フレーム版に戻る ノンフレーム版に戻る ホームページに戻る

                    PDD図書館管理番号       0001.0054.2500.01

                 百   科   辞   書    《そな》     編集:獨  澄旻

-------- そな --------------------------------------------------
そなー
	【ソナー】
	【SONAR】
	◇[英]sound navigation ranging
	○[海]水中音波探知機。
	 船舶などの水中音響機器の総称で、水中の物体を音波を利用
	して探知する装置。
	 超音波を発信(アクティブソナー)してその反射されて戻って
	くる時間から他の船舶や魚群への距離を、反射音の方向からそ
	の物体の方向を知ることができる。民用としては魚群探知機な
	どに使用される。
	 軍用では潜水艦などの様に信号を発信しない水中聴音機(パッ
	シブソナー)や、哨戒機から投下またはヘリコプターから水中に
	吊り下げて潜水艦や水上艦艇・機雷などの探索にも使用される。
	 参照⇒そのぶい(ソノブイ),りもーとせんしんぐ(リモート・
	センシング),おんもん(音紋),えこーろけーしょん(エコーロケ
	ーション)(2)
	◎水中の音波は、水温・塩分濃度・水圧の3要件によって、伝
	わる速度・方向・角度が異なる。
	 そのため潜水艦などの位置の特定には、海底地形のほかに、
	その海域の水質と水深の3要件を熟知していなければならない。
	 参照⇒だいいちれっとうせん(第一列島線,第1列島線),だい
	にれっとうせん(第二列島線,第2列島線)
そないこう《そないかう》
	【祖納港】
	◇[日]Sonai Ko
	○沖縄県八重山郡(ヤエヤマグン)の与那国町(ヨナグニチョウ)祖納、八重
	山諸島の与那国島(ヨナグニジマ)北部にある港。
★そなう
	【具う】
	○
そなた
	【ソナタ】
	◇[登録商標]Sonata
	○[交]韓国の現代自動車の乗用車(中型セダン)。
	◎2005. 9.10(平成17)日本で販売開始。
そなーる
	【ソナール】
	◇[西]sonar
	○(スペイン語で)鳴る。
	 参照⇒そにゃーる(ソニャール)
そなれまつ
	【磯馴松】
	○潮風のために樹木の幹や枝が磯や地に低くなびき傾いて生え
	ている松。
そなん
	【蘇南】
	◇[中]Sunan
	○中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)南部の地域。
	 長江(Chang Jiang)(揚子江)南岸に位置する、おおよそ南京
	市(Nanjing Shi)(ナンキンシ)・蘇州市(Suzhou Shi)(ソシュウシ)・無錫
	市(Wuxi Shi)(ムシャクシ)・常州市(Changzhou Shi)(ジョウシュウシ)・鎮
	江市(Zhenjiang Shi)(チンコウシ)の5市。
★そにー
	【ソニー】
	【SONY】
	○[経]
	◎1958. 1. 1(昭和33)東京通信工業株式会社、ソニー株式会社
	と改称。
[1]そにあ
	【ソニア】
	◇[露]sonya/Sonya
	○⇒そーにゃ(ソーニャ)
[2]そにあ
	【ソニア】
	◇[英]Sonia
	○(1)[人]⇒そーにゃ(ソーニャ)(2)
	○(2)[歴][軍]第二次世界大戦時、日本の陸軍九九式襲撃機(三
	菱キ51)の連合国コードネーム。
そにか
	【ソニカ】
	【SONICA】
	○[交]ダイハツ工業社製の軽乗用車。
	◎2006. 6.19(平成18)発売。車高は1.47メートル。
そにーぎんこう《そにーぎんかう》
	【ソニー銀行】
	◇[英]Sony Bank Inc.
	○[経][通]インターネット取引専業銀行の一つ。
	 本店は東京都港区南麻布。
	◎2001. 6.(平成13)開業。
そにこん
	【ソニコン】
	◇[英]sonic control
	○[電]ソニック・コントロール(音波操作・音波制御)の和略語。
	 リモコン(遠隔操作)の一種で、笛・拍手などで操作するもの。
	 周囲の雑音による誤動作が発生し易(ヤス)い欠点がある。
	 参照⇒りもこん(リモコン)
そにど
	【ソニド】
	◇[西]sonido、[英]sound
	○(スペイン語で)音。
そにとぷるけん
	【ソニトプル県】
	◇[英]Sonitpur District
	○インド北東部、アッサム州(Assam State)北部の県。北部を
	アルナーチャル・プラデシュ州(Arunachal Pradesh State)に
	隣接。
	 県都はテズプル(Tezpur)。
そにむら
	【曽爾村】
	◇[日]Soni Mura
	○奈良県北東部、宇陀郡(ウダグン)の村。
	〈面積〉
	 47.84平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)2,644人。
そーにゃ
	【ソーニャ】
	◇[露]sonya/Sonya
	○(1)[哺](ロシア語で)ヤマネ(山鼠)。
	 ⇒やまね(ヤマネ,山鼠,冬眠鼠)
	◎ロシア文字では"соня"。
	○(2)[人]スラブ語系の女性名。
	 「ソニア(Sonia)」とも呼ぶ。
	◎ロシア文字では"Соня"。
そにゃーる
	【ソニャール】
	◇[西]sonar
	○(スペイン語で)夢見る。
	 参照⇒そなーる(ソナール)
	◎"n"の上にはティルデ(〜)が付く。
	 参照⇒てぃるで(ティルデ)(1)
そーぬえろあーるけん
	【ソーヌエロアール県】
	【ソーヌ・エ・ロアール県】
	◇[フ]Departement Saone-et-Loire、[英]Saone-et-Loire Pre-
	fecture
	○フランス中北東部、ブルゴーニュ地域圏(Region Bourgogne)
	南部の県。北部をコートドール県(Departement Cote-d'Or)、
	北西部をニエーブル県(Departement Nievre)に接する。
	 県都はマコン(Macon)。
	 「ソーヌエロワール県」とも呼ぶ。
そーぬえろわーるけん
	【ソーヌエロワール県】
	◇[フ]Departement Saone-et-Loire、[英]Saone-et-Loire Pre-
	fecture
