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                    PDD図書館管理番号       0001.0044.8000.22

                 百   科   辞   書   《しゆか》    編集:獨  澄旻

-------- しゆか ------------------------------------------------
しゅか
	【シュカ】
	◇[露]shchuka、[英]pike
	○⇒ぱいく(パイク)(1)
	◎ロシア文字では"щука"。
	◎シュカB級原子力潜水艦:⇒あくらきゅうげんしりょくせん
	すいかん(アクラ級原子力潜水艦)
しゅか
	【首夏】
	○[暦]⇒しょか(初夏)
しゅが
	【珠芽】
	○[植]腋芽(エキガ)の一種。茎に相当する部分に養分を貯蔵・肥
	大して小さな球塊となったもの。
	 多くは葉の付け根にでき、成熟すると簡単に母株から離れ落
	ちて、地上で発芽・成長し無性的に新しい個体となる。
	 ヤマノイモ・ムカゴイラクサなどに見られる。
	 「むかご(零奈子)」,「ぬかご(零奈子)」,「肉芽(ニクガ)」,「胎芽(タ
	イガ)」とも呼ぶ。
	◎腋芽には葉が多肉化した鱗芽(リンガ)がある。
	 参照⇒りんが(鱗芽)
しゅがー
	【シュガー】
	◇[英]sugar
	○[食]⇒さとう(砂糖)
しゅかい《しゆくわい》
	【主灰】
	◇[英]bottom ash
	○⇒しゅばい(主灰)
じゅかい
	【樹海】
	○高い所から海原のように見える、広い範囲にわたって生い茂っ
	ている森林。
	◎富士山:⇒あおきがはら(青木ヶ原)
	 白骨樹林:⇒おおだいがはらざん(大台ヶ原山)
	 大館樹海ドーム:⇒おおだてじゅかいどーむ(大館樹海ドー
	ム)
じゅかいし
	【珠海市】
	◇[中]Zhuhai Shi
	○中国南部、広東省(Guangdong Sheng)南部の都市。
	 香洲区(Xiangzhou Qu)・斗門区(Doumen Qu)・金湾区(Jinwan 
	Qu)から成る。
	〈面積〉
	 1,653平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2003(平成15)82万人。
じゅがく
	【寿岳】
	◇[中]Shouyue
	○[地]⇒こうざん(衡山)
★じゅがく
	【儒学】
	◇[中]Ruxue
	○[宗]孔子(Kongzi)(コウシ)の教えにもとづく中国古来の政治・
	道徳などの学問。諸子百家の一つ。
	 「儒教(Rujiao)」,「孔子教(Kongzijiao)(コウシキョウ)」,「名教(Ming-
	jiao)(メイキョウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒しゅうしんせいかちこくへいてんか(修身斉家治国平
	天下)
しゅかびーきゅう《しゆかびーきふ》
	【シュカB級】
	◇[英]Shchuka-B class
	○[軍]⇒あくらきゅうげんしりょくせんすいかん(アクラ級原
	子力潜水艦)
じゅかん《じゆくわん》
	【樹冠】
	◇[英]crown canopy
	○[植]樹木の上部で枝や葉の茂っている部分。
	 バオバブ(baobab)など種によっては特徴のある形を示す。
	 「クラウン・キャノピー」,「キャノピー」とも呼ぶ。
	 参照⇒きゃのぴーうぇーくうぇー(キャノピー・ウォークウェ
	ー)
★しゅき
	【朱熹】
	◇[中]Zhu Xi
	○[人]中国南宋の大儒(1130〜1200)。
	 「朱子(Zhuzi)(シュシ)」と敬称される。
しゅき
	【酒旗】
	○⇒さかばた(酒旗)
じゅき
	【授記】
	【受記】
	◇[梵]vyakarana
	○[仏]修行者が仏(ホトケ)から、未来の世において仏の境地に達
	すること(成仏)を予言し保証を授けられること。
	 「記別(キベツ)」,「記(「草」冠+「別」:補助5604)(キベツ)」とも呼ぶ。
	◎釈迦は、その過去世に燃灯仏(ネントウブツ)から現世における成仏
	を授記されたといわれる。
じゅききょう《じゆききやう》
	【授記経】
	○[仏]『法華経』の別称。
	 ⇒ほけきょう(法華経)
じゅきょう《じゆけう》
	【儒教】
	◇[中]Rujiao
	○[宗]儒学。
	 ⇒じゅがく(儒学)
じゅきょう《じゅきやう》
	【誦経】
	○⇒ずきょう(誦経)
しゅぎょうもん《しゆぎやうもん》
	【修行門】
	○(1)[仏]密教の曼陀羅(マンダラ)でいう四方の門の一つ。
	 参照⇒しもん(四門)(4)
	○(2)(転じて)葬場の南門。
しゅきん
	【シュキン】
	◇Shkin
	○アフガニスタン東部、パクティカ州(Velayat-e Paktika)東
	端にある町。
	 パキスタンカイバル・パシュトゥンハ州(Khyber Pakhtun-
	khwa Province)南西部の南ワジリスタン地区(South Waziri-
	stan District)との国境近く。
	◎対テロ戦争後、アメリカ軍が基地を設営。
しゅきん
	【手巾】
	○(1)手ぬぐい。手ふき。
	 ⇒てぬぐい(手拭い)
	○(2)⇒はんかち(ハンカチ,手巾)
	○(3)⇒しゅきんおび(手巾帯)
	○(4)[俗]僧侶の隠語でウナギ(鰻)。
しゅきん
	【朱槿】
	○[植]ベニムクゲの漢名。
	 ⇒むくげ(ムクゲ,木槿,槿)
しゅきんおび
	【手巾帯】
	○僧や尼などが用いる、手ぬぐいのような布を帯にしたもの。
	 法衣の上にしめて前に結ぶ。
