フレーム版に戻る ノンフレーム版に戻る ホームページに戻る

                    PDD図書館管理番号       0001.0041.0000.06

                 百   科   辞   書    《しす》     編集:獨  澄旻

-------- しす --------------------------------------------------
しす
	【しす】
	○[魚]⇒いぼだい(イボダイ,疣鯛)
★しす
	【死す】
	○
	◎死せる孔明(コウメイ)生ける仲達(チュウタツ)を走らす
しーす
	【シース】
	◇[英]sheath(刃物のさや)
	○(1)鉛筆・ボールペン・万年筆などを挿すケース。
	 参照⇒ふでいれ(筆入れ)
	○(2)[服]体にぴったりして腰の線がはっきり現われる細身の
	ドレス。
	 裾(スソ)はタイト・スカートのように切れ込みがあり、歩きや
	すくなっている。
	○(3)[電](ケーブルの)外装。
★じす
	【JIS】
	◇[英]Japanese Industrial Standard
	○[工]日本工業規格の略称。
	 日本の工業標準化法に基づく工業規格。
	 参照⇒じすまーく(ジス・マーク,JISマーク),あんし(A
	NSI)
	◎1921(大正10)商工省、JES(Japan Engineering Standards)
	(日本標準規格)を制定、
	 1949. 6. 1(昭和24)工業標準化法、公布。
じす
	【ジス】
	◇[英]dys-
	○[接頭辞]「悪化・不良・困難」などを表す語形成要素。
	 ⇒[2]でぃす(ディス)
しすい《しすゐ》
	【酒々井】
	○(1)⇒しすいまち(酒々井町)
	○(2)[交]⇒しすいえき(酒々井駅)
じすい
	【自炊】
	○(1)(一人暮らしの人が)自分の食事を自分で作ること。自ら
	炊事をすること。
	 参照⇒すいじ(炊事)
	○(2)[俗][計]書籍をページにばらしてスキャナーやデジタル
	カメラなどで、パソコンなどにイメージ画像(電子化)として取
	り込む(炊く)こと。
	◎2000(平成12)以降の言葉。
	 語源は諸説あリ、定番はない。
	 参照⇒すきみんぐ(スキミング)
しすいえき《しすゐえき》
	【酒々井駅】
	○[交]千葉県印旛郡(インバグン)酒々井町(シスイマチ)酒々井にあるJ
	R成田線の駅。
	 佐倉(サクラ)駅(佐倉市)と成田(ナリタ)駅(成田市)の間。
	◎JR総武本線には南酒々井(ミナミシスイ)駅がある。
	 京成本線には京成酒々井駅がある。
しすいまち《しすゐまち》
	【酒々井町】
	◇[日]Shisui Machi
	○千葉県北部、印旛郡(インバグン)の町。北部を成田市、東部を
	富里市、南部を八街市、南西部を佐倉市、北西部を印西市に接
	する。
しすいまち
	【泗水町】
	◇[日]Shisui Machi
	○[古]熊本県北部、菊池郡(キクチグン)の町。
	◎2005. 3.22(平成17)菊池市に編入。
しずえ《しづえ》
	【下枝】
	○⇒しづえ(下枝)
★しすえーびーがた
	【シスAB型】
	【cis−AB型】
	◇[英]cis-AB type/cis-AB blood type
	○[医]血液型がO型とAB型の親から生れる、AB型の血液型。
	 A遺伝子とB遺伝子が同一染色体上に存在するもの。染色体
	はO型とAB型に分裂する。
	 徳島県・香川県・石川県の出身者に多い。
	 参照⇒けつえきがた(血液型)
	◎1964(昭和39)O型とAB型の親からAB型の子供が生れる家
	系が報告。
	◎AB型の染色体がA型とB型に分裂する血液型はトランスA
	B型(trans−AB型)。
しずおか《しづをか》
	【静岡】
	◇[日]Shizuoka/Shiduoka
	○(1)⇒しずおかけん(静岡県)
	○(2)⇒しずおかし(静岡市)
しずおかくうこう《しづをかくうかう》
	【静岡空港】
	○[空]静岡県の中西部、島田市と榛原郡(ハイバラグン)榛原町(ハイバ
	ラチョウ)にまたがる牧ノ原台地に建設中の第三種空港(県営)。
しずおかけん《しづをかけん》
	【静岡県】
	◇[日]Shizuoka Ken/Shiduoka Ken
	○本州、中部地方太平洋側の県。
	 県庁所在地は静岡市。
	〈面積〉
	 1978(昭和53)7,772.59平方キロメートル。
	 1980(昭和55)7,773平方キロメートル。
	 7778.93平方キロメートル。
	 (*)県境未確定部分がある。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)330万9,000人。
	 1980(昭和55)344万6,776人。
	 1995(平成 7)373万7,541人。
	◎県花はツツジ、県鳥はサンコウチョウ、県木はモクセイ。
	◎1871(明治 4)廃藩置県により静岡県・浜松県・足柄県・堀江
	県が設置。
	 1876(明治 9)静岡県・浜松県・足柄県・堀江県が統合して静
	岡県となる。
しずおかし《しづをかし》
	【静岡市】
	◇[日]Shizuoka Shi/Shiduoka Shi
	○静岡県中央部の市。東南部を清水市に接する。
	 県庁所在地。
	〈面積〉
	 1970(昭和45)1,146平方キロメートル。
	 1994(平成 6)1,146.19平方キロメートル。
	 (*)境界未定あり。
	 2003(平成15)1,373.89平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)44万7,000人。
	 1980(昭和55)45万8,342人。
	 1995(平成 7)47万4,000人。
	 2000(平成12)46万9,695人。
	◎1889(明治22)市制施行。
	 1955(昭和30)美和村・服織(ハトリ)村・中藁科村・南藁科村を
	編入。
	 1969(昭和44)大河内村・梅ヶ島村・玉川村・井川村・清沢村
	・大川村を編入。
	 2003. 4. 1(平成15)清水市を合併。
	 2005. 4. 1(平成17)政令指定都市(葵区・駿河区・清水区)に
	移行。
しずおかしりつとろはくぶつかん《しづをかしりつとろはくぶつくわん》
	【静岡市立登呂博物館】
	○静岡県静岡市登呂5−10−5登呂遺跡公園内にある博物館。
	 復元住居や倉庫、弥生式時代の生活や社会を出土品で解説。
	 参照⇒とろいせき(登呂遺跡)
★しずおかてつどう《しづをかてつだう》
	【静岡鉄道】
	○[交]静岡県中央部、静岡市内の新静岡駅(旧:静岡市)と新清
	水駅(旧:清水市)を結ぶ鉄道。
しずがたけ《しづがたけ》
	【賤ヶ岳】
