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百 科 辞 書 《たま》 編集:獨 澄旻
-------- たま --------------------------------------------------
★たま
【弾】
○()
○()[俗]ステープラー(ホチキス)の綴じ針([英]staple)の俗称。
★たま
【多摩】
◇[日]Tama
○(1)⇒たまし(多摩市)
○(2)⇒たまく(多摩区)
○(3)[地]多摩川の略。
⇒たまがわ(多摩川)
○(4)[歴][軍]旧日本海軍の軽巡洋艦、第五艦隊の旗艦。
だま
【だま】
◇[英]lump
○[料]小麦粉などを水に溶いた時、かたまりになって溶け残っ
たもの。
だま
【ダマ】
○[植]⇒たぶのき(タブノキ,椨)
たまいし
【玉石】
◇[日]tamaishi/tama-ishi
○(1)[建]河原や海岸などにある丸い石。
石垣・庭・基礎などに用いる。
参照⇒のいし(野石),たまじゃり(玉砂利)
○(2)[鉱]炭層の中にある、大きな卵形の塊(カタマリ)をなして珪
化した石炭。
たーまいと
【ターマイト】
◇[英]termite
○[虫](英語で)シロアリ(白蟻)。
⇒しろあり(シロアリ,白蟻)
たまいれ
【玉入れ】
○[運]紅白の二組に分れ、二本の立てた竿の先に紅白の籠を着
け、自組の籠の中にそれぞれの玉を投げ入れ、入った玉の数を
きそう競技。
主に運動会で幼稚園児や小学校低学年の児童が行う。
参照⇒ぼうたおし(棒倒し)
だまーヴぁんどさん
【ダマーヴァンド山】
◇Kuh-e Damavand、[英]Mount Damavand
○[地]⇒だまーばんどさん(ダマーバンド山)
だまうり
【ダマウリ】
◇Damauli
○ネパール中央部、ガンダキ地方(Gandaki Zone)南部のタナフ
地区(Tanahu District)の行政所在地。
たまうりぱすしゅう《たまうりぱすしう》
【タマウリパス州】
◇[西]estado de Tamaulipas、[英]Tamaulipas State
○メキシコ東部の州。南東端をベラクルス州(estado de Vera-
cruz)、西部をヌエボレオン州(estado de Nuevo Leon)に接し、
東部をメキシコ湾に面する。
州都はシウダードビクトリア(Ciudad Victoria)。
南東端に港湾都市タンピコ(Tampico)がある。
〈面積〉
7万9,601平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)224万9,581人。
たまおしこがね
【タマオシコガネ】
【玉押金亀子】
○[虫]甲虫目(鞘翅目)(Coleoptera)コガネムシ科(Scarabaei-
dae)ダイコクコガネ亜科(Scarabaeinae)に属する昆虫のうち、
獣糞(ジュウフン)の球を転がす性質のあるもの一群の総称。
体長5〜40ミリメートルの扁平で幅広い卵形。多くは黒色で
鈍い金属光沢がある。オオタマオシコガネは体長25ミリメート
ル内外、非常に小型のマメダルマコガネは2〜3ミリメートル。
動物の新しい糞に集まり、これを球状にまるめて後ろ向きに
後ろ足で転がして運び、地面に掘った穴に運び込んで卵を産み
つけて死ぬ。幼虫は糞球の内部を食べて育ち、成虫として外に
出てくる。
地中海沿岸から中央アジア・中国の乾燥地方に分布するが、
日本には1種もいない。
「フンコロガシ(糞転がし)」,「スカラベ([フ]scarabee)」,「ス
カラブ([英]scarab)」とも呼ぶ。
◎古代エジプトで崇拝された。
参照⇒すからべ(スカラベ)(2)
◎ファーブルの『昆虫記』にヒジリタマオシコガネが登場し、
有名になった。
たまがき
【玉垣】
◇[日]tamagaki/tama-gaki
○[建]⇒みずがき(瑞垣,瑞籬,水垣)(2)
たまがけ
【玉掛け】
◇[英]sling
○(1)[建]クレーンで資材や荷物などを吊り上げる時、それに
ワイヤーやロープなどを掛けること。その作業。
◎玉掛け索(サク):⇒あいすぷらいす(アイスプライス,アイ・ス
プライス)
○(2)[建](1)を担当する人。
◎作業と区別するため「玉掛けさん」などと呼ぶ。
たまがけさく
【玉掛け索】
◇[英]eye splice
○[工]アイスプライスの別称。
⇒あいすぷらいす(アイスプライス,アイ・スプライス)
たまがわ《たまがは》
【玉川】
◇[日]Tamagawa
○(1)⇒たまがわちょう(玉川町)
○(2)[交]⇒たまがわえき(玉川駅)
○(3)[交]⇒たまがわむらえき(玉川村駅)
○(4)[古]⇒たまがわむら(玉川村)
★たまがわ《たまがは》
【多摩川】
◇[日]Tama Gawa
○(1)[地]関東平野の南部を流れ、東京湾に注(ソソ)ぐ川。
埼玉県と山梨県の県境にある笠取山(カサトリヤマ)を発源。
延長138キロメートル、流域面積1,240平方キロメートル。
最下流は「六郷川(ロクゴウガワ)」と呼ばれる。
参照⇒ろくごうがわ(六郷川),かさとりやま(笠取山)
〈支流〉
浅川:⇒あさかわ(浅川)(1)
○(2)[交]⇒たまがわえき(多摩川駅)
たまがわえき《たまがはえき》
【玉川駅】
○[交]岩手県九戸郡(クノヘグン)洋野町(ヒロノマチ)種市(タネイチ)にある、
JR八戸線(ハチノヘセン)の駅。
種市駅と宿戸(シュクノヘ)駅の間。
◎旧住所は九戸郡種市町(タネイチマチ)。
たまがわえき《たまがはえき》
【多摩川駅】
