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百 科 辞 書 《しやま》 編集:獨 澄旻
-------- しやま ------------------------------------------------
じやま《ぢやま》
【地山】
◇[日]jiyama/ji-yama
○(1)[海]船乗りなどで、島山(シマヤマ)に対して陸地の山を指す
言葉。
○(2)[建](人工的な盛土<モリド>などに対して)自然のままの岩
盤。その土地本来の山や丘陵で、掘削などで乱されていないも
の。
○(3)[建]採石やトンネル掘削などの対象になっていない、そ
の周辺の地盤・岩石。
じゃま
【邪魔】
○(1)[仏]([梵]mara)仏道修行を妨(サマタ)げ、正しい教えから逸
脱(イツダツ)させようとする邪(ヨコシマ)な悪魔。
○(2)[仏]([梵]deva-mara)欲界(ヨクカイ)の最高所にある他化自在
天(タケジザイテン)(第六天)の主の天魔(テンマ)の別称。
⇒てんま(天魔)
○(3)(転じて)さまたげ・障害(ショウガイ)。
参照⇒おじゃまむし(お邪魔虫,御邪魔虫)
○(4)⇒ほうもん(訪問)
じゃまいか
【ジャマイカ】
◇Jamaica
○(1)[地]⇒じゃまいかとう(ジャマイカ島)
○(2)西インド諸島のジャマイカ島を領土とする共和国。正称
はジャマイカ。
首都はキングストン(Kingston)。
主要言語は英語。住民は黒人。
ボーキサイトの世界的産地。ブルーマウンテン・コーヒーを
産出。
〈面積〉
1万1,000平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)209万人。
1984(昭和59)229万人。
1988(昭和63)244万人。
◎1957(昭和32)イギリス連邦自治領となる。
1962(昭和37)イギリス連邦内の独立国となる。
じゃまいかとう《じやまいかたう》
【ジャマイカ島】
◇[英]Jamaica Island
○[地]西インド諸島の島。
◎1494(明応 3)コロンブスが発見。
じゃまいちえい
【ジャマイチエイ】
◇[リトアニア語]Zemaiciai、[英]Samogitians
○⇒さもぎてぃあじん(サモギティア人)
じゃまいちえいきゅうりょう《じやまいちえいきうりよう》
【ジャマイチエイ丘陵】
◇[英]Zemaicai Upland
○[地]リトアニア中北西部にある丘陵。
「ジェマイチャイ丘陵」とも呼ぶ。
参照⇒ちゅうおうりとあにあていち(中央リトアニア低地)
★じゃまえるふなひろば
【ジャマ・エル・フナ広場】
◇[フ]Place Djemaa El Fna、[西]Plaza Djemaa el Fna
○モロッコ中央部のマラケシュ(Marrakesh)にある広場。
◎1985(昭和60)文化的空間が世界文化遺産に登録。
じゃまだて
【邪魔立て】
○敢(ア)えて邪魔をすること・わざわざ邪魔をすること。
◎邪魔立てする,要(イ)らぬ邪魔立てをするな
しゃまーど
【シャマード】
◇[英]chamade
○[歴][軍]戦場で、敵軍との会見請求の合図。
特定の太鼓の打ち方や特定のラッパの吹き方で、談判または
降服の希望を報せるもの。
参照⇒しろはた(白旗)(1)
◎古フランス語・ポルトガル語の「叫ぶ(chamada)」、ラテン語
の「叫ぶ(clamare)」から。
★じゃまーと
【ジャマート】
◇[アラビア語]Jamaat(集団)
○(1)[宗]イスラム教の集会・会衆。
○(2)イスラム過激派の地下組織。
じゃまーとだう
【ジャマート・ダウ】
◇[アラビア語]Jamaat-ud-Dawa/Jamaat-ud-Dawah(集会への誘
い)
○パキスタンのイスラム教慈善団体。
イスラム過激派組織ラシュカレトイバ(Lashkar-e-Toiba)が
非合法化されて分派した政治部門とされる。
参照⇒らしゅかれといば(ラシュカレトイバ)
じゃまひりあ
【ジャマヒリア】
◇[アラビア語]jamahiriya
○⇒じゃまひりや(ジャマヒリヤ)
じゃまひりや
【ジャマヒリヤ】
◇[アラビア語]jamahiriya
○イスラム共同体。国家([英]state)。人民。
「ジャマヒリア」とも呼ぶ。
じゃまひりやばし
【ジャマヒリヤ橋】
◇[英]Jamahiriya Bridge
○イラクの首都バグダッド中心部、チグリス川に架かる橋。
「ジュムリヤ橋(Al Jumhuriya Brigde)」とも呼ぶ。
じゃまらっとばし
【ジャマラット橋】
◇[英]Jamarat Bridge
○聖地メッカ南郊のミナの谷(the valley of Mina)にある歩道
橋。
じゃまらん
【ジャマラン】
◇Jamaran
○[軍]イランの誘導ミサイル搭載型駆逐艦。
◎2010. 2.19(平成22)進水。
じゃまーる
【ジャマール】
◇Jamal
○[人](イスラム教圏の)男性名・女性名。
参照⇒じゃみーら(ジャミーラ)
◎「美しい人」の意味。
★[1]しゃーまん
【シャーマン】
◇shaman
○呪い師。
[2]しゃーまん
【シャーマン】
◇[マレー語]siamang
○[哺]⇒ふくろてながざる(フクロテナガザル,袋手長猿)
★[3]しゃーまん
【シャーマン】
◇Sherman
○[歴][軍]アメリカ軍の戦車(M4型)。
◎カリオペ(Calliope):ロケットランチャーを搭載したもの。
★[4]しゃーまん
【シャーマン】
◇Sherman Kent
○[人]アメリカの行政官・歴史家(1903〜1986)。
1928〜1954年、エール大学の歴史学教授。
1952〜1967年、国家予算委員会(Board of National Esti-
mates)委員長。
じゃまん
【邪慢】
○[仏]徳もなく悟りも得ていないのに、徳があり悟りを得てい
ると思い込む驕(オゴ)り高ぶる心。
参照⇒しちまん(七慢)
じゃーまんがす
【ジャーマンガス】
◇[英]German gus
○[古]第二次世界大戦中、ドイツ軍が開発・使用した毒ガスの
総称。
タブン・サリン・ソマン・VXなど。
「Gガス」とも呼ぶ。
参照⇒どくがす(毒ガス),かがくへいき(化学兵器)
じゃーまんたうん
【ジャーマンタウン】
◇[英]Germantown
○[軍]アメリカ海軍のドック型揚陸艦(LSD42)。
満載排水量1万5,726トン。LCAC4隻積載可能。
母港は在日アメリカ海軍佐世保基地。
参照⇒えるしーえーしー(LCAC)
しゃみ
【沙弥】
◇[梵]sramanera
○(1)[仏]髪を剃って出家し、十戒を受けた少年僧。
7歳以上20歳未満の出家者で、僧に従って雑用をつとめなが
ら修行し、正式の僧を目指す見習僧。
「さみ(沙弥)」,「童子([梵]kumara)」とも呼ぶ。
参考⇒しゃみに(沙弥尼),さんしゃみ(三沙弥),しゃもん(沙
門),びく(比丘),さんかいだん(三戒壇)
