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                    PDD図書館管理番号       0001.0046.2000.21

                 百   科   辞   書  《しような》   編集:獨  澄旻

-------- しような ----------------------------------------------
しょうない《しやうない》
	【庄内】
	◇[日]Shonai
	○(1)山形県北西部、最上川(モガミガワ)下流の日本海に面する地
	域名・地方。
	 参照⇒しょうないへいや(庄内平野)
	○(2)⇒しょうないまち(庄内町)
	○(3)⇒しょうないちょう(庄内町)
	○(4)[地]⇒しょうないがわ(庄内川)
	○(5)[交]⇒しょうないえき(庄内駅)
しょうないえき《しやうないえき》
	【庄内駅】
	○(1)[交]大阪府豊中市庄内東町(ショウナイヒガシマチ)にある、阪急宝
	塚線の駅。
	 服部(ハットリ)駅と三国(ミクニ)駅(大阪市)の間。
	○(2)[交]大分県大分郡(オオイタグン)庄内町(ショウナイチョウ)にある、J
	R久大本線(キュウダイホンセン)の駅。
	 湯平(ユノヒラ)駅(湯布院町)と天神山(テンジンヤマ)駅の間。
	◎名古屋地下鉄鶴舞線(ツルマイセン)には庄内緑地公園駅と庄内通駅
	がある。
	 JR後藤寺線(ゴトウジセン)には筑前庄内(チクゼンショウナイ)駅がある。
	 JR吉都線(キットセン)には日向庄内(ヒュウガショウナイ)駅がある。
しょうないがき《しやうないがき》
	【庄内柿】
	○[農]種無(タネナ)し柿の栽培品種の一つ。山形県北西部の庄内
	地方産。
	 不完全渋柿で、採果後に渋抜きし出荷する。
	 形は四角張った扁平で、重さは200〜250グラムくらい。
	 「平核無(ヒラタネナシ)」,「おけさ柿」とも呼ぶ。
	 参照⇒とねわせ(刀根早生)
★しょうないがわ《しやうないがは》
	【庄内川】
	◇[日]Shonai Gawa
	○[地]愛知県北部の川。土岐川の下流。
しょうないぎんこう《しやうないぎんかう》
	【荘内銀行】
	○[経]山形県鶴岡市に本店を置く地方銀行。
	◎1941(昭和16)六十七銀行・鶴岡銀行など4行が合併して設立。
しょうないちょう《しやうないちやう》
	【庄内町】
	◇[日]Shonai Cho
	○大分県中央部、大分郡(オオイタグン)の町。
	◎福岡県嘉穂郡(カホグン)には庄内町(ショウナイマチ)がある。
しょうないはんとう《しやうないはんたう》
	【荘内半島】
	◇[日]Shonai Hanto
	○[地]香川県北西部、瀬戸内海に突出する半島。東側は備讃瀬
	戸(ビサンセト)、西側は燧灘(ヒウチナダ)。
	 三豊市(ミトヨシ)に属する。
	 箱(ハコ)地区に浦島太郎の里の伝説があり、浦島と呼ばれた島
	が半島中央部で陸に接続したとされる。
	 「三崎半島」とも呼ぶ。
	◎旧住所は三豊郡(ミトヨグン)詫間町(タクマチョウ)。
★しょうないへいや《しやうないへいや》
	【庄内平野】
	◇[日]Shonai Heya
	○[地]山形県北西部、最上川(モガミガワ)下流の沖積平野。中心
	都市は酒田市・鶴岡市。
	 日本の代表的な米作地帯で庄内米を生産。
しょうないまち《しやうないまち》
	【庄内町】
	◇[日]Shonai Machi
	○福岡県中央部、嘉穂郡(カホグン)の町。
	◎大分県大分郡(オオイタグン)には庄内町(ショウナイチョウ)がある。
じょうなん《じやうなん》
	【城南】
	◇[日]Jonan
	○(1)⇒じょうなんく(城南区)
	○(2)[古]⇒じょうなんまち(城南町)
じょうなんく《じやうなんく》
	【城南区】
	◇[日]Jonan Ku
	○福岡県福岡市南西部の区。
	〈面積〉
	 16.02平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)12万6,468人。
	◎1982. 5.(昭和57)西区から分離・独立。
しょうなんしんじゅくらいん《しやうなんしんじゆくらいん》
	【湘南新宿ライン】
	○[交]大船方面〜横浜駅〜新宿駅〜大宮方面を直通運転する、
	JR東日本の路線の愛称。
	 横須賀線〜宇都宮線と東海道線〜高崎線の2系統から成る。
	◎2001.12.(平成13)ダイヤ改正で誕生。
じょうなんそん《じやうなんそん》
	【城南村】
	◇[日]Jonan Son
	○[古]山口県南東部、熊毛郡(クマゲグン)の村。
	◎1955. 1. 1(昭和30)田布施町(タブセチョウ)に編入。
しょうなんちん《しやうなんちん》
	【昌南鎮】
	◇[中]Changnan Zhen、[英]Changnan Town
	○[古]⇒けいとくちん(景徳鎮)
★しょうなんでんしゃ《しやうなんでんしや》
	【湘南電車】
	○[俗][交]JR東海道本線で、東京と湘南地方とを結ぶ電車区
	間の通称。
	 東京と大船以遠の神奈川県・静岡両県の各駅とを運行。
	◎1950. 3. 1(昭和25)東京駅〜沼津駅間を電車運転に切り替え
	る。
じょうなんまち《じやうなんまち》
	【城南町】
	◇[日]Jonan Machi
	○[古]熊本県中央部、下益城郡(シモマシキグン)の町。
	◎2010. 3.23(平成22)熊本市に編入。
★しょうなんものれーる《しやうなんものれーる》
	【湘南モノレール】
	○[交]
	〈停車駅〉
	 大船(オオフナ)駅・富士見町(フジミチョウ)駅・湘南町屋(ショウナンマチヤ)
	駅・湘南深沢(フカサワ)駅・西鎌倉(ニシカマクラ)駅・片瀬山(カタセヤマ)駅
	・目白山下(メジロヤマシタ)駅・湘南江の島(エノシマ)駅。
しょうなんりょう《せうなんれう》
	【小南鐐】
	○[歴][経]⇒ぶんせいなんりょう(文政南鐐)
しょうに《せうに》
	【小二】
	【小2】
	○(1)[教]小学二年の略称。
	○(2)[教]小学二年生の略称。
しょうにはん《せうにはん》
	【小児斑】
	○[医]⇒もうこはん(蒙古斑)
しょうにまひ《せうにまひ》
	【小児麻痺】
	○[俗][病]小児が罹(カカ)る、手足が自由に動かせなくなる麻痺
	性疾患の俗称。
	 ポリオ・ウイルスによる急性灰白髄炎(脊髄性小児麻痺)と、
	脳障害による脳性児麻痺がある。
	 参照⇒きゅうせいかいはくずいえん(急性灰白髄炎),のうせ
	いしょうにまひ(脳性小児麻痺)
	◎1980(昭和55)日本、最後の発生。
	 2006. 2. 1(平成18)世界保健機関(WHO)、エジプトとニジェ
	ールのポリオ根絶を宣言。
しょうにゅうせき
	【鍾乳石】
	◇[英]stalactite/dripstone
	○[鉱]鍾乳洞の天井から「つらら」状に垂(タ)れ下がった突起物。
	 滴(シタタ)り落ちる水滴に含まれている炭酸カルシウ
	ムが再結晶して成長したもの。
	 「岩氷(イワツララ)」,「氷柱石(ツラライシ)」,「石鍾乳(セキショウニュウ)」とも呼
	ぶ。
	◎英語の「スタラクタイト」はギリシア語の「したたり(stalak-
	tos)」から。
	◎床から筍(タケノコ)状に盛り上がったものは「石筍(セキジュン)(sta-
	lagmite)」。