	◇[日]Shizugatake/Shidugatake/Shizu ga Take
	○[地]滋賀県北部、琵琶湖北岸にある山。標高423メートル。
	 伊香郡(イカグン)の木之本町(キノモトチョウ)と余呉町(ヨゴチョウ)の境に
	あり、琵琶湖国定公園に含まれ、山頂から北に余呉湖を見下ろ
	す景勝地。
	 参照⇒よごこ(余呉湖)
しずがたけのたたかい《しづがたけのたたかひ》
	【賤ヶ岳の戦い】
	【淺ヶ岳の戰い】
	○[歴]1583(天正11. 4.21)近江国賤ヶ岳で羽柴(豊臣)秀吉(ハシバ・
	ヒデヨシ)が、柴田勝家(カツイエ)・佐久間盛政(モリマサ)を破った戦い。
	 1582(天正10)本能寺の変で織田信長(ノブナガ)が没した後、台
	頭してきた秀吉と、織田家の宿老勝家らが、主導権を争い戦う。
	◎秀吉軍として奮戦した福島正則(マサノリ)・加藤清正(キヨマサ)・加
	藤嘉明(ヨシアキ)・平野長泰(ナガヤス)・脇坂安治(ワキサカ・ヤスハル)・片桐
	且元(カツモト)・糟屋武則(カスヤ・タケノリ)を賤ヶ岳の七本槍(シチホンヤリ)と
	呼ぶ。
★しすがたしぼうさん《しすがたしばうさん》
	【シス型脂肪酸】
	◇[英]cis fatty acids
	○[食]バターなどの常温で固形化した油脂。
	 参照⇒とらんすがたしぼうさん(トランス型脂肪酸)
	◎"cis"は「こちら側」、"trans"は「向こう側」の意味。
しずかにこはんの《しづかなこはんの》
	【しずかな湖畔の】
	○[楽]山北多喜彦作詞、作曲者不詳のアメリカ民謡。
	 多くは3部輪唱で歌われる。
	 1番が「かっこうが鳴く」、2番が「ふくろう鳴く」と歌われて
	いる。
	◎原詩はフィリップス(Joseph K.Phillips)の子守歌「イッツィ
	・ビッツィ・スパイダー(Itsy Bitsy Spider)」。
じすきねじあ
	【ジスキネジア】
	◇[英]dyskinesia
	○[病](不随意性の)運動障害・運動異常。
	 錐体外路症状の一つ。
	 向精神薬や抗パーキンソン病薬の副作用でも発症する。
	 口や舌をモグモグ・クチャクチャさせる軽度のものや、手足
	がふるえて勝手に動くものなど。
	 「ディスキネジア」とも呼ぶ。
	◎"dys-(困難)-kinesia(運動)"から。
しすく
	【シスク】
	【CISC】
	◇[英]complex instruction set computer
	○[計]中央処理装置(CPU)で処理する命令にマイクロプログ
	ラミング方式を応用して設計したコンピュータ。
	 CPUの設計には負担になるが、一つの命令で一纏(ヒトマト)め
	の処理が行えるのでプログラムの命令数(ステップ)が少なくな
	り、プログラム開発が容易になる。
	 「複合命令セット・コンピュータ」とも呼ぶ。
	 参照⇒りすく(リスク,RISC)
しずくいし《しづくいし》
	【雫石】
	◇[日]Shizukuishi/Shidukuishi
	○(1)⇒しずくいしちょう(雫石町)
	○(2)[交]⇒しずくいしえき(雫石駅)
しずくいしえき《しづくいしえき》
	【雫石駅】
	○[交]岩手県岩手郡雫石町(シズクイシチョウ)にある、JR秋田新幹
	線・田沢湖線(タザワコセン)の駅。
	 秋田新幹線:盛岡(モリオカ)駅(盛岡市)と田沢湖駅(田沢湖町)の
	間。
	 田沢湖線:小岩井(コイワイ)駅(滝沢村)と春木場(ハルキバ)駅の間。
しずくいしちょう《しづくいしちやう》
	【雫石町】
	◇[日]Shizukuishi Cho/Shidukuishi Cho
	○岩手県中北部、岩手郡の町。
	 乳頭温泉郷(ニュウトウオンセンキョウ)・小岩井農場(コイワイノウジョウ)などが
	ある。
	 参照⇒にゅうとうおんせんきょう(乳頭温泉郷)
★しすこ
	【シスコ】
	◇[英]cisco
	○(1)[魚]サケ目(Osteichthyes)サケ科(Salmonidae)コクチマ
	ス属(Coregonus)の淡水魚。北アメリカ原産。
	 参照⇒ぶろーたー(ブローター)(2)
	○(2)[魚]([学]Coregonus artedi)。
しずごころ《しづごころ》
	【静心】
	○静かな心。落ち着いた気持ち。
しすたー
	【シスター】
	◇[英]sister
	○(1)(英語で)姉妹、姉(elder sister)・妹(younger sister)。
	◎兄弟:⇒ぶらざー(ブラザー)(1)
	○(2)[宗]カトリック教会の修道女・尼僧。
	 参照⇒しゅうどうじょ(修道女)
	◎女子修道院院長はマザー(mother)。
	○(3)[俗]女学生間の同性愛の相手。
	 その同性愛を「S」とも呼ぶ。
じすたー
	【ジスター】
	◇[英]xyster
	○[医]骨を削ったり、骨膜(コツマク)を剥離(ハクリ)する器具。
	 「刮刀(カットウ)」とも呼ぶ。
しすたいてぃす
	【シスタイティス】
	◇[英]cystitis
	○[病](英語で)膀胱炎。
	 ⇒ぼうこうえん(膀胱炎)
じすたす
	【ジスタス】
	◇[英](単数形)xytus/(複数形)xyti
	○[歴]⇒じすと(ジスト)
しずたにがっこう《しづたにがくくわう》
	【閑谷学校】
	○[歴]江戸時代、岡山藩の郷学(ゴウガク)。
	 1668(寛文 8)岡山藩主池田光政が藩内の農村子弟の初等教育
	のために村々に設置した手習所のうち和気郡(ワケグン)閑谷村(現
	:岡山県備前市)のもの。1675(延宝 3)125ヶ所の施設を統合し
	閑谷黌(コウ)となり、岡山藩校と並んで発展。
	 藩営郷学の最も早い時期の一つ。
	 1870(明治 3)岡山藩校に合併、1877(明治10)廃校。のち中学
	校として再興。
	 「閑谷黌(コウ)」,「閑谷精舎(ショウジャ)」とも呼ぶ。
	◎現在、津田永忠の建設した遺構が残っており、1686(貞享 3)
	と1701(元禄14)(講堂で国宝)の建立で日本最古の学校建築。
	 瓦はすべて備前焼。
しずたにこう《しづたにくわう》
	【閑谷黌】
	○[歴]⇒しずたにがっこう(閑谷学校)
しずたにしょうじゃ《しづたにしやうじや》
	【閑谷精舎】
	○[歴]⇒しずたにがっこう(閑谷学校)
じすたむ
	【ジスタム】
	◇[英](単数形)xytum/(複数形)xyta
	○[歴]⇒じすと(ジスト)
しーすたりおん
	【シースタリオン】
	◇[英]Sea Stallion
	○[軍]アメリカ軍の大型輸送ヘリコプター(CH−53E)。
	 乗組員4人、最大搭乗人員55人。
	 航続距離約1,100キロメートル。
しすたーん
	【シスターン】
	◇Sistan
	○(1)[地](Daryacheh-ye Sistan)⇒しすたーんこ(シスターン
	湖)
	○(2)([英]Sistan Depression)⇒しすたーんていち(シスター