◎「俗情をやすめて慈悲の心を起こす」の音写。
「正規の正式の比丘(ビク)になろうと努める者」ということか
ら「勤策(ゴンサク)」,「勤策男(ゴンサクナン)」とも訳す。
◎沙弥から長老には成れぬ:物事には順序があって、一足飛び
にはなれないこと。
○(2)[仏](日本では少年に限らず)出家して未だ正式の僧になっ
ていない見習僧。
「さみ(沙弥)」,「童子([梵]kumara)」とも呼ぶ。
参考⇒しゃみに(沙弥尼),さんしゃみ(三沙弥),しゃもん(沙
門),びく(比丘)
○(3)[仏](日本で)正規の手続きを経ない出家者。
「さみ(沙弥)」,「私度(シド)の沙弥」とも呼ぶ。
参考⇒しゃみに(沙弥尼),さんしゃみ(三沙弥),しゃもん(沙
門),びく(比丘)
○(4)[仏](日本で)髪を剃って形は僧でも、妻子を養い生業に
つき、在家(ザイケ)の生活をする者。
「さみ(沙弥)」,「在家の沙弥」とも呼ぶ。
参照⇒こうやひじり(高野聖)(1)
じゃみい
【ジャミイ】
◇[アラビア語]jamii、[トルコ語]cami、[中]qingzhensi(清真
寺)
○(1)集会。
「ジャミィ」とも呼ぶ。
○(2)(masjid al-jami)金曜モスク。
「ジャミィ」とも呼ぶ。
◎スルタン・アフメット・ジャミイ:⇒するたんあふめっとじゃ
みい(スルタン・アフメット・ジャミイ)
東京ジャミイ:⇒とうきょうかいきょうじいん(東京回教寺
院)
じゃみぃ
【ジャミィ】
◇[アラビア語]jamii
○⇒じゃみい(ジャミイ)
しゃみかっしき
【沙弥喝食】
○[仏]禅宗の寺院の食堂(ジキドウ)で、僧たちに食事の時・食物
の種類・おかわりなどの進め方を唱え告げ、給仕をする有髪(ウ
ハツ)の少年。
「沙喝(シャカツ)」,「喝食(カッシキ)」,「喝食行者(アンジャ)」とも呼ぶ。
★しゃみせん
【三味線】
○(1)[楽]日本伝統の撥弦(ハツゲン)楽器の一つ。
胴の皮は猫の皮を使用する。
「みすじ(三筋)」とも呼ぶ。
参照⇒じゃびせん(蛇皮線),どうがけ(胴掛け,胴掛)
◎参照⇒なかご(中子,中心)(8)
○(2)[俗]本心をかくすため、または相手をまどわすためにと
る無駄口(ムダグチ)。
「口三味線(クチジャミセン)」とも呼ぶ。
◎三味線を弾(ヒ)く
しゃみせんぶぎ
【三味線ブギウギ】
○[楽]佐伯孝夫作詞、服部良一作曲の歌謡曲。
歌は市丸(イチマル)。
◎1949. 3.(昭和24)レコード発売。
しゃみに
【沙弥尼】
◇[梵]sramanerika
○[仏]髪を剃って出家したばかりの、修行未熟な尼僧。
参考⇒しゃみ(沙弥)
じゃみょうげどう《じやみやうげだう》
【邪命外道】
◇Ajivika/Ajivaka
○[宗]⇒あーじーびかきょう(アージービカ教)
じゃみーら
【ジャミーラ】
◇Jamila
○[人](イスラム教圏の)女性名。
参照⇒じゃまーる(ジャマール)
◎「美しい(人)」の意味。
じゃみんぐ
【ジャミング】
◇[英]jamming
○(1)[放][通]雑音が入ること。
○(2)[放]放送を妨害すること。
強い電波を出して、他国からの宣伝放送などを自国で受信で
きないようにするもの。
○(3)[通]通信を妨害すること。
○(4)[軍]相手のレーダーなどの電波探知を妨害・撹乱(カクラン)
すること。
参照⇒[2]いーしーえむ(ECM)
◎電力妨害(power jamming):妨害電波を発信する。
欺瞞(ギマン)妨害(deception jamming):欺瞞電波で撹乱する
こと。
しゃみんとう《しやみんたう》
【社民党】
○[政]⇒しゃかいみんしゅとう(社会民主党)
しゃむ
【シャム】
◇[アラビア語]al-Sham
○トルコ・シリア・パレスチナ・ヨルダン・レバノン・エジプ
ト地域。
フランス語の「レバント(Levant)」に相当。
参照⇒ればんと(レバント)
しゃむ
【シャム】
【暹羅】
◇Siam
○[歴]国名。現在のタイ。
「シャムロ(暹羅)」とも呼ぶ。
◎「暹羅([中]Xianluo)(センラ)」は「シャムロ」の音訳。
[1]じゃむ
【ジャム】
◇[英]jam
○(1)[名][食]果物や根菜などに砂糖を加え、弱火で煮詰めた
食品。
イチゴが一般的で、モモ・アンズ・リンゴ・ラズベリーなど
や、ニンジン・バラの花びらなどもある。
果物に含まれているペクチン(pectin)によって固まる。
「コンフィチュール([フ]confiture)」とも呼ぶ。
◎柑橘類(カンキツルイ):⇒まーまれーど(マーマレード)
○(2)[他動]詰め込む・押し込む。
○(3)[機]機械・器具などの可動部分に物が詰まって動かなく
なる故障。
参照⇒じゃむる(じゃむる,ジャムる)
[2]じゃむ
【ジャム】
◇Jammu
○⇒じゃんむ(ジャンム)
じゃむかしみーるしゅう《じやむかしみーるしう》
【ジャム・カシミール州】
◇[英]Jammu Kashmir State
○⇒じゃんむかしみーるしゅう(ジャンム・カシミール州)
しゃむきょうだい《しやむきやうだい》
【シャム兄弟】
○⇒しゃむそうせいじ(シャム双生児)
しゃむしーる
【シャムシール】
◇[ペルシア語]shamshir
○アラビア・ペルシア・トルコなどの三日月のように湾曲した
片刃の剣(ツルギ)。
刃先が細いものと幅広のものとがある。
参照⇒きりじ(キリジ),たるわーる(タルワール)
◎英語:シミター(scimitar)。
フランス語:シメテレー(cimeterre)。
イタリア語:シミタッラ(scimitarra)。
ドイツ語:クルムゼーベル(Krummsaebel)。
日本語:三日月刀/半月刀/偃月刀(エンゲツトウ)。
じゃむすてっく
【ジャムステック】
【JAMSTEC】
◇[英]Japan Marine Science & Technology Center
○[海]⇒かいようけんきゅうかいはつきこう(海洋研究開発機
構)
しゃむそうせいじ《しやむさうせいじ》
【シャム双生児】
◇[英]Siamese twins
○[医]身体の一部が互いに結合している奇形の一卵性双生児。
「シャム兄弟」,「結合双生児」,「二重体(ニジュウタイ)」とも呼ぶ。
参照⇒そうせいじ(双生児)
◎胸部で結合したタイ(旧称シャム)のChang-Eng兄弟(1811〜
1874)に由来する。
◎比喩的に「親友」に用いる場合がある。
★じゃむち
【ジャムチ】
【站赤】
◇Jamchi、[中]zhanchi
○[歴]元朝の駅伝制度。
参照⇒えきたん(駅站)
◎"Jam"は中世モンゴル語で「駅伝」の意味。
じゃむながわ《じやむながは》
【ジャムナ川】
◇[英]the Jamuna River/the Jumna River
○[地]⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
じゃむーながわ《じやむなーがは》
【ジャムナー川】
◇[英]the Jamuna River/the Jumna River
