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百 科 辞 書 《しゆは》 編集:獨 澄旻
-------- しゆは ------------------------------------------------
しゅは
【手杷】
◇[日]shuha
○[農]⇒こまざらい(細杷,細攫い)
じゅば
【ジュバ】
◇Juba
○南スーダン共和国の首都。バハル・アル・ジャバル州(Bahr
al Jabal wilayah)中央部にある州都。
「ジューバ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1993(平成 5)11万4,980人(4月15日現在)。
◎2011. 7. 9(平成23)南スーダン共和国の独立とともに首都と
なる。
じゅーば
【ジューバ】
◇Juba
○⇒じゅば(ジュバ)
しゅはい
【酒旆】
○⇒さかばた(酒旗)
しゅばい
【主灰】
◇[英]bottom ash
○燃焼させた焼却物の内、炉内に残留または炉底に落下した灰
(ハイ)。
「ボトムアッシュ」とも呼ぶ。
参照⇒ひばい(飛灰)
◎「しゅかい(主灰)」の慣用読み。
しゅばいつぁー
【シュバイツァー】
◇Albert Schweitzer
○[人]フランスの神学者・哲学者・社会事業家・医者・オルガ
ン奏者(1875〜1965)。
当時ドイツ領だったエルザス(Elsass)に生れる。
独仏対立の中から人類への直接奉仕を志し、30歳で黒人を病
苦から救うために医学を学ぶ。
1913(大正 2)フランス領赤道アフリカのガボン(Gabon)のラ
ンバレネ(Lambarene)に渡り、独力で病院を建設して半世紀間
黒人の医療と伝道に従事し、「密林の医者(Jungle Doctor)」と
呼ばれる。
また、バッハの研究家・パイプオルガン奏者としても知られ
る。
1952(昭和27)ノーベル平和賞を受賞。
「シュヴァイツァー」とも、ドイツ語読みで「シュバイツェル」
とも呼ぶ。
◎個人的には黒人に対して親近感を持っていなかったという。
◎1919(大正 8)エルザス、フランス領に復帰してアルザス(Al-
sace)となる。
しゅばいつぇる
【シュバイツェル】
◇Albert Schweitzer(アルベルト・シュバイツェル)
○[人]⇒しゅばいつぁー(シュバイツァー)
しゅばいん
【シュバイン】
◇[独]Schwein
○[哺](ドイツ語で)ブタ(豚)。
⇒ぶた(ブタ,豚)
しゅばいんふるとぐりーん
【シュバインフルト・グリーン】
◇[英]Schweinfurt green
○[化]⇒ぱりすぐりーん(パリス・グリーン)(1)
じゅばがわ《じゆばがは》
【ジュバ川】
◇[英]Jubba River/Juba River、[伊]fiume Giuba
○[地]ソマリア南西部を南流する川。全長約1,600キロメート
ル。
エチオピア高原南部に発源し、国境付近でダワ川(Dawa Ri-
ver)・ゲナレ川(Genale River)を合流し、キスマユ(Kismaayo)
付近でインド洋に注ぐ。
参照⇒じゅばらんど(ジュバランド)
しゅはだちく
【シュハダ地区】
◇[英]ash-Shahadah District/Shuhada District
○イラク西部、アンバール州(Muhafazat al-Anbar)東部のアル
ファルージャ(al-Fallujah)南部の一地区。
じゅばだでへしゅう《じゆばだでへしう》
【ジュバダデヘ州】
【ジュバダ・デヘ州】
◇gobolka Jubbada Dexe、[英]Jubbada Dexe Region
○ソマリア南西部の州。西部をジュバダホーセ州(gobolka Jub-
bada Hoose)、北西端をゲド州(gobolka Gedo)に接し、南東部
をインド洋に面する。
州都はブアーレ(Bu'aale)。
参照⇒じゅばがわ(ジュバ川)
じゅばだほーせしゅう《じゆばだほーせしう》
【ジュバダホーセ州】
【ジュバダ・ホーセ州】
◇gobolka Jubbada Hoose、[英]Jubbada Hoose Region
○ソマリア南西部の州。北部をゲド州(gobolka Gedo)、北東部
をジュバダデヘ州(gobolka Jubbada Dexe)に接し、西部をケニ
アに隣接し、南東部をインド洋に面する。
州都はキスマユ(Kismaayo)。
参照⇒じゅばがわ(ジュバ川),じゅばらんど(ジュバランド)
しゅはつ
【種髪】
◇[英]coma
○[植]ワタ(綿)などの種子にある綿毛。
風に飛ばされて種子を広く散布するためのもの。
「冠毛(カンモウ)」,「コーマ」とも呼ぶ。
★しゅばとうせいほう《しゆばとうせいはふ》
【種馬統制法】
○[古][法]
◎1939(昭和14)。
しゅばーねんげざんぐ
【シュバーネンゲザング】
◇[独]Schwanengesang
○⇒はくちょうのうた(白鳥の歌)
