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百 科 辞 書 《てふ》 編集:獨 澄旻
-------- てふ --------------------------------------------------
でふぁくと
【デファクト】
◇[羅]de facto
○(1)[副]事実上。
⇔でじゅり(デジュリ)(1)
○(2)[形]事実上の。
⇔でじゅり(デジュリ)(2)
でふぁくとすたんだーど
【デファクト・スタンダード】
◇[英]de fact standard
○[工](事実上の)業界標準規格。
⇔でじゅりすたんだーど(デジュリ・スタンダード)
でふぁくとりすたんだーど
【デファクトリ・スタンダード】
◇[英]de factory standard
○[俗][工]デファクト・スタンダード(de fact standard)の誤
称。
⇒でふぁくとすたんだーど(デファクト・スタンダード)
でふぁれんす
【デファレンス】
◇[英]deference
○(1)(敬意を表す)服従。
○(2)尊敬・敬意。
でふぃにしょん
【デフィニション】
◇[英]definition
○(1)定義・規定・限定。
○(2)(辞書などの)語義・説明。
○(3)鮮明さ・忠実さ。
○(4)[光](カメラなどの)レンズの鮮明度・精細度。
○(5)[TV]テレビ受像機の鮮明度・精細度。画素密度。
○(6)[TV]録画・再生映像の鮮明度。
○(7)[音]録音・再生音の鮮明度。
てふうきん
【手風琴】
◇[英]accordion
○[楽]⇒あこーでぃおん(アコーディオン)
◎風琴:⇒おるがん(オルガン,風琴)
てふぇ
【テフェ】
◇Tefe
○ブラジル北西部、アマゾナス州(Estado de Amazonas)中央部
の都市。
南緯3.36°、西経64.70°の地。
〈人口〉
1996(平成 8)4万7,700人。
2000(平成12)4万7,800人。
2004(平成16)4万9,300人。
でふぇんす
【デフェンス】
◇[米]defense、[英]defence
○⇒でぃふぇんす(ディフェンス)
★でふぉー
【デフォー】
◇Daniel Defoe(ダニエル・デフォー)
○[人]イギリスの小説家(1660ころ〜1731)。
作品は1719(享保 4)『ロビンソン・クルーソー(Robinson
Crusoe)』など。
参照⇒ろびんそんくるーそー(ロビンソン・クルーソー)
でふぉると
【デフォルト】
◇[英]default
○(1)[経]債務不履行。
○(2)[運]棄権・不参加・欠場・不出場。
○(3)[計]標準設定の値。初期値。
値を設定または選択しない場合は、その値が設定・選択され
たものとして扱われる。
★てぶくろ
【手袋】
○[服]
◎手袋をはめる
◎5本指の手袋はグラブ(グローブ)(glove)、親指だけ離れた
二股(フタマタ)の手袋はミトン(mitten)。グラブは野球のグローブ
と同じ、ミトンはミットの類語。
長手袋:参照⇒[1]がんとれっと(ガントレット)
指のまち(襠):フルシェット([フ]fourchette)。
◎子供の遊び:⇒ろくぶて(ろくぶて)
指人形:一方を裏返しにして指を無くして頭とし、片方の人
差し指と中指で頭を結び付け、親指には親指、薬指には人差し
指を入れて遊ぶ。
◎フランス語:ガン(gant)。
てぷこ
【TEPCO】
◇[英]Tokyo Electric Power Co.,Inc.
○(1)[俗][電]東京電力の愛称。
⇒とうきょうでんりょく(東京電力)
○(2)[歴][電]⇒とうでんぐらふ(東電グラフ)
てぶしかん
【テブシカン】
【手仏子柑】
○[植]⇒ぶしゅかん(ブシュカン,仏手柑)
てぶしゅかん
【テブシュカン】
【手仏手柑】
○[植]⇒ぶしゅかん(ブシュカン,仏手柑)
でぶち
【出縁】
○[交]⇒ふらんじ(フランジ)(3)
でふにあっくすぷりんぐす
【デフニヤックスプリングス】
◇[英]DeFuniak Springs
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)北西部
のウォルトン郡(Walton County)中東部にある郡都。
てぶら
【手ぶら】
○(1)手に何も持たないこと、持っていないこと。
○(2)(他家を訪問するとき)土産(ミヤゲ)などを持って行かない
こと。
てぶら
【手ブラ】
○[俗]セミヌードなどで、ブラジャーを着けずに手や腕で乳房
を隠すこと。
◎「ブラ」は「デラジャー」の和略語。
★てぶり
【手振り】
○()
○()[古][経]取引所で、会員の代理人が市場で手を振って注文
や価格などの符丁を示し、売買取引を行うこと。また、その代
理人。
◎取引が電子化され、取引所会員が直接パソコンで取引するよ
うになって消滅。
でぶり
【デブリ】
◇[フ]debris
○(1)瓦礫(ガレキ)・(岩石などの)破片。
参照⇒がれき(瓦礫)(2)
○(2)[地]風化・分解してできた岩石の破片。また、その集合
体・堆積物。
「岩屑(ガンセツ)」とも呼ぶ。。
参照⇒がんせつりゅう(岩屑流)
○(3)[運](登山用語)雪崩(ナダ)れ落ちて積もった雪塊や、岩石
の砕片の堆積物。
○(4)[宇]⇒すぺーすでぶり(スペース・デブリ)
でぶりーふぃんぐ
【デブリーフィング】
◇[英]debriefing
○(1)(仕事・調査・研究などの)結果報告。
⇔ぶりーふぃんぐ(ブリーフィング)
○(2)結果報告や感想を聞くこと・受けること。
てーぶるびーと
【テーブルビート】
◇[英]table beet
○[植][農]⇒びーと(ビート)(1)
てーぶるやし
【テーブルヤシ】
【テーブル椰子】
◇[学]Chamaedorea elegans
○[植]ヤシ目(Arecales)ヤシ科(Palmae)テーブルヤシ属(タケ
ヤシ属)(Chamaedorea)の常緑低木。メキシコ・グアテマラ原産。
樹高約3メートル。幹は直立し、葉を落とした跡はタケのよ
うな節に見える。
「タケヤシ(竹椰子)」とも呼ぶ。
◎英語:パンプーパーム(bamboo palm)。
でふれ
【デフレ】
◇[英]deflation
○[経]⇒でふれーしょん(デフレーション)
でふれくたー
【デフレクター】
◇[英]deflector(そらすもの)
○[交]蒸気機関車(SL)の先頭部の左右にある除煙板。
排煙で視界がさえぎられるのを防ぐもの。
でふれーしょん
【デフレーション】
◇[英]deflation
○[経]通貨の量が需要量(商品の取引量)に比べて過度に減少す
る経済現象。
一般に物価が下落し、企業の倒産・失業者の増大が発生し、
景気後退や不況におちいり、社会不安にもなる。
和略語で「デフレ」とも、「通貨収縮」とも呼ぶ。
⇔いんふれーしょん(インフレーション)
でぷれっしょん
【デプレッション】
◇[英]depression
○(1)下落・沈下。凹み・くぼ地・低地。
○(2)[経]不景気・不況(フキョウ)。
○(3)意気消沈(ショウチ)・ゆううつ(憂鬱)。
でぷろぐらみんぐ
【デプログラミング】
◇[米]deprogramming
○人の信念・信仰を強制的に捨てさせること。洗脳された人を
目覚めさせること。
人を殺すことにためらいをなくさせる教育を受けた兵士が退
役する際、社会復帰のためにも行われる。
⇔せんのう(洗脳)
でぷろめーる
【デプロメール】
◇[商品名]Depromel
○[薬]明治製菓株式会社製のSSRI(選択的セロトニン再吸
収阻害剤)。
参照⇒えすえすあーるあい(SSRI)
てふろん
【テフロン】
◇[登録商標]Teflon
○[化]フッ素(弗素)樹脂系の合成樹脂の一種。デュポン社の商
標名。
四弗化エチレンを重合して製する。
耐熱性・耐薬品性・耐衝撃性にすぐれた合成樹脂で、絶縁体
やパッキング、焦げ付き防止のフライパンなどに使用される。
◎補助剤:⇒ぱーふるおろおくたんさんえん(パーフルオロオ
クタン酸塩)
◎テフロン加工
てーべ
【テーベ】
◇Thebes
○(1)[歴]古代エジプトの都市。ナイル川中流の両岸にまたがっ
て営まれた、エジプト中王国・新王国の首都。
アモン神崇拝の宗教都市として栄え、東岸(現:ルクソル)に
はカルナック神殿・ルクソル神殿があり、対岸を現在は王家の
谷と呼びツタンカーメン王の墳墓など多くの遺跡がある。
エジプト名は「ウァセト(Waset)」,「ワセト」、ギリシア語名は
「テバイ」。
参照⇒るくそる(ルクソル),おうけのたに(王家の谷)
○(2)[歴]古代ギリシアの都市国家テバイ(Thebai)の英語名。
⇒てばい(テバイ)(1)
てーべー
【TB】
◇[独]Tuberkulose
○[医]肺結核の略称。
⇒はいけっかく(肺結核)
てぺ
【テペ】
◇tepe
○[歴]⇒てる(テル)
てーべくさんみゃく
【テーベク山脈】
【太白山脈】
◇[朝]Taebaek Sanmaek、[英]the Taebaek Mountains
○[地]⇒たいはくさんみゃく(太白山脈)
てぺくさんみゃく
【テペク山脈】
【太白山脈】
◇[朝]Taebaek Sanmaek、[英]the Taebaek Mountains
○[地]⇒たいはくさんみゃく(太白山脈)
てーぺくさんみゃく
【テーペク山脈】
【太白山脈】
◇[朝]Taebaek Sanmaek、[英]the Taebaek Mountains
○[地]⇒たいはくさんみゃく(太白山脈)
てべて
【テベテ】
◇[ヘブライ語]Tebet/Tevet
