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百 科 辞 書 《たさ》 編集:獨 澄旻
-------- たさ --------------------------------------------------
★ださ
【ダサ】
◇Dasa
○[歴]古代インドのパンジャブ(Punjab)地方に居住していた原
住民。
「ダシウ(Dasyu)」とも呼ぶ。
◎ドラビダ族([英]Dravidian)の祖先とも言われているが、詳
細は不明。
参照⇒どらびだぞく(ドラビダ族)
★たーさい
【ターサイ】
【搨菜】
◇[中]tacai
○[農][植]葉菜の一種。
ださい
【ださい】
【ダサい】
○[俗][形]野暮(ヤボ)ったい、田舎(イナカ)っぽい。
昭和後期から一般に使用され始める。
◎語源は、「田舎」を「たしゃ」と読み、そこから発生したとも。
一説の「駄埼玉(ダサイタマ)」は、1980年代にタレントのタモリが
TV番組で「ださい」に掛けて用いたものという。
★だざいおさむしょう《だざいをさむしやう》
【太宰治賞】
○[文]筑摩書房と東京都三鷹市の共催。
新人作家の登竜門とされる。
◎2002. 4.11(平成14)第18回太宰治賞、小川内初枝(オガワウチ・ハツ
エ)作『緊縛』が受賞(授賞式は5月23日)。
だざいき
【太宰忌】
○[暦]⇒おうとうき(桜桃忌)
★だざいふ
【大宰府】
◇[日]Dazai Fu/Dazaifu
○[歴]筑前(チクゼン)国筑紫郡に置かれた役所。
長官(カミ)は帥(そつ,そち)。
参照⇒そつ(帥)
◎1268(文永 5. 1.)高麗使、フビライの牒状(国書)を持って来
着。
1273(文永10)元使趙良弼(Zhao Liangbi)(チョウ・リョウヒツ)、来着。
だざいふ
【太宰府】
◇[日]Dazaifu
○⇒だざいふし(太宰府市)
だざいふし
【太宰府市】
◇[日]Dazaifu Shi
○福岡県中西部の市。東部・南部を筑紫野市(チクシノシ)、西部を
大野城市(オオノジョウシ)に接する。
古くは「西都(セイト)」とも呼ばれた。
◎もと筑紫郡太宰府町。
ださいん
【ダサイン】
◇Dashain/Dasain
○[宗]ネパールで秋に行われるヒンズー教徒の祭典。
シバ(Siva)の妃(キサキ)ドゥルガー(Durga)女神が悪神に勝利し
たことを祝う祭り。
地域や民族によって違いが多い。
たさふぁろんがかいせん
【タサファロンガ海戦】
◇[英]Battle of Tassafaronga
○[歴]⇒るんがおきやせん(ルンガ沖夜戦)
たざわこ《たざはこ》
【田沢湖】
◇[日]Tazawa Ko
○(1)秋田県中東部、岩手県境に近い奥羽山脈中にあるカルデ
ラ湖。
湖面は海抜249メートル。周囲21キロメートル、面積25.8平
方キロメートル。最大水深は423.0メートルで日本一の深さ。
田沢火山の陥没による陥没カルデラ湖で、急な側壁と平坦(ヘ
イタン)な湖底からなる桶状(オケジョウ)の湖盆形態を呈(テイ)している。
もとは流入河川がなく貧栄養湖で、1926. 3.(大正15)30メー
トルの最大透明度を記録し摩周湖に次ぐが、1940(昭和15)以来
発電の目的で強酸性の玉川の水が導入されたため、水位・水質
の変化が著しく、現在は濃藍色で透明度約4メートル。
◎タツ子姫とよばれる竜神伝説があり、銅像が建てられている。
○(2)[交]⇒たざわこえき(田沢湖駅)
○(3)[古]⇒たざわこまち(田沢湖町)
たざわこえき《たざはこえき》
【田沢湖駅】
○(1)[交]秋田県仙北市(センボクシ)田沢湖町(タザワコマチ)にある、J
R田沢湖線の駅。
赤渕(アカブツ)駅(雫石町)と刺巻(サトマキ)駅の間。
○(2)[交]JR秋田新幹線の駅。
雫石(シズクイシ)駅(雫石町)と角館(カクノダテ)駅の間。
たざわこまち《たざはこまち》
【田沢湖町】
◇[日]Tazawako Machi
○[古]秋田県東部、仙北郡(センボクグン)の町。中心地は生保内(オ
ボナイ)。
西部に田沢湖があり、東は岩手県に接し県境に駒ヶ岳がそび
え、裾野は十和田八幡平(ハチマンタイ)国立公園に属する田沢湖高原
で、玉川温泉・乳頭温泉郷などがある。
玉川が南流する流域で、JR田沢湖線(秋田新幹線)・国道4
6号線・341号線が通じる。
十和田八幡平国立公園の登山・観光基地。
郷土行事に龍神太鼓(リュウジンダイコ)がある。
参照⇒こまがたけ(駒ヶ岳)(2),ほくとうせき(北投石)
〈面積〉
672.06平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)1万4,924人。
1995(平成 7)1万3,447人。
