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百 科 辞 書 《すは》 編集:獨 澄旻
-------- すは --------------------------------------------------
すば
【スバ】
◇Suva
○南太平洋、フィジー(Fiji)の首都。ビチレブ島(Viti Levu
Island)東南岸にある。
「スヴァ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1976(昭和51) 6万人。
1986(昭和61) 6万9,665人。
2001(平成13)17万4,700人(推定)。
[1]すぱ
【スパ】
◇[英]spa
○(1)鉱泉・温泉。
○(2)鉱泉や温泉の出る保養地。温泉地・湯治場。
○(3)鉱泉や温泉のある保養施設、ヘルスセンター。
参照⇒くあはうす(クアハウス)
◎ベルギーの有名な鉱泉保養地スパ(Spa)から。
参照⇒[2]すぱ(スパ)
[2]すぱ
【スパ】
◇Spa
○ベルギー東部、リエージュ州(Province de Liege)中央部に
ある著名な鉱泉保養地。
北緯50.50°、東経5.87°の地。
〈人口〉
2002(平成14)1万0,394人(推計)。
★[1]すーぱー
【スーパー】
◇[英]super
○()[形]極上の、特大の。
○()[経]特等品・特製品・特大品。
○()[経]スーパーストアの略称。
⇒すーぱーすとあ(スーパーストア)
○()[経]スーパーマーケットの略称。
○()[映][TV]スーパーインポーズの略称。
⇒すーぱーいんぽーず(スーパーインポーズ)(4)
○()[放]スーパーヘテロダインの略称。
[2]すーぱー
【スーパー】
◇[羅]super-
○[接頭辞]「上・上位・上方・超・超越・更に・過度・極度」な
どを表す語形成要素。
⇔さぶ(サブ)
すばい《すばひ》
【素灰】
◇[日]subai
○消し炭などの混じらない灰。
すぱい
【スパイ】
◇[英]spy
○秘密情報員・秘密情報局員。密偵(ミッテイ)・間諜(カンチョウ)。
相手の機密情報を探り出すことを任務とする人。
必須条件は影が薄く目立たない(記憶に残らない)存在で、こ
れは訓練では決して得られない資質。
「諜報員(チョウホウイン)」とも呼ぶ。
◎女スパイ:参照⇒またはり(マタ・ハリ),はにーとらっぷ(ハ
ニートラップ)(3)
二重スパイ:ダブルクロス(double cross)。
物品のやり取り:参照⇒でっどどろっぷ(デッドドロップ,デッ
ド・ドロップ)
◎「スパイ行為・諜報(チョウホウ)活動」は「エスピオナージュ([フ]
espionage)」,「エスピオナージ([英]espionage)」,「シュピオナ
ージェ([独]Spionage)」と呼ぶ。
◎英語:スパイ(spy)/[俗]モール(mole)。
フランス語:エスピオン(espion)。
ドイツ語:シュピオン(Spion)。
イタリア語:スピーア(spia)。
スペイン語:エスピア(espia)。
ロシア語:シュピオン(shpion)。
トルコ語:ジャスス(casus)。
中国語:間諜(jiandie)。
すぱいあ
【スパイア】
◇[英]spire
○(1)[建]教会の尖塔(steeple)などの尖(トン)がり屋根。
◎フランス語:フレッシュ(fleche)。
○(2)先の細く尖(トガ)ったもの。
○(3)円錐形の梢(コズエ)。
○(4)[地](山などの)高く尖った頂。尖頂(センチョウ)・尖峰。
○(5)[植]細い茎。
○(6)(比喩<ヒユ>的に)幸福の絶頂。
すぱいかー
【スパイカー】
◇Spyker
○[経]オランダの自動車製造会社。
◎1880(明治13)設立。
すぱいき
【スパイキ】
◇[英]spike
○(1)[建]犬釘の別称。
⇒いぬくぎ(犬釘)
○(2)[工](spiky)⇒すぱいきー(スパイキー)(3)
すぱいきー
【スパイキー】
◇[英]spiky
○(1)[形](犬釘<イヌクギ>のように)先端の尖(トガ)った。
○(2)[形]とげとげした、怒りっぽい、気難しい。
○(3)[工]ドライバーに似た先端の尖った工具。
ワイヤーを通す穴を開けたり、番線で縛った所に刺して回し
て締(シ)め上げたり、網を編んだり、ロープの結び目に差して
緩(ユル)めたりと多目的に用いる。
「スパイキ」,「シノ(篠)」とも呼ぶ。
参照⇒あいすぷらいす(アイスプライス,アイ・スプライス),
せんまいどおし(千枚通し),あいすぴっく(アイスピック)
◎シノ(篠):参照⇒しのかなもの(篠金物)
★[1]すぱいく
【スパイク】
◇[英]spike
○(1)[建]大釘(オオクギ)・長釘(ナガクギ)。
○(2)(競技用シューズの)靴底に打つクギ。
○()
○()[軍]⇒たんぴおん(タンピオン)(1)
○()[動](若シカのまだ枝分れしていない)角。
[2]すぱいく
【スパイク】
◇[英]spike
○(1)[植](ムギ・トウモロコシなどの)穂([英]ear)。
○(2)[植]穂状花序(スイジョウカジョ)。
すぱいしー
【スパイシー】
◇[英]spicy
○(1)[形][料]香辛料の入った。薬味を利(キ)かした。
○(2)[形](味が)辛(カラ)い、ピリッとした。(香りが)香ばしい。
◎「すごく辛い・ピリピリする」は「ホット([英]hot)」。
◎スペイン語:ピカンテ(picante)。
イタリア語:ピッカンテ(piccante)。
フランス語:ピカ(piquant)。
ドイツ語:ビルツィッヒ(wuerzig)。
○(3)[形][俗](話が)ドキッとする。
○(4)[形][俗]きわどい、下品な、卑猥(ヒワイ)な。
すぱいだー
【スパイダー】
◇[英]spider
○[動](英語で)クモ(蜘蛛)。
⇒くも(クモ,蜘蛛)
すぱいだいさくせん
【スパイ大作戦】
◇[英]Mission:Impossible
○[TV]アメリカのサスペンス・ドラマ。
オープニングの導火線に火を点(ツ)けるシーンと音楽、指令
が入ったテープ(カセットではない)が燃えて消滅するなどが評
判になる。
ロングランのため出演者が入れ代わりが多かった。
◎1966〜1973(昭和41〜昭和48)放送。
すぱいだーまん
【スパイダーマン】
◇[英]Spider-Man(とび職)
○[漫]アメリカの人気漫画。また、そのヒーローの名前。
◎1962(昭和37)出版。
すぱいらる
【スパイラル】
◇[英]spiral
○(1)渦巻き・螺旋(ラセン)。
参照⇒らせん(螺旋)(1)
○(2)[数]平面上のらせん形曲線。
◎空間上の螺旋は「ヘリックス(helix)」。
○(3)[経]悪循環(vicious spiral)。
○(4)[運]フィギュアスケートの基本型の一つ。
氷面をらせん状に描く滑り方。
[1]すぱいん
【スパイン】
◇[英]spine
○(1)[医](英語で)脊柱・背骨。
⇒せきちゅう(脊柱)
○(2)書籍の背(back)。
○(3)[生]動植物のトゲ(棘)・針。
★[2]すぱいん
【スパイン】
◇[英]spine
○[医]ニューロン(neuron)の樹状突起に見られる微細な棘状の
部位。
シナプス(synapse)からの信号を受信する。
すーぱーいんぽーず
【スーパーインポーズ】
◇[英]superimpose
○(1)[他動]上に載せる・重ねる。
○(2)[他動][写]重ね焼きする。二重焼き付けする。
○(3)[他動](タイプライターで)重ね打ちする。
○(4)[他動][映]画面の隅に字幕を焼き付ける。
字幕の内容は翻訳した他国語や会話・ナレーション・説明な
ど。
日本独自の用語で、略称は「スーパー」。英語では「サブタイ
トル(subtitle)」と呼ぶ。
○(5)[他動][映][TV]画面の端に字幕を挿入する。
参照⇒てろっぷ(テロップ),くろまきー(クロマキー)
[1]すはうてん
【スハウテン】
◇Schouten
○(1)[地](Schouten Islands)⇒すはうてんしょとう(スハウテ
ン諸島)
○(2)[地](Schouten Island)⇒すはうてんとう(スハウテン島)
[2]すはうてん
【スハウテン】
◇Willem Cornelis Schouten
○[人]オランダの探検家(1567ころ〜1625)。
1616(元和 2)南アメリカ南端のホーン岬(Cape Horn)を命名。
すはうてんしょとう《すはうてんしよたう》
【スハウテン諸島】
◇[英]Schouten Islands
○(1)[地]インドネシア東部、パプア島(ニューギニア島)北西
部のチェンドラワシ湾(Teluk Cenderawasih)北部にある群島。
主島はビアク島(Biak Island)・スピオリ島(Supiori Island)
・ヌルフール島(Numfoor Island)。
〈面積〉
3,188平方キロメートル。
○(2)[地]パプアニューギニアのニューギニア島東北部の沿岸
沖、ビスマルク海(Bismarck Sea)南西部の列島。
すはうてんとう《すはうてんたう》
【スハウテン島】
◇[英]Schouten Island
○[地]オーストラリア南東部、タスマニア島南東部の属島。
すーぱーかみおかんで
【スーパーカミオカンデ】
◇Super KAMIOKANDE