	 参照⇒せきじゅん(石筍),せきちゅう(石柱)(2)
★しょうにゅうどう
	【鍾乳洞】
	◇[英]limestone cave
	○[地]
	 参照⇒にほんさんだいしょうにゅうどう(日本三大鍾乳洞)
	◎日本1位:岩手県下閉伊郡(シモヘイグン)岩泉町(イワイズミチョウ)の安
	家洞(アッカドウ)。1万2,736メートル。
	 日本2位:鹿児島県大島郡(オオシマグン)の沖永良部島(オキノエラブジ
	マ)の大山水鏡洞(オオヤマスイキョウドウ)。9,150メートル。
	 日本3位:山口県美祢郡(ミネグンシュウ)秋芳町(シュウホウチョウ)の秋芳
	洞(アキヨシドウ)。8,790メートル。
	 海底鍾乳洞:参照⇒まんざもう(万座毛)
しょうにん《しやうにん》
	【商人】
	◇[英]merchant(マーチャント)
	○(1)商業を営む人。
	 「あきんど(商人)」,「商売人」,「百族(モモヤカラ)」とも呼ぶ。
	◎死の商人:⇒しのしょうにん(死の商人)
	◎「商人留」は地名:⇒あきひとどめ(商人留)
	○(2)[法]商法上、自己の名義で商行為を行うことを業とする
	者、および民事会社。
	 営利・非営利を問わず、卸売商・問屋・小売商など、店舗な
	どの設備により直接財貨の配給活動を営む組織だけでなく、運
	送・倉庫・保険業を営む組織も含まれる(擬制商人)。
	 1938(昭和13)商法改正により、製造業・鉱山業・採掘業も含
	まれるようになった。
	 会社はその形態を問わず常に商人であり、公法人も営利以外
	の事業のみを目的としない限り商人となれる。
じょうにん《じやうにん》
	【上忍】
	◇[日]jonin
	○(1)[古]上級の忍者。忍術に巧みな忍(シノ)び。
	 ⇔げにん(下忍)(1)
	○(2)[古]忍者の小集団を率いる忍者。
	 ⇔げにん(下忍)(2)
しょうにんぶぎょう《しようにんぶぎやう》
	【証人奉行】
	○[歴]室町幕府の職名。訴訟の対決に立ち合って公正を期し、
	一人は記録をとる右筆(ユウヒツ)の役を勤め、一人は弁論の進行を
	監察した二人の奉行。
	 参照⇒ゆうひつ(右筆,祐筆)
★しょうにんほごぷろぐらむ
	【証人保護プログラム】
	◇[英]witness protection program
	○[法]アメリカ合衆国で、重大事件や犯罪組織に関する証言者
	の命に危険がおよぶと考えられる場合、安全のため別人として
	生活できる新しい身元と住居・仕事を与える制度。
しょうねつじごく《せうねつぢごく》
	【焦熱地獄】
	◇[梵]Tapana、[英]Burning Hell
	○[仏]八大地獄(八熱地獄)の第六。
	 殺生(セッショウ)・盗み・邪淫(ジャイン)・妄語(モウゴ)・飲酒(オンジュ)
	の罪を犯した者が堕(オ)ちるところとされる。
	 ここに堕ちた罪人は鬼に捕われて、焼いた鉄棒で串刺しにさ
	れたり、鉄鍋の上で猛火にあぶられたり、数々の堪え難い火熱
	の責苦(セメク)を受けるという。
	 外部に16の小地獄が付随している。
	 「炎熱地獄(エンネツジゴク)」とも呼ぶ。
	 参照⇒とぺて(トペテ)
	〈付随の小地獄〉
	 <1>大焼処。
	 <2>分荼離迦処(フンダリカショ)。
	 <3>龍旋処。
	 <4>赤銅弥泥魚旋処(シャクドウメデイギョセンショ)。
	 <5>鉄钁処(テツカクショ)。
	 <6>血河漂処。
	 <7>饒骨髄虫処(ギョウコツズイチュウショ)。
	 <8>一切人熟処。
	 <9>無終没入処。
	 <10>大鉢頭摩処。
	 <11>悪嶮岸処(アツケンガンショ)。
	 <12>金剛骨処。
	 <13>黒鉄縄ヒョウ刃解受苦処(コクテツジョウヒョウジンゲジュクショ)。
	 <14>那迦虫柱悪火受苦処(ナカチュウチュウアツカジュクショ)。
	 <15>闇火風処(アンカフウショ)。
	 <16>金剛嘴蜂処(コンゴウシホウショ)。
しょうねんいん《せうねんゐん》
	【少年院】
	○家庭裁判所から保護処分として送致された少年を収容して矯
	正教育を授ける国の施設。法務大臣が管轄する。
	 男女別に、初等少年院・中等少年院・特別少年院・医療少年
	院の4種がある。
	 参照⇒しょうねんほう(少年法)
	◎初等少年院:年齢約12〜16歳未満。
	 中等少年院:年齢約16〜20歳未満。短期処遇には一般短期
	(収容期間6ヶ月以内)と特修短期(収容期間4ヶ月以内)がある。
	 特別少年院:年齢約16〜23歳未満。犯罪傾向の進んだ者を対
	象。
	 医療少年院:年齢約12〜26歳未満。心身に著しい故障のある
	者を対象。
	◎1948. 7.15(昭和23)少年院法公布により、矯正院を廃止して
	設置。
しょうねんおいやすくがくなりがたし
	《せうねんおいやすくがくなりがたし》
	【少年老い易く学成り難し】
	【少年易老学難成】
	○[慣用句]月日(ツキヒ)のたつのは早いので、学問を成し遂(ト)げ
	るのは難しい、という教え。
	 人生は短いのだから、わずかな時間でも無駄(ムダ)に過ごさ
	ず、学問にいそしみなさい、ということ。
	 参照⇒いっすんのこういんかろんずぺからず(一寸の光陰軽
	んずべからず,一寸光陰不可軽)
	◎朱熹(Zhu Xi)(シュ・キ)の詩『偶成(Oucheng)(グウセイ)』の一節
	「少年易老学難成、一寸光陰不可軽」から。
	 少年易老学難成、一寸光陰不可軽:少年老い易く学成り難し、
	一寸の光陰軽んずべからず:若者はいつしか年老いてしまうが、
	学問は簡単に成し遂げられないので、わずかな時間でも無駄に
	過ごしてはならない。
	 「光陰」は「光」が「日」、「陰」が「月」の意味で、全体で「月日(ツキ
	ヒ)」,「歳月」の意味となる。
しょうねんがほう《せうねんぐわほう》
	【少年画報】
	○[歴][漫]少年画報社が刊行した少年雑誌。月刊。
	◎1948. 7.(昭和23)冒険活劇文庫として創刊。
	 1950. 4.(昭和25)少年画報と改題。
	 1954. 8.(昭和29)『赤銅鈴之助』の連載を開始。
	 1969. 8.(昭和44)週刊漫画に押されて月2回刊行。
	 1971(昭和46)5月下旬号が最終号。
	◎1963. 7. 8(昭和38)少年画報社、週刊少年キング創刊。
しょうねんきんぐ《せうねんきんぐ》
	【少年キング】
	○[歴][漫]少年画報社が刊行した少年漫画雑誌の一つ。
	 正称は「週刊少年キング」。
	◎1963. 7. 8(昭和38)創刊。
	 1977(昭和52)『銀河鉄道999(スリーナイン)』連載開始。
	 1982. 4.30(昭和57)最終号。
★しょうねんこうくうへい《せうねんかうくうへい》
	【少年航空兵】
	○[歴]
	 1933. 4.28(昭和 8)陸軍飛行学校生徒教育令が公布される。
しょうねんさんでー《せうねんさんでー》
	【少年サンデー】
	○[漫]小学館が刊行する少年漫画雑誌の一つ。
	 正称は「週刊少年サンデー」。
	 毎週水曜日発売。
	 参照⇒しょうねんまがじん(少年マガジン)
	◎1959. 4. 5(昭和34)創刊。
しょうねんじだい《せうねんじだい》
	【少年時代】
	○(1)[漫]柏原兵三の小説『長い道』を藤子不二雄Aが漫画化
	した作品。
	 1944〜1945(昭和19〜昭和20)富山県下新川郡(シモニイカワグン)朝
	日町(アサヒマチ)の山村を舞台に戦争疎開を描いたもの。