	ン低地)
しすたーんこ
	【シスターン湖】
	◇Daryacheh-ye Sistan
	○[地]イランとアフガニスタンとの国境にある湖。
	 アフガニスタン側からファラ川(Farah Rud)が流入する。
	◎英語名は「サーベリー湖(Lake Saberi)」、中国名は「西斯丹湖
	(Xisidan Hu)」。
しすたーんていち
	【シスターン低地】
	◇[英]Sistan Depression
	○[地]イラン東部からアフガニスタン南西部に渡る、シスター
	ン湖(Daryacheh-ye Sistan)周辺の低地域。
しすたんばばるちすたんしゅう《しすたんばばるちすたんしう》
	【シスタン・バ・バルチスタン州】
	◇Sistan va Baluchestan ostan
	○イラン南東部の州。西部をケルマン州(Kerman ostan)に接し、
	東部をパキスタン(バルチスタン州)に隣接し、南部をオマーン
	湾(Gulf of Oman)に面する。
	 州都はザヘダン(Zahedan)。
	 「シースターン・バ・バルチスターン州」,「シスタン・バルチ
	スタン州」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 17万8,431平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1996(平成 8)172万2,600人。
	 2003(平成15)216万1,100人。
しーすたーんばばるちすたーんしゅう
	《しーすたーんばばるちすたーんしう》
	【シースターン・バ・バルチスターン州】
	◇Sistan va Baluchestan ostan
	○⇒しすたんばばるちすたんしゅう(シスタン・バ・バルチス
	タン州)
しすたんばるちすたんしゅう《しすたんばるちすたんしう》
	【シスタン・バルチスタン州】
	【シスタンバルチスタン州】
	◇Sistan va Baluchestan ostan
	○⇒しすたんばばるちすたんしゅう(シスタン・バ・バルチス
	タン州)
★しすちん
	【シスチン】
	◇[英]cystine、[独]Cystin
	○[生化]
	 含硫アミノ酸の一つ。
	 非必須アミノ酸の一つ。
しすてぃならいはいどう《しすちならいはいだう》
	【システィナ礼拝堂】
	◇[伊]Cappella Sistina
	○⇒しすてぃなれいはいどう(システィナ礼拝堂)
しすてぃなれいはいどう《しすちなれいはいだう》
	【システィナ礼拝堂】
	◇[伊]Cappella Sistina、[英]Sistine Chapel
	○バチカン市国のローマ教皇庁にある礼拝堂。
	 ミケランジェロの天井画と祭壇壁画で知られる。
	 「しすてぃならいはいどう(システィナ礼拝堂)」とも呼ぶ。
	◎1473〜1484(文明 5〜文明16)教皇シスト四世(Papa Sisto IV)
	が、教皇の礼拝のために創建。
しすてまちっく
	【システマチック】
	◇[英]systematic
	○⇒しすてまてぃっく(システマティック)
しすてまちっくす
	【システマチックス】
	◇[英]systematics
	○[生]⇒しすてまてぃくす(システマティクス)
しすてまてぃくす
	【システマティクス】
	◇[英]systematics
	○[生]系統分類学。
	 「システマチックス」とも呼ぶ。
しすてまてぃっく
	【システマティック】
	◇[英]systematic
	○(1)[形]組織的な、系統的な、体系的な。系統だった。
	 「システマチック」,「システミック(systemic)」とも呼ぶ。
	○(2)[形]規則正しい、理路整然とした、きちょうめんな。
	 「システマチック」とも呼ぶ。
	○(3)[形][生]分類法の。
	 「システマチック」とも呼ぶ。
	 参照⇒しすてまてぃくす(システマティクス),どうてい(同定)
	(2)
しすてみっく
	【システミック】
	◇[英]systemic
	○(1)[形]⇒しすてまてぃっく(システマティック)(1)
	○(2)[形]システムの、システムに関係する、システム関連の。
	○(3)[形][医]全身の、全身的な。
しすてむえんじにあ
	【システム・エンジニア】
	◇[英]system engineer
	○[計]コンピュータ・システムのソフトウェア全般の分析・設
	計・開発・導入・運用に携わる技術者。
	 略称は「SE」。
	 参照⇒かすたまーえんじにあ(カスタマー・エンジニア)
	◎システムの開発後はSEが大量に余剰となるはずだが、多く
	の場合は設計不良による障害や設計変更などが多発し、その対
	応のため作業は継続する。しかし、設計変更の名目で予算を計
	上し、バグ対策をしているのが現状。
しすてむぜねれーしょん
	【システム・ゼネレーション】
	◇[英]system generation
	○[計]使用目的や周辺機器の構成に促(ソク)した値を定義して、
	最適のオペレーション・システム(OS)を生成(再構成)するこ
	と。
	 参照⇒おーえす(OS)
しすてむてちょう
	【システム手帳】
	○予定表・住所録・メモ帳などが一冊のファイル式に組み合わ
	された多機能な手帳。
	 リフィル(refill)と呼ばれる差し替えられる中身は、多くの
	種類が市販され、鉄道路線図や名刺・カード用ホルダーなども
	ある。持ち主の使い勝手や好みに応じてリフィルを選択し、手
	帳の内容を配置できる。
	 四六判よりやや小さい聖書版(バイブルサイズ)と呼ばれる6
	穴式が一般的。のち、小さいサイズのものも販売されている。
	◎1920(大正 9)イギリスの陸軍将校ディズニーから聖書サイズ
	のバインダー手帳の製作をロンドンの印刷業者が依頼されたの
	に始まり、1926(大正15)ファイロファックス(FILOFAX)として
	商標登録。
	 1984(昭和59)秋に日本に上陸、翌年流行する。
[1]じすてんぱー
	【ジステンパー】
	◇[英]distemper
	○[哺][病]イヌ・ウサギ・ウマなどがかかる急性の熱性伝染病。
	 特に幼犬に多い。
	 ウイルスによるもので、高熱と神経障害を起こす。死亡率は
	5割と高いが、ワクチンの予防接種がある。
	 「犬瘟熱(ケンオンネツ)」とも呼ぶ。
	◎イヌジステンパー(canine distemper)。
	 ネコジステンパー(feline distemper)。
	 ウマジステンパー(equine distemper)。
[2]じすてんぱー
	【ジステンパー】
	◇[英]distemper
	○[美]⇒どろえのぐ(泥絵の具,泥絵具)
じすと
	【ジスト】
	◇[英]xyst