	○⇒そーぬえろあーるけん(ソーヌエロアール県,ソーヌ・エ・
	ロアール県)
そーぬがわ《そーぬがは》
	【ソーヌ川】
	◇[フ]Fleuve Saone/Riviere Saone/la Saone
	○[地]フランス北東部のボージュ山脈(Vosges montagnes)に発
	源して南流し、リヨン(Lyon)でローヌ川(Fleuve Rhone)に合流
	する川。
そねざき
	【曽根崎】
	◇[日]Sonezaki
	○大阪府大阪市北区の地名。
	◎北区には曽根崎新地もある。
	 旧住所は西成郡曽根崎村。
そねざきしんじゅう《そねざきしんぢゆう》
	【曾根崎心中】
	○[劇]浄瑠璃の一つ。近松門左衛門作の世話物。一段、三場。
	 1703(元禄16. 4. 7)大坂内本町の醤油屋平野屋の手代徳兵衛
	と北の新地の天満屋(テンマヤ)の遊女お初が曾根崎天神(露天神社
	<ツユテンジンジャ>)の森で情死した事件を脚色。
	 翌月大坂竹本座で初演。悪友九平次の奸策(カンサク)で窮地に落
	ち、恋と男の面目のため心中する。
	 通称は「お初徳兵衛」。
	 参照⇒つゆてんじんじゃ(露天神社)
	◎近松最初の世話浄瑠璃で、道行文は名文として名高い。
そねざきしんち
	【曽根崎新地】
	◇[日]Sonezaki Shinchi
	○大阪府大阪市北区の地名。
	◎北区には曽根崎もある。
そねざきてんじん
	【曾根崎天神】
	○⇒つゆてんじんじゃ(露天神社)
★そねっと
	【ソネット】
	◇[英]sonnet
	○(1)イタリア起源の詩の一形式。十四行詩。
	○(2)[経](Sonnet)アメリカの筆記具製造会社パーカー(Parker 
	Pen Company)社製万年筆のブランド名。
	 キャップのクリップが矢印型になっている。
そのかみ
	【園神】
	○⇒そののかみ(園神)
そのかみまつり
	【園神祭】
	○⇒そののかみ(園神)
そのからのかみ
	【園韓神】
	○宮内省内に皇室の守護神として祀(マツ)られていた園神と韓神。
	 参照⇒そののかみ(園神),からのかみ(韓神),きゅうちゅうさ
	んでん(宮中三殿)
	◎平安遷都以前からその地にあり、移転しようとしたが神勅が
	あって皇室の守護神として祀られることになったという。
	 平安時代には陰暦二月と十一月の丑(ウシ)の日に、園神祭とと
	もに韓神祭が盛大に行なわれたが、中世以後衰微し、廃絶。
	◎園神は南、韓神は北に祀られていた。
そのしーと
	【ソノシート】
	◇[登録商標]Sonosheet
	○[楽]塩化ビニールまたは紙をベースにした塩化ビニールで作
	られた薄いレコード盤。安価に量産ができるため、音楽以外に
	ニュース音声・英会話・朗読・落語・CMなど多方面に利用さ
	れ、専門雑誌も発売された。
	 レコード盤と同じ原理で、一般のレコード・プレーヤー(蓄
	音機)で再生する。
	 一般名称にも使用された「ソノシート」は朝日ソノラマの登録
	商標。
	 「フォノシート」,「シートレコード」とも呼ぶ。
	◎1958(昭和33)ころ、フランスで発明。
	 1959.11. 8(昭和34)音の出る雑誌KODAMA(コダマプレ
	ス)、創刊。
	 1959.12.10(昭和34)朝日ソノプレス、「朝日ソノラマ」を創刊。
	のち朝日ソノラマに社名変更。
	 2007. 6.21(平成19)朝日新聞社、子会社の朝日ソノラマを9
	月末で解散すると発表。
そのてはくわない《そのてはくはない》
	【その手は食わない】
	○[慣用句]その手(計略)には引っかからない。そんな手には乗
	らない。そんな手にはだまされない。
	 参照⇒そのてはくわなのやきはまぐり(その手は桑名の焼き
	蛤,その手は桑名の焼蛤,其の手は桑名の焼き蛤,其の手は桑名
	の焼蛤)
そのてはくわなのやきはまぐり《そのてはくはなのやきはまぐり》
	【その手は桑名の焼き蛤】
	【その手は桑名の焼蛤】
	【其の手は桑名の焼き蛤】
	【其の手は桑名の焼蛤】
	○[慣用句]「その手(計略)は食わないよ」ということの「食わな
	い」を地名の「桑名(クワナ)」に掛け、さらに桑名名物の焼き蛤を言
	い加えた掛け詞(コトバ)。
	 参照⇒そのてはくわない(その手は食わない)
そのなはふじやま
	【その名はフジヤマ】
	◇[西]Se Llama Fujiyama
	○[楽]チューチョ・ナバロ(Chucho Navarro)とみナみかズみ
	(安井かずみ)作詞、チューチョ・ナバロ作曲の歌謡曲。
	 歌はトリオ・ロス・パンチョス(Trio Los Panchos)/アント
	ニオ古賀。
	◎1961(昭和36)トリオ・ロス・パンチョスの日本公演でオリジ
	ナル曲として発表。
	 1961. 4. 5(昭和36)アントニオ古賀の歌でシングル発売。
	◎トリオ・ロス・パンチョスはアルフレド・ジル(Alfredo Gil)、
	ナバロ、ラファエル・バスルト(Rafael Basurto)の3人。
そののかみ
	【園神】
	○宮内省内に皇室の守護神として祀(マツ)られていた神。
	 「そのかみ(園神)」とも呼ぶ。
	 参照⇒からのかみ(韓神),そのからのかみ(園韓神)
	◎韓神である大己貴神(オオナムチノカミ)の和魂(ニギミタマ)としての大物
	主神(オオモノヌシノカミ)。
そのはらこ
	【薗原湖】
	◇[日]Sonohara Ko
	○[地]群馬県利根郡(トネグン)にある、利根川上流(片品川)の薗
	原ダムによる人造湖。
そのぶい
	【ソノブイ】
	◇[英]sonobuoy
	○[軍]対潜捜索兵器の一種で、水中音響探知機と無線送信機を
	内蔵するブイ(浮標)。
	 航空機から海上に投下されると海面に浮き、自動的に水中の
	音波を探知してそのデータを無線信号で母機に送り潜水艦の存
	在を知らせる装置。
	 通常、同時に複数個を使用し、それらの波長の違いから、よ
	り正確に位置を認識する。
	 参照⇒そなー(ソナー,SONAR)
	◎ヘリコプターからワイヤーで海中に吊り下げるタイプもある。
	◎魚群探知や海底の地殻構造の探査にも用いる。
そのべちょう《そのべちやう》
	【園部町】
	◇[日]Sonobe Cho
	○[古]京都府中央部、船井郡(フナイグン)の町。
	◎2006. 1. 1(平成18)船井郡の園部町・八木町(ヤギチョウ)・日吉
	町(ヒヨシチョウ)と北桑田郡(キタクワダグン)の美山町(ミヤマチョウ)の4町が