	◎1978〜1979(昭和53〜昭和54)週刊誌「少年マガジン」に連載。
	○(2)[映](1)を映画化した作品。
	 監督:篠田正浩。
	◎1990. 8.11(平成 2)公開。
	○(3)[楽]井上陽水(ヨウスイ)作詞・作曲の(2)の主題曲。
	 歌も井上陽水。
しょうねんじゃんぷ《せうねんじやんぷ》
	【少年ジャンプ】
	◇[英]SHONEN JAMP
	○[漫]集英社が刊行する少年漫画雑誌の一つ。
	 毎週月曜日発売。
	◎1969(昭和44)「別冊少年ジャンプ(のち週刊少年ジャンプ,月
	刊少年ジャンプ)」、創刊。
	 1973(昭和48)『はだしのゲン』の連載開始。
	 2002.11.26(平成14)全米で月刊誌"SHONEN JAMP"を発売開始。
	 2007. 6. 6(平成19)「月刊少年ジャンプ」7月号を発売して休
	刊。
じょうねんだけ《じやうねんだけ》
	【常念岳】
	◇[日]Jonen Dake
	○[地]長野県西部の松本市と安曇野市の境にある、飛騨山脈
	(北アルプス)東部の常念山脈の主峰。標高2,857メートル。
	 西方に西岳・槍ヶ岳、東に前常念岳がある。
しょうねんたんていだん《せうねんたんていだん》
	【少年探偵団】
	○[文]江戸川乱歩(ランポ)の推理小説に登場する、小林芳雄が率
	いる探偵グループ。
	 小林は名探偵明智小五郎(アケチ・コゴロウ)の少年助手でもある。
	 参照⇒あけちこごろう(明智小五郎),かいじんにじゅうめん
	そう(怪人二十面相)
しょうねんちゃんぴおん《せうねんちやんぴおん》
	【少年チャンピオン】
	○[漫]秋田書店集英社が刊行する少年漫画雑誌の一つ。
	 正称は「週刊少年チャンピオン」。
	 毎週木曜日発売。
★しょうねんほう《せうねんはふ》
	【少年法】
	○[法]
	 参照⇒しょうねんいん(少年院),ぐはんしょうねん(虞犯少年),
	しょくほうしょうねん(触法少年),はんざいしょうねん(犯罪少
	年)
	◎1922(大正11)制定。
	 GHQの主導で改定作業が行なわれ、1948. 7.15(昭和23)全
	面改正(上限を20歳に延長)して公布、1949. 1.(昭和24)施行。
	 2000.11.28(平成12)改正少年法が衆議院本会議で成立、2001.
	 4.(平成13)施行。
	 2007. 5.(平成19)改正少年法が成立し、11月1日施行。
	◎現行法は刑罰より保護を優先する理念に基づいている。
	 刑事処分か保護処分かの判断は、旧法では検察官によって決
	定されたが、1948(昭和23)の改正法では16歳以上で家庭裁判所
	が追訴を必要と判断した場合のみ、検察官に逆送できることに
	なっていた。
	 2000(平成12)の改正により、刑罰対象年齢を「16歳以上」から
	「14歳以上」に引き下げられた。
	 2007(平成19)の改正により、刑罰対象年齢を「14歳以上」から
	「おおむね12歳以上」に引き下げられた。
	 2008. 6.11(平成20)参議院本会議で改正法が可決・成立。被
	害者の生命に関係した少年審判での被害者・遺族の傍聴を認め
	るもの。
しょうねんまがじん《せうねんまがじん》
	【少年マガジン】
	○[漫]講談社が刊行する少年漫画雑誌の一つ。
	 正称は「週刊少年マガジン」。
	 参照⇒しょうねんさんでー(少年サンデー)
	◎1959. 3.17(昭和34)創刊。
	 2002.11.27(平成14)発売の12月11日号で、財団法人エイズ予
	防財団のコンドーム使用を呼びかける広告を掲載。
しょうのう《しやうなう》
	【ショウノウ】
	【樟脳】
	◇[英]camphor、「蘭」kampher
	○[化]クスノキ(楠)から得られる化学物質、二環性モノテルペ
	ンケトン(bicyclic,saturated terpene ketone)の一種。分子
	式はC10H16O。
	 無色半透明の光沢のある結晶で、水には溶解せず、アルコー
	ル・エーテルなどの有機溶媒には溶解し、揮散性で特有の芳香
	をもつ。
	 クスノキの幹・枝・根・葉などを水蒸気蒸留し、その液を冷
	却すると析出する。これを再び昇華(ショウカ)させて精製する。
	 工業的にはテレビン油の主成分ピネン(pinene)から合成する。
	 防虫剤・防臭剤や香料、セルロイド・無煙火薬・フィルムな
	どの原料とする。
	 医薬分野では「カンフル」とも呼び、呼吸循環の興奮剤などに
	使用する。
	◎木片などの小舟の後ろにショウノウの小片を付けて水に浮か
	べると、昇華したショウノウで水の表面張力が弱まり、前部の
	強い表面張力で前進する。かつては子供の玩具にした。
しょうのうび《しやうなうび》
	【樟脳火】
	○[劇]⇒しょうちゅうび(焼酎火)
しょうのつき《せうのつき》
	【小の月】
	○(1)[暦]太陽暦で、一月(ヒトツキ)が30日以下の月。
	 二月・四月・六月・九月・十一月の各月。または、それらの
	総称。
	 ⇔だいのつき(大の月)(1)
	◎「に(二)し(四)む(六)く(九)さむらい(十一)」と覚える。「さ
	むらい」は「士」のこと。
	○(2)[暦]旧暦(太陰暦)で、一月が29日以下の月。
	 ⇔だいのつき(大の月)(2)
じょうば《じやうば》
	【上場】
	○[劇](上方で)平土間(ヒラドマ)。
	 ⇒ひらどま(平土間)(1)
じょうば
	【乗馬】
	○(1)馬に乗ること。
	 「のりうま(乗り馬,乗馬)」とも呼ぶ。
	◎乗馬ズボン:⇒じょどぱーず(ジョドパーズ)
	◎1871(明治 4. 4.19)一般庶民の乗馬が許可される。
	◎英語:ホースライディング(horse riding)。
	○(2)人が乗る馬、乗るための馬。また、乗っている馬。
	 「のりうま(乗り馬,乗馬)」,「乗馬(ジョウメ)」とも呼ぶ。
	◎英語:ライディングホース(riding horse)。
しょうばい《しやうばい》
	【商売】
	○(1)品物を仕入れて売ること。商(アキナ)い・売り買い。
	○(2)(転じて)生計を立てるための仕事。職業。
	 ⇒しょくぎょう(職業)
	○(3)芸者・娼妓(ショウギ)などの接客業。水商売。
しょうばいにん《しやうばいにん》
	【商売人】
	○(1)⇒しょうにん(商人)
	○(2)その道の専門家・くろうと(玄人)。
	○(3)芸者・遊女など、水商売の女。商売女。
しょうはく
	【松柏】
	○(1)(常緑樹の)マツ(松)とカシワ(柏)の類。また、広く常緑
	樹一般。
	○(2)(転じて)操(ミサオ)を守って変わらないこと。節操が極めて
	堅いこと。
	◎広葉樹と異なり、冬でも葉の色を変えないことから。
	◎雪中(セッチュウ)の松柏
じょうはくき
	【ジョウ白旗】
	◇[中]Xiangbai Qi
	○[歴]中国の清朝の軍事・行政・社会組織「八旗(baqi)(ハッキ)」
	の一つ。
	 参照⇒はっき(八旗)
	◎「ジョウ」は「(「金」偏+「襄」:補助6990)」と書く。
しょうはくさんみゃく《せうはくさんみやく》
	【小白山脈】
	◇[朝]Sobaek Sanmaek
	○[地]朝鮮半島南部、韓国南部を南西から北西に走る山脈。北
	西部の日本海沿岸で太白山脈(Taebaek Sanmaek)(テーぺク山脈)
	が東西に連なる。
	 伽耶山(Kayasan)(カヤサン)(1,430メートル)などがある。