○[地]⇒ぶらふまぷとらがわ(ブラフマプトラ川)
じゃむる
【じゃむる】
【ジャムる】
○(1)[俗]機械・器具などの可動部分に物が詰まって動かなく
なる。
○(2)[俗]特に、複写機やプリンターなどの紙送り機構(フィー
ダー)で紙詰まりすること。
◎英語の「ジャム(jam)(詰め込む)」から。
しゃむろ
【シャムロ】
【暹羅】
◇[中]Xianluo
○[歴]朱印船時代に用いられたタイ王国の通称。
「シャム(Siam)(暹羅)」とも呼ぶ。
しゃむわん
【シャム湾】
◇[英]Golf of Siam
○[地]⇒たいらんどわん(タイランド湾)
しゃめ
【シャメ】
◇Chame
○ネパール中央部、ガンダキ地方(Gandaki Zone)北部のマナン
地区(Manang District)の行政所在地。
しゃめ
【写メ】
○[俗][通]⇒しゃめーる(写メール)
じゃめヴゅ
【ジャメヴュ】
◇[フ]jamais vu
○[心]⇒じゃめびゅ(ジャメビュ)
じゃめびゅ
【ジャメビュ】
◇[フ]jamais vu
○[心]普段(フダン)見慣(ミナ)れている情景を、まったく初めて見
るように感ずる体験・記憶錯誤。
「ジャメヴュ」,「未視感(ミシカン)」とも呼ぶ。
⇔でじゃびゅ(デジャビュ)
参照⇒どっぺるげんがー(ドッペルゲンガー)(1)
しゃめーる
【写メール】
○[通]ボーダフォン(旧:J−フォン)のカメラ付き携帯電話の
愛称。
略称は「写メ」。
参照⇒あいしょっと(iショット)
◎2000.11.(平成12)発売開始。
2002. 3.(平成14)ムービー写メール、発売。
しゃめん
【斜面】
◇[英]slope/inclined plane
○(1)傾いている面。
「スロープ」とも呼ぶ。
○(2)水平面に対して傾いている地面。坂になっている地面。
「スロープ」とも呼ぶ。
参照⇒すろーぷ(スロープ)
○(3)[機]物を上下に移動させる構造物。
単純機械(simple machine)の一種。
参照⇒たんじゅんきかい(単純機械)
しゃも
【シャモ】
【和人】
◇[アイヌ語]Shamo
○大和民族。
参照⇒やまとんちゅ(やまとんちゅ,大和人)
◎アイヌ人が和人の住む地域を"Shamorshir(隣の国)"と呼ぶの
を和人が聞き、なまった語という。
しゃも
【シャモ】
【軍鶏】
○[農]ニワトリの一品種。原産はインド・マレー。
性格が激しく闘争を好むので闘鶏に用いる。愛玩・食用にも
なる。
参照⇒きんぱちどり(金八鶏)
◎「暹羅鶏(シャムロケイ)」の転。
しゃもにー
【シャモニー】
◇Chamonix
○フランス南東部、ローヌ・アルプス地域圏(Region Rhone-
Alpes)北東部のオートサボア県(Departement Haute-Savoie)南
東部にある町。
正称は「シャモニー・モンブラン(Chamonix-Mont-Blanc)」。
モンブランの北麓にある、アルプス観光の中心地・登山基地。
◎1924(大正13)第一回冬季オリンピック、開催。
しゃもん
【沙門】
◇[梵]sramana(シュラマナ)、[パーリ語]samana(サマナ)
○[仏]出家修行者の総称。僧侶・桑門(ソウモン)。
「さもん(沙門)」とも読む。
参考⇒しゃみ(沙弥)
◎梵語で「善を勤(スス)め、悪を息(ヤ)める人(励む人)」の意味。
「静志(セイシ)」,「勤息(ゴンソク)」,「息心(ソクシン)」とも訳される。
★じゃもんせき
【蛇紋石】
◇[英]serpentine
○[鉱]マグネシウムを主とする含水珪酸塩(ケイサンエン)から成る鉱
物。
ヘビ(蛇)の皮に似た鱗片状や微細な繊維状の結晶。
「サーペンタイン」とも呼ぶ。
参照⇒ろうせき(ロウセキ,ロウ石,蝋石)
★じゃもんせきぞく
【蛇紋石族】
◇[英]Serpentine Group
○[鉱]蛇紋石・白石綿・温石綿(オンジャクメン)(クリソタイル)
(chrysotile)などの総称。
化学的には安定であるが、物理的には脆(モロ)いため、白石綿
は発ガン物質としての規制対象から除外されている。
参照⇒いしわた(石綿)
じゃや
【ジャヤ】
◇Puncak Jaya/Peg. Djaja
○[地]⇒ぷんちゃくじゃや(プンチャクジャヤ)(1)
じゃやさん
【ジャヤ山】
◇[英]Mount Jaya/Jaya Mountain
○[地]⇒ぷんちゃくじゃや(プンチャクジャヤ)(1)
じゃやぷら
【ジャヤプラ】
◇Jayapura
○(1)(Kabupaten Jayapura)⇒じゃやぷらけん(ジャヤプラ県)
○(2)インドネシア東部、イリアンジャヤ(Irian Jaya)のパプ
ア州(Propinsi Papua)の州都。ジャヤプラ県の県都。
ニューギニア島(New Guinea Island)の北部中央、太平洋に
面し、パプアニューギニアとの国境近くにある。
「ジャワプラ」とも呼ぶ。
◎オランダ統治時代は「ホランディア(Hollandia)」,「ホーラン
ジャ」。
第二次世界大戦中、近郊のコタバル(Kotabaru)」に日本軍の
航空基地が置かれ、連合軍上陸地点となった激戦地。
1963(昭和38)スカルノ大統領に因(チナ)み「スカルナプーラ
(Sukarnapura)」,「スカルナプラ」と改称。
1969(昭和44)現名に改称。
じゃやぷらけん
【ジャヤプラ県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Jayapura、[英]Jayapura Regen-
cy
○インドネシア東部、イリアンジャヤ(Irian Jaya)のパプア州
(Propinsi Papua)北東部の県。
県都はジャヤプラ。
じゃやんた
【ジャヤンタ】
◇Jayanta/Jayantha
○[インド神話]軍神インドラ(Indra)とシャチー(Shachi)の息
子。
参照⇒くんぶめら(クンブ・メラ)
しゃよう《しややう》
【斜陽】
○[文]太宰治(ダザイ・オサム)の中編小説。
太平洋戦争の敗戦直後、没落貴族の娘が告白する形式で、時
勢の急変について行けずに没落する上流家庭の悲哀と憧憬(ドウ
ケイ)を描く。
参照⇒しゃようかん(斜陽館)
◎1947(昭和22)雑誌「新潮」に発表。「斜陽族」という言葉が流行
した。
しゃようかん《しややうくわん》
【斜陽館】
○[文]青森県五所川原市金木町朝日山(カナギチョウアサヒヤマ)にある、
太宰治(ダザイ・オサム)の記念館。
◎1907(明治40)建築された、太宰治が14歳まで暮らした生家。
のち、資料館を併設した旅館となる。
1996(平成 8)北津軽郡(キタツガルグン)金木町(カナギマチ)が購入。
1998(平成10)一般公開。
2004.10.(平成16)国の重要文化財に指定。
◎旧住所は北津軽郡金木町金木。
しゃら
【沙羅】
【娑羅】
○(1)⇒さら(沙羅,娑羅)
○(2)[植]⇒なつつばき(ナツツバキ,夏椿)
しゃらく
【写楽】
