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百 科 辞 書 《せれ》 編集:獨 澄旻
-------- せや --------------------------------------------------
★せれうきあ
【セレウキア】
◇Seleukia、[英]Seleucia
○(1)[歴]シリア王国のセレウコス一世(Seleukos I)がチグリ
ス川河畔に創建した都市。
BC. 312ころ、現在のバクダッドの北方に建設。
○(2)[歴]セレウコス一世がオロンテス川([英]the Orontes
River)河口ピエリア(Pieria)に建設した、首都アンティオキア
(Antiochia)の外港。
「セレウキア・ピエリア」とも呼ぶ。
せれうきあぴえりあ
【セレウキア・ピエリア】
◇Seleukia Pieria
○[歴]⇒せれうきあ(セレウキア)(2)
せれうこすちょう《せれうこすてう》
【セレウコス朝】
◇[英]Seleucid Dynasty
○[歴]ヘレニズム時代の西アジアにアレクサンドロス大王の部
将セレウコス一世(Seleukos I)が建てたシリア王国の王朝(BC.
312〜BC. 63)。
都はアンティオキア(Antiochia)。
★せれうすきん
【セレウス菌】
◇[学]Bacillus cereus
○[病]自然界に広く分布している土壌細菌の一種。
汚染された食品で増殖すると毒素を作り、熱に抵抗性があり、
摂取すると食中毒(下痢<ゲリ>や嘔吐<オウト>)を起こす。
せれが
【セレガ】
◇[登録商標]SELEGA
○[交]日野自動車(株)社製の大型観光バス。
せれくろす
【セレクロス】
◇[英]cerecloth
○(1)死体を包む蝋引き布。
「セレメント(cerement)」とも呼ぶ。
○(2)(英語で)経帷子。
⇒きょうかたびら(経帷子)
[1]せれす
【セレス】
◇Ceres
○(1)[ロ神]女神ケレス(Ceres)の英語名。
⇒けれす(ケレス)(1)
○(2)[天]最初に発見された小惑星。
小惑星中最大で、直径約1,000キロメートル。公転周期4.60
年。
◎1801(享和元)イタリアの天文学者ピアッチ(G.Piazzi)(1746
〜1826)が発見。
○(3)アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州中北部にあるス
タニスロース郡(Stanislaus County)の町。
[2]せれす
【セレス】
◇[羅]Seres
○[歴]古代のギリシア人・ローマ人による、中国人の呼称。
また、中国(漢)をセリカ(Serica)(絹の国)と呼んだ。
せれすたいと
【セレスタイト】
◇[英]celestite
○[鉱]⇒せれすてぃん(セレスティン)
★せれすてぃん
【セレスティン】
◇[英]celestine
○[鉱]ストロンチウム(Sr)の硫酸塩鉱物の一種。
分子式はSrSO4。
「セレスタイト(celestite)」,「天青石」とも呼ぶ。
◎ドイツ語:ツェレスティン(Zoelestin)。
イタリア語:チェレスティーナ(celestina)。
せれすと
【セレスト】
◇Cereste
○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)中央部にあるア
ルプドオートプロバンス県(Departement Alpes-de-Haute-Pro-
vence)の町。
せれな
【セレナ】
◇[登録商標]SERENA
○[交]日産自動車(株)のワンボックス・カー(ミニバン)。
スズキのランディ(LANDY)としてOEM提供。
せれなーた
【セレナータ】
◇[伊]serenata、[独]Serenade(セレナーデ)
○[楽]⇒せれなーで(セレナーデ)
せれなーで
【セレナーデ】
◇[独]Serenade、[フ]serenade(セレナード)、[伊]serenata
(セレナータ)
○(1)[楽]夜、恋人の家の窓下や窓辺で歌ったり、ギター・
マンドリンなどを奏(カナ)でたりする、甘く美しい歌や曲。
○(2)[楽]18世紀に始まった器楽形式の一つ。