	 「ソベク山脈」とも呼ぶ。
じょうはなまち《じやうはなまち》
	【城端町】
	◇[日]Johana Machi
	○[古]富山県南西部、東礪波郡(ヒガシトナミグン)の町。
	◎2004.11. 1(平成16)東砺波郡の全3町4村と西砺波郡(ニシトナミ
	グン)福光町(フクミツマチ)とが合併して南砺市(ナントシ)を発足し、東礪
	波郡は消滅。
しょうはぶろっく《せうはぶろつく》
	【消波ブロック】
	○[海]海岸や河口などの堤防(テイボウ)として多数を積み上げ、
	波による浸食を防止するコンクリート塊(カイ)。
	 主に正四面体で四本の突起(トッキ)があって絡(カラ)み合い、多
	少動くことで倒壊を防ぎながら波の力や勢いを分散させて弱め
	るもの。
	 日本の株式会社テトラの商標名「テトラポッド(Tetrapod)」で
	知られ、単に「テトラ」とも呼ぶ。
	 参照⇒すていし(捨て石,棄て石,捨石,棄石)(3),すいせい(水
	制)
	◎1950(昭和25)フランスのドフィン水力学研究所(Laboratoire 
	Dauphinois d'Hydraulique)(現:ソグレア<Sogreah>社)が開発。
しょうばらし《しやうばらし》
	【庄原市】
	◇[日]Shobara Shi
	○広島県北東部の市。西部を三次市(ミヨシシ)に隣接。
	 比婆牛(ヒバギュウ)の産地。
	〈面積〉
	 243.55平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)2万2,377人。
	◎1954(昭和29)庄原町と高村・本田村・敷信村・山内東村・山
	内西村・山内北村が合併し市制施行。
じょうばん《じやうばん》
	【上番】
	○(1)第一番。上位の番。
	○(2)交替制勤務で、勤務につくこと。非番から当番になるこ
	と。
	 ⇔かばん(下番)(1)
	○(3)[軍]軍隊で、歩哨(ホショウ)・当直などの任務につくこと。
	 ⇔かばん(下番)(2)
	○(4)[歴]奈良時代、諸国の軍団から選ばれて毎年(のち三年)
	交替で上洛し、衛士(エジ)の任務にあたること。
じょうばん《じやうばん》
	【常磐】
	◇[日]Joban
	○(1)常陸国(ヒタチノクニ)と磐城国(イワキノクニ)の併称。
	 現在の茨城県の大部分と、福島県東部・宮城県の一部。
	○(2)福島県いわき市南部の地域名。旧常磐市。
	 中心地は常磐湯本町(ジョウバンユモトマチ)。
	 参照⇒じょうばんし(常磐市)
	○(3)[古]⇒じょうばんし(常磐市)
	◎「ときわ(常磐)」とも読む。
	 参照⇒ときわ(常磐,常盤)
じょうはんし《じやうはんし》
	【襄樊市】
	◇[中]Xiangfan Shi
	○中国中央部、湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)中北西部の省直
	轄市(地級市)。北部を河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)に隣接。
	〈管轄3区〉
	 襄城区(Xiangcheng Qu)。
	 樊城区(Fancheng Qu)。
	 襄陽区(Xiangyang Qu)。
	〈管轄3市〉
	 老河口市(Laohekou Shi)。
	 棗陽市(Zaoyang Shi)。
	 宜城市(Yicheng Shi)。
	〈管轄県〉
	 南(三水+「章」)県(Nanzhang Xian)。
	 谷城県(Gucheng Xian)。
	 保康県(Baokang Xian)。
じょうばんし《じやうばんし》
	【常磐市】
	◇[日]Joban Shi
	○[古]福島県南東部にあった旧市。
	◎中心地の湯本は陸前浜街道の宿駅。
	 明治中期から常磐炭田の中心地として発展。
	 1954(昭和29)市制施行。
	 1966.10.(昭和41)周辺の5市4町5村が合併していわき市を
	発足。
じょうばんじどうしゃどう《じやうばんじどうしやだう》
	【常磐自動車道】
	○[交]埼玉県三郷市(ミサトシ)から柏市(カシワシ)・土浦市(ツチウラシ)・
	水戸市(ミトシ)を経て福島県いわき市に至る高速自動車国道。全
	長約176キロメートル。
	◎1988(昭和63)全線開通。
しょうぱんだ《せうぱんだ》
	【小パンダ】
	○[哺]⇒れっさーぱんだ(レッサーパンダ)
じょうばんはわいあんせんたー《じやうばんはわいあんせんたー》
	【常磐ハワイアンセンター】
	○[古]福島県いわき市常磐湯本町(ジョウバンユモトマチ)の温泉レジャ
	ー施設。大型温泉リゾート施設スパリゾートハワイアンズの前
	身。
	 ポリネシアンショーが名物。
	 参照⇒ゆもと(湯本)(1)
	◎1966(昭和41)炭鉱の排湯を利用して開業。
	 2006(平成18)センターの誕生を描いた映画『フラガール』公
	開。
しょうび《しやうび》
	【床尾】
	◇[英]butt、[独]Kolben(コルベン)
	○銃床(ジュウショウ)の末端部分。
	 上下に幅広く、ややくぼんだ部分に滑り止めがあり、肩にあ
	てがって射撃する。
	 接近戦では銃身または前床(fore-end)を持って敵に叩きつけ
	る。
	 また、銃を担(ニナ)う際には手をあてがって肩に支える。
	 「台尻(ダイジリ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒じゅうしょう(銃床),になえつつ(担え銃,擔え銃)
★じょうびけし《ぢやうびけし》
	【定火消】
	○[歴]江戸幕府の職名。江戸市中の防火および非常警備をつか
	さどった幕府方消防隊。
	 江戸城本丸を類焼した明暦の大火の翌年の1658(万治元)初め
	て四組を設置、1704(元禄17,宝永元)十組となる。
	 若年寄の配下に属し、3千石以上の寄合旗本が定火消御役に
	任命され、各組に与力6騎・同心30人・臥煙(ガエン)(火消人夫)
	300人がこれに属し、役屋敷に居住。
	 「火消役」,「十組火消」,「十人火消」とも呼ぶ。
	 参照⇒がえん(臥煙)
	◎大名火消は大名の自衛消防隊で、町火消は民間消防隊。
★しょうひしゃきんゆう《せうひしやきんゆう》
	【消費者金融】
	○[経]
	 旧称は「サラリーマン金融」,「サラ金」。
	 参照⇒さらきんじごく(サラ金地獄),じゃぱんでーたばんく
	(ジャパンデータバンク),けつもち(ケツ持ち,尻持ち)(2)
	〈消費者金融大手4社〉
	 武富士・アコム・プロミス・アイフル。
	〈消費者金融大手5社〉
	 武富士・アコム・プロミス・アイフル・三洋信販。
★しょうひしゃけいやくほう《せうひしやけいやくはふ》
	【消費者契約法】
	○[法]
	 消費者が誤認またはは困惑した場合、事業者との契約を取り
	消すことが可能となる。
	◎2000. 5.12(平成12)公布。
	 2001(平成13)施行。
★しょうひしゃちょう《せうひしやちやう》
	【消費者庁】
	○[政][経]消費者行政を一元化する、内閣府の外局。
	◎2009. 5.29(平成21)参議院本会議で消費者庁設置関連法が可
	決・成立。
しょうひしゃぶっかしすう《せうひしやぶつかしすう》
	【消費者物価指数】
	◇[英]Consumer Price Index
	○[経]家計が消費する消費財やサービスの価格の変動を示す総