○[理]岐阜県飛騨市(ヒダシ)神岡町(カミオカチョウ)にある、東京大学
宇宙線研究所の神岡宇宙素粒子研究施設。
神岡鉱山の地下1,000メートルにある、5万トンの純水が満
たされた直径39.3メートル・高さ41.4メートルのタンクの内壁
に、直径50センチメートルの光電子増倍管(光センサー)が1万
1,146本設置されている。
宇宙から来たニュートリノが発する微弱な光を捉(トラ)えるこ
とができる。
参照⇒かみおかこうざん(神岡鉱山),いたいいたいびょう(イ
タイイタイ病)
◎1983(昭和58)カミオカンデ、稼動。
1987(昭和62)カミオカンデ、ニュートリノを初めて検出。
◎104億円をかけて完成。
1996. 4.(平成 8)観測、開始。
1998. 6.(平成10)ニュートリノに質量があることを把握。
2001.11.12(平成13)センサーの取替え工事により5千本以上
の破損を起こす。
◎旧住所は吉城郡(ヨシキグン)神岡町。
★すばく
【寸白】
○(1)[虫]⇒じょうちゅう(絛虫,条虫)
○(2)[病]婦人病の総称。
◎(1)が原因と考えられたことから。
すぱーくりんぐわいん
【スパークリングワイン】
◇[英]sparkling wine
○[食]炭酸ガスを含んだ発泡性のワイン(ブドウ酒)。
◎以前は「シャンパン」,「シャンペン」とも呼んでいたが、その
名前がフランス北東部シャンパーニュ地方産に限定されたこと
から、その他の地域産にその名前は使用できなくなった。
参照⇒しゃんぱん(シャンパン)
すーぱーぐれーと
【スーパーグレート】
◇[登録商標]SUPER GREAT
○[交]三菱ふそうトラック・バス(株)社製のふそう大型トラッ
ク。
すぱげって
【スパゲッテ】
◇[伊]spaghetti
○[食]⇒すぱげてぃ(スパゲティ)
すぱげってぃ
【スパゲッティ】
◇[伊]spaghetti
○[食]⇒すぱげてぃ(スパゲティ)
すぱげってぃーに
【スパゲッティーニ】
◇[伊]spaghettini
○[食]⇒すぱげてぃーに(スパゲティーニ)
★すぱげてぃ
【スパゲティ】
◇[伊]spaghetti
○[食]ロング・パスタの一種。
太さ1.6〜1.9ミリメートルで、標準は1.9ミリメートル。
「スパゲッティ」,「スパケッテ」とも呼ぶ。
◎やや細め:⇒すぱげてぃーに(スパゲティーニ)
細いもの:バミセリ(vermicelli)。
極細:カッペリーニ(capellini)。
すぱげてぃうえすたん
【スパゲティ・ウエスタン】
◇[英]spaghetti western
○[映]⇒まかろにうえすたん(マカロニ・ウエスタン)
すぱげてぃーに
【スパゲティーニ】
◇[伊]spaghettini
○[食]ロング・パスタの一種。
太さ1.4〜1.5ミリメートルほどで、やや細めのスパゲティー。
「スパゲッティーニ」とも呼ぶ。
すーぱーこぶら
【スーパー・コブラ】
◇[英]Super Cobra
○[軍]アメリカ軍の攻撃用ヘリコプターAH−1Wの通称。
すぱこん
【スパコン】
○[計]スーパーコンピューターの和略語。
⇒すーぱーこんひゅーたー(スーパーコンピューター)
★すーぱーこんぴゅーたー
【スーパーコンピューター】
◇[英]super computer/supercomputer
○[計]
和略語は「スパコン」。
参照⇒くらすたーこんぴゅーたー(クラスターコンピュータ
ー)
◎地球シミュレータ:35.86テラフロップス。
ブルージーン(Blue Gene)(IBM):36.01テラフロップス。
コロンビア(Columbia)(SGI):42.7テラフロップス。
SX−8(NEC):65テラフロップス。
ブルージーン/L:70.72テラフロップス。
曙光(Shuguang)5000(中国):最高200テラフロップ。
天河(Tianhe)1号A(中国):250,7テラフロップス。
◎2005.10.30(平成17)IBM、ブルージーン/Lで280テラフ
ロップスを記録。
2007.10.25(平成19)NEC、SX−9を発売。160テラフロッ
プス。
2008. 6. 9(平成20)アメリカ合衆国エネルギー省、IBMと
開発したロードランナー(Roadrunner)が1ペタフロップスを達
成したと発表。
2008. 6.(平成20)筑波大学・東京大学・京都大学が共同開発
したT2Kが稼動。140テラフロップスで、国内最速、世界第
16位。
2008. 6.24(平成20)中国科学院計算技術研究所と曙光信息産
業有限公司、曙光5000の発売を発表。 8.28、160テラフロッ
プスを達成し、最大は230テラフロップス。
2010.11.(平成22)中国国防科学技術大学が開発した天河1号
A、250,7テラフロップスを達成し世界第1位となる。
ずはさしちぶん《づはさしちぶん》
【頭破作七分】
○[仏]法華経の教えを惑(マド)い悩む者や、法華経の説法者を
悩ませ心を乱す者に、法華経の守護神である十羅刹女が与える
という頭を七つに割る仏罰(ブツバツ)。
⇒じゅうらせつにょ(十羅刹女)
すぱしお
【スパシオ】
【SPACiO】
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車カローラの一車種(2BOX)。
参照⇒かろーら(カローラ,COROLLA)
◎1997. 1.(平成 9)発売。
すぱしーぼ
【スパシーボ】
◇[露]spasibo
○(ロシア語で)ありがとう。
◎ロシア文字では"спасибо"。
すぱーす
【スパース】
◇[英]sparse
○(1)[形]まばらな・乏しい。
○(2)[形](人口などが)希薄な。
○(3)[形](毛髪などが)薄い。
すばすてぃか
【スバスティカ】
◇[梵]svastika
○⇒まんじ(卍)(1)
すーぱーすとあ
【スーパーストア】
◇[英]superstore
○[経]主に衣料品・雑貨中心を中心に販売するセルフサービス
方式の大規模な小売店。
「スーパー」とも呼ぶ。
〈スーパー大手5社〉
イトーヨーカ堂・イオン・西友・ダイエー・ユニー。
◎1953.12.(昭和28)東京青山に初開店(紀ノ国屋)。
◎本来は食料品を扱わない店を指し、食料品を中心とする店は
「スーパーマーケット」と呼ばれていたが、現在は混用する。
すぱずむ
【スパズム】
◇[英]spasm
○(1)[医]けいれん(痙攣)。
⇒けいれん(痙攣)
○(2)[病]発作。
すぱーたんばーぐ
【スパータンバーグ】
◇Spartanburg
○(1)(Spartanburg County)⇒すぱーたんばーぐぐん(スパータ
ンバーグ郡)
○(2)アメリカ合衆国南東部、サウスカロライナ州(South Caro-
lina State)北西部のスパータンバーグ郡中央部にある郡都。
〈人口〉
1990(平成 2)4万3,467人。
すぱーたんばーぐぐん
【スパータンバーグ郡】
◇[英]Spartanburg County
○アメリカ合衆国南東部、サウスカロライナ州(South Caro-
lina State)北西部の郡。北部をノースカロライナ州に隣接。
郡都はスパータンバーグ。
すぱった
【スパッタ】
◇[英]sputter
○(1)[他動](唾・食べ物などを)口から飛ばす。
○(2)[工]半導体の製造で、熔射法により金属膜を付着させる。
参照⇒すぱったりんぐ(スパッタリング)(1)
○(3)[物]物質の表面にイオン・原子などを衝突させて物質を
跳ね飛ばす。
すぱったりんぐ
【スパッタリング】
◇[英]spattering
○(1)[服]飛び散った感じの模様。
○(2)[工]半導体の製造で、熔射法により金属膜を付着させる
技法・工程。
すぱっつ
【スパッツ】
◇[英]spats
○(1)[服]短靴用のゲートル。皮製などでボタン留めし、足首
の保護・防寒やほこり・雨除けなどに用いる。
参照⇒げーとる(ゲートル)
◎ドイツ語:ガマシェ(Gamasche)。
イタリア語:ゲッタ(ghetta)。
○(2)[国][服]⇒すぱっつたいつ(スパッツ・タイツ)
すぱっつたいつ
【スパッツ・タイツ】
◇[和製英語]spats tights
○[国][服]伸縮性のある編地(アミジ)で、脚(アシ)にぴったり密着
するタイツ。裾(スソ)に足掛けのヒモがある。
単に「スパッツ」とも呼ぶ。
参照⇒たいつ(タイツ)
すぱにっしゅふらい
【スパニッシュフライ】
◇[英]Spanish fly
○[昆]⇒げんせい(ゲンセイ,芫菁)(1)
すーぱーのーと
【スーパーノート】
◇[英]super note
○精巧に印刷された偽百米ドル紙幣。
ほとんどが北朝鮮製とみられている。
すーぱーのーまる
【スーパーノーマル】
◇[英]supernormal
○(1)⇒ちょうしぜん(超自然)
○(2)[形]非凡な。
すーぱーばいざ
【スーパーバイザ】
◇[英]supervisor
○(1)監督者・管理者。
「スーパーバイザー」とも呼ぶ。
○(2)[計]基本ソフト(OS)の中核となる各種管理プログラム。
プロセス(タスク)管理、メモリなどの資源管理、周辺装置の
入出力(I/O)管理、応用(アプリケーション)ソフトの監視な
どを行う。
応用ソフトに対してはスーパーバイザ・コール(SVC)と呼
ぶマクロ命令でその機能を提供する。