管楽・弦楽・小管弦楽のための小規模な組曲。叙情的な甘い
調べの、簡素なものが多い。
「セレナード」,「セレナータ」,「小夜曲(サヨキョク)」,「夜曲(ヤキョク)」,
「シュテントヒェン(Staendchen,Standchen)」,「シュテンチェン」,
「セレネード([英]serenade)」とも呼ぶ。
せれなーど
【セレナード】
◇[フ]serenade、[独]Serenade(セレナーデ)
○[楽]⇒せれなーで(セレナーデ)
せれにうむ
【セレニウム】
◇[英]selenium、[独]Selen
○[化]⇒せれん(セレン)
せれにてぃー
【セレニティー】
◇[英]serenity
○(1)晴朗。静穏。のどけさ。
○(2)(心・人格などが)沈着。落ち着き。
○(3)(Serenity)(ヨーロッパ大陸で)殿下。
「ハイネス(Highness)」,「セリーン・ハイネス(Serene High-
ness)」とも呼ぶ。
★せれね
【セレネ】
◇Selene
○[ギ神]月の女神。ヒュペリオン(Hyperion)とテイア(Theia)
の娘。
◎ローマ神話の「ルナ(Luna)」に相当する。
せれーね
【セレーネ】
【SELENE】
◇[英]Selenological and Engineering Explorler
○[天]月周回衛星「かぐや」の正称。
⇒かぐや(かぐや)
せれねーど
【セレネード】
◇[英]serenade、[独]Serenade(セレナーデ)
○[楽]⇒せれなーで(セレナーデ)
せれのぐらふ
【セレノグラフ】
◇[英]selenograph
○[天]月面図。
せれのぐらふぃー
【セレノグラフィー】
◇[英]selenography
○[天]天文学の一分野。
月面の形状・地勢を観察し、月面図(selenograph)を作成し
て研究する学問。
「月理学」とも呼ぶ。
参照⇒せれのろじー(セレノロジー)
せれのろじー
【セレノロジー】
◇[英]selenology
○[天][地]天文学・地学の一分野。
月の表面や内部の物理的特性を研究する学問。
「月学」とも呼ぶ。
参照⇒げっしん(月震),せれのぐらふぃー(セレノグラフィー)
せれぶ
【セレブ】
○[俗](マスコミなどで)有名な・名高い。
◎セレブな人
◎英語の"celebrated"から。
せれぶらむ
【セレブラム】
◇[英]cerebrum
○(1)[医]脳。
○(2)[医]大脳。
⇒だいのう(大脳)
◎セレベラム(cerebellum):小脳。
せれぶれいしょん
【セレブレイション】
◇[英]cerebration
○(1)[医]大脳作用。
○(2)思考。
せれぶれーしょん
【セレブレーション】
◇[英]celebration
○(1)祝賀・称揚(ショウヨウ)。
○(2)祝典・祝賀会。
せれべす
【セレベス】
◇Celebes
○(1)[古][地]⇒すらうぇしとう(スラウェシ島)
○(2)[植]⇒あかめいも(カアメイモ,赤芽芋)
せれべすとう《せれべすたう》
【セレベス島】
◇[英]Celebes Island
○[古][地]⇒すらうぇしとう(スラウェシ島)
せれべむら
【セレベラム】
◇[英]cerebellum
○[医]小脳。
◎セレブラム(cerebrum):大脳。
せれぽっくがわ《せれぽつくがは》
【セレポック川】
◇[英]Serepoc River
○[地]⇒すれぽっくがわ(スレポック川)
せーれむ
【セーレム】
◇Salem
○⇒せーらむ(セーラム)
せれめんと
【セレメント】
◇[英]cerement
○(1)⇒せれくろす(セレクロス)
○(2)(英語で)経帷子。
⇒きょうかたびら(経帷子)
せれらじぇのみくす
【セレラ・ジェノミクス】
◇[登録商標]Celera Genomics
○[経]アメリカのバイオ情報会社。
本社はメリーランド州。
世界に先駆けてヒトゲノム(全遺伝情報)の解読に成功。
日本では武田薬品工業・山之内製薬などに自社のデータベー
スの利用権を与えている。
★せれん
【セレン】
◇[独]Selen
○[化]非金属元素(酸素族元素)の一つ。常温で固体。
元素記号は「Se」、原子番号は34。