	合的に表す物価指数。
	 小売物価統計調査と家計調査に基づき、基準時に対して各品
	目ごとの価格の比率を求め、消費支出額のウェートをかけ加重
	平均して算定する。
	 略称は「CPI」。
	◎都市部消費者物価指数:CPI−U(Consumer Price Index 
	for All Urban Consumers)。
	 基礎的消費者物価指数:コアCPI(core CPI)。
	 生産者物価指数:PPI(Producer Price Index)。
	◎1946(昭和21)消費者価格調査(CPS)を基礎にして作成。
	 のち、総務庁(現:総務省)統計局が毎月発表。
★しょうひぜい《せうひぜい》
	【消費税】
	◇[英]consumption tax/Goods and Services Tax
	○[経]間接税の一つ。商品やサービスなど消費全般に対して広
	く一律に課税されるもの。
	 実際には価格に上乗せされ、最終的に消費者の負担となるが、
	納税は事業者が行うので、消費者の心理的負担が少なく、景気
	にも影響が少ないとされる。
	 略称は「GST」。
	◎1989. 4. 1(昭和64)税制改革により新設、実施(3%)。
	 1997. 4. 1(平成 7)増税、実施(5%)。消費税の税収は増え
	たが、景気が悪化して法人税・事業税や所得税などが激減し、
	税収全体でも減少した。
	 2004. 4. 1(平成16)消費税の総額表示方式(内税方式)が義務
	付けられる。
	 2012. 8.10(平成24)消費税増税を柱とする社会保障・税一体
	改革関連法が参議院本会議で可決・成立。
	 参照⇒ふるさとそうせいしきん(ふるさと創生資金)
じょうひそう《じやうひさう》
	【上飛曹】
	○[軍]旧日本海軍の上等飛行兵曹の略称。
	 参照⇒へいそう(兵曹)
しょうぴっと《せうぴつと》
	【大ピット】
	◇[英]Pitt the Younger
	○[人]⇒[2]ぴっと(ピット)(2)
しょうぴぴん《せうぴぴん》
	【小ピピン】
	◇[独]Pippin der Kleine、[フ]Pepin le Bref、[英]Pepin 
	the Short
	○[人]⇒ぴぴんさんせい(ピピン三世,ピピン3世)
しょうびん
	【ショウビン】
	【翡翠】
	○[鳥]カワセミ(翡翠)の別称。
	 ⇒かわせみ(カワセミ,翡翠)
しょうひんきって《しやうひんきつて》
	【商品切手】
	○[経]⇒しょうひんけん(商品券)
しょうひんけん《しやうひんけん》
	【商品券】
	○[経]商店が発行する切手で、金銭の受取りまたは預かった証
	拠の券。切手を提示する者に対し、その商店が扱う商品を券面
	記載の価額に達するまで給付することを約する有価証券。
	 「商品切手」,「切手」,「手形」,「切符」とも呼ぶ。
しょうふ《せうふ》
	【蕉布】
	○⇒ばしょうふ(芭蕉布)
★しょうぶ《しやうぶ》
	【ショウブ】
	【菖蒲】
	◇[学]Acorus calamus
	○[植]オモダカ目(Alismatales)サトイモ科(Araceae)ショウブ
	属(Acorus)の常緑多年草。
	 邪気を払うといわれ、陰暦五月五日の端午(タンゴ)の節句に、
	屋根にさしたり髪に挿したり、菖蒲湯(ユ)に入ったりする。
	 「そうぶ(菖蒲)」とも呼ぶ。
	◎アヤメ科(Iridaceae)のハナショウブ(花菖蒲)とは別種。
しょうぶ《しやうぶ》
	【正夫】
	○[料]柳刃(ヤナギバ)包丁の別称。
	 ⇒やなぎばぼうちょう(柳刃包丁,柳刃庖丁)
しょうぶ《しやうぶ》
	【菖蒲】
	○(1)[植]⇒しょうぶ(ショウブ,菖蒲)
	○(2)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は青、裏は紅梅色。
	 「そうぶ(菖蒲)」,「そうぶがさね(菖蒲襲)」とも呼ぶ。
	○(3)[古]⇒しょうぶまち(菖蒲町)
★じょうふ《じやうふ》
	【上布】
	○
	◎越後上布,薩摩上布,絹上布:⇒すきや(透綾)
しょうふうてき《せうふうてき》
	【小風笛】
	◇[フ]musette
	○[楽]⇒みゅぜっと(ミュゼット)(1)
じょうふきょう《じやうふきやう》
	【常不軽】
	○(1)[仏]『法華経』「常不軽品」の主人公。
	 あらゆる人の成仏を信じ、軽蔑や迫害にめげず、町で出会う
	すべての人を軽んずることなく礼拝して成仏した。
	 「常不軽菩薩」,「不軽菩薩」とも呼ぶ。
	◎釈尊の過去世の姿であるという。
	○(2)[仏]『法華経』「常不軽品」の中の24文字の偈(ゲ)を唱え
	て、人々を礼拝しながら巡り歩く修行。
じょうふきょうぼさつ《じやうふきやうぼさつ》
	【常不軽菩薩】
	○[仏]『法華経』「常不軽品」に現れる菩薩の名。
	 「常不軽」,「不軽菩薩」とも呼ぶ。
	 参照⇒じょうふきょう(常不軽)
しょうふく《せふふく》
	【妾腹】
	○⇒めかけばら(妾腹)
じょうふく《じやうふく》
	【常服】
	○[服]平常に着ている服。
	 「普段着(フダンギ)」とも呼ぶ。
じょうぶく《でうぶく》
	【調伏】
	○(1)[仏]密教で、本尊の明王(ミョウオウ)に法を修し、怨敵(オンテキ)
	・魔障(マショウ)を降伏(ゴウブク)すること。
	 参照⇒えんしょう(厭勝)
	○(2)人を呪(ノロ)い殺すこと。呪詛(ジュソ)。
	◎「ちょうぶく(調伏)」とも読む。
しょうふくじ《しやうふくじ》
	【聖福寺】
	○福岡県福岡市博多区御供所町(ゴクショマチ)にある臨済宗妙心寺
	派の寺。山号は安国山。
	◎1195(建久 6)栄西(エイサイ)が源頼朝に願い出て創建し、1204
	(元久元)完工。
	 後鳥羽上皇(1180〜1239)から「扶桑最初禅窟(日本最初の禅寺)」
	の宸翰(シンカン)(天皇の文書)を受ける。
	 京都の建仁寺・鎌倉の寿福寺とともに「禅の三大道場」の一つ
	で、五山に次ぐ十刹(ジッセツ)に列せられる。
しょうふくまき《せうふくまき》
	【招福巻】
	○[経][食]「すし萬」(大阪市中央区)の恵方巻の登録商標。
	 参照⇒えほうまき(恵方巻,恵方巻き)
	◎1988(昭和63)商標登録。
しょうぶざここふん
	【勝負砂古墳】
	○[歴]岡山県倉敷市真備町(マビチョウ)下二万(シモニマ)にある、古墳
	時代中期(5世紀後半)の前方後円墳。
	 竪穴式石室が未盗掘で発見。
しょうふだ《しやうふだ》
	【正札】
	◇[英]tag(タグ)
	○[経]掛け値(ネ)なしの値段(ネダン)を書いて、商品につけた札。
	また、その商品、その値段。
	 「正味(ショウミ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒あかふだ(赤札)(2)
★じょうぶつ《じやうぶつ》
	【成仏】
	○[仏]
	 参照⇒へんじょうなんし(変成男子)
	◎未来の世での成仏:参照⇒じゅき(授記,受記)
しょうぶぼうちょう《しやうぶばうちやう》
	【正夫包丁】
	【正夫庖丁】
	○[料]柳刃(ヤナギバ)包丁の別称。
	 ⇒やなぎばぼうちょう(柳刃包丁,柳刃庖丁)
しょうぶまち《しやうぶまち》
	【菖蒲町】
	◇[日]Shobu Machi
	○[古]埼玉県東部、南埼玉郡の町。
	〈面積〉