○[暦]ユダヤ暦の第4月(旧第10月)。
参照⇒ゆだやれき(ユダヤ暦)
てへらん
【テヘラン】
◇Tehran/Teheran
○(1)(Tehran ostan)⇒てへらんしゅう(テヘラン州)
○(2)イランの首都。テヘラン州の州都。
〈人口〉
1976(昭和51)450万人。
1986(昭和61)602万2,000人。
1991(平成 3)647万5,527人(推計)。
◎18世紀、カジャール朝ペルシアの首都となる。
◎テヘラン会議
てへらんしゅう《てへらんしう》
【テヘラン州】
◇Tehran ostan、[英]Tehran province
○イラン北部の州。北部をマザンダラン州(Mazandaran ostan)、
東部をセムナン州(Semnan ostan)、西部をカズビン州(Qazvin
ostan)に接する。
州都はテヘラン。
てべれがわ《てべれがは》
【テベレ川】
◇[伊]Fiume Tevere
○[地]イタリア中部、アペニン山脈に発して南流し、ローマ市
内を経てティレニア海(Mare Tirreno)に注(ソソ)ぐ川。
長さ404キロメートルで、イタリア第二の大河。
古称は「チベリス川([羅]Flumen Tiberis)」,「ティベリス川」、
英語名は「タイバー川(the Tiber River)」。
「チベル川」,「テヴェレ川」とも呼ぶ。
でぽじたー
【デポジター】
◇[英]depositor
○(1)預金者・供託者。
○(2)沈殿器(チンデンキ)。
でぽじっと
【デポジット】
◇[英]deposit
○(1)[動]下に置く。
○(2)[動]預ける。
○(3)預かり・保管。
○(4)預け入れ・預金・担保・保証金。
◎デポジット制度
○(5)沈殿物(チンデンブツ)・堆積物(タイセキブツ)。
でぽじとりー
【デポジトリー】
◇[英]depository
○(1)保管所・貯蔵所・倉庫。金庫・宝庫。
◎デポジトリー・ライブラリー(depesitory library):官庁出
版物保管図書館/官報保管図書館/寄託図書館。
デポジトリー・オブ・ラーニング(depesitory of learning)
:知識の宝庫。
○(2)保管者・保管人。
でぽっくし
【デポック市】
◇[インドネシア語]Kotamadya Depok
○インドネシア南部、ジャワ島(Pulau Jawa)西部のジャワバラ
ト州(Propinsi Jawa Barat)北西部にある都市。
南緯6.39°、東経106.83°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)57万0,361人。
2000(平成12)94万9,207人。
てぽどん
【テポドン】
【大浦洞】
◇[朝]Taepo-dong
○(1)朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東部、咸鏡北道(Ham-
gyong-buk-do)(カンキョウホクドウ)花台郡(Hwadae-gun)(ファデ郡)舞
水端里(Musudan-ri)(ムスダンリ)北東部の地名(洞)。
北緯40.8511111°、東経129.6661111°、標高3メートルの地。
長距離ミサイル「テポドン」の試射場がある。
◎舞水端里の位置は、北緯40.8483333°、東経129.6538889°、
標高52メートル。
里は日本の村に、洞は日本の字(アザ)または地区(部落)に相
当する。
日本では舞水端里の旧称とする誤った風説がある。
○(2)[軍]⇒てぽどんいちごう(テポドン一号,大浦洞一号)
○(3)[軍]⇒てぽどんにごう(テポドン二号,大浦洞二号)
○(4)[軍]⇒てぽどんさんごう(テポドン三号,大浦洞三号)
てぽどんいちごう《てぽどんいちがう》
【テポドン一号】
【大浦洞一号】
◇[朝]Taepo-Dong-1
○[軍]朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の中距離弾道ミサイル。
射程距離は約1,700〜2,200キロメートルで、日本全域・台湾
や香港・中国の大部分などが射程に入る。
参照⇒てぽどんにごう(テポドン二号,大浦洞二号)
◎二段式ロケットで、一段目はノドン一号、二段目はスカッド
または中国製のミサイルを元にしたものと見られている。液体
燃料を使うため、高価で、充填に時間がかかる欠点がある。弾
頭の運搬能力は一トン程度。
参考⇒のどんいちごう(ノドン一号,蘆洞一号),がうり(ガウ
リ)
◎1998. 8.31(平成10)試射され、三陸沖に弾頭が落下、北朝鮮
は人工衛星(光明星1号)の打ち上げに成功と発表。
参照⇒くわんみょんそん(クアンミョンソン,光明星)
◎2000. 1. 7(平成12)咸鏡北道(Hamgyong-buk-do)花台郡(Hwa-
dae-gun)の舞水端里(Musudan-ri)の発射基地が公開された。
てぽどんさんごう《てぽどんさんがう》
【テポドン三号】
【大浦洞三号】
◇[朝]Taepo-Dong-3
○[軍]朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が開発中の長距離弾道
ミサイル。三段式。
射程距離は約1万2,000キロメートル以上で、アメリカ本土も
射程に入る。
◎2006. 3. 9(平成18)ベル在韓米軍司令官、北朝鮮がテポドン
三号を開発中と下院軍事委員会で証言。
てぽどんにごう《てぽどんにがう》
【テポドン二号】
【大浦洞二号】
◇[朝]Taepo-Dong-2
○[軍]朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が開発中の長距離弾道
ミサイル。二段式で、一段目は新開発のブースター、二段目は
中距離弾道ミサイルのノドンを利用したもの。
射程距離は約3,500〜6,000キロメートルで、ハワイやアラス
カ・米西海岸も射程に入る。
参照⇒てぽどんいちごう(テポドン一号,大浦洞一号),[2]ぎ
んが(銀河)
◎1999. 6.(平成11)試射予定であったが日米の警告などで同年
9月ミサイル発射を中止する宣言を行った。
2003.11.(平成15)CIA、試射できる段階に入っていると分
析。また、最大で射程約1万5,000キロメートルと推定。
2004. 6.10(平成16)韓国紙「中央日報」、北朝鮮が5月初めに
ミサイルのエンジン燃焼実験に成功したと報じる。
2006. 7. 5(平成18)ノドン・スカッドなどとともに発射され、
日本海に落下して失敗。
2009. 4. 5(平成21)改良型(三段式)と思われる飛翔体が発射
され、北朝鮮は人工衛星(光明星2号)の打ち上げに成功と発表。
参照⇒くわんみょんそん(クアンミョンソン,光明星)
でぼねあ
【デボネア】
◇[登録商標]DEBONAIR
○[交]三菱自動車工業の高級セダン車。
◎1964(昭和39)発売。
1999.12.(平成11)販売終了。
後継車種はプラウディア(PROUDIA)。
でぼら
【デボラ】
◇Deborah/Debora
○(1)[聖]『旧約聖書』に登場する、カナン人と戦ったイスラ
エルの女預言者。
参照⇒かなん(カナン)(1)
○(2)[人]キリスト教圏の女性名。
愛称は「デビー(Debbie,Debby)」。
てぼるむ
【テボルム】
◇[朝]daeboreum(大十五夜)
○[暦](朝鮮の)陰暦正月十五日、上元(ジョウゲン)。
参照⇒げんしょう(元宵)
◎陰暦正月一日は「ソルラル(seolnal)」。
でぼん
【デボン】
◇Devon
○(1)(County of Devon)⇒でぼんしゅう(デボン州)
○(2)[農]⇒でぼんしゅ(デボン種)
★でぼんき
【デボン紀】
◇[英]Devonian period/the Devonian
○[地]地質年代区分の一つ。古生代(Paleozoic era)の中で、
古いほうから4番目の紀。シルル紀(Silurian Period)と石炭
紀(Carboniferous Period)の間。
今から約4億1,000万年前から3億5,500万年前までの期間。
甲胄魚類(armored fishes)など数多くの種類の魚類が出現し、
「魚類の時代(Age of Fishes)」とも呼ぶ。
でぼんしゃーしゅう《でぼんしやーしう》
【デボンシャー州】
◇[英]Devonshire
○[古]⇒でぼんしゅう(デボン州)
でぼんしゅ
【デボン種】
◇Devon
○[農]イギリスのデボンシャー州原産の牛の一品種。肉用・役
用とする。
でぼんしゅう《でぼんしう》
【デボン州】
◇[英]County of Devon
○イギリス、イングランド南西部の州。
州都はエクセター(Exeter)。
南西端に海軍基地プリマス(Plymouth)がある。
「デヴォン州」とも呼ぶ。
旧称は「デボンシャー(Devonshire)」,「デボンシャー州」,「デ
ヴォンシャー」,「デヴォンシャー州」とも呼ぶ。
でま
【デマ】
◇[独]Demagogie(デマゴギー)の略。
○(1)でたらめな噂(ウワサ)・中傷(チュウショウ)・扇動(センドウ)・悪宣
伝。
参照⇒でぃすいんふぉめーしょん(ディスインフォメーショ
ン)
◎デマを飛ばす
○(2)⇒でまごぎー(デマゴギー)
★てまえ《てまへ》
【点前】
【手前】
○茶の湯の点方(タテカタ)。
◎濃茶点前(コイチャテマエ),薄茶点前,炉手前(ロテマエ),風炉手前(フロテマエ)
でまえ《でまへ》
【出前】
○(1)料理を注文先まで配達すること。
