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百 科 辞 書 《すか》 編集:獨 澄旻
-------- すか --------------------------------------------------
[1]すかー
【スカー】
◇[英]scar
○(1)傷跡(キズアト)・傷痕(キズアト)・火傷(ヤケド)の跡。
参照⇒けろいど(ケロイド)
○(2)(家具などの)傷。
○(3)心の傷。
参照⇒とらうま(トラウマ)
○(4)(戦争や災害などの)傷跡。
[2]すかー
【スカー】
◇[英]scar
○(1)[海]暗礁・岩礁。
○(2)[地]切り立った岩・断崖。
すかー
【スカー】
【SCAR】
◇[英]Submarine Celestial Altitude Recorder
○[軍]潜水艦用天体高度測定器。
潜行中の潜水艦から測位衛星を使用して艦の位置を測定する
装置。
参照⇒じーぴーえす(GPS)
すが
【すが】
○(東北・北陸方言で)氷・つらら(氷柱)。
「しが」,「しがこ」とも呼ぶ。
すが
【スガ】
【菅】
○(1)[植]⇒すげ(スゲ,菅)
○(2)⇒すげ(菅)
参照⇒しが(さが)
すかいうぉーりあ
【スカイウォーリア】
◇[英]Sky Warrior(空の戦士)
○[軍]アメリカ陸軍の遠隔操作で動く無人偵察機(drone air-
craft)。
参照⇒[2]ぷれでたー(プレデター)
ずがいこつ《づがいこつ》
【頭蓋骨】
○[医]⇒とうがいこつ(頭蓋骨)
すかいさーべい
【スカイサーベイ】
【スカイ・サーベイ】
◇[英]sky survey
○[天]⇒そうてんかんそく(掃天観測)
すかいさん
【皇海山】
◇[日]Sukai San
○[地]栃木県西部、足尾山塊の山。標高2,144メートル。
渡良瀬川(ワタラセガワ)の水源地。
すかいじゃっく
【スカイジャック】
◇[英]skyjacking
○⇒はいじゃっく(ハイジャック)(2)
すかいせんとらるぷらざ
【スカイセントラルプラザ】
◇[英]Sky Central Plaza Apartments
○[建]中国広州市にある高さ322メートルの2棟の超高層ビル。
鉄筋コンクリート造。
◎1996(平成 8)竣工。
すかいちーむかーご
【スカイチームカーゴ】
◇[英]SkyTeam Cargo
○[空]国際航空貨物ネットワーク(貨物同盟)の一つ。
エールフランス航空・デルタ航空・大韓航空・アエロメヒコ
航空・アリタリア航空などで構成。
参照⇒だぶりゅおーだぶりゅ(WOW)
すかいとう《すかいたう》
【スカイ島】
◇Isle of Skye
○[地]イギリス北部、スコットランド北西部、本土とヘブリディ
ーズ諸島(Hebrides Islands)との間にあるインナーヘブリディ
ーズ諸島(Inner Hebrides Islands)の島。
北緯57.37°、西経6.25°の地。
参照⇒へぶりでぃーずしょとう(ヘブリディーズ諸島)
〈面積〉
1,658.3平方キロメートル。
◎スカイテリア(Skye terrier)
すかいねっとあじあこうくう《すかいねつとあじあかうくう》
【スカイネットアジア航空】
◇[英]Sky Net Asia Airways
○[空]航空会社の一つ。
本社は宮崎県宮崎市。
略称は「SNA」。
◎1997. 7. 3(平成 9)設立。
2002. 8. 1(平成14)羽田〜宮崎線を就航。片道2万1,000円。
8月末に大手航空3社(日本航空・日本エアシステム・全日本
空輸)は11月から割引運賃を1万8,500円にすると発表。9月25
日に大手3社は12月から値下げ前の運賃水準に戻す方針を発表。
2003. 8.(平成15)羽田〜熊本線を就航。当初、1日からであっ
たが機体整備で遅れる。
すかいぱーふぇくとこみゅにけーしょんず
【スカイパーフェクト・コミュニケーションズ】
◇[英]SKY Perfect Communications Inc.
○[放]CS(通信衛星)放送サービス会社。
略称は「スカパー」。
◎2002. 3.(平成14)NTTと光ファイバーを利用した映像配信
の共同実験を開始。
2002. 7. 1(平成14)スカイパーフェクTV!2、CS本放送
を開始。
2003.12.18(平成15)2004年3月1日にプラット・ワンを吸収合
併することに合意し正式発表。
参照⇒ぷらっとわん(プラット・ワン)
★すかいぷ
【スカイプ】
◇[登録商標]Skype
○[通]スカイプ・テクノロジーズ社(ルクセンブルク)が開発し
たIP電話ソフト。
ソフトは無償で提供され、スカイプ同士の通話であれば通話
料は国際電話であっても不要。固定電話などに通話する場合は
課金される。
ピア・ツー・ピア(P2P)の技術を利用している。
参照⇒あいぴーでんわ(IP電話)
すかいぶるー
【スカイブルー】
◇[英]skyblue
○(1)[色]やや薄い青。
○(2)(1)の色のインク。
すかいまーくえあーらいんず
【スカイマークエアラインズ】
◇[英]Sky Mark Airlines
○[空]航空会社の一つ。
大株主は旅行会社エイチ・アイ・エス。
略称は「SKY」。
◎航空業界の規制緩和を受けて市場参入した最初の会社。
1998. 9.(平成10)東京〜福岡線を就航。
2002. 4.18(平成14)羽田〜鹿児島線を就航。
2002. 8.23(平成14)初の国際チャーター便、羽田〜ソウル
(仁川)線を運航。
2003. 4.(平成15)全日本空輸(ANA)が撤退する羽田〜青森
線・羽田〜徳島線に参入予定。
2016. 1.(平成28)東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請。
すかいらいと
【スカイライト】
◇[英]skylight
○(1)[建]⇒てんまど(天窓)
○(2)(直射日光ではない)空からの光。
参照⇒きたまど(北窓)(1)
すかいらいなー
【スカイライナー】
◇[登録商標]Skyliner
○[交]京成電鉄が運行する、京成上野駅〜成田空港駅間の直通
高速列車。
すかいらいん
【スカイライン】
◇[登録商標]Skyline
○[交]日産自動車(株)の高級乗用車(スポーツセダン)。
◎1969(昭和44)初代スカイラインGT−R、発売。