	 27.37平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2万2,410人。
	◎1889(明治22)町制施行。
	 1954(昭和29)小林(オバヤシ)村・三箇(サンガ)村・栢間(カヤマ)村と、
	大山村の一部を編入。
	 2010. 3.23(平成22)久喜市に編入。
しょうぶんかん《せうぶんくわん》
	【昭文館】
	○[歴]⇒こうぶんかん(弘文館)(1)
しょうぶんしゃ《せうぶんしや》
	【昭文社】
	○[経]地図製作会社。
	 本社は東京都千代田区。
しょうへい《しやうへい》
	【昌平】
	○(1)([中]Changping)孔子の生誕地。
	 中国東部、山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)曲阜市(Qufu 
	Shi)(キョクフシ)の東南の郷。
	◎東京都文京区湯島の昌平坂・昌平橋の名はこの地に由来する。
	○(2)国が栄え、世が平静に治まっていること。
★しょうへいざかがくもんじょ《しやうへいざかじよ》
	【昌平坂学問所】
	○[歴]江戸幕府の儒学を主とした官立学校。とも林家(リンケ)主
	宰の私塾。
	 林羅山が上野忍ヶ岡に創設した弘文館に始まり、1690(元禄
	 3)将軍綱吉が孔子廟先聖殿とともにこれを湯島に移して聖堂
	と称し、官学の府となし、林信篤を大学頭に任じて主宰させた。
	 林家の私学であった聖堂学問所を、1797(寛政 9)昌平坂学問
	所と改称して幕府の学問所となり、1799(寛政11)学舎を増築し、
	官学として旗本の教育機関となる。
	 明治維新後、昌平学校のち大学校と改称し、1871(明治 4)廃
	止。
	 「昌平黌(ショウヘイコウ)」,「江戸学問所」,「湯島聖堂」とも、単に「学
	問所」,「聖堂」とも呼ばれる。
	 参照⇒こうぶんかん(弘文館),こくりつかがくはくぶつかん
	(国立科学博物館)
	◎聖堂の設計は朱舜水(シュ・シュンスイ)による。
	◎聖堂は1935(昭和10)再建。
	◎江戸川柳:「聖堂は宗旨の知れぬ手を合わせ」。
しょうへいそう《じやうへうさう》
	【常平倉】
	○[歴][経]奈良中期、穀物価格安定のために諸国に設置された
	官庁。また、その備蓄倉庫。
	 国衙(地方官庁)の公廨稲(クガイトウ,クゲトウ)の一部を割いて別置。
	左右平準署が管轄。
	 価格の安いときに購入し、高くなると放出して米価調節を図
	ろうとしたもの。
	 その利潤は、無償だった調庸運脚夫の救済などに当てられた。
	 平安時代には常平所として設置されたが、中期には廃絶。
	 江戸時代、水戸・会津・鹿児島などの諸藩に置かれて活用。
	◎ 759(天平宝字 3)設置。
	  771(宝亀 2)廃止。
	◎義倉(ギソウ)・社倉(シャソウ)とともに「三倉(サンソウ)」と呼ぶ。
★じょうへいてんぎょうのらん《じようへいてんぎやうのらん》
	【承平・天慶の乱】
	○[歴]平安中期に起きた朝廷を脅かす2つの事件。
	 関東の平将門(マサカド)の乱(承平の乱)と、西海(瀬戸内海)で
	海賊勢力と結んで起された藤原純友の乱(天慶の乱)。
	 参照⇒『人名辞典』たいらのまさかど(平 将門)
★しょうへいなんかいじしん《しやうへいなんかいぢしん》
	【正平南海地震】
	○[歴][地]1361. 8. 3(<南>正平16. 6.24,<北>康安元)南海沖
	の北緯33.0°・東経135.0°を震源とするマグニチュード8.4の
	大地震。
	 余震も多数あった。
	◎京都など畿内諸国では旧暦六月十八日から地震が多発してい
	た。
★しょうへいばし《しやうへいばし》
	【昌平橋】
	◇[日]Shohei Bashi
	○[交]
	 参照⇒ひじりばし(聖橋)
	◎寛永年間(1624〜1644)に架設され、かつては一口橋(イモアライバ
	シ)(芋洗橋)または相生橋(アイオイバシ)と呼ばれていたが、聖堂学
	問所が建立されると、幕府により1691(元禄 4.2.2)昌平橋と改
	名された。
	 明治維新の際、明治政府により再び相生橋と改名されたが、
	1873(明治 6)大洪水により落橋(ラッキョウ)、1899(明治32)再架(サイ
	カ)され昌平橋に復した。
	 現在の橋は、1928.12. 8(昭和 3)に架設されたもの。
	◎一口橋の名は、この橋の南側を西に向かって坂を登ったとこ
	ろに一口稲荷社(イナリシャ)(今の太田姫稲荷神社)があり、それに
	ちなんで呼ばれていた。
★しょうへいりん《しやうへいりん》
	【章炳麟】
	◇[中]Zhang Binglin、[英]Chang Pinglin
	○[人]中国、清末・民国初期の革命家・政治家(1869〜1936)。
	字(アザナ)は枚叔(Meishu)(バイシュク)、号は太炎(Taiyan)。
	 康有為(Kang Youwei)に賛同して変法自強運動に参加。
	 西太后(Xi Taihou)らの守旧派による戊戌政変で日本に亡命。
	 民族革命を主張し、蔡元培(Cai Yuanpei)らと革命団体光復
	会(Guangfu Hui)を結成。
	 孫文(Sun Wen)の興中会(Xingzhong Hui)、黄興(Huang Xing)
	の華興会(Huaxing Hui)と合同で中国同盟会(Zhongguo Tong-
	meng Hui)を組織し、一時同会の機関紙「民報(Minbao)」の主筆
	をつとめる。
	 1910(明治43)孫文と決裂して光復会を再結成。
	 中華民国成立後は袁世凱(Yuan Shikai)政権の顧問。
	 1913(大正 2)宋教仁(Song Jiaoren)(ソウ・キョウジン)暗殺事件の
	後、袁世凱の帝政運動に反対し軟禁される。
じょうべき
	【乗冪】
	◇[英]power
	○[数]⇒るいじょう(累乗)
じょうべん《でうべん》
	【条鞭】
	○[歴]⇒いちじょうべんぽう(一条鞭法)
しょうへんち《しやうへんち》
	【正遍知】
	◇[梵]samyak-sambuddha
	○[仏]あまねくゆきわたる正しい知慧を具(ソナ)えた人。不偏の
	悟りを体悟した人。また、その知慧・悟り。
	 仏の十号・如来十号の一つ。
	 「サミャクサンブッダ(三藐三仏陀)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ほとけのじゅうごう(仏の十号)
	◎無上正遍知:⇒あのくたらさんみゃくさんぼだい(阿耨多羅
	三藐三菩提)
しょうべんちゃ《せうべんちや》
	【小便茶】
	○[俗][食]何度も煎(セン)じて、薄く黄色に色がついているだけ
	の味のない茶。
	 参照⇒たしちゃ(足し茶)
じょうへんちょう《じやうへんちやう》
	【城辺町】
	◇[日]Johen Cho
	○[古]愛媛県南西端、南宇和郡(ミナミウワグン)にあった町。
	◎2004.10. 1(平成16)内海村(ウチウミムラ)・御荘町(ミショウチョウ)・城
	辺町・一本松町(イッポンマツチョウ)・西海町(ニシウミチョウ)の4町1村が
	合併して愛南町(アイナンチョウ)を発足。
★しょうほう《しやうはふ》
	【商法】
	○[法]
	◎1899(明治32)公布。
	 1993.10. 1(平成 5)改正商法、施行。株主の権利を強化。
	 2001.12.(平成13)改正商法、成立。取締役の賠償額の上限を