○[通]小学館が刊行するグラフ雑誌。
◎1980(昭和55)創刊。
しゃらじゅ
【沙羅樹】
【娑羅樹】
○(1)⇒さら(沙羅,娑羅)
○(2)[植]⇒なつつばき(ナツツバキ,夏椿)
しゃらそうじゅ《しやらさうじゆ》
【沙羅双樹】
【沙羅雙樹】
【娑羅双樹】
○⇒さらそうじゅ(沙羅双樹,沙羅雙樹,娑羅双樹)
しゃらっぷ
【シャラップ】
◇[英]shut up!
○(英語で)黙れ!。
◎第二次世界大戦後、進駐軍(占領軍)の米兵が多用して広まる。
じゃららばーど
【ジャララバード】
◇Jalalabad
○(1)アフガニスタン東部、ナンガルハル州(Velayat-e Nangar-
har)の州都。
カブールの西方。
参照⇒とらぼら(トラボラ),あるかーいだ(アル・カーイダ)
◎近郊のトーガー地区に軍事組織アル・カーイダの軍事キャン
プがあった。
○(2)⇒じゃらるあばどしゅう(ジャラルアバド州)
○(3)⇒じゃらるあばど(ジャラルアバド)
じゃららばーどしゅう《じやららばーどしう》
【ジャララバード州】
◇Jalal-Abad Oblasty、[英]Jalal-Abad Region
○⇒じゃらるあばどしゅう(ジャラルアバド州)
じゃらるあばど
【ジャラルアバド】
◇Jalal-Abad/Dzalal-Abad
○(1)(Jalal-Abad Oblasty)⇒じゃらるあばどしゅう(ジャラル
アバド州)
○(2)中央アジアのキルギス共和国西部、ジャラルアバド州南
東部にある州都。
北緯40.94°、東経73.00°の地。
「ジャララバード」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)7万4,200人(推計)。
2003(平成15)7万6,200人。
じゃらるあばどしゅう《じやらるあばどしう》
【ジャラルアバド州】
◇Jalal-Abad Oblasty、[英]Jalal-Abad Region
○中央アジア北東部、キルギス共和国西部の州。北部をタラス
州(Talas Oblasty)、北東部をチュー州(Chuy Oblasty)、南東
部をオシ州(Osh Oblasty)に接し、南部・西部をウズベキスタ
ンに隣接。
州都はジャラルアバド。
「ジャララバード州」とも呼ぶ。
〈面積〉
3万3,700平方キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元)74万3,300人。
2003(平成15)94万0,600人。
★[1]じゃらわ
【ジャラワ】
◇Jarawa/Jarwa
○インドのアンダマン諸島(Andaman Islands)の一先住民。
アフリカから移住した部族。
〈人口〉
2006(平成18)約250人。
★[2]じゃらわ
【ジャラワ】
◇Jarawa/Jrawa
○北アフリカ沿岸地方の先住民ベルベル人(Berbers)の一支族。
[1]しゃらん
【シャラン】
◇Challans
○フランス北西部、ペイ・ド・ラ・ロアール地域圏(Region
Pays de la Loire)南西部のバンデ県(Departement Vendee)北
西部の町。
北緯46.85°、西経1.88°の地。
高級食材「シャラン鴨」の産地。
〈人口〉
1990(平成 2)1万4,203人。
2000(平成12)1万6,781人。
[2]しゃらん
【シャラン】
◇Zareh Sharan
○アフガニスタン東部、パクティカ州(Velayat-e Paktika)の
州都。
北緯33.13°、東経68.78°、標高2,144メートルの地。
〈人口〉
1979(昭和54) 1,400人。
2002(平成14)1万3,300人。
じゃーらんこうげん《じやーらんかうげん》
【ジャーラン高原】
◇[アラビア語]Hadbat al-Jawlan、[英]Golan Heights
○[地]⇒ごらんこうげん(ゴラン高原)
しゃり
【シャリ】
◇Shali
○ロシア連邦南西部、チェチェン共和国中南部の町。
首都グロズヌイ(Grozny)の南東約25キロメートル。
★しゃり
【舎利】
◇[梵]sarira
○(1)[仏]釈迦(シャカ)または聖者の遺骨。
「仏舎利(ブッシャリ)」とも呼ぶ。
◎サンスクリット語(梵語)のシャリーラの音写。
○(2)米つぶ・白米。
「銀舎利(ギンシャリ)」とも呼ぶ。
◎(1)に似ていることと、貴重・有難いの意味から。
○(3)[食]特に鮨飯。
⇒すしめし(鮨飯)
しゃり
【斜里】
◇[日]Shari
○(1)[地]⇒しゃりだけ(斜里岳)
○(2)⇒しゃりぐん(斜里郡)
○(3)⇒しゃりちょう(斜里町)
○(4)[古][交]知床斜里駅の旧称。
⇒しれとこしゃりえき(知床斜里駅)
しゃりー
【シャリー】
◇[英]Shirley
○[人]英語圏の女性名。
◎「輝く牧草地」の意味。
しゃりあ
【シャリア】
◇[英]Shariah law/Islamic sharia law
○[宗]⇒しゃりーあ(シャリーア)
★しゃりーあ
【シャリーア】
◇[英]Shariah law/Islamic sharia law
○[宗]イスラム法。
銀行利息、肌をさらす衣服などを禁止する。
婚外性交渉の罪は石打ち死刑(ラジュム)に科(カ)せられる。
「シャリア」とも呼ぶ。
〈スンニー派四大法学派〉"the four major Sunni schools of
jurisprudence"
ハンバル派(the Hanbali):参照⇒いぶんはんばる(イブン・
ハンバル)
◎宗教布告(fatwa):⇒ふぁとわ(ファトワ)
異教徒:参照⇒じずや(ジズヤ)
イスラム金融:参照⇒あいえふえすびー(IFSB)
待婚期間(idda):⇒いっだ(イッダ)
石打ち刑(ar Rajm):⇒らじゅむ(ラジュム)
◎イスラム教徒の多いナイジェリアの北部12州では厳しいイス
ラム法を採用している。
◎2003. 6. 2(平成15)パキスタン北西辺境州(現:カイバル・パ
シュトゥンハ州)議会、イスラム法を全面的に導入する法案を
可決。
2005. 6.24(平成17)インドネシアのナングロアチェ・ダルサ
ラム州、イスラム法に基づき同国初のムチ打ち刑を執行。
しゃりえき
【斜里駅】
○[古][交]⇒しれとこしゃりえき(知床斜里駅)
しゃりお
【シャリオ】
◇[登録商標]Chariot
○[交]三菱自動車工業の小型車・ミニバン。
シャリオグランディス(GRANDIS):タイではスペースワゴン
(Space Wagon)の名前で現地生産。
◎1983(昭和58)発売。
2003. 5.(平成15)グランディス、日本で発売。
しゃりきちょう《しやりきちやう》
【車力町】
◇[日]Sharikicho
○青森県つがる市北部の地名。
参照⇒しゃりきむら(車力村)
しゃりきぶんとんきち
【車力分屯基地】
○[軍]青森県つがる市富萢町(トミヤチョウ)にある航空自衛隊の基地。