[1]しゅばーべ
【シュバーベ】
◇Samuel Heinrich Schwabe
○[人]ドイツのアマチュア天文学者・薬剤師(1789.10.25〜
1875. 4.11)。
「シュヴァーベ」,「シュワーベ」とも呼ぶ。
★[2]しゅばーべ
【シュバーベ】
◇Hermann Schwabe
○[人]ドイツの統計学者(1830〜1874)。
「シュヴァーベ」,「シュワーベ」とも呼ぶ。
しゅばーべん
【シュバーベン】
◇[独]Schwaben、[英]Swabia(スワビア)
○ドイツ南部、バイエルン州南西部の地方。
中心都市はアウクスブルク(Augsburg)。
「シュヴァーベン」,「シュワーベン」とも呼ぶ。
◎もと大公国。
じゅばらんど
【ジュバランド】
◇Jubbaland/Jubaland、[伊]Oltre Giuba
○[古]ソマリア南西部、ジュバ川(Jubba River)流域西部の古
称。ほぼ現在のゲド州(gobolka Gedo)・ジュバダホーセ州
(gobolka Jubbada Hoose)。
中心都市はキスマユ(Kismaayo)。
「トランスジュバ(Trans Jubba)」とも呼ぶ。
〈面積〉
8万7,000平方キロメートル。
◎1925. 6.29(大正14)ケニアからイタリア領ソマリランド
(Italian Somaliland)に譲渡。
[1]しゅばりえ
【シュバリエ】
◇[フ]chevalier
○(1)(中世の)騎士。
「シュヴァリエ」,「カバリエ([フ]cavalier)」とも呼ぶ。
参照⇒かばりえ(カバリエ)
○(2)(Chevalier de l'Ordre)⇒しゅばりえしょう(シュバリエ
章)
[2]しゅばりえ
【シュバリエ】
◇Maurice Chevalier(モーリス・シュバリエ)
○[人]フランスのシャンソン歌手・俳優(1888〜1972)。
カンカン帽に蝶ネクタイ、親しみやすい微笑と軽妙洒脱な芸
風で人気を博す。
トーキー時代のハリウッド映画など、たびたび出演。
出演映画は1947(昭和22)『沈黙は金(Le Silence est d'or)』
・1957(昭和32)『昼下りの情事(Love in the Afternoon)』な
ど。
しゅばりえしょう《しゆばりえしやう》
【シュバリエ章】
◇[フ]Chevalier de l'Ordre
○フランスのレジオン・ドヌール勲章の五等章。
参照⇒れじおんどぬーるくんしょう(レジオン・ドヌール勲
章)
しゅばる
【シュバル】
◇[フ]cheval
○[哺](フランス語で)ウマ(馬)。
⇒うま(ウマ,馬)
しゅばるつ
【シュバルツ】
◇[独]Schwarz
○[色](ドイツ語で)黒・黒色。
「シュヴァルツ」とも、英語読みで「シュワルツ」とも呼ぶ。
◎シュバルツェ・メーア(Schwarze Meer):黒海。
しゅばるつぇめーあ
【シュバルツェ・メーア】
◇[独]Schwarze Meer
○[地](ドイツ語で)黒海。
⇒こっかい(黒海)
しゅばるつしると
【シュバルツシルト】
◇Karl Schwarzschild
○[人]ドイツの天文学者・数理物理学者(1873〜1916)。
1901(明治34)ゲッティンゲン天文台長。
1909(明治42)ポツダム天文台長。
アインシュタインの一般相対性理論に基づき、重力場の方程
式に対する厳密解の一つ、シュバルツシルト解を発見。また、
ブラックホールで星が重力崩壊を起こす臨界半径(シュバルツ
シルト半径<[英]Schwarzschild radius>)を導く。
その他、統計天文学・恒星運動・恒星の写真光度測定・太陽
の放射平衡論など業績は多方面にわたる。
第一次世界大戦で志願し、戦病死。
「シュヴァルツシルト」とも、英語読みで「シュワルツシルト」,
「シュワルツシルド」とも呼ぶ。
◎「シルト(Schild)」は「標識・合図・看板」の意味。
しゅばるつばると
【シュバルツバルト】
◇[独]Schwarzwald(黒い森)、[英]Black Forest、[フ]Foret
Noire
○[地]ドイツ南西部のライン地溝帯の東側をスイスまで南北に
ひろがる高原状の山地。延長約160キロメートル、幅35〜60キ
ロメートル。最高峰はフェルトベルク(Feldberg)(1,493メート
ル)。
針葉樹に富む森林地帯で、ドナウ川の水源をなす。温泉や湖
が多く、観光保養地も多い。
「シュヴァルツヴァルト」とも、英語読みで「シュワルツワル
ト」とも呼ぶ。
しゅばるべ
【シュバルベ】
◇[独]Schwalbe(シュヴァルベ)
○(1)[鳥](ドイツ語で)ツバメ(燕)。
⇒つばめ(ツバメ,燕)
○(2)[歴][軍]第二次世界大戦末期のドイツ軍ジェット戦闘機
Me262の通称。
⇒[1]めっさーしゅみっと(メッサーシュミット)
じゅばん
【ジュバン】
【襦袢】
◇[葡]gibao
○[服]和服用の肌着・衿(エリ)の付いた下着(シタギ)。
「ジバン」とも呼ぶ。
