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                 百   科   辞   書   《たいた》    編集:獨  澄旻

-------- たいた ------------------------------------------------
だいた
	【代田】
	◇[日]Daita
	○東京都世田谷区北東部の地名。
	 1〜6丁目がある。
	 参照⇒だいたばしえき(代田橋駅)
だいたい
	【大隊】
	◇[英]battalion
	○[軍]陸軍軍隊の編制上の一単位。連隊(regiment)と中隊(com-
	pany)の中間の部隊。
	 戦術単位で、指揮官(佐官)が直接戦闘を指揮する最大の部隊。
	 師団に直属する大隊もあった
	◎明治初期は10小隊。
	 歩兵2〜4中隊と機関銃1中隊で編制される。
だいたい
	【代替】
	○他のもので代えること。
	 「だいがえ」とも読む。
	◎代替地,代替執行,代替物
★だいだい
	【ダイダイ】
	【橙】
	○(1)[植]ムクロジ目(Sapindales)ミカン科(Rutaceae)の常緑
	低木。
	 果実は冬に黄熟するが木から落ちず、翌年の夏には再び緑色
	を帯び、二〜三年は枝に着いているので「代代(ダイダイ)」に通じ
	させ、代々栄える縁起物(エンギモノ)として鏡餅(カガミモチ)の上に乗
	せるなど正月の飾りに用いる。
	 参照⇒くねんぼ(クネンボ,九年母)
	○(2)[色]⇒だいだいいろ(橙色)
だいだいいろ
	【橙色】
	○[色]オレンジ色。橙の実の皮の色。赤味を帯びた黄色。
	 「蜜柑色(ミカンイロ)」とも呼ぶ。
	◎C=0,M=63,Y=100,B=0。
だいたいしとうきん
	【大腿四頭筋】
	◇[英]quadriceps femoris/quadriceps femoris muscle/
	quadriceps muscle of thigh、[羅]musculus quadriceps fe-
	moris
	○[医]ふともも(大腿)の前面にある強い筋肉。大腿直筋・外側
	広筋(腓側広筋)・中間広筋・内側広筋(脛側広筋)の4つの筋群
	の総称。
	 股関節(コカンセツ)の伸展運動・歩行や物を蹴(ケ)るなどに関わる
	筋肉。
	 単に「四頭筋(quadriceps)」とも、「四頭股筋」とも呼ぶ。
	 参照⇒だいたいにとうきん(大腿二頭筋)
	◎大腿直筋([英]rectus femoris muscle、[羅]musculus rec-
	tus femoris)。
	 外側広筋(腓側<ヒソク>広筋)([英]lateral vastus muscle、[羅]
	musculus vastus lateral)。
	 中間広筋([英]intermediate vastus muscle、[羅]musculus 
	vastus intermedius)。
	 内側広筋(脛側<ケイソク>広筋)([英]medial vastus muscle、[羅]
	musculus vastus medialis)。
だいたいにとうきん
	【大腿二頭筋】
	◇[英]biceps femoris/biceps femoris muscle/biceps mus-
	cle of thigh、[羅]musculus biceps femoris
	○[医]ふともも(大腿)の後面にある筋肉。短頭筋と長頭筋の2
	つの筋群の総称。
	 参照⇒だいたいしとうきん(大腿四頭筋),じょうわんにとう
	きん(上腕二頭筋)
たいたすびる
	【タイタスビル】
	◇Titusville
	○(1)アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania 
	Commonwealth)北西部のクロフォード郡(Crawford County)東部
	の町。
	○(2)アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部
	のブレバード郡(Brevard County)北部にある郡都。
だいだっそう
	【大脱走】
	◇[英]The Great Escape
	○[映]1963(昭和38)アメリカ映画。第二次世界大戦中、ドイツ
	軍の捕虜収容所で連合国軍の将兵が脱走計画を実行する、実話
	に基づくドラマ。
	 監督:ジョン・スタージェス(John Sturges)。
	 出演:スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)、ジェー
	ムズ・ガーナー(James Garner)、リチャード・アッテンボロー
	(Richard Attenborough)、ジェームズ・ドナルド(James Don-
	ald)、チャールズ・プロンソン(Charles Bronson)ほか。
たいたにっくごう《たいたにつくがう》
	【タイタニック号】
	◇[英]the Titanic、[中]泰坦尼克号(Taitannike Hao)
	○[歴]イギリスの豪華客船。46,338トン。
	 北大西洋上を処女航海の途中、1912. 4.14(明治45)夜、カナ
	ダ東部のニューファンドランド島(Newfoundland Island)南方
	で濃霧のため大氷山と衝突して翌日未明に沈没。
	 乗客・乗員2,200余人中、1,595人の犠牲者を出し、海難事故
	として世界最大となった。
	 参照⇒とうやまるそうなんじこ(洞爺丸遭難事故),あわまる
	(阿波丸)
	◎1997(平成 9)ジェームズ・キャメロン監督で『タイタニック』
	が映画化された。
だいたばしえき
	【代田橋駅】
	○[交]東京都世田谷区大原(オオハラ)にある京王京王線の駅。
	 笹塚(ササヅカ)駅(渋谷区)と明大前(メイダイマエ)駅の間。
	 参照⇒だいた(代田)
	◎京王井の頭線には新代田駅、小田急小田原線には世田谷代田
	駅があり、いずれも連絡していない。
[1]たいだるべいすん
	【タイダルベイスン】
	【タイダル・ベイスン】
	◇[英]tidal basin
	○[地]満潮の際には水路で海または下流域の川につながる窪地
	(クボチ)。
[2]たいだるべいすん
	【タイダルベイスン】
	【タイダル・ベイスン】
	◇[英]Tidal Basin
	○[地]アメリカ合衆国の首都ワシントンDC中央部のポトマッ
	ク川沿いにある入り江。
	◎1912. 3.(明治45)東京市から友好親善にサクラが寄贈。
たいだるぼあ
	【タイダルボア】
	◇[英]tidal bore
	○[地]⇒かいしょう(海嘯)
だいだろす
	【ダイダロス】
	◇[希]Daidalos(巧みな細工人)、[英]Daedalus
	○[ギ神]アテナイ(Athenai)の神話的名工。発明と熟練の象徴。
	 クレタ(Kreta)王ミノス(Minos)のために迷宮ラビュリントス
	(labyrinthos)などを造ったが、道しるべを教えたため王の怒
	りにふれ息子イカロス(Ikaros)とともにその迷宮内に幽閉され
	た。
	 そこで人工の翼で息子とともに島を脱出し、海を渡ってシチ
	リアに逃れたが、息子は途中で墜落した。
	 参照⇒いかろす(イカロス)
たいたん
	【たいたん】
	【炊いたん】
	○[料](京都方言で)炊いたもの。煮物(ニモノ)。