○(2)[料](1)の料理。
○(3)⇒でまえもち(出前持ち,出前持)
でまえいっちょう《でまへいちちやう》
【出前一丁】
○[食]日清食品製の即席麺。
てまえだたみ《てまへだたみ》
【点前畳】
【手前畳】
◇[日]temae datami
○茶室で、主人が茶を点(タ)てる場所の畳。
「道具畳(ドウグダタミ)」,「亭主畳(テイシュダタミ)」とも呼ぶ。
参照⇒だいめたたみ(台目畳,代目畳,大目畳),きゃくだたみ
(客畳),ちゃしつ(茶室)
でまえもち《でまへもち》
【出前持ち】
【出前持】
○出前を受けた料理を注文先まで配達する人。
単に「出前」とも呼ぶ。
てまくら
【手枕】
○⇒ひじまくら(肘枕)
でまごぎー
【デマゴギー】
◇[独]Demagogie
○(政治的な)扇動(センドウ)・民衆を扇動する政治的な宣伝。
「デマ」とも略す。
参照⇒でまごーぐ(デマゴーグ)
でまごーぐ
【デマゴーグ】
◇[独]Demagog
○煽動(センドウ)政治家・民衆煽動家。
参照⇒でまごぎー(デマゴギー)
でまじけん
【デマジ県】
◇[英]Dhemaji District
○インド北東部、アッサム州(Assam State)北東部の県。北部
をアルナーチャル・プラデシュ州(Arunachal Pradesh State)
に隣接。
「デマジ地区」とも呼ぶ。
でまじちく
【デマジ地区】
◇[英]Dhemaji District
○⇒でまじけん(デマジ県)
でまちやなぎえき
【出町柳駅】
○(1)[交]京都府京都市左京区(サキョウク)田中下柳町(タナカシモヤナギチョ
ウ)にある、京阪鴨東線(オウトウセン)の駅。
丸太町(マルタマチ)駅の次で、ターミナル駅(起点)。
○(2)[交]京都府京都市左京区田中上柳町(タナカカミヤナギチョウ)にあ
る、叡山電鉄(エイザンデンテツ)叡山本線の駅。
元田中(モトタナカ)駅の次で、ターミナル駅(起点)。
でまばんどさん
【デマバンド山】
◇[英]Mount Demavand
○[地]⇒だまーばんどさん(ダマーバンド山)
でまべんどさん
【デマベンド山】
◇[英]Mount Demavand
○[地]⇒だまーばんどさん(ダマーバンド山)
てまりうた
【手鞠歌】
【手鞠唄】
○[楽]子供たちが手鞠をつきながら歌う、わらべ歌(童歌)の一
種。
参照⇒あんたがたどこさ(あんたがたどこさ),まりととのさ
ま(鞠と殿さま)
てまりばな
【テマリバナ】
【手鞠花】
○[植]オオデマリ(大手鞠)の別称。
⇒おおでまり(オオデマリ,大手鞠)
でまる
【出丸】
○本城(ホンジョウ)から張り出して、または少し離して築いた曲輪
(クルワ)。
大坂城三の丸南西に築かれた真田丸(サナダマル)は著名。
「でぐるわ(出郭,出曲輪)」とも呼ぶ。
参照⇒ほんまる(本丸),にのまる(二の丸),さんのまる(三の
丸)
でみお
【デミオ】
◇[登録商標]DEMIO
○[交]マツダの小型ワゴン車名。
ヨーロッパ名は「Mazda2(マツダ2)」。
参照⇒べりーさ(ベリーサ)
◎2002. 8. 7(平成14)フルモデルチェンジ。Cozy(コージ
ー)・SPORT(スポルト)・Casual(カジュアル)の3
タイプを発表。
でみぐらすそーす
【デミグラスソース】
◇[フ]sauce demi-glace
○[料]⇒どみぐらすそーす(ドミグラスソース)
てみす
【テミス】
◇Themis
○[ギ神]法律・秩序・正義の女神。ウラノスとガイアとの娘、
ゼウスの2番目の妻。三人娘ディケ(Dike)・エイレネ(Irene)
・エウノミア(Eunomia)の母。
デルフォイに神託所を所有し、アポロンに予言の術を伝授し
た。
チタン神族でありながらオリンポスの神々に列せられる。
「テーミス」とも呼ぶ。
参照⇒えいれね(エイレネ),ほーらい(ホーライ)
てーみす
【テーミス】
◇Themis
○[ギ神]⇒てみす(テミス)
てみすとくれす
【テミストクレス】
◇Themistokles
○[人]古代ギリシア、アテナイの将軍・政治家(BC. 528/ 527
〜 462/ 460)。
デルフォイの神託の「木の壁([英]wooden wall)」を艦船と解
釈して海軍強化に努め、BC. 480サラミスの海戦でペルシア艦
隊を撃破。
のち、反対派からオストラキスモス(ostrakismos)(陶片追放)
にあい、ペルシアに逃れて小アジアで死去。
てむこ
【テムコ】
◇Temuco
○チリ中央部、アラウカニア州(Region de la Araucania)中央
部にある州都。
てむじん
【テムジン】
【鉄木真】
◇Temujin、[中]Tie mu zhen
○[人]ジンギス汗(カン,ハン)の幼名。
⇒じんぎすかん(ジンギスカン,ジンギス汗,成吉思汗)
★てむずがわ《てむずがは》
【テムズ川】
◇[英]the Thames/the River Thames、[米]the Thames River
○(1)[地]イギリスのイングランド南部を東流し北海に注(ソソ)
ぐ川。全長338キロメートル。
ロンドンの北岸はピカデリー(Piccadilly)、南岸はサザーク
(Southwark)。
「テームズ川」とも呼ぶ。
○(2)[地]アメリカ合衆国北東部、コネチカット州(Connecticut
State)東部を南流する川。
てーむずがわ《てーむずがは》
【テームズ川】
◇[英]the Thames/the River Thames
○[地]⇒てむずがわ(テムズ川)
でめきん
【デメキン】
【出目金】
◇[英]telescope goldfish
○[魚]キンギョ(金魚)の一品種。
リュウキン(琉金)形で、目の玉が左右に大きく突き出してい
るもの
体色は黒・赤、または白を加えた三色の斑模様(マダラモヨウ)。
参照⇒きんぎょ(キンギョ,金魚)
でめてる
【デメテル】
◇[希]Demeter
○[ギ神]大地・農業・穀物・結婚・社会秩序の女神。オリンポ
ス十二神の一神。クロノスとレアの娘、ペルセフォネ(Perseph-
one)の母。
参照⇒えれうしす(エレウシス)
◎ローマ神話のケレス(Ceres)に当たる。
★てめりん
【テメリン】
◇Temelin
○[原]チェコにある原子力発電所の所在地。
オーストリア・ドイツとの国境から約60〜70キロメートルに
ある。
原子炉は旧ソ連型、制御装置はアメリカ製。
第1号炉:2002. 1.11(平成14)試験操業で出力100%状態と
なり、3月本格操業を開始。
◎原子炉は小規模の事故が頻発しているため、オーストリアか
ら閉鎖を要求されている。
でめん
【出面】
◇[日]demen
○[建]⇒でづら(出面,出頬)
でめんしあ
【デメンシア】
◇[英]dementia
○[病]⇒にんちしょう(認知症)(1)
でめんちあ
【デメンチア】
◇[英]dementia
○[病]⇒にんちしょう(認知症)(1)
でめんてぃあ
【デメンティア】
◇[英]dementia
○[病]⇒にんちしょう(認知症)(1)
★でも
【デモ】
◇[英]demonstration
○(1)デモンストレーション(示威運動)の略称。
○(2)デモ行進(示威行進)の略称。
でもいん
【デモイン】
◇Des Moines
○アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)中央部の州
都。ポーク郡(Polk County)の郡都。
北緯41.58°、西経93.62°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)19万3,200人。
2000(平成12)19万8,700人。
2001(平成13)19万9,000人。
2002(平成14)19万8,100人。
2004(平成16)19万7,100人。
でもしか
【でもしか】
○[接頭辞]職業や身分を表す言葉に付いて、「無気力または能
力の低い人」を表す語形成要素。
◎でもしか坊主。
でもしか先生:⇒でもしかせんせい(でもしか先生)
◎「……にでもなるか」の助詞「でも」と、「……にしかなれない」
の助詞「しか」からの造語。
でもしかせんせい
【でもしか先生】
○[教]「先生にでもなるか」とか「先生にしかなれない」という程
度の先生。
無気力で能力の低い先生を表した言葉で、第二次世界大戦後
の混乱期に成り手の少なかった小学校の教員に成った先生を指
したもの。その前後に教師となった人たちと教育態度や能力が
異なっていたが個性的な教師も多く、一辺倒になりがちな教育
現場に新しい空気を吹き込むことにもなった。
その後、昭和50年代になって第二次ベビーブームの子供が修
学すると教員不足で再び「でもしか先生」が発生したが、個性的
な教師は少なかった。
でもん
【デモン】
◇[英]demon
○⇒でーもん(デーモン)
でーもん
【デーモン】
◇[英]demon
○(1)悪魔・鬼神・悪霊。
「デモン」とも呼ぶ。
◎ギリシア神話で神々と人間との間に存在するという「ダイモ
ン(daimon)」から。
カコデーモン(cacodaemon,cacodemon):悪霊(アクリョウ)。
キリスト教では、神に対する悪魔には「デビル(devil)」を使
用する。
○(2)[計]基本ソフト(OS)などの管理システムで、通常は機
能していない(隠れている)手続き(プログラム)。
入出力ルーチンなど、必要があるときに呼び出されて実行す
るもの。
「デモン」とも呼ぶ。
参照⇒[2]かーねる(カーネル)(4)
でゅ
【デュ】
◇[フ]dieu
○(フランス語で)神。
でゅー