栄養素としては、欠乏すると心筋障害を招く。
英語名は「セレニウム(selenium)」。
せれんががわ《せれんががは》
【セレンガ川】
◇[露]Reka Selenga
○[地]⇒せれんげがわ(セレンゲ川)
せれんげ
【セレンゲ】
◇Selenge
○(1)[地](Selenge Gol)⇒せれんげがわ(セレンゲ川)
○(2)(Selenge Aimag)⇒せれんげけん(セレンゲ県)
★せれんげがわ《せれんげがは》
【セレンゲ川】
◇[モンゴル語]Selenge Gol、[英]Selenge River
○[地]モンゴル国(外モンゴル)中北部を発源してロシアの東シ
ベリアへ流れる川。全長約1,000キロメートル。
モンゴルのハンガイ山脈(Hangayn Nuruu)を源とするイデル
川(Ideriyn Gol)・チョロート川(Chuluut Gol)・デルゲルムル
ン川(Delger Moron Gol)の支流をあわせてセレンゲムルン川
(Selenge Moron Gol)となり、さらにオルホン川(Orhon Gol)を
合流してロシアのブリヤーチア共和国に入り、さらにバイカル
湖に注(ソソ)ぐ。
ロシア語名では「セレンガ川(Reka Selenga)」と呼ぶ。
参照⇒おるほんがわ(オルホン川,オルホン河)
せれんげけん
【セレンゲ県】
◇[モンゴル語]Selenge Aimag/Selenge Aymag、[英]Selenge
province
○モンゴル国北部の県。
県都はスフバートル(Suhbaatar)。
〈面積〉
4万1,100平方キロメートル。
〈人口〉
1989(昭和64)8万7,000人(1月5日現在)。
2000(平成12)9万9,950人(1月5日現在)。
せれんげてぃこくりつこうえん《せれんげちこくりつこうゑん》
【セレンゲティ国立公園】
◇[英]Serengeti National Park、[フ]Parc National Seren-
geti
○タンザニア北部のセレンゲティ平原(Serengeti Plain)にあ
る国立公園。
ビクトリア湖(Lake Victoria)南東方に位置するサバンナ地
帯。35種を超える野生動物300万頭や、350種を超える鳥類など
が生息する。
〈面積〉
1万4,763平方キロメートル。
◎1951(昭和26)開園。
1981(昭和56)世界自然遺産に登録。
せれんでぃっぶ
【セレンディッブ】
◇[アラビア語]Serendib
○[古]アラビア人からのスリランカの古称。
⇒すりらんか(スリランカ)
せれんでぃぴてぃ
【セレンディピティ】
◇[英]serendipity
○思わぬものを事故や偶然によって得られる発見。また、その
掘り出す才能・能力。
参照⇒いんしでんと(インシデント)(4)
◎イギリス人ホレス・ウォルポール(Horace Walpole)(1717〜
1797)が、『セレンディプの3人の王子(The Three Princes
of Serendip)』という伽噺(トギバナシ)に登場するセイロン(現:
スリランカ)の王子3人が、旅をして探してもいない宝物を偶
然に発見する物語を読み、1754(宝暦 4)造語。
せれんでぃぶ
【セレンディブ】
◇[アラビア語]Serendib
○[古]アラビア人からのスリランカの古称。
⇒すりらんか(スリランカ)
[1]せろ
【セロ】
◇[西]celo
○(スペイン語で)嫉妬。
⇒しっと(嫉妬)
[2]せろ
【セロ】
◇[西]cerro
○(スペイン語で)丘([英]hill)・山([英]mountain)。
◎イタリア語の"cerro(チェッロ)"は「トルコオーク([英]Tur-
key oak)」のこと。
せろー
【セロー】
◇[英]serow
○[哺]山岳・高山に生息するレイヨウ(羚羊)。
参照⇒れいよう(レイヨウ,羚羊)
◎ジャパニーズ・セロー(Japanese serow):⇒にほんかもしか
(ニホンカモシカ,日本羚羊,日本氈鹿)
ぜろ
【ゼロ】
◇[英]xero-
○[接頭辞]「乾燥」を表す語形成要素。
◎母音の前では"xen-"。
◎ゼロストミア(xerostomia):⇒こうくうかんそうしょう(口
腔乾燥症)