	合併して南丹市(ナンタンシ)を発足。
そのまぐん
	【ソノマ郡】
	◇[英]Sonoma County
	○アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州(California State)
	中北西部の郡。東部をナパ郡(Napa County)に接し、西部を太
	平洋に面する。
	 郡都はサンタローザ(Santa Rosa)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)29万2,275人。
	 1990(平成 2)38万8,222人。
	 2000(平成12)45万8,614人。
そのままのきみでいて
	【そのままの君でいて】
	○[楽]岡本真夜作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌も岡本真夜。
	◎1997(平成 9)。
	 2010. 4.(平成22)中国の上海万博のPRソング『2010年はあ
	なたを待っている』に盗作疑惑が発生。
そのめーたー
	【ソノメーター】
	◇[英]sonometer
	○[医]⇒おーでぃおめーたー(オーディオメーター)(1)
そのら
	【ソノラ】
	◇Sonora
	○(1)(estado de Sonora)⇒そのらしゅう(ソノラ州)
	○(2)アメリカ合衆国南西、カリフォルニア州(California 
	State)中央部のトゥオルミ郡(Tuolumne County)西部にある郡
	都。
そのらしゅう《そのらしう》
	【ソノラ州】
	◇[西]estado de Sonora、[英]Sonora State
	○メキシコ北西部の州。東部をチワワ州(estado de Chihuahua)、
	北西端をバハカリフォルニア州(estado de Baja California)
	に接し、北部をアメリカ合衆国に隣接。
	 州都はエルモシーリョ(Hermosillo)。
	〈面積〉
	 18万4,934平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)221万6,969人(2月14日)。
	 2005(平成17)239万4,861人(10月17日)。
そば
	【ソバ】
	【蕎麦】
	○(1)[植]([学]Fagopyrum esculentum)ナデシコ目(Caryophyl-
	lales)タデ科(Polygonaceae)ソバ属(Fagopyrum)の一年草の穀
	類作物。
	 茎は中空で赤みを帯び、高さは約40〜90センチメートル。葉
	は三角形で葉柄の基部は鞘(サヤ)となって茎を包む。夏または秋
	に小型の白い花が密集して咲く。
	 果実は三角卵形で緑白色で、熟し乾燥すると黒くなる。胚乳
	をひいて蕎麦粉を製する。
	 収穫までの期間が短く、荒れ地にもよく育つ。多くの品種が
	あり夏ソバ・秋ソバに大別される。
	 原産地は中央アジアとされ、中国・朝鮮から古く日本に渡来。
	シベリア・東アジア・インドなどで広く栽培されている。
	 「クロムギ(黒麦)」とも呼ぶ。
	◎ソバ殻(ガラ)は枕の詰め物に使用される。
	◎古名の「そばむぎ」は「稜(ソバ)」のある麦という意味。
	○(2)[食]そば粉に小麦粉、つなぎとしてヤマイモ・卵白など
	を加え、水でこねて薄くのばし、細長く切った食品。
	 ゆでて、つけ汁に浸したり、または汁をかけて食べる。
	 「生蕎麦(キソバ)」,「そばきり(蕎麦切り)」とも呼ぶ。
	 江戸の大工の隠語では「下げ縄」と呼ぶ。
	◎そば切り包丁
	◎更科(サラシナ)蕎麦:上等の白いソバ。
	 薮(ヤブ)蕎麦:甘皮(アマカワ)も一緒に挽(ヒ)いたそば粉で作るソ
	バ。
	◎都都逸(ドドイツ):信州(シンシュウ)信濃(シナノ)の新蕎麦(シンソバ)よ
	りも/わたしゃ貴方(アナタ)の傍(ソバ)がいい。
	 参照⇒しんそば(新ソバ,新蕎麦)
	○(3)[食]中華ソバ。ラーメン。
	 ⇒らーめん(ラーメン,拉麺,老麺)
	○(4)[俗]私娼。夜鷹。
	◎「夜鷹そば」から。
	 参照⇒よね(娼)
そばえ《そばへ》
	【戯】
	【戯え】
	○(1)戯(タワ)れること・巫山戯(フザケ)ること。
	○(2)狂い騒ぐこと。
	○(3)通り雨。私雨(ワタクシアメ)。天気雨(テンキアメ)。
	 参照⇒わたくしあめ(私雨),てんきあめ(天気雨)
そばか
	【ソバカ】
	◇[露]sobaka
	○[哺](ロシア語で)イヌ(犬)。
	 ⇒いぬ(イヌ,犬)
	◎ロシア文字では"собака"。
★そばかす
	【雀斑】
	○
そばがわら《そばがはら》
	【側がわら】
	○[海]⇒かじき(加敷,加鋪,梶木)
	◎「かわら」は「(「舟」偏+「元」)」と書く。
そはーぐ
	【ソハーグ】
	◇Sohag/Suhag、[アラビア語]Suhaj
	○(1)(Muhafazat Suhaj)⇒そはーぐけん(ソハーグ県)
	○(2)エジプト中央部、ナイル川中流域の県。
	 北緯26.55°、東経31.69°の地。
	 「サウハージュ(Sawhaj)」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1976(昭和51)10万1,758人。
	 1986(昭和61)13万2,965人。
	 1996(平成 8)17万0,125人。
そはーぐけん
	【ソハーグ県】
	◇[アラビア語]Muhafazat Suhaj、[英]Sohag Governorate、
	[フ]gouvernorat de Sohag
	○エジプト中央部、ナイル川中流域の県。北部をアシュート県
	(Muhafazat Asyut)、南部をケナ県(Muhafazat Qina)に接する。
	 県都はソハーグ。
	〈面積〉
	 1,547平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1996(平成 8)312万3,000人(11月19日現在)。
そばぐり
	【ソバグリ】
	【稜栗】
	○[植]⇒ぶな(ブナ,山毛欅,椈)
★そばこ
	【ソバ粉】
	【蕎麦粉】
	○[食]
	 参照⇒いちばんこ(一番粉),にばんこ(二番粉),さんばんこ
	(三番粉)
そばぜん
	【側膳】
	○⇒えびすぜん(夷膳,恵比寿膳)