◎1956(昭和31)生保内町・神代町・田沢村が合併して発足。
2005. 9.20(平成17)角館町(カクノダテマチ)・西木村(ニシキムラ)と合
併して仙北市を発足。
たし
【多視】
◇[英]multiple vision/polyopia
○[病]⇒ふくし(複視)
たーじ
【タージ】
【大食】
◇[ペルシア語]Tazi/Tazik、[中]Dasi(大食)
○(1)[歴]ペルシア人がアラビア人の総称として用いた呼称。
○(2)[歴]唐〜宋時代の中国で用いた、アラビア人・イスラム
教徒の呼称。
◎「大石」・「大寔」・「多氏」とも書く。
○(3)[歴](転じて)サラセン帝国(イスラム帝国)の呼称。
◎黒衣大食(イスラム帝国アッバス朝):⇒あっばすちょう(アッ
バス朝)
白衣大食(イスラム帝国ウマイア朝):⇒うまいあちょう(ウ
マイア朝)
★だし
【山車】
【花車】
○
「山車」は「だんじり」とも読む。
だしー
【ダシー】
◇[英]dassie
○[哺]⇒[1]はいらっくす(ハイラックス)
だしう
【ダシウ】
◇Dasyu
○[歴]⇒ださ(ダサ)
★だしぇら
【ダシェラ】
◇Dusserha
○[暦]インド、ヒンズー教の祭典・祭日の一つ。
ラーマ(Ramachandra)が、羅刹(ラセツ)王ラーバナ(Ravana)に勝
利したことの祭り。
参照⇒らーまーやな(ラーマーヤナ)
◎ディワリ(Diwali)とともにヒンズー教の二大祭の一つ。
だしがら
【出し殻】
○(1)[料]煮出(ニダ)して出し汁をとったあとのかす(滓)。
○(2)[食]⇒ちゃがら(茶殻)(1)
たじきすたん
【タジキスタン】
◇Tajikistan/Tadzhikistan
○中央アジア南部、パミール高原にある共和国。
首都はドゥシャンベ(Dushanbe)。
住民はイラン系タジク人が6割以上。
宗教はイスラム教スンニ派が多い。
〈面積〉
14万3,100平方キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元)511万人。
1997(平成 9)605万人。
1998(平成10)602万0,096人(7月推計)。
〈地方行政〉
州:* Viloyat。
〈歴代大統領〉
ナビエフ(Rakhman Nabiyev):1991.11.〜1992. 9.。
イスカンダロフ(Akbarshah Iskandarov):代行1992. 9.〜
1992.11.。
エモマリ・ラフモノフ(Emomali S.Rakhmonov):1994.11〜。
◎1929.10.(昭和 4)タジク・ソビエト社会主義共和国となる。
1990. 8.24(平成 2)主権宣言採択。
1990. 8.31(平成 2)タジキスタン共和国と改称。
1991. 9. 9(平成 3)ソビエト連邦から分離独立。
2011. 9.20(平成23)中国との国境が最終画定。
たじく
【タジク】
◇Tajik/Tadzhik
○(1)⇒たじきすたん(タジキスタン)
○(2)⇒たじくじん(タジク人)
★たじくじん
【タジク人】
◇Tajik/Tadzhik
○中央アジアのアフガニスタンやトルキスタン地方に居住する
イラン系の民族。
たじくぞく
【タジク族】
【塔吉克族】
◇[中]Tajike Zu(塔吉克族)/Tajikezu
○中国の少数民族の一つ。
中国北西部の新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)(東トルキスタン)に居住するタジク人。
参照⇒たじくじん(タジク人)
◎塔塔尓族(Tata'er Zu)はタタール族。
★たしくまらやけん
【タシクマラヤ県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Tasikmalaya、[英]Tasikmalaya
Regency
○インドネシア南部、ジャワ島西部のジャワバラト州(Propin-
si Jawa Barat)南東部の県。
たじげんうちゅう《たじげんうちう》
【多次元宇宙】
◇[英]parallel world
○[文]⇒ぱられるわーるど(パラレルワールド,パラレル・ワー
ルド)
たしけんと
【タシケント】
◇Tashkent/Toshkent
○中央アジア、ウズベキスタン共和国の首都。シル・ダリア川
(Syr Darya)の右岸。
「タシュケント」とも呼ぶ。
〈人口〉
1977(昭和52)169万人。
1987(昭和62)212万4,000人。
1992(平成 4)213万3,000人。
1995(平成 7)211万人。
◎中国の隋・唐代には「石国(セキコク)」,「者舌国」などと記された。
1865年ロシア領となり、トルキスタン省(Russian Turkistan)
の省都。
たしちゃ
【足し茶】