○[交]東京都大田区田園調布(デンエンチョウフ)にある、東急東横線
・目黒線・多摩川線の駅。
東横線:田園調布駅と新丸子(シンマルコ)駅(川崎市)の間。
目黒線:田園調布駅と新丸子駅の間。
多摩川線:沼部(ヌマベ)駅の次で、ターミナル駅(始点)。
◎2000. 8.(平成12)多摩川園駅から改称。
たまがわおんせん《たまがはをんせん》
【玉川温泉】
○秋田県東部、仙北市(センボクシ)東部の田沢湖玉川にある温泉。
岩盤浴場がある。
◎旧住所は仙北郡(センボクグン)田沢湖町(タザワコマチ)玉川。
★たまがわがくえん《たまがはがくゑん》
【玉川学園】
○[教]
1929(昭和 4)小原国芳(オバラ・クニヨシ)により創設。
たまがわじょうすい《たまがはじやうすい》
【玉川上水】
○[歴]江戸初期に作られ昭和中期まで利用された、江戸の上水
道。
多摩川の水を羽村堰(ハムラゼキ)(現:東京都羽村市)で取水し、
新宿区四谷大木戸まで約43キロメートル送水し、江戸城や下町
に供給した。一部は野火止用水(砂川付近から)や千川用水など
にも分水された。
1653(承応 2)庄右衛門(?〜1708)・清右衛門の兄弟が着工し、
翌年完成。
兄弟はこの功により玉川の姓と帯刀・禄200石、また代々上
水役として水道料金の徴収を許された。しかし、3代目にワイ
ロ(賄賂)を受けていたことが判明して江戸から追放された。
1901(明治34)上水を廃止。
1965(昭和40)上水を利用した淀橋上水場が廃止。
◎玉川兄弟は、現在の立川市からと福生市からの二度の工事に
失敗し、川越藩士の安松金右衛門の指導を受けて成功したとさ
れる。
たまがわせん《たまがはせん》
【玉川線】
○[歴][交]⇒とうきゅうたまがわせん(東急玉川線)
たまがわせん《たまがはせん》
【多摩川線】
○[交]⇒せいぶたまがわせん(西武多摩川線)
たまがわだいし《たまがはだいし》
【玉川大師】
○東京都世田谷区瀬田4-13にある玉真密院(ギョクシンミツイン)の通称。
たまがわちょう《たまがはちやう》
【玉川町】
◇[日]Tamagawa Cho
○愛媛県北部、越智郡(オチグン)の町。
◎福島県石川郡には玉川村(タマカワムラ)がある。
山口県阿武郡(アブグン)には田万川町(タマガワチョウ)がある。
埼玉県比企郡(ヒキグン)には玉川村(タマガワムラ)があった。
たまがわちょう《たまがはちやう》
【田万川町】
◇[日]Tamagawa Cho
○山口県北部、阿武郡(アブグン)の町。
◎愛媛県越智郡(オチグン)には玉川町(タマガワチョウ)がある。
たまがわでんきてつどう《たまがはでんきてつだう》
【玉川電気鉄道】
○[歴][交]東急玉川線の前身。
参照⇒とうきゅうたまがわせん(東急玉川線)
◎1907(明治40)開業。
たまかわむら《たまかわむら》
【玉川村】
◇[日]Tamakawa Mura
○福島県中央部、石川郡の村。
◎愛媛県越智郡(オチグン)には玉川町(タマガワチョウ)がある。
埼玉県比企郡(ヒキグン)には玉川村(タマガワムラ)があった。
たまがわむら《たまがはむら》
【玉川村】
◇[日]Tamagawa Mura
○(1)[交]⇒たまがわむらえき(玉川村駅)
○(2)[古]埼玉県中央部、比企郡(ヒキグン)の村。
◎2006. 2. 1(平成18)都幾川村(トキガワムラ)と合併して「ときがわ
町(マチ)」を発足。
◎愛媛県越智郡(オチグン)には玉川町(タマガワチョウ)、福島県石川郡
には玉川村(タマカワムラ)がある。
たまがわむらえき《たまがはむらえき》
【玉川村駅】
○[交]茨城県那珂郡(ナカグン)大宮町(オオミヤマチ)にある、JR水郡
線(スイグンセン)の駅。
常陸大宮(ヒタチオオミヤ)駅と野上原(ノガミハラ)駅(山方町)の間。
たまき
【手纏】
【環】
【鐶】
○(1)[古][服]上代の腕飾り。玉や鈴に紐(ヒモ)を通し、肘(ヒジ)
の上あたりに巻いた。
「たゆい(手結)」とも呼ぶ。
参照⇒あゆい(足結,脚結)
○(2)[古][服]⇒くしろ(釧)
○(3)弓を射るとき、左の肘をおおう籠手(コテ)。弓籠手(ユゴテ)。
たまきさん
【玉置山】
◇[日]Tamaki San
○[地]奈良県南端、吉野郡(ヨシノグン)十津川村(トツカワムラ)にある山。
標高1,076メートル。
たまぎれ
【球切れ】
○(1)[電]白熱電球・蛍光灯・真空管などのフィラメントが切
れること。
◎電球の場合は振ると切れたフィラメントがつながることがあ
り、当座は使用できる。しかし、フィラメントが短くなった分、
電流が多く流れ明るくなるが、熱くなって危険であり、より切
れやすくなる。
ラジオ・テレビに真空管が使用されている当時、機械の中を
見ると球切れした真空管のみは暗いので、それを抜いて電気店
で同じタイプの真空管を買って直すことが行われていた。
○(2)パチンコ台の追加球がなくなること。
参照⇒うちどめ(打ち止め,打止め,打ち留め,打留め)(2)
たまく
【多摩区】
◇[日]Tama Ku
○神奈川県川崎市北西部の区。北部を東京都に隣接。
西部に「よみうりランド」がある。
たまぐち
【玉口】
○[建]⇒たまぶち(玉縁)(6)
たまくら
【手枕】
○⇒ひじまくら(肘枕)
★たまこ
【多摩湖】
◇[日]Tama Ko
○(1)[地]東京都東大和市にある村山貯水池の通称。
狭山丘陵の谷間をせき止めて造られた人工湖。東京都の水道
貯水池。村山上貯水池、村山下貯水池がある。
1925(大正14)完成(?)。
参照⇒さやまこ(狭山湖)(1)
○(2)東京都東大和市北部の地名。
○(3)⇒たまこちょう(多摩湖町)