「スーパーバイザー」とも呼ぶ。
参照⇒わりこみしょり(割り込み処理,割込み処理,割込処理)
すーぱーばいざー
【スーパーバイザー】
◇[英]supervisor
○⇒すーぱーばいざ(スーパーバイザ)
すぱーひー
【スパーヒー】
◇[英]spahi/spahee、[トルコ語]sipahi
○(1)[歴][軍]14世紀のオスマン・トルコの非正規騎兵。
○(2)[歴][軍]フランス陸軍に所属したアルジェリアの騎兵。
アルジェリア人のほか、チェニジア人・モロッコ人も含んで
いた。
◎1831(天保 2)編成。
すぱーぶ
【スパーブ】
◇[英]Superb(壮麗な)
○[軍]イギリス海軍の原子力攻撃型潜水艦(HMS)(S109)。
◎1976.11.13(昭和51)竣工。
すーぱーふぁるくらむ
【スーパーファルクラム】
◇[英]Super Fulcrum
○[軍]ロシア(旧:ソ連)の戦闘機MIG−35の通称。
◎"fulcrum"は「(てこの)支点」。
すばぷな
【スバプナ】
◇[梵]svapna
○(サンスクリット語で)夢。
⇒ゆめ(夢)
すばぼーどぬいうちゅうきち《すばぼーどぬいうちうきち》
【スバボードヌイ宇宙基地】
◇[露]Svobodny cosmodrome
○[宇]⇒すヴぉぼーどぬいうちゅうきち(スヴォボードヌイ宇
宙基地)
すーぱーほーねっと
【スーパーホーネット】
◇[英]Super Hornet
○[軍]アメリカ海軍のジェット戦闘攻撃機FA−18E/Fの
通称。
ホーネット(F−18/A−18)の改良型。
◎1999(平成11)配備開始。
すはま
【州浜】
【洲浜】
○(1)[地]洲が発達して、海に突き出た砂浜。
○(2)⇒すはまだい(州浜台,洲浜台)
○(3)⇒すはまがた(州浜形,洲浜形)
○(4)[建]⇒すはまおにがわら(州浜鬼瓦,洲浜鬼瓦)
○(5)[食]棹物(サオモノ)菓子の名。水飴・黄粉(キナコ)・白砂糖など
を練って、三本の竹で横断面を州浜形にし、小口切(コグチギリ)
にしたもの。
「すあま(州浜,洲浜,素甘)」とも呼ぶ。
参照⇒すあま(素甘)
◎弘安年間(1278〜1288)、京都の松寿軒が創製。
○(6)洲浜形の紋所の名。
州浜・違州浜・五つ持合せ州浜・割州浜・州浜桐・州浜木瓜
(モッコウ)・花州浜など種々ある。
○(7)⇒わにぐち(鰐口)(5)
すはまおにがわら《すはまおにがはら》
【州浜鬼瓦】
【洲浜鬼瓦】
○[建]屋根の棟(ムネ)の両端に付ける州浜形の鬼瓦。
「すはま(州浜,洲浜)」とも呼ぶ。
すはまがた
【州浜形】
【洲浜形】
○州浜を上から見おろしたような、輪郭に出入ある形・模様(モ
ヨウ)。
「すはま(州浜,洲浜)」とも呼ぶ。
◎江戸時代は「みつわがた(三つ輪形,三つ輪型)」と呼んだ。
すはまだい
【州浜台】
【洲浜台】
○州浜の形にかたどった脚付きの盤。また、この台に木石・花
鳥・蓬莱山・瑞祥のものなどを置いて景物を設けた島台(シマダイ)。
もと宴席の飾り物としたが、のち結婚式や祝いなどの島台と
して肴を盛るのに用いる。
「すはま(州浜,洲浜)」とも呼ぶ。
参照⇒ごろたいし(ごろた石,呉呂太石)
★すーぱーまん
【スーパーマン】
◇[英]superman
○(1)人間ばなれした能力を持っている人。超人(チョウジン)。
○(2)[漫]アメリカのコミック(マンガ)のヒーロー・クリプト
ン(Krypton)星人。
胸にSの字が付いたシャツと赤いマントを着て、弾よりも速
く、力は機関車よりも強く、空を飛ぶ。
普段はクラーク・ケント(Clark Kent)と名乗って新聞社デー
リー・プラネット(the Daily Planet)に勤務。
変身は電話ボックスの中で行う。
弱点はクリプトン星の石(kryptonite)があると超人的な力を
失い普通の人となる。
○(3)[TVドラマ]
○(4)[映]1978(昭和53)公開のアメリカSF映画。
監督:リチャード・ドナー(Richard Donner)。
出演:クリストファー・リーブ(Christopher Reeve):スー
パーマン/クラーク・ケント(Clark Kent)役。
◎1978.12.10(昭和53)アメリカで公開。
1979. 6.23(昭和54)日本で公開。
1980(昭和55)『スーパーマン II/冒険篇(Superman II)』、
日本公開は1981(昭和56)。
1983(昭和58)『スーパーマン III/電子の要塞(Superman
III)』。
すぱむ
【スパム】
◇[登録商標]SPAM
○(1)[食]アメリカのホーメル食品会社(Hormel Foods Corpo-
ration)が製造・販売するコンビーフ風の豚肉缶詰。
○(2)[食](Spam)(転じて、一般の)豚肉缶詰。
[2]すぱむ
【スパム】
◇spam
○[通]⇒すぱむめーる(スパムメール,SPAMメール)
すぱむめーる
【スパムメール】
【SPAMメール】
◇[英]spam mail
○[通]同一内容の電子メールを不特定多数に配信されたメール。
営利目的で、インターネット上などで得たメールアドレスや
ニュースグループなどに一方的に送信されたダイレクトメール。
依頼していない受信者からは「ジャンクメール(junk mail)」,
「迷惑メール」とも呼ぶ。
参照⇒ぞんびぴーしー(ゾンビPC)
◎2003.11.22(平成15)アメリカ下院、スパムメールを禁止する
法案を可決。12.16ブッシュ大統領が法案に署名し迷惑メール
規制法が成立。
2008. 5.30(平成20)参議院本会議で特定電子メール送信適正
化法(迷惑メール法)改正案が可決・成立。改正内容は、承認の
ないメールの禁止、罰則金の上限を3,000万円とする、海外発
信も対象とするなど。
◎苦情受け付先は財団法人日本産業協会。
すぱーもふぁいる
【スパーモファイル】
◇[英]spermophile
○[哺]ハタリス(畑栗鼠)。
⇒はたりす(ハタリス,畑栗鼠)
すばらしきかなじんせい
【素晴らしき哉、人生!】
◇[英]It's a Wonderful Life
○[映]1946(昭和21)製作のアメリカ映画。
監督:フランク・キャプラ(Frank Capra)。
出演:ジェームズ・スチュアート(James Stewart)、ドナ・
リード(Donna Reed)など。
◎2002. 6.11(平成14)アメリカ映画協会が発表した「米恋愛映
画ベスト100」の第8位となる。
すぱらっちお
【スパッラッチオ】
◇[伊]spallaccio
○(1)(イタリア語で)肩ひも・吊りひも。
○(2)(イタリア語で)肩章。
⇒けんしょう(肩章)
○(3)(イタリア語で)鎧(ヨロイ)の袖(ソデ)・肩甲(カタヨロイ)。
参照⇒がいしゅう(鎧袖)
すぱーりんぐぼーる
【スパーリングボール】
◇[英]sparring ball
○[運]⇒ぱんちぼーる(パンチボール)
すばる
【スバル】
【SUBARU】
○[歴][交]富士重工業社製の乗用車。
スバルレーネ(LEONE)。
スバルプレオ(PLEO)。
スバルルクラ(LUCRA)。
スバルステラ(STELLA)。
スバルデックス(DEX):⇒でっくす(デックス)
参照⇒すばるびじたーせんたー(スバルビジターセンター)
◎1958. 3. 3(昭和33)軽自動車スバル360を発表。愛称は
「てんとう虫」。
1998.10.(平成10)軽乗用車スバルプレオを発売。
2003.12. 8(平成15)軽乗用車スバルR2を発売。
2005. 1. 4(平成17)軽乗用車スバルR1を発売。
2006. 6.14(平成18)スバルステラを発売。
2008.11.13(平成20)スバルデックスを新発売。
2010. 4.20(平成22)新型ルクラと新プレオを発売。
2012. 2.29(平成24)軽商用車スバル・サンバーの生産を停止。
すばる
【昴】
◇[英]the Pleiades
○[天]牡牛座(オウシザ)にある散開星団プレアデスの和名。
⇒ぷれあですせいだん(プレアデス星団)
★すばる
【昴】
【スバル】
○[文]文芸雑誌。
◎1909. 1.(明治42)創刊。
1913.12.(大正 2)廃刊。
すばる
【昴−すばる−】
○[楽]谷村新司(シンジ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌も谷村新司。
◎1980. 4.(昭和55)レコード発売。
すぱーる
【スパール】
【SPAR】
【Spar】
◇[羅]Semper Parqtus(そなえよ常に)
○[歴][軍]アメリカ合衆国の沿岸警備隊婦人予備隊員。
◎1942.11.(昭和17)創設。
1946(昭和21)解散。
◎第二次世界大戦時の標語から。
すばるさんばー
【スバルサンバー】
◇[登録商標]Subaru Sambar
○[交]富士重工業社製の軽乗用・貨物車。
◎「サンバー」は三叉(ミツマタ)の角の大鹿、別称水鹿(スイロク)。
すばるすてら
【スバルステラ】
◇[登録商標]Subaru Stella
○[交]⇒[4]すてら(ステラ)
★すぱるた
【スパルタ】
◇Sparta
○[歴]古代ギリシア南部、ラコニア(Lakonia)地方の都市国家。
参照⇒すぱるたきょういく(スパルタ教育)
◎正式名称は「ラケダイモン(Lakedaimon)」。