[1]たいたん
	【タイタン】
	◇[英](単数形)Titan/(複数形)Titaness(チタネス)
	○(1)[ギ神]天(Uranus)と地(Gaea)との子供である巨人族の族
	名(the Titans)。
	 ゼウス(Zeus)と戦いタルタロス(Tartaros)(冥界)に落ちた。
	 「チタン」とも呼ぶ。
	○(2)[ギ神]巨人族タイタンの一員で大力無双の巨人。
	 「チタン」とも呼ぶ。
	○(3)[天]土星(Saturn)の第6衛星。半径2,575キロメートルで、
	土星最大の衛星、水星や冥王星より大きく、木星のガニメデに
	次ぐ太陽系惑星第2の大きい衛星。
	 光度8等。約16日で土星を一周する。
	 太陽系の衛星で唯一、大気(主成分は窒素ガス)がある。
	 「チタン(Titan)」とも呼ぶ。
	 参照⇒[2]かっしーに(カッシーニ),[2]ほいへんす(ホイヘン
	ス)
	◎1655(承応 4,明暦元)オランダの天文学者ホイヘンス(Huygens)
	が発見。
	○(4)[歴][軍]アメリカ軍の第2世代の大陸間弾道ミサイル(S
	SM)。
	 全慣性誘導方式。5〜10メガトンの熱核弾頭を装着可能。
	◎液体燃料の注入に時間がかかり問題となる。
	◎1959(昭和34)ケープカナベラル空軍基地から打ち上げ。
	○(5)[歴][宇]アメリカの人工衛星打ち上げ用ロケット(Titan 
	Launch Vehicle)。大陸間弾道ミサイルとして開発。
	 後継機はアトラス5。
	◎1988(昭和63)ケープカナベラル空軍基地から衛星打ち上げ。
	 2005. 4.29(平成17)タイタン4で国家偵察局(NRO)のスパ
	イ衛星の監視衛星を打ち上げて最終となる。
[2]たいたん
	【タイタン】
	◇[登録商標]Titan
	○(1)[交]日産自動車(株)の小型貨物自動車(ピックアップトラッ
	ク)・タイプのスポーツ用多目的車(SUV)。
	 「チタン」とも呼ぶ。
	○(2)[交]マツダ社製の小型トラック。
	◎2004(平成16)後半、小型トラックの自社生産から撤退し、い
	すゞのエルフ(ELF)のOEM供給を受けてタイタンブランドで
	販売予定。
だいち
	【だいち】
	○[古][宇]宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛
	星(ALOS)。
	 重さ約4トン、高度700キロメートル。
	◎2006. 1.24(平成18)種子島宇宙センターから打ち上げ。
	 2008. 1. 8(平成20)誤差とノイズの影響で精度不足が判明。
	 2011. 4.22(平成23)発生電力が急低下し、復旧を試みたが回
	復せず。
	 2011. 5.12(平成23)地上から送信停止指令を出して運用停止。
	 2014. 5.24(平成26)だいち2号、種子島宇宙センターから打
	ち上げ。
だいち
	【代地】
	◇[日]daichi/Daichi
	○(1)かわりの土地。かえ地。代替地。
	○(2)東京都台東区浅草蔵前の隅田川に面した地名。
	 かつて船宿があった。
★だいちこうたい
	【大地溝帯】
	◇[英]great rift valley
	○[地]規模の大きな地溝帯。
	 「グレートリフトバレー」とも呼ぶ。
	 参照⇒あふりかだいちこうたい(アフリカ大地溝帯)
たいぢちょう《たいぢちやう》
	【太地町】
	◇[日]Daiji Cho/Daidi Cho
	○⇒たいじちょう(太地町)
だいちゅぱんちく
	【ダイチュパン地区】
	◇[英]Dai Chopan district/Deh i-Chopan district
	○アフガニスタン南部、ザブル州(Velayat-e Zabol)の一地区。
だいちょう《だいてう》
	【大朝】
	○[歴]大阪朝日新聞の略称。
	 ⇒あさひしんぶんしゃ(朝日新聞社)
★だいちょう《だいちやう》
	【大腸】
	◇[羅]intestinum crassum、[英]large intestines
	○[医]消化器官の一種。
	 長さ約1.5メートル。
★だいちょう《だいちやう》
	【台帳】
	○(1)⇒だいふくちょう(大福帳)
	○(2)
たいつ
	【タイツ】
	◇[英]tights
	○[服]伸縮性のある編地(アミジ)で作った、体にぴったり密着す
	る衣服。
	 普通は下半身(腰から足先まで)を包むものを指す。
	 バレエやスポーツ・曲芸などの運動用や、防寒用の下着など
	がある。
	 参照⇒すぱっつたいつ(スパッツ・タイツ),たいと(タイト)
	(2),ぱんてぃーすとっきんぐ(パンティーストッキング)
たいてき
	【袋笛】
	◇[英]bagpipe/bagpipes
	○[楽]⇒ばぐぱいぷ(バグパイプ)
たいてつ
	【台鉄】
	【臺鐵】
	◇[中]Taitie
	○[交]台湾鉄路管理局の略称。
	◎政府の一部門で、民間の台湾高鉄(台湾高速鉄路股フェン有
	限公司)とは異なる。
	 参照⇒たいわんこうそくてつろ(台湾高速鉄路)
だいでゅま
	【大デュマ】
	◇[フ]Dumas pere
	○[人]⇒[1]でゅま(デュマ)
たいでん
	【大田】
	◇[朝]Taejon、[英]Taejon
	○⇒たいでんし(大田市)
たいでん
	【台電】
	【臺電】
	◇[中]Taidian
	○[経]台湾電力(臺灣電力)の略称。
だいてん
	【大篆】
	◇[中]dazhuan
	○[言]周の宣王(在位:BC. 828〜BC. 782)の時、太史籀(tai-
	shi Zhou)(タイシ・チュウ)が造ったとされる装飾的な漢字の書体。
	 「古籀(guzhou)(コチュウ)」,「籀書(zhoushu)(チュウショ)」,「籀文(zhou-
	wen)(チュウブン)」とも呼ぶ。
	 ⇔しょうてん(小篆)
★だいでんきん
	【大殿筋】
	【大臀筋】
	◇[英]gluteus maximus muscle、[羅]musculus gluteus max-
	imus
	○[医]
	◎中殿筋(gluteus medius muscles)。
	 小殿筋(gluteus minimus muscle)。
だいてんぐ
	【大天狗】
	○(1)[日本伝説]大きな天狗。また、天狗の位の高いもの。
	 赤ら顔で鼻が高い。
	 ⇔こてんぐ(小天狗)(1)
	 参照⇒てんぐ(テング,天狗)(1)
	○(2)(転じて)ひどく高慢なこと。また、その人。
たいでんし
	【大田市】
	◇[朝]Taejon si、[英]Taejon City
	○朝鮮半島中央部の西岸、韓国忠清南道(Chungchong-nam-do)
	の道庁所在地。広域市。
	 韓国原子力研究所がある。
	 「テジョン市(大田市)」,「テージョン市」,「テーチョン市」とも
	呼ぶ。
	〈人口〉
	 1969(昭和44)31万5,830人。
	 1975(昭和50)51万人。
	◎1959(昭和34)韓国原子力研究所、発足。
	 1987.11.14(昭和62)島根県大田市(オオダシ)と姉妹都市を提携。
だいてんし
	【大天使】
	◇[英]archangel
	○[宗]天使の9階級(nine choirs)で、第8階級の天使。ミカ
	エル(Michael)・ガブリエル(Gabriel)・ラファエル(Raphael)
	など。
	 「天使長」とも呼ぶ。
	 参照⇒てんし(天使)(2),みかえる(ミカエル),がぶりえる(ガ