★たまご
【卵】
【玉子】
◇[英]egg
○(1)[鳥]
「エッグ」とも呼ぶ。
参照⇒からざ(カラザ),こつずいこつ(骨髄骨),はいけい(廃
鶏)
◎フランス語:ウフ(oeuf)。
◎鳥卵学(oology):⇒おーろじー(オーロジー)
○(2)[鳥]特に、ニワトリ(鶏)のたまご。
◎着色した玉子は復活祭(イースター)の飾り物。
玉子の大きさ:参照⇒はいけい(廃鶏)
孵化器:⇒ふらんき(ふ卵器,孵卵器)
歌謡曲:参照⇒みねそたのたまごうり(ミネソタの卵売り)
◎諺:Don't put your all eggs in one basket.:覆水盆に返
らず。
○(3)[魚]
○(4)[両]
○()
たまごいろ
【玉子色】
○(1)[色]鶏卵(ケイラン)の殻(カラ)の色。白茶色。
○(2)[色]鶏卵の黄身(キミ)の色。淡黄色(タンオウショク)・薄黄色(ウスキ
イロ)。
クリーム色よりは黄色い。
◎C=0,M=30,Y=57,B=0。
たまごかけごはん
【玉子かけご飯】
【卵掛け御飯】
○ご飯(ハン)に生卵をかけ、醤油(ショウユ)を少量たらしただけのも
の。
参照⇒ねこまんま(ネコまんま,猫飯)
◎日本の伝統的なファストフード(fast food)の一つ。
たまござけ
【卵酒】
【玉子酒】
◇[英]eggnog
○[食]日本酒に生卵と砂糖を加え、かきまぜて煮立たせ、アル
コール分をとばした飲み物。
風邪(カゼ)に効(キ)くという。
参照⇒にきり(煮切り),えっぐのっぐ(エッグノッグ)
◎冬の季語。
たまこちょう《たまこちやう》
【多摩湖町】
◇[日]Tamako Cho
○東京都東村山市の地名。
◎多摩湖は東大和市の地名。
たまごっち
【たまごっち】
○[社]バンダイの携帯型おもちゃ。液晶画面上のペットを育て
るもの。
◎1996(平成 8)発売。
2004. 3.(平成16)「かえってきた!たまごっちプラス」(2,079
円)を発売。
たまこてつどう《たまこてつだう》
【多摩湖鉄道】
○[歴][交]西武多摩湖線の前身。
参照⇒せいぶてつどう(西武鉄道)(1),せいぶたまこせん(西
武多摩湖線)
◎1928(昭和 3)国分寺駅と村山貯水池駅間が全線開通。
たまごのめ
【卵の眼】
○(1)[俗][動]⇒はいばん(胚盤)(1)
○(2)[俗][鳥]⇒からざ(カラザ)
たまごりょう
【多摩御陵】
○⇒たまりょう(多摩陵)
たまさか
【偶さか】
【適さか】
【偶か】
【適か】
【偶】
【適】
○(1)[形動]偶然だ。思いがけないさま。
◎たまさかに会う
○(2)[形動]まれだ。数少ないさま。
◎たまさかに訪ねる
○(3)[副詞]万一(マンイチ)。ひょっとして。もしも。
たまさきじんじゃ
【玉前神社】
○千葉県長生郡(チョウセイグン)一宮町(イチノミヤマチ)にある神社。
祭神は玉埼神(タマサキノカミ)(玉依姫命<タマヨリヒメノミコト>)。
元国幣中社。上総国一の宮。
九月十三日に行われる例祭の裸祭りが有名。
たまざし
【球指】
【球尺】
◇[英]spherometer
○[機]⇒すふぇろめーたー(スフェロメーター)
★たまし
【多摩市】
◇[日]Tama Shi
○東京都南西部の市。
〈面積〉
21.08平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)14万8,127人。
◎1964(昭和39)町制施行。
1971(昭和46)市制施行。
だまじか
【ダマ鹿】
◇[学]Dama dama
○[哺]ウシ目(偶蹄目)(Artiodactyla)シカ上科(Cervoidea)シ
カ科(Cervidae)の哺乳類。ヨーロッパ・小アジアの原産。
小型で、肩高約85〜100センチメートル、体長約130〜160セ
ンチメートル。
体色は黄褐色で、夏期は白い斑点ができる。
「ファロージカ(fallow deer)」とも呼ぶ。
たましま
【玉島】
◇[日]Tamashima
○(1)岡山県倉敷市西南部の一地区。商工業地区。
瀬戸内海の水島灘(ミズシマナダ)に注(ソソ)ぐ高梁川(タカハシガワ)の
河口付近。
名産は玉島ダルマ。
○(2)[古]⇒たましまし(玉島市)
たましまし
【玉島市】
◇[日]Tamashima Shi
○[古]岡山県南西部の市。
江戸時代、瀬戸内海航路の要港として発達。
明治時代以降、紡績工業の都市。
第二次世界大戦以降、水島工業地帯の一部となり重化学工業
も盛んとなる。
1952(昭和27)市制施行。
1967(昭和42)倉敷市に編入。
たまじゃり
【玉砂利】
◇[英]pebble
○粒のそろった大きめの丸い砂利(ジャリ)。
道や庭、特に神社の参道に敷く
参照⇒たまいし(玉石)(1)
◎上を歩くと音がするので神妙な雰囲気をかもし、また急ぎ足
では歩きづらいので防犯的な意味合いも持つ。
★たましゅっぱん
【タマ出版】
○出版社。
◎瓜谷侑広が創業。
たましろ
【霊代】
○神や死者の霊に代えて祀(マツ)るもの。神体・御神体・霊璽(レ
イジ)。
「れいだい(霊代)」とも、敬称で「みたましろ(御霊代)」とも呼
ぶ。
◎仏教の「位牌(イハイ)」、儒教の「木主(ボクシュ)」に相当する。
だまじん
【ダマジン】
◇ad-Damazin(アッダマジン)
○スーダン東部、青ナイル州(Wilayat an Nil al Azraq)中北
部にある州都。
〈人口〉
2008(平成20)21万2,712人(4月22日現在)。
だますかす
【ダマスカス】
◇Damascus
○西アジア、シリア・アラブ共和国の首都。
「ダマスクス」とも呼ぶ。