ゼロフサルミー(xerophthalmy)/ゼロフサルミア(xeroph-
thalmia):眼球乾燥症。
ゼロダーマ(xeroderma):皮膚乾燥症。
ゼロファイト(xerophyte):⇒かんせいしょくぶつ(乾生植物)
★ぜろ
【ゼロ】
【0】
◇[英]zero
○(1)[数]任意の数に加えても、また引いても、もとの数を変
えないような数。
◎5〜6世紀ころ、インド人が発見した概念。
○()
せろあすーるさん
【セロアスール山】
◇[西]Cerro Azul(青い丘)、[英]Cerro Azul Volcano
○[地]東太平洋の赤道直下のガラパゴス諸島(Islas Galapagos)
の主島イサベラ島(Isla Isabela)の南西部にある活火山。標高
1,690メートル。
◎1998. 9.(平成10)噴火。
2008. 5.29(平成20)噴火。
ぜろあわー
【ゼロアワー】
◇[英]zero hour
○(1)[軍]作戦開始時刻・予定行動開始時刻。
参照⇒でぃでー(Dデー)(1)
○(2)(ロケットなどの)発射時刻。
○(3)危機。決定的瞬間。
○(4)[経]能率の最も低下する時刻。
○(5)[放]⇒ぜろあわーしすてむ(ゼロアワー・システム)
ぜろあわーしすてむ
【ゼロアワー・システム】
◇[英]zero hour system
○[放]24時間中、休みなく放送を続けること。
「ゼロアワー」とも呼ぶ。
ぜろさぷれす
【ゼロサプレス】
◇[英]zero suppression
○[計]数値をディスプレーに表示するとき、または紙に印字す
るとき、最上位から始まる意味のないゼロ(零)の並びを空白
(スペース)に置き換えて見やすくすること。
「ゼロ抑制」とも呼ぶ。
ぜろさん
【03】
【〇三】
○[通]⇒れいさん(03,〇三)
ぜろすとみあ
【ゼロストミア】
◇[英]xerostomia
○[病]⇒こうくうかんそうしょう(口腔乾燥症)
ぜろぜろいれぶん
【0011】
◇[英]The Man from U.N.C.L.E.
○[TV]⇒だぶるおーいれぶんなぽれおんそろ(0011ナポ
レオン・ソロ)
ぜろぜろせぶん
【007】
○[文][映]⇒だぶるおーせぶん(007)
ぜろぜろないんわん
【009ノ1】
○[漫]石ノ森章太郎のSFスパイ漫画。
参照⇒さいぼーぐぜろぜろないん(サイボーグ009)
◎1967〜1970(昭和42〜昭和45)『週刊漫画アクション』(双葉
社)に連載。
◎「くノ一」は「女の忍者」の別称。
ぜろせん
【ゼロ戦】
【零戦】
◇[英]zero fighter
○[歴][軍]⇒れいしきかんじょうせんとうき(零式艦上戦闘機)
★ぜーろたい
【ゼーロタイ】
◇[英]Zealots
○[歴]古代メーマ時代、ユダヤの熱狂的な民族主義集団。
彼らはイエスを民族独立運動の指導者と見た。
「熱心党」とも呼ぶ。
ぜろだーま
【ゼロダーマ】
◇[英]xeroderma
○[病]皮膚乾燥症・乾皮症。
「ゼロダーミア(xerodermia)」,「ゼロダミア」とも呼ぶ。
極端なものは「魚鱗癬(ギョリンセン)(ichthyosis)」と呼ぶ。
参照⇒ぎょりんせん(魚鱗癬)
◎ゼロフサルミア(xerophthalmia):眼球乾燥症。
ぜろだみあ
【ゼロダミア】
◇[英]xerodermia
○[病]⇒ぜろだーま(ゼロダーマ)
ぜろだーみあ
【ゼロダーミア】
◇[英]xerodermia
○[病]⇒ぜろだーま(ゼロダーマ)
ぜろっくす
【ゼロックス】
【Xerox】
○(1)[経](Xerox Corporation)アメリカの事務用品大手販売会
社。
○(2)ゼロックス社製の複写機。ゼログラフィー(Xerography)
(電子写真)の原理を用いた普通紙複写機。
せろっぽう
【千六本】
○[料]⇒せんろっぽん(千六本,繊六本)
せろてっくす
【セロテックス】
◇[登録商標]Celotex
○[建]木粉や砂糖キビの絞りカス(バガス)などの植物繊維質を
膠着剤(コウチャクザイ)とともに高温・高圧下で圧縮して固め、板状
に作ったインシュレーション・ボード(insulation board)。
断熱材・防音材などの建材として用いる。
参照⇒ばがす(バガス)