すぱるたきょういく《すぱるたけういく》
【スパルタ教育】
◇[英]Spartan education
○[教]厳格な教育・教育法。
◎古代ギリシアの都市国家スパルタで、勤倹・尚武の精神を養
成するため、幼少から厳しい鍛錬を行っていたことから。
★すはると
【スハルト】
◇Suharto
○[人]インドネシアの軍人・政治家(1921. 6. 8〜2008. 1.27)。
ジョクジャカルタ(Jogjakarta)近くのケムス(Kemusu)村生れ。
日本軍政下で祖国防衛義勇軍に入隊。
1965(昭和40)共産党系軍将校らのクーデター未遂事件(九月
三○日事件)を鎮圧して陸軍大臣となり実権を掌握。
1966(昭和41)スカルノ大統領から政権を委譲され、1968(昭
和43)第2代大統領に正式就任。
1998(平成10)アジア経済危機を背景にした国民の大規模反政
府デモで退陣。
すばるばるしょとう《すばるばるしよたう》
【スバルバル諸島】
◇[ノルウェー語]oygruppa Svalbard、[英]Svalbard Islands、
[露]Ostrova Svalbard
○[地]⇒すばーるばるしょとう(スバールバル諸島)
すばーるばるしょとう《すばーるばるしよたう》
【スバールバル諸島】
◇[ノルウェー語]oygruppa Svalbard、[英]Svalbard Islands、
[露]Ostrova Svalbard
○[地]ノルウェー北部の北極海(Arctic Ocean)にある諸島。ノ
ルウェー領。
北緯74〜81°、東経10〜35°に位置し、約90%が氷河に覆(オ
オ)われている。
デンマーク領グリーンランド島(Greenland)とロシア領ノバ
ヤゼムリヤ島([露]Ostrov Novaya Zemlya)の間で、北方は北極
海、東方はバレンツ海(Barents Sea)、南東方はノルウェー海
(Norway Sea)、南西方はグリーンランド海(Greenland Sea)に
面している。
主島のスピッツベルゲン島(Spitsbergen Island)と、北東島
(Nordaustlandet)・エッジ島(Edgeoya)・バレンツ島(Barents-
oya)・ベア島(Bjornoya,[英]Bear Island)などから成る。
漁業や石炭採掘が行われる。また、北極探検の基地となる。
「スバルバル諸島」,「スヴァールバル諸島」,「スバルバルド諸
島」,「スピッツベルゲン諸島」とも呼ぶ。
〈面積〉
6万2,051平方キロメートル。
〈人口〉
1993(平成 5)3,100人。
2005(平成17)2,700人。
◎12世紀、バイキングが発見。
1596(文禄 5)オランダ人バレンツ(W.Barents)が再発見。
ノルウェー・ロシア・スウェーデンの3国共同統治となる。
1920(大正 9)ノルウェー領となる。
すばるばるどしょとう《すばるばるどしよたう》
【スバルバルド諸島】
◇[英]Svalbard Islands、[ノルウェー語]oygruppa Svalbard、
[露]Ostrova Svalbard
○[地]⇒すばーるばるしょとう(スバールバル諸島)
すばるびじたーせんたー
【スバルビジターセンター】
○[交]群馬県太田市の富士重工業群馬製作所矢島工場内にある、
富士重工業社製の乗用車展示場。
軽自動車スバル360からレガシィーまで歴代14台を展示。
◎2003. 7.15(平成15)富士重工業の創立50周年記念日に開設。
★すばるぼうえんきょう《すばるばうゑんきやう》
【すばる望遠鏡】
◇[英]Subaru telescope
○[天]日本の国立天文台がアメリカのハワイ島マウナケアに建
設した大型光学赤外線望遠鏡。
主鏡は一枚鏡としては世界最大の口径8.2メートル。
1992. 7.(平成 4)起工。
すぱるまどりとう《すぱるまどりたう》
【スパルマドリ島】
◇[英]Spalmadori Island
○[地]クロアチアの島。
北緯43.17°、東経16.38°の地。
すぱろー
【スパロー】
◇[英]sparrow
○[鳥](英語で)スズメ(雀)。
⇒すずめ(スズメ,雀)
◎「スワロー(swallow)」はツバメ(燕)。
すぱん
【スパン】
◇[英]span
○(1)約23センチメートル。
◎手の親指と小指を張ったときの長さ。
○(2)[建]柱と柱の間隔。柱間(ハシラマ)・梁間(リヨウカン)。わたり。
○(3)[空]航空機の両翼端の間の距離。翼幅。
○(4)[運](ボウリングで)球に空けられた親指の穴から、他の
中指・薬指の穴までの間隔。
○(5)期間。
すぱんえあ
【スパンエア】
◇Spanair
○[空]スペインの航空会社。
「スパンエアー」とも呼ぶ。
すぱんえあー
【スパンエアー】
◇Spanair
○[空]⇒すぱんえあ(スパンエア)
[1]すぱんきんぐ
【スパンキング】
◇[英]spanking
○(1)[形]威勢の良い、活発な。
○(2)[形](風などが)速い。
[2]すぱんきんぐ
【スパンキング】
◇[英]spanking
○(1)平手打ち。
○(2)特に、体罰(タイバツ)として臀部(デンブ)を手やスリッパな
どで叩(タタ)くこと。尻叩き。
★すぱんこーる
【スパンコール】
◇[英]spangle
○[服]衣装に使用する金色・銀色の装飾。
すぱんどれる
【スパンドレル】
◇[英]spandrel
○[建]水平材と、アーチとアーチの間にある、扇状(オウギジョウ)
の部分。
「三角小間(コマ)」とも呼ぶ。
すぴあ
【スピア】
◇[英]spear
○槍(ヤリ)・投げ槍。
「スペア」,「ジャベリン([英]javelin)」とも呼ぶ。
参照⇒[1]らんす(ランス)(1),じぇりーど(ジェリード)(1)
◎馬上:⇒じぇりーど(ジェリード)(1)
すぴーあ
【スピーア】
◇[伊]spia、[英]spy
○(イタリア語で)スパイ(諜報員)。
⇒すぱい(スパイ)
すぴあふぃっしゅ
【スピアフィッシュ】
◇[英]spearfish
○[魚](英語で)マカジキ(真旗魚)。
⇒まかじき(マカジキ,真旗魚)
すぴえんぬ
【スピエンヌ】
◇Spiennes
○ベルギー西部、エノー州(Province de Hainaut)南部のモン
ス(Mons)市郊外にある、新石器時代の燧石(ヒウチイシ)採掘地。
[1]すぴか
【スピカ】
◇[英](単数形)spica/(複数形)spicae,spicas
○(1)[植]穂状花序(スイジョウカジョ)([英]spike)。
⇒すいじょうかじょ(穂状花序)
○(2)[医]穂状包帯。
巻き方は巻きゲートルと同じ。
参照⇒まきげーとる(巻きゲートル,巻ゲートル)
[2]すぴか
【スピカ】
◇[羅]Spica
○[天]乙女座(Virgo)のアルファ星(首星)。
青白色で、光度1.0等星。距離は260光年。
春の宵、南の空に見える。
すびたび
【スビタビ】
◇Svitavy
○(1)(Svitavy Okres)⇒すびたびけん(スビタビ県)
○(2)チェコ共和国中央部、パルドゥビツェ州(Pardubicky
Kraj)南東部のスビタビ県中央部にある県都。
すびたびけん
【スビタビ県】
◇[チェコ語]Svitavy Okres、[英]Svitavy District
○チェコ共和国中央部、パルドゥビツェ州(Pardubicky Kraj)
南東部の県。
県都はスビタビ。
〈面積〉
1,335平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)10万2,667人(3月1日現在)。
すびつ
【炭櫃】
◇[日]subitsu
○(1)囲炉裏(イロリ)・炉。
⇒いろり(囲炉裏,囲炉裡,居炉裏)
○(2)火鉢(ヒバチ)・火櫃(ヒビツ)。角火鉢(カクヒバチ)。
◎長炭櫃
○(3)(炉の)火床(ヒドコ)・炉床。
周囲の土壇(ドダン)上端から約1.5センチメートル下に炭櫃を、
土壇の上部に炉縁(ロブチ)を据(ス)えて使用する。
参照⇒どだん(土壇)(2)
すびっくかいぐんきち
【スビック海軍基地】
◇[英]the Subic Naval base/the Subic Bay Naval Base
○[歴][軍]フィリピン北部、ルソン島西岸のサンバレス州(Zam-
bales Province)オロンガポ(Olongapo)市にあったアメリカ軍
の海軍基地。
「スービック海軍基地」,「スビックベイ海軍基地」とも呼ぶ。
◎1991(平成 3)ピナツボ山の大噴火後、フィリピン議会により
米比基地協定の更新が拒否されて、翌1992(平成 4)クラーク空
軍基地(Clark Air Base)とともに返還された。
すーびっくかいぐんきち
【スービック海軍基地】
◇[英]the Subic Naval base
○[歴][軍]⇒すびっくかいぐんきち(スビック海軍基地)
すびっくべいかいぐんきち
【スビックベイ海軍基地】
◇[英]the Subic Bay Naval Base
○[歴][軍]⇒すびっくかいぐんきち(スビック海軍基地)
すびっくわん
【スビック湾】
◇[英]Subic Bay
○[地]フィリピン北部、ルソン島(Luzon Island)南西部の南シ
ナ海(South China Sea)に面する湾。
「スービック湾」とも呼ぶ。
すーびっくわん