	ブリエル),らふぁえる(ラファエル)
たいと
	【タイト】
	◇[英]tight
	○(1)[形]固く結んだ、堅い、きつい。
	○(2)[形]体にぴったり合っている。
	 参照⇒たいつ(タイツ)
	○(3)[副]しっかりと。
	○(4)[服]タイトスカート(tight skirt)の略称。
	 ⇒たいとすかーと(タイトスカート)
★だいどいつしゅぎ
	【大ドイツ主義】
	◇[独]Grossdeutschtum
	○[歴]19世紀のドイツ統一運動で、オーストリアの指導下に統
	一を達成しようとする立場。
	 プロイセンを中心に統一を図る小ドイツ主義と対立。
	 1866(慶応 2)普墺戦争(フオウセンソウ)(プロシア・オーストリア戦
	争)でオーストリアがプロイセンに敗れ、1871(明治 4)ドイツ
	帝国が成立した。
	 参照⇒しょうどいつしゅぎ(小ドイツ主義),はんげるまんしゅ
	ぎ(汎ゲルマン主義)
	◎オーストリア帝国はドイツ人だけではなく多くの異民族を含
	んでいた。
	 参照⇒おーすとりあはんがりーていこく(オーストリア・ハ
	ンガリー帝国)
たいとう
	【台東】
	◇[日]Taito
	○⇒たいとうく(台東区)
たいとう
	【台東】
	【臺東】
	◇[中]Taidong、[英]Taitung
	○(1)⇒たいとうけん(台東県,臺東縣)
	○(2)⇒たいとうし(台東市,臺東市)
たいとう
	【台糖】
	○[古][経]⇒たいわんせいとう(台湾製糖)
★たいとう
	【帯刀】
	○刀を帯(オ)びること。刀を帯に差すこと。
	 「たちはき(帯刀)」,「たてはき(帯刀)」とも呼ぶ。
	◎1876. 3.28(明治 9)廃刀令が公布。
だいとう
	【大東】
	◇[日]Daito
	○(1)東の果(ハ)て。極東。
	○(2)(転じて)日本。
	○(3)[地]⇒だいとうしょとう(大東諸島)
	○(4)⇒だいとうし(大東市)
	○(5)⇒だいとうちょう(大東町)
だいどう
	【大同】
	○(1)(Datong Shi)⇒だいどうし(大同市)
	○(2)[歴]平城(ヘイゼイ)天皇・嵯峨(サガ)の治世の年号。
	  806(延暦25,大同元. 5.18)から 810(大同 5,弘仁元. 9.19)
	まで。
	○(3)[歴]満州国の年号。
	 1932. 3. 1(昭和 7)から1934. 2.28(昭和 9)まで。
	 1934. 3. 1(昭和 9)溥儀(フ・ギ)を皇帝に即位し、康徳と改元。
★だいとうあかいぎ《だいとうあくわいぎ》
	【大東亜会議】
	○[歴]第二次世界大戦中の1943.11.(昭和18)5〜6日、日本が
	占領していた地域の戦争協力体制を樹立するため、東京の議事
	堂で開催された会議。
	 日本の東条英機(ヒデキ)首相、中国国民政府行政院長(偽南京
	国民政府)汪兆銘(オウ・チョウメイ)、タイのワンワイタヤコン殿下・
	首相代理、満州の張景恵(チョウ・ケイケイ)国務総理、フィリピンのラ
	ウレル大統領、ビルマのバー・モウ首相と、オブザーバーとし
	て自由インド仮政府首班が参加。
	 6日、大東亜共同宣言を発表。
	 参照⇒おうちょうめい(汪兆銘),[4]ぼーす(ボース)
	◎1943.11.(昭和18)22〜27日、米英華の連合国側はカイロ会談
	を開催し、日本の植民地解放をうたったカイロ宣言を発表。
★だいとうあきょうえいけん
	【大東亜共栄圏】
	○[歴]1940年代、日本が掲げた対アジア基本構想の標語。
	 参照⇒はっこういちう(八紘一宇),ぶろっくけいざい(ブロッ
	ク経済)
	◎最初に「大東亜共栄圏」という言葉が使用されたのは、第二次
	近衛内閣の外務大臣に就任した松岡洋右(ヨウスケ)が、1940. 8. 1
	(昭和15)記者団に日本の外交方針を述べたとき。
だいとうあしょう《だいとうあしやう》
	【大東亜省】
	【大東亞省】
	○[歴]1942(昭和17)東条内閣により設置された中央行政機関。
	 太平洋戦争による占領地域の拡大により、大東亜共栄圏地域
	の政務の一元化を目指し、軍部の発案で設置。
	 拓務省・興亜院・外務省の一部(東亜局・南洋局)などを統合
	して創立。
	 総務局・支那事務局・満州事務局・南方事務局で構成。
	 参照⇒こうあいん(興亜院,興亞院)
	◎東郷茂徳外務大臣は、大東亜省の設置は該当地域内の外交権
	限を奪うものとして強硬に反対。1942. 9. 1(昭和17)閣議で設
	置が決定したため東郷外務大臣は辞任。
	 1942.11. 1(昭和17)大東亜省官制公布、拓務省・興亜院など
	は廃止。
	 1945. 8.26(昭和20)大東亜省、廃止。
だいとうあせんそう《だいとうあせんさう》
	【大東亜戦争】
	○[古]太平洋戦争当時、太平洋戦争の日本側での呼称。
	 ⇒たいへいようせんそう(太平洋戦争)
	◎大東亜聖戦大碑:⇒いしかわごこくじんじゃ(石川護国神社)
たいとうえき
	【太東駅】
	○[交]千葉県夷隅郡(イスミグン)岬町(ミサキマチ)にある、JR外房線
	(ソトボウセン)の駅。
	 東浪見(トラミ)駅(一宮町)と長者町(チョウジャマチ)駅の間。
★だいどうがっこう《だいどうがくかう》
	【大同学校】
	○[歴][教]神奈川県横浜市南京町(ナンキンマチ)にあった在留中国人
	子弟の教育機関。
	 名誉校長は犬養毅(イヌカイ・ツヨシ)。
だいとうがっぽうろん《だいとうがつぱうろん》
	【大東合邦論】
	○[歴]1893(明治26)樽井藤吉(タルイ・トウキチ)が著した書。
	 日韓両国の自主的な対等合邦を説く。
	 参照⇒『人名辞典』たるい とうきち(樽井 藤吉)
だいとうきゅうきねんぶんこ《だいとうきふまねんぶんこ》
	【大東急記念文庫】
	○[歴]五島美術館の前身の一つ。
	 ⇒ごとうびじゅつかん(五島美術館)
	◎1948(昭和23)創設。
たいとうく
	【台東区】
	◇[日]Taito Ku
	○東京都東部の区。二三区(ニジュウサンク)の一つ。
	 台東区の木は「さくら(桜)」。
	〈面積〉
	 10.08平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)15万3,899人。
	◎1947(昭和22)浅草区(アサクサク)と下谷区(シタヤク)が合併し、発足。
だいどうげいにん《だいだうげいにん》
	【大道芸人】
	◇[英]busker/street performer
	○大道で通行人に演じてみせる芸人・演奏家。
	 曲芸・ジャグリング・火食い・剣飲み・手品・奇術や、ギタ
	ー・アコーディオン・サクソフォーン・オルゴールなどの演奏
	を行う人。
	 参照⇒じゃぐらー(ジャグラー)
たいとうけん
	【台東県】
	【臺東縣】
	◇[中]Taidong Xian、[英]Taitung County
	○台湾南東部の県。東部を太平洋に面する。
	 県都は台東市(Raisong Shi)。
	 「タイトン県(台東県)」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 3,515.25平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)24万9,088人。
	 2000(平成12)20万4,919人。
	 2005(平成17)23万8,943人(推計)。
だいどうこう《だいどうかう》
	【大同江】
