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百 科 辞 書 《しゆか》 編集:獨 澄旻
-------- しゆか ------------------------------------------------
しゅか
【シュカ】
◇[露]shchuka、[英]pike
○⇒ぱいく(パイク)(1)
◎ロシア文字では"щука"。
◎シュカB級原子力潜水艦:⇒あくらきゅうげんしりょくせん
すいかん(アクラ級原子力潜水艦)
しゅか
【首夏】
○[暦]⇒しょか(初夏)
しゅが
【珠芽】
○[植]腋芽(エキガ)の一種。茎に相当する部分に養分を貯蔵・肥
大して小さな球塊となったもの。
多くは葉の付け根にでき、成熟すると簡単に母株から離れ落
ちて、地上で発芽・成長し無性的に新しい個体となる。
ヤマノイモ・ムカゴイラクサなどに見られる。
「むかご(零奈子)」,「ぬかご(零奈子)」,「肉芽(ニクガ)」,「胎芽(タ
イガ)」とも呼ぶ。
◎腋芽には葉が多肉化した鱗芽(リンガ)がある。
参照⇒りんが(鱗芽)
しゅがー
【シュガー】
◇[英]sugar
○[食]⇒さとう(砂糖)
しゅかい《しゆくわい》
【主灰】
◇[英]bottom ash
○⇒しゅばい(主灰)
じゅかい
【樹海】
○高い所から海原のように見える、広い範囲にわたって生い茂っ
ている森林。
◎富士山:⇒あおきがはら(青木ヶ原)
白骨樹林:⇒おおだいがはらざん(大台ヶ原山)
大館樹海ドーム:⇒おおだてじゅかいどーむ(大館樹海ドー
ム)
じゅかいし
【珠海市】
◇[中]Zhuhai Shi
○中国南部、広東省(Guangdong Sheng)南部の都市。
香洲区(Xiangzhou Qu)・斗門区(Doumen Qu)・金湾区(Jinwan
Qu)から成る。
〈面積〉
1,653平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)82万人。
じゅがく
【寿岳】
◇[中]Shouyue
○[地]⇒こうざん(衡山)
★じゅがく
【儒学】
◇[中]Ruxue
○[宗]孔子(Kongzi)(コウシ)の教えにもとづく中国古来の政治・
道徳などの学問。諸子百家の一つ。
「儒教(Rujiao)」,「孔子教(Kongzijiao)(コウシキョウ)」,「名教(Ming-
jiao)(メイキョウ)」とも呼ぶ。
参照⇒しゅうしんせいかちこくへいてんか(修身斉家治国平
天下)
しゅかびーきゅう《しゆかびーきふ》
【シュカB級】
◇[英]Shchuka-B class
○[軍]⇒あくらきゅうげんしりょくせんすいかん(アクラ級原
子力潜水艦)
じゅかん《じゆくわん》
【樹冠】
◇[英]crown canopy
○[植]樹木の上部で枝や葉の茂っている部分。
バオバブ(baobab)など種によっては特徴のある形を示す。
「クラウン・キャノピー」,「キャノピー」とも呼ぶ。
参照⇒きゃのぴーうぇーくうぇー(キャノピー・ウォークウェ
ー)
★しゅき
【朱熹】
◇[中]Zhu Xi
○[人]中国南宋の大儒(1130〜1200)。
「朱子(Zhuzi)(シュシ)」と敬称される。
しゅき
【酒旗】
○⇒さかばた(酒旗)
じゅき
【授記】
【受記】
◇[梵]vyakarana
○[仏]修行者が仏(ホトケ)から、未来の世において仏の境地に達
すること(成仏)を予言し保証を授けられること。
「記別(キベツ)」,「記(「草」冠+「別」:補助5604)(キベツ)」とも呼ぶ。
◎釈迦は、その過去世に燃灯仏(ネントウブツ)から現世における成仏
を授記されたといわれる。
じゅききょう《じゆききやう》
【授記経】
○[仏]『法華経』の別称。
⇒ほけきょう(法華経)
じゅきょう《じゆけう》
【儒教】
◇[中]Rujiao
○[宗]儒学。
⇒じゅがく(儒学)
じゅきょう《じゅきやう》
【誦経】
○⇒ずきょう(誦経)
しゅぎょうもん《しゆぎやうもん》
【修行門】
○(1)[仏]密教の曼陀羅(マンダラ)でいう四方の門の一つ。
参照⇒しもん(四門)(4)
○(2)(転じて)葬場の南門。
しゅきん
【シュキン】
◇Shkin
○アフガニスタン東部、パクティカ州(Velayat-e Paktika)東
端にある町。
パキスタンカイバル・パシュトゥンハ州(Khyber Pakhtun-
khwa Province)南西部の南ワジリスタン地区(South Waziri-
stan District)との国境近く。
◎対テロ戦争後、アメリカ軍が基地を設営。
しゅきん
【手巾】
○(1)手ぬぐい。手ふき。
⇒てぬぐい(手拭い)
○(2)⇒はんかち(ハンカチ,手巾)
○(3)⇒しゅきんおび(手巾帯)
○(4)[俗]僧侶の隠語でウナギ(鰻)。
しゅきん
【朱槿】
○[植]ベニムクゲの漢名。
⇒むくげ(ムクゲ,木槿,槿)
しゅきんおび
【手巾帯】
○僧や尼などが用いる、手ぬぐいのような布を帯にしたもの。
法衣の上にしめて前に結ぶ。
単に「手巾(シュキン)」とも呼ぶ。
[1]じゅーく
【ジューク】
◇[英]juke
○(1)[名]ダンスができる場末の安酒場。
時にギャンブルや売春も行われる。