	○(1)[歴]古代ギリシア・ローマの、コロネード式の雨天用運
	動場。
	 「ジスタス(xytus,xyti)」,「ジスタム(xystum,xysta)」とも呼
	ぶ。
	 参照⇒ころねーど(コロネード)(1),ぎむなじうむ(ギムナジ
	ウム)(1),ぱれすとら(パレストラ)
	○(2)[歴]古代ローマの庭園内にある、並木の散歩道。
	 「ジスタス(xytus,xyti)」,「ジスタム(xystum,xysta)」とも呼
	ぶ。
	 参照⇒ぷろむなーど(プロムナード)(1)
じすとにあ
	【ジストニア】
	◇[英]dystonia
	○[病]運動神経の異常で筋肉が不随意に収縮し続ける機能障害。
	原因不明の難治性疾患。
	 身体にねじれやゆがみが生じ、自分の思い通りに動かなくな
	る。
	 「ディストニア」,「異緊張症」とも呼ぶ。
	◎「異常(dys-)伸び([希]tonos)病症(-ia)」から。
	◎ミオジストニア(myodystonia)/マイオディストニア:筋異
	緊張症。
	 フォーカルジストニア(focal dystonia):限局性筋失調症。
じすとにあせいけいれん
	【ジストニア性痙攣】
	○[病]⇒しょけい(書痙)
★じすとま
	【ジストマ】
	◇[羅]distoma、[英]fluke
	○[動]扁形動物門(Platyhelminthes)吸虫綱(Trematoda)に属す
	る、寄生虫の総称。
	 参照⇒じゅうけつきゅうちゅう(住血吸虫)
	◎名称は「二個(di-)の口(stoma)」から。
	 口吸盤と腹吸盤を両方とも口と誤解して命名したもの。
しすとよんせい
	【シスト四世】
	【シスト4世】
	◇[伊]Papa Sisto IV、[英]Pope Sixtus IV
	○[人]ローマ教皇(1414〜1484)。俗名は"Francesco della Rov-
	ere"。
	 システィナ礼拝堂(Cappella Sistina)を創建。
	 英語名は「シクスツス四世」,「シクストゥス四世」。
しずない《しづない》
	【静内】
	◇[日]Shuzunai/Shidunai
	○(1)[地]⇒しずないがわ(静内川)
	○(2)[交]⇒しずないえき(静内駅)
	○(3)[古]⇒しずないぐん(静内郡)
	○(4)[古]⇒しずないちょう(静内町)
しずないえき《しづないえき》
	【静内駅】
	○[交]北海道日高郡(ヒダカグン)新ひだか町(シンヒダカチョウ)静内本町
	(シズナイホンチョウ)にある、JR日高本線の駅。
	 新冠(ニイカップ)駅(新冠町)と東静内駅の間。
	◎旧住所は日高支庁(ヒダカシチョウ)静内町(シズナイチョウ)本町(ホンチョウ)。
★しずないがわ《しづないがは》
	【静内川】
	◇[日]Shuzunai Gawa/Shidunai Gawa
	○[地]北海道中南部、日高支庁(ヒダカシチョウ)を流れる川。
しずないぐん《しづないぐん》
	【静内郡】
	◇[日]Shuzunai Gun/Shidunai Gun
	○[古]北海道中南部、日高支庁(ヒダカシチョウ)の郡。
	 2006. 3.31(平成18)静内町(シズナイチョウ)、三石郡(ミツイシグン)三
	石町(ミツイシチョウ)と合併して新ひだか町(シンヒダカチョウ)を発足し、日
	高郡(ヒダカグン)を新設して静内郡と三石郡は消滅。
しずないちょう《しづないちやう》
	【静内町】
	◇[日]Shuzunai Cho/Shidunai Cho
	○[古]北海道中南部、日高支庁(ヒダカシチョウ)静内郡(シズナイグン)の
	町。南西部を太平洋に面する。
	〈面積〉
	 808.27平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1970(昭和45)2万5,148人。
	 1995(平成 7)2万3,652人。
	◎1871(明治 4)徳島藩士が開拓。
	 1931(昭和 6)町制施行。
	 2006. 3.31(平成18)三石郡(ミツイシグン)三石町(ミツイシチョウ)と合併
	し、日高郡(ヒダカグン)を新設して新ひだか町(シンヒダカチョウ)を発足。
★しすま
	【シスマ】
	◇[独]Schisma、[フ]Schisme、[伊]scisma(シズマ)
	○(1)[歴][宗](Grosses Schisma)⇒きょうかいだいぶんれつ
	(教会大分裂)
	○()
[1]しずま
	【シズマ】
	◇[伊]scisma
	○⇒しすま(シスマ)
[2]しずま
	【シズマ】
	◇[伊]sisma
	○[地](イタリア語で)地震。
	 ⇒じしん(地震)
じすまーく
	【ジス・マーク】
	【JISマーク】
	◇[英]JIS mark
	○[経][工]工業標準化法に基づく日本工業規格(Japanese In-
	dustrial Standards)に合格した工業・鉱業製品につけられる
	マーク。
	◎1949. 6. 1(昭和24)工業標準化法、公布。
	 2005. 3.28(平成17)経済産業省、工業標準化法の改正に伴う
	新JISマークを発表。デザインは水野尚雄。
	 2005.10. 1(平成17)改正工業標準化法が施行。審査・認証機
	関が国から民間に移行し、基準も日本独自の規格から国際標準
	化機構(ISO)基準となり、マークも新デザインが採用される。
しすも
	【シスモ】
	◇[西]sismo
	○[地](スペイン語で)地震。
	 ⇒じしん(地震)
じずや
	【ジズヤ】
	◇[アラビア語]jizyah/jizya
	○[歴]イスラム世界で行われた人頭税。改宗しない征服地の異
	教徒に課せられた。
	 ジズヤの義務を負う保護民(ジンミー<al-dhimmi>)になるこ
	とで、彼らの宗教活動・習慣が認められ、生命・家族・財産の
	保障が得られた。また、イスラム法(シャリーア<[英]Shariah 
	law>)も適用されなかった。
	 原則として貨幣で徴収され、イスラム国家の主要財源の一つ
	だった。
	 最初にムハンマドによって徴収されたとされ、初期には「啓
	典の民(Ahl al-Kitab)」と呼ばれるユダヤ教徒・キリスト教徒
	・サービア教徒([英]Sabians)に限られていた。
	 イスラム地域の拡大にともない、ゾロアスター教徒や仏教徒
	などにも適用されるようになった。
	 参照⇒はらーじゅ(ハラージュ),しゃりーあ(シャリーア)
[1]しすらー
	【シスラー】
	◇George Harold Sisler(ジョージ・シスラー)
	○[人]アメリカのプロ野球選手(1893〜1973)。愛称はゴージャ
	ス・ジョージ(Gorgeous George)。リチャード・シスラーの父。
	 1915〜1927(大正 4〜昭和 2)セントルイス・ブラウンズ(St.