	◇[朝]Taedonggang
	○[地]朝鮮半島中央部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の南
	西部を流れる川。
	 平安南道の北東境、東白山と小白山に発源し、ピョンヤン
	(平壌)市街を流れて黄海に注(ソソ)ぐ。
	 「テードンガン(大同江)」とも呼ぶ。
	〈全長〉
	 約431キロメートル。
だいどうこうはん《だいどうかうはん》
	【大同鋼板】
	○[経]新日本製鉄グループの表面処理鋼板メーカーの一つ。
	 本社は兵庫県尼崎市。
	◎2002.10.(平成14)同グループの大洋鋼板と事業統合する予定。
★だいとうさいいきき《だいたうさいゐきき》
	【大唐西域記】
	◇[中]Datang Xiyu Ji
	○[歴]中国、唐代の僧玄奘(Xuanzang)(ゲンジョウ)の中央アジア
	・インド旅行見聞録。
	 「だいとうせいいきき(大唐西域記)」,「西域記(サイイキキ,セイイキキ)」
	とも呼ぶ。
たいとうざき
	【太東崎】
	【太東岬】
	◇[日]Taito Zaki
	○[地]千葉県南東部、九十九里浜(クジュウクリハマ)南端にある太平
	洋岸の岬。夷隅郡(イスミグン)岬町(ミサキマチ)に属する。
	 岬南端の砂浜には天然記念物に指定されている、クロマツ・
	ハマヒルガオなどの海浜植物群落がある。
	 南房総国定公園に含まれる。
たいとうし
	【台東市】
	【臺東市】
	◇[中]Taidong Shi、[英]Taitung City
	○台湾南東部、台東県(Taidong Xian)の県都。
	 北緯22.76°、東経121.14°の地。
	 南西17キロメートルの台東県卑南郷(Beinan Xiang)に知本温
	泉(Zhiben Wenquan)(チーペン温泉)がある。
	 「タイトン市(台東市)」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1989(平成元)10万8,127人(推計)。
	 1993(平成 5)10万8,606人(推計)。
	 1998(平成10)11万1,060人(推計)。
	 2003(平成15)11万0,916人(推計)。
だいとうし
	【大東市】
	◇[日]Daito Shi
	○大阪府東部の市。
	 野崎観音がある。
	〈面積〉
	 1970(昭和45)18平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)11万1,000人。
	◎1956(昭和31)市制。
	◎岩手県東磐井郡(ヒガシイワイグン)・静岡県小笠郡(オガサグン)には
	大東町(ダイトウチョウ)がある。
	 島根県大原郡(オオハラグン)には大東町(ダイトウチョウ)があった。
だいどうし
	【大同市】
	◇[中]Datong Shi、[英]Datong City
	○中国中北東部、山西省(Shangxi Sheng)(サンセイショウ)北部の省直
	轄市(地級市)。
	 南西に大同炭田をひかえ、機械・セメントなどの工業都市。
	 河北省と内モンゴル自治区を結ぶ交通の要衝。
	 西郊に雲崗石窟(Yun'gang Shiku)(ウンコウセックツ)がある。
	 「タートン市(大同市)」とも呼ぶ。
	 参照⇒うんこうせっくつ(雲崗石窟)
	〈管轄3区〉
	 砿区(礦區)(Kuang Qu)
	 南郊区(Nanjiao Qu)
	 新栄区(Xinrong Qu)。
	〈管轄7県〉
	 陽高県(Yanggao Xian)。
	 天鎮県(Tianzhen Xian)。
	 広霊県(Guangling Xian)。
	 霊丘県(Lingqiu Xian)。
	 渾源県(Hunyuan Xian)。
	 左雲県(Zuoyun Xian)。
	 大同県(Datong Xian)。
	〈人口〉
	 1987(昭和62)104万人。
	◎ 398〜 494<天興元〜太和18>、北魏の都平城(Pingcheng)(ヘイ
	ジョウ)。
だいとうじま
	【大東島】
	◇[日]Daito Jima
	○(1)[俗]沖縄県の大東諸島の俗称。
	 ⇒だいとうしょとう(大東諸島)
	○(2)大東諸島の南大東島の特称。
	 参照⇒だいとうしょとう(大東諸島)
だいとうしょとう《だいとうしよたう》
	【大東諸島】
	◇[日]Daito Shoto
	○[地]琉球諸島に属する、沖縄本島の東300キロメートルにあ
	る南大東島・北大東島およびその南方の沖大東島(ラサ島)の総
	称。
	 「大東島(ダイトウジマ)」,「おおあがりじま(大東島)」とも呼ぶ。
	 参照⇒だいとうじま(大東島)(2),おきなわしょとう(沖縄諸
	島)
	◎1885(明治18)北大東島・南大東島、沖縄県に編入。
	 1900(明治33)沖大東島、沖縄県に編入。
だいとうせいいきき《だいたうせいゐきき》
	◇[中]Datang Xiyu Ji
	【大唐西域記】
	○[歴]⇒だいとうさいいきき(大唐西域記)
だいとうちょう《だいとうちやう》
	【大東町】
	◇[日]Daito Cho
	○(1)岩手県南部、東磐井郡(ヒガシイワイグン)の町。
	〈面積〉
	 278.71平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万7,789人。
	◎1955(昭和30)大原町・摺沢町・興田村・猿沢村・渋民村が合
	併して発足。
	○(2)静岡県南部、小笠郡(オガサグン)の町。
	○(3)[古]島根県北東部、大原郡(オオハラグン)の町。
	◎2004.11. 1(平成16)大原郡の大東町・加茂町(カモマチ)・木次町
	(キスキチョウ)と、飯石郡(イイシグン)の三刀屋町(ミトヤチョウ)・吉田村(ヨシダ
	ムラ)・掛合町(カケヤマチ)の、5町1村が合併して雲南市(ウンナンシ)を
	発足。
	◎大阪府には大東市がある。
たいとうまい《たいたうまい》
	【大唐米】
	○[農]⇒あかごめ(赤米)(2)
だいどうみゃく
	【大動脈】
	○(1)[医]([英]aorta)心臓から全身に血液を送り出す、大循環
	の動脈本幹。成人で径約2センチメートル、長さ約50センチメ
	ートル。
	 心臓の左心室(left ventricle)から出る太い血管で、大動脈
	弁(valva aortae)を出てわずかに上行(ジョウコウ)する上行大動脈
	(ascending aorta)、後ろ左方へ弓なりに曲がる大動脈弓(aor-
	tic arch)、さらに脊椎前面に沿って下行(カコウ)する下行大動脈
	(descending aorta)から成る。
	 大動脈弓では腕頭動脈(brachiocephalic trunk)・左総頸動
	脈(left carotid)・左鎖骨下動脈(left subclavian arteries)
	を分岐する。
	 下行大動脈は横隔膜(diaphragm)を貫くまでを胸部大動脈
	(thoracic aorta)と呼び、腹腔内に入ると腹部大動脈(abdom-
	inal aorta)と呼ぶ。
	○(2)[交][通](転じて)道路・鉄道・通信などの最も重要な幹
	線。
★だいどうみゃくかいり
	【大動脈解離】
	◇[英]aortic dissection
	○[病]大動脈の内膜に裂傷(レッショウ)が生じること。
	 裂傷が生じると内膜と中膜が分離し、膜と膜との間に血液が