そばつぶやま
	【蕎麦粒山】
	◇[日]Sobatsubu Yama
	○(1)[地]埼玉県秩父市(チチブシ)と東京都西多摩郡(ニシタマグン)奥
	多摩町(オクタママチ)の境にある山。標高1,472メートル。
	 西に仙元峠(センゲントウゲ)がある。
	○(2)[地]静岡県中西部、榛原郡(ハイバラグン)の本川根町(ホンカワネチョ
	ウ)と中川根町(ナカカワネチョウ)、周智郡(シュウチグン)春野町(ハルノチョウ)の
	境にあり、磐田郡(イワタグン)水窪町(ミサクボチョウ)にまたがる山。標
	高1,627メートル。
	○(3)[地]岐阜県揖斐郡(イビグン)坂内村(サカウチムラ)にある山。標
	高1,297メートル。
そばのき
	【ソバノキ】
	【蕎麦の木】
	【稜の木】
	○(1)[植]カナメモチ(要黐)の別称。
	 ⇒かなめもち(カナメモチ,要黐)
	○(2)[古][植]ブナの古称。
	 ⇒ぶな(ブナ,山毛欅,椈)
そひいろ
	【そひ色】
	【蘇比色】
	◇「そひ」は「(「糸」偏+「熏」:補助5264)」とも書く。
	○[色]茜(アカネ)で染めた緋色の薄い色。
	◎C=0,M=64,Y=68,B=4。
★そびえとしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう
	《そびえとしやくわいしゆぎきようわこくれんぱう》
	【ソビエト社会主義共和国連邦】
	◇[英]the Union of Soviet Socialist Republics
	○[歴]ユーラシア北部、ロシア連邦を中心とした世界初の社会
	主義国。
	 首都はモスクワ。
	 略称は「ソ連」,「ソビエト連邦」,「USSR」,「CCCP」。
	 「赤露(セキロ)」とも俗称された。
	〈面積〉
	 2,240万2,000平方キロメートル。
	 アジア  :1,683万1,000平方キロメートル。
	 ヨーロッパ:  557万1,000平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)2億5,893万人。
	 アジア  :   6,769万人。
	 ヨーロッパ:1億9,124万人。
	 1984(昭和59)2億7,500万人。
	 1988(昭和63)2億8,368万人。
	◎1934. 9.(昭和 9)国際連盟、加入。
	〈歴代首相〉
	 スターリン。
	 ブルガーニン(Nikolai Aleksandrovich Bulganin)(1955〜
	1958)。
	 フルシチョフ(Nikita Sergeevich Khrushchyov)(1958〜1964)。
	 アレクセイ・ニコラエビチ・コスイギン(Aleksei Nikolae-
	vich Kosygin)(1964〜1980.12.18)。
	 ゴルバチョフ(Mikhail Sergeevich Gorbachyov)。
	◎1917(大正 6)ロシアの十月革命によって成立。
	 1991.12.(平成 3)解体。
	◎ソ連経済の崩壊は、1970年代に石油ショックの原油価格高騰
	でソ連の歳入が急激に増え、その大半を軍事費に投入、その後
	に石油価格が下落したのが遠因と言われている。
★そびえとふぃんらんどせんそう《そびえとふいんらんどせんさう》
	【ソビエト・フィンランド戦争】
	◇[英]the Soviet-Finnish War
	○(1)[歴]ソ連軍がフィンランドに侵攻した戦争(1939〜1940)。
	 1939.11.30(昭和14)ソ連軍、宣戦布告なしに侵攻を開始。
	 1940. 3.12(昭和15)講和条約を締結し停戦。
	 「フィンランド進駐」とも呼ぶ。
	○(2)[歴]⇒ふぃんらんどそびえとせんそう(フィンランド・ソ
	ビエト戦争)(1)
そびえとれんぽう《そびえとれんぱう》
	【ソビエト連邦】
	◇[英]the Soviet Union
	○[歴]⇒そびえとしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう(ソビ
	エト社会主義共和国連邦)
そびら
	【背】
	◇「背平(ソヒラ)」の意。
	○せなか。うしろ。
[1]そーぷ
	【ソープ】
	◇[英]soap
	○セッケン(石鹸)。
	 ⇒せっけん(セッケン,石鹸)
[2]そーぷ
	【ソープ】
	◇THORP
	○[原]イギリスのイングランド地方北西部、カンブリア州(the 
	County of Cumbria)西部のセラフィールド(Sellafield)にある
	核燃料再処理工場。
	 参照⇒せらふぃーるどげんしりょくはつでんしょ(セラフィ
	ールド原子力発電所)
	◎1974(昭和49)再処理工場が長期間稼働を停止。
	 2004. 9.(平成16)EU、屋外貯蔵プール施設B30を巡り核
	物質を30年間放置したとしてイギリスをヨーロッパ司法裁判所
	(ECJ)に提訴。
	 2005. 4.(平成17)放射性溶液漏れ事故が発覚。
	 2006. 5.(平成18)イギリスの安全衛生庁(HSE)、工場を運
	転する英国原子力グループ(BNG)を地方裁判所に告発。
ぞーぶ
	【ゾーブ】
	◇[登録商標]Zorb
	○[運]遊具の一種。
	 外球3.2メートル・内球1.8メートルのビニール製ボールの中
	に人が入って、専用コースの斜面を転がるもの。
	 1990年中ころにニュージーランドで発明。
	 参照⇒らーと(ラート)
	◎ニージーランド(New Zealand)の「Z」と球体(orb)からの造語。
そふぁー
	【ソファー】
	◇[英]sofa
	○後ろに背もたれ(back)があり、両端には肘掛(ヒジカ)け(arms)
	のある、2人以上ゆったりと腰掛けられる、スプリングの利い
	た長椅子。
	 参照⇒ぺんち(ベンチ)(1)
	◎背もたれも肘掛けもない長椅子:⇒[1]おっとまん(オットマ
	ン)(1)
そふぃー
	【ソフィー】
	◇Sophie/Sophy
	○[人]女性名ソフィーア(Sophia)の愛称。
	 ⇒そふぃーあ(ソフィーア)
[1]そふぃあ
	【ソフィア】
	◇[希]sophia
	○知恵・英知。
	◎ギリシア文字では"σοφια"。
[2]そふぃあ
	【ソフィア】
	◇Sofia/Sofija
	○ブルガリア共和国の首都。
	 北緯42.69°、東経23.31°の地。
	〈人口〉
