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百 科 辞 書 《しら》 編集:獨 澄旻
-------- しら --------------------------------------------------
しら
【シラ】
◇[英]Scylla
○[ギ神][ロ神]⇒すきゅら(スキュラ)
★しらー
【シラー】
◇Ferdinand Canning Scott Schiller
○[人]イギリスの哲学者(1864. 8.16〜1937. 8. 9)。
★しらー
【シラー】
【昔爾列爾】
◇Johann Christoph Friedrich von Schiller(ヨハン・クリス
トフ・フリードリヒ・フォン・シラー)
○[人]ドイツの劇作家・詩人(1759〜1805)。
「シルレル」とも呼ぶ。
参照⇒しゅとぅるむうんとどらんぐ(シュトゥルムウントド
ラング,シュトゥルム・ウント・ドラング)
しーら
【シーラ】
◇[英]Sheila
○(1)[人]英語圏の女性名。
○(2)[俗](sheila)(オーストラリアで)娘・女の子。
しらあえ《しらあへ》
【白和え】
【白韲え】
○[料]トウフ(豆腐)を白ミソ(味噌)・白ゴマ(胡麻)とともにす
りまぜ、砂糖・塩で下味をつけた魚肉・野菜・コンニャクなど
を和えた料理。
しらい
【シライ】
◇Silay
○(1)[地](Mount Silay)⇒しらいさん(シライ山)
○(2)フィリピン中央部、ビサヤ諸島(Visayan Islands)西部の
ネグロス島(Negros Island)北西部のネグロスオクシデンタル
州(Negros Occidental Province)北部の都市。
パナイ島(Panay Island)とのギマラス海峡(Guimaras Strait)
に面する。
★じらい《ぢらい》
【地雷】
◇[英]mine(マイン)
○(1)[軍]
⇔すいらい(水雷)
◎対戦車地雷:加重100キログラム以上で爆発するもの。
対人地雷:参照⇒すまーとじらい(スマート地雷)
クレイモア地雷:⇒くれいもあじらい(クレイモア地雷)
ばらまき:参照⇒くらすたーばくだん(クラスター爆弾)
地雷除去戦車:⇒ふれいるたんく(フレイル・タンク)
対戦車地雷防止コーティング:⇒つぃめりっと(ツィメリッ
ト)
○(2)(転じて)他人が触れてはいけない、人が極度に気にして
いる弱点。
参照⇒げきりんにふれる(逆鱗に触れる)
◎その話で彼の地雷を踏んじゃった。
しーらいおん
【シーライオン】
◇[英]sea lion
○[哺](英語で)トド海馬)。
⇒とど(トド,海馬)
しらいさん
【シライ山】
◇[英]Mount Silay/Silay Mountain
○[地]フィリピン中央部、ビサヤ諸島(Visayan Islands)西部
のネグロス島(Negros Island)北部にある火山。標高1,535メー
トル。
シライ市の東方約35キロメートルに位置する。
◎第二次世界大戦の日米激戦地の一つ。
しらいざん《しらゐざん》
【白猪山】
◇[日]Shirai Zan
○[地]三重県中部、松阪市(マツサカシ)と飯南郡(イイナングン)飯南町(イ
イナンチョウ)の境にある山。標高820メートル。
しらいたこんぶ
【白板昆布】
○[食]おぼろ昆布を削(ケズ)って残った芯(シン)。
シメサバ(締め鯖)を巻いたりする。
参照⇒おぼろこんぶ(おぼろ昆布,朧昆布)
しーらいと
【シーライト】
◇[英]scheelite
○[鉱]⇒かいじゅうせき(灰重石)
じらいや
【自来也】
【児雷也】
○[文][劇]江戸時代の読本・草双紙・歌舞伎などに登場する、
蟇(ガマ)の妖術を使う怪盗。
◎中国明代の小説に登場する、襲った家の門扉に「自来也(zi
lai ye)」と記して引き上げる神出鬼没の盗賊「我来也(Wo Laiye)
(我、来たれり)」を翻案したもの。
しらーヴぁすてぃー
【シラーヴァスティー】
◇[梵]Sravasti
○[歴]⇒しゃえじょう(舎衛城)
しらうお《しらうを》
【シラウオ】
【白魚】
◇[学]Salangichthys microdon
○[魚]サケ目(Salmoniforme)シラウオ科(Salangidae)の硬骨魚。
体長約10センチメートル。体形はほっそりと細長く、頭部が
扁平。無色で透(ス)き通り、死ぬと白色になる。
サハリン・日本・朝鮮半島の沿岸や汽水湖に生息し、春先に
河口をさかのぼって産卵する。
食用。
◎春の季語。
よく「白魚のような指」と、女性の白く細い指にたとえられる。
歌舞伎の科白(セリフ)「月も朧(オボロ)に白魚(シラウヲ)の」:⇒おじょ
うきちさ(お嬢吉三)
◎姿が似るシロウオ(素魚)はスズキ目(Perciformes)ハゼ科(Go-
biidae)で別種。
しらおい
【白老】
◇[日]Shiraoi
○(1)⇒しらおいぐん(白老郡)
○(2)⇒しらおいちょう(白老町)
しらおいぐん
【白老郡】
◇[日]Shiraoi Gun
○北海道南西部、胆振支庁(イブリシチョウ)の郡。
白老町(シラオイチョウ)のみ。
しらおいちょう《しらおいちやう》
【白老町】
◇[日]Shiraoi Cho
○北海道南西部、胆振支庁(イブリシチョウ)白老郡の町。
アイヌの集落ポロトコタンやアイヌ民族博物館がある。
◎白老牛(黒毛和牛)
しらおか《しらをか》
【白岡】
◇[日]Shiraoka
○(1)⇒しらおかし(白岡市)
○(2)[交]⇒しらおかえき(白岡駅)
○(3)[古]⇒しらおかまち(白岡町)
しらおかえき《しらをかえき》
【白岡駅】
○[交]埼玉県白岡市小久喜(コグキ)にある、JR宇都宮線の駅。
蓮田(ハスダ)駅(蓮田市)と新白岡駅の間。
◎旧住所は南埼玉郡白岡町(シラオカマチ)小久喜。
しらおかし《しらをかし》
【白岡市】
◇[日]Shiraoka Shi
○[古]埼玉県東部の市。
◎2012.10. 1(平成24)南埼玉郡白岡町(シラオカマチ)、市制施行。
しらおかまち《しらをかまち》
【白岡町】
◇[日]Shiraoka Machi
○[古]埼玉県東部、南埼玉郡の町。
◎2012.10. 1(平成24)市制施行。
しらおるだ
【シラ・オルダ】
◇Sira Orda(黄色のテント)
○[歴]モンゴル帝国第二代皇帝オゴタイ汗が、外モンゴルのオ
ルホン河畔オルメクトゥに設けた夏の離宮。
千人を収容できる大テントで、外側は白い皮革、内側は金糸
で刺繍された絹布が張られていた。
参照⇒おごたいはん(オゴタイ汗,窩闊台汗)
★しらが
【白髪】
◇[英]gray hair/white hair
○
◎チロシナーゼ([独]Tyrosinase)が加齢とともに減少し、髪の
色素も減少する現象。
参照⇒ちろしなーぜ(チロシナーゼ)
◎老子(Laozi)は生れながらに白髪(ハクハツ)だったという。
しらがだけ
【白髪岳】
◇[日]Shiraga Dake
○[地]兵庫県東部、篠山市(ササヤマシ)南西部にある山。標高722メ
ートル。
★しらかば
【シラカバ】
【白樺】
◇[学]Betula platyphylla var.japonica
○[植]ブナ目(Fagales)カバノキ科(Betulaceae)カバノキ属
(Betula)の落葉高木。
「しらかんば(白樺)」,「白桜(シロザクラ)」,「樺の木」とも呼ぶ。
◎長野県の県木。
◎ロシア語:ベリョースカ(beryozka)。
しらかば
【白樺】
○(1)[植]⇒しらかば(シラカバ,白樺)
○(2)[文]大正時代の文芸同人雑誌。
1910. 4.(明治43)創刊。
1923(大正12)廃刊。
参照⇒しらかばは(白樺派)
○(3)白樺ガス田の略称。中国名は春暁ガス田。
⇒しゅんぎょうがすでん(春暁ガス田)
しらかばがすでん
【白樺ガス田】
○⇒しゅんぎょうがすでん(春暁ガス田)
★しらかばは
【白樺派】
○[文]文芸同人雑誌「白樺」の同人やそれに同調する人々。また、
その傾向。
1910(明治43)武者小路実篤(ムシャノコウジ・サネアツ)・志賀直哉(ナオヤ)
・里見(「弓」偏+「享」)(サトミ・トン)・有島武郎(タケオ)・有島生馬(イクマ)
・長与善郎(ナガヨ・ヨシロウ)ら学習院出身の青年グループが「白樺」
を創刊。
しらかべ