◎旧住所は西津軽郡(ニシツガルグン)車力村(シャリキムラ)富萢。
しゃりきむら
【車力村】
◇[日]Shariki Mura
○[古]青森県南西部、西津軽郡(ニシツガルグン)にあった村。
◎2005. 2.11(平成17)木造町(キヅクリマチ)・森田村(モリタムラ)・柏村
(カシワムラ)・稲垣村(イナガキムラ)・車力村の1町4村が合併して「つ
がる市」を発足。
しゃりぐん
【斜里郡】
◇[日]Shari Gun
○北海道東部、網走支庁(アバシリシチョウ)の郡。
斜里町(シャリチョウ)・清里町(キヨサトチョウ)の町。
しゃりこうべ《しやりかうべ》
【髑髏】
○⇒どくろ(髑髏)
しゃりす
【シャリス】
◇Challis
○アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)中央部の
カスター郡(Custer County)北部にある郡都。
しゃりだけ
【斜里岳】
○[地]北海道東部、根室支庁(ネムロシチョウ)と網走支庁(アバシリシチョウ)
にまたがる火山。標高1,545メートル。
しゃりちょう《しやりちやう》
【斜里町】
◇[日]Shari Cho
○北海道東部、網走支庁(アバシリシチョウ)斜里郡(シャリグン)の町。
しゃりばぎるみしゅう《しやりはぎるみしう》
【シャリバギルミ州】
◇[フ]Region du Chari-Baguirmi、[英]Chari-Baguirmi Region
○アフリカ中北部、チャド共和国西部の州。
首都・州都はウンジャメナ(N'djamena)。
〈面積〉
8万2,910平方キロメートル。
〈人口〉
1993(平成 5)125万1,900人。
2002(平成14)141万8,300人。
しゃーりふ
【シャリーフ】
◇[アラビア語](単数形)sharif/(複数形)ashraf(アシュラー
フ)
○イスラム教の開祖マホメットの一族の子孫。
◎「高貴な家柄の人」の意味。
しゃりふあぐあく
【シャリフアグアク】
◇Shariff Aguak
○フィリピン南部、ミンダナオ島中央部にあるマギンダナオ州
(Maguindanao Province)の州都。
旧称は「マガノイ(Maganoy)」。
★しゃーりぷとら
【シャーリプトラ】
【舎利弗】
【舎利子】
【舎梨子】
◇[梵]Sariputra(シャーリプトラ),[パーリ語]Sariputta(サー
リプッタ)
○[人]釈迦(シャカ)の信頼が一番篤かった仏弟子。同じ仏弟子の
離婆多(リハタ)(Revata)の兄。目連(モクレン)(Maudgalyayana)の親友。
釈迦より年長で、仏滅以前に死去。
はじめ六師外道(ロクシゲドウ)の一人サンジャヤ(Sanjaya)の弟
子であったが、釈迦の説法を聞いて目連とともにサンジャヤの
弟子250人を引き連れて集団改宗し、釈迦の弟子となる。
問答(モンドウ)第一と呼ばれる仏弟子の摩訶拘チ羅(マカクチラ)
(Mahakotthita)と大議論してたがいに賞賛しあったといわれる。
釈迦の実子羅ゴ羅(Rahula)の後見人となり、また釈迦の代理
として説法も行った。
「しゃりほつ(舎利弗,舎利子)」とも呼ぶ。
しゃりほつ
【舎利弗】
【舎利子】
○[人]⇒しゃーりぷとら(シャーリプトラ,舎利弗,舎利子,舎梨
子)
★しゃりほつあびどんろん
【舎利弗阿毘曇論】
○[仏]法蔵部の論書。30巻。
★しゃりん
【車輪】
◇[英]wheel(ホイール)
○(1)[機]
車軸(axle)とともに単純機械(simple machine)の一種。
参照⇒たんじゅんきかい(単純機械)
○(2)[交]
〈鉄道車輪〉
1949(昭和24)八幡製鉄(現:新日本製鉄)が鉄道車輪事業から
撤退した後は住友金属工業が日本で唯一の鉄道車輪メーカーと
なる。
じゃりんご
【ジャリンゴ】
◇Jalingo
○ナイジェリア南東部、タラバ州(Taraba State)北東部にある
州都。
北緯8.89°、東経11.37°の地。
〈人口〉
1991(平成 3) 6万7,200人。
2004(平成16)10万8,600人。
じゃりんこちえ
【じゃりン子チエ】
○[漫]はるき悦巳(エツミ)の漫画。
大阪市の下町(架空の頓馬区西萩)にあるホルモン焼き屋テツ
の娘(小学生)を主人公とする人情物語。
◎1978.10.〜1997. 8.(昭和53〜平成 9)「漫画アクション」に連
載。
しゃーる
【シャール】
◇[フ]char
○(1)[軍](フランス語で)戦車。
⇒せんしゃ(戦車)
◎シャール・ド・カバルリ(char de cavalerie):騎兵戦車。
シャールダンファントリ(char d'infanterie):歩兵戦車。
シャールレジェ(char leger):軽戦車。
シャール1935S:参照⇒そみゅあえすさんじゅうご(ソ
ミュアS35)
◎古代の戦車:⇒ちゃりおっと(チャリオット)(1)
○(2)花で飾った車・花車(ハナグルマ)・山車(ダシ)。
○(3)荷車。
◎英語の「カート(cart)」と同系語。
じゃる
【JAL】
◇[英]Japan Air Lines
○[空]日本航空の略称。
⇒にほんこうくう(日本航空)
じゃるいととう《じやるいとたう》
【ジャルイト島】
◇[英]Jaluit Island/Jaluit Atoll
○[地]⇒じゃるーととう(ジャルート島)
じゃるがおん
【ジャルガオン】
◇Jalgaon
○(1)(Jalgaon District)⇒じゃるがおんけん(ジャルガオン県)
○(2)インド中西部、マハラシュトラ州(Maharashtra State)北
部のジャルガオン県中央部にある県都。
「イースト・カンデシュ(East Khandesh)」とも呼ぶ。
じゃるがおんけん
【ジャルガオン県】
◇[英]Jalgaon District
○インド中西部、マハラシュトラ州(Maharashtra State)北部
の県。西部をドゥーレ県(Dhule District)に接し、北部をマディ
ヤ・プラデシュ州(Madhya Pradesh State)に隣接。
県都はジャルガオン。
〈面積〉
1万1,765平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)367万9,936人。
じゃるかんどしゅう《じやるかんどしう》
【ジャルカンド州】
◇[英]Jharkhand State
○⇒じゃーるかんどしゅう(ジャールカンド州)
じゃーるかんどしゅう《じやーるかんどしう》
【ジャールカンド州】
◇[英]Jharkhand State
○インド中東部の州。北部をビハール州(Bihar State)、南部
をオリッサ州(Orissa State)に接する。
州都はラーンチ(Ranchi)。
「ジャルカンド州」とも呼ぶ。
◎2000.11.15(平成12)ビハール州から分離独立。
しゃるきーやけん
【シャルキーヤ県】