○[俗][食]何度か煎(セン)じた茶葉(チャバ)を捨てずに、新しい茶
葉を急須(キュウス)に加えること。また、それで煎じた茶。
出涸(デカ)らしを捨てない無精者(ブショウモノ)のすること。
参照⇒しょうべんちゃ(小便茶)
たしなとら
【タシナトラ】
【タシナ虎】
◇[学]Panthera tigris styani
○[哺]食肉目ネコ科(Panthera)の哺乳類。
絶滅。
たじま《たぢま》
【但馬】
◇[日]Tajima
○[歴]旧国名。山陰道八ヶ国の一国。現在の兵庫県の北部。
「たんしゅう(但州)」とも呼ぶ。
たじまのらん《たぢまのらん》
【但馬の乱】
○[歴]生野の変の別称。
⇒いくののへん(生野の変)
たーじまはる
【タージマハル】
【タージ・マハル】
◇Taj Mahal
○[歴]インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)西部のアグラ(Agra)にある、イスラム教の白大理石の霊
廟(レイビョウ)。
56メートル四方の四角い基部の四隅に約40メートルの尖塔が
建ち、中心に直径18メートル・高さ25メートルのドームを持つ
廟堂がある。
ムガール帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーン(Shah Jahan)
(1592〜1666)(在位:1628〜1658)が愛妃ムムターズ・マハル
(Mumtaz Mahal)(1593〜1631)の死を悼(イタ)んで建立。
「タージマハール」とも呼ぶ。
◎1632(寛永 9)着工。
1648(慶安元)竣工。
1654(承応 3)完成。
1983(昭和58)世界文化遺産に登録。
◎タージ・マハルは「宮廷(mahal)の王冠(taj)([英]Crown Pal-
ace)」の意味。
愛妃の本名はアルジュマンド・バーヌー・べーガム(Arju-
mand Banu Begum)。ムムターズ・マハルは愛称で、「宮廷の装
飾(mumtaz)」の意味。
たーじまはーる
【タージマハール】
【タージ・マハール】
◇Taj Mahal
○[歴]⇒たーじまはる(タージマハル,タージ・マハル)
たじままち
【田島町】
◇[日]Tajima Machi
○[古]福島県南西部、南会津郡(ミナミアイヅグン)の町。
◎2006. 3.20(平成18)田島町・舘岩村(タテイワムラ)・伊南村(イナムラ)
・南郷村(ナンゴウムラ)の1町3村が合併して南会津町(ミナミアイヅマチ)
を発足。
たじみし《たぢみし》
【多治見市】
◇[日]Tajimi Shi
○岐阜県南部の市。良質の陶土を産し、多治見焼やタイル・洋
食器などの窯業が盛ん。
〈面積〉
77.79平方キロメートル。
(*)境界未定がある。
〈人口〉
2000(平成12)10万4,135人。
◎1940(昭和15)市制施行。
1944(昭和19)小泉村と池田村を編入。
1951(昭和26)市之倉村と笠原町を編入。
1960(昭和35)姫治村の一部を編入。
2007. 8.16(平成19)最高気温40.9°を記録。
たじみやき《たぢみやき》
【多治見焼】
○美濃焼(ミノヤキ)の別称。
⇒みのやき(美濃焼)
◎明治末には貧乏徳利(ビンボウドクリ)が作られたが、ガラスの一
升瓶(イッショウビン)が普及すると廃(スタ)れ、湯たんぽや駅弁の釜飯
の容器などが生産された。
だーじゃむ
【ダージャム】
◇[英]dodgems/dodgem car
○遊園地などにある、他の車とぶつけ合う小さな電気自動車。
「ダッジム」とも呼ぶ。
たじゃらくばら
【タジャラク・バラ】
◇Tajarak Bala/Tajarak-e Bala
○イラン北部、テヘラン州(Tehran ostan)の町。首都テヘラン
の東郊。
北緯35.76°、東経51.97°の地。
「アブアリ(Ab Ali)」とも呼ぶ。
◎時計工場に偽装された遠心分離装置の試験施設があるとされ
る。
たーしゃりーぶちるひどろきのん
【ターシャリーブチルヒドロキノン】
◇[英]tertiary-butylhydroquinone
○[化]酸化防止剤の一種。
略称は「TBHQ」。
たじゅうじんかくしょうがい《たぢゆうじんかくしやうがい》
【多重人格障害】
◇[英]multiple personality disorder
○[病][心]⇒かいりせいどういつせいしょうがい(解離性同一
性障害)
たしゅけんと
【タシュケント】
◇Tashkent
○⇒たしけんと(タシケント)
たじゅら
【タジュラ】
◇Tajura
○[原]リビア北西部、首都トリポリ東郊の町。
旧ソ連製の研究用小型原子炉がある。
たじゅーら
【タジューラ】
◇Tadjoura/Tadjourah