【デュー】
◇[英]dew
○(1)つゆ(露)。
○(2)しずく(雫)。
「ドロップ(drop)」とも呼ぶ。
参照⇒すうぇっと(スウェット)(3)
てゅあ
【テュア】
◇[フ](男性形)tueur/(女性形)tueuse(テューズ)
○(フランス語で)男性の殺人者・人殺し。
⇒さつじんしゃ(殺人者)
てゅーあ
【テューア】
◇[独]Tuer/Tur
○(ドイツ語で)ドア(door)・扉(トビラ)。
参照⇒どあ(ドア)
◎フリューゲルテューア(Fluegeltuer):⇒がるういんぐどあ
(ガルウイング・ドア)
でゅあすらんはんとう《ぢゆあすらんはんたう》
【デュアスラン半島】
◇[英]Djursland Peninsula
○[地]デンマークのユトランド半島(Jutland Penninsula)中央
部の東側、カテガット海峡(Kattegat Strait)に面する半島。
オーフス県(Arhus Amt)に属する。
「ジュアスラン半島」とも呼ぶ。
参照⇒かてがっとかいきょう(カテガット海峡)
でゅありす
【デュアリス】
◇[登録商標]Dualis
○[交]日産自動車の中型スポーツ多目的車(SUV)。
ヨーロッパ販売名は「キャシュカイ(Qashqai)」
◎2007. 5.23(平成19)イギリスのサンダーランド(Sunderland)
工場から逆輸入して日本で販売開始。
2007. 8.30(平成19)2008年から国内生産に切り替えると発表。
でゅある
【デュアル】
◇[英]dual
○(1)[形]二つの、二個の、二者の。
○(2)[形]二重の、両面の。
参照⇒でゅぷれっくす(デュプレックス)(1)
○(3)[形]二元的な。
◎「一つの」は「シングル(single)」、「三つの」は「トリプル(tri-
ple)」。
でゅあるしすてむ
【デュアルシステム】
【デュアル・システム】
◇[英]dual system
○[計]二台のコンピュータで同一処理を行わせ、それぞれの結
果を比較する、信頼性を高める方式。
異なる場合は警報を出す。
でゅあるゆーす
【デュアル・ユース】
◇[英]dual use
○(1)2用途に使用可能な。
◎縦置き・横置きともに可能なデュアル・ユースの筐体(キョウタイ)。
○(2)[軍]軍民両用の。軍事利用可能な。
参照⇒じぇっとみる(ジェットミル),すぴんおふ(スピンオフ,
スピン・オフ)(7)
でゅあるゆーすぐっず
【デュアル・ユース・グッズ】
◇[英]dual use goods
○[軍]軍需・民生の両用途に使用可能な品目。
★でゅーい
【デューイ】
◇John Dewey
○[人]アメリカの哲学者・教育学者(1859〜1952)。
でゅいすぶるく
【デュイスブルク】
◇Duisburg
○ドイツ北西部、ノルトライン・ベストファーレン州(Bundes-
land Nordrhein-Westfalen)西部の都市。
北緯51.43°、東経6.75°の地。
ライン川(Fluss Rhein)とルール川(Fluss Ruhr)の合流点に
位置した河港。
「デュースブルク」,「ジュイスブルク」とも呼ぶ。
参照⇒らいんへるねうんが(ライン・ヘルネ運河)
〈人口〉
1976(昭和51)58万人。
1987(昭和62)52万5,378人。
1990(平成 2)53万5,447人(推計)。
2003(平成15)50万8,664人。
◎もと西ドイツ地区。
[1]でゅえっと
【デュエット】
◇[伊]duetto、[英]duet
○(1)[楽]二人で楽器を演じること。重奏(二重奏)。また、そ
の音楽。
参照⇒[1]そろ(ソロ)(1)
○(2)[楽]二人で歌うこと。重唱(二重唱)。また、その音楽。
○(3)[楽]二人の踊り手による舞踏。
[2]でゅえっと
【デュエット】
◇[登録商標]Duet
○[交]トヨタ自動車(株)の小型車。
ダイハツ工業のストーリア(Storia)のOEM車。
◎1998. 9.(平成10)発売。
でゅえっと
【二重唱(デュエット)】
○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、筒美京平(ツツミ・キョウヘイ)作曲の歌謡曲。
歌は岩崎宏美(デビュー曲)。
◎1975. 4.(昭和50)レコード発売。
でゅえな
【デュエナ】
◇[英]duenna
○(1)(スペイン・ポルトガルの)若い未婚女性のしつけ役・付
添い。
「シャペロン([英]chaperon,chaperone)」とも呼ぶ。
○(2)住み込み女性家庭教師。
○(3)[歴]スペイン皇后付き女官長。
でゅえる
【デュエル】
◇[英]duel、[独]Duell、[フ]duel
○決闘。
でゅーく
【デューク】
◇[英]duke
○(1)公爵。
⇒こうしゃく(公爵)
○(2)ヨーロッパの公国や小国の君主。
◎一般に、大国に守られた小国の君主は「プリンス(prince)」と
呼ばれる。
○(3)(Duke County)⇒
でゅーくおぶよーく
【デューク・オブ・ヨーク】
◇[英]Duke of York
○[歴][軍]イギリスのキング・ジョージ五世級戦艦。
◎1941.11. 4(昭和16)竣工。
でゅーくぐん
【デューク郡】
◇[英]Duke County
○アメリカ合衆国北東部、マサチューセッツ州(Massachusetts
Commonwealth)南東部の郡。
郡都はエドガータウン(Edgartown)。
大西洋上のマーサズ・ビンヤード島(Martha's Vineyard Is-
land)と本土側の砂州などから成る。
でゅーじあ
【デュージア】
◇[学]Deutzia
○(1)[植]ユキノシタ目(Saxifragales)ユキノシタ科(Saxifrag-
aceae)ウツギ属(Deutzia)のラテン名。
○(2)[植](deutzia)(英語で)ウツギ(空木)。
⇒うつぎ(ウツギ,空木,卯木)
てゅーず
【テューズ】
◇[フ](女性形)tueuse/(男性形)tueur(テュア)
○(フランス語で)女性の殺人者・人殺し。
⇒さつじんしゃ(殺人者)
でゅーすぶるく
【デュースブルク】
◇Duisburg
○⇒でゅいすぶるく(デュイスブルク)
でゅーたろがみー
【デュータロガミー】
◇[英]deuterogamy
○再婚。
「ディガミー(digamy)」とも呼ぶ。
でゅっせるどるふ
【デュッセルドルフ】
◇Duesseldorf
○⇒じゅっせるどるふ(ジュッセルドルフ)
てゅってぃー
【テュッティー】
◇[伊]tutti(全てで)
○[楽]⇒とぅってぃ(トゥッティ)
★でゅーてりうむ
【デューテリウム】
◇[英]deuterium
○[化]水素の同位体(isotope)のうち、質量数2の人工放射性
元素。元素記号は「D」。
参照⇒じゅうすいそ(重水素)
◎ラザフォード(Ernest Rutherford)の命名では「ディプロン
(diplon)」。
でゅとろ
【デュトロ】
◇[登録商標]Dutro
○[交]日野自動車の小型トラック。
◎2003.10. 1(平成15)DPNR、販売。
2003.11. 1(平成15)ハイブリッド車発売。
◎大型はプロフィア(PROFIA)、中型はレンジャー(RANGER)。
でゅにや
【デュニヤ】
◇[トルコ語]dunya
○(トルコ語で)世界。
でゅばりえ
【デュバリエ】
◇Franois Duvalier
○[人]ハイチの大統領(1907. 4.14〜1971. 4.21)。
1957(昭和32)大統領に選出。
でゅびゅっふぇ
【デュビュッフェ】
◇Jean Dubuffet
○[人]フランスの画家(1901. 7.31〜1985. 5.12)。
でゅふーるすぴっつぇ
【デュフールスピッツェ】
◇Dufourspitze
○[地]アルプス山脈にある高峰モンテ・ローザ(Monte Rosa)の
一峰。標高4,634メートル。
参照⇒もんてろーざ(モンテ・ローザ)
でゅぷれいびょう《でゆぷれいびやう》
【デュプレイ病】
◇[英]Duplay's disease
○[病]⇒ごじゅうかた(五十肩)
でゅぷれっくす
【デュプレックス】
◇[英]duplex
○(1)[形]二重の、二倍の。
「デュープレックス」,「ダイプレックス(diplex)」とも呼ぶ。
参照⇒でゅある(デュアル)(1)
◎一つの場合は「シンプレックス(simplex)」と呼ぶ。
二つ以上の場合は「マルチプレックス(multiplex)」と呼ぶ。
○(2)[通]双方向通信。
「デュープレックス」,「ダイプレックス(diplex)」とも呼ぶ。
◎フルデュプレックス(full duplex):⇒ぜんにじゅう(全二重)
ハーフデュプレックス(half duplex):⇒ぜんにじゅう(全二
重)
でゅぼあ
【デュボア】
◇Eugene Francois Thomas Dubois
○[人]オランダの解剖学者・人類学者(1858. 1.28〜1940.12.
16)。
1891(明治24)インドネシアのジャワ島でピテカントロプス・
エレクトゥス(直立猿人)の化石を発見。
でゅぽん
【デュポン】
◇E.I.Du Pont de Nemours(デュポン・ド・ヌムール)
○[人]アメリカの企業家(1771〜1834)。
フランス革命でアメリカに亡命。
1802(享和 2)デラウェア州ウィルミントンに火薬工場を創業。
参照⇒でゅぽんどぬむーるしゃ(デュポン・ド・ヌムール社)
でゅぽんどぬむーるしゃ
【デュポン・ド・ヌムール社】
◇[英]E.I.Du Pont de Nemours & Co.