◎もとは室町末期の16世紀に渡来したシャツ。それまでの下着
は、表着の小袖(コソデ)と同じ丈(タケ)に仕立てられた白無垢(シロム
ク)の対丈(ツイタケ)であったが、シャツの影響で短いものが流行し
た。のちに「半襦袢(ハンジュバン)」と呼び、従来の長いものを「長
襦袢(ナガジュバン)」と呼ぶようになった。
◎アラビア語の"djubba(男性用の寛衣)"から。
しゅばんがーしゃふと
【シュバンガーシャフト】
◇[独]Schwangerschaft(シュヴァンガーシャフト)
○[医](ドイツ語で)妊娠(ニンシン)。
⇒にんしん(妊娠)
しゅぱんぐだれむ
【シュパングダレム】
◇Spangdahlem
○⇒しゅぱんぐだーれむ(シュパングダーレム)
しゅぱんぐだーれむ
【シュパングダーレム】
◇Spangdahlem
○ドイツ南西部、ラインラント・ファルツ州(Bundesland
Rheinland-Pfalz)西部の村。
北緯49.98°、東経6.68°の地。
アメリカの空軍基地がある。
「シュパングダレム」とも呼ぶ。
参照⇒らむしゅたいん(ラムシュタイン)
〈人口〉
2003(平成15)839人(推計)。
しゅび
【麈尾】
○[仏]⇒ほっす(払子,拂子)(1)
しーゆーぴー
【CUP】
◇[英]cancer of unknown primary
○[病]原発不明ガンの略称。
⇒げんぱつふめいがん(原発不明ガン)
しゅぴおなーげあぷべーる
【シュピオナーゲアプベール】
◇[独]Spionageabwehr(シュピオナーゲアプヴェール)
○(ドイツ語で)防諜。
⇒ぼうちょう(防諜)
しゅぴおなーじぇ
【シュピオナージェ】
◇[独]Spionage
○⇒えすぴおなーじゅ(エスピオナージュ)
[1]しゅぴおん
【シュピオン】
◇[独]Spion、[英]spy
○(ドイツ語で)スパイ(諜報員)。
⇒すぱい(スパイ)
[2]しゅぴおん
【シュピオン】
◇[露]shpion、[英]spy
○(ロシア語で)スパイ(諜報員)。
⇒すぱい(スパイ)
◎ロシア文字では"шпион"。
しゅぴーげらいぜん
【シュピーゲライゼン】
◇[独]Spiegeleisen
○[冶]⇒きょうてつ(鏡鉄)
しゅぴーげる
【シュピーゲル】
◇[独]Spiegel
○(1)(ドイツ語で)鏡(カガミ)。
○(2)[通](Der Spiegel)ドイツの週刊誌。
ハンブルクで発行。
◎1946(昭和21)ディーゼ・ボッヘ(Diese Woche)として西ドイ
ツで創刊。
じゅぴたー
【ジュピター】
◇[英]Jupiter
○(1)[ロ神]ギリシア神話のゼウス(Zeus)に相当する最高の神。
ラテン語読みで「ユピテル」とも呼ぶ。
⇒ぜうす(ゼウス)
○(2)[天]木星の別称。
○(3)[歴][軍]アメリカ軍の中距離弾道ミサイル(IRBM)。
○(4)[宇]アメリカの衛星打ち上げロケット。
○(5)[楽]吉元由美作詞、ホルスト(Gustav Holst)作曲の歌謡曲。
歌は平原綾香(ヒラハラ・アヤカ)。
◎2003.12.(平成15)発売。
しゅびつ
【シュビツ】
◇Schwyz
○(1)(Kanton Schwyz)⇒しゅびつしゅう(シュビツ州)
○(2)スイス中東部、シュビツ州の州都。
「シュヴィツ」とも呼ぶ。
しゅびつしゅう《しゆびつしう》
【シュビツ州】
◇[独]Kanton Schwyz
○スイス中東部の州。
州都はシュビツ。
ドイツ語圏。
「シュヴィツ州」とも呼ぶ。
〈面積〉
908平方キロメートル。
[1]しゅぴなーと
【シュピナート】
◇[独]Spinat
○[植](ドイツ語で)ホウレンソウ。
⇒ほうれんそう(ホウレンソウ,ホウレン草,菠薐草,法蓮草,
鳳蓮草)
[2]しゅぴなーと
【シュピナート】
◇[露]shpinat
○[植](ロシア語で)ホウレンソウ。
⇒ほうれんそう(ホウレンソウ,ホウレン草,菠薐草,法蓮草,
鳳蓮草)
◎ロシア文字では"шпинат"。
しゅびむわーげん
【シュビムワーゲン】
◇[独]Schwimmwagen(水陸両用車)
○[歴][軍]第二次世界大戦中、ドイツ軍が使用した水陸両用の
軍用車。
参照⇒きゅーべるわーげん(キューベルワーゲン)
しゅびょう《しゆべう》
【種苗】
○[植][農]植物の種(たね)と苗(なえ)。
参照⇒しゅびょうほう(種苗法)
じゅひょう
【樹氷】
○[気]霧氷の一種。氷点以下の気候で、濃霧が木の枝に凍りつ
いて氷層をなしたもの。
木に氷の白い花が咲いたように見える。場所によっては樹木
全体が樹氷で覆(オオ)われてしまう。
参照⇒じゅそう(樹霜)
しゅびょうほう《しゆべうはふ》
【種苗法】
○[法][農]農作物などの新品種の保護と開発者の権利を守る目
的で制定された法律。
新品種の保護期間は、永年性植物(果樹・花木)で25年、その
他の農産物で20年。
登録品種の種苗を無断で栽培・販売すると3年以下の懲役か
300万円以下の罰金。ただし、収穫物の販売に対する罰則はな