2002. 1.(平成14)スカイラインGT−R、排出ガス規制に適
合しないため生産を中止する限定車1,000台、即日完売。8月、
生産中止。
2003. 1.16(平成15)新型クーペを発売。
2006.11.20(平成18)12代目スカイラインを発売。
すかいらーく
【すかいらーく】
◇[登録商標]
○[経]ファミリーレストランの経営会社。
低価格店ガストなどを運営。
◎1970(昭和45)東京都府中市にすかいらーく1号店を開店。
1993(平成 5)すかいらーく、720店舗。
2009.10.29(平成21)埼玉県の川口新郷店を閉店し、ファミリ
ーレストランすかいらーくは消滅。
すかいらーく
【スカイラーク】
◇[英]skylark
○(1)[鳥]英語でヒバリ(雲雀)。
○(2)[交](Skylark)ビュイック(Buick)の一車種。
⇒びゅいっく(ビュイック)
すかいらんどいこま
【スカイランドいこま】
○⇒いこまさんじょうゆうえんち(生駒山上遊園地)
[1]すかうす
【スカウス】
◇[英]scouse
○[料]船員が堅いパン(hardtack)と一緒に食べる、肉と野菜で
作る濃い目のシチュー。
[2]すかうす
【スカウス】
◇[英]Scouse
○(1)[言]イギリスのイングランド北西部、リバプール(Liver-
pool)地方で使用されている方言。
参照⇒じょーでぃ(ジョーディ)(3)
○(2)リバプールの住民・出身者(Liverpudlian)。
すかうと
【スカウト】
◇[英]scout
○(1)[軍]斥候(セッコウ)・偵察兵。
⇒せっこう(斥候)
○(2)[軍]偵察艦・偵察機。
○(3)(スポーツ・芸能界などで)有望な新人を発掘したり、有
能な人材を引き抜いたりすること。また、それを職業にしてい
る人。
○(4)ボーイスカウト(Boy Scouts)またはガールスカウト(Girl
Scouts)の団員。
参照⇒ぼーいすかうと(ボーイスカウト),がーるすかうと(ガ
ールスカウト)
○(5)[古][天](Scout)アメリカの衛星打ち上げ用ロケット。
固体燃料、4段式。
◎1958(昭和33)開発開始。
1960(昭和35)使用開始。
すかうんどれる
【スカウンドレル】
◇[英]scoundrel(スカゥンドル)
○(英語で)悪党・ならず者。
⇒ならずもの(成らず者,破落戸)
[1]すがおのままで《すがほのままで》
【素顔のままで】
◇[英]Just The Way You Are
○[楽]ビリー・ジョエル(Billy Joel)作詞・作曲の歌謡曲。
歌もビリー・ジョエル。
◎1977(昭和52)ヒット。
[2]すがおのままで《すがほのままで》
【素顔のままで】
◇[英]Just The Way We Are
○[TV]安田成美・中森明菜主演のTVドラマ。
性格が全く異なる女性同士の友情物語。
主題歌は『君がいるだけで』(米米CLUB)。
挿入歌は『愛してる』(米米CLUB)。
◎1992. 4.13〜1992. 6.29(平成 4)フジテレビ系列で放送。
すかがわし《すかがはし》
【須賀川市】
◇[日]Sukagawa Shi
○福島県中央部の市。北部を郡山市に接する。
市内を阿武隈川が貫流する。
◎江戸時代、奥州街道の宿駅。
1954(昭和29)市制施行。
すかげらくかいきょう《すかげらくかいけふ》
【スカゲラク海峡】
◇[英]Skagerrak Strait/Skagerak Strait
○[地]北海の北東、スカンジナビア半島南西部のノルウェーと
ユトランド半島のデンマークとの間の海峡。
東部はカテガット海峡(Kattegat Strait)を経てバルト海に
通じる。
長さ約240キロメートル、幅約80〜140キロメートル。
ノルウェー海溝(Norwegian Trench)のため、最大水深は700
メートルを超える。
◎第一次世界大戦中の、1916. 5.31(大正 5)ユトランド沖海戦
(Battle of Jutland)のドイツ語名、スカゲラク海戦(Battle
of the Skagerrak)で知られる。
参照⇒ゆとらんどおきかいせん(ユトランド沖海戦)
すかげらくかいせん
【スカゲラク海戦】
◇[独]Skagerrakschlacht、[英]Battle of the Skagerrak
○[歴]ユトランド沖海戦のドイツ側の名称。
⇒ゆとらんどおきかいせん(ユトランド沖海戦)
すがこも
【菅菰】
○(1)(水辺に生える)スゲ(菅)とマコモ(真菰)。
○(2)スゲで編んだこも(菰)。
すかじー
【スカジー】
【SCSI】
◇[英]Small Computer System Interface
○[計]小型コンピュータ用システム・インターフェースの略称。
ハードディスク・プリンタ・スキャナなどの周辺機器と接続
するための規格。
ID(装置番号)は0から7が割り当てられ、通常は7がパソ
コン本体。SCSIの接続の最後にターミネータ(終端抵抗)を
マウントする。
SCSI−1:8ビット。
SCSI−2:16/32ビット。
参照⇒[1]たーみねーたー(ターミネーター)
◎1986(昭和61)アメリカ国家規格協会(ANSI)がSASI
(サシ)を拡張して規格化。
参照⇒さし(サシ,SASI)
すがしま
【菅島】
◇[日]Suga Shima
○[地]三重県鳥羽市(トバシ)の北東沖にある、鳥羽湾の島。
南西部を加布良古水道(カブラコ・スイドウ)で本土と、北部を菅島
水道で答志島(トウシジマ)と隔てられている。
鳥羽市菅島町(スガシマチョウ)に属する。
東北部にある菅島灯台は日本最古のレンガ造り灯台。
◎1873(明治 6)菅島灯台、点灯。
すかじゃん
【スカジャン】
○[俗][服]第二次世界大戦後、神奈川県横須賀市(ヨコスカシ)の闇
市で売られていたジャンパー。
不要になった戦時中のパラシュートのサテン生地をジャンパ
ーに仕立て直し、日本刺繍を施して、帰還米兵のおみやげとし
て売り出したもの。
参照⇒どぶいたどおり(ドブ板通り)
すがじんじゃ
【須賀神社】
○東京都新宿区須賀町(スガチョウ)にある旧郷社。
旧称は牛頭天王社(ゴズテンノウシャ)。
◎清水谷にあった赤坂一ッ木の鎮守の稲荷社。
1634(寛永11)江戸城拡張のため現在地に移転。
1643(寛永20)神田明神の須佐之男命を勧請し、1644(寛永21.
