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                    PDD図書館管理番号       0001.0057.9000.03

                 百   科   辞   書    《たぬ》     編集:獨  澄旻

-------- たぬ --------------------------------------------------
★たぬき
	【タヌキ】
	【狸】
	【貍】
	○[哺]ネコ目(Carnivora)イヌ科(Canidae)の哺乳類。
	〈童謡〉
	 山寺の和尚さん:山寺(ヤマデラ)の狸さん/太鼓(タイコ)打ちたし
	太鼓なし……。
	◎脚の肉は「沢渡(サワタリ)」と呼び、美味とされる。
	 毛は毛筆の穂先に使用する。
	◎俗信では、キツネ(狐)と同様に人間を化かすという。
	 葉っぱを頭に乗せ、後方にでんぐり返ると人などに化けると
	いう。
	◎イワダヌキ(岩狸):⇒[1]はいらっくす(ハイラックス)
たぬきだにさんふどういん《たぬきだにさんふどうゐん》
	【狸谷山不動院】
	○京都府京都市左京区一乗寺松原町(イチジョウジマツハラチョウ)にある
	真言宗修験道大本山。
	 1月28日の初不動は京都三大初参りの一つで、ガン封じの笹
	酒が青竹の筒で振る舞われる。
たぬしまる
	【田主丸】
	◇[日]Tanushimaru
	○(1)[交]⇒たぬしまるえき(田主丸駅)
	○(2)[古]⇒たぬしまるまち(田主丸町)
たぬしまるえき
	【田主丸駅】
	○[交]福岡県久留米市田主丸町(タヌシマルマチ)田主丸にある、JR
	久大本線(キュウダイホンセン)の駅。
	 筑後吉井駅(吉井町)と筑後草野駅(久留米市)の間。
	◎旧住所は浮羽郡(ウキハグン)田主丸町(タヌシマルマチ)。
たぬしまるまち
	【田主丸町】
	◇[日]Tanushimaru Machi
	○[古]福岡県中南部、浮羽郡(ウキハグン)の町。
	 JR久大本線(キュウダイホンセン)の田主丸駅がある。
	◎2005. 2. 5(平成17)久留米市に編入。
だぬしゃぐん
	【ダヌシャ郡】
	◇[英]Dhanusa District
	○⇒だぬしゃちく(ダヌシャ地区)
だぬしゃちく
	【ダヌシャ地区】
	◇[英]Dhanusa District
	○ネパール南東部、ジャナカプール地方(Janakpur Zone)南東
	部の地区。
	 中心地はジャナカプール(Janakpur)。
	 「ダヌシャ郡」とも呼ぶ。
だぬしゅ
	【ダヌシュ】
	◇[梵]Dhanush(弓)
	○[軍]インド海軍の艦対艦ミサイル。射程250キロメートル。
	 国産地対地ミサイル「プリトビ(Prithvi)」の海軍版。
	 参照⇒ぷりとび(プリトビ),あぐに(アグニ)
	◎2000. 4.(平成14)発射実験に成功。
	 2005.12.28(平成17)オリッサ州沖のベンガル湾で発射実験に
	成功。
たぬままち
	【田沼町】
	◇[日]Tanuma Machi
	○栃木県南西部、安蘇郡(アソグン)の町。
たねいち
	【種市】
	◇[日]Taneichi
	○(1)[交]⇒たねいちえき(種市駅)
	○(2)[古]⇒たねいちまち(種市町)
たねいちえき
	【種市駅】
	○[交]岩手県九戸郡(クノヘグン)洋野町(ヒロノチョウ)種市にある、JR
	東日本八戸線(ハチノヘセン)の駅。
	 平内(ヒラナイ)駅と玉川(タマガワ)駅の間。
	◎旧住所は九戸郡種市町(タネイチマチ)。
たねいちまち
	【種市町】
	◇[日]Teneichi Machi
	○[古]岩手県北部、九戸郡(クノヘグン)の町。
	◎2006. 1. 1(平成18)大野村(オオノムラ)と合併して洋野町(ヒロノチョウ)
	を発足。
たねうまとうせいほう《たねうまとうせいはふ》
	【種馬統制法】
	○[古][法]⇒しゅばとうせいほう(種馬統制法)
★たねがしま
	【種子島】
	◇[日]Tagegashima/Tane ga Shima
	○(1)[地]鹿児島県、大隅半島(オオスミハントウ)南方の大隅諸島の島。
	 北部は西之表市(ニシノオモテシ)、中央部は熊毛郡(クマゲグン)中種子
	町(ナカタネチョウ)、南部は熊毛郡南種子町(ミナミタネチョウ)に属する。
	〈面積〉
	 1961(昭和36)446平方キロメートル。
	◎2006. 3.16(平成18)新種子島空港(第3種)が開港。
	○(2)[古]火縄銃の別称。
	 ⇒ひなわじゅう(火縄銃)
	◎1543(天文12)九州の南端種子島にポルトガルの難破船が漂着、
	島主種子島時堯(トキタカ)は島津の許しを得て救助。鉄砲を伝え聞
	いた時堯は2丁を買い求め、家臣に鉄砲の倣製を命じた。
	 刀匠八板(ヤイタ)金兵衛は、娘若狭(ワカサ)(1527〜1570)をポルト
	ガルの船長に贈り、その秘法を会得したといわれている。海外
	で日本を偲ぶ若狭の歌に、船長は憐れみ、翌年来航して帰家を
	許したという。
	◎中国:参照⇒しんきふ(神器譜)
たねがしまうちゅうせんたー《たねがしまうちうせんたー》
	【種子島宇宙センター】
	◇[英]Tanegashima Space Center
	○[宇]種子島の東南端、鹿児島県熊毛郡(クマゲグン)南種子町(ミナ
	ミタネチョウ)にある、宇宙開発事業団のロケット発射場・観測所。
	 打ち上げ施設のほかエンジン燃焼試験場などがある。
	 総面積、約860平方メートル。
	 参照⇒うちゅうかいはつじぎょうだん(宇宙開発事業団)
	◎1966(昭和41)科学技術庁の宇宙開発推進本部が建設。
たねかわ《たねかは》
	【種川】
	○[農]江戸時代、主にサケ(鮭)の繁殖を図った施設、及びその
	制度。
	 サケの産卵に適する場所を選んで川の上流をさえぎり、流水
	を通じてサケの溯上(ソジョウ)を防ぎ安全に産卵させる方法。サ
	ケの回帰性を利用したもの。
	 越後国村上藩の青砥綱義(アオト・ツナヨシ)が宝暦年間(1751〜1764)
	領内の三面川(ミオモテガワ)でサケの人工孵化法を初めて試みる。