【白壁】
○(1)[建]白い漆喰(シックイ)で上塗りした壁。
○(2)[女房詞][食]豆腐の別称。
⇒とうふ(トウフ,豆腐)
◎豆腐の色が白壁のように白いことから。
しらかみくわがた
【シラカミクワガタ】
○[植]シソ目(Lamiales)ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)ル
リトラノオ属(Pseudolysimachion)のミヤマクワガタ(Pseudo-
lysimachion schmidtiana ssp.senanensis)の新変種。
6〜7月ころ薄紫地に濃い紫の線模様が入った花を咲かせる。
◎白神山地でのみ確認。
しらかみさん
【白髪山】
◇[日]Shirakami San
○[地]⇒はくはつさん(白髪山)
しらかみさんち
【白神山地】
◇[日]Shirakami Sanchi
○[地]青森県南西部の津軽平野から秋田県北西部の能代市(ノシロ
シ)にまたがる山林地帯の総称。
広さ13万ヘクタールのうち、1万6,971ヘクタールのブナ原生
林が世界自然遺産となっている。全体の75%が青森県側。
赤石川(アカイシガワ)が流れ、イワナが生息。天然記念物のクマ
ゲラなど多数の動植物も生息。
参照⇒だけだい(岳岱),あんもんのたき(暗門の滝)
◎最高峰は向白神岳(1,250メートル)。
◎ブナの保護運動から青秋(セイシュウ)林道開発の反対運動に広が
り、開発工事の着工後8年目で中止が決定された。
1993.12.(平成 5)鹿児島県の屋久島(ヤクシマ)とともに世界自然
遺産に登録。
1997(平成 9)入山は一部のルートを除き原則禁止となる。
2003.12. 2(平成15)鳥獣保護区に指定(2004年3月から)が決
定。
しらかみだけ
【白神岳】
◇[日]Shirakami Dake
○[地]青森県南西部にある山。標高1,235メートル。
西津軽郡(ニシツガルグン)の深浦町(フカウラマチ)と岩崎村(イワサキムラ)の
境に位置する、白神山地の一峰。
しらかみだけとざんぐちえき
【白神岳登山口駅】
○[交]青森県西津軽郡(ニシツガルグン)深浦町(フカウラマチ)にある、J
R五能線(ゴノウセン)の駅。
大間越(オオマゴシ)駅と松神(マツカミ)駅の間。
◎2000.12. 2(平成12)陸奥黒崎(ムツクロサキ)駅を改称。
旧住所は岩崎村(イワサキムラ)。
◎JR五能線にはあきた白神駅もある。
しらがやま
【白髪山】
◇[日]Shiraga Yama
○(1)[地]高知県北東部、香美郡(カミグン)物部村(モノベソン)の北東
部にある山。標高1,770メートル。
剣山国定公園に含まれる。
○(2)[地]高知県北部、長岡郡(ナガオカグン)本山町(モトヤマチョウ)北部
にある山。標高1,470メートル。
白髪山県立自然公園に含まれる。
参照⇒しらひげやま(白髪山),はくはつさん(白髪山)
しらかわ《しらかは》
【白川】
◇[日]Shirakawa
○⇒しらかわちょう(白川町)
しらかわ《しらかは》
【白川】
【白河】
◇[日]Shirakawa/Shira Kawa
○(1)[地]京都府京都市左京区(サキョウク)を流れる川。
京都市北東部の比叡山(ヒエイザン)に源を発し、左京区の北白川
(キタシラカワ)・岡崎(オカザキ)を経て、南流して祇園(ギオン)付近で鴨
川(カモガワ)に合流する。
○(2)[歴]山城国にあった(1)の流域一帯の地域名。鴨川以東、
東山との間の地域。
特に、現在の左京区岡崎(オカザキ)。
参照⇒しらかわよふね(白河夜船,白川夜船),きたしらかわ
(北白川)(1)
◎昔、白河殿・六勝寺があった。
○(3)⇒しらかわごう(白川郷,白河郷)
しらかわ《しらかは》
【白河】
◇[日]Shirakawa
○(1)⇒しらかわし(白河市)
○(2)[歴]陸奥(ムツ)の磐城(イワキ)にあった地名。
奈良時代、蝦夷(エゾ)に備えた奥羽三関の一つ「白河関(シラカワノ
セキ)」があった。
しらかわいし《しらかはいし》
【白川石】
○[鉱]京都府京都市左京区(サキョウク)北白川付近で産出する、白
い地の黒雲母(クロウンモ)花崗岩(カコウガン)。
しらかわいし《しらかはいし》
【白河石】
○[鉱]福島県西白河郡(ニシシラカワグン)西郷村(ニシゴウムラ)付近で産出
する石英(セキエイ)安山岩(アンザンガン)。
★しらかわごう《しらかはがう》
【白川郷】
【白河郷】
◇[日]Shirakawa Go
○岐阜県北部の大野郡、富山県との境にある庄川(ショウガワ)上流
域の山間の集落・地域。
北部は同じ庄川流域の五箇山(ゴカヤマ)に接する。
合掌造(ガッショウヅク)りの民家で知られる。
参照⇒ごかやま(五箇山)
しらかわし《しらかはし》
【白河市】
◇[日]Shirakawa Shi
○福島県南部の市。
◎もと阿部氏10万石の城下町。
2003. 4.20(平成15)アウシュビッツ平和博物館(有料)、開館。
参照⇒あうしゅびっつきょうせいしゅうようじょ(アウシュ
ビッツ強制収容所)
しらかわちょう《しらかはちやう》
【白川町】
◇[日]Shirakawa Cho
○岐阜県中央部南西、加茂郡(カモグン)の町。
◎加茂郡には東白川村(ヒガシシラカワムラ)もある。
しらかわめ《しらかはめ》
【白川女】
○[歴]白河(京都市左京区岡崎)から京都の町に来て、箕(ミ)に
花を盛って売り歩く行商女。
月の一日と十五日の朝、町に出た。
参照⇒おはらめ(大原女)(1),はたのおば(畑の姥)
◎白川女の姿は一説に、三善清行(ミヨシ・キヨツラ)の娘が御所に花を
献じた姿を伝えたものという。
しらかわよふね《しらかはよふね》
【白河夜船】
【白川夜船】
○よく眠っていて何も知らないこと、気付かないこと。
◎京を見たと偽った者が白河のことを尋ねられて、白河とは京
都の地名であるのに川の名前と間違えて、夜船で通ったから知
らないと答えた笑い話による。
★しーらかんす
【シーラカンス】
◇[英]coelacanth
○[魚]硬骨魚鋼総鰭(ソウキ)亜鋼シーラカンス目(Coelacanthifor-
mes)シーラカンス科(Coelacanthidae)の総称。
胸鰭と腹鰭の形から泥質の水辺を歩行していたと考えられて
いる。
現生種のラティメリア属([学]Latimeria chalumnae)は、体
長約1.5メートル。生息水深、100メートル以上。生息は南部ア
フリカ東岸のヌジャジジャ島(Ile de Njazidja)(旧大コモロ島)
・ヌズワニ島(Ile de Nzwani)(旧アンジュアン島)周辺と、イ
ンドネシアのスラウェシ島(Pulau Sulawesi)周辺。
◎約4億年前の古世代のデボン紀に出現して、約7千年前の中
生代白亜紀に絶滅されたと言われていた。
◎1938.12.22(昭和13)現生種のラティメリア属がマダガスカル
島近海のイーストロンドン沖で発見。
1952(昭和27)以降、コモロ諸島周辺で数多く捕獲。
1987(昭和62)ドイツの調査隊が生態撮影に成功。
1998. 7.(平成10)インドネシアのスラウェシ島北部沖で発見。
2007. 5.19(平成19)インドネシアのスラウェシウタラ州(北
スラウェシ州)沖で捕獲。体長131センチメートル、重さ51キロ
グラム。
しらかんば
【白樺】
○[植]⇒しらかば(シラカバ,白樺)
★しらぎ
【新羅】
◇[日]Shiragi、[朝]Sinra(発音はシルラ"Silla")、[中]Xin-
luo、[英]Silla
○[歴]朝鮮古代の王国。
参照⇒さんかんせいとう(三韓征討)
「しんら(新羅)」とも呼ぶ。
◎ 356年:辰韓(シンカン)12国の部族国家斯廬(シロ)国を中心に統一。
528年:仏教伝来。
562年:真興王(シンコウオウ)、任那(Imna)(ミナマ)を滅ぼし併合。
660年:唐と結び百済(Paekche)(クダラ)を滅ぼす。
668年:高句麗(Koguryo)(コウクリ)を滅ぼす。
676年:唐勢力を駆逐し朝鮮半島を統一。
935年:高麗(Koryo)(コウライ)により滅亡。
参照⇒しんかん(辰韓,秦韓)
〈歴代王〉
第23代:法興王(Pop'ung Wang)(?〜540):在位 514〜 540。
第24代:真興王(Chinghung Wang)( 534〜 576):在位 540〜