6.18)合祀。
1868(明治元)須賀神社と改称。
1872(明治 5)郷社に昇格。
参照⇒しみずだにこうえん(清水谷公園),ひとつぎどおり(一
ツ木通り)
すがだいらこうげん《すがだひらかうげん》
【菅平高原】
◇[日]Sugadaira Kogen
○[地]長野県北東部、四阿山(アズマヤサン)西麓・根子岳(ネコダケ)南
麓に広がる高原。標高1,250〜1,500メートル。
高原野菜の産地。
避暑地・別荘地、スキー場として知られる。
小県郡(チイサガタグン)真田町(サナダマチ)に属し、上信越高原国立
公園に含まれる。
すがたのぶっぽうそう《すがたのぶつぱふそう》
【姿のブッポウソウ】
【姿の仏法僧】
○[鳥]⇒ぶっぽうそう(ブッポウソウ,仏法僧)
すかだるこ
【スカダル湖】
◇[セルボ・クロアチア語]Skadarske Jezero
○[地]⇒しゅこだるこ(シュコダル湖)
すかっどみさいる
【スカッド・ミサイル】
◇[英]Scud missile、[中]Feimaotui Daodan(飛毛腿導彈)
○[軍]旧ソ連製の短距離弾道ミサイル。
1960年代にソ連により開発。
参照⇒のどんいちごう(ノドン一号,労働一号)
◎スカッドA(SS-1B):1955(昭和30)配備。
スカッドB(SS-1C):射程約300キロメートル、弾頭重量985
キログラム。半数命中半径(CEP)は約500〜1,000メートルで、
核弾頭・化学弾頭が搭載可能。1960年代にソ連が開発し、1962
(昭和37)配備。推進剤の注入に最小6時間が必要。
スカッドC(SS-1D):射程約500キロメートル、弾頭重量770
キログラム。スカッドBの弾頭重量を減らし、射程と命中精度
を向上させた改良型。長さ10.9メートル、直径0.88メートル。
ソ連が開発し、1980年代に北朝鮮は生産を本格化。
スカッドD(SS-1E):射程約600キロメートル、化学兵器を搭
載可能。シリアが北朝鮮とイランの技術支援で開発。
スカッドER(射程延長型):射程600〜1,000キロメートル。
参照⇒せっぷ(CEP)
◎2002.12. 9(平成14)イエメン沖でスペイン軍のフリゲート艦
に停船を命じられた不審な貨物船ソ・サン(So san)がアメリカ
軍の臨検を受け、スカッドミサイル15基と化学物質が発見され
る。11日イエメン政府は北朝鮮に発注したものとして返還を要
求し、アメリカ当局はイエメンへの航行に同意。13日夜、イエ
メンのアルムカラ(Al-Mukalla)港に入港。14日紅海沿岸のアル
ホデイダ(Al-Hudaydah)港で陸揚げ。
2005. 2.15(平成17)韓国紙「朝鮮日報」、北朝鮮が命中精度を
高めたスカッドERを開発したと報じる。
★すかーと
【スカート】
◇[英]skirt
○(1)[服]女性が下半身に着用する筒状の衣服。
スポーツなどでは「スコート」と呼ぶ。
参照⇒すこーと(スコート)
〈丈の長さ〉
ミニ(mini)。
ミモレ(mi-mollet)。
ミディ(midi)。
マキシ(maxi)。
◎男性用:参照⇒[1]きると(キルト)
○()
○()西洋甲冑(カッチュウ)で、ブレストブレート(breastplate)下部
の腰上部を覆う部位。
参照⇒ぶれすとぷれーと(ブレストブレート)
すかとーら
【スカトーラ】
◇[伊]scatola
○[食](イタリア語で)缶詰。
★すかとーる
【スカトール】
◇[英]skatole、[独]Skatol
○[化]
◎高濃度では悪臭、低濃度ではジャスミンの香りに似る。
ずがに《づがに》
【ズガニ】
【頭蟹】
○[動]⇒もくずがに(モクズガニ,藻屑蟹)
すかにあ
【スカニア】
◇[登録商標]Scania
○(1)[経]スウェーデンの大手トラック製造会社。
ボルボ社の系列会社。
○(2)[交](1)社製のトラック。
すかぱー
【カスパー】
○[放]スカイパーフェクト・コミュニケーションズの略称。
⇒すかいぱーふぇくとこみゅにけーしょんず(スカイパーフェ
クト・コミュニケーションズ)
すかぱふろー
【スカパフロー】
◇[英]Scapa Flow
○[地]イギリス北部、スコットランド北方沖オークニー諸島
(Orkney Islands)南部の一海域。
北部をメインランド島(Mainland Island)、南東部をサウス
ロナルドセイ島(South Ronaldsay Island)、南部をフロッタ島
(Flotta Island)、西部をホイ島(Hoy Island)に囲まれている。
★すかぶみけん
【スカブミ県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Sukabumi、[英]Sukabumi Re-
gency
○インドネシア南部、ジャワ島西部のジャワバラト州(Propin-
si Jawa Barat)東部の県。
すかべんじゃー
【スカベンジャー】
◇[英]scavenger
○(1)[動]腐肉をあさる動物。ハゲタカ・ジャッカル・ハイエ
ナなど。
○(2)掃除屋・清掃人・廃品回収者。
○(3)(体内の活性酸素を清掃する)ポリフェノールなどの抗酸
化物質。
すかぼろ
【スカボロ】
◇Scarbourough
○イギリス、イングランド北東部のノースヨークシャー州
(North Yorkshire)北東部の、北海に面する町。
北緯54.29°、西経0.43°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)3万6,665人。
1991(平成 3)3万8,809人。
2001(平成13)3万8,364人。
すかぼろふぇあ
【スカボロフェア】
◇[英]Scarbourough Fair/Canticle
○[楽]サイモン(Paul Simon)・ガーファンクル(Art Garfunkel)
作詞・作曲の歌謡曲。
歌はサイモン&ガーファンクル。
「スカボローフェア」とも呼ぶ。
◎1967(昭和42)。
すかぼろーふぇあ
【スカボローフェア】
◇[英]Scarbourough Fair/Canticle
○[楽]⇒すかぼろふぇあ(スカボロフェア)
ずーがみー
【ズーガミー】
◇[英]zoogamy
○[生]有性生殖。
◎アガモジェネシス(agamogenesis):無性生殖。
すがむ
【眇む】
○(1)[自動詞下一段]片目を細くする。
○(2)[古][他動詞下一段]⇒すがめる(眇める)
すがめ
【素瓶】
○(1)素焼きのかめ。
○(2)粗末(ソマツ)なかめ・粗悪(ソアク)なかめ。
すがめ
【酢甕】
【酢瓶】
○酢を入れるかめ。
すがめ
【眇】
○(1)やぶにらみ(藪睨み)・斜視(シャシ)。
参照⇒ろんぱり(ロンパリ)
○(2)瞳(ヒトミ)を片方に寄せて見ること。流し目・よこめ(横目)。
○(3)片方の目が細いこと。片目が悪いこと。片目がつぶれて
いること・片目・隻眼(セキガン)。
すがめる
【眇める】
○[他動詞下一段]片目を細くして物を見る。
「眇む」とも呼ぶ。
すがも
【巣鴨】
◇[日]Sugamo
○(1)東京都豊島区北東部の地名。
巣鴨1〜5丁目、西巣鴨1〜4丁目。