	 単に「手巾(シュキン)」とも呼ぶ。
[1]じゅーく
	【ジューク】
	◇[英]juke
	○(1)[名]ダンスができる場末の安酒場。
	 時にギャンブルや売春も行われる。
	 「ジュークハウス(juke house)」,「ジュークジョイント(juke 
	joint)」とも呼ぶ。
	◎「ジョイント」は「いかがわしい場所」の意味。
	○(2)[自動](1)またはジュークボックスで踊る。
[2]じゅーく
	【ジューク】
	◇[英]juke
	○(1)[名]フェイント(feint)・フェイク(fake)。
	○(2)[他動](人を)だます・あざむく。
しゅくがわらえき《しゆくがはらえき》
	【宿川原駅】
	○[交]青森県南津軽郡(ミナミツガルグン)大鰐町(オオワニマチ)宿川原(シュク
	ガワラ)にある弘南鉄道大鰐線の駅。
	 大鰐(オオワニ)駅と鯖石(サバイシ)駅の間。
しゅくがわらえき《しゆくがはらえき》
	【宿河原駅】
	○[交]神奈川県川崎市多摩区宿河原4丁目にあるJR南武線の
	駅。
	 久地(クジ)駅(高津区)と登戸(ノボリト)駅の間。
★じゅーくけ
	【ジューク家】
	◇[英]the Jukes/the Jukes family
	○[歴]アメリカのニューヨーク州に実在した一家の仮名。
	 貧困・犯罪・病気などの悪質な特徴が何代も続いた典型とさ
	れる。
	 1874(明治 7)心理学者ダグデール(Richard L.Dugdale)が報
	告。ジューク家の709人を調べ、140人が刑務所に服役していた
	という。
	 遺伝要因のほか、社会的弱者として差別され続けた環境要因
	も考えられる。
	 参照⇒かりかっくけ(カリカック家)
★しゅくじつ
	【祝日】
	○[暦]
	 参照⇒かいせいしゅくじつほう(改正祝日法)
しゅくしゃ
	【シュクシャ】
	【縮砂】
	◇[中]susha、[学]Amomum xanthioides/Amomum villosum
	○[植]ショウガ目(Zingiberales)ショウガ科(Zingiberaceae)
	ズク属(Amomum)の多年草。
	 高さ約3メートル。
	 ベトナム・タイ・ミャンマー・インドネシアなどに自生。
	 中国では福建省・広東省・広西チワン族自治区・雲南省など
	で栽培。
	 漢方では種子を「縮砂仁(シュクシャニン)(susharen)」,「砂仁(シャニン)」
	と呼ぶ。
	 「トウシュクシャ(唐縮砂)」とも呼ぶ。
	◎シュクシャ(縮砂,宿砂)とは別種。
しゅくしゃ
	【シュクシャ】
	【縮砂】
	【宿砂】
	◇[学]Hedychium coronarium
	○[植]ショウガ目(Zingiberales)ショウガ科(Zingiberaceae)
	シュクシャ属(Hedychium)の多年草。
	 高さ約2メートル。
	 観賞用に栽培され、白い花や種子に芳香がある。
	 インド・マレーシア・オーストラリアの熱帯・亜熱帯に自生。
	日本には安政年間(1854〜1860)以前に渡来。
	◎シュクシャ(縮砂)とは別種。
	◎中国語:姜花(jianghua)。
しゅくしゃにん
	【縮砂仁】
	◇[中]susharen
	○[薬]砂仁(シャニン)の別称。
	 ⇒しゃにん(砂仁)
しゅくしゅ
	【粥腫】
	◇[独]Atherom
	○[医]⇒あてろーむ(アテローム)
じゅぐじゅるさんみゃく
	【ジュグジュル山脈】
	◇[英]Dzhugdzhur Range
	○[地]ロシア連邦共和国の極東のハバロフスク地方(Khabarov-
	sky Krai)東北部、オホーツク海沿岸に沿って走る山脈。西部
	はスタノボイ山脈(Stanovoy Range)に続く。
じゅーくじょいんと
	【ジュークジョイント】
	◇[英]juke joint
	○⇒[1]じゅーく(ジューク)(1)
しゅくしょううんてん《しゆくせううんてん》
	【縮小運転】
	◇[英]degradation
	○[計]⇒でぐらでーしょん(デグラデーション)(6)
しゅくしょうめいれいこんぴゅーた《しゆくせうめいれいこんぴゆーた》
	【縮小命令セット・コンピュータ】
	◇[英]reduced instruction set computer
	○[計]⇒りすく(リスク,RISC)
じゅくじょしん
	【熟女真】
	◇[中]Shou Nuzhen
	○[歴]中国の宋代、宋に朝貢する女真族(Nuzhen Zu)に対する、
	宋からの呼称。
	 ⇔せいじょしん(生女真)
	 参照⇒じょしんぞく(女真族),じゅくばん(熟蕃)
★しゅくしん
	【粛慎】
	◇[中]Sushen
	○[歴]中国古代の北方民族。
	 参照⇒まっかつ(靺鞨)
じゅくす
	【ジュクス】
	◇Gex
	○フラン南東部、ローヌ・アルプス地域圏(Region Rhone-
	Alpes)北部のアン県(Departement Ain)北東部にある都市。
	 ジュラ山脈(Jura Mountains)南西部に位置する。
しゅくせ
	【宿世】
	○⇒すくせ(宿世)
しゅくせい
	【叔斉】
	【叔齊】
	◇[中]Shu Qi/Shuqi
	○[人]中国の殷(イン)末・周初(紀元前12世紀ころ)の伝説的聖人。
	 伯夷(Bo Yi)(ハクイ)叔斉と並称され、清廉の人物の代表とされ
	る。
	 ⇒はくいしゅくせい(伯夷叔斉)
しゅくち
	【縮地】
	◇[中]suidi
	○神仙術の一つ。
	 地脈を縮め、距離を近くする法。
	 参照⇒ちみゃく(地脈,地脉)
	◎『神仙伝』壺公:費長房有神術/能縮地脈。千里存在/目前
	宛然/放之復舒如旧也。