576。
第25代:真智王(Chingji Wang)(?〜 579):在位 576〜 579。
第26代:真平王(Chingp'yong Wang)(?〜 632):在位 579〜
632。
第27代:善徳女王(Sondok Yowang)(?〜 647):在位 632〜
647。
第28代:真徳女王(Chindok Yowang)(?〜 654):在位 647〜
654。
第29代:太宗武烈王(T'aejong Muyol Wang)( 602〜 661):
在位 654〜 661。
第30代:文武王(Munmu Wang)(?〜 681):在位 661〜 681。
第31代:神文王(Sinmun Wang)(?〜 692):在位 681〜 692。
第32代:孝昭王(Hyoso Wang)(643〜 702):在位 692〜 702。
第33代:聖徳王(Songdok Wang)(?〜 737):在位 702〜 737。
第34代:孝成王(Hyosong Wang)(?〜 742):在位 737〜 742。
第35代:景徳王(Kyondok Wang)(?〜 765):在位 742〜 765。
第36代:恵恭王(Hyegong Wang)( 757〜 780):在位 765〜
780。
第37代:宣徳王(Sondok Wang)(?〜 785):在位 780〜 785。
第38代:元聖王(Wonsong Wang)(?〜 798):在位 785〜 798。
第39代:昭聖王(Sosong Wang)(?〜 800):在位 798〜 800。
第40代:哀荘王(Aejang Wang)( 788〜 809):在位 800〜
809。
第41代:憲徳王(Hondok Wang)(?〜 826):在位 809〜 826。
第42代:興徳王(Hongdok Wang Wang)(?〜 836):在位 826
〜 836。
第43代:僖康王(Huigang Wang Wang)(?〜 838):在位 836
〜 838。
第44代:閔哀王(Minae Wang Wang)(?〜 839):在位 838〜
839。
第45代:神武王(Sinmu Wang Wang)(?〜 839):在位 839〜
839。
第46代:文聖王(Munsong Wang)(?〜 839):在位 839〜 857。
第47代:憲安王(Honan Wang)(?〜 861):在位 857〜 861。
第48代:景文王(Kyogmun Wang)(?〜 875):在位 861〜 875。
第49代:憲康王(Hongong Wang)(?〜 886):在位 875〜 886。
第50代:定康王(Chonggang Wang)(?〜 887):在位 886〜
887。
第51代:真聖女王(Chinsong Wang)(?〜 897):在位 887〜
897。
第52代:孝恭王(Hyogong Wang)(?〜 912):在位 897〜 912。
第53代:神徳王(Sindok Wang)(?〜 917):在位 912〜 917。
第54代:景明王(Kyongmyong Wang)(?〜 924):在位 917〜
924。
第55代:景哀王(Kyong'ae Wang)(?〜 927):在位 924〜 927。
第56代:敬順王(Kyongsun Wang)(?〜 979):在位 927〜 935。
◎身分制度:⇒こっぴんせい(骨品制)
しらぎく
【白菊】
○(1)[植]白い花の咲く菊。また、その花。
「しろぎく(白菊)」とも呼ぶ。
○(2)[服]襲(カサネ)の色目(イロメ)の一つ。
表は白、裏は蘇芳(スオウ)または青。
秋に用いる。
しらきばるえき
【白木原駅】
○[古][交]⇒おおのじょうえき(大野城駅)
しらきゅーす
【シラキュース】
◇[英]Syracuse
○(1)アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)
中央部のオノンダガ郡(Onondaga County)中央部にある郡都。
〈人口〉
1975(昭和50)18万人。
◎郊外にフォートドラム(Fort Drum)陸軍基地がある。
○(2)⇒しらくーざ(シラクーザ)
★しらく
【シラク】
◇Jacques Chirac(ジャック・シラク)
○[人]フランスの政治家・大統領(1932.11.29〜)。在任:1995.
5.17〜。
しらく
【刺絡】
◇[英]phlebotomy/bloodletting、[フ]saignee
○(1)[医]漢方で、三稜鍼(サンリョウシン)で患者の鬱血(ウッケツ)した静
脈を刺し、悪血(オケツ)を体外に除去すること。また、その術。
「瀉血(シャケツ)」とも呼ぶ。
参照⇒どれなーじ(ドレナージ)(2)
◎「絡」は静脈の意味で、動脈を意味する「経」とともに「経絡(ケイ
ラク)」と呼ぶ。
○(2)[医]近代以前のヨーロッパで、治療のため患者の静脈か
ら50〜300ccくらいの血液を体外に除去すること。
高血圧・脳溢血・脚気衝心(カッケショウ)などの治療に用いられた。
「瀉血(シャケツ)」とも呼ぶ。
参照⇒どれなーじ(ドレナージ)(2)
◎放血手術は床屋で行われていた。
参照⇒とこや(床屋)(2)
しらくさ
【シラクサ】
◇Siracusa
○⇒しらくーざ(シラクーザ)
しらくーざ
【シラクーザ】
◇Siracusa
○(1)(provincia di Siracusa)⇒しらくーざけん(シラクーザ
県)
○(2)イタリア南端、シチリア州(regione Sicilia)南東部にあ
るシラクーザ県の県都。シチリア島東岸の港湾都市。
古代の史跡が多い観光地。
「シラクサ」とも呼ぶ。
ギリシア語名は「シュラクサイ(Syrakusai)」、英語名は「シラ
キュース(Syracuse)」。
〈人口〉
1984(昭和59)11万8,000人。
◎紀元前8世紀ころコリントスの植民市として建設された古代
ギリシアの都市国家。
紀元前5世紀ころ繁栄をきわめ、BC. 466、シチリア全島を
支配し、アテナイとの戦いにも勝利。
北岸のメッサナとの戦いはポエニ戦争の発端となる。
BC. 212ローマに占領されて衰退。この時、アルキメデスが
ローマ兵士に殺された。
しらくーざけん
【シラクーザ県】
◇[伊]provincia di Siracusa、[英]Syracuse district
○イタリア南端、シチリア州(regione Sicilia)南東部の県。
北部・北西部をカターニア県(provincia di Catania)、南西部
をラグーザ県(provincia di Ragusa)に接し、東部・南部をイ
オニア海(Ionian Sea)に面する。
県都はシラクーザ。
しらくさのるちあ
【シラクサのルチア】
◇[伊]Lucia da Siracusa(ルチア・ダ・シラクーザ)
○[宗][人]⇒さんたるちあ(サンタルチア,サンタ・ルチア)
しらくしゅう《しらくしう》
【シラク州】
◇Shiraki Marz、[英]Shirak Province
○アルメニア共和国北西部の州。北部をグルジア、西部をトル
コに隣接。
州都はギュムリ(Gyumri)。
〈面積〉
2,681平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)35万7,600人(推計)。
2001(平成13)25万7,242人(10月10日現在)。
しらくばり
【刺絡針】
○[医]⇒はばり(刃針)(2)
しらくも
【白雲】
○(1)[歴][軍]旧日本海軍の駆逐艦。
◎1902. 2.13(明治35)イギリスの造船所で竣工。
1905(明治38)日本海海戦に参加。
○(2)[歴][軍]旧日本海軍の駆逐艦。
◎1928. 7.27(昭和 3)竣工。
1942(昭和17)バタビア沖海戦・ミッドウェー海戦に参加。
1944. 3.16(昭和19)釧路南東約98キロメートルでアメリカ潜
水艦トートグ(Tautog)(SS199)の魚雷を受け沈没。
しらこ
【白子】
○(1)[魚]魚類の塊状(カイジョウ)の精巣。
色が白く、食用とする。
タラ(鱈)の白子は「雲子(クモコ)」とも呼ぶ。
スケトウダラ(介党鱈)の白子を北海道では「白子(たち,たつ)」