い。
◎1978(昭和53)制定。
1998(平成10)改正。開発者に無断で栽培・流通することを禁
止。無断で海外に持ち出された種や苗から作られた農産物に輸
入停止を命じることができる。
しゅぴり
【シュピリ】
◇Johanna Spyri(ヨハンナ・シュピリ)
○[人]スイスの女性作家(1827. 6.12〜1901. 7. 7)。
作品は1881(明治14)『アルプスの少女ハイジ([独]Heidis
Lehr- und Wanderjahre<ハイジの修行時代と遍歴時代>)』など。
「シュピーリ」とも、英語読みで「スピリ」とも呼ぶ。
◎生れ故郷ヒルツェル(Hirzel)にヨハンナ・シュピリ記念館
([英]Johanna Spyri Museum)がある。
◎2010(平成22)ドイツ人詩人・作家ヘルマン・アダム・フォン
・カンプ'Hermann Adam von Kamp)の1830(文政13)『アルプス
の少女アデレード(Adelaide - das Maedchen vom Alpengebir-
ge)』が発見され、作品の酷似から盗作問題となる。
しゅぴーり
【シュピーリ】
◇Johanna Spyri(ヨハンナ・シュピーリ)
○[人]⇒しゅぴり(シュピリ)
じゅびりー
【ジュビリー】
◇[英]jubilee
○(1)記念祭(anniversary)・祝祭。祝賀・祝典。
◎シルバー・ジュビリー(silver jubilee):25周年。
ゴールデン・ジュビリー(golden jubilee):50周年。
ダイヤモンド・ジュビリー(diamond jubilee):60周年ま
たは75周年。
参照⇒けっこんきねんしき(結婚記念式)
○(2)[宗](カトリック教で)聖年。大赦・特赦の年。
通例25年ごとに行われる。
○(3)[聖]ヨベル(安息)の年。
ユダヤ民族がカナン(Canaan)の地に入ってから50年ごとの年
を「ヨベルの年」と呼んだ。
参照⇒さばてぃかるいやー(サバティカル・イヤー)(2)
◎ヘブライ語の「ヨベル(yobhel)(祝祭用の雄羊の角笛)」が、の
ちに"jubilation(歓喜)"の語源と混同されたもの。
しゅぴーる
【シュピール】
◇[独]Spiel
○(1)遊び・遊戯([英]play)。
○(2)[運]試合・競技・ゲーム([英]game)。
○(3)演技・演奏([英]play)。
しゅふぁらむ
【シュファラム】
◇Shfaram
○イスラエル北部にあるアラブ系住民の町。
◎2005. 8. 4(平成17)ユダヤ人の極右組織カハ(Kach)の若者に
よる乱射事件が発生。
しーゆーぶい
【CUV】
◇[英]Crossover Utility Vehicle
○[交]一般乗用車とSUV(スポーツ用多目的車)との中間に位
置する多目的乗用車。
参照⇒えすゆーぶい(SUV)
しゅーふぉーるず
【シューフォールズ】
◇[英]Sioux Falls
○⇒すーふぉーるず(スーフォールズ)
しゅーふさんち
【シューフ山地】
◇[英]Chouf Mountains
○[地]⇒しゅーふさんみゃく(シューフ山脈)
★しゅーふさんみゃく
【シューフ山脈】
◇[英]Chouf Mountains
○[地]レバノン南部、レバノン山脈(Jabal Lubnan)の南部を成
す山脈。
ヒマラヤ杉(cedar)の森がある。
「シューフ山地」とも呼ぶ。
しゅふのとも
【主婦の友】
【主婦之友】
○[歴][経]株式会社主婦の友社が刊行した婦人雑誌。
本社は東京都千代田区神田駿河台。
◎1916(大正 5)石川武美(タケヨシ)(1887〜1961)が東京家政研究会
を創立。
1917(大正 6)「主婦之友」を創刊。
1921(大正10)東京家政研究会、主婦之友社と改称。
1953(昭和28)月刊誌「主婦の友」・社名「主婦の友社」に改称。
2008. 5.(平成20)6月号(通巻1,176号)を発売して休刊。
★しゅぷらんがー
【シュプランガー】
◇Eduard Spranger(エジュアルト・シュプランガー)
○[人]ドイツの哲学者・教育学者(1882〜1963)。
著書は1914(大正 3)『生の諸形式(Lebenformen)』など。
じゅぶりーぞく
【ジュブーリ族】
◇Juburi
○イラクに居住する一部族。
★しゅぷりゅーげんとうげ《しゆぷりゆーげんたうげ》
【シュプリューゲン峠】
◇[独]Spluegenpass、[伊]Passo dello Spluga、[フ]Col de
Splugen
○[地]スイス南部とイタリアとの国境にある峠。標高2,113メ
ートル。
サンベルナール峠の東方に位置する別ルート。
「スプルーガ峠」とも呼ぶ。
参照⇒さんべるなーるとうげ(サンベルナール峠)
しゅぷーる
【シュプール】
◇[独]Spur(シュプーア)
○(1)足跡・わだち(轍)。形跡・痕跡(コンセキ)。
○(2)[運](特に)スキーの滑走で雪面に残った跡。