	 後漢の費長房(Fei Changfang)が地脈を縮め、千里先の地を
	現前せしめたという。
しゅくつこう《しゆくつかう》
	【祝津港】
	◇[日]Shukutsu Ko
	○[地]北海道小樽市(オタルシ)にある港。
しゅくどう
	【縮瞳】
	○[医]瞳孔(ドウコウ)が収縮(シュウシュク)すること。また、収縮した
	状態。
	 ⇔さんどう(散瞳)
	◎英語:ミオシス(miosis,myosis)。
	 米語:マイオシス(miosis,myosis)。
じゅーくはうす
	【ジュークハウス】
	◇[英]juke house
	○⇒[1]じゅーく(ジューク)(1)
じゅくばん
	【熟蕃】
	○教化され帰順している蕃人(未開人)。
	 ⇔せいばん(生蕃)
	 参照⇒たかさごぞく(高砂族)
しゅくほう《しゆくはう》
	【祝砲】
	○[軍]礼砲の一種。
	 (国家行事などで)祝意を表して撃つ空砲。
	 陸上の大砲・軍艦の大砲や、小銃の一斉射撃などが用いられ
	る。
	 大砲では慣例で21発・19発・17発などを撃つ。
	 参照⇒ちょうほう(弔砲)
	◎英語:サリュートオブガンズ(salute of guns)。
	 フランス語:フーデジュワ(feu de joie)。
★じゅーくぼっくす
	【ジュークボックス】
	◇[英]jukebox
	○[楽]コインを投入すると演奏するレコード自動演奏装置。
	 5セント硬貨を投入すると演奏したことから「ニッケルオデ
	オン(nickelodeon)」とも呼ばれた。
	 参照⇒[1]じゅーく(ジューク)(1)
しゅくめいかん《しゆくめいくわん》
	【宿命観】
	◇[英]fatalism idea
	○[哲]⇒うんめいろん(運命論)
しゅくめいろん
	【宿命論】
	◇[英]fatalism
	○[哲]⇒うんめいろん(運命論)
★しゅくゆう
	【祝融】
	◇[中]Zhurong
	○(1)[中国神話]古代伝説上の帝王。火の神・夏の神。
	 官名は大司馬兵部尚書。
	 「祝融氏」,「祝融神」,「赤帝(Chidi)」とも呼ぶ。
	 参照⇒しじん(四神)(2)
	○(2)(転じて)火災・火事。
	○(3)[中国神話]南海の神。
	 参照⇒しじん(四神)(3)
しゅくゆうし
	【祝融氏】
	◇[中]Zhurong shi
	○[中国神話]⇒しゅくゆう(祝融)
しゅくゆうじん
	【祝融神】
	◇[中]Zhurong shen
	○[中国神話]⇒しゅくゆう(祝融)
しゅーくりーむ
	【シュークリーム】
	◇[フ]chou a la creme、[英]cream puff(クリームパフ)
	○[食]洋菓子の一種。
	 小麦粉を卵白で練って天火で焼いた、ふわっとして軽い皮の
	横に切れ目を入れ、クリームをはさんだもの。皮に穴をあけて
	クリームを詰めたものもある。
	 クリームはホイップクリームとカスタードクリームがあり、
	皮をスワン(白鳥)形に細工したものもある。
	◎"chou"は「キャベツ」の意味で、形から。
しゅーくるーと
	【シュークルート】
	◇[フ]choucroute、[独]Sauerkraut
	○[食][料]⇒ざわーくらうと(ザワークラウト)
しゅけい
	【主計】
	○(1)会計を担当すること。また、その役・担当者。
	○(2)[古][軍]帝国陸海軍で、会計・給与などを取り扱った武
	官(官吏)。
	 旧称は「軍吏(グンリ)」。
★じゅけい
	【受継】
	○[法]
しゅける
	【シュケル】
	◇shekel
	○[歴]⇒しける(シケル)
★しゅけん
	【衆賢】
	◇[梵]Sanghabhadra(サンガバドラ)
	○[人]仏教の論師。
	 『阿毘達磨順正理論(アビダツマジュンショウリロン)』・『阿毘達磨顕
	宗論(アビダツマケンシュウロン)』を著す。
じゅけん
	【寿県】
	◇[中]Shou Xian
	○中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)西部の六安市(Liu-
	an Shi)が管轄する区域の北東部にある県。
	 報恩寺(Bao'ensi)がある。
	 古称は「寿春(Shouchun)」,「寿陽(Shouyang)」,「寿州(Shouzhou)」。
★しゅげんじゃ
	【修験者】
	○修験道(シュゲンドウ)の修行者。
	 役行者(エンノギョウジャ)(役小角<エンノオヅノ>)を始祖とする。
	 「験者(ゲンザ,ゲンジャ)」とも、また一般には「やまぶし(山伏,
	山臥)」と呼ばれることが多い。
	 また、熊野を中心とする天台系本山派の修行者は「本山衆」、
	吉野を中心とする真言系当山派の修行者は「当山衆」と呼ぶ。
	 参照⇒ときん(頭巾,兜巾,頭襟)(1),すずかけごろも(篠懸衣),
	いらたかじゅず(刺高数珠),てんぐ(テング,天狗)(1)
	 参照⇒『人名辞典』えんのぎょうじゃ(役 行者)
しゅげんしょう《しゆげんしやう》
	【朱元璋】
	◇[中]Zhu Yuanzhang
	○[人]中国、明(Ming)の建国者・初代皇帝(1328〜1398)。在位
	:1368〜1398。
	 在位年号から洪武帝(Hongwu Di)(コウブテイ)と称される。廟号
	(ビョウゴウ)は太祖(Taizu)、諡(オクリナ)は高皇帝(Gao Huangdi)、
	字(アザナ)は国瑞(Guorui)。安徽省(アンキショウ)濠州(Haozhou)の人。
	 貧農の家に生れ、25歳のとき元末期の混乱に白蓮教(ビャクレンキョ
	ウ)を信条とする紅巾の乱(コウキンノラン)に加わる。一兵卒から身を
	起して一軍の長となり、揚子江一帯の群雄の平定に成功。