◎とげぬき地蔵のある旧中山道(ナカセンドウ)の地蔵通り商店街は
「お婆ちゃんの原宿(ハラジュク)」とも呼ばれる。
参照⇒もんすら(モンスラ)
○(2)[交]⇒すがもえき(巣鴨駅)
すがもえき
【巣鴨駅】
○(1)[交]東京都豊島区巣鴨にある、JR山手線の駅。
大塚駅と駒込(コマゴメ)駅の間。
◎1903. 4. 1(明治36)豊島線として開業。当時の山手線(品川
〜赤羽)池袋駅と田端駅が開通。
開業以前から貨物施設はあった。
○(2)[交]都営地下鉄三田線の駅。
千石(センゴク)駅と西巣鴨駅の間。
すがもかんごく
【巣鴨監獄】
○[古]東京拘置所の前身。
⇒とうきょうこうちしょ(東京拘置所)(1)
すがもぷりずん
【巣鴨プリズン】
◇[英]Sugamo Prison
○[古]東京拘置所の英語名。
⇒とうきょうこうちしょ(東京拘置所)(1)
すかゆおんせん《すかゆをんせん》
【酸ヶ湯温泉】
○青森県青森市南東部、大字荒川(アラカワ)にある八甲田山系の温泉。
泉質は酸性硫化水素泉で、効能は神経痛・リュウマチなど。
近くに硫化水素ガスが発生する地獄沼がある。
参照⇒はっこうださん(八甲田山)
すから
【スカラ】
◇[伊]scala
○(1)(イタリア語で)階段。はしご(梯子)。
○(2)[劇][楽](La Scala)⇒[1]すからざ(スカラ座)
★すからー
【スカラー】
◇[英]scalar
○[数][物]大きさだけをもつ量。
⇔べくとる(ベクトル)
すがら
【すがら】
○(1)[接尾辞]「始めから終りまで」を表す語形成要素。
多くは名詞に付け、「に」を伴う:参照⇒すがらに(すがらに)
◎夜(ヨ)もすがら,夜はすがらに
○(2)[接尾辞]「何かのついでに」を表す語形成要素。
◎道すがら,旅すがら
○(3)[接尾辞]「そのまま・それだけ」を表す語形成要素。
◎身すがら
◎一説に「す」は「為す」、「から」は「それ自身」とする。
また、「すが」を「過ぐ」と同源とし、「ら」は状態を表す接尾語
ともいう。
[1]すからざ
【スカラ座】
◇[伊]Teatro alla Scala/La Scala
○[劇][楽]イタリアのミラノにある国立歌劇場。
◎サンタ・マリア・デッラ・スカラ教会(Chiesa di Santa Ma-
ria della Scala)跡に建設。
◎1778(安永 7)開場。
◎パリのオペラ座、ブエノスアイレス(アルゼンチン)のコロン
劇場とともに世界三大劇場とされる。
[2]すからざ
【スカラ座】
○[歴]東京都新宿区歌舞伎町(カブキチョウ)にあった名曲喫茶店。
しばしば映画などのロケ地となる。
◎1954(昭和29)開店。
2002.12.31(平成14)閉店。
すからしっぷ
【スカラシップ】
◇[英]scholarship
○(1)(人文学の)学問。
○(2)(学問によって得られた)学識・博学。
○(3)奨学金・育英資金。
○(4)奨学金を受ける資格。
すがらに
【すがらに】
○[副]その時が過ぎ去るまで。その間ずっと。ずっと通して。
始めから終りまで。
参照⇒すがら(すがら)
◎名詞に付けて使われる。
すからぶ
【スカラブ】
◇[英]scarab
○(1)⇒すからべ(スカラベ)(2)
○(2)[虫]⇒たまおしこがね(タマオシコガネ,玉押金亀子)
すからべ
【スカラベ】
◇[フ]scarabee、[英]scarab
○(1)[虫]タマオシコガネ(フンコロガシ)と呼ばれる甲虫目(鞘
翅目)(Coleoptera)コガネムシ科(Scarabaeidae)の甲虫の一群
の総称。
⇒たまおしこがね(タマオシコガネ,玉押金亀子)
○(2)古代エジプトの甲虫形の護符・工芸品。
虫のスカラベ(1)の語が「生成」に通じることや、球状にまる
めた糞を転がす習性が太陽を運ぶ姿とみて、太陽神ケペリの象
徴として神聖視されたもの。
貴石や陶器などでスカラベ(1)をかたどって作られ、彫刻・
印章・護符・装身具などにその意匠が用いられた。また、死者
の復活を祈願し、指輪にして死者の手にはめたり、ミイラの心
臓の上に置かれた。
「スカラブ([英]scarab)」とも呼ぶ。
参照⇒たまおしこがね(タマオシコガネ,玉押金亀子)
◎ギリシア語の「甲虫(karabos)」から。
すからべいしす
【スカラベイシス】
◇[英]scarabaesis
○[病]⇒こうちゅうしょう(甲虫症)
すかり
【すかり】
○「またぎ」の頭領(トウリョウ)。
「しかり」とも呼ぶ。
参照⇒またぎ(またぎ)
すかる
【スカル】
◇[英]skull
○[医]頭蓋骨(ズガイコツ)・ドクロ(髑髏)。
◎スケルトン(skeleton):骨格・骸骨(ガイコツ)。
すがる
【スガル】
○[虫]ジガバチ(似我蜂)の別称。
⇒じがばち(ジガバチ,似我蜂)(2)
◎「(「虫」偏+「果」)(「羸」の「羊」を「虫」に換える)」と書く。
すかるきゃっぷ
【スカルキャップ】
◇[英]skullcap
○[服]縁(フチ)もひさし(庇,つば)もない、頭にぴったりと着く
ビロード製の室内帽。椀(ワン)型の帽子。
カトリック教会の聖職者のズケット([伊]zucchetto)やユダ
ヤ教徒のキッパ(kippah)など。
「カロート([フ]calotte)」,「カロット」,「キャロット」とも呼
ぶ。
参照⇒ずけっと(ズケット)
すかると
【スカルト】
◇[伊]scarto
○(1)(カードゲームで)札を捨てること。
○(2)(カードゲームで)捨て札。
◎ラテン語の「捨てる(ex)」・「カード(carta)」から。
すかるなぷら
【スカルナプラ】
◇Sukarnapura
○[古]⇒じゃやぷら(ジャヤプラ)
すかるなぷーら
【スカルナプーラ】
◇Sukarnapura
○[古]⇒じゃやぷら(ジャヤプラ)
★すかるの
【スカルノ】
◇Achamet Sutan Sukarno/Soekarno(アシャーメット・スカル
ノ)
○[人]インドネシアの政治家・共和国初代大統領(1901〜1970)。
参照⇒なさこむ(NASAKOM)
すかるぷちゃー
【スカルプチャー】
◇[英]sculpture
○(1)彫刻・彫刻術。
○(2)彫刻物・彫刻作品・彫像。
○(3)[他動]彫刻を施す。
◎キーボード:⇒しりんどりかるすてっぷすかるぷちゃーきー
ぼーど(シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー・キーボ
ード)
[1]すかーれっと
【スカーレット】
◇[英]scarlet
○(1)[色]深紅色(シンコウショク)・緋色(ヒイロ)。
参照⇒ひいろ(緋色)
○(2)[形](英語で)性的にみだらな。
◎日本語の「桃色」に相当する。
[2]すかーれっと
【スカーレット】
◇[英]Scarlet O'Hara(スカーレット・オハラ)
○[文]アメリカの女性作家マーガレット・ミッチェル(Marga-
ret Mitchell)の長編小説『風と共に去りぬ(Gone with the
Wind)』の女主人公。
勝ち気で野性的な農場主の娘で、南北戦争と戦後の急激に変
化する社会を生き抜く。
すかーれっとふぃーばー
【スカーレット・フィーバー】
◇[英]scarlet fever