◎シュプールを描く
しゅぶるいゆ
【シュブルイユ】
◇[フ]chevreuil(シュヴルイユ)
○[哺](フランス語で)ノロジカ(麕鹿)。
⇒のろ(ノロ,麕)
★しゅぷれーがわ《しゆぷれーがは》
【シュプレー川】
◇[独]der Spree/der Fluss Spree、[英]the Spree River
○[地]ドイツを北西に貫(ツラ)くエルベ川(der Elbe)の支流。
首都ベルリン市内を流れる。
しゅぷれひこーる
【シュプレヒコール】
◇[独]Sprechchor
○(1)デモ・集会などで、スローガンなどを一斉に叫ぶこと。
また、その唱和や示威行為。
○(2)[劇]舞台上で一団が合唱のように一つの台詞(セリフ)を朗唱
・朗読すること。また、その表現形式。
○(3)[劇](2)の合唱劇。
◎「話す(sprechen)合唱団(Chor)」の意味。
しゅぶん
【衆分】
○(1)[歴]盲官(モウカン)の一つ。
座頭(ザトウ)の下位、初心の上位にあるもの。
「四分(シブン)」とも呼ぶ。
○(2)修験場での門徒の衆。
○(3)高野山金剛峰寺の学侶の最下級の称。
しゅぶんきん
【シュブンキン】
【朱文金】
◇[英]shubunkin goldfish
○[魚]キンギョ(金魚)の一品種。
体形はコメット形で、体表に赤・黒・白・青などの斑紋が散
在する。
参照⇒きんぎょ(キンギョ,金魚)
◎明治時代に秋山吉五郎がヒフナ(緋鮒)とサンショクデメキン
(三色出目金)などを交配して作出。
◎ブリストル朱文金:イギリスのブリストル(Bristol)で改良
された品種。
しゅぶんく
【シュブンク】
◇[独]Schwung
○[運]⇒しゅぶんぐ(シュブング)
しゅぶんぐ
【シュブング】
◇[独]Schwung(振動,回転)
○(1)[運]⇒くりすちゃにあ(クリスチャニア)(2)
○(2)[運]回転の際の、かかとの押し出し技術。特に、それに
伴う手の振り込み・腰のひねり・ひざの屈伸運動。
「シュヴング」,「シュブンク」とも呼ぶ。
参照⇒くりすちゃにあ(クリスチャニア)(2)
しゅぶんぐらーと
【シュブングラート】
◇[独]Schwungrad(シュヴンラート)
○[機](ドイツ語で)弾み車。
⇒はずみぐるま(はずみ車,弾み車,勢車)
しゅぺー
【シュペー】
◇Graf Maximilian von Spee
○[人]ドイツ海軍軍人(1861. 6.22〜1914.12. 8)。コペンハー
ゲン生れ。
1878(明治11)ドイツ海軍に仕官。
1887〜1888(明治20〜明治21)ドイツ領カメルーンに赴任。
1908(明治41)大洋(北海)司令部に勤務。
1912(大正元)青島(チンタオ)を根拠地とするドイツ太平洋艦
隊(東洋艦隊)司令官に就任。
1914. 8.(大正 3)第一次世界大戦の開戦当時、南太平洋のカ
ロリン諸島(the Caroline Islands)にあって、同月23日日本の
宣戦を受ける。9月22日タヒチを攻撃。11月1日イギリス第4
艦隊を撃破。
1914.12.(大正 3)本土イギリスから派遣された戦艦2隻を含
む優勢なイギリス艦隊に、フォークランド沖海戦で敗れ戦死。
参照⇒ふぉーくらんどおきかいせん(フォークランド沖海戦),
あどみらるぐらーふしゅぺー(アドミラル・グラーフ・シュペ
ー)
しゅべすたー
【シュベスター】
◇[独]Schwester
○(ドイツ語で)姉妹。
⇒しまい(姉妹)(1)
◎ブルーダー(Bruder):兄弟。
しゅぺひと
【シュペヒト】
◇[独]Specht
○[鳥](ドイツ語で)キツツキ(啄木鳥)。
⇒きつつき(キツツキ,啄木鳥)
しゅべふぇる
【シュベフェル】
◇[独]Schwefel
○[化](ドイツ語で)イオウ(硫黄)。
⇒いおう(イオウ,硫黄)
しゅべりん
【シュベリン】
◇Schwerin
○ドイツ北東部,メクレンブルクフォアポンメルン州(Bundes-
land Mecklenburg Vorpommern)西部にある州都。
「シュヴェリン」,「シュヴェリーン」とも、英語読みで「シュウェ
リン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)12万7,447人(推計)。
◎1934〜1952(昭和 9〜昭和27)メクレンブルク州(Land Meck-
lenburg)の州都。
1952〜1990(昭和27〜平成 2)東ドイツの再編成によりシュベ
リン県(Bezirk Schwerin)の県都。
1990(平成 2)東西ドイツの統一により設置されたメクレンブ
ルクフォアポンメルン州の州都。
しゅべりんけん
【シュベリン県】
◇[独]Bezirk Schwerin
○[古]⇒めくれんぶるくふぉあぽんめるんしゅう(メクレンブ
ルクフォアポンメルン州,メクレンブルク・フォアポンメルン
州)
しゅぺーるえたんだーる
【シュペール・エタンダール】
◇[フ]Super Etandard