	Louis Browns)で活躍。
	 1920(大正 9)シーズン最多安打記録(257本)を達成。
	◎2004.10. 1(平成16)メジャー年間最多安打記録、シアトル・
	マリナーズ(Seattle Mariners)のイチロー(Ichiro Suzuki)外
	野手に破られる。
[2]しすらー
	【シスラー】
	◇Richard Allan Sisler(リチャード・シスラー)
	○[人]アメリカのプロ野球選手(1920〜1998)。愛称はディク
	(Dick)。ジョージ・シスラーの子。
	 フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)で
	活躍。
しーすりーあい
	【C3I】
	◇"[英]communication,command,control,intelligence"の頭文
	字。
	○[軍]現代的軍事力を有効に行使するために必要な司令部の4
	大機能。
	 <1>通信(communication)。
	 <2>指揮(command)。
	 <3>管制(control)。
	 <4>情報(intelligence)。
	 「シーキューブドアイ(C cubed I)」とも呼ぶ。
	◎上記の機能にコンピュータ・システム(computer system)を
	加えたものを「C4I」と呼ぶ。
しずりじんじゃ《しづりじんじや》
	【倭文神社】
	○⇒しどりじんじゃ(倭文神社)
しする
	【シスル】
	◇[英]thistle
	○[植](英語で)アザミ(薊)。
	 ⇒あざみ(アザミ,薊)
★しすれー
	【シスレー】
	◇Alfred Sisley(アルフレッド・シスレー)
	○[人]フランス印象派の画家(1839〜1899)。
しずわ《しづわ》
	【後輪】
	○鞍(クラ)の名所(ナドコロ)の一つ。
	 鞍橋(クラボネ)の後部で、輪形に高くなっている部分。
	 洋式のポンメル([英]pommel)に相当する。
	 「しりわ(尻輪,後輪)」,「あとわ(後輪)」とも呼ぶ。
	 ⇔まえわ(前輪)(1)
	 参照⇒くらぼね(鞍橋,鞍骨,鞍瓦)
★しせい
	【市制】
	○1888. 4.25(明治21)市制・町村制、公布。
	 1889. 4. 1(明治22)施行。
しせい
	【四姓】
	○(1)⇒かーすとせいど(カースト制度)
	○(2)[国]源氏・平氏・藤原氏・橘(タチバナ)氏の総称。
しせい
	【四聖】
	○釈迦・キリスト・孔子・ソクラテスの4人の聖人。
	 「世界の四聖」とも呼ぶ。
	◎「ししょう(四聖)」とも読む。
	 参照⇒ししょう(四聖)
しせい
	【詩聖】
	◇[中]shisheng
	○[人]杜甫(Du Fu)を称える言葉。
	 ⇒とほ(杜甫)
	◎李白(Li Bai)(リ・ハク)の「詩仙(shixian)」に対して用いられ、
	また併称して「李杜(Li-Du)」とも呼ばれる。
じせい
	【次星】
	○[天]⇒べーたせい(β星,ベータ星)
しせいか《しせいくわ》
	【雌性花】
	○[植]⇒めばな(雌花)
しせいがく
	【死生学】
	○⇒たなとろじー(タナトロジー)
★しせいし
	【私生子】
	○(1)[法]
	 参照⇒ひちゃくしゅつし(非嫡出子)
	○(2)⇒しせいじ(私生児)
しせいじ
	【私生児】
	○(1)法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子。
	 法律用語では「非嫡出子(ヒチャクシュツシ)」,「私生子(シセイシ)」。
	 「庶子(ショシ)」とも呼ぶ。
	○(2)(特に)父親の知れない子。ててなし子。
しせいどう《しせいだう》
	【資生堂】
	○[経]大手化粧品メーカーの一つ。
	◎1875(明治 8)銀座出雲町(現:銀座7丁目)に福原有信が洋風
	調剤薬局として開業。
	 日本初の練り歯磨きを発売。のち、化粧品に進出。
しせいどうぱーらー《しせいだうぱーらー》
	【資生堂パーラー】
	○東京都中央区銀座8丁目にある喫茶店。
	 資生堂の子会社。
	◎1902(明治35)「ソーダファウンテン」の名称で資生堂店舗内に
	開業。
しせいびょういん《しせいびやうゐん》
	【至誠病院】
	○[歴]吉岡弥生(ヨシオカ・ヤヨイ)の病院。
	 関東大震災まで東京市麹町区(コウジマチク)飯田町(イイダマチ)にあっ
	た。
	 参照⇒とうきょうじょしいかだいがく(東京女子医科大学)
じせきてん
	【自責点】
	◇[英]earned run
	○[運]野球で、味方のエラー(失策)によらずに投手の責任で奪
	われた得点。
	 安打・犠打・四死球・ホームスチール・野選・暴投・ボーク
	などによる失点。
	 略称は「ER」。
	 「アーンド・ラン」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぼうぎょりつ(防御率)
★しせつか《しせつくわ》
	【施設科】
	○(1)
	○(2)[軍]自衛隊における工兵の兵種の呼称。
	◎自衛隊は軍隊ではないという政府の立場からの名称。
★しーぜっと
	【Cz】
	○旧チェコスロバキアの自動拳銃。
じーせぶん
	【ジーセブン】
	【G7】
	◇[英]Group of Seven
	○[経]先進国蔵相会議のことで、日本・アメリカ・ドイツ・イ
	ギリス・フランス・イタリア・カナダの国々で成り立つ。
	 参照⇒さみっと(サミット),じーふぁいぶ(ジーファイブ,G
	5)
	◎2002. 2.(平成14)カナダのオタワで開催。
	 2009. 2.(平成21)ローマで開催。中川昭一財務・金融相、会
	議中の目を閉じた居眠り状態が世界各国に配信。記者会見では
	飲酒と思われる口調が不明瞭だったことが非難され、弁明が二
	転三転後の17日に辞任。
じーぜる《ぢーぜる》
	【ジーゼル】
	◇Rudolf Diesel
	○[人]⇒でぃーぜる(ディーゼル)
しせん
	【子銭】
	【子錢】
	◇[中]ziqian
	○利子・利息。
	◎子銭家(子錢家):⇒しせんか(子銭家,子錢家)
しせん
	【子瞻】
	◇[中]Zizhan
	○[人]蘇軾(Su Shi)の字(アザナ)。
	 ⇒そしょく(蘇軾)
しせん
	【紙銭】
	【紙錢】
	○(1)[社]祭りや葬礼に用いる、銭の形に切った紙。
	 棺(ヒツギ)に入れて死者に持たせる六道銭(ロクドウセン)。
	 「かみぜに(紙銭,紙錢)」,「銭形(ゼニガタ)」,「六道銭」とも呼ぶ。
	 参照⇒ろくどうせん(六道銭)
