
	○[俗]中指を親指で押さえて、他人のおでこ(ひたい<額>)の前
	でピンと弾(ハジ)くこと。
	 イタズラへのお仕置きなどとして行われるが、指を弾いた跡
	(アト)がひたいに赤く残り、またかなり痛い。
	 参照⇒しっぺい(竹箆)(2),ねこぱんち(猫パンチ)
でこぼこ
	【でこぼこ】
	【凸凹】
	○(1)へこみと出っぱり。
	 「おうとつ(凹凸)」とも呼ぶ。
	○(2)物の表面が平らでないこと。
	 「おうとつ(凹凸)」とも呼ぶ。
	◎でこぼこ道
	○(3)数量など、均等でないこと。多い少ないがあること。
	 「おうとつ(凹凸)」とも呼ぶ。
でこぽん
	【デコポン】
	○[農]清見(キヨミ)(タンゴール農林1号)とポンカンを交配させ
	た柑橘類(カンキツルイ)の商品名(熊本県果実連の登録商標)。
	 ヘタの部分が盛り上がっているのが特徴だが、盛り上がらな
	いものも混じっている。皮がむきやすく、むくと清見特有の良
	い香りがする。糖度も高い。
	 商品名ヒメポン(愛媛)・キヨポン・ラミポリン(鹿児島)も同
	種。
	◎1990(平成 2)市場に初出荷。
	 1997(平成 9)熊本県果実連が定める基準を満たしたものには
	産地にかかわらず「デコポン」の名称を使用できるようになる。
でこら
	【デコラ】
	◇[登録商標]Decola
	○[建]住友ベークライト社製の化粧合板(塗装合板)。
	 プリント合板の表面にメラミン樹脂の薄板を貼りつれたもの。
	 傷がつきにくく耐熱性もあり、テーブルの天板(テンイタ)やパネ
	ルなどに使用される。
	 参照⇒ぷりんとごうはん(プリント合板)
でこらてぃぶ
	【デコラティブ】
	◇[英]decorative
	○[形]装飾の、装飾的な、装飾用の。
	 参照⇒あーるでこ(アールデコ,アール・デコ)
	◎名詞は「デコレーション(decoration)」。
でこれーしょん
	【デコレーション】
	◇[英]decoration
	○(1)装飾・飾り付け。
	 和略語で「デコ」とも呼ぶ。
	 参照⇒でことら(デコトラ)
	○(2)装飾物・装飾品。
	◎形容詞は「デコラティブ(decorative)」。
	 飾り付ける事や飾り付けられた物を指し、飾り付ける物は
	「オーナメント([英]ornament)」と呼ぶ。
でこれーしょんけーき
	【デコレーションケーキ】
	【デコレーション・ケーキ】
	◇[和製英語]decoration cake/decorated cake
	○[食]スポンジケーキの台にクリーム・チョコレート・果物な
	どで美しく飾った大型のケーキ。
	 参照⇒すぽんじけーき(スポンジケーキ,スポンジ・ケーキ)
	◎誕生日・クリスマス・結婚式などに食べられる。
でこれーしょんでー
	【デコレーションデー】
	【デコレーション・デー】
	◇[英]Decoration Day
	○[暦]⇒めもりあるでー(メモリアルデー,メモリアル・デー)
てこんどー
	【テコンドー】
	◇[朝]Tae Kwon Do/Taekwondo、[英]Korean Karate
	○[運]空手に似た、朝鮮の伝統的な格闘技。
	 胴着と防具を着用し、拳で打ち突いたり、跳び上がって足で
	蹴ったりして闘う。
	◎「(「足」偏+「台」)拳道」と書く。
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