「ジュークハウス(juke house)」,「ジュークジョイント(juke
joint)」とも呼ぶ。
◎「ジョイント」は「いかがわしい場所」の意味。
○(2)[自動](1)またはジュークボックスで踊る。
[2]じゅーく
【ジューク】
◇[英]juke
○(1)[名]フェイント(feint)・フェイク(fake)。
○(2)[他動](人を)だます・あざむく。
しゅくがわらえき《しゆくがはらえき》
【宿川原駅】
○[交]青森県南津軽郡(ミナミツガルグン)大鰐町(オオワニマチ)宿川原(シュク
ガワラ)にある弘南鉄道大鰐線の駅。
大鰐(オオワニ)駅と鯖石(サバイシ)駅の間。
しゅくがわらえき《しゆくがはらえき》
【宿河原駅】
○[交]神奈川県川崎市多摩区宿河原4丁目にあるJR南武線の
駅。
久地(クジ)駅(高津区)と登戸(ノボリト)駅の間。
★じゅーくけ
【ジューク家】
◇[英]the Jukes/the Jukes family
○[歴]アメリカのニューヨーク州に実在した一家の仮名。
貧困・犯罪・病気などの悪質な特徴が何代も続いた典型とさ
れる。
1874(明治 7)心理学者ダグデール(Richard L.Dugdale)が報
告。ジューク家の709人を調べ、140人が刑務所に服役していた
という。
遺伝要因のほか、社会的弱者として差別され続けた環境要因
も考えられる。
参照⇒かりかっくけ(カリカック家)
★しゅくじつ
【祝日】
○[暦]
参照⇒かいせいしゅくじつほう(改正祝日法)
しゅくしゃ
【シュクシャ】
【縮砂】
◇[中]susha、[学]Amomum xanthioides/Amomum villosum
○[植]ショウガ目(Zingiberales)ショウガ科(Zingiberaceae)
ズク属(Amomum)の多年草。
高さ約3メートル。
ベトナム・タイ・ミャンマー・インドネシアなどに自生。
中国では福建省・広東省・広西チワン族自治区・雲南省など
で栽培。
漢方では種子を「縮砂仁(シュクシャニン)(susharen)」,「砂仁(シャニン)」
と呼ぶ。
「トウシュクシャ(唐縮砂)」とも呼ぶ。
◎シュクシャ(縮砂,宿砂)とは別種。
しゅくしゃ
【シュクシャ】
【縮砂】
【宿砂】
◇[学]Hedychium coronarium
○[植]ショウガ目(Zingiberales)ショウガ科(Zingiberaceae)
シュクシャ属(Hedychium)の多年草。
高さ約2メートル。
観賞用に栽培され、白い花や種子に芳香がある。
インド・マレーシア・オーストラリアの熱帯・亜熱帯に自生。
日本には安政年間(1854〜1860)以前に渡来。
◎シュクシャ(縮砂)とは別種。
◎中国語:姜花(jianghua)。
しゅくしゃにん
【縮砂仁】
◇[中]susharen
○[薬]砂仁(シャニン)の別称。
⇒しゃにん(砂仁)
しゅくしゅ
【粥腫】
◇[独]Atherom
○[医]⇒あてろーむ(アテローム)
じゅぐじゅるさんみゃく
【ジュグジュル山脈】
◇[英]Dzhugdzhur Range
○[地]ロシア連邦共和国の極東のハバロフスク地方(Khabarov-
sky Krai)東北部、オホーツク海沿岸に沿って走る山脈。西部
はスタノボイ山脈(Stanovoy Range)に続く。
じゅーくじょいんと
【ジュークジョイント】
◇[英]juke joint
○⇒[1]じゅーく(ジューク)(1)
しゅくしょううんてん《しゆくせううんてん》
【縮小運転】
◇[英]degradation
○[計]⇒でぐらでーしょん(デグラデーション)(6)
しゅくしょうめいれいこんぴゅーた《しゆくせうめいれいこんぴゆーた》
【縮小命令セット・コンピュータ】
◇[英]reduced instruction set computer
○[計]⇒りすく(リスク,RISC)
じゅくじょしん
【熟女真】
◇[中]Shou Nuzhen
○[歴]中国の宋代、宋に朝貢する女真族(Nuzhen Zu)に対する、
宋からの呼称。
⇔せいじょしん(生女真)
参照⇒じょしんぞく(女真族),じゅくばん(熟蕃)
★しゅくしん
【粛慎】
◇[中]Sushen
○[歴]中国古代の北方民族。
参照⇒まっかつ(靺鞨)
じゅくす
【ジュクス】
◇Gex
○フラン南東部、ローヌ・アルプス地域圏(Region Rhone-
Alpes)北部のアン県(Departement Ain)北東部にある都市。
ジュラ山脈(Jura Mountains)南西部に位置する。
しゅくせ
【宿世】
○⇒すくせ(宿世)
しゅくせい
【叔斉】
【叔齊】
◇[中]Shu Qi/Shuqi
○[人]中国の殷(イン)末・周初(紀元前12世紀ころ)の伝説的聖人。
伯夷(Bo Yi)(ハクイ)叔斉と並称され、清廉の人物の代表とされ
る。
⇒はくいしゅくせい(伯夷叔斉)
しゅくち
【縮地】
◇[中]suidi
○神仙術の一つ。
地脈を縮め、距離を近くする法。
参照⇒ちみゃく(地脈,地脉)
◎『神仙伝』壺公:費長房有神術/能縮地脈。千里存在/目前
宛然/放之復舒如旧也。
後漢の費長房(Fei Changfang)が地脈を縮め、千里先の地を
現前せしめたという。
しゅくつこう《しゆくつかう》
【祝津港】