	これは後、同藩の士族授産事業として引き継がれた。
たねご
	【種子】
	○[社]子の無い人が貰(モラ)い子(養子)をして育てているうちに
	実子が生れた時の、貰い子の別称。
	◎「しゅし(種子)」とも読む。
	◎実子:参照⇒やきもちご(焼餅子)
たねなしすいか《たねなしすいくわ》
	【種無しスイカ】
	【種無し西瓜】
	◇[英]seedless watermelon
	○[農]三倍体植物(triploid plants)の不稔性(sterility)を利
	用した種子のないスイカ。
	 参照⇒さんばいたい(三倍体),こるひちん(コルヒチン)
	◎一般のスイカは二倍体(diploid)。
たねや
	【種矢】
	○[工]鍛造(タンゾウ)の金型の母型(原型)。
	 特殊鋼を直接タガネ(鏨)で削ったり、彫ったりして作成する。
	 実物と同型(雄型)であるが、上型用と下型用の2つに分割さ
	れている。上型用の種矢を金属に押し当てて上型用の金型を、
	下型用の種矢で下型用の金型を作成する。
たねや
	【種屋】
	○[経][農]農作物や草木の種を商(アキナ)う家(会社)・店・人。
★たのうせいかんさいぼう《たのうせいかんさいばう》
	【多能性幹細胞】
	◇[英]pluripotent stem cell
	○[生]さまざまな細胞に分化できる多能性を持つ幹細胞。
	 参照⇒さいせいいりょう(再生医療)
	◎ES細胞(胚性幹細胞):⇒いーえすさいぼう(ES細胞)
	 iPS細胞(人工多能性幹細胞):⇒あいぴーえすさいぼう
	(iPS細胞)
	 Muse細胞:⇒みゅーずさいぼう(Muse細胞)
たのうらかいがん
	【田野浦海岸】
	◇[日]Tanoura Kaigan
	○福岡県北九州市門司区(モジク)、門司半島北部の地名。瀬戸内
	海の壇ノ浦(ダンノウラ)に面する海岸部。東部は太刀浦海岸(タチノウラ
	カイガン)に続く。
たのぐん
	【多野郡】
	◇[日]Tano Gun
	○群馬県南西部の郡。
	 神流町(カンナマチ)・上野村(ウエノムラ)の町村。
	◎2003. 4. 1(平成15)万場町(マンバマチ)・中里村(ナカサトムラ)が合併
	して神流町を発足。
	 2006. 1. 1(平成18)鬼石町(オニシマチ)、藤岡市に編入。
	 2006. 1.23(平成18)新町(シンマチ)、高崎市に編入。
	 2009. 6. 1(平成21)吉井町(ヨシイマチ)、高崎市に編入。
たのはたむら
	【田野畑村】
	◇[日]Tanohata Mura
	○岩手県中東部、下閉伊郡(シモヘイグン)の村。
たのみ
	【田の実】
	○(1)田に実(ミノ)った稲穂(イナホ)。
	 「たのむ(田の実)」とも呼ぶ。
	○(2)[暦]陰暦八月朔日(8月1日)に行われる儀礼や行事。
	 参照⇒はっさく(八朔)
たのむ
	【田の実】
	◇「たのみ」の転。
	○⇒たのみ(田の実)
たのむ
	【田の面】
	◇「たのも」の転。
	○⇒たのも(田の面)
たのも
	【田の面】
	○田のおもて・田の表面。
	 「田面(タヅラ)」とも呼ぶ。
	◎「たのおも(田の面)」の略。
	 「たのむ」ともいい、「頼む」に掛けて用いられる。
たのもう《たのまう》
	【頼もう】
	○(1)お願いします。
	○(2)ごめんください・誰か居ませんか。
	 昔、主に武士が他家や武道場などを訪問したとき、戸口で案
	内を請う言葉。
	◎「たのまむ(頼まむ)」の音便。
だのん
	【ダノン】
	◇[登録商標]Danone
	○[経]フランスの世界的大手食品グループ。
たば
	【タバ】
	◇Bi'r Tabah、[英]Taba
	○⇒たーば(ターバ)
たーば
	【ターバ】
	◇Bi'r Tabah、[英]Taba
	○エジプト北東部、南シナイ県(Muhafazat Janub Sina')北東
	部の町。リゾート地。
	 北緯29.49°、東経34.90°の地。
	 シナイ半島東部、アカバ湾(Gulf of Aqaba)奥の東岸に位置
	し、イスラエルの港町エイラト(Eilat)に近い。
	 イスラエル領を避けて対岸のヨルダン領アカバまで海底を天
	然ガスのパイプラインが通じている。
	 「タバ」とも呼ぶ。
	◎2004.10. 7(平成16)車爆弾によるテロ、発生。
だは
	【ダハ】
	◇[独]Dach
	○[建](ドイツ語で)屋根。
だば
	【駄馬】
	○(1)(背に)荷物を積んで運ぶウマ(馬)。荷馬(ニウマ)。
	 「だうま(駄馬)」とも呼ぶ。
	 参照⇒だちん(駄賃)(1)
	○(2)役にたたないウマ。
	 「だうま(駄馬)」とも呼ぶ。
	○(3)乗馬に使えないウマ。
	 「だうま(駄馬)」とも呼ぶ。
	○(4)血統のよくないウマ。下等のウマ。
	 「だうま(駄馬)」とも呼ぶ。
だーぱ
	【ダーパ】
	【DARPA】
	◇[英]Defense Advanced Research Projects Agency
	○[軍]アメリカ国防総省の一部局、「高等研究計画局」の略称。
	 先端軍事技術のプロジェクトを推進する。
	 「ダルパ」,「国防先進研究計画庁」とも呼ぶ。
	◎1972(昭和47)ARPA(先進研究計画庁)から改称。
	 2003. 7.28(平成15)テロなどを予測させる先物市場の設立準
	備を民主党議員らからの指摘を受け、29日に国防総省が計画を
	撤回。
だはい
	【駝背】
	◇[中]tuobei
	○(1)ラクダ(駱駝)の背。
	○(2)[古]せむし(傴僂)。
	 ⇒せむし(せむし,傴僂)
だばお
	【ダバオ】
	◇Davao/Da Vao
	○(1)(Davao Region)⇒だばおちいき(ダバオ地域)
	○(2)フィリピン、ミンダナオ島南東部にあるダバオ地域(Dav-
	ao Region)の行政所在地。ダバオ川(Davao River)河口でダバ
	オ湾(Davao Gulf)に面する港湾都市。
	 マニラ麻の集散地。
	〈人口〉
	 1968(昭和43)33万7,000人。
	 1975(昭和50)52万人。
	 1990(平成 2)85万人。
	 2001(平成 9)83万7,500人(推計)。
	◎兵庫県出身の実業家太田恭三郎が、1903(明治36)約30人の労