○[病]⇒しょうこうねつ(猩紅熱)
すかわこうげん《すかはかうげん》
【須川高原】
◇[日]Sukawa Kogen
○(1)[地]岩手県・宮城県・秋田県の3県の境にある栗駒山(須
川岳)の8合目、標高1,200メートルの高原。
栗駒国定公園に含まれ、国民保養温泉がある。
参照⇒くりこまやま(栗駒山)
○(2)⇒すかわこうげんおんせん(須川高原温泉)
すかわこうげんおんせん《すかはかうげんをんせん》
【須川高原温泉】
○岩手県・宮城県・秋田県の県境にある須川高原の温泉。
栗駒国定公園に含まれ、国民保養温泉がある。
すかわたけ《すかはたけ》
【須川岳】
◇[日]Sukawa Take
○[地]栗駒山の岩手県側の別称。
⇒くりこまやま(栗駒山)
すがわらのふみときいけんふうじ《すがはらのふみときいけんふうじ》
【菅原文時意見封事】
○[歴]⇒すがわらふみときいけんふうじ(菅原文時意見封事)
すがわらふみときいけんふうじ《すがはらふみときいけんふうじ》
【菅原文時意見封事】
○[歴] 954(天暦 8)村上天皇が諸臣に政治上の意見を求めた時、
957(天徳元.12.)菅原文時が密封提出した三箇条の意見書。
「意見封事三箇条」とも呼ぶ。
参照⇒『人名辞典』すがわらのときふみ(菅原 文時)
参照⇒いけんふうじ(意見封事)
★すかんく
【スカンク】
◇[英]skunk
○[哺]食肉目(Carnivora)イタチ科(Mustelidae)スカンク亜科
(Mephitidae)の哺乳類の総称。
参照⇒めふぃてぃす(メフィティス)
〈属〉
スカンク属(Mephitis)。
マダラスカンク属(Spilogale)。
ブタバナスカンク属(Conepatus)。
すかんじなびあ
【スカンジナビア】
◇[英]Scandinavia(スカンディナビア)
○ヨーロッパ北部、ノルウェー・スウェーデン・デンマークの
総称。
アイスランド・フィンランドを含めることもある。
「スカンディナビア」とも呼ぶ。
◎ノルウェー・スウェーデンはスカンジナビア半島、デンマー
クはユトランド半島に位置する。
◎スカンジナビア半島,スカンジナビア山脈
◎ドイツ語:スカンディナビェン(Skandinavien)。
フランス語:スカンディナビ(Scandinavie)。
スペイン語:エスカンディナビア(Escandinavia)。
中国語:斯堪的納維亜(Sikandenaweiya)。
★すかんじなびあさんみゃく
【スカンジナビア山脈】
◇[英]Scandinavian Mountains
○[地]ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島(Scandinavian
Peninsula)のやや西寄りを縦断する山脈。
最高峰はガルヘピッゲン山(Galdhopiggen Mountain)(2,469
メートル)。
★すかんじなびあはんとう《すかんぢなびあはんたう》
【スカンジナビア半島】
◇[英]Scandinavian Peninsula
○[地]ヨーロッパ北部の半島。東部はスウェーデン、西部はノ
ルウェー。
最北部はラップランド(Lapland)。
「スカンディナビア半島」とも呼ぶ。
すかんだ
【スカンダ】
◇[梵]Skanda
○[仏]⇒いだてん(韋駄天)(1)
すかんでぃなびあ
【スカンディナビア】
◇Scandinavia
○[地]⇒すかんじなびあ(スカンジナビア)
すかんでぃなびあはんとう《すかんぢなびあはんたう》
【スカンディナビア半島】
◇[英]Scandinavian Peninsula
○[地]⇒すかんじなびあはんとう(スカンジナビア半島)
すかんぴん
【素寒貧】
○極(キワ)めて貧乏なこと。極貧(ゴクヒン)。また、その人。
「寒貧」を強調した言い方。
すかんぽ
【スカンポ】
【酸模】
○(1)[植]スイバ(酸葉)の別名。
「すかんぽう」とも呼ぶ。
参照⇒すいば(スイバ,酸葉)
○(2)[植]イタドリ(虎杖)の別名。
「すかんぽう」とも呼ぶ。
参照⇒いたどり(イタドリ,虎杖)
すかんぽう
【スカンポウ】
【酸模】
○[植]⇒すかんぽ(スカンポ,酸模)
★すき
【スキ】
【鋤】
【犁】
◇[英]plow(プラウ)/spade(スペード)
○[農]
参照⇒くわ(クワ,鍬)
◎鋤き起し。
すきー
【スキー】
◇[英]ski
○(1)雪面を滑走したり歩くための、両足につける2本の細長
い板状の道具。
靴を板ある金具で固定し、両手に2本の杖(ストック)を持ち、
ストックを雪に刺して歩くように滑ったり、下り斜面を降下し
たり、登り斜面を横向きになって歩いたりする。
参照⇒べんど(ベンド)(4),たけすきー(竹スキー)
◎1904(明治37)青森県の豪商野村治三郎(ジサブロウ)がノルウェ
ーから東京丸善を通じて輸入して試行。
1908(明治41)北海道大学のドイツ語講師でスイス人ハンス・
コラー(Hans Koller)によって2本ストックのスキーが伝えら
れる。
1911(明治44)オーストリアの駐在武官テオドール・エドラー
・フォン・レルヒ(Theodor Edler von Lerch)少佐が新潟県高
田歩兵連隊の青年将校らに1本ストックのスキーを指導。翌年、
旭川の七師団でも指導。
○(2)[運](skiing)(1)をつけて行うスポーツ。
◎冬の季語。
★すぎ
【スギ】
【杉】
◇[学]Cryptomeria japonica
○[植]マツ目(Pinales)スギ科(Taxodiaceae)スギ属(Cryptome-
ria)の常緑針葉樹。
参照⇒きたやますぎ(キタヤマスギ,北山杉),あきたすぎ(ア
キタスギ,秋田杉)
◎秋田県・奈良県の県木はスギ、富山県の県木はタテヤマスギ、
三重県の県木はジングウスギ、京都府の府木はキタヤマスギ、
高知県の県木はヤナセスギ。
◎童謡:⇒おやまのすぎのこ(お山の杉の子)
ずき《づき》
【ずき】
【付き】
○[俗](盗人仲間の隠語で)捕吏(ホリ)・刑事。また、警察が逃亡
中の罪人に目をつけること。
参照⇒けいじ(刑事)
◎ずきが回る
すきあ
【スキア】
◇[英]skia-
○[接頭辞]「影の」を表す語形成要素。
すきあすこーぷ
【スキアスコープ】
◇[英]skiascope
○[医]⇒けんえいけんがんきょう(検影検眼鏡)
すきあーぼ
【スキアーボ】
◇[伊]schiavo
○(イタリア語で)奴隷(ドレイ)。
⇒どれい(奴隷)
すぎおり《すぎをり》
【杉折】
【杉折り】
○杉の薄いへぎ板で作った平たい折箱(オリバコ)。
料理・菓子などを入れるのに用いる。
参照⇒へぎいた(折ぎ板,折板,剥ぎ板,剥板)
すぎおりかく《すぎをりかく》
【杉折り掛く】
○[古][他動]杉の葉を丸く束ねた酒林(サカバヤシ)を酒屋の看板と
して軒先に掛(カ)ける。
参照⇒さかばやし(酒林)
すきがき
【透垣】
◇[日]sukigaki/suki-gaki
○[建]⇒すいがい(透垣)
すぎかふんしょう《すぎくわふんしやう》
【スギ花粉症】
○[病]春先、スギ(杉)の花粉によって引き起こされるアレルギ
ー性鼻炎。
参照⇒かふんしょう(花粉症)
すきくだ
【スキクダ】
◇Skikda/Sakikdah