◇[日]Shukutsu Ko
○[地]北海道小樽市(オタルシ)にある港。
しゅくどう
【縮瞳】
○[医]瞳孔(ドウコウ)が収縮(シュウシュク)すること。また、収縮した
状態。
⇔さんどう(散瞳)
◎英語:ミオシス(miosis,myosis)。
米語:マイオシス(miosis,myosis)。
じゅーくはうす
【ジュークハウス】
◇[英]juke house
○⇒[1]じゅーく(ジューク)(1)
じゅくばん
【熟蕃】
○教化され帰順している蕃人(未開人)。
⇔せいばん(生蕃)
参照⇒たかさごぞく(高砂族)
しゅくほう《しゆくはう》
【祝砲】
○[軍]礼砲の一種。
(国家行事などで)祝意を表して撃つ空砲。
陸上の大砲・軍艦の大砲や、小銃の一斉射撃などが用いられ
る。
大砲では慣例で21発・19発・17発などを撃つ。
参照⇒ちょうほう(弔砲)
◎英語:サリュートオブガンズ(salute of guns)。
フランス語:フーデジュワ(feu de joie)。
★じゅーくぼっくす
【ジュークボックス】
◇[英]jukebox
○[楽]コインを投入すると演奏するレコード自動演奏装置。
5セント硬貨を投入すると演奏したことから「ニッケルオデ
オン(nickelodeon)」とも呼ばれた。
参照⇒[1]じゅーく(ジューク)(1)
しゅくめいかん《しゆくめいくわん》
【宿命観】
◇[英]fatalism idea
○[哲]⇒うんめいろん(運命論)
しゅくめいろん
【宿命論】
◇[英]fatalism
○[哲]⇒うんめいろん(運命論)
★しゅくゆう
【祝融】
◇[中]Zhurong
○(1)[中国神話]古代伝説上の帝王。火の神・夏の神。
官名は大司馬兵部尚書。
「祝融氏」,「祝融神」,「赤帝(Chidi)」とも呼ぶ。
参照⇒しじん(四神)(2)
○(2)(転じて)火災・火事。
○(3)[中国神話]南海の神。
参照⇒しじん(四神)(3)
しゅくゆうし
【祝融氏】
◇[中]Zhurong shi
○[中国神話]⇒しゅくゆう(祝融)
しゅくゆうじん
【祝融神】
◇[中]Zhurong shen
○[中国神話]⇒しゅくゆう(祝融)
しゅーくりーむ
【シュークリーム】
◇[フ]chou a la creme、[英]cream puff(クリームパフ)
○[食]洋菓子の一種。
小麦粉を卵白で練って天火で焼いた、ふわっとして軽い皮の
横に切れ目を入れ、クリームをはさんだもの。皮に穴をあけて
クリームを詰めたものもある。
クリームはホイップクリームとカスタードクリームがあり、
皮をスワン(白鳥)形に細工したものもある。
◎"chou"は「キャベツ」の意味で、形から。
しゅーくるーと
【シュークルート】
◇[フ]choucroute、[独]Sauerkraut
○[食][料]⇒ざわーくらうと(ザワークラウト)
しゅけい
【主計】
○(1)会計を担当すること。また、その役・担当者。
○(2)[古][軍]帝国陸海軍で、会計・給与などを取り扱った武
官(官吏)。
旧称は「軍吏(グンリ)」。
★じゅけい
【受継】
○[法]
しゅける
【シュケル】
◇shekel
○[歴]⇒しける(シケル)
★しゅけん
【衆賢】
◇[梵]Sanghabhadra(サンガバドラ)
○[人]仏教の論師。
『阿毘達磨順正理論(アビダツマジュンショウリロン)』・『阿毘達磨顕
宗論(アビダツマケンシュウロン)』を著す。
じゅけん
【寿県】
◇[中]Shou Xian
○中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)西部の六安市(Liu-
an Shi)が管轄する区域の北東部にある県。
報恩寺(Bao'ensi)がある。
古称は「寿春(Shouchun)」,「寿陽(Shouyang)」,「寿州(Shouzhou)」。
★しゅげんじゃ
【修験者】
○修験道(シュゲンドウ)の修行者。
役行者(エンノギョウジャ)(役小角<エンノオヅノ>)を始祖とする。
「験者(ゲンザ,ゲンジャ)」とも、また一般には「やまぶし(山伏,
山臥)」と呼ばれることが多い。
また、熊野を中心とする天台系本山派の修行者は「本山衆」、
吉野を中心とする真言系当山派の修行者は「当山衆」と呼ぶ。
参照⇒ときん(頭巾,兜巾,頭襟)(1),すずかけごろも(篠懸衣),
いらたかじゅず(刺高数珠),てんぐ(テング,天狗)(1)
参照⇒『人名辞典』えんのぎょうじゃ(役 行者)
しゅげんしょう《しゆげんしやう》
【朱元璋】
◇[中]Zhu Yuanzhang
○[人]中国、明(Ming)の建国者・初代皇帝(1328〜1398)。在位
:1368〜1398。
在位年号から洪武帝(Hongwu Di)(コウブテイ)と称される。廟号
(ビョウゴウ)は太祖(Taizu)、諡(オクリナ)は高皇帝(Gao Huangdi)、
字(アザナ)は国瑞(Guorui)。安徽省(アンキショウ)濠州(Haozhou)の人。
貧農の家に生れ、25歳のとき元末期の混乱に白蓮教(ビャクレンキョ
ウ)を信条とする紅巾の乱(コウキンノラン)に加わる。一兵卒から身を
起して一軍の長となり、揚子江一帯の群雄の平定に成功。
白蓮教主の韓林児(Han Lin'er)(カン・リンジ)を殺して、1368年