	急激に流入して偽腔が発生する。
	 解離は大動脈のどこにでも発生し、多くの解離は近位・遠位
	の一方または両方に進行する。
	 解離が心臓に達すると心タンポナーデを起こす。
	 主要な要因は高血圧。
	 患者の1/5は病院到着前に死亡し、1/3は手術中やその
	前後(周術期)の合併症で死亡する。
	 参照⇒しんたんぽなーで(心タンポナーデ)
★だいどうみゃくりゅう《だいどうみやくりう》
	【大動脈瘤】
	◇[英]aortic aneurysm
	○[病]大動脈の血管壁(ケッカンヘキ)が脆弱化し、局部的に拡張して
	コブ(瘤)状に膨隆(ボウリュウ)する疾患。また、その病変・状態。
	 参照⇒どうみゃくりゅう(動脈瘤)
	◎腹部大動脈瘤,胸部大動脈瘤
だいとうらい
	【大東莱】
	◇[中]Da Donglai/Dadonglai
	○[人]呂本中(Lyo Benzhong)の尊称。
	 ⇒りょほんちゅう(呂本中)
だいとうりょうじゆうくんしょう《》
	【大統領自由勲章】
	◇[英]Presidential Medal of Freedom
	○アメリカ大統領が授与する文民最高位の勲章。
だいとかい《だいとくわい》
	【大都会】
	○[楽]田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり作詞、山下三智夫作
	曲の歌謡曲。
	 歌はクリスタルキング。
	◎1979.12.(昭和54)レコード発売。
★だいとくじ
	【大徳寺】
	○京都府京都市北区紫野大徳寺町(ムラサキノダイトクジチョウ)にある臨
	済宗大徳寺派の大本山。
	〈塔頭(タッチュウ)〉
	 真珠庵。
	 聚光院:⇒じゅこういん(聚光院)
	 大仙院:⇒だいせんいん(大仙院)
	 総見院。
	 高桐院。
	 竜光院:⇒りゅうこういん(竜光院)
	 孤篷庵(コホウアン)。
	◎茶室:⇒みったん(密庵)
	◎村田珠光(ジュコウ)・千利休をはじめ茶人の信仰が厚い。
だいとくじがき
	【大徳寺垣】
	○(1)[建]竹垣の一種。
	 地面に生えている竹を編んで作ったもの。
	 袖垣(ソデガキ)などに用いる。
	○(2)[建]竹垣の一種。
	 穂の着いた竹の小枝を集めて縦に並べ、竹の押縁(オシブチ)を
	横にして押さえ、シュロ(棕梠)縄で結んだもの。
	 茶庭の中門(チュウモン)・中潜(ナカクグ)り付近に用いる。
	 参照⇒ろじ(露地,路地),けんにんじがき(建仁寺垣)
★だいどころ
	【台所】
	○
	◎京都の台所:⇒にしきいちば(錦市場)
	 大阪の台所:⇒くろもんいちば(黒門市場)
	 金沢市民の台所:⇒おうみちょういちば(近江町市場)
	◎英語:キッチン(kitchen)。
	 ドイツ語:キュッヘ(Kueche,Kuche)。
	 フランス語:キュイジーヌ(cuisine)。
たいとすかーと
	【タイトスカート】
	◇[英]tight skirt
	○[服]下半身にぴったり密着した細いスカート。
	 単に「タイト」とも呼ぶ。
	 ⇔ふれあすかーと(フレアスカート)
たいとばっく
	【タイトバック】
	◇[英]tight back
	○[印]本の表紙の背(back)が中身の背と密着していて、表紙の
	背が硬く(tight)作られている装丁(ソウテイ)。
	 背は堅牢で型くずれしないが、本の開きが悪く厚い本には不
	向き。
	 「硬背」とも呼ぶ。
	 参照⇒ふれきしぶるばっく(フレキシブルバック),ほろーばっ
	く(ホローバック)
たいとんけん
	【タイトン県】
	【台東県】
	【臺東縣】
	◇[中]Taidong Xian、[英]Taitung County
	○⇒たいとうけん(台東県,臺東縣)
たいとんし
	【タイトン市】
	【台東市】
	【臺東市】
	◇[中]Taidong Shi、[英]Taitung City
	○⇒たいとうし(台東市,臺東市)
たいな
	【大儺】
	○⇒ほうそうし(方相氏)
[1]だいな
	【ダイナ】
	◇Dinah
	○(1)[人]外国人の女性名。
	○(2)[楽]ルイス(Samuel M.Lewis)作詞、ディック・ミネ訳詞、
	アクスト(Harry Akst)作曲の歌謡曲。
	 歌はディック・ミネ。
	◎クロスビー(Bing Crosby)のミリオンヒット曲。
[2]だいな
	【ダイナ】
	◇[登録商標]DYNA
	○[交]トヨタ自動車(株)の小型トラック。
	◎1956. 5.(昭和31)発売。
	 2003.11. 1(平成15)ハイブリッド車発売。
★たいない
	【胎内】
	◇[日]tainai/Tainai
	○()
	○()[地]⇒たいないがわ(胎内川)
	○()⇒たいないし(胎内市)
たいないおんせん《たいないをんせん》
	【胎内温泉】
	○新潟県胎内市(タイナイシ)夏井(ナツイ)にある温泉。
	◎旧住所は北蒲原郡(キタカンバラグン)黒川村(クロカワムラ)夏井。
たいないがわ《たいないがは》
	【胎内川】
	◇[日]Tainai Gawa
	○[地]新潟県北東部の飯豊山地(イイデサンチ)に発源し、北西流し
	て日本海に注(ソソ)ぐ川。
たいないし
	【胎内市】
	◇[日]Tainai Shi
	○新潟県北東部の市。南部を新発田市に接し、北西部を日本海
	に面する。
	 胎内川が貫流する。
	◎2005. 9. 1(平成17)北蒲原郡(キタカンバラグン)の中条町(ナカジョウマ
	チ)と黒川村(クロカワムラ)が合併して発足。
★たいないじゅせい
	【体内受精】
	○[生]
	 ⇔たいがいじゅせい(体外受精)
たいないぶつ
	【胎内仏】
	○仏像の胎内に納入(ノウニュウ)された小形の仏像。
	 像内(ゾウナイ)納入物の一つ。
★だいなごん
	【大納言】
	○(1)[歴]律令制で、太政官(ダイジョウカン)の次官。
	○(2)[歴]明治初年の太政官制の官職名。左右大臣・参議とと
	もに太政官を構成。
	◎1869(明治 2)設置。
	 1871(明治 4)廃止。
	○(3)[農]大納言小豆の略称。
	 ⇒だいなごんあずき(大納言小豆)
だいなごんあずき《だいなごんあづき》
	【大納言小豆】
	○[農]アズキの在来品種の一つ。粒が暗赤色で大きく、美味。
	 単に「大納言」とも、「尾張(オワリ)小豆」,「埃被(ホコリカズ)き」とも
	呼ぶ。
	◎尾張の名産で、徳川御三家の一つ尾張大納言の洒落(シャレ)。
だいなそー
	【ダイナソー】
	◇[英]dinosaur
	○[化生](英語で)恐竜。
	 ⇒きょうりゅう(恐竜)
だいなつなしょとう《だいなつなしよたう》
	【大ナツナ諸島】
	◇[インドネシア語]Kepulauan Natuna Besar/Pulau-pulau 
	Natuna Besar
	○[地]⇒なつなしょとう(ナツナ諸島)
だいななかんたい
	【第七艦隊】
	【第7艦隊】
	◇[英]the U.S.Navy's 7th Fleet
	○[軍]神奈川県にある横須賀(ヨコスカ)基地に拠点を置くアメリカ
	海軍の艦隊。
	 西太平洋・中国・インド洋を所管しハワイに司令部を置く、
	太平洋軍の太平洋艦隊に所属。
	 北はオホーツク海、南は南極、西はアフリカ沖インド洋、東
	はハワイまでを担当。
	 旗艦はブルーリッジ(Blue Ridge)。
	 参照⇒だいごかんたい(第五艦隊,第5艦隊)
だいなぶっく
	【ダイナブック】
	◇[登録商標]DynaBook