○(1)(Region de Tadjoura)⇒たじゅーらけん(タジューラ県)
○(2)アフリカ北東部、ジブチ中央部のタジューラ県南東部に
ある県都。
アデン湾の支湾タジューラ湾(Golfe de Tadjoura)北岸に位
置する。
〈人口〉
1989(平成元)3,500人(推計)。
たじゅーらけん
【タジューラ県】
◇[フ]Region de Tadjoura、[英]Tadjoura District
○アフリカ北東部、ジブチ中央部の県。南東部をアデン湾
(Golfe d'Aden)の支湾タジューラ湾(Golfe de Tadjoura)に面
する。
県都はタジューラ。
〈面積〉
7,300平方キロメートル。
〈人口〉
1998(平成10)2万8,151人(推計)。
2009(平成21)86,704人(4月12日現在)。
たしゅんかうぃとこ
【タシュンカ・ウィトコ】
◇Ta-sunka-witco/Tasunko Witko
○[人]⇒くれーじーほーす(クレージー・ホース)
たしょう《たしやう》
【他生】
○(1)[仏]何度も生れ変わること。
参照⇒りんね(輪廻,輪回)
◎本来は「多生」。
○(2)[仏]今生(コンジョウ)(この世)から過去および未来をさして
いう言葉。前世(ゼンセ)と来世(ライセ)。
◎他生の縁(エン):⇒たしょうのえん(他生の縁)
○(3)多数を生かすこと。
だじょうかん《だじやうくわん》
【太政官】
○(1)[歴]⇒だいじょうかん(太政官)
○(2)[歴]1869(明治 2. 7.)設置された最高官庁。今の内閣に
あたり、1885.12.(明治18)内閣創設と同時に廃止。
だじょうかんさつ《だじやうくわんさつ》
【太政官札】
○[歴][経]1868(慶応 4. 5.)商法司が発行した不換紙幣。
商法司は1869(明治 2. 3.)廃止。
たしょうしつ《たしやうしつ》
【多床室】
○[医][福]医療施設(病院)・福祉介護施設などで、1室に複数
のベッドがある部屋。
◎個室に対する言葉。
だじょうだいじん《だじやうだいじん》
【太政大臣】
○(1)[歴]⇒だいじょうだいじん(太政大臣)
○(2)[歴]明治初期の太政官(ダジョウカン)の長官。
「おおきおおいどの(太政大臣)」,「おおきおおいもうちぎみ
(太政大臣)」,「おおきおとど(太政大臣)」とも呼ぶ。
だじょうてんのう《だじやうてんわう》
【太上天皇】
○[古]天皇の退位後の尊称。
「だいじょうてんのう」とも読む。
たしょうのえん《たしやうのえん》
【他生の縁】
○[仏]前世(ゼンセ)で結ばれた縁。前世からきまっている因縁(イ
ンネン)。
◎「一樹の陰一河(イチガ)の流れも他生の縁」
仏教で、わずかな人間関係もすべて前世からの因縁であると
の意味。
たしょくしょう《たしよくしやう》
【多食症】
◇[英]polyphagia(ポリフェイジア)
○[病]過食症の別称。
⇒かしょくしょう(過食症)
たしらま
【タシラマ】
◇Tashi Lama
○[宗]⇒ぱんちぇんらま(パンチェン・ラマ)
たじりちょう《たじりちやう》
【田尻町】
◇[日]Tajiri Cho
○(1)大阪府南西部、泉南郡(センナングン)の町。
○(2)[古]宮城県中央部、遠田郡(トオダグン)の町。
◎2006. 3.31(平成18)古川市(フルカワシ)、志田郡(シダグン)の松山
町(マツヤママチ)・三本木町(サンボンギチョウ)・鹿島台町(カシマダイマチ)、玉
造郡(タマツクリグン)の岩出山町(イワデヤママチ)・鳴子町(ナルコチョウ)の1市
6町が合併して大崎市(オオサキシ)を発足。
だーじりん
【ダージリン】
◇Darjiling、[英]Darjeeling
○(1)(Darjiling District)⇒だーじりんけん(ダージリン県)
○(2)インド東部、バングラ州(Bangla State)(旧:ウェストベ
ンガル州)北端のダージリン県北部にある県都。
北緯27.05°、東経88.26°の地。
ヒマラヤ山脈南麓にある避暑地。紅茶の産地。
〈人口〉
1991(平成 3) 7万3,062人。
2001(平成13)10万7,530人(3月1日現在)。
○(3)[食]紅茶の一品種。高級品。
だーじりんけん
【ダージリン県】
◇[英]Darjiling District/Darjeeling District
○インド東部、バングラ州(Bangla State)(旧:ウェストベンガ
ル州)北端の県。
県都はダージリン。
最大都市はシリグリ(Siliguri)。
〈面積〉
3,149平方キロメート。
〈人口〉
1991(平成 3)129万9,919人(3月1日現在)。
2001(平成13)160万5,900人(3月1日現在)。
たしるんぽじ
【タシルンポ寺】
【扎什倫布寺】