○(1)(wilaya de Skikda)⇒すきくだけん(スキクダ県)
○(2)アフリカ北部、アルジェリア北東部のスキクダ県の県都。
北緯36.88°、東経6.90°の地。
旧称は「フィリップビル(Philippeville)」。
〈人口〉
1987(昭和62)12万8,747人(推計)。
2004(平成16)17万9,500人。
すきくだけん
【スキクダ県】
◇wilaya de Skikda、[英]Skikda Province
○アフリカ北部、アルジェリア北東部の県。南西部をコンスタ
ンティーヌ県(wilaya de Qustantinah)に接し、北部を地中海
に面する。
県都はスキクダ。
〈面積〉
4,197平方キロメートル。
〈人口〉
1987(昭和62)61万9,100人。
2004(平成16)92万7,600人。
すきけた
【漉き桁】
【漉桁】
○(1)和紙を漉(ス)く道具の一つ。
木枠に紗(絹糸製の網)などを張ったもの。
「すきげた(漉き桁,漉桁)」とも、漉き簀(スキス)と併称して「簀
桁(スケタ,スゲタ)」とも呼ぶ。
○(2)簀桁の木枠。
「すきげた(漉き桁,漉桁)」,「簀桁(スケタ,スゲタ)」とも呼ぶ。
すきげた
【漉き桁】
【漉桁】
○⇒すきけた(漉き桁,漉桁)
すぎこしさい
【過越祭】
◇[ヘブライ語]Pesah(ペサハ)、[英]Passover
○[宗]⇒ぺさは(ペサハ)
すぎこしのいわい《すぎこしのいはひ》
【過越祝】
◇[ヘブライ語]Pesah(ペサハ)、[英]Passover
○[宗]⇒ぺさは(ペサハ)
すぎこしのまつり
【過越の祭り】
◇[ヘブライ語]Pesah(ペサハ)、[英]Passover
○[宗]⇒ぺさは(ペサハ)
すきさき
【スキサキ】
【犂先】
○[魚]⇒さかたざめ(サカタザメ,坂田鮫)
すきす
【漉き簀】
【漉簀】
○和紙を漉(ス)く道具の一つ。
木枠に簀の子(スノコ)を張ったもの。
漉き桁(スキケタ,スキゲタ)と併称して「簀桁(スケタ,スゲタ)」とも呼ぶ。
すきぞふれにあ
【スキゾフレニア】
◇[英]schizophrenia
○[病]⇒とうごうしっちょうしょう(統合失調症)
すきそん
【須木村】
◇[日]Suki Son
○[古]宮崎県西部、西諸県郡(ニシモロカタグン)の村。
◎2006. 3.20(平成18)小林市に編入。
すきだった
【好きだった】
○[楽]宮川哲夫作詞、吉田正作曲の歌謡曲。
歌は鶴田浩二(コウジ)。
◎1956.10.(昭和31)レコード発売。
すぎだま
【杉玉】
○⇒さかばやし(酒林)
すきちあ
【スキチア】
◇[希]Skythia、[英]Scythia
○[歴]⇒すきゅてぃあ(スキュティア)
すきっと
【スキット】
◇[英]skit
○(1)[劇]寸劇・小喜劇。
○(2)[放](語学番組などの)劇化した使用例。
○(3)風刺文・戯文(ギブン)。
すきっど
【スキッド】
◇[英]skid
○(1)[交]自動車の横滑(ヨコスベ)り。
日本では一般に「スリップ(slip)」と呼ぶ。
○(2)(車・車輪の)滑り止め・歯止め。
○(3)(skids)(重いものを滑らせて運ぶ)敷き板・滑り材・コロ
(転)。
参照⇒すきっどろーど(スキッドロード)(1)
○(4)[交]飛行機やヘリコプターなどの離着陸用ソリ(滑走部)。
参照⇒てーるすきっど(テールスキッド)
○(5)[運](スキーで)横滑り。
「デラパージュ([フ]derapage)」とも呼ぶ。
すきっとる
【スキットル】
◇[英]skittle
○(1)[運](skittles)⇒ないんぴんず(ナインビンズ)
○(2)[食]ウイスキーなどのポケット・ボトル。
平たいステンレス製のボトルで、携帯に便利なように軽く湾
曲している。革張りもある。
すきっどろー
【スキッドロー】
◇[米]skid row
○[俗](アメリカで)どや街。
⇒どやがい(どや街,ドヤ街)
すきっどろう
【スキッドロウ】
◇[米]skid row
○[俗](アメリカで)どや街。
⇒どやがい(どや街,ドヤ街)
すきっどろーど
【スキッドロード】
◇[英]skid road
○(1)材木を滑らせて運ぶ、敷き板(skids)を敷いた道。
○(2)[俗](アメリカで)どや街。
⇒どやがい(どや街,ドヤ街)
すぎでっぽう《すぎでつぱう》
【杉鉄砲】
○玩具の一種。
篠竹(シノダケ)の両端に杉の実を入れ、一方から細い棒を押し
込むと多端から空気圧で詰めた杉の実が音を発して飛び出すも
の。
「突鉄砲(ツキデッポウ)」とも呼ぶ。
参照⇒たけでっぽう(竹鉄砲)
◎山吹の髄(ズイ):⇒やまぶきでっぽう(山吹鉄砲)
紙玉:⇒かみでっぽう(紙鉄砲)(2)
すきでん
【主基殿】
○大嘗宮(ダイジョウキュウ)の一つ。大嘗祭(ダイジョウサイ)に用いられ
る西の宮殿。
参照⇒だいじょうさい(大嘗祭)
すぎとたかのだいえき
【杉戸高野台駅】
○[交]埼玉県北葛飾郡(キタカツシカグン)杉戸町(スギトマチ)の北西にあ
る、東武日光線の駅。
東武動物公園駅(宮代町)と幸手(サッテ)駅(幸手市)の間。
すぎとまち
【杉戸町】
◇[日]Sugito Machi
○埼玉県東部、北葛飾郡(キタカツシカグン)の町。
★すぎな
【スギナ】
【杉菜】
◇[学]Equisetum arvense
○[植]トクサ目(Equisetales)トクサ科(Equisetaceae)トクサ
属(Equisetum)の多年草シダ植物。
参照⇒つくし(ツクシ,土筆,筆頭菜)
すぎなみく
【杉並区】
◇[日]Suginami Ku
○(1)東京都区部、西端にある区。二三区(ニジュウサンク)の一つ。
杉並区の木は「すぎ」・「さざんか」・「あけぼのすぎ」。
〈面積〉
34.02平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)51万5,815人。
◎1996(平成 8)ころから杉並中継所(不燃ごみ圧縮施設)で目や
喉(ノド)などが痛む健康被害(杉並病)が発生。
○(2)[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。
参照⇒とうきょうしさんじゅうごく(東京市三五区,東京市三
十五区)
すきにー
【スキニー】
◇[英]skinny
○(1)[形]痩(ヤ)せた、痩せこけた、骨と皮ばかりの。
◎名詞は「スキン(skin)(皮・皮膚)」。
○(2)(転じて)痩せこけた人。特に痩せこけた男児のあだ名。
骨皮筋右衛門(ホネカワ・スジエモン)。
○(3)[服]細身の、体にぴったりとした。
すきになったひと
【好きになった人】
○[楽]白鳥朝詠作詞、市川昭介(ショウスケ)作曲の歌謡曲。
歌は都はるみ。
◎1968. 9.(昭和43)レコード発売。
すきのさき
【スキノサキ】
【犂の先】
○[魚]⇒さかたざめ(サカタザメ,坂田鮫)
すぎのみやしろ
【杉の御社】
○大神(オオミワ)神社の別称。
⇒おおみわじんじゃ(大神神社)
すぎばやし
【杉林】
○(1)スギ(杉)の林。
○(2)⇒さかばやし(酒林)
すぎはら
【杉原】
【椙原】
○杉原紙(スギハラガミ)の略。
⇒すぎはらがみ(杉原紙)