	 1975(昭和50) 97万人。
	 1986(昭和61)101万7,000人。
	 1992(平成 4)111万4,900人。
	 2001(平成13)109万6,400人。
	 2002(平成14)109万2,600人、118万7,200人(都市域)。
	◎ロシア文字では"София"。
そふぃーあ
	【ソフィーア】
	◇Sophia
	○[人](英語・ギリシア語・イタリア語圏の)女性名。
	 愛称は「ソフィー(Sophie,Sophy)」。
	◎「英知」の意味。
	◎ギリシア文字では"Σοφια"。
そふぃあだいがく
	【ソフィア大学】
	◇[英]Sophia University
	○[教]⇒じょうちだいがく(上智大学)
そふぃーな
	【ソフィーナ】
	◇[登録商標]SOFINA
	○[経]花王の化粧品ブランド名。
★そふぉくれす
	【ソフォクレス】
	◇Sophokles、[英]Sophocles
	○[人]古代ギリシア三大悲劇詩人の一人(BC. 496?〜 406)。
	 コロヌス(Colonus)生れ。
	 参照⇒おいでぃぷす(オイディプス)
[1]そぷか
	【ソプカ】
	◇[チェコ語]sopka
	○(チェコ語で)火山。
[2]そぷか
	【ソプカ】
	◇[露]sopka/vulkan
	○(ロシア語で)火山。
	◎ロシア文字では"сопка"。
ぞーぶけん
	【ゾーブ県】
	◇[英]Zhob Division
	○パキスタン南西部、バルチスタン州(Balochistan Province)
	北東部の県。南部をシビ県(Sibi Division)、西部をクエッタ
	県(Quetta Division)に接し、北部をアフガニスタンに隣接。
	 県都は(Loralai)。
	〈面積〉
	 4万6,200平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1981(昭和56) 74万9,545人(3月1日現在)。
	 1998(平成10)100万3,851人(3月2日現在)。
そーぷじょう《そーぷぢやう》
	【ソープ嬢】
	○特殊浴場ソープランドの女性サービス従業員の呼称。
	 旧称は「トルコ嬢」。
★そふと
	【ソフト】
	◇[英]soft
	○(1)[形]柔らかい。
	○()
	○()[計]ソフトウェア(software)の略称、
	 ⇒そふとうぇあ(ソフトウェア)
そふとうえあ
	【ソフトウエア】
	◇[英]software
	○⇒そふとうぇあ(ソフトウェア)
★そふとうぇあ
	【ソフトウェア】
	◇[英]software
	○(1)[経]各種記録媒体(ハードウェア)に記録されている情報
	(データ)。
	 DVD・CD・ビデオテープ・音楽テープ・レコード・書
	籍などという媒体で販売されている映画・音楽などを指す。
	 「ソフトウエア」とも、和略語で「ソフト」とも呼ぶ。
	 ⇔はーどうぇあ(ハードウェア)(3)
	○(2)[計]コンピュータのプログラムやデータ。
	 「ソフトウエア」とも、和略語で「ソフト」とも呼ぶ。
	 ⇔はーどうぇあ(ハードウェア)(4)
	 参照⇒ぷろぐらむ(プログラム)(3),ふぁーむうぇあ(ファー
	ムウェア)
	◎基本ソフト:⇒きほんそふと(基本ソフト)
	 応用ソフト:⇒おうようそふと(応用ソフト)
そふとかれんしー
	【ソフトカレンシー】
	◇[英]soft currency
	○[経]金または他国通貨に替えられない通貨。
	 ⇔はーどかれんしー(ハードカレンシー)(3)
そふときる
	【ソフトキル】
	◇[英]soft kill
	○(1)[軍]敵の兵器を妨害電波(ECM)などで使用不能・無力
	化すること。また、その装置。
	 物理的に破壊する「ハードキル(hard kill)」に対して用いる。
	 参照⇒[2]いーしーえむ(ECM),いーしーしーえむ(ECC
	M),いーばくだん(E爆弾)
	○(2)[軍](特に)ミサイルの誘導システムを攪乱(カクラン)・誤動
	作させること。
	 参照⇒ぷらうらー(プラウラー),ちゃふふれあでぃすぺんさ
	(チャフ・フレア・ディスペンサ)
そふとたーげっと
	【ソフトターゲット】
	【ソフト・ターゲット】
	◇[英]soft target
	○[社]警備が手薄な場所・施設。
	 人の出入りが多い商店街などで、テロや犯罪の対象になりや
	すい。
そふとばくだん
	【ソフト爆弾】
	◇[英]soft-bomb
	○[軍]⇒ぐらふぁいとばくだん(グラファイト爆弾)
そふとめん
	【ソフトメン】
	【ソフト麺】
	○[食]学校給食で使われている蒸しウドン(饂飩)。
	 昭和30年代に現れ、コッペパンからご飯への過渡期に多く使
	用された。
そふとらんでぃんぐ
	【ソフトランディング】
	◇[英]soft landing
	○(1)[空][天]飛行機や宇宙船などが減速しながら静かに着陸
	すること。
	 「軟着陸」とも呼ぶ。
	 ⇔はーどらんでぃんぐ(ハードランディング)(1)
	○(2)[政][経]高度成長から安定成長への経済状態の移行を不
	景気を招かずに円滑に達成しようとする経済政策。
	 ⇔はーどらんでぃんぐ(ハードランディング)(2)
そふほーず
	【ソフホーズ】
	◇[露]sovkhoz
	○[歴]⇒そほーず(ソホーズ)
★そふまっぷ
	【ソフマップ】
	【Sofmap】
	○[経]パソコン量販店の一社。
	◎2010(平成22)家電量販店ビックカメラの完全子会社となる。
そふみ
	【ソフミ】
	◇Sokhumi
	○⇒すふみ(スフミ)
★そーぷらんど
	【ソープランド】
	◇[和製英語]soap land
	○女性サービス従業員(ソープ嬢)が接待する個室付きの特殊浴
	場。
	 旧称は「トルコ風呂」。
	◎1984(昭和59)トルコ風呂から改称。
	◎女性サービス従業員の旧称は「トルコ嬢」。
[1]そぶりん
	【ソブリン】
	◇[英]sovereign
	○(1)君主・国王。元首・統治者。
	○(2)[歴]イギリスの1ポンド金貨。
[2]そぶりん
	【ソブリン】
	◇[登録商標]SOVEREIGN
	○[交]イギリスのジャガー社製コンパクトサルーン。
そぶれめんぬい
	【ソブレメンヌイ】
	◇Sovremenny
	○(1)[軍]⇒そぶれめんぬいきゅうくちくかん(ソブレメンヌイ
	級駆逐艦)