アラビア語名は「ディマシュク(Dimashq)」。
参照⇒だますくおり(ダマスク織,ダマスク織り)
〈人口〉
1960(昭和35) 53万人。
1970(昭和45) 83万6,700人。
1977(昭和52)110万人。
1981(昭和56)111万2,200人。
1988(昭和63)132万6,000人。
1993(平成 5)149万7,000人。
2002(平成14)180万3,700人、230万6,000人(都市域)。
だますく
【ダマスク】
◇damask
○(1)[服]⇒だますくおり(ダマスク織,ダマスク織り)
○(2)(damask rose)⇒だますくろーず(ダマスクローズ)
だますくおり
【ダマスク織】
【ダマスク織り】
◇[英]damask
○[服]緞子(ドンス)の一種。縦繻子(シュス)の織り地に、金糸・銀
糸や美しい糸で紋様を織り出したもの。
テーブルクロス・壁掛け・カーテンやドレスなどに用いる。
単に「ダマスク」とも呼ぶ。
参照⇒らめ(ラメ)
◎5〜6世紀ころ、シリアのダマスカス(Damascus)からヨーロッ
パ諸国へ輸出されたことから。
だますくす
【ダマスクス】
◇Damascus
○⇒だますかす(ダマスカス)
だますくろーず
【ダマスクローズ】
◇[英]damask rose
○(1)[色]淡紅色。
単に「ダマスク」とも呼ぶ。
○(2)[植]ピンク・赤などの香りの良いバラ。
単に「ダマスク」とも呼ぶ。
だますてす
【ダマステス】
◇Damastes
○[ギ神]⇒ぷろくるすてす(プロクルステス)
たますり
【玉磨り】
○玉を磨って細工すること。また、その職人。
「たまつくり(玉作,玉造)」,「玉屋(タマヤ)」とも呼ぶ。
たまぜんせいえん《たまぜんせいゑん》
【多磨全生園】
○[医]東京都東村山市青葉町4丁目にある、国立ハンセン病療
養所。国立ハンセン病資料館に隣接。
参照⇒はんせんびょう(ハンセン病),らいよぼうほう(癩予防
法,らい予防法),こくりつはんせんびょうしりょうかん(国立ハ
ンセン病資料館),ながしまあいせいえん(長島愛生園),ほしづ
かけいあいえん(星塚敬愛園)
たまだな
【魂棚】
○[暦]⇒ぼんだな(盆棚)
たまちえき
【田町駅】
○[交]東京都港区芝浦にある、JR山手線の駅。
浜松町(ハママツチョウ)駅と品川駅の間。
◎港区に田町という地名はない。
◎1909(明治42)開業。
たまつき
【玉突き】
【玉突】
○(1)[運]⇒びりやーど(ビリヤード)
○(2)[交]追突された自動車が、その弾(ハズ)みで次々と前の車
に衝突すること。
◎ビリヤードの球が次々にぶつかるさまから。
たまつくり
【玉作】
【玉造】
○(1)玉を製作すること。また、その職人。
「玉磨(タマス)り」,「玉屋(タマヤ)」とも呼ぶ。
○(2)[歴]⇒たまつくりべ(玉作部,玉造部)
○(3)[古]⇒たまつくりぐん(玉造郡)
たまつくりぐん
【玉造郡】
◇[日]Tamatsukuri Gun
○[古]宮城県北西部の郡。
岩出山町(イワデヤママチ)・鳴子町(ナルコチョウ)の町。
◎2006. 3.31(平成18)岩出山町・鳴子町、古川市(フルカワシ)と志
田郡(シダグン)の松山町(マツヤママチ)・三本木町(サンボンギチョウ)・鹿島
台町(カシマダイマチ)、遠田郡(トオダグン)の田尻町(タジリチョウ)の1市6
町が合併して大崎市(オオサキシ)を発足。郡は消滅。
たまつくりべ
【玉作部】
【玉造部】
◇[日]Tamatsukuri Be
○[歴]大和朝廷に隷属した品部(シナベ)の一つ。
毎年、玉やガラスの装飾具の製造して納めた。
単に「たまつくり(玉作,玉造)」とも呼ぶ。
だまつる
【ダマツル】
◇Damaturu
○ナイジェリア連邦共和国北東部、ヨベ州(Yobe State)の州都。
「ダマトゥル」とも呼ぶ。
たまて
【玉手】
◇[日]Tamate
○(1)⇒たまてちょう(玉手町)
○(2)⇒たまで(玉手)
たまで
【玉手】
◇[日]tamade/Tamade
○(1)玉のように美しい手。手の美称。
○(2)大阪府大阪市西成区(ニシナリク)の地名。大阪の下町地区。
○(3)奈良県御所市(ゴセシ)の地名。
玉手丘上陵(タマテノオカノエノミササギ)がある。
○(4)[交]⇒たまでえき(玉手駅)
たまでえき
【玉手駅】
○[交]大阪府大阪市西成区(ニシナリク)にある、市営四つ橋線の駅。
岸里(キシノサト)駅と北加賀屋(キタカガヤ)駅の間。
◎南海本線・汐見橋線には岸里玉出駅がある。
たまてちょう《たまてちやう》
【玉手町】
◇[日]Tamatecho
○大阪府柏原市南西部の地名。
玉手山遊園地・玉手山古墳群がある。
◎大坂夏の陣の古戦場。
もと南河内郡国分町玉手。
たまてっく
【多摩テック】
○[歴][交]東京都日野市程久保(ホドクボ)にあった、乗り物の遊
園地。
◎1961.10.(昭和36)開園。
2009. 9.(平成21)閉園。
たまてつどう《たまてつだう》
【多摩鉄道】
○[歴][交]西武多摩川線の前身。
◎1922. 6.20(大正11)多摩川からの砂利の輸送を目的に開業。
1927(昭和 2)旧西武鉄道に併合。
参照⇒せいぶてつどう(西武鉄道)(1)
だまでのーちぇ
【ダマデノーチェ】
【ダマ・デ・ノーチェ】
◇[西]Dama de noche
○[植](スペイン語で)ヨルガオ(夜顔)。
⇒よるがお(ヨルガオ,夜顔)
たまでん
【玉電】
○[古][交]東急玉川線の愛称。
⇒とうきゅうたまがわせん(東急玉川線)
だーまと
【ダーマト】
◇[英]dermato-/dermat-/derma-