	○[計]東芝製のノート型パソコン。
	 参照⇒こすみお(コスミオ)
だいなまいと
	【ダイナマイト】
	◇[英]dynamite
	○(1)[工]ニトログリセリン(nitroglycerine)などの基剤とな
	る液状硝酸エステルを6%以上含む工業用の爆破薬。
	 1866(慶応 2)ノーベル(Alfred Bernhard Nobel)がニトログ
	リセリンを珪藻土(ケイソウド)(diatomite)に吸収させた珪藻土ダ
	イナマイトを考案。
	 のち、ノーベルはニトロセルロース(nitrocellulose)(硝化
	綿)に吸収させるとゲル化することを発見。
	 現在はゲル化した膠質(コウシツ)ダイナマイトや硝安・木粉・澱
	粉などを加えた粉末ダイナマイトなど用途別に多種ある。
	 参照⇒にとろぐりせりん(ニトログリセリン),にとろせるろ
	ーす(ニトロセルロース)
	○(2)[俗](転じて)危険なもの。刺激的なもの。
	 参照⇒だいなまいとぼでぃ(ダイナマイト・ボディ)
だいなまいとぼでぃ
	【ダイナマイト・ボディ】
	◇[英]dynamite body
	○[俗]性的に刺激的な肉体。
だいなみっくでぃえぬえす
	【ダイナミックDNS】
	◇[英]dynamic DNS/dynamic domain name system
	○[通]非固定IPアドレスと固定のドメイン名の対応付けをほ
	ぼリアルタイムに更新するシステム。
	 ユーザーに割り当てられたIPアドレスはアクセスするたび
	に変更されるが、このシステムを使用することによってホーム
	・ユーザーでも自宅のパソコンでサーバーを開設できるように
	なる。
	 略称は「DDNS」。
だいなみっくらむ
	【ダイナミックRAM】
	◇[英]dynamic RAM/dynamic random access memory
	○[計]⇒でぃらむ(DRAM)
だいなも
	【ダイナモ】
	◇[英]dynamo
	○(1)[電]発電機。
	○(2)[交](特に)自転車のランプ用発電機。
	 タイヤの側面に接触させ、その回転を動力に発電する。
だいなもめーたー
	【ダイナモメーター】
	◇[英]dynamometer
	○[電]動力計(ドウリョクケイ)。
	 車輪の回転を動力に発電する。
だいなんりょう《だいなんれう》
	【大南鐐】
	○[歴][経]⇒あんえいなんりょう(安永南鐐)
だいにきちすう
	【第二既知数】
	○[数]⇒びー(b)
だいにけいはんどうろ《だいにけいはんだうろ》
	【第二京阪道路】
	○[交]京都府京都市と大阪府門真市を結ぶとを結ぶ道路。
	 全長約28.3キロメートル。
	◎2010. 3.20(平成22)全線開通。
だいにじいんどしなせんそう《だいにじいんどしなせんさう》
	【第二次インドシナ戦争】
	【第2次インドシナ戦争】
	◇[英]Second Indo-China War
	○[歴]⇒べとなむせんそう(ベトナム戦争)
だいにじとるきすたんきょうわこく
	【第二次東トルキスタン共和国】
	◇[英]Second East Turkestan Republic
	○[歴]⇒ひがしとるきすたんきょうわこく(東トルキスタン共
	和国)(2)
だいにじばーばりせんそう《だいにじばーばりせんさう》
	【第二次バーバリ戦争】
	【第2次バーバリ戦争】
	◇[英]Second Barbary War
	○[歴]⇒あるじぇりあせんそう(アルジェリア戦争)(1)
だいにしべりあてつどう《だいにしべりあてつだう》
	【第二シベリア鉄道】
	【第2シベリア鉄道】
	◇[英]the Second Trans-Siberian Railroad
	○[交]⇒ばいかるあむーるてつどう(バイカル・アムール鉄道)
だいにじもろっこじけん
	【第二次モロッコ事件】
	【第2次モロッコ事件】
	◇[英]Second Morocco Crisis
	○[歴]⇒あがでぃーるじけん(アガディール事件)
だいにしゅえいきゅうきかん《だいにしゆえいきうきくわん》
	【第二種永久機関】
	◇[英]perpetual mobile of the second kind
	○[物]⇒えいきゅうきかん(永久機関)
だいにしゅぐんそう《だいにしゆぐんさう》
	【第二種軍装】
	○[軍]旧日本帝国海軍士官の白服。
	 参照⇒だいいっしゅぐんそう(第一種軍装),だいさんしゅぐん
	そう(第三種軍装)
だいにしょうげん《だいにしやうげん》
	【第二象限】
	【第2象限】
	◇[英]second quadrant
	○[数]⇒しょうげん(象限)(2)
だいにち
	【大日】
	○(1)[仏]⇒だいにちにょらい(大日如来)
	○(2)[交]⇒だいにちえき(大日駅)
だいにちえき
	【大日駅】
	○(1)[交]大阪府守口市(モリグチシ)大日町(ダイニチチョウ)にある大阪
	市営谷町線の駅。
	 守口(モリグタ)駅の次でターミナル駅(始点)。
	○(2)[交]大阪モノレール線の駅。
	 南摂津(ミナミセッツ)駅(摂津市)と門真市(カドマシ)駅(門真市)の間。
だいにちがたけ
	【大日ヶ岳】
	◇[日]Dainichigatake/Dainichi ga Take
	○[地]⇒だいにちだけ(大日岳)(5)
★だいにちきょう《だいにちきやう》
	【大日経】
	○[仏]真言密教の根本経典。
	 両部大経の一つ。胎蔵界(タイゾウカイ)を代表する経典。
	 正式名称は『大(ダイ)毘盧遮那(ビルシャナ)成仏(ジョウブツ)神変(シ
	ンペン)加持(カジ)経(キョウ)』。
	 参照⇒りょうぶたいきょう(両部大経),じゅんみつ(純密),ぞ
	うみつ(雑密)
	◎7世紀の中ころ、西南インドで成立したと思われる。
だいにちけんいん
	【大日拳印】
	○[仏]⇒ちけんいん(智拳印)
たいにちこうわじょうやく《たいにちかうわでうやく》
	【対日講和条約】
	◇[英]the Treaty of Peace with Japan
	○[歴]⇒さんふらんしすこへいわじょうやく(サンフランシス
	コ平和条約)
★たいにちせんせん
	【対日宣戦】
	○[歴]1945. 8. 8(昭和20)ソ連、一方的に日ソ中立条約を破棄
	して対日宣戦を布告。
	 参照⇒にっそちゅうりつじょうやく(日ソ中立条約)
だいにちだけ
	【大日岳】
	◇[日]Dainichi Dake
	○(1)[地]長野県と新潟県にまたがる、北アルプス白馬(シロウマ)
	連峰中の一峰。標高2,769メートル。
	 新潟県の最高峰。
	 「小蓮華山(コレンゲサン)」とも呼ぶ。
	○(2)[地]富山県東部の北アルプス立山連峰中の一峰。標高
	2,498メートル。
	 立山の西方にあり、東の奥大日岳(標高2,611メートル)・前
	大日岳とともに大日尾根を形成。
	◎高山植物が多く、南側の斜面にはカモシカが棲息。
	○(3)[地]新潟県北東部、山形県境に近い飯豊(イイデ)山地の最
	高峰。標高2,128メートル。
	○(4)[地]奈良県南部、大峰山脈南部の一峰。標高1,593メート
	ル。
	○(5)[地]岐阜県北西部、白山山地の南端の一峰。標高1,709メ
	ートル。
	 「大日ヶ岳(ダイニチガタケ)」,「三国嶺(読み不詳)」とも呼ぶ。
	○(6)[地]栗駒山の別称。
	 ⇒くりこまやま(栗駒山)
だいにちどう《だいにちみだう》
	【大日堂】
	○(1)大日如来を祀っている堂。
	○(2)栃木県の鑁阿寺(バンナジ)の別称。