	○(2)[社]中国で、墓参の際に墓前で燃やす模造紙幣の布施物。
	 紙幣のほか、家電製品・自動車・住宅(冥宅)などもある。
	 「冥幣(mingbi)」,「冥銭」,「陰銭」,「かみぜに(紙銭,紙錢)」,「銭
	形(ゼニガタ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒めいたく(冥宅)
	◎若い女性(小姐)の冥幣もあった。
	○(3)紙幣の別称。
	○(4)藩札の別称。
しせん
	【詩仙】
	◇[中]shixian
	○[人]李白(Li Bai)(リ・ハク)を称える言葉。
	 ⇒りはく(李白)
	◎杜甫(Du Fu)(ト・ホ)の「詩聖(shisheng)」に対して用いられ、ま
	た併称して「李杜(Li-Du)」とも呼ばれる。
しぜん
	【至善】
	○(1)この上ない善。
	 慣用読みで「しいぜん(至善)」とも呼ぶ。
	○(2)[哲]⇒さいこうぜん(最高善)
じせん
	【自撰】
	【自選】
	○自分の作品の中から自分で選び集めること。
	◎自撰詩集
じせん
	【自選】
	○(1)⇒じせん(自撰,自選)
	○(2)複数の人の中から、自分で自分を選出すること。
	○(3)複数の人の作品の中から、自分で自分の作品を選出する
	こと。
	○(4)選挙で、自分に投票すること。
	◎自選投票
じせん
	【自薦】
	○自分で自分が適任であると推薦(スイセン)・推挙(スイキョ)すること。
	◎自薦他薦
しせんか
	【子銭家】
	【子錢家】
	◇[中]ziqianjia
	○金貸し・金融業者。高利貸し。
	 参照⇒しせん(子銭,子錢)
★しせんき
	【死戦期】
	◇[英]agonal stage
	○[医]
	 「瀕死期(ヒンシキ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒とーてんくろいつ(トーテンクロイツ),かがくこきゅ
	う(下顎呼吸)
しぜんさいせいすいしんほう《しぜんさいせいすいしんはふ》
	【自然再生推進法】
	○[法]生態系が過去に損なわれた河川や湿原の復元などを目的
	とする法律。
	◎2003. 1.(平成15)施行。
しせんし
	【四線紙】
	○[教]英字の筆記練習用の紙・ノート(練習帳)。
	 横四本の平行線が何段か印刷されているもの。
	 参照⇒[1]かーん(カーン)
	◎五線紙は楽譜用:⇒ごせんし(五線紙)
★しせんしょう《しせんしやう》
	【四川省】
	◇[中]Sichuan Sheng、[英]Sichuan Province
	○中国南西部の省。北部を甘粛省(Gansu Sheng)(カンシュクショウ)、
	北東部を陝西省(Shangxi Sheng)(センセイショウ)、東部を重慶市
	(Chongqing Shi)(ジュウケイシ)に接する。
	 省都は成都市(Chengdu Shi)(セイトシ)。
	◎1997(平成 9)重慶市を中央直轄市(省レベル)として分離。
しぜんすう
	【自然数】
	◇[英]natural number
	○[数]1と、1に順次に1を加えて得られる数の総称(set)。
	 「正の整数(positive integer)」とも呼ぶ。
	 参照⇒せいすう(整数)
しぜんたいすう
	【自然対数】
	◇[英]natural logarithm
	○[数]特別な定数e=2.71828……(無理数)を底(テイ)(base)と
	する対数。
	 参照⇒たいすう(対数)
しぜんちへい
	【自然地平】
	◇[英]sensible horizon
	○⇒ちへいせん(地平線)(1)
★しそ
	【シソ】
	【紫蘇】
	◇[学]Perilla frutescens var.crispa/Perilla crispa
	○[植]シソ目(Lamiales)シソ科(Lamiaceae)シソ属(Perilla)の
	一年草。中国原産。
	 草丈は30〜90センチメートル。
	 9〜10月ころ、花穂に小花を密につけ、花はアカジソが淡紅
	色、アオジソが紅がかった白色。
	 刺身のつまなどに用いる食用のアオジソの葉は「オオバ(大葉)」
	と呼ぶ。
	 参照⇒ゆかり(縁)(3)
	◎夏の季語。
	 シソの実は秋の季語。
	〈シソ科:Lamiaceae/Labiatae〉
	 アカジソ(赤紫蘇)(Perilla purpurea)。
	 アオジソ(青紫蘇)(Perilla viridis)。
	 チリメンジソ(縮緬紫蘇)(Perilla crispa)。
	 エゴマ(荏胡麻)(Perilla frutescens)。
	 参照⇒えごま(エゴマ,荏胡麻)
しそう《しさう》
	【シソウ】
	【芝草】
	○(1)[植]しばくさ(芝草)・しば(芝)。
	○(2)[植]マンネンタケ(万年茸)の別称。
	 ⇒まんねんたけ(マンネンタケ,万年茸)
しそう
	【宍粟】
	◇[日]Shiso
	○(1)⇒しそうし(宍粟市)
	○(2)⇒しそうぐん(宍粟郡)
しそう《しさう》
	【刺草】
	○[植]アザミの別称。
	 ⇒あざみ(アザミ,薊)
しそう《しさう》
	【歯槽】
	◇[英]alveolar
	○[医]歯根(シコン)を納める上下の顎骨(ガッコツ)の窩(アナ)・くぼみ。
	 参照⇒しこん(歯根),しこんまく(歯根膜),しか
	◎歯槽骨,歯槽突起
★しそう《しさう》
	【詩想】
	○
	◎詩想の源泉:⇒へりこん(ヘリコン)(2)
じそう《じさう》
	【児相】
	○[俗][福]児童相談所の略称。
	 参照⇒じどうそうだんじょ(児童相談所)
じぞう《ぢざう》
	【地蔵】
	○[仏]地蔵菩薩の略称。
	 参照⇒じぞうぼさつ(地蔵菩薩)
じぞうえ《ぢざうゑ》
	【地蔵会】
	○[暦][仏]地蔵盆の別称。
	 ⇒じぞうぼん(地蔵盆)
しそうかせき《しさうくわせき》
	【示相化石】
	◇[英]facies fossil/facies indicator
	○[地][化生]地層が堆積した当時の環境を推測できる化石。
	 生活環境の強く制約されている生物の化石が用いる。
	 ホタテガイは冷たい海、サンゴは温かい海、二枚貝は浅い砂
	底の海、ブナの葉は寒冷地など。
	 参照⇒しじゅんかせき(示準化石)
じぞうぐるま《ぢざうぐるま》
	【地蔵車】
	○[仏]⇒ごじょうぐるま(後生車)
しそうぐん
	【宍粟郡】
	◇[日]Shiso Gun
	○兵庫県西部の郡。
	 安富町(ヤストミチョウ)のみ。
	◎2005. 4. 1(平成17)山崎町(ヤマサキチョウ)・一宮町(イチノミヤチョウ)・