○[接頭辞]「皮膚」を表す語形成要素。
◎ダーマタイティス(dermatitis):皮膚炎。
ダーマトロジー(dermatology):皮膚科学/皮膚病学。
ダーマトロジスト(dermatologist):皮膚科専門医/皮膚病
学者。
ダーマトプラスティー(dermatoplasty):皮膚形成術。
ダーマトファイト(dermatophyte):皮膚糸状菌。
たまどうぶつこうえん《たまどうぶつこうゑん》
【多摩動物公園】
○(1)東京都日野市南平(ミナミダイラ)7丁目にある都立の自然動物
園。
◎1958. 5. 5(昭和33)開園。
1961(昭和36)昆虫園、開設。
○(2)[交]⇒たまどうぶつこうえんえき(多摩動物公園駅)
たまどうぶつこうえんえき《たまどうぶつこうゑんえき》
【多摩動物公園駅】
○[交]東京都日野市程久保(ホドクボ)3丁目にある、京王帝都動
物線の駅。
高幡不動(タカハダフドウ)駅の次でターミナル駅(終点)。
たまとうりょう
【多摩東陵】
○東京都八王子市長房町(ナガブサマチ)の武蔵陵墓地内にある貞明
(テイメイ)皇后の皇陵。
◎側に大正天皇の多摩御陵、近くに昭和天皇の武蔵野陵がある。
参照⇒たまりょう(多摩陵),むさしのりょう(武蔵野陵)
だまとぅる
【ダマトゥル】
◇Damaturu
○⇒だまつる(ダマツル)
たまとしものれーる
【多摩都市モノレール】
○[交]日野市の南北を結ぶ、東京都が出資する第三セクターの
モノレール。約16キロメートル。
本社は東京都立川市。
西武拝島線の玉川上水駅と連絡。
〈停車駅〉
多摩センター駅・松が谷(マツガヤ)駅・大塚帝京大学(オオツカテイキョ
ウダイガク)駅・中央大学明星大学(チュウオウダイガクメイセイダイガク)駅・
多摩動物公園(タマドウブツエン)駅・程久保(ホドクボ)駅・高幡不動(タ
カハダフドウ)駅・万願寺(マンガンジ)駅・甲州街道駅・柴崎体育館(シ
バザキタイイクカン)駅・立川南(タチカワミナミ)駅・立川北駅・高松(タカマツ)
駅・立飛(タチヒ)駅・泉体育館(イズミタイイクカン)駅・砂川七番(スナガワナ
ナバン)駅・玉川上水(タマガワジョウスイ)駅・桜街道(サクラカイドウ)駅・上
北台(カミキタダイ)駅。
◎1986(昭和61)多摩都市モノレール、設立。
1998.11.(平成10)立川北駅〜上北台駅で営業開始。
2000. 1.10(平成12)立川駅から多摩センター駅まで開通し、
全線開通。
たまとりさき
【玉取崎】
◇[日]Tamatori Saki
○[地]琉球諸島西部、八重山諸島(ヤエヤマショトウ)の石垣島(イシガキジ
マ)東部にある岬(サミキ)。
石垣島北部の平久保半島(ヒラクボハントウ)・伊原間湾(イバルマワン)を
望む展望台がある。
参照⇒いしがきじま(石垣島)
◎住所は沖縄県石垣市字伊原間。
だーまとろじー
【ダーマトロジー】
◇[英]dermatology
○(1)[医]皮膚科学。
○(2)[医]皮膚病学。
○(3)[医]皮膚科。
たまな
【玉名】
◇[日]Tamana
○(1)⇒たまなし(玉名市)
○(2)⇒たまなぐん(玉名郡)
たまなえ《たまなへ》
【玉苗】
○[農]早苗の美称。
⇒さなえ(早苗)
◎唱歌『夏は来ぬ』:玉苗植(ウ)うる、夏は来(キ)ぬ。
たまなぐん
【玉名郡】
◇[日]Tamana Gun
○熊本県北部の郡。
岱明町(タイメイマチ)・横島町(ヨコシママチ)・天水町(テンスイマチ)・玉東町
(ギョクトウマチ)・菊水町(キクスイマチ)・三加和町(ミカワマチ)・南関町(ナンカン
マチ)・長洲町(ナガスマチ)の町。
たまなし
【玉名市】
◇[日]Tanama Shi
○熊本県北部の市。南東部を熊本市、北西部を荒尾市(アラオシ)に
接し、南西部を島原湾に面する。
ラジウム温泉の玉名温泉がある。
〈面積〉
91.29平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)4万5,648人。
◎1891(明治24)九州鉄道(現:JR鹿児島本線)が開通。
1954(昭和29)玉名町・大浜町(オオハママチ)・伊倉(イク)町・滑石(ナ
メイシ)村・豊水(トヨミズ)村・石貫(イシヌキ)村・玉名村・小田(オタ)村
・梅林(バイリン)村・築山(ツキヤマ)村・八嘉(ハッカ)村・月瀬(ツキゼ)村
の町村が合併・市制施行して発足。
1956(昭和31)南関(ナンカン)町の一部を編入。
1978(昭和53)横島干拓地の大栄地区を編入。
たまにゅーたうん
【多摩ニュータウン】
○急増する東京の人口の受け皿として、東京都南西部の多摩丘
陵に開発された大規模住宅地。
八王子市・町田市・多摩市・稲城市の4市にまたがる。
◎1966(昭和41)東京都・日本住宅公団・都住宅供給公社が中心
となり造成を開始。
1971(昭和46)入居開始。
★たまねぎ
【タマネギ】
【玉葱】
【葱頭】
◇[学]Allium cepa
○[植][農]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ネギ属(Allium)
の多年生作物。
参照⇒えしゃろっと(エシャロット)
◎新タマネギの主産地は佐賀県。
◎英語:オニオン(onion)。
ドイツ語:ツビーベル(Zwiebel)。
フランス語:オニョン(oignon)。
イタリア語:チポッラ(cipolla)。
スペイン語:セボーリャ(cebolla)。
トルコ語:ソアン(sogan)。
中国語:洋葱(yangcong)。
たまのい《たまのゐ》
【玉の井】
◇[日]Tamanoi