	 白蓮教主の韓林児(Han Lin'er)(カン・リンジ)を殺して、1368年
	<至正28,洪武元. 1.>金陵(Jinling)(南京)で帝位につき、国号
	を大明と定め、元号を洪武と建元。北上して大都(Dadu)(北京)
	をおとしいれ(洪武元. 9.14)、元をモンゴル高原に退ける。
	 1372<洪武 5>中国の統一を完成(*)。
	 1382<洪武15>雲南を攻略、さらにビルマを服属させた。
	 内には、漢民族の伝統復興につとめ、宰相胡惟庸(Hu Wei-
	yong)(コ・イヨウ)を粛清して以後は宰相を置かず、皇帝独裁権の強
	化を図り、中書省を廃し六部(リクブ)を皇帝に直属させる。
	 官制を改革して、1373<洪武 6>大明律令を制定、民族教化の
	ため1397<洪武30>六諭(リクユ)を発布するなど、統一政治の治績
	をあげる。
	 軍事面は5人の都督(最高司令官)を置き、権力の集中を防止。
	 地方は科挙を復活させ地主層を掌握し、民政・軍事・刑事の
	官を並置させて皇帝直属とし、1381<洪武14>魚鱗図冊(ギョリンズ
	サツ)(土地台帳)と賦役黄冊(フエキコウサツ)(戸籍源簿)を作成し、里甲
	制を整備して財政確保を図り、治安を維持。
	 参照⇒ぎょりんずさつ(魚鱗図冊)
	◎一世一元の制は朱元璋の洪武に始まる。
	 科挙では八股文(ハッコブン)を初めて採用。
	 墓は江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)の明祖陵(Minzu Ling)。
	 参照⇒みんそりょう(明祖陵)
	(*)明の中国統一を建国の1368年とする説もある。
★しゅげんどう《しゆげんだう》
	【修験道】
	○日本古来の山岳信仰と平安密教や道教が習合した宗教。
	 参照⇒しゅげんじゃ(修験者),ほんざんは(本山派),とうざん
	は(当山派)
しゅげんどうには《しゆげんだうには》
	【修験道二派】
	○修験道の天台系本山派と真言系当山派の総称。
	 参照⇒ほんざんは(本山派),とうざんは(当山派)
しゅけんび
	【主顕日】
	◇[英]Epiphany/Twelfth Day
	○[宗]⇒こうげんさい(公現祭)
★しゅご
	【守護】
	○(1)守ること。
	 参照⇒しゅごじん(守護神),しゅごれい(守護霊)
	○(2)(転じて)軍事・警察などが警護すること。また、その任
	にあたる者。
	○(3)[歴]鎌倉幕府・室町幕府の職名。
	 「守護職(しゅごしき,しゅごしょく)」とも呼ぶ。
	◎1185(文治元)源頼朝(ヨリトモ)が源義経(ヨシツネ)・行家(ユキイエ)の逮
	捕を名目に勅許(チョッキョ)を得て国々に設置。
じゅごい《じゆごゐ》
	【従五位】
	○(1)位階の一つ。正五位の下、正六位の上。
	○(2)華族の嫡男(チャクナン)。
	◎華族の嫡男は成年に達すると自動的に従五位を授けられたこ
	とから。
しゅごいし
	【守護石】
	○[建]日本式庭園で、庭の景色の主眼となる重要な石。樹木の
	配置や石組みなどで中心・起点となる石。
	 「しゅごせき(守護石)」とも呼ぶ。
	◎足利将軍造園の際に守護が献じたからという。
しゅこう《しゆかう》
	【珠江】
	◇[中]Zhu Jiang
	○[地]中国南部、華南地方最大の川。全長2,214キロメートル。
	 雲南省(Yunnan Sheng)(ウンナンショウ)北東部を南盤江(Nanpan 
	Jiang)として発源する西江(Xi Jiang)を本流とし、貴州省(Gui-
	zhou Sheng)(キシュウショウ)・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang-
	zu Zizhiqu)を東流。広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)三水
	市(Sanshui Shi)で支流の東江(Dong Jiang)・北江(Bei Jiang)
	を合流し、かつ多くの分流を派出して珠江デルタを形成し南シ
	ナ海に注(ソソ)ぐ。
	 水量が豊富で、デルタ流域は重要な農業地帯・華南水路交通
	の大動脈となっている。
	 「チューチアン(珠江)」,「粤江(Yue Jiang)(エツコウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒せいこう(西江),なんれいさんみゃく(南嶺山脈,南嶺
	山脉)
じゅこう《しゆかう》
	【珠江】
	◇[中]Zhu Jiang
	○[地]⇒しゅこう(珠江)
★じゅこういん《じゆくわうゐん》
	【聚光院】
	○京都府京都市北区紫野大徳寺町(ムラサキノダイトクジチョウ)にある大
	徳寺の塔頭(タッチュウ)の一つ。
	 千家の墓所がある。
しゅごしき
	【守護職】
	○(1)[歴]守護の職・地位。また、その職に付随する権利・得
	分。
	 「しゅごしょく(守護職)」とも呼ぶ。
	○(2)[歴]⇒しゅご(守護)(3)
しゅごしょく
	【守護職】
	○[歴]⇒しゅごしき(守護職)
しゅごしん
	【守護神】
	○⇒しゅごじん(守護神)
しゅごじん
	【守護神】
	◇[英]guardian deity/tutelary deity
	○国家・民族・家(家族・親族)・個人・職業・寺院などを、災
	(ワザワ)いから守護する神。
	 「しゅごしん(守護神)」,「守り神(マモリガミ)」とも呼ぶ。
しゅごせき
	【守護石】
	○[建]⇒しゅごいし(守護石)
しゅごだい
	【守護代】
	○[歴]中世、守護の代官。