せろでぱすこ
【セロデパスコ】
◇[西]Cerro de Pasco(パスコの丘)
○南アメリカ、ペルー中央部にあるパスコ県(Departamento de
Pasco)の県都。
南緯10.69°、西経76.27°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)6万6,400人。
1993(平成 5)6万2,700人。
2002(平成14)6万5,700人。
[1]せろてーぷ
【セロテープ】
◇[登録商標]Sellotape
○(1)イギリスのセロファンテープの製造会社。
○(2)(1)のセロファンテープの商品名。
○(3)(cellotape)イギリスで、セロファンテープの一般名。
◎アメリカでも商品名で「スコッチテープ(Scotch tape)」と呼
ぶ。
[2]せろてーぷ
【セロテープ】
◇[登録商標]Cellotape
○ニチバン社製のセロファンテープの商品名。
◎1948. 6.(昭和23)日絆薬品工業株式会社(現:ニチバン株式会
社)から発売。
せろとにん
【セロトニン】
◇[英]serotonin、[独]Serotonin(ゼロトニン)
○[生化]トリプトファンの代謝産物で、神経伝達物質の一種。
哺乳類(ホニュウルイ)の血小板・血清・胃粘膜、頭足類(トウソクルイ)の
唾液腺(ダエキセン)などに含まれ、血管・平滑筋収縮の作用をもつ
化学伝達物質。視床下部・大脳辺縁系の脳神経のシナプス小胞
に多くに含まれ、中枢神経シナプスの刺激伝達物質と考えられ
ている。
この物質が少なくなると睡眠時間が減少する。また、感情障
害を起し、セロトニン欠乏は鬱病(ウツビョウ)の一因となっている。
「5−ヒドロキシトリプタミン(5-hydroxytryptamine)」とも
呼ぶ。
◎セロトニン合成酵素:トリプトファンヒドロキシラーゼ(Try-
ptophan Hydroxylase)。
◎女性はもともと男性より少なく、月経前にはさらに減少し、
イライラしやすくなる。
◎幻覚剤LSDはセロトニンと類似の構造で、セロトニン受容
体と結合して神経伝達を攪乱する。
参照⇒えるえすでぃ(LSD)
ぜろとにん
【ゼロトニン】
◇[独]Serotonin、[英]serotonin
○[生化]⇒せろとにん(セロトニン)
ぜろとれらんす
【ゼロトレランス】
◇[英]zero tolerance
○(1)[教](zero-tolerance policy)⇒ぜろとれらんすせいさく
(ゼロトレランス政策)
○(2)寛容さゼロ・情状酌量(ジョヴショウ・シャクリョウ)の余地(ヨチ)なし。
○(3)毅然(キゼン)とした態度。
ぜろとれらんすせいさく
【ゼロトレランス政策】
◇[英]zero-tolerance policy
○[教]アメリカの学校で行われた、麻薬・銃・暴力などに対し
て情状酌量(ジョヴショウ・シャクリョウ)を認めない厳格な生徒指導方針。
学校が明確な罰則規定を定めた行動規範を生徒・保護者に提
示し、破った生徒には責任をとらせ、罰則・反省などの体験に
より、立ち直りを指導する。
◎1997(平成 9)クリントン大統領が呼びかけて浸透。
せろーの
【セローノ】
【Serono】
○[経]スイスのバイオテクノロジー企業。
せろはん
【セロハン】
◇[フ]cellophane
○⇒せろふぁん(セロファン)
せろはんてーぷ
【セロハンテープ】
◇[英]cellophane tape
○(1)⇒[1]せろてーぷ(セロテープ)
○(2)⇒[2]せろてーぷ(セロテープ)
ぜろふぁいと
【ゼロファイト】
◇[英]xerophyte
○[植]⇒かんせいしょくぶつ(乾生植物)
★せろふぁん
【セロファン】
◇[フ]cellophane
○木材パルプから製する透明のセルロース薄膜。
木材パルプを水酸化ナトリウムと二硫化炭素で処理したビス
コース(viscose)を細長い隙間から酸性の凝固液中に押しだし
て固めた薄紙状のもの。
「セロハン」とも呼ぶ。
参照⇒ぐらしんし(グラシン紙)
◎1908(明治41)スイスのブランデンベルガー(Jacques Edwin
Brandenberger)が発明。
〈ビニール類との違い〉