◇[アラビア語]Muhafazat ash Sharqiyah、[英]Sharkia Gover-
norate
○エジプト北東部の県。
県都はザガジグ(Zagazig)。
「アシュ・シャルキーヤ県」,「アル・シャルキーヤ県(al-Shar-
kia Governorate)」とも呼ぶ。
〈面積〉
4,180平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8)428万7,848人(11月19日現在)。
2001(平成13)469万1,000人(1月1日推計)。
2004(平成16)500万9,690人(1月1日推計)。
しゃるきーやしゅう《しやるきーやしう》
【シャルキーヤ州】
◇Mintaqah ash Sharqiyah、[英]Eastern Province
○サウジアラビア東部の州。東部をカタール、南東部をアラブ
首長国連邦・オマーン、南部をイエメンに隣接し、北東部をペ
ルシア湾に面する。
州都はダンマーム(ad Dammam)。
「アシュ・シャルキーヤ州」,「東部州」とも呼ぶ。
〈面積〉
67万2,522平方キロメートル。
〈人口〉
1992(平成 4)257万5,820人(9月27日)。
2000(平成12)300万8,913人(推計)。
しゃるきーやちほう《しやるきーやちはう》
【シャルキーヤ地方】
◇Mintaqah ash Sharqiyah、[英]Sharqiyah Region
○アラビア半島南東端、オマーン首長国東部の地方・行政区。
行政所在地はスール(Sur)。
しゃるく
【シャルク】
◇[トルコ語]sarki
○(トルコ語で)歌。
じゃるじー
【ジャルジー】
◇[フ]jalousie
○[建]⇒べねちあんぷらいんど(ベネチアンブラインド)
しゃるじゃ
【シャルジャ】
◇Sharjah
○(1)アラブ首長国連邦を構成する首長国の一国。
〈面積〉
2,590平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)40万0,300人。
2002(平成14)52万2,100人。
○(2)シャルジャ国の首都。
北緯25.37°、東経55.41°の地。
〈人口〉
1980(昭和55)12万5,149人(推計)。
1995(平成 7)32万0,100人。
2002(平成14)41万7,400人。
★しゃるだん
【シャルダン】
◇Jean-Baptiste Simeon Chardin
○[人]フランスの画家(1699〜1779)。
王立アカデミー会員。
しゃーるだんふぁんとり
【シャールダンファントリ】
◇[フ]char d'infanterie、[英]infantry tank
○[軍](フランス語で)歩兵戦車。
⇒ほへいせんしゃ(歩兵戦車)
しゃーるどかばるり
【シャール・ド・カバルリ】
◇[フ]char de cavalerie、[英]cavalry tank
○[軍](フランス語で)騎兵戦車。
⇒きへいせんしゃ(騎兵戦車)
◎イギリス軍の巡航戦車(cruiser tank)に相当する。
じゃるーととう《じやるーとたう》
【ジャルート島】
◇[英]Jaluit Island/Jaluit Atoll
○[地]太平洋ミクロネシア東部、マーシャル諸島(Marshall Is-
lands)中のラリック諸島(Ralik Islands)南部の環礁。
北緯6.00°、東経169.57°の地。
「ジャルイト島」,「ヤルート島」とも呼ぶ。
〈面積〉
11.34平方キロメートル。
◎1920(大正 9)日本の委任統治領となり、南洋庁支庁がおかれ
た。
[1]しゃるどね
【シャルドネ】
◇Chardonnay
○[農]辛口白ワインの原料となるブドウの一品種。
[2]しゃるどね
【シャルドネ】
◇Hilaire Bernigaud de Chardonnet(イレール・シャルドネ)
○[人]フランスの化学者・工業家(1839〜1924)。
1887(明治20)写真の研究中、偶然人造絹糸(スフ)の製法を発
見。
レーヨン工業を創始する。
「シャルドンネ」とも呼ぶ。
しゃるとる
【シャルトル】
◇[仏]Chartres
○フランス中北西部、サントル地域圏(Region Centre)北部の
ウールエロアール県(Departement Eure-et-Loir)の県都。首都
パリの南西約70キロメートルにある都市。
シャルトル大聖堂で有名。
〈人口〉
1999(平成11)4万0,361人。
◎シャルトル会,シャルトル大聖堂
しゃるとるーずかい《しやるとるーずくわい》
【シャルトルーズ会】
◇[英]Chartreuse Order
○[宗]⇒かるとじおかい(カルトジオ会)
しゃるとるだいせいどう《しやるとるだいせいだう》
【シャルトル大聖堂】
◇[フ]La Cathedrale Notre-Dame de Chartres
○[建]フランス中北西部、サントル地域圏(Region Centre)北
部のウールエロアール県(Departement Eure-et-Loir)の県都シャ
ルトルにある聖母マリアの会堂。
フランス・ゴシックの代表的建築で、13世紀の中頃(1194〜
1260)までに完成。1194年以前のものは火災により焼失。
各面の彫刻とともに、会堂の窓の176のステンドグラスは「光
の芸術」と称賛され特に名高い。
1979(昭和54)世界文化遺産に登録。
しゃるどん
【シャルドン】
◇[フ]chardon
○[植](フランス語で)アザミ(薊)。
⇒あざみ(アザミ,薊)
しゃるどんぬ
【シャルドンヌ】
◇Jacques Chardonne(ジャック・シャルドンヌ)
○[人]フランスの小説家(1884〜1968)。本名はジャック・ブッ
テロー(Jacques Boutelleau)。シャラント県生れ。
作品は1921(大正10)『祝婚歌』・1957(昭和32)『愛をめぐる
随想』など。
◎フランス西部のシャラント(Charentes)は白ワインのシャル
ドネ種の産地。
しゃるどんね
【シャルドンネ】
◇Hilaire Bernigaud de Chardonnet(イレール・シャルドンネ)
○[人]⇒[2]しゃるどね(シャルドネ)
じゃるばきーる
【ジャルバキール】
◇Diyarbakir
○⇒でぃやるばくる(ディヤルバクル)(2)
じやるべきーる
【ジヤルベキール】
◇Diyarbakir
○⇒でぃやるばくる(ディヤルバクル)(2)
しゃるむえるしぇいく
【シャルムエルシェイク】
◇Sharm el-Sheikh/Sharm ash Shaykh
○エジプト北東部の南シナイ県(Muhafazat Janub Sina')、シ
ナイ半島(Sinai Peninsula)南部東岸の都市。
北緯27.86°、東経34.28°の地。
紅海(Red Sea)に面し、ヨーロッパから冬季バカンスに訪れ
る保養地・リゾート地。
〈人口〉
2006(平成18)3万9,414人。