○[歴]東京都墨田区北部、東向島(ヒガシムコウジマ)にあった私娼街。
永井荷風作『ボク東綺譚』の舞台としても知られる。
◎水戸街道沿いにあり、江戸時代からの私娼街。
1956(昭和31)の売春防止法の公布以降、衰退した。
たまのうらちょう《たまのうらちやう》
【玉之浦町】
◇[日]Tamanoura Cho
○[古]長崎県西部、五島列島(ゴトウレットウ)南部の福江島(フクエジマ)
南西部にあった、南松浦郡(ミナミマツウラグン)の町。
◎2004. 8. 1(平成16)福江市(フクエシ)と南松浦郡の富江町(トミエチョ
ウ)・玉之浦町・三井楽町(ミイラクチョウ)・岐宿町(キクシチョウ)・奈留町
(ナルチョウ)の1市5町が合併して五島市(ゴトウシ)を発足。
たまのし
【玉野市】
◇[日]Tamano Shi
○岡山県南部の市。
児島半島南東部にあり、瀬戸内海に面し、宇野港は外材や活
魚の輸入港となっている。
大正時代創建の三井造船玉野事業所(造船所)がある。
〈面積〉
103.40平方キロメートル。
(*)境界未定がある。
〈人口〉
1995(平成 7)7万1,381人。
◎1940(昭和15)宇野町・日比(ヒビ)町が合併して市制施行。
1953(昭和28)山田村を編入。
1954(昭和29)荘内村を編入。
1955(昭和30)八浜(ハチハマ)町を編入。
1974(昭和49)東児(トウジ)町を編入。
◎宇野はもと宇野線と四国高松への宇高連絡船の結節点として
発達。
1909(明治42)宇野港、完成。
1910(明治43)国鉄宇野線が開通し、宇高連絡船が就航。
参照⇒うこうれんらくせん(宇高連絡船)
たまはがね
【玉鋼】
○日本古来のたたら製鉄で砂鉄からつくられる、良質の和鋼(ワ
ハガネ)の美称。
木炭で精錬して炭素を多く含み、鍛錬すると丈夫な鋼(ハガネ)
(刃金)になることから、日本刀や神社仏閣の和釘などの製作に
用いる。
参照⇒わはがね(和鋼),たたらせいてつ(たたら製鉄,踏鞴製
鉄),わくぎ(和釘)
だまーばんどさん
【ダマーバンド山】
◇Kuh-e Damavand、[英]Mount Damavand
○[地]イラン北部中央、カスピ海の南方にある、エルブルズ山
脈(Elburz Mountains)の最高峰。標高5,771メートル。
休火山。
「ダマーヴァンド山」,「デマバンド山([英]Mount Demavand)」,
「デマベンド山」とも呼ぶ。
たまび
【多摩美】
○[俗][教]⇒たまびじゅつだいがく(多摩美術大学)
たまびじゅつだいがく
【多摩美術大学】
○[教]東京都世田谷区上野毛に本部を置く私立大学。
略称は「多摩美」。
◎1935.10.(昭和10)帝国美術学校(現:武蔵野美術大学)から分
裂して多摩帝国美術学校を創立。
1947(昭和22)多摩造形芸術専門学校となる。
1950(昭和25)多摩美術短期大学を設置。
1953(昭和28)多摩美術大学を設置。
★たまぶき
【タマブキ】
【玉蕗】
◇[学]Cacalia farfaraefolia var. bulbifera
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)コウモリソウ属
(Cacalia)の多年草。
関東地方以北から北海道の山地の林内に自生。
「イワブキ(岩蕗)」とも呼ぶ。
たまぶち
【玉縁】
○(1)美しい縁。縁どりの飾り。また、それで縁どりしたもの。
○(2)[服]布の裁ち目・ポケット・ボタン穴などを縁どりした
飾り。
○(3)[建]竹の節欄間(タケノフシ・ランマ)で、上下にある水平材(横木)。
○(4)[建]袖垣(ソデガキ)や建仁寺垣(ケンニンジガキ)の縁どりに用い
る割竹。
○(5)[建]凹凸面の一種。断面が弧状の突出した刳形(クリカタ)。
○(6)[建]本瓦葺(ホンガワラブキ)の牡瓦(オガワラ)(丸瓦)の部分名。
牡瓦どうしを重ねるため、重ならない部分(胴)より突出させ
てやや小さく刳(ク)った箇所。
「玉口」とも呼ぶ。
○(7)[服]玉縁笠の略称。
⇒たまぶちがさ(玉縁笠)
たまぶちがさ
【玉縁笠】
○[服]江戸時代に流行した、主に婦人用の一文字笠。
若衆なども使用した。
単に「玉縁」とも呼ぶ。
◎万治年間(1658〜1661)に流行。
編み笠の縁を美しく編んであったとも、白い皮革などで縁どっ
たとも言う。
たまへん
【玉偏】
○[言][国]漢字の部首(ブシュ)の一つ。
「珠」・「琢」・「珍」などの偏、「王」の部分。
「ぎょくへん(玉偏)」とも呼ぶ。
◎明治〜昭和前期に作られた活字では「王」の三本の横線の内、
上二本の横線の間の幅は狭く、中と下の線の間の幅を広くし、
かつては「ヽ(点)」が存在していたことを示し、王偏と区別され
ていた。
たまぺん
【タマペン】
【玉ペン】
○中央部がふくらんだ一般的なペン先。
インク溜りが比較的大きく、長く書き続けることができる。
切れ込みは短く、硬めで均一な線が描ける。
参照⇒まるぺん(丸ペン)
たまぼち
【多磨墓地】
○[古]東京都府中市多磨町(タマチョウ)にある多磨霊園の旧称。
⇒たまれいえん(多磨霊園)
たまぼちまええき
【多磨墓地前駅】
○[交]東京都府中市紅葉丘(モミジガオカ)にある、西武多摩川線の
駅。
新小金井駅と北多磨駅の間。
◎京王帝都京王線に多磨霊園駅がある。
◎1929. 1. 5(昭和 4)貨物輸送が中心の多摩川線で唯一の旅客
専用駅として開業。
たままつり
【魂祭】
【霊祭】
○(1)先祖の精霊(ショウリョウ)を祀(マツ)る行事。
◎陰暦七月のお盆が普及する前は大晦日(オオミソカ)に行われてい