【スービック湾】
◇[英]Subic Bay
○[地]⇒すびっくわん(スビック湾)
すぴっつべるげん
【スピッツベルゲン】
◇Spitsbergen
○(1)[地](Spitsbergen Islands)スバールバル諸島(oygruppa
Svalbard)の別称。
⇒すばーるばるしょとう(スバールバル諸島)
○(2)[地](Spitsbergen Island)⇒すぴっつべるげんとう(スピッ
ツベルゲン島)
すぴっつべるげんしょとう《すぴつつべるげんしよたう》
【スピッツベルゲン諸島】
◇[英]Spitsbergen Islands
○[地]スバールバル諸島(Svalbard Islands)の別称。
⇒すばーるばるしょとう(スバールバル諸島)
すぴっつべるげんとう《すぴつつべるげんたう》
【スピッツベルゲン島】
◇[英]Spitsbergen Island
○[地]北極海にあるスバールバル諸島(oygruppa Svalbard)の
主島。ノルウェー領。
中心町はロングイヤービーン(Longyearbyen)。
すぴっつぼーげん
【スピッツボーゲン】
◇[独]Spitzbogen、[英]pointed arch
○[建](ドイツ語で)尖頭アーチ。
すぴーどねっと
【スピードネット】
○[古][通]東京電力・ソフトバンク・米マイクロソフトの3社
が共同出資する無線インターネット通信会社。
本社は東京都港区。
1999. 9.(平成11)設立。
2001(平成13)サービス開始。
2003. 6. 1(平成15)東京電力本社に経営統合し解散。
すぴーどぼーる
【スピードボール】
◇[英]speed ball
○[運]⇒すいふとぼーる(スイフトボール)
すぴーどりみったー
【スピード・リミッター】
◇[英]speed limiter
○[交]自動車などの速度制限装置。
◎2003. 9. 1(平成15)国土交通省、総重量8トン以上の大型ト
ラックに最高速度を時速90キロメートル以下に抑える速度制限
装置を義務付ける。
すぴーどりみっと
【スピードリミット】
【スピード・リミット】
◇[英]speed limit
○[交]自動車などの速度制限。
すぴーどろーだー
【スピードローダー】
◇[英]speed loader
○シリンダー(回転弾倉)が横に出るリボルバー(転式拳銃)で、
一気にシリンダーの薬室全てに装弾する器具。
参照⇒りぼるばー(リボルバー)
すぴなーちょ
【スピナーチョ】
◇[伊](単数形)spinacio/(複数形)spinaci
○[植](イタリア語で)ホウレンソウ。
⇒ほうれんそう(ホウレンソウ,ホウレン草,菠薐草,法蓮草,
鳳蓮草)
すぴなっち
【スピナッチ】
◇[英]spinach(スピニチ)
○[植](英語の日本的読みで)ホウレンソウ。
⇒ほうれんそう(ホウレンソウ,ホウレン草,菠薐草,法蓮草,
鳳蓮草)
すぴにっち
【スピニッチ】
◇[英]spinach(スピニチ)
○[植](英語で)ホウレンソウ。
⇒ほうれんそう(ホウレンソウ,ホウレン草,菠薐草,法蓮草,
鳳蓮草)
すびにっちびーと
【スピナッチピート】
◇[英]spinach beet
○[植](英語で)フダンソウ(不断草)。
⇒ふだんそう(フダンソウ,不断草,恭菜)
すぴにんぐ
【スピニング】
◇[英]spinning
○[工](英語で)紡績。
⇒ぼうせき(紡績)(1)
すぴにんぐかこう
【スピニング加工】
◇[英]spin forming/metal spinning
○[工]⇒へらしぼり(へら絞り,ヘラ絞り,箆絞り)
★すぴのざ
【スピノザ】
【士比瑙薩】
【斯比諾薩】
◇Baruch Spinoza
○[人]オランダの哲学者(1632〜1677)。
★すぴのさうるす
【スピノサウルス】
◇[学]Spinosaurus
○[化生]スピノサウルス科(Spinosauridae)スピノサウルス類
(Spinosaurus)の肉食恐竜。
全長17メートル、体重11トンで、地上最大の肉食動物。
すぴらんかー
【スピランカー】
◇[英]spelunker
○洞窟探検家。
すぴらんきんぐ
【スピランキング】
◇[英]spelunking
○⇒けーびんぐ(ケービング)
すぴり
【スピリ】
◇Johanna Spyri(ヨハンナ・スピリ)
○[人]スイスの女性作家シュピリの英語読み。
⇒しゅぴり(シュピリ)
すぴりちゅありずむ
【スピリチュアリズム】
◇[英]spiritualism
○(1)[心]⇒しんれいじゅつ(心霊術)
○(2)[哲]⇒ゆいしんろん(唯心論)
すぴりちゅある
【スピリチュアル】
◇[英]spiritual(精神的な)
○(1)アメリカの黒人霊歌。
○(2)広義で、黒人霊歌や白人霊歌(white spiritual)・ゴスペ
ルソング(gospel song)など、アメリカの宗教的な民衆歌曲。
参照⇒ごすぺるそんぐ(ゴスペル・ソング)
すぴりっつ
【スピリッツ】
◇[英]spirits
○⇒すぴりっと(スピリット)
すぴりっと
【スピリット】
◇[英]spirit
○(1)霊(レイ)・魂(タマシイ)・霊魂(レイコン)。精霊・聖霊。幽霊・亡
霊。
「スピリッツ(sprits)」とも呼ぶ。
○(2)精神。勇気・意気。元気。
「スピリッツ」とも呼ぶ。
参照⇒あにま(アニマ)(1)
○(3)気性・気風・気質。
「スピリッツ」とも呼ぶ。
○(4)アルコール(酒精)。アルコール度の高い酒、ジン・ウォ
ツカ・ウイスキー・ブランデー・ラムなど。
「スピリッツ」とも呼ぶ。
○(5)[軍](Spirit)ステルス戦略爆撃機B−2の通称。
⇒びーつー(B−2,B2)
○(6)[天](Spirit)NASA(米航空宇宙局)の無人火星探査車
マーズ・エクスプロレーション・ローバー(Mars Exploration
Rover)の1号機。
2003. 6.(平成15)打ち上げ。
◎2号機はオポチュニティ(Opportunity)。
★すぴるばーぐ
【スピルバーグ】
◇Steven Spielberg(スティーブン・スピルバーグ)
○[人]アメリカの映画監督(1947.12.18〜)。
作品は『ジョーズ』・『ET』など。
◎2004. 9. 5(平成16)フランスのレジオン・ドヌール勲章五等
章(シュバリエ章)を受章。
すぴれいん
【スピレイン】
◇Mickey Spillane(ミッキー・スピレイン)
○[人]アメリカの推理作家(1918. 3. 9〜2006. 7.17)。本名は
フランク・モリソン・スピレイン(Frank Morrison Spillane)。
ニューヨーク生れ。
ニュージャージー州エリザベスで育つ。
カンザス州のフォートヘイズ州立大学に進学。
第二次世界大戦中、空軍に従軍。
1947(昭和22)ハードボイルド小説『裁くのは俺だ(I, the
Jury)』で探偵マイク・ハマー(Mike Hammer)を登場させる。
作品は1952(昭和27)『キッスで殺せ(Kiss Me, Deadly)』・
1961(昭和36)『縄張りをわたすな(The Deep)』・1996(平成 8)
『ブラック・アレー(Black Alley)』など。
すぴろぐらふ
【スピログラフ】
◇[英]spirograph
○サイクロイド(cycloid)曲線で幾何学模様を描く定規。
幾つかの穴を開けてその穴の内側に歯を刻んだ幅広の定規と、
外側に歯を刻んだ小さな円盤から成る。
円盤を定規の穴の一つに入れ、円盤にある小さな孔(アナ)に鉛
筆の先を差し入れて、円盤を穴の周囲の歯にかみ合わせながら
何回も回転させると、模様が描かれる。
定規の穴のサイズや、円盤のサイズ、また鉛筆の先を差す孔
の位置を変えることで異なる模様を多数描くことが出来る。た
だし、同じ組み合せでは同じ模様になる。
色の異なるボールペンで描いたり、描いている途中で色を変
えたりすると更に多くの模様が描ける。
◎1965(昭和40)イギリスの技術者デニス・フィッシャー(Denys
Fisher)が考案。
★すぴろへーた
【スピロヘータ】
◇[独]spirochaeta
○(1)[俗]梅毒の病原体トレポネーマ・パリダム(Treponema
pallidum)の俗称。
「梅毒トレポネーマ」とも呼ぶ。
参照⇒ばいどく(梅毒,黴毒)
◎旧学名はスピロヘータ・パリダ。
○(2)[生]スピロヘータ科(Spirochaetaceae)に属する微生物の
総称。
グラム陰性で細長い螺旋(ラセン)状を呈し、活発な回転運動性
を行う。
すひん
【師兄】
◇[中]shixiong
○(1)[仏]禅宗で、兄弟子(アニデシ)。
「法兄(ホウヒン)」とも呼ぶ。
○(2)[仏]禅宗で、兄弟弟子の僧侶が相互に呼びかける敬称。
◎「す」・「ひん」とも唐音。
兄弟弟子:参照⇒はっけん(法眷)
★すぴん
【スピン】
◇[英]spin
○(1)回転・旋回。
○()
○()[空]⇒きりもみこうか(錐揉み降下)
すぴんあうと
【スピンアウト】
◇[英]spinout
○(1)[経]企業の一部門が子会社として独立すること。
参照⇒すぴんおふ(スピンオフ,スピン・オフ)(6)
○(2)[経]個人またはグループが組織や企業から飛び出して、
独自に組織や企業を作ること。
企画などが所属する企業に受け入れられなかった場合などに
行われる。