	働者を送り込み、以来日本人が多数入植してマニラ麻の栽培に
	従事。第二次世界大戦前、1万8千人におよぶフィリピン最大
	の日本人社会(日本人町)を形成した。
	 第二次世界大戦中は3万数千人の日本兵が駐留。
	 その後、麻の栽培は衰え、代って林業や日本向けバナナの栽
	培が盛んとなる。
だばおおりえんたるしゅう《だばおおりえんたるしう》
	【ダバオ・オリエンタル州】
	◇[英]Davao Oriental Province
	○フィリピン、ミンダナオ島南東部のダバオ地域(Davao Re-
	gion)東部の州。
	 州都はマティ(Mati)。
	 「東ダバオ州」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 5,164平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)44万6,191人(5月1日現在)。
だばおしゅう《だばおしう》
	【ダバオ州】
	◇[英]Davao Province
	○フィリピンのダバオ・デル・ノルテ州(Davao del Norte 
	Province)の別称。
	 ⇒だばおでるのるてしゅう(ダバオ・デル・ノルテ州)
だばおちいき《だばおちゐき》
	【ダバオ地域】
	◇[英]Davao Region
	○フィリピン、ミンダナオ島南東部の地域。
	 行政所在地はダバオ市(Davao City)。
	〈面積〉
	 1万9,672平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)367万6,163人(5月1日現在)。
	〈4州〉
	 ダバオ・デル・ノルテ州(Davao del Norte Province)。
	 ダバオ・デル・スル州(Davao del Sur Province)。
	 ダバオ・オリエンタル州(Davao Oriental Province)。
	 コンポステラ・バレー州(Compostela Valley Province)。
だばおでるするしゅう《だばおでるするしう》
	【ダバオ・デル・スル州】
	◇[英]Davao del Sur Province
	○フィリピン、ミンダナオ島南東部のダバオ地域(Davao Re-
	gion)の州。北部をダバオ・デル・ノルテ州(Davao del Norte 
	Province)に接し、西部をダバオ湾(Davao Gulf)に面する。
	 州都はディゴス(Digos)。
	 北部にフィリピンの最高峰アポ山(Mount Apo)(2,954メート
	ル)がある。
	 「ダバオ・デル・スール州」,「南ダバオ州」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 6,378平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)190万5,917人(5月1日現在)。
だばおでるすーるしゅう《だばおでるすーるしう》
	【ダバオ・デル・スール州】
	◇[英]Davao del Sur Province
	○⇒だばおでるするしゅう(ダバオ・デル・スル州)
だばおでるのるてしゅう《だばおでるのるてしう》
	【ダバオ・デル・ノルテ州】
	◇[英]Davao del Norte Province
	○フィリピン、ミンダナオ島南東部のダバオ地域(Davao Re-
	gion)の州。東部をコンポステラ・バレー州(Compostela Val-
	ley Province)、南西部をダバオ・デル・スル州(Davao del 
	Sur Province)に接する。
	 州都はタグン(Tagum)。
	 「ダバオ州」,「北ダバオ州」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 3,463平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)74万3,811人(5月1日現在)。
だばからけん
	【ダバカラ県】
	◇[フ]Departement de Dabakala、[英]Dabakala Prefecture
	○コートジボアール共和国中北東部、バレデュバンダマ地方
	(Region de la Vallee du Bandama)北東部の県。南西部をブア
	ケ県(Departement de Bouake)、西部をカティオラ県(Departe-
	ment de Katiola)に接する。
	 県都はダバカラ。
	〈面積〉
	 9,670平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)11万9,400人(推計)。
★たばこ
	【タバコ】
	【煙草】
	◇[英]tobacco、[葡]tabaco、[露]tabak
	○(1)[植]([学]Nicotiana tabacum)ナス目(Solanales)ナス科
	(Solanaceae)タバコ属(Nicotiana)の一年草。
	 「忘れ草」とも呼ばれる。
	◎在来種:水府葉(スイフバ)・服部煙草(ハットリ・タバコ)。
	○(2)タバコの葉から作られた喫煙(キツエン)する嗜好品(シコウヒン)。
	 煙にはベンゼンなど発ガン物質が含まれている。
	 葉巻(ハマキ)は「シガー(cigar)」、紙巻タバコは「シガレット
	(cigarette)」。
	 参照⇒ふくりゅうえん(副流煙,伏流煙),たばこふぉうぶ(タ
	バコフォウブ),はばなたばこ(ハバナ・タバコ),はっとりたば
	こ(服部煙草)
	◎1616(元和 2.10.)煙草栽培の禁。
	 1877(明治10)皇后ら、西南戦争の傷病兵士にタバコを下賜(カ
	シ)。
	 1896. 3.(明治29)葉煙草専売法公布。
	 日露戦争の最中(サナカ)、1904. 4.(明治37)煙草専売法が公布
	され、 7. 1官営専売となる。
	 1985. 4. 1(昭和60)専売公社が民営化され、日本たばこ産業
	株式会社となる。
	 参考⇒かんえいたばこ(官営煙草),にほんたばこさんぎょう