た。『徒然草』などに記載されている。
○(2)[暦]お盆・盂蘭盆会(ウラボンエ)の別称。
⇒うらぼんえ(盂蘭盆会)
たままつりだな
【魂祭棚】
○[暦]⇒ぼんだな(盆棚)
★たまむし
【タマムシ】
【玉虫】
【吉丁虫】
○[虫]甲虫目(鞘翅目)(Coleoptera)タマムシ科(Buprestidae)
の甲虫。
背全体が美しい金緑色で、赤紫色の線が二本、縦に入ってい
る。
たまむしおり
【玉虫織】
【玉虫織り】
○経糸(タテイト)と緯糸(ヨコイト)に異なった色糸を用いて平織(ヒラオリ)
にし、光の具合や見る角度で玉虫の羽のように、緑色や紫色な
どの異なった色合いにみえる織物。
傘・コート地・裏地などに用いる。
たまむしのずし《たまむしのづし》
【玉虫厨子】
○[歴][美]奈良県生駒郡(イコマグン)斑鳩町(イカルガチョウ)の法隆寺に
伝わる、飛鳥時代の厨子。国宝。
須弥座(シュミザ)の上に鴟尾(シビ)をあげた宮殿型を載せたもの。
檜(ヒノキ)造り、黒漆(クロウルシ)を塗り、高さ222.6センチメートル。
宮殿部は単層入母屋(イリモヤ)造り、屋根は錣葺(シコロブ)きで、
丸瓦(マルガワラ)を行基葺(ギョウキブ)きに配している。
宮殿部の縁に張った透彫りの金具の下にタマムシの羽根1万
近くを敷き、内壁と三方の扉の内側には鍍金(トキン)した金銅押
出しの千仏坐像が貼られている。
須弥座の四面に、捨身飼虎図(シャシンシコズ)・舎利供養図(シャリクヨ
ウズ)などの六朝風の彩色画が、朱・緑・黄の三色で描かれてい
る。
当時の建築・絵画・工芸を知ることができる優れた工芸品。
◎推古天皇の念持仏の厨子と伝えられるが、本尊は盗難に遭っ
て現存しない。
たまもく
【玉目】
【玉木】
【玉杢】
【珠杢】
○[建]渦巻状の模様が幾つも現れた、美しい木目。
木に瘤(コブ)が出来た個所を製材すると現れる。
ケヤキ・クスノキなどに多い。
家具などに珍重される。
参照⇒もくめ(木目,杢目)
たまや
【玉屋】
○(1)宝玉(ホウギョク)を造り、また売る家・店。
○(2)(1)の職人。
「たまつくり(玉作,玉造)」,「玉磨(タマス)り」とも呼ぶ。
○(3)江戸の花火屋の屋号の一つ。
江戸時代、鍵屋(カギヤ)の番頭(バントウ)清七が暖簾分(ノレンワ)け
し、ともに両国川開きの花火で「たまやー、かぎやー」と声がか
かるほど名高い花火屋。しかし、出火のため一代で江戸から放
逐された。
○(4)シャボン玉を売る店。
○(5)[古]江戸時代、夏にシャボン玉を売り歩いた人。
○(6)[劇]歌舞伎舞踊の一つ。シャボン玉売りの風俗を舞踊化
したもの。
たまやまむら
【玉山村】
◇[日]Tamayama Mura
○岩手県中央部、岩手郡の村。
参照⇒しぶたみ(渋民)
たまゆちょう《たまゆちやう》
【玉湯町】
◇[日]Tamayu Cho
○[古]島根県北東部、八束郡(ヤツカグン)の町。
◎2005. 3.31(平成17)松江市(マツエシ)に編入。
★だまらぞく
【ダマラ族】
◇[英]Damara people
○ナミビア北西部、ダマラランド(Damaraland)に居住する、ナ
マ・ホッテントット部族(Nama Hottentot)の一支族。
「ベーグダーマ(Bergdama)」とも呼ぶ。
参照⇒だまららんど(ダマラランド)
たまらっく
【タマラック】
◇[英]tamarack
○[植]アメリカカラマツの英名。
★だまららんど
【ダマラランド】
◇Damaraland
○ナミビア北西部の地域。北部をカオコフェルト(Kaokoveld)
に接する。
沿海部は含まれない。
南アフリカの旧黒人居住地区(homeland)の一つで、ダマラ族
(Damara people)の居住地。
参照⇒ほーむらんど(ホームランド)
だまりこくる
【黙りこくる】
○沈黙を守って一言も発しない。いつまでも頑固に黙ったまま
でいる。一切、言葉を発しない。
参照⇒[1]こくる(こくる)(4)
たまりすく
【タマリクス】
◇[英]tamarisk
○[植]⇒ぎょりゅう(ギョリュウ,御柳)
たまりむら
【玉里村】
◇[日]Tamari Mura
○[古]茨城県中央部、新治郡(ニイハリグン)の村。
〈面積〉
15.33平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)8,865人。
◎1955(昭和30)田余(タアマリ)村と玉川村が合併して発足。
2006. 3.27(平成18)東茨城郡(ヒガシイバラキグン)の小川町(オガワマ
チ)・美野里町(ミノリマチ)と合併して小美玉市(オミタマシ)を発足。
たまりょう
【多摩陵】
○東京都八王子市長房町(ナガブサマチ)の武蔵陵墓地内にある大正
天皇の皇陵。
上円下方墳。
「多摩御陵(ゴリョウ)」とも呼ぶ。
◎1927. 2. 8(昭和 2)奉葬。
◎側に貞明皇后の多摩東陵、近くに昭和天皇の武蔵野陵がある。
参照⇒たまとうりょう(多摩東陵),むさしのりょう(武蔵野陵)
たまりん
【タマリン】
◇[ギアナ語]tamarin
○[哺]霊長目(Primates)オマキザル科(キヌザル科)(Cebidae)
マーモセット亜科(Callitrichinae)タマリン属(Saguinus)の小
型のサルの総称。
頭胴長約20センチメートル、尾長約30センチメートルくらい
の種が多い。
中央アメリカからアルゼンチン北部の熱帯雨林に生息し、小
群で樹上生活を営む。
◎ライオンタマリン(lion tamarin):⇒らいおんたまりん(ラ
イオンタマリン)
★たまりんど
【タマリンド】