すぎはらがみ
【杉原紙】
○楮(コウゾ)で漉(ス)かれた、奉書に似てやや薄く柔らかな和紙。
「すぎはら(杉原,椙原)」,「すぎわらがみ(杉原紙)」,「すぎわら
(杉原)」,「すいばらがみ(杉原紙)」,「すいばら(杉原)」とも呼ぶ。
◎鎌倉時代に播磨(ハリマ)国揖東郡杉原村(杉原谷)(現:兵庫県多
可郡加美町杉原)で作られた。
初め武家の公用紙として用いられ、南北朝ころより公家・寺
社に、のち文書・目録・慶弔用・版画用・贈答品など一般に使
われるようになった。
中世末期から美濃など各地で作られ、江戸時代から明治には
米糊(コメノリ)を加えて漉かれ、「糊入れ紙」,「糊入れ」とも呼ばれ
た。
美濃紙(ミノガミ)とともに有名で、種類が豊富だった。
参照⇒すぎはらぐも(杉原雲)
すぎはらぐも
【杉原雲】
○雲形の模様のある杉原紙。
参照⇒すぎはらがみ(杉原紙)
★[1]すきぴお
【スキピオ】
◇Publius Cornelius Scipio Africanus Major
○[人]古代ローマの将軍・政治家(BC. 236〜BC. 184)。
グラックス兄弟の祖父。
「大スキピオ」とも呼ぶ。
★[2]すきぴお
【スキピオ】
◇Publius Cornelius Scipio Africanus Minor
○[人]古代ローマの将軍・政治家(BC. 185〜BC. 129)。
大スキピオの長子の養子。
「小スキピオ」とも呼ぶ。
すきぽーるこくさいくうこう《すきぽーるこくさいくうかう》
【スキポール国際空港】
◇[英]Schiphol International Airport
○[空]オランダのアムステルダム(Amsterdam)にある国際空港。
すきーま
【スキーマ】
◇[英](単数形)schema/(複数形)schemata、[独](単数形)Sche-
ma/(複数形)Schemata
○(1)型・基準・形式。
「シェーマ([独]Schema)」とも呼ぶ。
○(2)図・図式・図解。
「スキーム([英]scheme)」,「シェーマ([独]Schema)」とも呼ぶ。
○(3)概要・大意。
「シェーマ([独]Schema)」とも呼ぶ。
○(4)[哲]三段論法の格。
「シェーマ([独]Schema)」とも呼ぶ。
○(5)[心]⇒しぇーま(シェーマ)(2)
すきーまー
【スキーマー】
◇[英]schemer
○(悪い)策士・陰謀家。
「プロッター([英]plotter)」とも呼ぶ。
◎政治の策士(政治屋)は「ポリティシャン(politician)」。
すきまかぜ
【すきま風】
○[楽]いではく作詞、遠藤実作曲の歌謡曲。
歌は杉良太郎。
◎1976. 6.(昭和51)レコード発売。
すきみんぐ
【スキミング】
◇[英]skimming(すくい取る)
○(1)本や論文などにさっと目を通し、大まかな内容を把握(ハア
ク)すること。速読(ソクドク)。
参照⇒じすい(自炊)(2)
○(2)脱脂。上澄み。
参照⇒すきむみるく(スキムミルク)
○(3)[俗]クレジットカードやキャッシュカードなどの磁気デ
ータを不正に読み取る犯罪手口。
カード偽造などに利用されるが、本物のカードは所有者のも
とにあるため発覚が遅れる。
すきーむ
【スキーム】
◇[英]scheme
○(1)案・企画・計画。(公的な)事業計画。
「シェーマ([独]Schema)」とも呼ぶ。
○(2)組織・機構・体系。
「シェーマ([独]Schema)」とも呼ぶ。
○(3)図式・図解・概要図。一覧表・分類表。
「スキーマ([英]schema)」,「シェーマ([独]Schema)」とも呼ぶ。
○(4)[心]⇒しぇーま(シェーマ)(2)
すきむみるく
【スキムミルク】
◇[英]skim milk/skimmed milk
○[食]牛乳(全乳)から脂肪分(クリーム)を取り去ったもの。
タンパク質(蛋白質)・カルシウム・ビタミンなどはそのまま
残り、脂肪分がない分、カロリーが低い。
そのまま飲用するほか、脱脂粉乳・ヨーグルト・アイスクリ
ームなどの加工原料にする。
「脱脂乳(ダッシニュウ)」とも呼ぶ。
すきや
【透綾】
○薄地の絹織物。
元(モト)は、縦糸に絹糸、横糸に苧麻(チョマ)糸を織り込んだが、
今は縦横ともに生糸を用い、また、配色のために半練糸や練糸
をも混用する。
非常に薄く、さらりと肌ざわりがよいため、夏の衣服に用い
る。
糸や織り方によって平透綾(ヒラスキヤ)・壁透綾・絽透綾(ロスキヤ)・
通風透綾・縮緬透綾・より透綾・透綾明石・透綾経綸などの種
類がある。
「越後透綾」,「絹上布(キヌジョウフ)」とも呼ぶ。
参照⇒じょうふ(上布)
◎江戸末期の文政年間(1818〜1830)、京都西陣の宮本某が越後
国(現:新潟県)十日町(トオカマチ)で創製。
◎「すきあや(透き綾)」の転化。
すきや
【数寄屋】
【数奇屋】
○(1)[建]茶の湯のための茶室(茶席・勝手・水屋)が備わった
建物。茶屋(チャヤ)・茶寮(サリョウ)・囲(カコ)い。
○(2)[建]茶室風に作られた建物。
○(3)[建]障子(ショウジ)に張る美濃紙(ミノガミ)。
参照⇒みのがみ(美濃紙)
すきーや
【スキーヤ】
◇[フ]squille
○[動](フランス語で)シャコ(蝦蛄)。
⇒しゃこ(シャコ,蝦蛄,青竜蝦)
すきやき
【スキヤキ】
◇[日]Sukiyaki
○[楽]⇒うえをむいてあるこう(上を向いて歩こう)
すきやげた
【数寄屋下駄】
○[服]露地下駄の別称。
⇒ろじげた(露地下駄,路地下駄)
すきゃっぷ
【スキャップ】
【SCAP】
◇[英]Supreme Commander for the Allied Powers
○[歴]連合国軍最高司令官の略称。
第二次世界大戦後、日本を占領した連合国軍最高司令官総司
令部(GHQ)の長官。
◎1945. 8.13(昭和20)GHQ、設置。
1945. 8.14(昭和20)マッカーサー元帥を初代SCAPに任命。
参照⇒すきゃぱにーず(スキャパニーズ)
すきゃな
【スキャナ】
◇[英]scanner
○(1)[TV]映像走査機。
「スキャナー」とも呼ぶ。
○(2)[計]画像データの入力装置。
画像・写真や文字・バーコードなどをコンピュータに数値情
報として取り込むもの。
「スキャナー」,「イメージスキャナ(image scanner)」とも呼ぶ。
○(3)[医]CTスキャナの略称。
人体のコンピュータ断層撮影(CT)を取り込む装置。
「スキャナー」とも呼ぶ。
参照⇒[1]しーてぃー(CT)
すきゃなー
【スキャナー】
◇[英]scanner
○⇒すきゃな(スキャナ)
すきやばし
【数寄屋橋】
○(1)[歴]江戸城外濠に架かっていた城門の橋。
城内(現:千代田区有楽町<ユウラクチョウ>)と京橋数寄屋町(現:中央
区銀座)との通路。
◎織田信長の弟、織田有楽斎(ウラクサイ)の江戸屋敷の数寄屋が近
くにあったことに由来し、屋敷跡は現在の有楽町。
○(2)東京都中央区南西部、晴海(ハルミ)通りの交差点またはその周
辺の地域名。地名としては存在しない。
◎数寄屋橋公園
すきゃぱにーず
【スキャパニーズ】
◇[英]Scapanese
○[古][俗]第二次世界大戦後に日本を占領した連合国軍最高司