	かぶしきがいしゃ(日本たばこ産業株式会社),たばこじょうれ
	い(たばこ条例)
	◎1904(明治37)スター、発売。
	 1930(昭和 5)スター、廃止。
	 1968. 5. 1(昭和43)タバコ値上げ。20本入、ハイライト80円
	・ピース100円。
	 1970(昭和45)マリーナ発売。
	 1979. 3.31(昭和54)きざみタバコの生産中止。
	 1983. 5. 1(昭和58)国産タバコ値上げ、マイルドセブン200
	円。輸入タバコ値下げ、LARK280円。
	 1998.12. 1(平成10)たばこ税及びたばこ特別税改正で値上げ。
	 2003. 7. 1(平成15)たばこ税の増税(1本82銭)にあわせ値上
	げ、マイルドセブン・ライトは20円値上げして270円。
	 2010.10. 1(平成22)マイルドセブンが300円から410円、セブ
	ンスターが300円から440円など100円以上の値上げ。
	 2011.10.(平成23)前年の増税で5.5%増収、販売本数23.5%
	減となった。
	◎代用品:参照⇒いたどり(イタドリ,虎杖),やまぼくち(ヤマ
	ボクチ,山火口)
	 上等品:参照⇒あぶらひかず(油引かず)(1)
★たばこきせいわくぐみじょうやく《たばこきせいわくぐみでうやく》
	【たばこ規制枠組み条約】
	【タバコ規制枠組み条約】
	◇[英]Framework Convention on Tobacco Control
	○タバコが原因の疾病や死者の削減を目指し、広告などを規制
	する国際条約。
	 略称は「FCTC」。
	 「たばこ条約」とも呼ぶ。
	◎2003. 5.21(平成15)世界保健機関(WHO)総会、192加盟国
	の全会一致で採択。40ヶ国が署名・批准してから90日後に発効。
	 2003. 6.16(平成15)ジュネーブのWHO本部でブラジル・フ
	ランス・イギリス・南アフリカなど29ヶ国・地域が署名。
	 2003.11.10(平成15)中国が署名(77番目)。
	 2005. 2.27(平成17)発効。署名127ヶ国、批准57ヶ国。
たばこじょうやく《たばこでうやく》
	【たばこ条約】
	○⇒たばこきせいわくぐみじょうやく(たばこ規制枠組み条約,
	タバコ規制枠組み条約)
★たばこじょうれい《たばこでうれい》
	【たばこ条例】
	○[法]
	 参照⇒きんえん(禁煙,禁烟)(2)
	◎1998(平成10)東京都千代田区、通称「ポイ捨て条例」を制定。
	 2002.10. 1(平成14)東京都千代田区、通称「たばこ条例」を施
	行。
	 2002.12.18(平成14)福岡市議会、歩きタバコを規制する「人
	に優しく安全で快適なまち福岡をつくる条例」を可決。
	 2003. 5. 1(平成15)日光市環境美化都市条例が施行され、文
	化財周辺での歩きタバコや、市内全域での吸殻やゴミのポイ捨
	てが禁止される。
	 2003. 7. 9(平成15)東京都千代田区、丸の内など指定地区の
	拡張を決定、皇居を除く区面積の約4割となる。
	 2003. 8. 1(平成15)福岡市、「人に優しく安全で快適なまち
	福岡をつくる条例」を施行。政令指定都市としては初めての路
	上禁煙条例。
	◎2001. 5.15(平成13)EUたばこ規制法が可決・成立。
	 包装箱の表側30%以上・裏側40%以上に健康に害があるとい
	う警告文の印刷を義務付ける。2003年9月からはマイルド・ラ
	イト・低タールなどの表示も禁止。タール含有量は現行12ミリ
	グラム以下を2004年からは10ミリグラム以下に規制。
	 2003.11.(平成15)日本、たばこ事業法改正。たばこの健康へ
	の危険性警告が義務化。
	 2003.12.31(平成15)アメリカ合衆国ニューヨーク州、たばこ
	の巻紙を低発火性にする条例を決定。実施は2004年夏。
	 2004.10.22(平成16)EU欧州委員会、たばこの包装紙にたば
	この害を訴える42種類の警告写真の掲載を求める。
	 2004.11. 5(平成16)日本たばこ産業(JT)、喫煙の危険性を
	警告するたばこの注意書き表記変更に伴う新デザインを発表。
	 2004.12.17(平成16)ブータン、タバコ販売を全面禁止。
	 2005. 1.10(平成17)イタリア、新禁煙法を施行。
	 2005. 2. 7(平成17)キューバ、公共の場所での全面禁煙を実
	施し、たばこの自動販売機も同日撤去。
	 2006.10.(平成18)香港、デパート・映画館などを禁煙。
	 2007. 1. 1(平成19)香港、レストランやバーなど飲食店を禁
	煙。
たばこのけむり
	【煙草のけむり】
	○[楽]五輪真弓(イツワ・マユミ)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌も五輪真弓。
	◎1973.10.(昭和48)。
たばこふぉうぶ
	【タバコフォウブ】
	◇[英]tobaccophobe。
	○嫌煙家。
たばこやのむすめ
	【煙草屋の娘】
	○[楽]園ひさし作詞、鈴木静一作曲の歌謡曲。
	 歌は岸井明・平井英子。
	◎1937. 6.(昭和12)レコード発売。
たばさみ
	【手挟み】
	○[建]社寺建築の組み物の一つ。
	 本殿から張り出した向拝(コウハイ)の柱と、勾配(コウバイ)のある
	垂木(タルキ)や虹梁(コウリョウ)との間などに挟み入れておさまりをよ
	くする板。
	 「てばさみ(手挟み)」とも呼ぶ。
★だはしゅーる
	【ダハシュール】
	◇Dahshur、[フ]Dachour
	○[歴]エジプト北部、メンフィス(Memphis)近くのナイル川下
	流西岸にある古代ピラミッド。
たぱじょすがわ《たぱじよすがは》
	【タパジョス川】
	◇[葡]Rio Tapajos
	○[地]ブラジル北東部のパラ州(Estado de Para)西部を北東流
	するアマゾン川(Rio Amazonas)の支流。
	◎2007.11.16(平成19)パラ州西部のサンタレン(Santarem)近郊、
	大西洋から約1,600キロメートルの砂州にミンククジラ(体長約