◇[英]Tashilhunpo Temple、[中]Zashilunbu Si(扎什倫布寺)
○中国西部、チベット(西蔵)自治区(Xizang Zizhiqu)南部のシ
ガツェ地区の中心都市シガツェ(Xigaze)(日喀則)にある、チベッ
ト仏教(ラマ教)の寺院。
黄教の六大寺の一つ。
パンツェ・ラマ四世(Panchen Lama IV)以降の歴代の本拠地。
参照⇒ぱんちぇんらま(パンチェン・ラマ,班禅喇嘛)
◎1447(文安 4)建立。
たしろ
【田代】
◇[日]Tashiro
○(1)[古]⇒たしろまち(田代町)
○(2)[古]⇒たしろちょう(田代町)
たしろちょう《たしろちやう》
【田代町】
◇[日]Yashiro Cho
○[古]鹿児島県南東部、大隅半島(オオスミハントウ)南部にある肝属郡
(キモツキグン)の町。
◎2005. 3.22(平成17)大根占町(オオネジメチョウ)と合併して錦江町
(キンコウチョウ)を発足。
◎秋田県北秋田郡(キタアキタグン)には田代町(タシロマチ)があった。
たしろまち
【田代町】
◇[日]Tashiro Machi
○[古]秋田県北部、北秋田郡(キタアキタグン)の町。
◎2005. 6.20(平成17)大館市(オオダテシ)に編入。
◎鹿児島県肝属郡(キモツキグン)には田代町(タシロチョウ)があった。
[1]たしろやま
【田代山】
○[農]刈敷山の別称。
⇒かりしきやま(刈敷山,苅敷山)
[2]たしろやま
【田代山】
◇[日]Tashiro Yama
○[地]栃木県日光市と福島県南会津郡(ミナミアイヅグン)南会津町(ミ
ナミアイヅマチ)にまたがる、帝釈山脈(タイシャクサンミャク)中央部の山。標
高1,971メートル。
台形の山容で、山頂一帯は湿原になっている。
尾瀬国立公園に含まれる。
参照⇒おぜこくりつこうえん(尾瀬国立公園)
たじん
【タジン】
◇[英]tajine
○[料]モロッコの蒸し鍋(ナベ)。また、それを使った蒸し料理。
フタ(蓋)が円錐状になっていて、鍋の野菜などの蒸気が冷え
て再び鍋に戻るようになっているもの。
水を使わず、野菜と肉をその水分だけで蒸し煮にする。
「タジン鍋」とも呼ぶ。
だしん
【打診】
○(1)[医]([英]percussion)医者が胸や背など、患者の体表を
指の先や打診器で軽く叩(タタ)き、その音で内臓の様子を知るこ
と。
参照⇒ちょうしん(聴診)
◎1754(宝暦 4)オーストリアの医学者レオポルト・アウエンブ
ルッガー(Leopold Auenbrugger)が胸部打診法(percussion of
the chest)を創始。
○(2)(前もって)それとなく働きかけ、相手の反応によって意
向・様子を探(サグ)ること。
参照⇒さぐり(探り)(1)
たじんなべ
【タジン鍋】
◇[英]tajine
○[料]⇒たじん(タジン)
たす
【タス】
【TASS】
◇[露]Telegrafnoe Agentstvo Sovetskovo Soyuza(ソビエト連
邦電報通信社)
○[歴][通]ロシア国営の国際通信社ITAR−Tass(イタ
ル・タス)の前身。
本社はモスクワ。
「タス通信」,「タス通信社」とも呼ぶ。
参照⇒いたるたす(イタル・タス,ITAR−Tass)
◎1925. 7.(大正14)ロシア帝国時代のベストニク通信社を母体
に、ソ連閣僚会議に付属する通信社として創設。
第二次世界大戦後はソ連唯一の通信社。
1989(平成元)ソ連解体に伴いロシアの通信社。
1992(平成 4)タスなどが国営となり改組してITAR−Ta
ssと改称。
たーす
【タース】
◇[英]terce/tierce
○[宗]⇒だいさんじか(第三時課,第3時課)
たず
【タズ】
【.taz】
○[計]UNIX用の圧縮アーカイブファイルの拡張子の一つ。
◎圧縮しないものは「ター(.tar)」。
だす
【ダス】
◇[英]das
○[哺]⇒[1]はいらっくす(ハイラックス)
だーす
【ダース】
【打】
◇[英]dozen
○12個を一組とする数量の単位。
記号は「dz」,「doz」。
◎半ダース=6個。
1ダース=12個。
12ダース=1グロス(gross)=144個(12×12)。
たずうぇるぐん
【タズウェル郡】
◇[英]Tazewell County
○アメリカ合衆国中部、イリノイ州(Illinois State)中北部の
郡。北西部をピオリア郡(Peoria County)に接する。
郡都はペキン(Pekin)。
だすか
【ダスカ】
【DASKA】
○[俗]横浜中華街の横浜大世界の愛称。
⇒よこはまだいせかい(横浜大世界)
たすかるーさ
【タスカルーサ】
◇Tuscaloosa
○(1)(Tuscaloosa County)⇒たすかるーさぐん(タスカルーサ
郡)