	 守護の有力な家臣が任命され、守護に代って任国で守護の職
	務を行った。
	 2ヶ国以上を兼ねた守護や、鎌倉や京都にいて在国しない守
	護が設置。
	 室町中期以降、在地の武士である国人(コクジン)が被官(ヒカン)し、
	実力で主家(シュケ)に代って大名になるものが現れた。
	 参照⇒しゅごだいみょう(守護大名)
	◎越前守護代:朝倉氏。
	 尾張守護代:織田氏。
しゅごだいみょう《しゆごだいみやう》
	【守護大名】
	○[歴]室町時代後期、任国の強めて封建領主化した守護。
	 鎌倉末期から守護は職権を利用して任国内の武士をしだいに
	支配下に組み入れ、南北朝内乱期に半済(ハンゼイ)や守護請(シュゴ
	ウケ)などで荘園・国衙(コクガ)領を侵し、一国または数ヶ国を領
	して大名化したもの。
	 しかし、旧来の荘園所職(ショシキ)や幕府権力に依存し、国内武
	士への支配力の弱さから、応仁の乱(1467〜1477)以後は没落し
	て、守護代や国人(コクジン)が成長した戦国大名にとって代られ
	た。
	 参照⇒しゅごだい(守護代)
しゅこだる
	【シュコダル】
	◇Shkoder
	○(1)[地](Liqen i Shkodres)⇒しゅこだるこ(シュコダル湖)
	○(2)(Shkoder Qark)⇒しゅこだるけん(シュコダル県)
	○(3)アルバニア北西部、シュコダル県西部にある県都。シュ
	コドラ郡の郡都。
	 シュコダル湖の南東岸に位置する。
	 「シコダル」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)8万1,800(推計)。
しゅこだるけん
	【シュコダル県】
	◇[アルバニア語]Shkoder Qark、[英]Shkoder County
	○アルバニア北西部の県。北部・西部をモンテネグロ共和国に
	隣接。
	 県都はシュコダル。
	〈面積〉
	 3,562平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2001(平成13)25万7,018人(4月1日現在)。
	〈郡〉
	 マレシエマデ郡(Malesi e Madhe Rreth)。
	 シュコダル郡(Shokoder Rreth)。
	 プーケ郡(Puke Rreth)。
しゅこだるこ
	【シュコダル湖】
	◇[アルバニア語]Liqen i Shkodres、[英]Lake Shkoder/Lake 
	Shkoda、[フ]Lac de Shkoder
	○[地]モンテネグロ共和国南部、アルバニアとの境にある、バ
	ルカン半島最大の湖。
	 「シコダル湖」とも、「スカダル湖([セルボ・クロアチア語]
	Skadarske Jezero)」,「スクタリ湖(Lake Scutari)」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 369平方キロメートル。
しゅことヴぉ
	【シュコトヴォ】
	◇Shkotovo
	○⇒しゅことぼ(シュコトボ)
★しゅことぼ
	【シュコトボ】
	◇Shkotovo
	○ロシア連邦極東、プリモルスキー地方(Primorsky Krai)(沿
	海州)の町。ウラジオストクの東北。
	 「シュコトヴォ」とも呼ぶ。
しゅごれい
	【守護霊】
	○(1)自分を災(ワザワ)いから守ってくれる精霊。
	 「守り神(マモリガミ)」とも呼ぶ。
	○(2)(特に)自分の身を守ってくれる先祖の霊。
じゅごん
	【ジュゴン】
	【儒艮】
	◇[英]dugong/sea pig
	○[哺]海牛目(Sirenia)ジュゴン科(Dugongidae)の哺乳類。
	 体長3メートル弱。
	 尻尾が扇状になっているマナティ(manatee)と異なり、尻尾
	が「へ」の字状に二股になっている。
	 「海馬(カイバ)」とも、沖縄では「サンノイオ(犀魚)」とも呼ぶ。
	◎人魚と間違われたという。
	◎2007. 8. 3(平成19)環境省、沖縄本島周辺の海に生息するジュ
	ゴンを哺乳類の絶滅危惧種1A類に指定。
しゅこんごうじん《しゆこんがうじん》
	【執金剛神】
	○[仏]⇒しゅうこんごうじん(執金剛神)
しゅさ
	【朱砂】
	○⇒しんしゃ(辰砂)
★しゅさ
	【酒さ】
	【酒サ】
	◇[英]rosacea(ローゼイシア)
	○[病]慢性皮膚疾患の一つ。
	 顔面、特に鼻の先や頬(ホオ)などが毛細血管の拡張によって赤
	くなる。
	◎「酒(「査」偏+「皮」)」と書く。
じゅーさー
	【ジューサー】
	◇[英]juicer
	○(1)[料]果物や野菜の搾(シボ)り器。
	 参照⇒[2]じゅーす(ジュース)
	○(2)[料][電](特に)電動の搾り機。
	 果実や野菜などを細かく砕き、ジュースのみを搾り出すもの。
	 参照⇒みきさー(ミキサー)(2)
じゅさん
	【授産】
	○[経]失業者・貧困者などに仕事を授(サズ)け(与え)、生活を
	成り立たせること。
	 参照⇒じゅさんじょ(授産所)
じゅさんじょ
	【授産所】
	○(1)[法][経]生活保護法・社会福祉事業法などによる保護施
	設の一種。
	 失業者・生活困窮者の自立を助長する目的で、技術の習得や
	就業の機会と便宜を与える施設。
	 参照⇒こうきょうしょくぎょうあんていじょ(公共職業安定
	所)
	○(2)[経]自治体や公益法人などによる、失業者・貧困者など
	に内職(ナイショク)の世話をする施設。
	 参照⇒ないしょく(内職)(3)
しゅさんち
	【主産地】
	○その産物の主な生産地。
しゅさんぶつ
	【主産物】