○[軍]フランス海軍の艦上戦闘攻撃機。
しゅぺんぐらー
【シュペングラー】
◇Oswald Spengler(オスワルト・シュペングラー)
○[人]ドイツの哲学者(1880〜1936)。
世界の諸文化を有機体として形態学的に観察し、生成・繁栄
・衰退・没落の過程をたどるものとして、現在の西欧文化はす
でに没落の段階にあると主張。第一次世界大戦後の世界に大き
な衝撃を与え、ナチの世界観にも大きな影響を与えた。
著書は1918〜1922(大正 7〜大正11)『西欧の没落』(2巻)な
ど。
しゅぼく
【朱墨】
○(1)朱色の墨(スミ)。
⇒しゅずみ(朱墨)
○(2)朱色と墨色(スミイロ)。
○(3)朱と墨で文章を直すこと。
参照⇒しおう(雌黄)(2)
○(4)朱と墨で帳面に書き加えること。
参照⇒しゅぼくてん(朱墨点)
○(5)(転じて)役所の事務をとること。
じゅぼく
【入木】
○筆力の力強いこと。
「にゅうぼく」とも読む。
◎王羲之(Wang Xizhi)(オウ・ギシ)の書は力強く、墨痕が木に三分
(一説に七分)も深く染み込んだという故事に因る。
しゅぼくてん
【朱墨点】
○[言]漢文訓読のため、朱で「ヲコト点」を、墨で「仮名点」を施
したこと。また、その訓点。
参照⇒をことてん(ヲコト点,乎古止点,乎己止点,遠古登点)
じゅぼくどう《じゆぼくだう》
【入木道】
○書道の別称。
参照⇒じゅぼく(入木)
しゅぼだい
【須菩提】
○[仏][人]釈迦十大弟子の一人。
⇒えみょうしゅぼだい(慧命須菩提)
しゅま
【シュマ】
◇[フ]chemin、[英]path
○(フランス語で)小道。
◎ルート([フ]route):道路。
[1]しゅまいざー
【シュマイザー】
◇[独]Schmeisser
○[俗]ドイツの短機関銃(マシンピストル)MP38・MP40
などの通称。
9ミリ口径(9ミリ・パラベラム)弾を使用する。
◎シュマイザー(Hugo Schmeisser)自身はMP38・MP40
を設計していない。
[2]しゅまいざー
【シュマイザー】
◇Hugo Schmeisser(ヒューゴ・シュマイザー)
○[人]ドイツの技術者(1884〜1953)。
短機関銃(マシンピストル)MP18・MP28などを開発。
じゅまーだっきひら
【ジュマーダッキヒラ】
◇Jumada II/Jumada al-Akhira
○[暦]⇒じゅまーだっさーにー(ジュマーダッサーニー)
じゅまーだっさーにー
【ジュマーダッサーニー】
◇Jumada II/Jumada al-thani
○[暦]イスラム暦の第6月。
「ジュマーダッキヒラ(Jumada al-Akhira)」とも呼ぶ。
参照⇒いすらむれき(イスラム暦)
じゅまーだるうら
【ジュマーダルウラ】
◇Jumada I/Jumada al-awwal/Jumada al-Ula
○[暦]イスラム暦の第5月。
参照⇒いすらむれき(イスラム暦)
しゅまにーくうこう《しゆまにーくうかう》
【シュマニー空港】
◇[英]Szymany Airport
○[空]ポーランド北東部、ワルミンスコ・マズーリ県(Woje-
wodztwo Warminsko-Mazurskie)南部にある国際空港。
首都ワルシャワの北東約140キロメートル。
じゅまると
【ジュマルト】
◇[英]jumart
○(架空の)雄牛(bull)と雌馬(mare)の合の子。
しゅみ
【麈尾】
○[仏]⇒ほっす(払子,拂子)(1)
しゅみざ
【須弥座】
○[仏]⇒しゅみだん(須弥壇)
しゅみーず
【シュミーズ】
◇[フ]chemise
○[服]婦人用の肌着(ハダギ)の一種。
胸から腿(モモ)までをおおう、袖なしでゆったりしたもの。
「シミーズ」とも呼ぶ。
参照⇒[1]すりっぷ(スリップ)(2),きゃみそーる(キャミソー
ル)(1)
◎シュミーズがスカートの裾(スソ)から見えることは「シミチョ
ロ」と呼び、また昭和中期には子供の言葉の遊びでは「清水みえ
子さん」と呼んでいた。
★しゅみせん
【須弥山】
◇[梵]Sumeru
○[仏]仏教やヒンズー教の宇宙観において、世界の中央にそび
えるという想像上の山。
一番外側を鉄囲山(テッチセン)が取り囲んでいる。
「妙高山(ミョウコウセン)」,「妙光山」,「蘇迷盧(ソメイロ)」とも呼ぶ。
参照⇒しだいしゅう(四大洲),てっちせん(鉄囲山)
◎スメール(Sumeru)の音写。
しゅみだん
【須弥壇】
○[仏]寺院の内仏堂(ナイブツドウ)に仏像を祀(マツ)るため、須弥山
をかたどって設けられた壇。
材質によって土壇・石壇・木壇などがあり、また形も四角・
八角・円形などがある。
中世(江戸時代以前)は「仏壇」と呼ばれていた。
「すみだん(須弥壇)」,「須弥座(シュミザ)」,「ほとけのざ(仏の座,
仏座)」とも呼ぶ。
[1]しゅみっと
【シュミット】
◇Schmidt
○[人]ドイツ語圏の姓。
◎英語のスミス(Smith)に相当する。
★[2]しゅみっと
【シュミット】