<至正28,洪武元. 1.>金陵(Jinling)(南京)で帝位につき、国号
を大明と定め、元号を洪武と建元。北上して大都(Dadu)(北京)
をおとしいれ(洪武元. 9.14)、元をモンゴル高原に退ける。
1372<洪武 5>中国の統一を完成(*)。
1382<洪武15>雲南を攻略、さらにビルマを服属させた。
内には、漢民族の伝統復興につとめ、宰相胡惟庸(Hu Wei-
yong)(コ・イヨウ)を粛清して以後は宰相を置かず、皇帝独裁権の強
化を図り、中書省を廃し六部(リクブ)を皇帝に直属させる。
官制を改革して、1373<洪武 6>大明律令を制定、民族教化の
ため1397<洪武30>六諭(リクユ)を発布するなど、統一政治の治績
をあげる。
軍事面は5人の都督(最高司令官)を置き、権力の集中を防止。
地方は科挙を復活させ地主層を掌握し、民政・軍事・刑事の
官を並置させて皇帝直属とし、1381<洪武14>魚鱗図冊(ギョリンズ
サツ)(土地台帳)と賦役黄冊(フエキコウサツ)(戸籍源簿)を作成し、里甲
制を整備して財政確保を図り、治安を維持。
参照⇒ぎょりんずさつ(魚鱗図冊)
◎一世一元の制は朱元璋の洪武に始まる。
科挙では八股文(ハッコブン)を初めて採用。
墓は江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)の明祖陵(Minzu Ling)。
参照⇒みんそりょう(明祖陵)
(*)明の中国統一を建国の1368年とする説もある。
★しゅげんどう《しゆげんだう》
【修験道】
○日本古来の山岳信仰と平安密教や道教が習合した宗教。
参照⇒しゅげんじゃ(修験者),ほんざんは(本山派),とうざん
は(当山派)
しゅげんどうには《しゆげんだうには》
【修験道二派】
○修験道の天台系本山派と真言系当山派の総称。
参照⇒ほんざんは(本山派),とうざんは(当山派)
しゅけんび
【主顕日】
◇[英]Epiphany/Twelfth Day
○[宗]⇒こうげんさい(公現祭)
★しゅご
【守護】
○(1)守ること。
参照⇒しゅごじん(守護神),しゅごれい(守護霊)
○(2)(転じて)軍事・警察などが警護すること。また、その任
にあたる者。
○(3)[歴]鎌倉幕府・室町幕府の職名。
「守護職(しゅごしき,しゅごしょく)」とも呼ぶ。
◎1185(文治元)源頼朝(ヨリトモ)が源義経(ヨシツネ)・行家(ユキイエ)の逮
捕を名目に勅許(チョッキョ)を得て国々に設置。
じゅごい《じゆごゐ》
【従五位】
○(1)位階の一つ。正五位の下、正六位の上。
○(2)華族の嫡男(チャクナン)。
◎華族の嫡男は成年に達すると自動的に従五位を授けられたこ
とから。
しゅごいし
【守護石】
○[建]日本式庭園で、庭の景色の主眼となる重要な石。樹木の
配置や石組みなどで中心・起点となる石。
「しゅごせき(守護石)」とも呼ぶ。
◎足利将軍造園の際に守護が献じたからという。
しゅこう《しゆかう》
【珠江】
◇[中]Zhu Jiang
○[地]中国南部、華南地方最大の川。全長2,214キロメートル。
雲南省(Yunnan Sheng)(ウンナンショウ)北東部を南盤江(Nanpan
Jiang)として発源する西江(Xi Jiang)を本流とし、貴州省(Gui-
zhou Sheng)(キシュウショウ)・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang-
zu Zizhiqu)を東流。広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)三水
市(Sanshui Shi)で支流の東江(Dong Jiang)・北江(Bei Jiang)
を合流し、かつ多くの分流を派出して珠江デルタを形成し南シ
ナ海に注(ソソ)ぐ。
水量が豊富で、デルタ流域は重要な農業地帯・華南水路交通
の大動脈となっている。
「チューチアン(珠江)」,「粤江(Yue Jiang)(エツコウ)」とも呼ぶ。
参照⇒せいこう(西江),なんれいさんみゃく(南嶺山脈,南嶺
山脉)
じゅこう《しゆかう》
【珠江】
◇[中]Zhu Jiang
○[地]⇒しゅこう(珠江)
★じゅこういん《じゆくわうゐん》
【聚光院】
○京都府京都市北区紫野大徳寺町(ムラサキノダイトクジチョウ)にある大
徳寺の塔頭(タッチュウ)の一つ。
千家の墓所がある。
しゅごしき
【守護職】
○(1)[歴]守護の職・地位。また、その職に付随する権利・得
分。
「しゅごしょく(守護職)」とも呼ぶ。
○(2)[歴]⇒しゅご(守護)(3)
しゅごしょく
【守護職】
○[歴]⇒しゅごしき(守護職)
しゅごしん
【守護神】
○⇒しゅごじん(守護神)
しゅごじん
【守護神】
◇[英]guardian deity/tutelary deity
○国家・民族・家(家族・親族)・個人・職業・寺院などを、災
(ワザワ)いから守護する神。
「しゅごしん(守護神)」,「守り神(マモリガミ)」とも呼ぶ。
しゅごせき
【守護石】
○[建]⇒しゅごいし(守護石)
しゅごだい
【守護代】
○[歴]中世、守護の代官。
守護の有力な家臣が任命され、守護に代って任国で守護の職