令官総司令部(GHQ)の初代長官(SCAP)マッカーサー元帥
に媚(コ)びてうまく立ち回った日本人の俗称。
参照⇒すきゃっぷ(スキャップ,SCAP)
すきゃふぉーるでぃんぐ
【スキャフォールディング】
◇[英]scaffolding
○(1)[建]建築現場の足場。
⇒あしば(足場)(2)
○(2)[建]足場材料。
すきゃふぉーるど
【スキャフォールト】
◇[英]scaffold
○(1)[建]建築現場の足場。
⇒あしば(足場)(2)
○(2)[建]ビルの窓拭き用の吊り足場。
○(3)絞首台・断頭台。
○(4)(転じて、絞首・断頭による)死刑。
すぎやまりゅう《すぎやまりう》
【杉山流】
○[医]杉山和一(ワイチ)が創始した鍼術(シンジュツ)の一派。
管鍼(クダバリ)を用いるのが特徴で、江戸の鍼治療講習所のほ
か諸州45ヶ所に講堂を建て全国に広まった。
参照⇒くだばり(管鍼)
◎1685(貞享 2)杉山は第5代将軍綱吉の病を治療。
1682(天和 2)綱吉の命で鍼治療講習所を設け門下を教育。
1692(元禄 5)関東総録検校となる。
参照⇒そうろく(総録,惣録)
〈杉山流三部書〉
杉山検校が表わした『療治大概集』・『遺選鍼三要集』・
『節要集』の総称。
すきゃりおん
【スキャリオン】
◇[英]scallion
○[農]分葱(ワケギ)。
⇒わけぎ(ワケギ,分葱,冬葱)
すきゃん
【スキャン】
◇[英]scan
○(1)[他動]念入りに調べる・精査する。
○(2)[他動](新聞などを)ざっと見る・走り読みする
○(3)[他動][TV](テレビ映像を)走査する。
参照⇒すきゃな(スキャナ)(1)
○(4)[他動][計](画像をスキャナで)走査する。
参照⇒すきゃな(スキャナ)(2),じすい(自炊)(2)
○(5)[他動][医](CTスキャナで人体を)走査する。
参照⇒すきゃな(スキャナ)(3)
○(6)[他動][軍](レーダーで)走査する。
○(7)[他動][文](詩の)韻律(インリツ)を調べる。
○(8)精査。
○(9)走査。
○(10)韻律を調べるこ。
すきゃんいーぐん
【スキャンイーグル】
◇[英]ScanEagle
○[軍]ボーイング社とインシチュ・グループ(Insitu group)が
共同開発した無人偵察機(A−15)の通称。
参照⇒むじんていさつき(無人偵察機)
◎2004.12.18(平成16)ネバダ州のインディアンスプリングス空
軍基地(Indian Springs Air Force Aux)でデモ飛行。
すきゃんだる
【スキャンダル】
◇[英]scandal
○(1)不名誉な噂(ウワサ)・恥ずべき噂。
「醜聞(シュウブン)」とも、汚職・不正などの政治がらみでは「疑
獄(ギゴク)」とも呼ぶ。
○(2)(1)による、恥辱(チジョク)・不面目(フメンボク,フメンモク)。恥さ
らし。
○(3)(1)による世間の、騒ぎ・物議(ブツギ)。
○(3)中傷(チュウショウ)・陰口(カゲグチ)・悪口(ワルグチ)。
◎ギリシア語の「罠(ワナ)(skandalon)」・ラテン語の「罠(scan-
dalum)」から。
◎形容詞は「スキャンダラス(scandalous)」。
すきゃんてぃー
【スキャンティー】
◇[英]scanties
○[服](女性用の)極端に短いパンティー。
◎「わずかな(scant)」と「パンティー(panties)」の合成語。
すきゅてぃあ
【スキュティア】
◇[希]Skythia、[英]Scythia
○[歴]黒海北部、カルパチア山脈([英]Carpathian Mountains)
からドン川([露]Reka Don)にいたる地帯の歴史的名称。
「スキチア」とも呼ぶ。
◎イラン系遊牧民族「スキタイ(Skythai,Scythai)」の語源となっ
た。
すきゅーば
【スキューバ】
◇[英]scuba
○水中で呼吸する装置。
圧縮(アッシュク)空気をつめた円筒型軽合金製ボンベと、水圧(水
深)に応じて操作する調節弁、口に装着するマウスピース、送
気管などから成る。
ボンベを背負い、マウスピースから空気を吸い、排気は水中
に出す。
「アクアラング(Aqua-Lung)(水中肺)」の商品名も一般化(aqua-
lung)して普及。
参照⇒りぶりーざー(リブリーザー),がすますく(ガスマスク)
◎"self-contained underwater breathing apparatus(自給式
水中呼吸装置)"の略称。
◎1943(昭和18)フランスの海洋探検家クストー(Jacques-Yves
Cousteau)(1910〜1997)が発明。
すきゅーばっく
【スキューバック】
◇[英]skewback
○[建]⇒ききょうせき(起拱石)
すきゅら
【スキュラ】
◇Skylla
○(1)シチリア島(Isola Sicilia)とイタリア本土の間、メッシ
ーナ海峡(Stretto di Messina)にある巨岩。
その前方には船を飲み込むというカリブディス(Charybdis)と
呼ぶ大渦巻きがあり、航海の難所となっている。
「シラ(Scylla)」,「スキラの巨岩」とも呼ぶ。
○(2)[ギ神][ロ神]この巨岩の洞窟(ドウクツ)に住むという女の怪
物。
三重の歯がある六つの頭と十二の足を持ち、大渦巻きカリブ
ディスの難を逃れようとこの岩に近づいた船乗りたちを、一時
に六人を捕えて食うといわれる。
英語で「シラ(Scylla)」とも呼ぶ。
参照⇒せいれーねす(セイレーネス)
ずきょう《ずきやう》
【誦経】
○(1)[仏]経文を声をあげて読むこと。
○(2)[仏]経文をそらんじて読むこと。
「じゅきょう(誦経)」とも読み、「読経(ドッキョウ)」とも呼ぶ。
すきらのきょがん
【スキラの巨岩】
○⇒すきゅら(スキュラ)(1)
すきる
【スキル】
◇[英]skill
○(1)腕前・手腕・技量。
○(2)(訓練や熟練で身に付く)技能・技術。
参照⇒あーと(アート)(3)
すぎわら《すぎはら》
【杉原】
○杉原紙(スギワラガミ)の略。
⇒すぎはらがみ(杉原紙)
すぎわらがみ《すぎはらがみ》
【杉原紙】
○⇒すぎはらがみ(杉原紙)
★すきん
【スキン】
◇[英]skin
○(1)ひふ(皮膚)・はだ(肌)。
⇒はだ(肌,膚)
○(2)(動物の)皮・皮革・毛皮。
○(3)コンドームの別称。
○(4)[食]果物・野菜・ソーセージなどの皮。
バナナ・タマネギなど手ではぐことができるもの。
参照⇒ぴーる(ピール)
◎ソーセージ:参照⇒けーしんぐ(ケーシング)(2)
◎ベーコンの皮は「ラインド(rind)」。
○(5)(種子などの)殻(カラ)。
○(6)
ずきん《づきん》
【頭巾】
○(1)防寒などのために頭にかぶるもの。
◎カトリック聖職者の小頭巾:⇒ずけっと(ズケット)
メイド:クレスティーナ([伊]crestina)。
○(2)紋所の一つ。
◎「ときん(頭巾)」とも読む。
参照⇒ときん(頭巾,兜巾,頭襟)
◎中国語の「頭布(toujin)」はアラブ男性の頭巾の意味もある。
参照⇒くふぃーや(クフィーヤ)
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