◇Wilhelm Schmidt
○[人]ドイツの民俗学者・言語学者・宗教学者(1868〜1954)。
★[3]しゅみっと
【シュミット】
◇Florent Schmitt
○[人]フランスの作曲家(1870〜1958)。
★[4]しゅみっと
【シュミット】
◇Franz Schmidt
○[人]オーストリアの作曲家(1874〜1939)。
[5]しゅみっと
【シュミット】
◇Bernhard Schmidt
○[人]ドイツの光学技術者(1879〜1935)。
1926(大正15)ハンブルク天文台に勤務。
1930(昭和 5)シュミット望遠鏡を考案。
参照⇒しゅみっとぼうえんきょう(シュミット望遠鏡)
★[6]しゅみっと
【シュミット】
◇Fritz Schmidt
○[人]ドイツの経営経済学者(1882〜1950)。
[7]しゅみっと
【シュミット】
◇[独]Karl Schmidt、[英]Carl Schmidt
○[人]ドイツの政治学者・公法学者(1888. 7.11〜1985. 4. 7)。
ケルン大学・ベルリン大学教授。
彼のブルジョア民主主義の政治的・法的概念がナチスに理論
的根拠を与える結果となり、学界の指導的な地位にあった。
第二次世界大戦後、一時追放される。
政治的なものの本質が友と敵の対立にあるとする友敵理論は
現在も重要な示唆を含む。
著書は『政治的なるものの概念』・『政治神学』・『現代議
会主義の精神的地位』・『憲法論』など。
★[8]しゅみっと
【シュミット】
◇Otto Yul'evich Shmidt
○[人]ソ連の探検家・地球物理学者・天文学者・数学者(1891
〜1956)。
★[9]しゅみっと
【シュミット】
◇Arno Schmidt
○[人]ドイツの作家(1914〜1979)。
[10]しゅみっと
【シュミット】
◇Helmut Schmidt
○[人]西ドイツの政治家(1918〜)。
ハンブルク大学を卒業。
1946(昭和21)ドイツ社会民主党(SPD)に入党。
1953(昭和28)連邦議会議員。
1969(昭和44)国防大臣。
1972(昭和47)経済大臣兼大蔵大臣。
1974. 5.16(昭和49)ブラント(Willy Brandt)に替わって首相
に就任。
1982.10.27(昭和57)辞任。
◎次期首相はコール(Helmut Kohl)。
★[11]しゅみっと
【シュミット】
◇Daniel Schmidt
○[人]スイスの映画監督・オペラ演出家(1941〜)。
しゅみっとかめら
【シュミットカメラ】
【シュミット・カメラ】
◇[独]Schmidt-Kamera、[英]Schmidt camera
○[天][写]シュミット望遠鏡を利用した天体カメラ。
天体観測・分光器・テレビ撮影などに用いる。
参照⇒しゅみっとぼうえんきょう(シュミット望遠鏡)
しゅみっとてれすこーぷ
【シュミットテレスコープ】
【シュミット・テレスコープ】
◇[英]Schmidt telescope
○[天]⇒しゅみっとぼうえんきょう(シュミット望遠鏡)
しゅみっとぼうえんきょう《しゆみつとばうゑんきやう》
【シュミット望遠鏡】
◇[英]Schmidt telescope
○[天]球面反射鏡の球心に補正レンズを置いた簡単な構造の反
射天体望遠鏡。一般の反射望遠鏡に比べ、視野が広く明るく、
コマ収差もない。
「シュミットテレスコープ」とも呼ぶ。
◎1930(昭和 5)ドイツの光学技術者シュミット(B.Schmidt)が
考案。
★しゅみっとぼん
【シュミットボン】
◇Wilhelm Schmidtbonn
○[人]ドイツの小説家・劇作家(1876〜1952)。
しゅみのかみ
【須弥の髪】
○⇒とりかみ(取髪,取り髪)
しゅみれーたー
【シュミレーター】
◇[英]simulator
○[古][機]⇒しみゅれーたー(シミュレーター)
しゅむしゅとう《しゆむしゆたう》
【シュムシュ島】
【占守島】
◇[露]Ostrov Shumshu
○[地]千島列島(Kuril Islands)北東端を占める島。
北緯50.75°、東経156.36°の地。
北東にはカムチャツカ半島(Poluostrov Kamchatka)、南西に
はパラムシル島(Ostrov Paramushir)(幌筵島,幌莚島)がある。
〈面積〉
401.4平方キロメートル。
参照⇒ちしまれっとう(千島列島)
◎もと占守郡の島。
1945. 8.18(昭和20)未明、ソビエト軍が侵攻し日本軍守備隊
と戦闘。日本側約370人、ソビエト側約3,000人が戦死。
◎シムシル島(新知島)(Ostrov Simushir)は千島列島中央部の
島。
しゅむでぃんり
【シェムディンリ】
◇Semdinli
○トルコ南東端、ハッカリ県(Hakkari Ili)の東部にあるイラ
ン・イラク国境近くの町。
じゅむら
【ジュムラ】
◇Jumla
○(1)(Jumla District)⇒じゅむらちく(ジュムラ地区)