務を行った。
2ヶ国以上を兼ねた守護や、鎌倉や京都にいて在国しない守
護が設置。
室町中期以降、在地の武士である国人(コクジン)が被官(ヒカン)し、
実力で主家(シュケ)に代って大名になるものが現れた。
参照⇒しゅごだいみょう(守護大名)
◎越前守護代:朝倉氏。
尾張守護代:織田氏。
しゅごだいみょう《しゆごだいみやう》
【守護大名】
○[歴]室町時代後期、任国の強めて封建領主化した守護。
鎌倉末期から守護は職権を利用して任国内の武士をしだいに
支配下に組み入れ、南北朝内乱期に半済(ハンゼイ)や守護請(シュゴ
ウケ)などで荘園・国衙(コクガ)領を侵し、一国または数ヶ国を領
して大名化したもの。
しかし、旧来の荘園所職(ショシキ)や幕府権力に依存し、国内武
士への支配力の弱さから、応仁の乱(1467〜1477)以後は没落し
て、守護代や国人(コクジン)が成長した戦国大名にとって代られ
た。
参照⇒しゅごだい(守護代)
しゅこだる
【シュコダル】
◇Shkoder
○(1)[地](Liqen i Shkodres)⇒しゅこだるこ(シュコダル湖)
○(2)(Shkoder Qark)⇒しゅこだるけん(シュコダル県)
○(3)アルバニア北西部、シュコダル県西部にある県都。シュ
コドラ郡の郡都。
シュコダル湖の南東岸に位置する。
「シコダル」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)8万1,800(推計)。
しゅこだるけん
【シュコダル県】
◇[アルバニア語]Shkoder Qark、[英]Shkoder County
○アルバニア北西部の県。北部・西部をモンテネグロ共和国に
隣接。
県都はシュコダル。
〈面積〉
3,562平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)25万7,018人(4月1日現在)。
〈郡〉
マレシエマデ郡(Malesi e Madhe Rreth)。
シュコダル郡(Shokoder Rreth)。
プーケ郡(Puke Rreth)。
しゅこだるこ
【シュコダル湖】
◇[アルバニア語]Liqen i Shkodres、[英]Lake Shkoder/Lake
Shkoda、[フ]Lac de Shkoder
○[地]モンテネグロ共和国南部、アルバニアとの境にある、バ
ルカン半島最大の湖。
「シコダル湖」とも、「スカダル湖([セルボ・クロアチア語]
Skadarske Jezero)」,「スクタリ湖(Lake Scutari)」とも呼ぶ。
〈面積〉
369平方キロメートル。
しゅことヴぉ
【シュコトヴォ】
◇Shkotovo
○⇒しゅことぼ(シュコトボ)
★しゅことぼ
【シュコトボ】
◇Shkotovo
○ロシア連邦極東、プリモルスキー地方(Primorsky Krai)(沿
海州)の町。ウラジオストクの東北。
「シュコトヴォ」とも呼ぶ。
しゅごれい
【守護霊】
○(1)自分を災(ワザワ)いから守ってくれる精霊。
「守り神(マモリガミ)」とも呼ぶ。
○(2)(特に)自分の身を守ってくれる先祖の霊。
じゅごん
【ジュゴン】
【儒艮】
◇[英]dugong/sea pig
○[哺]海牛目(Sirenia)ジュゴン科(Dugongidae)の哺乳類。
体長3メートル弱。
尻尾が扇状になっているマナティ(manatee)と異なり、尻尾
が「へ」の字状に二股になっている。
「海馬(カイバ)」とも、沖縄では「サンノイオ(犀魚)」とも呼ぶ。
◎人魚と間違われたという。
◎2007. 8. 3(平成19)環境省、沖縄本島周辺の海に生息するジュ
ゴンを哺乳類の絶滅危惧種1A類に指定。
しゅこんごうじん《しゆこんがうじん》
【執金剛神】
○[仏]⇒しゅうこんごうじん(執金剛神)
しゅさ
【朱砂】
○⇒しんしゃ(辰砂)
★しゅさ
【酒さ】
【酒サ】
◇[英]rosacea(ローゼイシア)
○[病]慢性皮膚疾患の一つ。
顔面、特に鼻の先や頬(ホオ)などが毛細血管の拡張によって赤
くなる。
◎「酒(「査」偏+「皮」)」と書く。
じゅーさー
【ジューサー】
◇[英]juicer
○(1)[料]果物や野菜の搾(シボ)り器。
参照⇒[2]じゅーす(ジュース)
○(2)[料][電](特に)電動の搾り機。
果実や野菜などを細かく砕き、ジュースのみを搾り出すもの。
参照⇒みきさー(ミキサー)(2)
じゅさん
【授産】
○[経]失業者・貧困者などに仕事を授(サズ)け(与え)、生活を
成り立たせること。
参照⇒じゅさんじょ(授産所)
じゅさんじょ
【授産所】
○(1)[法][経]生活保護法・社会福祉事業法などによる保護施
設の一種。
失業者・生活困窮者の自立を助長する目的で、技術の習得や
就業の機会と便宜を与える施設。
参照⇒こうきょうしょくぎょうあんていじょ(公共職業安定
所)
○(2)[経]自治体や公益法人などによる、失業者・貧困者など
に内職(ナイショク)の世話をする施設。
参照⇒ないしょく(内職)(3)
しゅさんち
【主産地】
○その産物の主な生産地。
しゅさんぶつ
【主産物】
○その土地の主な生産物。
しゅし
【朱子】
◇[中]Zhuzi
○[人]朱熹(Zhu Xi)(シュ・キ)の敬称。