	5.4メートル)が乗り上げられているのが発見された。
たばす
	【タバス】
	◇Tabas
	○イラン中央部、ヤズド州(Yazd Ostan)北東部の都市。
	 北緯33.60°、東経56.92°の地。
	〈人口〉
	 1986(昭和61)1万4,879人。
	 1991(平成 3)1万7,071人。
	 1996(平成 8)2万5,722人。
	 2006(平成18)3万0,681人。
	◎2002(平成14)までにホラサン州(Khorasan Ostan)から転属。
たばすこ
	【タバスコ】
	◇[西]Tabasco
	○(1)⇒たばすこしゅう(タバスコ州)
	○(2)[食]アメリカのマキルヘニー社(Mc.Ilhenny Co.)製の登
	録商標名。
	 発酵した塩漬の赤トウガラシに果実酢などを加えた辛味の強
	いソース。
	 日本ではスパゲティやピザにかける。
	 参照⇒すこびるち(スコビル値)
	○(3)[食](tabasco)赤トウガラシ。
たばすこしゅう《たばすこしう》
	【タバスコ州】
	◇[西]estado de Tabasco、[英]Tabasco State
	○メキシコ南東部の州。南東部をチアパス州(estado de Chia-
	pas)に接し、北部をメキシコ湾のカンペチェ湾(Bahia de Cam-
	peche)に面する。
	 州都はビジャエルモーサ(Villahermosa)。
たはた
	【田畑】
	【田畠】
	○田(タ)と畑(ハタケ)。耕作地。
	 「でんぱた(田畑,田畠)」,「圃場(ホジョウ)」,「農圃(ノウホ)」とも呼
	ぶ。
	◎「田畠」は「でんばく」とも読む。
たばたえき
	【田端駅】
	○[交]東京都北区東田端にある、JR山手線・京浜東北線の駅。
	 山手線:西日暮里(ニシニッポリ)駅と駒込(コマゴメ)駅の間。
	 京浜東北線:西日暮里駅と上中里(カミナカザト)駅の間。
	◎1896. 4. 1(明治29)開業。
	 1903. 4. 1(明治36)当時の山手線(品川〜赤羽)池袋駅と豊島
	線が開通。
たばちんが
	【タバチンガ】
	◇Tabatinga
	○⇒たばてぃんが(タバティンガ)
たはっとさん
	【タハット山】
	◇[英]Mount Tahat
	○[地]アルジェリア南部、アハガル台地(Ahaggar Plateau)に
	ある最高峰。標高2,918メートル。
たばてぃんが
	【タバティンガ】
	◇Tabatinga
	○ブラジル北西部、アマゾナス州(Estado de Amazonas)西端の
	都市。北部をコロンビア南端の都市レティシア(Leticia)に隣
	接。
	 南緯4.25°、西経69.93°の地。
	 「タバチンガ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1996(平成 8)2万3,500人。
	 2000(平成12)2万6,500人。
	 2004(平成16)2万9,600人。
たはと
	【タハト】
	◇Tahat
	○[地]アルジェリア北部、アトラス山脈(the Atlas Mountains)
	アハガル山地(the Ahaggar Massif)の高峰。標高3,003メート
	ル。
	◎標高2,918メートルとも。
たばーど
	【タバード】
	◇[英]tabard、[フ]tabard
	○(1)[歴][服]中世ヨーロッパの騎士が鎧(ヨロイ)の上に着た、紋
	章入りの陣羽織(ジンバオリ)。
	 フランス語で「タバール」とも呼ぶ。
	○(2)[歴][服]伝令官が着た、国王の紋章入りの官服。
	 フランス語で「タバール」とも呼ぶ。
たーばなえんとれにゃな
	【ターバナエントレニャナ】
	◇Thabana Ntlenyana、[英]Mount Ntlenyana
	○[地]アフリカ南部のレソト(Lesotho)王国にある、ドラケン
	スバーグ山脈(the Drakensberg range)の高峰。標高3,482メー
	トル。
だはぶ
	【ダハブ】
	◇Dahab/Dhahab
	○エジプト北東部、南シナイ県(Muhafazat Janub Sina')東部
	のアカバ湾(the Gulf of Aqaba)に面する都市。
	 国際的なリゾート地。
	◎2006. 4.24(平成18)市内3ヶ所でほぼ同時に爆弾テロが発生。
だはぷりずま
	【ダハプリズマ】
	◇[独]Dachprisma
	○[光](ドイツ語で)屋根形プリズム(roof prism)。
	 「ダハプリズム(dach prism)」とも呼ぶ。
	◎「ダハ」はドイツ語で「屋根」。
だはぷりずむ
	【ダハプリズム】
	◇[英]dach prism
	○[光]⇒だはぷりずま(ダハプリズマ)
たばやまむら
	【丹波山村】
	◇[日]Tabayama Mura
	○山梨県北東部、北都留郡(キタツルグン)の村。
たはら
	【田原】
	◇[日]Tahara
	○(1)⇒たはらし(田原市)
	○(2)[古]⇒たはらちょう(田原町)
たはらし
	【田原市】
	◇[日]Tahara Shi
	○愛知県南部の市。全市が渥美半島に位置する。
	〈面積〉
	 2003. 8.20(平成15)106.4平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2003. 8.20(平成15)4万3,000人。
	◎2003. 8.20(平成15)渥美郡(アツミグン)の田原町(タハラチョウ)が赤羽
	根町(アカバネチョウ)を編入合併して田原市を発足。
	 2005.10. 1(平成17)渥美町(アツミチョウ)を編入。
たはらちょう《たはらちやう》
	【田原町】
	◇[日]Tahara Cho
	○[古]愛知県南部、渥美郡(アツミグン)にあった町。
	 参照⇒たはらし(田原市)
	◎2003. 8.20(平成15)渥美郡赤羽根町(アカバネチョウ)を編入合併し
	て田原市を発足。
たばーる
	【タバール】
	◇[フ]tabard
	○[歴][服]⇒たばーど(タバード)
たばるざか
	【田原坂】
	◇[日]Tabaru Zaka