	○(2)[軍]ロシア海軍のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦。
	◎1981(昭和56)竣工。
そぶれめんぬいきゅうくちくかん《そぶれめんぬいきうくちくかん》
	【ソブレメンヌイ級駆逐艦】
	◇[英]Sovremenny Class Missile Destroyer
	○[軍]ロシア(旧ソ連)のミサイル駆逐艦の一形式。
	 基準排水量6,500トン。全長156.5メートル。乗員344名。
	◎中国海軍が導入。
そべ
	【楚辺】
	○沖縄県中頭郡(ナカガミグン)読谷村(ヨミタンソン)の地名。
	 通信アンテナの形から「象のオリ(Elephant Cage)」という俗
	称のアメリカ軍楚辺通信所があった。
	◎1996. 3.(平成 8)通信所の知花昌一(村会議員)所有分が使用
	期限切れとなり、新たな賃貸契約を拒否。
	 1997. 4.(平成 9)5月に新たに7人の所有分が期限切れとな
	ることから政府は駐留軍用地特別措置法を改正し、県収用委員
	会の採決を得る形式で強制使用とする。
	 2006(平成18)通信所が全面返還。
	 2007. 5.31(平成19)通信所の円形アンテナの鉄塔の本格的取
	り壊し作業が始まる。
そべく
	【ソベク】
	◇Sobek
	○[エジプト神話]⇒せべく(セベク)
そほ
	【赭】
	○⇒そお(朱,赭)
[1]そーほー
	【ソーホー】
	◇Soho
	○(Soho Square)⇒そーほーひろば(ソーホー広場)
[2]そーほー
	【ソーホー】
	◇SoHo
	○アメリカ合衆国のニューヨーク市マンハッタン区(Manhattan 
	borough)南部にある、画廊やアトリエの多い地区。
	 1960年代にグリニッジビレッジ(Greenwich Village)から芸
	術家たちが移り住み、前衛芸術・ファッションの中心地となっ
	ている。
	 参照⇒ぐりにっじびれっじ(グリニッジビレッジ)
	◎"South of Houston Street"の略称。
そーほー
	【ソーホー】
	【SOHO】
	◇[英]small office, home office
	○[計]小規模事業者や、家庭で仕事をする個人事業者のこと。
	 SOHO用のコンピュータシステムは、大企業と異なり普及
	が遅れ、また1つのシステムとしては規模は小さいが、その数
	は非常に多いため、市場として発展が期待されている。
	 参照⇒おふぃすおーとめーしょん(オフィスオートメーショ
	ン,オフィス・オートメーション)
★そぼ
	【祖母】
	◇[日]sobo
	○(1)
	◎イタリア語:ノンナ(nonna)。
	 スペイン語:アブエラ(abuela)/アブエリータ(abuelita)
	(お祖母ちゃん)。
	 ポルトガル語:エボー(avo)/エボジーニャ(avozinha)(お祖
	母ちゃん)。
	 ロシア語:バブーシュカ(babushka)/バブーリャ(babulya)
	(お祖母ちゃん)。
	 ポーランド語:バブチャ(babcia)/バブーニャ(babunia)(お
	祖母ちゃん)。
	 クロアチア語:バーカ(baka)。
	 フィンランド語:イソアイティ(isoaiti)。
	 ベトナム語:バー(ba)。
	○(2)[地]⇒そぼさん(祖母山)
そぼう《そばう》
	【粗紡】
	◇[英]slub
	○[工]紡績の工程で、篠綿(シノワタ)の繊維束を細く引き伸ばし、
	軽く撚(ヨ)りを掛けて粗糸に紡(ツム)ぐこと。また、その工程。
	 参照⇒せいぼう(精紡)
そぼかたむきこくていこうえん《そぼかたむきこくていこうゑん》
	【祖母傾国定公園】
	○大分県と宮崎県の県境にある、九州山地北部の山岳国定公園。
	 祖母山(ソボサン)(1,756メートル)・傾山(カタムキサン)(1,602メート
	ル)を中心に、大崩山(オオクエヤマ)(1,643メートル)・行縢山(ムカバキ
	ヤマ)(830メートル)・矢筈岳(ヤハズダケ)(687メートル)や、五ヶ瀬
	川峡谷の高千穂峡(タカチホキョウ)などがある。
	◎1965(昭和40)国定公園に指定。
そぼさん
	【祖母山】
	◇[日]Sobo San
	○[地]大分県と宮崎県の県境にある、九州山地北部の山。標高
	1,756メートルで、九州山地の最高峰。
	 南南東に古祖母山(コソボサン)、東方に傾山(カタムキサン)がある。
	 特別天然記念物のニホンカモシカが生息。
	 祖母傾国定公園に含まれる。
	 参照⇒そぼかたむきこくていこうえん(祖母傾国定公園)
	◎神武天皇の祖母、豊玉姫を祀(マツ)っていることから。
★そほーず
	【ソホーズ】
	◇[露]sovkhoz
	○[歴]旧ソ連の国営農場。
	 「ソフホーズ」とも呼ぶ。
	 参照⇒こるほーず(コルホーズ),きぶつ(キブツ)
そーほーひろば
	【ソーホー広場】
	◇[英]Soho Square
	○イギリスの首都ロンドン市のオックスフォード街(Oxford 
	Street)の南にある地区。
	 イタリア・フランス・スイスなどの外国人が経営する飲食店
	が多い。
★そぼろ
	【そぼろ】
	○()みだれからまったさま。
	○()
	○()[食]魚肉またはエビなどを蒸して脂肪を落としてほぐした
	ものや、挽肉(ヒキラク)・卵(タマゴ)などを、調味し炒り上げた食品。
	 「おぼろ(朧)」とも、また繊維状に細かいものは「でんぶ(田麩)」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒すくらんぶるえっぐ(スクランブルエッグ)
	○()[食]⇒そぼろこんぶ(そぼろ昆布)
そぼろこんぶ
	【そぼろ昆布】
	○[食]コンブを何枚も重ねて圧縮し、重ねた側面を薄く平らに
	何枚にも削(ケズ)ったもの。
	 単に「そぼろ」とも呼ぶ・
	 参照⇒おぼろこんぶ(おぼろ昆布,朧昆布)
そま
	【杣】
	○(1)杣山の略。
	 ⇒そまやま(杣山)
	○(2)杣木の略。
	 ⇒そまぎ(杣木)
	○(3)杣人の略。
	 ⇒そまびと(杣人)
	○(4)木こりの小屋。杣小屋。
そま
	【蘇摩】
	◇[梵]soma
	○[インド神話]⇒[3]そーま(ソーマ)
[1]そーま
	【ソーマ】
	◇[英]-soma/-somus
	○[接尾辞]「体・体の部分」を表す語形成要素。
	◎ギリシア語の「体(soma)」から。