◎2005. 7.23(平成17)市内3ヶ所で同時爆破テロが発生。死者
88人、負傷200人以上。
[1]しゃるる
【シャルル】
◇[フ]chaleur
○[気](フランス語で)暑さ。
◎フルワ(froid):寒さ。
[2]しゃるる
【シャルル】
◇[フ]Charles
○フランス語の男子名。
参照⇒[2]かーる(カール)
しゃるるいっせい
【シャルル一世】
【シャルル1世】
◇[フ]Charlemagne、[独]Karl der Grosse
○[人]カール大帝( 742〜 814)。
⇒かーるたいてい(カール大帝)
★しゃるるきゅうせい《しやるるきうせい》
【シャルル九世】
【シャルル9世】
◇[フ]Charles IX
○[人]フランス王(1550〜1574)。在位:1560〜1574。
アンリ二世(Henri II)とカトリーヌ・ド・メディシス(Cath-
erine de Medicis)の子、フランソワ二世(Francois II)の弟、
アンリ三世(Henri III)の兄。
★しゃるるごせい
【シャルル五世】
【シャルル5世】
◇[フ]Charles V
○[人]フランス・バロア朝の王(1337〜1380)。在位:1364〜
1380。
しゃるるどごーる
【シャルル・ド・ゴール】
◇Charles de Gaulle
○(1)[人]⇒どごーる(ドゴール,ド・ゴール)
○(2)[軍]フランス海軍の原子力航空母艦(R91)。
乗員、約2,450人。
◎2000(平成12)竣工。フランス海軍最初の原子力空母。
★しゃるるななせい
【シャルル七世】
【シャルル7世】
◇Charles VII
○[人]バロア朝のフランス国王(1403〜1461)。在位:1422〜
1461。
百年戦争の末期、ジャンヌ・ダルク(Jeanne d'Arc)にフラン
ス軍を預けてその活躍により、1453年カレーを除く全国土をイ
ギリス軍の支配から奪回し、戦争を終結。
参照⇒ひゃくねんせんそう(百年戦争)
しゃるるばーぐ
【シャルルバーグ】
◇Charlesbourg
○カナダ東部、ケベック州南部の都市。
〈人口〉
1991(平成 3)7万0,788人。
◎1914(大正 3)村(village)。
1949(昭和24)町(town)。
1960(昭和35)市(city)。
しゃるるびるめじえーる
【シャルルビル・メジエール】
◇Charleville-Mezieres
○フランス北東部、シャンパーニュ・アルデンヌ地域圏(Re-
gion Champagne-Ardenne)北部にあるアルデンヌ県(Departe-
ment Ardennes)の県都。
北緯49.75°、東経4.73°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)5万7,000人。
1999(平成11)5万5,500人。
2002(平成14)5万5,400人。
しゃるるぼねしょうこうぐん《しやるるぼねしやうこうぐん》
【シャルル・ボネ症候群】
◇[英]Charles Bonnet syndrome
○[心][病]老人性の視力低下と脳の軽い混線で、発作的に人の
顔などが鮮明な幻覚として見える精神病。
脳卒中・脳溢血や薬物中毒によっても発生するが、痴呆によ
る幻視とは異なる。
略称は「CBS」。
しゃるるまーにゅ
【シャルルマーニュ】
◇[フ]Charlemagne、[独]Karl der Grosse
○[人]カール大帝( 742〜 814)。
⇒かーるたいてい(カール大帝)
しゃるるまーにゅたいていしょう《しやるるまーにゆたいていしやう》
【シャルルマーニュ大帝賞】
◇[英]Charlemagne Prize
○ドイツのアーヘン市が、ヨーロッパ統一と世界平和に功績の
あった人に贈る賞。
「カール大帝賞(Karlspreis)」とも呼ぶ。
参照⇒かーるたいてい(カール大帝)
◎アーヘン市には大帝の遺体がある。
◎2001.12.(平成13)欧州単一通貨ユーロを来年度の受賞者とし
て選出。人格を持たない存在に授与されるのは初めて。
しゃるるまるてる
【シャルル・マルテル】
◇[フ]Charles Martel
○[人]⇒かーるまるてる(カール・マルテル)
しゃるるろあ
【シャルルロア】
◇Charleroi
○ベルギー西部、エノー州(Province de Hainaut)東部の都市。
北緯50.42°、東経4.43°、標高109メートルの地。
「シャルルロワ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)20万6,214人。
2002(平成14)20万0,600人。
2004(平成16)20万1,700人。
◎姫路市の姉妹都市。
しゃるるろわ
【シャルルロワ】
◇Charleroi
○⇒しゃるるろあ(シャルルロア)
しゃーるれじぇ
【シャールレジェ】
◇[フ]char leger
○[軍](フランス語で)軽戦車。
⇒けいせんしゃ(軽戦車)
しゃるわ
【シャルワ】
◇[ペルシア語]shalwar
○[服]⇒しゃるわーる(シャルワール)
しゃるわーる
【シャルワール】
◇[ペルシア語]shalwar
○[服]イスラム教徒の女性が用いるゆったりとしたモンペ風の
ズボン。腰回りは大きく、足首のところで縛(シバ)る。
「シャルワ」とも呼ぶ。
参照⇒ぶるか(ブルカ),へじゃぶ(ヘジャブ)
◎パキスタン北部のパンジャブ地方で生れた。
旧トルコ支配地域やイラン・アフガニスタンなどで多く用い
られ、東南アジア諸国では男女ともに用いる。
しゃれ
【シャレ】
◇[フ]chalet
○(フランス語で)山荘・山小屋。
しゃーれ
【シャーレ】
◇[独]Schale
○(1)(果実などの)皮。
○(2)(クルミなどの)殻。
○(3)皿。
◎英語:参照⇒でぃっしゅ(ディッシュ)(1),ぷれーと(プレー
ト)(2)
○(4)[医][化]実験用のフタ付きで浅いガラス皿。
医学などで検査物などを入れたり、細菌などを培養したりす
る。
ドイツの医師ペトリ(Julius Richard Petri)が考案し、「ペ
トリ皿([英]Petri dish)」とも呼ぶ。
参照⇒[1]ぺとり(ペトリ),ぶいよん(ブイヨン)(3)
しゃれこうべ《しやれかうべ》
【髑髏】
【曝首】
○⇒どくろ(髑髏)
[1]しゃれーど
【シャレード】
◇[英]charade
○(1)ジェスチャーゲーム。
身振り・手振りで相手に言葉を当てさせるもの。
◎「ジェスチャーゲーム」は和製英語。
参照⇒[1]じぇすちゃー(ジェスチャー)
○(2)見せかけの芝居(シバイ)・見え透いた素振(ソブ)り。
[2]しゃれーど
【シャレード】
◇Charade
○[映]アメリカのミステリー・コメディー映画。
監督:スタンリー・ドーネン(Stanley Donen)。
出演:オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)、ケイリー