○[経]アメリカの財閥の一つ。多国籍総合化学メーカー。
◎1802(享和 2)フランスから亡命したデュポン家がデラウェア
州ウィルミントン(Wilmington)に火薬工場を創業。
南北戦争期や西部開拓時代に成長し、アメリカ最大の火薬メ
ーカーとなる。
1912(大正元)反トラスト判決によって3社に分割。
1915(大正 4)デュポン・ド・ヌムール社、設立。
のち化学工業に進出し、1931(昭和 6)ネオプレン(合成ゴム)、
1935(昭和10)ナイロン、1944(昭和19)テフロン(フッ素樹脂)な
どを開発。
第二次世界大戦中の軍需増加により、GE・GMなどと並ぶ
巨大企業に飛躍する。
★[1]でゅま
【デュマ】
◇Alexandre Dumas(アレクサンドル・デュマ)
○[人]フランスの小説家・劇作家(1802. 7.24〜1870.12. 5)。
エーヌ県ビレル・コトレー(Villers-Cotterets)生れ。父方の
祖母はハイチ出身の黒人奴隷。小デュマの父。
作品は小説1844(天保15)『三銃士(Les Trois Mousquetaires)』
・1844(天保15)『モンテ・クリスト伯(Le Comte de Monte-
Cristo)』など。
「大デュマ(Dumas pere)」,「デュマ・ペール」とも呼ぶ。
参照⇒さんじゅうし(三銃士)
◎2002.11.30(平成14)生誕200周年を記念し遺骨を故郷のフラ
ンス北部エーヌ県からパリのパンテオンへ埋葬。シラク大統領
が「デュマの人種差別による不公正な扱いを償う」と発言。
★[2]でゅま
【デュマ】
◇Alexandre Dumas(アレクサンドル・デュマ)
○[人]フランスの小説家・劇作家(1824〜1895)。大デュマの子。
作品は小説『椿姫(La Dame aux camelias)』など。
「小デュマ(Dumas fils」,「デュマ・フィス」とも呼ぶ。
参照⇒つばきひめ(椿姫)(1)
でゅまふぃす
【デュマ・フィス】
◇[フ]Dumas fils、[英]younger Dumas
○[人]⇒[2]でゅま(デュマ)
でゅまぺーる
【デュマ・ペール】
◇[フ]Dumas pere、[英]Alexander the Great/elder Dumas
○[人]⇒[1]でゅま(デュマ)
[1]でゅもーりあ
【デュ・モーリア】
◇George Louis Palmella Busson du Maurier(ジョージ・デュ
・モーリア)
○[人]イギリスの風刺漫画家・作家(1834〜1896)。フランス生
れ。ダフネ・デュ・モーリアの父。
作品は1894(明治27)小説『中折れ帽(Trilby)』など。
[2]でゅもーりあ
【デュ・モーリア】
◇Dame Daphne du Maurier(ダフネ・デュ・モーリア)
○[人]イギリスの女性作家(1907. 5.13〜1989)。ジョージ・デュ
・モーリアの娘。
作品は1938(昭和13)『レベッカ(Rebecca)』など。
でゅーらー
【デューラー】
◇Albrecht Duerer
○[人]ドイツ・ルネッサンスの画家(1471〜1528)。
イタリアに留学後、皇帝マクシミリアン一世(Maximilian I)
の保護を受ける。
宗教改革やヒューマニズムに深い理解を示し、鋭い写実によ
り宗教な題材を表現した。油絵のほか、素描・木版・銅版画の
作が多い。
作品は『メランコリア』・『四人の使徒』など。
でゅらす
【デュラス】
◇Marguerite Duras(マルグリット・デュラス)
○[人]フランスの女性小説家・映画作家(1914〜1996)。サイゴ
ン生れ。
作品は『太平洋の防波堤』・1984(昭和59)『愛人(The Lov-
er)』、シナリオ1960(昭和35)『ヒロシマ、私の恋人(Hiroshi-
ma,Mon Amour)』など。
でゅらんすがわ《づらんすがは》
【デュランス川】
◇[フ]Riviere Durance/la Durance、[英]Durance River
○[地]フランス南東部のプロバンス地方を流れる川。全長290
キロメートル。
イタリア国境近くに源を発して南西流し、エクサンプロバン
ス(Aix-en-Provence)の北方で北西流に転じ、アビニオン(Avi-
gnon)でローヌ川(Fleuve Rhone)に合流する。
でゅりける
【デュリケル】
◇Dhulikhel
○ネパール中北部、バグマティ地方(Bagmati Zone)南東部のカ
ブレパランチョーク地区(Kavrepalanchok District)北西部に
ある行政所在地。
てゅーる
【テュール】
◇Tulle
○フランス中西部、リムーザン地域圏(Region Limousin)南部
のコレーズ県(Departement Correze)中南部にある県都。
てゅるかい
【テュルカイ】
◇[独]Tuerkei/Turkei
○(ドイツ語で)トルコ。
⇒とるこ(トルコ,土耳古,土耳其)
★でゅるけむ
【デュルケム】
◇Emile Durkheim(エミール・デュルケム)
○[人]フランスの社会学者(1858〜1917)。
「デュルケーム」とも呼ぶ。
◎甥(オイ)に社会学者・民族学者のモース(Marcel Mauss)(1872
〜1950)がいる。
でゅるけーむ
【デュルケーム】
◇Emile Durkheim(エミール・デュルケム)
○[人]⇒でゅるけむ(デュルケム)
てゅーれ
【テューレ】
◇[羅]Thule
○(1)[歴]古代ギリシア人・ローマ人が想像した、世界極北の
地・島。
「ツーレ」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)世界の果て。
「ウルティマ・テューレ(ultima Thule)」,「ウルチマ・ツーレ」
とも呼ぶ。
でゅれす
【デュレス】
◇Durres
○(1)(Durres Qark)⇒でゅれすけん(デュレス県)
○(2)アルバニア共和国西部、デュレス県南西部にある県都。
アドリア海に面する港湾都市。
でゅれすけん
【デュレス県】
◇[アルバニア語]Durres Qark、[英]Durres County
○アルバニア共和国西部の県。東部をティラナ県(Tirane Qark)
に接する。
県都はデュレス。
〈面積〉
766平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)24万7,345人(4月1日現在)。
でゅれっくす
【デュレックス】
◇[登録商標]durex
○[経]イギリスのコンドーム製造会社。世界的な大手会社。
★てゅろす
【テュロス】
◇Tyros
○[歴]レバノン南西部のティール(Tyre)にあった、古代フェニ
キアの都市国家。
参照⇒てぃーる(ティール)
でゅろめーたー
【デュロメーター】
◇[英]durometer
○[鉱]高度を測定する器具。
「硬度計」とも呼ぶ。
参照⇒もーすのこうどけい(モースの硬度計)
でゅーん
【デューン】
◇[英]dune
○[地]砂丘の英語名。
てゅんだれおす
【テュンダレオス】
◇[希]Tyndareus/Tyndareos
○[ギ神]スパルタ王、レダ(Leda)の夫。
参照⇒れだ(レダ)
でゅーんばぎー
【デューンバギー】
◇[英]dune buggy
○[交]⇒びーちばぎー(ビーチバギー)
でよんぴょんど
【デヨンピョンド】
【大延坪島】
◇[朝]Taeyonpyong-do
○[地]⇒えんへいとう(延坪島)
[1]てら
【テラ】
◇[希]tera、"teras(怪物)"から。
○[接頭辞]「10の12乗(1兆)倍」を表す単位の言葉。ギガ(giga)
の3乗。
記号は「T」。
[2]てら
【テラ】
◇[羅]terra
○大地・土地・地面。土。
◎テラ・インコグニタ(terra incognita):⇒てらいんこぐに
た(テラ・インコグニタ)
テラコッタ([伊]terra cotta):⇒てらこった(テラコッタ)
[3]てら
【テラ】
◇Terah
○[聖]『旧約聖書』によるイスラエル民族の始祖アブラハム
(Abraham)の父。
アブラハムら一族とともにカルデアのウル(Ur of the Chal-
dees)からユーフラテス川を北上しハラン(Haran)で死去。
参照⇒あぶらはむ(アブラハム)
★てら
【寺】
○()
斎宮の忌み詞では「かわらぶき(瓦葺,瓦葺き)」と呼ぶ。
参照⇒じ(寺)
○()滋賀県大津の園城寺(オンジョウジ)(通称、三井寺)の別称。
比叡山(ヒエイザン)延暦寺(エンリャクジ)を「山(ヤマ)」と呼ぶのに対す
る呼称。
「寺門(ジモン)」とも呼ぶ。
参照⇒おんじょうじ(園城寺)
◎「御寺(ミテラ)」は京都の泉涌寺(センニュウジ)の通称。
参照⇒せんにゅうじ(泉涌寺)
[1]てらー
【テラー】
◇[英]teller
○(1)話し手。
○(2)(銀行の)金銭出納係・窓口係。
参照⇒[1]ばんかー(バンカー)(2)
○(3)(選挙の)投票集計係。
[2]てらー
【テラー】
◇[英]terror
○(1)恐怖。
○(2)恐怖の種。恐ろしい人。厄介者。
○(3)テロ・テロ行為。
参照⇒てろる(テロル)
○(4)恐怖政治。
◎形容詞・副詞は「テリブル(terroble)」。
動詞は「テリファイ(terrify)」。
★[3]てらー
【テラー】
◇Edward Teller(エドワード・テラー)
○[人]アメリカの理論物理学者(1908〜2003. 9. 9)。旧名は
"Ede Teller"。ハンガリーのブダペスト生れ。
ドイツのライプチヒ大学で物理学博士号を取得。
1935(昭和10)渡米。
1941(昭和16)妻とアメリカの市民権を取得。
1942(昭和17)マンハッタン計画に参加。
1952(昭和27)ソ連より早く水爆実験に成功し、「水爆の父(fa-
ther of hydrogen bomb)」と呼ばれる。
1980年代のレーガン政権時代、戦略防衛構想(SDI)を提唱。
参照⇒まんはったんけいかく(マンハッタン計画)
[1]てーらー
【テーラー】
◇[英]tailor
○[服]紳士服を注文で仕立てる人。また、その店(仕立屋,洋服
屋)。
◎ドイツ語:シュナイダー(Schneider)。
フランス語:タイユール(tailleur)。
◎婦人服の洋裁師は「ドレスメーカー([英]dressmaker)」。
★[2]てーらー
【テーラー】
◇Taylor
○(1)(Taylor County)⇒てーらーぐん(テーラー郡)
○(2)[人]英語圏の人名(姓)。
[2]てーらー
【テーラー】
◇Elizabeth Taylor(エリザベス・テーラー)
○[人]イギリス生まれのアメリカ映画女優(1932. 2.27〜2011.