	◎フィロソマ(phyllosoma):イセエビ類の幼生。
	 トリパノソーマ(Trypanosoma):鞭毛中の一属。
	 プロソーマ(prosoma):前体・前体部。
	 ヒステロソーマ(hysterosoma):後体/後体部。
	 ヘミソムス(hemisomus):半側奇形児。
[2]そーま
	【ソーマ】
	◇[英](単数形)soma/(複数形)somata
	○(1)体・肉体。
	○(2)細胞体(cell body)。
[3]そーま
	【ソーマ】
	◇[梵]soma
	○(1)[インド神話]古代インドで、向精神性があると信じられ
	たある種の植物。また、その液汁の入った酒。
	 神々の飲料とされ、べーダの祭式で使用された。
	 「蘇摩(ソマ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かんろ(甘露)(1)
	○(2)[インド神話](1)を神格化したインドの神。酒神または月
	神。
	 「蘇摩」とも呼ぶ。
そまいり
	【杣入り】
	【杣入】
	○杣木を伐採するため、杣山に入ること。
そまいれ
	【杣入れ】
	【杣入】
	○杣山の樹木に斧(オノ)を入れ、杣木を取ること。
そまおおかく《そまおほかく》
	【杣大角】
	○[建]⇒おおかく(大角)
そまおおがく《そまおほがく》
	【杣大角】
	○[建]⇒おおかく(大角)
そまかく
	【杣角】
	○[建]山から切り出した木材(杣木)を、オノ(斧)やチョウナ(手斧)
	で粗(アラ)く削り出しただけの角材。
	 大きさによって大角・中角・小角の三種に分類。
	 「そまがく(杣角)」とも呼ぶ。
	 参照⇒おおかく(大角),ちゅうかく(中角),こかく(小角)(2)
そまがく
	【杣角】
	○[建]⇒そまかく(杣角)
そまぎ
	【杣木】
	○(1)杣山(ソマヤマ)の樹木。
	 「そま(杣)」とも呼ぶ。
	○(2)杣山から切り出した木。
	 「そま(杣)」とも呼ぶ。
	 参照⇒そまかく(杣角)
	○(3)たきぎ(薪)。
	 「そま(杣)」とも呼ぶ。
そまこかく
	【杣小角】
	○[建]⇒こかく(小角)
そまこがく
	【杣小角】
	○[建]⇒こかく(小角)
そまごや
	【杣小屋】
	○杣山(ソマヤマ)の木こり小屋。
そまだつ
	【杣立つ】
	○(1)杣小屋を建てる。
	○(2)杣木を切り出す。
そまちゅうかく
	【杣中角】
	○[建]⇒ちゅうかく(中角)
そまちゅうがく
	【杣中角】
	○[建]⇒ちゅうかく(中角)
★そまつ
	【粗末】
	【麁末】
	○
そまびと
	【杣人】
	○杣山(ソマヤマ)から木を切り出す人。
	 「そま(杣)」,「きこり(樵,木樵,樵夫)」とも呼ぶ。
そまふ
	【杣夫】
	○[古]林業労働者の旧称。
	 伐採(バッサイ)・造材に従事する人。
	 参照⇒やせどうじ(八瀬童子)
そまやま
	【杣山】
	○(1)木を切り出すために植樹した山。
	 「そま(杣)」とも呼ぶ。
	○(2)杣木のある山。
	 「そま(杣)」とも呼ぶ。
そまりあ
	【ソマリア】
	◇Somalia
	○(1)アフリカ大陸東端、インド洋に面する民主共和国。
	 首都はモガディシュ(Mogadishu)。
	 国の形から「アフリカの角(the Horn of Africa)」とも呼ばれ
	る。
	 参照⇒そまりらんど(ソマリランド),ぷんとらんど(プントラ
	ンド),えふじーえむ(FGM)
	〈面積〉
	 63.8万平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)335万人。
	 1988(昭和63)710万人。
	〈主要氏族(clan)〉
	 ハウィヤ(Hawiya/Hawiye):中南部。支族はアブガル(Abgal)
	・ハブルゲディル(Habr Gedir)など。
	 イサック(Ishaak/Isaaq):北西部。
	 ダロッド(Darod):北東部からエチオピアにかけてと、南西
	端からケニアにかけて。支族はマレイハーン(Marehan)・オガ
	デニ(Ogadeni)など。
	 ラハウィン(Rahanwein):南西部(エチオピア寄り)。
	 ディル(Dir):北西端からドバイ・エチオピアにかけて。
	 ディギル(Digil):南西部(海岸寄り)。
	◎州:gobolka *、[英]* Region。
	◎1960. 7. 1(昭和35)イギリス保護領ソマリランド(British 
	Somaliland)とイタリア信託統治領ソマリア(Italian Somalia)
	とが独立合併。
	 1991(平成 3)バーレ政権(Barre's Regime)、崩壊。
	 1993.10. 3(平成 5)ソマリア紛争に介入していたアメリカ軍
	特殊部隊のブラックホーク・ヘリコプターが現地武装勢力によ
	り撃墜され米兵19人が死亡。
	 2000.10.(平成12)暫定政府、発足。14日、プントランド大統
	領アブドラヒ・ユスフ(Abdullahi Yusuf Ahmed)が暫定政権の
	大統領に就任。
	 2006. 6.(平成18)イスラム法廷連合(UIC)、首都を制圧。
	○(2)(Somali Kilil)⇒そまりしゅう(ソマリ州)
そまりあかいがん
	【ソマリア海岸】
	◇[英]the French Somali Coast
	○[古]ジブチの旧称。
	 ⇒じぶちきょうわこく(ジブチ共和国)
そまりあしゅう《そまりあしう》
	【ソマリア州】
	◇Somali Kilil/Sumale Kilil、[英]Somali State
	○⇒そまりしゅう(ソマリ州)
そまりしゅう《そまりしう》
	【ソマリ州】
	◇Somali Kilil/Sumale Kilil、[英]Somali State
	○エチオピア南東部の州。西部をオロミア州(Oromia Kilil)、
	北西部をアファル州(Afar Kilil)に接し、北部・東部・南部を
	ソマリア民主共和国に隣接。
	 州都はジジガ(Jijiga)。
	 「ソマリア州」とも呼ぶ。
	 参照⇒おがでん(オガデン)
	〈面積〉
	 25万0,000平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1994(平成 6)338万3,165人(10月11日現在)。
	 2000(平成12)369万8,000人(7月推定)。