とも呼ぶ。
○(2)[生]⇒あるびの(アルビノ)
○(3)⇒しらこまち(白子町)
しらごかし
【しらごかし】
【白倒し】
【白倒かし】
○(1)見え透いた、しらじらしい態度で人をおだてて愚弄(グロウ)
すること。
参照⇒ごかし(ごかし,転し,倒し)
○(2)しらじらしい態度でとぼけること。しらばくれること。
参照⇒ごかし(ごかし,転し,倒し)
★しらこばと
【シラコバト】
【白子鳩】
○[鳥]ハト(鳩)の一種。
◎埼玉県の県鳥。
しらこまち《しらこまち》
【白子町】
◇[日]Shirako Machi
○千葉県東部、長生郡(チョウセイグン)の町。
九十九里浜(クジュウクリハマ)の南部で、白子海岸は九十九里県立
自然公園に含まれる。
〈面積〉
27.46平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万3,103人。
◎1955(昭和30)関村と南白亀(ナバキ)村が合併して町制施行。
しらこもりさんち
【白子森山地】
◇[日]Shirakomori Sanchi
○[地]秋田県の太平山地の別称。
⇒たいへいさんち(太平山地)
しらさぎ
【しらさぎ】
○[交]JR西日本が運行する、東海道本線・北陸本線・七尾線
のL特急列車。
名古屋駅(愛知県)〜泊(トマリ)駅(富山県)/和倉温泉(ワクラオンセン)
駅(石川県)間を運転。
しらさぎ
【シラサギ】
【白鷺】
○[鳥]コウノトリ目(Ciconiiformes)サギ科(Ardeidae)の鳥の
うち、全身白色で、首の背に箕毛(ミノゲ)のある種類の総称。
日本では、ダイサギ・チュウサギ・コサギ・アマサギなど。
「はくろ(白鷺)」とも呼ぶ。
◎徳島県の県鳥。
しらさぎじょう《しらさぎじやう》
【白鷺城】
◇[日]Shirasagi Jo
○姫路城の別称。
⇒ひめじじょう(姫路城)
しらさわ《しらさは》
【白沢】
◇[日]Shirasawa
○(1)[交]⇒しらさわえき(白沢駅)
○(2)[古]⇒しらさわむら(白沢村)
しらさわえき《しらさはえき》
【白沢駅】
○[交]秋田県大館市(オオダテシ)白沢にある、JR奥羽本線(オウウホン
セン)の駅。
大館駅と陣場(ジンバ)駅の間。
しらさわむら《しらさはむら》
【白沢村】
◇[日]Shirasawa Mura
○[古]福島県中東部、安達郡(アダチグン)の村。
◎2007. 1. 1(平成19)本宮町(モトミヤマチ)と合併して本宮市(モトミヤシ)
を発足。
しらしぶびょう《しらしぶびやう》
【白しぶ病】
【白渋病】
○[植][病]⇒うどんこびょう(うどんこ病,うどん粉病,饂飩粉病)
しらす
【シラス】
【白子】
○(1)[魚]カタクチイワシ・マイワシなどの稚魚。
釜揚(カマア)げや白子干しなどにして食べる。
参照⇒かまあげ(釜揚げ)(2),しらすぼし(しらす干し,白子干
し,白子乾し),たたみいわし(畳鰯)
◎春シラス:マイワシの稚魚。
秋シラス:カタクチイワシの稚魚。
○(2)[魚]ウナギ(鰻)の稚魚。
⇒うなぎ(ウナギ,鰻)
○(3)[魚]シロウオ(素魚)の別称。
しらず
【シラズ】
◇Shiraz
○⇒しらーず(シラーズ)
しらーず
【シラーズ】
◇Shiraz
○イラン中南部のファルス州(Fars ostan)の州都。ザグロス山
脈(Zagros Mountains)中の盆地にある商工業都市。
北東にペルセポリス(Persepolis)の遺跡がある。
「シーラーズ」,「シラズ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1986(昭和61) 84万8,000人。
1996(平成 8)105万3,025人。
◎ブワイフ朝(Buwayhid Dynasty)・ザンド朝(Zand Dynasty)の
首都。
しーらーず
【シーラーズ】
◇Shiraz
○⇒しらーず(シラーズ)
しらすなやま
【白砂山】
◇[日]Shirasuna Yama
○[地]新潟県・長野県・群馬県にまたがる山。標高2,140メー
トル。
しらすぼし
【しらす干し】
【白子干し】
【白子乾し】
○[食]カタクチイワシの稚魚(シラス)を、塩水で茹(ユ)でて干
した食品。
参照⇒かまあげ(釜揚げ)(2),たたみいわし(畳鰯)
しらせ
【しらせ】
○(1)[歴][海]宗谷(ソウヤ)・「ふじ」に注ぐ3代目の南極観測船。
海上自衛隊の砕氷艦(AGB5002)。
全長134メートル、1万1,600トン、満載排水量1万9,000トン。
建造費約250億円。
◎1981.11.12(昭和56)竣工。
1982(昭和57)就役。
2008. 4.12(平成20)南極から東京に帰港し、最後の任務を終
了。
◎船名は明治時代の探検家白瀬矗(シラセ・ノブ)に因(チナ)む。
参照⇒『人名辞典』しらせ のぶ(白瀬 矗)
○(2)[海]4代目の南極観測船。
全長138メートル、全幅28メートル、物資輸送量約1,100トン、
基準排水量1万2,500トン。
定員は乗組員・観測隊員の計259人。
◎2006. 3.(平成18)起工。
2008. 4.16(平成20)京都府舞鶴市のユニバーサル造船舞鶴事
務所で命名・進水式を挙行。
しらた
【白太】
○(1)白い杉材。
○(2)木材で樹皮に近い、白味がかった部分。
材質は粗く柔軟で、器具や建築に不向き。
「辺材(ヘンザイ)」,「白材(ハクザイ)」とも、樹液を多く含むことか
ら「液材(エキザイ)」とも呼ぶ。
⇔あかみ(赤身)(2)
しらたかまち
【白鷹町】
◇[日]Shirataka Machi
○山形県中南部、西置賜郡(ニシオキタマグン)の町。
しらたかやま
【白鷹山】
◇[日]Shirataka Yama
○[地]山形県中南部、西置賜郡(ニシオキタマグン)白鷹町(シラタカマチ)の
北東端、山形市との境にある火山。標高994メートル。
しらたま
【白玉】
○(1)白色の美しい玉。
参照⇒しらたま(白玉,真珠)
○(2)[食]白玉粉で作った団子。
白玉粉を水でこねて小さく丸め、茹(ユ)でて作る。
モチ(餅)の代りに汁粉に入れたり、冷やして糖蜜(トウミツ)をか
けたりして食べる。
参照⇒しらたまこ(白玉粉)
○(3)[植]白玉椿(ツバキ)の略称。
⇒しらたまつばき(白玉椿)
しらたま
【白玉】
【真珠】
○[古]真珠(シンジュ)の古称。
⇒しんじゅ(真珠)
しらたまこ
【白玉粉】
○[食]糯米(モチゴメ)の粉末。
寒中に糯米を一〜二日水に漬けたのち水切りし、天日(テンピ)
に晒(サラ)して乾かし、臼で細かく碾(ヒ)いて粉にしたもの。
和菓子などの材料に用いる。
「かんざらしこ(寒晒し粉,寒晒粉)」とも呼ぶ。
参照⇒みじんこ(みじん粉,微塵粉),しらたま(白玉)(2)
◎粳米(ウルチマイ)の粉は「しん粉(新粉)」。
参照⇒しんこ(しん粉,新粉)
しらたまつばき
【白玉椿】
○[植]白い花の咲くツバキ。
単に「白玉」とも呼ぶ。
しらちゃ
【白茶】
○[色]ごく薄い茶染めの色。
「薄茶(ウスチャ)」とも呼ぶ。
⇔こげちゃ(焦茶)
◎C=14,M=28,Y=37,B=0。
しらちゃー
【シラチャー】
◇Si Racha
○(1)(Amphur Si Racha)⇒しらちゃーぐん(シラチャー郡)
○(2)タイ王国中央部、チョンブリ県(Changwat Chon Buri)シ
ラチャー郡の郡都
北緯13.16°、東経100.93°の地。
〈人口〉
2000(平成12)14万1,300人。
2003(平成15)14万7,800人。
しらちゃーぐん
【シラチャー郡】
◇[タイ語]Amphur Si Racha、[英]Si Racha County
○タイ王国中央部、チョンブリ県(Changwat Chon Buri)の郡。
郡都はシラチャー。
しらちゃける
【白茶ける】
○色が褪(ア)せて白くなる。色褪せる。
しらっと
【シラット】
◇Silat
○マレーシア・インドネシアの諸先住民が行っている格闘技の
総称。
じらっふぁ
【ジラッファ】
◇[伊]giraffa
○[哺](イタリア語で)キリン(麒麟)。
⇒きりん(キリン,麒麟)(1)
しらとび
【白飛び】
○[写]⇒しろとび(白トビ,白飛び)
しらとりのみささぎ
【白鳥陵】
○[日本伝説]ヤマトタケルノミトコ(日本武尊)の陵(墓所)。