	○(1)熊本県熊本市植木町(ウエキマチ)(当時は田原村)にある坂。
	 高瀬街道の玉名郡(タマナグン)玉東町(ギョクトウマチ)木葉(コノハ)から
	植木町に通じる。
	◎旧住所は鹿本郡(カモトグン)植木町(ウエキマチ)。
	○(2)[歴]熊本県熊本市植木町にある西南戦争の古戦場。
	 1877(明治10)政府軍(官軍)は西郷軍をここで激戦によって破
	り、熊本城の包囲をとき、戦争の決着をつくった。
	 参照⇒せいなんせんそう(西南戦争)
	○(3)[楽]1904〜1905(明治37〜明治38)ころ作られた熊本県の
	新民謡・花柳界のお座敷唄。田原坂で戦死した西郷軍を追悼。
たはるしゅう《たはるしう》
	【タハル州】
	◇Velayat-e Takhar、[英]Takhar Province
	○アフガニスタン北東部の州。南西部をバグラン州(Velayat-e 
	Baghlan)、西部をクンドゥズ州(Velayat-e Qunduz)、北部をタ
	ジキスタン(Tajikistan)に接する。
	 州都はタロカン(Taloqan)。
	 「タハール州」,「タカル州」とも呼ぶ。
たはーるしゅう《たはーるしう》
	【タハール州】
	◇Velayat-e Takhar
	○⇒たはるしゅう(タハル州)
たばれす
	【タバレス】
	◇Tavares
	○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)中北部
	のレイク郡(Lake County)中央部にある郡都。
★[1]たーばん
	【ターバン】
	◇[英]turban
	○[服]インド人やイスラム教徒の男性が頭に巻く頭巾(ズキン)。
	 参照⇒しーくきょう(シーク教),ぱぐりー(パグリー),しぇま
	ーぐ(シェマーグ)
	◎2006(平成18)イギリス、運転免許証用の写真撮影にターバン
	着用を禁止。
	◎俗語:参照⇒らぐへっど(ラグヘッド)
[2]たーばん
	【ターバン】
	◇[英]tavern、[独]Gasthaus(ガストハオス)
	○居酒屋・バー。
だーばん
	【ダーバン】
	◇Durban
	○南アフリカ共和国南東部、クワズール・ナタール州(Kwazulu 
	Natal Province)南部のインド洋に臨む港湾都市。
	 インド人の移民が多い。
	〈人口〉
	 1967(昭和42)66万2,894人。
	 1970(昭和45)73万人。
	 1985(昭和60)63万4,000人。
	 1991(平成 3)71万5,669人。
	◎1835(天保 6)ケープ植民地総督の名前に因(チナ)み命名。
	◎2001. 8.31〜 9. 7(平成13)世界人種差別撤廃会議(the world 
	conference against racism)、166ヶ国の参加で開催。アメリ
	カとイスラエルは、イスラエルが非難される恐れがあるとして、
	実務レベルの代表団のみを派遣し事実上の欠席。
★たび
	【旅】
	○(1)旅行。
	○(2)[古][通]JTB(日本交通公社)の月刊旅行雑誌。
	◎1924. 4.(大正13)日本旅行文化協会(JTBの前身)が創刊。
	 2003(平成15)休刊。
	 2004(平成16)新潮社から刊行。
	 2012. 1.20(平成24)3月号を発売して休刊。
★たび
	【足袋】
	【単皮】
	○[服]
	 サイズの単位は文(モン)(約2.4センチメートル)。
	 参照⇒はだしたび(跣足袋),じかたび(地下足袋,直足袋),こ
	はぜ(小鉤,鞐),ちょっぱり(チョッパリ)(2)
だび
	【ダビ】
	◇Eugene Dabit(ウジェーヌ・ダビ)
	○[人]フランスの小説家(1898〜1936)。
	 貧しい小市民や労働者を主題に、簡素な文体で描く。
	 アンドレ・ジード(Andre Gide)とソビエト(現:ロシア)を旅
	行中に客死。
	 作品は『北ホテル』・『煩悩』・『プチ・ルイ』・『オアシ
	ス荘』・『スペイン絵画の巨匠グレコとベラスケス』など。
★だび
	【荼毘】
	◇[パーリ語]jhapeti
	○[仏]火葬のこと。
	 インドでは古くから火葬が重んじられ、死者の霊が煙ととも
	に天界に昇ると信じられていた。
	 参照⇒かそう(火葬),さてぃー(サティー)
	◎「毘」は「田」偏+「比」とも書くが、補助漢字にもない。
[1]だーびー
	【ダービー】
	◇Derby
	○(1)イギリス、イングランド中央部のミッドランド地方のダ
	ービーシャー州(Derbyshire)の都市。
	 北緯52.92°、西経1.50°の地。
	〈人口〉
	 1981(昭和56)21万8,026人。
	 1991(平成 3)22万3,836人。
	 2001(平成13)22万9,407人。
	○(2)ロンドン南郊のエプソム(Epsom)で毎年行われる、イギリ
	ス最大の競馬レース。
	 サラブレッド3歳馬(明け4歳馬)の特別レース。距離は約2,
	400メートル。
	 6月の第1水曜日に開催。
	◎1780(安永 9)第十二代ダービー伯爵(Earl of Derby)が創始。
[2]だーびー
	【ダービー】
	◇[英]derby
	○(1)[1]ダービーにならって世界各地で行われる競馬の特別レ
	ース。
	 参照⇒にほんだーびー(日本ダービー)
	○(2)(転じて)大競争・大競技。首位争い。
	○(3)[運](特に)プロ野球の、投手や打者の成績の首位争い。
	◎ホームラン・ダービー
[3]だーびー
	【ダービー】
	◇Edward Smith-Stanley,12th Earl of Der-
	by
	○[人]イギリスの貴族(1752〜1834)。[4]第十四代ダービー伯
	爵の祖父・
	 1780(安永 9)エプソム(Epsom)で競馬レースを開催。
	 参照⇒[1]だーびー(ダービー)(2)
[4]だーびー
	【ダービー】
	◇Edward George Geoffrey Smith-Stanley,14th Earl of Der-
	by
	○[人]イギリスの政治家(1799. 3.29〜1869.10.23)。[3]第十
	二代ダービー伯爵の孫。