	○その土地の主な生産物。
しゅし
	【朱子】
	◇[中]Zhuzi
	○[人]朱熹(Zhu Xi)(シュ・キ)の敬称。
	 ⇒しゅき(朱熹)
	◎朱子学:⇒しゅしがく(朱子学)
じゅーしー
	【ジューシー】
	◇juicy
	○(1)[形]水分の多い、汁が豊かな。
	○(2)[形](果物などが)果汁(カジュウ)が豊かな。
	○(3)[形](焼き肉などが)肉汁が多い。
★しゅしがく
	【朱子学】
	◇[中]Zhuzi xue、[英]the Zhu Xi school of Neo-Confucian-
	ism
	○[哲]南宋の朱熹(Zhu Xi)(シュ・キ)(朱子)が大成した儒学の新体
	系。
	◎明代に形骸化し、陽明学が起こった。
	 参照⇒ようめいがく(陽明学)
しゅじつ
	【主日】
	◇[英]Lord's day
	○[宗]⇒[1]どみにか(ドミニカ)
しゅーしーど
	【シューシード】
	◇[フ]suicide
	○⇒すーさいど(スーサイド)
★しゅしゃ
	【朱砂】
	○(1)⇒しんしゃ(辰砂)
	○(2)[薬]漢方薬の一つ。
	 天然産の硫化水銀(HgS)。
じゅじゃいじゃこ
	【ジュジャイジャコ】
	◇Llullaillaco
	○[地]アルゼンチンとチリの国境にある、アンデス山脈の火山。
	標高6,723メートル。
しゅじゃく
	【朱雀】
	◇[中]Zhuque
	○(1)[中国神話]四神(シジン)の一神。
	 南方や火・夏をつかさどる。
	 「すざく(朱雀)」,「朱鳥(シュチョウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒しじん(四神)
	○(2)宮城の南にある門。
	 参照⇒すざくもん(朱雀門)
	○(3)[漢]⇒しゅじゃくき(朱雀旗)
	 「朱鳥(シュチョウ)」とも呼ぶ。
しゅじゃくおおじ《しゆじやくおほぢ》
	【朱雀大路】
	○[歴]⇒すざくおおじ(朱雀大路)
しゅじゃくき
	【朱雀旗】
	◇[中]Zhuque Qi
	○(1)四神旗(シジンキ)の一つ。
	 朱雀を刺繍したり描いたりしたもの。
	 参照⇒しじんき(四神旗)
	○(2)[漢]軍隊の旗の名前。
しゅじゃくもん
	【朱雀門】
	○[歴]⇒すざくもん(朱雀門)
じゅしゃのふみもち
	【儒者の不身持ち】
	【儒者の不身持】
	○[慣用句]⇒こうやのしろばかま(紺屋の白袴)(1)
しゅしゅ
	【シュシュ】
	◇[フ](女性形)chouchoute/(男性形)chouchou
	○[服](長い髪をまとめる)輪ゴムを布でくるんだ飾りバンド。
しゅしゅ
	【守株】
	◇[中]shou zhu
	○[諺]いつまでも古い習慣などにこだわって、新しい事態に対
	処しないこと。また、対処できないこと。進歩がないこと。
	 「守株待兎(タイト)」,「株(イクゼ)を守る」とも呼ぶ。
	 参照⇒やなぎのしたにいつもどじょうはいない(柳の下にい
	つもドジョウはいない,柳の下に何時も泥鰌は居ない),あなく
	ろにずむ(アナクロニズム)
	◎『韓非子』(五蠹<ゴト>):宋人有耕田者。田中有株。兎走触
	株、折頸而死。因釋其耒而守株、冀復得兎。兎不可復得、而身
	為宋国笑。
	 宋人(ソウヒト)に田を耕す者有り。田中(デンチュウ)に株有り、兎(ウ
	サギ)走りて株に触れ、頸(クビ)を折りて死す。因(ヨ)りてその耒
	(スキ)を釈(ス)てて株を守り、復(マ)た兎を得んと冀(コイネガ)う。
	兎復(マ)た得(ウ)べからずして、身(ミ)は宋国の笑ひと為(ナ)れり。
	 宋の国に田を耕している男がいた。田の中に切り株があり、
	兎が走って来て切り株にぶつかり、首を折って死んだ。そこで、
	その男はスキ(鋤)を捨てて切り株を見守り、また兎を得ようと
	待ち望んだ。兎は再び手に入れることができず、宋の国の笑い
	ものになった。
	◎北原白秋(ハクシュウ)の童謡『待ちぼうけ』に歌われている。
しゅじゅ
	【侏儒】
	【朱儒】
	◇[中]zhuru(侏儒,朱儒)
	○(1)こびと(小人)。一寸法師。ちび。
	 参照⇒いっすんぼうし(一寸法師)
	○(2)見識のない人をあざける言葉。
	◎芥川龍之介著『侏儒の言葉』。
	○(3)[建]梁(ハリ)の上に立てる短い柱。
	 「ウダツ」,「侏儒柱」とも呼ぶ。
	○(4)[古]俳優。
	◎昔、中国で小人(コビト)を俳優に用いたことから。
	 参照⇒みぜっと(ミゼット)(1)
★じゅしゅー
	【ジュシュー】
	◇Antoine Laurent de Jussieu
	○[人]フランスの植物学者(1748〜1836)。
じゅじゅ
	【ジュジュ】
	◇juju
	○(1)(西アフリカ原住民の)物神(ブッシン)。呪物(ジュブツ)・護符
	(ゴフ)・お守り・魔除け。
	 参照⇒たりすまん(タリスマン),ぶーどぅーきょう(ブードゥ
	ー教),まくんば(マクンバ)
	○(2)(呪物・護符などの)魔力・効験(コウケン)。
じゅしゅう《じゆしう》
	【寿州】
	◇[中]Shouzhou
	○[古]⇒じゅけん(寿県)
しゅしゅたいと
	【守株待兎】
	◇[中]shou zhu dai tu
	○[諺]⇒しゅしゅ(守株)
じゅじゅーぶ
	【ジュジューブ】
	◇[英]jujube
	○(1)[植](英語で)ナツメ(棗)。
	 ⇒なつめ(ナツメ,棗)
	○(2)[食]ナツメ風味の小さなキャンデー・ジェリードロップ。
じゅしゅん
	【寿春】
	◇[中]Shouchun
	○[古]⇒じゅけん(寿県)
しゅしょう《しゆしやう》
	【首相】
	◇[英]the Prime Minister
	○(1)首席の宰相。