⇒しゅき(朱熹)
◎朱子学:⇒しゅしがく(朱子学)
じゅーしー
【ジューシー】
◇juicy
○(1)[形]水分の多い、汁が豊かな。
○(2)[形](果物などが)果汁(カジュウ)が豊かな。
○(3)[形](焼き肉などが)肉汁が多い。
★しゅしがく
【朱子学】
◇[中]Zhuzi xue、[英]the Zhu Xi school of Neo-Confucian-
ism
○[哲]南宋の朱熹(Zhu Xi)(シュ・キ)(朱子)が大成した儒学の新体
系。
◎明代に形骸化し、陽明学が起こった。
参照⇒ようめいがく(陽明学)
しゅじつ
【主日】
◇[英]Lord's day
○[宗]⇒[1]どみにか(ドミニカ)
しゅーしーど
【シューシード】
◇[フ]suicide
○⇒すーさいど(スーサイド)
★しゅしゃ
【朱砂】
○(1)⇒しんしゃ(辰砂)
○(2)[薬]漢方薬の一つ。
天然産の硫化水銀(HgS)。
じゅじゃいじゃこ
【ジュジャイジャコ】
◇Llullaillaco
○[地]アルゼンチンとチリの国境にある、アンデス山脈の火山。
標高6,723メートル。
しゅじゃく
【朱雀】
◇[中]Zhuque
○(1)[中国神話]四神(シジン)の一神。
南方や火・夏をつかさどる。
「すざく(朱雀)」,「朱鳥(シュチョウ)」とも呼ぶ。
参照⇒しじん(四神)
○(2)宮城の南にある門。
参照⇒すざくもん(朱雀門)
○(3)[漢]⇒しゅじゃくき(朱雀旗)
「朱鳥(シュチョウ)」とも呼ぶ。
しゅじゃくおおじ《しゆじやくおほぢ》
【朱雀大路】
○[歴]⇒すざくおおじ(朱雀大路)
しゅじゃくき
【朱雀旗】
◇[中]Zhuque Qi
○(1)四神旗(シジンキ)の一つ。
朱雀を刺繍したり描いたりしたもの。
参照⇒しじんき(四神旗)
○(2)[漢]軍隊の旗の名前。
しゅじゃくもん
【朱雀門】
○[歴]⇒すざくもん(朱雀門)
じゅしゃのふみもち
【儒者の不身持ち】
【儒者の不身持】
○[慣用句]⇒こうやのしろばかま(紺屋の白袴)(1)
しゅしゅ
【シュシュ】
◇[フ](女性形)chouchoute/(男性形)chouchou
○[服](長い髪をまとめる)輪ゴムを布でくるんだ飾りバンド。
しゅしゅ
【守株】
◇[中]shou zhu
○[諺]いつまでも古い習慣などにこだわって、新しい事態に対
処しないこと。また、対処できないこと。進歩がないこと。
「守株待兎(タイト)」,「株(イクゼ)を守る」とも呼ぶ。
参照⇒やなぎのしたにいつもどじょうはいない(柳の下にい
つもドジョウはいない,柳の下に何時も泥鰌は居ない),あなく
ろにずむ(アナクロニズム)
◎『韓非子』(五蠹<ゴト>):宋人有耕田者。田中有株。兎走触
株、折頸而死。因釋其耒而守株、冀復得兎。兎不可復得、而身
為宋国笑。
宋人(ソウヒト)に田を耕す者有り。田中(デンチュウ)に株有り、兎(ウ
サギ)走りて株に触れ、頸(クビ)を折りて死す。因(ヨ)りてその耒
(スキ)を釈(ス)てて株を守り、復(マ)た兎を得んと冀(コイネガ)う。
兎復(マ)た得(ウ)べからずして、身(ミ)は宋国の笑ひと為(ナ)れり。
宋の国に田を耕している男がいた。田の中に切り株があり、
兎が走って来て切り株にぶつかり、首を折って死んだ。そこで、
その男はスキ(鋤)を捨てて切り株を見守り、また兎を得ようと
待ち望んだ。兎は再び手に入れることができず、宋の国の笑い
ものになった。
◎北原白秋(ハクシュウ)の童謡『待ちぼうけ』に歌われている。
しゅじゅ
【侏儒】
【朱儒】
◇[中]zhuru(侏儒,朱儒)
○(1)こびと(小人)。一寸法師。ちび。
参照⇒いっすんぼうし(一寸法師)
○(2)見識のない人をあざける言葉。
◎芥川龍之介著『侏儒の言葉』。
○(3)[建]梁(ハリ)の上に立てる短い柱。
「ウダツ」,「侏儒柱」とも呼ぶ。
○(4)[古]俳優。
◎昔、中国で小人(コビト)を俳優に用いたことから。
参照⇒みぜっと(ミゼット)(1)
★じゅしゅー
【ジュシュー】
◇Antoine Laurent de Jussieu
○[人]フランスの植物学者(1748〜1836)。
じゅじゅ
【ジュジュ】
◇juju
○(1)(西アフリカ原住民の)物神(ブッシン)。呪物(ジュブツ)・護符
(ゴフ)・お守り・魔除け。
参照⇒たりすまん(タリスマン),ぶーどぅーきょう(ブードゥ
ー教),まくんば(マクンバ)
○(2)(呪物・護符などの)魔力・効験(コウケン)。
じゅしゅう《じゆしう》
【寿州】
◇[中]Shouzhou
○[古]⇒じゅけん(寿県)
しゅしゅたいと
【守株待兎】
◇[中]shou zhu dai tu
○[諺]⇒しゅしゅ(守株)
じゅじゅーぶ
【ジュジューブ】
◇[英]jujube
○(1)[植](英語で)ナツメ(棗)。
⇒なつめ(ナツメ,棗)
○(2)[食]ナツメ風味の小さなキャンデー・ジェリードロップ。
じゅしゅん
【寿春】
◇[中]Shouchun
○[古]⇒じゅけん(寿県)
しゅしょう《しゆしやう》
【首相】
◇[英]the Prime Minister
○(1)首席の宰相。
○(2)内閣総理大臣の通称。
英語の略称は「PM」。
参照⇒しゅしょうかんてい(首相官邸)