伊勢国能褒野(ノボノ)で没し、白鳥になってとまった所に建て
たと言われ、次の3ヶ所がある。
<1>伊勢国能褒野(能煩野)(現:三重県亀山市)。
<2>大和国琴弾原(コトヒキノハラ)(現:奈良県御所市<ゴセシ>)。
<3>河内国旧市邑(フルイチノムラ)(現:大阪府羽曳野市<ハビキノシ>)。
参照⇒やまとたけるのみこと(日本武尊,倭建命)
★しらぬい《しらぬひ》
【不知火】
○九州の八代海(ヤツシロカイ)・有明海(アリアケカイ)に、陰暦七月末ころ
の夜、海上に無数の光がゆらめいて見える現象。
参照⇒しんきろう(蜃気楼)
◎秋の季語。
不知火海は八代海の別称。
しらぬいかい《しらぬひかい》
【不知火海】
◇[日]Shiranui Kai
○[地]八代海(ヤツシロカイ)の別称。
⇒やつしろかい(八代海)
しらぬいがた
【不知火型】
○[運]横綱の土俵入りの型の一つ。
注連縄(シメナワ)(綱)は後方の結び目で左右二つの輪を作り、中
央の輪を立てる。
構えは、せり上がりのときに両手を同時に横へ大きく開き、
攻めを表している。
参照⇒どひょういり(土俵入り)
◎第11代横綱不知火光右衛門が創案したという。
しらぬか
【白糠】
◇[日]Shiranuka
○(1)⇒しらぬかぐん(白糠郡)
○(2)⇒しらぬかちょう(白糠町)
しらぬかぐん
【白糠郡】
◇[日]Shiranuka Gun
○北海道東部、釧路支庁(クシロシチョウ)南西部の郡。
白糠町(シラヌカチョウ)・音別町(オンベツチョウ)の町。
しらぬかちょう《しらぬかちやう》
【白糠町】
◇[日]Shiranuka Cho
○北海道東部、釧路支庁(クシロシチョウ)白糠郡(シラヌカグン)の町。
しらね
【しらね】
○[軍]海上自衛隊のしらね型ヘリコプター護衛艦(DDH14
3)。
乗員約340人。
神奈川県横須賀基地に配属。
◎1980. 3.17(昭和55)竣工。
2007.12.14(平成19)横須賀基地で戦闘指揮所(CIC)が火元
とみられる火災を発生。
しらね
【白根】
◇[日]Shirane
○(1)[地]⇒しらねさん(白根山)
○(2)[古]⇒しらねまち(白根町)
しらねさん
【白根山】
◇[日]Shirane San
○(1)[地]栃木県と群馬県との境、日光の北西にある二重式火
山。標高2,578メートル。
東側の前白根山・坐禅山は外輪山をなし、西側の奥白根山は
1873(明治 6)までに数回噴火活動を記録。
山中に五色沼・阿弥陀ガ池・血ノ池地獄など、北西山麓に丸
沼・菅沼などの堰止湖(セキトメコ)がある。
日光国立公園に含まれる。
◎頂上に白根権現を祀(マツ)り、男体山の奥院といわれる。
「日光白根」とも呼ぶ。
○(2)[地]群馬県北西部の吾妻郡(アガツマグン)、長野県との境に
ある活火山。標高2,160メートル。
南側の本白根山(2,171メートル)とともに双子(フタゴ)火山を
形成。
東側山腹に草津(クサツ)温泉、西側に万座(マンザ)温泉がある。
山頂の噴火口底に湯釜など三つの火口湖がある。
上信越高原国立公園に含まれる。
「草津白根山」,「草津白根」とも呼ぶ。
○(3)[地]山梨県・長野県・静岡県の3県にまたがる赤石山脈
(南アルプス)の主峰、北岳(キタダケ)・間ノ岳(アイノタケ)・農鳥(ノウト
リ)岳の3峰の総称。
北岳は標高3,192メートル、間ノ岳は3,189メートル、農鳥岳
は3,026メートル。
「白峰山(シラネサン)」,「しらねさんざん(白根三山,白峰三山)」,
「白根山系」とも呼ぶ。
参照⇒かいがね(甲斐嶺,甲斐ヶ嶺,甲斐ヶ根)
◎北岳は富士山に次ぐ日本第2の高峰、間ノ岳は第4の高峰。
しらねさん
【白峰山】
◇[日]Shirane San
○[地]⇒しらねさん(白根山)(3)
しらねさんけい
【白根山系】
◇[日]Shirane Sankei
○[地]⇒しらねさん(白根山)(3)
しらねさんざん
【白根三山】
【白峰三山】
◇[日]Shirane Sanzan
○[地]⇒しらねさん(白根山)(3)
しらねまち
【白根町】
◇[日]Shirane Machi
○[古]山梨県西部、中巨摩郡(ナカコマグン)の町。北東部を八田村
(ハッタムラ)、東南部を若草町(ワカクサチョウ)、南部を櫛形町(クシガタマチ)、
西部を芦安村(アシヤスムラ)、北部を韮崎市(ニラサキシ)に接する。
〈面積〉
39.11平方キロメートル。
(*)境界未定がある。
〈人口〉
1995(平成 7)1万8,707人。
2000(平成12)1万9,247人。
◎甲州商人の発祥地で、甲州財閥三人男の若尾逸平(イッペイ)の
生誕地。
◎1954(昭和29)巨摩町・西野村・今諏訪村・百田村が合併して
発足。
1959(昭和34)源村を編入。
2003. 4. 1(平成15)中巨摩郡の西部、白根町・櫛形町・甲西
町(コウサイマチ)・若草町・八田村・芦安村の4町2村が合併して南
アルプス市を発足。
★しらのどべるじゅらっく
【シラノ・ド・ベルジュラック】
◇Cyrano de Bergerac
○(1)[人]フランスの小説家・劇作家(1619〜1655)。
空想諷刺小説『日月両世界旅行記』・『太陽世界旅行記』、
戯曲『アグリピーヌの死』など。
○(2)[文]ロスタン(Edmond Rostand)の韻文戯曲。1897(明治30)
初演。
巨大で醜い鼻を持つ剣客シラノの、従妹ロクサーヌ(Roxane)
に対する悲恋を描く。
◎日本では翻案『白野弁十郎』が1926(大正15)初演。
しらばす
【シラバス】
◇syllabus
○(1)[教](講演・講義などの)概要・摘要・要旨。
○(2)[教]講義要目・教授細目。
講義の目的・文献などを講義計画として学期単位で示される
もの。
◎アメリカでは学期の初めに教員が学生に配布するのが普通で、
日本でもシラバスを配布する大学が増えている。
○(3)[法]判決の要旨・判例要旨。
○(4)[宗](Syllabus of Errors)ローマカトリック教の教書要
目・教会摘要。
しらはた
【白旗】
○⇒しろはた(白旗)
しらはま
【白浜】
◇[日]Shirahama
○(1)⇒しらはまちょう(白浜町)
○(2)静岡県下田市(シモダシ)の地名。
○(3)[交]⇒しらはまえき(白浜駅)
○(4)[古]⇒しらはままち(白浜町)
しらはまえき
【白浜駅】
○和歌山県西牟婁郡(ニシムログン)白浜町(シラハマチョウ)堅田(カタタ)にあ
る、JR紀勢本線(キセイホンセン)の駅。
朝来(アツソ)駅(上富田町)と紀伊富田(キイトンダ)駅の間。
しらはまちょう《しらはまちやう》
【白浜町】
◇[日]Shirahama Cho
○和歌山県南部、西牟婁郡(ニシムログン)の町。北部を田辺市(タナベ
シ)に接し、西部は太平洋に面する。
白浜・湯崎などの温泉がある。
JR紀勢本線(キセイホンセン)が通じ、椿駅・紀伊富田駅・白浜駅
がある。
南紀白浜空港がある。
◎千葉県安房郡(アワグン)には白浜町(シラハママチ)がある。
しらはままち
【白浜町】
◇[日]Shirahama Machi
○[古]千葉県南部、安房郡(アワグン)の町。
◎2006. 3.20(平成18)富浦町(トミウラマチ)・富山町(トミヤママチ)・三芳
村(ミヨシムラ)・白浜町・千倉町(チクラマチ)・丸山町(マルヤママチ)・和田町
(ワダマチ)の6町1村が合併して南房総市(ミナミボウソウシ)を発足。
◎和歌山県西牟婁郡(ニシムログン)には白浜町(シラハマチョウ)がある。
★しらはらみつ
【尸羅波羅密】
◇[梵]sila
○[仏]
「持戒波羅密」とも呼ぶ。
◎「シーラ」の音写。「持戒(ジカイ)」の意味。
しらひげだけ
【白鬚岳】
◇[日]Shirahige Dake
○[地]奈良県東部、吉野郡(ヨシノグン)川上村(カワカミムラ)にある山。
標高1,378メートル。
しらひげやま
【白髪山】
◇[日]Shirahige Yama
○[地]山形県東根市と宮城県仙台市の境にある山。標高1,284
メートル。
東方に後白髪山(ウシロヒゲヤマ)(1,422メートル)がある。
参照⇒しらかみさん(白髪山),はくはつさん(白髪山)
◎「白鬚山」とは書かない。
しらびょうし《しらびやうし》
【白拍子】
○(1)[音]雅楽の拍子の名。笏拍子(シャクビョウシ,サクホウシ)だけで歌