	 ⇒ばんなじ(鑁阿寺)
★だいにちにょらい
	【大日如来】
	◇[梵]maha-vairocana(マハー・ヴァイローチャナ)、[英]
	Great Sun Buddha
	○[仏]真言密教の本尊。
	 「大日(ダイニチ)」,「盧遮那仏(ルシャナブツ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
	◎印相(インゾウ):⇒ちけんいん(智拳印)
	 "vairocana"の音写は「毘盧遮那(ビルシャナ)」で、意訳は「遍照(ヘ
	ンジョウ)」。
	 参照⇒へんじょう(遍照)
だいにちほっかいいん
	【大日法界印】
	○[仏]⇒ちけんいん(智拳印)
だいにっぽんえんかいよちぜんず《だいにつぽんえんかいよちぜんづ》
	【大日本沿海輿地全図】
	○[歴][地]江戸後期、伊能忠敬(イノウ・タダタカ)を中心に製作した、
	日本最初の実測日本地図。
	 1800(寛政12)蝦夷(エゾ)(北海道)南東沿岸の実測を開始。以
	後、幕命を受けて日本全国の沿岸を測量。
	 忠敬の没後3年の1821(文政 4)、門弟高橋景保(カゲヤス)ら幕
	府天文方によって全国の測量図が完成した。
	 測量は天文観測と距離・方位の測定を行い、作図には地球を
	球体として扱う。日本全土で200余葉。大・中・小に分かれ、
	大図は全214枚で縮尺は3万6千分の1、中図は8枚、小図は
	3枚。
	 シーボルトが「写し」を持ち帰り、その正確さは海外でも高い
	評価を得た。
	 1873(明治 6)皇居炎上で現本が焼失。
	 のち、伊能家が副本を明治政府に提出。
	 1923(大正12)関東大震災で副本も焼失。
	 「だいにほんえんかいよちぜんず(大日本沿海輿地全図)」とも
	呼ぶ。通称は「日本輿地全図」,「伊能図」。
	◎大図の「写し」は、国立国会図書館など国内に60枚所蔵。
	 2001. 3.(平成13)米国議会図書館(ワシントン)で「写し」206
	枚が発見。内148枚は新発見。1897(明治30)以前からの所蔵。
	「写し」には第七軍管・第一軍管などの朱書きがあり、1870年代
	ころ陸軍測量部門(国土地理院の前身)が副本を模写したものと
	みられるが、入手経路は不明。
	 2002. 3.(平成14)国立歴史民俗博物館で2枚が発見。未確認
	は4枚のみとなる。
	 未確認の4枚は海上保安庁海洋情報部が海軍省水路部から引
	き継いだ大図の写し141枚の中から発見され、2004. 7. 1(平成
	16)公表。
	◎中図の副本、東京国立博物館が所蔵。
	 小図の「写し」は、英グリニッジ海事博物館・神戸市立博物館
	・都立中央図書館と個人が所蔵。
	◎中国(1717年):⇒こうよぜんらんず(皇輿全覧図)
だいにっぽんかじゅう《だいにつぽんくわじふ》
	【大日本果汁】
	○[古]⇒にっか(ニッカ,NIKKA)
だいにっぽんきょういくかい《だいにつぽんけういくくわい》
	【大日本教育会】
	○⇒ていこくきょういくかい(帝国教育会)
★だいにっぽんげんろんほうこくかい
	《だいにつぽんげんろんほうこくくわい》
	【大日本言論報国会】
	○[歴]1942.12.(昭和17)結成。
★だいにっぽんさんぎょうほうこくかい
	《だいにつぽんさんげふほうこくくわい》
	【大日本産業報国会】
	○[歴]1940.11.23(昭和15)結成。
	 総裁は厚生大臣金光庸夫(カネミツ・ツネオ)、会長は元文部大臣平生
	釟三郎(ヒラオ・ハチサブロウ)、理事長は元内務次官湯沢三千男(ミチオ)。
	 略称は「産報(サンポウ)」。
	 参照⇒さんぎょうほうこくれんめい(産業報国連盟)
★だいにっぼんすみともせいやく
	【大日本住友製薬】
	○[経]日本の大手製薬会社。
	 本社は大阪府大阪市。
	◎2005.10. 1(平成17)大日本製薬と住友製薬が合併して発足。
★だいにっぽんせいしょうねんだん《だいにつぽんせいせうねんだん》
	【大日本青少年団】
	○[歴]1941. 1.(昭和16)結成。
★だいにっぽんせいやく
	【大日本製薬】
	○[歴][経]
	 本社は大阪府大阪市。
	◎2005.10. 1(平成17)住友製薬と合併し、大日本住友製薬(大
	阪市)を発足。
★だいにっぽんせるろいど
	【大日本セルロイド】
	○[古][経]
	 本社は大阪府。
	 三井財閥の傍系会社。
	◎1919. 9.(大正 8)大日本セルロイド株式会社を発足。
	 1934. 1.20(昭和 9)写真フイルム部を独立させ、富士写真フ
	イルム株式会社を設立。
	 1979.10.(昭和54)ダイセル化学工業株式会社に社名変更。
★だいにっぽんていこく
	【大日本帝国】
	【大日本帝國】
	○[歴]1936. 4.18(昭和11)国号を大日本帝国に決定。
だいにっぽんていこくけんぽう《だいにつぽんていこくけんぱふ》
	【大日本帝国憲法】
	【大日本帝國憲法】
	○[歴]1889. 2.11(明治22)発布された欽定憲法。
	 1946(昭和21)日本国憲法の公布により廃止。
	 「明治憲法」,「帝国憲法」とも呼ぶ。
	◎西郷隆盛に正三位(ショウサンミ)が追贈され名誉回復。
	◎発布の日に森有礼(アリノリ)が国粋主義者(神官の子西野文太郎)
	により暗殺される。
だいにっぽんとうきょうやきゅうくらぶ
	《だいにつぽんとうきやうやきうくらぶ》
	【大日本東京野球倶楽部】
	○[歴]⇒やきゅう(野球)
だいにっぽんどぼくかぶしきがいしゃ
	【大日本土木株式会社】
	○[建]近鉄グループの中堅総合建設会社(ゼネコン)。
	 本社は岐阜県岐阜市。
	◎1924(大正13)創業。
	 2002. 7. 5(平成14)東京地方裁判所に民事再生法の適用を申
	請。負債総額、2,712億1,000万円。
	 2002.10.22(平成14)日本鋪道が支援を表明。
★だいにっぽんのうみんくみあい
	【大日本農民組合】
	○[歴]
	 1940. 8.(昭和15)解散。
だいにっぽんむじん
	【大日本無尽】
	○[歴]⇒たいようぎんこう(太陽銀行)
だいにでんでんかぶしきがいしゃ《だいにでんでんかぶしきぐわいしや》
	【第二電電株式会社】
	◇[英]Daini Denden Incorporated
	○[古][通]⇒けいでぃーでぃーあい(ケイディーディーアイ)
だいにふくいんしょう《だいにふくゐんしやう》
	【第二復員省】
	○[歴]⇒ふくいんしょう(復員省)
だいにほんいんさつ
	【大日本印刷】
	◇[英]Dai Nippon Printing Co.,Ltd.
	○[経]日本最大手の印刷会社。
	 本社は東京都新宿区。
	 印刷のほか、各種ディジタル情報サービスも行っている。
	 略称は「DNP」。
	◎1876(明治 9)佐久間貞一により秀英舎として創業。
	 1935(昭和10)日清印刷と合併して大日本印刷となる。
だいにほんえんかいよちぜんず《だいにほんえんかいよちぜんづ》
	【大日本沿海輿地全図】
	○[地]⇒だいにっぽんえんかいよちぜんず(大日本沿海輿地全
	図)
だいにほんこくぼうふじんかい《だいにほんこくばうふじんくわい》
	【大日本国防婦人会】
	○[歴]⇒こくぼうふじんかい(国防婦人会)
★だいにほんじょちゅうぎく《だいにほんぢよちゆうぎく》
	【大日本除虫菊】
	◇[英]Dainihon Jochugiku Co.,Ltd.