○(2)ネパール北西部、カルナリ地方(Karnali Zone)中南部の
ジュムラ地区中北部にある行政所在地。
北緯29.27°、東経82.16°の地。
〈人口〉
2004(平成16)9,400人。
じゅむらぐん
【ジュムラ郡】
◇[英]Jumla District
○⇒じゅむらちく(ジュムラ地区)
じゅむらちく
【ジュムラ地区】
◇[英]Jumla District
○ネパール北西部、カルナリ地方(Karnali Zone)中南部の地区。
行政所在地はジュムラ。
「ジュムラ郡」とも呼ぶ。
〈面積〉
2,531平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)8万9,400人。
2004(平成16)9万5,400人。
じゅむりかーらんが
【ジュムリカーランガ】
◇Jumlikhalanga
○ネパール中西部、ラプティ地方(Rapti Zone)中央部のルクム
地区(Rukum District)南部にある行政所在地。
「ムシコット(Musikot)」とも呼ぶ。
じゅむりやばし
【ジュムリヤ橋】
◇[英]Al Jumhuriya Brigde
○⇒じゃまひりやばし(ジャマヒリヤ橋)
しゅめるつ
【シュメルツ】
◇[独]Schmerz、[英]pain
○(1)(ドイツ語で、肉体的な)苦痛・痛み。
○(2)(ドイツ語で、精神的な)悲痛・心痛。
★しゅもく
【撞木】
○(1)[仏]仏具の一つ。
鐘・鉦(カネ)・半鐘(ハンショウ)・磬(ケイ)などを打ち鳴らす棒。
多くは丁字形(T字形)をしている。
「しもく(撞木)」とも呼ぶ。
○(2)釣り鐘(梵鐘)を突く棒。
主にシュロ(棕櫚)で作られる。
参照⇒しゅろ(シュロ,棕櫚,棕梠,椶櫚)
○(3)[歴]突棒(ツクボウ)の別称。
⇒つくぼう(突棒)
○(4)撞木形の略称。
⇒しゅもくがた(撞木形)
しゅもくがた
【撞木形】
○撞木のような形。丁字形(テイジガタ)・T字形。
単に「撞木」とも呼ぶ。
しゅもくくぎ
【撞木釘】
○[建]茶室などで喚鐘(カンショウ)を打ち鳴らす撞木を吊るす釘。
座無しの折り釘を使用する。
一本を打った場合は撞木の柄(エ)の下げ緒(オ)を掛け、二本を
横に並べて打った場合は撞木の頭部を両釘に渡し両釘の間から
柄を垂らす。
参照⇒おりくぎ(折り釘,折釘),かんしょう(喚鐘)(2)
◎丸柱には一本、角柱には二本とも。
しゅもくざめ
【シュモクザメ】
【撞木鮫】
◇[英]hammerhead/hammerhead shark
○[魚]メジロザメ目(ネズミザメ目)(Carcharhiniformes)シュ
モクザメ科(Sphyrnidae)の軟骨魚の総称。
T字形またはシャベル形の頭部が特徴で、その左右に突き出
ている両端に目がある。世界に9種、日本近海にはシロシュモ
クザメ・アカシュモクザメ・ヒラシュモクザメの3種が生息。
シロシュモクザメは体長約3メートル、ヒラシュモクザメは約
6メートルにもなる。
温帯および熱帯水域に分布。性質は獰猛(ドウモウ)。胎生。砂
に潜むエイなどを食べる。
上等のかまぼこの材料となる。
「カセブカ(「(「木」偏+「峠」-「山」)」鱶)」とも、俗に「ヒトクイ
ザメ(人喰い鮫)」とも呼ぶ。
◎シロシュモクザメは肉が白く、アカシュモクザメは肉が赤い。
じゅもん
【頌文】
◇[中]songwen
○⇒げ(偈)
しゅゆ
【茱萸】
○[植]呉茱萸の略。
⇒ごしゅゆ(ゴシュユ,呉茱萸)
◎「ぐみ(茱萸)」とも読む。
参照⇒ぐみ(胡頽子,茱萸)
★しゅよう《しゆやう》
【腫瘍】
◇[米]tumor(トゥーマー)、[英]tumour(トゥーマー)
○[病]体細胞が異常となり、周辺組織とは関係なく自律的に過
剰な増殖を行う細胞の塊(カタマリ)・病変。
参照⇒しゅりゅう(腫瘤)
じゅよう《じゆやう》
【寿陽】
◇[中]Shouyang
○[古]⇒じゅけん(寿県)
しゅようざん《しゆやうざん》
【首陽山】
◇[中]Shouyang Shan
○清廉の人物の代表とされる伯夷(Bo Yi)(ハクイ)・叔斉(Shu Qi)
(シュクセイ)が餓死したと伝えられる山。
参照⇒はくいしゅくせい(伯夷叔斉)
◎諸説あり、中国の山西省(Shangxi Sheng)永済県(Yongji
Xian)の南の雷首山(Leishou Shan)とも、河南省(Henan Sheng)
偃師市(Yanshi Shi)(エンシシ)の北西の首山(Shou Shan)とも、甘
粛省(Gansu Sheng)隴西県(Longxi Xian)(ロウセイケン)の南西とも伝
えられる。
しゅようそしきてきごういでんしふくごうたい
《しゆえうそしきてきがうゐでんしふくがふたい》
【主要組織適合遺伝子複合体】
◇[英]major histocompatibility complex
○[医]⇒えむえっちしー(MHC)
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