	 「エドワード・スタンリー(Edward Stanley)」,「エドワード・
	ジェフリー(Edward Geoffrey)」とも呼ぶ。
たぴおか
	【タピオカ】
	◇tapioca
	○[食]キャッサバ(cassava)の樹の塊根(キャッサバ芋)から製
	した澱粉(デンプン)。料理・菓子用のほか水あめ・ブドウ糖の原
	料や織物用の糊料など糊(ノリ)にも使用される。
	 良質な澱粉であるが塊根には有毒な青酸を含有するので、す
	りつぶしたあと水洗いと加熱乾燥をくり返して取り除き精製す
	る。
	 熱帯地方ではサツマイモにつぐ重要な主食となっている。
	 参照⇒きゃっさば(キャッサバ)
たぴおかのき
	【タピオカの木】
	○[植]⇒きゃっさば(キャッサバ)
たびがさどうちゅう《たびがさだうちゆう》
	【旅笠道中】
	○[楽]藤田まさと作詞、大村能章作曲の歌謡曲。
	 歌は東海林太郎(ショウジ・タロウ)。
	 歌い出しは「夜が冷たい心が寒い/渡り鳥かよ俺等(オイラ)の旅
	は/風のまにまに吹きさらし」。
	◎1935. 4.(昭和10)レコード発売。
たびがらす
	【旅烏】
	○(1)定住する所がなく、旅から旅へと各地を渡り歩いて暮ら
	している人。
	 参照⇒わたりどり(2)
	【渡り鳥
	○(2)ほかの土地から移って来た人を、その土地の人がよそ者
	として卑(イヤ)しめて呼ぶ言葉。
だーびーしゃーしゅう《だーびーしやーしう》
	【ダービーシャー州】
	◇[英]Derbyshire County
	○イギリス、イングランド中央部のミッドランド地方の州。西
	部をスタフォードシャー州(Staffordshire County)に接する。
	 州都はマットロック(Matlock)。
たびしょ
	【旅所】
	○祭礼のときに神輿(ミコシ)を一時とめておく所。
	 「旅の宮」とも呼ぶ。
だびしょ
	【荼毘所】
	○火葬場の別称。
	 ⇒かそうば(火葬場)
たぴすとりー
	【タピストリー】
	◇[英]tapestry、[フ]tapisserie
	○壁掛けやテーブル掛けなどに使用する、装飾用の綴(ツヅ)れ
	織り。
	 梳毛糸(ソモウシ)・金糸・銀糸などの色とりとりの糸を用い、絵
	画風の風景・人物像・図案などを織り出したもの。
	 「タペストリー」とも、フランス語で「タピスリー」とも呼ぶ。
	 参照⇒ごぶらんおり(ゴブラン織り,ゴブラン織)
	◎「タピストリー」の方が「タペストリー」より英語の発音に近い。
たぴすりー
	【タピスリー】
	◇[フ]tapisserie、[英]tapestry
	○⇒たぴすとりー(タピストリー)
たーびだいと
	【タービダイト】
	◇[英]turbidite
	○[地]乱泥流(混濁流)によって堆積したと考えられる堆積物・
	堆積層。
	 大地震で誘発されて海底斜面が崩落し、泥や砂が流れ下って
	深海底で一度海水と混合して堆積した密度の高いもの。
	 典型的な級化層理を示し、上部が泥質で下部が砂質の単層で
	あるが、一見は泥岩と砂岩の互層のように見える。
	 宮崎県宮崎市の日南海岸の青島にある「鬼の洗濯板」など。
	 参照⇒[2]ふりっしゅ(フりッシュ)
	 「乱泥流堆積物」とも呼ぶ。
	◎中国語:濁流岩(zhuoliuyan)。
たびだちのうた
	【出発の歌】
	○[楽]及川恒平作詞、小室等作曲の歌謡曲。
	 歌は上條恒彦(カミジョウ・ツネヒコ)。
	◎1971.11.25(昭和46)キングレコードから発売。
たびだちのひに
	【旅立ちの日に】
	○[楽]小嶋登作詞、坂本浩美作曲のコマーシャルソング(NT
	T東日本)。
	 歌はSMAP(スマップ)。
	 卒業式で歌われることも多い。
	◎1991(平成 3)原曲が発表。
たひち
	【タヒチ】
	◇Tahiti
	○(1)[地](Tahiti Island)⇒たひちとう(タヒチ島)
	○(2)[地](the Tahiti Islands)ソシエテ諸島(the Society 
	Islands)の別称。
	 ⇒そしえてしょとう(ソシエテ諸島)
たひちしょとう《たひちしよたう》
	【タヒチ諸島】
	◇[英]the Tahiti Islands
	○[地]ソシエテ諸島(the Society Islands)の別称。
	 ⇒そしえてしょとう(ソシエテ諸島)
たひちとう《たひちたう》
	【タヒチ島】
	◇[英]Tahiti Island
	○[地]南東太平洋、ソシエテ諸島(the Society Islands)東部
	にある主島。フランス領。
	 中心都市はパペーテ(Papeete)。
	 標高2,237メートルのオロヘナ山(Mount Orohena)がある。
	 「太平洋の楽園」とも呼ばれ、画家ゴーギャン(Paul Gauguin)
	が晩年をこの島で過ごし、その風景を描いたことで知られる。
	〈面積〉
	 1,042平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1967(昭和42) 6万1,519人。
	 1988(昭和63)13万1,309人。
	 1991(平成 3)13万1,300人。
	◎1769(明和 6)イギリスのクック(James Cook)が最初の航海で
	訪れる。
	 1843(天保14)フランス領となる(太平洋の島が植民地化され
	た最初)。
	 1891(明治24)ゴーギャンが初めて訪れる。
だびっどそんぐん
	【ダビッドソン郡】
	◇[英]Davidson County
	○[古]アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)
	中北部の郡。南東部をラザフォード郡(Rutherford County)、
	南部をウィリアムソン郡(Williamson County)に接する。
	 郡都はナッシュビル(Nashville)(州都)。
	◎1962(昭和37)州都ナッシュビルとダビッドソン郡が合併。
	 参照⇒なっしゅびる(ナッシュビル)
★だびで
	【ダビデ】
	【大闢】
	◇[英]David、[ヘブライ語]Dawid
	○[人]ヘブライ王国(イスラエル)の第2代の王。在位:BC.