3.23)。愛称は「リズ」。
美術商の長女としてロンドンで生れる。
1939(昭和14)第二次世界大戦開戦直後、父の仕事の関係で渡
米し、ビバリーヒルズに居住。
1942(昭和17)子役で映画デビュー。
1943(昭和18)MGM映画『犬ラッシー 家路』で本格デビュ
ー。
1960(昭和35)『バタフィールド8』でアカデミー賞主演女優
賞を受賞。
1966(昭和41)『バージニア・ウルフなんかこわくない』で二
度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞。
鬱血性心不全とその合併症で死去(79歳)。
他の出演映画は1944(昭和19)『緑園の天使』・1949(昭和24)
『若草物語』・1950(昭和25)『花嫁の父』・1951(昭和26)『陽
のあたる場所』・1954(昭和29)『ラプソディー』・1956(昭和
31)『ジャイアンツ』・『熱いトタン屋根の猫』・1963(昭和38)
『クレオパトラ』・『いそしぎ』・『じゃじゃ馬ならし』など。
結婚は1950(昭和25)18歳でホテル王の息子コンラッド・ヒル
トン・ジュニアとするが間もなく離婚。生涯で歌手のエディー
・フィッシャー、俳優のリチャード・バートン、上院議員らと
8度の結婚・離婚を繰り返す。
「テイラー」とも呼ぶ。
てらあるば
【テラアルバ】
◇[伊]terra alba
○白土。
◎赤土:⇒てらろっさ(テラ・ロッサ)
てらい
【テライ】
◇Terai
○⇒たらい(タライ)
でらいすまいるかーんけん
【デライスマイルカーン県】
◇Dera Ismail Khan
○(1)(Dera Ismail Khan Division)⇒でらいすまいるかーんけ
ん(デライスマイルカーン県)
○(2)パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)南東端のデライスマイルカーン県東部
にある県都。
インダス川(Indus River)西岸(右岸)の都市。
でらいすまいるかーんけん
【デライスマイルカーン県】
◇[英]Dera Ismail Khan Division
○パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)南東端の県。東部をインダス川(Indus
River)が南流し、対岸はパンジャブ州(Punjab Province)。
県都はデライスマイルカーン。
〈面積〉
9,005平方キロメートル。
〈人口〉
1981(昭和56) 63万5,494人(3月1日現在)。
1998(平成10)109万1,211人(3月2日現在)。
〈2地区〉
デライスマイルカーン地区(Dera Ismail Khan District)。
タンク地区(Tank District)。
てらいまち《てらゐまち》
【寺井町】
○石川県南西部、能美郡(ノミグン)の町。
〈面積〉
13.15平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万5,308人。
◎1926(大正15)寺井野町が発足。
1956(昭和31)寺井野町・粟生(アオ)村と、吉田村・久常村の一
部が合併して発足。
てらいんこぐにた
【テラ・インコグニタ】
◇[羅](単数形)terra incognita/(複数形)terra incognitae
○(1)未知の土地・国・世界。
○(2)未知の領域。
てらいんこぐにてぃ
【テラ・インコグニティ】
◇[羅](複数形)terra incognitae/(単数形)terra incognita
○⇒てらいんこぐにた(テラ・インコグニタ)
でらうぇあ
【デラウェア】
◇Delaware
○(1)(Delaware State)⇒でらうぇあしゅう(デラウェア州)
○(2)(Delaware County)⇒でらうぇあぐん(デラウェア郡)
○(3)[農]赤みがかった小粒で甘いブドウの品種名。
◎種なしブドウは、デラウェアにジベレリン加工をして作られ
たもの。
でらうぇあぐん
【デラウェア郡】
◇[英]Delaware County
○(1)アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania
Commonwealth)南東部の郡。東部をフィラデルフィア(Philadel-
phia)、西部をチェスター郡(Chester County)に接し、南部を
ニュージャージー州(New Jersey State)に隣接。
郡都はメディア(Media)。
〈人口〉
2000(平成12)55万0,864人。
2010(平成22)55万8,979人。
○(2)アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)
中南部の郡。西部をブルーム郡(Broome County)に接し、南西
部をペンシルバニア州(Pennsylvania Commonwealth)に隣接。
郡都はデリー(Delhi)。
〈人口〉
1980(昭和55)4万6,807人。
1990(平成 2)4万7,225人。
2000(平成12)4万8,055人。
○(3)アメリカ合衆国中央部、インディアナ州(Indiana State)
東部の郡。西部をマジソン郡(Madison County)に接する。
郡都はマンシー(Muncie)。
〈人口〉
1980(昭和55)12万7,455人。
1990(平成 2)11万9,659人。
2000(平成12)11万8,769人。
○(4)アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)東部の郡。
東部をダビューク郡(Dubuque County)に接する。
郡都はマンチェスター(Manchester)。
〈人口〉
1980(昭和55)1万8,930人。
1990(平成 2)1万8,035人。
2000(平成12)1万8,404人。
2005(平成17)1万8,025人。
でらうぇあしゅう《でらうえあしう》
【デラウェア州】
◇[英]Delaware State
○アメリカ合衆国東部、大西洋岸の州。独立13州の一つ。
州都はドーバー(Dover)。
ロードアイランドに次いで2番目に小さい州。
◎1610年代のバージニア総督デラウェア(De La Warr)卿に因(チ
ナ)み命名。
◎1682年、領主植民地として設立。
1703年、ペンシルバニアより分離。
でらがじかーん
【デラガジカーン】
【デラ・ガジ・カーン】
◇Dera Ghazi Khan
○(1)(Dera Ghazi Khan Division)⇒でらがじかーんけん(デラ
ガジカーン県,デラ・ガジ・カーン県)
○(2)パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)南西
部のデラガジカーン県中央部にある県都。
でらがじかーんけん
【デラガジカーン県】
【デラ・ガジ・カーン県】
◇[英]Dera Ghazi Khan Division
○パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)南西部
の県。北部をサルゴダ県(Sargodha Division)、北東部をファ
イサラバード県(Faisalabad Division)、東部をムルタン県
(Multan Division)、南東部をバハワルプール県(Bahawalpur
Division)に接する。
県都はデラガジカーン。
〈面積〉
3万8,778平方キロメートル。
〈人口〉
1981(昭和56)374万6,837人。
1998(平成10)650万3,590人。
てーらーぐん
【テーラー郡】
◇[英]Taylor County
○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)中北西部の
郡。
郡都はアビリーン(Abilene)。
「テイラー郡」とも呼ぶ。
〈人口〉
1980(昭和55)11万0,834人。
1990(平成 2)11万9,655人。
2000(平成12)12万6,555人。
2005(平成17)12万5,039人。
てらこうばい
【寺勾配】
○[建]石垣の積み方の一つ。
傾斜が一様または下部がやや緩やかになっているもの。
⇔みやこうばい(宮勾配)
てらこった
【テラコッタ】
◇[伊]terra cotta
○赤土の素焼きの陶器・美術品。煉瓦(レンガ)・陶瓦(トウガ)。
参照⇒こっと(コット)
◎赤土:⇒てらろっさ(テラ・ロッサ)
てらしまなす
【寺島ナス】
【寺島茄子】
○[農]⇒てらじまなす(寺島ナス,寺島茄子)
てらじまなす
【寺島ナス】
【寺島茄子】
○[農]江戸東京野菜の一つ。東京で栽培されている、小形のナ
ス。
「てらしまなす(寺島ナス,寺島茄子)」と呼ばれることが多い。
◎「寺島村(テラジマムラ)」は現在の墨田区(スミダク)東向島(ヒガシムコウジ
マ)近辺。
参照⇒ひがしむこうじま(東向島)(1)
てらす
【テラス】
◇[英]terrace、[フ]terrasse、[伊]terrazzo(テラッツォ)/
terrazza(テラッツァ)
○(1)[地]段々になっている台地・高台。段丘。
○(2)[建]洋風建築で、建物から庭などに張り出した、広い縁
(エン)。屋根ないものや、平らな屋根のものを指す。
参照⇒ばるこにー(バルコニー,露台),べらんだ(ペランダ)
○(3)[運]登山で、岸壁などから張り出した平たい岩棚。
てらぞー
【テラゾー】
◇[伊]terrazo
○[建]大理石の大粒の破石をセメントで固めた人造石の床。
硬化した後、研(ト)ぎ出すと大理石のようになる。
てらだやじけん
【寺田屋事件】
○[歴]江戸幕末、京都の寺田屋で会合中の討幕派の薩摩藩士を
島津久光が弾圧した事件。
討幕の急先鋒の薩摩藩士田中謙助・有馬新七らは藩主の父島
津久光の入京を機に挙兵したが、久光が雄藩連合・公武合体の
立場である事を知って、単独で関白九条尚忠と所司代酒井忠義