しゅじょう《しゆぢやう》
【朱錠】
○⇒しゅずみ(朱墨)
しゅじょう《しゆじやう》
【衆生】
◇[梵]sattva(サットヴァ),[パーリ語]satta(サッタ)
○(1)[仏]仏の救済の対象である、世の中のすべての生き物。
○(2)[仏]すべての人間。
「すじょう(衆生)」とも読む。
◎「有情(ウジョウ)」とも訳す。
◎衆生界:⇒しゅじょうかい(衆生界)
衆生済度(サイド):⇒しゅじょうさいど(衆生済度)
しゅじょうかい《しゆじやうかい》
【衆生界】
○[仏]衆生の住む世界。人間界。現世。
しゅしょうかんてい《しゆしやうくわんてい》
【首相官邸】
◇[英]Prime Minister's Official Residence
○東京都千代田区永田町(ナガタチョウ)にある、首相の公私の官宅。
〈新首相官邸〉
鉄骨鉄筋コンクリート建て、地上5階地下1階、延べ床面積
2万5千平方キロメートル。総工費435億円。
5階:首相や官房長官らの執務室。
4階:閣議室。
2階:迎賓用のホール。
1階:記者会見場。
地下1階:危機管理センター。
◎麹町区一番町2万坪の鍋島侯爵邸が関東大震災で焼失した跡
地に建つ。庭園は越後村上藩内藤家の屋敷跡で、明治時代に鍋
島邸の庭園となる。
1929(昭和 4)旧首相官邸、完成。
2002. 4.22(平成14)新首相官邸で開館披露式典を開催。業務
は30日から。旧官邸は26日で業務を終了し、文化財保護法に基
づく発掘調査後に南側へ約50メートル移動させ首相公邸となる
予定。
◎イギリス:⇒だうにんぐてん(ダウニング10)
しゅじょうさいど《しゆじやうさいど》
【衆生済度】
○[仏]仏・菩薩(ボサツ)などが、迷っている衆生を救済して悟り
の世界へ導くこと。
★じゅじょうとっき《》
【樹状突起】
◇[英]dendritic cell
○[医]神経細胞から枝状に分岐している短い突起。
他の神経細胞からの興奮(刺激)を受容する。
しゅしょく
【朱色】
○[色]朱の色。
「しゅいろ(朱色)」とも呼ばれる。
★じゅじれき
【授時暦】
◇[中]Shoushi Li
○[暦]中国元代の郭守敬(Gou Shoujing)が、フビライ・ハン
(世祖)の命でイスラム伝来の器械を用い、1年を365.2425日と
確定した。
日本の江戸時代の貞享暦(ジョウキョウレキ)に影響を与える。
しゅじんこう
【主人公】
○(1)主人の敬称。
○(2)[文][劇](作品の)中心人物。
男は「ヒーロー(hero)」、女は「ヒロイン(heroine)」と呼ぶ。
参照⇒あごにすと(アゴニスト)(2)
しゅーす
【CIWS】
【シュース】
◇[英]close-in weapon system
○[軍]⇒しうす(CIWS,シウス)
しゅーず
【シューズ】
◇[英](複数形)shoes
○[服]靴(クツ)・短靴(タングツ)。
くるぶしより下の浅い靴を指し、くるぶしより上を包むもの
は「ブーツ(boots)」と呼ぶ。
参照⇒ぶーつ(ブーツ),すにーかー(スニーカー)
[1]じゅーす
【ジュース】
◇[英]deuce
○(1)トランプで、2の札。
参照⇒えーす(エース)(1)
○(2)サイコロで、2の目。
参照⇒えーす(エース)(2)
○(3)[運]テニス・卓球・バレーなどで、あと1ポイント得点
すれば勝負が決まる局面で、双方が同点になること。
この場合、どちらか一方が続けて2ポイント得点するまで試
合が続けられる。
[2]じゅーす
【ジュース】
◇[英]juice
○(1)[食]果物や野菜などを搾(シボ)った汁。果汁(カジュウ)。
参照⇒じゅーさー(ジューサー)
◎ポマス(pomace):搾り粕。
○(2)[食](1)で作った飲料。
現在は100%果汁でなければジュースとして販売できない。
ただし日本農林規格(JAS)法では、5%未満の砂糖類・ハ
チミツなどを添加してもよい。
○(3)[食]肉汁。
○(4)[生]動植物の分泌液・体液。
◎形容詞は「ジューシー(juicy)」。
じゅず
【数珠】
◇[葡]rosario、[英]rosary
○(1)神仏を礼拝するときに手にかけ、揉むまたは念仏の回数
を数える用具。
「ずず(数珠)」,「ねんじゅ(念珠)」,「ねんず(念珠)」とも、また
キリスト教では「ロザリオ」,「ロザリヨ」と呼ぶ。
参照⇒だつま(達摩)(1),いらたかじゅず(刺高数珠)
○(2)[建]屋根の鬼瓦の周囲にある丸い飾り突起。
じゅすい
【入水】
○水中に飛び込んで自殺をはかること・自殺すること。
「にゅうすい(入水)」とも呼ぶ。
参照⇒どざえもん(土左衛門),ひゃっぽんくい(百本杭)
しゅずみ
【朱墨】
○辰砂(シンシヤ)などの朱の粉を膠(ニカワ)で練り、型に入れて固め
た墨。
訂正や注意書き・採点などに用いる。
「しゅぼく(朱墨)」,「赤墨(アカズミ)」,「朱錠(シュジョウ)」とも呼ぶ。
しゅせい
【主星】
○[天]連星において明るい方の星。
⇔ばんせい(伴星)
◎首星(シュセイ)は一般に星座中で最も明るい星。
参照⇒あるふぁせい(アルファ星,α星)
しゅせい
【首星】
○[天]アルファ星の別称。
⇒あるふぁせい(アルファ星,α星)
◎主星(シュセイ)は連星において明るい方の星。
しゅせい
【酒精】