○(3)[交]自動車が回転(スピン)しながら横滑(ヨコスベ)りして道
路などから飛び出すこと。
すぴんおふ
【スピンオフ】
【スピン・オフ】
◇[英]spin-off
○(1)[動](spin off)分離新設する。付随的に生み出す。
○(2)[名](技術開発などの)副産物。
○(3)[映][放]成功した映画・TV番組・出版物などから、主
人公や場面設定を引き継いだ副次的企画。
○(4)[経]親会社が株主に子会社の株を分配すること。
○(6)[経]親会社の一部門を子会社として独立させて経営する
こと。
参照⇒すぴんあうと(スピンアウト)(1)
○(7)[経]軍事技術・宇宙開発技術などを民間技術に転用・応
用させること。
参照⇒でゅあるゆーす(デュアル・ユース)(2)
すぴんすたー
【スピンスター】
◇[英]spinster
○(1)[法]未婚の女性。
◎未婚の男性は「バチェラー(batchelor)」。
○(2)婚期を逸した独身の女。オールドミス。
参照⇒いかずごけ(いかず後家,行かず後家)
◎「オールドミス(old miss)」は和製英語で、正しくは「オール
ドメイド(old maid)」。
○(3)糸紡(ツム)ぎ女。
◎"spin"は「糸を紡ぐ」こと。
すぴんぶるだく
【スピンブルダク】
◇Spin Buldak/Spin Boldak
○⇒すぴんぼるだく(スピンボルダク,スピン・ボルダク)
すぴんぼるだく
【スピンボルダク】
【スピン・ボルダク】
◇Spin Boldak/Spin Buldak
○アフガニスタン南部、カンダハル州(Velayat-e Kandahar)南
東部にある、パキスタンとの国境近くの町。
パキスタンのクエッタ(Quetta)に通じ、パキスタンのチャマ
ン(Chaman)との間に国境検問所がある。
「スピンブルダク」とも呼ぶ。
すふ
【スフ】
◇[英]staple fiber
○(1)[化]ステープルファイバー(人造綿花)の和略語。
⇒すてーぷるふぁいばー(ステープルファイバー,ステープル
・ファイバー)
○(2)[化]レーヨン(rayon)(人造絹糸)の別称。
⇒れーよん(レーヨン)
すーぷ
【スープ】
◇[英]soup
○[料]西洋料理で吸い物の総称。肉や野菜などの煮出し汁(シル)
に味付けしたもので、ディナーの最初に出される。
澄んだものを「コンソメ(consomme)」、牛乳・小麦粉などを加
えたとろみのある濁ったものを「ポタージュ(potage)」と呼ぶ。
古称は「ソップ」。
◎フランス語のポタージュはスープの総称:⇒ぽたーじゅ(ポ
タージュ)(1)
ドイツ語:ズッペ(Suppe)。
イタリア語:ミネストラ(minestra)。
中国語:湯(tang)。
◎西洋では「スープを食べる([英]eat soup、[フ]manger de la
soup、[独]Suppe essen)」と表現する。
また、二世代親子は「スープの冷めない距離(distance that
keeps a soup warm)」で暮らすのが理想とされる。この諺(コトワザ)
は、日本ではイギリスの、イギリスでは中国の諺と言われてい
る。
ずーふ
【ズーフ】
◇Hendrik Doeff
○[人]江戸後期、長崎出島のオランダ商館長(1777〜1835)。日
本名は道富。
1798(寛政10)オランダ商館の書記として来日。
1803(享和 3)商館長となる。
1808(文化 5. 8.)フェートン号事件かせ発生。
オランダ人フランソワ・ハルマ(Francois Halma)の『蘭仏辞
典』を基に、通詞の中山時十郎・吉雄権之助(永保)らと協力し
て、1816(文化13)蘭日辞典『ズーフハルマ(道富波留麻)([蘭]
Doeff Halma)』を完成。
1817(文化14)帰国。
『日本回想録([英]Recollections of Japan)』を著す。
「ヅーフ」とも呼ぶ。
参照⇒ふぇーとんごうじけん(フェートン号事件)
ずーぶ
【ズーブ】
◇thoub
○[服]⇒かんどぅーら(カンドゥーラ)
すふぁ
【スファ】
◇[フ]soufre
○[化](フランス語で)イオウ(硫黄)。
⇒いおう(イオウ,硫黄)
すふぁくす
【スファクス】
◇Sfax、[アラビア語]Safaqis
○(1)(Sfax Governorate)⇒すふぁくすけん(スファクス県)
○(2)チュニジア共和国東部、スファクス県東部にある県都。
地中海のガベス湾(Gulf of Gabes)に面する都市。
「サファーキス」とも呼ぶ。
〈人口〉
1989(平成元)22万1,770人(推計)。
1994(平成 6)23万0,900人。
すふぁくすけん
【スファクス県】
◇[英]Sfax Governorate
○チュニジア共和国東部の県。南西部をガベス県(Gabes Gover-
norate)に接し、東部・南部を地中海のガベス湾(Gulf of Gabes)
に面する。
県都はスファクス。
〈面積〉
7,545平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)85万5,000人(4月現在)。
ずふぁーるぎょうせいく《ずふあーるぎやうせいく》
【ズファール行政区】
◇Muhafazat Zufar、[英]Dhofar Governorate
○アラビア半島南東端、オマーン首長国南西部の行政区。
行政所在地はサラーラ(Salalah)。
「ドファール行政区」,「ドファール地方」とも呼ぶ。
すふぁれらいと
【スファレライト】
◇[英]sphalerite
○[鉱]⇒せんあえんこう(閃亜鉛鉱)
すふぃあ
【スフィア】
◇[英]-sphere
○[接尾辞]「球・天体」を表す語形成要素。
「スフェア」とも呼ぶ。
◎ヘミスフィア(hemisphere):半球・半球体。
オースフィア(oosphere):卵球。
バチスフィア(bathysphere):(深海調査用)潜水球。
アトモスフェア(atmosphere):大気・気圧・雰囲気。
ジオスフェア(geosphere):地球圏。
リソスフェア(lithosphere):岩石圏・地殼。
エアロスフェア(aerosphere):大気圏。
トロポスフェア(troposphere):対流圏。
ストラトスフェア(stratosphere):成層圏。
メゾスフェア(mesosphere):中間層。
サーモスフェア(thermosphere):熱圏。
アイオノスフェア(ionosphere):電離層。
オゾノスフェア(ozonosphere):オゾン層。
エクソスフェア(exosphere):外気圏・逸出圏。
マグネトスフェア(magnetosphere):磁気圏。
クロノスフェア(chromosphere):(太陽の)彩層。
コスモスフェア(cosmosphere):宇宙圏・天体模型。
バイオスフィア(biosphere):生物圏。
ズースフィア(zoosphere):動物圏。
ノースフィア(noosphere):人類圏。
エコスフィア(ecosphere):生態圏。
アングロスフィア(Anglosphere):英語圏。
すーふぃきょう《すーふいけう》
【スーフィ教】
◇[英]Sufism/Sufiism
○[宗]⇒すーふぃずむ(スーフィズム)
★すーふぃずむ
【スーフィズム】
◇[英]Sufism
○[宗]イスラム教の汎神論的な哲学的体系。また、その教団。
理性によらず、内面的な体験から神を認識する神秘主義。
8〜9世紀、神を畏(オソ)れる人々の禁欲主義として始まり、
インド哲学の影響を受け、やがて神との神秘的合一を説く独
特の哲学に体系化される。さらに実践のための教団から大衆
的な宗教運動に発展した。
音楽に合せて両手を広げて旋回しながら神の啓示を得るメ
ブラーナ教団(メフレビー教団)が有名。
「スーフィ教」とも呼ぶ。
参照⇒がざーり(ガザーリ),めぶらーな(メブラーナ)
◎名称は、初期の苦行者がスーフ(羊毛)製の粗衣(スーフィー)
をまとっていたことに由来(ユライ)。
◎群舞:参照⇒けちゃ(ケチャ)
ずーふぃりあ
【ズーフィリア】
◇[英]zoophilia
○(1)動物好き。
◎ズーフォビア(zoophobia):動物嫌い。
○(2)獣姦好き。
すふぃんくす
【スフィンクス】
◇[英]sphinx、[伊]sfinge(スフィンジェ)
○(1)[歴]古代エジプトやアッシリアなどの人面獅子身(シシシン)
をした空想上の怪物。
神や王(支配者)の守護神として、王宮・神殿・墳墓などの入
口にその石像が置かれている。
◎特にエジプトのギザの石像(真東を向いている)は有名。
○(2)[ギ神](the Sphinx)女の頭とライオンの胴に翼を備えた
怪物。父はオルトロス(Orthros)、母はエキドナ(Ekhidna)。
テーベ市付近の岩山の上で、通行人に「朝は四脚(ヨツアシ)、昼
は二脚(フタツアシ)、夕(ユウ)べには三脚(ミツアシ)となるものは何か」と
いう謎をかけ、解けない者は殺していた。英雄オイディプスが
「それは人間である」と答えると、海に身を投じて死んだという。
参照⇒おいでぃぷす(オイディプス)
○(3)(転じて)なぞの人物・不可解な人。
◎ギリシア語の「絞め殺す者(sphinx)」から。
すふぃんじぇ
【スフィンジェ】
◇[伊]sfinge、[英]sphinx