とを殺そうと企て、1862. 5.21(文久 2. 4.23)京都伏見の船宿
寺田屋に集結。
これを知った久光は家臣奈良原繁・道島正邦らを鎮撫(チンブ)
のため派遣したが、従わず乱闘となり新七ら6名は斬殺、2名
は重傷を受け自刃(ジジン)させられる。
「寺田屋騒動」とも呼ぶ。
◎以後、長州藩が尊王攘夷運動の主流となる。
てらだやそうどう《てらだやさうどう》
【寺田屋騒動】
○[歴]⇒てらだやじけん(寺田屋事件)
でらっくす
【デラックス】
◇[フ]deluxe(ドルクス)
○豪華なさま・贅沢(ゼイタク)なさま。豪華版。
参照⇒[2]るくす(ルクス)
◎「デラックス」は英語読み。
でーらどぅーん
【デーラドゥーン】
◇Dehra Dun/Dehra Doon/Dehradun
○インド北部、ウッタラカンド州(Uttarakhand State)西部に
ある州都。
北緯30.34°、東経78.05°の地。
〈人口〉
1991(平成 3)29万3,808人。
2001(平成13)42万6,674人。
てらどまり
【寺泊】
◇[日]Teradomari
○(1)[交]⇒てらどまりえき(寺泊駅)
○(2)[古]⇒てらどまりまち(寺泊町)
てらどまりえき
【寺泊駅】
○[交]新潟県長岡市寺泊にある、JR越後線の駅。
桐原(キリハラ)駅と分水(ブンスイ)駅(燕市)の間。
てらどまりまち
【寺泊町】
◇[日]Teradomari Machi
○[古]新潟県中央部、三島郡(サントウグン)の町。
◎2006. 1. 1(平成18)長岡市に編入。
てらなっとう
【寺納豆】
○[食]蒸したダイズ(大豆)にコウジ(麹)・塩水を加えて発酵さ
せて、さらにかき混ぜたり、天日に晒したりして乾燥させた食
品。
糸は引かず、塩分が強く、ミソ(味噌)に近く、調味料・薬味
として用いる。
古来、寺院で製造し、歳暮として檀家へ贈られた。京都市大
徳寺の一休納豆(大徳寺納豆)、静岡県大福寺の浜名納豆(浜納
豆)など。
「塩辛納豆(シオカラナットウ)」,「浜納豆(ハマナットウ)」,「唐納豆(カラナットウ)」
とも呼ぶ。
参照⇒はまなっとう(浜納豆)(1)
てらの
【テラノ】
◇[登録商標]TERRANO
○[交]日産自動車(株)のスポーツ用多目的車(SUV)。
てらのざうるす
【テラノザウルス】
◇[学]Tyrannosaurus
○[化生]⇒てぃらのさうるす(ティラノサウルス)
てらばいと
【テラバイト】
◇[英]terabyte
○[計]情報量の単位の一つ、バイトの1兆倍。
ギガバイト(gigabyte)の1,000倍。
略号は「TB」。
◎正しくは1,024の4乗(1,099,511,627,776)バイト。
でらぱーじゅ
【デラパージュ】
◇[フ]derapage
○(1)[運](カヌーで)川下りで流れを横切ること。その技術。
○(2)[運]⇒すきっど(スキッド)(5)
でらばん
【デラバン】
◇Delavan
○アメリカ合衆国中北部、ウィスコンシン州(Wisconsin State)
南東部のウォルワース郡(Walworth County)南西部の都市。
★てらぴあ
【テラピア】
◇[羅]tilapia
○(1)[魚]スズキ目(Perciformes)カワスズメ科(シクリッド科)
(Cichlidae)ティラピア属(Tilapia)の淡水産硬骨魚の総称。
原産地はアフリカ東部。
「ティラピア」とも呼ぶ。
○(2)[魚]ティラピア属の一種。
クロダイに似る。
「ティラピア」,「ナイルカワスズメ」とも呼ぶ。
◎1960年代、温泉地や養殖場に移入され養殖されている。
味はマダイに似て美味で刺身などになり、市場では「イズミ
ダイ」,「チカダイ」などの名前で売られている。
また、大分県別府市や同県大分郡(オオイタグン)湯布院町(ユフインチョ
ウ)などでは逃げ出したか放流されたとみられるテラピアが、温
泉水が流入する川や湖で繁殖している。
てらびぃ
【テラビィ】
◇Telavi
○中央アジア、グルジア共和国東部の都市。
北緯41.92°、東経45.47°の地。
〈人口〉
1989(平成元)2万7,800人。
2002(平成14)2万1,800人。
2004(平成16)2万1,500人。
てらふ
【テラフ】
◇[英](単数形)teraph/(複数形)teraphim(テラフィム)
○[宗]古代ヘブライ人が家庭で祭った小さな神像。
てらふぃむ
【テラフィム】
◇[英](複数形)teraphim/(単数形)teraph(テラフ)
○[宗]⇒てらふ(テラフ)
てらふぉーみんぐ
【テラフォーミング】
◇[英]teraforming
○[宇]惑星工学(planetary engineering)の一分野。
地球以外の惑星の環境の一部または全体を変化させて、人間
などの地球生命体が生存できる環境に変換させるもの。
参照⇒びおとーぷ(ビオトープ)
てらふくどういせき《てらふくどうゐせき》
【寺福童遺跡】
○[歴]福岡県小郡市(オゴオリシ)寺福童にある弥生時代の遺跡。
弥生後期の祭祀用の銅戈(ドウカ)が出土。
てらも
【テラモ】
◇Teramo
○(1)(Provincia di Teramo)⇒てらもけん(テラモ県)
○(2)イタリア中南部、アブルッツォ州(Regione Abruzzo)北部
のテラモ県中西部にある県都。
てらもけん
【テラモ県】
◇[伊]Provincia di Teramo、[英]Teramo District/Teramo
Province
○イタリア中南部、アブルッツォ州(Regione Abruzzo)北部の
県。
県都はテラモ。
〈面積〉
1,948平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)28万9,746人(推計)。
2001(平成13)28万7,411人(10月21日現在)。
てらろっさ
【テラ・ロッサ】
◇[伊]terra rossa(赤土)
○[鉱]地中海沿岸地方のユーゴスラビア・イタリア・ギリシア
などに広く分布する赤褐色の土壌。
石灰岩が風化して炭酸カルシウムが溶け出し、粘土や鉄・ア
ルミニウムの水酸化物などが残ったもの。
参照⇒てらこった(テラコッタ)
◎白土:⇒てらあるば(テラアルバ)
てらんがな
【テランガナ】
◇Telangana
○インド南東部、アンドラ・プラデシュ州(Andhra Pradesh
State)北西部、州都ハイデラバード(Hyderabad)を含む内陸部
の地域。
◎2009.12. 9(平成21)インド政府、昇格を容認。
★てらんせら
【テランセラ】
◇[学]Telanthera
○[植]双子葉綱アカザ目(Centrospermae)ヒユ科(Amaranth-
aceae)テランセラ属の多年草の属名・総称。
ブラジル原産。
秋に葉が紅葉または黄葉する。
ラテン語読みで「テランテラ」とも呼ぶ。
◎近縁属:⇒あるてるなんてら(アルテルナンテラ)
てらんてら
【テランテラ】
◇[学]Telanthera
○[植]⇒てらんせら(テランセラ)
でらんど
【デランド】
◇De Land
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部に
あるボルシア郡(Volusia County)の郡都。
[1]でりー
【デリー】
◇Delhi
○(1)インド北部の商工業都市。
南郊の新市街「ニューデリー(New Delhi)」に対し「オールドデ
リー(Old Delhi)」とも呼ぶ。
参照⇒にゅーでりー(ニューデリー)
〈人口〉
1971(昭和46)329万人。
1981(昭和56)488万4,000人。
◎もとインドの首都。
○(2)アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)
中南部のデラウェア郡(Delaware County)中北部にある郡都。
○(3)[歴](Delhi Sultanate)⇒でりーおうちょう(デリー王朝)
[2]でりー
【デリー】
◇Derry
○北アイルランドの都市ロンドンデリー(Londonderry)の略称。
⇒ろんどんでりー(ロンドンデリー)
でりあ
【デリア】
◇[フ]delire
○[医](フランス語で)せん毛(譫妄)。
⇒せんもう(せん妄,譫妄)
★でりあむ
【デリアム】
◇[英]bdellium
○(1)[薬]ムクロジ目(Sapindales)カンラン科(橄欖科)(Bur-
seraceae)ミルラノキ属(Commiphora)のモツヤクジュ(Commi-
phora myrrha)から採取した天然の芳香樹脂。
参照⇒もつやく(モツヤク,没薬)(2)
「ブデリウム([羅]bdellium)」とも呼ぶ。
○(2)[聖]ブドラク。
◎モツヤク(没薬・コハク(琥珀)・水晶・真珠などいろいろに
推定されている。
てりうそ
【照鷽】
○[俗][鳥]ウソ(鷽)の雄の俗称。
雌と違い、頬から喉にかけて淡紅色であることから呼ばれる。
「赤鷽(アカウソ)」とも呼ぶ。
参照⇒うそ(ウソ,鷽)
でりーおうちょう《でりーわうてう》
【デリー王朝】
◇[英]Delhi Sultanate(通常は単数形)
○[歴]13世紀初頭から16世紀前半にかけて、北インドのデリー
を中心として続いた五つのイスラム王朝の総称。
<1>トルコ系の奴隷王朝(Slave Dynasty)(1206〜1290)。
<2>ハルジー朝(Khalji Dynasty)(1290〜1320)。
<3>トゥグルク朝(Tughluq Dynasty)(1320〜1413)。
<4>サイイド朝(Sayyid Dynasty)(1414〜1451):⇒さいいど
ちょう(サイイド朝)
<5>アフガン系のロディー朝(Lodi Dynasty)(1451〜1526)。
てりおす
【テリオス】
◇[登録商標]TERIOS
○[交]ダイハツ工業社製の小型乗用車(SUV)。
インドネシアのアストラ・ダイハツ・モーター(Astra Daiha-
tsu Motor)は現地生産より「タルーナ(Taruna)」名で販売。