○[化]エチルアルコール(ethyl alcohol)の別称。
⇒えちるあるこーる(エチルアルコール)
◎かつて酒類の分留によって得られたから。
◎「酒精」は「アルコール」とも読む。
しゅぜい
【酒税】
○酒類に課する消費税・国税。
酒類製造業者・引取人から徴収する間接税。
事実上は消費者に転嫁される。
しゅぜいほう《しゆぜいはふ》
【酒税法】
○[法]酒税に関する、課税要件・申告・納付・酒類の製造免許
などを定めた法律。
焼酎(ショウチュウ)は甲類・乙類の2種類に分類。
◎1953(昭和28)制定。
1989(平成元)全面改正。
★しゅせきさん
【酒石酸】
◇[英]tartaric acid
○[化]
参照⇒らせみさん(ラセミ酸)
しゅせん
【酒泉】
◇[中]Jiuquan
○⇒しゅせんし(酒泉市)
じゅぜん
【受禅】
◇「禅」は天子が位を譲ること。
○(1)[国]前の天皇から譲位を受けて、即位すること。受祚(ジュ
ソ)。
○(2)[漢]天子の位を譲り受けること。
しゅせんえいせいはっしゃせんたー
《しゆせんゑいせいはつしやせんたー》
【酒泉衛星発射センター】
◇[英]the Jiaquan Satellite Launching Center
○[宇]中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)西部
のアラシャン盟(阿拉善盟<Alashan Meng>)エジン旗(額済納旗
<Ejina Qi>)にある衛星打ち上げ基地。
発射台は北緯約41°、東経約100°、酒泉市中心部の北東方
約280キロメートルに位置する。
正称は「東風航天城(Dongfeng Hangtien Cheng)」。
参照⇒せいしょうえいせいはっしゃせんたー(西昌衛星発射
センター),たいげんえいせいはっしゃせんたー(太原衛星発射
センター)
◎1958(昭和33)建設。
1992(平成 4)江沢民国家主席、東風航天城と命名。
2004. 9. 1(平成16)外国メディアに初公開。
◎「酒泉」は最も近い都市の甘粛省酒泉市から。
しゅせんし
【酒泉市】
◇[中]Jiuquan Shi
○中国北西部、甘粛省(Gansu Sheng)(カンシュクショウ)北西部にある
省直轄市(地級市)。商業都市。
郊外の文殊山(Wenshu Shan)に石窟寺院遺跡がある。
「チュウチュアン」とも呼ぶ。
参照⇒しゅせんえいせいはっしゃせんたー(酒泉衛星発射セ
ンター)
〈管轄1区〉
粛州区(Suzhou Qu)。
〈管轄2市〉
玉門市(Yumen Shi)。
敦煌市(Dunhuang Xian)。
〈管轄4県〉
金塔県(Jinta Xian)。
瓜州県(Guazhou Xian)。
粛北蒙古族自治県(Subei Mengguzu Zizhixian)。
阿克塞哈薩克族自治県(Akesai Hasakezu Zizhixian)。
◎2004(平成16)市の西方で西涼(Xi Liang)(セイリョウ)の太祖李コ
ウ(*)(Li Gao)(昭武王)の王墓が発見。
参照⇒せいりょう(西涼)
(*)「コウ」は「(「日」冠+「高」)」。
しゅぜんじ
【修善寺】
◇[日]Shuzenji
○(1)⇒しゅぜんじ(修禅寺)
○(2)[古]⇒しゅぜんじちょう(修善寺町)
○(3)修善寺紙(ガミ)の略。
★しゅぜんじ
【修禅寺】
○(1)静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺。
◎旧住所は田方郡(タガタグン)修善寺町(シュゼンジチョウ)。
○(2)山口県下関市の狗留孫山(クルソンザン)山麓にある寺。
しゅぜんじおんせん《しゆぜんじをんせん》
【修善寺温泉】
○静岡県伊豆市北部にある温泉。
狩野川(カノガワ)の支流、桂川の渓谷に温泉が湧き出し、 807
(大同 2)空海が発見したと伝えられる。
泉質は弱食塩泉・単純泉。
◎「独鈷(ドッコ)の湯」が有名。
◎旧住所は田方郡(タガタグン)修善寺町(シュゼンジチョウ)。
しゅぜんじちょう《しゆぜんじちやう》
【修善寺町】
◇[日]Shuzenji Cho
○[古]静岡県東部、田方郡(タガタグン)の町。
伊豆半島北部の温泉地。曹洞宗の寺、修善寺がある。
参照⇒しゅぜんじおんせん(修善寺温泉)
◎2004. 4. 1(平成16)土肥町(トイチョウ)・天城湯ヶ島町(アマギユガシ
マチョウ)・中伊豆町(ナカイズチョウ)と合併して伊豆市を発足。
じゅせんにゃんにゃん
【寿仙娘娘】
◇[中]Shouxian Niangniang
○[中国神話]⇒まこ(麻姑)
じゅそ
【受祚】
○(1)天子の位を受け継ぐこと。受禅(ジュゼン)。
○(2)福を受けること。受福(ジュフク)。
じゅそう《じゆさう》
【樹霜】
○[気]霧氷の一種。
大気中の水蒸気が霜の結晶となって樹枝や草などに付着した
もの。
晴天無風・微風の夜間、樹木などの表面に、過冷却した水蒸
気が液体になることなく直接氷の結晶となって凍結する。
風上の方向に発達し、針状・板状・コップ状など形はさまざ
ま。
参照⇒じゅひょう(樹氷)
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