○⇒すふぃんくす(スフィンクス)
すふぇあ
【スフェア】
◇[英]-sphere(スフィア)
○[接尾辞]⇒すふぃあ(スフィア)
すふぇろいど
【スフェロイド】
◇[英]spheroid
○[数]⇒かいてんだえんたい(回転楕円体)
すふぇろめーたー
【スフェロメーター】
◇[英]spherometer
○[機]レンズなどの球面の曲率半径を精密測定する器械。
三本の固定脚を球面に載(ノ)せ、その中心にあるネジ式の触
針を上下させて曲面の中心部の高さを測る。固定脚の一本にあ
る目盛と、触針にある補助目盛から曲率半径が求められる。
「球面計」,「たまざし(球指,球尺)」とも呼ぶ。
参照⇒じおぷとりー(ジオプトリー)
ずーふぉびあ
【ズーフォビア】
◇[英]zoophobia
○動物嫌い・動物嫌悪症。
◎ズーフィリア(zoophilia):動物好き/獣姦好き。
すふぉりむ
【スフォリム】
◇Mendele Mocher Sforim
○[人]イディッシュ作家(1836〜1917)。
代表作は『ベミヤン3世の旅』など。
すーふぉーるず
【スーフォールズ】
◇[英]Sioux Falls
○アメリカ合衆国中北部、サウスダコタ州(South Dakota State)
南東部にあるネミハハ郡(Minnehaha County)の郡都。
「シューフォールズ」とも呼ぶ。
ずふとげん
【ズフトゲン】
◇Zoufftgen
○フランス北東部、ロレーヌ地域圏(Region Lorraine)北部の
モーゼル県(Departement Moselle)北西部の小村。
ルクセンブルクとの国境に近い。
◎200610.11(平成18)旅客列車と貨物列車の衝突事故が発生。
死者6人。
すぷーとにく
【スプートニク】
◇[露]Sputnik(従者・同伴者)
○[宇]旧ソ連の人工衛星。
スプートニク1号は世界初の人工衛星。1957.10. 4(昭和32)
打ち上げ成功。直径58センチ・重さ83.6キログラム。
2号は1ヶ月後(11. 3)に打ち上げられ、ライカ(Laika)犬
(メス)1匹を乗せる。重さ500キログラム。
3号は6ヶ月後(1958. 5.15)。重さ1,327キログラム。
4号は1960. 5.15。
5号は1958. 8.19。
参照⇒ぼすとーく(ボストーク)(2)
◎打ち上げの成功にアメリカは核攻撃の脅威を感じた。
参照⇒あるがすさくせん(アルガス作戦)
◎2002.10.(平成14)モスクワ生医学研究所のディミトリ・マラ
シェンコフ(Dimitri C.Malashenkov)の論文により、2号のラ
イカ犬は打ち上げの5〜7時間後に死亡していたことが判明。
すーぶにーる
【スーブニール】
◇[英]souvenir(スーベニア)、[フ]souvenir(スヴニィア)
○⇒すーべにあ(スーベニア)
ずぶのしろうと
【ずぶの素人】
○全くの素人。
参照⇒しろうと(素人)
すふばーとる
【スフバートル】
◇Suhbaatar/Sukhbaatar
○(1)(Suhbaatar Aimag)⇒すふばーとるけん(スフバートル県)
○(2)モンゴル国北部、セレンゲ県(Selenge Aimag)北部にある
県都。
「スヘバートル」とも呼ぶ。
〈人口〉
1999(平成11)2万2,900人(12月1日推計)。
すふばーとるけん
【スフバートル県】
◇[モンゴル語]Suhbaatar Aimag/Suhbaatar Aymag、[英]Se-
lenge Province
○モンゴル国南東部の県。
県都はバローンオルト(Baruun-Urt)。
〈面積〉
8万2,300平方キロメートル。
〈人口〉
1989(昭和64)5万0,800人(1月5日現在)。
2000(平成12)5万6,166人(1月5日現在)。
すふみ
【スフミ】
◇Sukhumi
○グルジア共和国内の北西部、アブハジア自治共和国中央部の
首都。
北緯43.01°、東経41.00°の地。
「ソフミ(Sokhumi)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1989(平成元)11万9,200人。
2002(平成14)11万2,000人。
◎ロシア文字では"Сухуми"。
すぷもーに
【スプモーニ】
◇[伊](複数形)spumoni/(単数形)spumone
○[食]⇒すぷもーね(スプモーネ)
すぷもーね
【スプモーネ】
◇[伊](単数形)spumone/(複数形)spumoni
○[食]イタリア風のアイスクリーム。
果物(クダモノ)や胡桃(クルミ)などが層になって入っている。
◎イタリア語でアイスクリームは「ジェラート(gelato)」。
すーぷら
【スープラ】
◇[登録商標]Supra
○[交]トヨタ自動車株式会社の高級スポーツカー。
◎1986. 2.(昭和61)発売。
2002. 7.(平成14)生産中止。
すぷーらー
【スプーラー】
◇[英]spooler
○[計]応用プログラムの実行より遅いプリンタ(印字装置)など
で、出力データを高速のハードディスク(HD)などに一時的に
書き込み、応用プログラムへは完了を通知して処理能力を高め
る機能。
実際のデータの出力は応用プログラムの実行と並行しながら、
独自に出力(印字)が行われる。
参照⇒すぷーる(スプール)(4),ばっふぁーめもりー(バッファ
ーメモリー,バッファー・メモリー)
すぷらいさー
【スプライサー】
◇[英]splicer
○[映][放]フィルムや磁気テープなどを継ぎ合せる器具。
編集や切断の修復に使用される。
参照⇒すぷらいしんぐてーぷ(スプライシングテープ),すぷ
らいす(スプライス)
すぷらいしんぐ
【スプライシング】
◇[英]splicing
○[生]遺伝子やDNAの一部を切り取ったり、接合したりする
操作や過程。
DNAがRNAに転写された後、タンパク質合成の情報をも
たないイントロン(intron)を切り取り、タンパク質合成の情報
をもつエキソン(exon)だけを接合して、伝令RNAが作られる。
参照⇒いんとろん(イントロン),えきそん(エキソン),すぷら
いす(スプライス)(3),いでんしくみかえ(遺伝子組み換え,遺伝
子組換え)
すぷらいしんぐてーぷ
【スプライシングテープ】
◇[英]splicing tape
○[映][放]フィルムや磁気テープなどを継ぎ合せる接着テープ。
参照⇒すぷらいさー(スプライサー)
すぷらいす
【スプライス】
◇[英]splice
○(1)(縄などを)組み継ぎする。縒(ヨ)り継ぎする。
○(2)(木材などを)接合する・結合する。
○(3)[生](遺伝子・DNAの切片などを)接合する。
参照⇒すぷらいしんぐ(スプライシング),いでんしくみかえ
(遺伝子組み換え,遺伝子組換え)
すぷらいと
【スプライト】
◇[英]sprite
○(1)(いたずら好きな)妖精(ヨウセイ)・小妖精・小鬼。
「ピクシー(pixie,pixy)」とも呼ぶ。
参照⇒ふぇありー(フェアリー)(1)
○(2)[食](Sprite)日本コカ・コーラ社製の、レモンライムフ
レーバーの炭酸飲料。
すぷらうと
【スプラウト】
◇[英]sprout
○(1)[植]芽・新芽。
参照⇒ひこばえ(蘖)(2)
○(2)[食]もやし。
参照⇒もやし(もやし,萌やし,萌し)
◎ダイコン(大根)のスプラウト:穎割(カイワ)れ。
すぷらとりーぐんとう《すぷらとりーぐんたう》
【スプラトリー群島】
◇[英]the Spratly Islands
○[地]⇒なんさしょとう(南沙諸島)
すぷらとりーしょとう《すぷらとりーしよたう》
【スプラトリー諸島】
◇[英]the Spratly Islands
○[地]⇒なんさしょとう(南沙諸島)
すぷらとりーとう《すぷらとりーたう》
【スプラトリー島】
◇[英]the Spratly Island
○[地]ベトナムが実効支配する、南沙諸島(スプラトリー諸島)
の最大島。
北緯8.64°、東経11.92°の地。
ベトナム名は「チュオンサ島(Dao Truong Sa)」,「チュオンサ
ロン島(Dao Truong Sa Lon)」。
すぷりっと
【スプリット】
◇[英]split(割く・大股開き)
○(1)[運]ボーリング用語。第一投(トウ)で第1ピンは倒れ、か
つ2本以上のピンが残ったとき、それらの位置が左右に離れ離
れになっている状態。
第二投でスペアがとりにくい。
○(2)[運]重量挙げ用語。前後開脚姿勢。
肩まで上げたバーベルの差し上げる距離を短くするため、体
を低くして前後に両脚を開いた姿勢。
◎スプリットジャーク
すぷりんきんぐ
【スプリンギング】
◇[英]springing
○[建]⇒ききょうてん(起拱点)
★[1]すぷりんぐ
【スプリング】
◇[英]spring
○(1)跳躍。
○(2)弾性。
○(3)バネ。
⇒ばね(バネ,発条,撥条,弾機)
○(4)[地](英語で)いずみ(泉)。
⇒いずみ(泉)(1)
◎「(水が)吹き出す」の意味。
○()
[2]すぷりんぐ
【スプリング】
◇[英]spring
○[暦](英語で)春・春期。
◎「(植物の芽が)吹き出す」季節の意味。
すぷりんぐえいと
【スプリング8】
【SPring−8】
◇[英]Super Photon ring-8
○兵庫県南西部の播磨科学公園都市の一角、佐用郡(サヨウグン)三