○(2)アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)中西部
のタスカルーサ郡中南西部にある郡都。
北緯33.24°、西経87.54°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)7万7,759人。
2000(平成12)7万7,925人。
◎2011. 4.(平成23)竜巻が発生し、死者36人。
たすかるーさぐん
【タスカルーサ郡】
◇[英]Tuscaloosa County
○アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)中西部
の郡。
郡都はタスカルーサ。
〈人口〉
2000(平成12)16万8,396人。
★たすき
【襷】
○(1)[服]和服で、動きやすいように袖(ソデ)を肩にたくし上げ
る細長い紐(ヒモ)。
左袖を後ろから左肩に乗せて、紐(襷)を左肩から背中を回し
て右脇下を経て右袖を押さえ、右肩から背中を回して左脇下に
至って結び合せる。背中側では斜め十文字に交差している。
○(2)一方の肩から他方の脇下へ斜めに掛ける、輪状にした細
長い布。
立候補者名やスローガンを書いたり、チームを表すために色
分けしたり、駅伝などで次の走者に伝達したりする。
○(3)紐や線などを斜め、または斜め十文字に打ち違えること。
また、その模様。
参照⇒ひだすき(火襷)
○()[]
たすきぎー
【タスキギー】
◇Tuskegee
○アメリカ合衆国南東部、アラバマ州中東部のメーコン郡(Ma-
con County)中央部にある郡都。
◎1934〜1972(昭和 9〜昭和47)タスキギーでアメリカ連邦政府
公衆衛生局(PHS)が黒人男性約400人を対象に梅毒研究を行っ
た。梅毒患者に対し無料の治療を行うと伝えながらペニシリン
の投与などの積極的治療は一切行わず病状変化を調査し、食事
と死後の葬儀費用を負担した。また、データの作成のため死体
解剖を行っていた。
1997. 5.16(平成 9)クリントン大統領が被験者の生存者など
をホワイト・ハウスに招き謝罪。
参照⇒じんたいじっけん(人体実験)
だすきん
【ダスキン】
○[経]大手清掃用品レンタル会社。
本社は大阪府吹田市。
「ミスタードーナツ」も運営。
[1]たすく
【タスク】
◇[英]task
○(1)(課せられた)仕事・職務。課業・課題。
参照⇒じょぶ(ジョブ)
○(2)[計]コンピュータ処理の作業単位。
⇒じょぶすてっぷ(ジョブステップ)
○(3)[計](特に)マルチタスク処理での可動単位。
「プロセス(process)」とも呼ぶ。
参照⇒すれっど(スレッド)(4)
[2]たすく
【タスク】
◇[英]tusk
○[動](ゾウ・イノシシ・セイウチなどの)口の外に出ている大
きな牙(キバ)。
参照⇒ふぁんぐ(ファング)
たすくふぉーす
【タスクフォース】
◇[英]task force
○(1)[軍](特殊任務を遂行する)機動部隊・特別編成部隊。
○(2)特別委員会・専門調査団。
○(3)対策本部・特別作業班(プロジェクトチーム)。
だすけ
【だすけ】
◇[日]dasuke
○[南部方言]……だから。
やや強調すると「んだすけ」となる。
★たすける
【扶ける】
○
たすこ
【タスコ】
◇Taxco
○⇒たすこであらるこん(タスコデフラルコン)
たすこであらるこん
【タスコデフラルコン】
◇Taxco de Alarcon
○メキシコ南部、ゲレロ州(estado de Guerrero)北部にある鉱
山都市。
北緯18.56°、西経99.61°の地。
植民地時代のコロニアル建築群があり、観光地ともなってい
る。
単に「タスコ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)4万1,836人。
1995(平成 7)4万8,028人。
2000(平成12)5万0,488人。
2010(平成22)5万2,217人。
だすたー
【ダスター】
◇[英]duster
○(1)ちり払い。ハタキや(乾拭きの)布巾(フキン)・雑巾(ゾウキン)
など。
○(2)[服]ダストコートの別称。
⇒だすとこーと(ダストコート)
○(3)ダストシュートの別称。
⇒だすとしゅーと(ダストシュート)
○(4)[農]粉末・農薬の散布器(サンプキ)。
○(5)[運](野球で)打者の体をかすめそうなくらいの危険な投
球(トウキュウ)。
打者に恐怖心を起させて体をのぞけさせるもの。
頭を狙(ネラ)った投球は「ビーンボール(bean ball)」と呼ぶ。
参照⇒びーんぼーる(ビーンボール)
だすたーこーと
【ダスターコート】
◇[英]duster coat
○[服]⇒だすとこーと(ダストコート)
たすつうしん