	波賀町(ハガチョウ)・千種町(チクサチョウ)が合併して宍粟市を発足。
しそうし
	【宍粟市】
	◇[日]Shiso Shi
	○兵庫県西部の市。
	◎2005. 4. 1(平成17)宍粟郡の山崎町(ヤマサキチョウ)・一宮町(イチノミ
	ヤチョウ)・波賀町(ハガチョウ)・千種町(チクサチョウ)が合併して発足。
じぞうたけ《ぢざうたけ》
	【地蔵岳】
	◇[日]Zizo Dake/Dizo Dake
	○[地]群馬県にある赤城山(アカギヤマ)の中央火口丘。標高1,674
	メートル。
	 参照⇒あかぎやま(赤城山)
しそうてんらんかい《しさうてんらんくわい》
	【思想展覧会】
	○[歴]憲兵司令部の思想研究班が1930. 2.18(昭和 5)から開催
	した展覧会。
	 参照⇒けんぺい(憲兵)
じぞうどおりしょうてんがい《ぢどうどほりしやうてんがい》
	【地蔵通り商店街】
	○(1)東京都豊島区北東部の巣鴨(スガモ)にある、旧中山道(ナカセン
	ドウ)の商店街。
	 曹洞宗(ソウトウシュウ)の萬頂山高岩寺(コウガンジ)の本尊延命地蔵菩
	薩(とげぬき地蔵)がある。
	 「おばあちゃんの原宿(お婆ちゃんの原宿)」とも呼ぶ。
	 参照⇒とげぬきじぞう(とげぬき地蔵),もんすら(モンスラ)
	○(2)東京都文京区関口(セキグチ)にある商店街。
	 「地蔵横丁」とも呼ぶ。
じぞうのじっぷく《ぢざうのじつぷく》
	【地蔵の十福】
	○[仏]『延命地蔵経』に述べられている、地蔵菩薩を信仰すれ
	ば授かるという十種の福徳。
	 < 1>女人泰産。
	 < 2>身根具足(グソク)。
	 < 3>除衆病疾。
	 < 4>寿命長遠(チョウオン)。
	 < 5>聡明智慧。
	 < 6>財宝盈溢(ヨウイツ)。
	 < 6>衆人愛敬(アイギョウ)。
	 < 7>穀米成熟。
	 < 8>神明加護。
	 < 9>証大菩提。
しそうはんほごかんさつほう《しさうはんほごくわんさつはふ》
	【思想犯保護観察法】
	○[歴][法]治安維持法違反の罪に問われた者の再犯を防止する
	ため、その思想や行動を監視する措置を定めた法律。
	 罪に問われた者とは刑期終了・仮出獄の者のほか、執行猶予
	・不起訴の者も含まれる。
	 参照⇒ちあんいじほう(治安維持法)
	◎1936. 5.29(昭和11)公布。
	 1945.10.15(昭和20)治安維持法とともにポツダム勅令575号
	が公布施行されて廃止。
じぞうぶじ《ぢざうぶじ》
	【地蔵峰寺】
	○和歌山県海草郡(カイソウグン)下津町(シモツチョウ)橘本(キツモト)にある
	天台宗の寺。山号は藤白山。
	 国の重要文化財の石造地蔵菩薩坐像がある。
	 熊野古道の藤白坂(フジシロノサカ)を登りきった絶景の藤白峠にあ
	り、「峠の地蔵さん」とも呼ばれている。
じそうほう《じそうはう》
	【自走砲】
	◇[英]self-propelled artillery
	○(1)[軍]火砲を搭載した戦闘車両の総称。
	○(2)[軍](戦車に対して)回転砲塔(ターレット)がない、火砲
	を搭載した無限軌道(キャタピラ)式または車輪式の戦闘車両。
	 主に前面部に防弾板があるオープン・トップを指し、上部全
	体を防弾したものは特に突撃砲(armoured assault gun)と呼ば
	れる。
	 参照⇒せんしゃ(戦車)(2),かちゅーしゃ(カチューシャ)(4)
	◎第一次世界大戦中に試作・開発。
	 第二次世界大戦時のドイツ軍:参照⇒[2]ふんめる(フンメル)
じぞうぼさつ《ぢざうぼさつ》
	【地蔵菩薩】
	◇[梵]Ksitigarbha(クシティガルバ)、"ksiti(地)"+"garbha
	(胎)"から。
	○[仏]釈迦(シャカ)の依頼で、その死後から弥勒(ミロク)菩薩の出現
	までの間、衆生(シュジョウ)を教化済度(サイド)するという菩薩。
	 参照⇒ろくじぞう(六地蔵)(1)
	◎縁日:参照⇒じぞうぼん(地蔵盆)
	 水子地蔵:⇒さいのかわら(賽の河原)(1)
	 地蔵信仰の祖:小野篁(オノノタカムラ)( 802〜 852)。
	◎虚空蔵(コクウゾウ)菩薩は金剛界(コンゴウカイ)大日(ダイニチ)で、地蔵
	菩薩は胎蔵界(タイゾウカイ)大日で、両者同体ともいわれる。
じぞうぼん《ぢざうぼん》
	【地蔵盆】
	○[暦][仏]陰暦七月二十四日、地蔵菩薩の縁日に行われる地蔵
	を祀(マツ)る風習。
	 児童が石地蔵に供物(クモツ)を供えたり、仏名を唱えたりする
	子供中心の法会。
	 近畿地方を中心に各地で行われ、京都では新暦8月23・24日
	の両日行われる。
	 「地蔵会(ジゾウエ)」,「じぞうまつり(地蔵祭り,地蔵祭)」とも呼
	ぶ。
	◎秋の季語。
じぞうまつり《ぢざうまつり》
	【地蔵祭り】
	【地蔵祭】
	○[暦][仏]地蔵盆の別称。
	 ⇒じぞうぼん(地蔵盆)
じぞうよこちょう《ぢぞうよこちやう》
	【地蔵横丁】
	○⇒じぞうどおりしょうてんがい(地蔵通り商店街)(2)
しそきせき
	【シソ輝石】
	【紫蘇輝石】
	◇[英]hypersthene(ハイパースシン)/eulite(ユーライト)
	○[鉱]斜方輝石(orthopyroxene)の一種。
	 鉄(Fe)・マグネシウム(Mg)の珪酸塩([Fe,Mg]2Si2
	O6)を主成分とする鉱物。
	 斜方晶系に属し、ガラス状の光沢のある柱状の結晶。暗褐色
	・暗緑色で半透明。条痕色は淡灰。硬度5.5、比重3.3。
	 火成岩中に含まれる。
	 参照⇒きせき(輝石)
しそく
	【四則】
	◇[英]the four rules in arithmetic
	○[数]数学(算数,算術)で、加法・減法・乗法・除法の総称。
	 「四則演算」,「四則算」,「加減乗除」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぎゃくぽーらんどほう(逆ポーランド法)
しそく
	【紙燭】
	【脂燭】
	○(1)昔の照明具の一つ。
	 松の木を長さ約一尺五寸(約45センチメートル)、太さ径約三
	分(約9ミリメートル)の丸い棒状に削り、先端を炭火で黒く焦
	がし、油を塗って乾かし、手元を紙屋紙(コウヤガミ,カミヤガミ)で左
	巻きに巻いたもの。
	 宮中などの夜間の儀式・行幸や、室内照明に用いた。
	 「ししょく(紙燭,脂燭)」とも呼ぶ。
	○(2)こよりを油に浸して点火し、灯(トモ)すもの。
しぞく
	【士族】
	○(1)士分の家柄。
	○(2)[歴]族籍(ゾクセキ)の一つ。華族(カゾク)の下、平民の上に位