	○[経]殺虫剤製造会社の大手。
	 蚊取り線香の「金鳥(キンチョウ)」などを製造・販売。
だいにほんせいとうかぶしきがいしゃ
	《だいにほんせいたうかぶしきがいしや》
	【大日本製糖株式会社】
	○[歴]大日本明治製糖株式会社の前身。
	 略称は「日糖」。
	 参照⇒だいにほんめいじせいとう(大日本明治製糖)
	◎1896. 1.(明治29)日本製糖・大里製糖・日本精糖の3社が合
	併し、日本精製糖株式会社として発足。
	 1906.11.(明治39)大日本製糖株式会社と改称。
	 1909(明治42)日糖疑獄事件を起して日糖社長酒匂は自殺。三
	井銀行社員の藤山雷太(ライタ)が後を襲い社長に就任。雷太の経
	営により台湾・南洋に進出・発展。そして1934(昭和 9)その子
	藤山愛一郎(自民党政治家)と継がれる。
	 太平洋戦争後は外地会社として整理、愛一郎は公職追放。
	 1950(昭和25)内地資本により再建。
	 1984(昭和59)三菱商事株式会社、旧大日本製糖株式会社から
	営業の全部を譲り受け、また旧明治製糖株式会社から商号及び
	営業の全部を譲り受けて営業を開始。
	 1996. 7.(平成 8)大日本製糖株式会社と明治製糖株式会社を
	合弁させ大日本明治製糖株式会社となる。
	 参照⇒にっとうぎごくじけん(日糖疑獄事件)
だいにほんふじんかい《だいにほんふじんくわい》
	【大日本婦人会】
	○[歴]1942. 2. 2(昭和17)愛国婦人会・大日本国防婦人会・大
	日本連合婦人会などすべての婦人団体を統合して発足した、戦
	争協力のための国策婦人団体。
	 「高度国防国家体制に即応するため、皇国伝統の婦道に則(ノッ
	ト)り、修身斉家の実を挙ぐる」目的で、20歳未満の未婚者を除
	くすべての婦人を強制加入させ、軍部・政府の指導下に大政翼
	賛会の一翼を担(ニナ)い、貯蓄増強・廃品回収・国防訓練・兵士
	の送迎や慰問・遺族の援護など、銃後活動の国家奉仕に動員し
	た。
	 同年10月1日、「日本婦人」を創刊。
	 1945. 6.(昭和20)国民義勇隊女子隊に改組したが、敗戦によ
	り解散。
	 参照⇒あいこくふじんかい(愛国婦人会),こくぼうふじんか
	い(国防婦人会)
だいにほんぼうせきかぶしきがいしゃ
	《だいにほんばうせきかぶしきぐわいしや》
	【大日本紡績株式会社】
	○[古]ユニチカ株式会社の前身。
	 略称は「日紡(ニチボウ)」。
	 ⇒ゆにちか(ユニチカ)
だいにほんほうとくしゃ
	【大日本報徳社】
	○[農][経]二宮尊徳(ニノミヤ・ソントク)が創唱した報徳の教えに基づ
	いて設立された、独立自営農民を主体とする相互融資機関。公
	益社団法人。
	◎1843(天保14)二宮尊徳の指導のもと、常陸国下館藩に報徳信
	友講、小田原に小田原仕法組合が設立。尊徳の死後も門弟によ
	り各地に相次いで設立。
	 明治時代、遠江の約200の報徳社をまとめて、1875(明治 8)
	浜松に遠江国報徳社が設立され、静岡県掛川の岡田佐平治・良
	一郎・良平の3代が主導。1911(明治44)大日本報徳社と改称。
	 1924(大正13)多田報徳社・駿河東報徳社・静岡報徳社・駿河
	西報徳社・小田原報徳社・報徳遠譲社・報徳報本社と合同し、
	8社による大日本報徳社を結成。
だいにほんめいじせいとう《だいにほんめいぢせいたう》
	【大日本明治製糖】
	○[経]三菱系の製糖会社。
	 本社は東京都中央区日本橋。
	 家庭用には「ばら印」のブランドで砂糖を販売。
	 前身は大日本製糖株式会社。
	 参照⇒だいにっぽんせいとうかぶしきがいしゃ(大日本製糖
	株式会社)
★だいにほんれんごうふじんかい
	【大日本連合婦人会】
	○[歴]1931. 3. 6(昭和 6)発足。
	 参照⇒だいにほんふじんかい(大日本婦人会)
だいにみちすう
	【第二未知数】
	○[数]⇒わい(y)
だいにみなまたびょう《だいにみなまたびやう》
	【第二水俣病】
	○[歴][社][病]新潟県の阿賀野川流域で発生した公害病。
	 参考⇒こうがいびょう(公害病),みなまたびょう(水俣病)
	◎1965. 6.(昭和40)新潟大学の植木幸明・椿忠雄両教授が、阿
	賀野川流域で水俣病に似た有機水銀中毒患者が発生し死者も出
	ていると発表。原因は昭和電工鹿瀬工場の排水であった。
	 1968(昭和43)阿賀野川水銀中毒が公害病と認定。
だいにめいしんこうそくどうろ《だいにめいしんかうそくだうろ》
	【第二名神高速道路】
	○[交]愛知県豊田市と三重県四日市市を結ぶ高速道路。全長約
	61キロメートル。
	 「伊勢湾岸自動車道」とも呼ぶ。
	◎名古屋南IC(愛知県大府市<オオブシ>)〜湾岸弥富IC(愛知県
	海部郡<アマグン>弥富町<ヤトミチョウ>)、開通。
	 2002. 3.24(平成14)湾岸弥富IC〜弥富木曽岬IC〜みえ川
	越(三重県三重郡川越町<カワゴエチョウ>)ICの8.3キロメートル開
	通。全長24.6キロメートル。
だいにれっとうせん《だいにれつたうせん》
	【第二列島線】
	【第2列島線】
	◇[英]second island chain
	○[軍]中国海軍が設定した有事の際に制海権を確保する対米防
	衛ラインの一つ。
	 第一列島線の外側となるフィリピン海・南シナ海を含む、小
	笠原諸島・北マリアナ諸島・インドネシアを結ぶもの。
	◎潜水艦活動のために海底地形の海洋調査を2010年までに第一
	列島線を、2020年までに第二列島線を完了する予定。
	 参照⇒だいいちれっとうせん(第一列島線,第1列島線),そな
	ー(ソナー,SONAR)
だいねいがしょうさんきょう《だいねいがせうさんけふ》
	【大寧河小三峡】
	◇[中]Wushan Xiao Sanxia
	○[地]⇒ふざんしょうさんきょう(巫山小三峡)
たいねいけん
	【泰寧県】
	◇[中]Taining Xian
	○中国南東部、福建省(Fujian Sheng)西部の省直轄市(地級市)
	三明市(Sanming Shi)が管轄する県。三明市の北西端に位置し、
	西部を江西省(Jiangxi Sheng)(コウセイショウ)に隣接。
	〈面積〉
	 1,535平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2003(平成15)13万人。
★たいねいじ
	【大寧寺】
	○山口県長門市深川湯本(フカワユモト)にある曹洞宗の寺。
★だいのう《だいなう》
	【大脳】
	◇[英]brain/cerebrum(セレブラム)
	○[医]左右の半球から成る。
	 参照⇒さのう(左脳),うのう(右脳),だいのうひしつ(大脳皮
	質)
だいのう《だいなふ》
	【代納】
	○(1)本人に代って金銭や物品を納めること。
	○(2)納めるべきものの代りに他のもので納めること。
	◎皆石(カイコク)代納:⇒かいこくだいのう(皆石代納)
だいのうかく《だいなうかく》
	【大脳核】
	○[動]⇒だいのうきていかく(大脳基底核)
★だいのうきていかく《だいなうきていかく》
	【大脳基底核】
	◇[英]basal ganglia
	○[動]大脳髄質の基底部、視床外側の白質内にある数個の灰白
	質塊。
	 運動の開始・停止・抑制を支配する。
	 顔の筋肉の動きにも関与し、笑いや怒りなどの表情に関係し
	ている。
	 爬虫類・鳥類などでは最高の運動中枢。
	 哺乳類では大脳皮質と相互に作用して運動の調節制御に当る。
	 人間では大脳新皮質の発達によって大脳の中心部に閉じ込め
	られている。
	 「大脳核」とも呼ぶ。
だいのうどうみゃくりんへいそくしょう
	《だいなうどうみやくりんへいそくしやう》
	【大脳動脈輪閉塞症】
	○[病]⇒うぃりすどうみゃくりんへいそくしょう(ウィリス動
	脈輪閉塞症)
★だいのうひしつ《だいなうひしつ》
	【大脳皮質】
	◇[英]cerebral cortex(セレブラルコーテックス)
	○[動]大脳半球の表面をおおう灰白質の層。
	 「脳外套(ノウガイトウ)」,「脳外皮」,「パリウム([英]pallium)」とも
	呼ぶ。
	 参照⇒のうかい(脳回)
だいのつき
	【大の月】
	○(1)[暦]太陽暦で、一月(ヒトツキ)が31日の月。
	 一月・三月・五月・七月・十月・十二月の各月。または、そ
	れらの総称。
	 ⇔しょうのつき(小の月)(1)
	○(2)[暦]旧暦(太陰暦)で、一月が30日の月。
	 ⇔しょうのつき(小の月)(2)
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