	定め、責任を軽減。2002. 5. 1(平成14)施行。
	 2002. 5.22(平成14)改正商法、成立。大企業が社外取締役を
	起用した場合、米国型の取締役会制度導入を認可。2003. 4. 1
	(平成15)施行。
	 2003. 9.25(平成15)改正商法、施行。上場企業の自社株買い
	の規制を緩和。
	 2005. 2.(平成17)改正商法、施行。企業の合併や減資などの
	特定事項の開示を従来の官報と新聞紙上とともに、インターネッ
	ト上の電子公告も解禁。
しょうぼう《しやうばふ》
	【正法】
	○(1)[仏]仏の教え、仏法(ブッポウ)。
	○(2)[仏]釈迦(シャカ)の死後の五百年間の称。
	 参照⇒ごひゃくさいせつ(五百歳説)
じょうほうえいせい《じやうほうゑいせい》
	【情報衛星】
	◇[英]Information Satellite
	○[軍][通][宇]⇒じょうほうしゅうしゅうえいせい(情報収集
	衛星)
しょうぼうぐみ《せうばうぐみ》
	【消防組】
	○[歴]明治初年から各市町村に設けられた自治的な消防組織。
	 警察権に属し、組頭・小頭・消防手で組織された。
	◎1870(明治 3)設置。
	 1939(昭和14)防護団(ボウゴダン)と統合して警防団に改組。
	 1947(昭和22)消防団に改組。
	 参照⇒けいぼうだん(警防団),しょうぼうだん(消防団)
	◎在日朝鮮人の加入は全体の5%以下に制限されていた。
	 参照⇒きょうわかい(協和会)
じょうぼうぐん《じやうばうぐん》
	【上房郡】
	◇[日]Jobo Gun
	○岡山県中西部の郡。
	 北房町(ホクボウチョウ)の町。
	◎2004.10. 1(平成16)有漢町(ウカンチョウ)、高梁市(タカハシシ)に編入。
	 2004.10. 1(平成16)賀陽町(カヨウチョウ)、御津郡(ミツグン)加茂川
	町(カモガワチョウ)と合併し、加賀郡(カガグン)を新設して吉備中央町
	(キビチュウオウチョウ)を発足。
★しょうほうけんきゅうしょ《しやうぼうけんきうしよ》
	【消防研究所】
	○東京都三鷹市にある独立行政法人。
★しょうぼうげんぞう《しやうばふげんざう》
	【正法眼蔵】
	◇「眼」は「照らす」、「蔵」は「含蔵」の意味。
	○(1)[仏]
	○(2)[仏]([中]Zhengfa Yanzang)中国宋代の大慧宗杲(Dahui 
	Zonggao)(ダイエ・シュウコウ)の法話を侍者沖密慧然(Chongmi Huiran)
	が集録した公案集(6巻)。1147年成立。
	○(3)[仏]道元(ドウゲン)が門下のために仏法の神髄を和文で説
	いた曹洞宗(ソウトウシュウ)の経典。
	 1231(寛喜 3)「弁道話」から1253(建長 5)「八大人覚」にわたり、
	折りに触れて只管打坐(シカンタザ)・不図作仏(フトサブツ)などを説示
	したもの。
じょうほうこうかいせいど《じやうほうこうかいせいど》
	【情報公開制度】
	○[法]行政機関がもっている政治・行政に関する記録・資料を
	公開し、主権者である国民が自由に知ることのできる制度。
	 日本では国レベルでの法制化が遅れ、一部の地方自治体の条
	例などで先に実施された。
	◎1982. 3.(昭和57)山形県最上郡(モガミグン)金山町(カネヤママチ)、
	公文書公開条例を制定。
	 1982.10.(昭和57)神奈川県、情報公開条例を制定。
	 2001. 4.(平成13)情報公開法、施行。最長保存期間の永年区
	分は30年となった。
	 2002.10.17(平成14)外務省、昭和天皇とマッカーサー元帥と
	の会見記録を初公表。
しょうほうし《しやうはふし》
	【商法司】
	○[歴]明治初年、明治政府の財政機関。
	 由利公正(ユリ・キミマサ)の提案で、商業の振興と間接税の増収を
	はかり、外国資本に対抗するために1868(慶応 4.閏4.)設置。
	 実績があがらず、1869(明治 2. 3.)廃止。業務は1869(明治
	 2. 2.)設置の通商司に引き継がれた。
	◎この間に太政官札を発行した。
しょうぼうじ《しやうばふじ》
	【正法寺】
	○(1)京都府京都市東山区清閑寺霊山町(セイカンジリョウザンチョウ)にあ
	る時宗霊山派の本寺。無量寿院。山号は霊鷲山(リョウジュゼン)。
	 延暦年間( 782〜 806)最澄が創建。元久年間(1204〜1206)法
	然上人が住して念仏の道場となる。1383(永徳 3)国阿が入寺、
	中興し時宗となる。
	○(2)滋賀県大津市石山内畑町(イシヤマウチハタチョウ)にある真言宗醍醐
	派の岩間寺(イワマデラ)の正称。山号は岩間山。西国三十三所の第
	十二番札所。醍醐(ダイゴ)寺の別院。
	  722(養老 6)泰澄(タイチョウ)が創建。日本三霊所の一つとなる
	が、江戸時代に衰微し、今は観音堂を残すのみ。
	 本尊の千手観音は俗に「汗かき観音」・「雷除け観音」と呼ばれ
	る。
	◎漆間(ウルマ)時国夫妻が祈って法然(ホウネン)を授かったことで有
	名な岩間観音とは別。
	○(3)京都府八幡市(ヤワタシ)八幡清水井(ヤワタシミズイ)にある浄土宗
	の寺。山号は徳迎山。
	 1191(建久 2)源忠国が創建、開山は円誓。1541(天文10)後奈
	良天皇の勅願所となる。
しょうぼうじどうしゃ《せうばうじどうしや》
	【消防自動車】
	○[交]⇒しょうぼうしゃ(消防車)
じょうぼうじまち《じやうばうじまち》
	【浄法寺町】
	◇[日]Joboji Machi
	○[古]岩手県北西部、二戸郡(ニノヘグン)の町。
	◎2006. 1. 1(平成18)二戸市に編入。
★しょうぼうしゃ《せうばうしや》
	【消防車】
	◇[英]fire engine
	○[交]消防活動を行うための特殊自動車。
	 「消防自動車」とも呼ぶ。
	◎火災現場に急行する際にはサイレンを鳴らしながらカネ(鐘)
	をカンカンカンと連打し、消防署に帰る際にはサイレンを鳴ら
	さずにカネをカーン、カーン、カーンと間を開けて静かに鳴ら
	す。
★じょうほうしゅうしゅうえいせい《じやうほうしうしふゑいせい》
	【情報収集衛星】
	◇[英]Information Gathering Satellite/Advanced Land Ob-
	serving Satellite/Advanced Earth Observing Satellite
	○[軍][通][宇]
	 略称は「IGS」。
	 「情報衛星」,「偵察衛星」とも呼ぶ。
	〈日本の情報収集衛星〉
	 衛星:光学衛星(分解能1メートル)2基、レーダー衛星(夜
	間・悪天候用、分解能1〜3メートル)2基の計4基。高度400
	〜600キロメートルの低軌道を南北方向に周回し、1日1回以
	上の定点撮影が可能。
	 シャツター権はアメリカが有しており、地球上全ての撮影が
	可能とはなっていない。
	 地上4局。
	 <1>中央センター:東京都新宿区市ヶ谷本村町。内閣衛星情
	報センターでデータ処理や解析を行う。
	 <2>副センター:茨城県行方郡(ナメカタグン)北浦町(キタウラマチ)。パ
	ラボラアンテナ2基。
	 <3>北受信局:北海道苫小牧市。パラボラアンテナ1基。
	 <4>南受信局:鹿児島県阿久根市。パラボラアンテナ1基。
	◎1998.12.(平成10)8月の北朝鮮テポドン発射を受けて、情報