	 997ころ〜BC. 966ころ。エサイ(Yisay)の子、第3代王ソロモ
	ン(Solomon)の父。
	 初代サウル(Saul)王の後を継ぐ。
	 「ダヴィデ」とも呼ぶ。
	 参照⇒ごりあて(ゴリアテ)(1),ばてしば(バテシバ)
	◎ダビデの星:⇒だびでのほし(ダビデの星)
	 大理石像:⇒だびでぞう(ダビデ像)
	 ブロンズ像:参照⇒[2]どなてろ(ドナテロ)
	 英米の姓:⇒[1]でーびす(デービス)
★だびでぞう《だびでざう》
	【ダビデ像】
	◇[伊]la statua del Davide/il Davide di Michelangelo、
	[英]the statue of Davide
	○[美]ミケランジェロ(Michelangelo)(1475〜1564)製作の大理
	石像。高さ約5メートル、重量約5.5トン。
	 フィレンツェ(Firenze)のアカデミア美術館(Museo Accadem-
	ia)所蔵。
	◎1504(永正元)完成し、市中心部のシニョリア広場(Piazza 
	della Signoria)に設置。
	 1527(大永 7)暴動で左腕が落下。
	 1991(平成 3)落下した金槌(カナヅチ)で左足の指1本がつぶさ
	れる。
	 2003. 9.(平成15)清掃作業を開始。
	 2004. 5.26(平成16)清掃作業終了により一般公開。
★だびでのせきじゅんしゃ
	【ダビデの赤盾社】
	◇[ヘブライ語]Magen David Adom(マゲン・ダビド・アドム)
	○イスラエルの救急活動組織。
	 赤十字社・赤新月社に相当するが、そのシンボル・マークを
	嫌って、赤い(adom)ダビデの星(Magen David)を使用。
	 略称は「MDA」。
だびでのほし
	【ダビデの星】
	◇[ヘブライ語]Magen David(ダビデの盾)、[英]the Star of 
	David
	○正三角形と逆三角形を組み合わせた、イスラエル共和国のシ
	ンボル・マーク。
	◎もと、ユダヤ教のシンボル。
	 参照⇒そろもんのふういん(ソロモンの封印),はーけんくろ
	いつ(ハーケンクロイツ)
たびね
	【旅寝】
	○旅行先で寝ること。
	 「旅枕(タビマクラ)」とも呼ぶ。
	◎旅先の野宿:⇒[1]くさまくら(草枕)
たびのけ
	【旅の日】
	○旅行中の日数。
たびのそらから
	【人生の空から】
	○[楽]松山千春(チハル)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌も松山千春。
	◎1980(昭和55)。
たびのみや
	【旅の宮】
	○⇒たびしょ(旅所)
たびのやど
	【旅の宿】
	○[楽]岡本修己(オサミ)作詞、吉田拓郎(タクロウ)作曲の歌謡曲。
	 歌は「よしだたくろう」。
	◎1972. 7.(昭和47)レコード発売。
たびのよかぜ
	【旅の夜風】
	○[楽]西條八十(サイジョウ・ヤソ)、万城目正(マンジョウメ・タダシ)作曲の
	歌謡曲。映画『愛染かつら』の主題歌。
	 歌は霧島昇、ミス・コロムビア。
	 歌い出しは「花も嵐も踏み越えて/行くが男の生きる道」。
	 参照⇒あいぜんかつら(愛染かつら)
	◎1938. 9.(昭和13)映画公開。
	 1939. 7.(昭和14)渡辺はま子の歌でレコード発売。
★たびびと
	【旅人】
	◇[英]traveler/traveller
	○旅行者。
	 「トラベラー」,「遊子(ユウシ)」,「行旅(コウリョ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒こうりょ(行旅)
	◎江戸時代のヤクザの旅姿:三度笠(サンドガサ)・カッパ(合羽)
	・振り分け・長どす。
たびまくら
	【旅枕】
	○⇒たびね(旅寝)
だびゅーく
	【ダビューク】
	◇Dubuque
	○(1)(Dubuque County)⇒だびゅーくぐん(ダビューク郡)
	○(3)アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)東部の
	ダビューク郡東端にある郡都。
	 北緯42.50°、西経90.69°の地。
	 ミシシッピー川(Mississippi River)西岸の都市で、対岸の
	北東部をウィスコンシン州(Wisconsin State)、南東部をイリ
	ノイ州(Illinois State)に隣接する。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)5万7,546人。
	 2000(平成12)5万7,810人。
	○(3)[軍]アメリカ太平洋艦隊のオースティン級船渠型輸送揚
	陸艦(Austin-class amphibious transport dock)(LPD8)。
	 母港はカリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)。
	◎1967(昭和42)竣工。
	 1985(昭和60)佐世保に配備。
	 1990(平成 2)湾岸戦争でペルシア湾に出港。
	 1999(平成11)サンディエゴに配備。
だびゅーくぐん
	【ダビューク郡】
	◇[英]Dubuque County
	○アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)東部の郡。
	西部をデラウェア郡(Delaware County)に接し、北東部をウィ
	スコンシン州(Wisconsin State)、南東部をイリノイ州(Illi-
	nois State)に隣接。
	 郡都はダビューク。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)9万3,634人。
	 1990(平成 2)8万6,403人。
	 2000(平成12)8万9,143人。
	 2005(平成17)9万1,631人。
たーびゅらんす
	【タービュランス】
	◇[英]turbulence
	○(1)大荒れ。
	○(2)(社会的な)不穏・騒乱・動乱・混乱。
	○(3)[気]乱気流。
たびらこ
	【タビラコ】
	【田平子】
	○(1)[植]([学]Lapsana apogonoides)キク目(Asterales)キク
	科(Asteraceae)ヤブタビラコ属(Lapsana)の二年草(越年草)。
	 田の畦(アゼ)などに生える雑草の一つ。
	 名称のように冬季は根出葉がロゼット状に地面に平らに広がっ
	ている。
	 早春、高さ約10〜15センチメートルの花茎を数本出し、黄色
	の舌状花だけから成る頭花を開く。
	 茎・葉からは白い汁が出る。
	 若葉は食用となる。
	 「カワラケナ(土器菜)」とも呼ぶ。
	 「ホトケノザ(仏の座)」とも呼び、春の七草の一つ。
	 「コオニタビラコ(小鬼田平子)」とも呼ぶが、「オニタビラコ
	(鬼田平子)」はオニタビラコ属(Youngia)で別属。
	 参照⇒おにたびらこ(オニタビラコ,鬼田平子)
	○(2)[植]キュウリグサ(胡瓜草)の別称。
	 ⇒きゅうりぐさ(キュウリグサ,胡瓜草)
たーびん
	【タービン】
	◇[英]turbine
	○[機]流体を動翼(羽根車)列にあてて軸を回転させことで、流
	体の運動エネルギーを回転運動に変換する原動機。
	◎蒸気タービン(steam turbine)。
	 ガスタービン(gas turbine)。
	 水力タービン(水力タービン)(water turbine)。
	◎ドイツ語:トゥービーネ(Turbine)。
	 フランス語:チュービン(turbine)。
	 イタリア語:トゥルビーナ(turbina)。
	 スペイン語:トゥルビーナ(turbina)。
	 中国語:汽輪機(qilunji)/葉輪機(yelunji)。
だびんち
	【ダ・ビンチ】
	◇da Vinci
	○[人]⇒れおなるどだびんち(レオナルド・ダ・ビンチ)
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