日月町(ミカヅキチョウ)三原(ミハラ)にある、(財)高輝度光科学研究セ
ンター(JASRI)の大型放射光研究施設。
8億電子ボルトの電子を蓄積して放射光を発生させる。
物質の分析に用いられる。
施設の約6割の理化学研究所と日本原子力研究所に所属。
◎1990.12.(平成 2)財団法人高輝度光科学研究センター、設立。
1997.10.(平成 9)SPring−8、供用開始。
2004. 8.31(平成16)台風16号でドーナツ状の蓄積リング棟の
屋根2ヶ所が大きくはがれ、大量の雨水で浸水。
2004. 9. 8(平成16)台風18号で実験ホールなどの屋根の一部
がはがれて浸水。
2005. 7. 2(平成17)実験室でステンレス製実験装置のベリリ
ウム製窓が破裂し、研究者2人が軽傷を負う。
2010. 3. 5(平成22)年間収入の約8割にあたる十数億円を、
所管官庁の文部科学省OBが社長(旧:科学技術庁)を務める人
材派遣会社(天下り企業)に支払っていることが判明。
すぷりんぐこーと
【スプリングコート】
◇[和製英語]spring coat
○[服]⇒がいとう(外套)
すぷりんぐふぃーるずしゃ
【スプリングフィールズ社】
◇[英]Springfields Fuel Limited
○[原]イギリスの原子力燃料事業会社。
NDA(原子力廃止措置機構)の傘下で、サイト許可会社
(Site License Company)(SLC)の運営で、アメリカの大手原
子力会社(Westinghouse Electric Company)の現地子会社が管
理・操業する。
略称はSFL。
参照⇒えぬでぃえー(NDA)
すぷりんぐふぃーるど
【スプリングフィールド】
◇Springfield
○(1)アメリカ合衆国北東部、マサチューセッツ州(Massachu-
setts State)南西部のハンプデン郡(Hampden County)中南部に
ある郡都。工業都市。
アメリカ軍兵器廠(ヘイキショウ)があり、軍需産業が盛ん。
〈人口〉
1970(昭和45)16万3,905人。
1975(昭和50)17万人。
1995(平成 7)15万8,000人、52万人(都市域)。
◎スプリングフィールド銃
○(2)アメリカ合衆国中東部、イリノイ州(Illinois State)中
央部にある州都。
リンカーンの墓地がある。
〈人口〉
1970(昭和45) 9万1,753人。
1995(平成 7)11万人。
○(3)アメリカ合衆国中央部、ミズーリ州(Missouri State)南
西部のグリーン郡(Greene County)中央部にある郡都。
○(4)アメリカ合衆国中央東部、ケンタッキー州(Kentucky Com-
monwealth)中北部にあるワシントン郡(Washington County)の
郡都。
○(5)アメリカ合衆国北西部、オレゴン州(Oregon State)西部、
レーン郡(Lane County)の町。
すぷりんくらー
【スプリンクラー】
◇[英]sprinkler
○(1)[農]畑の作物や庭園の草花などに、灌水(カンスイ)ほ散布す
る装置。散水装置。
○(2)天井などに設置する、消火用の自動散水装置。
天井のセンサーが室温を感知し、火災などで一定以上に上昇
すると屋内に散水を開始するもの。
すぷりんたー
【スプリンター】
◇[英]sprinter
○(1)[運]陸上競技などで短距離の走者。
参照⇒あすりーと(アスリート)
○(2)[運]水上競技などで短距離の泳者。
○(3)短距離向きの競走馬。
○(4)[交](Sprinter)トヨタ自動車(株)の乗用車。
◎1968. 4.(昭和43)発売。
1982. 8.(昭和57)スプリンター・カリブ(Sprinter Carib)、
発売。
[1]すぷりんと
【スプリント】
◇[英]sprint
○(1)(短距離を)全力で疾走(シッソウ)・力泳(リキエイ)・力漕(リキソウ)
すること。また、その瞬発力。
○(2)[運]陸上競技・水泳競技・ボートレース・スピードスケ
ートなどの短距離レース。
○(3)[運]自転車競走で走行技術と短距離の速さを競うレース。
トラックを2〜3周する約1千メートルの距離を走行して着
順を競う。最後の200メートルは一気に全力疾走する。
もと「スクラッチ・レース(scratch race」),「スクラッチ」と
呼んでいた。
[2]すぷりんと
【スプリント】
◇[英]splint
○(1)[医](骨折部分に当てる)副木(ソエギ)。
○(2)(箱などを組む)折(ヘ)ぎ板。
⇒へぎいた(折ぎ板,折板,剥ぎ板,剥板)
すぷーる
【スプール】
◇[英]spool
○(1)糸巻き・糸巻き枠(reel)。
○(2)[写]カメラ・映写機で、ロール・フィルムの巻軸。
参照⇒ぱとろーね(パトローネ)(2)
○(3)録音テープ・タイプライターで、テープやリボンなどの
巻軸。
○(4)[計]応用プログラムの実行より遅いプリンタ(印字装置)
などで、出力データを高速のハードディスク(HD)などに一時
的に書き込む領域。また、その機能。
参照⇒すぷーらー(スプーラー),ばっふぁーめもりー(バッファ
ーメモリー,バッファー・メモリー)
すぷるーがとうげ《すぷるーがたうげ》
【スプルーガ峠】
◇[伊]Passo dello Spluga、[独]Spluegenpass
○[地]⇒しゅぷりゅーげんとうげ(シュプリューゲン峠)
すぷーるす
【スプルース】
◇[英]spruce
○[植](英語で)トウヒ(唐檜)。
⇒とうひ(トウヒ,唐檜)(1)
すふれ
【スフレ】
◇[フ]souffle
○[料]卵白を泡立て、魚肉・ホワイトソース・果物・チーズな
どと和(ア)えて軽く焼いた料理。
参照⇒めれんげ(メレンゲ)
すぷれーざき
【スプレー咲き】
◇[英]spray blossom
○(1)[俗][農]散形花序の俗称または園芸用語。
⇒さんけいかじょ(散形花序,繖形花序,傘形花序)
○(2)[俗][農]散房花序の俗称または園芸用語。
⇒さんぼうかじょ(散房花序,繖房花序)
すぷれっど
【スプレッド】
◇[英]spread(広げる)
○(1)[食]パンやクラッカーに塗る、ジャム・バター・ペース
トなどの総称。
○(2)食卓・ベッドなどの家具を覆(オオ)うものの総称。テーブ
ルクロス・ベッドカバーなど。
○(3)拡大・普及。
○(4)(病気の)蔓延(マンエン)。
○(5)(新聞・雑誌の2ページにわたる)見開き。
すぷれっどしーと
【スプレッドシート】
◇[英]spreadsheet
○(1)集計用紙。
○(2)[計]表計算ソフトで入力や計算などを行う、行と列から
なる表の形式の画面。
○(3)[計](転じて)表計算ソフト。財務管理・販売管理などの
会計処理ソフト。
すぷれも
【スプレモ】
◇[西]supremo(最高級の)
○[食]コロンビア産コーヒーの最高級品。
ワインに似た甘い香りと独特の酸味があり苦味は少ない。
すぷれんでぃど
【スプレンディド】
◇[英]splendid
○(1)[形]華麗な、壮麗な。
○(2)[形]輝かしい、見事な。
○(3)[形]すばらしい、すてきな。
すぷろけっと
【スプロケット】
◇[英]sprocket
○(1)[機]⇒くさりはぐるま(鎖歯車)
○(2)[写][計]フィルムやコンピュータの印刷用紙などを送り
出す歯車。
参照⇒すぷろけっとほーる(スプロケットホール)
すぷろけっとほいーる
【スプロケットホイール】
◇[英]sprocket wheel
○(1)[機]⇒くさりはぐるま(鎖歯車)
すぷろけっとほーる
【スプロケットホール】
◇[英]sprocket hole
○[写][計]鎖歯車(スプロケット)で送り出すため、フィルムや
コンピュータの印刷用紙などの両端または片端に一定間隔で開
けられた穴。
フィルムでは「パーフォレーション(perforation)」とも呼ぶ。
参照⇒ぷりんたようし(プリンタ用紙)
★すぷーん
【スプーン】
◇[英]spoon
○(1)[料]
「匙(サジ)」とも呼ぶ。
◎テーブルスプーン(tablespoon)(大匙):15cc。
ティースプーン(teaspoon)(小匙):5cc。
ボール(bowl):先のくぼみ。
○(2)[海]水掻き部がスプーン状になったオール。
「匙櫂(サジカイ)」とも呼ぶ。
○(3)[運]ゴルフクラブの一種。
ウッドの三番で、高打ち用のもの。
○(4)擬餌鉤(ギジバリ)(ルアー)の一種。
スプーン状の金属板がついたもので、水中でゆらゆらと動き、
魚を誘い出すもの。
「おびき(誘き)」,「おびきがね(誘い金)」とも呼ぶ。
すぷーんきょうそう《すぷーんきやうそう》
【スプーン競走】
◇[和製英語]spoon race
○[運]⇒すぷーんれーす(スプーンレース)
すぷーんじるし
【スプーン印】
○[経]三井製糖株式会社製の砂糖のブランド名。
すぷーんれーす
【スプーンレース】
◇[和製英語]spoon race
○[運]運動会などで行われる競技の一種。
匙(サジ)型のしゃくしの上に玉をのせ、落とさないように走
る競走。
テーブルスプーン(大匙)にピンポン玉をのせる場合もある。
「スプーン競走」とも呼ぶ、
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