・グラント(Cary Grant)ら。
◎1963.12. 5(昭和38)アメリカで公開。
1963.12.21(昭和38)日本で公開。
しゃろー
【シャロー】
◇[英]shallow
○(1)[形]浅い。
◎ディープ(deep):深い。
○(2)[形]浅はかな、浅薄(センパク)な、軽薄な。
★じゃろ
【JARO】
【ジャロ】
◇[英]Japan Advertising Review Organization
○日本広告審査機構の略称。
◎1974(昭和49)全日本広告連盟が中心となって設立。
じゃろじー
【ジャロジー】
◇[フ]jalousie
○[建]⇒べねちあんぷらいんど(ベネチアンブラインド)
しゃーろっくほーむず
【シャーロック・ホームズ】
◇Sherlock Holmes
○[文]イギリスの作家コナン・ドイル(Conan Doyle)の一連の
推理小説の主人公。
私立探偵で、助手役で活躍の記録役でもあるワトソン博士
(Dr.John H.Watson)とともに卓抜な観察力と推理力で難事件を
解決する。
住まいはロンドンのベーカー街(Baker Street)。
参照⇒[2]どいる(ドイル)
しゃーろっつびる
【シャーロッツビル】
◇Charlottesville
○アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
wealth)中北部にある独立市。アルベマール郡(Albemarle
County)中央部にある郡都。
参照⇒もんてぃせろ(モンティセロ)(1)
〈人口〉
1980(昭和55)3万9,804人。
1990(平成 2)4万0,341人。
2000(平成12)4万5,049人。
2005(平成17)4万0,437人。
◎バージニア州にはシャーロット郡(Charlotte County)もある。
[1]しゃろっと
【シャロット】
◇[英]shallot
○[植]エシャロット([フ]echalote)の英語名。
⇒えしゃろっと(エシャロット)
[2]しゃろっと
【シャロット】
◇Charlotte
○⇒しゃーろっと(シャーロット)
しゃーろっと
【シャーロット】
◇Charlotte
○(1)女性の名前。
「シャーロット」とも呼ぶ。
参照⇒らんすろっと(ランスロット)
○(2)(Charlotte County)⇒しゃーろっとぐん(シャーロット郡)
○(3)アメリカ合衆国南東部、ノースカロライナ州(North Car-
olina State)メクレンバーグ郡(Mecklenburg County)の郡都。
〈面積〉
627平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)28万人。
1990(平成 2)39万5,934人。
2000(平成12)54万0,828人。
○(4)アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)中
北西部のディクソン郡(Dickson county)中央部にある郡都。
○(5)アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)中
南部のイートン郡(Eaton County)中央部にある郡都。
しゃーろっとぐん
【シャーロット郡】
◇[英]Charlotte County
○(1)アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
wealth)南部の郡。南西部をハリファックス郡(Hali-fax Coun-
ty)、北西部をキャンベル郡(Campbell County)に接する。
郡都はシャーロット・コートハウス(Charlotte Court House)。
〈人口〉
1980(昭和55)1万2,187人。
1990(平成 2)1万1,688人。
2000(平成12)1万2,472人。
◎バージニア州には独立市シャーロッツビル(Charlottesville)
もある。
○(2)アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)南西
部の郡。フロリダ半島の西岸で、メキシコ湾(Gulf of Mexico)
に面する。北東部をデソト郡(De Soto County)、南部をリー郡
(Lee County)、北西部をサラソータ郡(Sarasota County)に接
する。
郡都はプンタゴルダ(Punta Gorda)。
しゃーろっとこーとはうす
【シャーロット・コートハウス】
◇[英]Charlotte Court House/Charlotte CH
○アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Commonwealth)
南部のシャーロット郡(Charlotte County)中央部にある郡都。
しゃーろっとたうん
【シャーロットタウン】
◇Charlottetown
○カナダ南東部、プリンス・エドワード・アイランド州(Prince
Edward Island Province)の州都。プリンス・エドワード島南
部、ヒルズボロー湾(Hillsborough Bay)に面する。
〈人口〉
2001(平成13)3万2,245人。
しゃろーむ
【シャローム】
◇[ヘブライ語]shalom(平安)
○ユダヤ人の別れの言葉。さようなら。
参照⇒そーろんぐ(ソーロング)
[1]しゃろん
【シャロン】
◇Pierre Charron(ピエール・シャロン)
○[人]フランスの神学者(1541〜1603)。
[2]しゃろん
【シャロン】
◇Ariel Sharon(アリエル・シャロン)/Arik Sharon
○[人]イスラエルの軍人・政治家(1928〜)。
1981〜1983(昭和56〜昭和58)国防大臣。
1984〜1990(昭和59〜平成 2)産業貿易大臣(Industry and
Trade minister)。
1990〜1992(平成 2〜平成 4)建設大臣(Construction and
Housing minister)。
1996〜1998(平成 8〜平成10)国家基盤大臣(National Infra-
structures minister)。
1998〜1999(平成10〜平成11)外務大臣(Foreign Affairs
minister)。
1999〜2005(平成11〜平成17)右翼政党リクード(Likud Party)
の党首。
2001〜2006(平成13〜平成18)首相。
2005.11.24(平成17)新党カディマ(Kadima Party)を結成。
2006. 1. 4(平成18)脳出血で倒れる。
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