	する。旧武士階級の、明治維新後の名称。
	 参照⇒ぞくせき(族籍),そつぞく(卒族)
	◎1869(明治 2)版籍奉還に伴い武士の家系の者を士族とする。
	 1870(明治 3. 9.)下級武士を士族から卒族とする。
	 1871(明治 4. 8.23)華士族と平民の結婚が許可。
	 1872(明治 5. 1.)身分族称を皇族(コウゾク)・華族・士族・平
	民とする。卒族は廃止され、禄高を世襲する者は士族に、一代
	抱えの者は平民に編入。
	 1947(昭和22)廃止。
しぞく
	【氏族】
	◇[英]clan(クラン)
	○[社]共通の祖先を持つと信じる連帯意識で結ばれた出自集団。
	 血統が明らかなリネージ(lineage)とは異なり、氏族の祖先
	は神話的・伝説的存在であって、いくつかのリネージから構成
	される場合が多い。さらに言語・風俗が同じ氏族が結合して部
	族を構成する。
	 連帯感の象徴として固有の氏族名やトーテムを用いることが
	多い。
	 また、共同生活を行う社会組織で、首長の選出など共同体の
	重要事項は平等な権利を持つ成年男子(女子を含むこともある)
	全員による氏族会議で決定される。
	 新石器時代ころに始まり、現在も未開社会などにみられる。
	しかし、氏族の生産力が高まると首長の権力が増大し、氏族社
	会は崩壊し始める。
	 「クラン」,「うじぞく(氏族)」とも呼ぶ。
	 参照⇒みんぞく(民族)
	◎同一氏族内では婚姻が禁止されることが多い。
しそくえんざん
	【四則演算】
	◇[英]the four rules in arithmetic
	○[数]⇒しそく(四則)
しそくざん
	【四則算】
	◇[英]the four rules in arithmetic
	○[数]⇒しそく(四則)
じぞくてききどうようあつほう《ぢぞくてききだうやうふつはふ》
	【持続的気道陽圧法】
	◇[英]continuous positive airway pressure
	○[病]⇒しーぱっぷ(CPAP)
★しそちょう《しそてう》
	【始祖鳥】
	◇[学]Archaeopteryx(アーケオプテリクス)
	○[化生]鳥類最古の祖先と考えられる化石動物。
	 鳥類の羽毛などと爬虫類の歯などの特徴を兼ね備えている。
	 参照⇒かびきんぽうちょう(華美金鳳鳥),ほらんだるせりあ
	(ホランダ・ルセリア)
	◎1861(文久元)ドイツ南部のゾルンホーフェン(Solnhofen)の
	採石場で、ジュラ紀(約1億5,000万年前)の石灰岩中から発見。
しそぽん
	【シソポン】
	◇Sisophon
	○カンボジア北西部、バンティアイ・ミアンチェイ州(Khett 
	Banteay Meanchey)中南部にある州都。
	 北緯13.58°、東経102.98°の地。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2万0,000人(推計)。
しそもく
	【シソ目】
	【紫蘇目】
	◇[学]Lamiales
	○[植]被子植物の一目。
	〈主な科〉
	 キツネノマゴ科(Acanthaceae)。
	 ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)。
	 イワタバコ科(Gesneriaceae)。
	 シソ科(Lamiaceae)。
	 タヌキモ科(Lentibulariaceae)。
	 モクセイ科(Oleaceae)。
	 ゴマ科(Pedaliaceae)。
	 ハエドクソウ科(Phrymaceae)。
	 オオバコ科(Plantaginaceae)。
	 ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)。
	 クマツヅラ科(Verbenaceae)。
しそーらす
	【シソーラス】
	◇[英]thesaurus、[独]Thesaurus(テザオルス)
	○(1)[言]類義語・反意語などの語句を意味によって分類・配
	列した語彙(ゴイ)集・辞典。類語辞典・百科全書。
	◎イギリスのロジェ(Peter Mark Roget)(1779〜1869)が1851
	(嘉永 4)に刊行した辞典名(Thesaurus of English Words and 
	Phrases)に由来。
	◎中国の『爾雅(Erya)』、日本の『和名類聚鈔(ワミョウルイジュショウ)』、
	新しくは1964(昭和39)国立国語研究所編『分類語彙表』など。
	○(2)[計]コンピュータなどの情報検索に用いる一種の辞書・
	インデックス(指標)。図書分類法や自動翻訳のための機械辞書
	など。
	 キーワード(見出し)と内容が目的に合うように、キーワード
	と関連語の類似・対立・包含関係などが記述されている。
	 参照⇒れきしこん(レキシコン)(3)
	◎ギリシア語の「宝庫(thesauros)」から。
しそん
	【子孫】
	○(1)子(コ)と孫(マゴ)。
	○(2)([英]descendant)子・孫・曾孫(ヒマゴ)と、血筋を引いて
	代々生れる人々。
	 ⇔そせん(祖先)(2)
	 参照⇒じそん(耳孫)
しそん
	【四村】
	○[歴][人]キリスト教界の四村。内村鑑三・田村直臣・植村正
	久・松村介石(カイセキ)の総称。
じそん
	【耳孫】
	◇[中]ersun
	○(1)玄孫(ゲンソン,ヤシャゴ)の子・曾孫(ソウソン,ヒマゴ)の孫。
	 参照⇒びそ(鼻祖)
	○(2)[漢]九世・九代目後(アト)の子孫。
	◎一世:子(zi)。
	 二世:孫(sun)。
	 三世:曾孫(zengsun)(ソウソン,ヒマゴ)。
	 四世:玄孫(xuansun)(ゲンソン,ヤシャゴ,ツルノコ)。
	 五世:来孫(laisun)(ライソン)。
	 六世:昆孫(kunsun)(コンソン)。
	 七世:仍孫(rengsun)(ジョウソン)。
	 八世:雲孫(yunsun)(ウンソン,ツルノコ)。
	 九世:耳孫(ersun)。
	○(3)(転じて)遠い子孫・遠孫(エンソン)・遠裔(エンエイ)。
じそん
	【慈尊】
	○[仏]弥勒菩薩の別称。
	 ⇒みろくぼさつ(弥勒菩薩)
じそんさんえ《じそんさんゑ》
	【慈尊三会】
	○[仏]竜華三会(リュウゲサンエ)の別称。
	 ⇒りゅうげさんえ(竜華三会)
----------------------------------------------------------------