	衛星の導入を閣議決定。
	 宇宙開発事業団が開発費2,500億円以上をかけて開発。
	 2003. 3.28(平成14)H2Aの5号機で光学1号とレーダー1
	号の打ち上げに成功。
	 2003. 6.(平成15)5月末から始まった試験で分解能は2〜3
	メートル大のものがようやく区別できる程度と判明。
	 2003. 9.(平成14)打ち上げ予定を10日から22日に延期し、18
	日・22日・27日の予定も延期。
	 2003.11.29(平成15)H2Aロケット6号機による打ち上げを
	失敗し、地上からの指令で爆破。
	 2006. 9.11(平成18)H2Aロケット10号機で光学衛星1基
	のみを打ち上げ。
	 2007. 2.24(平成19)H2Aロケット12号機でレーダー2号
	を打ち上げ。
	 2007. 3.25(平成19)レーダー1号機(想定寿命5年)、機能停
	止。
	 2010(平成22)レーダー2号、機能停止。
	 2011. 9.23(平成23)H2Aロケット19号機で光学4号機を
	打ち上げ。
	 2011.12.12(平成23)H2Aロケット20号機でレーダー3号
	を打ち上げ。
	 2013. 1.27(平成25)H2Aロケット22号機でレーダー4号
	を打ち上げ。
	 2015. 2. 1(平成27)H2Aロケット27号機でレーダー予備
	機を打ち上げ。
	 2015. 3.26(平成27)H2Aロケット28号機で光学5号機を
	打ち上げ。
しょうぼうしょ《せうばうしよ》
	【消防署】
	○消防の仕事をする役所。消防本部の下部組織。
	 参照⇒しょうぼうほんぶ(消防本部),しょうぼうちょう(消防
	庁)
	◎1927(昭和 2)緊急連絡の電話番号119を設置。
★じょうほうしょりぎじゅつしゃしけん
	《じやうほうしよりぎじゆつしやしけん》
	【情報処理技術者試験】
	○[計]
	◎1974(昭和49)、第一回情報処理技術者試験が実施された。
★しょうほうたい《せうはうたい》
	【小胞体】
	◇[英]endoplasmic reticulum
	○[生]動植物の細胞質内で、網目状に連なる膜性・細管状の細
	胞小器官。
	 表面にリボソーム(ribosome)が多数付着した粗面小胞体
	(rough endoplasmic reticulum)と、付着していない滑面小胞
	体(smooth endoplasmic reticulum)とがある。
しょうぼうだん《せうばうだん》
	【消防団】
	○各市町村に設けられた住民の自治的な消防組織。
	 消防長や消防署長の所轄のもとに行動する。
	 設置は各市町村条例で定める。
	◎旧制の消防組の後身:⇒しょうぼうぐみ(消防組)
	◎2003.10.(平成15)団数3,589、団員数約92万8,800人。
	 2004(平成16)消防庁、消防団の活性化のため各都道府県に女
	性の入団促進を求める通知を出す。
★しょうぼうちょう《せうばうちやう》
	【消防庁】
	◇[英]Fire and Disaster Management Agency
	○総務省の外局。
	 参照⇒しょうぼうしょ(消防署)
	◎もと自治省の外局。
しょうぼうちょう《せうばうちやう》
	【消防長】
	○消防本部の長。消防職員・消防団を指揮監督する。
	 参照⇒しょうぼうほんぶ(消防本部)
しょうぼうはくぶつかん《せうばうはくぶつくわん》
	【消防博物館】
	○東京都新宿区四谷にある、消防の歴史(あゆみ)を紹介してい
	る博物館。
しょうぼうほう《せうばうはふ》
	【消防法】
	○[法]火災の予防・鎮圧などに関する法律。
	◎2004. 5.27(平成16)衆議院本会議で改正消防法が可決・成立。
	一戸建て住宅と小規模な共同住宅にも警報機設置が義務化。施
	行は2007. 6. 1(平成18)予定。
★じょうほうほぜんたい《じやうほうほぜんたい》
	【情報保全隊】
	○[軍]防衛省直轄の防諜部隊。
	 主任務は外国情報機関によるスパイ活動などから自衛隊の保
	有情報を防護するもの。
	 中央情報保全隊と北部・東北・東部・中部・西部に保全隊を
	配置。駐屯地や基地には派遣隊を置き、隊員約1千人。
	 「自衛隊情報保全隊」とも、単に「保全隊」とも呼ぶ。
	◎2009. 8.(平成21)陸海空3自衛隊の情報保全隊を統合し、防
	衛大臣直轄の自衛隊情報保全隊を新編成。
	 2011. 1.(平成23)陸上自衛隊OBの講演会場で講演内容や現
	職自衛官の参加状況を監視などの越権活動が明るみに出る。
しょうぼうほんぶ《せうばうほんぶ》
	【消防本部】
	○市町村が設置する地域の消防機関。
	 消防行政・事務を統轄し、下部組織の消防署を管理する。
	 長は消防長。
	 参照⇒しょうぼうだん(消防団)
	◎2005. 4.(平成17)全国で848消防本部。
しょうほうりょう《しやうはうりやう》
	【蒋方良】
	◇[中]Jiang Fangliang、[英]Chiang Fang-liang
	○[人]中華民国(台湾)総統蒋経国(Jingguo)(ケイコク)夫人(ロシア
	人)(1916. 5.〜2004.12.15)。本名はファニーナ(Faina Epat-
	cheva Vahaleva)。ソビエト連邦ベロルシア(Belorussia)生れ。
	 1935. 3.(昭和10)蒋経国と結婚。
	 参照⇒しょうけいこく(蒋経国)
しょうぼくちょう《》
	【勝北町】
	◇[日]Shoboku Cho
	○[古]岡山県北東部、勝田郡(カツタグン)の町。
	◎2005. 2.28(平成17)津山市に編入。
じょうほくまち《じやうほくまち》
	【常北町】
	◇[日]Johoku Machi
	○[古]茨城県中央部、東茨城郡(ヒガシイバラキグン)の町。
	〈面積〉
	 52.36平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万3,459人。
	◎1955(昭和30)石塚町・小松村・西郷村が合併して発足。
	 2005. 2. 1(平成17)東茨城郡桂村(カツラムラ)・西茨城郡七会村
	(ナナカイムラ)と合併して東茨城郡城里町(シロサトマチ)を発足。
★じょうぼんのう《じやうぼんわう》
	【浄飯王】
	◇[梵]Suddhodana
	○[仏][人]北インドのカビラエ国(迦毘羅衛国)の王。
	 釈迦(シャカ)の実父。摩耶夫人(マヤブニン)(先妻)とその妹摩訶波
	闍波提(マカハジャハダイ)(後妻)の夫。
	 参照⇒かびらえこく(カビラエ国,迦毘羅衛国),まやぶにん
	(摩耶夫人)
じょうぼんれんだいじ《じやうぼんれんだいじ》
	【上品蓮台寺】
	○京都府京都市北区紫野十二坊町(ムラサキノジュウニボウチョウ)にある、
	真言宗智山派の寺。山号は蓮華金宝山、院号は九品三昧院。
	 国宝『過去現在因果経絵巻(著色絵因果経)』などがある。
	 現在、支院(坊)は3院。
	 通称は「十二坊」。
	◎聖徳太子の開創と伝え、香隆寺(コウシュウジ)と称した。
	  960(天徳 4)宇多法皇の勅願により中興し、上品蓮台寺と改
	める。
	 応仁の乱で多くが焼失。
	 豊臣秀吉が再興し、十二の支院を建立。
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