【タス通信】
○[歴][通]⇒たす(タス,TASS)
たすつうしんしゃ
【タス通信社】
○[歴][通]⇒たす(タス,TASS)
だすと
【ダスト】
◇[英]dust
○(1)ちり(塵)・ほこり(埃)。
○(2)ごみ(塵)・くず(屑)。
○(3)土ぼこり・土煙(ツチケムリ)・砂ぼこり・砂塵(サジン)。
参照⇒すらいむ(スライム)
○(4)粉塵(フンジン)・粉末。
○(5)(転じて)つまらないもの・くだらないもの。
だすときゃっぷ
【ダストキャップ】
【ダスト・キャップ】
◇[英]dust cap
○(1)ホコリ除けのフタ(蓋)。
○(2)[写]カメラのレンズにかぶせるフタ。
単に「キャップ」とも呼ぶ。
だすとこーと
【ダストコート】
◇[英]dustcoat
○(1)[服]レーンコートに似た、ほこり除(ヨ)けまたはオシャレ
として着る、薄地の軽いコート(外套)。
「ダスター(duster)」,「ダスターコート(duster coat)」とも呼
ぶ。
○(2)[服]掃除の時に着る、ほこり除けの上着(ウワギ)。
「ダスター」とも呼ぶ。
だすとしゅーと
【ダストシュート】
◇[和製英語]dust chute、[英]trash chute/rubbish chute
○[建]高層の集合住宅に設置された、落下式のゴミ収集装置。
各階にある投入口から1階または地下のゴミ集積場に投げ下
ろすもの。
「ダスター(duster)」とも呼ぶ。
◎集積場までゴミを持っていく必要はないが、上層からではゴ
ミが発火することもあり、またゴミの分別が進んだため、現在
はほとんど使用されていない。
★たずねびと
【尋ね人】
○
◎1946. 7. 1(昭和21)放送開始。
だすびだーにゃ
【ダスビダーニャ】
◇[露]do svidanya
○(ロシア語で)また会おう([英]so long)"。
◎ロシア文字では"До свиданая"。
◎帰郷:⇒だもい(ダモイ)
たすぽ
【タスポ】
【taspo】
◇[和製造語]tobacco access(age) passport
○[経]たばこ自動販売機用の成人識別カードの通称、
◎和製造語で、"a"は"access(アクセス)"と"age(年齢)"を兼
ねている。
◎2008. 3.(平成20)宮崎県導入。
2008. 7.(平成20)全国導入。
〈たばこ自販機の数〉
2005.12.(平成17)月末、約62万台。
2008. 1.(平成20)月末、約52万台。
2008. 5.(平成20)月末、約43万9,000台。
たすまにあ
【タスマニア】
◇Tasmania
○(1)[地](Tasmania Island)⇒たすまにあとう(タスマニア島)
○(2)(Tasmania State)⇒たすまにあしゅう(タスマニア州)
たすまにあうるふ
【タスマニア・ウルフ】
◇[英]Tasmanian wolf
○[哺]⇒ふくろおおかみ(フクロオオカミ,袋狼)
たすまにあしゅう《たすまにあしう》
【タスマニア州】
◇[英]Tasmania State
○オーストラリア南東部、タスマニア島から成る州。
州都はホバート(Hobart)。
◎オーストラリア最小の州。
たすまにあたいがー
【タスマニア・タイガー】
◇[英]Tasmanian tiger
○[俗][哺]フクロオオカミ(Tasmanian wolf)の俗称。
⇒ふくろおおかみ(フクロオオカミ,袋狼)
★たすまにあでびる
【タスマニア・デビル】
◇[英]Tasmania devil
○[哺]オーストラリアのタスマニア原産の有袋類。タスマニア
島のみに生息。
体長約60センチメートル、体重約12キログラムで、有袋類最
大の肉食獣。
和名は「フクログマ」。
たすまにあとう《たすまにあたう》
【タスマニア島】
◇[英]Tasmania Island
○[地]オーストラリアの南東にある島。
一島でオーストラリアの一州を成す。
カモノハシ(鴨嘴)が生息する。
〈面積〉
6万5,021.8平方キロメートル。
◎1642.11.24(寛永19)オランダの探検家タスマン(Abel Tasman)
が発見。
イギリス統治時代、キツネ狩りの対象として原住民が根絶さ
れる。
参照⇒じぇのさいど(ジェノサイド)
[1]たすまん
【タスマン】
◇Tasman
○(1)[人](Abel Janszoon Tasman)⇒[2]たすまん(タスマン)
○(2)[地](Tasman Sea)⇒たすまんかい(タスマン海)
○(3)[地](Tasman Bay)⇒たすまんわん(タスマン湾)
○(4)(Tasman Region)⇒たすまんちほう(タスマン地方)
[2]たすまん
【タスマン】
◇Abel Janszoon Tasman、[英]Abel Jansen Tasman