テリオス・キッド(KID):軽乗用車のSUV。
◎1997(平成 9)新販売。
1999. 5.(平成11)トヨタ自動車から「キャミ(Cami)」としてO
EM販売。
2004.10. 1(平成16)特別仕様車テリオスキッド×キスマーク
(TERIOS KID × kissmark)を発売。
[1]でりか
【デリカ】
○[和略語]⇒でりかてっせん(デリカテッセン)
[2]でりか
【デリカ】
◇[登録商標]DELICA
○[交]三菱自動車工業の大型ワゴン車。
デリカスペースギア(SPACEGEAR):ミニバン。
◎マツダが製造。
でりかしー
【デリカシー】
◇[英]delicacy
◎形容詞は「デリケート(delicate)」。
でりかしょっぷ
【デリカショップ】
○[和製造語]⇒でりかてっせん(デリカテッセン)(2)
でりかてっせん
【デリカテッセン】
◇[独]Delikatessen(珍味)、[英]delicatessen
○(1)[料](手軽に食卓に出せる)高級な調理済みの食品。
ソーセージ・サラミ・チーズ・缶詰・ビン詰などの加工食品
や、サラダ・調理済みの肉類などの洋風惣菜(ソウザイ)など。
和略語で単に「デリカ」とも呼ぶ。
○(2)([独]Delikatessengeschaft)(1)を販売する高級食材店。
一流レストランやホテルが作った高級な洋風惣菜店。
和略語で単に「デリカ」とも、和製造語で「デリカショップ」と
も呼ぶ。
参照⇒ほていち(ホテイチ)
でりかーと
【デリカート】
◇[独]Delikat
○(1)[形](ドイツ語で)美味(オイ)しい。
参照⇒でりしゃす(デリシャス)
◎珍味:参照⇒でりかてっせん(デリカテッセン)(1)
○(2)[形](ドイツ語で)繊細な、デリケートな([英]delicate)。
でりげーしょん
【デリゲーション】
◇[英]delegation
○⇒でれげーしょん(デレゲーション)
でりけーと
【デリケート】
◇[英]delicate
○(1)[形](容姿などが)優雅な、優美な、上品な。
○(2)[形](感覚・感情などが)繊細な、こまやかな、敏感な。
きゃしゃな、敏感な、傷つきやすい。神経質な、気難しい。
○(3)[形](物・問題などが)微妙な。扱いにくい、もろい。
○(4)[形](機械などが)精巧な、精密な、正確な。
◎名詞は「デリカシー(delicacy)」。
でりしゃす
【デリシャス】
◇[英]delicious
○(1)[形](味が)美味(オイ)しい。
◎ドイツ語:デリカート(Delikat)。
イタリア語:ブオノ(buono)・ボーノ(bono)。
○(2)[形](香りが)芳(カンバ)しい。
○(3)[形]心地よい・気持ちのよい。
○(4)[農](Delicious)リンゴ(林檎)の栽培品種の一つ。アメリ
カ原産。
果実は大形で、果皮は濃紅色で皮目(ヒモク)が点状に入ってい
る。果肉は酸味が少なく、甘味と芳香がある。
スターキングデリシャス(Starking Delicious):より大形の
品種。
ゴールデンデリシャス(Golden Delicious):黄緑色の品種。
◎1870(明治 3)アイオワ州の農民ハイアット(Jesse Hiatt)が
自分の農園で発見。
1892(明治25)全米果実ショーに出品された無名のリンゴに、
全米一の苗木商スターク(Stark Nurseries)が感心して命名。
日本には大正初期に導入。
でりす
【デリス】
◇[学]Derris
○(1)[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)デリス属(Derris)
植物の学名。
「ドクフジ属」とも呼ぶ。
○(2)[植]([学]Derris elliptica)マメ科デリス属のツル性(蔓
性)常緑木本。熱帯アジア産の薬用植物。
茎は強靭(キョウジン)で長さ20メートル以上になる。葉は奇数羽
状複葉で長さ約30センチメートル。花は紅色の蝶形花。
根は「デリス根」と呼ばれ、ロテノン([独]Rotenon)などの有
毒成分を多量に含み、農業用・家畜用殺虫剤の原料となる。人
畜に対する毒性は中程度だが、魚に対しては毒性が強い。
大正以降、小笠原・沖縄などで栽培された。
◎マレー語で「トバ(tuba)」と呼び、根を砕いて矢の毒に使った
り、川に流して魚を捕らえたりしていた。
でりだ
【デリダ】
◇Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
○[人]フランスの哲学者(1930. 7.〜2004.10. 8)。アルジェ生
れ。
ユダヤ系家庭に生れる。
ポスト構造主義の現代哲学を代表する一人。
西欧哲学のロゴス中心主義の思惟をディコンストラクション
(脱構築)と呼ぶ分析法で批判。散種・差延などの概念・手法で
表面的なテキストを分解し、作者も気づいていない多重な意味
を読みとる解読法を提唱。
著書は『声と現象』・『グラマトロジーについて』・『エク
リチュールと差異』・『たった一つの、私のものではない言葉
―他者の単一言語使用』・『他の岬』・『法の力』・『死を与
える』など。
★でりっく
【デリック】
◇[英]derrick
○起重機の一種。
「デレッキ」とも呼ぶ。
◎17世紀、ロンドンの絞首刑執行人デリックが絞首刑に用いた
ことから。
でりーと
【デリート】
◇[英]delete
○(1)[他動](文字・語句を)削除する・消す。
○(2)[計]入力した命令やデータなどを削除する。
◎デリート・キー
○(3)[印](校正用語で、二重線を引いて)トル。
英語では"dele"または"del."と略記する。
◎名詞は「デリション(deletion)」。
てりとりー
【テリトリー】
◇[英]territory
○(1)領土・領地。
○(2)地方・地域。
○(3)領域・領分・分野。
○(4)勢力圏・縄張り・行動範囲。
○(5)[生]縄張り。
○(6)[経](代理店・外交員などの)販売区域・割当地域。
○(7)(行政・警察などの)管轄区域・担当区域。
○(8)[政](アメリカ・カナダ・オーストラリアなどの)準州。
半自治領。
◎1959(昭和34)アラスカが49番目、ハワイが50番目の州(state)
となる。
てりーぬ
【テリーヌ】
◇[フ]terrine
○(1)陶製の器(ウツワ)の一種。料理を詰め、オーブンに入れて蒸
し焼きにする。
○(2)[料]冷製のパテ料理。肉・鳥・魚などをペースト状にし
て味付けし、つなぎの材料を加えて器(テリーヌ)に詰め、オー
ブンに入れて蒸し焼きにする。
切り分けて、前菜として出される。
★てりは
【照り葉】
【照葉】
○()
○()[植]カラタチバナ(唐橘)の別名。
⇒からたちばな(カラタチバナ,唐橘)
でりばてぃぶ
【デリバティブ】
◇[英]derivative
○(1)[経]金融派生商品。原資産に対する指標や目安になる物
の価値から派生した取引や証券。
旧称は「オフバランスシート商品」。
○(2)派生的な・独創性のない・新しさのない・他のものをま
ねた。
でりばりー
【デリバリー】
◇[英]delivery
○(1)配達・配送・宅配。
○(2)[印]印刷機で、印刷した紙を紙積み位置まで搬送する装
置。
裏移りを防ぐための乾燥装置などが付加されたものもある。
てりぶる
【テリブル】
◇[英]terrible
○(1)[形]恐ろしい。
○(2)[形] ひどい、大変な、厳しい。
○(3)[副]恐ろしく。
○(4)[副]ひどく、非常に。
◎名詞は「テラー(terror)」。
てりまかしー
【テリマカシー】
◇[マレー語]terima kasih(テリマーカシ)
○(マレー語・インドネシア語で)ありがとう。
てりゅうだん《てりうだん》
【手榴弾】
○[軍]⇒しゅりゅうだん(手榴弾)
でりら
【デリラ】
◇Delilah
○(1)[聖]『旧約聖書』「士師記(シシキ)(Judges)」に登場する、サ
ムソン(Samson)の愛人。サムソンを裏切り、彼の怪力の源であ
る髪を切って、敵のペリシテ人(Philistines)に引き渡した。
参照⇒さむそん(サムソン)
○(2)(転じて)妖婦(ヨウフ)・裏切り女。
でりりあ
【デリリア】
◇[英](複数形)deliria/(単数形)delirium
○[医](英語で)せん毛(譫妄)。
⇒せんもう(せん妄,譫妄)
でりりあむ
【デリリアム】
◇[英](単数形)delirium/(複数形)deliria
○[医](英語で)せん毛(譫妄)。
⇒せんもう(せん妄,譫妄)
でりりうむ
【デリリウム】
◇[独]Delirium
○[医](ドイツ語で)せん毛(譫妄)。
⇒せんもう(せん妄,譫妄)
[1]でりーりお
【デリーリオ】
◇[伊]delirio
○[医](イタリア語で)せん毛(譫妄)。
⇒せんもう(せん妄,譫妄)
[2]でりーりお
【デリーリオ】
◇[西]delirio
○[医](スペイン語で)せん毛(譫妄)。
⇒せんもう(せん妄,譫妄)
★[1]でりんじゃー
【デリンジャー】
◇Derringer
○アメリカ製の、手のひらに隠れるほどの小型拳銃の総称。
◎最初にデリンジャー(Henry Derringer)が考案。
著名なレミントン社(Remington firearms)製Wデリンジャー
は41口径2連発。
西部劇では予備の拳銃としてテンガロンハットやブーツなど
に隠している。
★[2]でりんじゃー
【デリンジャー】
◇John Howard Dellinger
○[人]アメリカの電気工学者(1886〜1964)。
デリンジャー現象を発見。
でりんじゃーげんしょう《でりんじやーげんしやう》
【デリンジャー現象】
◇[英]Dellinger phenomenon
○[無線]太陽面の爆発現象による電波障害。
太陽面の爆発によって起きた太陽風が、地球の大気上層の電
離層を撹乱し、通信電波が突然途絶する現象。継続時間は数分
から1時間程度。
◎アメリカの電気工学者デリンジャー(J.H.Dellinger)が発見。
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