うもの。
「素拍子」とも書く。
○(2)[歴]平安末期から鎌倉時代にかけて流行した歌舞。
初めの頃は直垂(ヒタタレ)・立烏帽子(タテエボシ)に白鞘巻(シラサヤマキ)
の刀を差した男装で、今様などを歌いながら舞ったので男舞と
も呼ばれた。のち白い水干(スイカン)だけを用いたため、白拍子と
呼ばれるようになった。
伴奏は鼓を、時には笛・銅拍子(ドビョウシ)を用いる。
最初は業とする遊女が歌い舞っていたが、寺社や宮廷でも行
われ、のちには殿上人・童児・遊僧なども舞うようになり、早
歌(ソウガ)・曲舞(クセマイ)などの生れる素地となる。また能楽や女
舞・女猿楽・女歌舞伎にも影響を与えた。
◎『平家物語』には、鳥羽天皇の頃、島の千歳(センザイ)・和歌
の前の二人が舞い始めたとある。
○(3)[歴](2)を業として演ずる遊女・舞妓・芸妓。
◎平清盛が寵愛した祇王(妓王)(ギオウ)・祇女(妓女)(ギジョ)、
源義経の愛妾(アイショウ)静御前(シズカゴゼン)など。
○(4)[歴](江戸時代は)遊女の別称。
○(5)[歴]穢多(エタ)の一種。
参考⇒えた(穢多)
★しらふ
【素面】
○
[1]じらふ
【ジラフ】
◇[英]giraffe
○[哺]⇒きりん(キリン,麒麟)(1)
[2]じらふ
【ジラフ】
◇[フ]girafe
○[哺](フランス語で)キリン(麒麟)。
⇒きりん(キリン,麒麟)(1)
じらふぁ
【ジラファ】
◇[西]jirafa
○[哺](スペイン語で)キリン(麒麟)。
⇒きりん(キリン,麒麟)(1)
しらぶおんせん《しらぶをんせん》
【白布温泉】
○山形県米沢市南部にある温泉。
泉質は含石膏硫化水素泉。58〜62℃。
国民宿舎がある。
近くに白布大滝(オオダル)がある。
しらほねおんせん《しらほねをんせん》
【白骨温泉】
○長野県西部、南安曇郡(ミナミアヅミグン)安曇村(アヅミムラ)白骨にあ
る温泉。
泉質は単純硫化水素泉。
特別天然記念物の球状石灰石がある。
◎「三日入れば三年は風邪をひかない」と言われている。
◎石灰分で白濁して、湯槽に白く結晶することから。
しかし、公共露天風呂では1996(平成 8)ころ源泉を変えて透
明になったため、2004(平成16)草津温泉の入浴剤が加えられて
いたことが発覚。のち数軒の旅館・ホテルで使用されていたこ
とも発覚し、同年 7.31に筒木千俊(ツツキ・チトシ)村長が辞職。
温泉法:参照⇒おんせん(温泉)
しらまやま
【白馬山】
◇[日]Shirama Yama
○[地]和歌山県中北部、有田郡(アリダグン)金屋町(カナヤチョウ)・清
水町(シミズチョウ)と日高郡(ヒダカグン)美山村(ミヤマムラ)の3境にある
山。標高957メートル。
◎北アルプスには「白馬岳(シロウマダケ,ハクバダケ)」がある。
★しらみ
【シラミ】
【虱】
◇[英](単数形)louse/(複数形)lice
○[虫]シラミ目(虱目)(Anoplura)シラミ各科に属する昆虫の総
称。
哺乳類・鳥類に外部寄生して吸血する。
「千手観音(センジュカンノン)」とも呼ぶ。
参照⇒あたまじらみ(アタマジラミ,頭蝨)
◎ヒトジラミ科(Pediculidae)。
ケジラミ科(Pthiridae(=Phthiridae)。
フトゲシラミ科(Hoplopleuridae/Hematopinoididae)。
ホソゲシラミ科(Polyplacidae/Docophthiridae/Eulinog-
nathidae/Scipionidae)。
ケモノシラミ科(Haematopinidae)。
ケモノホソシラミ科(Linognathidae)。
カイジュウシラミ科(Echinophthiriidae)。
◎魚に寄生するウオジラミ(魚蝨)は鰓尾目(サイビモク)(シフォノ
ストム目)(Siphonostomatoida)の甲殻類で昆虫ではない。
参照⇒ちょう(チョウ,魚蝨,金魚蝨)
★しらみずあみだどう《しらみづあみだだう》
【白水阿弥陀堂】
○福島県いわき市内郷白水町(ウチゴウシラミズマチ)にある、真言宗(シ
ンゴンシュウ)願成寺(ガンジョウジ)の阿弥陀堂。国宝。
しらみね
【白峰】
◇[日]Shiramine
○(1)[地]香川県坂出市(サカイデシ)東部にある山。標高337メート
ル。溶岩台地の五色台(ゴシキダイ)西部に位置する。
山頂近くに崇徳上皇の白峰陵、山腹に四国八十八箇所の第81
番札所の陵松山(リョウショウザン)白峯寺(シロミネジ)がある。
「白峰山(シラミネサン)」とも呼ぶ。
参照⇒ごしきだい(五色台)
○(2)[古]⇒しらみねむら(白峰村)
しらみねさん
【白峰山】
◇[日]Shiramine San
○[地]⇒しらみね(白峰)
しらみねじんぐう
【白峰神宮】
○京都府京都市上京区(カミギョウク)飛鳥井町(アスカイチョウ)にある神社。
元官幣大社。
祭神は崇徳(ストク)天皇・淳仁(ジュンニン)天皇。
◎1868(明治元)明治天皇の発願で讃岐(サヌキ)(現:香川県)の崇徳
天皇の白峰陵(シラミネリョウ)から分霊して白峰宮を創立。
1873(明治 6)淡路島から淳仁天皇の霊を合祀(ゴウシ)して現在
名に改称。
しらみねむら
【白峰村】
◇[日]Shiramine Mura
○[古]石川県南部、石川郡の村。
◎2005. 2. 1(平成17)石川郡の美川町(ミカワマチ)・鶴来町(ツルギマチ)
・河内村(カワチムラ)・吉野谷村(ヨシノダニムラ)・鳥越村(トリゴエムラ)・尾
口村(オグチムラ)・白峰村の2町5村が合併して白山市(ハクサンシ)を
発足。
じーらむ
【ジーラム】
◇Jhelum/Jehlam
○⇒じぇーらむ(ジェーラム)
じーらむがわ《じーらむがは》
【ジーラム川】
◇[英]Jhelum River/Jehlam River
○[地]⇒じぇーらむがわ(ジェーラム川)
じーらむちく
【ジーラム地区】
◇[英]Jhelum District/Jehlam District
○⇒じぇーらむちく(ジェーラム地区)
★しらむれんがわ《しらむれんかは》
【シラムレン川】
【希拉穆仁河】
◇[モンゴル語]Xar Moron、[中]Xilamuren He(希拉穆仁河)
○[地]中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)中央
部の烏蘭察布市(Wulanchabu Shi)北部を流れる川。
◎"Xar Moron"は「黄色い河水」の意味。
「西拉木倫河(Xilamulun He)」とも。
★しらむれんそうげん《しらむれんさうげん》
【シラムレン草原】
【希拉穆仁草原】
◇[中]Xilamuren Caoyuan
○[地]中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)中央
部の烏蘭察布市(Wulanchabu Shi)北部にあるウランサップ草原
(烏蘭察布草原)の中央部。
しらやま
【白山】
◇[日]Shirayama
○[古]白山(ハクサン)の古称。
⇒はくさん(白山)(1)
しらやまひめじんじゃ
【白山比メ神社】
○石川県石川郡(イシカワグン)鶴来町(ツルギマチ)にある神社。元国幣
中社。奥社は石川郡白峰村(シラミネムラ)の白山(ハクサン)頂上にある。
祭神は白山比メ神(菊理媛神とも)・伊邪那岐尊(イザナギミコト)
・伊邪那美尊(イザナミミコト)。
全国の白山神社の総本社で、加賀国一の宮。
「白山権現」とも呼ぶ。
◎「メ」は「(口偏+「羊」)」。
しらゆき
【白雪】
○(1)[気]真っ白い雪。
○(2)[食]小西酒造の清酒。
◎1635(寛永12)発売。
しらゆきひめ
【白雪姫】
◇[独]Schneewittchen
○(1)[文]グリム童話の一つ。
雪のような白い肌をもつ主人公白雪姫が、継母(ママハハ)に命を
狙(ネラ)われて、森で暮らす七人の小人に助けられ、憧れの王子
と再会し結婚する話。
◎継母は魔法の鏡(カガミ)に「鏡よ鏡よ、この世で一番美しいの
は誰(ダレ)?」と尋ねると、「それは白雪姫です」と答えたため、
猟師に森で殺させようとした。猟師は姫を森に隠しただけなの
で、魔法の鏡に再び尋ねるとやはり「それは白雪姫です」と答え
た。継母は物売りに化け、魔法の毒リンゴを持って小人達と暮
らす姫のところに出かけ、姫に食べさせる。