燃やすと紙と同様の灰になり、悪臭はない。
切り端を手の平に乗せると、手の湿気を吸ってまるまり、生
きているような動きをする。
◎英語:セロフェイン(cellophane)。
スペイン語:セロファン(celofan)。
ドイツ語:ツェロファン(Zellophan)。
せろふぁんてーぷ
【セロファンテープ】
◇[英]cellophane tape
○(1)⇒[1]せろてーぷ(セロテープ)
○(2)⇒[2]せろてーぷ(セロテープ)
ぜろふさるみー
【ゼロフサルミー】
◇[英]xerophthalmy
○[病]⇒ぜろふさるみあ(ゼロフサルミア)
ぜろふさるみあ
【ゼロフサルミア】
◇[英]xerophthalmia
○[病]眼球乾燥症。
ビタミンAの欠乏による。
「ゼロフサルミー(xerophthalmy)」,「ゼローマ(xeroma)」とも
呼ぶ。
◎ゼロダーマ(xeroderma):皮膚乾燥症。
ぜろーま
【ゼローマ】
◇[英]xeroma
○[病]⇒ぜろふさるみあ(ゼロフサルミア)
ぜろよくせい
【ゼロ抑制】
◇[英]zero suppression
○[計]⇒ぜろさぷれす(ゼロサプレス)
★せろり
【セロリ】
◇[英]celery、[学]Apium graveolens var. dulce
○[植][農]セリ目(Apiales)セリ科(Apiaceae)オランダミツバ
属(Apium)の一年草または越年草。
軟白した葉柄を食用にする野菜。
「セロリー」,「セルリ」,「セルリー」,「オランダミツバ(和蘭三
葉・塘蒿)」,「キヨマサニンジン(清正人参)」とも呼ぶ。
◎変種:参照⇒せろりあーく(セロリアーク)
レタスとの交配種(celtuce):⇒せるたす(セルタス)
◎スペイン語:アピオ(apio)。
せろりー
【セロリー】
◇[英]celery
○[植][農]⇒せろり(セロリ)
せろりあーく
【セロリアーク】
◇[英]celeriac、[学]Apium graveolens var. rapaceum
○[植][農]セリ目(Apiales)セリ科(Apiaceae)オランダミツバ
属(Apium)の一年草または越年草。セロリの変種。根菜。
地上部はセロリに似て、根はカブに似る。
根にもセロリの香りがあり、生のまま、または煮て食べる。
旬は冬。
「セロリアック」,「根(ネ)セロリ」,「芋(イモ)セロリ」とも呼ぶ。
◎フランス語:セルリラブ(celeri-rave)。
イタリア語:セダノラーパ(sedano rapa)。
スペイン語:アピオナーボ(apio-nabo)。
せろりあっく
【セロリアック】
◇[英]celeriac(セロリアーク)
○[植][農]⇒せろりあーく(セロリアーク)
せろろぎー
【セロロギー】
◇[独]Serologie
○[医]血清学。
◎血清は「ゼールム(Serum)」。
ぜろろく
【06】
【〇六】
○[通]⇒れいろく(06,〇六)
せろろじー
【セロロジー】
◇[英]serology
○[医]血清学。
◎血清は「シーラム(serum)」。
せわじょめう《せわぢやらう》
【世話女郎】
○[歴]番頭新造の別称。
⇒ばんとうしんぞう(番頭新造)
せわーどはんとう《せわーどはんたう》
【セワード半島】
◇[英]Seward Peninsula
○[地]北アメリカ大陸北西端部のアラスカ半島(Alaska Penin-
sula)の、ベーリング海峡(Bering Strait)に面する半島。
先端部にヨーク山脈(York Mountains)、南部にキグルアイク
山脈(Kigluaik Mountains)がある。
北部をコツェブー湾(Kotzebue Sound)、北西部をチュクチ海
(Chukchi Sea)、南部をノートン湾(Norton Sound)、南西部を
ベーリング海(Bering Sea)に面し、シベリアのチュコト半島
(Chukot Peninsula,[露]Chukotskiy Poluostrov)に対峙する。
せわりばおり
【背割羽織】
○[服]⇒ぶっさきばおり(打裂羽織)
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