◇tamarind、[学]Tamarindus indica
○[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)の常緑樹。熱帯産。
タマリンドシードガム(Tamarind seed gum)は食品の増粘安
定剤として使用される。
たまれ
【タマレ】
◇[西]tamale、[英]tamales
○[料]メキシコ料理の一つ。
トウモロコシの粉(masa harina)・ひき肉に粗びきコショウ
やトウガラシなどを加え、トウモロコシの皮に包んで蒸したも
の。
バナナの皮を用いることもある。
「タマーレ」,「タマレス」,「タマーレス」とも呼ぶ。
参照⇒ちまき(粽,茅巻)
たまーれ
【タマーレ】
◇[西]tamale、[英]tamales
○[料]⇒たまれ(タマレ)
★たまれいえん《たまれいゑん》
【多磨霊園】
○(1)東京都府中市多磨町(タマチョウ)にある霊園。一部、小金井市。
三島由紀夫・北原白秋・菊池寛・ゾルゲなどの墓がある。
旧称は「多摩墓地」。
◎1923(大正12)多磨墓地、開園。
2003. 7. 1(平成15)合葬式墓地(4,800体)、募集開始。
○(2)[交]⇒たまれいえんえき(多磨霊園駅)
たまれいえんえき《たまれいゑんえき》
【多磨霊園駅】
○[交]東京都府中市清水が丘にある、京王帝都京王線の駅。
武蔵野台駅と東府中駅の間。
◎西武多摩川線に多磨墓地前駅がある。
たまれす
【タマレス】
◇[英]tamales、[西]tamale
○[料]⇒たまれ(タマレ)
たまーれす
【タマーレス】
◇[英]tamales、[西]tamale
○[料]⇒たまれ(タマレ)
だまん
【ダマン】
◇Daman
○インド大陸西岸、アラビア海に面するインド連邦直轄地。リ
ゾート地。
ダマンガンガ川(Damanganga River)沿いに、ダトラ(Dadra)
とナガルアベリー(Nagar Haveli)の飛び地がある。
◎もとポルトガル植民地。
1961(昭和36)インドが接収。
だまんすきーとう《だまんすきーたう》
【ダマンスキー島】
◇[露]Ostrov Damanskiy、[英]Damansky Island、[中]Damansi-
ji Dao(達曼斯基島)
○[地]中国東北部の黒竜江省(Heilongjiang Sheng)(コクリュウコウショ
ウ)とロシア東部の国境、ウスリー川にある珍宝島(Zhenbao Dao)
のロシア名。
⇒ちんぽうとう(珍宝島)
◎ロシア文字では"Остров Даманский"。
だまんすきーとうじけん《だまんすきーたうじけん》
【ダマンスキー島事件】
◇[英]Damansky Island Incident
○[歴]⇒ちんぽうとうじけん(珍宝島事件)
たまんはんとう《たまんはんたう》
【タマン半島】
◇[露]Tamanskiy Poluostrov、[英]Taman Peninsula
○[地]ロシア連邦南西端、クラスノダル地方(Krasnodar Krai)
西部にある半島。北部はアゾフ海(Azovskoye More)、南部は黒
海(Corne More)に面し、ケルチ海峡(Kerchenskiy Proliv)を介
してクリミア半島(Crimean Peninsula)東端のケルチ半島(Ker-
chenskiy Poluostrov)に対峙(タイジ)する。
だまんふーる
【ダマンフール】
◇Damanhur
○エジプト北部、ブハイラー県(Muhafazat al-Buhayrah)の県
都。ナイルデルタ(the Nile River delta)の北西部に位置する。
〈人口〉
1986(昭和61)18万8,939人。
◎古代ローマ時代は「ヘルモポリスパルバ(Hermopolis Parva)」
と呼ばれていた。
たまんらせっと
【タマンラセット】
◇Tamanrasset/Tamanghasat
○(1)(wilaya de Tamanrasset)⇒たまんらせっとけん(タマン
ラセット県)
○(2)アルジェリア南東部、タマンラセット県の県都。
北緯22.79°、東経5.52°、標高1,378メートルの地。
ホガール山地(Ahaggar Mountains)中のタハット山(Tahat
Peak)南麓にあるオアシス都市で、サハラ砂漠の観光拠点となっ
ている。
「タマンラセト」とも呼ぶ。
旧称は「フォールラプリンヌ(Fort Laperrine)」。
〈人口〉
1987(昭和62)3万3,100人。
2003(平成15)6万2,500人。
2004(平成16)6万4,200人。
たまんらせっとけん
【タマンラセット県】
◇wilaya de Tamanrasset、[英]Tamanrasset Province
○アルジェリア南東部の県。南東部をニジェールに隣接。
県都はタマンラセット。
「タマンラセト県」とも呼ぶ。
〈面積〉
61万9,360平方キロメートル。
〈人口〉
1987(昭和62) 9万4,200人。
2003(平成15)17万4,100人。
2004(平成16)17万8,900人。
たまんらせと
【タマンラセト】
◇Tamanrasset/Tamanghasat
○⇒たまんらせっと(タマンラセット)(2)
たまんらせとけん
【タマンラセト県】
◇wilaya de Tamanrasset、[英]Tamanrasset Province
○⇒たまんらせっとけん(タマンラセット県)
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