死んだと思った小人達は、いつも見られるようにと姫をガラ
スの棺(ヒツギ)に入れて、森に置いて月日が経(タ)ち、通りかかっ
た王子が姫にキスをすると姫は毒リンゴを吐(ハ)いて目覚(メザ)
め、王子と結婚して幸せになったという。
○(2)[映]ウォルト・ディズニーの長編アニメーション、1937
(昭和12)作品。
参照⇒しちにんのこびと(七人の小人)
◎1950. 9.26(昭和25)日本で初公開。
じらるどと
【ジラルドト】
◇[西]Girardot
○⇒ひらるどと(ヒラルドト)
じらんどら
【ジランドラ】
◇[伊]girandola、[英]girandole(ジランドール)
○(1)風車(カザグルマ)([英]windmill)。
○(2)風見鶏。
⇒かざみどり(風見鶏)
○(3)回転花火・ネズミ花火。
参照⇒ねずみはなび(ネズミ花火,鼠花火)
○(4)回転噴水。
じらんどーる
【ジランドール】
◇[英]girandole
○(1)枝付きの飾り燭台(ショクダイ)。
○(2)(宝石のついた)垂飾り。
○(3)(イヤリングなどの)下げ飾り。
○(4)大きい宝石の周りに小さな宝石をはめたペンダントやイ
ヤリングなど。
○(5)⇒じらんどら(ジランドラ)
○(6)[軍]連設地雷坑。
★しりあ
【シリア】
◇Syria
○(1)[地]
参照⇒しりあさばく(シリア砂漠)
○(2)⇒しりああらぶきょうわこく(シリア・アラブ共和国)
しりああらぶきょうわこく
【シリア・アラブ共和国】
◇[英]Syrian Arab Republic
○西アジア、地中海東岸にある国。
首都はダマスカス(Damascus)。
〈面積〉
18万5,180平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52) 785万人。
1981(昭和56) 905万0,200人。
1984(昭和59) 993万人。
1988(昭和63)1,133万人。
1999(平成11)1,721万3,871人(7月推計)。
2002(平成14)1,786万8,100人。
〈歴代大統領〉
バッシャール・アサド(Bashar Assad)(1965〜):2000〜。
◎地方行政:州(Muhafazat *、[英]* Province)。
◎16世紀、トルコ領となる。
第一次世界大戦後、フランス委任統治領。
1946. 4.17(昭和21)独立。
1958. 2.(昭和33)エジプトとアラブ連合共和国、結成。
1961. 9.(昭和36)アラブ連合から離脱。
1993(平成 5)アメリカ国務省、国際テロ支援国に指定。
★しりあさばく
【シリア砂漠】
◇[英]Syrian Desert
○[地]シリア南部・ヨルダン北東部・イラク北西部に広がる、
アラビア砂漠の一部。
〈面積〉
約32.4万平方キロメートル。
[1]しりある
【シリアル】
◇[英]cereal
○(1)(cereals)穀物・穀類。麦・米・トウモロコシなど。
「セリアル」とも呼ぶ。
○(2)[食](cereals)穀物を加工した簡易食品。オートミール
(oatmeal)・コーンフレークス(cornflakes)など。
主に朝食に用いられる。
「セリアル」とも呼ぶ。
参照⇒こーんふれーくす(コーンフレークス)
◎語源は、ローマ神話の農耕・豊穣の女神ケレス(Ceres)から。
[2]しりある
【シリアル】
◇[英]serial
○(1)[形]連続的な、通しの。続き物の、連載の。
参照⇒しーけんしゃる(シーケンシャル)
○(2)[名]続き物・連載物・シリーズ物。
○(3)[印]定期刊行物。
★しりうす
【シリウス】
◇[英]Sirius
○(1)[天]オオイヌ座のアルファ星。
参照⇒おりおんざ(オリオン座),どっぐでいず(ドッグデイズ)
○(2)ドイツのライオンウイングズ社(Lionwings GmbH)製の電
磁波人命探査装置(Person Location System)。
電磁波を発生して土中の動くものを探知・分析し、生き埋め
になっている被災者の心臓や肺の動きから生存者の有無と生存
場所を特定する装置。
しりうち
【知内】
◇[日]Shiriuchi
○(1)⇒しりうちちょう(知内町)
○(2)[交]⇒しりうちえき(知内駅)
しりうちえき
【知内駅】
○[交]北海道渡島支庁(オシマシチョウ)上磯郡(カミイソグン)知内町(シリウチチョ
ウ)にある、JR津軽海峡線の駅。
竜飛海底(タッピカイテイ)駅(青森県)と木古内(キコナイ)駅(木古内町)
の間。
◎1990. 7. 1(平成 2)新湯の里(シンユノサト)駅を改称。
もと竜飛海底駅との間に吉岡海底(ヨシオカカイテイ)駅(福島町)があっ
た。
しりうちちょう《しりうちちやう》
【知内町】
◇[日]Shiriuchi Cho
○北海道南西部、渡島支庁(オシマシチョウ)上磯郡(カミイソグン)の町。
じりおとう《じりおたう》
【ジリオ島】
◇[伊]Isola del Giglio、[英]Island of Giglio
○[地]イタリア中央部西岸、トスカーナ州(Regione Toscana)
南部から16キロメートル沖にある、地中海の火山島。
北緯42.37°、東経10.92°の地。
グロセット県(Provincia di Grosseto)に属する。
〈面積〉
23.80平方キロメートル。
◎2012. 1.13(平成24)沖合いで大型豪華客船コスタ・コンコル
ディア(Costa Concordia)(全長290メートル)が座礁・転覆。
じりおん
【ジリオン】
◇[米]zillion
○[俗]何億兆・無数・膨大な数・途方もない数。
しりか
【シリカ】
◇[英]silica
○[鉱][化]二酸化珪素(ケイソ)の英語名。
⇒にさんかけいそ(二酸化ケイ素,二酸化珪素)
しりがい
【尻繋】
【鞦】
◇「しりがき(鞦)」の音便。
○(1)牛馬の尻に掛けて、車の轅(ナガエ)を固定させる紐(ヒモ)。
○(2)([英]crupper)馬具の一つ。三繋(サンガイ)の一つ。
馬の尾の下から後輪(シズワ)の四方手(シオデ)に繋(ツナ)ぐ組紐(ク
ミヒモ)または革緒(カワオ)の装具。
参照⇒さんがい(三繋,三懸,三掛)
○(3)三繋(サンガイ)の別称。
⇒さんがい(三繋,三懸,三掛)
しりがき
【鞦】
○⇒しりがい(尻繋,鞦)
しりかげる
【シリカゲル】
◇[独]Silikagel、[英]silica gel
○[化]ゲル状の無水珪酸(ケイサン)。珪酸ソーダ(水ガラス)を塩酸
などで中和し、部分脱水した半透明の白色の固体。
吸着力が強く、乾燥剤・吸着剤などに用いる。
参照⇒みずがらす(水ガラス,水硝子)
◎塩化コバルトを加えたものは、乾燥時は青色、吸湿時はピン
ク色になる。
しりかせめんと
【シリカセメント】
◇[英]silica cement
○[建]普通のセメントにシリカ(ケイ酸質)を入れた混合セメン
トの一種。
硬化性を増し、断熱性・防水性が高い。
参照⇒ぽぞらーな(ポゾラーナ),えーえるしー(ALC)
しりがり
【殿】
○⇒しんがり(殿)
しりかりちーと
【シリカリチート】
◇[露]silikalitsit
○[建]ALCの商品名の一つ。
⇒えーえるしー(ALC)
しりぐり
【シリグリ】
◇Siliguri
○インド東部、バングラ州(Bangla State)(旧:ウェストベンガ
ル州)北端のダージリン県(Darjiling District)東部の都市。
北緯26.73°、東経88.42°の地。
〈人口〉
1991(平成 3)36万4,167人。
2001(平成13)47万2,374人。
しりこだま
【尻子玉】
○[俗]昔、肛門にあると想像された玉。
カッパ(河童)が沼や川などの水中に人を引き入れて抜くと言
われ、抜かれると腑抜(フヌ)けになると言う。
しりこん
【シリコン】
◇[英]silicon
○[化]⇒けいそ(ケイ素,珪素,硅素)
★しりこーん
【シリコーン】
◇[英]silicone
○[化]ケイ素(silicon)の高分子有機化合物の総称。
しりこんかーばいど
【シリコンカーバイド】
◇[英]silicon carbide
○[化]⇒たんかけいそ(炭化ケイ素,炭化珪素)
しりこんぐらふぃっくす
【シリコングラフィックス】
◇[英]Silicon Graphics Inc.