	○(2)内閣総理大臣の通称。
	 英語の略称は「PM」。
	 参照⇒しゅしょうかんてい(首相官邸)
しゅじょう《しゆぢやう》
	【朱錠】
	○⇒しゅずみ(朱墨)
しゅじょう《しゆじやう》
	【衆生】
	◇[梵]sattva(サットヴァ),[パーリ語]satta(サッタ)
	○(1)[仏]仏の救済の対象である、世の中のすべての生き物。
	○(2)[仏]すべての人間。
	 「すじょう(衆生)」とも読む。
	◎「有情(ウジョウ)」とも訳す。
	◎衆生界:⇒しゅじょうかい(衆生界)
	 衆生済度(サイド):⇒しゅじょうさいど(衆生済度)
しゅじょうかい《しゆじやうかい》
	【衆生界】
	○[仏]衆生の住む世界。人間界。現世。
しゅしょうかんてい《しゆしやうくわんてい》
	【首相官邸】
	◇[英]Prime Minister's Official Residence
	○東京都千代田区永田町(ナガタチョウ)にある、首相の公私の官宅。
	〈新首相官邸〉
	 鉄骨鉄筋コンクリート建て、地上5階地下1階、延べ床面積
	2万5千平方キロメートル。総工費435億円。
	 5階:首相や官房長官らの執務室。
	 4階:閣議室。
	 2階:迎賓用のホール。
	 1階:記者会見場。
	 地下1階:危機管理センター。
	◎麹町区一番町2万坪の鍋島侯爵邸が関東大震災で焼失した跡
	地に建つ。庭園は越後村上藩内藤家の屋敷跡で、明治時代に鍋
	島邸の庭園となる。
	 1929(昭和 4)旧首相官邸、完成。
	 2002. 4.22(平成14)新首相官邸で開館披露式典を開催。業務
	は30日から。旧官邸は26日で業務を終了し、文化財保護法に基
	づく発掘調査後に南側へ約50メートル移動させ首相公邸となる
	予定。
	◎イギリス:⇒だうにんぐてん(ダウニング10)
しゅじょうさいど《しゆじやうさいど》
	【衆生済度】
	○[仏]仏・菩薩(ボサツ)などが、迷っている衆生を救済して悟り
	の世界へ導くこと。
★じゅじょうとっき《》
	【樹状突起】
	◇[英]dendritic cell
	○[医]神経細胞から枝状に分岐している短い突起。
	 他の神経細胞からの興奮(刺激)を受容する。
しゅしょく
	【朱色】
	○[色]朱の色。
	 「しゅいろ(朱色)」とも呼ばれる。
★じゅじれき
	【授時暦】
	◇[中]Shoushi Li
	○[暦]中国元代の郭守敬(Gou Shoujing)が、フビライ・ハン
	(世祖)の命でイスラム伝来の器械を用い、1年を365.2425日と
	確定した。
	 日本の江戸時代の貞享暦(ジョウキョウレキ)に影響を与える。
しゅじんこう
	【主人公】
	○(1)主人の敬称。
	○(2)[文][劇](作品の)中心人物。
	 男は「ヒーロー(hero)」、女は「ヒロイン(heroine)」と呼ぶ。
	 参照⇒あごにすと(アゴニスト)(2)
しゅーす
	【CIWS】
	【シュース】
	◇[英]close-in weapon system
	○[軍]⇒しうす(CIWS,シウス)
しゅーず
	【シューズ】
	◇[英](複数形)shoes
	○[服]靴(クツ)・短靴(タングツ)。
	 くるぶしより下の浅い靴を指し、くるぶしより上を包むもの
	は「ブーツ(boots)」と呼ぶ。
	 参照⇒ぶーつ(ブーツ),すにーかー(スニーカー)
[1]じゅーす
	【ジュース】
	◇[英]deuce
	○(1)トランプで、2の札。
	 参照⇒えーす(エース)(1)
	○(2)サイコロで、2の目。
	 参照⇒えーす(エース)(2)
	○(3)[運]テニス・卓球・バレーなどで、あと1ポイント得点
	すれば勝負が決まる局面で、双方が同点になること。
	 この場合、どちらか一方が続けて2ポイント得点するまで試
	合が続けられる。
[2]じゅーす
	【ジュース】
	◇[英]juice
	○(1)[食]果物や野菜などを搾(シボ)った汁。果汁(カジュウ)。
	 参照⇒じゅーさー(ジューサー)
	◎ポマス(pomace):搾り粕。
	○(2)[食](1)で作った飲料。
	 現在は100%果汁でなければジュースとして販売できない。
	 ただし日本農林規格(JAS)法では、5%未満の砂糖類・ハ
	チミツなどを添加してもよい。
	○(3)[食]肉汁。
	○(4)[生]動植物の分泌液・体液。
	◎形容詞は「ジューシー(juicy)」。
じゅず
	【数珠】
	◇[葡]rosario、[英]rosary
	○(1)神仏を礼拝するときに手にかけ、揉むまたは念仏の回数
	を数える用具。
	 「ずず(数珠)」,「ねんじゅ(念珠)」,「ねんず(念珠)」とも、また
	キリスト教では「ロザリオ」,「ロザリヨ」と呼ぶ。
	 参照⇒だつま(達摩)(1),いらたかじゅず(刺高数珠)
	○(2)[建]屋根の鬼瓦の周囲にある丸い飾り突起。
じゅすい
	【入水】
	○水中に飛び込んで自殺をはかること・自殺すること。
	 「にゅうすい(入水)」とも呼ぶ。
	 参照⇒どざえもん(土左衛門),ひゃっぽんくい(百本杭)
しゅずみ
	【朱墨】
	○辰砂(シンシヤ)などの朱の粉を膠(ニカワ)で練り、型に入れて固め
	た墨。
	 訂正や注意書き・採点などに用いる。
	 「しゅぼく(朱墨)」,「赤墨(アカズミ)」,「朱錠(シュジョウ)」とも呼ぶ。
しゅせい
	【主星】
	○[天]連星において明るい方の星。
	 ⇔ばんせい(伴星)
	◎首星(シュセイ)は一般に星座中で最も明るい星。
	 参照⇒あるふぁせい(アルファ星,α星)
しゅせい
	【首星】
	○[天]アルファ星の別称。
	 ⇒あるふぁせい(アルファ星,α星)