★そまりぞく
	【ソマリ族】
	◇[英]Somali people/Somalis
	○アフリカ東部、ソマリアとその周辺(ソマリランド)に居住す
	る部族。ソマリアの基幹民族。
	 参照⇒そまりらんど(ソマリランド)
	〈主要氏族〉
	 ダロド(Darod)。
	 ディル(Dir)。
	 ディギリ(Digili)。
	 ハウィエ(Hawiye)。
	 イサク(Isaaq,Ishak)。
	 ラハンウェイン(Rahanweyn)。
そまりらんど
	【ソマリランド】
	◇Somaliland
	○[地]アフリカ大陸東端、インド洋に突き出た三角形の半島地
	域の呼称。大半が砂漠に近い乾燥地帯。
	 海岸地帯の大部分はソマリア民主共和国、北西部はジブチ共
	和国、内陸部はエチオピア(ソマリ州)に属する。
	 その形から「アフリカの角(the Horn of Africa)」とも呼ばれ
	る。
	 参照⇒そまりあ(ソマリア),じぶちきょうわこく(ジブチ共和
	国),そまりしゅう(ソマリ州)
	◎1863(文久 3)北西部のソマリア海岸(Somali Coast)、フラン
	スの植民地となる。
	 1925. 6.29(大正14)ジュバランド(Jubbaland)、ケニアから
	イタリア領ソマリランド(Italian Somaliland)に譲渡。
	 1960. 7. 1(昭和35)イギリス保護領ソマリランド(British 
	Somaliland)(アデン湾)とイタリア信託統治領ソマリア(Ital-
	ian Somalia)(インド洋岸)とがソマリア民主共和国として独立
	合併。
	 1977. 6.(昭和52)フランス領ソマリランド(French Somali-
	land)、ジブチとして独立。
	 参照⇒じゅばらんど(ジュバランド)
そまん
	【ソマン】
	◇soman、[英]Fluoromethylpinacolyloxyphosphine oxide
	○[化]神経ガスの一種。樟脳(ショウノウ)に似た臭いがある。
	 沸点は167℃。
	 タブン(tabun)より毒性が強い。
	◎旧ソ連軍が開発。
そまんがす
	【ソマンガス】
	◇[英]soman gas
	○[化]⇒そまん(ソマン)
そまんこっきょう《そまんこくきやう》
	【ソ満国境】
	○[古]ソビエト連邦と満州国との国境。
	 満州国側は日本の関東軍が守備し、綏芬河(Suifen He)(スイフン
	ガ)要塞など14ヶ所の要塞が建設された。
	 参照⇒とーちか(トーチカ)(2)
そみあに
	【ソミアニ】
	◇Sonmiani
	○パキスタン南部、バルチスタン州(Baluchistan Province)南
	部の町。
	 アラビア海(Arabian Sea)のソミアニ湾(Sonmiani Bay)奥に
	位置し、ソミアニ海軍基地がある。
	 「ソンニアミ」とも呼ぶ。
そみゅあえすさんじゅうご《そみゆあえすさんじふご》
	【ソミュアS35】
	◇SOMUA S35
	○[歴][軍]第二次世界大戦前のフランス軍の騎兵隊用戦車。
	 ソミュア社が開発。
	◎1934(昭和 9)開発を開始。
	 1935(昭和10)試作車両が完成し、シャール(CHAR)1935S
	として正式採用。
そむにふぇるむしゅ
	【ソムニフェルム種】
	◇[学]somniferum
	○[植]双子葉植物キンポウゲ目(Ranunculales)ケシ科(Papa-
	veraceae)の一亜種。
	 葉は長楕円形で茎は太い。
	 セティゲルム種(setigerum)とともに「あへん法」の規制対象。
そむぬす
	【ソムヌス】
	◇[羅]Somnus(睡眠)
	○[ロ神]眠りの神。
	 ギリシア神話のヒュプノス(Hypnos)に当たる。
そむりえ
	【ソムリエ】
	◇[フ]sommelier(酒倉係)
	○(フランス料理店・ホテルなどの)ワイン専門のウェーター。
	 ワインに関する専門知識を持ち、客の求めに応じてふさわし
	いワインを選定・提供する。
★そめい《そめゐ》
	【染井】
	◇[日]Somei
	○現在の東京都豊島区駒込一帯の地名。
	 もと武蔵国豊島郡上駒込村染井。
	◎江戸時代は植木屋が多かった。桜の品種ソメイヨシノの発祥
	の地。
	 参照⇒そめいよしの(ソメイヨシノ,染井吉野)
★そめいよしの《そめゐよしの》
	【ソメイヨシノ】
	【染井吉野】
	○[植]サクラの一品種。
	 江戸末期、江戸の染井の植木屋が遊廓新吉原(シンヨシワラ)に移植
	するために開発。咲くころに新吉原の仲の町の通りに植えて、
	散ると直ぐに引き抜いた。
	 開花期は短く、全てが咲き揃う前に散り始めるので、気象庁
	では八分咲きを満開とする。
	 参照⇒そめい(染井),よざくら(夜桜)(2)
	◎東京都の都花。
	 遺伝子解析からオオシマザクラとコマツオトメの交配と判明。
そめいれいえん《そめゐれいゑん》
	【染井霊園】
	○東京都豊島区駒込(コマゴメ)にある都営墓地。
	◎1872(明治 5)開園。
	〈地続きの寺〉
	 1911(明治44)本郷より本妙寺、移転。
	 1912(大正元)深川より慈眼寺、移転。
	 1941(昭和16)本郷より勝林寺、移転。
そめいろ
	【蘇迷盧】
	◇[梵]Sumeru
	○[仏]⇒しゅみせん(須弥山)
	◎「スメール(Sumeru)」の音写。
そめかみ
	【染め紙】
	【染紙】
	◇[日]somekami/some-kami
	○(1)種々の色に染めた紙。
	 「そめがみ(染め紙,染紙)」とも呼ぶ。
	○(2)斎宮の忌み詞(イミコトバ)で、仏教の経典の別称。
	 「そめがみ(染め紙,染紙)」とも呼ぶ。
	◎もと黄色の染紙を用いたから。
そめがみ
	【染め紙】
	【染紙】
	◇[日]somegami/some-gami
	○⇒そめかみ(染め紙,染紙)
そめば
	【染め場】
	【染場】
	○染物をする作業場。
そめば
	【染め歯】
	【染歯】
	○鉄漿(カネ,オハグロ)で染めた歯。
	 参照⇒おはぐろ(鉄漿,御歯黒,お歯黒),ふしかね(付子鉄漿,
	附子鉄漿)
そーめん
	【ソーメン】
	○[食]⇒そうめん(素麺,索麺)
そもたら
	【蘇門答剌】
	○⇒すもたら(蘇門答剌,寸門陀羅)
----------------------------------------------------------------