○[人]オランダの海洋探検家(1603ころ〜1659ころ)。
1642. 8.(寛永19)東インド会社(VOC)の総督バン・ディー
メンス(Anthoonij van Diemen)の命を受けてバダビア南方を探
検。
1642.11.24(寛永19)タスマニア島を発見し、バンディーメン
スランド島(van Diemen Landt)と命名。
1642.12.13(寛永19)ニュージーランド南島を発見し、スター
テンランド(Staeten Landt)と命名。
1643. 6.(寛永20)バダビアに帰港。
1644(寛永21)ニューオランダ(現:オーストラリア)の北西岸
を調査。カーペンタリア湾(Gulf of Carpentaria)などを発見。
たすまんかい
【タスマン海】
◇[英]Tasman Sea
○[地]オーストラリア大陸南東部・タスマニア島とニュージー
ランド島との間の海域。
たすまんちほう《たすまんちはう》
【タスマン地方】
◇[英]Tasman Region
○ニュージーランド南島(South Island)北部の地方(県)。
行政所在地はリッチモンド(Richmond)。
〈面積〉
1万4,537.99平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8)3万7,974人。
2001(平成13)4万1,352人。
たすまんわん
【タスマン湾】
◇[英]Tasman Bay
○[地]ニュージーランド南島の北東端の湾。
クック海峡(Cook Strait)を介(カイ)して、北島のサウスタラ
ナキ湾(South Taranaki Bight)に対峙(タイジ)する。
たぜい
【多勢】
○人数が多いこと。
◎多勢に無勢(ブゼイ):小人数で多人数に立ち向かうのは不利
であること。
たせいおんがく
【多声音楽】
◇[英]polyphony
○[楽]⇒ぽりふぉにー(ポリフォニー)
たせいぶおんがく
【多声部音楽】
◇[英]polyphony
○[楽]⇒ぽりふぉにー(ポリフォニー)
たせっと
【タセット】
◇[英]tasset
○西洋甲冑(カッチュウ)で、膝当て・草摺(クサズリ)。
胸に当てるブレストブレート([英]breastplate)の下部、ス
カート(skirt)の左右にある大腿部を被護する二枚のプレート。
プレートの間(股間部)は開いていて、コッドピース(cod-
piece)がある。
参照⇒こっどぴーす(コッドピース)(2)
たーせる
【ターセル】
◇[登録商標]Tercel([英]雄のハヤブサ)
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車。
◎1978. 8.(昭和53)発売。
たそがれ
【黄昏】
◇[英]On Golden Pond
○[映]アメリカの家族愛を描いたドラマ。
監督:マーク・ライデル(Mark Rydell)。
出演:キャサリン・ヘプバーン(Katharine Hepburn)。
ヘンリー・フォンダ(Henry Fonda)。
ジェーン・フォンダ(Jane Fonda)。
◎1981.12. 4(昭和56)アメリカで公開。
1982. 4.10(昭和57)日本で公開。
たそがれ
【黄昏】
【誰彼】
○夕暮(ユウグ)れ。夕方。
「夕間暮(ユウマグ)れ」とも呼ぶ。
参照⇒ゆうまぐれ(夕間暮れ),おおまがとき(大禍時,大魔時,
大魔が時),とわいらいと(トワイライト)
◎「誰(タ)そ彼」の意味で、人の様子が見分け難いことから。
たそがれどき
【黄昏時】
○日暮れ時。
参照⇒たそがれ(黄昏,誰彼),ひともしごろ(火点し頃)
たそがれる
【黄昏れる】
○(1)夕方になる。
○(2)(転じて)人生の盛りを過ぎる。
○(3)(年をとって)体が衰える。
○(4)[俗]気分が沈む・しょぼくれる・しょげる。
★たそむ
【タ・ソム】
◇Ta Som
○[歴]カンボジアのアンコール・ワット(Angkor Vat)寺院遺跡
群の中の仏教寺院遺跡。世界文化遺産。
たそや
【誰哉】
【誰也】
【誰そや】
○⇒たそやあんどん(誰哉行灯,誰也行灯,誰そや行灯)
たそやあんどう
【誰哉行灯】
【誰也行灯】
【誰そや行灯】
○⇒たそやあんどん(誰哉行灯,誰也行灯,誰そや行灯)
たそやあんどん
【誰哉行灯】
【誰也行灯】
【誰そや行灯】
○(1)江戸新吉原の遊郭で各妓楼の前に立ち並べて往来(オウライ)
を照らした常夜灯。一本の角柱の上に木製の屋根形の行灯をつ
けた灯籠(トウロウ)。
「たそや」,「たそやあんどう」とも呼ぶ。
○(2)[劇]芝居で、舞台に出す木製の灯籠。
「たそや」,「たそやあんどう」とも呼ぶ。
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