	◎主星(シュセイ)は連星において明るい方の星。
しゅせい
	【酒精】
	○[化]エチルアルコール(ethyl alcohol)の別称。
	 ⇒えちるあるこーる(エチルアルコール)
	◎かつて酒類の分留によって得られたから。
	◎「酒精」は「アルコール」とも読む。
しゅぜい
	【酒税】
	○酒類に課する消費税・国税。
	 酒類製造業者・引取人から徴収する間接税。
	 事実上は消費者に転嫁される。
しゅぜいほう《しゆぜいはふ》
	【酒税法】
	○[法]酒税に関する、課税要件・申告・納付・酒類の製造免許
	などを定めた法律。
	 焼酎(ショウチュウ)は甲類・乙類の2種類に分類。
	◎1953(昭和28)制定。
	 1989(平成元)全面改正。
★しゅせきさん
	【酒石酸】
	◇[英]tartaric acid
	○[化]
	 参照⇒らせみさん(ラセミ酸)
しゅせん
	【酒泉】
	◇[中]Jiuquan
	○⇒しゅせんし(酒泉市)
じゅぜん
	【受禅】
	◇「禅」は天子が位を譲ること。
	○(1)[国]前の天皇から譲位を受けて、即位すること。受祚(ジュ
	ソ)。
	○(2)[漢]天子の位を譲り受けること。
しゅせんえいせいはっしゃせんたー
	《しゆせんゑいせいはつしやせんたー》
	【酒泉衛星発射センター】
	◇[英]the Jiaquan Satellite Launching Center
	○[宇]中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)西部
	のアラシャン盟(阿拉善盟<Alashan Meng>)エジン旗(額済納旗
	<Ejina Qi>)にある衛星打ち上げ基地。
	 発射台は北緯約41°、東経約100°、酒泉市中心部の北東方
	約280キロメートルに位置する。
	 正称は「東風航天城(Dongfeng Hangtien Cheng)」。
	 参照⇒せいしょうえいせいはっしゃせんたー(西昌衛星発射
	センター),たいげんえいせいはっしゃせんたー(太原衛星発射
	センター)
	◎1958(昭和33)建設。
	 1992(平成 4)江沢民国家主席、東風航天城と命名。
	 2004. 9. 1(平成16)外国メディアに初公開。
	◎「酒泉」は最も近い都市の甘粛省酒泉市から。
しゅせんし
	【酒泉市】
	◇[中]Jiuquan Shi
	○中国北西部、甘粛省(Gansu Sheng)(カンシュクショウ)北西部にある
	省直轄市(地級市)。商業都市。
	 郊外の文殊山(Wenshu Shan)に石窟寺院遺跡がある。
	 「チュウチュアン」とも呼ぶ。
	 参照⇒しゅせんえいせいはっしゃせんたー(酒泉衛星発射セ
	ンター)
	〈管轄1区〉
	 粛州区(Suzhou Qu)。
	〈管轄2市〉
	 玉門市(Yumen Shi)。
	 敦煌市(Dunhuang Xian)。
	〈管轄4県〉
	 金塔県(Jinta Xian)。
	 瓜州県(Guazhou Xian)。
	 粛北蒙古族自治県(Subei Mengguzu Zizhixian)。
	 阿克塞哈薩克族自治県(Akesai Hasakezu Zizhixian)。
	◎2004(平成16)市の西方で西涼(Xi Liang)(セイリョウ)の太祖李コ
	ウ(*)(Li Gao)(昭武王)の王墓が発見。
	 参照⇒せいりょう(西涼)
	(*)「コウ」は「(「日」冠+「高」)」。
しゅぜんじ
	【修善寺】
	◇[日]Shuzenji
	○(1)⇒しゅぜんじ(修禅寺)
	○(2)[古]⇒しゅぜんじちょう(修善寺町)
	○(3)修善寺紙(ガミ)の略。
★しゅぜんじ
	【修禅寺】
	○(1)静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺。
	◎旧住所は田方郡(タガタグン)修善寺町(シュゼンジチョウ)。
	○(2)山口県下関市の狗留孫山(クルソンザン)山麓にある寺。
しゅぜんじおんせん《しゆぜんじをんせん》
	【修善寺温泉】
	○静岡県伊豆市北部にある温泉。
	 狩野川(カノガワ)の支流、桂川の渓谷に温泉が湧き出し、 807
	(大同 2)空海が発見したと伝えられる。
	 泉質は弱食塩泉・単純泉。
	◎「独鈷(ドッコ)の湯」が有名。
	◎旧住所は田方郡(タガタグン)修善寺町(シュゼンジチョウ)。
しゅぜんじちょう《しゆぜんじちやう》
	【修善寺町】
	◇[日]Shuzenji Cho
	○[古]静岡県東部、田方郡(タガタグン)の町。
	 伊豆半島北部の温泉地。曹洞宗の寺、修善寺がある。
	 参照⇒しゅぜんじおんせん(修善寺温泉)
	◎2004. 4. 1(平成16)土肥町(トイチョウ)・天城湯ヶ島町(アマギユガシ
	マチョウ)・中伊豆町(ナカイズチョウ)と合併して伊豆市を発足。
じゅせんにゃんにゃん
	【寿仙娘娘】
	◇[中]Shouxian Niangniang
	○[中国神話]⇒まこ(麻姑)
じゅそ
	【受祚】
	○(1)天子の位を受け継ぐこと。受禅(ジュゼン)。
	○(2)福を受けること。受福(ジュフク)。
じゅそう《じゆさう》
	【樹霜】
	○[気]霧氷の一種。
	 大気中の水蒸気が霜の結晶となって樹枝や草などに付着した
	もの。
	 晴天無風・微風の夜間、樹木などの表面に、過冷却した水蒸
	気が液体になることなく直接氷の結晶となって凍結する。
	 風上の方向に発達し、針状・板状・コップ状など形はさまざ
	ま。
	 参照⇒じゅひょう(樹氷)
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