○[経]アメリカのコンピューター製造会社。
略称は「SGI」。
◎クレーリサーチ(Cray Research)社を買収。
2004(平成16)NASA(アメリカ航空宇宙局)にスーパーコン
ピューター「コロンビア」を納入。
しりこんばれー
【シリコンバレー】
◇[英]Silicon Valley
○[俗]アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州(California
State)中西部のサンタクララ郡(Santa Clara County)のサンノ
ゼ(San Jose)市を中心とする渓谷地帯の通称。
半導体産業を中心に情報技術(IT)関連会社などが集中して
いる。
◎2000(平成12)アメリカのインターネット関連を中心とするハ
イテクバブルに沸き、翌年バブルが崩壊。また、海外への業務
委託(アウトソーシング)も進んで衰退している。
◎インドのシリコンバレー:⇒べんがるーる(ベンガルール)
中国のシリコンバレー:北京市(Beijing Shi)海淀区(Hai-
dian Qu)中関村街道(Zhongguancun Jiedao)。
しりしあ
【シリシア】
◇Cilicia
○[歴]トルコ南部、地中海北東部のイスケンデルン湾(Gulf of
Iskenderun)沿岸部のイチェル県(Icel Ili)地方の歴史的地域
名。
しりしお
【シリシオ】
◇[西]silicio
○[化](スペイン語で)ケイ素。
⇒けいそ(ケイ素,珪素,硅素)
しりしゅーむ
【シリシューム】
◇[フ]silicium
○[化](フランス語で)ケイ素。
⇒けいそ(ケイ素,珪素,硅素)
しりーしょとう《しりーしよたう》
【シリー諸島】
◇[英]Scilly Isles
○[地]イギリスのイングランド地方南西部、ケルト海(Celtic
Sea)の群島。
コーンウォール半島(Cornwall peninsula)先端のランズエン
ド(Land's End)から西南西沖合い約45キロメートルに位置する。
主島のセントメアリーズ島(St.Mary's Islands)のほか、約
50の島と多数の小島・岩礁から成る。
コーンウォール州(County of Cornwall)に属する。
〈総面積〉
約16平方キロメートル。
〈総人口〉
1991(平成 3)2,153人(推計)。
★しりーず
【シリーズ】
◇[英]series
○()
○()[電]直列・直列接続。直列回路。
⇒れょくれつせつぞく(直列接続)
じりちうむ
【ジリチウム】
◇[独]Silizium
○[化](ドイツ語で)ケイ素。
⇒けいそ(ケイ素,珪素,硅素)
しりはりなつめ
【尻張棗】
○抹茶用の茶入れの棗の一種。中棗で下の方がふくらんだもの。
参照⇒なつめ(棗)(4)
しりべし
【後志】
◇[日]Shirineshi
○(1)[歴]旧国名。北海道十一ヶ国の一国。現在の後志・檜山
支庁に分属する。
久遠郡・奧尻郡・太櫓郡・瀬棚郡・島牧郡・寿都郡(壽都郡)
・歌棄郡・磯屋郡・岩内郡・古宇郡・積丹郡・美国郡(美國郡)
・古平郡・余市郡・忍路郡・高島郡・小樽郡の17郡。
○(2)⇒しりべししちょう(後志支庁)
しりべしさん
【後方羊蹄山】
◇[日]Shiribeshi San
○[地]羊蹄山(ヨウテイザン)の旧称。
⇒ようていざん(羊蹄山)
しりべししちょう《しりべししちやう》
【後志支庁】
◇[日]Shiribeshi Shicho
○北海道南西部、積丹半島(シャコタンハントウ)とその基部の支庁。
支庁所在地:虻田郡(アブタグン)倶知安町(クッチャンチョウ)。
所属:余市郡(ヨイチグン)・古平郡(フルビラグン)・積丹郡(シャコタング
ン)・古宇郡(フルウグン)・岩内郡(イワナイグン)・虻田郡(アブタグン)・磯
谷郡(イソヤグン)・寿都郡(スッツグン)・島牧郡(シママキグン)の9郡。
◎1910(明治43)小樽支庁・岩内支庁・寿都支庁を併合して発足。
しりべしとしべつがわ《しりべしとしべつがは》
【後志利別川】
◇[日]Shiribeshitoshibetsu Gawa/Shiribeshi Toshibetsu
Gawa
○[地]北海道南西部の渡島半島(オシマハントウ)基部、檜山支庁(ヒヤマシ
チョウ)北部の瀬棚郡(セタナグン)を西流して日本海に注(ソソ)ぐ川。一
級河川。
しりや
【尻屋】
◇[日]Shiriya
○青森県下北郡(シモキタグン)東通村(ヒガシドオリムラ)の地名。
参照⇒かんだちめ(寒立馬)
◎「シリヤ」はアイヌ語で「絶壁の岬」の意味。
参照⇒しりやざき(尻屋崎)
しりやざき
【尻屋崎】
◇[日]Shiriya Zaki
○[地]青森県北東部、下北半島の北東端の岬。太平洋に突出し
ている。
「本州最涯(サイハテ)の地」の碑が立つ。
参照⇒しりや(尻屋)
◎緯度的には、下北半島の北西端の大間崎の方が北にあり、津
軽半島の龍飛崎(タッピザキ)とよりは北。
しりゅうたい《しりふたい》
【糸粒体】
◇[英]mitochondria
○[生]⇒みとこんどりあ(ミトコンドリア)
★じりゅうてっこう《じりうてつくわう》
【磁硫鉄鉱】
○[鉱]鉄と硫黄の化合物(FeS)を主成分とする鉱物。
「ピュロタイト([英]pyrrhotite)」,「ピロタイト([英]pyrrho-
tite)」,「ピュロタイン([英]pyrrhotine)」とも呼ぶ。
参照⇒てっこう(鉄鉱),じてっこう(磁鉄鉱)
しりょう《しりやう》
【死霊】
○(1)肉体から遊離した死者の霊魂(レイコン)。
⇔いきりょう(生き霊,生霊)
参照⇒こんぱく(魂魄)
◎ローマ神話:レムレース(lemures)。
○(2)特に、怨霊(オンリョウ)。
⇒おんりょう(怨霊)(1)
★しりょく
【視力】
◇[英]eyesight
○[医]眼で空間の物体の形やその存在を見分ける能力。
参照⇒らがんしりょく(裸眼視力),きょうせいしりょく(矯正
視力)
◎遠見視力:ランドルト環の視力表を5メートルの距離で測る。
近見視力:遠見の500分の30の大きさのランドルト環の視力
表を30センチメートルの距離で測る。学校の検査では行われて
いない。
参照⇒らんどるとかん(ランドルト環),すねれんしひょう(ス
ネレン視標)
しりる
【シリル】
◇[フ]silure
○[魚](フランス語で)ナマズ(鯰)。
⇒なまず(ナマズ,鯰)(1)
しりわ
【尻輪】
【後輪】
○⇒しずわ(後輪)
しりん
【歯輪】
◇[中]chilun
○[機]歯車の別称。
⇒はぐるま(歯車)(1)
[1]しーりんぐ
【シーリング】
◇[英]ceiling
○(1)[建]天井・天井板。
○(2)(転じて)上限・限界。
○(3)[経](価格・料金・賃金・予算などの)最高限度。特に、
公的規制で定められているもの。
○(4)[政]予算の概算要求枠・概算要求基準。
日本では、前年度予算額の一定比率内を上限に設定している。
○(5)[経]先進国が発展途上国からの輸入品の数量に一定の限
度を設定し、その範囲内までの輸入には特恵関税を適用して関
税を課しないこと。
◎1971(昭和46)からEC諸国が採用。
○(6)[空](飛行機の)上昇限界。
○(7)[空][気]地上から雲の底面(雲底)までの高さ。
「雲高(ウンコウ)」,「雲底高度」とも呼ぶ。
[2]しーりんぐ
【シーリング】
◇[英]sealing
○(1)密封・密閉・封着。
○(2)押捺(オウナツ)・捺印(ナツイン)。(転じて)調印。
◎シーリングインク(sealing ink)
○(3)封印(フウイン)。
参照⇒[1]しーる(シール)
◎シーリングワックス(sealing wax)
[3]しーりんぐ
【シーリング】
◇[英]sealing
○アザラシ狩り。
参照⇒[2]しーる(シール)
じーりんぐ
【ジーリング】
◇[英]jeering
○(英語で)野次(ヤジ)・冷やかし。
しりんくす
【シリンクス】
◇[英](単数形)syrinx/(複数形)syringes,syrinxes
○(1)[ギ神]([希]Surinx,[羅]Syrinx)牧神パン(Pan)が追い求
めた妖精(nymph)。
アシ(葦)([英]reed)に変身したので、パンはそのアシの茎で
笛を作った。
参照⇒[3]ぱん(パン)
○(2)[ギ神](転じて)牧神パンの笛。
○(3)[楽]パンパイプ(panpipe)。
⇒ぱんぱいぷ(パンパイプ)
○(4)[鳥]鳥類の発声器官。
⇒めいかん(鳴管)
○(5)[医]耳管(ジカン)。
⇒じかん(耳管)
★しりんごるそうげん《しりんごるさうげん》
【シリンゴル草原】
【錫林郭勒草原】
◇[中]Xiiinguole Caoyuan、[英]Xilin Gol Grassland
○[地]
◎1985(昭和60)自然保護区、設立。
しりんごるめい
【シリンゴル盟】
【錫林郭勒盟】
◇Xilingol Aimak/Xilin Gol Aimak、[中]Xiiinguole Meng、
[英]Xilingol Union
○中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)中北部の
行政地区(アイマク)。北部をモンゴル共和国に隣接。
行政所在地はシリンホト(Xilinhot)(錫林浩特)。
参照⇒うらがいしっち(烏拉盖湿地,烏拉蓋湿地)
〈面積〉
20万2,580平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)93万人。
◎エレンホト(二連浩特):北西部の市。
◎「ゴル(Gol)」はモンゴル語で「川」の意味。
しりんじ
【シリンジ】
◇[英]syringe
○(1)[医]注射器。特に、注射筒。
◎注射針は「ニードル(needle)」。
○(2)[医]洗浄器・潅腸器(カンチョウキ)。
○(3)スポイト。
⇒すぽいと(スポイト)
★しりんだー
【シリンダー】
◇[英]cylinder
○()円筒・円柱。
○()
○()リボルバー(回転式)ピストルの弾倉。
⇒だんそう(弾倉)
しりんどりかる
【シリンドリカル】
◇[英]cylindrical
○[形]円筒の、円筒形の。円柱の、円柱状の。
しりんどりかるすてっぷすかるぷちゃーきーぼーど
【シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー・キーボード】
◇[英]cylindrical step sculpture keyboard
○[計]キーのある段によってキーの上面が傾斜しているキーボ
ード。
側面からは弧状に凹み、全体では円筒の一部のように凹んで
いる構造のもの。
指で触れるとどの段にあるキーも同じ角度にある配置で、疲
れづらいとされる。
しりんどろいど
【シリンドロイド】
◇[英]cylindroid
○[数]楕円筒・楕円柱。
しりんほと
【シリンホト】
【錫林浩特】
◇Xilinhot/Xilin Hot、[中]Xilinhaote
○中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)中北部の
シリンゴル盟(錫林郭勤盟<Xiiinguole Meng>)の行政所在地。
〈面積〉
1万5,758平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)15万人。
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